──私は、忘れようとしていたんだろうか
──忘れるなんて、できるわけないのに
~アイドルマスター 20話 『約束』~
春香「……千早ちゃん、自分を追い詰め過ぎなんじゃないかな」
千早『やめて』
春香「それで、また一緒に歌えたら私たちも嬉しいし……」
春香「天国の弟さんだってきっと喜ぶ……」
千早『やめてっ!!!』
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:02:28.09:G2ds84jo0
春香「…ッ!」
ドサッ
千早『春香に私の……優の何がわかるのよ!』
千早『もう……お節介はやめてっ……!』
春香「……」
春香「……ごめん」
春香「今日は帰るね。事務所に行ってくるから」
千早『……』
春香「……!」タッタッタ
春香「千早ちゃんがあんなことを言うなんて……!」タッタッタ
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:06:25.66:G2ds84jo0
バネP「おかえり、春香」
春香「ただいまです。プロデューサーさん……」
バネP「その、千早の様子はどうだった?」
春香「……」
バネP「春香も辛かっただろ。ゆっくりでいいんだ」
春香「私、千早ちゃんの言うことがわからないんです」
バネP「ん……?」
春香「インターホン越しだから、よく聞こえなかったけれど……」
バネP「あぁ……(春香のこんな顔を見るなんて相当応えたんだな)」
春香「千早ちゃん、私に『石灰を食べてっ……!』って言ったんです」
バネP「……」
バネP「なんだって?」ガタッ
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:08:21.21:Qw515FQE0
バネP「……」
バネP「石灰ってアレだろ?運動会で使う……」
春香「はい多分……石灰といったらそれしか……」
バネP「……それを食べろって言ったのか?」
春香「えぇ突然叫んだんです」
春香「『もう……石灰を食べてっ……!』って」
春香「私もう、もうどうしたらいいのかわからなくて……!」
春香「頭の中がグチャグチャになって……つい逃げちゃったんです……!」
春香「何で?何で石灰なの?カルシウム取りたいの?だからカリカリしてるの?って……!」
バネP「落ちついてくれ春香、今俺の同じような気持ちだよ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:18:52.82:G2ds84jo0
春香「ごめんなさい」
バネP「……」
春香「……」
バネP「千早は冗談をいうタイプじゃないしな」
春香「はい、たまにギャグを言いますけど」
バネP「そ、そうなのか」
春香「カレー屋に行くと私の方を何度もチラチラ見てくるんです」
バネP「……それで?」
春香「で、ナンを頼むとすっごい目を輝かせるんです……『私の出番ね』みたいな顔で……」
バネP「……」
春香「えへへ、それでナンを持ちながら『言っていいかしら?春香、言っていいかしら?』って聞いてくるんですよ」
春香「千早ちゃんのドヤ顔すっごい楽しそうだったなぁ……」ウル
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:20:45.51:wSJH0Yjj0
春香「それがこんなことになっちゃって。どうしてだろ、どうしてなんだろ」
バネP「今回も千早のギャグという可能性は?」
春香「ううん、今回は違います」
バネP「どうしてわかるんだ?」
春香「だってギャグを言った日は夜にメールが来ますから」
春香「『春香、今日は何点でしたか?採点厳しくお願いします』って……」
バネP「……」
春香「ちなみに、自信がある時は文末に絵文字がつきます。ニコニコマークが1つ」
バネP「そ、そうなのか」
春香「30点って言った時は、今回みたいにすごく落ち込んじゃってたなぁ……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:41:14.86:G2ds84jo0
バネP「……」
春香「うっ……千早ちゃん……石灰なんて家に無いよ……!」
バネP「春香、千早は意味の無いことは言わない奴、だな」
春香「は、はい、千早ちゃんは……いつも一生懸命です」
春香「歌のノートの他にネタ帳も持ちあいて研究するくらい、一生懸命です」
バネP「春香」
春香「はい」
バネP「……」
バネP「食べられるか、石灰」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:46:46.27:xGBmeGz00
春香「えっ」
バネP「……」
春香「私が、ですか?」
バネP「あぁ」
春香「……えと」
バネP「きっと千早は、試してるんだ。春香の覚悟を」
春香「石灰を食べることで?」
バネP「あぁ、真っ白い関係に戻ろうっていう意思表明だよ」
春香「うっ……つはやつぁん……(鼻声)」
バネP「無理は言わない、なんだったら貴音に……」ガタッ
春香「待ってくださいっ!」
バネP「……」
春香「わかりました……石灰食べます……!」
バネP「よく言ってくれた、春香」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:55:04.51:G2ds84jo0
千早「……」
千早「……優」ギュッ
春香「……お、重い……」ズルズル
春香「ふぅ、天海春香……ふぁいとっ!」
ピンポーン
千早「!」ビクッ
千早『春香、また来たの?』
春香「千早ちゃん、今日は渡したいものがあって……(石灰を)」
千早『もう……お節介はやめてって言ったでしょ……!』
春香「……」
春香(やっぱりだ、石灰を食べてって言ってる……)
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:03:08.31:G2ds84jo0
千早『もういいでしょ、帰って……!(春香はお節介なのよ……!)』
春香「正直言うとね、今日はね、来るのちょっと迷ったよ(まさか石灰を食べるなんて)」
千早『そんな半端な気持ちで来るのなら……最初から来ないで!』
春香「……ごめん、でもね」
春香「今、こうして千早ちゃんの声を聴いたら迷いとかふっきれちゃったよ」
千早『……ウソ』
春香「ううん、私、本気だよ?(本気で石灰食べるよ?)」
千早『もういいから……!』
春香「よく無いよ!このままだと帰れないよ!(袋で持ってきちゃったし)」
千早『……!』
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:12:30.97:G2ds84jo0
春香「千早ちゃん、ドア開けてよ」
千早『……』
春香「今日はね、とっておきを持ってきたから。えへへ、一緒に食べよ?」
千早『……いらないわ』
春香「色んな種類あるよ? きっと千早ちゃんもビックリすると思う」
千早『……頼んでないでしょう』
春香「あ、もしかして家にある?(石灰)」
千早『もう最近は、どれも喉に通らないから……(お菓子もお茶も)』
春香「あ、普段から食べてるんだ。凄いね」
千早『……?』
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:31:04.34:Jp3FImij0
春香「千早ちゃん、私ね、千早ちゃんにただ喜んで欲しい。勝手かも知れないけど」
春香「それで、また笑ってくれるなら何でもするよ!(石灰を食べることも)」
春香「千早ちゃん、私の気持ちちょっとでも届いて欲しい」
千早『それが、お節介って言ってるのよ!』
春香「うん、そうだよ!その千早ちゃんの大切に思う気持ちが、石灰だよ!石灰なんだよ!」
千早『……っ!(お節介……どういうこと……?)』
春香「このくらいしか、今私に出来ることは無いから」
千早『……』
春香「また、真っ白な気持ちで向き会おう(あ、私に70点あげちゃおう)」
千早『無理よ……私はもう、汚れてしまったの……真っ白になんてなれない』
春香「なれるよ!!!」
千早『……春香!』
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:37:43.25:Jp3FImij0
シーン……
ピチョン……ピチョン……
春香「……えっ」
千早『いい加減にして!私が、そんな言葉で本当に喜ぶと思った?』
春香「えっ、ちが……うの……?」
千早『……』
春香「千早ちゃん……?」
千早『春香は、何もわかってない!』
千早『本当に……もう……お節介はやめてっ……!』
春香「!」ガーン
春香「わかった、それじゃポストに入れておくから……後でちゃんと食べてね?」
ドサドサドサドサ……
千早『……』ギュッ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:40:07.06:1tdmtIpH0
春香「……」
バネP「おかえり……その様子だと、ダメだったみたいだな」
春香「プロデューサーさん……私、とんでもない勘違いしてました……」
バネP「勘違い……?」
春香「なんで気付けなかったんだろ……私、バカですね、えへへ」コテン
バネP「春香、一体何があったんだ?」
春香「千早ちゃんは、『石灰を食べて』って言ったわけじゃなかったんです」
春香「今度は、こう聞こえました。その……あの……』モジモジ
春香「『もう……セッ○スはやめてっ……!』って」
バネP「……」
バネP「なんだって?」ガタッ
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:46:42.46:V3cfvmA80
春香「どうしたんだろ……千早ちゃんがそんなえっちな事言うなんて」
バネP「……」
春香「だっていつもコンビニでちょっとエッチな本のコーナーを見て……」
春香「『ねぇ春香、春香。961社長のナスビは黒ナスビってどういう意味かしら?面白いわね』とか大声で言うんですよ」
バネP「そ、それは困るな……」
春香「意味を説明したら、真っ赤になってコンビニから出ていっちゃうんです」
バネP「千早はそういうとこ疎いからな……」
春香「はい、むっつりって噂もありますけど、純粋なんです。千早ちゃんは」
春香「千早ちゃん、あの日にはもう戻れないのかな……」ウルッ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:57:44.38:Jp3FImij0
バネP「……」
春香「……」
バネP「春香、俺たちは核心に迫ったのかも知れない」
春香「えっ」
バネP「うん、よくやってくれた」ワシワシ
春香「プロデューサーさぁん……」
バネP「もしかしたら千早が歌えなくなったのは……」
バネP「あの記事のせいじゃないんじゃないか?」
春香「えっ」
バネP「つまり、誰かのセッ◯スを事務所で目撃したショックで……こう考えられないか」
春香「……あっ!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:04:43.10:NvHUKu5m0
バネP「よし、こう仮定してみよう」
春香「プ、プロデューサーさん……」
バネP「ある日、いつも通り事務所でレッスンをしようと思った千早」
バネP「扉を開けると、765プロではもうダンスレッスンが行われていた」
バネP「……」
バネP「性のダンスが」
春香「……!」
バネP「あの多感な千早だったら、仕方ないのかもな」
春香「それで……私にSOSを出したんですね……」
春香「『春香は何もわかってない、本当に……もう……』」
春香「『セッ◯スはやめてっ』……て」
バネP「……」コクン
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:14:20.37:5AcA9Cnm0
バネP「……春香、辛いかも知れないが気を確かに持とう」
春香「……はい」
バネP「……」
バネP「真か?」
春香「えっ」
バネP「ほら、最近『エージェント夜を往く』口ずさんでるだろ?」
春香「そ、そうですね。真の1番のお気に入りですから」
バネP「欲求不満、なのかもな」
春香「プロデューサーさん、人を疑うのは悪いことですよ」
バネP「す、すまん俺としたことが……」
春香「私、一人一人に聞いてきますから!」ガタッ
バネP「は?」
春香「……私流格言その1」
春香「急がばまっすぐ進んじゃお!」ダダッ
バネP「あ、お~い春香ぁ~」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:19:38.89:5AcA9Cnm0
バネP「どうだった?」
春香「いませんでした」
バネP「そうか……真は何て言ってた?」
春香「『う、うえぇぇ?!いきなりセ、セック……とか何言ってるんだよ、春香ぁ……!』って」
バネP「そうか、残念だったな……」
バネP「……春香は、どこまでもまっすぐだな」
春香「そんな」
バネP「春香、もしかして……」
春香「はい」
バネP「欲求不満なのは千早自身なんじゃないか」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:27:28.11:5AcA9Cnm0
バネP「ちょっと聞いてくれないか。春香にとっては辛いことかもしれないけれど」
春香「は、はい……大丈夫ですっ」ギュッ
バネP「俺はちょっと考えたんだ。千早は家でずっと何をしてるのかって」
春香「……そういえば」
バネP「歌も歌わない、テレビも見ない……」
春香「……」
バネP「してるんじゃないか」
春香「えっ」
バネP「あの溜めこんでそうな千早だ。してるんじゃないか」
春香「……もしかして」
バネP「一人で、一人セッ◯スを」
春香「……千早ちゃん……!」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:31:40.72:5AcA9Cnm0
千早『……』
千早『……もう……やっぱり……』
春香「……」スゥゥ
春香「ちーはーやーちゃん?」
ピンポーン
千早『……!』
春香「あ、千早ちゃんポスト、そのままだね(石灰)」
千早『……』
春香「私、千早ちゃんの気持ち何もわかってなかったよ」
千早『……』
春香「ずっとずっと、誰にも言わずに溜めこんでたんだね!千早ちゃん!」
千早『……は……るか……?』
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:39:32.79:5AcA9Cnm0
春香「千早ちゃん、もういいんじゃないかな。そんなに溜めこまなくて(性欲を)」
千早『……別に、そんなこと無いわ』
春香「今回もお土産持ってきたよ。えへへ、何だと思う?」ゴソゴソ
千早『……』
春香「さぁ、なんでしょーか!(バイブ)」
千早『もういいから』
春香「ほらっ、これで体動かすと気持ちいいよ!(バイブで)」
千早『何もしたくない!(ダンスも)』
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:50:47.86:aCtuKqKM0
千早『……もう、もういいから』
春香「千早ちゃん、いつも気ぃ張って辛そうだもんね(性欲も溜まってたんだね)」
千早『……』
春香「気づかなくてごめん」
千早『……春香は、気づいてたでしょ?(私の、歌への重圧に)』
春香「ううん、意外だった(性欲ムラムラだったなんて)」
千早『……そう、そんな言葉、本当でも聞きたくなかった(やっぱり私は、今までもこれからも一人ね)』
春香「ごめんね、でも……」
春香「……一回リセットしよ? ほら、一緒にステージで歌ったよね」
千早『えっ』
春香「思い出して!あのきらめく舞台を!」カチッ
春香「自分Rest@rt、だよ(バイブで)」ウィンウィンウィン
(ワァァァ……!)
千早『……!』
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:52:28.84:JZjJpJiZ0
春香「千早ちゃん、聞かせてよ。正直な気持ち」ウィンウィンウィン
千早『……』
春香「本当は、したいんだよね(一人エッチ)」
千早『……違う、私はもう……したくない(歌うことなんて)』
春香「し た い ん だ よ ね !(一人エッチ)」
千早『……(私の本当の気持ち?)』
春香『……』
千早『……(そう、私は……たしかに……)』
千早『……』グッ
千早『したい……』ポツリ
春香「千早ちゃん……私、やっと千早ちゃんの本音に触れられた気がするよ……」ジワッ
いま~大人になる道の途中~ 溢れる初体験~♪
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:10:43.81:aCtuKqKM0
千早『だけど……少し考えさせて』
春香「千早ちゃん、今度のライブ、来てね」
千早『えっ』
春香「絶対、絶対きてね!」
春香「千早ちゃんにはちゃんと、ただいまって言ってくれる場所があるから」
千早『……』
千早「春香は……本当に、お節介、やめてって言ってるのに」
春香「えっ……う、うんわかった。"約束"、約束するよ!」
春香「それじゃお土産と、あと絵本入れておくね!それじゃ!」ダダダッ
ガコーン!
千早『……春香、ありがとう……』ギュッ
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:17:44.28:aCtuKqKM0
~そして、ライブ当日~
ザワ……ザワ……
真「プロデューサー……千早は……」
バネP「いや……まだだ……」
春香「ねぇ、みんないつもみたいに円陣組もうよっ!」
春香「いくよ!みんな、765プロ~っ……」
真「あっちょっと待って!」
タッタッタ
千早「ハァ……ハァ……!」
千早「すいません!遅くなりました!(玄関の掃除で)」
響「千早……(あ、自分Rest@rtしてきたんだな……)」
美希「千早さんっ……!(自分Rest@rtしてきたんだ)」
バネP「千早よく来てくれたな……」
千早「プロデューサー……」
バネP「どうだ、まだイけそうか……?(性的な意味で)」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:23:32.05:aCtuKqKM0
千早「わかりません……でも……」
春香「千早ちゃん……」スッ
千早「……っ……!」
春香「いくよ~~765プロふぁいお~~!」
……。
千早「春香……あの、私あなたにヒドいこと……」
春香「うわわ!そういうの無し無し、ね!」
千早「……」
春香「……」
春香(でも、やっぱり緊張するかな)
春香(でも、約束だよね)
春香(『本当に、石灰食べてって言ってるのに……』って千早ちゃん言ったもん)
春香(千早ちゃん……私、食べるよ……!)
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:30:24.57:aCtuKqKM0
ティテティロロン……
バネP「……」
千早「……ふぅぅ……」
テン……テン……
千早「……!ぁ……ぁ……!」
律子「あ、あの子やっぱり……!」
春香「……!」ダダッ
千早「はるかっ……」
春香「……約束!」ボフッ!
春香「……!……!」
千早「……はるか……?」
千早(えっ、何で……石灰食べてるの……?)
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:32:08.55:i0tfMP2D0
千早「……は、はるか?」
春香「……!……ケッホケホ!」
千早「???」
律子「……すみません、一度中断をっ!」
バネP「待ってくださいっ!」
バネP「このまま……」
バネP「とぅどぅけさせてくださいっ!!!」
春香「……!……!粉っぽい……!辛いよ……」ポロポロ
千早「は、はるっ……!」
???「もう涙を拭ってー笑ってー」
千早「み、みんな?!」
一同「一人じゃないどんな時だってー」
美希(春香、がんばれなの、このためにトレーニングしてきたよね)
貴音「天海春香、あなたなら出来ます。この大量の石灰を……食べきれます!」
春香「げほっ……!(ありがとう……みんな……私食べきるよ!)」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:41:54.24:TQ7xpqso0
一同「悲しみーをー越えるーちからー(石灰を食べるという悲しみ)」
一同「歩こうー果てない道ー 歌おうー空をこえてー」
春香「もう少し……!げほっ……!」モフモフ
千早(……春香、意味はわからないけれど)
千早(あなたはこんなにも頑張ってる)
千早(私は……これまで何を……)
一同「センキューフォースマーイル」
優(───)
千早「……ぅん!」
テ ン ! テ ン ! テ ン !
千早「あるk──」
春香「あ"る"こおおおおおおおお!果てない道ぃぃぃぃ!」
バネP「やった!」
春 香 無 事 に サ ビ ま で に 石 灰 完 食
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:50:57.83:SZ70m3hK0
──アイドルマスター 二十話 「約束」
| ̄〕 | ̄`―――――‐' ̄ > | ̄`――――――‐' ̄ >
____| |___,へ | ┌‐─┐┌‐─┐ | | r――――――┐ |
|____ ____〉 | | | | . | | | | ____| ̄r__へ| |
| | | |___| |____| | | | l_________ ______ |
/ ヽ | _________ | | | l⌒ヽ__| | | |
/ ∧ ヽ | | | | | | ` 、ノヽ__ノ | |
____/ / ヽ \_ . | | _| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
|___/ \_____| |__ノ ヽ_ノ . |_l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_|
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:52:28.56:7TjgvWWh0
社長「いやぁ今日は実に良い話だったね……」
おわってください
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:54:10.58:EqH3lTcJ0
春香「…ッ!」
ドサッ
千早『春香に私の……優の何がわかるのよ!』
千早『もう……お節介はやめてっ……!』
春香「……」
春香「……ごめん」
春香「今日は帰るね。事務所に行ってくるから」
千早『……』
春香「……!」タッタッタ
春香「千早ちゃんがあんなことを言うなんて……!」タッタッタ
バネP「おかえり、春香」
春香「ただいまです。プロデューサーさん……」
バネP「その、千早の様子はどうだった?」
春香「……」
バネP「春香も辛かっただろ。ゆっくりでいいんだ」
春香「私、千早ちゃんの言うことがわからないんです」
バネP「ん……?」
春香「インターホン越しだから、よく聞こえなかったけれど……」
バネP「あぁ……(春香のこんな顔を見るなんて相当応えたんだな)」
春香「千早ちゃん、私に『石灰を食べてっ……!』って言ったんです」
バネP「……」
バネP「なんだって?」ガタッ
わろた
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:11:17.37:G2ds84jo0バネP「……」
バネP「石灰ってアレだろ?運動会で使う……」
春香「はい多分……石灰といったらそれしか……」
バネP「……それを食べろって言ったのか?」
春香「えぇ突然叫んだんです」
春香「『もう……石灰を食べてっ……!』って」
春香「私もう、もうどうしたらいいのかわからなくて……!」
春香「頭の中がグチャグチャになって……つい逃げちゃったんです……!」
春香「何で?何で石灰なの?カルシウム取りたいの?だからカリカリしてるの?って……!」
バネP「落ちついてくれ春香、今俺の同じような気持ちだよ」
春香「ごめんなさい」
バネP「……」
春香「……」
バネP「千早は冗談をいうタイプじゃないしな」
春香「はい、たまにギャグを言いますけど」
バネP「そ、そうなのか」
春香「カレー屋に行くと私の方を何度もチラチラ見てくるんです」
バネP「……それで?」
春香「で、ナンを頼むとすっごい目を輝かせるんです……『私の出番ね』みたいな顔で……」
バネP「……」
春香「えへへ、それでナンを持ちながら『言っていいかしら?春香、言っていいかしら?』って聞いてくるんですよ」
春香「千早ちゃんのドヤ顔すっごい楽しそうだったなぁ……」ウル
何それかわいい
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:30:45.70:G2ds84jo0春香「それがこんなことになっちゃって。どうしてだろ、どうしてなんだろ」
バネP「今回も千早のギャグという可能性は?」
春香「ううん、今回は違います」
バネP「どうしてわかるんだ?」
春香「だってギャグを言った日は夜にメールが来ますから」
春香「『春香、今日は何点でしたか?採点厳しくお願いします』って……」
バネP「……」
春香「ちなみに、自信がある時は文末に絵文字がつきます。ニコニコマークが1つ」
バネP「そ、そうなのか」
春香「30点って言った時は、今回みたいにすごく落ち込んじゃってたなぁ……」
バネP「……」
春香「うっ……千早ちゃん……石灰なんて家に無いよ……!」
バネP「春香、千早は意味の無いことは言わない奴、だな」
春香「は、はい、千早ちゃんは……いつも一生懸命です」
春香「歌のノートの他にネタ帳も持ちあいて研究するくらい、一生懸命です」
バネP「春香」
春香「はい」
バネP「……」
バネP「食べられるか、石灰」
食わそうとすんなwww
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:47:44.56:G2ds84jo0春香「えっ」
バネP「……」
春香「私が、ですか?」
バネP「あぁ」
春香「……えと」
バネP「きっと千早は、試してるんだ。春香の覚悟を」
春香「石灰を食べることで?」
バネP「あぁ、真っ白い関係に戻ろうっていう意思表明だよ」
春香「うっ……つはやつぁん……(鼻声)」
バネP「無理は言わない、なんだったら貴音に……」ガタッ
春香「待ってくださいっ!」
バネP「……」
春香「わかりました……石灰食べます……!」
バネP「よく言ってくれた、春香」
千早「……」
千早「……優」ギュッ
春香「……お、重い……」ズルズル
春香「ふぅ、天海春香……ふぁいとっ!」
ピンポーン
千早「!」ビクッ
千早『春香、また来たの?』
春香「千早ちゃん、今日は渡したいものがあって……(石灰を)」
千早『もう……お節介はやめてって言ったでしょ……!』
春香「……」
春香(やっぱりだ、石灰を食べてって言ってる……)
千早『もういいでしょ、帰って……!(春香はお節介なのよ……!)』
春香「正直言うとね、今日はね、来るのちょっと迷ったよ(まさか石灰を食べるなんて)」
千早『そんな半端な気持ちで来るのなら……最初から来ないで!』
春香「……ごめん、でもね」
春香「今、こうして千早ちゃんの声を聴いたら迷いとかふっきれちゃったよ」
千早『……ウソ』
春香「ううん、私、本気だよ?(本気で石灰食べるよ?)」
千早『もういいから……!』
春香「よく無いよ!このままだと帰れないよ!(袋で持ってきちゃったし)」
千早『……!』
春香「千早ちゃん、ドア開けてよ」
千早『……』
春香「今日はね、とっておきを持ってきたから。えへへ、一緒に食べよ?」
千早『……いらないわ』
春香「色んな種類あるよ? きっと千早ちゃんもビックリすると思う」
千早『……頼んでないでしょう』
春香「あ、もしかして家にある?(石灰)」
千早『もう最近は、どれも喉に通らないから……(お菓子もお茶も)』
春香「あ、普段から食べてるんだ。凄いね」
千早『……?』
春香「千早ちゃん、私ね、千早ちゃんにただ喜んで欲しい。勝手かも知れないけど」
春香「それで、また笑ってくれるなら何でもするよ!(石灰を食べることも)」
春香「千早ちゃん、私の気持ちちょっとでも届いて欲しい」
千早『それが、お節介って言ってるのよ!』
春香「うん、そうだよ!その千早ちゃんの大切に思う気持ちが、石灰だよ!石灰なんだよ!」
千早『……っ!(お節介……どういうこと……?)』
春香「このくらいしか、今私に出来ることは無いから」
千早『……』
春香「また、真っ白な気持ちで向き会おう(あ、私に70点あげちゃおう)」
千早『無理よ……私はもう、汚れてしまったの……真っ白になんてなれない』
春香「なれるよ!!!」
千早『……春香!』
シーン……
ピチョン……ピチョン……
春香「……えっ」
千早『いい加減にして!私が、そんな言葉で本当に喜ぶと思った?』
春香「えっ、ちが……うの……?」
千早『……』
春香「千早ちゃん……?」
千早『春香は、何もわかってない!』
千早『本当に……もう……お節介はやめてっ……!』
春香「!」ガーン
春香「わかった、それじゃポストに入れておくから……後でちゃんと食べてね?」
ドサドサドサドサ……
千早『……』ギュッ
千早びっくりするだろw
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:43:21.28:Jp3FImij0春香「……」
バネP「おかえり……その様子だと、ダメだったみたいだな」
春香「プロデューサーさん……私、とんでもない勘違いしてました……」
バネP「勘違い……?」
春香「なんで気付けなかったんだろ……私、バカですね、えへへ」コテン
バネP「春香、一体何があったんだ?」
春香「千早ちゃんは、『石灰を食べて』って言ったわけじゃなかったんです」
春香「今度は、こう聞こえました。その……あの……』モジモジ
春香「『もう……セッ○スはやめてっ……!』って」
バネP「……」
バネP「なんだって?」ガタッ
勘違いに気が付いたにも関わらずポストに石灰を入れて帰るとか怖い
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:47:22.92:rfv5UjuZ0
いったいどこへ向かうんだ
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:53:24.22:Jp3FImij0春香「どうしたんだろ……千早ちゃんがそんなえっちな事言うなんて」
バネP「……」
春香「だっていつもコンビニでちょっとエッチな本のコーナーを見て……」
春香「『ねぇ春香、春香。961社長のナスビは黒ナスビってどういう意味かしら?面白いわね』とか大声で言うんですよ」
バネP「そ、それは困るな……」
春香「意味を説明したら、真っ赤になってコンビニから出ていっちゃうんです」
バネP「千早はそういうとこ疎いからな……」
春香「はい、むっつりって噂もありますけど、純粋なんです。千早ちゃんは」
春香「千早ちゃん、あの日にはもう戻れないのかな……」ウルッ
バネP「……」
春香「……」
バネP「春香、俺たちは核心に迫ったのかも知れない」
春香「えっ」
バネP「うん、よくやってくれた」ワシワシ
春香「プロデューサーさぁん……」
バネP「もしかしたら千早が歌えなくなったのは……」
バネP「あの記事のせいじゃないんじゃないか?」
春香「えっ」
バネP「つまり、誰かのセッ◯スを事務所で目撃したショックで……こう考えられないか」
春香「……あっ!」
誰のだよ
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:04:54.85:5AcA9Cnm0バネP「よし、こう仮定してみよう」
春香「プ、プロデューサーさん……」
バネP「ある日、いつも通り事務所でレッスンをしようと思った千早」
バネP「扉を開けると、765プロではもうダンスレッスンが行われていた」
バネP「……」
バネP「性のダンスが」
春香「……!」
バネP「あの多感な千早だったら、仕方ないのかもな」
春香「それで……私にSOSを出したんですね……」
春香「『春香は何もわかってない、本当に……もう……』」
春香「『セッ◯スはやめてっ』……て」
バネP「……」コクン
バネP「……春香、辛いかも知れないが気を確かに持とう」
春香「……はい」
バネP「……」
バネP「真か?」
春香「えっ」
バネP「ほら、最近『エージェント夜を往く』口ずさんでるだろ?」
春香「そ、そうですね。真の1番のお気に入りですから」
バネP「欲求不満、なのかもな」
春香「プロデューサーさん、人を疑うのは悪いことですよ」
バネP「す、すまん俺としたことが……」
春香「私、一人一人に聞いてきますから!」ガタッ
バネP「は?」
春香「……私流格言その1」
春香「急がばまっすぐ進んじゃお!」ダダッ
バネP「あ、お~い春香ぁ~」
バネP「どうだった?」
春香「いませんでした」
バネP「そうか……真は何て言ってた?」
春香「『う、うえぇぇ?!いきなりセ、セック……とか何言ってるんだよ、春香ぁ……!』って」
バネP「そうか、残念だったな……」
バネP「……春香は、どこまでもまっすぐだな」
春香「そんな」
バネP「春香、もしかして……」
春香「はい」
バネP「欲求不満なのは千早自身なんじゃないか」
バネP「ちょっと聞いてくれないか。春香にとっては辛いことかもしれないけれど」
春香「は、はい……大丈夫ですっ」ギュッ
バネP「俺はちょっと考えたんだ。千早は家でずっと何をしてるのかって」
春香「……そういえば」
バネP「歌も歌わない、テレビも見ない……」
春香「……」
バネP「してるんじゃないか」
春香「えっ」
バネP「あの溜めこんでそうな千早だ。してるんじゃないか」
春香「……もしかして」
バネP「一人で、一人セッ◯スを」
春香「……千早ちゃん……!」
千早『……』
千早『……もう……やっぱり……』
春香「……」スゥゥ
春香「ちーはーやーちゃん?」
ピンポーン
千早『……!』
春香「あ、千早ちゃんポスト、そのままだね(石灰)」
千早『……』
春香「私、千早ちゃんの気持ち何もわかってなかったよ」
千早『……』
春香「ずっとずっと、誰にも言わずに溜めこんでたんだね!千早ちゃん!」
千早『……は……るか……?』
春香「千早ちゃん、もういいんじゃないかな。そんなに溜めこまなくて(性欲を)」
千早『……別に、そんなこと無いわ』
春香「今回もお土産持ってきたよ。えへへ、何だと思う?」ゴソゴソ
千早『……』
春香「さぁ、なんでしょーか!(バイブ)」
千早『もういいから』
春香「ほらっ、これで体動かすと気持ちいいよ!(バイブで)」
千早『何もしたくない!(ダンスも)』
千早『……もう、もういいから』
春香「千早ちゃん、いつも気ぃ張って辛そうだもんね(性欲も溜まってたんだね)」
千早『……』
春香「気づかなくてごめん」
千早『……春香は、気づいてたでしょ?(私の、歌への重圧に)』
春香「ううん、意外だった(性欲ムラムラだったなんて)」
千早『……そう、そんな言葉、本当でも聞きたくなかった(やっぱり私は、今までもこれからも一人ね)』
春香「ごめんね、でも……」
春香「……一回リセットしよ? ほら、一緒にステージで歌ったよね」
千早『えっ』
春香「思い出して!あのきらめく舞台を!」カチッ
春香「自分Rest@rt、だよ(バイブで)」ウィンウィンウィン
(ワァァァ……!)
千早『……!』
ウィンウィンウィンwww
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 00:59:15.43:aCtuKqKM0春香「千早ちゃん、聞かせてよ。正直な気持ち」ウィンウィンウィン
千早『……』
春香「本当は、したいんだよね(一人エッチ)」
千早『……違う、私はもう……したくない(歌うことなんて)』
春香「し た い ん だ よ ね !(一人エッチ)」
千早『……(私の本当の気持ち?)』
春香『……』
千早『……(そう、私は……たしかに……)』
千早『……』グッ
千早『したい……』ポツリ
春香「千早ちゃん……私、やっと千早ちゃんの本音に触れられた気がするよ……」ジワッ
いま~大人になる道の途中~ 溢れる初体験~♪
千早『だけど……少し考えさせて』
春香「千早ちゃん、今度のライブ、来てね」
千早『えっ』
春香「絶対、絶対きてね!」
春香「千早ちゃんにはちゃんと、ただいまって言ってくれる場所があるから」
千早『……』
千早「春香は……本当に、お節介、やめてって言ってるのに」
春香「えっ……う、うんわかった。"約束"、約束するよ!」
春香「それじゃお土産と、あと絵本入れておくね!それじゃ!」ダダダッ
ガコーン!
千早『……春香、ありがとう……』ギュッ
~そして、ライブ当日~
ザワ……ザワ……
真「プロデューサー……千早は……」
バネP「いや……まだだ……」
春香「ねぇ、みんないつもみたいに円陣組もうよっ!」
春香「いくよ!みんな、765プロ~っ……」
真「あっちょっと待って!」
タッタッタ
千早「ハァ……ハァ……!」
千早「すいません!遅くなりました!(玄関の掃除で)」
響「千早……(あ、自分Rest@rtしてきたんだな……)」
美希「千早さんっ……!(自分Rest@rtしてきたんだ)」
バネP「千早よく来てくれたな……」
千早「プロデューサー……」
バネP「どうだ、まだイけそうか……?(性的な意味で)」
千早「わかりません……でも……」
春香「千早ちゃん……」スッ
千早「……っ……!」
春香「いくよ~~765プロふぁいお~~!」
……。
千早「春香……あの、私あなたにヒドいこと……」
春香「うわわ!そういうの無し無し、ね!」
千早「……」
春香「……」
春香(でも、やっぱり緊張するかな)
春香(でも、約束だよね)
春香(『本当に、石灰食べてって言ってるのに……』って千早ちゃん言ったもん)
春香(千早ちゃん……私、食べるよ……!)
ティテティロロン……
バネP「……」
千早「……ふぅぅ……」
テン……テン……
千早「……!ぁ……ぁ……!」
律子「あ、あの子やっぱり……!」
春香「……!」ダダッ
千早「はるかっ……」
春香「……約束!」ボフッ!
春香「……!……!」
千早「……はるか……?」
千早(えっ、何で……石灰食べてるの……?)
貼れと言われた気がして
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:39:58.97:aCtuKqKM0千早「……は、はるか?」
春香「……!……ケッホケホ!」
千早「???」
律子「……すみません、一度中断をっ!」
バネP「待ってくださいっ!」
バネP「このまま……」
バネP「とぅどぅけさせてくださいっ!!!」
春香「……!……!粉っぽい……!辛いよ……」ポロポロ
千早「は、はるっ……!」
???「もう涙を拭ってー笑ってー」
千早「み、みんな?!」
一同「一人じゃないどんな時だってー」
美希(春香、がんばれなの、このためにトレーニングしてきたよね)
貴音「天海春香、あなたなら出来ます。この大量の石灰を……食べきれます!」
春香「げほっ……!(ありがとう……みんな……私食べきるよ!)」
石灰食べるトレーニングって・・・
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:42:30.80:KxIbmoY+0
とうどぅけさせてくださいw
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:48:49.32:aCtuKqKM0一同「悲しみーをー越えるーちからー(石灰を食べるという悲しみ)」
一同「歩こうー果てない道ー 歌おうー空をこえてー」
春香「もう少し……!げほっ……!」モフモフ
千早(……春香、意味はわからないけれど)
千早(あなたはこんなにも頑張ってる)
千早(私は……これまで何を……)
一同「センキューフォースマーイル」
優(───)
千早「……ぅん!」
テ ン ! テ ン ! テ ン !
千早「あるk──」
春香「あ"る"こおおおおおおおお!果てない道ぃぃぃぃ!」
バネP「やった!」
春 香 無 事 に サ ビ ま で に 石 灰 完 食
意味がわからないwww
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:51:18.20:YRG4hseV0
おいwww
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:51:34.15:aCtuKqKM0──アイドルマスター 二十話 「約束」
| ̄〕 | ̄`―――――‐' ̄ > | ̄`――――――‐' ̄ >
____| |___,へ | ┌‐─┐┌‐─┐ | | r――――――┐ |
|____ ____〉 | | | | . | | | | ____| ̄r__へ| |
| | | |___| |____| | | | l_________ ______ |
/ ヽ | _________ | | | l⌒ヽ__| | | |
/ ∧ ヽ | | | | | | ` 、ノヽ__ノ | |
____/ / ヽ \_ . | | _| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
|___/ \_____| |__ノ ヽ_ノ . |_l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_|
いや、あの……
イイハナシカナ-???
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:53:54.38:aCtuKqKM0イイハナシカナ-???
社長「いやぁ今日は実に良い話だったね……」
おわってください
これは二度と歌えなくなっても仕方ない乙
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 01:54:13.57:iWDRKN2D0
いい大団円だった、掛け値なしに
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 02:09:16.71:kgDniO/70
いやー、いい話でしたねー
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 02:13:46.13:Yfi8BA170
乙!
他のアイマスSS書いてたら教えてくれ
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 02:19:51.72:aCtuKqKM0他のアイマスSS書いてたら教えてくれ
>>111
最近だとちはゆきとか……
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 02:21:56.95:7TjgvWWh0最近だとちはゆきとか……
>>112
これは…ほっとけないよ!!
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 02:28:46.01:cXWNWhlGOこれは…ほっとけないよ!!
乙
コメント 24
コメント一覧 (24)
タイトルでシリアスかと判断しかけた俺のバカ
この調子でアイマスSS増やしてくだしい
クソワロタwwwww
意味が分からないな……
石灰ひとつでこの出来
面白かった
最後ひでぇwww