亜美「ねえねえにーちゃん、モビルスーツ買ってよ」
P「亜美、お前いきなり何言ってんだ?」
亜美「え→!だって移動とかに便利じゃん!」
P「あのなあ…。もうちょっと現実見てくれよ」
亜美「考えたからだYO!安全に移動出来るじゃんさ」
P「安全かもしれないけどな、いくらかかると思ってんだ」
亜美「ん→と、30万円くらい?」
P「ダメだ亜美、お前は全然現実が見えていない」
亜美「なんでさ!」
P「そもそも亜美、どのモビルスーツが欲しいんだ」
亜美「バーザム!」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 12:47:54.05 :xA5Bp1AB0
P「はぁ…。ダメだダメだ、バーザムなんて」
亜美「どうして!」
P「だったら、マラサイとかでいいじゃないか」
亜美「そうかもしれないけど、だってよ…バーザムなんだぜ!?」
P「言いたい事はそれだけか?」
亜美「いいじゃん!ガソリン代とかは亜美が出すから!」
P「はいはい。バカな事言ってないで仕事行くぞ」
亜美「む→!」
~移動の車内~
亜美「ほら、こんな渋滞だってバーザムならひとっ飛びなのに」
P「そうだな、マラサイでもひとっ飛びだな」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 12:48:57.32 :cRUNZNC20
亜美「亜美たち歌ってるじゃん」
亜美「スピード制限あるハイウェイがダメならジェット機があるって」
P「うん」
亜美「だったらモビルスーツでもいいじゃん!」
P「ジェット機じゃ戦闘空域を突破できない!」
亜美「だったらそうだ!バーザムだ!」
P「対空砲火もなんのその!」
亜美「鋭い機動でかわしまくるぜ!」
P「お前に捉えられるかな?」
亜美「青い稲妻と呼ばれた、この俺を!」
P「上空から撃ち抜いてやろうか?」
亜美「薄い!薄い!薄い!そんな防衛網!!」
P「まあ買わないけどね」
亜美「くっそ!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 12:54:51.81 :xA5Bp1AB0
P「ラジオ、いつも竜宮の三人でやってるけど今日はひとりだぞ?」
亜美「大丈夫だYO!にーちゃん、亜美のエッセンシャルをナメたらいかんぜ」
P「ポテンシャルって言いたいのか。大丈夫、わかってるぞ、亜美の実力」
亜美「おう!じゃあにーちゃん、行ってくるYO!」
P「全く、なんで急にモビルスーツが欲しいとか言い出したんだか…」
P「モビルスーツなんて買わなくても、移動なんてたいして困らないだろ」
P「大体、維持費にどれだけのお金がかかると思ってんだ」
『今日のゲストはー…』
『はいは→い!双海姉妹のかわいくて美しい方!亜美だよ→!』
『って亜美ちゃん、今の真美ちゃんが聞いたら怒るよ!?』
『うん、謝っとく!ごめんね真美!ちょっと移動が楽しくて、テンション上がっちゃって!』
『移動?移動中にお菓子でも食べてたの?』
『違うYO!今日はなんと、バーザムで来たんだ!』
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 12:58:22.46 :xA5Bp1AB0
P「亜美、あれはどういう事だ…」
亜美「ちょっと、場を盛り上げようとしただけだって!」
P「ラジオ聞いてた律子から、すぐに電話がかかってきたんだぞ」
P「バーザム買ったのか?こっそり買ったのか?事務所を潰す気か?」
P「そもそも、舗装された道が多いんだからドムで十分 って説教付きでな」
亜美「りっちゃん聞いてたんだ。確かにドムでホバーもいいなあ」
P「なあ亜美、ちょっと聞いてくれないか」
亜美「なに?」
P「亜美がバーザム欲しがってるのはよくわかった。でもな、世の中には必要じゃないものってのもあるんだ」
P「仕事での移動、いまは車で大体どうにかなってる。新幹線だってある」
P「だから、わざわざあんな高いものを買わなくてもいいんだ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:02:10.31 :xA5Bp1AB0
P「亜美は、なんのためにバーザムが欲しいんだ?」
亜美「そりゃ、乗りたいんだよ」
P「じゃあ今度、バーザム博物館に行こう。あそこなら」
亜美「ダメなんだよ!博物館のじゃダメなの!」
P「博物館っていっても、あそこにあるの本物のバーザムだぞ?」
亜美「ダメ!全然自由に動けないんだもん!」
P「あのなあ亜美、モビルスーツに乗るって、簡単じゃないんだ」
P「まして、街中を自由に歩くなんて、どれだけの申請や資格がいるか」
亜美「でも!亜美は乗りたいの!」
P「亜美!無理なものは無理なんだ、わかってくれ」
亜美「大人はみんなそうだ!なんだかんだって!」
P「亜美」
亜美「わかったよ!もうバーザムなんていらない!」ダダッ
P「亜美…」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:06:17.32 :xA5Bp1AB0
亜美「にーちゃんは全然わかってくれないYO…」
亜美「そりゃ、亜美だって、簡単にモビルスーツ乗れるなんて思ってないけどさ」
亜美「…今日はもうお仕事終わったし、家に帰ろう」
~夜~
亜美「はあ…。もう寝よっかな」
亜美「起きたら野生のバーザムが落ちてますように」
モヤモヤモヤーン
亜美「ここは…」
バーザム「こんばんは」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:11:14.53 :xA5Bp1AB0
亜美「バーザムだ…」
バーザム「そうです、バーザムです」
亜美「どうしたの?亜美の夢にまで出てくるなんて」
バーザム「亜美ちゃんに言いたい事があってね」
亜美「…なに?」
バーザム「亜美ちゃんが私を好きでいてくれるのはよく伝わった。嬉しいよ、ありがとう」
バーザム「でもね、プロデューサーくんの言う事が正しいんだよ」
亜美「バーザムまでそんなこと言うんだ」
バーザム「仮に、私を操縦できたとして、亜美ちゃんは何がしたいんだい?」
亜美「そりゃ、ね、ブーストして空に浮いたり、がしゃんがしゃん街を歩いたり」
バーザム「そうかい」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:16:11.94 :xA5Bp1AB0
バーザム「亜美ちゃん。街を歩く時は、危険がいっぱいなんだ」
バーザム「万が一、操縦をミスして私が倒れたら、どうなる?」
亜美「…危ないよね」
バーザム「そう。それこそ冗談じゃすまなくなる」
バーザム「人が犠牲にならなくても、建物が壊れたりするだろう」
バーザム「そうなったら、操縦している亜美ちゃんもタダじゃすまない」
バーザム「亜美ちゃん、そこまでの覚悟が君にあるかい?」
亜美「…」
バーザム「それに…あまり言いたくは無いが、私たちは戦争の道具だ」
亜美「! そんな事ないよ!バーザムは」
バーザム「いや、いいんだよ亜美ちゃん。君の気持ちだけで十分だ」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:18:59.52 :bEjJkkTP0
亜美「でも、亜美は…」
バーザム「私たちは作られては戦場に送られ…そこで出会った相手と戦う」
バーザム「やられる事もあれば、相手を撃墜する事もある」
バーザム「相手が誰であろうと関係が無いんだ。立場が違う。それだけの理由で戦う」
バーザム「そこに、個々の意志なんてものは存在しない」
バーザム「…私はパイロットの操り人形以下の存在なんだ」
亜美「そんな悲しい事を言わないでよ!」
バーザム「それが戦争なんだ、亜美ちゃん、わかってくれ」
亜美「そんなの悲しすぎるじゃん…」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:26:06.52 :xA5Bp1AB0
バーザム「ああ、悲しすぎるな」
バーザム「わかっていても、所詮、私はモビルスーツなんだ」
バーザム「相手を…。人を殺すための道具なんだ」
バーザム「感じる心なんて必要ないんだ。邪魔になるだけだからな…」
亜美「じゃあさ」
バーザム「?」
亜美「いま、亜美と話してるバーザムはなんなのさ?」
バーザム「私…かい?」
亜美「そうだよ!自分で戦争の道具だなんだって言いながらさ」
亜美「なんでそんな悲しそうなの!?亜美にはそう見えるよ!」
亜美「心が邪魔になるって、それ本心なの!?」
亜美「そう思ってるなら、なんで亜美の前に出てきたのさ!?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:29:36.64 :ZPPUlJ+Hi
バーザム「…」
亜美「バーザムたくさん作られたけど、亜美の前にいるバーザムは?どう思ってんのさ!」
バーザム「私は…」
亜美「いいじゃん!亜美の夢の中なんだから、自分の思うように話してごらんよ!」
バーザム「そうだね…。私は、モビルスーツとして生まれたけれど、戦争には行きたくなかったね」
バーザム「出来る事なら、どこかで作業用として使われたかったよ」
バーザム「手にライフルを持つくらいなら、作業用スコップを持ちたかった」
バーザム「こんな弱気な事を言って、亜美ちゃんを失望させちゃったかな」
亜美「そんな…そんな事ないよ!バーザムの本音が聞けたんだもん!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:30:34.00 :gBP6qP/NO
亜美「バーザムが言った事、亜美、聞くよ」
バーザム「ん?」
亜美「街を歩くのは危険だって事。何かあった時の責任とかさ、亜美、責任なんて取れないもん」
バーザム「そうかい…」
亜美「うん。それに誰かに迷惑かける事も、いけないって思ったし」
バーザム「亜美ちゃん、君はとても素直で、自分の気持ちにまっすぐだ」
バーザム「時に、それが間違った方向に行ってしまう事があるかもしれない」
バーザム「でも、亜美ちゃんはきっとそれでいいんだよ」
バーザム「間違った時は間違いを認め、それを次に生かす。亜美ちゃんの素直さでね」
亜美「うん」
バーザム「なんだか、とてもたくさん話をしたような気がする…」
バーザム「そろそろ朝だよ。亜美ちゃん、遅刻しないようにね」
亜美「うん、ありがと、バーザム」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:38:27.94 :xA5Bp1AB0
~事務所~
亜美「おっはよ→!!」
小鳥「亜美ちゃんおはよう。なんだか元気ね」
亜美「あったり前じゃん!いつでも元気だYO!」
P「おう、亜美、おはよう!」
亜美「おう、にーちゃんおはようだYO!」
律子「おはよう亜美。さっそくだけど昨日のラジオ、あれはどういう事?」
P「いや、律子、あれはな」
亜美「りっちゃん!にーちゃんも!あの時は勝手な事言ってごめんなさい!」
亜美「亜美、なんだかひとりで浮かれて、周りに迷惑かける事を忘れちゃってた」
P「亜美…」
亜美「本当にごめんなさい!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:42:12.50 :xA5Bp1AB0
律子「…まあ反省しているみたいだし、今回はいいわよ」
P「律子…。亜美も、ちゃんと謝ってくれて、ありがとな」
亜美「うん、ごめんなさい。亜美、全然周りが見えてなかったんだ」
P「そうか。亜美、今日ヒマだろ?ちょっと付き合ってくれよ」
春香「!!」
あずさ「!!」
小鳥「!!」
亜美「え、うん、いいよ」
P「じゃあ、ちょっと出かけてくるな」
ガチャッ バタン
律子(なんでみんな一斉に反応するのよ)
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:46:10.48 :xA5Bp1AB0
P「どうしたんだ、昨日はあんなに、モビルスーツが欲しいって言ってたのに」
亜美「にーちゃんはわかってないね!女心は秋のソバのようにコロコロこねるんだよ」
P「秋の空な」
亜美「それよりにーちゃん、誘うにしても、もうちょっと言葉選んでよ」
P「ん?」
亜美「はるるんとかあずさお姉ちゃん、にーちゃんの言葉にすっごい反応してたよ」
P「あー…。付き合ってくれ って言い方か。すまん、気をつける」
亜美「次から気をつければよろしい。」
P「で、今日はな」
亜美「わかってるよ。バーザム博物館へ行くんでしょ」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:50:24.10 :xA5Bp1AB0
~バーザム博物館~
亜美「ここがバーザム博物館…。初めて来たよ」
P「ん?亜美、来た事なかったのか?」
亜美「うん。インターネットで見ただけ」
P「なんか意外だな。あの亜美の熱意だと、何度も来た事あるのかと」
亜美「だから今日は、すっごく楽しみなんだ」
P「そうか。俺も来た事ないし、ちょっとワクワクしてるんだ」
亜美「おやおや~、これはいわゆるデートなのでは?」
P「じゃあ、亜美と博物館デートだな」
亜美「にーちゃん、いまの言葉、事務所の誰かに聞かれたらマズいよ~?」
P「そうだな、今度は事務所の他のアイドルとデートしようかな」
亜美「アイドルじゃないピヨちゃんは泣くね」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:54:37.83 :xA5Bp1AB0
亜美「すっご!ホントにバーザムの博物館だ!」
P「本当にすごいな。こんなに立派だなんて」
亜美「バーザムの出来るまで講座もあるYO!」
P「こっちにはバーザムのプラモデル講座がある!」
亜美「すっごい!博物館すっごい!」
P(ヤバい亜美にテンション引っ張られたけど、俺、ちょっとはしゃぎすぎだろ)
亜美「ほらほらにーちゃん!あれ撮ろう!バーザムと撮れるプリクラ!」
P「お、おう。せっかくの記念だからな!」
P(アッシマーと撮れるプリクラはないのか)
亜美「バーザムの絵描き歌あるよ!」
P「絵描き歌勝負するか!亜美よりうまく書いてやろうじゃないか」
亜美「絶対に負けないかんね!」
P(ドゴスギアでも書くか)
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:58:57.63 :xA5Bp1AB0
亜美「ふぅ…。博物館ってすごいね」
P「俺も、亜美に引っ張られてちょっとはしゃぎすぎたな」
亜美「はしゃぐにーちゃん、ちょっとかわいかったYO」ンッフッフー
P「あまりからかわないでくれ…。音無さんには絶対言わないでくれよな」
亜美「妄想のネタに使われちゃうからね」
P「そろそろ、メインアトラクションだな」
P「ほら亜美、バーザムの試乗が出来るぞ」
亜美「…」
亜美「にーちゃん、その事なんだけどさ、亜美、バーザム乗らなくていいや」
P「え?どうしてだ、あんなに乗りたがっていたじゃないか」
亜美「うん。乗りたがってたし欲しがってた。でもね、もういいんだ」
P「あれか?ここじゃ全然自由に動かせないからか?」
亜美「ううん、違うんだ」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:02:32.05 :xA5Bp1AB0
亜美「亜美、あそこからの景色は、見ない方がいいと思ったんだ」
P「操縦席からの?」
亜美「うん」
P「でもきっと、高いし遠くまでいい景色が見えると思うぞ」
亜美「うん。でも高い場所からの景色は、観覧車とかそういうので見るよ」
亜美「もういいの。亜美もいろいろ考えたんだ」
P「そうか…。亜美がそうまで言うんなら、俺は何も言わないし、聞かない」
亜美「ありがと、にーちゃん」
P「じゃあ、事務所のみんなにお土産買って帰るとするか!」
亜美「そ→だね!亜美、チョコバーザム欲しい!」
P「じゃあ俺はバーザムの実でも買うか」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:02:56.60 :cndFHA/Z0
亜美「たっだいま→!!」
小鳥「おかえりなさい亜美ちゃん、プロデューサーさん」
律子「亜美、リフレッシュできた?」
亜美「うん!にーちゃんとデートだったからね!」
春香「プロデューサーさん…?」ピクピク
あずさ「亜美ちゃんとデートなんて、羨ましいわね~」プルプル
P「顔は笑ってるけど、なんだか怖いぞ、みんな」
響「あっ亜美!ずるいぞプロデューサー独り占めだなんて!」
亜美「むふふ→。いいでしょ。ひびきんも今度、おねだりしてみたら?」
真「みんなもりあがってるねー」
貴音「ばーざむの実…。なかなかおいしいですね」モグモグ
雪歩「バーザム茶って、これおいしいのかな…」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:11:08.64 :xA5Bp1AB0
亜美「んでね、博物館でのにーちゃんのはしゃぎっぷりときたら」
雪歩「なんだか子供みたい」フフッ
響「プロデューサーも、やっぱりそういうところ好きなんだな」
P「おーい亜美、内緒にしといてくれよ」
亜美「だいじょぶ、本気ではしゃいでたところは言わないから」
春香「そんなにはしゃいでたんだ」
あずさ「プロデューサーさんも、子供みたいにはしゃぐ事があるんですね」
律子「あーあ、私もたまにははしゃぎたいなあ…」
P「じゃあ今度は、みんなでキャンプでも行くか?」
真「おっ!それはいい考えですね、プロデューサー」
小鳥(はしゃぐプロデューサーさん)
小鳥(子供みたいにはしゃぐプロデューサーさん)
小鳥(子供プロデューサーさん)ハァハァ
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:15:19.94 :xA5Bp1AB0
P「おはようございます」
真美「おっはよう!ねえねえにーちゃん!」
P「ん?なんだ、真美、いきなり」
真美「今度のドラマなんだけどさ、真美、ど→しても納得いかない!」
P「どこが納得いかないんだ?」
真美「真美の役、なんだかちょ→イヤミな女の子じゃん!なんでさ?」
真美「こんなのやったら、真美のイメージ崩れちゃうって」
真美「だからさ、にーちゃんから監督にズバっと言ってちょ→だいYO!」
P「あのな真美」
亜美「真美、それはダメだよ」
P「あ、亜美?」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:16:15.30 :cndFHA/Z0
亜美「今からそんなこと言っても、周りが混乱するだけだよ」
亜美「それに、真美を使ってくれる人は、その役を真美にやらせてみたいんだよ、きっと」
真美「でもさ!」
亜美「真美は、来た役を演じるだけの人形じゃないでしょ?」
亜美「考えて悩んで、今だってこんなに悩んでる」
亜美「ドラマで嫌な子の役やったくらいじゃ、なんともないって」
亜美「あの真美がこんな役も出来るんだ!って逆にびっくりされるよ」
真美「でも」
亜美「真美が駄々こねてやる気無くして、一緒に演じる人たちはどーなるの?」
亜美「せっかくのドラマを、真美が壊しちゃうの?そんなの、亜美だってヤだよ」
亜美「全部ぐちゃぐちゃにしちゃったら、責任とれないじゃん」
真美「…うん」
亜美「だからさ、頑張ってみよ→よ!」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:25:31.86 :xA5Bp1AB0
真美「わかった。にーちゃんごめんね、わがまま言って」
P「いや、俺も役柄についてもっと話し合うべきだった」
亜美「うんうん、一件落着ですな」
真美「それにしても亜美、なんだかオトナになった?」
亜美「うん!にーちゃんがオトナにしてくれたYO!」
小鳥「」ブフッ
律子「亜美!?プロデューサーも!どういう事ですか…!」
真美「なになに!?じゃあ真美もオトナにしてYO!」
P「亜美、お前いまの絶対わざとだろ。誤解を生むような言い方はやめてくれよ」
亜美「おうおうすまんね!ちょっとしたお遊びだよ、お遊び」
律子「まったく。外でそんな事、言わないで頂戴ね」
P「本当だぞ。寿命が縮む」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:29:39.93 :xA5Bp1AB0
律子「そうだ亜美。あなた、モビルスーツ欲しがってたわよね?」
亜美「ん?うん、遠い昔の、子供時代の亜美は欲しがってたね」
律子「なに言ってるのかよくわからないわね…。とにかく、モビルスーツなんだけど」
律子「社長が、昔に乗っていたハンブラビでいいならあげよう って言ってくれたの」
P「ハンブラビ?社長が?」
律子「若いころは結構無茶してたみたいよ、社長。亜美、それでいいなら、もらうけど」
亜美「い→や、もういいんだ、りっちゃん」
律子「なんで?あんなに欲しがってたじゃない。ハンブラビじゃ不満?」
亜美「ん→ん。すっごい嬉しいよ。でもさ操縦はど→するの?申請も資格もいるんだよね?」
律子「それは、まあ、ね。確かに色々大変よね」
亜美「それにさ、万が一ミスって転んで、建物壊しちゃったら、りっちゃん責任取れる?」
律子「うっ…。それはちょっと、重すぎて責任取れないわ」
亜美「でしょ。だったらいらないよ。趣味や移動で乗るほど簡単なものじゃないし」
律子「亜美…、あなた本当に大人になったわね」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:33:54.32 :xA5Bp1AB0
ワイワイガヤガヤ
P「なんでみんなガンプラ作ってるんだ?」
亜美「にーちゃんが、子供みたいにはしゃぐって話をしたら、みんな作り始めちゃって」
伊織「はぁ~。このドムを下から見上げたフォルム、最高ね…」
千早「高槻さんのそれ、かわいいわね」
やよい「うっうー!ザクレロかわいいですよね!」
美希「黄色いギャン、黄色いギャンを作るの…!」
真美「おいおいにーちゃん!真美にも何か買ってきておくれ!」
亜美「真美はズゴックあたりがいいんじゃない?」
真美「ヤだよ!手がツメなのはイヤ!って亜美、なんでバーザムにスコップもたせてんのさ?」
亜美「んっふっふ~。それは亜美とバーザムのヒミツだYO!」
真美「変なの→!」
バーザム「…」
おわり
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:35:47.25 :aqcLS+ug0
P「はぁ…。ダメだダメだ、バーザムなんて」
亜美「どうして!」
P「だったら、マラサイとかでいいじゃないか」
亜美「そうかもしれないけど、だってよ…バーザムなんだぜ!?」
P「言いたい事はそれだけか?」
亜美「いいじゃん!ガソリン代とかは亜美が出すから!」
P「はいはい。バカな事言ってないで仕事行くぞ」
亜美「む→!」
~移動の車内~
亜美「ほら、こんな渋滞だってバーザムならひとっ飛びなのに」
P「そうだな、マラサイでもひとっ飛びだな」
が、ガソリン?
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 12:51:07.89 :xA5Bp1AB0亜美「亜美たち歌ってるじゃん」
亜美「スピード制限あるハイウェイがダメならジェット機があるって」
P「うん」
亜美「だったらモビルスーツでもいいじゃん!」
P「ジェット機じゃ戦闘空域を突破できない!」
亜美「だったらそうだ!バーザムだ!」
P「対空砲火もなんのその!」
亜美「鋭い機動でかわしまくるぜ!」
P「お前に捉えられるかな?」
亜美「青い稲妻と呼ばれた、この俺を!」
P「上空から撃ち抜いてやろうか?」
亜美「薄い!薄い!薄い!そんな防衛網!!」
P「まあ買わないけどね」
亜美「くっそ!」
P「ラジオ、いつも竜宮の三人でやってるけど今日はひとりだぞ?」
亜美「大丈夫だYO!にーちゃん、亜美のエッセンシャルをナメたらいかんぜ」
P「ポテンシャルって言いたいのか。大丈夫、わかってるぞ、亜美の実力」
亜美「おう!じゃあにーちゃん、行ってくるYO!」
P「全く、なんで急にモビルスーツが欲しいとか言い出したんだか…」
P「モビルスーツなんて買わなくても、移動なんてたいして困らないだろ」
P「大体、維持費にどれだけのお金がかかると思ってんだ」
『今日のゲストはー…』
『はいは→い!双海姉妹のかわいくて美しい方!亜美だよ→!』
『って亜美ちゃん、今の真美ちゃんが聞いたら怒るよ!?』
『うん、謝っとく!ごめんね真美!ちょっと移動が楽しくて、テンション上がっちゃって!』
『移動?移動中にお菓子でも食べてたの?』
『違うYO!今日はなんと、バーザムで来たんだ!』
P「亜美、あれはどういう事だ…」
亜美「ちょっと、場を盛り上げようとしただけだって!」
P「ラジオ聞いてた律子から、すぐに電話がかかってきたんだぞ」
P「バーザム買ったのか?こっそり買ったのか?事務所を潰す気か?」
P「そもそも、舗装された道が多いんだからドムで十分 って説教付きでな」
亜美「りっちゃん聞いてたんだ。確かにドムでホバーもいいなあ」
P「なあ亜美、ちょっと聞いてくれないか」
亜美「なに?」
P「亜美がバーザム欲しがってるのはよくわかった。でもな、世の中には必要じゃないものってのもあるんだ」
P「仕事での移動、いまは車で大体どうにかなってる。新幹線だってある」
P「だから、わざわざあんな高いものを買わなくてもいいんだ」
P「亜美は、なんのためにバーザムが欲しいんだ?」
亜美「そりゃ、乗りたいんだよ」
P「じゃあ今度、バーザム博物館に行こう。あそこなら」
亜美「ダメなんだよ!博物館のじゃダメなの!」
P「博物館っていっても、あそこにあるの本物のバーザムだぞ?」
亜美「ダメ!全然自由に動けないんだもん!」
P「あのなあ亜美、モビルスーツに乗るって、簡単じゃないんだ」
P「まして、街中を自由に歩くなんて、どれだけの申請や資格がいるか」
亜美「でも!亜美は乗りたいの!」
P「亜美!無理なものは無理なんだ、わかってくれ」
亜美「大人はみんなそうだ!なんだかんだって!」
P「亜美」
亜美「わかったよ!もうバーザムなんていらない!」ダダッ
P「亜美…」
亜美「にーちゃんは全然わかってくれないYO…」
亜美「そりゃ、亜美だって、簡単にモビルスーツ乗れるなんて思ってないけどさ」
亜美「…今日はもうお仕事終わったし、家に帰ろう」
~夜~
亜美「はあ…。もう寝よっかな」
亜美「起きたら野生のバーザムが落ちてますように」
モヤモヤモヤーン
亜美「ここは…」
バーザム「こんばんは」
亜美「バーザムだ…」
バーザム「そうです、バーザムです」
亜美「どうしたの?亜美の夢にまで出てくるなんて」
バーザム「亜美ちゃんに言いたい事があってね」
亜美「…なに?」
バーザム「亜美ちゃんが私を好きでいてくれるのはよく伝わった。嬉しいよ、ありがとう」
バーザム「でもね、プロデューサーくんの言う事が正しいんだよ」
亜美「バーザムまでそんなこと言うんだ」
バーザム「仮に、私を操縦できたとして、亜美ちゃんは何がしたいんだい?」
亜美「そりゃ、ね、ブーストして空に浮いたり、がしゃんがしゃん街を歩いたり」
バーザム「そうかい」
バーザム「亜美ちゃん。街を歩く時は、危険がいっぱいなんだ」
バーザム「万が一、操縦をミスして私が倒れたら、どうなる?」
亜美「…危ないよね」
バーザム「そう。それこそ冗談じゃすまなくなる」
バーザム「人が犠牲にならなくても、建物が壊れたりするだろう」
バーザム「そうなったら、操縦している亜美ちゃんもタダじゃすまない」
バーザム「亜美ちゃん、そこまでの覚悟が君にあるかい?」
亜美「…」
バーザム「それに…あまり言いたくは無いが、私たちは戦争の道具だ」
亜美「! そんな事ないよ!バーザムは」
バーザム「いや、いいんだよ亜美ちゃん。君の気持ちだけで十分だ」
何この溢れ出るカオス
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:21:16.35 :xA5Bp1AB0亜美「でも、亜美は…」
バーザム「私たちは作られては戦場に送られ…そこで出会った相手と戦う」
バーザム「やられる事もあれば、相手を撃墜する事もある」
バーザム「相手が誰であろうと関係が無いんだ。立場が違う。それだけの理由で戦う」
バーザム「そこに、個々の意志なんてものは存在しない」
バーザム「…私はパイロットの操り人形以下の存在なんだ」
亜美「そんな悲しい事を言わないでよ!」
バーザム「それが戦争なんだ、亜美ちゃん、わかってくれ」
亜美「そんなの悲しすぎるじゃん…」
バーザム「ああ、悲しすぎるな」
バーザム「わかっていても、所詮、私はモビルスーツなんだ」
バーザム「相手を…。人を殺すための道具なんだ」
バーザム「感じる心なんて必要ないんだ。邪魔になるだけだからな…」
亜美「じゃあさ」
バーザム「?」
亜美「いま、亜美と話してるバーザムはなんなのさ?」
バーザム「私…かい?」
亜美「そうだよ!自分で戦争の道具だなんだって言いながらさ」
亜美「なんでそんな悲しそうなの!?亜美にはそう見えるよ!」
亜美「心が邪魔になるって、それ本心なの!?」
亜美「そう思ってるなら、なんで亜美の前に出てきたのさ!?」
何がなんだかわからないがおもしろい
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:30:28.21 :xA5Bp1AB0バーザム「…」
亜美「バーザムたくさん作られたけど、亜美の前にいるバーザムは?どう思ってんのさ!」
バーザム「私は…」
亜美「いいじゃん!亜美の夢の中なんだから、自分の思うように話してごらんよ!」
バーザム「そうだね…。私は、モビルスーツとして生まれたけれど、戦争には行きたくなかったね」
バーザム「出来る事なら、どこかで作業用として使われたかったよ」
バーザム「手にライフルを持つくらいなら、作業用スコップを持ちたかった」
バーザム「こんな弱気な事を言って、亜美ちゃんを失望させちゃったかな」
亜美「そんな…そんな事ないよ!バーザムの本音が聞けたんだもん!」
なぜ数あるMSの中でバーザムをチョイスしたのか
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 13:34:40.02 :xA5Bp1AB0亜美「バーザムが言った事、亜美、聞くよ」
バーザム「ん?」
亜美「街を歩くのは危険だって事。何かあった時の責任とかさ、亜美、責任なんて取れないもん」
バーザム「そうかい…」
亜美「うん。それに誰かに迷惑かける事も、いけないって思ったし」
バーザム「亜美ちゃん、君はとても素直で、自分の気持ちにまっすぐだ」
バーザム「時に、それが間違った方向に行ってしまう事があるかもしれない」
バーザム「でも、亜美ちゃんはきっとそれでいいんだよ」
バーザム「間違った時は間違いを認め、それを次に生かす。亜美ちゃんの素直さでね」
亜美「うん」
バーザム「なんだか、とてもたくさん話をしたような気がする…」
バーザム「そろそろ朝だよ。亜美ちゃん、遅刻しないようにね」
亜美「うん、ありがと、バーザム」
~事務所~
亜美「おっはよ→!!」
小鳥「亜美ちゃんおはよう。なんだか元気ね」
亜美「あったり前じゃん!いつでも元気だYO!」
P「おう、亜美、おはよう!」
亜美「おう、にーちゃんおはようだYO!」
律子「おはよう亜美。さっそくだけど昨日のラジオ、あれはどういう事?」
P「いや、律子、あれはな」
亜美「りっちゃん!にーちゃんも!あの時は勝手な事言ってごめんなさい!」
亜美「亜美、なんだかひとりで浮かれて、周りに迷惑かける事を忘れちゃってた」
P「亜美…」
亜美「本当にごめんなさい!」
律子「…まあ反省しているみたいだし、今回はいいわよ」
P「律子…。亜美も、ちゃんと謝ってくれて、ありがとな」
亜美「うん、ごめんなさい。亜美、全然周りが見えてなかったんだ」
P「そうか。亜美、今日ヒマだろ?ちょっと付き合ってくれよ」
春香「!!」
あずさ「!!」
小鳥「!!」
亜美「え、うん、いいよ」
P「じゃあ、ちょっと出かけてくるな」
ガチャッ バタン
律子(なんでみんな一斉に反応するのよ)
P「どうしたんだ、昨日はあんなに、モビルスーツが欲しいって言ってたのに」
亜美「にーちゃんはわかってないね!女心は秋のソバのようにコロコロこねるんだよ」
P「秋の空な」
亜美「それよりにーちゃん、誘うにしても、もうちょっと言葉選んでよ」
P「ん?」
亜美「はるるんとかあずさお姉ちゃん、にーちゃんの言葉にすっごい反応してたよ」
P「あー…。付き合ってくれ って言い方か。すまん、気をつける」
亜美「次から気をつければよろしい。」
P「で、今日はな」
亜美「わかってるよ。バーザム博物館へ行くんでしょ」
~バーザム博物館~
亜美「ここがバーザム博物館…。初めて来たよ」
P「ん?亜美、来た事なかったのか?」
亜美「うん。インターネットで見ただけ」
P「なんか意外だな。あの亜美の熱意だと、何度も来た事あるのかと」
亜美「だから今日は、すっごく楽しみなんだ」
P「そうか。俺も来た事ないし、ちょっとワクワクしてるんだ」
亜美「おやおや~、これはいわゆるデートなのでは?」
P「じゃあ、亜美と博物館デートだな」
亜美「にーちゃん、いまの言葉、事務所の誰かに聞かれたらマズいよ~?」
P「そうだな、今度は事務所の他のアイドルとデートしようかな」
亜美「アイドルじゃないピヨちゃんは泣くね」
亜美「すっご!ホントにバーザムの博物館だ!」
P「本当にすごいな。こんなに立派だなんて」
亜美「バーザムの出来るまで講座もあるYO!」
P「こっちにはバーザムのプラモデル講座がある!」
亜美「すっごい!博物館すっごい!」
P(ヤバい亜美にテンション引っ張られたけど、俺、ちょっとはしゃぎすぎだろ)
亜美「ほらほらにーちゃん!あれ撮ろう!バーザムと撮れるプリクラ!」
P「お、おう。せっかくの記念だからな!」
P(アッシマーと撮れるプリクラはないのか)
亜美「バーザムの絵描き歌あるよ!」
P「絵描き歌勝負するか!亜美よりうまく書いてやろうじゃないか」
亜美「絶対に負けないかんね!」
P(ドゴスギアでも書くか)
亜美「ふぅ…。博物館ってすごいね」
P「俺も、亜美に引っ張られてちょっとはしゃぎすぎたな」
亜美「はしゃぐにーちゃん、ちょっとかわいかったYO」ンッフッフー
P「あまりからかわないでくれ…。音無さんには絶対言わないでくれよな」
亜美「妄想のネタに使われちゃうからね」
P「そろそろ、メインアトラクションだな」
P「ほら亜美、バーザムの試乗が出来るぞ」
亜美「…」
亜美「にーちゃん、その事なんだけどさ、亜美、バーザム乗らなくていいや」
P「え?どうしてだ、あんなに乗りたがっていたじゃないか」
亜美「うん。乗りたがってたし欲しがってた。でもね、もういいんだ」
P「あれか?ここじゃ全然自由に動かせないからか?」
亜美「ううん、違うんだ」
亜美「亜美、あそこからの景色は、見ない方がいいと思ったんだ」
P「操縦席からの?」
亜美「うん」
P「でもきっと、高いし遠くまでいい景色が見えると思うぞ」
亜美「うん。でも高い場所からの景色は、観覧車とかそういうので見るよ」
亜美「もういいの。亜美もいろいろ考えたんだ」
P「そうか…。亜美がそうまで言うんなら、俺は何も言わないし、聞かない」
亜美「ありがと、にーちゃん」
P「じゃあ、事務所のみんなにお土産買って帰るとするか!」
亜美「そ→だね!亜美、チョコバーザム欲しい!」
P「じゃあ俺はバーザムの実でも買うか」
どんな実だ
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:06:39.42 :xA5Bp1AB0亜美「たっだいま→!!」
小鳥「おかえりなさい亜美ちゃん、プロデューサーさん」
律子「亜美、リフレッシュできた?」
亜美「うん!にーちゃんとデートだったからね!」
春香「プロデューサーさん…?」ピクピク
あずさ「亜美ちゃんとデートなんて、羨ましいわね~」プルプル
P「顔は笑ってるけど、なんだか怖いぞ、みんな」
響「あっ亜美!ずるいぞプロデューサー独り占めだなんて!」
亜美「むふふ→。いいでしょ。ひびきんも今度、おねだりしてみたら?」
真「みんなもりあがってるねー」
貴音「ばーざむの実…。なかなかおいしいですね」モグモグ
雪歩「バーザム茶って、これおいしいのかな…」
亜美「んでね、博物館でのにーちゃんのはしゃぎっぷりときたら」
雪歩「なんだか子供みたい」フフッ
響「プロデューサーも、やっぱりそういうところ好きなんだな」
P「おーい亜美、内緒にしといてくれよ」
亜美「だいじょぶ、本気ではしゃいでたところは言わないから」
春香「そんなにはしゃいでたんだ」
あずさ「プロデューサーさんも、子供みたいにはしゃぐ事があるんですね」
律子「あーあ、私もたまにははしゃぎたいなあ…」
P「じゃあ今度は、みんなでキャンプでも行くか?」
真「おっ!それはいい考えですね、プロデューサー」
小鳥(はしゃぐプロデューサーさん)
小鳥(子供みたいにはしゃぐプロデューサーさん)
小鳥(子供プロデューサーさん)ハァハァ
P「おはようございます」
真美「おっはよう!ねえねえにーちゃん!」
P「ん?なんだ、真美、いきなり」
真美「今度のドラマなんだけどさ、真美、ど→しても納得いかない!」
P「どこが納得いかないんだ?」
真美「真美の役、なんだかちょ→イヤミな女の子じゃん!なんでさ?」
真美「こんなのやったら、真美のイメージ崩れちゃうって」
真美「だからさ、にーちゃんから監督にズバっと言ってちょ→だいYO!」
P「あのな真美」
亜美「真美、それはダメだよ」
P「あ、亜美?」
まさか亜美の成長を見届けるスレになるとは…
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:21:31.82 :xA5Bp1AB0亜美「今からそんなこと言っても、周りが混乱するだけだよ」
亜美「それに、真美を使ってくれる人は、その役を真美にやらせてみたいんだよ、きっと」
真美「でもさ!」
亜美「真美は、来た役を演じるだけの人形じゃないでしょ?」
亜美「考えて悩んで、今だってこんなに悩んでる」
亜美「ドラマで嫌な子の役やったくらいじゃ、なんともないって」
亜美「あの真美がこんな役も出来るんだ!って逆にびっくりされるよ」
真美「でも」
亜美「真美が駄々こねてやる気無くして、一緒に演じる人たちはどーなるの?」
亜美「せっかくのドラマを、真美が壊しちゃうの?そんなの、亜美だってヤだよ」
亜美「全部ぐちゃぐちゃにしちゃったら、責任とれないじゃん」
真美「…うん」
亜美「だからさ、頑張ってみよ→よ!」
真美「わかった。にーちゃんごめんね、わがまま言って」
P「いや、俺も役柄についてもっと話し合うべきだった」
亜美「うんうん、一件落着ですな」
真美「それにしても亜美、なんだかオトナになった?」
亜美「うん!にーちゃんがオトナにしてくれたYO!」
小鳥「」ブフッ
律子「亜美!?プロデューサーも!どういう事ですか…!」
真美「なになに!?じゃあ真美もオトナにしてYO!」
P「亜美、お前いまの絶対わざとだろ。誤解を生むような言い方はやめてくれよ」
亜美「おうおうすまんね!ちょっとしたお遊びだよ、お遊び」
律子「まったく。外でそんな事、言わないで頂戴ね」
P「本当だぞ。寿命が縮む」
律子「そうだ亜美。あなた、モビルスーツ欲しがってたわよね?」
亜美「ん?うん、遠い昔の、子供時代の亜美は欲しがってたね」
律子「なに言ってるのかよくわからないわね…。とにかく、モビルスーツなんだけど」
律子「社長が、昔に乗っていたハンブラビでいいならあげよう って言ってくれたの」
P「ハンブラビ?社長が?」
律子「若いころは結構無茶してたみたいよ、社長。亜美、それでいいなら、もらうけど」
亜美「い→や、もういいんだ、りっちゃん」
律子「なんで?あんなに欲しがってたじゃない。ハンブラビじゃ不満?」
亜美「ん→ん。すっごい嬉しいよ。でもさ操縦はど→するの?申請も資格もいるんだよね?」
律子「それは、まあ、ね。確かに色々大変よね」
亜美「それにさ、万が一ミスって転んで、建物壊しちゃったら、りっちゃん責任取れる?」
律子「うっ…。それはちょっと、重すぎて責任取れないわ」
亜美「でしょ。だったらいらないよ。趣味や移動で乗るほど簡単なものじゃないし」
律子「亜美…、あなた本当に大人になったわね」
ワイワイガヤガヤ
P「なんでみんなガンプラ作ってるんだ?」
亜美「にーちゃんが、子供みたいにはしゃぐって話をしたら、みんな作り始めちゃって」
伊織「はぁ~。このドムを下から見上げたフォルム、最高ね…」
千早「高槻さんのそれ、かわいいわね」
やよい「うっうー!ザクレロかわいいですよね!」
美希「黄色いギャン、黄色いギャンを作るの…!」
真美「おいおいにーちゃん!真美にも何か買ってきておくれ!」
亜美「真美はズゴックあたりがいいんじゃない?」
真美「ヤだよ!手がツメなのはイヤ!って亜美、なんでバーザムにスコップもたせてんのさ?」
亜美「んっふっふ~。それは亜美とバーザムのヒミツだYO!」
真美「変なの→!」
バーザム「…」
おわり
乙
きれいに締めたな
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:36:20.94 :xA5Bp1AB0きれいに締めたな
なんでバーザムなんだろうな
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:54:57.52 :Mkjz/UT6O
>>66
自分でもわからないのかよwww
MSの中古相場があるとしたら一年戦争時のは軒並み高そう
Zの不人気機種は穴場的な安値
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 14:42:07.91 :hDf9c1zNO自分でもわからないのかよwww
MSの中古相場があるとしたら一年戦争時のは軒並み高そう
Zの不人気機種は穴場的な安値
なんやこれ乙
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 15:15:27.83 :6ZPT5QDf0
名有りパイロットで乗った事ある奴が誰もいないからなバーザムは
コメント 29
コメント一覧 (29)
憧れてしまうのも頷ける
黒井社長はエピオンにトールギスⅢ、ターンX、アカツキ、ストライク、エグザスにウィンダム。
PはマジンガーZ、伊織はスローネドライか。
やっぱバーザムだよな、うん
あとマラサイ舐めんな!
ナメんな!あの頭とか最高やろ!
MGマラサイの写真凝視してたらイフリートに見えて来た
ギャプランはガキんちょの時に一番憧れた機体だわ。
ところで、MSあまり詳しくないんで今回出た機体ググったらら普通にカッコいいと思った。
‥‥股間以外は‥‥。
実際発売されても腰が回らなくい残念な出来になりそうだが
そして黒井もアッシマリアン
アッシマーは世界の希望
じゃあ会長の方が乗っていたのはパトロクロスでキャンピングカー的な物か
グレネードが付いた優れたライフルなんだぞ!…私、ギャプラン派
とりあえずこのPは分かってる。可変機最高傑作はアッシマーだ
いおりんもなかなかいい目をしているな
あとやよい、ザクレロはない
Z~ZZにかけての恐竜的デザインいいゾ~
やよいはザクレロとは中々どうして
美希はギャンに何か思い入れでもあるのか
社長の中の人繋がりのハンブラビで草
ゾゴックはもらっていきますよっと
高木社長そこはゲゼじゃないんすね…
バーザムはネタ含め人気だしここはガルバルディにして欲しかった
αで。