ヤンキーP「沖縄旅行ぅ!?」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 19:49:40.04:5imc/1DsO
※BGM つっぱりHigh School Rock'n roll(出社編)
ヤンキーP「……」チンタラチンタラ
高校生「……」ポカーン
ヤンキーP「あ?ガンくれてんの?」クイックイッ
高校生「い、いえ…」ソソクサッ
ヤンキーP「…ぺっ」チンタラチンタラ
バーン
ヤンキーP「今日もバリバリ気合い入れてくんで夜露死苦ぅ!」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 19:50:48.05:bU0Ng0I20
亜美真美「夜露死苦ぅ!」
やよい「よろしくー」
雪歩「よ、よろしくぅ」
貴音「宜しく御願い致します」
伊織「……はぁ」
ヤンキーP「……」スタスタ
伊織「な、なによ…」
ヤンキーP「夜露死苦ぅ!」
伊織「……」
ヤンキーP「夜露死苦ぅ!」
伊織「……」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:00:20.38:5imc/1DsO
ヤンキーP「夜露死苦ぅ!」
伊織「うるさい!私は別にあんたの事認めた訳じゃないんだからかまわないで!」
ヤンキーP「ちっ、なんでぇ…」
亜美「ねぇねぇ兄ちゃん、今日は亜美と一緒に仕事行こ」
ヤンキーP「あ?おまえただの取材だろ?ひとりで平気だべが」
亜美「BOO!BOO!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:05:57.76:5imc/1DsO
あずさ「ヤンキーさん、ちょっといいですか~」
ヤンキーP「押忍、あずさ先輩!」
あずさ「今日は撮影があるんですけど、
衣装とか荷物が結構多いので一緒にいっていただけませんか~?」
ヤンキーP「押忍!お供させて下さい!」ササッ
亜美「なんだよ→差別だ!」プンプン
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:16:38.51:5imc/1DsO
――――撮影終了後帰り道
ヤンキーP「いや~、あずさ先輩!よかったっす!」テクテク
あずさ「うふふ、ありがとうございます~」テクテク
?「お!?ヤンキーか?」
ヤンキーP「ああん!?」
ヒロシ「やっぱヤンキーだわ、元気だったか?」
トオル「おお!ヤンキー生きてたか!」
ヤンキーP「う…またかよ…」タラリ
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:24:06.77:5imc/1DsO
ヒロシ「心配してたんだぜ~、
こないだは俺らもちょーっとやりすぎちまったかなって思ってよぉ」
トオル「おお、それよりよぉ…オメーこないだとは違うハクいスケ連れてんなぁ」
ヒロシ「おっ!おお!おっぱいがでけーわ!」ボインボイン
あずさ「……」
トオル「んじゃこの女借りてくぜ~」
ヒロシ「いやたぁ言わねーよなぁ!?ヤンキーよぉ!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:30:37.42:5imc/1DsO
ヤンキーP「ざけんな!ダメに決まってんだろぉが!」
ヒロシ「ああん!?おまえあんだけやられてまだコリねーの?」
トオル「こりゃまたオシオキが必要なよーやね」ニヤニヤ
あずさ「……あらあら~、おいたは駄目ですよ~」
ヒロシ「あ!?」
トオル「あとたっぷり遊んであげるからおとなしくまってなって姉ちゃん」ニヤニヤ
あずさ「少しお話しましょうか~」ニコニコ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:35:47.62:5imc/1DsO
――――30分後
ヒロシ「あずさ先輩すいませんでした!」フカブカ
トオル「もうこんな事しませんので勘弁して下さい!」フカブカ
あずさ「あらあら~、わかればいいんですよ~」ニコニコ
あずさ「それじゃいきましょうか、ヤンキーさん」
ヤンキーP「押忍!…やっぱあずさ先輩はスゲェや!」ヒャッホウ
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:42:08.51:5imc/1DsO
あずさ「ただいま戻りました~」
ヤンキーP「したっ」
社長「おお、ヤンキー君戻ったか、少しいいかね?」
ヤンキーP「うっす、なんすか?」
社長「ヤンキー君ご苦労様だったね」
ヤンキーP「なんて事ないっす」
社長「最近はかなり忙しかったろう?疲れてないか?」
ヤンキーP「ヨユウっす」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 20:55:44.64:5imc/1DsO
社長「そうか、それは結構。だが君を特集した特番『ヤンキープロデューサー奮闘編』
がなかなかの視聴率を記録した事もあって、業界にも君の存在が受け入れられてきて
わが社の業績も伸びてきた事だし、ここらで少し息抜きに旅行にでも行ってみないかね?」
ヤンキーP「旅行…っか?」
社長「ああ、実は我那覇君の御実家の好意で宿を提供して貰える事になってね、
アイドルの皆のスケジュール調整も出来たので、親睦をかねて皆を連れて
沖縄に行ってきて貰えないだろうか」
ヤンキーP「沖縄…沖縄かよ!スゲェ!…でもいいんっすか?」
社長「ああ、こちらの事は私と音無君でなんとかするから、楽しんできてくれたまえ」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:02:41.61:5imc/1DsO
ヤンキーP「沖縄かよ…」ガチャ
亜美「兄ちゃん聞いた!?みんなで沖縄に行けるんだよ!」ピョンピョン
真美「シーサーだよ!?マングースだよ!?」ピョンピョン
響「ふふーん、宿は自分の実家だぞ!」
やよい「響さんありがとうございますー!」
春香「楽しみだなー、水着買っちゃおうかなー!千早ちゃん、一緒に行かない?」
千早「えっ、ええ……くっ」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:14:01.24:5imc/1DsO
貴音「出発は3日後だそうですね、急な話ですが…」
律子「仕方ないわよ、スケジュール調整大変だったんだから!」
真「ヤンキーさん、海に行ったら競争しましょうか!」
ヤンキーP「おお!こう見えても俺ぁ仲間ウチじゃ
カッパのヤンちゃんって呼ばれて…(ぜってぇ負けねぇ!)」
響「自分もやるぞ!」
ヤンキーP「お、ソーミンチャンプルーもやるか?」
響「ヤンキー、沖縄料理に詳しいのか?」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:21:59.86:5imc/1DsO
伊織「ふふん、伊織ちゃんの華麗な水着姿を楽しみにしてる事ね!」
ヤンキーP「かかか、ない胸をはるなない胸を」
伊織「あんたに言ってない!て言うか気安く話し掛けないで!」プリプリ
ヤンキーP「なんだよでこすけ」
伊織「でこすけ言うな!」
美希「あふぅ、浜辺でお昼寝したらきっと気持ちいいの」
ヤンキーP「まだ寝る気かよ、ズベ公」
美希「そのズベ公ってかわいくないからヤなの!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:28:33.04:5imc/1DsO
わいわい
小鳥「……みんな楽しんできてねー
(ぴよ…ぴよ…いいもん、私には仕事があるもん…)」
亜美「ぴよちゃんお土産買ってくるからね!」
真美「真美もいっぱい買ってくる!」
小鳥「亜美ちゃん…真美ちゃん…」
春香「わたしも買ってきますよー!」
「私も」
「わたしも」
小鳥「みんな…」ウルウル
小鳥「…あのー、できればみんなの水着の写真も…」
シーーン
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:44:01.35:5imc/1DsO
――――出発当日
ヤンキーP「いっかーおめぇら!旅行っつったらよぉ、
よそのモンとかちあう事もアンからぁ、
なめらんねぇよーにビッと気合い入れてけよぉ!夜露死苦ぅ!」
わいわい
たのしみだよねー
わっその水着かわいー
なに食べよっか
ヤンキーP「お、おい…」
亜美「兄ちゃん飛行機楽しみだね!亜美飛行機乗るの好きなんだ→!」
ヤンキーP「…ひ…こ…う…き…?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:48:47.75:5imc/1DsO
亜美「兄ちゃんどうしたの?」
ヤンキーP「……」スタスタ
亜美「兄ちゃんどこ行くの!?そっちじゃないよ!」
ヤンキーP「俺単車で行くわ」スタスタ
亜美「無理だよ!」
真「ははーん」ニヤッ
真「ほらヤンキーさん行きますよ」グイッ
ヤンキーP「あっコラ!放せ!このだんじょ!」ズルズル
ボクッ
ズルズル
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 21:57:47.94:5imc/1DsO
ヤンキーP「……はっ!」ビクッ
亜美「あっ、兄ちゃん起きた!」
真美「兄ちゃん大丈夫?」
ポーン 当機はこれより離陸いたします シートベルトをご着用下さい
ヤンキーP「」サー
ヤンキーP「おろせ…」
亜美「え!?」
ヤンキーP「降ろせー!死ぬー!お母ちゃーん!」ジタバタ
CA「お客様!?機内ではお静かにお願いします!」
真「はあ…仕方ないよね?」
春香「うん、仕方ないよ」
貴音「真、御願いします」
美希「真君やっちゃうの!」
ボクッ
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 22:10:39.19:5imc/1DsO
ヤンキーP「…ダメですよあずさ先輩…あっ、そんな…うへへ…」ムニャムニャ
亜美「……」ギュウ
ヤンキーP「イてっ痛ぇ!お…お!?」ハッ
亜美「…着いたよ兄ちゃん」
ヤンキーP「おっ…おお!なんかいい夢見てる間に着いたか!ここが沖縄かぁ…」
ヤンキーP「つかなに怒ってんだ?チビ?」
亜美「知らない」ツンツン
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 22:16:14.86:5imc/1DsO
春香「やっぱりこっちは暖かいねー」
やよい「なんだか空気のにおいが違いますー!」
雪歩「本当だね、なんだか違う国にきたみたい…」
響「空港まで自分の兄貴がバスで迎えに来るってさ」
律子「何から何まで悪いわね」
響「気にする事ないぞ!兄貴こういうの大好きなんだ!」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 22:24:43.02:5imc/1DsO
プップ~
響「あっ、来たみたいだぞ」
響兄「おぅ~い、響よー!」
響「兄貴!」
響兄「元気だったか?大勢で遊び来てくれて…
こりゃ…びっくりした!ちゅらかーぎー!」
春香「?」
響「みんなが綺麗で驚いたってさ!」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 22:33:16.98:5imc/1DsO
ヤンキーP「お、でこすけがでこまで真っ赤になってらぁ」カカカ
伊織「……うるさいっ!話し掛けないで!」フン
やよい「伊織ちゃん…」
響兄「お、こりゃあまた…懐かしい感じのがいるな!」
ヤンキーP「あん?」
響「へへーん、だろー?これでもプロデューサーなんだぞ!」
響兄「おー、あんたが…響がお世話になっちょるね!」
ヤンキーP「おっ、いや、こちらこそ世話に…」
真美「兄ちゃんも大人になったよね」ヒソヒソ
亜美「亜美の教育のおかげだよ→」ニシシ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 22:41:57.67:5imc/1DsO
響兄「んじゃ、乗った乗った、ウチまではすぐに着くさー」
よろしくお願いしまーす
春香「じゃあカラオケ大会でもしよっか!」
響「すぐに着くぞ」
千早「乗車中に春香の歌は聞きたくないわね」
春香「ち、千早ちゃん!?」
千早「冗談よ」
ヤンキーP「おまえでも冗談言うのな、棒」
千早「……前から聞こうと思ってたんですけど…それどういう意味ですか」ピクピク
ヤンキーP「そりゃおめぇ…」
千早「やっぱりいいです!…くっ」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 22:49:07.37:5imc/1DsO
やよい「ねえ伊織ちゃん、もう伊織ちゃんもヤンキーさんと仲良くしない?」
伊織「ふ、ふん!誰があんなやつと!」
律子「ふふふ、やよい、伊織も心の中ではもうヤンキーさんの事認めてるのよ。
でもちょーっと素直になれないだけなのよねー」ニヤニヤ
伊織「ちち違うわよ!そんなんじゃない!」プリプリ
やよい「伊織ちゃん…」
響「着いたぞー!」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:08:38.08:5imc/1DsO
ヤンキーP「おお…ここがシークァーサーの実家か…」
響「なぁ…」
春香「す、凄いね、いかにも沖縄って感じ!」
やよい「おっきいおうちですねー!」
真美「あっ、シーサーがあるよ!」
亜美「ほんとだ!」
響兄「まぁゆっくりしてくといいさー」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:15:38.00:5imc/1DsO
ヤンキーP「うっし、海行くべ、海!」
亜美真美「さんせー!」
響「海なら歩いてすぐだぞ!」
春香「じゃあ水着と着替えを持って、と」
亜美「ナンパされちゃったらどうしよ→」
真美「兄ちゃん助けてくれる?」
ヤンキーP「かかか、いらねー心配すんな」
亜美真美「BOO!BOO!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:21:26.45:5imc/1DsO
雪歩「わぁ…」
真「これが沖縄の海かぁ」
やよい「きれいですねー」
春香「じゃあヤンキーさん、私達着替えてきますねー」
ヤンキーP「おーう」
亜美「兄ちゃん亜美の水着楽しみにしててね!」
ヤンキーP「……」ホジホジ
亜美「ば→か」タタタッ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:33:47.93:5imc/1DsO
貴音「お待たせ致しました、あなた様」バイーン
美希「どう?美希の水着」バイーン
ヤンキーP「お、おう…」クラクラ
春香「お待たせでーす」プルン
雪歩「お待たせしましたぁ」プルン
ヤンキーP「ほぅ…」フムフム
響「待ったか、ヤンキー」プルルン
律子「すいません、時間かかっちゃって」プルルン
ヤンキーP「なるほど…」ウンウン
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:43:58.83:5imc/1DsO
あずさ「おまたせしました~」ドタプ~ン
ヤンキーP「あ、あずさ先輩まぶしいっす!」タラリ
あずさ「ヤ、ヤンキーさん、鼻血が出てますよ~」
やよい「うっうー!やっと着替え終わりましたー」ロリッ
伊織「ふ、ふん!あんまりジロジロみるんじゃないわよ!」ペターン
ヤンキーP「…うんうん」(父親の様な眼差し)
真「さぁ、泳ぐぞー」ペターン
ヤンキーP「やっぱりおまえおと」
真「は!?」
ヤンキーP「いやいやなにも言ってない」ガクガク
千早「……」(擬音自粛)
ヤンキーP「……」(憐れみの眼差し)
千早「……くっ」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:49:04.27:oxfcj9UoP
亜美「兄ちゃんお待たせ!」
真美「ど、どうかな?真美達の水着…」
ヤンキーP「……」
真「……」ギュウゥ
ヤンキーP「いっ!……か、かわいいぜ、亜美、真美」キリッ
真美「えへへ///」
亜美「と、とうぜんっしょ///」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:10:06.58:ZYd+B1pVO
真「じゃあヤンキーさん、響、約束の競争しようか!」
ヤンキーP「おうっ!望む所よ!(今日こそこいつに勝っちゃる!)」
響「自分も負けないぞ!」
真「負けたら変な渾名で呼ぶのやめて貰いますからね!」
響「あっ、それ自分もだぞ」
ヤンキーP「かかか、何でもゆーこと聞いちゃるわい!」
亜美「!」
亜美「じゃ、じゃあ亜美も入れて…」
響「おっ亜美もやるのか?」
真「大丈夫?亜美?」
亜美「亜美負けないよ!」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:15:26.52:ZYd+B1pVO
真「それじゃあそこに見える小島までって事でいい?」
ヤンキーP「おうよ!」
響「手頃だな!」
亜美(え?亜美あんなに泳げるかな…でも勝って兄ちゃんに…)ソワソワ
真「それじゃあ…よーい、スタート!」
ザブーン
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:19:50.22:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「……」ザブザブ
真(なにっ…ヤンキーさん、早い!)ザブザブ
響(くそっ、まきらん!)ザブザブ
ヤンキーP(かかか、カッパのヤンちゃんは伊達じゃねーんだよ!)ザブザブ
亜美「はぷっ…はぷっ…」バチャバチャ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:25:46.15:ZYd+B1pVO
亜美「はぷっ…はぷっ…(負けたくないよぅ…)」バチャバチャ
真(くぅ…もうちょい…)ザブザブ
響(よし、抜けるぞ)ザブザブ
ヤンキーP(くっそこいつら流石にはえぇ…
ヤニのせーで息が切れてきやがった…)ゼェゼェ
亜美「はぷっ…あ、足が…つ…」バチャバチャ
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:35:05.91:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「ぜぇぜぇ、追いつかれ…」チラッ
ヤンキーP「あ!?」
亜美「あぶっ、あぶっ」バタバタ
ヤンキーP「…あのバカ、溺れて…」ザバババ
真(あれっ)ザブザブ
響(ん?)ザブザブ
亜美「に、にいちゃっ」ジャバジャバ
ヤンキーP「おう、大丈夫だから暴れんな、
俺まで溺れちまう…ほれ、背中につかまって」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:40:56.68:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「……」スイー
亜美「……」グスッグスッ
真「あっ、亜美、大丈夫?」
亜美「……うん」ヒックヒック
響「よかった、心配したぞ…まさか溺れてたとは…」
亜美「ひっく…ぐすっ…ご、ごめんね、兄ちゃん…」
ヤンキーP「あん?」
亜美「亜美のせいで負けちゃって…」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 00:47:07.01:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「…バーカ」ポリポリ
真「…いや、僕達の負けだよ」
響「…そうだな、あのまま続けてても追いつけなかったぞ」
ヤンキーP「ま、まあ当然だわな!かっかっかっ
(あのままやったらぜってぇ俺負けてたな…)」
響「ヤンキー、泳ぎだけは得意なんだな」
ヤンキーP「当然当然……なんだとコラァ!」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:09:33.06:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「ふいー、ちかれたびー」チンタラチンタラ
ヤンキーP「ん?…うぉっ、なんだこの穴ぁ!」ビクッ
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「おっ、おい…」
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「おいって!まさかこれおまえひとりでほったの!?」
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「…おまえは萩原雪歩じゃねぇ…萩原ユンボだ!」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:11:56.33:+ldu06/n0
真美「…はぁはぁ」キョロキョロ
真美「あっ、兄ちゃんいた!」ハァハァ
ヤンキーP「おっ、おう、見ろよこの穴…」
真美「いつもの事だよ!そんな事よりミキミキが…ミキミキが大変なんだよ!」
ヤンキーP「あん?」
真美「いいから来て!」ギュッ
ヤンキーP「ったく、なんだってんだ」タッタッ
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:27:33.39:ZYd+B1pVO
江口「おら、いいっぺ?一緒に来いって」グイ
美希「ちょっ、さわらないでなの!」パシッ
石川「気の強ぇ女だなや!」
丸川「んでもこったらマブいスケはおらほにゃいねぇもんな!」ハァハァ
美希「もうっ!なに言ってるかわかんないの!美希もう行くからっ」タッ
桜井「おーっとこっちは通行止めだべ」ニヤニヤ
原沢「面倒くせぇから拐っちまうべよ」ニヤニヤ
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:33:55.50:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「なんだってんだよ」ハァハァ
真美「ミキミキね、ナンパされまくってて」ハァハァ
真美「適当にあしらったり食べ物おごらせたりしてたんだけど」ハァハァ
真美「なんかタチの悪いやつらが怒りだしちゃって」ハァハァ
真美「あっ!あそこ!ミキミキー!兄ちゃん呼んできた!」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:41:24.21:ZYd+B1pVO
美希「放してなの!あっ、真美!」パァ
ヤンキーP(5人かよ…)タラリ
美希(ヤンキーさんなの…真君呼んできてって言ったのに)
江口「ああん!?」
丸川「なんだべおめーは?」
ヤンキーP「ん?なんか変なにおいしねーか?」クンクン
石川「いきなりなに言ってるんだべおめー!」
ヤンキーP「くっせぇ!牛のくそっつーか田舎の臭いがプンプンすんわ!」
桜井「こいつ…牛バカにすんでねぇ!」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:49:39.42:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「あのな、牛さんじゃなくてオメーらバカにしてんの!」
原沢「んだとごら!」
ヤンキーP「どこの田舎からでてきちゃったの?今時その格好はねーべよ」
真美(兄ちゃんが言うかな…)
美希(おまえが言うななの!)
丸川「こんの…おめーの方こそリーゼントは今時ねーべよ!」
ヤンキーP「かっちーん!言っちゃったよコイツ…」ワナワナ
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:58:42.15:ZYd+B1pVO
江口「めんどくせぇ、やっちまうべぇ!おらっ」ブン
ヤンキーP「うぉぉりゃぁぁぁっ!!」トビゲリッ
ドゴッ
江口「ぐぁっ」ドガッ バタッ
ヤンキーP(ラッキー!あたった!)
石川「おっ、おい…江口が一発で…」ダラダラ
丸川「やべぇぞこいつ…」
ヤンキーP「くっくっくっ…俺様はなぁ、
東京と神奈川を丸ごとシめてるヤンキーPっつうモンよ、
オメーらも不良やってりゃ聞いた事あんべが」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:07:26.78:ZYd+B1pVO
原沢「お、おめー聞いた事あるか?」
桜井「うんにゃ…」
ヤンキーP「ちっ、俺様の名前も知らねートーシロかよ…
んじゃ一発ずつで許してやっから次に必殺のケリもらいてぇのはどいつよ」クイックイッ
丸川「お、俺達とんでもねーやつにケンカ売っちまったんだべか…」タラリ
石川「ば、ばか、こっちはまだ四人いるだぞ…」タラタラ
ヤンキーP「……」タラタラ
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:16:22.36:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「だいたいよぉ、オメーらがちょっかいかけたこのズベ公、
765組の組長のコレだぞ、トーシロでも765組位は知ってんべが」
石川「や、やくざか…」
丸川「な、なんか聞いた事あるかもな…」
ヤンキーP「やべぇぞぉ765組はぁ、
この前コイツにちょっかい出したやつらは今頃東京湾で
魚につつかれてるんじゃねーか?」
四人「……」マッサオ
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:17:00.15:XAAmsCTf0
ヤンキーP「ここが東京じゃなくてよかったなオメーら…」
ヤンキーP「つっても若い衆のみなさんは一緒に来てっけどな…
コイツ組長の宝だから心配してそろそろここにくんじゃねーか…
あ、政さーん、コッチっすよ!」ブンブン
四人「やべえ!逃げろ!」ピュー
ヤンキーP「おいおい、薄情なやつらだこと、コイツも連れてってやれよ」
江口「」ピクッピクッ
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:32:59.96:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「ふぅ…ま、ざっとこんなモンよ(一瞬死を覚悟したぜ…)」
美希「……」シラー
真美「……」ジトー
ヤンキーP「あれっ?ヤンキーさんかっこいい!
抱いて!は?ガキに言われても嬉しかネーけど」
真美「…さっきの兄ちゃんなんかかっこわるかった」
美希「嘘ばっかりなの」
真美「行こミキミキ」スタスタ
美希「行こ行こ、なの」スタスタ
ヤンキーP「…そりゃネーべよ…」ショボーン
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:50:30.04:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「はーあ…」トボトボ
貴音「あなた様、探しましたよ」ハァハァ
ヤンキーP「おばあちゃんか…」
貴音「…いけず」
ヤンキーP「はーあ…」トボトボ
貴音「あ、あなた様、そこの浜茶屋でらあめんを共に食しませんか?」
ヤンキーP「……」チラッ
ヤンキーP「…俺お金ない」
貴音「そ、それでは私がご馳走致しましょう」
ヤンキーP「まじで!?」パァ
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:52:55.43:85v8XqlK0
ヤンキーP「いやー貴音は優しいなぁ!
俺に優しくしてくれるのは貴音だけかもな!」ニコニコ
貴音「うふふ、参りましょう、あなた様」ニコニコ
ヤンキーP「まいりましょー」
亜美「あっ、兄ちゃんいたー!おーい!」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 03:02:47.14:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「なんだチビ、俺はこれから貴音様にラーメンをおごってもらうんだぞ!」トクイゲ
亜美「あっ、ズルい!亜美も行く!」
ヤンキーP「おまえの分はないぞ!」
亜美「亜美自分の分位持ってるもん!」
ヤンキーP「俺は持ってない」フンゾリ
亜美「びんぼーにん!びんぼーにん!」
ヤンキーP「うっせ!チービ!チービ!」
貴音「…はぁ、亜美も共に参りましょう」
亜美「やった→」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:01:00.63:ZYd+B1pVO
店員「らっしぇー!」
ヤンキーP「おう、ラーメンみっつ…」
貴音「らあめんを八つお願いします」
店員「ラーメン八丁かしこまり!」
ヤンキーP「おい…おまえまさか…」
貴音「……」
亜美「お姫ちんはいつもだよ」
ヤンキーP「どこに入るんだよ…」マジマジ
貴音「その様に見てはいけません、あなた様///」
亜美「む…あっ、あそこ空いてるよ、座ろ!」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:09:39.95:ZYd+B1pVO
店員「お…とっ…」ガチャガチャ
店員「へいっ、ラーメン八丁お待ち!」ドスン
ヤンキーP「おっ、待ってました!」
亜美「待ってました→!」
貴音「うふふ」
ヤンキーP「貴音様、いただきます!」
貴音「召し上がれ」
ヤンキーP「うめぇ!海で食うラーメンってなんでうまいんだべな」ズルズル
亜美「おいしーよNE」ズルズル
貴音「……」ズルズル
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:15:33.57:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「いやー、貴音様はやさしーなぁ、
どっかのチビの姉と違ってよぉ」ズルズル
亜美「ちゅるっ…真美と何かあったの?」ピタッ
ヤンキーP「おう、さっきよぉ…」
ヤンキーP「…つう訳よ、ひでぇべ?」
貴音「なんと…その様な事が…」ケプ
ヤンキーP「話してる間に食い終わってんのね、君…」ズルズル
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:21:35.38:ZYd+B1pVO
亜美「あっ、亜美は…亜美は兄ちゃんかっこいいと思うな…」ウワメ
ヤンキーP「ふぅ、ゴッソサン!だろ!?やっぱ亜美はわかってんな!」ナデナデ
亜美「え、えへへ…」
貴音「美希も助けて戴いた礼位言うべきでは…」
ヤンキーP「だべ!?さっすが貴音!」ナデナデ
貴音「うふふ」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:26:57.17:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「うーし!食うモン食ったし、
他のヤツラんとこ戻っか、チビ、おばあちゃん」
亜美・貴音「あれ…」
真美「あっ、兄ちゃん!どこ行ってたんだよ!」
ヤンキーP「……」ツーン
真美「兄ちゃん…?」
ヤンキーP「……」ツーン
亜美「兄ちゃんさっきの真美の態度にすねてるんだよ」ヒソヒソ
真美「…そっか」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:34:35.56:ZYd+B1pVO
真美「兄ちゃん、さっきはごめんね」コビコビ
ヤンキーP「……」ツーン
真美「兄ちゃん、ほんとは真美カッコいいと思ったよ!抱いて!」
ヤンキーP「……」ツーン
真美「…お菓子買ってあげるから!」
ヤンキーP「まじか?」ニヘラ
亜美(兄ちゃんやっすいなー…)
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 08:49:36.56:ZYd+B1pVO
真美「ほら、ミキミキも謝って」
美希「?」
美希「あふぅ、美希別に謝る様な事してないよ?」
ヤンキーP「いいよいいよ、ズベタなんてほっといて行こうぜチビチビ」スタスタ
亜美「もう!さっきは亜美って呼んでくれたのに!」スタスタ
真美「…え?」スタスタ
美希「あふぅ」
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 09:07:16.28:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「さあて、もうひと泳ぎ…うぉっ」ピョン
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「おまえ…ずっと掘ってたのかよ…ブラジルにでも行くつもりか!?」
雪歩「……」ウンショウンショ
亜美「ゆきぴょんその辺にしときなよ→」
真美「戻ってこれなくなっちゃうよ→」
雪歩「うんしょ…うんしょ…ふぅ…穴堀り稼業も楽じゃないですぅ!」
ヤンキーP「いや、なに言ってんだよ…」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 09:13:37.36:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「ったく、ちゃんと埋めとけよ!」
響「あっ、ヤンキー!もうひと泳ぎしない?」
ヤンキーP「おう!」
ヤンキーP「ふーう、遊んだ遊んだ!」
律子「そろそろ日がくれますね、宿に戻りましょうか」
ヤンキーP「そーだな、なんかメガネの人!」
律子「…私ってそんなに印象薄いですかね?」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 09:48:54.19:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「さーて、飯も食ったし風呂も入ったし…」
亜美「おいしかったね、沖縄料理!」
ヤンキーP「肝試しだな!」
真「またベタな…」
ヤンキーP「お?こえーんだろ、だんじょ」ニヤニヤ
真「この…いいですよ、行きましょうか!」
ヤンキーP「かかか、男ってとこ見せてくれよ」
真「僕は女の子ですよっ!」プンプン
貴音「……」ガタガタ
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 09:56:41.23:ZYd+B1pVO
響「……やめといた方がいいぞ、この辺ほんとに“でる”からな」
貴音「そ、そうです!その様な事はやめましょう、あなた様!」
ヤンキーP「かかか、本当に出るなら脅かし役がいらなくて
ちょーどいーや、行きたいヤツだけついてこいや!」
亜美「亜美は行こうかな」
真美「じゃあ真美も!」
雪歩「わ、わたしはやめておきますぅ…」
貴音「私も…残念ですが…」
響「自分も行かないぞ!どうなっても知らないからな!」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:00:44.88:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「だんじょは当然行くよな」
真「行ってやろうじゃないですか!」
あずさ「私も…やめておきますね~」
亜美「うんうん、あずさお姉ちゃんはやめといた方がいい!」
真美「夜は探すの大変だもんね」
あずさ「?」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:07:18.06:ZYd+B1pVO
春香「わたし…行ってみようかな…」
千早「春香が行くなら私も…」
やよい「わたし、怖いからやめときますー」
ヤンキーP「ま、ちんくしゃはしょーがねーな」
律子「私はまとめなきゃならない資料があるので」
ヤンキーP「かぁ~、こんなとこまで来て仕事かよ!?」
律子「手伝ってもいいんですよ」ギロリ
ヤンキーP「……さてと、あとは…」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:15:15.37:ZYd+B1pVO
伊織「な、なによ!私がそんな子供染みたもん行くわけないでしょ!」
ヤンキーP「ふうん…怖ぇんだ?ふだんアンだけイキがってるのに?」ニヤニヤ
伊織「キィーー!怖い訳ないでしょ!行ってやろうじゃないの!」
やよい(伊織ちゃん…あいかわらず煽り耐性0だよ…)
ヤンキーP「うーし!んじゃ、でっぱつ!」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:27:46.04:TW5N2fFzO
ヤンキーP「んじゃ、大勢でぞろぞろ行ってもつまんねーし、
7人だぁら2・2・3に別れんべ」
亜美「どうするの?亜美は兄ちゃんと…」
真美「亜美ずるい!」
ヤンキーP「じゃんけん勝ち抜けでいいべ?…んじゃ、じゃーんけーん…」
ヤンキーP「んで、おまえとペアかよ…」
伊織「……離れて歩いてよね」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:55:32.78:GDkroyUI0
真「じゃ、先に行ってますよ!」
真美「じゃあね兄ちゃん!」
ヤンキーP「おう、泣くんじゃねーぞ!」
春香「次はわたし達か…」
千早「どきどきするわね…」
ヤンキーP「かかか、おもらしすんなよ!チビ!」
亜美「もう!……兄ちゃんのバカ…」
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 11:03:21.01:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「じゃ、俺らもそろそろ行くか!」
伊織「……」スタスタ
ヤンキーP「この辺ホント真っ暗だな」チンタラチンタラ
伊織「……もっと離れなさいよ」スタスタ
ヤンキーP「へーへー」チンタラチンタラ
ガサガサッ
伊織「ひっ…」
ヤンキーP「タヌキかなんかかぁ?」
伊織「ももももう少し近くに来てもいいわよ…」
ヤンキーP「へーへー」チンタラチンタラ
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 11:09:36.25:ZYd+B1pVO
ギャアー ウワァー
伊織「ななななに!?」ビクゥ
ヤンキーP「……なんだべ?行ってみっか」スタスタ
伊織「まままま待ちなさいよ!」スタスタ
ヤンキーP「別になんもねーな…」
伊織「あ…あああああれ…なに…?」ギュウ
ヤンキーP「いてて、そんなしがみつくなって…お?」
人影「……」ボー
181:>>178忘れて…いや、もう寝てます:2012/04/04(水) 11:21:36.47:ZYd+B1pVO
伊織「ひぃっ!でででで出たっ」シガミツキ
ヤンキーP「……」スゥーー
ヤンキーP「押忍!!765プロのぉ!ヤンキーPぁ!!
はるばる沖縄まで参上!!あの世の方もこの世の方もぉ!
どちらさんも夜露死苦ぅ!!」ビリビリ
伊織「ひぃぃ!なんなのよぉ…」ウルウル
ヤンキーP「…かかか、伊織、よく見てみありゃ枯れかけの木だぞ」
伊織「ひっ…」オズオズ
伊織「あっ、本当だ…馬鹿みたい…」グスッ
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 11:28:03.05:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「かかか、おまえもかわいいトコあんじゃねーか」グリグリ
伊織「……やめて」
ヤンキーP「さぁて、帰んべ!なんてこたぁなかったな」チンタラチンタラ
伊織「ふ、ふんっ…あんたも少しは頼りになるじゃないの…」ボソ
ヤンキーP「あ?なんかいったかぁ?」チンタラチンタラ
伊織「なな何も言ってない///」スタスタ
ヤンキーP「…んだぁ?」チンタラチンタラ
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 11:34:49.14:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「とおちゃーく」チンタラチンタラ
伊織「あっ、真達、やっぱり先に帰ってたんだ…」
真「本当なんだって!軍服を着た兵隊がボーっとこっちを見て立ってたんだよ!」
律子「はいはい、邪魔しないでねー」カキカキ
春香「わたし達も見ました!」
千早「本当に…本当に怖かった…あの目…」
亜美真美「……」ガタガタ
響「だからやめとけって…」
ヤンキーP「はは…まさか、な…」タラリ
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 11:56:05.57:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「ふわ…さてと、そろそろ寝んべか」
響兄「おぅ、プロデューサーさんよぉ、おめぇちっと付き合えや」ドローン
響「兄貴のやつ、完全にできあがってるぞ…ああなるとしつこいんだ…」
響兄「ひひひ、ワンの秘蔵の古酒あけたからよぉ、
朝まで飲みあかすさ、話したいこといっぺぇあるぞ!」ヒック
ヤンキーP「いや、俺酒は…」
響兄「ひひ、かてぇ事言うんじゃねぇ!」ズルズル
ヤンキーP「ちょっ、まっ…」ズルズル
響「あーあ…御愁傷様だぞ…」
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:04:27.42:ZYd+B1pVO
――――翌朝
ヤンキーP「……」ドローン
響「…やっぱり朝まで離して貰えなかったか…」
律子「さてと…今日はどうしましょうか?」
亜美「帰るの明日でしょ?」
律子「ええ、明日の早朝の便よ」
亜美「ねぇ、兄ちゃん、一緒に…」
ヤンキーP「無理…俺…寝る…」グター
亜美「BOO!BOO!」
美希「美希はショッピングに行くの!」
真美「あっ!ミキミキ、真美も一緒に行っていい?」
美希「うん!一緒に行こ、なの!」
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:09:20.86:ZYd+B1pVO
じゃあ私達もお土産を買いに…
わたし水族館みたいな!
首里城って遠いのかなぁ…
ヤンキーP「……zzzz」
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:11:57.62:ZqvLzNgy0
……ん……ちゃん……兄ちゃん!
ヤンキーP「んあ?」ムクリ
真美「兄ちゃん!やっと起きた!大変なんだよ!ミキミキが…」
ヤンキーP「くぁー…あんなやつどうなろうと…」
真美「ミキミキが昨日のやつらにさらわれちゃって…」
ヤンキーP「!!」ガバッ
ヤンキーP「先に言えよ!どっちだ!?」
真美「こ、こっち!」タタタッ
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:45:18.95:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「はぁはぁ」ダダダッ
真美「はぁはぁ、兄ちゃんこっち!」タタタッ
ヤンキーP「ここか?」ハァハァ
石川「ケケ、やっぱ来たべ」
ヤンキーP「おらぁ!美希どぉしたぁ!!」
丸川「おーおー、威勢いいな、このハッタリ野郎!」
桜井「東京でヤクザやってる先輩に聞いたら765組なんてねーじゃねーべか!」
ヤンキーP「ちっ、ありゃオメーらをビビらせすぎねーよーに
偽名を言ったんだよ!本当は萩原組っつー…」
原沢「バーカ、もう騙されるか!どうせ東京シメてるってのも嘘なんだべ」
ヤンキーP「ちっ…」タラリ
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:51:36.06:ZYd+B1pVO
石川「ひひひ、あの女ならもうそろそろヤられてる頃だべ」
丸川「オメーをかたずけたら次は俺らの番だべよ」
桜井「ひひひ、いいおっぱいしてたモンなぁ…たまんねぇべ!」ジュル
原沢「おめぇおったてるのはまだはえぇべや!」
ぎゃははははは!
ヤンキーP「くそがぁ…」ギリギリ
真美「に、兄ちゃん…」
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:00:12.32:ZYd+B1pVO
真「はぁはぁ…あっ!真美!」ハァハァ
真美「まこちん!来てくれた!」パァ
ヤンキーP「だんじょか!」
真「たまたま近くにいてよかったよ、美希は!?」
真美「それが…」
原沢「なんだぁ、そのなよっとした野郎は」
石川「そんなの来た所で変わんねーべや、俺らそっちの趣味ねーぞ!」
ぎゃははははは!
真「…3回コロす」ギリギリ
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:12:52.57:ZYd+B1pVO
真美「まこちん、ミキミキ奥に捕まってるみたいなの…」
真「そう…ヤンキーさん!こいつらの相手は僕がしますから、行って下さい!」
桜井「おいおい、オカマちゃんが俺らの相手してくれるとよぉ!」
石川「だからそっちの趣味ねーっての!」ギャハハ
ヤンキーP「…頼む」ダダダッ
丸川「行かせるか」ダッ
ボグゥ!
真「僕が相手するって言ってるでしょう」
丸川「が…あ…」ガクガク
ヤンキーP(あーあ…あいつのパンチ強烈だかんな…)ダダダッ
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:17:23.34:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「こっちか」ダダダッ
美希「ヤっ!離して!離してなの!」ジタバタ
江口「暴れんな!暴れんなって!(迫真)」
ヤンキーP「……」
ドギャッ!
江口「ぐあっ」ドカッ
美希「ヤンキーさん!」
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:22:51.10:ZYd+B1pVO
江口「てんめぇ…フイウチだのハッタリだの汚ねぇ手ばっか使いやがって」ムクッ
ヤンキーP「おいおい、俺がまともに相手したら
おまえ明日からごはん食べられなくなっちゃうよ?
ま、どっちにしろそうなるけどな」
江口「言ってろ!」ブン
ヤンキーP「おらっ」ブォ
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:29:29.95:ZYd+B1pVO
丸川「このオカマ強ぇべよ!」ハァハァ
石川「んだが俺ら四人いれば負けるわけねぇべ!」ハァハァ
真(くっ、こいつら意外に強い…1人を倒したと
思っても他を相手してる間に復活してくるし、分が悪いか…)
あずさ「あらあら~、ここはどこかしら~?」キョロキョロ
真美「あずさお姉ちゃん!?」
真「あずささん!?」
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:33:57.79:nHw5sTj30
あずさ「あ、真ちゃん、真美ちゃん、よかったわ~、私道に迷っちゃって~」ニコニコ
真「くっ、あずささん!下がって!」
真美「あずさお姉ちゃん!こっち!」
桜井「おい!また凄えおっぱいが来たべな!」ハァハァ
原沢「みなぎってきたべぇ!」ハァハァ
あずさ「あら~、なんなのかしら~?」
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:47:37.04:ZYd+B1pVO
――――40分後
石川「もうしわけございませんでしたっ」ドゲザ
丸川「どうか…どうか勘弁して下さいぃ」ドゲザ
桜井「」シッシン
原沢「」シッキン
あずさ「あらあら~」ニコニコ
真美「ま、真美…見ちゃいけない物見ちゃった…」
真「今見た事は忘れよう…」
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:51:02.18:fnM9oJzu0
江口「はぁはぁ、このっ」フラッ
ゴツ
ヤンキーP「くそっ、しぶてぇ野郎だ!」フラッ
ゴン
江口「ぐぅぅ…」フラフラ
ヤンキーP(くっそ、こうなったら!)
ヤンキーP「うぉぉぉりゃぁぁぁ!!」トビゲリッ
江口「うぉっ、あぶねっ」ヨタヨタ~
ヤンキーP(外した!?)ドチャッ
江口「ひひひ、もうおしまいだべ」フラフラ
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:00:54.55:ZYd+B1pVO
江口「死ねっ」フラフラ~
江口「うおっと…」ズルッ
ヤンキーP「チャーンス!」ガバッ
ヤンキーP「おらっ」トビノリッ
江口「うおっ、降りれっ」ジタバタ
ヤンキーP「うらっ!このっ!死ねっ!」
ボカボカボカボカ
江口「」ピクピク
ヤンキーP「ふぃー、ヤバかったー」ダラダラ
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:07:01.34:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「おいズベ公大丈夫か?」
美希「え?う、うん…ヤンキーさんちょっと来るのが遅いの!危うく美希…」
ヤンキーP「…おまえがピンチの時は誰かが助けに来るのが当たり前だってか」
美希「そ、そうだよ!美希こんなにかわいいんだし…」
ヤンキーP「バカヤロウ!!」
美希「……」ビクッ
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:15:00.97:ZYd+B1pVO
真「とにかく美希の所へ急ごう!」タタタッ
真美「あずさお姉ちゃんまたどっかにいっちゃったよ」タタタッ
真「…あとで探そう…ここか?」ガチャ
美希「ハニー、痛そうなの」スリスリ
ヤンキーP「だー!くっつくな!うっとーしー!」
美希「うれしいくせにぃ」ムギュムギュ
ヤンキーP「ば、ばっかオメー…///」
真美「なに…これ…」
真「色々起こり過ぎて脳の処理が追いつかないよ…」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:22:21.93:CZVjan670
ヤンキーP「おお!オメーら…とにかく一件落着だ!けーるぞ!」フラフラ
美希「ハニー、美希の肩を使うの!」ギュッ
ヤンキーP「歩きにくい!かえって歩きにくい!」
真「ほんと…どうなってんの…」クラクラ
真美「ミキミキぃ、兄ちゃんから離れて!」ギュイギュイ
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:35:06.62:s7T5UMJW0
ヤンキーP「戻りましたよっと」ヨロヨロ
響兄「ありゃま!また男前になって帰ってきて!
元気がいいプロデューサーさんさー!がはは!」
美希「ハニー大丈夫?」スリスリ
ヤンキーP「うぜえ!」
美希「もう!そんな事言っちゃメなの!」ムギュッ
律子「何があったっていうのよ…特に美希のこの変わり様は…」
美希「ん?美希の事あんなに親身に怒ってくれたのは
ハニーが初めてなの!だからハニーは美希のハニーになったの!」
律子「は…はあ?」
亜美「ミキミキ離れてぇ!」グイグイ
真美「離れてぇ!」グイグイ
貴音「……」ギリギリ
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:47:18.40:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「くわぁー!ひとっ風呂浴びてさっぱりしたわぁ!」ドスン
亜美「兄ちゃん」チョコン
ヤンキーP「おうチビ」
亜美「…兄ちゃん、旅行今日で終わりだね」
ヤンキーP「おお、明日からまた日常かぁ、ヤんなるな!」
亜美「さみしい?」
ヤンキーP「おお」
亜美「…でも…また亜美達との日常がはじまるんだよ?」
ヤンキーP「おお、ま、また明日からバリバリ気合い入れてカマしてくか!」
亜美「うん!…ねえ兄ちゃん、亜美…旅行の最後に思い出が…」
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:51:38.99:nHw5sTj30
美希「あー!ハニーこんな所にいたの!美希をほっといちゃダメなの!」ムギュッ
ヤンキーP「おっ、おい…」
貴音「あなた様、あちらで共に月を…」グイッ
ヤンキーP「いてぇっ」ズルズル
真美「兄ちゃんいたっ!これおいしーよ!」グイグイ
ヤンキーP「押しつけんな!」
やよい「ヤンキーさん、あっちでみんなと卓球しませんかー?」
ヤンキーさん!
ハニー!
あなた様!
亜美「もうっ!」
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:59:45.03:ZYd+B1pVO
どうもお世話になりましたー!
響兄「はーい、また遊びにきてねー!響!電話するさー」
響「わかってるぞ!またね兄貴!」
ヤンキーP「……」スタスタ
亜美「…兄ちゃんそっちじゃないよ!」
ヤンキーP「俺泳いで帰るから」スタスタ
春香「真」
伊織「やっちゃって」
美希「やさしくお願いなの」
真「……」
ガン
ズルズル
キィィーーーーーン
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:06:42.47:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「うーん…あずさ先輩…うへへ…はぅっ…そんな所まで!?」ムニャムニャ
亜美真美「……」ギュッ
貴音「……」ギュウ
美希「……」ギュイ
ヤンキーP「ひぎぃっ…い、いてて…ああ!?」ムクッ
亜美「兄ちゃん着いたよ」
ヤンキーP「お、おお…ちくしょーもう東京かぁ…
うへへ、さっきのあずさ先輩やばかったな…」タラー
ヤンキーP「お、おい!おいてくなって!」スタター
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:15:40.09:ZYd+B1pVO
――――翌日
バーン
ヤンキーP「心・機・一・転!バリバリ気合い入れてくんで夜露死苦ぅ!」
やよい「よろしくー」
雪歩「よ、よろしくぅ」
ヤンキーP「あ、あれ?なんかさみしーな…」
ヤンキーP「お、おいチビチビ、なんか怒ってるんか?」
亜美「……」ツーン
ヤンキーP「あ、おい、おばあちゃん?」
貴音「……」ツーン
ヤンキーP「あれ…おい美希あいつらどうしたんだ?」
美希「……」ツーン
ヤンキーP「…なんでぇ」
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:21:25.97:ZYd+B1pVO
ヤンキーP「ちっ、いーよいーよ、どうせ俺なんて社会の嫌われ者だしよ…」
ヤンキーP「あっ、そうだ!ぴよちゃんこれお土産!」ヒョイ
小鳥「ヤンキーさんもお土産買ってきてくれたんですか?感激です!」
ヤンキーP「へへへ、いいって事よ!あ、おいおまえら!機嫌なおせって!」タタタッ
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:28:07.04:ZYd+B1pVO
小鳥「旅行には行けなかったけど、みんなお土産買ってきてくれて嬉しいなぁ」
小鳥「春香ちゃんはサーターアンダギー、うふふ、春香ちゃんらしいわぁ」
小鳥「ほかにも海ぶどう、ちんすこう、星の砂…」
小鳥「あっ、このシーサーの置物は真美ちゃんね」ウフフ
小鳥「でもなんで……なんでヤンキーさんのお土産は食パン1斤なの!?」
おわり
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:31:42.28:tUylN0HF0
続編か、期待してる
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 19:55:16.02:5imc/1DsO亜美真美「夜露死苦ぅ!」
やよい「よろしくー」
雪歩「よ、よろしくぅ」
貴音「宜しく御願い致します」
伊織「……はぁ」
ヤンキーP「……」スタスタ
伊織「な、なによ…」
ヤンキーP「夜露死苦ぅ!」
伊織「……」
ヤンキーP「夜露死苦ぅ!」
伊織「……」
ヤンキーP「夜露死苦ぅ!」
伊織「うるさい!私は別にあんたの事認めた訳じゃないんだからかまわないで!」
ヤンキーP「ちっ、なんでぇ…」
亜美「ねぇねぇ兄ちゃん、今日は亜美と一緒に仕事行こ」
ヤンキーP「あ?おまえただの取材だろ?ひとりで平気だべが」
亜美「BOO!BOO!」
あずさ「ヤンキーさん、ちょっといいですか~」
ヤンキーP「押忍、あずさ先輩!」
あずさ「今日は撮影があるんですけど、
衣装とか荷物が結構多いので一緒にいっていただけませんか~?」
ヤンキーP「押忍!お供させて下さい!」ササッ
亜美「なんだよ→差別だ!」プンプン
――――撮影終了後帰り道
ヤンキーP「いや~、あずさ先輩!よかったっす!」テクテク
あずさ「うふふ、ありがとうございます~」テクテク
?「お!?ヤンキーか?」
ヤンキーP「ああん!?」
ヒロシ「やっぱヤンキーだわ、元気だったか?」
トオル「おお!ヤンキー生きてたか!」
ヤンキーP「う…またかよ…」タラリ
ヒロシ「心配してたんだぜ~、
こないだは俺らもちょーっとやりすぎちまったかなって思ってよぉ」
トオル「おお、それよりよぉ…オメーこないだとは違うハクいスケ連れてんなぁ」
ヒロシ「おっ!おお!おっぱいがでけーわ!」ボインボイン
あずさ「……」
トオル「んじゃこの女借りてくぜ~」
ヒロシ「いやたぁ言わねーよなぁ!?ヤンキーよぉ!」
ヤンキーP「ざけんな!ダメに決まってんだろぉが!」
ヒロシ「ああん!?おまえあんだけやられてまだコリねーの?」
トオル「こりゃまたオシオキが必要なよーやね」ニヤニヤ
あずさ「……あらあら~、おいたは駄目ですよ~」
ヒロシ「あ!?」
トオル「あとたっぷり遊んであげるからおとなしくまってなって姉ちゃん」ニヤニヤ
あずさ「少しお話しましょうか~」ニコニコ
――――30分後
ヒロシ「あずさ先輩すいませんでした!」フカブカ
トオル「もうこんな事しませんので勘弁して下さい!」フカブカ
あずさ「あらあら~、わかればいいんですよ~」ニコニコ
あずさ「それじゃいきましょうか、ヤンキーさん」
ヤンキーP「押忍!…やっぱあずさ先輩はスゲェや!」ヒャッホウ
あずさ「ただいま戻りました~」
ヤンキーP「したっ」
社長「おお、ヤンキー君戻ったか、少しいいかね?」
ヤンキーP「うっす、なんすか?」
社長「ヤンキー君ご苦労様だったね」
ヤンキーP「なんて事ないっす」
社長「最近はかなり忙しかったろう?疲れてないか?」
ヤンキーP「ヨユウっす」
社長「そうか、それは結構。だが君を特集した特番『ヤンキープロデューサー奮闘編』
がなかなかの視聴率を記録した事もあって、業界にも君の存在が受け入れられてきて
わが社の業績も伸びてきた事だし、ここらで少し息抜きに旅行にでも行ってみないかね?」
ヤンキーP「旅行…っか?」
社長「ああ、実は我那覇君の御実家の好意で宿を提供して貰える事になってね、
アイドルの皆のスケジュール調整も出来たので、親睦をかねて皆を連れて
沖縄に行ってきて貰えないだろうか」
ヤンキーP「沖縄…沖縄かよ!スゲェ!…でもいいんっすか?」
社長「ああ、こちらの事は私と音無君でなんとかするから、楽しんできてくれたまえ」
ヤンキーP「沖縄かよ…」ガチャ
亜美「兄ちゃん聞いた!?みんなで沖縄に行けるんだよ!」ピョンピョン
真美「シーサーだよ!?マングースだよ!?」ピョンピョン
響「ふふーん、宿は自分の実家だぞ!」
やよい「響さんありがとうございますー!」
春香「楽しみだなー、水着買っちゃおうかなー!千早ちゃん、一緒に行かない?」
千早「えっ、ええ……くっ」
貴音「出発は3日後だそうですね、急な話ですが…」
律子「仕方ないわよ、スケジュール調整大変だったんだから!」
真「ヤンキーさん、海に行ったら競争しましょうか!」
ヤンキーP「おお!こう見えても俺ぁ仲間ウチじゃ
カッパのヤンちゃんって呼ばれて…(ぜってぇ負けねぇ!)」
響「自分もやるぞ!」
ヤンキーP「お、ソーミンチャンプルーもやるか?」
響「ヤンキー、沖縄料理に詳しいのか?」
伊織「ふふん、伊織ちゃんの華麗な水着姿を楽しみにしてる事ね!」
ヤンキーP「かかか、ない胸をはるなない胸を」
伊織「あんたに言ってない!て言うか気安く話し掛けないで!」プリプリ
ヤンキーP「なんだよでこすけ」
伊織「でこすけ言うな!」
美希「あふぅ、浜辺でお昼寝したらきっと気持ちいいの」
ヤンキーP「まだ寝る気かよ、ズベ公」
美希「そのズベ公ってかわいくないからヤなの!」
わいわい
小鳥「……みんな楽しんできてねー
(ぴよ…ぴよ…いいもん、私には仕事があるもん…)」
亜美「ぴよちゃんお土産買ってくるからね!」
真美「真美もいっぱい買ってくる!」
小鳥「亜美ちゃん…真美ちゃん…」
春香「わたしも買ってきますよー!」
「私も」
「わたしも」
小鳥「みんな…」ウルウル
小鳥「…あのー、できればみんなの水着の写真も…」
シーーン
――――出発当日
ヤンキーP「いっかーおめぇら!旅行っつったらよぉ、
よそのモンとかちあう事もアンからぁ、
なめらんねぇよーにビッと気合い入れてけよぉ!夜露死苦ぅ!」
わいわい
たのしみだよねー
わっその水着かわいー
なに食べよっか
ヤンキーP「お、おい…」
亜美「兄ちゃん飛行機楽しみだね!亜美飛行機乗るの好きなんだ→!」
ヤンキーP「…ひ…こ…う…き…?」
亜美「兄ちゃんどうしたの?」
ヤンキーP「……」スタスタ
亜美「兄ちゃんどこ行くの!?そっちじゃないよ!」
ヤンキーP「俺単車で行くわ」スタスタ
亜美「無理だよ!」
真「ははーん」ニヤッ
真「ほらヤンキーさん行きますよ」グイッ
ヤンキーP「あっコラ!放せ!このだんじょ!」ズルズル
ボクッ
ズルズル
ヤンキーP「……はっ!」ビクッ
亜美「あっ、兄ちゃん起きた!」
真美「兄ちゃん大丈夫?」
ポーン 当機はこれより離陸いたします シートベルトをご着用下さい
ヤンキーP「」サー
ヤンキーP「おろせ…」
亜美「え!?」
ヤンキーP「降ろせー!死ぬー!お母ちゃーん!」ジタバタ
CA「お客様!?機内ではお静かにお願いします!」
真「はあ…仕方ないよね?」
春香「うん、仕方ないよ」
貴音「真、御願いします」
美希「真君やっちゃうの!」
ボクッ
ヤンキーP「…ダメですよあずさ先輩…あっ、そんな…うへへ…」ムニャムニャ
亜美「……」ギュウ
ヤンキーP「イてっ痛ぇ!お…お!?」ハッ
亜美「…着いたよ兄ちゃん」
ヤンキーP「おっ…おお!なんかいい夢見てる間に着いたか!ここが沖縄かぁ…」
ヤンキーP「つかなに怒ってんだ?チビ?」
亜美「知らない」ツンツン
春香「やっぱりこっちは暖かいねー」
やよい「なんだか空気のにおいが違いますー!」
雪歩「本当だね、なんだか違う国にきたみたい…」
響「空港まで自分の兄貴がバスで迎えに来るってさ」
律子「何から何まで悪いわね」
響「気にする事ないぞ!兄貴こういうの大好きなんだ!」
プップ~
響「あっ、来たみたいだぞ」
響兄「おぅ~い、響よー!」
響「兄貴!」
響兄「元気だったか?大勢で遊び来てくれて…
こりゃ…びっくりした!ちゅらかーぎー!」
春香「?」
響「みんなが綺麗で驚いたってさ!」
ヤンキーP「お、でこすけがでこまで真っ赤になってらぁ」カカカ
伊織「……うるさいっ!話し掛けないで!」フン
やよい「伊織ちゃん…」
響兄「お、こりゃあまた…懐かしい感じのがいるな!」
ヤンキーP「あん?」
響「へへーん、だろー?これでもプロデューサーなんだぞ!」
響兄「おー、あんたが…響がお世話になっちょるね!」
ヤンキーP「おっ、いや、こちらこそ世話に…」
真美「兄ちゃんも大人になったよね」ヒソヒソ
亜美「亜美の教育のおかげだよ→」ニシシ
響兄「んじゃ、乗った乗った、ウチまではすぐに着くさー」
よろしくお願いしまーす
春香「じゃあカラオケ大会でもしよっか!」
響「すぐに着くぞ」
千早「乗車中に春香の歌は聞きたくないわね」
春香「ち、千早ちゃん!?」
千早「冗談よ」
ヤンキーP「おまえでも冗談言うのな、棒」
千早「……前から聞こうと思ってたんですけど…それどういう意味ですか」ピクピク
ヤンキーP「そりゃおめぇ…」
千早「やっぱりいいです!…くっ」
やよい「ねえ伊織ちゃん、もう伊織ちゃんもヤンキーさんと仲良くしない?」
伊織「ふ、ふん!誰があんなやつと!」
律子「ふふふ、やよい、伊織も心の中ではもうヤンキーさんの事認めてるのよ。
でもちょーっと素直になれないだけなのよねー」ニヤニヤ
伊織「ちち違うわよ!そんなんじゃない!」プリプリ
やよい「伊織ちゃん…」
響「着いたぞー!」
ヤンキーP「おお…ここがシークァーサーの実家か…」
響「なぁ…」
春香「す、凄いね、いかにも沖縄って感じ!」
やよい「おっきいおうちですねー!」
真美「あっ、シーサーがあるよ!」
亜美「ほんとだ!」
響兄「まぁゆっくりしてくといいさー」
ヤンキーP「うっし、海行くべ、海!」
亜美真美「さんせー!」
響「海なら歩いてすぐだぞ!」
春香「じゃあ水着と着替えを持って、と」
亜美「ナンパされちゃったらどうしよ→」
真美「兄ちゃん助けてくれる?」
ヤンキーP「かかか、いらねー心配すんな」
亜美真美「BOO!BOO!」
雪歩「わぁ…」
真「これが沖縄の海かぁ」
やよい「きれいですねー」
春香「じゃあヤンキーさん、私達着替えてきますねー」
ヤンキーP「おーう」
亜美「兄ちゃん亜美の水着楽しみにしててね!」
ヤンキーP「……」ホジホジ
亜美「ば→か」タタタッ
貴音「お待たせ致しました、あなた様」バイーン
美希「どう?美希の水着」バイーン
ヤンキーP「お、おう…」クラクラ
春香「お待たせでーす」プルン
雪歩「お待たせしましたぁ」プルン
ヤンキーP「ほぅ…」フムフム
響「待ったか、ヤンキー」プルルン
律子「すいません、時間かかっちゃって」プルルン
ヤンキーP「なるほど…」ウンウン
あずさ「おまたせしました~」ドタプ~ン
ヤンキーP「あ、あずさ先輩まぶしいっす!」タラリ
あずさ「ヤ、ヤンキーさん、鼻血が出てますよ~」
やよい「うっうー!やっと着替え終わりましたー」ロリッ
伊織「ふ、ふん!あんまりジロジロみるんじゃないわよ!」ペターン
ヤンキーP「…うんうん」(父親の様な眼差し)
真「さぁ、泳ぐぞー」ペターン
ヤンキーP「やっぱりおまえおと」
真「は!?」
ヤンキーP「いやいやなにも言ってない」ガクガク
千早「……」(擬音自粛)
ヤンキーP「……」(憐れみの眼差し)
千早「……くっ」
カベーン
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/03(火) 23:50:21.16:5imc/1DsO亜美「兄ちゃんお待たせ!」
真美「ど、どうかな?真美達の水着…」
ヤンキーP「……」
真「……」ギュウゥ
ヤンキーP「いっ!……か、かわいいぜ、亜美、真美」キリッ
真美「えへへ///」
亜美「と、とうぜんっしょ///」
真「じゃあヤンキーさん、響、約束の競争しようか!」
ヤンキーP「おうっ!望む所よ!(今日こそこいつに勝っちゃる!)」
響「自分も負けないぞ!」
真「負けたら変な渾名で呼ぶのやめて貰いますからね!」
響「あっ、それ自分もだぞ」
ヤンキーP「かかか、何でもゆーこと聞いちゃるわい!」
亜美「!」
亜美「じゃ、じゃあ亜美も入れて…」
響「おっ亜美もやるのか?」
真「大丈夫?亜美?」
亜美「亜美負けないよ!」
真「それじゃあそこに見える小島までって事でいい?」
ヤンキーP「おうよ!」
響「手頃だな!」
亜美(え?亜美あんなに泳げるかな…でも勝って兄ちゃんに…)ソワソワ
真「それじゃあ…よーい、スタート!」
ザブーン
ヤンキーP「……」ザブザブ
真(なにっ…ヤンキーさん、早い!)ザブザブ
響(くそっ、まきらん!)ザブザブ
ヤンキーP(かかか、カッパのヤンちゃんは伊達じゃねーんだよ!)ザブザブ
亜美「はぷっ…はぷっ…」バチャバチャ
亜美「はぷっ…はぷっ…(負けたくないよぅ…)」バチャバチャ
真(くぅ…もうちょい…)ザブザブ
響(よし、抜けるぞ)ザブザブ
ヤンキーP(くっそこいつら流石にはえぇ…
ヤニのせーで息が切れてきやがった…)ゼェゼェ
亜美「はぷっ…あ、足が…つ…」バチャバチャ
ヤンキーP「ぜぇぜぇ、追いつかれ…」チラッ
ヤンキーP「あ!?」
亜美「あぶっ、あぶっ」バタバタ
ヤンキーP「…あのバカ、溺れて…」ザバババ
真(あれっ)ザブザブ
響(ん?)ザブザブ
亜美「に、にいちゃっ」ジャバジャバ
ヤンキーP「おう、大丈夫だから暴れんな、
俺まで溺れちまう…ほれ、背中につかまって」
ヤンキーP「……」スイー
亜美「……」グスッグスッ
真「あっ、亜美、大丈夫?」
亜美「……うん」ヒックヒック
響「よかった、心配したぞ…まさか溺れてたとは…」
亜美「ひっく…ぐすっ…ご、ごめんね、兄ちゃん…」
ヤンキーP「あん?」
亜美「亜美のせいで負けちゃって…」
ヤンキーP「…バーカ」ポリポリ
真「…いや、僕達の負けだよ」
響「…そうだな、あのまま続けてても追いつけなかったぞ」
ヤンキーP「ま、まあ当然だわな!かっかっかっ
(あのままやったらぜってぇ俺負けてたな…)」
響「ヤンキー、泳ぎだけは得意なんだな」
ヤンキーP「当然当然……なんだとコラァ!」
ヤンキーP「ふいー、ちかれたびー」チンタラチンタラ
ヤンキーP「ん?…うぉっ、なんだこの穴ぁ!」ビクッ
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「おっ、おい…」
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「おいって!まさかこれおまえひとりでほったの!?」
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「…おまえは萩原雪歩じゃねぇ…萩原ユンボだ!」
重機w
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 01:16:48.16:ZYd+B1pVO真美「…はぁはぁ」キョロキョロ
真美「あっ、兄ちゃんいた!」ハァハァ
ヤンキーP「おっ、おう、見ろよこの穴…」
真美「いつもの事だよ!そんな事よりミキミキが…ミキミキが大変なんだよ!」
ヤンキーP「あん?」
真美「いいから来て!」ギュッ
ヤンキーP「ったく、なんだってんだ」タッタッ
江口「おら、いいっぺ?一緒に来いって」グイ
美希「ちょっ、さわらないでなの!」パシッ
石川「気の強ぇ女だなや!」
丸川「んでもこったらマブいスケはおらほにゃいねぇもんな!」ハァハァ
美希「もうっ!なに言ってるかわかんないの!美希もう行くからっ」タッ
桜井「おーっとこっちは通行止めだべ」ニヤニヤ
原沢「面倒くせぇから拐っちまうべよ」ニヤニヤ
ヤンキーP「なんだってんだよ」ハァハァ
真美「ミキミキね、ナンパされまくってて」ハァハァ
真美「適当にあしらったり食べ物おごらせたりしてたんだけど」ハァハァ
真美「なんかタチの悪いやつらが怒りだしちゃって」ハァハァ
真美「あっ!あそこ!ミキミキー!兄ちゃん呼んできた!」
美希「放してなの!あっ、真美!」パァ
ヤンキーP(5人かよ…)タラリ
美希(ヤンキーさんなの…真君呼んできてって言ったのに)
江口「ああん!?」
丸川「なんだべおめーは?」
ヤンキーP「ん?なんか変なにおいしねーか?」クンクン
石川「いきなりなに言ってるんだべおめー!」
ヤンキーP「くっせぇ!牛のくそっつーか田舎の臭いがプンプンすんわ!」
桜井「こいつ…牛バカにすんでねぇ!」
ヤンキーP「あのな、牛さんじゃなくてオメーらバカにしてんの!」
原沢「んだとごら!」
ヤンキーP「どこの田舎からでてきちゃったの?今時その格好はねーべよ」
真美(兄ちゃんが言うかな…)
美希(おまえが言うななの!)
丸川「こんの…おめーの方こそリーゼントは今時ねーべよ!」
ヤンキーP「かっちーん!言っちゃったよコイツ…」ワナワナ
江口「めんどくせぇ、やっちまうべぇ!おらっ」ブン
ヤンキーP「うぉぉりゃぁぁぁっ!!」トビゲリッ
ドゴッ
江口「ぐぁっ」ドガッ バタッ
ヤンキーP(ラッキー!あたった!)
石川「おっ、おい…江口が一発で…」ダラダラ
丸川「やべぇぞこいつ…」
ヤンキーP「くっくっくっ…俺様はなぁ、
東京と神奈川を丸ごとシめてるヤンキーPっつうモンよ、
オメーらも不良やってりゃ聞いた事あんべが」
原沢「お、おめー聞いた事あるか?」
桜井「うんにゃ…」
ヤンキーP「ちっ、俺様の名前も知らねートーシロかよ…
んじゃ一発ずつで許してやっから次に必殺のケリもらいてぇのはどいつよ」クイックイッ
丸川「お、俺達とんでもねーやつにケンカ売っちまったんだべか…」タラリ
石川「ば、ばか、こっちはまだ四人いるだぞ…」タラタラ
ヤンキーP「……」タラタラ
ヤンキーP「だいたいよぉ、オメーらがちょっかいかけたこのズベ公、
765組の組長のコレだぞ、トーシロでも765組位は知ってんべが」
石川「や、やくざか…」
丸川「な、なんか聞いた事あるかもな…」
ヤンキーP「やべぇぞぉ765組はぁ、
この前コイツにちょっかい出したやつらは今頃東京湾で
魚につつかれてるんじゃねーか?」
四人「……」マッサオ
765組ってなんだよw
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:17:57.04:cw1wPKGT0
アイドル幼稚園ですね
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:25:08.31:ZYd+B1pVOヤンキーP「ここが東京じゃなくてよかったなオメーら…」
ヤンキーP「つっても若い衆のみなさんは一緒に来てっけどな…
コイツ組長の宝だから心配してそろそろここにくんじゃねーか…
あ、政さーん、コッチっすよ!」ブンブン
四人「やべえ!逃げろ!」ピュー
ヤンキーP「おいおい、薄情なやつらだこと、コイツも連れてってやれよ」
江口「」ピクッピクッ
ヤンキーP「ふぅ…ま、ざっとこんなモンよ(一瞬死を覚悟したぜ…)」
美希「……」シラー
真美「……」ジトー
ヤンキーP「あれっ?ヤンキーさんかっこいい!
抱いて!は?ガキに言われても嬉しかネーけど」
真美「…さっきの兄ちゃんなんかかっこわるかった」
美希「嘘ばっかりなの」
真美「行こミキミキ」スタスタ
美希「行こ行こ、なの」スタスタ
ヤンキーP「…そりゃネーべよ…」ショボーン
ヤンキーP「はーあ…」トボトボ
貴音「あなた様、探しましたよ」ハァハァ
ヤンキーP「おばあちゃんか…」
貴音「…いけず」
ヤンキーP「はーあ…」トボトボ
貴音「あ、あなた様、そこの浜茶屋でらあめんを共に食しませんか?」
ヤンキーP「……」チラッ
ヤンキーP「…俺お金ない」
貴音「そ、それでは私がご馳走致しましょう」
ヤンキーP「まじで!?」パァ
かわいいなw
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 02:58:09.58:ZYd+B1pVOヤンキーP「いやー貴音は優しいなぁ!
俺に優しくしてくれるのは貴音だけかもな!」ニコニコ
貴音「うふふ、参りましょう、あなた様」ニコニコ
ヤンキーP「まいりましょー」
亜美「あっ、兄ちゃんいたー!おーい!」
ヤンキーP「なんだチビ、俺はこれから貴音様にラーメンをおごってもらうんだぞ!」トクイゲ
亜美「あっ、ズルい!亜美も行く!」
ヤンキーP「おまえの分はないぞ!」
亜美「亜美自分の分位持ってるもん!」
ヤンキーP「俺は持ってない」フンゾリ
亜美「びんぼーにん!びんぼーにん!」
ヤンキーP「うっせ!チービ!チービ!」
貴音「…はぁ、亜美も共に参りましょう」
亜美「やった→」
店員「らっしぇー!」
ヤンキーP「おう、ラーメンみっつ…」
貴音「らあめんを八つお願いします」
店員「ラーメン八丁かしこまり!」
ヤンキーP「おい…おまえまさか…」
貴音「……」
亜美「お姫ちんはいつもだよ」
ヤンキーP「どこに入るんだよ…」マジマジ
貴音「その様に見てはいけません、あなた様///」
亜美「む…あっ、あそこ空いてるよ、座ろ!」
店員「お…とっ…」ガチャガチャ
店員「へいっ、ラーメン八丁お待ち!」ドスン
ヤンキーP「おっ、待ってました!」
亜美「待ってました→!」
貴音「うふふ」
ヤンキーP「貴音様、いただきます!」
貴音「召し上がれ」
ヤンキーP「うめぇ!海で食うラーメンってなんでうまいんだべな」ズルズル
亜美「おいしーよNE」ズルズル
貴音「……」ズルズル
ヤンキーP「いやー、貴音様はやさしーなぁ、
どっかのチビの姉と違ってよぉ」ズルズル
亜美「ちゅるっ…真美と何かあったの?」ピタッ
ヤンキーP「おう、さっきよぉ…」
ヤンキーP「…つう訳よ、ひでぇべ?」
貴音「なんと…その様な事が…」ケプ
ヤンキーP「話してる間に食い終わってんのね、君…」ズルズル
亜美「あっ、亜美は…亜美は兄ちゃんかっこいいと思うな…」ウワメ
ヤンキーP「ふぅ、ゴッソサン!だろ!?やっぱ亜美はわかってんな!」ナデナデ
亜美「え、えへへ…」
貴音「美希も助けて戴いた礼位言うべきでは…」
ヤンキーP「だべ!?さっすが貴音!」ナデナデ
貴音「うふふ」
ヤンキーP「うーし!食うモン食ったし、
他のヤツラんとこ戻っか、チビ、おばあちゃん」
亜美・貴音「あれ…」
真美「あっ、兄ちゃん!どこ行ってたんだよ!」
ヤンキーP「……」ツーン
真美「兄ちゃん…?」
ヤンキーP「……」ツーン
亜美「兄ちゃんさっきの真美の態度にすねてるんだよ」ヒソヒソ
真美「…そっか」
真美「兄ちゃん、さっきはごめんね」コビコビ
ヤンキーP「……」ツーン
真美「兄ちゃん、ほんとは真美カッコいいと思ったよ!抱いて!」
ヤンキーP「……」ツーン
真美「…お菓子買ってあげるから!」
ヤンキーP「まじか?」ニヘラ
亜美(兄ちゃんやっすいなー…)
真美「ほら、ミキミキも謝って」
美希「?」
美希「あふぅ、美希別に謝る様な事してないよ?」
ヤンキーP「いいよいいよ、ズベタなんてほっといて行こうぜチビチビ」スタスタ
亜美「もう!さっきは亜美って呼んでくれたのに!」スタスタ
真美「…え?」スタスタ
美希「あふぅ」
ヤンキーP「さあて、もうひと泳ぎ…うぉっ」ピョン
雪歩「……」ウンショウンショ
ヤンキーP「おまえ…ずっと掘ってたのかよ…ブラジルにでも行くつもりか!?」
雪歩「……」ウンショウンショ
亜美「ゆきぴょんその辺にしときなよ→」
真美「戻ってこれなくなっちゃうよ→」
雪歩「うんしょ…うんしょ…ふぅ…穴堀り稼業も楽じゃないですぅ!」
ヤンキーP「いや、なに言ってんだよ…」
ヤンキーP「ったく、ちゃんと埋めとけよ!」
響「あっ、ヤンキー!もうひと泳ぎしない?」
ヤンキーP「おう!」
ヤンキーP「ふーう、遊んだ遊んだ!」
律子「そろそろ日がくれますね、宿に戻りましょうか」
ヤンキーP「そーだな、なんかメガネの人!」
律子「…私ってそんなに印象薄いですかね?」
ヤンキーP「さーて、飯も食ったし風呂も入ったし…」
亜美「おいしかったね、沖縄料理!」
ヤンキーP「肝試しだな!」
真「またベタな…」
ヤンキーP「お?こえーんだろ、だんじょ」ニヤニヤ
真「この…いいですよ、行きましょうか!」
ヤンキーP「かかか、男ってとこ見せてくれよ」
真「僕は女の子ですよっ!」プンプン
貴音「……」ガタガタ
響「……やめといた方がいいぞ、この辺ほんとに“でる”からな」
貴音「そ、そうです!その様な事はやめましょう、あなた様!」
ヤンキーP「かかか、本当に出るなら脅かし役がいらなくて
ちょーどいーや、行きたいヤツだけついてこいや!」
亜美「亜美は行こうかな」
真美「じゃあ真美も!」
雪歩「わ、わたしはやめておきますぅ…」
貴音「私も…残念ですが…」
響「自分も行かないぞ!どうなっても知らないからな!」
ヤンキーP「だんじょは当然行くよな」
真「行ってやろうじゃないですか!」
あずさ「私も…やめておきますね~」
亜美「うんうん、あずさお姉ちゃんはやめといた方がいい!」
真美「夜は探すの大変だもんね」
あずさ「?」
春香「わたし…行ってみようかな…」
千早「春香が行くなら私も…」
やよい「わたし、怖いからやめときますー」
ヤンキーP「ま、ちんくしゃはしょーがねーな」
律子「私はまとめなきゃならない資料があるので」
ヤンキーP「かぁ~、こんなとこまで来て仕事かよ!?」
律子「手伝ってもいいんですよ」ギロリ
ヤンキーP「……さてと、あとは…」
伊織「な、なによ!私がそんな子供染みたもん行くわけないでしょ!」
ヤンキーP「ふうん…怖ぇんだ?ふだんアンだけイキがってるのに?」ニヤニヤ
伊織「キィーー!怖い訳ないでしょ!行ってやろうじゃないの!」
やよい(伊織ちゃん…あいかわらず煽り耐性0だよ…)
ヤンキーP「うーし!んじゃ、でっぱつ!」
仕事先の人が言ってたけど沖縄海軍壕はマジで出るらしい
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:42:17.19:ag5XalOs0
つか沖縄ならお化けとかの前に人骨が先に出てきそうなんだが
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:42:28.31:ZYd+B1pVOヤンキーP「んじゃ、大勢でぞろぞろ行ってもつまんねーし、
7人だぁら2・2・3に別れんべ」
亜美「どうするの?亜美は兄ちゃんと…」
真美「亜美ずるい!」
ヤンキーP「じゃんけん勝ち抜けでいいべ?…んじゃ、じゃーんけーん…」
ヤンキーP「んで、おまえとペアかよ…」
伊織「……離れて歩いてよね」
いいぞいいぞ
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 10:57:36.33:ZYd+B1pVO真「じゃ、先に行ってますよ!」
真美「じゃあね兄ちゃん!」
ヤンキーP「おう、泣くんじゃねーぞ!」
春香「次はわたし達か…」
千早「どきどきするわね…」
ヤンキーP「かかか、おもらしすんなよ!チビ!」
亜美「もう!……兄ちゃんのバカ…」
ヤンキーP「じゃ、俺らもそろそろ行くか!」
伊織「……」スタスタ
ヤンキーP「この辺ホント真っ暗だな」チンタラチンタラ
伊織「……もっと離れなさいよ」スタスタ
ヤンキーP「へーへー」チンタラチンタラ
ガサガサッ
伊織「ひっ…」
ヤンキーP「タヌキかなんかかぁ?」
伊織「ももももう少し近くに来てもいいわよ…」
ヤンキーP「へーへー」チンタラチンタラ
ギャアー ウワァー
伊織「ななななに!?」ビクゥ
ヤンキーP「……なんだべ?行ってみっか」スタスタ
伊織「まままま待ちなさいよ!」スタスタ
ヤンキーP「別になんもねーな…」
伊織「あ…あああああれ…なに…?」ギュウ
ヤンキーP「いてて、そんなしがみつくなって…お?」
人影「……」ボー
伊織「ひぃっ!でででで出たっ」シガミツキ
ヤンキーP「……」スゥーー
ヤンキーP「押忍!!765プロのぉ!ヤンキーPぁ!!
はるばる沖縄まで参上!!あの世の方もこの世の方もぉ!
どちらさんも夜露死苦ぅ!!」ビリビリ
伊織「ひぃぃ!なんなのよぉ…」ウルウル
ヤンキーP「…かかか、伊織、よく見てみありゃ枯れかけの木だぞ」
伊織「ひっ…」オズオズ
伊織「あっ、本当だ…馬鹿みたい…」グスッ
ヤンキーP「かかか、おまえもかわいいトコあんじゃねーか」グリグリ
伊織「……やめて」
ヤンキーP「さぁて、帰んべ!なんてこたぁなかったな」チンタラチンタラ
伊織「ふ、ふんっ…あんたも少しは頼りになるじゃないの…」ボソ
ヤンキーP「あ?なんかいったかぁ?」チンタラチンタラ
伊織「なな何も言ってない///」スタスタ
ヤンキーP「…んだぁ?」チンタラチンタラ
ヤンキーP「とおちゃーく」チンタラチンタラ
伊織「あっ、真達、やっぱり先に帰ってたんだ…」
真「本当なんだって!軍服を着た兵隊がボーっとこっちを見て立ってたんだよ!」
律子「はいはい、邪魔しないでねー」カキカキ
春香「わたし達も見ました!」
千早「本当に…本当に怖かった…あの目…」
亜美真美「……」ガタガタ
響「だからやめとけって…」
ヤンキーP「はは…まさか、な…」タラリ
ヤンキーP「ふわ…さてと、そろそろ寝んべか」
響兄「おぅ、プロデューサーさんよぉ、おめぇちっと付き合えや」ドローン
響「兄貴のやつ、完全にできあがってるぞ…ああなるとしつこいんだ…」
響兄「ひひひ、ワンの秘蔵の古酒あけたからよぉ、
朝まで飲みあかすさ、話したいこといっぺぇあるぞ!」ヒック
ヤンキーP「いや、俺酒は…」
響兄「ひひ、かてぇ事言うんじゃねぇ!」ズルズル
ヤンキーP「ちょっ、まっ…」ズルズル
響「あーあ…御愁傷様だぞ…」
――――翌朝
ヤンキーP「……」ドローン
響「…やっぱり朝まで離して貰えなかったか…」
律子「さてと…今日はどうしましょうか?」
亜美「帰るの明日でしょ?」
律子「ええ、明日の早朝の便よ」
亜美「ねぇ、兄ちゃん、一緒に…」
ヤンキーP「無理…俺…寝る…」グター
亜美「BOO!BOO!」
美希「美希はショッピングに行くの!」
真美「あっ!ミキミキ、真美も一緒に行っていい?」
美希「うん!一緒に行こ、なの!」
じゃあ私達もお土産を買いに…
わたし水族館みたいな!
首里城って遠いのかなぁ…
ヤンキーP「……zzzz」
一言言っておく。首里城はガッカリ世界遺産だから!
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:18:29.43:tUylN0HF0
>>195
いつだったか沖縄旅行行ったら修繕作業してたわ
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 12:25:17.00:ZYd+B1pVOいつだったか沖縄旅行行ったら修繕作業してたわ
……ん……ちゃん……兄ちゃん!
ヤンキーP「んあ?」ムクリ
真美「兄ちゃん!やっと起きた!大変なんだよ!ミキミキが…」
ヤンキーP「くぁー…あんなやつどうなろうと…」
真美「ミキミキが昨日のやつらにさらわれちゃって…」
ヤンキーP「!!」ガバッ
ヤンキーP「先に言えよ!どっちだ!?」
真美「こ、こっち!」タタタッ
ヤンキーP「はぁはぁ」ダダダッ
真美「はぁはぁ、兄ちゃんこっち!」タタタッ
ヤンキーP「ここか?」ハァハァ
石川「ケケ、やっぱ来たべ」
ヤンキーP「おらぁ!美希どぉしたぁ!!」
丸川「おーおー、威勢いいな、このハッタリ野郎!」
桜井「東京でヤクザやってる先輩に聞いたら765組なんてねーじゃねーべか!」
ヤンキーP「ちっ、ありゃオメーらをビビらせすぎねーよーに
偽名を言ったんだよ!本当は萩原組っつー…」
原沢「バーカ、もう騙されるか!どうせ東京シメてるってのも嘘なんだべ」
ヤンキーP「ちっ…」タラリ
石川「ひひひ、あの女ならもうそろそろヤられてる頃だべ」
丸川「オメーをかたずけたら次は俺らの番だべよ」
桜井「ひひひ、いいおっぱいしてたモンなぁ…たまんねぇべ!」ジュル
原沢「おめぇおったてるのはまだはえぇべや!」
ぎゃははははは!
ヤンキーP「くそがぁ…」ギリギリ
真美「に、兄ちゃん…」
真「はぁはぁ…あっ!真美!」ハァハァ
真美「まこちん!来てくれた!」パァ
ヤンキーP「だんじょか!」
真「たまたま近くにいてよかったよ、美希は!?」
真美「それが…」
原沢「なんだぁ、そのなよっとした野郎は」
石川「そんなの来た所で変わんねーべや、俺らそっちの趣味ねーぞ!」
ぎゃははははは!
真「…3回コロす」ギリギリ
真美「まこちん、ミキミキ奥に捕まってるみたいなの…」
真「そう…ヤンキーさん!こいつらの相手は僕がしますから、行って下さい!」
桜井「おいおい、オカマちゃんが俺らの相手してくれるとよぉ!」
石川「だからそっちの趣味ねーっての!」ギャハハ
ヤンキーP「…頼む」ダダダッ
丸川「行かせるか」ダッ
ボグゥ!
真「僕が相手するって言ってるでしょう」
丸川「が…あ…」ガクガク
ヤンキーP(あーあ…あいつのパンチ強烈だかんな…)ダダダッ
ヤンキーP「こっちか」ダダダッ
美希「ヤっ!離して!離してなの!」ジタバタ
江口「暴れんな!暴れんなって!(迫真)」
ヤンキーP「……」
ドギャッ!
江口「ぐあっ」ドカッ
美希「ヤンキーさん!」
江口「てんめぇ…フイウチだのハッタリだの汚ねぇ手ばっか使いやがって」ムクッ
ヤンキーP「おいおい、俺がまともに相手したら
おまえ明日からごはん食べられなくなっちゃうよ?
ま、どっちにしろそうなるけどな」
江口「言ってろ!」ブン
ヤンキーP「おらっ」ブォ
丸川「このオカマ強ぇべよ!」ハァハァ
石川「んだが俺ら四人いれば負けるわけねぇべ!」ハァハァ
真(くっ、こいつら意外に強い…1人を倒したと
思っても他を相手してる間に復活してくるし、分が悪いか…)
あずさ「あらあら~、ここはどこかしら~?」キョロキョロ
真美「あずさお姉ちゃん!?」
真「あずささん!?」
ktkr!
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:39:11.09:ZYd+B1pVOあずさ「あ、真ちゃん、真美ちゃん、よかったわ~、私道に迷っちゃって~」ニコニコ
真「くっ、あずささん!下がって!」
真美「あずさお姉ちゃん!こっち!」
桜井「おい!また凄えおっぱいが来たべな!」ハァハァ
原沢「みなぎってきたべぇ!」ハァハァ
あずさ「あら~、なんなのかしら~?」
――――40分後
石川「もうしわけございませんでしたっ」ドゲザ
丸川「どうか…どうか勘弁して下さいぃ」ドゲザ
桜井「」シッシン
原沢「」シッキン
あずさ「あらあら~」ニコニコ
真美「ま、真美…見ちゃいけない物見ちゃった…」
真「今見た事は忘れよう…」
あずささんは何者なんだよ
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 13:54:18.03:ZYd+B1pVO江口「はぁはぁ、このっ」フラッ
ゴツ
ヤンキーP「くそっ、しぶてぇ野郎だ!」フラッ
ゴン
江口「ぐぅぅ…」フラフラ
ヤンキーP(くっそ、こうなったら!)
ヤンキーP「うぉぉぉりゃぁぁぁ!!」トビゲリッ
江口「うぉっ、あぶねっ」ヨタヨタ~
ヤンキーP(外した!?)ドチャッ
江口「ひひひ、もうおしまいだべ」フラフラ
江口「死ねっ」フラフラ~
江口「うおっと…」ズルッ
ヤンキーP「チャーンス!」ガバッ
ヤンキーP「おらっ」トビノリッ
江口「うおっ、降りれっ」ジタバタ
ヤンキーP「うらっ!このっ!死ねっ!」
ボカボカボカボカ
江口「」ピクピク
ヤンキーP「ふぃー、ヤバかったー」ダラダラ
ヤンキーP「おいズベ公大丈夫か?」
美希「え?う、うん…ヤンキーさんちょっと来るのが遅いの!危うく美希…」
ヤンキーP「…おまえがピンチの時は誰かが助けに来るのが当たり前だってか」
美希「そ、そうだよ!美希こんなにかわいいんだし…」
ヤンキーP「バカヤロウ!!」
美希「……」ビクッ
真「とにかく美希の所へ急ごう!」タタタッ
真美「あずさお姉ちゃんまたどっかにいっちゃったよ」タタタッ
真「…あとで探そう…ここか?」ガチャ
美希「ハニー、痛そうなの」スリスリ
ヤンキーP「だー!くっつくな!うっとーしー!」
美希「うれしいくせにぃ」ムギュムギュ
ヤンキーP「ば、ばっかオメー…///」
真美「なに…これ…」
真「色々起こり過ぎて脳の処理が追いつかないよ…」
おや?美希の様子が
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:24:57.40:ZYd+B1pVOヤンキーP「おお!オメーら…とにかく一件落着だ!けーるぞ!」フラフラ
美希「ハニー、美希の肩を使うの!」ギュッ
ヤンキーP「歩きにくい!かえって歩きにくい!」
真「ほんと…どうなってんの…」クラクラ
真美「ミキミキぃ、兄ちゃんから離れて!」ギュイギュイ
これはキジムナーの仕業。沖縄ではよくある事
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:35:50.24:ZYd+B1pVOヤンキーP「戻りましたよっと」ヨロヨロ
響兄「ありゃま!また男前になって帰ってきて!
元気がいいプロデューサーさんさー!がはは!」
美希「ハニー大丈夫?」スリスリ
ヤンキーP「うぜえ!」
美希「もう!そんな事言っちゃメなの!」ムギュッ
律子「何があったっていうのよ…特に美希のこの変わり様は…」
美希「ん?美希の事あんなに親身に怒ってくれたのは
ハニーが初めてなの!だからハニーは美希のハニーになったの!」
律子「は…はあ?」
亜美「ミキミキ離れてぇ!」グイグイ
真美「離れてぇ!」グイグイ
貴音「……」ギリギリ
ヤンキーP「くわぁー!ひとっ風呂浴びてさっぱりしたわぁ!」ドスン
亜美「兄ちゃん」チョコン
ヤンキーP「おうチビ」
亜美「…兄ちゃん、旅行今日で終わりだね」
ヤンキーP「おお、明日からまた日常かぁ、ヤんなるな!」
亜美「さみしい?」
ヤンキーP「おお」
亜美「…でも…また亜美達との日常がはじまるんだよ?」
ヤンキーP「おお、ま、また明日からバリバリ気合い入れてカマしてくか!」
亜美「うん!…ねえ兄ちゃん、亜美…旅行の最後に思い出が…」
思い出が?
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 14:53:30.28:ZYd+B1pVO美希「あー!ハニーこんな所にいたの!美希をほっといちゃダメなの!」ムギュッ
ヤンキーP「おっ、おい…」
貴音「あなた様、あちらで共に月を…」グイッ
ヤンキーP「いてぇっ」ズルズル
真美「兄ちゃんいたっ!これおいしーよ!」グイグイ
ヤンキーP「押しつけんな!」
やよい「ヤンキーさん、あっちでみんなと卓球しませんかー?」
ヤンキーさん!
ハニー!
あなた様!
亜美「もうっ!」
どうもお世話になりましたー!
響兄「はーい、また遊びにきてねー!響!電話するさー」
響「わかってるぞ!またね兄貴!」
ヤンキーP「……」スタスタ
亜美「…兄ちゃんそっちじゃないよ!」
ヤンキーP「俺泳いで帰るから」スタスタ
春香「真」
伊織「やっちゃって」
美希「やさしくお願いなの」
真「……」
ガン
ズルズル
キィィーーーーーン
ヤンキーP「うーん…あずさ先輩…うへへ…はぅっ…そんな所まで!?」ムニャムニャ
亜美真美「……」ギュッ
貴音「……」ギュウ
美希「……」ギュイ
ヤンキーP「ひぎぃっ…い、いてて…ああ!?」ムクッ
亜美「兄ちゃん着いたよ」
ヤンキーP「お、おお…ちくしょーもう東京かぁ…
うへへ、さっきのあずさ先輩やばかったな…」タラー
ヤンキーP「お、おい!おいてくなって!」スタター
――――翌日
バーン
ヤンキーP「心・機・一・転!バリバリ気合い入れてくんで夜露死苦ぅ!」
やよい「よろしくー」
雪歩「よ、よろしくぅ」
ヤンキーP「あ、あれ?なんかさみしーな…」
ヤンキーP「お、おいチビチビ、なんか怒ってるんか?」
亜美「……」ツーン
ヤンキーP「あ、おい、おばあちゃん?」
貴音「……」ツーン
ヤンキーP「あれ…おい美希あいつらどうしたんだ?」
美希「……」ツーン
ヤンキーP「…なんでぇ」
ヤンキーP「ちっ、いーよいーよ、どうせ俺なんて社会の嫌われ者だしよ…」
ヤンキーP「あっ、そうだ!ぴよちゃんこれお土産!」ヒョイ
小鳥「ヤンキーさんもお土産買ってきてくれたんですか?感激です!」
ヤンキーP「へへへ、いいって事よ!あ、おいおまえら!機嫌なおせって!」タタタッ
小鳥「旅行には行けなかったけど、みんなお土産買ってきてくれて嬉しいなぁ」
小鳥「春香ちゃんはサーターアンダギー、うふふ、春香ちゃんらしいわぁ」
小鳥「ほかにも海ぶどう、ちんすこう、星の砂…」
小鳥「あっ、このシーサーの置物は真美ちゃんね」ウフフ
小鳥「でもなんで……なんでヤンキーさんのお土産は食パン1斤なの!?」
おわり
乙です 続編待ってます
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:32:59.92:DgEJxvbV0
小鳥のエサ=パンくず。だからピヨちゃんもパンが好き
こういう理論じゃないかな?
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:37:14.35:ZYd+B1pVOこういう理論じゃないかな?
ただ金なくてお土産買えなかったから
駅の売店かコンビニでパンを買って渡したんだよ
言わせんな恥ずかしい
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:43:58.09:bVP5R5zk0駅の売店かコンビニでパンを買って渡したんだよ
言わせんな恥ずかしい
面白かった
1乙!
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 15:46:57.76:psjd2Atz01乙!
1先輩乙っした!
次回作も夜露死苦ぅ!
次回作も夜露死苦ぅ!
コメント 11
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俺の中でこのPはGTO一巻のリーゼント鬼塚で再生されてる
結構面白い
んで最終的には手のひら返しか、、