一夏「駄目だ。便秘をなめちゃいけないぞセシリア」
一夏「消化器系の問題はいずれ全身のトラブルにつながるからな」
セシリア「だからといって殿方に浣腸をされるなんて…んっ、や、やめてくださいましっ!」
一夏「ちょっとだけ!さきっちょだけだから!」ツプッ
セシリア「んあっ!!」
一夏「まずは500mlな」チュー
セシリア「は、入ってきますわっ……」
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15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:14:08.65:I+p4ByWg0
セシリア「んん~~~~っ///」ブピッ
一夏「我慢しなくていいぞ?おなか押そうか?」グッグッ
セシリア「ちょ、一夏さんっ……!ほんとにもう……だめっ!!」ブブピッ
一夏「我慢しなくていいって。医療行為なんだから恥ずかしがっちゃだめ」
セシリア「は、恥ずかしいものは恥ずかしいんですわっ!!」ブブッ
一夏「んー、もう一本くらい入れた方がいいのかなぁ」
セシリア「ま、お待ちになって…くだs……ひゃああああ!!!!」
一夏「ほいっと」ツプッ チュー
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:18:23.44:I+p4ByWg0
セシリア「ひゃあああああ!!!!!」ガクガクガク
一夏「いいかセシリア、浣腸には刺激物がはいってるんだ」
セシリア「い、い、い、一夏さん何を」
一夏「腸には少し刺激が強い。だからこうやって体内からだそうと……」
一夏「排便を促すっ!!」ググッ
セシリア「も、……だめっ……あ、あああ、あ……ああああああああああ!!!!!!!」
ブブッ ブバッ ブバババババッ ブブッ
セシリア「だめぇええええ!!!!!!!」
ビュビュッ ビュバババババババッ
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:26:33.02:I+p4ByWg0
セシリア「うぅ、うぅぅ………」ヒック
一夏「よく頑張ったなセシリア。よしよし」ナデナデ
セシリア「う、うわぁあああああ!!!!!」
一夏「泣くなよ……アレ以上貯めたらほんとに大変な事になってたぞ?」
セシリア「だ、だからといってこんな……女性の医務の方に頼んでも……!!」
一夏「駄目だっ!」バンッ
セシリア「ひっ」
一夏「俺はセシリアが本気で心配なんだ。大学の実習程度しか修了していない高校の保健医なんて……」
一夏「まったく信用できん!!」
セシリア「い、一夏さん……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:31:47.10:I+p4ByWg0
一夏「よし、もう授業も終わりだからついでに今後のプランを立てていこう」ガララ
セシリア「一夏さん?そこは使われていない教室で立ち入り禁止では……」
一夏「だからさ」キュッ
一夏「よしセシリア、黒板にここ二週間の食事についてできるだけ詳細に書いてくれ」
セシリア「え?え?」
一夏「便秘の原因は生活習慣、特に食生活と運動量に負う所が大きい」
セシリア「はぁ」
一夏「まずは現状の把握からだ。さっ」
セシリア「……」キュキュッ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:39:02.45:I+p4ByWg0
一夏「ふむ……」
セシリア「ど、どうですか?一夏さん」
一夏「はっきり言うとあまりバランスはよくないな」
セシリア「ぐっ」
一夏「肉類が中心の食生活、野菜は豆がメインであとは付け合せばかりか」
一夏「さらに肉料理はこってりしたソースをたっぷりつけたソテー……」
セシリア「ぐぐっ」
一夏「…………セシリア、ちょっと体重量ってみようか」
セシリア「いやあああああああ!!!!!!!!!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:43:57.85:I+p4ByWg0
セシリア「うぅぅう……」
一夏「むぅ……欧米人は日本人に比べて筋組織が多いとは言え」
一夏「まさかこの身長で体重がr」
セシリア「わあああああああああああああああああ」
一夏「ちょ、落ち着けセシリア」
セシリア「どうせわたくしはデブですわあああああ!!!!!!」
一夏「まぁまぁ」
一夏「それについても少しずつ改善していこうぜ」ニコッ
セシリア「一夏さん……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:49:03.89:I+p4ByWg0
一夏「まず食生活。これは俺が三食作ることで改善しよう」
セシリア「い、一夏さんの手作りですかっ!?」
一夏「もちろんだ」
セシリア「いいんですの?」
一夏「当たり前だろ。次に運動は放課後の訓練で……」
セシリア(思わぬところで一夏さんの手料理が……)
一夏「水分補給はなるべくたっぷりと、睡眠時間は6時間で充分だができるだけ規則正しく」
セシリア(これはチャンス……!?)
一夏「まずは徐々に摂取カロリーを絞っていこう。そうだな、まずは三ヶ月プランで」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:51:14.39:8p5Zbuz2O
----------------
鈴「あれれ?なんかセシリア……変わった?」
セシリア「? どういうことですの?」
鈴「いやなんというか…久しぶりに見たら肌が……」
セシリア「??」
箒「毎日顔をあわせていると良くわからないが……」
シャル「言われてみると確かに肌の艶がいいね」
セシリア「え?そ、そうでしょうか……///」
箒「うむ。こころなしか髪も美しくまとまっているように見える」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:56:41.73:I+p4ByWg0
セシリア(も、もしかして一夏さんとの生活改善の効果がもう……)
鈴「ちょっと何したのよ。アタシにも教えてよ」
シャル「秘密の美容法?僕も知りたいな」
箒「わ、私も今後の参考に……」
セシリア「えーと、その……」
一夏「セシリア!!」
セシリア「一夏さん!」
一夏「行こうぜ。時間が押してる」
セシリア「あ、はい!」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:02:14.29:I+p4ByWg0
タタタタタタッ
シャル「………あ、あはははは。なんかいい雰囲気だったね」
鈴「ちょっと箒!あれはどういう事よ!」
箒「私に聞くな!」
シャル「まぁまぁ。二人でISの訓練だと……」
ラウラ「ふむ」ピョコッ
鈴「ら、ラウラ!?」
ラウラ「単なる訓練かと思っていたが……何かウラがありそうだな」
ラウラ「どれ、私も合流するとしよう」トテテテテ
鈴「あ、アタシもいく!」
箒「私もだ!」
シャル「…………ぼ、僕もいこっかな」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:07:24.59:I+p4ByWg0
一夏「はっ!!はっ!!」ガイン ガイン
セシリア「いい動きですわ一夏さん!うまく相手の懐に飛び込めてますわよ!」
一夏「そ、その割りには振り回されてる気が」ガキンッ
セシリア「当然ですわっ!まだまだIS初心者には負けませんわ……よっ!!」バシュッ
一夏「うわっ!!!」ボンッ
ショウシャ セシリア・オルコット!
-------------------------
箒「……ただの模擬戦闘のようだが」
鈴「ほんとね」
シャル「一夏も結構強くなってるなぁ」
ラウラ「あまり効率的な訓練とは言えないが」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:12:23.79:I+p4ByWg0
セシリア「少し休憩にしましょうか」
一夏「はぁはぁ……すまんセシリア、俺のほうが先にへばっちゃって」
セシリア「かまいませんわ。目的は適度な運動ですもの」
一夏「んーー、まぁ目標のカロリーは消費できたかなぁ」
セシリア「良かったですわ。では、わたくしシャワーを……」フワッ キラキラッ
一夏「せ、セシリア……!」
セシリア「? なんですの?」
一夏「…………いやなんでもない」
セシリア「ふふ、変な一夏さんですわね」ファサッ ファサッ
一夏(この短時間でこれほど美しい髪を取り戻すなんて……さすがセシリアだぜ)ゴクリッ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:16:30.00:I+p4ByWg0
ラウラ「む、どうやらトレーニングは終わりのようだな」
鈴「ほんとだ」
シャル「なんだか普通にISの練習してただけだったね」
箒「あれが美容法か?」
シャル「んー、何か他に秘密があるのかも」
箒「そういえば最近あまり一夏の姿を見かけないと思っていたが」
ラウラ「セシリアもあまり見ないな」
ラ鈴シ箒『…………………』
鈴「あしたから尾行ね」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:26:30.64:I+p4ByWg0
一夏「生の野菜にも火を通した野菜にもいいところがある」ジュワワワッ
一夏「問題はバランスだよ」
セシリア「なるほど」
一夏「というわけでまず前菜だ」コトッ
セシリア「いつもながら美味しそうですわね……」ゴクリ
一夏「油は控えめ。ボイルした野菜をあっさりしたソースに絡めただけだからな」
セシリア「いただきまーす」
一夏「たくさん食べてくれ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:27:35.57:I+p4ByWg0
箒「一夏のやつ……また食堂にいないのか」キョロキョロ
ラウラ「おい、席をとれたぞ」
箒「あ、うん。今行く」
箒(セシリアも……いない、か)
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:38:51.48:I+p4ByWg0
----------------大浴場
シャル「ねーねー、セシリアって最近食堂に来ないけどどこで食事してるの?」シャワシャワ
セシリア「あ、それは……」
箒「…………一夏もいないが?」
ラウラ「二人で何かしているのか?」ワシャワシャ
セシリア「あ……う、……」
箒「答えられない事でもあるのか?ん?」
セシリア「いえその……」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:43:10.80:I+p4ByWg0
シャル「………………」ツンツン
セシリア「ひゃあああああ!!!しゃ、シャルロットさんっ!?一体何を……」
シャル「あ、ごめんごめん。最近セシリアってほんとに綺麗だなと思って」
箒「ほんとに、こうして見るととても美しいな」
箒「この体……」ツンツン
セシリア「ひゃあああああ!!!!!」
箒「一夏が何かしたんじゃないのか?どうなんだ?」ツンツン
ラウラ「髪も凄いな……」サワッ
セシリア「ひゃあああああ!!!!」キラキラキラッ
シ箒ラ「……………」ゴクリ サワサワサワ
セシリア「わ、わかりました!!言いますから!!もうやめ……ひゃっ!!駄目ですって…ばぁ!!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:48:39.39:I+p4ByWg0
コンコン
一夏「おう、いいぞセシリア!」
ギィッ …バタン
一夏「おそかっt…てあれ?」
箒「やぁ一夏。その、なんだ……セシリアばかりマッサージするのはどうかと思う!」
ラウラ「そうだぞ。仮にも私の嫁という自覚がだな」
シャル「き、来ちゃった」テヘ
セシリア「ごめんなさい一夏さん~~~」
一夏「…………ま、しょうがないか」アハハ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:53:48.81:I+p4ByWg0
ラウラ「で、なぜ鳳まで来ているんだ」
鈴「うるさいわねっ!いいじゃない、専用機持ちなんだし」
一夏「まぁまぁ。順番にマッサージしてやるからまずはそれに記入してろよ」
箒「い、一夏。この体重欄はやはり空白では……」
一夏「だめだめ。みんなに最適のプランを考えたいんだ。正直に全部記入してくれよ」モミモミ
セシリア「んあっ……い、一夏さん、そこ痛いですわっ……」ピクピクッ
一夏「セシリアは少し腹直筋が弱いみたいだな。欧米人には珍しく猫背気味だ」モミッ
セシリア「あぁぁあ!!!」ビクッ
一夏「おっとすまん。もう少し優しくいくよ」サワサワッ
セシリア「あっ…んっ……あっあっ…!!」ピクピクピクッ
シラ箒鈴「………………」ゴクリ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:55:09.30:D6l+4C6d0
一夏「ほい、次は……箒にしよっか」ポン
セシリア「あっ……」ビクッ
箒「よ、よろしく頼む」トサッ…
一夏「……あー、うつ伏せになってくれるか?」
箒「あ、ああああすまん!こうだな!」ゴロン
一夏「よしよし……よいしょっと」モミッ
箒「あんっ……!」
一夏「お!良い筋肉だなぁ……さすが箒だ」モミッモミッ
箒「んぁっ!!はんっ!!」ビクビクッ
鈴(こ、これもう出来上がってるんじゃないの?)ツンツン
セシリア「………っ…っ♪♪」ビクッ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:01:42.27:I+p4ByWg0
--------------一ヶ月後
セシリア「おはようございます、みなさん」フワッ
『えっ…』
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:04:37.05:I+p4ByWg0
『なにこの良い匂い』
『セシリアさんっ?』
『最近さらに美しく……』
セシリア「失礼しますわ」トテトテ フワッ キラキラキラッ
『ご、ゴージャス……』
箒「おはよう、前を失礼するぞ」キラッ キラッ
『えっ!?篠ノ之さん!?』
『篠ノ之さんってあんなに可愛かった?』
『セシリアの金髪との対比で美しい黒髪が……!』
箒「おはよう…ああ、おはよう」スタスタ フワッ キラキラキラッ
『せ、セクシー……』
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:05:15.53:jd76QNW60
ガララッ
シャル「でねー、その本がすっごく面白いんだよ」キラキラッ
ラウラ「ほう。今度読んでみるか」パアァアアッ
『うっ……あの二人、可愛すぎて直視できないっ』
『どういうこと!?』
『うぅ……勝ち目ゼロ……』
シャル「あ、おはようみんなー」キララッ キララッ
ラウラ「ん、おはよう。」パァッ
セシリア「おはようございます」キッラァアアッ!
箒「おはよう」キラララッ
『なんなのいったいいい!!!!!』
『専用機持ちに何が……』
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:20:06.49:I+p4ByWg0
<キャアアアアア!!!カワイイイイ!!!
『ちょ、二組でも……』
『鳳さんが凄く可愛くなってるんだって!!』
『なになに!?なんなのっ!?』
『ちょっとわたし見てくるわ!』
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:34:28.39:I+p4ByWg0
『織斑せんせー!原稿オネガイシマス!』
『今度美容番組出演の依頼が……』
『うちのコスメサロンで講演をお願いできませんか?』
一夏「はいはい……よいしょっと」
セシリア「うふふ……大変ですわねアナタ」フワッ キラッ
一夏「うん、まぁ仕事だからな」
セシリア「あまり無理はなさらないで下さいね?」キラキラッ
一夏「ああ。じゃあ行って来るよ」チュッ
セシリア「いってらっしゃい」チュッ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:39:00.39:I+p4ByWg0
一夏「今俺は美容研究家としてTVコメンテーターや本の執筆をやっている」
一夏「男で唯一ISを操れる俺だが結局全然別の道にすすんでしまった」
一夏「それでも俺は今の暮らしに満足している」
一夏「美しい妻と二人のこどもに囲まれ幸せな毎日」
一夏「これ以上の幸せはないだろ?」
一夏「……それじゃ、今日も仕事に向かいますかっ」
fin
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:42:17.10:8p5Zbuz2O
セシリア「んん~~~~っ///」ブピッ
一夏「我慢しなくていいぞ?おなか押そうか?」グッグッ
セシリア「ちょ、一夏さんっ……!ほんとにもう……だめっ!!」ブブピッ
一夏「我慢しなくていいって。医療行為なんだから恥ずかしがっちゃだめ」
セシリア「は、恥ずかしいものは恥ずかしいんですわっ!!」ブブッ
一夏「んー、もう一本くらい入れた方がいいのかなぁ」
セシリア「ま、お待ちになって…くだs……ひゃああああ!!!!」
一夏「ほいっと」ツプッ チュー
セシリア「ひゃあああああ!!!!!」ガクガクガク
一夏「いいかセシリア、浣腸には刺激物がはいってるんだ」
セシリア「い、い、い、一夏さん何を」
一夏「腸には少し刺激が強い。だからこうやって体内からだそうと……」
一夏「排便を促すっ!!」ググッ
セシリア「も、……だめっ……あ、あああ、あ……ああああああああああ!!!!!!!」
ブブッ ブバッ ブバババババッ ブブッ
セシリア「だめぇええええ!!!!!!!」
ビュビュッ ビュバババババババッ
セシリア「うぅ、うぅぅ………」ヒック
一夏「よく頑張ったなセシリア。よしよし」ナデナデ
セシリア「う、うわぁあああああ!!!!!」
一夏「泣くなよ……アレ以上貯めたらほんとに大変な事になってたぞ?」
セシリア「だ、だからといってこんな……女性の医務の方に頼んでも……!!」
一夏「駄目だっ!」バンッ
セシリア「ひっ」
一夏「俺はセシリアが本気で心配なんだ。大学の実習程度しか修了していない高校の保健医なんて……」
一夏「まったく信用できん!!」
セシリア「い、一夏さん……」
一夏「よし、もう授業も終わりだからついでに今後のプランを立てていこう」ガララ
セシリア「一夏さん?そこは使われていない教室で立ち入り禁止では……」
一夏「だからさ」キュッ
一夏「よしセシリア、黒板にここ二週間の食事についてできるだけ詳細に書いてくれ」
セシリア「え?え?」
一夏「便秘の原因は生活習慣、特に食生活と運動量に負う所が大きい」
セシリア「はぁ」
一夏「まずは現状の把握からだ。さっ」
セシリア「……」キュキュッ
一夏「ふむ……」
セシリア「ど、どうですか?一夏さん」
一夏「はっきり言うとあまりバランスはよくないな」
セシリア「ぐっ」
一夏「肉類が中心の食生活、野菜は豆がメインであとは付け合せばかりか」
一夏「さらに肉料理はこってりしたソースをたっぷりつけたソテー……」
セシリア「ぐぐっ」
一夏「…………セシリア、ちょっと体重量ってみようか」
セシリア「いやあああああああ!!!!!!!!!」
セシリア「うぅぅう……」
一夏「むぅ……欧米人は日本人に比べて筋組織が多いとは言え」
一夏「まさかこの身長で体重がr」
セシリア「わあああああああああああああああああ」
一夏「ちょ、落ち着けセシリア」
セシリア「どうせわたくしはデブですわあああああ!!!!!!」
一夏「まぁまぁ」
一夏「それについても少しずつ改善していこうぜ」ニコッ
セシリア「一夏さん……」
一夏「まず食生活。これは俺が三食作ることで改善しよう」
セシリア「い、一夏さんの手作りですかっ!?」
一夏「もちろんだ」
セシリア「いいんですの?」
一夏「当たり前だろ。次に運動は放課後の訓練で……」
セシリア(思わぬところで一夏さんの手料理が……)
一夏「水分補給はなるべくたっぷりと、睡眠時間は6時間で充分だができるだけ規則正しく」
セシリア(これはチャンス……!?)
一夏「まずは徐々に摂取カロリーを絞っていこう。そうだな、まずは三ヶ月プランで」
オカン系男子の本領発揮やで
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 16:52:14.54:I+p4ByWg0----------------
鈴「あれれ?なんかセシリア……変わった?」
セシリア「? どういうことですの?」
鈴「いやなんというか…久しぶりに見たら肌が……」
セシリア「??」
箒「毎日顔をあわせていると良くわからないが……」
シャル「言われてみると確かに肌の艶がいいね」
セシリア「え?そ、そうでしょうか……///」
箒「うむ。こころなしか髪も美しくまとまっているように見える」
セシリア(も、もしかして一夏さんとの生活改善の効果がもう……)
鈴「ちょっと何したのよ。アタシにも教えてよ」
シャル「秘密の美容法?僕も知りたいな」
箒「わ、私も今後の参考に……」
セシリア「えーと、その……」
一夏「セシリア!!」
セシリア「一夏さん!」
一夏「行こうぜ。時間が押してる」
セシリア「あ、はい!」
タタタタタタッ
シャル「………あ、あはははは。なんかいい雰囲気だったね」
鈴「ちょっと箒!あれはどういう事よ!」
箒「私に聞くな!」
シャル「まぁまぁ。二人でISの訓練だと……」
ラウラ「ふむ」ピョコッ
鈴「ら、ラウラ!?」
ラウラ「単なる訓練かと思っていたが……何かウラがありそうだな」
ラウラ「どれ、私も合流するとしよう」トテテテテ
鈴「あ、アタシもいく!」
箒「私もだ!」
シャル「…………ぼ、僕もいこっかな」
一夏「はっ!!はっ!!」ガイン ガイン
セシリア「いい動きですわ一夏さん!うまく相手の懐に飛び込めてますわよ!」
一夏「そ、その割りには振り回されてる気が」ガキンッ
セシリア「当然ですわっ!まだまだIS初心者には負けませんわ……よっ!!」バシュッ
一夏「うわっ!!!」ボンッ
ショウシャ セシリア・オルコット!
-------------------------
箒「……ただの模擬戦闘のようだが」
鈴「ほんとね」
シャル「一夏も結構強くなってるなぁ」
ラウラ「あまり効率的な訓練とは言えないが」
セシリア「少し休憩にしましょうか」
一夏「はぁはぁ……すまんセシリア、俺のほうが先にへばっちゃって」
セシリア「かまいませんわ。目的は適度な運動ですもの」
一夏「んーー、まぁ目標のカロリーは消費できたかなぁ」
セシリア「良かったですわ。では、わたくしシャワーを……」フワッ キラキラッ
一夏「せ、セシリア……!」
セシリア「? なんですの?」
一夏「…………いやなんでもない」
セシリア「ふふ、変な一夏さんですわね」ファサッ ファサッ
一夏(この短時間でこれほど美しい髪を取り戻すなんて……さすがセシリアだぜ)ゴクリッ
ラウラ「む、どうやらトレーニングは終わりのようだな」
鈴「ほんとだ」
シャル「なんだか普通にISの練習してただけだったね」
箒「あれが美容法か?」
シャル「んー、何か他に秘密があるのかも」
箒「そういえば最近あまり一夏の姿を見かけないと思っていたが」
ラウラ「セシリアもあまり見ないな」
ラ鈴シ箒『…………………』
鈴「あしたから尾行ね」
一夏「生の野菜にも火を通した野菜にもいいところがある」ジュワワワッ
一夏「問題はバランスだよ」
セシリア「なるほど」
一夏「というわけでまず前菜だ」コトッ
セシリア「いつもながら美味しそうですわね……」ゴクリ
一夏「油は控えめ。ボイルした野菜をあっさりしたソースに絡めただけだからな」
セシリア「いただきまーす」
一夏「たくさん食べてくれ」
箒「一夏のやつ……また食堂にいないのか」キョロキョロ
ラウラ「おい、席をとれたぞ」
箒「あ、うん。今行く」
箒(セシリアも……いない、か)
----------------大浴場
シャル「ねーねー、セシリアって最近食堂に来ないけどどこで食事してるの?」シャワシャワ
セシリア「あ、それは……」
箒「…………一夏もいないが?」
ラウラ「二人で何かしているのか?」ワシャワシャ
セシリア「あ……う、……」
箒「答えられない事でもあるのか?ん?」
セシリア「いえその……」
シャル「………………」ツンツン
セシリア「ひゃあああああ!!!しゃ、シャルロットさんっ!?一体何を……」
シャル「あ、ごめんごめん。最近セシリアってほんとに綺麗だなと思って」
箒「ほんとに、こうして見るととても美しいな」
箒「この体……」ツンツン
セシリア「ひゃあああああ!!!!!」
箒「一夏が何かしたんじゃないのか?どうなんだ?」ツンツン
ラウラ「髪も凄いな……」サワッ
セシリア「ひゃあああああ!!!!」キラキラキラッ
シ箒ラ「……………」ゴクリ サワサワサワ
セシリア「わ、わかりました!!言いますから!!もうやめ……ひゃっ!!駄目ですって…ばぁ!!」
コンコン
一夏「おう、いいぞセシリア!」
ギィッ …バタン
一夏「おそかっt…てあれ?」
箒「やぁ一夏。その、なんだ……セシリアばかりマッサージするのはどうかと思う!」
ラウラ「そうだぞ。仮にも私の嫁という自覚がだな」
シャル「き、来ちゃった」テヘ
セシリア「ごめんなさい一夏さん~~~」
一夏「…………ま、しょうがないか」アハハ
ラウラ「で、なぜ鳳まで来ているんだ」
鈴「うるさいわねっ!いいじゃない、専用機持ちなんだし」
一夏「まぁまぁ。順番にマッサージしてやるからまずはそれに記入してろよ」
箒「い、一夏。この体重欄はやはり空白では……」
一夏「だめだめ。みんなに最適のプランを考えたいんだ。正直に全部記入してくれよ」モミモミ
セシリア「んあっ……い、一夏さん、そこ痛いですわっ……」ピクピクッ
一夏「セシリアは少し腹直筋が弱いみたいだな。欧米人には珍しく猫背気味だ」モミッ
セシリア「あぁぁあ!!!」ビクッ
一夏「おっとすまん。もう少し優しくいくよ」サワサワッ
セシリア「あっ…んっ……あっあっ…!!」ピクピクピクッ
シラ箒鈴「………………」ゴクリ
ごくり
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 17:59:58.88:I+p4ByWg0一夏「ほい、次は……箒にしよっか」ポン
セシリア「あっ……」ビクッ
箒「よ、よろしく頼む」トサッ…
一夏「……あー、うつ伏せになってくれるか?」
箒「あ、ああああすまん!こうだな!」ゴロン
一夏「よしよし……よいしょっと」モミッ
箒「あんっ……!」
一夏「お!良い筋肉だなぁ……さすが箒だ」モミッモミッ
箒「んぁっ!!はんっ!!」ビクビクッ
鈴(こ、これもう出来上がってるんじゃないの?)ツンツン
セシリア「………っ…っ♪♪」ビクッ
--------------一ヶ月後
セシリア「おはようございます、みなさん」フワッ
『えっ…』
『なにこの良い匂い』
『セシリアさんっ?』
『最近さらに美しく……』
セシリア「失礼しますわ」トテトテ フワッ キラキラキラッ
『ご、ゴージャス……』
箒「おはよう、前を失礼するぞ」キラッ キラッ
『えっ!?篠ノ之さん!?』
『篠ノ之さんってあんなに可愛かった?』
『セシリアの金髪との対比で美しい黒髪が……!』
箒「おはよう…ああ、おはよう」スタスタ フワッ キラキラキラッ
『せ、セクシー……』
なんぞこれ…
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:09:43.40:I+p4ByWg0ガララッ
シャル「でねー、その本がすっごく面白いんだよ」キラキラッ
ラウラ「ほう。今度読んでみるか」パアァアアッ
『うっ……あの二人、可愛すぎて直視できないっ』
『どういうこと!?』
『うぅ……勝ち目ゼロ……』
シャル「あ、おはようみんなー」キララッ キララッ
ラウラ「ん、おはよう。」パァッ
セシリア「おはようございます」キッラァアアッ!
箒「おはよう」キラララッ
『なんなのいったいいい!!!!!』
『専用機持ちに何が……』
<キャアアアアア!!!カワイイイイ!!!
『ちょ、二組でも……』
『鳳さんが凄く可愛くなってるんだって!!』
『なになに!?なんなのっ!?』
『ちょっとわたし見てくるわ!』
『織斑せんせー!原稿オネガイシマス!』
『今度美容番組出演の依頼が……』
『うちのコスメサロンで講演をお願いできませんか?』
一夏「はいはい……よいしょっと」
セシリア「うふふ……大変ですわねアナタ」フワッ キラッ
一夏「うん、まぁ仕事だからな」
セシリア「あまり無理はなさらないで下さいね?」キラキラッ
一夏「ああ。じゃあ行って来るよ」チュッ
セシリア「いってらっしゃい」チュッ
一夏「今俺は美容研究家としてTVコメンテーターや本の執筆をやっている」
一夏「男で唯一ISを操れる俺だが結局全然別の道にすすんでしまった」
一夏「それでも俺は今の暮らしに満足している」
一夏「美しい妻と二人のこどもに囲まれ幸せな毎日」
一夏「これ以上の幸せはないだろ?」
一夏「……それじゃ、今日も仕事に向かいますかっ」
fin
乙乙
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/21(火) 18:45:08.51:4MhxAqkb0
何時の間にかセシリアが大勝利だった
乙!
乙!
コメント 10
コメント一覧 (10)
自分もお願いします
輝きすぎやろ・・・
いちゃコメ・・・なのかなあ・・・?
まあ・・・笑っちゃいましたが。w