憂「お姉ちゃ~ん、朝だよ、起きて~?」
唯「んん…、後五分…」
憂「もう、遅刻しちゃうよ?」
唯「ちゅー…」
憂「?」
唯「憂がちゅーしてくれたら起きる…」
憂「えぇっ!?」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:38:34.10:U0g+ggfd0
唯「ちゅー、憂の、ちゅー」
憂「ななな、何言ってるのお姉ちゃん!」
唯「ちゅーが無いと起きれないよぉ」
憂(お、お姉ちゃんにちゅーしないとお姉ちゃんは起きてくれない…)
憂(お姉ちゃんが起きてくれないと、二人揃って学校に遅刻しちゃう)
憂(そ、それじゃ、ちゅーは、しょ、しょうがないよね…!)
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:39:33.03:U0g+ggfd0
憂「お、お姉ちゃん!」チュッ
唯「ん…んっ!うぃ…はむ、ん…」
憂(嘘…!お姉ちゃんの舌がっ…!!)
憂「ふぁ…ん……!ぷはぁ!おおお、お姉ちゃん!?」
唯「おっはよー憂!バッチリ目が覚めたよ!」
憂「い、今、し、しっした、舌…!」
唯「下?ご飯だね!さぁ遅刻しちゃうし早く食べよ、ういー」
憂「ちちちが、あ、あうあう…」プシュー
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:40:19.54:U0g+ggfd0
がっこう!
ういたちのくらす!
梓「憂、おはよー!そして誕生日おめでとう!!」
純「あーっ、梓ずるい!私が先に言おうと思ったのに!」
梓「別に何もずるくなんてないでしょ…」
憂「……」
梓「…あれ、憂?どうしたの?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:44:13.05:U0g+ggfd0
憂「おねーちゃん…」カアッ
梓「??」
純「ていうか何で顔真っ赤で『おねーちゃん…』とか呟く!?」
憂「はぁ…」
梓「唯先輩と何かあったのかな?」
純「うーい!ういういういうーいーむしすーるーなー」
梓「取り敢えず、落ち着くまで放っておくのがいいかもね」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:44:59.26:U0g+ggfd0
純「う~…とりゃあ!」
梓「純!?」
憂「!?」
もみもみもみもみ
純「ふぉお…、やーらけぇぇ…」
梓「なっななな何してるの!?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:47:45.16:U0g+ggfd0
純「いや、これなら流石に気付いてくれるかなー、と」
もみもみもみもみ
憂「んっ…!?や、やめて…」
梓(流石に反応した!)
憂「だ、だめ、お姉ちゃん、そんな、とこ、んぁ…!」
純「」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:50:50.33:U0g+ggfd0
ほうかご!
梓「憂、結局一日中おかしかったね」
憂「えへへ…、おねぇちゃぁん」
純「これはもう手遅れだよ…。私達にはどうしようも無い」
梓「う、う~ん」
純「おめでとうって言っても全然反応してくれないし…」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:52:59.65:U0g+ggfd0
純「もうほっといて部活に行こうか」
梓「そうだね…」
梓「はぁ。今日も唯先輩達、練習しないでお茶飲んでるんだろうなぁ」
憂「お姉ちゃんがどうしたの!?」
純「うわっ!と、突然大声出さないでよ憂!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 02:53:45.86:U0g+ggfd0
ぶしつ!
唯「でねー、憂ってばそこで顔真っ赤にしてー!」
紬「うんうん!それで!?」
律「相変わらず憂ちゃんの話しかしないな…」
澪「というか、ムギは良く同じ話を何回も興味津々で聞けるなぁ」
唯「よーしっ!!」
澪「うわぁ!?い、いきなり大きな声だすなよゆいぃ…」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:00:09.00:U0g+ggfd0
律「一体どうしたんだ?」
唯「今日は部活おわりです!」
澪「な、なんでそーなる!?」
唯「今日はね…、なんと、なんと、憂の誕生日なんだよ!!」
律「ええっ!?そ、そうなのか?」
唯「そうなんだよ~。だから今日は早く帰って憂と一緒に過ごしたいんだ~」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:00:55.64:U0g+ggfd0
澪「やっぱり、夕食は家族で何処かに食べに行くのか?」
唯「んーん。お母さんとお父さんは忙しいから、次に帰ってくる土日に家族で誕生日会するんだぁ」
律「そっかー。じゃあ今日は二人だけか。それはちょっと淋しいな…」
紬「…ねぇ、今日、憂ちゃんのお誕生日会しない?」
唯「えっ?」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:02:08.66:U0g+ggfd0
律「お!ムギ、ナイスアイデア!皆でこれから買い物に行って、御馳走作ろうぜ!」
澪「うん、悪くないな。私たちも憂ちゃんにはいつもお世話になってるし」
唯「み、みんな…」
紬「ねぇ、唯ちゃん。どうかな?唯ちゃんのお家、お邪魔させて貰っちゃ、ダメ?」
唯「大歓迎だよ!憂もきっと喜んでくれると思う!みんな、ありがとね!!」
律「よっし、それじゃ梓にも連絡して…、和辺りにも声掛けてみるか!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:02:54.15:U0g+ggfd0
ういたちのくらす!
~♪~♪
梓「あ、メール。…律先輩から?」
純「今日は部活めんどくさいからナシ~とかじゃないの?ぷぷぷ…」
梓「そうみたい」
純「はぁ!?」
梓「これ見て」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:03:40.09:U0g+ggfd0
Fromりつせんぱい
梓、今日憂ちゃんの誕生日なんだけど、
ご両親居ないらしいから、急遽誕生日パーティー開くことになったんだ。
それで、サプライズしたいから、6時頃まで足止めしててくれないかな?
頼む!
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:04:26.93:U0g+ggfd0
純「あ、あぁ、なるほどね」
梓「というわけだから、純も参加ね。憂の足止め、手伝って」
純「良いけど、軽音部の人達に私が混ざってだいじょぶ?」
梓「純だって憂の友達でしょ。大丈夫に決まってるじゃん」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:05:35.54:U0g+ggfd0
憂「二人とも、こっそりなんの話してるの?お姉ちゃんの話?お姉ちゃん可愛いよね~」
純「あ~、もうそれは十分分かったから」
梓「あのね、今日は憂の誕生日でしょ?」
憂「うん」
梓「憂にはいつもお世話になってるから、二人で憂にパフェでも奢ろうかって話してたんだよ」
憂「えっ!?」
純「えっ!?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:06:21.33:U0g+ggfd0
梓(何で純まで驚いてるの!)
純(い、いや~、今月お財布ピンチで…)
梓(はぁ、取りあえず話に乗っかって)
純(は、はひ…)
憂「嬉しいんだけど、梓ちゃん部活は?」
梓「なんか今日は律先輩と澪先輩が用事が有って、練習にならないから休みなんだって」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:07:54.51:U0g+ggfd0
憂「そうなんだ…でも何だか悪いよ」
梓「いいのいいの、私たちが勝手に奢りたいだけなんだから!」
純「そ~だよ!憂に拒否権はナ~シ!」
憂「二人とも…ありがとう」ウルウル
純・梓(可愛い…)
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:09:29.02:U0g+ggfd0
純「それじゃあファミレスでもいこっか」
憂「あ、待って。その前に買い物していっても良いかな?」
梓「買い物?」
憂「うん、夕方のタイムセールがあって」
憂「それに家の冷蔵庫に何も無かったから食材も買わなきゃ…」
純「主婦かアンタは!」
梓「ふふっ、まぁ良いよ。じゃあファミレス行く前にスーパー寄って行こうか」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:10:15.65:U0g+ggfd0
ふたたびぶしつ!
紬「それで、憂ちゃんの誕生日だから、唯ちゃんがご飯を手作りするのなんてどうかな!?」
紬「きっと憂ちゃん感動して…
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:11:15.26:U0g+ggfd0
憂『お、お姉ちゃん、これ、一体どうしたの…!?』
唯『えへへ、いつも憂には色々お世話になってるから』
唯『今日くらいはと思って、私が作ってみたんだよ!』
憂『っ、お姉ちゃん…!!』
唯『あんまり美味しくないかも知れないけど…一緒に食べてくれたら嬉しいな?』
憂『…お姉ちゃん、先にデザートから食べても良いかな…?』
唯『へ?デザート?ケーキを先に食べるの…っ!?う、憂!?』
憂『ごめんねっ!お姉ちゃんが愛おしすぎてもう我慢できないの!!』
唯『あ、ういっ、そんな、ダメ、あっ…』
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:13:51.83:U0g+ggfd0
紬「なななななんてコトに!?」
唯「ええ、えええぇ」カァァァ
律「ムギ、落ち着け…。ていうかそもそもその席には私たちも居る筈だからな…?」
澪「唯、顔真っ赤…」
唯「…良い」
紬「え?何、唯ちゃん?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:19:34.60:U0g+ggfd0
唯「ムギちゃん、それ、すっごく良い!!」
紬「唯ちゃんもそう思う!?」
唯「うん!最高だよ!善は急げ、早速ご飯作るために買い物行こう!!」
紬「行こ~♪」
澪「大丈夫かな、色々…」
律「はは、ま、楽しそうだしいいんじゃないの」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:22:03.37:U0g+ggfd0
すーぱー!
憂「梓ちゃ~ん!」
梓「あっ、憂、どうだった?」
憂「えへへ~、バッチリ!卵買えたよ~♪」
梓「おぉ、良かったね!」
憂「あれ?純ちゃんは一緒じゃないの?」
梓「あ~、分かんない。一人でどっか行っちゃった」
憂「あはは、じゃあ他の買い物ついでに探そっか」
梓「全く純たらもう…」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:23:36.05:U0g+ggfd0
唯「着いたぞ~!」
紬「着いたぞ~♪」
澪「はぁ、はぁ、何も走ってくることなかっただろ…」
律「何でそんな二人とも元気なんだよ…」
唯「私の憂への愛が成せるワザです!」フンス
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:29:55.44:U0g+ggfd0
梓「他には何買うの?」
憂「えっと…朝食のパンとか、野菜とか?」
梓「なるほどね~、それにしても憂もいつも大変だねぇ」
憂「何が?」
梓「いつもご飯とか作ってるし、家事とかさ、色々だよ」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:33:50.53:U0g+ggfd0
憂「ん~…別に大変だとは思わないけどなぁ」
梓「でもさ、毎日ご飯作るの疲れるでしょ?」
憂「お姉ちゃんがいつも『憂のご飯は世界一だねぇ』って言ってくれるから」
憂「それだけでご飯作る疲れなんて吹っ飛んじゃうよ?」
梓「ほへ…筋金入りのお姉ちゃん好きだね…」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:35:35.81:U0g+ggfd0
唯「ん~、何作れば良いかなぁ」
澪「ちらし寿司とかは?」
律「お、いいねぇ。からあげとかもどうよ~」
唯「ふむふむ」
紬「あ、ケーキも買ってかなきゃだね!」
唯「あっ、そうだよね!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:37:12.70:U0g+ggfd0
梓(…?なんか唯先輩の声が聞こえた気が)
憂「梓ちゃん、どうしたの?」
梓「う、ううん、何でもないよ!」
純「あっ、2人ともいたいた~。何処行ってたのもう!」
梓「それはこっちセリフだよ…って、何でそんなに大量のお茶持ってるの?」
純「え?あぁ、これ、付属のおまけが欲しくてね」
憂「おまけ?」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:38:19.32:U0g+ggfd0
純「そうそう、最近流行ってるアニメのキャラのストラップが付いてくるんだ~。全種類揃えたくてね」
梓「あんたお金無いんじゃなかったの…」
純「いやぁ、まぁ、それとこれとは別?みたいなね?」
梓「はぁ」
純「そ、そんなことよりさ、買い物はもう良いの?」
憂「うん、後はレジでお会計するだけだよ」
純「そっか!じゃあ早く済ませちゃお!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:41:25.22:U0g+ggfd0
律「お~し、だいたい必要な物は揃った感じだな」
紬「後はお会計だけね♪」
澪「あ…」
唯「どしたの、澪ちゃん?」
澪「いや、フルグラが安売りしてるからついでに買っていこうかな、って」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:42:12.25:U0g+ggfd0
紬「フルグラ?」
唯「澪ちゃんって朝はシリアル派なの?」
澪「いや、最近はまってるだけなんだけどね」
律「フルグラかぁ~。いや、シリアルだったらやっぱり」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:42:59.12:U0g+ggfd0
憂「あ!お砂糖も無いんだった!」
純「買い忘れたの?」
憂「うん、ちょっと行ってすぐに買ってくるね」
梓「じゃあ私と純は外で待ってるよ?」
憂「ごめんね?」
純「おーけおーけ、早く行ってきんしゃい」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:44:28.21:U0g+ggfd0
憂「あったあった。…あれ?あれってもしかしてお姉ちゃん…と、軽音部の皆さん?」
憂「律さんと澪さんも居るし、用事って何なんだろ…」
憂「おねえ
唯「え~っ、私シスコンは嫌いだな~!」
律「はぁ!?何言ってんだ唯!」
っ!?」
憂(え、え、な、何の話してるの…!?)
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:45:29.31:U0g+ggfd0
唯「だってさぁ」
憂(あ、梓ちゃん達が待ってるし、もう行こう…!)ダッ
憂「あ、ごめんね、待った…?」
梓「んーん、そんなに待ってないよ」
純「じゃあ憂も来たことだし行きますかー!今日は私たちの奢りだぜ~!」
憂「え、えへへ…」
梓(なんか、憂、元気無い…?)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:46:49.85:U0g+ggfd0
ひらさわけ!
和「さて、憂の誕生日会やるっていうから手伝いに来たわけだけど」
唯「よ~し!作るぞ~!!」
紬「がんばろ~!」
和「やる気満々ね」
澪「大丈夫かな…」
律「私もやばそうな所とかは手伝うし、大丈夫でしょ」
唯「あ~!た、卵が!!」ガシャーン
澪「…ふ、不安だ」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:48:49.56:U0g+ggfd0
ふぁみれす!
純「ん~、どのパフェにしよっかな~。憂はもう決めた??」
憂「え、えっと、私はこれにしようかな~って」
純「え~?奢りなんだしもっと高いの頼みなよ!」
憂「そ、そうかな?」
梓「別に遠慮しなくて良いんだよ?」
憂「うん、でもあんまりおっきいの頼んじゃうと、ご飯食べれなくなっちゃうから…」
純「あ~、そっかぁ」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:49:37.82:U0g+ggfd0
憂「……」
梓「あのさ、憂」
憂「なぁに、梓ちゃん」
梓「なんかあった?元気、無いよ?」
憂「え、そ、そんなことないよ?」
純「…いーや、そんなことある顔してるね」
憂「そうかな……」
憂「うん…」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:50:23.60:U0g+ggfd0
憂「ね、ねぇ、二人はさ、私のコトどう思ってる?」
純「どうって?」
憂「えっと、つまりね、私って、結構お姉ちゃん好きだよね?」
梓「結構というより、もう病的なレベルで好きだと思うけど」
憂「それで、私って、シスコン、だと思う…?」
純・梓「うん、間違いなく」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:53:01.39:U0g+ggfd0
憂「う…」ジワ
純「え、ちょ、憂!?」
憂「ふっ、ひっく、うえ、うえええ~ん!!」
梓「ええ!?な、なに、どうしたの!?」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:53:57.97:U0g+ggfd0
純「ふむ…つまり、スーパーに何故か軽音部の皆さんが居て」
梓「唯先輩が『シスコンは嫌い』と言っていたのを聞いてしまったと」
梓(ていうかやっぱり先輩方居たんだ…。あそこでパーティの買い出ししてたのかな)
純「う~ん、俄かには信じ難いなぁ」
梓「確かに唯先輩がそんなコト言うとは思えないけどなぁ」
憂「でも実際にそう言ってたんだよ…?」
純「だってさぁ、いつも唯先輩は部活で憂の話しかしないんでしょ?」
梓「うん、もううんざりするほどね…」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:54:43.61:U0g+ggfd0
憂「お姉ちゃんは私が…っき、きら、ぐすっ、嫌いなんだよ…」
梓「う、憂、落ち着いて、ね?」
純「そ、そうだよ!たぶん聞き間違いか何かだと思うよ?」
憂「でも、ひっく、だって、嫌いって…」
梓「そんな訳ないと思うんだけどなぁ」
憂「もうダメ…お姉ちゃんに嫌われたら生きていけないよぉ…うぅ…」
お待たせしました~、こちらイチゴパフェと生チョコパフェになりま~す
純「ほら、憂!パフェ来たよ!」
憂「うん…甘い…」モグモグ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:58:23.27:U0g+ggfd0
にじかんご…
憂「もう私はダメなの…お姉ちゃんに嫌われたから…」
純(もうずっと同じコトしか言ってない…)
梓(色々とキツイ…、先輩方、早く……)
~♪~♪
梓「あ、メール!!」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 03:59:10.49:U0g+ggfd0
From ゆいせんぱい
じゅんびおっけーだよあずにゃん!
憂を連れて私のうちまで来て!!
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:00:42.18:U0g+ggfd0
梓「あ、あー!気づいたらもう6時じゃん!」
憂「ホントだ…」
憂「お姉ちゃんの為にご飯作らなきゃだし、そろそろ帰らなきゃ…」
憂「お姉ちゃん……!」ウルウル
梓「あ、あっ!そうだ!ね、ねぇ憂!私ちょっと唯先輩に用事があるんだ!!」
憂「お姉ちゃんに…?」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:01:54.09:U0g+ggfd0
梓「そう!CD貸してたから、返して貰おうと思って」
梓「だからこれから家までついていっても良いかな?」
憂「うん、別に大丈夫だけど…」
梓「純も付き合ってよ、暇だし良いでしょ?」
純「う、うん。まぁ良いよ」
梓「じゃあ行こう!」
憂「はぁ…お姉ちゃん……」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:02:44.42:U0g+ggfd0
ひらさわけ!
憂「う~…家に入りたくないよぉ…」
梓「もう、きっと何かの間違いだって。そんなに心配する必要ないよ」
純「ほら、何してんの?入っちゃおうよ」ガチャ
「「「「「憂(ちゃん)誕生日おめでとー!!」」」」」
純「…え?」
唯澪律紬和「えっ」
憂「えっ」
純「えっ」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:04:00.33:U0g+ggfd0
りびんぐ!
唯「えへへ~、憂の為に作ったんだよ!!」
憂「お、お姉ちゃん…!」ウルウル
律「私たちも手伝ったんだけどな~」
梓「全然聞こえてないっぽいですよ」
澪「まぁ仕方ないな…」
紬「眼福だわ~♪」
純「あはは…」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:05:42.39:U0g+ggfd0
憂「ねぇ、お姉ちゃん、お姉ちゃんは私のコト嫌い?」
唯「そ、そんな訳ないじゃん!何でそんなコト思ったの?」
憂「だって、スーパでシスコンは嫌いって…」
唯「え…?どういうコト…?」
梓「あの…、先輩たちがあのスーパーに居た時」
純「私たちも居たんですよ、同じスーパーに」
律「え?あ~…それじゃあもしかして…」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:06:28.62:U0g+ggfd0
律『シリアルはやっぱシスコーンだろ!』
唯『え~っ、私シスコーンは嫌いだな~!』
律『はぁ~!?』
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:07:21.64:U0g+ggfd0
律「っていうのを聞いてたんじゃ…」
梓「く…くだらなぁ…」
憂「それじゃあ、お姉ちゃんは私のコト嫌いじゃないの?」「
唯「勿論だよ!!憂のコトは世界で一番好きだからね!!」ふんす
憂「お、お姉ちゃん…」マッカ
唯「ねえ、憂、お姉ちゃんからの誕生日プレゼント受け取って?」
憂「え?」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:09:44.68:U0g+ggfd0
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /^ヽ
: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : :/: : : :/ } : : ヽ二ニ :_‐-
: : : : : : :/: : : : : : : / : :// : : /: : : /: : :i : '; : : : : : \: `丶.__
: : : : : :/ : : : /: : /: : : ∧\ : :/ : : :/: : : :| : :}: : :ヽ : : : \: : :\: : :`
: : : : :/ : : : /: : /: : : / : :\,ン:_:_:/|: : : : |: /: ヽ : }: : : : : :ヽ: : : \: :
: : : : ': : : : :l : : | : : : : / /' : / `ト !: : : /:| : : :V: : : : : : : :'; : : : :ヽ
: : : :l: : : : : |: : : : : : : :|/l/ / l: |: :〃ト!、: : l: : : : : : : : :l: : : : : :
: : : :|: : : :}: |: : : : : : : :|,:ィ'´ ー=ミレ'!: /__|从\ |: : : : : : : : :|: : : : : :
: : : :l : : /: : : : :|: : : : :| :| ::::::::::::: j/'ァーミヽ : | : i: : : : : : :| : : ;/ :
、 : : : {:/: : : : : :|: : : : :|: | 〉 ::::::::: `Vj : |: : : : :/ :|ー:7 : :
^ヽ : ハ: : : :} : ハ : : :|:! ノ } : : |: : : 〃:/l/ : : :
:::::::V:::::l: : ;イ :/ ヽ: : ト:、:、 /: : : l ://:/:´: : : : :/
::::::::{::::::j/::レ'::ヽ }>、\ヽ>-/} //: : :ノ: :ィ'彡, -―<
::::::::::::::::::::::::::::::::::}\: :イ:` ;} : :/ 、 /イ: : :/ノ|//::::::::::::::::::`
::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉 j/// ` ーァヘ /- " //::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::l / /:::::::ハ /{:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ::::::::/ {iヽ //l:::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l |:::::::|、 V{ // ,|:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l::::::ハ jJ、 / /|:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::\ヾ::::ハ l:::/:::::l |ベ/ /:::!:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::、丶\} ';:{::::::::l|/|ヘ./:::: |:::::::::::::::::::::::::
、::::::::::::::::::::::::::ヾ:::`ヽ::::ヽ 〉ヽ:::::lj//| |:::::ノ!::::::::::::::::::::::::
::ヽ::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::} {:::}::::):://| |::〈::::|::::::::::::::::::::::::
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:10:44.60:U0g+ggfd0
梓「わお…」
紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」
純「6回…」
澪「おぉ…」カァァ
律「うひゃ…やるねぇ」
和「全く…」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:11:33.90:U0g+ggfd0
憂「お姉ちゃん…」ポー
唯「えへへ、憂、誕生日おめでとう!!!」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:12:28.19:U0g+ggfd0
おしまい
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:15:01.88:U0g+ggfd0
唯「ちゅー、憂の、ちゅー」
憂「ななな、何言ってるのお姉ちゃん!」
唯「ちゅーが無いと起きれないよぉ」
憂(お、お姉ちゃんにちゅーしないとお姉ちゃんは起きてくれない…)
憂(お姉ちゃんが起きてくれないと、二人揃って学校に遅刻しちゃう)
憂(そ、それじゃ、ちゅーは、しょ、しょうがないよね…!)
憂「お、お姉ちゃん!」チュッ
唯「ん…んっ!うぃ…はむ、ん…」
憂(嘘…!お姉ちゃんの舌がっ…!!)
憂「ふぁ…ん……!ぷはぁ!おおお、お姉ちゃん!?」
唯「おっはよー憂!バッチリ目が覚めたよ!」
憂「い、今、し、しっした、舌…!」
唯「下?ご飯だね!さぁ遅刻しちゃうし早く食べよ、ういー」
憂「ちちちが、あ、あうあう…」プシュー
がっこう!
ういたちのくらす!
梓「憂、おはよー!そして誕生日おめでとう!!」
純「あーっ、梓ずるい!私が先に言おうと思ったのに!」
梓「別に何もずるくなんてないでしょ…」
憂「……」
梓「…あれ、憂?どうしたの?」
憂「おねーちゃん…」カアッ
梓「??」
純「ていうか何で顔真っ赤で『おねーちゃん…』とか呟く!?」
憂「はぁ…」
梓「唯先輩と何かあったのかな?」
純「うーい!ういういういうーいーむしすーるーなー」
梓「取り敢えず、落ち着くまで放っておくのがいいかもね」
純「う~…とりゃあ!」
梓「純!?」
憂「!?」
もみもみもみもみ
純「ふぉお…、やーらけぇぇ…」
梓「なっななな何してるの!?」
純「いや、これなら流石に気付いてくれるかなー、と」
もみもみもみもみ
憂「んっ…!?や、やめて…」
梓(流石に反応した!)
憂「だ、だめ、お姉ちゃん、そんな、とこ、んぁ…!」
純「」
ほうかご!
梓「憂、結局一日中おかしかったね」
憂「えへへ…、おねぇちゃぁん」
純「これはもう手遅れだよ…。私達にはどうしようも無い」
梓「う、う~ん」
純「おめでとうって言っても全然反応してくれないし…」
純「もうほっといて部活に行こうか」
梓「そうだね…」
梓「はぁ。今日も唯先輩達、練習しないでお茶飲んでるんだろうなぁ」
憂「お姉ちゃんがどうしたの!?」
純「うわっ!と、突然大声出さないでよ憂!」
ぶしつ!
唯「でねー、憂ってばそこで顔真っ赤にしてー!」
紬「うんうん!それで!?」
律「相変わらず憂ちゃんの話しかしないな…」
澪「というか、ムギは良く同じ話を何回も興味津々で聞けるなぁ」
唯「よーしっ!!」
澪「うわぁ!?い、いきなり大きな声だすなよゆいぃ…」
律「一体どうしたんだ?」
唯「今日は部活おわりです!」
澪「な、なんでそーなる!?」
唯「今日はね…、なんと、なんと、憂の誕生日なんだよ!!」
律「ええっ!?そ、そうなのか?」
唯「そうなんだよ~。だから今日は早く帰って憂と一緒に過ごしたいんだ~」
澪「やっぱり、夕食は家族で何処かに食べに行くのか?」
唯「んーん。お母さんとお父さんは忙しいから、次に帰ってくる土日に家族で誕生日会するんだぁ」
律「そっかー。じゃあ今日は二人だけか。それはちょっと淋しいな…」
紬「…ねぇ、今日、憂ちゃんのお誕生日会しない?」
唯「えっ?」
律「お!ムギ、ナイスアイデア!皆でこれから買い物に行って、御馳走作ろうぜ!」
澪「うん、悪くないな。私たちも憂ちゃんにはいつもお世話になってるし」
唯「み、みんな…」
紬「ねぇ、唯ちゃん。どうかな?唯ちゃんのお家、お邪魔させて貰っちゃ、ダメ?」
唯「大歓迎だよ!憂もきっと喜んでくれると思う!みんな、ありがとね!!」
律「よっし、それじゃ梓にも連絡して…、和辺りにも声掛けてみるか!」
ういたちのくらす!
~♪~♪
梓「あ、メール。…律先輩から?」
純「今日は部活めんどくさいからナシ~とかじゃないの?ぷぷぷ…」
梓「そうみたい」
純「はぁ!?」
梓「これ見て」
Fromりつせんぱい
梓、今日憂ちゃんの誕生日なんだけど、
ご両親居ないらしいから、急遽誕生日パーティー開くことになったんだ。
それで、サプライズしたいから、6時頃まで足止めしててくれないかな?
頼む!
純「あ、あぁ、なるほどね」
梓「というわけだから、純も参加ね。憂の足止め、手伝って」
純「良いけど、軽音部の人達に私が混ざってだいじょぶ?」
梓「純だって憂の友達でしょ。大丈夫に決まってるじゃん」
憂「二人とも、こっそりなんの話してるの?お姉ちゃんの話?お姉ちゃん可愛いよね~」
純「あ~、もうそれは十分分かったから」
梓「あのね、今日は憂の誕生日でしょ?」
憂「うん」
梓「憂にはいつもお世話になってるから、二人で憂にパフェでも奢ろうかって話してたんだよ」
憂「えっ!?」
純「えっ!?」
梓(何で純まで驚いてるの!)
純(い、いや~、今月お財布ピンチで…)
梓(はぁ、取りあえず話に乗っかって)
純(は、はひ…)
憂「嬉しいんだけど、梓ちゃん部活は?」
梓「なんか今日は律先輩と澪先輩が用事が有って、練習にならないから休みなんだって」
憂「そうなんだ…でも何だか悪いよ」
梓「いいのいいの、私たちが勝手に奢りたいだけなんだから!」
純「そ~だよ!憂に拒否権はナ~シ!」
憂「二人とも…ありがとう」ウルウル
純・梓(可愛い…)
純「それじゃあファミレスでもいこっか」
憂「あ、待って。その前に買い物していっても良いかな?」
梓「買い物?」
憂「うん、夕方のタイムセールがあって」
憂「それに家の冷蔵庫に何も無かったから食材も買わなきゃ…」
純「主婦かアンタは!」
梓「ふふっ、まぁ良いよ。じゃあファミレス行く前にスーパー寄って行こうか」
ふたたびぶしつ!
紬「それで、憂ちゃんの誕生日だから、唯ちゃんがご飯を手作りするのなんてどうかな!?」
紬「きっと憂ちゃん感動して…
憂『お、お姉ちゃん、これ、一体どうしたの…!?』
唯『えへへ、いつも憂には色々お世話になってるから』
唯『今日くらいはと思って、私が作ってみたんだよ!』
憂『っ、お姉ちゃん…!!』
唯『あんまり美味しくないかも知れないけど…一緒に食べてくれたら嬉しいな?』
憂『…お姉ちゃん、先にデザートから食べても良いかな…?』
唯『へ?デザート?ケーキを先に食べるの…っ!?う、憂!?』
憂『ごめんねっ!お姉ちゃんが愛おしすぎてもう我慢できないの!!』
唯『あ、ういっ、そんな、ダメ、あっ…』
紬「なななななんてコトに!?」
唯「ええ、えええぇ」カァァァ
律「ムギ、落ち着け…。ていうかそもそもその席には私たちも居る筈だからな…?」
澪「唯、顔真っ赤…」
唯「…良い」
紬「え?何、唯ちゃん?」
唯「ムギちゃん、それ、すっごく良い!!」
紬「唯ちゃんもそう思う!?」
唯「うん!最高だよ!善は急げ、早速ご飯作るために買い物行こう!!」
紬「行こ~♪」
澪「大丈夫かな、色々…」
律「はは、ま、楽しそうだしいいんじゃないの」
すーぱー!
憂「梓ちゃ~ん!」
梓「あっ、憂、どうだった?」
憂「えへへ~、バッチリ!卵買えたよ~♪」
梓「おぉ、良かったね!」
憂「あれ?純ちゃんは一緒じゃないの?」
梓「あ~、分かんない。一人でどっか行っちゃった」
憂「あはは、じゃあ他の買い物ついでに探そっか」
梓「全く純たらもう…」
唯「着いたぞ~!」
紬「着いたぞ~♪」
澪「はぁ、はぁ、何も走ってくることなかっただろ…」
律「何でそんな二人とも元気なんだよ…」
唯「私の憂への愛が成せるワザです!」フンス
梓「他には何買うの?」
憂「えっと…朝食のパンとか、野菜とか?」
梓「なるほどね~、それにしても憂もいつも大変だねぇ」
憂「何が?」
梓「いつもご飯とか作ってるし、家事とかさ、色々だよ」
憂「ん~…別に大変だとは思わないけどなぁ」
梓「でもさ、毎日ご飯作るの疲れるでしょ?」
憂「お姉ちゃんがいつも『憂のご飯は世界一だねぇ』って言ってくれるから」
憂「それだけでご飯作る疲れなんて吹っ飛んじゃうよ?」
梓「ほへ…筋金入りのお姉ちゃん好きだね…」
唯「ん~、何作れば良いかなぁ」
澪「ちらし寿司とかは?」
律「お、いいねぇ。からあげとかもどうよ~」
唯「ふむふむ」
紬「あ、ケーキも買ってかなきゃだね!」
唯「あっ、そうだよね!」
梓(…?なんか唯先輩の声が聞こえた気が)
憂「梓ちゃん、どうしたの?」
梓「う、ううん、何でもないよ!」
純「あっ、2人ともいたいた~。何処行ってたのもう!」
梓「それはこっちセリフだよ…って、何でそんなに大量のお茶持ってるの?」
純「え?あぁ、これ、付属のおまけが欲しくてね」
憂「おまけ?」
純「そうそう、最近流行ってるアニメのキャラのストラップが付いてくるんだ~。全種類揃えたくてね」
梓「あんたお金無いんじゃなかったの…」
純「いやぁ、まぁ、それとこれとは別?みたいなね?」
梓「はぁ」
純「そ、そんなことよりさ、買い物はもう良いの?」
憂「うん、後はレジでお会計するだけだよ」
純「そっか!じゃあ早く済ませちゃお!」
律「お~し、だいたい必要な物は揃った感じだな」
紬「後はお会計だけね♪」
澪「あ…」
唯「どしたの、澪ちゃん?」
澪「いや、フルグラが安売りしてるからついでに買っていこうかな、って」
紬「フルグラ?」
唯「澪ちゃんって朝はシリアル派なの?」
澪「いや、最近はまってるだけなんだけどね」
律「フルグラかぁ~。いや、シリアルだったらやっぱり」
憂「あ!お砂糖も無いんだった!」
純「買い忘れたの?」
憂「うん、ちょっと行ってすぐに買ってくるね」
梓「じゃあ私と純は外で待ってるよ?」
憂「ごめんね?」
純「おーけおーけ、早く行ってきんしゃい」
憂「あったあった。…あれ?あれってもしかしてお姉ちゃん…と、軽音部の皆さん?」
憂「律さんと澪さんも居るし、用事って何なんだろ…」
憂「おねえ
唯「え~っ、私シスコンは嫌いだな~!」
律「はぁ!?何言ってんだ唯!」
っ!?」
憂(え、え、な、何の話してるの…!?)
唯「だってさぁ」
憂(あ、梓ちゃん達が待ってるし、もう行こう…!)ダッ
憂「あ、ごめんね、待った…?」
梓「んーん、そんなに待ってないよ」
純「じゃあ憂も来たことだし行きますかー!今日は私たちの奢りだぜ~!」
憂「え、えへへ…」
梓(なんか、憂、元気無い…?)
ひらさわけ!
和「さて、憂の誕生日会やるっていうから手伝いに来たわけだけど」
唯「よ~し!作るぞ~!!」
紬「がんばろ~!」
和「やる気満々ね」
澪「大丈夫かな…」
律「私もやばそうな所とかは手伝うし、大丈夫でしょ」
唯「あ~!た、卵が!!」ガシャーン
澪「…ふ、不安だ」
ふぁみれす!
純「ん~、どのパフェにしよっかな~。憂はもう決めた??」
憂「え、えっと、私はこれにしようかな~って」
純「え~?奢りなんだしもっと高いの頼みなよ!」
憂「そ、そうかな?」
梓「別に遠慮しなくて良いんだよ?」
憂「うん、でもあんまりおっきいの頼んじゃうと、ご飯食べれなくなっちゃうから…」
純「あ~、そっかぁ」
憂「……」
梓「あのさ、憂」
憂「なぁに、梓ちゃん」
梓「なんかあった?元気、無いよ?」
憂「え、そ、そんなことないよ?」
純「…いーや、そんなことある顔してるね」
憂「そうかな……」
憂「うん…」
憂「ね、ねぇ、二人はさ、私のコトどう思ってる?」
純「どうって?」
憂「えっと、つまりね、私って、結構お姉ちゃん好きだよね?」
梓「結構というより、もう病的なレベルで好きだと思うけど」
憂「それで、私って、シスコン、だと思う…?」
純・梓「うん、間違いなく」
憂「う…」ジワ
純「え、ちょ、憂!?」
憂「ふっ、ひっく、うえ、うえええ~ん!!」
梓「ええ!?な、なに、どうしたの!?」
純「ふむ…つまり、スーパーに何故か軽音部の皆さんが居て」
梓「唯先輩が『シスコンは嫌い』と言っていたのを聞いてしまったと」
梓(ていうかやっぱり先輩方居たんだ…。あそこでパーティの買い出ししてたのかな)
純「う~ん、俄かには信じ難いなぁ」
梓「確かに唯先輩がそんなコト言うとは思えないけどなぁ」
憂「でも実際にそう言ってたんだよ…?」
純「だってさぁ、いつも唯先輩は部活で憂の話しかしないんでしょ?」
梓「うん、もううんざりするほどね…」
憂「お姉ちゃんは私が…っき、きら、ぐすっ、嫌いなんだよ…」
梓「う、憂、落ち着いて、ね?」
純「そ、そうだよ!たぶん聞き間違いか何かだと思うよ?」
憂「でも、ひっく、だって、嫌いって…」
梓「そんな訳ないと思うんだけどなぁ」
憂「もうダメ…お姉ちゃんに嫌われたら生きていけないよぉ…うぅ…」
お待たせしました~、こちらイチゴパフェと生チョコパフェになりま~す
純「ほら、憂!パフェ来たよ!」
憂「うん…甘い…」モグモグ
にじかんご…
憂「もう私はダメなの…お姉ちゃんに嫌われたから…」
純(もうずっと同じコトしか言ってない…)
梓(色々とキツイ…、先輩方、早く……)
~♪~♪
梓「あ、メール!!」
From ゆいせんぱい
じゅんびおっけーだよあずにゃん!
憂を連れて私のうちまで来て!!
梓「あ、あー!気づいたらもう6時じゃん!」
憂「ホントだ…」
憂「お姉ちゃんの為にご飯作らなきゃだし、そろそろ帰らなきゃ…」
憂「お姉ちゃん……!」ウルウル
梓「あ、あっ!そうだ!ね、ねぇ憂!私ちょっと唯先輩に用事があるんだ!!」
憂「お姉ちゃんに…?」
梓「そう!CD貸してたから、返して貰おうと思って」
梓「だからこれから家までついていっても良いかな?」
憂「うん、別に大丈夫だけど…」
梓「純も付き合ってよ、暇だし良いでしょ?」
純「う、うん。まぁ良いよ」
梓「じゃあ行こう!」
憂「はぁ…お姉ちゃん……」
ひらさわけ!
憂「う~…家に入りたくないよぉ…」
梓「もう、きっと何かの間違いだって。そんなに心配する必要ないよ」
純「ほら、何してんの?入っちゃおうよ」ガチャ
「「「「「憂(ちゃん)誕生日おめでとー!!」」」」」
純「…え?」
唯澪律紬和「えっ」
憂「えっ」
純「えっ」
りびんぐ!
唯「えへへ~、憂の為に作ったんだよ!!」
憂「お、お姉ちゃん…!」ウルウル
律「私たちも手伝ったんだけどな~」
梓「全然聞こえてないっぽいですよ」
澪「まぁ仕方ないな…」
紬「眼福だわ~♪」
純「あはは…」
憂「ねぇ、お姉ちゃん、お姉ちゃんは私のコト嫌い?」
唯「そ、そんな訳ないじゃん!何でそんなコト思ったの?」
憂「だって、スーパでシスコンは嫌いって…」
唯「え…?どういうコト…?」
梓「あの…、先輩たちがあのスーパーに居た時」
純「私たちも居たんですよ、同じスーパーに」
律「え?あ~…それじゃあもしかして…」
律『シリアルはやっぱシスコーンだろ!』
唯『え~っ、私シスコーンは嫌いだな~!』
律『はぁ~!?』
律「っていうのを聞いてたんじゃ…」
梓「く…くだらなぁ…」
憂「それじゃあ、お姉ちゃんは私のコト嫌いじゃないの?」「
唯「勿論だよ!!憂のコトは世界で一番好きだからね!!」ふんす
憂「お、お姉ちゃん…」マッカ
唯「ねえ、憂、お姉ちゃんからの誕生日プレゼント受け取って?」
憂「え?」
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /^ヽ
: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : :/: : : :/ } : : ヽ二ニ :_‐-
: : : : : : :/: : : : : : : / : :// : : /: : : /: : :i : '; : : : : : \: `丶.__
: : : : : :/ : : : /: : /: : : ∧\ : :/ : : :/: : : :| : :}: : :ヽ : : : \: : :\: : :`
: : : : :/ : : : /: : /: : : / : :\,ン:_:_:/|: : : : |: /: ヽ : }: : : : : :ヽ: : : \: :
: : : : ': : : : :l : : | : : : : / /' : / `ト !: : : /:| : : :V: : : : : : : :'; : : : :ヽ
: : : :l: : : : : |: : : : : : : :|/l/ / l: |: :〃ト!、: : l: : : : : : : : :l: : : : : :
: : : :|: : : :}: |: : : : : : : :|,:ィ'´ ー=ミレ'!: /__|从\ |: : : : : : : : :|: : : : : :
: : : :l : : /: : : : :|: : : : :| :| ::::::::::::: j/'ァーミヽ : | : i: : : : : : :| : : ;/ :
、 : : : {:/: : : : : :|: : : : :|: | 〉 ::::::::: `Vj : |: : : : :/ :|ー:7 : :
^ヽ : ハ: : : :} : ハ : : :|:! ノ } : : |: : : 〃:/l/ : : :
:::::::V:::::l: : ;イ :/ ヽ: : ト:、:、 /: : : l ://:/:´: : : : :/
::::::::{::::::j/::レ'::ヽ }>、\ヽ>-/} //: : :ノ: :ィ'彡, -―<
::::::::::::::::::::::::::::::::::}\: :イ:` ;} : :/ 、 /イ: : :/ノ|//::::::::::::::::::`
::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉 j/// ` ーァヘ /- " //::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::l / /:::::::ハ /{:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ::::::::/ {iヽ //l:::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l |:::::::|、 V{ // ,|:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l::::::ハ jJ、 / /|:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::\ヾ::::ハ l:::/:::::l |ベ/ /:::!:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::、丶\} ';:{::::::::l|/|ヘ./:::: |:::::::::::::::::::::::::
、::::::::::::::::::::::::::ヾ:::`ヽ::::ヽ 〉ヽ:::::lj//| |:::::ノ!::::::::::::::::::::::::
::ヽ::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::} {:::}::::):://| |::〈::::|::::::::::::::::::::::::
梓「わお…」
紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」
純「6回…」
澪「おぉ…」カァァ
律「うひゃ…やるねぇ」
和「全く…」
憂「お姉ちゃん…」ポー
唯「えへへ、憂、誕生日おめでとう!!!」
おしまい
ということで憂ちゃん誕生日SSでした!
読んで下さった方(居たか分からないけどww)ありがとうございました!
去年は誕生日に間に合わせられなかったから、
今年は間に合わせられて良かった…
改めて憂ちゃん、お誕生日おめでとう!!
平沢姉妹よ永遠であれ!
それではまた!
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 04:25:36.67:+w9VMZw70読んで下さった方(居たか分からないけどww)ありがとうございました!
去年は誕生日に間に合わせられなかったから、
今年は間に合わせられて良かった…
改めて憂ちゃん、お誕生日おめでとう!!
平沢姉妹よ永遠であれ!
それではまた!
乙!
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 05:04:14.68:6LNlu6290
乙でした!
憂ちゃん幸せそうで良かった!
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 05:45:35.71:+PWrdfqW0憂ちゃん幸せそうで良かった!
乙!
幸せな誕生日で良かった。
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/22(水) 14:03:39.06:MaqEW0k+0幸せな誕生日で良かった。
乙
平沢姉妹かわいいよ!
平沢姉妹かわいいよ!
コメント 4
コメント一覧 (4)