P「573プロダクションでアイドルをプロデュース!」 前編
P「573プロダクションでアイドルをプロデュース!」 後編
P「573プロでアイドルデュオをプロデュース!」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:10:11.38:jZqNamtD0
始める前に、先ほど謎のスレで自演の疑いがかけられていた
「元ネタがわからん」「つまんない」という意見もあり
それらに言及しようと言い訳を考えていたら、スレが落ちてしまっていた
この場を借りて釈明させてもらうと、その気持ちこそ嬉しかったが、あのスレと自分はまったく関係ない
またこちらとしても完全な自己満足なので、批判は甘んじて受け入れるしかない。申し訳ありません
「元ネタがわからん」「つまんない」という意見もあり
それらに言及しようと言い訳を考えていたら、スレが落ちてしまっていた
この場を借りて釈明させてもらうと、その気持ちこそ嬉しかったが、あのスレと自分はまったく関係ない
またこちらとしても完全な自己満足なので、批判は甘んじて受け入れるしかない。申し訳ありません
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:13:21.52:jZqNamtD0
振り向きP「よし言い訳は以上だ( ゚д゚ )彡」
おさらいだが、
・今回は各アイドルのペアでCDを出す
・573プロの作曲家が作ったオリジナル曲を各1曲、彼らの過去作のカバーを各2曲
・それ以外にはトークやミニドラマを収録する
各ペア
春香・千早
伊織・やよい
美希・響
亜美・真美
雪歩・真
貴音・あずさ
律子・小鳥
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:20:33.54:TgwzfNEqi
MP01:春香
01:PREMIUM GIRL / DJ YOSHITAKA
02:あなたへの一歩 / 村井聖夜
03:紅蓮の焔
04:恋する☆宇宙戦争っ!!
05:GRADUATION~それぞれの明日~
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP02:千早
01:Missing / 肥塚良彦
02:カナタノソラ / S.S.D.FANTASICA
03:僕の飛行機
04:INORI
05:青い鳥
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:20:38.64:jZqNamtD0
MP03:やよい
01:Les germes de soja / TOMOSUKE
02:一撃必殺のスマイル / Dr.Honda
03:ヘリコプター
04:ふしぎなくすり
05:moffing
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP04:雪歩
01:White Night / djTAKA
02:Love Letter / 阿部靖広
03:ever snow
04:High School Love
05:Angel Fish
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:26:59.81:TgwzfNEqi
MP05:真
01:KNOCK! KNOCK! KNOCK! / TAG
02:Tear Down the Black Room / good-cool
03:涙のRegrets
04:Look to the sky -Japanese version-
05:Love Rox
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP06:亜美
01:Wonderful Holiday / Qrispy Joybox
02:It's ファンタスティック / 上野圭市
03:隅田川夏恋歌
04:キセキはじまり☆
05:Drive Me Crazy
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:29:51.34:IzWuAg3Hi
MP07:真美
01:Stray Cat / S-C-U
02:girly cyclone / Des-ROW
03:花吹雪
04:LOVE☆BA☆ZOOKA!
05:less
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP08:伊織
01:INNOCENT LADY / Sota Fujimori
02:Dear. My Precious / U1
03:Sweet Illusion
04:うるとら★ボーイ
05:なまいきプリンセス
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:31:02.85:IzWuAg3Hi
MP09:あずさ
01:NO PROBLEM / kors k
02:ただいま / 小野秀幸
03:Confession
04:Pink Rose
05:『termination』
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP10:律子
01:Glaces of the Glasses / Ryu☆
02:瞳の奥のロマンス / 劇団レコード
03:妄想学園ino-koi組
04:カラフル・ミニッツ
05:最速逃避行
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
11:真美と亜美間違えた:2012/04/15(日) 23:33:56.50:jZqNamtD0
MP06:亜美
01:Wonderful Holiday / Qrispy Joybox
02:It's ファンタスティック / 上野圭市
03:隅田川夏恋歌
04:LOVE☆BA☆ZOOKA!
05:Drive Me Crazy
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP07:真美
01:Stray Cat / S-C-U
02:girly cyclone / Des-ROW
03:花吹雪
04:キセキはじまり☆
05:less
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:35:25.04:IzWuAg3Hi
MP11:美希
01:Heartful Queen Bee / jun
02:VENUS NUCLEUS / L.E.D.
03:にゃんだふる55
04:カナリヤ
05:キミに届け
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP12:響
01:グランドスラム・サンシャイン / 96
02:駆け足のセイシュン / PON
03:夢添うてぃ
04:つぼみ
05:THE PLACE TO BE
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:36:45.95:IzWuAg3Hi
MP13:貴音
01:Planet Princess / 猫叉Master
02:星空と残響に懸かる / あさき
03:RISLIM
04:Miracle Moon~お月様が中継局
05:まほろば
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP EX:小鳥
01:色 / wac
02:[O]ffice [L]ove / Togo-chef
03:会社(セカイ)はワタシで廻ってる!?
04:恋は臆病
05:まっさら
06:ULTiM@TE ☆×13(+1) / NAOKI
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:39:18.03:jZqNamtD0
長々と酷過ぎるオ○ニーを見せてすまない
流石にそろそろ本題に入ろう
「M@STER T@GFORCE SERIES」
これが今回のCDのタイトルになる
タッグフォースという、573プロも力を入れる遊戯王の試合形式を元にタイトルを付けた
曲構成などはさっき言った通り
……では、各アイドルユニットの曲の紹介をしていこう
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:41:33.94:jZqNamtD0
―――
振り向きP「まず春香・千早のペアについては……佐野宏晃さんに曲を作ってもらう」
佐野宏晃
「Victory!」
「ゴーイングマイウェイ」
「Hunter~どうしても欲しいもの」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:44:34.57:jZqNamtD0
P「キセキはじまり☆や恋は臆病、の作曲者でもある、ガールズポップの申し子だな」
春香「どっちも良い曲でしたね~」
春香「それにやっぱりどの曲も、私たちが歌っても似合いそうな感じですね」
千早「達見さんのボーカルが、佐野さんの曲の魅力を引き出している部分はあるけど……」
千早「まぁそれでも確かに、誰にでも馴染みやすい曲が多いですね」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:47:15.23:jZqNamtD0
千早「特に……春香に合ってるような曲が多いかしらね」
春香「そうかな?」
振り向きP「そこらへんは各々の判断に任せるよ。えー、次はカバー曲か」
その1:「たからもの」
千早「YOSHITAKAさんの曲なんですか。とても素直な良いメロディーの曲ですね」
春香「佐野さんとも違う、明るい感じだね」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:51:13.63:jZqNamtD0
その2:「Dar[k]wish」
春香「ぜ、全部英語ぉ!?」
千早「いや、それよりも……プロデューサー、この曲調は……」
P「……気付いたか?そう!( ゚д゚ )彡だ、春香がカバーした『紅蓮の焔』寄りの路線だ」
P「そして紅蓮よりもさらにダークで暗い曲調のモノを今回は用意した」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:54:43.55:jZqNamtD0
千早「春香のあのカバーが、それだけ好評だったんですか?」
P「ああ、実際ファンからはかなり好評だった」
P「それに、より暗い曲を歌うことで、春香のイメージにふり幅が出て更に魅力的になるしな」
P「そして今回は千早とのペアだ。千早の歌声を活かす機会が欲しかった」
春香「も、もしかして英語の曲を選んだ理由は……」
P「そう!( ゚д゚ )彡」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/15(日) 23:59:07.30:jZqNamtD0
P「春香だけだと、流石に英語詞の曲を歌うのに無理が出る」
P「が、千早なら一人でも歌える。二人になれば春香とも合う」
P「春香が一部から求められるもの、そして千早が実力を発揮する機会」
P「二つを考えた時に、この曲が一番の適任だと考えたよ」
千早「……個人的には、是非とも歌ってみたい曲ではありますね。まだ手をつけていないジャンルですし」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:02:02.42:Xwn2cnz50
P「だってよ?春香」
春香「ちょ……うう……私、こんなの歌いこなすような女の子じゃありませんよぅ……」
P「そんなことはわかってるよ。ただ、あくまでそれを求める人もいるってことを理解しなさい」
春香「は、はいぃ……」
千早「どうする?春香……嫌なら、私もいいわよ?ソロの時にでも歌わせてもらうわ」
春香「ち、千早ちゃんのイジワルぅ……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:06:09.11:Xwn2cnz50
春香「そんなこと言ってぇ……ホントは私と歌いたいとか思ってるんでしょ?」
千早「……だとしたら、どうするの?」
春香「……もう!わかりましたよプロデューサーさん。挑戦してやろうじゃありませんか!」
P「そう!( ゚д゚ )彡か、わかった」
千早「ふふっ、春香ならそう言うと思ってたわ」
春香「はぁーあ……千早ちゃんには叶わないよ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:12:31.86:Xwn2cnz50
P「まあ、佐野さんなら二人に合った明るい曲をくれるだろう」
P「カバーのたからもの、と合わせても、春香には難しそうなのはコレくらいだ」
千早「そうよ、春香もたまには、難しい歌に挑戦してみるのもいいものよ?」
春香「はいはぁ~い、……千早ちゃん、サポートお願いね?」
千早「ええもちろん。春香が一番歌いやすいように、私も全力で支えるわよ?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:15:20.97:Xwn2cnz50
春香「うん……千早ちゃんがそう言ってくれるなら、たぶん大丈夫だと思う」
千早「ふふっ、そうかしら……?」
春香「そりゃあそうだよ」
千早「……うん、ありがとう春香」
春香「……千早ちゃん」
P「えー…………イチャイチャしてるとこ悪いんだが、次のペアに移るぞ?」
春香「い、イチャイチャなんてしてないですよ!///」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:23:46.54:Xwn2cnz50
―――
真「次はボクたちですか」
雪歩「よろしくお願いしますぅ」
P「お前たちのペアのオリジナルは、水野達也さんにお願いした」
水野達也
「Usual Days」
「Rapunzel」
「記憶のカケラ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:30:04.53:Xwn2cnz50
P「水野さんの曲は、まさに『正統派J-POP』だな。王道の進行で安定感が素晴らしい」
雪歩「Rapunzel、すっごく良い曲で、カバーで歌ってみたいですぅ」
真「ボクだったらやっぱり記憶のカケラかなぁ」
P「真と雪歩、というペアを考えた時の話だが……」
P「どちらかにイメージが引っ張られるような曲を、なるべくオリジナルにしたくはなかった」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:36:22.46:Xwn2cnz50
P「お互いが真逆の特徴を持ってるから、それが良さでもあるんだが……」
P「歌になると、一方のイメージが強い曲は、『真だけでいい』『雪歩だけでいい』と言われかねない」
P「そう!( ゚д゚ )彡いう意味で、水野さんを担当にしてもらった」
雪歩「どちらのイメージにも染まらない曲が作れるから……ですよね?」
P「うん、まさにそう!( ゚д゚ )彡」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:42:47.42:Xwn2cnz50
真「ははぁ……二人で歌う時に無理が出ない曲を作ってくれそう、ってことですか」
P「そうそう!( ゚д゚ )彡」
真「……」
雪歩「た、確かに……例えば記憶のカケラを二人でカバーしたら、きっとお互いの歌声がちょうどよく合うんだと思いますぅ」
P「そう!( ゚д゚ )彡だろう?」
真(プロデューサー、いつか首がねじ切れるんじゃ……)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:48:17.38:Xwn2cnz50
P「フゥ……ってわけで、オリジナルについては以上だ」
P「次にカバーだな。まず1曲目はコレ」
その1:「Let's go out!」
真「む……良い曲だけど……男女のデュオの曲ですか」
P「怒るなよ真……」
雪歩「ま、真ちゃん……わ、私、この曲歌ってみたいなーなんて……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:51:48.90:Xwn2cnz50
真「ん、まぁ、別に歌いたくないわけじゃないよ」
真「でも何て言うか……プロデューサーがコレを選んだ時の顔が目に浮かぶようで……」
P「どういうことかな?( ゚д゚ )彡」
真「どうせ『この曲思い出せた俺天才!』とでも思ったんでしょう?」
真「なんかその考えにまんまと乗せられたみたいで……ちょっとムカつきますよ」
雪歩「ま、真ちゃん……」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:54:30.14:Xwn2cnz50
P「否定はしない!」
真「やっぱり……」
P「……でもしょうがないだろう」
P「水野さんの曲が『無理が出ない曲』だとしたら、カバーは逆に『違いが明確に出る曲』を選びたい」
P「そうなると男女のデュオ曲が一番わかりやすくて、一番効果的なんだ」
P「男性パートもキーが高いから、真だって普通に歌えるだろう。この曲が一番良いのには変わりないよ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 00:58:08.92:Xwn2cnz50
雪歩「ま、真ちゃん……どう?」
真「……ふふっ、雪歩ってば心配しないでよ。歌いたくないってわけじゃないからさぁ」
真「Pの考えに乗せられるのは癪だけど……ボクも雪歩と一緒にだったら、歌ってみたいかな」
雪歩「そ、そう?真ちゃん……ありがとう」
真「ああ、こっちも、雪歩とこの曲を歌えるのが楽しみだよ。よろしくね」
雪歩「うん!」ギュッ
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:03:22.31:Xwn2cnz50
P「えー……どいつもこいつも……イチャイチャしてるとこ悪いが、次の曲だぞ?」
雪歩「……///」
真「はいはい……雪歩もPの言葉を真に受けちゃダメだよ」
雪歩「う、うん……」
その2:「恋のメリーゴーランド」
真「ちょっとぉ!」
雪歩「うわぁ……」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:08:59.74:Xwn2cnz50
真「なぁーにが『どちらかのイメージに引っ張られない』ですか!」
真「嫌いだとは言いませんけど……ボクが歌うのを想定してるとは思えないでしょ!?」
P「いや、真自身はこういう歌、凄く歌いたいだろ?」
真「う、えぇ!?いや、う、歌いたいですけど……でも、無理でしょう?」
P「なんで?」
真「だって……雪歩の方が似合うだろうし……」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:15:04.93:Xwn2cnz50
真「ボクが歌って……みんなからどういう目で見られるか……わからないほど馬鹿じゃないですよ」
雪歩「……」
P「……雪歩はどう思う?」
雪歩「私は……多分、プロデューサーは『私と』のペアだから、この曲を選んだんだと思います」
真「え、どういうこと?」
雪歩「私が一人でこの曲を歌っても……多分そんなに合わないんじゃないかな」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:21:15.74:Xwn2cnz50
雪歩「真ちゃんは、私にとっての『王子様』。この曲の歌詞と、私の思いと、それ自体は合ってるけど……」
雪歩「でもこの曲って、一番の特徴は……あふれ出る『女の子らしさ』の部分だと思うんですぅ」
真「お、女の子らしさ……」
雪歩「私が一人で歌っても、その一番大事な所は、伝えきれないと思いますぅ」
雪歩「伝えきるのには……真ちゃんと一緒じゃないと」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:27:11.76:Xwn2cnz50
真「ど、どうして?」
雪歩「……一番、誰よりも『お姫様』に憧れてる、そんな真ちゃんだから……」
雪歩「この曲が一番似合っていて、一番歌詞の思いを伝えられるのは……真ちゃんみたいな女の子なんだよ?」
真「ゆ、きほ……///」
雪歩「でも、真ちゃんの普段のイメージからはかけ離れてる」
雪歩「だから、それを緩和するのに私が一緒に歌う」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:34:22.57:Xwn2cnz50
雪歩「プロデューサー……この曲、私のために選んだんじゃないですよね」
雪歩「本当は……真ちゃんのために、選んだんですよね?」
P「……」
P「……そう!( ゚д゚ )彡像にお任せしよう」
雪歩「……ふふっ」
真「そ、そんな……ボクの、ために……?」
P「……どうする、真?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:41:26.56:Xwn2cnz50
P「一応言っとくと……真一人だったら、確かに歌わせる気は無かったな」
P「雪歩一人でも、歌わせようとは思わなかった」
P「……真と雪歩、この二人だからこそ、選んだ曲だった」
真「……」
雪歩「真ちゃん……」
真「……雪歩、『動いてー』とか『笑ってー』って、ボクが言ってみてもいいかな」
真「もちろん普通の部分も歌うけどね」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:47:26.29:Xwn2cnz50
雪歩「え……い、いいの?だって言ってるの男の人で……」
真「いいんだよ。この曲を歌えるってだけで、ボクの中の『女の子』は満足さ」
真「それにこのセリフ、ボクが言わなくてむしろ誰が言うってのさ」
雪歩「真ちゃん……わかったよ、ちゃんと真ちゃんのセリフに合わせて、慌てたり喜んだりするね」
真「ああ、お願いするよ、『お姫様』?」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:51:14.91:Xwn2cnz50
真「雪歩と一緒に、この女の子の歌を歌おう」
雪歩「うん……そうだね」
P「……」
雪歩「ふふ……」
真「ははは……」
P「……いつまでイチャイチャが続くんですかねぇ……( ゚д゚ )」
真「黙ってもらえますか?」
P「うわ、逆ギレされるとは思わなかった」
P「じゃあそこで勝手にイチャついてなさい。次のペアに行くから」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 01:55:41.70:Xwn2cnz50
―――
亜美「んで、次が亜美たちなのねぇ~ん」
真美「よろちくねぇ~ん」
P「おう、早速いくぞ。亜美真美担当は泉陸奥彦さんだ」
泉陸奥彦
「Destiny Lovers」
「Magic Words?」
「MODEL FT2」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:01:18.42:Xwn2cnz50
亜美「おうおう、むっちゃんってば、かっちょE~曲ばっかじゃん」
真美「可愛い曲もあるんだねぇ、やるねぇむっちゃん」
P「(むっちゃん……)さっきの『恋のメリーゴーランド』もだ」
P「あとは涙のRegretsもだな」
P「可愛いのも激しいのもイケる、ギターとシンセのスペシャリストだ」
P「まぁ、基本的にはロックとプログレの印象が強い人だけどな」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:02:43.10:APAwKFGg0
P「この人の作る曲と、亜美真美のポテンシャルなら全く心配はいらないだろう」
P「ゴリゴリのロックが来ても二人なら歌えるだろうし、可愛いのがくれば鬼に金棒だし」
亜美「んへっへ~、兄ちゃんってば亜美たちのこと良く見てんじゃーん」
真美「そうだねぇ、むっちゃんの曲カモォ~ンして、パパパっと歌いきっちゃうかんねぇ?」
P「おし、期待してやる」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:13:47.74:Xwn2cnz50
P「じゃ、次はカバーだな」
真美「ほっほ~、スムゥーズに進むねぇ」
亜美「それだけぇ、亜美たちがヤリ手ってことでしょぉ」
P「……正直に言うと、歌に関しては全面的に信用してるぞ?」
P「亜美はバッチリ隅田川をモノにしてたし」
P「真美は真美で、lessの哀愁感をきちんと表現出来てたし」
真美「え、そう?ありがとう振り向き兄ちゃん」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:20:18.09:Xwn2cnz50
亜美「んっふっふ~、早く教えてよぉ」
P「はいはい。最初はコレな」
その1:「衝動がえがいたどうしようもないストーリー」
P「響の曲を担当した96さんの曲だ。ちなみに作詞は、これまた響担当だったPONさん」
亜美「これもかっちょE~じゃん」
真美「しかもなんかぁ、真美たちの声に合ってそうだね」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:26:31.06:Xwn2cnz50
P「ああそうだな。声質含めて、合っていると判断したのももちろんだ」
P「あとは、こういう正統派ロックを歌ってみてほしい、という俺の『期待』も含まれる」
真美「なになに兄ちゃん、真美たちに期待してんのぉ~?」
亜美「ついに亜美たちもデュエル以外でそう思われる立場になったか……」
亜美「缶無料だね」
真美「うんうん、館無料」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:32:37.75:Xwn2cnz50
P「……もう面倒くさいから次行こう」
P「次は、お前たちにピッタリの歌で、このコンビを決めて真っ先に思い付いた曲だ」
P「が、……最後まで、歌わせていいのかどうか悩んだ曲だ」
真美「どゆこと?」
P「俺が最初に『歌について信頼している』と言った……その結果、やはり歌わせてもいいだろうと判断した曲だ」
亜美「いいから早く教えてよ~」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:39:01.62:Xwn2cnz50
その2:「murmur twins」
亜美「ほっほ~なるほどぉ……」
真美「な、なるほどねぇ……」
P「……」
P「小鳥さんの曲を作った、wacさんの曲だ」
P「タイトルに『twins』と入る……まさにお前たちのための歌だ」
P「しかし全編英語……英語が得意な千早とは違い、お前たちは英語習いたて」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:46:11.27:Xwn2cnz50
P「だから、歌詞の意味を理解することはもちろん、思いを歌詞に乗せるのも至難の業だ」
P「お前たちを象徴する曲……できれば歌わせたいが、ハードルが高すぎるのも事実」
P「どうだ?……この時点で無理そうなら、別の用意してきた曲もあるぞ?」
亜美「う、うぅ~ん……隅田川はケッキョク何とかなったけど……これはどうかなぁ」
真美「…………」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:50:45.64:Xwn2cnz50
亜美「……真美、どったの?」
真美「……歌ってみようかなって」
亜美「え、マジぃ!?」
P「俺からも聞くけどマジ?」
真美「……うん、まぁマジ……かな?」
亜美「な、なんで?」
真美「だって……兄ちゃんが真美たちのこと信頼してくれて、選んだ曲なんでしょ?」
真美「これは言わば、兄ちゃんからの挑戦状になるんじゃん」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:51:34.80:IQSN0NDV0
亜美「ぬお!そ、そう言われれば」
真美「これくらい歌えるようにならなきゃ、真美たちだって千早お姉ちゃんと同じ『アイドル』なんて言えないよ」
真美「……真美も亜美も、デュエルで今まで、いろんな人から挑戦を受けてきたじゃん?」
亜美「ん、うん」
真美「それと同じじゃないかな。挑戦は必ず受ける、そして勝ぁ~つ!」
亜美「そ、そっか!」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:35:33.46:IQSN0NDV0
真美「ってわけで……兄ちゃん、その挑戦受けて立とうじゃないか!」
亜美「んっふっふ~、こうなった時の亜美と真美は強いよぉ」
亜美「兄ちゃん、英語だろうと宇宙語だろうと歌いきってやっちゃうかんねぇ!」
真美「そうだ、覚悟しな!」
P「……よし、その言葉、忘れるなよ?」
P「じゃあ亜美真美のカバー曲は、正式にコレで行ってやる!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:04:25.57:Xwn2cnz50
亜美・真美「「望むところだぁ~!」」
P「こちらこそな!( ゚д゚ )彡」
P(……)
P(しかし……)
P(真美の奴……まさか亜美を焚き付けるとはな)
P(俺も説得するための言葉は用意してたが……全部真美に持ってかれてしまった)
P(なんて奴だ……あとでナデナデしてやろう)
P「じゃあ次のペアに話をしよう」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:11:01.89:Xwn2cnz50
―――
やよい「よろしくおねがいしまーっす!」ガルーン
伊織「ま、やよいとペアを組ませてくれたことについては感謝するわ」
P「ん、じゃあオリジナルについてだな。担当はMr.Tさんだ」
P「真たちのLet's go out!の作曲者で、電子音を使った音楽が得意な人だ」
Mr.T
「大桟橋」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:17:27.83:Xwn2cnz50
「electro peaceful」
「MAGICAL VOICE SHOWER」
やよい「うわぁ~、まじかるぼいすしゃわー、すっごく面白い曲ですー」
伊織「そうねぇ……全部人間の声で作られてるのね」
P「声を『サンプリング』にして、ドラムやベースにも使っているんだな」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:23:14.65:Xwn2cnz50
P「シーケンサーをよく使う、この人らしい曲だろう」
やよい「こっちの、えれくとろぴーすふる、もすっごく好きですよ」
伊織「……大桟橋は構成自体は単純だけど、それを感じさせないパワーがあるわね」
P「うむ。やはり二人の曲ということで『明るさ』と『パワー』が重要だと感じた」
P「そこを踏まえて、Mr.Tさんにお願いしたんだ。良い曲が来ることだろう」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:30:07.83:Xwn2cnz50
伊織「大体わかったわ。カバーはどうなってるの?」
P「おし、じゃあまず1曲目」
その1:「Raspberry Heart」
やよい「この曲も明るくてキラキラ~ってしてて、すっごく好きですー」
伊織「あまり歌ってないタイプの曲ね。私もやよいも」
P「でも、歌う姿がすぐイメージできる曲だけどな」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:36:14.09:Xwn2cnz50
伊織「それは私も思うわね。アンタもそれを考えて選んだんでしょ?」
P「そう!( ゚д゚ )彡さ」
伊織「しまった……肯定で返せる質問を投げるんじゃなかったわ」
やよい「プロデューサー、この曲が歌えることになって、とっても嬉しいですー」
P「そう!( ゚д゚ )彡かそう!( ゚д゚ )彡か、やよいは可愛いなあ」
伊織「あんまりウザイから蹴ってもいいかしら」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:42:21.03:Xwn2cnz50
その2:「fellow」
伊織「え、ちょっとこの曲……U1さんの……」
やよい「あれ、これって前に聞きましたよね?」
P「うん、伊織担当のU1さんの曲で、その時に挙げたものだ」
伊織「……あんた、どういうこと?」
P「ああ、伊織はその時に言ってたよな、『私が歌ってる姿は想像できない』ってな」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:48:18.20:Xwn2cnz50
伊織「ええ、そうよ……覚えてるってことは、コレを持ってきたのにも意味があるわけね」
P「もちろんさぁ!……fellowの意味わかるよな」
伊織「ハァ?……まったく、バカにしないでよね」
伊織「fellowの意味は…………あ……」
やよい「……伊織ちゃん、どうしたの?」
伊織「え、あの……えっと……意味は……」
P「……『友達』だ」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:53:25.84:Xwn2cnz50
やよい「へぇ~そうなんですか」
伊織「……してやられたわ」
P「何がかな?」ニヤニヤ
伊織「ホンッとムカツクわね、アンタの顔……」
P「はっは……あの時の伊織がfellowを歌う姿を想像できなかったのは、伊織が『一人』だったからだ」
P「あの曲の歌詞を、伊織は理解しようとしていなかった」
P「意識的にか、無意識でかはわからんが」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 03:58:08.38:Xwn2cnz50
P「そして、今は違うはずだ。歌詞の意味もわかるはずだし、自分が……『二人で』歌う姿がイメージできる」
伊織「ぐ……」
P「やよいには、もちろん似合っている曲だよ」
やよい「は、はい!ありがとうございます」
P「そして……今の伊織になら、やよいと二人で、お前たちなりのfellowを歌うことができるはずだ」
伊織「…………ふんっ!」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:03:18.10:Xwn2cnz50
P「どうかなぁ~?」ニヤニヤ
伊織「……」ドゲシッ
P「いったい!」
伊織「まったく……まんまとアンタの良い様に話が展開しちゃったわね……」
伊織「フゥ……恥ずかしいけど……悪くないと思うわ」
伊織「やよいと私で……あの時は感じられなかったことだけど……fellow、歌ってみたいわね」
やよい「伊織ちゃん……!うん、一緒に歌おうよ!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:09:12.09:Xwn2cnz50
伊織「ええ、やよい。改めてよろしくね」
やよい「うん!」
P「……はっはっは……イテテ……このペアも無事終了だな」
P「さて、次のペアに移ろうか」
―――
響「で、自分たちか」
美希「プロデューサー、早く教えてなの」
響「自分も気になるなあ、美希とペアで、どんな曲が来るのか」
P「じゃあオリジナルから行こうか」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:15:14.86:Xwn2cnz50
P「オリジナル担当はY&Co.さんだ。二人組で活動する、ユーロビートの超大御所だ」
Y&Co.
「IN THE NAME OF LOVE」
「エコ爺」
「So Real」
響「エコ爺……自分はわかるぞぉ、エコって大事だもんな……」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:21:09.94:Xwn2cnz50
美希「ゆーろびーとって、最初の曲くらいなの」
P「そう!( ゚д゚ )彡、わざとそれ以外のジャンルの曲も選んでみた。エコ爺は一応ユーロビートだけどね」
美希「……なんか、ミキの曲って激しいのが多いの」
響「ソロがjunさんとL.E.D.さんだもんなぁ、確かに多いぞ」
P「その二人の曲が好評だったからな。カバー曲で補えるから、ハイテンポな曲を優先的に回したんだ」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:27:59.33:Xwn2cnz50
美希「ふーん、まあ、ミキ何でも歌えるから、どんな曲が来てもたぶん大丈夫なの」
響「じ、自分も完璧だからな、ユーロビートでもなんでも歌いこなしてやるさぁ!」
P「まあ、この二人ならそんな発言になるとは思ってたよ……ほどほどに期待しとこう」
美希「……で、そのおぎなえるカバー曲ってなんなの?」
P「えー……まず美希の誤解を解こうか」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:33:20.12:Xwn2cnz50
美希「ごかい?」
P「激しい曲が美希のイメージに合わないわけじゃない」
P「ただ、美希は何でも歌いこなせるだけに、逆に固定したイメージが付きづらいんだ」
美希「そう……なの?」
P「響は『明るい』とか『前向き』って曲が似合う。暗いのは、似合いにくい」
P「美希はどんな曲でも歌いこなす……その結果、『歌』に関しては響よりも個性が薄くなる」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:39:12.02:Xwn2cnz50
響「う……な、なるほど……」
美希「むぅ~……まさか、そんな落とし穴があったなんて……なの」
P「そこから考えてだな、今回のオファーはチャンスでもあったんだぞ」
響「なんでだ?」
P「個性から歌を決めるのが、美希の場合はまだ難しい」
P「だから逆に、歌う曲のジャンルを限定して、歌から個性を出すようにすればいいんだ」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:42:13.38:Xwn2cnz50
P「激しい曲が多くなるなら、むしろそういう曲が『似合う』ようになればいい」
P「『美希と言えばアップテンポ』という歌のイメージが生まれて、個性が出る」
響「はぁ~、プロデューサーよく考えるなぁ。納得しちゃたぞ」
美希「う、うん。ミキも、すごくいい考えだと思ったの」
P「はぁ~そう!( ゚д゚ )彡か、じゃあオリジナルに関しては以上だな」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:54:38.94:Xwn2cnz50
P「Y&Co.さんがバリバリのユーロビートを作ってくれるよう期待しよう」
美希「ハイなの!」
響「じゃあ……カバー曲はどんなだ?」
P「おし、じゃあカバーに移るか」
その1:「BRE∀K DOWN!」
P「NAOKIさんの曲だ。明るくてアップテンポなロックチューンになっている」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 04:58:55.40:Xwn2cnz50
美希「これも激しいけど、今までのとは違う感じなの」
響「自分の歌った曲の中だと、PONさんの曲に近いかなぁ」
P「二人のイメージに一番近い曲であり、二人らしさが出せる曲だ」
P「美希には『激しさ』を、響には『明るさ』を、この曲で表現してほしい」
P「……もちろん、それぞれが、それ『だけ』しか出さないわけじゃないぞ?」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:04:34.97:Xwn2cnz50
響「ああ、わかってるさー」
美希「歌うのが楽しみな曲なの」
P「よし、二つ目に行こう」
その2:「Cloudy Skies」
P「真・雪歩ペアの曲を作ってくれる水野さんの曲だ」
P「これもまたアップテンポの激しい曲だが、それ以上に『悲しさ』がキーになる曲だろう」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:10:21.14:Xwn2cnz50
響「さっき、自分には暗い曲は似合いにくいって言ってたな」
響「多分だけど……自分にとっては、この曲を歌うとイメージに変化がつくってこと……なのか?」
P「おお、そう!( ゚д゚ )彡だよ」
P「ちょうど響だったら、ソロの時のTHE PLACE TO BEのような役割が期待できる」
P「そして、美希の場合は……可能性を模索できる曲だ」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:16:42.07:Xwn2cnz50
美希「かのうせい?」
P「激しい曲、と言っても一概に全てを括ることはできない」
P「この曲とBRE∀K DOWNだって、まったく毛色は違うしな」
P「だから美希にとって一番歌いやすい曲、一番合っている曲はなんなのか」
P「その可能性の模索を、激しい曲から始めてみようと思ったんだよ」
P「ソロのカバーは『美希』を意識しすぎた例外的なものだからな」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:22:58.33:Xwn2cnz50
美希「キミに届け、とかのこと?」
P「そうそう!( ゚д゚ )彡。ああいうのを歌っていってもいいけど……」
P「ここはやはり、イメージとして意識しやすい『アップテンポ』を考えた方がいいな」
美希「うん、なんかミキもちょっとだけ、わかってきたの」
P「うむ。あ、あと一応言っとくと、二人で歌うことの相乗効果も忘れるなよ?」
響「相乗効果?」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:27:48.11:Xwn2cnz50
P「今回の二人のペア、ちぐはぐなようで、しっかりと連携プレーが出来る二人」
P「それは歌においても同じだ。お互いの歌声が、お互いを支えあうことが出来る」
美希「ふーん……」チラッ
響「そ、そうかな」
P「俺はそう!( ゚д゚ )彡だと思うぞ?二人の歌声は誰にでも合わせやすくて、それでいて個性を持ってる」
P「その二人が一緒に歌えば……」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:34:14.54:Xwn2cnz50
美希「……うん、うまくいくと思うの?……ね、響?」
響「……美希……あ、ああそうさー」
P「そうだ。一人で歌うなら、どんなクセのある歌い方でも問題ない」
P「でも、二人で歌う……そうなった時に、二人ともクセが強いと、バラバラになる」
P「お前たちは二人ともそうじゃない。……二人の歌声が、まさに『ハーモニー』になる」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:40:34.76:Xwn2cnz50
美希「うん!」
響「ああ!」
P「そのハーモニーで、どの曲も仕上げてほしいな」
P「このCDで、二人の活動にも、きっと良い影響が出ることだろう」
美希「わかったの!……響、ミキたちもっともっと頑張るの!」
響「い、言われなくてもわかってるさぁ!……プロデューサー、自分たち、やってやるからな!」
P「おう、楽しみにしてるぞ」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:46:10.53:Xwn2cnz50
―――
あずさ「私たちの番ですか~」
貴音「よろしくお願いいたします」ペコリ
P「……二人の組み合わせは、中々の安定感を誇ってます」
あずさ「そうなんですか?」
P「ええ、歌声とか歌唱力とかね」
貴音「はあ」
P(胸とか……安定感とは言わないか)
P「で、オリジナルを担当してくれたのはKozo Nakamuraさんです」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:53:59.68:Xwn2cnz50
Kozo Nakamura
「Say」
「Utopia」
「Dragon Blade」
あずさ「前の2曲と、3曲目では全然違いますね~」
貴音「はい、わたくし自身は、『せい』が大変良き楽曲であると感じました」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 05:59:15.60:Xwn2cnz50
P「3曲目のDragon Bladeのような、インストが人気の人ではあります」
P「が、堅実なボーカル曲も人気の秘訣ですね」
P「この二人について、歌に関して心配しているところは何一つありません」
P「中村さんへのオファーも、何が来ても大丈夫だ、と思って頼みました」
あずさ「あ、あらあら~ありがとうございますー」
貴音「……真、嬉しく思います」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:03:05.33:Xwn2cnz50
P「じゃあ次にカバーに行きましょう」
P「二人に求めたのは、まさに『安定感』です」
P「あまり冒険せず、二人のイメージや歌声をより洗練させる、そういう曲を選びました」
貴音「はい。聴かせていただきましょう」
その1:「Twinkle Star」
P「やよい担当だったTOMOSUKEさんの曲ですね」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:09:07.65:Xwn2cnz50
P「あずささん向けの曲であり、貴音と一緒に歌うことでの曲の『深み』を狙いました」
あずさ「ふふっすごく良い曲ですね。……お星さまだから、貴音ちゃんのイメージもあるものね」
貴音「成程……お互いの特徴を盛り込んだ楽曲ということですか」
貴音「わかりました。あずさに負けぬよう……いえ、あずさと共に、歌ってみせましょう」
あずさ「ええ、お願いね」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:15:25.00:Xwn2cnz50
その2:「ほしふり」
貴音「あさき殿の楽曲……こちらは、わたくし向け、ということでしょうか」
P「そう!( ゚д゚ )彡だ、そして、あずささんには未知の分野になる」
P「でも無意味に明るい曲ならいざ知らず、ここまで哀愁を重要視した曲なら大丈夫でしょう」
P「あずささんには悲しい曲を歌いこなす力量がありますから」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:21:07.13:Xwn2cnz50
あずさ「まあ、評価してくれて嬉しいですよ」
P「いえ事実ですから。それに仮に厳しくても、今度は貴音がフォローしてくれます」
貴音「もとより、そのつもりです」
あずさ「そう?……じゃあ、貴音ちゃんに甘えちゃおうかしら」
貴音「ふふ……はい、微力ながら、あずさの力となって『ほしふり』を完成させましょう」
あずさ「ありがとう貴音ちゃん」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:27:41.22:Xwn2cnz50
P「この二人は何度も言いますが『安定感』の塊です」
P「無理にイメージに幅を持たせるのでなく、そのイメージを成熟させていく方がより良いと判断しました」
P「一方にとってやりやすい曲を、その人の支援をつけることで、もう一方も歌いやすく」
P「その理論で、今回のカバー曲を選びました」
あずさ「はい~、どっちも貴音ちゃんと歌うのが、とても楽しみです~」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:35:08.33:Xwn2cnz50
貴音「わたくしも同様。……あずさ、共に力を合わせ、素晴らしい作品に致しましょう」
あずさ「そうね。貴音ちゃんと一緒なら、きっと出来るわよね」
貴音「はい、もちろんです」
―――
律子「で、ようやく私たちですか」
小鳥「ピヨピヨ」
律子「小鳥さんがこんな意味分からない状態なんで、さっさと行っちゃって下さい」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:40:07.49:Xwn2cnz50
P「えー、今回も……なぜ小鳥さんの時に、こんな良い人が作ってくるのか……」
律子「誰ですか?」
P「片岡つぐみさん、だ」
片岡嗣実
「Over the Rainbow」
「ブタパンチのテーマ」
「Stardust Wanderers」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:46:42.68:Xwn2cnz50
律子「2曲目の浮きっぷりが凄まじいですね」
小鳥「Over the Rainbowっていい曲じゃないですかぁ!」
P「うわ、復活した」
P「……えー……あとは、響が歌ってた『つぼみ』も片岡さんの曲だ」
P「基本的には、こういう繊細なメロディーが得意な人なんだが……」
P「たまに2曲目のように、ぶっ壊れる時があるな……今回は普通の曲が来るだろうけどね」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:53:45.14:Xwn2cnz50
律子「そうであって欲しいですね」
小鳥「私だってそうであって欲しいですよ!」
P「そんなこと言うなら俺だってそうですよ」
P「……とにかく、二人の歌唱力も結構安定してるから、まあ大丈夫でしょう」
P「オリジナルはこれくらいにして……次はカバーですね」
小鳥「どんな曲が来るんですかぁ!?」
律子「もうちょっと落ち着いて下さい」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 06:58:00.78:Xwn2cnz50
P「……小鳥さんの暴走癖は、今に始まったことじゃない」
P「そしてそんな小鳥さんのために、あと二人のイメージに合っている曲として、コレを選んだ」
その1:「魔法のタルト」
律子「まあ、歌詞は結構アレですけど、嫌いじゃないですね」
小鳥「ピヨォ……こ、こんな……」
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:04:55.04:Xwn2cnz50
P「どうしました?」
小鳥「ま、またこのパターンですか……」
小鳥「太るだの何だの……終いには私に『私が好きなモノは彼氏』と歌わせると……」
律子「……ハァ」
小鳥「私が何したって言うんですかぁ!?」
P「……被害妄想もそれくらいにして下さい」
律子「プロデューサー、いくら小鳥さんがアレな人でも、それくらいにしてあげて下さい」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:11:15.84:Xwn2cnz50
P「わかってるよ、からかっただけ」
小鳥「ぴ、ピヨッ!?」
P「前のソロCDと違って、歌詞に他意はありません。それで選んだわけでも無いです」
P「この曲で、律子にも小鳥さんにもある、『乙女』の部分を強調したかったんですよ」
律子「……ま、そんなとこだろうなと思いましたよ」
小鳥「そ、そうだったんですか……?」
P「ええ、そうです」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:16:10.05:Xwn2cnz50
P「まあこの曲のテーマ自体は『タルト』ですけど、その辺のファンシーさも含めて『乙女』ってとこですね」
小鳥「はぁ~そうでしたか……はぁ~」
P(OBSN特有の溜息が……)
律子「もう一つはどんな曲なんですか?」
P「ん?おお、もう一つはコレだよ」
その2:「Go Easy!!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:22:57.50:Xwn2cnz50
P「コレは、今までの律子、小鳥さん、どちらにも提案しなかった『二人らしい曲』ですね」
律子「……ははぁ、なるほどね」
小鳥「え?律子さん何かわかったんですか?」
律子「私たちらしい……と言うか、私たちに『こうしたら?』っていうPからの提案……かしら」
P「上手いこと言うなぁ」
律子「肩の力を抜いて、気軽に行こう……そういうことですね」
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:29:51.93:Xwn2cnz50
P「そう!( ゚д゚ )彡いうことだ」
P「気楽に行こうよ、というメッセージ性を持った曲」
P「『会社員』の二人だから、どの組み合わせよりも一番この曲が映える」
小鳥「肩の力抜いて、かぁ……」
律子「小鳥さんは抜きすぎの時ありますけどね」
小鳥「ピヨ……」
P「まぁ、逆に律子はちょっと張ってるかな。そういう意味でもバランスは良いよ」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:35:05.35:Xwn2cnz50
律子「ふふっ自覚はしてますよ。……ですから、プロデューサーがこの曲を選んでくれて、ちょっと嬉しいです」
P「はっはっは、そりゃあ俺はお前たちのプロデューサーだからなぁ。よく見てるぞ」
小鳥「わ、私は……?」
P「見てますよ、そりゃあ同じ部署だし」
小鳥「いやそういう意味ではなくて……」
律子(アイドルって見られたいのね……)
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:41:37.54:Xwn2cnz50
―――
こうして、それぞれのCDが発売された
担当した曲だけでなく、合間のトークコーナーも好評を博し、T@GFORCE SERIESも成功を収めた
MT01:春香・千早
01:BRIGHTFUL~きらめく想いの向こうへ / 佐野宏晃
02:Talk01"千早ちゃんを笑わせろ!"
03:たからもの
04:Talk02"二人の休日の過ごし方"
05:Dar[k]wish
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:47:19.97:Xwn2cnz50
MT02:亜美・真美
01:ミラクル=ツインズ / 泉陸奥彦
02:Talk01"違いを見抜け!亜美のアピールタイム"
03:衝動がえがいたどうしようもないストーリー
04:Talk02"違いを見抜け!真美のアピールタイム"
05:murmur twins
あの二人、結局murmur twinsを歌い切りやがった……
やはり将来的には、とんでもないアイドルになりそうだ
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:52:38.02:Xwn2cnz50
MT03:雪歩・真
01:Mysterious couple / ota2
02:Talk01"萩原雪歩改造計画~スポ根編"
03:Let's go out!
04:Talk02"菊地真改造計画~お姫様編"
05:恋のメリーゴーランド
トーク部分では、お互いのイメージチェンジ案をお互いで考え、実践してみることに
真のお姫様キャラは、上手いこと恋のメリーゴーランドに繋がってくれた
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 07:56:10.84:Xwn2cnz50
MT04:やよい・伊織
01:ELECTRIC☆POP☆STARS / Mr.T
02:Talk01"アイドル交換日記1~4日目"
03:Raspberry Heart
04:Talk02"アイドル交換日記5~7日目"
05:fellow
普段は言えないお互いの素直な気持ちを、交換日記で書いてもらう
そして伊織の日記をやよいが、やよいの日記を伊織が朗読した
かなり甘々で、ファンからは大好評だった
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:03:48.90:Xwn2cnz50
MT05:美希・響
01:Ms.MATCH+COMBINATION / Y&Co.
02:Talk01"響のためのクイズ道場…ゲスト・サツキ先生"
03:BRE∀K DOWN!
04:Talk02"美希のための安眠指南~ゲスト・謎の赤帽コナミ君"
05:Cloudy Skies
響が苦手だというクイズに、二人で挑戦するトーク1
珍解答が連発で中々の面白さを見せた
トーク2は……かなりカオスな出来だった
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:08:22.15:Xwn2cnz50
MT06:貴音・あずさ
01:Moonlight Tears / Kozo Nakamura
02:Talk01"絵本朗読~蛇神(かがち)"
03:ほしふり
04:Talk02"絵本朗読~Blind Justice"
05:Twinkle Star
貴音の希望により、絵本の朗読をトーク部分に収録した
絵本にしては色々とエグすぎる内容だったが、二人の声のおかげか、マイルドな仕上がりになった
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:16:39.52:Xwn2cnz50
MT07:律子・小鳥
01:親愛なるアイドルたちへ / 片岡嗣実
02:Talk01"プロデューサー座談会~秋月律子・姉ヶ崎寧々・オタコン・振り向き"
03:魔法のタルト
04:Talk02"音無小鳥の妄想トークショー"
05:Go Easy!!!
律子が提案した、各アイドルの担当Pによる座談会
都合がついた4人で行ったが、娘自慢みたいで中々面白かった。またやってみたいな
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:23:31.46:Xwn2cnz50
そして、MTシリーズの好調を受け、再びグループ全員での活動が計画された
前回は「ULTiM@TE ☆×13」全員バージョンをシングルとして発売しただけだったが
今回はアルバム形式で発売することになる、と決まった
まずは全員で歌うオリジナル曲が2つ。そのうちの1曲を担当するのは、春香の時にお世話になった村井聖夜さん
そしてもう1曲の担当は……今は秘密かな
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:29:07.49:Xwn2cnz50
オリジナル2曲以外に、複数の組み合わせで歌うカバー曲を、なんと計10曲
そして全員が歌うカバー曲を3曲
15曲入りの、豪華なアルバムとなることになった
カバー曲の組み合わせについては、こうなった……
―――
01:「凛として咲く花の如く」
歌唱:春香・真・やよい
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:35:11.98:Xwn2cnz50
春香「これ知ってます!すごく有名な曲ですもんね」
やよい「そんな曲を歌わせてもらえるなんて……うっうー!やりましたね春香さん、真さん!」
真「そうだね、その分プレッシャーもあるけど……へへっ何だか武者震いが止まらないよ!」
―――
02:「ヒマワリ」
歌唱:雪歩・伊織・亜美・真美
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:41:16.97:Xwn2cnz50
雪歩「へぇー、まっすぐな感じの曲ですね」
伊織「ま、どんな曲でもこの伊織ちゃんがいれば大丈夫よ」
亜美「おぉう、いいじゃんいいじゃーん。テンションあがっちゃうE~曲だねぇ」
真美「うんうん、真美たちも頑張っちゃうよ~」
―――
03:「SHION」
歌唱:千早・律子・あずさ
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:48:45.45:Xwn2cnz50
千早「英語詞の部分もありつつ、速く情緒的な曲……面白いですね」
律子「千早がいれば、安心かしらね。私も手を抜くわけじゃないけれど」
あずさ「ふふっ、はやーい曲は慣れてませんけど……がんばっちゃいますよぉ?」
―――
04:「朧」
歌唱:響・貴音
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:52:36.00:Xwn2cnz50
響「貴音と二人かぁ……しかも和風。自分、ちゃんと『自分らしさ』出せるかなぁ……」
貴音「何を弱気になっているのです、響。わたくしと一緒に参ろうではありませんか」
響「う、そうだな。弱気なんて……自分らしくなかったな!」
貴音「ええ、響らしくしていれば、この曲『おぼろ』も、必ずや応えてくれるでしょう」
響「あー……おぼろ、って読むのかぁ……」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 08:56:38.47:Xwn2cnz50
―――
05:「防人恋歌」
歌唱:美希・真・雪歩
美希「うわーい、真君と一緒なのー!」
真「美希ってばぁ、そんなに引っ付かないでよ……」
雪歩「ま、真ちゃんは渡さないんだからぁ!」
美希「む~……じゃあこの曲だけもらってくの」
雪歩「そ、それもダメぇ!」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:01:47.45:Xwn2cnz50
―――
06:「NEW SENSATION~もう、あなたしか見えない~」
歌唱:千早・貴音・あずさ
貴音「ふむ、こういった曲もたまには面白いですね」タユーン
あずさ「そうねぇ、SHIONよりももっとはやーい曲だけど……やるしかないかしらぁ」ドタプーン
千早「……」
千早「……くっ」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:08:11.82:Xwn2cnz50
―――
07:「チェイス!チェイス!チェイス!」
歌唱:真美・春香・響
響「この曲と組み合わせは……『元気』がテーマだな!」
やよい「はわっそうなんですか!?響さんすごいですー!」
春香「わ、私の元気は二人に追いつくかなぁ……」
やよい「じゃあ春香さん、気合のハイターッチしましょー!」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:15:03.66:Xwn2cnz50
―――
08:「Sweet Rain」
歌唱:美希・律子
律子「美希には慣れたジャンルだろうけど、私には未知の領域ね」
律子「私も頑張るから、フォローお願いね?」
美希「律子、さんが弱気なんて珍しいの……こ、ここは美希のイイ所を見せるチャンスなの!」
美希「しっかりついて来てなの!」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:21:15.77:Xwn2cnz50
―――
09:「華爛漫-Flowers-」
歌唱:雪歩・千早・やよい
やよい「あうぅ~、何かむずかしい言葉がたくさんですぅ……」
千早「し、心配ないわよ高槻さん、私がしっかり教えてあげるからね!?」
雪歩「ち、千早ちゃんなんか怖いよ……」
やよい「千早さん、ありがとーございますっ」ガルーン
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:27:14.49:Xwn2cnz50
―――
10:「Twinkle Wonderland」
歌唱:伊織・亜美・あずさ
あずさ「あら、はやーいけど、こういう曲なら歌いやすいわね~。うふふ」
亜美「よく真美が歌うような曲だからな~。真美との違い、バッチシ見せてやんなきゃね!」
伊織「二人とももう……勝手に暴走したりしないでよね!?」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:32:46.81:Xwn2cnz50
―――
11:「探検ノート Street Style」
12:「Dragontail Butterfly」
13:「EDEN」
歌唱:THE IDOLM@STER
P「これで以上だな」
律子「一つ、間違いなくプロデューサーの趣味が入ってますよね」
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:39:25.38:Xwn2cnz50
P「当たり前だ!この曲を入れずして何が振り向きだ!」
春香「開き直られても……」
千早「まあ、何でも、いいですけれど」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん、なんで私は入ってないんですかぁ!?」
小鳥「またこの機会に男の人たちからグヘヘ……って考えてたのにぃ!」
P「レアキャラが出しゃばるんじゃありません!」
小鳥「ピヨォ~…………」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:45:51.09:Xwn2cnz50
―――
というわけで発売されたM@STER EVOLUTION
このCDもヒットし、そしてその後のライブも、大盛況のうちに幕を閉じた
今でもTHE IDOLM@STERは活動している。みんな、それぞれの道を歩みながら
春香と千早は、個人活動でもこのままデュオとして、活動していくことにしたらしい
やよいは、バラエティ班でも仲間が増えてきた。稼ぎも上々だと嬉しそうに話してた
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:52:21.22:Xwn2cnz50
亜美と真美は、デュエルの腕をさらに磨いている。九十九遊馬との対戦も今度決まったとか
律子はそんな二人を暖かく見守りながら、たまにアイドルとして歌を歌う、人気Pだ
響は苦手なクイズ番組でも、自分らしくやれるようになった、と担当Pから聞いた
雪歩はまだまだ改善点も多いけど、一番伸び白がある、と美少女部門もっぱらの注目株に成長している
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 09:57:25.11:Xwn2cnz50
真はアイドル活動が実を結んだのか、格闘イベントでも歌を頼まれたりするようになったらしい
あずささんも映画の撮影に入り、アイマス活動は休みが多くなったが、その分映画の方で頑張っている
貴音も撮影だが、声優の仕事らしい。中々面白い活動をするな、と思う
伊織はライバルがいるらしく、その人と仕事量が変わらなくなってきた、と自慢げに話してきた
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 10:01:39.09:Xwn2cnz50
美希は……何だかんだで、やるときはやる奴だ。ヨシタカさんの方から、新曲のオファーも来た
小鳥さんは、「次の私の出番はいつですか!?」とレアキャラにあるまじき出たがりを今日も披露しながら事務をしている
これからもそんなメンバーで続いていく
彼女たちが、573プロが誇る本格派アイドルグループ
「THE IDOLM@STER」だ!( ゚д゚ )彡
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 10:03:05.46:Xwn2cnz50
M@STER EVOLUTIONS
01:Message @ Us / 村井聖夜
02:凛として咲く花の如く(春香・真・やよい)
03:ヒマワリ(伊織・亜美・真美・雪歩)
04:SHION(千早・律子・あずさ)
05:朧(響・貴音)
06:防人恋歌(雪歩・真・美希)
07:NEW SENSATION~もう、あなたしか見えない~(千早・あずさ・貴音)
08:チェイス!チェイス!チェイス!(真美・春香・響)
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 10:04:49.87:Xwn2cnz50
09:Sweet Rain(美希・律子)
10:華爛漫~Flowers~(雪歩・千早・やよい)
11:Twinkle Wonderland(あずさ・亜美・伊織)
12:探検ノート(THE IDOLM@STER)
13:Dragontail Butterfly(THE IDOLM@STERS)
14:EDEN(THE IDOLM@STER)
15:Everlasting Stage / SUPER STAR 満 -MITSURU-
おわり
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 10:06:13.63:6qWveD6mO
振り向きP「よし言い訳は以上だ( ゚д゚ )彡」
おさらいだが、
・今回は各アイドルのペアでCDを出す
・573プロの作曲家が作ったオリジナル曲を各1曲、彼らの過去作のカバーを各2曲
・それ以外にはトークやミニドラマを収録する
各ペア
春香・千早
伊織・やよい
美希・響
亜美・真美
雪歩・真
貴音・あずさ
律子・小鳥
MP01:春香
01:PREMIUM GIRL / DJ YOSHITAKA
02:あなたへの一歩 / 村井聖夜
03:紅蓮の焔
04:恋する☆宇宙戦争っ!!
05:GRADUATION~それぞれの明日~
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP02:千早
01:Missing / 肥塚良彦
02:カナタノソラ / S.S.D.FANTASICA
03:僕の飛行機
04:INORI
05:青い鳥
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
とりあえず前回までのCDをもう一度おさらいする
曲名含めもちろんすべて妄想なので、真に受けてはいけない
さるさんが怖すぎるので、携帯から書き込んでいく
7:NAOKI曲は、アルティメットスターズ:2012/04/15(日) 23:24:28.45:TgwzfNEqi曲名含めもちろんすべて妄想なので、真に受けてはいけない
さるさんが怖すぎるので、携帯から書き込んでいく
MP03:やよい
01:Les germes de soja / TOMOSUKE
02:一撃必殺のスマイル / Dr.Honda
03:ヘリコプター
04:ふしぎなくすり
05:moffing
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP04:雪歩
01:White Night / djTAKA
02:Love Letter / 阿部靖広
03:ever snow
04:High School Love
05:Angel Fish
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP05:真
01:KNOCK! KNOCK! KNOCK! / TAG
02:Tear Down the Black Room / good-cool
03:涙のRegrets
04:Look to the sky -Japanese version-
05:Love Rox
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP06:亜美
01:Wonderful Holiday / Qrispy Joybox
02:It's ファンタスティック / 上野圭市
03:隅田川夏恋歌
04:キセキはじまり☆
05:Drive Me Crazy
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP07:真美
01:Stray Cat / S-C-U
02:girly cyclone / Des-ROW
03:花吹雪
04:LOVE☆BA☆ZOOKA!
05:less
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP08:伊織
01:INNOCENT LADY / Sota Fujimori
02:Dear. My Precious / U1
03:Sweet Illusion
04:うるとら★ボーイ
05:なまいきプリンセス
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP09:あずさ
01:NO PROBLEM / kors k
02:ただいま / 小野秀幸
03:Confession
04:Pink Rose
05:『termination』
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP10:律子
01:Glaces of the Glasses / Ryu☆
02:瞳の奥のロマンス / 劇団レコード
03:妄想学園ino-koi組
04:カラフル・ミニッツ
05:最速逃避行
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP06:亜美
01:Wonderful Holiday / Qrispy Joybox
02:It's ファンタスティック / 上野圭市
03:隅田川夏恋歌
04:LOVE☆BA☆ZOOKA!
05:Drive Me Crazy
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP07:真美
01:Stray Cat / S-C-U
02:girly cyclone / Des-ROW
03:花吹雪
04:キセキはじまり☆
05:less
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP11:美希
01:Heartful Queen Bee / jun
02:VENUS NUCLEUS / L.E.D.
03:にゃんだふる55
04:カナリヤ
05:キミに届け
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP12:響
01:グランドスラム・サンシャイン / 96
02:駆け足のセイシュン / PON
03:夢添うてぃ
04:つぼみ
05:THE PLACE TO BE
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP13:貴音
01:Planet Princess / 猫叉Master
02:星空と残響に懸かる / あさき
03:RISLIM
04:Miracle Moon~お月様が中継局
05:まほろば
06:ULTiM@TE ☆×13 / NAOKI
MP EX:小鳥
01:色 / wac
02:[O]ffice [L]ove / Togo-chef
03:会社(セカイ)はワタシで廻ってる!?
04:恋は臆病
05:まっさら
06:ULTiM@TE ☆×13(+1) / NAOKI
長々と酷過ぎるオ○ニーを見せてすまない
流石にそろそろ本題に入ろう
「M@STER T@GFORCE SERIES」
これが今回のCDのタイトルになる
タッグフォースという、573プロも力を入れる遊戯王の試合形式を元にタイトルを付けた
曲構成などはさっき言った通り
……では、各アイドルユニットの曲の紹介をしていこう
―――
振り向きP「まず春香・千早のペアについては……佐野宏晃さんに曲を作ってもらう」
佐野宏晃
「Victory!」
「ゴーイングマイウェイ」
「Hunter~どうしても欲しいもの」
P「キセキはじまり☆や恋は臆病、の作曲者でもある、ガールズポップの申し子だな」
春香「どっちも良い曲でしたね~」
春香「それにやっぱりどの曲も、私たちが歌っても似合いそうな感じですね」
千早「達見さんのボーカルが、佐野さんの曲の魅力を引き出している部分はあるけど……」
千早「まぁそれでも確かに、誰にでも馴染みやすい曲が多いですね」
千早「特に……春香に合ってるような曲が多いかしらね」
春香「そうかな?」
振り向きP「そこらへんは各々の判断に任せるよ。えー、次はカバー曲か」
その1:「たからもの」
千早「YOSHITAKAさんの曲なんですか。とても素直な良いメロディーの曲ですね」
春香「佐野さんとも違う、明るい感じだね」
その2:「Dar[k]wish」
春香「ぜ、全部英語ぉ!?」
千早「いや、それよりも……プロデューサー、この曲調は……」
P「……気付いたか?そう!( ゚д゚ )彡だ、春香がカバーした『紅蓮の焔』寄りの路線だ」
P「そして紅蓮よりもさらにダークで暗い曲調のモノを今回は用意した」
千早「春香のあのカバーが、それだけ好評だったんですか?」
P「ああ、実際ファンからはかなり好評だった」
P「それに、より暗い曲を歌うことで、春香のイメージにふり幅が出て更に魅力的になるしな」
P「そして今回は千早とのペアだ。千早の歌声を活かす機会が欲しかった」
春香「も、もしかして英語の曲を選んだ理由は……」
P「そう!( ゚д゚ )彡」
P「春香だけだと、流石に英語詞の曲を歌うのに無理が出る」
P「が、千早なら一人でも歌える。二人になれば春香とも合う」
P「春香が一部から求められるもの、そして千早が実力を発揮する機会」
P「二つを考えた時に、この曲が一番の適任だと考えたよ」
千早「……個人的には、是非とも歌ってみたい曲ではありますね。まだ手をつけていないジャンルですし」
P「だってよ?春香」
春香「ちょ……うう……私、こんなの歌いこなすような女の子じゃありませんよぅ……」
P「そんなことはわかってるよ。ただ、あくまでそれを求める人もいるってことを理解しなさい」
春香「は、はいぃ……」
千早「どうする?春香……嫌なら、私もいいわよ?ソロの時にでも歌わせてもらうわ」
春香「ち、千早ちゃんのイジワルぅ……」
春香「そんなこと言ってぇ……ホントは私と歌いたいとか思ってるんでしょ?」
千早「……だとしたら、どうするの?」
春香「……もう!わかりましたよプロデューサーさん。挑戦してやろうじゃありませんか!」
P「そう!( ゚д゚ )彡か、わかった」
千早「ふふっ、春香ならそう言うと思ってたわ」
春香「はぁーあ……千早ちゃんには叶わないよ」
P「まあ、佐野さんなら二人に合った明るい曲をくれるだろう」
P「カバーのたからもの、と合わせても、春香には難しそうなのはコレくらいだ」
千早「そうよ、春香もたまには、難しい歌に挑戦してみるのもいいものよ?」
春香「はいはぁ~い、……千早ちゃん、サポートお願いね?」
千早「ええもちろん。春香が一番歌いやすいように、私も全力で支えるわよ?」
春香「うん……千早ちゃんがそう言ってくれるなら、たぶん大丈夫だと思う」
千早「ふふっ、そうかしら……?」
春香「そりゃあそうだよ」
千早「……うん、ありがとう春香」
春香「……千早ちゃん」
P「えー…………イチャイチャしてるとこ悪いんだが、次のペアに移るぞ?」
春香「い、イチャイチャなんてしてないですよ!///」
―――
真「次はボクたちですか」
雪歩「よろしくお願いしますぅ」
P「お前たちのペアのオリジナルは、水野達也さんにお願いした」
水野達也
「Usual Days」
「Rapunzel」
「記憶のカケラ」
P「水野さんの曲は、まさに『正統派J-POP』だな。王道の進行で安定感が素晴らしい」
雪歩「Rapunzel、すっごく良い曲で、カバーで歌ってみたいですぅ」
真「ボクだったらやっぱり記憶のカケラかなぁ」
P「真と雪歩、というペアを考えた時の話だが……」
P「どちらかにイメージが引っ張られるような曲を、なるべくオリジナルにしたくはなかった」
P「お互いが真逆の特徴を持ってるから、それが良さでもあるんだが……」
P「歌になると、一方のイメージが強い曲は、『真だけでいい』『雪歩だけでいい』と言われかねない」
P「そう!( ゚д゚ )彡いう意味で、水野さんを担当にしてもらった」
雪歩「どちらのイメージにも染まらない曲が作れるから……ですよね?」
P「うん、まさにそう!( ゚д゚ )彡」
真「ははぁ……二人で歌う時に無理が出ない曲を作ってくれそう、ってことですか」
P「そうそう!( ゚д゚ )彡」
真「……」
雪歩「た、確かに……例えば記憶のカケラを二人でカバーしたら、きっとお互いの歌声がちょうどよく合うんだと思いますぅ」
P「そう!( ゚д゚ )彡だろう?」
真(プロデューサー、いつか首がねじ切れるんじゃ……)
P「フゥ……ってわけで、オリジナルについては以上だ」
P「次にカバーだな。まず1曲目はコレ」
その1:「Let's go out!」
真「む……良い曲だけど……男女のデュオの曲ですか」
P「怒るなよ真……」
雪歩「ま、真ちゃん……わ、私、この曲歌ってみたいなーなんて……」
真「ん、まぁ、別に歌いたくないわけじゃないよ」
真「でも何て言うか……プロデューサーがコレを選んだ時の顔が目に浮かぶようで……」
P「どういうことかな?( ゚д゚ )彡」
真「どうせ『この曲思い出せた俺天才!』とでも思ったんでしょう?」
真「なんかその考えにまんまと乗せられたみたいで……ちょっとムカつきますよ」
雪歩「ま、真ちゃん……」
P「否定はしない!」
真「やっぱり……」
P「……でもしょうがないだろう」
P「水野さんの曲が『無理が出ない曲』だとしたら、カバーは逆に『違いが明確に出る曲』を選びたい」
P「そうなると男女のデュオ曲が一番わかりやすくて、一番効果的なんだ」
P「男性パートもキーが高いから、真だって普通に歌えるだろう。この曲が一番良いのには変わりないよ」
雪歩「ま、真ちゃん……どう?」
真「……ふふっ、雪歩ってば心配しないでよ。歌いたくないってわけじゃないからさぁ」
真「Pの考えに乗せられるのは癪だけど……ボクも雪歩と一緒にだったら、歌ってみたいかな」
雪歩「そ、そう?真ちゃん……ありがとう」
真「ああ、こっちも、雪歩とこの曲を歌えるのが楽しみだよ。よろしくね」
雪歩「うん!」ギュッ
P「えー……どいつもこいつも……イチャイチャしてるとこ悪いが、次の曲だぞ?」
雪歩「……///」
真「はいはい……雪歩もPの言葉を真に受けちゃダメだよ」
雪歩「う、うん……」
その2:「恋のメリーゴーランド」
真「ちょっとぉ!」
雪歩「うわぁ……」
真「なぁーにが『どちらかのイメージに引っ張られない』ですか!」
真「嫌いだとは言いませんけど……ボクが歌うのを想定してるとは思えないでしょ!?」
P「いや、真自身はこういう歌、凄く歌いたいだろ?」
真「う、えぇ!?いや、う、歌いたいですけど……でも、無理でしょう?」
P「なんで?」
真「だって……雪歩の方が似合うだろうし……」
真「ボクが歌って……みんなからどういう目で見られるか……わからないほど馬鹿じゃないですよ」
雪歩「……」
P「……雪歩はどう思う?」
雪歩「私は……多分、プロデューサーは『私と』のペアだから、この曲を選んだんだと思います」
真「え、どういうこと?」
雪歩「私が一人でこの曲を歌っても……多分そんなに合わないんじゃないかな」
雪歩「真ちゃんは、私にとっての『王子様』。この曲の歌詞と、私の思いと、それ自体は合ってるけど……」
雪歩「でもこの曲って、一番の特徴は……あふれ出る『女の子らしさ』の部分だと思うんですぅ」
真「お、女の子らしさ……」
雪歩「私が一人で歌っても、その一番大事な所は、伝えきれないと思いますぅ」
雪歩「伝えきるのには……真ちゃんと一緒じゃないと」
真「ど、どうして?」
雪歩「……一番、誰よりも『お姫様』に憧れてる、そんな真ちゃんだから……」
雪歩「この曲が一番似合っていて、一番歌詞の思いを伝えられるのは……真ちゃんみたいな女の子なんだよ?」
真「ゆ、きほ……///」
雪歩「でも、真ちゃんの普段のイメージからはかけ離れてる」
雪歩「だから、それを緩和するのに私が一緒に歌う」
雪歩「プロデューサー……この曲、私のために選んだんじゃないですよね」
雪歩「本当は……真ちゃんのために、選んだんですよね?」
P「……」
P「……そう!( ゚д゚ )彡像にお任せしよう」
雪歩「……ふふっ」
真「そ、そんな……ボクの、ために……?」
P「……どうする、真?」
P「一応言っとくと……真一人だったら、確かに歌わせる気は無かったな」
P「雪歩一人でも、歌わせようとは思わなかった」
P「……真と雪歩、この二人だからこそ、選んだ曲だった」
真「……」
雪歩「真ちゃん……」
真「……雪歩、『動いてー』とか『笑ってー』って、ボクが言ってみてもいいかな」
真「もちろん普通の部分も歌うけどね」
雪歩「え……い、いいの?だって言ってるの男の人で……」
真「いいんだよ。この曲を歌えるってだけで、ボクの中の『女の子』は満足さ」
真「それにこのセリフ、ボクが言わなくてむしろ誰が言うってのさ」
雪歩「真ちゃん……わかったよ、ちゃんと真ちゃんのセリフに合わせて、慌てたり喜んだりするね」
真「ああ、お願いするよ、『お姫様』?」
真「雪歩と一緒に、この女の子の歌を歌おう」
雪歩「うん……そうだね」
P「……」
雪歩「ふふ……」
真「ははは……」
P「……いつまでイチャイチャが続くんですかねぇ……( ゚д゚ )」
真「黙ってもらえますか?」
P「うわ、逆ギレされるとは思わなかった」
P「じゃあそこで勝手にイチャついてなさい。次のペアに行くから」
―――
亜美「んで、次が亜美たちなのねぇ~ん」
真美「よろちくねぇ~ん」
P「おう、早速いくぞ。亜美真美担当は泉陸奥彦さんだ」
泉陸奥彦
「Destiny Lovers」
「Magic Words?」
「MODEL FT2」
亜美「おうおう、むっちゃんってば、かっちょE~曲ばっかじゃん」
真美「可愛い曲もあるんだねぇ、やるねぇむっちゃん」
P「(むっちゃん……)さっきの『恋のメリーゴーランド』もだ」
P「あとは涙のRegretsもだな」
P「可愛いのも激しいのもイケる、ギターとシンセのスペシャリストだ」
P「まぁ、基本的にはロックとプログレの印象が強い人だけどな」
すっごく[E]
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:06:29.48:IQSN0NDV0
遂にむっちゃんか
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:07:36.82:Xwn2cnz50P「この人の作る曲と、亜美真美のポテンシャルなら全く心配はいらないだろう」
P「ゴリゴリのロックが来ても二人なら歌えるだろうし、可愛いのがくれば鬼に金棒だし」
亜美「んへっへ~、兄ちゃんってば亜美たちのこと良く見てんじゃーん」
真美「そうだねぇ、むっちゃんの曲カモォ~ンして、パパパっと歌いきっちゃうかんねぇ?」
P「おし、期待してやる」
P「じゃ、次はカバーだな」
真美「ほっほ~、スムゥーズに進むねぇ」
亜美「それだけぇ、亜美たちがヤリ手ってことでしょぉ」
P「……正直に言うと、歌に関しては全面的に信用してるぞ?」
P「亜美はバッチリ隅田川をモノにしてたし」
P「真美は真美で、lessの哀愁感をきちんと表現出来てたし」
真美「え、そう?ありがとう振り向き兄ちゃん」
亜美「んっふっふ~、早く教えてよぉ」
P「はいはい。最初はコレな」
その1:「衝動がえがいたどうしようもないストーリー」
P「響の曲を担当した96さんの曲だ。ちなみに作詞は、これまた響担当だったPONさん」
亜美「これもかっちょE~じゃん」
真美「しかもなんかぁ、真美たちの声に合ってそうだね」
P「ああそうだな。声質含めて、合っていると判断したのももちろんだ」
P「あとは、こういう正統派ロックを歌ってみてほしい、という俺の『期待』も含まれる」
真美「なになに兄ちゃん、真美たちに期待してんのぉ~?」
亜美「ついに亜美たちもデュエル以外でそう思われる立場になったか……」
亜美「缶無料だね」
真美「うんうん、館無料」
P「……もう面倒くさいから次行こう」
P「次は、お前たちにピッタリの歌で、このコンビを決めて真っ先に思い付いた曲だ」
P「が、……最後まで、歌わせていいのかどうか悩んだ曲だ」
真美「どゆこと?」
P「俺が最初に『歌について信頼している』と言った……その結果、やはり歌わせてもいいだろうと判断した曲だ」
亜美「いいから早く教えてよ~」
その2:「murmur twins」
亜美「ほっほ~なるほどぉ……」
真美「な、なるほどねぇ……」
P「……」
P「小鳥さんの曲を作った、wacさんの曲だ」
P「タイトルに『twins』と入る……まさにお前たちのための歌だ」
P「しかし全編英語……英語が得意な千早とは違い、お前たちは英語習いたて」
P「だから、歌詞の意味を理解することはもちろん、思いを歌詞に乗せるのも至難の業だ」
P「お前たちを象徴する曲……できれば歌わせたいが、ハードルが高すぎるのも事実」
P「どうだ?……この時点で無理そうなら、別の用意してきた曲もあるぞ?」
亜美「う、うぅ~ん……隅田川はケッキョク何とかなったけど……これはどうかなぁ」
真美「…………」
亜美「……真美、どったの?」
真美「……歌ってみようかなって」
亜美「え、マジぃ!?」
P「俺からも聞くけどマジ?」
真美「……うん、まぁマジ……かな?」
亜美「な、なんで?」
真美「だって……兄ちゃんが真美たちのこと信頼してくれて、選んだ曲なんでしょ?」
真美「これは言わば、兄ちゃんからの挑戦状になるんじゃん」
難しい以前にその曲歌詞が……
61:>>アルバム版はちゃんと歌詞あるよ:2012/04/16(月) 02:55:30.53:Xwn2cnz50亜美「ぬお!そ、そう言われれば」
真美「これくらい歌えるようにならなきゃ、真美たちだって千早お姉ちゃんと同じ『アイドル』なんて言えないよ」
真美「……真美も亜美も、デュエルで今まで、いろんな人から挑戦を受けてきたじゃん?」
亜美「ん、うん」
真美「それと同じじゃないかな。挑戦は必ず受ける、そして勝ぁ~つ!」
亜美「そ、そっか!」
>>61
あら、そうだったのか
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/16(月) 02:59:43.94:Xwn2cnz50あら、そうだったのか
真美「ってわけで……兄ちゃん、その挑戦受けて立とうじゃないか!」
亜美「んっふっふ~、こうなった時の亜美と真美は強いよぉ」
亜美「兄ちゃん、英語だろうと宇宙語だろうと歌いきってやっちゃうかんねぇ!」
真美「そうだ、覚悟しな!」
P「……よし、その言葉、忘れるなよ?」
P「じゃあ亜美真美のカバー曲は、正式にコレで行ってやる!」
亜美・真美「「望むところだぁ~!」」
P「こちらこそな!( ゚д゚ )彡」
P(……)
P(しかし……)
P(真美の奴……まさか亜美を焚き付けるとはな)
P(俺も説得するための言葉は用意してたが……全部真美に持ってかれてしまった)
P(なんて奴だ……あとでナデナデしてやろう)
P「じゃあ次のペアに話をしよう」
―――
やよい「よろしくおねがいしまーっす!」ガルーン
伊織「ま、やよいとペアを組ませてくれたことについては感謝するわ」
P「ん、じゃあオリジナルについてだな。担当はMr.Tさんだ」
P「真たちのLet's go out!の作曲者で、電子音を使った音楽が得意な人だ」
Mr.T
「大桟橋」
「electro peaceful」
「MAGICAL VOICE SHOWER」
やよい「うわぁ~、まじかるぼいすしゃわー、すっごく面白い曲ですー」
伊織「そうねぇ……全部人間の声で作られてるのね」
P「声を『サンプリング』にして、ドラムやベースにも使っているんだな」
P「シーケンサーをよく使う、この人らしい曲だろう」
やよい「こっちの、えれくとろぴーすふる、もすっごく好きですよ」
伊織「……大桟橋は構成自体は単純だけど、それを感じさせないパワーがあるわね」
P「うむ。やはり二人の曲ということで『明るさ』と『パワー』が重要だと感じた」
P「そこを踏まえて、Mr.Tさんにお願いしたんだ。良い曲が来ることだろう」
伊織「大体わかったわ。カバーはどうなってるの?」
P「おし、じゃあまず1曲目」
その1:「Raspberry Heart」
やよい「この曲も明るくてキラキラ~ってしてて、すっごく好きですー」
伊織「あまり歌ってないタイプの曲ね。私もやよいも」
P「でも、歌う姿がすぐイメージできる曲だけどな」
伊織「それは私も思うわね。アンタもそれを考えて選んだんでしょ?」
P「そう!( ゚д゚ )彡さ」
伊織「しまった……肯定で返せる質問を投げるんじゃなかったわ」
やよい「プロデューサー、この曲が歌えることになって、とっても嬉しいですー」
P「そう!( ゚д゚ )彡かそう!( ゚д゚ )彡か、やよいは可愛いなあ」
伊織「あんまりウザイから蹴ってもいいかしら」
その2:「fellow」
伊織「え、ちょっとこの曲……U1さんの……」
やよい「あれ、これって前に聞きましたよね?」
P「うん、伊織担当のU1さんの曲で、その時に挙げたものだ」
伊織「……あんた、どういうこと?」
P「ああ、伊織はその時に言ってたよな、『私が歌ってる姿は想像できない』ってな」
伊織「ええ、そうよ……覚えてるってことは、コレを持ってきたのにも意味があるわけね」
P「もちろんさぁ!……fellowの意味わかるよな」
伊織「ハァ?……まったく、バカにしないでよね」
伊織「fellowの意味は…………あ……」
やよい「……伊織ちゃん、どうしたの?」
伊織「え、あの……えっと……意味は……」
P「……『友達』だ」
やよい「へぇ~そうなんですか」
伊織「……してやられたわ」
P「何がかな?」ニヤニヤ
伊織「ホンッとムカツクわね、アンタの顔……」
P「はっは……あの時の伊織がfellowを歌う姿を想像できなかったのは、伊織が『一人』だったからだ」
P「あの曲の歌詞を、伊織は理解しようとしていなかった」
P「意識的にか、無意識でかはわからんが」
P「そして、今は違うはずだ。歌詞の意味もわかるはずだし、自分が……『二人で』歌う姿がイメージできる」
伊織「ぐ……」
P「やよいには、もちろん似合っている曲だよ」
やよい「は、はい!ありがとうございます」
P「そして……今の伊織になら、やよいと二人で、お前たちなりのfellowを歌うことができるはずだ」
伊織「…………ふんっ!」
P「どうかなぁ~?」ニヤニヤ
伊織「……」ドゲシッ
P「いったい!」
伊織「まったく……まんまとアンタの良い様に話が展開しちゃったわね……」
伊織「フゥ……恥ずかしいけど……悪くないと思うわ」
伊織「やよいと私で……あの時は感じられなかったことだけど……fellow、歌ってみたいわね」
やよい「伊織ちゃん……!うん、一緒に歌おうよ!」
伊織「ええ、やよい。改めてよろしくね」
やよい「うん!」
P「……はっはっは……イテテ……このペアも無事終了だな」
P「さて、次のペアに移ろうか」
―――
響「で、自分たちか」
美希「プロデューサー、早く教えてなの」
響「自分も気になるなあ、美希とペアで、どんな曲が来るのか」
P「じゃあオリジナルから行こうか」
P「オリジナル担当はY&Co.さんだ。二人組で活動する、ユーロビートの超大御所だ」
Y&Co.
「IN THE NAME OF LOVE」
「エコ爺」
「So Real」
響「エコ爺……自分はわかるぞぉ、エコって大事だもんな……」
美希「ゆーろびーとって、最初の曲くらいなの」
P「そう!( ゚д゚ )彡、わざとそれ以外のジャンルの曲も選んでみた。エコ爺は一応ユーロビートだけどね」
美希「……なんか、ミキの曲って激しいのが多いの」
響「ソロがjunさんとL.E.D.さんだもんなぁ、確かに多いぞ」
P「その二人の曲が好評だったからな。カバー曲で補えるから、ハイテンポな曲を優先的に回したんだ」
美希「ふーん、まあ、ミキ何でも歌えるから、どんな曲が来てもたぶん大丈夫なの」
響「じ、自分も完璧だからな、ユーロビートでもなんでも歌いこなしてやるさぁ!」
P「まあ、この二人ならそんな発言になるとは思ってたよ……ほどほどに期待しとこう」
美希「……で、そのおぎなえるカバー曲ってなんなの?」
P「えー……まず美希の誤解を解こうか」
美希「ごかい?」
P「激しい曲が美希のイメージに合わないわけじゃない」
P「ただ、美希は何でも歌いこなせるだけに、逆に固定したイメージが付きづらいんだ」
美希「そう……なの?」
P「響は『明るい』とか『前向き』って曲が似合う。暗いのは、似合いにくい」
P「美希はどんな曲でも歌いこなす……その結果、『歌』に関しては響よりも個性が薄くなる」
響「う……な、なるほど……」
美希「むぅ~……まさか、そんな落とし穴があったなんて……なの」
P「そこから考えてだな、今回のオファーはチャンスでもあったんだぞ」
響「なんでだ?」
P「個性から歌を決めるのが、美希の場合はまだ難しい」
P「だから逆に、歌う曲のジャンルを限定して、歌から個性を出すようにすればいいんだ」
P「激しい曲が多くなるなら、むしろそういう曲が『似合う』ようになればいい」
P「『美希と言えばアップテンポ』という歌のイメージが生まれて、個性が出る」
響「はぁ~、プロデューサーよく考えるなぁ。納得しちゃたぞ」
美希「う、うん。ミキも、すごくいい考えだと思ったの」
P「はぁ~そう!( ゚д゚ )彡か、じゃあオリジナルに関しては以上だな」
P「Y&Co.さんがバリバリのユーロビートを作ってくれるよう期待しよう」
美希「ハイなの!」
響「じゃあ……カバー曲はどんなだ?」
P「おし、じゃあカバーに移るか」
その1:「BRE∀K DOWN!」
P「NAOKIさんの曲だ。明るくてアップテンポなロックチューンになっている」
美希「これも激しいけど、今までのとは違う感じなの」
響「自分の歌った曲の中だと、PONさんの曲に近いかなぁ」
P「二人のイメージに一番近い曲であり、二人らしさが出せる曲だ」
P「美希には『激しさ』を、響には『明るさ』を、この曲で表現してほしい」
P「……もちろん、それぞれが、それ『だけ』しか出さないわけじゃないぞ?」
響「ああ、わかってるさー」
美希「歌うのが楽しみな曲なの」
P「よし、二つ目に行こう」
その2:「Cloudy Skies」
P「真・雪歩ペアの曲を作ってくれる水野さんの曲だ」
P「これもまたアップテンポの激しい曲だが、それ以上に『悲しさ』がキーになる曲だろう」
響「さっき、自分には暗い曲は似合いにくいって言ってたな」
響「多分だけど……自分にとっては、この曲を歌うとイメージに変化がつくってこと……なのか?」
P「おお、そう!( ゚д゚ )彡だよ」
P「ちょうど響だったら、ソロの時のTHE PLACE TO BEのような役割が期待できる」
P「そして、美希の場合は……可能性を模索できる曲だ」
美希「かのうせい?」
P「激しい曲、と言っても一概に全てを括ることはできない」
P「この曲とBRE∀K DOWNだって、まったく毛色は違うしな」
P「だから美希にとって一番歌いやすい曲、一番合っている曲はなんなのか」
P「その可能性の模索を、激しい曲から始めてみようと思ったんだよ」
P「ソロのカバーは『美希』を意識しすぎた例外的なものだからな」
美希「キミに届け、とかのこと?」
P「そうそう!( ゚д゚ )彡。ああいうのを歌っていってもいいけど……」
P「ここはやはり、イメージとして意識しやすい『アップテンポ』を考えた方がいいな」
美希「うん、なんかミキもちょっとだけ、わかってきたの」
P「うむ。あ、あと一応言っとくと、二人で歌うことの相乗効果も忘れるなよ?」
響「相乗効果?」
P「今回の二人のペア、ちぐはぐなようで、しっかりと連携プレーが出来る二人」
P「それは歌においても同じだ。お互いの歌声が、お互いを支えあうことが出来る」
美希「ふーん……」チラッ
響「そ、そうかな」
P「俺はそう!( ゚д゚ )彡だと思うぞ?二人の歌声は誰にでも合わせやすくて、それでいて個性を持ってる」
P「その二人が一緒に歌えば……」
美希「……うん、うまくいくと思うの?……ね、響?」
響「……美希……あ、ああそうさー」
P「そうだ。一人で歌うなら、どんなクセのある歌い方でも問題ない」
P「でも、二人で歌う……そうなった時に、二人ともクセが強いと、バラバラになる」
P「お前たちは二人ともそうじゃない。……二人の歌声が、まさに『ハーモニー』になる」
美希「うん!」
響「ああ!」
P「そのハーモニーで、どの曲も仕上げてほしいな」
P「このCDで、二人の活動にも、きっと良い影響が出ることだろう」
美希「わかったの!……響、ミキたちもっともっと頑張るの!」
響「い、言われなくてもわかってるさぁ!……プロデューサー、自分たち、やってやるからな!」
P「おう、楽しみにしてるぞ」
―――
あずさ「私たちの番ですか~」
貴音「よろしくお願いいたします」ペコリ
P「……二人の組み合わせは、中々の安定感を誇ってます」
あずさ「そうなんですか?」
P「ええ、歌声とか歌唱力とかね」
貴音「はあ」
P(胸とか……安定感とは言わないか)
P「で、オリジナルを担当してくれたのはKozo Nakamuraさんです」
Kozo Nakamura
「Say」
「Utopia」
「Dragon Blade」
あずさ「前の2曲と、3曲目では全然違いますね~」
貴音「はい、わたくし自身は、『せい』が大変良き楽曲であると感じました」
P「3曲目のDragon Bladeのような、インストが人気の人ではあります」
P「が、堅実なボーカル曲も人気の秘訣ですね」
P「この二人について、歌に関して心配しているところは何一つありません」
P「中村さんへのオファーも、何が来ても大丈夫だ、と思って頼みました」
あずさ「あ、あらあら~ありがとうございますー」
貴音「……真、嬉しく思います」
P「じゃあ次にカバーに行きましょう」
P「二人に求めたのは、まさに『安定感』です」
P「あまり冒険せず、二人のイメージや歌声をより洗練させる、そういう曲を選びました」
貴音「はい。聴かせていただきましょう」
その1:「Twinkle Star」
P「やよい担当だったTOMOSUKEさんの曲ですね」
P「あずささん向けの曲であり、貴音と一緒に歌うことでの曲の『深み』を狙いました」
あずさ「ふふっすごく良い曲ですね。……お星さまだから、貴音ちゃんのイメージもあるものね」
貴音「成程……お互いの特徴を盛り込んだ楽曲ということですか」
貴音「わかりました。あずさに負けぬよう……いえ、あずさと共に、歌ってみせましょう」
あずさ「ええ、お願いね」
その2:「ほしふり」
貴音「あさき殿の楽曲……こちらは、わたくし向け、ということでしょうか」
P「そう!( ゚д゚ )彡だ、そして、あずささんには未知の分野になる」
P「でも無意味に明るい曲ならいざ知らず、ここまで哀愁を重要視した曲なら大丈夫でしょう」
P「あずささんには悲しい曲を歌いこなす力量がありますから」
あずさ「まあ、評価してくれて嬉しいですよ」
P「いえ事実ですから。それに仮に厳しくても、今度は貴音がフォローしてくれます」
貴音「もとより、そのつもりです」
あずさ「そう?……じゃあ、貴音ちゃんに甘えちゃおうかしら」
貴音「ふふ……はい、微力ながら、あずさの力となって『ほしふり』を完成させましょう」
あずさ「ありがとう貴音ちゃん」
P「この二人は何度も言いますが『安定感』の塊です」
P「無理にイメージに幅を持たせるのでなく、そのイメージを成熟させていく方がより良いと判断しました」
P「一方にとってやりやすい曲を、その人の支援をつけることで、もう一方も歌いやすく」
P「その理論で、今回のカバー曲を選びました」
あずさ「はい~、どっちも貴音ちゃんと歌うのが、とても楽しみです~」
貴音「わたくしも同様。……あずさ、共に力を合わせ、素晴らしい作品に致しましょう」
あずさ「そうね。貴音ちゃんと一緒なら、きっと出来るわよね」
貴音「はい、もちろんです」
―――
律子「で、ようやく私たちですか」
小鳥「ピヨピヨ」
律子「小鳥さんがこんな意味分からない状態なんで、さっさと行っちゃって下さい」
P「えー、今回も……なぜ小鳥さんの時に、こんな良い人が作ってくるのか……」
律子「誰ですか?」
P「片岡つぐみさん、だ」
片岡嗣実
「Over the Rainbow」
「ブタパンチのテーマ」
「Stardust Wanderers」
律子「2曲目の浮きっぷりが凄まじいですね」
小鳥「Over the Rainbowっていい曲じゃないですかぁ!」
P「うわ、復活した」
P「……えー……あとは、響が歌ってた『つぼみ』も片岡さんの曲だ」
P「基本的には、こういう繊細なメロディーが得意な人なんだが……」
P「たまに2曲目のように、ぶっ壊れる時があるな……今回は普通の曲が来るだろうけどね」
律子「そうであって欲しいですね」
小鳥「私だってそうであって欲しいですよ!」
P「そんなこと言うなら俺だってそうですよ」
P「……とにかく、二人の歌唱力も結構安定してるから、まあ大丈夫でしょう」
P「オリジナルはこれくらいにして……次はカバーですね」
小鳥「どんな曲が来るんですかぁ!?」
律子「もうちょっと落ち着いて下さい」
P「……小鳥さんの暴走癖は、今に始まったことじゃない」
P「そしてそんな小鳥さんのために、あと二人のイメージに合っている曲として、コレを選んだ」
その1:「魔法のタルト」
律子「まあ、歌詞は結構アレですけど、嫌いじゃないですね」
小鳥「ピヨォ……こ、こんな……」
P「どうしました?」
小鳥「ま、またこのパターンですか……」
小鳥「太るだの何だの……終いには私に『私が好きなモノは彼氏』と歌わせると……」
律子「……ハァ」
小鳥「私が何したって言うんですかぁ!?」
P「……被害妄想もそれくらいにして下さい」
律子「プロデューサー、いくら小鳥さんがアレな人でも、それくらいにしてあげて下さい」
P「わかってるよ、からかっただけ」
小鳥「ぴ、ピヨッ!?」
P「前のソロCDと違って、歌詞に他意はありません。それで選んだわけでも無いです」
P「この曲で、律子にも小鳥さんにもある、『乙女』の部分を強調したかったんですよ」
律子「……ま、そんなとこだろうなと思いましたよ」
小鳥「そ、そうだったんですか……?」
P「ええ、そうです」
P「まあこの曲のテーマ自体は『タルト』ですけど、その辺のファンシーさも含めて『乙女』ってとこですね」
小鳥「はぁ~そうでしたか……はぁ~」
P(OBSN特有の溜息が……)
律子「もう一つはどんな曲なんですか?」
P「ん?おお、もう一つはコレだよ」
その2:「Go Easy!!」
P「コレは、今までの律子、小鳥さん、どちらにも提案しなかった『二人らしい曲』ですね」
律子「……ははぁ、なるほどね」
小鳥「え?律子さん何かわかったんですか?」
律子「私たちらしい……と言うか、私たちに『こうしたら?』っていうPからの提案……かしら」
P「上手いこと言うなぁ」
律子「肩の力を抜いて、気軽に行こう……そういうことですね」
P「そう!( ゚д゚ )彡いうことだ」
P「気楽に行こうよ、というメッセージ性を持った曲」
P「『会社員』の二人だから、どの組み合わせよりも一番この曲が映える」
小鳥「肩の力抜いて、かぁ……」
律子「小鳥さんは抜きすぎの時ありますけどね」
小鳥「ピヨ……」
P「まぁ、逆に律子はちょっと張ってるかな。そういう意味でもバランスは良いよ」
律子「ふふっ自覚はしてますよ。……ですから、プロデューサーがこの曲を選んでくれて、ちょっと嬉しいです」
P「はっはっは、そりゃあ俺はお前たちのプロデューサーだからなぁ。よく見てるぞ」
小鳥「わ、私は……?」
P「見てますよ、そりゃあ同じ部署だし」
小鳥「いやそういう意味ではなくて……」
律子(アイドルって見られたいのね……)
―――
こうして、それぞれのCDが発売された
担当した曲だけでなく、合間のトークコーナーも好評を博し、T@GFORCE SERIESも成功を収めた
MT01:春香・千早
01:BRIGHTFUL~きらめく想いの向こうへ / 佐野宏晃
02:Talk01"千早ちゃんを笑わせろ!"
03:たからもの
04:Talk02"二人の休日の過ごし方"
05:Dar[k]wish
MT02:亜美・真美
01:ミラクル=ツインズ / 泉陸奥彦
02:Talk01"違いを見抜け!亜美のアピールタイム"
03:衝動がえがいたどうしようもないストーリー
04:Talk02"違いを見抜け!真美のアピールタイム"
05:murmur twins
あの二人、結局murmur twinsを歌い切りやがった……
やはり将来的には、とんでもないアイドルになりそうだ
MT03:雪歩・真
01:Mysterious couple / ota2
02:Talk01"萩原雪歩改造計画~スポ根編"
03:Let's go out!
04:Talk02"菊地真改造計画~お姫様編"
05:恋のメリーゴーランド
トーク部分では、お互いのイメージチェンジ案をお互いで考え、実践してみることに
真のお姫様キャラは、上手いこと恋のメリーゴーランドに繋がってくれた
MT04:やよい・伊織
01:ELECTRIC☆POP☆STARS / Mr.T
02:Talk01"アイドル交換日記1~4日目"
03:Raspberry Heart
04:Talk02"アイドル交換日記5~7日目"
05:fellow
普段は言えないお互いの素直な気持ちを、交換日記で書いてもらう
そして伊織の日記をやよいが、やよいの日記を伊織が朗読した
かなり甘々で、ファンからは大好評だった
MT05:美希・響
01:Ms.MATCH+COMBINATION / Y&Co.
02:Talk01"響のためのクイズ道場…ゲスト・サツキ先生"
03:BRE∀K DOWN!
04:Talk02"美希のための安眠指南~ゲスト・謎の赤帽コナミ君"
05:Cloudy Skies
響が苦手だというクイズに、二人で挑戦するトーク1
珍解答が連発で中々の面白さを見せた
トーク2は……かなりカオスな出来だった
MT06:貴音・あずさ
01:Moonlight Tears / Kozo Nakamura
02:Talk01"絵本朗読~蛇神(かがち)"
03:ほしふり
04:Talk02"絵本朗読~Blind Justice"
05:Twinkle Star
貴音の希望により、絵本の朗読をトーク部分に収録した
絵本にしては色々とエグすぎる内容だったが、二人の声のおかげか、マイルドな仕上がりになった
MT07:律子・小鳥
01:親愛なるアイドルたちへ / 片岡嗣実
02:Talk01"プロデューサー座談会~秋月律子・姉ヶ崎寧々・オタコン・振り向き"
03:魔法のタルト
04:Talk02"音無小鳥の妄想トークショー"
05:Go Easy!!!
律子が提案した、各アイドルの担当Pによる座談会
都合がついた4人で行ったが、娘自慢みたいで中々面白かった。またやってみたいな
そして、MTシリーズの好調を受け、再びグループ全員での活動が計画された
前回は「ULTiM@TE ☆×13」全員バージョンをシングルとして発売しただけだったが
今回はアルバム形式で発売することになる、と決まった
まずは全員で歌うオリジナル曲が2つ。そのうちの1曲を担当するのは、春香の時にお世話になった村井聖夜さん
そしてもう1曲の担当は……今は秘密かな
オリジナル2曲以外に、複数の組み合わせで歌うカバー曲を、なんと計10曲
そして全員が歌うカバー曲を3曲
15曲入りの、豪華なアルバムとなることになった
カバー曲の組み合わせについては、こうなった……
―――
01:「凛として咲く花の如く」
歌唱:春香・真・やよい
春香「これ知ってます!すごく有名な曲ですもんね」
やよい「そんな曲を歌わせてもらえるなんて……うっうー!やりましたね春香さん、真さん!」
真「そうだね、その分プレッシャーもあるけど……へへっ何だか武者震いが止まらないよ!」
―――
02:「ヒマワリ」
歌唱:雪歩・伊織・亜美・真美
雪歩「へぇー、まっすぐな感じの曲ですね」
伊織「ま、どんな曲でもこの伊織ちゃんがいれば大丈夫よ」
亜美「おぉう、いいじゃんいいじゃーん。テンションあがっちゃうE~曲だねぇ」
真美「うんうん、真美たちも頑張っちゃうよ~」
―――
03:「SHION」
歌唱:千早・律子・あずさ
千早「英語詞の部分もありつつ、速く情緒的な曲……面白いですね」
律子「千早がいれば、安心かしらね。私も手を抜くわけじゃないけれど」
あずさ「ふふっ、はやーい曲は慣れてませんけど……がんばっちゃいますよぉ?」
―――
04:「朧」
歌唱:響・貴音
響「貴音と二人かぁ……しかも和風。自分、ちゃんと『自分らしさ』出せるかなぁ……」
貴音「何を弱気になっているのです、響。わたくしと一緒に参ろうではありませんか」
響「う、そうだな。弱気なんて……自分らしくなかったな!」
貴音「ええ、響らしくしていれば、この曲『おぼろ』も、必ずや応えてくれるでしょう」
響「あー……おぼろ、って読むのかぁ……」
―――
05:「防人恋歌」
歌唱:美希・真・雪歩
美希「うわーい、真君と一緒なのー!」
真「美希ってばぁ、そんなに引っ付かないでよ……」
雪歩「ま、真ちゃんは渡さないんだからぁ!」
美希「む~……じゃあこの曲だけもらってくの」
雪歩「そ、それもダメぇ!」
―――
06:「NEW SENSATION~もう、あなたしか見えない~」
歌唱:千早・貴音・あずさ
貴音「ふむ、こういった曲もたまには面白いですね」タユーン
あずさ「そうねぇ、SHIONよりももっとはやーい曲だけど……やるしかないかしらぁ」ドタプーン
千早「……」
千早「……くっ」
―――
07:「チェイス!チェイス!チェイス!」
歌唱:真美・春香・響
響「この曲と組み合わせは……『元気』がテーマだな!」
やよい「はわっそうなんですか!?響さんすごいですー!」
春香「わ、私の元気は二人に追いつくかなぁ……」
やよい「じゃあ春香さん、気合のハイターッチしましょー!」
―――
08:「Sweet Rain」
歌唱:美希・律子
律子「美希には慣れたジャンルだろうけど、私には未知の領域ね」
律子「私も頑張るから、フォローお願いね?」
美希「律子、さんが弱気なんて珍しいの……こ、ここは美希のイイ所を見せるチャンスなの!」
美希「しっかりついて来てなの!」
―――
09:「華爛漫-Flowers-」
歌唱:雪歩・千早・やよい
やよい「あうぅ~、何かむずかしい言葉がたくさんですぅ……」
千早「し、心配ないわよ高槻さん、私がしっかり教えてあげるからね!?」
雪歩「ち、千早ちゃんなんか怖いよ……」
やよい「千早さん、ありがとーございますっ」ガルーン
―――
10:「Twinkle Wonderland」
歌唱:伊織・亜美・あずさ
あずさ「あら、はやーいけど、こういう曲なら歌いやすいわね~。うふふ」
亜美「よく真美が歌うような曲だからな~。真美との違い、バッチシ見せてやんなきゃね!」
伊織「二人とももう……勝手に暴走したりしないでよね!?」
―――
11:「探検ノート Street Style」
12:「Dragontail Butterfly」
13:「EDEN」
歌唱:THE IDOLM@STER
P「これで以上だな」
律子「一つ、間違いなくプロデューサーの趣味が入ってますよね」
P「当たり前だ!この曲を入れずして何が振り向きだ!」
春香「開き直られても……」
千早「まあ、何でも、いいですけれど」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん、なんで私は入ってないんですかぁ!?」
小鳥「またこの機会に男の人たちからグヘヘ……って考えてたのにぃ!」
P「レアキャラが出しゃばるんじゃありません!」
小鳥「ピヨォ~…………」
―――
というわけで発売されたM@STER EVOLUTION
このCDもヒットし、そしてその後のライブも、大盛況のうちに幕を閉じた
今でもTHE IDOLM@STERは活動している。みんな、それぞれの道を歩みながら
春香と千早は、個人活動でもこのままデュオとして、活動していくことにしたらしい
やよいは、バラエティ班でも仲間が増えてきた。稼ぎも上々だと嬉しそうに話してた
亜美と真美は、デュエルの腕をさらに磨いている。九十九遊馬との対戦も今度決まったとか
律子はそんな二人を暖かく見守りながら、たまにアイドルとして歌を歌う、人気Pだ
響は苦手なクイズ番組でも、自分らしくやれるようになった、と担当Pから聞いた
雪歩はまだまだ改善点も多いけど、一番伸び白がある、と美少女部門もっぱらの注目株に成長している
真はアイドル活動が実を結んだのか、格闘イベントでも歌を頼まれたりするようになったらしい
あずささんも映画の撮影に入り、アイマス活動は休みが多くなったが、その分映画の方で頑張っている
貴音も撮影だが、声優の仕事らしい。中々面白い活動をするな、と思う
伊織はライバルがいるらしく、その人と仕事量が変わらなくなってきた、と自慢げに話してきた
美希は……何だかんだで、やるときはやる奴だ。ヨシタカさんの方から、新曲のオファーも来た
小鳥さんは、「次の私の出番はいつですか!?」とレアキャラにあるまじき出たがりを今日も披露しながら事務をしている
これからもそんなメンバーで続いていく
彼女たちが、573プロが誇る本格派アイドルグループ
「THE IDOLM@STER」だ!( ゚д゚ )彡
M@STER EVOLUTIONS
01:Message @ Us / 村井聖夜
02:凛として咲く花の如く(春香・真・やよい)
03:ヒマワリ(伊織・亜美・真美・雪歩)
04:SHION(千早・律子・あずさ)
05:朧(響・貴音)
06:防人恋歌(雪歩・真・美希)
07:NEW SENSATION~もう、あなたしか見えない~(千早・あずさ・貴音)
08:チェイス!チェイス!チェイス!(真美・春香・響)
09:Sweet Rain(美希・律子)
10:華爛漫~Flowers~(雪歩・千早・やよい)
11:Twinkle Wonderland(あずさ・亜美・伊織)
12:探検ノート(THE IDOLM@STER)
13:Dragontail Butterfly(THE IDOLM@STERS)
14:EDEN(THE IDOLM@STER)
15:Everlasting Stage / SUPER STAR 満 -MITSURU-
おわり
乙乙
コメント 4
コメント一覧 (4)
最後まで見る人は少ないんだろうな。埋れちゃって残念だ
ビーマニ全盛期のゲーセンってアケマスも稼働してたし楽しかったなぁ