男「おはよ……」
犬娘「は?」
男「…だ、誰だ!?」
犬娘「お前の飼い犬ですが何か。犬耳と尻尾もあるでしょほら」
男「そんなことあるわけないだろ!うちのポチはどこにいった!」
犬娘「は?だからうちがポチなんすけど何なんすかお前」
犬娘「つうかうちより身分低いくせしていつもエラそうだなカスが」
男「なんだと…」
犬娘「お前には餌もらうとき以外は尻尾ふらねーの見ればわかんだろ」
犬娘「あと親がいなくなった途端にAVの音量あげんなやうるせーしイカ臭いし犬の身になれよ」
父「おはよう犬娘」
犬娘「わふっ♪」ブンブン
男「」
飼い犬が擬人化したら生きていけない
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 11:38:32.22:kE9I7uW+O
父「よしよし」
犬娘「わふんっ♪」スリスリ
父「可愛いなあ」
犬娘「ありがとうございますご主人様///」
男「おいお前」
犬娘「あ゙?」
男(態度が違いすぎる…)
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:29:20.81:mXcKInspO
男「親父もなんですんなり受け入れてんだよ!犬が人間になったんだぞ!!」
父「だって可愛いし」ナデナデ
犬娘「んぅ///」ブンブン
父「おっぱいもなかなかで」フニン
犬娘「ぁっ…ご主人様ぁ……///」
男(くそっ!こんなことなら普段から散歩とか連れてってやるべきだった!!!)
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:33:30.06:mXcKInspO
父「ご飯だぞ。今日からは一応テーブルで食べるように」
犬娘「はい!」ブンブン
父「待て」
犬娘「……」ジッ
父「待てよー…待てよぉ……」
犬娘「……」ブンブンブンブン
男「よし」
犬娘「……」チッ
父「よし」
犬娘「わふっ♪」モグモグ
男(このやろう…)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:38:06.57:mXcKInspO
男(確かにふだんから餌も散歩も親父に任せっきりだったけど)
男(ここまで露骨に態度を変えるとは…傷つくぜ)
犬娘「ご主人様!散歩、散歩!」ブンブン
父「ん?でもちょっと仕事あるんだよ」
父「またあとでな」
犬娘「くうん…」シュンッ
父(やだ可愛い)
父「うーん。じゃあ男。お前連れてけ」
犬娘「えっ」
男「おいなんだその反応は」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:43:54.10:mXcKInspO
犬娘「お前かよ」
男「あ?主人に向かってなんだその態度は」
犬娘「ああ?うちのご主人様は父様だけですがなにかー?」
男「あん?」
犬娘「お?やんのかコラ犬歯の発達なめんなよ」グルルル
父「お前らケンカはやめなさい」
犬娘「わふっ♪」ブンブン
男(再教育決定)
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:49:37.47:mXcKInspO
~散歩~
犬娘「……」テクテク
男「……」テクテク
犬娘「……」テクテク
男「おい。勝手にあちこち進むな」
犬娘「は?いつもの散歩道だし
お前ふだんからうちに構わねーから知らねーんですわ」
男「俺のペースにあわせて歩けよ」
犬娘「お前のペースとか何様ですかね」
男「あと前に出るな」
犬娘「後ろにいろよ」
男「あ?」
犬娘「あん?」グルルル
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:53:41.76:OxUZk6f1O
犬娘「何なんすかさっきからうちが美少女になった途端に主人面ですかねえ?」
男「あぁ?主人面も何もたかだか飼い犬が一家の長男に逆らわないでくれますぅ?」
犬娘「犬も立派な家族ですぅ。ご主人様もいつもそう言ってくれますがあ?」
男「おお、じゃあお前は妹だなあ。妹なら兄の言うこと聞いてくださぃぃ?」
犬娘「うちの家庭内ランク最下位がエラそうに喋らないでくださぃい?」
男「よお家畜」
犬娘「よおすねかじり」
男「あ?」
犬娘「あん?」グルルル
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:05:17.69:mXcKInspO
男「つうかさ」
犬娘「は?」
男「お前人間になったんなら一人で歩けるな?」
犬娘「あ゙?」
男「先帰ってるわ」
犬娘「は?ちょっと待てよ」
男「あ?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:07:42.17:mXcKInspO
犬娘「飼い犬を一人にするとかなめてんの?
そんなんだから懐かねーってわからねーんすかねぇ?」
男「はぁ?懐くとか以前にお前ケンカ売ってきますよねぇ?」
犬娘「ああ゙?お前がうちに優しくしねーからじゃないですかねぇ?」
男「優しくして欲しかったら態度改めろこら」
犬娘「こっちの台詞ですが何かこら」
男「帰る」
犬娘「待てよ」
男「何だよ」
犬娘「………待てよ」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:12:36.48:mXcKInspO
男「だから何だよ」
犬娘「……」
男「やっぱ帰るぞ」
犬娘「おい」
男「あ?」
犬娘「…い、一緒に歩けよ」
男「何でだよ」
犬娘「はあ?一人で歩いたことねー道を一人で歩けとかマジ正気すか」
犬娘「そんなんだから彼女できないんちゃいますかあ?」
男「なんだお前ようするに一人で歩くの怖いんちゃいますかあ?」
犬娘「怖くないですー。全然怖くないですー」
男「じゃあ帰るわ」
犬娘「待てよ……」
男「何だお前……」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:18:49.32:mXcKInspO
犬娘「お前そんなん卑怯だわ……室内犬にそれは卑怯だわ……」
男「そんな急にテンション下げんなよ…なんか不安になるだろ…」
犬娘「一緒に歩けよ……散歩なんてすぐ終わるだろうが…」
男「じゃあ俺の言うこと聞くか?」
犬娘「は?それとこれとは話が別だろうが」
男「じゃあ帰るわ」
犬娘「帰ったら知りうる限りのお前の恥態をご主人様に言うわ」
男「お前それは卑怯だろ…それは卑怯」
犬娘「お互い様でしょうよ…散歩しようぜ」
男「くそ……」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:31:12.50:mXcKInspO
~散歩終了~
男「疲れた」
犬娘「休み中なまけてばっかだからそうなんだよヘタレ」
男「あ?もう散歩連れてってやんねーぞ?」
犬娘「あ゙?お前に散歩連れてってもらった記憶なんて
昔すぎて忘却の彼方なんですがねぇ?」
父「おう、お帰り」
犬娘「ご主人様っ!」ダキッ
父「よしよし」ナデナデ
犬娘「くぅん///」ブンブン
男(んにゃろう)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:31:24.67:jlJ6jYVt0
男「親父。こいつのご飯は今日から俺がやるよ」
犬娘「は?お前なにいきなりほざいてんの?」
父「そうか。それは父さん楽で助かるよ」
犬娘「!?ご主人様!!それはあんまりです!」
犬娘「私はご飯を食べるときに撫でてくれるご主人様の手が大好きだったですのに!!」
犬娘「それがなくなるなんて耐えられません!」
父「だが男とも仲良くなって欲しいし」
犬娘「うぅ…そんなぁ」
父「しばらくしてどうしても無理ならまた俺がやってあげるから」
犬娘「……ご主人様がそう仰るのなら…」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:47:43.72:mXcKInspO
犬娘「というわけだからご飯貰ってやんよおい」
男「何が『というわけ』なんだおい」
犬娘「ご飯のときくらい尻尾ふってやるからはよ昼飯よこせや」
男「そんな態度だと昼飯抜くぞ」
犬娘「別に構いませんがあ?ご主人様に貰いますしぃ?」
男(こいつに口で勝てる気しねえ……犬のくせに)
男「くそ…用意するから待ってろ」ザラザラ
犬娘「待ってるからはよはよ」ブンブンブンブン
男(めっちゃ尻尾ふってる)
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:51:41.99:mXcKInspO
男「ほれ」コトッ
犬娘「わふっ!」
男「待て」
犬娘「……」ガツガツ
男「おぃい?」
犬娘「あ゙?」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:59:12.38:mXcKInspO
男「俺いま『待て』っつったよなあ?ん?」
犬娘「なんでお前ごとかに『待て』されて言うこと聞かなくちゃいけないんですかねぇ?ん?」
男「あ゙?」
犬娘「やんのかコラ?」
父「だからお前らケンカはするなと」
犬娘「ご主人様!こいつが私に無理やり『待て』をさせようと」
父「おい男。今までのことがあるんだからいきなりは無理だぞ」
男「うーん…」
犬娘「ざまあ」
父「犬娘ももう少し礼儀をわきまえなさい」
犬娘「」
男「ざまあ」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:04:00.16:mXcKInspO
犬娘「しかしですねご主人様……」
父「いい子だからな」ナデナデ
犬娘「ぅ///…はぃ」ブンブン
男「というわけだから、待て」
犬娘「……」ガツガツ
男「おい」
犬娘「あ?」グルルル
父(これは先が思いやられる)
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:10:27.72:mXcKInspO
~夜~
犬娘「ご主人様!お風呂、お風呂!」ブンブン
父「はっはっ。よーし、入るかあ」
男「おい待て」ガシッ
父「ん?どうした」ニコッ
男「親父……それはおかしい。おかしい」
父「なにがだ」
男「犬だよ?」
父「毎日お風呂に入れてあげて洗ってやってたのに今さらだな」
犬娘「///」ブンブン
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:15:31.82:mXcKInspO
男「もう一人で入れるだろ……」
父「入れるか?」
犬娘「入れません///」ブンブン
父「だそうだ」ニコッ
母「でもママが許しませんよ」ニコッ
父「」
男「というわけだから、今日から一人で入ってこい」
犬娘(ちぃっ)
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:17:13.38:na7fCcpF0
男「着替えは置いとくから」
犬娘「ご主人様のニオイのやつがいい」
男「母さんの着れ」
犬娘「ママさんはライバルだから」
男「意味わかんねえよ…じゃあ俺の着れ」
犬娘「今日1日それ着せられたけどイマイチ」
男「……」
犬娘「……」
男「明日はビーフジャーキーやるから」
犬娘「仕方ないな。手をうってやる」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:31:12.80:mXcKInspO
犬娘「さあお風呂もあがった。寝ましょうご主人様!!!
いつものようにお布団に潜りこませてください!!!」ブンブンブンブン
父「はっはっは」
父「……すまない、無理だ。今日からは居間で寝なさい」
犬娘「!?な、なぜ」
母「お黙り」
犬娘「!!」
母「……解るわね?」ニコッ
犬娘「は、はい」ガクガク
男(カーチャン…)
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:36:26.48:mXcKInspO
犬娘「………」
犬娘(一人のお布団)
犬娘(初めてだ……)ゴロン
犬娘(いつもはご主人様のニオイをクンクンしながら寝られるのに……うぅ)
犬娘(仕方ない…)
犬娘(拝借しておいたこのご主人様のトランクスを……)クンクン
犬娘(……)クンクン
犬娘(ぁっ///)ビクンッ
犬娘(……ふぅ)
犬娘(………)ゴソゴソ
犬娘(………)ゴロン
犬娘(……)zzz
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:39:39.32:mXcKInspO
犬娘(……)パチッ
犬娘(……目が冴える…)
犬娘(……)ゴソゴソ
犬娘(隣にご主人様がいないせいだ…うぅ)
犬娘(人肌が恋しいよぉ……ご主人様ぁ……)
犬娘(……)
犬娘(……)zzz
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:48:33.56:mXcKInspO
~翌朝~
男「おはよう」
犬娘「……おう」
男「眠そうだな」
犬娘「夜中によく目が覚めた。ご主人様がいなかったせいだ」
男「なんだお前一人じゃ寝れないのか?恥ずかしいなおい」
犬娘「は?こちとら人肌求める生粋の室内犬ですからー。恥ずかしいことありませんー」
男「まあいいや。飯くったら散歩行くぞ」
犬娘「まじお前と散歩とかないわ」ブンブン
男(尻尾)
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:55:34.62:mXcKInspO
犬娘「~♪」ブンブン
男「おい、昨日も言ったろ。危ないからあんまり勝手に行くな」
犬娘「昨日から散歩はじめたやつがエラそうに何をですね」
男「ビーフジャーキーやるから」
犬娘「もうその手には乗りませんー」
男「親父の着替えを出してやるから」
犬娘「仕方ないな」ブンブン
男「お前ほんと親父好きだな…」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:57:36.03:JZ7+Ugs50
犬娘「そりゃあこの2年ちょっと、ほとんどご主人様に構ってもらってましたからねぇ?
誰かさんと違って」
男「は?俺もそこそこ可愛がってた気がするんですがあ?」
犬娘「仔犬のときだけのくせして何をほざくんでしょう?
ちょーっと大きくなったらすーぐ構わなくなったくせに」
男「うちに来たばっかの頃はあんなに可愛いかったのに
いつの間にこんなクソ生意気な雌犬に」
犬娘「うるせいやい。人間になった途端に構い出す下心満載の男がぁ」
男「あ?」
犬娘「あん?」
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:15:43.01:mXcKInspO
犬娘「ふんっ。うちを解ってくれるのはご主人様だけです」
犬娘「だからご主人様の言うことは聞くけどお前は知らないもん」
男「母さんの言うことは聞くじゃん」
犬娘「ママさんはご主人様のご主人様だから仕方ないじゃないですか
でもご飯も散歩もお風呂も全部ご主人様だったですしぃ?
本当に言うこと聞くのはご主人様だけです」
男「……」
男(まあ確かに俺なんもやってなかったな…)
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:21:30.10:mXcKInspO
~散歩終了~
男「ご飯だ」
犬娘「うむ」
男「待てよ?」
犬娘「待たない」ブンブン
男「待ったらビーフジャーキーをつける」
犬娘「卑怯だよ…それは卑怯」
男「待て」
犬娘「……」グルルル
男(待ってるけど鬼の形相である)
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:25:52.00:mXcKInspO
男「よし」
犬娘「……」ガツガツ
男「……」ジーッ
犬娘「……」ガツガツ
男(そういや食べてるとかに頭なでられるの好きとか言ってたっけ)
男「……」
男「……」ナデ
犬娘「噛むぞ」グルルル
男「」
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:30:50.88:mXcKInspO
犬娘「そして早くも夜になった……」ゴロン
犬娘(今日もまた一人かあ……)ハァ
犬娘「……」ゴソゴソ
つ ご主人様トランクス
犬娘「……///」クンクン
犬娘「……」
犬娘「……ニオイが薄れてる…」ハァ
犬娘(人肌があ…ご主人様ああああ゛…)
犬娘「うぐぐ…」ゴロン
犬娘「………」
犬娘「……」zzz
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:36:43.47:mXcKInspO
~男自室~
男「……」
犬娘「……」ゴソッ
男「なにやってんの?」
犬娘「一緒に寝てやる」
男「襲われたいの?」
犬娘「そしたら叫ぶ」
男「寂しいのか」
犬娘「寂しくねえし…」
男「じゃあ帰れよ…」
犬娘「寂しいんだよ…」
男「急に正直になるなよ…びっくりするだろ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:41:42.68:mXcKInspO
男「じゃあ親父んとこ行けよ…」
犬娘「ママさんが目を光らせてるから無理なんだよ…」
男「だからってなあ」
犬娘「いいだろうが……生粋の室内犬なめんなよストレスで死にそう」
男「誰でもいいんじゃねえのお前」
犬娘「よくねえよ…天秤かけたギリギリのラインなんだよ…
ニオイ的に」
男「ニオイかよ」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:47:28.59:mXcKInspO
犬娘「慣れ親しんだニオイが近くにないと死ぬ」
男「俺でもいいのか」
犬娘「嗅ぎ慣れてはいるわけで」クンクン
犬娘「ようやく寝れる」
男「俺が寝れない」
犬娘「……」zzz
男「寝るのはええよ……ちょっとイベント期待したじゃねえか…」
犬娘「……zzz」ダキッ
男「」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:58:38.78:mXcKInspO
犬娘「ぐっすり快眠」
男「俺が寝られなかったわけだが」
犬娘「どうだ?はじめてのおっぱいは」
男「お前恥らいないのかよ…」
犬娘「発情期だから仕方ないだろ……
初めてはご主人様に捧げたいのに許されないもどかしい」
男「野外に放りだすべきかもしれないな」
犬娘「そしたらいっぱい仔犬つくってしまうかもわからん」
男「お前ほんと室内犬でよかったわ」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:03:33.32:mXcKInspO
犬娘「そしてご馳走さまでした」
犬娘「散歩行こうぜ」
男「用意するから待ってろよ」
犬娘「早く!早く!」ブンブン
父(予想以上に早く仲良くなりつつあってちょっと悔しい)
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:10:21.41:pWDGdxyF0
犬娘「よーるーがきたーあー」ブンブン
犬娘「今日も一緒に寝るぞこら」ブンブン
男「それは勘弁してくれよ……俺が寝不足になるんだよ…」
犬娘「あれれー?もしかして発情してるんですかぁ?」
男「してねえですが?」
犬娘「いいよ///」
男「えっ///」
犬娘「まじかよお前、気持ち悪い…」
男「明日は昼飯抜きな」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:22:53.77:mXcKInspO
犬娘「……」zzz
男「寝るのはぇえ…」
犬娘「……わふっ…」ギュウッ
男(せめてこの抱きつきやめてくれないかな)
男(飼い犬相手に理性が飛びそうで恐ろしい)
犬娘「……」zzz
男(そういえば……)
男(来てすぐの頃は、一緒に寝てたなあ)
男(最初、仔犬のときだけ可愛がって)
男(でも俺はすぐ飽きて…構わなくなって)
男(そりゃ親父になついて当たり前だよな)
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:29:08.16:mXcKInspO
男「……」ナデ…
犬娘「……」zzz
男「……」ナデナデ
犬娘「……」zz…
男「仔犬のときは」
犬娘「……」ピクッ
男「寝るまでこうして撫でてたっけ」ナデナデ
犬娘「…………」
男「もしかして寂しかったりすんのかな?」ナデナデ
犬娘「……」
男「どうなのかな…」ナデナデ
犬娘「……」
犬娘「……」zzz
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:39:21.53:mXcKInspO
ペロペロ
男「んあ……ふあ…」
ペロペロ
男「あん?」
犬娘「……」ペロペ…
男「……」
犬娘「……」
犬娘「おはよう」キリッ
男「なにやってんだよ…気持ち悪い…」
犬娘「ええぇ…お前にだけは言われたくないわ……」
男「朝から顔をなめるとかありえねえよ…」
犬娘「ついやっちゃったんだよ……ご主人様には毎朝やってたから」
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:47:17.06:i0IbqLLA0
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:48:52.70:mXcKInspO
犬娘「起きたならご飯をつくれ」ブンブン
犬娘「うちはお腹が空いたのだ」ブンブン
男「はいはい…ふあ…」
犬娘「……」ブンブン
男「つーかお前、意味なく人間の姿になったんだから飯くらい作れるようになれよ」
犬娘「いいからさっさと作れよ。可愛がってくれたらいつかエッチな恩返しをしてやる」ブンブン
男「まじで?」
犬娘「うわあ。犬相手にとか引くわ」
男「朝飯も抜きな」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:54:49.52:mXcKInspO
男「本当なぜお前は人間の姿になったのか」
犬娘「……」ブンブン
男「ま、いいか。じゃあ飯作ってくるから出来たら呼ぶわ」
犬娘「おう!!」ブンブン
――ガチャッ
犬娘「……」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:58:12.05:mXcKInspO
男「おはよう」
父「おう、おはよう。ポチはどうした」
男「部屋にいる」
父「うらやましい」
母「え?」ニコッ
父「なんでもないです、ごめんなさい」
男「ご飯、ご飯」ゴソゴソ
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:00:38.20:mXcKInspO
男「よし、出来た」
男「おーい。朝飯できたからさっさと食って散歩に」
ガチャッ
ポチ「わふっ」ブンブン
男「……え?」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:01:29.72:UFxc4e1J0
男「……」
ポチ「……」ブンブン
男「親父!!たたた大変だあああ!」
父「どうした!?」
男「ポチが犬になった!!!」
父「……」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:03:55.04:mXcKInspO
父「いやあ……そりゃ、お前…ポチは犬だろ」
男「はっ?いや、だから……犬だよ?」
父「犬だな」
男「……」
父「……?」
男(……マジで?)
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:10:16.48:mXcKInspO
男(結局)
男(親父も母さんも、ポチが女の子だったことを覚えていないようだった)
全部、夢だったのかとも思ったが…
男「おーい、散歩に行くぞ」
ポチ「わふっ♪」ブンブン
それなら俺がポチの散歩をしているはずがないわけで。
ようするに何か奇妙なことが、ここ数日俺の身に起こったらしい。
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:15:32.69:mXcKInspO
男「待て」
ポチ「……」ガツガツ
男「おい!?」
ポチ「わふっ」ブンブン
男「……はぁ」
相変わらずポチは生意気だけれど、前よりなついてくれていた。
男「夢じゃないもんなあ?」ナデナデ
ポチ「くーん…」
男「……」
ポチ「……」ブンブン
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:17:29.09:CEVrXVl/0
仮に夢だとしても。
少なくとも、ポチに対する接し方が変わったことも確かで――
これで良かったのかなと思ったり、寂しかったりしたり。
まあこれでいいはずだ。
犬だし。
あの姿に深ーく感情移入する前で良かった。
うん。
ただ、ひとつだけ残念なことがあるとすれば…
男「……風呂入る?」
ポチ「!」グルルル
風呂だけは、いまだ一緒に入ってくれないことである。
fin
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:26:50.37:MBijNA2h0
保守支援その他ありがとーございました。
男「うーん?」
母「どうしたの?」
男「数日前からトランクスが一枚ないんだよね……なんでだろ?」
ポチ「わふっ!」ブンブン
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:42:20.08:mHEljFbi0
残ってる……
ポチ「20:30」ボソッ
男「え?」
ポチ「///」ブンブン
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:50:00.80:/GEz63hk0
父「じゃあ、留守番よろしくな」
男「ああ」
母「行ってくるね、ポチ」ナデナデ
ポチ「くーん…」ブンブン
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:30:49.95:5Ekk7bf30
―――
――
男「ほれ晩御飯。待て」
ポチ「わふっ」ガツガツ
男(言うこと聞かねえ…)
男「まさか叔父さんが急病なんてなあ」ナデナデ
ポチ「はぐはぐ」ガツガツ
男「ま、大したことはないらしいし」ナデナデ
ポチ「……」ゴロゴロ
男「2、3日で戻るみたいだから、それまでは二人だなポチ」ナデナデ
ポチ「きゅ~ん……」
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:38:38.58:mXcKInspO
男「お前もそろそろ3歳か?人間で言ったら18だな」ナデナデ
男「……こういうときは、やっぱお前が女の子だったときを思い出すな」
ポチ「?」ブンブン
男「最近は夢だよなあって思うこともあるけど」
男「…実はさ。ちょっとだけ後悔してるんだよ」
男「人間の言葉が喋れた間に、もう少し優しくしてやればよかったなって」
ポチ「……」
男「な?」ナデナデ
ポチ「くぅん…」
329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:43:19.78:mXcKInspO
男「メシ食べたら風呂入るか」
ポチ「!」
男「……でもお前、俺とは入らないからなあ」
ポチ「!!」ブンブン
男「ん?」
ポチ「///」
ポチ「……///」スタスタ
男「あ、おい。っ、…なんだよ、勝手に風呂場行きやがって」
男「入るってこと?」
男「おーい、ポチぃ」
男「……ま、いいか。機嫌よさそうだ」クスッ
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:49:38.16:mXcKInspO
~自室~
男「んじゃ、寝るか」
ポチ「わふ……///」パタパタ
男「…?何やってんだよ、早く来いって」
ポチ「……」ゴソゴソ
男「あー。暖かいなお前」
ポチ「くぅん///」モゾッ
男「おやすみ、ポチ…」
ポチ「………」クンクン
男「……」zzz
ポチ「……///」モゾッ
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:52:29.85:mXcKInspO
ペロペロ
男「ん……」
ペロペロ
男「おーい、ポチぃ……やめろー……」
ペロペロペロペロ
男「おいやめろバカ犬」
犬娘「あ゙?誰がバカ犬だこら」
男「」
犬娘「わふっ♪」ブンブン
男「おい」
犬娘「ん?」ブンブン
男「どういうことだ。夢かこのやろう」
犬娘「夢じゃねえよ……お前そんな寂しいこと言うなよ…」
男「なんかごめん…」
340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:53:22.90:64E6IcGI0
犬娘「土下座な」
男「あ?調子のんなよ雌犬が交配させっぞ」
犬娘「あ゙?お前こそ調子のんなよ童貞」
男「おいやめろ」
犬娘「ごめんなさい」
342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:54:04.99:mHEljFbi0
男「――で?」
犬娘「あ?」
男「お前なんでまた人間になってんの?」
犬娘「うちが知るわけないだろ……
なんかモゾモゾしてたらこうなった」
男「えー…納得いかん」
犬娘「なんだとコラ。うちが人間になったらいけないってか」
男「……」
犬娘「いけない?」ジワッ
男「いけなくないから泣くな泣くな」
351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:01:52.64:LATEkbR3O
犬娘「……」ダキッ
男「おうっ」
犬娘「……久しぶり」
男「毎日あってるだろ」ナデナデ
犬娘「うるせー噛むぞ」
男「お前ちょっとだけ大人っぽくなったな」
犬娘「犬の成長速度なめんなよ」タユンッ
男(おっぱいデケー…)
男「ちょうど良かった。お前に言いたいことあったんだよ」
犬娘「?」
男「道端でのトイレはもう少し控えめにし」
犬娘「」ガプッ
<ギャー
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:08:09.50:mXcKInspO
………
……
犬娘「この体~での散歩ー散歩~♪」ブンブン
犬娘「空気を吸う位置が高い!爽やかだ!!」
男「お前そんなテンション高いキャラだっけ」
犬娘「は?うちは別にうちらしく生きてるだけですが何か」
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:09:58.09:mXcKInspO
犬娘「文句あるんですかねぇ?ん?」
男「ないよ」
犬娘「……え」
男「むしろ久しぶりにその姿のお前が見れて嬉しい」
犬娘「………」
犬娘「ば、バカ言うない、よせやい気持ち悪い///」ブンブンブンブン
男(こいつ分かりやすいわ)
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:17:16.55:mXcKInspO
~散歩終了~
男「……それにしても」
犬娘「ん?」
男「犬になったり人間になったり、条件でもあんのかそれ?」
犬娘「神様からの…贈り物かな」キリッ
男「うわ殴りてえ」
犬娘「あ?やんのかコラだてに犬歯発達させてねえからな」グルルル
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:20:47.23:mXcKInspO
犬娘「……そんなことより」
男「ん?」
犬娘「散歩終わったら汗かいたからシャワー浴びたいんですがね?」
男「犬のくせして汗がどうとかなめてんのか」
犬娘「は?ご主人様はうちが汚れたなーって感じたらすぐシャワー浴びさせてくれるんですが?」
男「親父は過保護なだけだろ…だから犬が調子に乗る」
犬娘「あ?」
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:23:23.08:mXcKInspO
犬娘「そういう犬に対する機微はないのかお前。だから彼女できねーんすわ」
男「うるせえな……もうわかったからじゃあシャワー浴びてこい」
犬娘「のぞくなよ」
男「のぞかねーよ」
犬娘「のぞけや!!」
男「何だお前!!!」
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:25:38.44:k4b2kJ7NO
<フンフフーン
男「呑気に鼻唄なんぞ歌いやがって何様」
男「…まったく」クスッ
<……おーい
男「ん?」
<服がないんですが?
男「ああ……着替え出してなかったな」
男「親父のでいーんだよなー?」
<は?
男「いや、だから服」
<お前のでいいからさっさとよこせや
男「あ?」
<あ゙?
男「……」
<……
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:35:32.27:mXcKInspO
犬娘(Tシャツ装備)「あー、お前のシャツとかないわー臭いわー、ご主人様のがよかったわー」
犬娘「……」クンクン
男「ニオうわけねーだろ新品だそれは」
犬娘「バカかお前!!」
男「何なんださっきからお前!!!」
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:47:49.59:mXcKInspO
~夜~
犬娘「ご馳走さまでしたあ」ケフッ
男「お前よく食うな…」
犬娘「なんかこの姿のときのほうが味をよく感じるんだな」パタパタ
男「飯食ったなら寝ろ」
犬娘「は?なんでうちだけ先に寝るのかと」
男「お前いつも飯くったら寝るだろ」
犬娘「歯磨きたい」
男「は?」
犬娘「はぁ?」
男「なんでだよ」
犬娘「息は綺麗にしておきたい」
男「犬のくせに」
犬娘「あ?犬ですが下手な人間より立派ですぅ。これ見ろやほら」タユンッ
男(oh...)
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:48:20.19:cuvXBrX40
犬娘「あれ?ねぇいまひょっとして欲情しちゃった?
お前の言う犬に欲情したの?ん?」
犬娘「してねーよ、とか言う気か変態が!!」
男「正直した」
犬娘「え?……あ、う、うん///」パタパタ
男(なるほど意外に純情だなこいつ)
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:00:21.42:mXcKInspO
犬娘「歯磨きもしたし、じゃあ寝るか」
男「おう、おやすみ」
犬娘「来るなよ。別の部屋で寝ろよ」
男「おう」
犬娘「おい待て」
男「あ?」
犬娘「なんでご主人様の部屋に寝にいこうとしてるんですかね?」
男「たったいま部屋同じはイヤっつったろ」
犬娘「お前マジで言ってるの?バカなの?
男「あ?」
犬娘「……一緒じゃないと寝れないの知ってるくせに……」シュン
男「……」
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:01:18.07:vDbiNVtn0
~男自室~
犬娘「……」
男「……」
犬娘「………な、なんで沈黙するとか意味わからないよお前は?ん?」
男「う、うるせー。さっさと寝ろ!」
犬娘「襲うなよ」
男「少し離れるからこれでいいだろ」
犬娘「……う、うん」
男「おやすみ」
犬娘「……おやすみ」
犬娘「そっち……行っていい?…ご主人様」
男(あー、これはヤバイ)
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:08:50.03:L4yBzsTH0
犬娘「……」モゾモゾ
男「……」
犬娘「……」ピトッ
男(背中に柔らかいものがあたってる…)
男「あ、あのさ…ポチ。やっぱさすがにこれはマズいかなと」
犬娘「あ」
男「え」
犬娘「は、初めて…名前で呼んでくれた…この姿のときに」
男「……」
犬娘「……嬉しい」ムギュ
男(すいません無理です、親父に母さん人類にごめんなさい)
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:18:20.75:vDbiNVtn0
男(襲うか……くっそ。クソ可愛い……いや、いや落ち着け)
男「お前なんなんだよ…誘ってんのかホント」
男「おかしいだろ。犬だぞ…お前、なあ」
犬娘「………」
犬娘「……だって」
犬娘「発情期なんだもん…体が疼くもん」
男「だからって俺とでいいのかよ」
犬娘「……ご主人様は、イヤ?」
男「え?」
犬娘「……私じゃ…イヤ……ですか?」
男「イヤ…いやいや」
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:24:01.74:mXcKInspO
犬娘「うちは……」
犬娘「ご主人様と……
…エッチ、したいです」
男()プツンッ
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:27:29.37:GtNW/8Gi0
男「ポチっ」ガバッ
犬娘「わっ…ん///」
男「シャツ、脱がせるぞ……っ」
犬娘「あっ///」ブルンッ
男(ポチの生おっぱい、デカイ……!)グニッ
犬娘「んんっ…ん」ピクンッ
男(指が沈むのにすげえ弾力……乳首もツンと上向いてて……)グニグニ
犬娘「んきゅ…は、あ………あっ」
男「……」チュプッ
犬娘「や、あ!」
男「……」チュウウウウウ
犬娘「あ、あ!おっぱい吸ったらダメ…ひっ」
489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:34:58.55:bNVXEwAA0
男「ポチ……んっ」チュッ
犬娘「ご、主人様ぁ……んっ」チュッ
男「んっ」
犬娘「ん……ちゅ…れろ…ちゅぱ」
男(いきなり舌からめてくるとかトンデモねえ)
男(……下、触っていいのかな)
犬娘「あ、あの……ご主人様……」
男「ん…?」
犬娘「その……ちょっとお願いが…」ゴニョゴニョ
男「?」
504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:44:41.44:mXcKInspO
犬娘「――わふぅ…」パタパタ
男(まさかの四つん這い)
男「まあ、お前犬だしなあ…そうだよな」
犬娘「んぅ……」パタパタ
男(丸見えすぎてつらい)
男(……指かな)チュクッ
犬娘「っ!」ピクンッ
男(うっわ…ぐちゃぐちゃ……指に絡み付いて)クチュクチュ
犬娘「んっ、ん…んん、あっ――あんっ」ビクビクッ
511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:51:55.90:mXcKInspO
犬娘「ご主人様ぁ……」クゥン
男「……」ゴクッ
男「……」カチャカチャ
男「――っ」ビンッ
犬娘「あ……それが、ご主人様の………」
犬娘「……すごい…」ハァ
男「………い、いいんだな?」
犬娘「………」
犬娘「……はい」クチュ
男「!」
くぱっ――
犬娘「……く、ださい…………」
男(うわ…お尻あげて、指で広げて……奥まで…)
515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:56:33.89:mXcKInspO
犬娘「お願い……します……我慢……」
男「…こ、ここか?」クチュ
男(うわ…先っちょ、あてただけで…にゅるってイキそうに……!)
犬娘「んっ、ぅ」ピクンッ
犬娘「……は、ぃ」
犬娘「そこ、です…」
男「…い、挿れるぞ?」
犬娘「はい……!」
男「くっ…!」グッ
犬娘「わっ…ふぁ…!」
516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:59:01.26:a8bBLIPC0
ずぶっ――
男「くっ……!」
犬娘「っ…!!」
男(暖かくて、蕩けそうで……!!)
ずりゅっ、ずぶ――
犬娘「ひっ、い……はぁあ、あっ!」
男(膣肉が、きゅうきゅう締まって搾りとるみたいで…!でも柔らかくまとわりついて…!!)
ずずずっ…ぶっ…
犬娘「あ……あ、あああああ!」
男「っ!」
犬娘「!?」
ずぶりゅるるっ!!
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:11:38.46:mXcKInspO
犬娘「おぁ……ん、く………ぅ」ピクン
犬娘「いた……ぃ…」
男(すげ……!気ぃぬくと射精そう……!)
男「ポチ……!」パンッ
犬娘「あっ!」
男「くっ!うっ!」ズチュッズチュッ
犬娘「あっ!ん、おなか…ぎちぎち…!あっ」パンッ
男「ポチ……ぃ!」ズチュッズチュッズチュッズチュッ
犬娘「ご主人様…ご主人様、ぁ!!」
――ギシッ…ギシッ…ギシッ…ギシッ
――ギシッギシッギシッギシッ
――ギシギシギシギシギシ
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:18:58.95:mXcKInspO
男(突くたびに四つん這いのおっぱい揺れてる、ヤバいエロい)
男(我慢できねえ!!)
男「っ!」パンパンパンパンパンパン!
犬娘「あっ!はあっ!ふあ、あ――やぁ!激しいです、あっ!あ!」ズチュッズチュッズチュッズチュッ
男「射精る、ヤバイ、もう無理だ……!」ズチュッズチュッズチュッ
犬娘「ご主人様、ご主人様――!ください!ご主人様の」ズチュッズチュッ
犬娘「せーえき、ください!いっぱいください、孕ませてください!!」ズチュッズチュッ
男「ぐ、あああ」パンパンパンパン
男「っっ!」
犬娘「!!」ビクビクッ
――びゅるっ
びゅくるるる!
どぴゅっ!びゅくんっ!
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:20:10.86:QhktQS3e0
―――
――
男「……世界が人間だけで回るなんて、おかしなもんだよな」フッ
犬娘「お前いきなり賢者かよ」
男「お前も素に戻ってるじゃねえか…何が「孕ませて」だよ恥ずかしい」
犬娘「仕方ないだろ……発情中は何がなんだか」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:24:49.17:y77TxPZe0
犬娘「ああー……もう、仕方ないなあこれ孕んだら何が生まれるんだろう
人面犬?」
男「おいやめろ」
犬娘「ふははー。いくら人型とはいえ飼い犬とエッチしたことを後悔するがいい人間の底辺」
男「くそっ…」
562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:32:47.77:mXcKInspO
犬娘「……ねー」
男「ん?」
犬娘「嫁をナデナデしろコラ」
男「誰が嫁?」
犬娘「うちだぁー、えへへへ」スリスリ
男「はぁ…」ナデナデ
犬娘「んぁー///」ゴロゴロ
583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:44:06.50:mXcKInspO
犬娘「……ママさんたちが帰るまで、2日くらいだっけ」
男「おう」
犬娘「ん~……ということはあれだな」
男「あれ?」
犬娘「その間はエッチしまくれるな」
男「……いやあ。ちょっと人間として自己嫌悪をしてましてね」
犬娘「……ご主人様」
男(あー…この上目遣いはヤバいなー)
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:54:27.79:mXcKInspO
犬娘「あのさ」
犬娘「……うちがいつまた元の姿に戻るかはわかんないけど」
男「……うん」
犬娘「……きっとこれは奇跡だから。
たぶん、そのうち解ける魔法」
男「………うん」
犬娘「でもそれでもいいよ。
犬は犬らしくいつか犬に戻ってもいいんだ」
男「……ポチ」
犬娘「でも」
犬娘「それまでは……へへへ」
前途多難な気はするが、ここまで来たらどうでもよくなってきた。
今はただ、こいつの温もりに甘えよう。こいつを甘えさせよう。
犬娘「だからそれまでは……」
それまでは。
犬娘「………いっぱい、エッチしようね」
――ご主人様っ チュッ
fin
612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:56:51.48:1khUH94GO
犬娘「首輪がボロボロだ」
犬娘「……新しいの欲しいな。あいつが帰ったらおねだりしてみるか」
ガチャッ
男「ただいまー」
犬娘「わふっ」ダキッ
男「ん」ギュッ
犬娘「どこ行ってた?」パタパタ
男「買い物だけど、つうかこんな出迎え初めてだな。何かあるのか?」
犬娘「買い物!うちも買い物行きたい!」ブンブン
男「は?」
786:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:12:20.85:sYa8dLAV0
犬娘「この姿のときは色んなことを楽しみたい」
男「お前が買い物ねぇ……欲しい物でもあんの?」
犬娘「おう!!だから行こうよわりと真面目に…そんで、なるべくでっかいとこ行きたいな」
男「お前がそこまで言うなら別に構わないけど」
男「何が欲しいんだ?」
犬娘「これだ」チョイチョイ
男「……首輪?」
―――
――
800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:19:58.11:/pLsItExO
~デパート~
犬娘「おー…」キラキラ
男「フードは外すなよ。人が多いから犬耳が目立つ」
犬娘「わかったから早く!早く!!」ブンブン
男「尻尾もふるな腰に巻きつけとけ」
犬娘「首輪はどこだ!」
男「さあ…俺ここで買ったことねえし」
犬娘「店員に聞けばいいじゃん」
男「正論だけどたまに犬か疑いたくなる台詞はくよなお前」
805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:25:58.63:/pLsItExO
男「すいません、犬用の首輪ってありますか」
店員「屋上アミューズメントストア併設のペットショップか
もしくは西館にそちらを取り扱った高級ブランド店がございますよ」
犬娘「……」
男「……」
犬娘「お、お前に…任せようかな」クゥン
男「屋上」
犬娘「屋上」グルルル
男「任せるって言っただろ!!」
811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:34:10.20:/pLsItExO
男「じゃあ西館行くけど……なあ」
犬娘「ん?」ピトッ
男「もうちょいはなれて歩けないのかお前」
犬娘「はなれて?」
男「うん」
犬娘「歩く?」
男「そう」
犬娘「室内犬の小心さをなめてんのかお前!!」
男「威張って言うことじゃねえよ!!」
813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:38:45.22:/pLsItExO
――西館
犬娘「……」ブンブン
店員「」ビクッ
男「だから尻尾は動かすなと言ってるだろすみません玩具です」
犬娘「あ」
男「えっ」
犬娘「この首輪がいい」
男「もう決まったのか?」
犬娘「おう」
男「ふぅん。確かにいいデザインだな。触り心地もなんとなく高そう」
犬娘「だろ、だろ!!」ブンブン
店員「」ビクッ
男「だからすみません言い聞かせますすみません」
816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:45:06.78:/pLsItExO
男(……おや?)
犬娘「じゃあこれを」
男「待て」
犬娘「?」
男「桁がおかしい。13800円とかおかしい」
犬娘「犬だからお値段よくわかんない」クゥン
男「お前ぜったい解ってて言ってるだろ。しかも値段がリアルなんだよ」
犬娘「えへっ」
男「ダメ」
犬娘「……」シュン
男「……」
826:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:00:26.55:/pLsItExO
~自宅~
犬娘「……」シュン
男「お前落ち込みすぎだろ……そんなに欲しかったのかよ」
犬娘「うるせー。ちょっとハシャいでただけだい」
男「気持ちはわかるが……あー、もう仕方ないな」
男「そんなに欲しいんだな?」
犬娘「!?」ブンブン
男「ちゃんと俺の言うこと聞くか?」
犬娘「うん、うん!」ブンブン
男「大切にするか?」
犬娘「!!」ブンブンブンブン
男「わかった。親父に頼んでみるから」
犬娘「バカかお前…」シュン
男「え…」
831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:07:15.49:/pLsItExO
犬娘「もういい。向こうに行けよ…」
男「なんだよ…言えよ…」
犬娘「お前に買って欲しいに決まってんだろ…わかれよ…」
男「なんでこんなときだけ素直なんだよ…胸が苦しくなるだろうが…」
犬娘「うるせー……お前が大好きだからに決まってんだろうが…」
男「お前それは卑怯だわ…卑怯すぎる」
犬娘「くぅん…」パタパタ
男「……」
837:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:19:34.59:/pLsItExO
男「ポチ」
犬娘「ん……」
男「ほら、これ」
犬娘「なに?」
男「プレゼント」
犬娘「!」ガサゴソ
犬娘「首輪っ」
男「言っておくが安いやつだからな」
犬娘「……い、いつ買ったんだこれ」
男「朝」
犬娘「あー!!朝!!」
…『どこ行ってた』
…『買い物』
犬娘「なら言えばよかっただろ!」パタパタ
男「お前が買い物行きたそうだったし、それに好みも知りたかったし」
犬娘「……!!」パタパタ
842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:23:01.40:/pLsItExO
男「あーいうのはたしかに欲しいだろうけど」
犬娘「……」パタパタ
男「これで我慢してくれ。学生なもんで首輪にそんな高い金は出せん」
犬娘「……」ブンブンブンブン
男「すまんな」
犬娘「!!」ガバッ、チュッ
男「んぐっ!?」チュッ
犬娘「わふっ……ん、ご主人様……んちゅ」チュッチュッ
男「ん、む……お、落ち着けポチ」
犬娘「大好き……大好き、ご主人様」ブンブン
男「落ち着けほら」
犬娘「……」スリスリ
男「……」ナデナデ
845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:25:09.67:W7qmLA+t0
犬娘「ご主人様ぁ…」ペロペロ
男「くすぐったい、くすぐったい」
犬娘「♪」ゴロゴロ
男「機嫌なおったか?」
犬娘「わふっ」ブンブン
男「大切にしろよ」
犬娘「言われるまでもないわ!!」ブンブンブンブン
男「……」クスッ
男「よしよし。じゃあ、ポチ?」
犬娘「ん?」ブンブン
男「わかってるな?今日もまた……」
男「いっぱい、可愛いがってやるからな」
犬娘「くぅんっ///」
本当に、おわり。
849:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:33:07.58:1mqrotMz0
父「おーいポチ~」
犬娘「どうしたんですか父様」トテトテ
父「新しい首輪を買ってき…あれ?」
犬娘「あ…///」
父「どうしたんだ、それ……」
犬娘「///」
父「それに前みたくご主人様って……呼んでくれないのか……?」
男「悪いな親父」
父「!?」
犬娘「ご主人様…」
父「!!!?」
男「そういうことだから」
犬娘「ごめんなさい父様……うちはもう…///」ピトッ
父「」
父「もう一匹犬を買っ」
母「お黙り」
完
969:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 19:55:34.93:TfQhXPx/0
これはなんと生意気な
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 11:56:07.60:YZTs9Yd80
これは再教育が必要なパターンのヤツや!
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:25:12.51:mXcKInspO父「よしよし」
犬娘「わふんっ♪」スリスリ
父「可愛いなあ」
犬娘「ありがとうございますご主人様///」
男「おいお前」
犬娘「あ゙?」
男(態度が違いすぎる…)
男「親父もなんですんなり受け入れてんだよ!犬が人間になったんだぞ!!」
父「だって可愛いし」ナデナデ
犬娘「んぅ///」ブンブン
父「おっぱいもなかなかで」フニン
犬娘「ぁっ…ご主人様ぁ……///」
男(くそっ!こんなことなら普段から散歩とか連れてってやるべきだった!!!)
父「ご飯だぞ。今日からは一応テーブルで食べるように」
犬娘「はい!」ブンブン
父「待て」
犬娘「……」ジッ
父「待てよー…待てよぉ……」
犬娘「……」ブンブンブンブン
男「よし」
犬娘「……」チッ
父「よし」
犬娘「わふっ♪」モグモグ
男(このやろう…)
男(確かにふだんから餌も散歩も親父に任せっきりだったけど)
男(ここまで露骨に態度を変えるとは…傷つくぜ)
犬娘「ご主人様!散歩、散歩!」ブンブン
父「ん?でもちょっと仕事あるんだよ」
父「またあとでな」
犬娘「くうん…」シュンッ
父(やだ可愛い)
父「うーん。じゃあ男。お前連れてけ」
犬娘「えっ」
男「おいなんだその反応は」
犬娘「お前かよ」
男「あ?主人に向かってなんだその態度は」
犬娘「ああ?うちのご主人様は父様だけですがなにかー?」
男「あん?」
犬娘「お?やんのかコラ犬歯の発達なめんなよ」グルルル
父「お前らケンカはやめなさい」
犬娘「わふっ♪」ブンブン
男(再教育決定)
~散歩~
犬娘「……」テクテク
男「……」テクテク
犬娘「……」テクテク
男「おい。勝手にあちこち進むな」
犬娘「は?いつもの散歩道だし
お前ふだんからうちに構わねーから知らねーんですわ」
男「俺のペースにあわせて歩けよ」
犬娘「お前のペースとか何様ですかね」
男「あと前に出るな」
犬娘「後ろにいろよ」
男「あ?」
犬娘「あん?」グルルル
つーか擬人化してんのに、男がついてく意味あんの?(・ω・`)
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:55:42.22:kE9I7uW+O
そりゃ犬だもの
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 12:57:05.68:jlJ6jYVt0
犬だもんな
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:00:41.56:mXcKInspO犬娘「何なんすかさっきからうちが美少女になった途端に主人面ですかねえ?」
男「あぁ?主人面も何もたかだか飼い犬が一家の長男に逆らわないでくれますぅ?」
犬娘「犬も立派な家族ですぅ。ご主人様もいつもそう言ってくれますがあ?」
男「おお、じゃあお前は妹だなあ。妹なら兄の言うこと聞いてくださぃぃ?」
犬娘「うちの家庭内ランク最下位がエラそうに喋らないでくださぃい?」
男「よお家畜」
犬娘「よおすねかじり」
男「あ?」
犬娘「あん?」グルルル
男「つうかさ」
犬娘「は?」
男「お前人間になったんなら一人で歩けるな?」
犬娘「あ゙?」
男「先帰ってるわ」
犬娘「は?ちょっと待てよ」
男「あ?」
犬娘「飼い犬を一人にするとかなめてんの?
そんなんだから懐かねーってわからねーんすかねぇ?」
男「はぁ?懐くとか以前にお前ケンカ売ってきますよねぇ?」
犬娘「ああ゙?お前がうちに優しくしねーからじゃないですかねぇ?」
男「優しくして欲しかったら態度改めろこら」
犬娘「こっちの台詞ですが何かこら」
男「帰る」
犬娘「待てよ」
男「何だよ」
犬娘「………待てよ」
男「だから何だよ」
犬娘「……」
男「やっぱ帰るぞ」
犬娘「おい」
男「あ?」
犬娘「…い、一緒に歩けよ」
男「何でだよ」
犬娘「はあ?一人で歩いたことねー道を一人で歩けとかマジ正気すか」
犬娘「そんなんだから彼女できないんちゃいますかあ?」
男「なんだお前ようするに一人で歩くの怖いんちゃいますかあ?」
犬娘「怖くないですー。全然怖くないですー」
男「じゃあ帰るわ」
犬娘「待てよ……」
男「何だお前……」
犬娘「お前そんなん卑怯だわ……室内犬にそれは卑怯だわ……」
男「そんな急にテンション下げんなよ…なんか不安になるだろ…」
犬娘「一緒に歩けよ……散歩なんてすぐ終わるだろうが…」
男「じゃあ俺の言うこと聞くか?」
犬娘「は?それとこれとは話が別だろうが」
男「じゃあ帰るわ」
犬娘「帰ったら知りうる限りのお前の恥態をご主人様に言うわ」
男「お前それは卑怯だろ…それは卑怯」
犬娘「お互い様でしょうよ…散歩しようぜ」
男「くそ……」
~散歩終了~
男「疲れた」
犬娘「休み中なまけてばっかだからそうなんだよヘタレ」
男「あ?もう散歩連れてってやんねーぞ?」
犬娘「あ゙?お前に散歩連れてってもらった記憶なんて
昔すぎて忘却の彼方なんですがねぇ?」
父「おう、お帰り」
犬娘「ご主人様っ!」ダキッ
父「よしよし」ナデナデ
犬娘「くぅん///」ブンブン
男(んにゃろう)
これは卑怯だわ・・・これは卑怯
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 13:39:31.53:mXcKInspO男「親父。こいつのご飯は今日から俺がやるよ」
犬娘「は?お前なにいきなりほざいてんの?」
父「そうか。それは父さん楽で助かるよ」
犬娘「!?ご主人様!!それはあんまりです!」
犬娘「私はご飯を食べるときに撫でてくれるご主人様の手が大好きだったですのに!!」
犬娘「それがなくなるなんて耐えられません!」
父「だが男とも仲良くなって欲しいし」
犬娘「うぅ…そんなぁ」
父「しばらくしてどうしても無理ならまた俺がやってあげるから」
犬娘「……ご主人様がそう仰るのなら…」
犬娘「というわけだからご飯貰ってやんよおい」
男「何が『というわけ』なんだおい」
犬娘「ご飯のときくらい尻尾ふってやるからはよ昼飯よこせや」
男「そんな態度だと昼飯抜くぞ」
犬娘「別に構いませんがあ?ご主人様に貰いますしぃ?」
男(こいつに口で勝てる気しねえ……犬のくせに)
男「くそ…用意するから待ってろ」ザラザラ
犬娘「待ってるからはよはよ」ブンブンブンブン
男(めっちゃ尻尾ふってる)
男「ほれ」コトッ
犬娘「わふっ!」
男「待て」
犬娘「……」ガツガツ
男「おぃい?」
犬娘「あ゙?」
男「俺いま『待て』っつったよなあ?ん?」
犬娘「なんでお前ごとかに『待て』されて言うこと聞かなくちゃいけないんですかねぇ?ん?」
男「あ゙?」
犬娘「やんのかコラ?」
父「だからお前らケンカはするなと」
犬娘「ご主人様!こいつが私に無理やり『待て』をさせようと」
父「おい男。今までのことがあるんだからいきなりは無理だぞ」
男「うーん…」
犬娘「ざまあ」
父「犬娘ももう少し礼儀をわきまえなさい」
犬娘「」
男「ざまあ」
犬娘「しかしですねご主人様……」
父「いい子だからな」ナデナデ
犬娘「ぅ///…はぃ」ブンブン
男「というわけだから、待て」
犬娘「……」ガツガツ
男「おい」
犬娘「あ?」グルルル
父(これは先が思いやられる)
~夜~
犬娘「ご主人様!お風呂、お風呂!」ブンブン
父「はっはっ。よーし、入るかあ」
男「おい待て」ガシッ
父「ん?どうした」ニコッ
男「親父……それはおかしい。おかしい」
父「なにがだ」
男「犬だよ?」
父「毎日お風呂に入れてあげて洗ってやってたのに今さらだな」
犬娘「///」ブンブン
男「もう一人で入れるだろ……」
父「入れるか?」
犬娘「入れません///」ブンブン
父「だそうだ」ニコッ
母「でもママが許しませんよ」ニコッ
父「」
男「というわけだから、今日から一人で入ってこい」
犬娘(ちぃっ)
ママナイス
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:17:53.24:yBcvDrgl0
ナイスママ
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 14:25:09.48:mXcKInspO男「着替えは置いとくから」
犬娘「ご主人様のニオイのやつがいい」
男「母さんの着れ」
犬娘「ママさんはライバルだから」
男「意味わかんねえよ…じゃあ俺の着れ」
犬娘「今日1日それ着せられたけどイマイチ」
男「……」
犬娘「……」
男「明日はビーフジャーキーやるから」
犬娘「仕方ないな。手をうってやる」
犬娘「さあお風呂もあがった。寝ましょうご主人様!!!
いつものようにお布団に潜りこませてください!!!」ブンブンブンブン
父「はっはっは」
父「……すまない、無理だ。今日からは居間で寝なさい」
犬娘「!?な、なぜ」
母「お黙り」
犬娘「!!」
母「……解るわね?」ニコッ
犬娘「は、はい」ガクガク
男(カーチャン…)
犬娘「………」
犬娘(一人のお布団)
犬娘(初めてだ……)ゴロン
犬娘(いつもはご主人様のニオイをクンクンしながら寝られるのに……うぅ)
犬娘(仕方ない…)
犬娘(拝借しておいたこのご主人様のトランクスを……)クンクン
犬娘(……)クンクン
犬娘(ぁっ///)ビクンッ
犬娘(……ふぅ)
犬娘(………)ゴソゴソ
犬娘(………)ゴロン
犬娘(……)zzz
犬娘(……)パチッ
犬娘(……目が冴える…)
犬娘(……)ゴソゴソ
犬娘(隣にご主人様がいないせいだ…うぅ)
犬娘(人肌が恋しいよぉ……ご主人様ぁ……)
犬娘(……)
犬娘(……)zzz
~翌朝~
男「おはよう」
犬娘「……おう」
男「眠そうだな」
犬娘「夜中によく目が覚めた。ご主人様がいなかったせいだ」
男「なんだお前一人じゃ寝れないのか?恥ずかしいなおい」
犬娘「は?こちとら人肌求める生粋の室内犬ですからー。恥ずかしいことありませんー」
男「まあいいや。飯くったら散歩行くぞ」
犬娘「まじお前と散歩とかないわ」ブンブン
男(尻尾)
犬娘「~♪」ブンブン
男「おい、昨日も言ったろ。危ないからあんまり勝手に行くな」
犬娘「昨日から散歩はじめたやつがエラそうに何をですね」
男「ビーフジャーキーやるから」
犬娘「もうその手には乗りませんー」
男「親父の着替えを出してやるから」
犬娘「仕方ないな」ブンブン
男「お前ほんと親父好きだな…」
かわいいなww
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 15:05:06.26:mXcKInspO犬娘「そりゃあこの2年ちょっと、ほとんどご主人様に構ってもらってましたからねぇ?
誰かさんと違って」
男「は?俺もそこそこ可愛がってた気がするんですがあ?」
犬娘「仔犬のときだけのくせして何をほざくんでしょう?
ちょーっと大きくなったらすーぐ構わなくなったくせに」
男「うちに来たばっかの頃はあんなに可愛いかったのに
いつの間にこんなクソ生意気な雌犬に」
犬娘「うるせいやい。人間になった途端に構い出す下心満載の男がぁ」
男「あ?」
犬娘「あん?」
犬娘「ふんっ。うちを解ってくれるのはご主人様だけです」
犬娘「だからご主人様の言うことは聞くけどお前は知らないもん」
男「母さんの言うことは聞くじゃん」
犬娘「ママさんはご主人様のご主人様だから仕方ないじゃないですか
でもご飯も散歩もお風呂も全部ご主人様だったですしぃ?
本当に言うこと聞くのはご主人様だけです」
男「……」
男(まあ確かに俺なんもやってなかったな…)
~散歩終了~
男「ご飯だ」
犬娘「うむ」
男「待てよ?」
犬娘「待たない」ブンブン
男「待ったらビーフジャーキーをつける」
犬娘「卑怯だよ…それは卑怯」
男「待て」
犬娘「……」グルルル
男(待ってるけど鬼の形相である)
男「よし」
犬娘「……」ガツガツ
男「……」ジーッ
犬娘「……」ガツガツ
男(そういや食べてるとかに頭なでられるの好きとか言ってたっけ)
男「……」
男「……」ナデ
犬娘「噛むぞ」グルルル
男「」
犬娘「そして早くも夜になった……」ゴロン
犬娘(今日もまた一人かあ……)ハァ
犬娘「……」ゴソゴソ
つ ご主人様トランクス
犬娘「……///」クンクン
犬娘「……」
犬娘「……ニオイが薄れてる…」ハァ
犬娘(人肌があ…ご主人様ああああ゛…)
犬娘「うぐぐ…」ゴロン
犬娘「………」
犬娘「……」zzz
~男自室~
男「……」
犬娘「……」ゴソッ
男「なにやってんの?」
犬娘「一緒に寝てやる」
男「襲われたいの?」
犬娘「そしたら叫ぶ」
男「寂しいのか」
犬娘「寂しくねえし…」
男「じゃあ帰れよ…」
犬娘「寂しいんだよ…」
男「急に正直になるなよ…びっくりするだろ」
男「じゃあ親父んとこ行けよ…」
犬娘「ママさんが目を光らせてるから無理なんだよ…」
男「だからってなあ」
犬娘「いいだろうが……生粋の室内犬なめんなよストレスで死にそう」
男「誰でもいいんじゃねえのお前」
犬娘「よくねえよ…天秤かけたギリギリのラインなんだよ…
ニオイ的に」
男「ニオイかよ」
犬娘「慣れ親しんだニオイが近くにないと死ぬ」
男「俺でもいいのか」
犬娘「嗅ぎ慣れてはいるわけで」クンクン
犬娘「ようやく寝れる」
男「俺が寝れない」
犬娘「……」zzz
男「寝るのはええよ……ちょっとイベント期待したじゃねえか…」
犬娘「……zzz」ダキッ
男「」
犬娘「ぐっすり快眠」
男「俺が寝られなかったわけだが」
犬娘「どうだ?はじめてのおっぱいは」
男「お前恥らいないのかよ…」
犬娘「発情期だから仕方ないだろ……
初めてはご主人様に捧げたいのに許されないもどかしい」
男「野外に放りだすべきかもしれないな」
犬娘「そしたらいっぱい仔犬つくってしまうかもわからん」
男「お前ほんと室内犬でよかったわ」
犬娘「そしてご馳走さまでした」
犬娘「散歩行こうぜ」
男「用意するから待ってろよ」
犬娘「早く!早く!」ブンブン
父(予想以上に早く仲良くなりつつあってちょっと悔しい)
こいつ憎めないな
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:13:41.20:mXcKInspO犬娘「よーるーがきたーあー」ブンブン
犬娘「今日も一緒に寝るぞこら」ブンブン
男「それは勘弁してくれよ……俺が寝不足になるんだよ…」
犬娘「あれれー?もしかして発情してるんですかぁ?」
男「してねえですが?」
犬娘「いいよ///」
男「えっ///」
犬娘「まじかよお前、気持ち悪い…」
男「明日は昼飯抜きな」
犬娘「……」zzz
男「寝るのはぇえ…」
犬娘「……わふっ…」ギュウッ
男(せめてこの抱きつきやめてくれないかな)
男(飼い犬相手に理性が飛びそうで恐ろしい)
犬娘「……」zzz
男(そういえば……)
男(来てすぐの頃は、一緒に寝てたなあ)
男(最初、仔犬のときだけ可愛がって)
男(でも俺はすぐ飽きて…構わなくなって)
男(そりゃ親父になついて当たり前だよな)
男「……」ナデ…
犬娘「……」zzz
男「……」ナデナデ
犬娘「……」zz…
男「仔犬のときは」
犬娘「……」ピクッ
男「寝るまでこうして撫でてたっけ」ナデナデ
犬娘「…………」
男「もしかして寂しかったりすんのかな?」ナデナデ
犬娘「……」
男「どうなのかな…」ナデナデ
犬娘「……」
犬娘「……」zzz
ペロペロ
男「んあ……ふあ…」
ペロペロ
男「あん?」
犬娘「……」ペロペ…
男「……」
犬娘「……」
犬娘「おはよう」キリッ
男「なにやってんだよ…気持ち悪い…」
犬娘「ええぇ…お前にだけは言われたくないわ……」
男「朝から顔をなめるとかありえねえよ…」
犬娘「ついやっちゃったんだよ……ご主人様には毎朝やってたから」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 16:48:52.70:mXcKInspO
犬娘「起きたならご飯をつくれ」ブンブン
犬娘「うちはお腹が空いたのだ」ブンブン
男「はいはい…ふあ…」
犬娘「……」ブンブン
男「つーかお前、意味なく人間の姿になったんだから飯くらい作れるようになれよ」
犬娘「いいからさっさと作れよ。可愛がってくれたらいつかエッチな恩返しをしてやる」ブンブン
男「まじで?」
犬娘「うわあ。犬相手にとか引くわ」
男「朝飯も抜きな」
男「本当なぜお前は人間の姿になったのか」
犬娘「……」ブンブン
男「ま、いいか。じゃあ飯作ってくるから出来たら呼ぶわ」
犬娘「おう!!」ブンブン
――ガチャッ
犬娘「……」
男「おはよう」
父「おう、おはよう。ポチはどうした」
男「部屋にいる」
父「うらやましい」
母「え?」ニコッ
父「なんでもないです、ごめんなさい」
男「ご飯、ご飯」ゴソゴソ
男「よし、出来た」
男「おーい。朝飯できたからさっさと食って散歩に」
ガチャッ
ポチ「わふっ」ブンブン
男「……え?」
え?
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:02:09.62:mXcKInspO男「……」
ポチ「……」ブンブン
男「親父!!たたた大変だあああ!」
父「どうした!?」
男「ポチが犬になった!!!」
父「……」
父「いやあ……そりゃ、お前…ポチは犬だろ」
男「はっ?いや、だから……犬だよ?」
父「犬だな」
男「……」
父「……?」
男(……マジで?)
男(結局)
男(親父も母さんも、ポチが女の子だったことを覚えていないようだった)
全部、夢だったのかとも思ったが…
男「おーい、散歩に行くぞ」
ポチ「わふっ♪」ブンブン
それなら俺がポチの散歩をしているはずがないわけで。
ようするに何か奇妙なことが、ここ数日俺の身に起こったらしい。
男「待て」
ポチ「……」ガツガツ
男「おい!?」
ポチ「わふっ」ブンブン
男「……はぁ」
相変わらずポチは生意気だけれど、前よりなついてくれていた。
男「夢じゃないもんなあ?」ナデナデ
ポチ「くーん…」
男「……」
ポチ「……」ブンブン
最近一緒に散歩行ってなかったな…
久しぶりに行こうか
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:26:13.54:mXcKInspO久しぶりに行こうか
仮に夢だとしても。
少なくとも、ポチに対する接し方が変わったことも確かで――
これで良かったのかなと思ったり、寂しかったりしたり。
まあこれでいいはずだ。
犬だし。
あの姿に深ーく感情移入する前で良かった。
うん。
ただ、ひとつだけ残念なことがあるとすれば…
男「……風呂入る?」
ポチ「!」グルルル
風呂だけは、いまだ一緒に入ってくれないことである。
fin
乙だぜ面白かったよ
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:28:44.41:k4b2kJ7NO
乙!
うちも犬いるけど、雄なんだよなあ
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:32:17.17:68CtH5HKOうちも犬いるけど、雄なんだよなあ
>>205
ウホッ
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:30:34.07:7pI8NXbs0ウホッ
おつ!
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:37:28.29:KXCS+1eyO
うちのが人化しても16歳のばぁちゃんだ
長生きしてくれ
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:39:06.77:mXcKInspO長生きしてくれ
保守支援その他ありがとーございました。
男「うーん?」
母「どうしたの?」
男「数日前からトランクスが一枚ないんだよね……なんでだろ?」
ポチ「わふっ!」ブンブン
乙!
エッチな恩返し編はまだか
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:59:20.43:CEw6aj6v0エッチな恩返し編はまだか
面白かった乙
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:49:29.10:mXcKInspO残ってる……
ポチ「20:30」ボソッ
男「え?」
ポチ「///」ブンブン
20::30まで保守しろよおまえら
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:50:11.74:wTRfCLAr0
キタ♪───O(≧∇≦)O────♪
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:50:19.88:5Ekk7bf30
全力保守
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:50:32.63:iCulRwlz0
よし保守組任せたぞ
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:51:52.99:CEVrXVl/0
まかせろ
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:54:15.28:1ptR675i0
わーい
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:58:01.38:uxo1J9Zx0
よっしゃああああああああああああああ
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:00:45.90:p2E7KlaC0
ブンブンブンブン
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:01:18.36:CEVrXVl/0
はっ…俺たち餌付けされている
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:28:56.90:5Ekk7bf30
wktk
310:エッチな恩返し編:2012/03/29(木) 20:30:30.04:mXcKInspO父「じゃあ、留守番よろしくな」
男「ああ」
母「行ってくるね、ポチ」ナデナデ
ポチ「くーん…」ブンブン
>>310
キターーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:31:06.82:cuvXBrX40キターーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
>>310
きたきたきたきたきたーーーーーーーー
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:31:03.04:CEVrXVl/0きたきたきたきたきたーーーーーーーー
きたこれ
これでかつる
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:31:28.87:mXcKInspOこれでかつる
―――
――
男「ほれ晩御飯。待て」
ポチ「わふっ」ガツガツ
男(言うこと聞かねえ…)
男「まさか叔父さんが急病なんてなあ」ナデナデ
ポチ「はぐはぐ」ガツガツ
男「ま、大したことはないらしいし」ナデナデ
ポチ「……」ゴロゴロ
男「2、3日で戻るみたいだから、それまでは二人だなポチ」ナデナデ
ポチ「きゅ~ん……」
男「お前もそろそろ3歳か?人間で言ったら18だな」ナデナデ
男「……こういうときは、やっぱお前が女の子だったときを思い出すな」
ポチ「?」ブンブン
男「最近は夢だよなあって思うこともあるけど」
男「…実はさ。ちょっとだけ後悔してるんだよ」
男「人間の言葉が喋れた間に、もう少し優しくしてやればよかったなって」
ポチ「……」
男「な?」ナデナデ
ポチ「くぅん…」
男「メシ食べたら風呂入るか」
ポチ「!」
男「……でもお前、俺とは入らないからなあ」
ポチ「!!」ブンブン
男「ん?」
ポチ「///」
ポチ「……///」スタスタ
男「あ、おい。っ、…なんだよ、勝手に風呂場行きやがって」
男「入るってこと?」
男「おーい、ポチぃ」
男「……ま、いいか。機嫌よさそうだ」クスッ
~自室~
男「んじゃ、寝るか」
ポチ「わふ……///」パタパタ
男「…?何やってんだよ、早く来いって」
ポチ「……」ゴソゴソ
男「あー。暖かいなお前」
ポチ「くぅん///」モゾッ
男「おやすみ、ポチ…」
ポチ「………」クンクン
男「……」zzz
ポチ「……///」モゾッ
ペロペロ
男「ん……」
ペロペロ
男「おーい、ポチぃ……やめろー……」
ペロペロペロペロ
男「おいやめろバカ犬」
犬娘「あ゙?誰がバカ犬だこら」
男「」
犬娘「わふっ♪」ブンブン
男「おい」
犬娘「ん?」ブンブン
男「どういうことだ。夢かこのやろう」
犬娘「夢じゃねえよ……お前そんな寂しいこと言うなよ…」
男「なんかごめん…」
キタ─ ̄─_─ ̄─(゚∀゚)─ ̄─_─ ̄─!!!!
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:53:26.95:mXcKInspO犬娘「土下座な」
男「あ?調子のんなよ雌犬が交配させっぞ」
犬娘「あ゙?お前こそ調子のんなよ童貞」
男「おいやめろ」
犬娘「ごめんなさい」
よっしゃああああああああ
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:54:33.15:k4b2kJ7NO
犬娘(18)
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:55:38.02:LATEkbR3O
よいぞよいぞよいぞー!
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:59:28.82:mXcKInspO男「――で?」
犬娘「あ?」
男「お前なんでまた人間になってんの?」
犬娘「うちが知るわけないだろ……
なんかモゾモゾしてたらこうなった」
男「えー…納得いかん」
犬娘「なんだとコラ。うちが人間になったらいけないってか」
男「……」
犬娘「いけない?」ジワッ
男「いけなくないから泣くな泣くな」
感情が高ぶると人間になるのかね?
353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:04:55.61:mXcKInspO犬娘「……」ダキッ
男「おうっ」
犬娘「……久しぶり」
男「毎日あってるだろ」ナデナデ
犬娘「うるせー噛むぞ」
男「お前ちょっとだけ大人っぽくなったな」
犬娘「犬の成長速度なめんなよ」タユンッ
男(おっぱいデケー…)
男「ちょうど良かった。お前に言いたいことあったんだよ」
犬娘「?」
男「道端でのトイレはもう少し控えめにし」
犬娘「」ガプッ
<ギャー
………
……
犬娘「この体~での散歩ー散歩~♪」ブンブン
犬娘「空気を吸う位置が高い!爽やかだ!!」
男「お前そんなテンション高いキャラだっけ」
犬娘「は?うちは別にうちらしく生きてるだけですが何か」
犬娘「文句あるんですかねぇ?ん?」
男「ないよ」
犬娘「……え」
男「むしろ久しぶりにその姿のお前が見れて嬉しい」
犬娘「………」
犬娘「ば、バカ言うない、よせやい気持ち悪い///」ブンブンブンブン
男(こいつ分かりやすいわ)
~散歩終了~
男「……それにしても」
犬娘「ん?」
男「犬になったり人間になったり、条件でもあんのかそれ?」
犬娘「神様からの…贈り物かな」キリッ
男「うわ殴りてえ」
犬娘「あ?やんのかコラだてに犬歯発達させてねえからな」グルルル
犬娘「……そんなことより」
男「ん?」
犬娘「散歩終わったら汗かいたからシャワー浴びたいんですがね?」
男「犬のくせして汗がどうとかなめてんのか」
犬娘「は?ご主人様はうちが汚れたなーって感じたらすぐシャワー浴びさせてくれるんですが?」
男「親父は過保護なだけだろ…だから犬が調子に乗る」
犬娘「あ?」
犬娘「そういう犬に対する機微はないのかお前。だから彼女できねーんすわ」
男「うるせえな……もうわかったからじゃあシャワー浴びてこい」
犬娘「のぞくなよ」
男「のぞかねーよ」
犬娘「のぞけや!!」
男「何だお前!!!」
かわいいwww
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:30:20.41:mXcKInspO<フンフフーン
男「呑気に鼻唄なんぞ歌いやがって何様」
男「…まったく」クスッ
<……おーい
男「ん?」
<服がないんですが?
男「ああ……着替え出してなかったな」
男「親父のでいーんだよなー?」
<は?
男「いや、だから服」
<お前のでいいからさっさとよこせや
男「あ?」
<あ゙?
男「……」
<……
犬娘(Tシャツ装備)「あー、お前のシャツとかないわー臭いわー、ご主人様のがよかったわー」
犬娘「……」クンクン
男「ニオうわけねーだろ新品だそれは」
犬娘「バカかお前!!」
男「何なんださっきからお前!!!」
~夜~
犬娘「ご馳走さまでしたあ」ケフッ
男「お前よく食うな…」
犬娘「なんかこの姿のときのほうが味をよく感じるんだな」パタパタ
男「飯食ったなら寝ろ」
犬娘「は?なんでうちだけ先に寝るのかと」
男「お前いつも飯くったら寝るだろ」
犬娘「歯磨きたい」
男「は?」
犬娘「はぁ?」
男「なんでだよ」
犬娘「息は綺麗にしておきたい」
男「犬のくせに」
犬娘「あ?犬ですが下手な人間より立派ですぅ。これ見ろやほら」タユンッ
男(oh...)
oh…
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:53:06.10:mXcKInspO犬娘「あれ?ねぇいまひょっとして欲情しちゃった?
お前の言う犬に欲情したの?ん?」
犬娘「してねーよ、とか言う気か変態が!!」
男「正直した」
犬娘「え?……あ、う、うん///」パタパタ
男(なるほど意外に純情だなこいつ)
犬娘「歯磨きもしたし、じゃあ寝るか」
男「おう、おやすみ」
犬娘「来るなよ。別の部屋で寝ろよ」
男「おう」
犬娘「おい待て」
男「あ?」
犬娘「なんでご主人様の部屋に寝にいこうとしてるんですかね?」
男「たったいま部屋同じはイヤっつったろ」
犬娘「お前マジで言ってるの?バカなの?
男「あ?」
犬娘「……一緒じゃないと寝れないの知ってるくせに……」シュン
男「……」
ふおおおおおおおおおお!!!!!
416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:01:31.85:mHEljFbi0
くっそかわええええええええええええ
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:07:32.89:mXcKInspO~男自室~
犬娘「……」
男「……」
犬娘「………な、なんで沈黙するとか意味わからないよお前は?ん?」
男「う、うるせー。さっさと寝ろ!」
犬娘「襲うなよ」
男「少し離れるからこれでいいだろ」
犬娘「……う、うん」
男「おやすみ」
犬娘「……おやすみ」
犬娘「そっち……行っていい?…ご主人様」
男(あー、これはヤバイ)
やばいやばいやばいやばいやばいやばい
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:09:52.98:5Ekk7bf30
死ぬ死ぬマジで死ぬ
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:13:43.14:mXcKInspO犬娘「……」モゾモゾ
男「……」
犬娘「……」ピトッ
男(背中に柔らかいものがあたってる…)
男「あ、あのさ…ポチ。やっぱさすがにこれはマズいかなと」
犬娘「あ」
男「え」
犬娘「は、初めて…名前で呼んでくれた…この姿のときに」
男「……」
犬娘「……嬉しい」ムギュ
男(すいません無理です、親父に母さん人類にごめんなさい)
あぎゃああああああああああ!!!
ニッポン国バンザーイ!!!!バンザアアアアイ!!!
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:22:57.35:mXcKInspOニッポン国バンザーイ!!!!バンザアアアアイ!!!
男(襲うか……くっそ。クソ可愛い……いや、いや落ち着け)
男「お前なんなんだよ…誘ってんのかホント」
男「おかしいだろ。犬だぞ…お前、なあ」
犬娘「………」
犬娘「……だって」
犬娘「発情期なんだもん…体が疼くもん」
男「だからって俺とでいいのかよ」
犬娘「……ご主人様は、イヤ?」
男「え?」
犬娘「……私じゃ…イヤ……ですか?」
男「イヤ…いやいや」
犬娘「うちは……」
犬娘「ご主人様と……
…エッチ、したいです」
男()プツンッ
俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派俺は猫派
俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:32:19.87:mXcKInspO俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派俺は犬派
男「ポチっ」ガバッ
犬娘「わっ…ん///」
男「シャツ、脱がせるぞ……っ」
犬娘「あっ///」ブルンッ
男(ポチの生おっぱい、デカイ……!)グニッ
犬娘「んんっ…ん」ピクンッ
男(指が沈むのにすげえ弾力……乳首もツンと上向いてて……)グニグニ
犬娘「んきゅ…は、あ………あっ」
男「……」チュプッ
犬娘「や、あ!」
男「……」チュウウウウウ
犬娘「あ、あ!おっぱい吸ったらダメ…ひっ」
発情期に人間になるとか天才の発想
494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:37:24.67:mXcKInspO男「ポチ……んっ」チュッ
犬娘「ご、主人様ぁ……んっ」チュッ
男「んっ」
犬娘「ん……ちゅ…れろ…ちゅぱ」
男(いきなり舌からめてくるとかトンデモねえ)
男(……下、触っていいのかな)
犬娘「あ、あの……ご主人様……」
男「ん…?」
犬娘「その……ちょっとお願いが…」ゴニョゴニョ
男「?」
犬娘「――わふぅ…」パタパタ
男(まさかの四つん這い)
男「まあ、お前犬だしなあ…そうだよな」
犬娘「んぅ……」パタパタ
男(丸見えすぎてつらい)
男(……指かな)チュクッ
犬娘「っ!」ピクンッ
男(うっわ…ぐちゃぐちゃ……指に絡み付いて)クチュクチュ
犬娘「んっ、ん…んん、あっ――あんっ」ビクビクッ
犬娘「ご主人様ぁ……」クゥン
男「……」ゴクッ
男「……」カチャカチャ
男「――っ」ビンッ
犬娘「あ……それが、ご主人様の………」
犬娘「……すごい…」ハァ
男「………い、いいんだな?」
犬娘「………」
犬娘「……はい」クチュ
男「!」
くぱっ――
犬娘「……く、ださい…………」
男(うわ…お尻あげて、指で広げて……奥まで…)
犬娘「お願い……します……我慢……」
男「…こ、ここか?」クチュ
男(うわ…先っちょ、あてただけで…にゅるってイキそうに……!)
犬娘「んっ、ぅ」ピクンッ
犬娘「……は、ぃ」
犬娘「そこ、です…」
男「…い、挿れるぞ?」
犬娘「はい……!」
男「くっ…!」グッ
犬娘「わっ…ふぁ…!」
金魚にも穴はあるよな…?
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:00:28.89:68CtH5HKO
>>516
お前はどこへ向かおうとしているんだ
523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:04:17.33:mXcKInspOお前はどこへ向かおうとしているんだ
ずぶっ――
男「くっ……!」
犬娘「っ…!!」
男(暖かくて、蕩けそうで……!!)
ずりゅっ、ずぶ――
犬娘「ひっ、い……はぁあ、あっ!」
男(膣肉が、きゅうきゅう締まって搾りとるみたいで…!でも柔らかくまとわりついて…!!)
ずずずっ…ぶっ…
犬娘「あ……あ、あああああ!」
男「っ!」
犬娘「!?」
ずぶりゅるるっ!!
犬娘「おぁ……ん、く………ぅ」ピクン
犬娘「いた……ぃ…」
男(すげ……!気ぃぬくと射精そう……!)
男「ポチ……!」パンッ
犬娘「あっ!」
男「くっ!うっ!」ズチュッズチュッ
犬娘「あっ!ん、おなか…ぎちぎち…!あっ」パンッ
男「ポチ……ぃ!」ズチュッズチュッズチュッズチュッ
犬娘「ご主人様…ご主人様、ぁ!!」
――ギシッ…ギシッ…ギシッ…ギシッ
――ギシッギシッギシッギシッ
――ギシギシギシギシギシ
男(突くたびに四つん這いのおっぱい揺れてる、ヤバいエロい)
男(我慢できねえ!!)
男「っ!」パンパンパンパンパンパン!
犬娘「あっ!はあっ!ふあ、あ――やぁ!激しいです、あっ!あ!」ズチュッズチュッズチュッズチュッ
男「射精る、ヤバイ、もう無理だ……!」ズチュッズチュッズチュッ
犬娘「ご主人様、ご主人様――!ください!ご主人様の」ズチュッズチュッ
犬娘「せーえき、ください!いっぱいください、孕ませてください!!」ズチュッズチュッ
男「ぐ、あああ」パンパンパンパン
男「っっ!」
犬娘「!!」ビクビクッ
――びゅるっ
びゅくるるる!
どぴゅっ!びゅくんっ!
これで妊娠して犬に戻って出産したら人面犬が生まれるのかな
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:22:26.04:c5rE30ss0
>>542
やめろよ・・・
546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:24:09.17:kftF6kOo0やめろよ・・・
>>542
おい・・・
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:24:06.82:mXcKInspOおい・・・
―――
――
男「……世界が人間だけで回るなんて、おかしなもんだよな」フッ
犬娘「お前いきなり賢者かよ」
男「お前も素に戻ってるじゃねえか…何が「孕ませて」だよ恥ずかしい」
犬娘「仕方ないだろ……発情中は何がなんだか」
犬面人が産まれるかも知れないし、希望を捨てちゃいかん
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:29:17.21:QhktQS3e0
>>550
おまえにとって犬面人に希望はあるのか・・・
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:27:59.50:mXcKInspOおまえにとって犬面人に希望はあるのか・・・
犬娘「ああー……もう、仕方ないなあこれ孕んだら何が生まれるんだろう
人面犬?」
男「おいやめろ」
犬娘「ふははー。いくら人型とはいえ飼い犬とエッチしたことを後悔するがいい人間の底辺」
男「くそっ…」
犬娘「……ねー」
男「ん?」
犬娘「嫁をナデナデしろコラ」
男「誰が嫁?」
犬娘「うちだぁー、えへへへ」スリスリ
男「はぁ…」ナデナデ
犬娘「んぁー///」ゴロゴロ
犬娘「……ママさんたちが帰るまで、2日くらいだっけ」
男「おう」
犬娘「ん~……ということはあれだな」
男「あれ?」
犬娘「その間はエッチしまくれるな」
男「……いやあ。ちょっと人間として自己嫌悪をしてましてね」
犬娘「……ご主人様」
男(あー…この上目遣いはヤバいなー)
犬娘「あのさ」
犬娘「……うちがいつまた元の姿に戻るかはわかんないけど」
男「……うん」
犬娘「……きっとこれは奇跡だから。
たぶん、そのうち解ける魔法」
男「………うん」
犬娘「でもそれでもいいよ。
犬は犬らしくいつか犬に戻ってもいいんだ」
男「……ポチ」
犬娘「でも」
犬娘「それまでは……へへへ」
前途多難な気はするが、ここまで来たらどうでもよくなってきた。
今はただ、こいつの温もりに甘えよう。こいつを甘えさせよう。
犬娘「だからそれまでは……」
それまでは。
犬娘「………いっぱい、エッチしようね」
――ご主人様っ チュッ
fin
乙
なんかわからんが泣いた
いや泣いてる
623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:57:47.50:cuvXBrX40なんかわからんが泣いた
いや泣いてる
乙
すっげえ良かった
631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:59:52.09:5Ekk7bf30すっげえ良かった
乙
夢をありがとう
651:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 00:13:46.07:VFQV/iSE0夢をありがとう
最高だったぜ!
782:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:03:16.42:/pLsItExO
まだ残っている……だと……
784:ある日の日常編:2012/03/30(金) 14:11:48.73:/pLsItExO犬娘「首輪がボロボロだ」
犬娘「……新しいの欲しいな。あいつが帰ったらおねだりしてみるか」
ガチャッ
男「ただいまー」
犬娘「わふっ」ダキッ
男「ん」ギュッ
犬娘「どこ行ってた?」パタパタ
男「買い物だけど、つうかこんな出迎え初めてだな。何かあるのか?」
犬娘「買い物!うちも買い物行きたい!」ブンブン
男「は?」
っしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!
787:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:12:31.19:SYAtAomU0
きたああああああ
788:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:12:35.84:7XG37WGD0
始まった…だと・・・
792:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:14:08.73:a+CM5/iWO
おい喜べ>>1が帰って来たぞ
793:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:14:13.22:ksIyBgfM0
お前らしっぽ振りすぎだろ
794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:14:40.44:SYAtAomU0
ブンブン!
795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 14:14:48.83:/pLsItExO犬娘「この姿のときは色んなことを楽しみたい」
男「お前が買い物ねぇ……欲しい物でもあんの?」
犬娘「おう!!だから行こうよわりと真面目に…そんで、なるべくでっかいとこ行きたいな」
男「お前がそこまで言うなら別に構わないけど」
男「何が欲しいんだ?」
犬娘「これだ」チョイチョイ
男「……首輪?」
―――
――
~デパート~
犬娘「おー…」キラキラ
男「フードは外すなよ。人が多いから犬耳が目立つ」
犬娘「わかったから早く!早く!!」ブンブン
男「尻尾もふるな腰に巻きつけとけ」
犬娘「首輪はどこだ!」
男「さあ…俺ここで買ったことねえし」
犬娘「店員に聞けばいいじゃん」
男「正論だけどたまに犬か疑いたくなる台詞はくよなお前」
男「すいません、犬用の首輪ってありますか」
店員「屋上アミューズメントストア併設のペットショップか
もしくは西館にそちらを取り扱った高級ブランド店がございますよ」
犬娘「……」
男「……」
犬娘「お、お前に…任せようかな」クゥン
男「屋上」
犬娘「屋上」グルルル
男「任せるって言っただろ!!」
男「じゃあ西館行くけど……なあ」
犬娘「ん?」ピトッ
男「もうちょいはなれて歩けないのかお前」
犬娘「はなれて?」
男「うん」
犬娘「歩く?」
男「そう」
犬娘「室内犬の小心さをなめてんのかお前!!」
男「威張って言うことじゃねえよ!!」
――西館
犬娘「……」ブンブン
店員「」ビクッ
男「だから尻尾は動かすなと言ってるだろすみません玩具です」
犬娘「あ」
男「えっ」
犬娘「この首輪がいい」
男「もう決まったのか?」
犬娘「おう」
男「ふぅん。確かにいいデザインだな。触り心地もなんとなく高そう」
犬娘「だろ、だろ!!」ブンブン
店員「」ビクッ
男「だからすみません言い聞かせますすみません」
男(……おや?)
犬娘「じゃあこれを」
男「待て」
犬娘「?」
男「桁がおかしい。13800円とかおかしい」
犬娘「犬だからお値段よくわかんない」クゥン
男「お前ぜったい解ってて言ってるだろ。しかも値段がリアルなんだよ」
犬娘「えへっ」
男「ダメ」
犬娘「……」シュン
男「……」
~自宅~
犬娘「……」シュン
男「お前落ち込みすぎだろ……そんなに欲しかったのかよ」
犬娘「うるせー。ちょっとハシャいでただけだい」
男「気持ちはわかるが……あー、もう仕方ないな」
男「そんなに欲しいんだな?」
犬娘「!?」ブンブン
男「ちゃんと俺の言うこと聞くか?」
犬娘「うん、うん!」ブンブン
男「大切にするか?」
犬娘「!!」ブンブンブンブン
男「わかった。親父に頼んでみるから」
犬娘「バカかお前…」シュン
男「え…」
犬娘「もういい。向こうに行けよ…」
男「なんだよ…言えよ…」
犬娘「お前に買って欲しいに決まってんだろ…わかれよ…」
男「なんでこんなときだけ素直なんだよ…胸が苦しくなるだろうが…」
犬娘「うるせー……お前が大好きだからに決まってんだろうが…」
男「お前それは卑怯だわ…卑怯すぎる」
犬娘「くぅん…」パタパタ
男「……」
男「ポチ」
犬娘「ん……」
男「ほら、これ」
犬娘「なに?」
男「プレゼント」
犬娘「!」ガサゴソ
犬娘「首輪っ」
男「言っておくが安いやつだからな」
犬娘「……い、いつ買ったんだこれ」
男「朝」
犬娘「あー!!朝!!」
…『どこ行ってた』
…『買い物』
犬娘「なら言えばよかっただろ!」パタパタ
男「お前が買い物行きたそうだったし、それに好みも知りたかったし」
犬娘「……!!」パタパタ
男「あーいうのはたしかに欲しいだろうけど」
犬娘「……」パタパタ
男「これで我慢してくれ。学生なもんで首輪にそんな高い金は出せん」
犬娘「……」ブンブンブンブン
男「すまんな」
犬娘「!!」ガバッ、チュッ
男「んぐっ!?」チュッ
犬娘「わふっ……ん、ご主人様……んちゅ」チュッチュッ
男「ん、む……お、落ち着けポチ」
犬娘「大好き……大好き、ご主人様」ブンブン
男「落ち着けほら」
犬娘「……」スリスリ
男「……」ナデナデ
可愛いすぎてなぜか涙出てきた・・・
848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:32:26.52:/pLsItExO犬娘「ご主人様ぁ…」ペロペロ
男「くすぐったい、くすぐったい」
犬娘「♪」ゴロゴロ
男「機嫌なおったか?」
犬娘「わふっ」ブンブン
男「大切にしろよ」
犬娘「言われるまでもないわ!!」ブンブンブンブン
男「……」クスッ
男「よしよし。じゃあ、ポチ?」
犬娘「ん?」ブンブン
男「わかってるな?今日もまた……」
男「いっぱい、可愛いがってやるからな」
犬娘「くぅんっ///」
本当に、おわり。
>>848
よく頑張ってくれた!
本当にありがとう!
852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:34:37.12:SYAtAomU0よく頑張ってくれた!
本当にありがとう!
乙!
860:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:37:53.57:W7qmLA+t0
乙だ!
861:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 15:39:31.29:S3wkA9DRO
乙(ブンブンブン
883:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 16:17:53.18:/pLsItExO
三度目になるけれど
支援保守そのほか何から何まであざした<(_ _)>
894:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 16:36:46.18:69zKP08k0支援保守そのほか何から何まであざした<(_ _)>
素晴らしい乙
939:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 18:37:54.24:3fItglYLO
子供が生まれたら老犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
940:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 18:38:39.81:VPVyLqjq0子供が赤ん坊の時自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
>>939
話飛びすぎワロタwwwwwwww
967:-ある日の日常編.おまけ-:2012/03/30(金) 19:53:58.36:/pLsItExO話飛びすぎワロタwwwwwwww
父「おーいポチ~」
犬娘「どうしたんですか父様」トテトテ
父「新しい首輪を買ってき…あれ?」
犬娘「あ…///」
父「どうしたんだ、それ……」
犬娘「///」
父「それに前みたくご主人様って……呼んでくれないのか……?」
男「悪いな親父」
父「!?」
犬娘「ご主人様…」
父「!!!?」
男「そういうことだから」
犬娘「ごめんなさい父様……うちはもう…///」ピトッ
父「」
父「もう一匹犬を買っ」
母「お黙り」
完
>>967
GJ
今度こそ乙
974:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 19:57:05.02:eHtTyI8C0GJ
今度こそ乙
>>967
乙!
973:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 19:56:32.38:NyrNJA720乙!
ワロタwwwwwwww
乙
986:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 20:03:20.16:6SxAz6qo0乙
親父…
991:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 20:05:21.60:a+CM5/iWO
作者に乙
みんなにも乙
1000:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 20:06:32.15:2xMh1blZ0みんなにも乙
ワンワン!
コメント 20
コメント一覧 (20)
後途中の発狂者がヤベェ、ニンジャスレイヤーの世界の住人みたいな奴まで居たし
てか胸が苦しい
まだ赤ん坊のときに教えてもわからんだろwww
折角だから子供が生まれるところまで……
なんだか父がかわいそうというか
まあかわいいので気にしないことにした
わんことくらそうはええゲームやで
みかんルート以外はエンディングがちょっとモヤモヤするけど