後輩『ギブギブギブギブ! 無理っす!』
後輩『厳選されたギブだけを使用しています!』
後輩『……うおー、やべー、助かったー。この年で夭逝するかと思ったー』
後輩『やっぱり上質の竹は足コキの練習に向いてないな』
後輩『…………』
チャランチャララン チャンララ~
後輩『っていうわけでね』
後輩『えー、今週もそろそろお別れの時間になってしまいました』
後輩『ではまた来週! レコンキスタ!』
後輩「放送委員やめさせられた……」
友「自明の理でしょ……」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 18:59:41.48:Q6XGjRpl0
友「なんで全校放送つかってそんな暴挙に出たのよ……」
後輩「ヒュ~ッ、焦んなって!」
友「いっぺん黙りなさいよアンタ……」
後輩「普段から足コキの自主練習はしていてね」
友「………」
後輩「でも放送のスイッチが入ってるのに気づいたのは途中からでね」
後輩「かんらかんら!」
友「………」
後輩「…………」
後輩「泣きたい……」
友「情緒不安定なの!?」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:12:52.82:5I/3TSMt0
友「豪傑みたいな笑い方しておいて……」
後輩「どどどどうしよぉおお~~友ちゃぁあ~~~ん!!」ギューッ
友「きゃあああっ! どこつかんでんのよっ!?」
後輩「恥骨」
友「やめんか!」
後輩「放送委員やめさせられちゃったらっ、またあの生活に逆戻りだよぉ!」
友「なんなのもう……」
後輩「男先輩との唯一のコネがなくなっちゃうよぉ! どうすんの!」
友「あー、あんたの好きな……」
後輩「愛していると言っても過言ではない!」
後輩「そんな人があなたにはいますか……?」
後輩「コボちゃん」
友「友よ! 友!!」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:24:01.87:5I/3TSMt0
後輩「ひ~ん! そもそも足コキ練習(以下コキ練)だって先輩のために始めたのに~!」
友「何回その単語を使っていくつもりなのよ……」
後輩「淫らな姦計に陥れるためなのに~!」
友「あのね……」
後輩「ぐすっ」
友「あぁんもうっ」
後輩「こんなことなら人気のない放送室でコキ練なんてするんじゃなかった……」
友「まったくその通りだと思うわ……」
後輩「まさか放送スイッチが入るなんて……」
後輩「きっとあのときだ……」
後輩「母の母胎に着床したとき……」
友「すごいさかのぼってる……」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:27:35.81:McZAQ5B/0
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:31:35.11:5I/3TSMt0
後輩「あれが原罪だったんだ……」
友「キリストか何かなのアンタは?」
後輩「あーもう処女だーっ、わたしは一生処女だーっ!」
友「ちょ、ちょっと」
後輩「くそーっ! 処女だーっ、ベーコンだーっ!!」
友「バージンね!」
後輩「足コキの練習とかけて、処女の後輩ととく!」
後輩「その心に救いがあらんことを…………ベーコン」
後輩「クソーッ!! ギャグのキレもベトベトの輪ゴムみてえじゃねえか!!」
友「ちょっ、落ち着きなさいって!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:37:56.89:5I/3TSMt0
後輩「友ちゃん……」
友「……な」
友「なによ」
後輩「ちゃんと定期的に乳がん検診行ってる?」
友「話ぜんぜん進まない!!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:44:35.88:5I/3TSMt0
友「第一アンタは……何だってあ、あしこき、だなんて発想に至るわけ……///」
友「ホントくだらないっ、ていうか信じらんないっ」
後輩「君を足コキのプロと見こんで頼みがある!!」
友「鼓膜が壊死してるの!?」
後輩「ううっ、嬢ちゃん……堪忍な……」
友「はぁっ……」
友「話聞いてた? いろいろツッコミ足りないけど今はガマンするわ」
友「でもこれだけは言わせて」
後輩「言ってもいいけど、ほかの人には内緒な」
友「なんでアンタが釘を刺すのよっ……」
友「いい!? まずアンタは発想の時点からお下劣すぎるのっ」
友「あ、あしこき、だなんてゲスな手段から離れなさいっ」
後輩「な……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:54:36.64:5I/3TSMt0
後輩「いやいやいやいや!」
友「はい?」
後輩「いやいやいやいや!」
友「聞こえなかったとかじゃないわよ!」
後輩「おんまえ……お前がそんな感じでお前でいられたら、お前はお前だぞお前!」
友「急に哲学的に……」
後輩「フー、よいかね友ちゃん?」
後輩「後輩といえばニーソに足コキ、これは宇宙の真理なのです」
後輩「宇宙船痴球号がヨーソローなんです」
友「ぜんぜん意味わかんない……」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:07:35.98:5I/3TSMt0
後輩「これになびかない男子なんていない」
後輩「ケースバイケースなんです」
友「どっちなのよ……」
後輩「」ギロッ
友「なぜにらまれるの?」
後輩「そんな友ちゃんも、先輩のことは知ってるよね?」
友「まあ、いちおう……」
後輩「先輩はね、信じられないくらい鈍感でピュアなシャイボーイなの」
後輩「シャイ」
後輩「ヴォーイなの」
友「はぁ……」
後輩「このあいだだって……」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:11:21.92:5I/3TSMt0
後輩『せんぱいせんぱい、知ってます?』
後輩『女の子って絶頂に達すると、2メートルくらい浮くんですよ』
男『…………』
男『もげそうだな』
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:25:25.61:5I/3TSMt0
後輩「これっぽっちも疑ってなかったもん!」
友「頭痛が……」
後輩「わたし、鈍感な先輩はもうこりごり」
後輩「だからどんどんアタックをかけて、セッ○スで快楽漬けにせなあかんねん」
友「下の方へまっすぐなのも限度があるでしょ!」
後輩「で、手始めにこりゃ足コキかな~って思って」
後輩「『先輩淫妖篭絡記~立志編~』の始まりやでぇ~って」
友「胃も……」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:40:06.40:5I/3TSMt0
後輩「ほら、『将を射んと欲さば』って言うじゃない?」
友「言わないっ……」
後輩「あー、友ちゃんは言わないタイプか」
友「アンタの使ってる意味では言わないっ!」
後輩「でも、でもさ……ほら、こんなことになっちゃって……」
後輩「ますます先輩との距離も遠くなっちゃって……」
後輩「もう足コキどころじゃないよぉ……」
友「最初から足コキどころじゃないわよ……」
後輩「ぐすっ……ぐすっ……」
友「また……」
後輩「ぐすっ……イクッ!!」
友「なんで!?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:50:46.52:5I/3TSMt0
後輩「鼻腔が性感帯で……」
友「聞いたことがないんだけど……」
後輩「ごめん、ごめんね……ううっ……」
友「大丈夫なのそれ……?」
後輩「…………」
友「……落ち着いた?」
後輩「ううぅ、一生処女だぁ……」
友「ぶり返さないでよ!」
後輩「処女なんだ……行く末はゾウリムシのような無性生殖を余儀なくされるんだ……」
後輩「きっと石碑にも『その生涯を処女で終える(笑)』みたいに書かれるんだ~!」
友「めんどくさい! 普通にアプローチすればいいでしょ!?」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:04:05.41:5I/3TSMt0
後輩「それも一理あるんだろうけど、わたし性技の修行する」
友「ここまでコケにされたのは初めてよ!!」
後輩「あの……ありがとう。友ちゃんと話してたら元気が出てきたよ」
友「そうなの……そりゃよかったわね……」
後輩「マイボ! マイボマイボ!」
友「……性技の修行って何?」
後輩「マイボマイボ!」
友「帰っていい帰っていいわよねっ!?」
後輩「ま、待って! 説明するから!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:17:45.92:5I/3TSMt0
後輩「つまり今日の出来事にくじけず――」
後輩「先輩に内緒で、いっそう練習に励むってこと!」
友「最悪じゃないのよ!」
男「話は全部聞かせてもらったぞ!」ガラッ
友「最悪じゃないのよぉおお!!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:29:44.28:5I/3TSMt0
後輩「え……?」
後輩「うひゃあああ先輩ぃいいっっ!?」
友「またややこしいことにっ……」
男「日出ずる処の天子……書を日没する処の天子に致す……」
男「つつがなきや……?」
後輩「つつがなきや!」
友「それが挨拶なの……? 帰りたい……」
男「友さんこんにちは」
友「こ、こんにちは」
男「マズいな……」
男「押すタイプのドアをガラッと開けてしまった気がする……」
友「扉こわれてるぅううううう!!!!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:34:46.90:zFhmur8n0
友「やだぁっ、何これ、完全にへしゃげちゃってる! 出れない! 帰れない!!」
男「クソっ、密室か……」
友「基礎体力どうなってるの!?」
後輩「友ちゃん、落ち着いてっ、後ろの方にもう一つ扉あるでしょ?」
友「そ、そうだった……あまりの光景に我を失いかけてたわ……」
男「密室じゃないならよかった」
後輩「せんぱいせんぱいっ! あの……全部聞いたって、その」
後輩「もしかして最初から……?」
男「…………」
男「すまん、最初からだ」
男「扉の前をウロウロしてたら聞こえてしまった」
友「ウロウロしてるからでしょ!?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:54:01.91:5I/3TSMt0
友「もうやだぁっ! 絶対これ関わっちゃいけない人よ!」
男「こうして三人そろったことだし……乾杯しようか?」
後輩「おっ、いいね~!」
友「うう……ほぼ初対面の人と乾杯させられる……」
男「暖炉に薪をくべておいてくれ。オレは村の様子を見てくる」
友「なに……なんなの……?」
後輩「気をつけろよ?」
男「フッ」
男「バーカ……オレの悪運の強さ、お前も知ってるだろ?」
男・後輩「「カンパ~イ!!」」
友「もうやめてよ三流コント!!」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:00:33.75:hvplF8kI0
男「それもそうだな。なんか疲れてきた」
後輩「ですね」
友「帰っていいよね?」
後輩「友ちゃん……」
後輩「わたしが今からすることを、見ていてね……?」
友「耳が悪いだけなのよね? そうなのよね?」
後輩「せんぱい!」
男「……む?」
後輩「柳生新蔭流の剣士として、先輩に足コキをさせてください!」
男「…………」
男「話を聞こう」
友「もうめちゃくちゃ……めちゃくちゃよ……」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:10:58.50:5I/3TSMt0
後輩「あの、せんぱいは、わたしの放送……聞きましたよね?」
友「……!」
男「ああ。今も耳に焼き付いてる」
後輩「だったらもう、残された道は一つしかない」
後輩「せんぱいも目の前にいることだし、一つしかない」
男「…………」
友「…………」
後輩「せんぱい……」
後輩「あの……」
後輩「わたたたたし……」
後輩「せんぱいのたたたことがすきたたたですたた(ヒント:たぬき)!!」
友「……なんか聞こえた気がするけど……」
友「今のって、告白……?」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:21:40.08:eqrSNx8I0
男「…………」
後輩「今すぐに返事はくれなくてもいいです……」
友「後輩……」
後輩「でもっ、わたしの足コキで感じたら付き合ってください!」
友「悪質すぎるのよ!」
後輩「わたし、ずっとせんぱいのこと、性悦の極みに導きたいって思ってました……」
後輩「欲求不満の人妻を狙うマッサージ師のように……」
後輩「今がそのときだ!!」
男「…………」
友「……終わって……早く終わって……」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:30:40.34:5I/3TSMt0
男「…………」
男「……フゥ」
男「まったく……しょうがないな、後輩は」
後輩「せんぱいっ……それじゃあ!」
男「…………」
男「足コキだけだぞ?」
後輩「せんぱいだいすきーーーっ!」
友「こんなの全然ハートウォーミングじゃない!」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:33:58.35:5I/3TSMt0
友「あああ、腐るぅ……脳がただれるぅ……」
後輩「そうと決まったらさっそく準備だ! 忙しくなるぞ~~ヒュウ~~ッ!!」
男「はしゃぎすぎるなよ?」
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「…………」カチャカチャ
後輩「…………」スルッ
友「ちょっと……忠実すぎてこわい……」
後輩「…………」
後輩「…………」パチンッ
後輩「よっし! できたわい!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:36:58.95:Iaa8u3cn0
友「……なっ、なにそれ!?」
友「膝から鋭利な刃物が!?」
後輩「ア~ハン? 極東のモンキーは大陸の誉れ高い発明を知らんのかね?」
後輩「ニーソード(膝剣)だよ」
友「知りっこないわよ!!」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:43:20.22:Iaa8u3cn0
友「ねっ、ねえ……もしかしてアンタの言うニーソっていうのはそれなの……?」
後輩「肯定」
友「わぁああああ!! あぶないあぶない! アブないに決まってるでしょぉお!?」
後輩「ふぇ?」
友「あああ、アンタそんな物騒なモン装備しておいて無垢な返事してんじゃないわよ!」
後輩「ど~したの~友ちゃ~ん」ヒュンッ ヒュンッ
友「きゃああなんでっ、こっちこないでよぉお!」
後輩「ほら~~シクラメンの香りなんだよ~~」ヒュンッ ヒュンッ
友「フローラル以前の問題なのよぉっっ!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:51:34.14:5I/3TSMt0
男「……フ~ン、フンフフ~ン……クーヤクシャーリー……」
友「先輩も鼻歌で般若心経歌ってないで何とかしてよぉっ!!」
男「まあ待て。友さん」
男「好きにさせてやればいいじゃないか」
男「あれもダメ。これもダメ。そんな教育で子どもの未来が広がると思うか?」
友「教育の話なんてしてないし子どもでもないっ!」
男「こいつ……エスパーか?」
後輩「エスパーのようですね。エスパー相手にニーソード(膝剣)は分が悪い」
後輩「これは外しましょう」
友「なんか知らないうちに事なきを得てる……」
後輩「あ、そうだ。せんぱいも下を脱いじゃってくださいね~」
友「…………」
友「!!??」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:58:29.72:5I/3TSMt0
友「な……なななっ……」
男「なんだと?」
後輩「いや、これからちょっくら足の方でコキるんすから当然っしょ」
男「まあそうだな」
友「…………」
男「しかし……いざとなるとやっぱり恥ずかしいな」
後輩「くせ者だ~っ!! 出会え出会え~~っっ!!」ズルッ
男「」ポロンッ
友「…………」
男「…………」
後輩「…………」
友「いやぁあああああああああっ!!??」
男「ふぇ?」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:02:04.34:DRfA9s3q0
後輩「おお……まるでハープを奏でたような音が……」
友「音とかじゃなくてセクハラぁっっ、セクハラじゃないのよぉおおっ!」
男「……なんてことだ。陰茎が出ている」
後輩「せ、せんぱいすみません……つい脳に埋めこまれたチップのせいで、ぐへへ///」
友「もういやぁああ……もういやよぉおおっ……」
友「お、おとこの人の見るの、初めてだったのにぃっ……」
男「ジュンッ」
友「アンタが言うな!」
友「というか早くそれをしまえ!」
男「しゅん」
友「もうやだゼッタイ帰るあたしホント帰るっっ!!」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:11:15.76:5I/3TSMt0
後輩「むっ」
後輩「――友ちゃん!!」
友「なっ」
後輩「…………」
友「なによ……」
後輩「……逃げんのか?」
友「逃げんのよ!!」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:15:04.75:5I/3TSMt0
友「どう考えても逃げるに決まってるでしょ!? わたしこの場に居合わせたくない!」
男「フッ……友さん、油断したな」
友「!?」
男「…………」スッ
友「え……なにっ、それは?」
男「今までの会話」
男「すべてこのボイスレコーダーに記録してある」
友「だから何なの!?」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:20:38.03:5I/3TSMt0
友「わたしに毛ほどもダメージとかないわよ!」
男「フフッ……それはどうかな?」
友「え……?」
男「」ピッ ピッ
後輩「ごくり……」
男「」ピッ
『セクハラじゃないのよぉおおっ!?』
友「!? わたしの声っ……」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:25:17.09:5I/3TSMt0
男「」ピッ ピッ
『今はガマンするわ』
『今のって、告白……?』
後輩「断片的に……」
友「なんなの……!?」
『よぉおっ!?』『ガマン』『告白』
友「短くなって……」
後輩「もしやせんぱいっ……」
男「」ピッ ピッ ピッ
『お』
『まん』
『こ』
友「…………」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:26:04.60:FTtvIxMR0
『おま○こ』
後輩「グランドスラム達成やぁああああ!!」
友「バカなんでしょ死ぬんでしょおお!!??」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:30:07.44:wWSDJiQq0
友「しんっじらんないこのアホどもぉっ!!」
『おま○こ』
友「屠殺されたいの!?」
男「フッ……」
後輩「マニュアル音声合成とかさすがやでぇ!」
『ま○こ』
『ま○こ』
友「ちょっとぉおお!!」
『わたしは』『ま○こ』
友「ライム刻まないでぇええ!!」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:33:04.53:5I/3TSMt0
『わたしの』『おま○こは』
『フローラル以前の問題』
後輩「あちゃ~」
男「いただけないな」
友「死ぬっ!! 舌噛んで死ぬぅう~~~っっ!!」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:38:36.81:5I/3TSMt0
後輩「というわけで」
後輩「友ちゃんには国内初の足コキ見届け人としてここにいてもらうことになりました」
友「…………」
男「友さんから生気が感じられないが」
後輩「かまっている暇はありません」
男「タイムイズマネーということか……」
友「……たすけて……」
後輩「ごめんね友ちゃん。あとで報酬は与えるから」
後輩「よぉーし、ようやく足コキの本番が来たぞーーっ!」
後輩「ん……? 足コキの本番? でも足コキは本番行為ではないから……」
後輩「足コキの本番は……?」
友「もういいから……はやくして……」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:41:26.04:5I/3TSMt0
男「寝転がったぞ」
後輩「よーしいくぞ!」
後輩「セット!!」
男「!」
男「さすが……手馴れたもんだな」
後輩「へへっ」
友「…………」
男「緊張してきた」
後輩「よく見ててください……今からわたしの足が上下に動いていきますよ」
友「ねえ……また足つったりとかしないでよ?」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:46:01.52:5I/3TSMt0
後輩「そんなのは女子供のすることだぜ」
友「……そう」
後輩「よーし! 今からわたしの足が上下に動いていきますよ」
後輩「うぉらぁあああ!」
後輩「いかん!」
後輩「あ゛ぁッづゥ、足がつる!!」
友「言わんこっちゃない! 案の定じゃない!!」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:46:42.74:5I/3TSMt0
男「イクッ!!!!」
友「ド早漏なの!?」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:51:17.26:5I/3TSMt0
後輩「ギブギブギブ! タンマ!!」
後輩「チャージドタイムアウト! 後輩!」
後輩「うおー、やべー、助かった……」
男「ウェットティッシュ持っててよかった……」フキフキ
友「もうこれで終わりよね……?」(吹っ切れてる)
後輩「…………」
男「後輩?」
後輩「……こんなの……納得いかないです」
後輩「やっと……やっとせんぱいに見てもらえるって思ったのに」
後輩「失敗しちゃって……」
後輩「わたし、まだ全力を出せてません!」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:57:31.97:5I/3TSMt0
後輩「お願いします! わたしにもう一度チャンスをください!」
後輩「おねがいします!」
男「後輩……」
友「…………」
後輩「…………」
男「ピル飲んどけよ?」
友「要らないからその行為には!!」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:00:21.88:+MwxoTiU0
後輩「第二ラウンドや! セット!!」
男「っ!」
友「…………」(目をつむってる)
後輩「うぉらあああああ!」シコシコシコ
後輩「ぐぅうううっ!」シコシコシコ
後輩「待っとれよ~! 今日は大漁やからな~~っっ!!」
男「おうおうおうおう」
後輩「イメージの向こう側へ~~!!」シコシコシコ
友「…………」
後輩「ぐぅあああっ、なんてGだ! でもっ」
後輩「でも……きゅんきゅんするよぉおおお!」
友「…………」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:04:09.68:+MwxoTiU0
後輩「せんぱいと足コキに興じられるなんて夢みたいだよぉおおお!」
後輩「子宮に届いてるぅうう!」
友「何が!?」
後輩「うぉおおお、ヤバいヤバいっ、予想以上だ! キッツ~!!」
後輩「ひぃいいい! 足が! 足が持っていかれるぅう~~!!」
後輩「マズいっ、いたたたた!!」
後輩「そうだっ、わたし膝に爆弾がぁあ~~!!」
友「なんでもいいから早く終わらせてぇっ!!」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:06:00.32:+MwxoTiU0
ドッコ ゙オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン!!
友「モノホンじゃないのよぉおおおおおお!!!!」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:10:30.07:HgbCKuNm0
モクモク……
友「う……ゲッホゲッホ!!」
友「ねえ何コレ! ありえない! アンタどんだけ膝に武器仕込んでんのよ!!」
モクモクモクモク……
後輩「うう、友ちゃん……無事だった……?」
後輩「ハッ!?」
後輩「せんぱいは!?」
男「…………」
ダダッ
後輩「せんぱいっ、せんぱい!?」
男「…………」
後輩「そん、な……」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:13:32.44:HgbCKuNm0
男「……………」
後輩「せんぱいっ……せんぱぁい……」ユサユサ
男「う……」
後輩「せんぱいっ」
男「……こ」
後輩「…………」
男「……こう、はい……」
友「…………」
男「……ピル……のんどけ、よ……?」
男「」
後輩「せんぱぁあああああああい!!!!」
友「ウソぉおおおおおおお!!??」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:14:13.80:SbOq4VLP0
後輩「うわあああんせんぱぁああい! うわぁあああん!!」
友「ウソっ……ウソぉ……」
後輩「うぇえええんっ、うぁっ、うわああん!」
後輩「うぁあっ……ぐすっ……ひっく」
後輩「イクッ!!!!」
友「もうまとめてどっかいってよ!!」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:19:12.22:HgbCKuNm0
ザワザワ ザワザワザワ
友「え……? これって」
後輩「マズい! 今の騒ぎを聞きつけて人が集まってきたか!」
友「どうしてアタシこんなことに巻き込まれてるの!?」
「なんだなんだ?」「すごい音だ」「爆発?」
後輩「友ちゃんっ、この場はいったん退こう!」
友「で、でも先輩は!?」
後輩「くっ……説明してる時間がなさそうだ、とにかく急ぐよ!」
「うわっ、足コキ女だ!」「足コキ女!」「足コキ女!」
後輩「おいテメーら今なんつったコラ……?」
友「ここで憤るの!?」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:21:58.34:HgbCKuNm0
友「ねぇっ、急ぐんでしょうが!」
後輩「わたしのことをバカにするのは許さねえ!」
友「純粋なエゴじゃないのよ!」
「足コキ女……」「何かピンクな……」「非嫡出の……」
後輩「クッソ、テメーら覚えてろよ! ゼッテーあとで泣かせてやる!」
「風営法においては……」「特殊浴場の……」
後輩「殺す! ピロティーで殺す!!」
友「もうバカばっかりぃ……」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:25:09.01:HgbCKuNm0
友「はぁっ……はぁっ……」
後輩「ふぅっ、まいたか……」
友「ちょっと……どうすんのよっ、こんなとこまで来て」
後輩「たしかこのへんのはず……」
後輩「あった! 上質の竹!」
友「…………」
後輩「……この奥義はできることなら使いたくなかった」
友「は?」
後輩「でも、やむをえないよ」
後輩「……こんなエンディング、認めない」
後輩「わたしが望んでた結末は、こんなんじゃないもの!」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:26:41.57:HgbCKuNm0
友「ちょっと……なに言ってるの?」
後輩「わがままだって言われてもかまわない!」
友「聞いてるんだけど!?」
後輩「自分の運命は、自分の力で変える!」
後輩「はぁあああっ……」
後輩「セット!!」
友「えぇっ!?」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコ
友「っ、とんでもない速さでっ」
後輩「うぉおおおおおお!!」シコシコシコシコシコ
友「わぁああ!! 足が見えない!!」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:29:45.34:HgbCKuNm0
後輩「まだまだぁっ、あがるぜぇえええ!!」シコシコシコシコシコ
友「!?」
友「なにっ、蜃気楼!?」
後輩「ウラーーーーーーーッ!」シコシコシコシコシコ
友「ちがう、空間が歪んで……!!」
後輩「これがっ」シコシコシコシコシコ
後輩「これがぁ!!」
後輩「わたしのマジのやつだぁああああああああ!!」
ピシッ ビキビキッ
友「いやぁああ黒い玉できてる! なんか黒い玉できてるのぉっ!」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:30:47.68:HgbCKuNm0
ビキビキビキビキビキビキ――――
友「○×△□$#%&○×△□$#%&!!!!」
後輩「♂♂♂♂♂♀♀嬲♀♀♂♂♂♂♂!!!!」
グワォオオオオオオオオッッッッ!!!!
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:34:01.25:HgbCKuNm0
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「う……」
ムクリ
後輩「……友……ちゃん……?」
後輩「…………」
後輩「いな、い……」
後輩「ひょっとして、成功した……?」
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:35:01.40:SJ4ZRu/P0
後輩「っ、ここは!」
後輩「……やっぱり」
後輩「放送室……!」
シーン……
後輩「……誰か……?」
スタスタスタ
後輩「! 誰かきた!」
後輩「隠れなきゃ……」
後輩「…………」
後輩(もし、わたしの予想が正しいとするなら……)
後輩(今から来るのは……)
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:38:00.30:HgbCKuNm0
β後輩「ふ~ん、ふんふふ~ん……くーやくしゃーりー……」
後輩(やっぱりわたし!)
後輩(……間違いない)
後輩(今、わたしがいるのは『あの日』……始まりの日!)
後輩(あの放送がオンエアされた日の……放送室だ!)
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:41:09.78:UfiaS71o0
β後輩「……」キョロキョロ
β後輩「きょろきょろ」
後輩(そして、あれが過去のわたし……)
後輩(筋書きではこれから……)
β後輩「I play Ashikoki using a high-quality bamboo」
後輩(ウップス! 英語出とるやないかいワレ~!)
後輩(帰国子女かっつの!)
後輩(じゃなくて、そう、これからわたしは足コキの練習を始める……)
後輩(でも)
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:42:49.85:HgbCKuNm0
後輩(たしかその途中で、放送のスイッチが……)
後輩「!!!!」
後輩(……ウソ……)
後輩(こんな……こんなことって……)
後輩(隠れた場所の、……わたしの、ちょうど目の前に……)
後輩「放送の、スイッチ……」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:46:52.10:HgbCKuNm0
後輩(あれは未来のわたしが入れたものだったんだ……)
後輩(…………)
後輩(でも……どうするの……?)
β後輩「ウラーーーーーーーーッ!」シコシコシコシコ
後輩(このスイッチを入れたところで、何が変わるの……?)
β後輩「ハッケヨーーーイ! ハッケヨイヨーーーイ!!」シコシコシコシコ
後輩(また同じことが繰り返されるだけじゃないの……?)
β後輩「アイムファインセンキュー!! エンダァアアアアアアイヤァアアアアアアア!!」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:49:10.60:HgbCKuNm0
後輩(決めなきゃ……もうすぐあそこにいるわたしが足をつっちゃう……!!)
後輩(…………っ)
後輩(……やっぱり)
後輩(わたしは……押すよ)
後輩(たとえ同じことが繰り返されるってわかってても……)
後輩(『次のわたし』なら、変えられるって信じたい……!!)
後輩(無限の可能性を信じたい……!!)
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:52:04.73:HgbCKuNm0
後輩(あなたは変えて……)
後輩(運命を変えて!!)
β後輩「ウィルォオーウェージャァアアビュウウウウウウウ!!!」
後輩「この悲しみのループを乗り越えてっっ!!」
後輩「っ!!!!」
カチッ
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:52:55.38:HgbCKuNm0
ビキビキビキビキビキビキ――――
グワォオオオオオオオオッッッッ!!!!
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:53:55.93:A0IKVkim0
後輩『…………』
後輩『…………』
後輩『…………』
後輩『…………』
後輩『……ふふ』
後輩『へぇ、先輩は足コキで喜ぶ変態さ……』
後輩『あ゛ぁッづゥ、足がつる!』
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:56:25.97:HgbCKuNm0
後輩『ギブギブギブギブ! 無理っす!』
後輩『厳選されたギブだけを使用しています!』
後輩『……うおー、やべー、助かったー。この年で夭逝するかと思ったー』
後輩『…………』
後輩『なんてね』
後輩『…………』
後輩『……みなさんは』
後輩『あの放送を覚えていますか?』
後輩『もう、あれから、だいたい一年の月日が経ちました』
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:57:47.23:HgbCKuNm0
後輩『あの日から、いろいろなことがありました』
後輩『うれしいことも、悲しいことも』
後輩『でも、あの日の放送がなかったら、わたしはきっと、前に進めませんでした』
後輩『……今だからこそ話しちゃいますが』
後輩『実はあのとき、放送のスイッチを入れたのは、わたしじゃありません』
後輩『偶然、入ってしまったんです』
後輩『……でも』
後輩『あのときわたしには、そばに誰かがいたような気がしたんです』
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:00:34.76:HgbCKuNm0
後輩『そして、その言葉を聞きました』
後輩『無限の可能性』
後輩『……あの日、あの放送がなかったら』
後輩『わたしは』
後輩『今、この舞台の下にいる先輩とも付き合うことはできなかったでしょう』
後輩『愛し合うことはできなかったでしょう』
後輩『きっとあのとき、そばにいたはずの』
後輩『その……「誰か」のおかげなんだと思います』
後輩『無限の可能性を信じてくれた、誰かの』
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:01:46.85:HgbCKuNm0
後輩『みなさんにも信じてほしい』
後輩『そして、あきらめないでほしい』
後輩『かつて努力をしていた自分を、殺さないであげてほしい』
後輩『どんな困難も、乗り越えられます』
後輩『信じて、ぶつかってみてください』
後輩『…………』
後輩『っていうわけでね』
後輩『そろそろお別れの時間になってしまいました』
後輩『大好きなせんぱいと、卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます!』
後輩『ではまたいつか! レコンキスタ!』
後輩『在校生代表――後輩でした!!』
おわる
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:02:55.80:1n11ZtOT0
∧( 'Θ' )∧
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:07:39.03:5I/3TSMt0友「なんで全校放送つかってそんな暴挙に出たのよ……」
後輩「ヒュ~ッ、焦んなって!」
友「いっぺん黙りなさいよアンタ……」
後輩「普段から足コキの自主練習はしていてね」
友「………」
後輩「でも放送のスイッチが入ってるのに気づいたのは途中からでね」
後輩「かんらかんら!」
友「………」
後輩「…………」
後輩「泣きたい……」
友「情緒不安定なの!?」
友「豪傑みたいな笑い方しておいて……」
後輩「どどどどうしよぉおお~~友ちゃぁあ~~~ん!!」ギューッ
友「きゃあああっ! どこつかんでんのよっ!?」
後輩「恥骨」
友「やめんか!」
後輩「放送委員やめさせられちゃったらっ、またあの生活に逆戻りだよぉ!」
友「なんなのもう……」
後輩「男先輩との唯一のコネがなくなっちゃうよぉ! どうすんの!」
友「あー、あんたの好きな……」
後輩「愛していると言っても過言ではない!」
後輩「そんな人があなたにはいますか……?」
後輩「コボちゃん」
友「友よ! 友!!」
後輩「ひ~ん! そもそも足コキ練習(以下コキ練)だって先輩のために始めたのに~!」
友「何回その単語を使っていくつもりなのよ……」
後輩「淫らな姦計に陥れるためなのに~!」
友「あのね……」
後輩「ぐすっ」
友「あぁんもうっ」
後輩「こんなことなら人気のない放送室でコキ練なんてするんじゃなかった……」
友「まったくその通りだと思うわ……」
後輩「まさか放送スイッチが入るなんて……」
後輩「きっとあのときだ……」
後輩「母の母胎に着床したとき……」
友「すごいさかのぼってる……」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:31:35.11:5I/3TSMt0
後輩「あれが原罪だったんだ……」
友「キリストか何かなのアンタは?」
後輩「あーもう処女だーっ、わたしは一生処女だーっ!」
友「ちょ、ちょっと」
後輩「くそーっ! 処女だーっ、ベーコンだーっ!!」
友「バージンね!」
後輩「足コキの練習とかけて、処女の後輩ととく!」
後輩「その心に救いがあらんことを…………ベーコン」
後輩「クソーッ!! ギャグのキレもベトベトの輪ゴムみてえじゃねえか!!」
友「ちょっ、落ち着きなさいって!」
後輩「友ちゃん……」
友「……な」
友「なによ」
後輩「ちゃんと定期的に乳がん検診行ってる?」
友「話ぜんぜん進まない!!」
友「第一アンタは……何だってあ、あしこき、だなんて発想に至るわけ……///」
友「ホントくだらないっ、ていうか信じらんないっ」
後輩「君を足コキのプロと見こんで頼みがある!!」
友「鼓膜が壊死してるの!?」
後輩「ううっ、嬢ちゃん……堪忍な……」
友「はぁっ……」
友「話聞いてた? いろいろツッコミ足りないけど今はガマンするわ」
友「でもこれだけは言わせて」
後輩「言ってもいいけど、ほかの人には内緒な」
友「なんでアンタが釘を刺すのよっ……」
友「いい!? まずアンタは発想の時点からお下劣すぎるのっ」
友「あ、あしこき、だなんてゲスな手段から離れなさいっ」
後輩「な……」
後輩「いやいやいやいや!」
友「はい?」
後輩「いやいやいやいや!」
友「聞こえなかったとかじゃないわよ!」
後輩「おんまえ……お前がそんな感じでお前でいられたら、お前はお前だぞお前!」
友「急に哲学的に……」
後輩「フー、よいかね友ちゃん?」
後輩「後輩といえばニーソに足コキ、これは宇宙の真理なのです」
後輩「宇宙船痴球号がヨーソローなんです」
友「ぜんぜん意味わかんない……」
後輩「これになびかない男子なんていない」
後輩「ケースバイケースなんです」
友「どっちなのよ……」
後輩「」ギロッ
友「なぜにらまれるの?」
後輩「そんな友ちゃんも、先輩のことは知ってるよね?」
友「まあ、いちおう……」
後輩「先輩はね、信じられないくらい鈍感でピュアなシャイボーイなの」
後輩「シャイ」
後輩「ヴォーイなの」
友「はぁ……」
後輩「このあいだだって……」
後輩『せんぱいせんぱい、知ってます?』
後輩『女の子って絶頂に達すると、2メートルくらい浮くんですよ』
男『…………』
男『もげそうだな』
後輩「これっぽっちも疑ってなかったもん!」
友「頭痛が……」
後輩「わたし、鈍感な先輩はもうこりごり」
後輩「だからどんどんアタックをかけて、セッ○スで快楽漬けにせなあかんねん」
友「下の方へまっすぐなのも限度があるでしょ!」
後輩「で、手始めにこりゃ足コキかな~って思って」
後輩「『先輩淫妖篭絡記~立志編~』の始まりやでぇ~って」
友「胃も……」
後輩「ほら、『将を射んと欲さば』って言うじゃない?」
友「言わないっ……」
後輩「あー、友ちゃんは言わないタイプか」
友「アンタの使ってる意味では言わないっ!」
後輩「でも、でもさ……ほら、こんなことになっちゃって……」
後輩「ますます先輩との距離も遠くなっちゃって……」
後輩「もう足コキどころじゃないよぉ……」
友「最初から足コキどころじゃないわよ……」
後輩「ぐすっ……ぐすっ……」
友「また……」
後輩「ぐすっ……イクッ!!」
友「なんで!?」
後輩「鼻腔が性感帯で……」
友「聞いたことがないんだけど……」
後輩「ごめん、ごめんね……ううっ……」
友「大丈夫なのそれ……?」
後輩「…………」
友「……落ち着いた?」
後輩「ううぅ、一生処女だぁ……」
友「ぶり返さないでよ!」
後輩「処女なんだ……行く末はゾウリムシのような無性生殖を余儀なくされるんだ……」
後輩「きっと石碑にも『その生涯を処女で終える(笑)』みたいに書かれるんだ~!」
友「めんどくさい! 普通にアプローチすればいいでしょ!?」
後輩「それも一理あるんだろうけど、わたし性技の修行する」
友「ここまでコケにされたのは初めてよ!!」
後輩「あの……ありがとう。友ちゃんと話してたら元気が出てきたよ」
友「そうなの……そりゃよかったわね……」
後輩「マイボ! マイボマイボ!」
友「……性技の修行って何?」
後輩「マイボマイボ!」
友「帰っていい帰っていいわよねっ!?」
後輩「ま、待って! 説明するから!」
後輩「つまり今日の出来事にくじけず――」
後輩「先輩に内緒で、いっそう練習に励むってこと!」
友「最悪じゃないのよ!」
男「話は全部聞かせてもらったぞ!」ガラッ
友「最悪じゃないのよぉおお!!」
後輩「え……?」
後輩「うひゃあああ先輩ぃいいっっ!?」
友「またややこしいことにっ……」
男「日出ずる処の天子……書を日没する処の天子に致す……」
男「つつがなきや……?」
後輩「つつがなきや!」
友「それが挨拶なの……? 帰りたい……」
男「友さんこんにちは」
友「こ、こんにちは」
男「マズいな……」
男「押すタイプのドアをガラッと開けてしまった気がする……」
友「扉こわれてるぅううううう!!!!」
オナ券の頃から思ってたけど
脚本と演出の展開の仕方に天才的なセンスを感じる
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:42:32.85:5I/3TSMt0脚本と演出の展開の仕方に天才的なセンスを感じる
友「やだぁっ、何これ、完全にへしゃげちゃってる! 出れない! 帰れない!!」
男「クソっ、密室か……」
友「基礎体力どうなってるの!?」
後輩「友ちゃん、落ち着いてっ、後ろの方にもう一つ扉あるでしょ?」
友「そ、そうだった……あまりの光景に我を失いかけてたわ……」
男「密室じゃないならよかった」
後輩「せんぱいせんぱいっ! あの……全部聞いたって、その」
後輩「もしかして最初から……?」
男「…………」
男「すまん、最初からだ」
男「扉の前をウロウロしてたら聞こえてしまった」
友「ウロウロしてるからでしょ!?」
友「もうやだぁっ! 絶対これ関わっちゃいけない人よ!」
男「こうして三人そろったことだし……乾杯しようか?」
後輩「おっ、いいね~!」
友「うう……ほぼ初対面の人と乾杯させられる……」
男「暖炉に薪をくべておいてくれ。オレは村の様子を見てくる」
友「なに……なんなの……?」
後輩「気をつけろよ?」
男「フッ」
男「バーカ……オレの悪運の強さ、お前も知ってるだろ?」
男・後輩「「カンパ~イ!!」」
友「もうやめてよ三流コント!!」
わらたwww
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:06:57.06:5I/3TSMt0男「それもそうだな。なんか疲れてきた」
後輩「ですね」
友「帰っていいよね?」
後輩「友ちゃん……」
後輩「わたしが今からすることを、見ていてね……?」
友「耳が悪いだけなのよね? そうなのよね?」
後輩「せんぱい!」
男「……む?」
後輩「柳生新蔭流の剣士として、先輩に足コキをさせてください!」
男「…………」
男「話を聞こう」
友「もうめちゃくちゃ……めちゃくちゃよ……」
後輩「あの、せんぱいは、わたしの放送……聞きましたよね?」
友「……!」
男「ああ。今も耳に焼き付いてる」
後輩「だったらもう、残された道は一つしかない」
後輩「せんぱいも目の前にいることだし、一つしかない」
男「…………」
友「…………」
後輩「せんぱい……」
後輩「あの……」
後輩「わたたたたし……」
後輩「せんぱいのたたたことがすきたたたですたた(ヒント:たぬき)!!」
友「……なんか聞こえた気がするけど……」
友「今のって、告白……?」
1週間の疲れが吹き飛ぶSSだ
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:22:00.97:5I/3TSMt0男「…………」
後輩「今すぐに返事はくれなくてもいいです……」
友「後輩……」
後輩「でもっ、わたしの足コキで感じたら付き合ってください!」
友「悪質すぎるのよ!」
後輩「わたし、ずっとせんぱいのこと、性悦の極みに導きたいって思ってました……」
後輩「欲求不満の人妻を狙うマッサージ師のように……」
後輩「今がそのときだ!!」
男「…………」
友「……終わって……早く終わって……」
男「…………」
男「……フゥ」
男「まったく……しょうがないな、後輩は」
後輩「せんぱいっ……それじゃあ!」
男「…………」
男「足コキだけだぞ?」
後輩「せんぱいだいすきーーーっ!」
友「こんなの全然ハートウォーミングじゃない!」
友「あああ、腐るぅ……脳がただれるぅ……」
後輩「そうと決まったらさっそく準備だ! 忙しくなるぞ~~ヒュウ~~ッ!!」
男「はしゃぎすぎるなよ?」
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「…………」カチャカチャ
後輩「…………」スルッ
友「ちょっと……忠実すぎてこわい……」
後輩「…………」
後輩「…………」パチンッ
後輩「よっし! できたわい!」
パチンッ?
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:40:09.01:5I/3TSMt0友「……なっ、なにそれ!?」
友「膝から鋭利な刃物が!?」
後輩「ア~ハン? 極東のモンキーは大陸の誉れ高い発明を知らんのかね?」
後輩「ニーソード(膝剣)だよ」
友「知りっこないわよ!!」
なんでそんなものをwwww
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 22:44:15.63:5I/3TSMt0友「ねっ、ねえ……もしかしてアンタの言うニーソっていうのはそれなの……?」
後輩「肯定」
友「わぁああああ!! あぶないあぶない! アブないに決まってるでしょぉお!?」
後輩「ふぇ?」
友「あああ、アンタそんな物騒なモン装備しておいて無垢な返事してんじゃないわよ!」
後輩「ど~したの~友ちゃ~ん」ヒュンッ ヒュンッ
友「きゃああなんでっ、こっちこないでよぉお!」
後輩「ほら~~シクラメンの香りなんだよ~~」ヒュンッ ヒュンッ
友「フローラル以前の問題なのよぉっっ!」
男「……フ~ン、フンフフ~ン……クーヤクシャーリー……」
友「先輩も鼻歌で般若心経歌ってないで何とかしてよぉっ!!」
男「まあ待て。友さん」
男「好きにさせてやればいいじゃないか」
男「あれもダメ。これもダメ。そんな教育で子どもの未来が広がると思うか?」
友「教育の話なんてしてないし子どもでもないっ!」
男「こいつ……エスパーか?」
後輩「エスパーのようですね。エスパー相手にニーソード(膝剣)は分が悪い」
後輩「これは外しましょう」
友「なんか知らないうちに事なきを得てる……」
後輩「あ、そうだ。せんぱいも下を脱いじゃってくださいね~」
友「…………」
友「!!??」
友「な……なななっ……」
男「なんだと?」
後輩「いや、これからちょっくら足の方でコキるんすから当然っしょ」
男「まあそうだな」
友「…………」
男「しかし……いざとなるとやっぱり恥ずかしいな」
後輩「くせ者だ~っ!! 出会え出会え~~っっ!!」ズルッ
男「」ポロンッ
友「…………」
男「…………」
後輩「…………」
友「いやぁあああああああああっ!!??」
男「ふぇ?」
良いトリオだ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:05:37.56:5I/3TSMt0後輩「おお……まるでハープを奏でたような音が……」
友「音とかじゃなくてセクハラぁっっ、セクハラじゃないのよぉおおっ!」
男「……なんてことだ。陰茎が出ている」
後輩「せ、せんぱいすみません……つい脳に埋めこまれたチップのせいで、ぐへへ///」
友「もういやぁああ……もういやよぉおおっ……」
友「お、おとこの人の見るの、初めてだったのにぃっ……」
男「ジュンッ」
友「アンタが言うな!」
友「というか早くそれをしまえ!」
男「しゅん」
友「もうやだゼッタイ帰るあたしホント帰るっっ!!」
後輩「むっ」
後輩「――友ちゃん!!」
友「なっ」
後輩「…………」
友「なによ……」
後輩「……逃げんのか?」
友「逃げんのよ!!」
友「どう考えても逃げるに決まってるでしょ!? わたしこの場に居合わせたくない!」
男「フッ……友さん、油断したな」
友「!?」
男「…………」スッ
友「え……なにっ、それは?」
男「今までの会話」
男「すべてこのボイスレコーダーに記録してある」
友「だから何なの!?」
友「わたしに毛ほどもダメージとかないわよ!」
男「フフッ……それはどうかな?」
友「え……?」
男「」ピッ ピッ
後輩「ごくり……」
男「」ピッ
『セクハラじゃないのよぉおおっ!?』
友「!? わたしの声っ……」
男「」ピッ ピッ
『今はガマンするわ』
『今のって、告白……?』
後輩「断片的に……」
友「なんなの……!?」
『よぉおっ!?』『ガマン』『告白』
友「短くなって……」
後輩「もしやせんぱいっ……」
男「」ピッ ピッ ピッ
『お』
『まん』
『こ』
友「…………」
なんだこれwwww
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:26:41.76:5I/3TSMt0『おま○こ』
後輩「グランドスラム達成やぁああああ!!」
友「バカなんでしょ死ぬんでしょおお!!??」
ワロタwwwwwww
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:30:45.89:5I/3TSMt0友「しんっじらんないこのアホどもぉっ!!」
『おま○こ』
友「屠殺されたいの!?」
男「フッ……」
後輩「マニュアル音声合成とかさすがやでぇ!」
『ま○こ』
『ま○こ』
友「ちょっとぉおお!!」
『わたしは』『ま○こ』
友「ライム刻まないでぇええ!!」
『わたしの』『おま○こは』
『フローラル以前の問題』
後輩「あちゃ~」
男「いただけないな」
友「死ぬっ!! 舌噛んで死ぬぅう~~~っっ!!」
後輩「というわけで」
後輩「友ちゃんには国内初の足コキ見届け人としてここにいてもらうことになりました」
友「…………」
男「友さんから生気が感じられないが」
後輩「かまっている暇はありません」
男「タイムイズマネーということか……」
友「……たすけて……」
後輩「ごめんね友ちゃん。あとで報酬は与えるから」
後輩「よぉーし、ようやく足コキの本番が来たぞーーっ!」
後輩「ん……? 足コキの本番? でも足コキは本番行為ではないから……」
後輩「足コキの本番は……?」
友「もういいから……はやくして……」
男「寝転がったぞ」
後輩「よーしいくぞ!」
後輩「セット!!」
男「!」
男「さすが……手馴れたもんだな」
後輩「へへっ」
友「…………」
男「緊張してきた」
後輩「よく見ててください……今からわたしの足が上下に動いていきますよ」
友「ねえ……また足つったりとかしないでよ?」
後輩「そんなのは女子供のすることだぜ」
友「……そう」
後輩「よーし! 今からわたしの足が上下に動いていきますよ」
後輩「うぉらぁあああ!」
後輩「いかん!」
後輩「あ゛ぁッづゥ、足がつる!!」
友「言わんこっちゃない! 案の定じゃない!!」
男「イクッ!!!!」
友「ド早漏なの!?」
後輩「ギブギブギブ! タンマ!!」
後輩「チャージドタイムアウト! 後輩!」
後輩「うおー、やべー、助かった……」
男「ウェットティッシュ持っててよかった……」フキフキ
友「もうこれで終わりよね……?」(吹っ切れてる)
後輩「…………」
男「後輩?」
後輩「……こんなの……納得いかないです」
後輩「やっと……やっとせんぱいに見てもらえるって思ったのに」
後輩「失敗しちゃって……」
後輩「わたし、まだ全力を出せてません!」
後輩「お願いします! わたしにもう一度チャンスをください!」
後輩「おねがいします!」
男「後輩……」
友「…………」
後輩「…………」
男「ピル飲んどけよ?」
友「要らないからその行為には!!」
後輩「第二ラウンドや! セット!!」
男「っ!」
友「…………」(目をつむってる)
後輩「うぉらあああああ!」シコシコシコ
後輩「ぐぅうううっ!」シコシコシコ
後輩「待っとれよ~! 今日は大漁やからな~~っっ!!」
男「おうおうおうおう」
後輩「イメージの向こう側へ~~!!」シコシコシコ
友「…………」
後輩「ぐぅあああっ、なんてGだ! でもっ」
後輩「でも……きゅんきゅんするよぉおおお!」
友「…………」
後輩「せんぱいと足コキに興じられるなんて夢みたいだよぉおおお!」
後輩「子宮に届いてるぅうう!」
友「何が!?」
後輩「うぉおおお、ヤバいヤバいっ、予想以上だ! キッツ~!!」
後輩「ひぃいいい! 足が! 足が持っていかれるぅう~~!!」
後輩「マズいっ、いたたたた!!」
後輩「そうだっ、わたし膝に爆弾がぁあ~~!!」
友「なんでもいいから早く終わらせてぇっ!!」
ドッコ ゙オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン!!
友「モノホンじゃないのよぉおおおおおお!!!!」
モクモク……
友「う……ゲッホゲッホ!!」
友「ねえ何コレ! ありえない! アンタどんだけ膝に武器仕込んでんのよ!!」
モクモクモクモク……
後輩「うう、友ちゃん……無事だった……?」
後輩「ハッ!?」
後輩「せんぱいは!?」
男「…………」
ダダッ
後輩「せんぱいっ、せんぱい!?」
男「…………」
後輩「そん、な……」
男「……………」
後輩「せんぱいっ……せんぱぁい……」ユサユサ
男「う……」
後輩「せんぱいっ」
男「……こ」
後輩「…………」
男「……こう、はい……」
友「…………」
男「……ピル……のんどけ、よ……?」
男「」
後輩「せんぱぁあああああああい!!!!」
友「ウソぉおおおおおおお!!??」
わけわかんないwww
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:16:31.18:HgbCKuNm0後輩「うわあああんせんぱぁああい! うわぁあああん!!」
友「ウソっ……ウソぉ……」
後輩「うぇえええんっ、うぁっ、うわああん!」
後輩「うぁあっ……ぐすっ……ひっく」
後輩「イクッ!!!!」
友「もうまとめてどっかいってよ!!」
ザワザワ ザワザワザワ
友「え……? これって」
後輩「マズい! 今の騒ぎを聞きつけて人が集まってきたか!」
友「どうしてアタシこんなことに巻き込まれてるの!?」
「なんだなんだ?」「すごい音だ」「爆発?」
後輩「友ちゃんっ、この場はいったん退こう!」
友「で、でも先輩は!?」
後輩「くっ……説明してる時間がなさそうだ、とにかく急ぐよ!」
「うわっ、足コキ女だ!」「足コキ女!」「足コキ女!」
後輩「おいテメーら今なんつったコラ……?」
友「ここで憤るの!?」
友「ねぇっ、急ぐんでしょうが!」
後輩「わたしのことをバカにするのは許さねえ!」
友「純粋なエゴじゃないのよ!」
「足コキ女……」「何かピンクな……」「非嫡出の……」
後輩「クッソ、テメーら覚えてろよ! ゼッテーあとで泣かせてやる!」
「風営法においては……」「特殊浴場の……」
後輩「殺す! ピロティーで殺す!!」
友「もうバカばっかりぃ……」
友「はぁっ……はぁっ……」
後輩「ふぅっ、まいたか……」
友「ちょっと……どうすんのよっ、こんなとこまで来て」
後輩「たしかこのへんのはず……」
後輩「あった! 上質の竹!」
友「…………」
後輩「……この奥義はできることなら使いたくなかった」
友「は?」
後輩「でも、やむをえないよ」
後輩「……こんなエンディング、認めない」
後輩「わたしが望んでた結末は、こんなんじゃないもの!」
友「ちょっと……なに言ってるの?」
後輩「わがままだって言われてもかまわない!」
友「聞いてるんだけど!?」
後輩「自分の運命は、自分の力で変える!」
後輩「はぁあああっ……」
後輩「セット!!」
友「えぇっ!?」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコ
友「っ、とんでもない速さでっ」
後輩「うぉおおおおおお!!」シコシコシコシコシコ
友「わぁああ!! 足が見えない!!」
後輩「まだまだぁっ、あがるぜぇえええ!!」シコシコシコシコシコ
友「!?」
友「なにっ、蜃気楼!?」
後輩「ウラーーーーーーーッ!」シコシコシコシコシコ
友「ちがう、空間が歪んで……!!」
後輩「これがっ」シコシコシコシコシコ
後輩「これがぁ!!」
後輩「わたしのマジのやつだぁああああああああ!!」
ピシッ ビキビキッ
友「いやぁああ黒い玉できてる! なんか黒い玉できてるのぉっ!」
ビキビキビキビキビキビキ――――
友「○×△□$#%&○×△□$#%&!!!!」
後輩「♂♂♂♂♂♀♀嬲♀♀♂♂♂♂♂!!!!」
グワォオオオオオオオオッッッッ!!!!
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「…………」
後輩「う……」
ムクリ
後輩「……友……ちゃん……?」
後輩「…………」
後輩「いな、い……」
後輩「ひょっとして、成功した……?」
なにが起きた
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:36:29.80:HgbCKuNm0後輩「っ、ここは!」
後輩「……やっぱり」
後輩「放送室……!」
シーン……
後輩「……誰か……?」
スタスタスタ
後輩「! 誰かきた!」
後輩「隠れなきゃ……」
後輩「…………」
後輩(もし、わたしの予想が正しいとするなら……)
後輩(今から来るのは……)
β後輩「ふ~ん、ふんふふ~ん……くーやくしゃーりー……」
後輩(やっぱりわたし!)
後輩(……間違いない)
後輩(今、わたしがいるのは『あの日』……始まりの日!)
後輩(あの放送がオンエアされた日の……放送室だ!)
この前シュタゲクリアして感動したのにこのスレだよ
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:41:30.50:HgbCKuNm0β後輩「……」キョロキョロ
β後輩「きょろきょろ」
後輩(そして、あれが過去のわたし……)
後輩(筋書きではこれから……)
β後輩「I play Ashikoki using a high-quality bamboo」
後輩(ウップス! 英語出とるやないかいワレ~!)
後輩(帰国子女かっつの!)
後輩(じゃなくて、そう、これからわたしは足コキの練習を始める……)
後輩(でも)
後輩(たしかその途中で、放送のスイッチが……)
後輩「!!!!」
後輩(……ウソ……)
後輩(こんな……こんなことって……)
後輩(隠れた場所の、……わたしの、ちょうど目の前に……)
後輩「放送の、スイッチ……」
後輩(あれは未来のわたしが入れたものだったんだ……)
後輩(…………)
後輩(でも……どうするの……?)
β後輩「ウラーーーーーーーーッ!」シコシコシコシコ
後輩(このスイッチを入れたところで、何が変わるの……?)
β後輩「ハッケヨーーーイ! ハッケヨイヨーーーイ!!」シコシコシコシコ
後輩(また同じことが繰り返されるだけじゃないの……?)
β後輩「アイムファインセンキュー!! エンダァアアアアアアイヤァアアアアアアア!!」
後輩(決めなきゃ……もうすぐあそこにいるわたしが足をつっちゃう……!!)
後輩(…………っ)
後輩(……やっぱり)
後輩(わたしは……押すよ)
後輩(たとえ同じことが繰り返されるってわかってても……)
後輩(『次のわたし』なら、変えられるって信じたい……!!)
後輩(無限の可能性を信じたい……!!)
後輩(あなたは変えて……)
後輩(運命を変えて!!)
β後輩「ウィルォオーウェージャァアアビュウウウウウウウ!!!」
後輩「この悲しみのループを乗り越えてっっ!!」
後輩「っ!!!!」
カチッ
ビキビキビキビキビキビキ――――
グワォオオオオオオオオッッッッ!!!!
まさかの世界系
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:54:28.79:HgbCKuNm0後輩『…………』
後輩『…………』
後輩『…………』
後輩『…………』
後輩『……ふふ』
後輩『へぇ、先輩は足コキで喜ぶ変態さ……』
後輩『あ゛ぁッづゥ、足がつる!』
後輩『ギブギブギブギブ! 無理っす!』
後輩『厳選されたギブだけを使用しています!』
後輩『……うおー、やべー、助かったー。この年で夭逝するかと思ったー』
後輩『…………』
後輩『なんてね』
後輩『…………』
後輩『……みなさんは』
後輩『あの放送を覚えていますか?』
後輩『もう、あれから、だいたい一年の月日が経ちました』
後輩『あの日から、いろいろなことがありました』
後輩『うれしいことも、悲しいことも』
後輩『でも、あの日の放送がなかったら、わたしはきっと、前に進めませんでした』
後輩『……今だからこそ話しちゃいますが』
後輩『実はあのとき、放送のスイッチを入れたのは、わたしじゃありません』
後輩『偶然、入ってしまったんです』
後輩『……でも』
後輩『あのときわたしには、そばに誰かがいたような気がしたんです』
後輩『そして、その言葉を聞きました』
後輩『無限の可能性』
後輩『……あの日、あの放送がなかったら』
後輩『わたしは』
後輩『今、この舞台の下にいる先輩とも付き合うことはできなかったでしょう』
後輩『愛し合うことはできなかったでしょう』
後輩『きっとあのとき、そばにいたはずの』
後輩『その……「誰か」のおかげなんだと思います』
後輩『無限の可能性を信じてくれた、誰かの』
後輩『みなさんにも信じてほしい』
後輩『そして、あきらめないでほしい』
後輩『かつて努力をしていた自分を、殺さないであげてほしい』
後輩『どんな困難も、乗り越えられます』
後輩『信じて、ぶつかってみてください』
後輩『…………』
後輩『っていうわけでね』
後輩『そろそろお別れの時間になってしまいました』
後輩『大好きなせんぱいと、卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます!』
後輩『ではまたいつか! レコンキスタ!』
後輩『在校生代表――後輩でした!!』
おわる
なんだこの感動
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:03:30.99:SJ4ZRu/P0
なんかいい話になっとる
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:06:31.50:xuuCiV9BO
乙…
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:06:32.17:Lga77t7L0
イイハナシナノカ?
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:07:50.66:wB0km31L0
乙
なにかと笑わせてもらった
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:09:41.02:zOqw3AVJ0なにかと笑わせてもらった
まぁ多分良い話だったんだろうなイクッ!!!!!
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:11:26.26:HgbCKuNm0
テラニーの人とかオナ券の人とか、わかってた人はすごいね
芸風同じなのかな俺
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:12:31.48:0PXN4XnN0芸風同じなのかな俺
気付かない方がどうかしている
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