1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 05:45:19.87 :fPUeNNQkP
娘「パパと私のスウィートホームに愛人が来やがります」
友「それはママと呼ぶアレじゃないですか?」
娘「ママは子供の頃に死にました、いえ、私が殺しました」
友「ダミアン?」
娘「ボヘミアンで額に銃口を突きつけて引き金を引いてやりました」
友「口からでまかせ乙」
娘「……一度家族を捨てた淫売はノーサンキューです」
友「うむ。つまり?」
娘「悪い女に騙されているパパを私が寝取ります」
友「わぁお、ド直球」
娘「女はいつもど真ん中ストレートです」
娘「パパと私のスウィートホームに愛人が来やがります」
友「それはママと呼ぶアレじゃないですか?」
娘「ママは子供の頃に死にました、いえ、私が殺しました」
友「ダミアン?」
娘「ボヘミアンで額に銃口を突きつけて引き金を引いてやりました」
友「口からでまかせ乙」
娘「……一度家族を捨てた淫売はノーサンキューです」
友「うむ。つまり?」
娘「悪い女に騙されているパパを私が寝取ります」
友「わぁお、ド直球」
娘「女はいつもど真ん中ストレートです」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 05:49:35.54 :fPUeNNQkP
友「でもでもあれじゃん、近親そーかんじゃん?」
娘「穴に棒を入れるだけですよ?」
友「膜とか子供とかあるじゃん?」
娘「膜は膜です! パパの子供はむしろ欲しいです!」
友「あの一応下に家族いるから声小さめでお願いしていいかな」
娘「セッ○スしたいです」
友「表現も控えめでプリーズ」
娘「淫靡に濡れそぼった私の陰唇にパパの隆起した陰茎を挿入したい」
友「あんた股から産まれてきたの?」
娘「難産だね」
友「あんたとの会話が難儀だわ」
友「でもでもあれじゃん、近親そーかんじゃん?」
娘「穴に棒を入れるだけですよ?」
友「膜とか子供とかあるじゃん?」
娘「膜は膜です! パパの子供はむしろ欲しいです!」
友「あの一応下に家族いるから声小さめでお願いしていいかな」
娘「セッ○スしたいです」
友「表現も控えめでプリーズ」
娘「淫靡に濡れそぼった私の陰唇にパパの隆起した陰茎を挿入したい」
友「あんた股から産まれてきたの?」
娘「難産だね」
友「あんたとの会話が難儀だわ」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 05:52:55.98 :fPUeNNQkP
娘「もう、茶化さないでよ」
友「それ逆じゃん?」
娘「結構私マジなのです」
友「マジでパパをトリネーしたい感じなわけ?」
娘「トリネーしてクスセーのシンニンのサンシュツしてラブチャイーですよ」
友「ファイトー」
娘「協力しなさい」
友「私はあんたの部下か? なんで突然命令形やねん」
娘「貴様が弟のパンツの匂いを嗅ぎながら写真にハァハァしつつ何を何する変態である証拠は既に入手して……」
友「謀ったな!?」
娘「自白するとは語るに落ちるわね」
友「ノってみただけだって」
娘「もう、茶化さないでよ」
友「それ逆じゃん?」
娘「結構私マジなのです」
友「マジでパパをトリネーしたい感じなわけ?」
娘「トリネーしてクスセーのシンニンのサンシュツしてラブチャイーですよ」
友「ファイトー」
娘「協力しなさい」
友「私はあんたの部下か? なんで突然命令形やねん」
娘「貴様が弟のパンツの匂いを嗅ぎながら写真にハァハァしつつ何を何する変態である証拠は既に入手して……」
友「謀ったな!?」
娘「自白するとは語るに落ちるわね」
友「ノってみただけだって」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 05:57:37.24 :fPUeNNQkP
娘「だよね。本当は弟に性的悪戯してるだけだもんね」
友「……やだなぁ、そんなわけ……」
娘「お風呂場。精通。手コキ」
友「ねえ親友」
娘「なぁに親友」
友「弟に何を聞いたのかは知らないけど、そういうデマは流さない方がお互いにとって有益じゃないかな?」
娘「私のデマで300のフォロワーが動くわ」
友「ネット社会ファック!」
娘「これで協力関係は万全ね」
友「背中には気を付けな」
娘「指先ひとつで大☆炎☆上」
友「お願いします言わないでくださいぃ!」
娘「麗しい友情に謝謝!」
娘「だよね。本当は弟に性的悪戯してるだけだもんね」
友「……やだなぁ、そんなわけ……」
娘「お風呂場。精通。手コキ」
友「ねえ親友」
娘「なぁに親友」
友「弟に何を聞いたのかは知らないけど、そういうデマは流さない方がお互いにとって有益じゃないかな?」
娘「私のデマで300のフォロワーが動くわ」
友「ネット社会ファック!」
娘「これで協力関係は万全ね」
友「背中には気を付けな」
娘「指先ひとつで大☆炎☆上」
友「お願いします言わないでくださいぃ!」
娘「麗しい友情に謝謝!」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:01:59.47 :fPUeNNQkP
母「本当にごめんなさい、あなたに娘のことも全部押し付けて……」
父「い、いや、いいんだ……君にも君の事情が……」
母「でも、私……」
父「もう謝らなくてもいいんだ、これから家族3人で暮らしてゆければ……」
母「あなた……」
父「母……」
娘「ただいまっ!!」
父「おっ、おおっ、早かったな。夕方まで友ちゃんの家だとばかり思ってたよ」
娘「パパといたかったから急いで帰ってきちゃった、てへっ☆」
母「あら、娘。お母さんに挨拶はないの?」
娘「ただいま、バアさん」
父「こ、こら娘!」
母「うふふっ、いいのよ。娘も寂しい想いをたくさんしてたんでしょうし……」
娘「全然っ! パパと二人きりの方が良いくらいっ!」
母「本当にごめんなさい、あなたに娘のことも全部押し付けて……」
父「い、いや、いいんだ……君にも君の事情が……」
母「でも、私……」
父「もう謝らなくてもいいんだ、これから家族3人で暮らしてゆければ……」
母「あなた……」
父「母……」
娘「ただいまっ!!」
父「おっ、おおっ、早かったな。夕方まで友ちゃんの家だとばかり思ってたよ」
娘「パパといたかったから急いで帰ってきちゃった、てへっ☆」
母「あら、娘。お母さんに挨拶はないの?」
娘「ただいま、バアさん」
父「こ、こら娘!」
母「うふふっ、いいのよ。娘も寂しい想いをたくさんしてたんでしょうし……」
娘「全然っ! パパと二人きりの方が良いくらいっ!」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:05:45.88 :fPUeNNQkP
父(なぜだろうか……家内が私と娘の元に帰って来てくれて、嬉しいはずなのだが……)
父(家の中の空気が日増しにピリピリとしていくようで胃が痛い) キリキリッ
父(なぜだ? なぜこうなる?)
父(家内は確かに少々奔放な所があるが、それも彼女の生まれ持った性のようなものと)
父(それを受け入れる器のない私の至らなさゆえの破局と考えた)
父(家内が帰って来てくれたのだから、今度は寛容にと)
父(心を決めて二人の関係、家族の仲をやり直そうと、そう思ったはずなのに……)
娘「ねえパパっ、二人で散歩に出かけようよ~。食後の運動にぃ~」
母「あなた。娘は出掛けたいみたいだから、私たちは二人で寝室に行きましょう、ね?」
父(おかしい、何だこの緊迫した空気は!)
父(なぜだろうか……家内が私と娘の元に帰って来てくれて、嬉しいはずなのだが……)
父(家の中の空気が日増しにピリピリとしていくようで胃が痛い) キリキリッ
父(なぜだ? なぜこうなる?)
父(家内は確かに少々奔放な所があるが、それも彼女の生まれ持った性のようなものと)
父(それを受け入れる器のない私の至らなさゆえの破局と考えた)
父(家内が帰って来てくれたのだから、今度は寛容にと)
父(心を決めて二人の関係、家族の仲をやり直そうと、そう思ったはずなのに……)
娘「ねえパパっ、二人で散歩に出かけようよ~。食後の運動にぃ~」
母「あなた。娘は出掛けたいみたいだから、私たちは二人で寝室に行きましょう、ね?」
父(おかしい、何だこの緊迫した空気は!)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:10:18.05 :fPUeNNQkP
娘「パパは私と出かけるの、いや?」
母「私とお父さんは大人の話があるのよ」
父(妻と娘から誘いを受けているだけのはずなのに……いや、考えすぎに違いない!)
父「そ、そうだな、三人で散歩に行って、これからの話でも……」
娘「……へー、パパは私と二人で出かけるの、いやなんだ……」
母「……空気の読めない男は嫌われるわよ……」
父(身を引き裂かれるようなこの状況は、なぜだか大岡裁きを思い出される……)
父「はぁ……」
父(半分は我が血を引く娘とはいえ、女の考えはわからん。まして妻の考えなど……)
父「はぁ……」
娘「パパは私と出かけるの、いや?」
母「私とお父さんは大人の話があるのよ」
父(妻と娘から誘いを受けているだけのはずなのに……いや、考えすぎに違いない!)
父「そ、そうだな、三人で散歩に行って、これからの話でも……」
娘「……へー、パパは私と二人で出かけるの、いやなんだ……」
母「……空気の読めない男は嫌われるわよ……」
父(身を引き裂かれるようなこの状況は、なぜだか大岡裁きを思い出される……)
父「はぁ……」
父(半分は我が血を引く娘とはいえ、女の考えはわからん。まして妻の考えなど……)
父「はぁ……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:15:25.58 :fPUeNNQkP
娘「!」
娘「パパ、疲れてるなら私がマッサージしてあげる!」
父「お、本当かい?」
娘「うん! 私のマッサージは友達の間でアンマーとして評判なんだから!」
父「じゃあ頼もうか……」
母「ま、待って! ……そ、そうね、私も娘にお願いしようかしら?」
娘「パパが終わったらね。それまではママは『ここで』待っててね!」
父「ん、場所変えるのか?」
娘「そっ。ほらパパ、来て来て!」 グイッ
父「ははっ、おいおい、引っ張るなよ」
娘「いーそーいーでー!」
父「わかった、わかったよ」
娘「ほらほらー……」 ニヤッ
母「ちょっ、待ちなさいってば!」
娘「きゃー、ママが怒ったー!」 パタパタッ
娘「!」
娘「パパ、疲れてるなら私がマッサージしてあげる!」
父「お、本当かい?」
娘「うん! 私のマッサージは友達の間でアンマーとして評判なんだから!」
父「じゃあ頼もうか……」
母「ま、待って! ……そ、そうね、私も娘にお願いしようかしら?」
娘「パパが終わったらね。それまではママは『ここで』待っててね!」
父「ん、場所変えるのか?」
娘「そっ。ほらパパ、来て来て!」 グイッ
父「ははっ、おいおい、引っ張るなよ」
娘「いーそーいーでー!」
父「わかった、わかったよ」
娘「ほらほらー……」 ニヤッ
母「ちょっ、待ちなさいってば!」
娘「きゃー、ママが怒ったー!」 パタパタッ
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:21:02.89 :fPUeNNQkP
バタンッ ガチャッ
『開けなさい! ちょっと、聞いてるの!』 ドンドンッ
娘「ママってば更年期障害だねっ☆」
父(冗談にしては激しすぎる気もするが、家内は何をそんなに焦っているのだろう?)
父(それにしても……)
父「お前の部屋に入るのも久しぶりだなぁ。入学式の日以来になるか……」
娘「えへへっ。パパにおにゅーの制服見せてあげたんだよね」
父「あれは……うん、可愛かったぞ」
娘「じゃあ、制服姿でマッサージしてあげるっ!」
父「いや、それは」
父(それでは何かいかがわしい店でサービスを受けているような……)
娘「パパ、いや? 私の制服姿見たくない?」
父「まさか、そんな事はない!」
バタンッ ガチャッ
『開けなさい! ちょっと、聞いてるの!』 ドンドンッ
娘「ママってば更年期障害だねっ☆」
父(冗談にしては激しすぎる気もするが、家内は何をそんなに焦っているのだろう?)
父(それにしても……)
父「お前の部屋に入るのも久しぶりだなぁ。入学式の日以来になるか……」
娘「えへへっ。パパにおにゅーの制服見せてあげたんだよね」
父「あれは……うん、可愛かったぞ」
娘「じゃあ、制服姿でマッサージしてあげるっ!」
父「いや、それは」
父(それでは何かいかがわしい店でサービスを受けているような……)
娘「パパ、いや? 私の制服姿見たくない?」
父「まさか、そんな事はない!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:26:10.28 :fPUeNNQkP
娘「えへへっ、じゃあ着替えるから後ろ向いててね」
父「ま、待て、着替えるなら私は外に……」
娘「なんで?」
父「パパは男で、お前は……」
娘「女?」 フワッ
父(顔が近い、娘からなんとも言えぬ良い匂いがするが、これは女の匂いではないだろうか?)
父(いや娘にそんな異性の香りを感じるはずが、私は父親で、しかし……) クラクラッ
父「と、とにかく私は外で……!」
ドンドンッ ドンドンッ
娘「外はママがうるさいから、ね?」
父「う……す、すぐに着替えるんだぞ」
娘「は~い」
娘「えへへっ、じゃあ着替えるから後ろ向いててね」
父「ま、待て、着替えるなら私は外に……」
娘「なんで?」
父「パパは男で、お前は……」
娘「女?」 フワッ
父(顔が近い、娘からなんとも言えぬ良い匂いがするが、これは女の匂いではないだろうか?)
父(いや娘にそんな異性の香りを感じるはずが、私は父親で、しかし……) クラクラッ
父「と、とにかく私は外で……!」
ドンドンッ ドンドンッ
娘「外はママがうるさいから、ね?」
父「う……す、すぐに着替えるんだぞ」
娘「は~い」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:29:55.19 :fPUeNNQkP
父(う……ううむ……)
父(娘が服を脱ぐからといって、身を硬くする訳などないはずなのだが……)
父(背後の生温かい肉の蠢きが脳裏に浮かんで離れない……)
父(妻がドアを連打する間に聞こえる衣擦れが、想像力を刺激して……)
娘「パパ……」 フゥー
父「フオゥ!?」 ビクンッ
娘「着替え、終わったよ?」
父「みみみ、耳元で話しかけるんじゃない!」
娘「だってパパ、じっとして動かないんだもん。もしかして、想像しちゃった?」
父「な、何をだ」
娘「私の……」 父「していない!」
娘「……私の制服姿、見たくなかった……?」
父「い、いや、違う、そうじゃない、その……き、綺麗だよ」
娘「ママより?」
父(なぜそこでママが出てくる!?)
父(う……ううむ……)
父(娘が服を脱ぐからといって、身を硬くする訳などないはずなのだが……)
父(背後の生温かい肉の蠢きが脳裏に浮かんで離れない……)
父(妻がドアを連打する間に聞こえる衣擦れが、想像力を刺激して……)
娘「パパ……」 フゥー
父「フオゥ!?」 ビクンッ
娘「着替え、終わったよ?」
父「みみみ、耳元で話しかけるんじゃない!」
娘「だってパパ、じっとして動かないんだもん。もしかして、想像しちゃった?」
父「な、何をだ」
娘「私の……」 父「していない!」
娘「……私の制服姿、見たくなかった……?」
父「い、いや、違う、そうじゃない、その……き、綺麗だよ」
娘「ママより?」
父(なぜそこでママが出てくる!?)
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:34:53.14 :fPUeNNQkP
娘「そうだよね、パパはママがいればいいんだもんね」
娘「私なんていらない子だもんね」
娘「パパはママさえいれば……」
父「娘……」
父(私はなんてことを……)
父(家内が戻った事を喜ぶあまり、私は娘をないがしろにしていたのだ!)
父(娘がスキンシップを求めるのも当然! 大自然の摂理!)
父「すまなかったな、娘……」 ギュッ
娘「パパ……」 ギュゥゥゥッ
父「ママが戻って以来、二人で話すのも忘れていたよ……ダメなパパですまんな」
娘「いいの……パパがわかってくれれば……」
娘「そうだよね、パパはママがいればいいんだもんね」
娘「私なんていらない子だもんね」
娘「パパはママさえいれば……」
父「娘……」
父(私はなんてことを……)
父(家内が戻った事を喜ぶあまり、私は娘をないがしろにしていたのだ!)
父(娘がスキンシップを求めるのも当然! 大自然の摂理!)
父「すまなかったな、娘……」 ギュッ
娘「パパ……」 ギュゥゥゥッ
父「ママが戻って以来、二人で話すのも忘れていたよ……ダメなパパですまんな」
娘「いいの……パパがわかってくれれば……」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:40:51.01 :fPUeNNQkP
『娘、開けなさい! 開けなさいぃぃ!』
娘「……腐れマ○コが……」
父「ん、なんだって?」
娘「ううん、なんでもないよ☆」
娘「ねえパパ、ベッドに横になって」
父「ああ、マッサージだったな。お前のベッドを使っていいのか?」
娘「そこはね、パパと私だけが使っていい場所なんだよ?」
父「ん? そうか? ……よいしょ」 ゴロンッ
娘「うんしょ」 ギシッ
父(背中に座る娘の重みに、子供の頃に抱っこしてあげた記憶が蘇る……)
父(あの頃は、家族三人幸せだった……)
『娘、開けなさい! 開けなさいぃぃ!』
娘「……腐れマ○コが……」
父「ん、なんだって?」
娘「ううん、なんでもないよ☆」
娘「ねえパパ、ベッドに横になって」
父「ああ、マッサージだったな。お前のベッドを使っていいのか?」
娘「そこはね、パパと私だけが使っていい場所なんだよ?」
父「ん? そうか? ……よいしょ」 ゴロンッ
娘「うんしょ」 ギシッ
父(背中に座る娘の重みに、子供の頃に抱っこしてあげた記憶が蘇る……)
父(あの頃は、家族三人幸せだった……)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:47:44.21 :fPUeNNQkP
―― 十数年前 ――
母『あなた、遊ぶお金がなくなったから貯金を下ろしたけど問題ないわよね?』
父『えっ、今月の生活費は』
母『消費者金融にでもどこにでも行けばいいでしょう? それじゃあ私、出掛けるわね』
娘『いってらっしゃい、くそばばあ。にどとかえってこないでね』 ブンブンッ
母『なんですって!?』
娘『ぱぱー! たすけてぇー!』 ギュッ
父『母。娘に手をあげるのはやめなさい』
母『な、何よ』
父『暴力を受けた子供は、いつか自分の子供に暴力を振るうようになる。君だってそれは嫌だろう』
母『……もう、何なのよ! あなたは娘の肩ばかり持って! こんなクソ生意気なガキの世話、こっちから願い下げよ!』
父『ま、待ってくれ、母! 母ー!』
娘(あいのしょうり……) グッ
―― 十数年前 ――
母『あなた、遊ぶお金がなくなったから貯金を下ろしたけど問題ないわよね?』
父『えっ、今月の生活費は』
母『消費者金融にでもどこにでも行けばいいでしょう? それじゃあ私、出掛けるわね』
娘『いってらっしゃい、くそばばあ。にどとかえってこないでね』 ブンブンッ
母『なんですって!?』
娘『ぱぱー! たすけてぇー!』 ギュッ
父『母。娘に手をあげるのはやめなさい』
母『な、何よ』
父『暴力を受けた子供は、いつか自分の子供に暴力を振るうようになる。君だってそれは嫌だろう』
母『……もう、何なのよ! あなたは娘の肩ばかり持って! こんなクソ生意気なガキの世話、こっちから願い下げよ!』
父『ま、待ってくれ、母! 母ー!』
娘(あいのしょうり……) グッ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:52:33.18 :fPUeNNQkP
―― 現在 ――
父(……少し思い出す時期を間違えたようだ。しかし昔に比べて、こんなにずっしりと重く……)
娘「んっ……んっ……」 ギュッ ギュッ
父(力も強くなって……)
娘「あっ……ふぅぅん……っ」 ゴシッ ゴシッ
父(腰遣いもこんなにエッチに……ってええええぇ!?)
娘「ふぅぅんっ……うぅぅんっ……」 ゴシュッ ゴシュッ
父「むむむむむむむ娘!」
娘「なぁに……ぱぱぁ……きもちぃ……よくない……?」 ゴシュッ
父「いいいいや、そんなことはないけれども!」
娘「そう……だよね……ん……っ」 ゴシュッ
父(ちょちょちょちょちょっと待て、今この状況はまるで娘が私の背中に陰部をこすりつけてオ○ニーをしているようじゃないか!?)
父(そんなバハナ! パラグアイ! フィンランド! マダガスカル!)
娘「ぱぁ……ぱぁ……あぁぁ……んぅぅぅ……」 ゴシュッ
父(もはやマッサージとかなしの自慰行為になってはいまいか!?)
―― 現在 ――
父(……少し思い出す時期を間違えたようだ。しかし昔に比べて、こんなにずっしりと重く……)
娘「んっ……んっ……」 ギュッ ギュッ
父(力も強くなって……)
娘「あっ……ふぅぅん……っ」 ゴシッ ゴシッ
父(腰遣いもこんなにエッチに……ってええええぇ!?)
娘「ふぅぅんっ……うぅぅんっ……」 ゴシュッ ゴシュッ
父「むむむむむむむ娘!」
娘「なぁに……ぱぱぁ……きもちぃ……よくない……?」 ゴシュッ
父「いいいいや、そんなことはないけれども!」
娘「そう……だよね……ん……っ」 ゴシュッ
父(ちょちょちょちょちょっと待て、今この状況はまるで娘が私の背中に陰部をこすりつけてオ○ニーをしているようじゃないか!?)
父(そんなバハナ! パラグアイ! フィンランド! マダガスカル!)
娘「ぱぁ……ぱぁ……あぁぁ……んぅぅぅ……」 ゴシュッ
父(もはやマッサージとかなしの自慰行為になってはいまいか!?)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 06:59:09.65 :fPUeNNQkP
娘「ぱぱ……ぱぱぁ……ぱぱぁ……っ!」 ゴシッ ゴシッ
父(ヒートアップしてる!?)
娘「ぱぱぁ……わた……しぃ……っ、ぱぱ……ぱぱ……のぉ……せなか……きもちぃ……のぉ……っ!」 ゴシッ
父(娘は自慰だと気付いていない!?)
父(娘の初自慰が父親の背中だなんて一生モノのトラウマに……!)
父「む、娘、そんなに強く擦られると、お父さん背中が痛くなっちゃうよ」
父(さり気なく自慰だと気付いていない素振りで注意に成功した!)
娘「じゃあぁ、もっとぉ、ゆっくりするからぁ♡♡♡」 グリュッ グリュッ
父(もっとディープな感じに擦り付けられてるぅうううううう!!)
娘「ぱぱぁ……んっ♡♡♡」 グリュンッ
父(このままでは絶頂しても注意しても、娘の心に深いトラウマが……くそ、どうすればいいんだ……っ!)
娘「あっ、ぱぱっ、ぱぱ……っ!」 グリュッ グリュッ
父(誰か……!)
母「娘ぇええええええええっ!」 ドゴンッ
娘「ふぁ……ん……ぅ?」
娘「ぱぱ……ぱぱぁ……ぱぱぁ……っ!」 ゴシッ ゴシッ
父(ヒートアップしてる!?)
娘「ぱぱぁ……わた……しぃ……っ、ぱぱ……ぱぱ……のぉ……せなか……きもちぃ……のぉ……っ!」 ゴシッ
父(娘は自慰だと気付いていない!?)
父(娘の初自慰が父親の背中だなんて一生モノのトラウマに……!)
父「む、娘、そんなに強く擦られると、お父さん背中が痛くなっちゃうよ」
父(さり気なく自慰だと気付いていない素振りで注意に成功した!)
娘「じゃあぁ、もっとぉ、ゆっくりするからぁ♡♡♡」 グリュッ グリュッ
父(もっとディープな感じに擦り付けられてるぅうううううう!!)
娘「ぱぱぁ……んっ♡♡♡」 グリュンッ
父(このままでは絶頂しても注意しても、娘の心に深いトラウマが……くそ、どうすればいいんだ……っ!)
娘「あっ、ぱぱっ、ぱぱ……っ!」 グリュッ グリュッ
父(誰か……!)
母「娘ぇええええええええっ!」 ドゴンッ
娘「ふぁ……ん……ぅ?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:02:42.65 :fPUeNNQkP
父「母、よく来てくれ……っ」
母「このクソアマ、人の亭主の上で何しやがってんのよ!」
父「えっ」
娘「ふふっ……なにってぇ……?」
母「股濡らして擦り付けて、父親を誘惑するなんて、あんた狂ってんのよ、クソガキ!」
娘「ぱぱぁ……またばばあが変なこと言ってるよぉ?」
父「い、いや、娘、だからママのことはババアと呼んではいけないと」
母「いいからどきなさいよっ!」 グイッ
娘「やぁ、痛いっ!」 ズルズルッ
父「母!」
母「……」 ギロリッ
父(うっ……いや、怯んではいけない! ここでガツンと言わねば、娘のためにも母のためにもならん!)
父「た、たしかに娘はいけないことをしたろう。しかしだ、娘も自分が何をしたのかはわかっていないのだし、叱るのは……」
父「母、よく来てくれ……っ」
母「このクソアマ、人の亭主の上で何しやがってんのよ!」
父「えっ」
娘「ふふっ……なにってぇ……?」
母「股濡らして擦り付けて、父親を誘惑するなんて、あんた狂ってんのよ、クソガキ!」
娘「ぱぱぁ……またばばあが変なこと言ってるよぉ?」
父「い、いや、娘、だからママのことはババアと呼んではいけないと」
母「いいからどきなさいよっ!」 グイッ
娘「やぁ、痛いっ!」 ズルズルッ
父「母!」
母「……」 ギロリッ
父(うっ……いや、怯んではいけない! ここでガツンと言わねば、娘のためにも母のためにもならん!)
父「た、たしかに娘はいけないことをしたろう。しかしだ、娘も自分が何をしたのかはわかっていないのだし、叱るのは……」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:08:58.02 :fPUeNNQkP
母「……」
父「ど、どうしたんだ、母?」
母「いえ……そうだったわね、あなたはそういう人だったわ……」
父「それはどういう……」
母「いいえ……なんでもないわ……」
娘「パパ、気持ち良かった?」
父「それは……」
母「……」
父「き、気持ち良くは、なかったな。娘もマッサージの修業が足りんなぁ、はははっ!」
娘「えへへっ、今度はもっとパパを悦ばせられるように頑張るね☆」
母「次があると思うなよ……?」 ボソッ
娘「やれるもんならやってみさらせや……」 ボソッ
母「……」
父「ど、どうしたんだ、母?」
母「いえ……そうだったわね、あなたはそういう人だったわ……」
父「それはどういう……」
母「いいえ……なんでもないわ……」
娘「パパ、気持ち良かった?」
父「それは……」
母「……」
父「き、気持ち良くは、なかったな。娘もマッサージの修業が足りんなぁ、はははっ!」
娘「えへへっ、今度はもっとパパを悦ばせられるように頑張るね☆」
母「次があると思うなよ……?」 ボソッ
娘「やれるもんならやってみさらせや……」 ボソッ
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:19:24.49 :fPUeNNQkP
妹「もし1000万あったらやりたいことー」
友「株式投資ー」
妹「クソババアを殺すヒットマンを雇う」
友「えぐいわ」
妹「はよ始末せなあかんねん、あのクソババアは……」
友「せやなぁ」
妹「私のハニーがあのババアの腐れまんこで汚されてまうねん……」
友「腐れまんこから這い出た一匹の獣がユーじゃないのさ」
妹「私の黒歴史よ」
友「隠すにも無理あるんとちゃう?」
妹「歩く黒歴史がおるからのう……」
妹「もし1000万あったらやりたいことー」
友「株式投資ー」
妹「クソババアを殺すヒットマンを雇う」
友「えぐいわ」
妹「はよ始末せなあかんねん、あのクソババアは……」
友「せやなぁ」
妹「私のハニーがあのババアの腐れまんこで汚されてまうねん……」
友「腐れまんこから這い出た一匹の獣がユーじゃないのさ」
妹「私の黒歴史よ」
友「隠すにも無理あるんとちゃう?」
妹「歩く黒歴史がおるからのう……」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:24:46.28 :fPUeNNQkP
友「スーパーウルトラな閃きが」
妹「くだらなかったら頭叩くよ?」
友「ママさんが幻滅するようなパパさんの場面を演出するとかどうですかね」
妹「もっと立体的に」
友「り、立体……こう、円柱状のですね……」
妹「ボケがヘタな相方ね。もう普通に言って」
友「うんこをね」
妹「死ねっ!」 バシーンッ
友「酷いよ、普通に言えって言ったじゃん!」
妹「薄汚れた下ネタで私の耳を汚すな」
友「あんたの口なんて一日に何マ○コ言ってるのさ!」
妹「耳は綺麗なピンク色よ」
友「腹はビラビラでグログロな腹黒の癖に……」
妹「弟寝取るよ?」
友「やったらぶっ殺すからな! 絶対にぶっ殺すからな!」
友「スーパーウルトラな閃きが」
妹「くだらなかったら頭叩くよ?」
友「ママさんが幻滅するようなパパさんの場面を演出するとかどうですかね」
妹「もっと立体的に」
友「り、立体……こう、円柱状のですね……」
妹「ボケがヘタな相方ね。もう普通に言って」
友「うんこをね」
妹「死ねっ!」 バシーンッ
友「酷いよ、普通に言えって言ったじゃん!」
妹「薄汚れた下ネタで私の耳を汚すな」
友「あんたの口なんて一日に何マ○コ言ってるのさ!」
妹「耳は綺麗なピンク色よ」
友「腹はビラビラでグログロな腹黒の癖に……」
妹「弟寝取るよ?」
友「やったらぶっ殺すからな! 絶対にぶっ殺すからな!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:26:15.58 :Sm00Q2xT0
なんだかんだで友も中々だな
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:28:18.18 :lF7q93/h0
妹・・・?
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:31:39.47 :fPUeNNQkP
妹(弟にはマジなんだ……近親相姦とか気持ち悪い)
友「お前今すごい自分勝手な事思わんかったか?」
妹「ビバ姉弟愛、畜生道をひた走れ~」
友「パパさん寝取るぞこら?」
妹「へえ……あー、ふーん……」
友「な、何さ」
妹「別に……友さんって、そういう方なんだなー、って」
友「ちょ、気持ち悪い喋り方しないでよ!」
妹「いえ……いいんですけどね……あ、友さん……例の件、覚えておいてくださいね」
友「例の件て?」
妹「友さんが弟さんに性的悪戯している件、明日中にはネット環境のある世界中の方に発信しておきますから」
友「何色の血ならそんな考えが出るんだよ!?」
妹「はぁ? 馴れ馴れしいですね」
友「ごめんなさい、ごめんなさい! 謝ったし許してよ、そんな怒らなくてもいいじゃん、ちょっと言い返しただけじゃん!」
妹「まあ……そういうことにしておきましょうかね……」
妹(弟にはマジなんだ……近親相姦とか気持ち悪い)
友「お前今すごい自分勝手な事思わんかったか?」
妹「ビバ姉弟愛、畜生道をひた走れ~」
友「パパさん寝取るぞこら?」
妹「へえ……あー、ふーん……」
友「な、何さ」
妹「別に……友さんって、そういう方なんだなー、って」
友「ちょ、気持ち悪い喋り方しないでよ!」
妹「いえ……いいんですけどね……あ、友さん……例の件、覚えておいてくださいね」
友「例の件て?」
妹「友さんが弟さんに性的悪戯している件、明日中にはネット環境のある世界中の方に発信しておきますから」
友「何色の血ならそんな考えが出るんだよ!?」
妹「はぁ? 馴れ馴れしいですね」
友「ごめんなさい、ごめんなさい! 謝ったし許してよ、そんな怒らなくてもいいじゃん、ちょっと言い返しただけじゃん!」
妹「まあ……そういうことにしておきましょうかね……」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:32:05.25 :fPUeNNQkP
あ、やっべ。間違った。つい癖で妹になってたわ
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:39:57.94 :fPUeNNQkP
友「あー。マジな話、あんた的にはママさん追い出さないとダメなわけでしょ?」
娘「できれば殺したい」
友「手錠とか牢獄とかそういうワードはなしで」
娘「合法的に苦痛を与えた上で自殺に追い込みたい」
友「娘さん……」
娘「合法的に追い出したい」
友「その内あんた殺されるか捕まるかすると思うけど、私とは無関係な場所でお願いね」
娘「死なば諸共」
友「私には弟がいるんでパス」
娘「私が死ぬ時はパパの上だから」
友「騎乗位限定すか……」
娘「80才のパパに無理させるのはちょっと……」
友「人生設計長すぎるよ……つーか老人労われよ……」
友「あー。マジな話、あんた的にはママさん追い出さないとダメなわけでしょ?」
娘「できれば殺したい」
友「手錠とか牢獄とかそういうワードはなしで」
娘「合法的に苦痛を与えた上で自殺に追い込みたい」
友「娘さん……」
娘「合法的に追い出したい」
友「その内あんた殺されるか捕まるかすると思うけど、私とは無関係な場所でお願いね」
娘「死なば諸共」
友「私には弟がいるんでパス」
娘「私が死ぬ時はパパの上だから」
友「騎乗位限定すか……」
娘「80才のパパに無理させるのはちょっと……」
友「人生設計長すぎるよ……つーか老人労われよ……」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:45:45.99 :fPUeNNQkP
友「その時、私に電流走る――」
娘「スタンガンプレイ」
友「ママさんってなんで戻ってきたの?」
娘「あれはパパを奪いに来た泥棒猫……」
友「でも十年以上経ってるわけでしょ?」
娘「パパの魅力は日増しに増すばかり」
友(私には冴えない中年にしか見えないんだけどなー)
娘「なんだと?」 クワッ
友「心を読むな、あと目が怖い!」
娘「ふん」
友「……か、仮によ、仮にパパさんの魅力が……」
娘「あ?」
友「ご、ごめんなさい、仮にとかじゃないです、かっこいいです」
娘「パパに色目使う気、この雌豚……」
友(どうせいっちゅーねん)
友「その時、私に電流走る――」
娘「スタンガンプレイ」
友「ママさんってなんで戻ってきたの?」
娘「あれはパパを奪いに来た泥棒猫……」
友「でも十年以上経ってるわけでしょ?」
娘「パパの魅力は日増しに増すばかり」
友(私には冴えない中年にしか見えないんだけどなー)
娘「なんだと?」 クワッ
友「心を読むな、あと目が怖い!」
娘「ふん」
友「……か、仮によ、仮にパパさんの魅力が……」
娘「あ?」
友「ご、ごめんなさい、仮にとかじゃないです、かっこいいです」
娘「パパに色目使う気、この雌豚……」
友(どうせいっちゅーねん)
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:51:07.74 :fPUeNNQkP
友「もうとにかくですね、かっこ良いパパさんに会いに来る時点じゃ、ママさんもパパさんが今どうなってるか知らないじゃない?」
娘「探偵を雇って」
友「ママさん、お金ありそうだった?」
娘「薄汚いドブネズミみたいだった」
友「ある意味美しいかもしれないけど、それ貧乏よね」
娘「……探偵はない」
友「私が思うに、何だけど」
娘「話しなさいな」
友「ママさん、男に捨てられるとかしていく場所ないんじゃない?」
娘「ありえる話ね」
友「お金もない、行く場所もない。そうだ、あのお人よしの所に戻ろう、と」
娘「……」 クワッ
友「私が思ってるんじゃないから、その目で見ないでよ……」
娘「なるほど……あのアマ、パパを利用する気で来たのね。事故に見せかけて滅多刺しよ」
友「だから警察沙汰はやめろっちゅーの」
友「もうとにかくですね、かっこ良いパパさんに会いに来る時点じゃ、ママさんもパパさんが今どうなってるか知らないじゃない?」
娘「探偵を雇って」
友「ママさん、お金ありそうだった?」
娘「薄汚いドブネズミみたいだった」
友「ある意味美しいかもしれないけど、それ貧乏よね」
娘「……探偵はない」
友「私が思うに、何だけど」
娘「話しなさいな」
友「ママさん、男に捨てられるとかしていく場所ないんじゃない?」
娘「ありえる話ね」
友「お金もない、行く場所もない。そうだ、あのお人よしの所に戻ろう、と」
娘「……」 クワッ
友「私が思ってるんじゃないから、その目で見ないでよ……」
娘「なるほど……あのアマ、パパを利用する気で来たのね。事故に見せかけて滅多刺しよ」
友「だから警察沙汰はやめろっちゅーの」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 07:59:58.29 :fPUeNNQkP
友「お金さえ渡せば出て行くんじゃない?」
妹「んー……パパが汗水流したお金をあのアバズレに渡すのは、ちょっと……」
友「お金で縁が切れるならいんじゃない?」
妹「でも、お金なくなったらすぐ戻って来るじゃない?」
友「あー……」
妹「殺そう」
友「お願いだからその結論から離れるか、私と関わりのない所でやってよ……」
妹「友さん。私としても、別にアレを殺したいわけじゃないのよ」
友「そんなこと言っても目に光がないし……」
妹「死すら生ぬるい」
友「だぁ! かぁ! らぁ! あんたね、憎いのはわかったから話を進めてよっ!」
妹「パパを説得する」
友「……パパさんって、ママさんのこと疑ってないんでしょ?」
妹「大丈夫だよ。パパは私を信じてくれる。愛し合う二人の絆が未来を切り開くの……!」
友「はあ。上手くいくといいですね。じゃ、そろそろ弟が帰ってくるんで。ほら出てけ。はやくはやく!」 バタバタッ
友「お金さえ渡せば出て行くんじゃない?」
妹「んー……パパが汗水流したお金をあのアバズレに渡すのは、ちょっと……」
友「お金で縁が切れるならいんじゃない?」
妹「でも、お金なくなったらすぐ戻って来るじゃない?」
友「あー……」
妹「殺そう」
友「お願いだからその結論から離れるか、私と関わりのない所でやってよ……」
妹「友さん。私としても、別にアレを殺したいわけじゃないのよ」
友「そんなこと言っても目に光がないし……」
妹「死すら生ぬるい」
友「だぁ! かぁ! らぁ! あんたね、憎いのはわかったから話を進めてよっ!」
妹「パパを説得する」
友「……パパさんって、ママさんのこと疑ってないんでしょ?」
妹「大丈夫だよ。パパは私を信じてくれる。愛し合う二人の絆が未来を切り開くの……!」
友「はあ。上手くいくといいですね。じゃ、そろそろ弟が帰ってくるんで。ほら出てけ。はやくはやく!」 バタバタッ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:00:24.41 :fPUeNNQkP
はいまた妹になってたー! 俺もうダメだと思う
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:03:45.79 :mg2Cq8/u0
>>46
脳内変換余裕だから続けろください
脳内変換余裕だから続けろください
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:14:32.08 :fPUeNNQkP
母「ねえあなた、娘の様子、おかしいと思わない?」
父「うむ……どうにも馴染めていない様子ではあるが、どうしたものかと」
母「やっぱり私が戻ってきたのが……」
父「それは違う! あいつは今の環境に馴染めてないだけさ、すぐに馴れるよ」
母「こういうのって、きっかけが大事だと思うのよ。ねえ、結婚式を挙げない?」
父「結婚式? 前にもしたじゃないか」
母「改めて、よ。知り合いの式場が安くしてくれるのよ」
父「良い所なのかい?」
母「ええ、とっても! それでね、500万ほど掛かるのだけど……」
父「むう……」
母「ねっ、いいでしょう? 家族の将来のためなのよぉ」
父「そう、だな。じゃあそこで……」
娘「ストップ! ストップ! パパ、ストップ! おーけー?」
父「お、おお、帰ってきて早々なんだい?」
母「ねえあなた、娘の様子、おかしいと思わない?」
父「うむ……どうにも馴染めていない様子ではあるが、どうしたものかと」
母「やっぱり私が戻ってきたのが……」
父「それは違う! あいつは今の環境に馴染めてないだけさ、すぐに馴れるよ」
母「こういうのって、きっかけが大事だと思うのよ。ねえ、結婚式を挙げない?」
父「結婚式? 前にもしたじゃないか」
母「改めて、よ。知り合いの式場が安くしてくれるのよ」
父「良い所なのかい?」
母「ええ、とっても! それでね、500万ほど掛かるのだけど……」
父「むう……」
母「ねっ、いいでしょう? 家族の将来のためなのよぉ」
父「そう、だな。じゃあそこで……」
娘「ストップ! ストップ! パパ、ストップ! おーけー?」
父「お、おお、帰ってきて早々なんだい?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:18:32.49 :fPUeNNQkP
娘「おいクソババア」 ボソッ
母「あら、どうしたの娘?」
娘「腹の底まで真っ黒のカビだらけの癖に、パパに近づいてきたのはそれが目的か……」 ボソボソッ
父「内緒話かい?」
娘「うんっ☆ 私とママで話しておきたいことがあるの!」
母「すぐに済むわ。ねっ、娘?」
娘「そうだね、ママ」
父(二人が仲良くなる兆しがようやく……!)
父(良かった……。これで家族みんなで、いがみ合うことなく、幸せに暮らしてゆける……) ウルウルッ
父「じゃ、じゃあパパはお風呂にでも入って来ようかな!」 スタスタッ
娘「おいクソババア」 ボソッ
母「あら、どうしたの娘?」
娘「腹の底まで真っ黒のカビだらけの癖に、パパに近づいてきたのはそれが目的か……」 ボソボソッ
父「内緒話かい?」
娘「うんっ☆ 私とママで話しておきたいことがあるの!」
母「すぐに済むわ。ねっ、娘?」
娘「そうだね、ママ」
父(二人が仲良くなる兆しがようやく……!)
父(良かった……。これで家族みんなで、いがみ合うことなく、幸せに暮らしてゆける……) ウルウルッ
父「じゃ、じゃあパパはお風呂にでも入って来ようかな!」 スタスタッ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:19:29.83 :Sm00Q2xT0
パパ・・・
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:21:53.90 :fPUeNNQkP
娘「……」
母「……」
娘「私はさぁ」
母「なぁに?」
娘「パパを愛してる」
母「そう」
娘「あんたの何倍もパパと一緒に過ごしてきた」
母「それで?」
娘「私があんたを嫌いな理由はパパの側にいるから。それだけだった」
母「あら、だったっていうのは?」
娘「あんたは今日から、パパの周りを飛び回るハエから、パパを騙そうと近づいてきた害虫になった」
母「そうなると何がどうなのかしら?」
娘「私はあんたを決して許さない。どこへ逃げても地獄の底に突き落としてやる」
母「怖いわねぇ」
娘「……でも今はまだ、パパが悲しむから何もしない。覚えておきな」
娘「……」
母「……」
娘「私はさぁ」
母「なぁに?」
娘「パパを愛してる」
母「そう」
娘「あんたの何倍もパパと一緒に過ごしてきた」
母「それで?」
娘「私があんたを嫌いな理由はパパの側にいるから。それだけだった」
母「あら、だったっていうのは?」
娘「あんたは今日から、パパの周りを飛び回るハエから、パパを騙そうと近づいてきた害虫になった」
母「そうなると何がどうなのかしら?」
娘「私はあんたを決して許さない。どこへ逃げても地獄の底に突き落としてやる」
母「怖いわねぇ」
娘「……でも今はまだ、パパが悲しむから何もしない。覚えておきな」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:27:23.47 :fPUeNNQkP
母「『覚えておきな』ですって……」
母「笑わせるわよねぇ」
母「人に貢いで喜ぶ父を私が利用してあげてるだけなのに」
母「本当、困った子よねぇ」
母「うふふっ」
母(むかつわね、相変わらず……)
母(なんであんな子、産んじゃったのかしら?)
母(あんな子さえ産まれなければ私が苦労する必要もなかったのに)
母「イライラするわねぇ……」
父「ふぅ。どうだい、お前も入ってきたら?」
母「ええ、後で入らせてもらうわ」
母(はやくもらうものをもらって出て行きたいわね……本当、イライラするわ)
母「『覚えておきな』ですって……」
母「笑わせるわよねぇ」
母「人に貢いで喜ぶ父を私が利用してあげてるだけなのに」
母「本当、困った子よねぇ」
母「うふふっ」
母(むかつわね、相変わらず……)
母(なんであんな子、産んじゃったのかしら?)
母(あんな子さえ産まれなければ私が苦労する必要もなかったのに)
母「イライラするわねぇ……」
父「ふぅ。どうだい、お前も入ってきたら?」
母「ええ、後で入らせてもらうわ」
母(はやくもらうものをもらって出て行きたいわね……本当、イライラするわ)
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:29:48.36 :fPUeNNQkP
友「今日はえらく静かね、あんた」
娘「……私、久しぶりにブチ切れちまったよ」
友「今回はガチでマジな感じね」
娘「もしだよ、もしパパが誰かと愛し合って結婚して幸せになったとしたら、私どうすると思う?」
友「手錠が掛かる系?」
娘「ノーだよ。私は唇噛んで我慢してパパを祝福するよ」
友「キャラじゃなくない?」
娘「パパが幸せならどうしようもないでしょ……」
友「あんたって変に良い子だよね」
娘「私はパパを愛してる。パパが幸せなら祝福するしかない」
友「パパさんの話しながらそんなに怒ってるのは……」
娘「あのクソババアがパパを不幸にしようとしてるから」
友「あー。ついに殺っちゃう系なわけ?」
娘「うん。ごめん」
友「今日はえらく静かね、あんた」
娘「……私、久しぶりにブチ切れちまったよ」
友「今回はガチでマジな感じね」
娘「もしだよ、もしパパが誰かと愛し合って結婚して幸せになったとしたら、私どうすると思う?」
友「手錠が掛かる系?」
娘「ノーだよ。私は唇噛んで我慢してパパを祝福するよ」
友「キャラじゃなくない?」
娘「パパが幸せならどうしようもないでしょ……」
友「あんたって変に良い子だよね」
娘「私はパパを愛してる。パパが幸せなら祝福するしかない」
友「パパさんの話しながらそんなに怒ってるのは……」
娘「あのクソババアがパパを不幸にしようとしてるから」
友「あー。ついに殺っちゃう系なわけ?」
娘「うん。ごめん」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:36:23.31 :fPUeNNQkP
友「はぁ……あー、仕方ないよね、うん。弟がそういう状態だったら、まあ……私もそうするわ」
娘「一人殺すも二人殺すも変わらないから、私に頼むなら今の内だよ」
友「害虫ナッシング、綺麗なもんよ。……で、私は何を手伝えばいいのさ」
娘「えっ?」
友「殺るんでしょ? 家で殺るの、外で殺るの?」
娘「……あんた頭大丈夫?」
友「さあ、どうなんだろ。……私も散々勝手にやれって言ったけど、実際聞いちゃうとさー」
友「結局、私が腹割って話せるのはあんただけだし、あんたが殺るなら手伝うしかないと思う」
友「あんたが捕まると私が寂しい」
娘「……ねえ友」
友「なぁに?」
娘「あんたそれ確実に死ぬよ」
友「やっべ。えーと、弟と生本番セッ○スするまで死なない!」
娘「余計に立ってるわ……く、はははっ!」
友「笑うなよぉ……」
友「はぁ……あー、仕方ないよね、うん。弟がそういう状態だったら、まあ……私もそうするわ」
娘「一人殺すも二人殺すも変わらないから、私に頼むなら今の内だよ」
友「害虫ナッシング、綺麗なもんよ。……で、私は何を手伝えばいいのさ」
娘「えっ?」
友「殺るんでしょ? 家で殺るの、外で殺るの?」
娘「……あんた頭大丈夫?」
友「さあ、どうなんだろ。……私も散々勝手にやれって言ったけど、実際聞いちゃうとさー」
友「結局、私が腹割って話せるのはあんただけだし、あんたが殺るなら手伝うしかないと思う」
友「あんたが捕まると私が寂しい」
娘「……ねえ友」
友「なぁに?」
娘「あんたそれ確実に死ぬよ」
友「やっべ。えーと、弟と生本番セッ○スするまで死なない!」
娘「余計に立ってるわ……く、はははっ!」
友「笑うなよぉ……」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:40:28.20 :fPUeNNQkP
娘「方針変更。殺さない」
友「いいの?」
娘「私一人の問題じゃなくなったからね、もうちょっとどうにかする方法探してみる」
友「間に合う?」
娘「間に合わせる。敵が動く前にね」
友「……ちょっとあんたの家に遊びに行っていい?」
娘「パパには会わせないよ」
友「そっちじゃない。ちょっと調べときたいから」
娘「勘繰られないように……ってのは、今更だし、大いに疑われるがいい!」
友「どんだけ欲の皮の厚い人なのか見てやろうじゃないのさ」
娘「方針変更。殺さない」
友「いいの?」
娘「私一人の問題じゃなくなったからね、もうちょっとどうにかする方法探してみる」
友「間に合う?」
娘「間に合わせる。敵が動く前にね」
友「……ちょっとあんたの家に遊びに行っていい?」
娘「パパには会わせないよ」
友「そっちじゃない。ちょっと調べときたいから」
娘「勘繰られないように……ってのは、今更だし、大いに疑われるがいい!」
友「どんだけ欲の皮の厚い人なのか見てやろうじゃないのさ」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:42:48.69 :fPUeNNQkP
友「ふぅむ……」
母「……」
友「ケバい」
妹「ぷっ」
母「……?」
友「あ、気付かれた」
妹「逃げる?」
友「挨拶しとこう……こんにちは~」
母「あら、どうも」
友「うちのママと全然違って若いですね~」
母「そう? ふふっ」
友(香水臭ぇえええっ!)
友「ふぅむ……」
母「……」
友「ケバい」
妹「ぷっ」
母「……?」
友「あ、気付かれた」
妹「逃げる?」
友「挨拶しとこう……こんにちは~」
母「あら、どうも」
友「うちのママと全然違って若いですね~」
母「そう? ふふっ」
友(香水臭ぇえええっ!)
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:45:00.49 :fPUeNNQkP
ブゥゥゥゥ ブゥゥゥゥ
友「ん?」
母「……」
友「携帯じゃないですか?」
母「えっ? ええ……」
友「出なくていいんですか?」
母「いいのよ」
友「そうですか……あ、それじゃあ私ら、部屋で遊んでるので」
妹「……」 チラッ
母「……ふんっ」
友「失礼しました~」
ブゥゥゥゥ ブゥゥゥゥ
友「ん?」
母「……」
友「携帯じゃないですか?」
母「えっ? ええ……」
友「出なくていいんですか?」
母「いいのよ」
友「そうですか……あ、それじゃあ私ら、部屋で遊んでるので」
妹「……」 チラッ
母「……ふんっ」
友「失礼しました~」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:52:44.86 :fPUeNNQkP
マジレスすると、気付かない内に手が勝手に妹と打ってる
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:53:58.97 :liN3pNeA0
重症だな
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 08:58:49.61 :fPUeNNQkP
友「あのババアの荷物、特に携帯を調べるべきだね」
娘「それで何かわかる?」
友「と思う。あの人、挙動不審っていうか、ずっと落ち着かなさげじゃん」
娘「そうだった?」
友「……いや、うん。あんたもあのパパさんの娘だし、そういうのは期待してないけどね」
娘「親子二代でバカにされた?」
友「誉めてる誉めてる。あのババアに似なくて良かったじゃん」
娘「でもあのババア、いつもカバン近くに置いてるし……」
友「お風呂は?」
娘「脱衣所に」
友「いやそれおかしいでしょ」
娘「おかしいとは思ってたけど、調べる理由もなかったし……」
友「あんたは本当、変な所で抜けてるんだから……」
娘(世話焼きキャラまで見せて、この子本当に死ぬんじゃないだろうか)
友「? ほら、早く詳細詰めよ?」
友「あのババアの荷物、特に携帯を調べるべきだね」
娘「それで何かわかる?」
友「と思う。あの人、挙動不審っていうか、ずっと落ち着かなさげじゃん」
娘「そうだった?」
友「……いや、うん。あんたもあのパパさんの娘だし、そういうのは期待してないけどね」
娘「親子二代でバカにされた?」
友「誉めてる誉めてる。あのババアに似なくて良かったじゃん」
娘「でもあのババア、いつもカバン近くに置いてるし……」
友「お風呂は?」
娘「脱衣所に」
友「いやそれおかしいでしょ」
娘「おかしいとは思ってたけど、調べる理由もなかったし……」
友「あんたは本当、変な所で抜けてるんだから……」
娘(世話焼きキャラまで見せて、この子本当に死ぬんじゃないだろうか)
友「? ほら、早く詳細詰めよ?」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:04:56.15 :fPUeNNQkP
父「ただいま~。……誰か来てるのかい?」
娘「パパ!」
父「ん、なんだい?」
娘「あのババアのことで話があるの!!」
母「……ちょ、ちょっと! 何話してるのよ!」 バタバタッ
娘「パパ聞いて、この人は!」
母「あなた、聞かなくていいわよ! この子、また変なこと思い込んでるのよ!」
娘「パパ、パパは私を信じてくれるよね! この人はね、パパと私を……!」
母「あんたは黙ってなさいよっ!」
友(と、騒いでる隙に……はあ、化粧品に、これは宝石……うわっ、悪趣味な指輪)
友(こんなんばっかか。で、肝心の携帯は……)
友(すごい着信の量。はぁー、しかも同じ所から)
友(他に、は……はいはい、これ全部男ね) ピッ ピッ
友(さあて、後はババアが戻って来る前に逃げよっと) スタコラッ
父「ただいま~。……誰か来てるのかい?」
娘「パパ!」
父「ん、なんだい?」
娘「あのババアのことで話があるの!!」
母「……ちょ、ちょっと! 何話してるのよ!」 バタバタッ
娘「パパ聞いて、この人は!」
母「あなた、聞かなくていいわよ! この子、また変なこと思い込んでるのよ!」
娘「パパ、パパは私を信じてくれるよね! この人はね、パパと私を……!」
母「あんたは黙ってなさいよっ!」
友(と、騒いでる隙に……はあ、化粧品に、これは宝石……うわっ、悪趣味な指輪)
友(こんなんばっかか。で、肝心の携帯は……)
友(すごい着信の量。はぁー、しかも同じ所から)
友(他に、は……はいはい、これ全部男ね) ピッ ピッ
友(さあて、後はババアが戻って来る前に逃げよっと) スタコラッ
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:13:53.71 :fPUeNNQkP
友「あのババア、もうただの詐欺師だなー」
娘「何か面白いのあった?」
友「メールのやりとり。結婚詐欺だね、それも同時に数人」
娘「あのババアと? 結婚?」
友「バカはいるのよ。……あんたのパパは良いバカね」
娘「ふーん。他は?」
友「こっちが面白くてね……これ多分借金取り。しかも真っ当じゃないとこ」
娘「なんでわかるの?」
友「携帯の番号でググったら速攻ヒット。悪質業者だって」
娘「へー……」
友「どうする?」
娘「……危ない橋、渡っちゃおうかな」
友「ほほう」
娘「掛け金は私、得るものは……すべて!」
友「ギャンブラーよのぅ」
友「あのババア、もうただの詐欺師だなー」
娘「何か面白いのあった?」
友「メールのやりとり。結婚詐欺だね、それも同時に数人」
娘「あのババアと? 結婚?」
友「バカはいるのよ。……あんたのパパは良いバカね」
娘「ふーん。他は?」
友「こっちが面白くてね……これ多分借金取り。しかも真っ当じゃないとこ」
娘「なんでわかるの?」
友「携帯の番号でググったら速攻ヒット。悪質業者だって」
娘「へー……」
友「どうする?」
娘「……危ない橋、渡っちゃおうかな」
友「ほほう」
娘「掛け金は私、得るものは……すべて!」
友「ギャンブラーよのぅ」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:21:26.25 :fPUeNNQkP
父(娘の帰りが遅い……いつもなら今の時間には家にいるはずなのに……)
父(なぜ今日にかぎって、こんなにも遅いのだ?)
母「……ねえあなた、式に日取りですけど」
父「今はそれどころではないだろう! 娘が帰って来んのだぞ!」
母「別に、あの子だって良い年した女の子なんだから、このくらい普通でしょう」
父「娘はそんな子ではない! 今まで一度だって私に連絡なしに遅くなったことはなかった!」
母「……」
父「……すまん。ただ、心配なんだ。娘がどうしているのか」
父(嫌な予感がする……。何か事件に巻き込まれているのではないか……)
prrrr prrrrr prrrrr
父「娘、今一体どこにっ!」
『……パパさん、ですか……? あの、友……です……。娘ちゃんが……』
父「娘がどうした!?」
『誘拐、されました』
父(娘の帰りが遅い……いつもなら今の時間には家にいるはずなのに……)
父(なぜ今日にかぎって、こんなにも遅いのだ?)
母「……ねえあなた、式に日取りですけど」
父「今はそれどころではないだろう! 娘が帰って来んのだぞ!」
母「別に、あの子だって良い年した女の子なんだから、このくらい普通でしょう」
父「娘はそんな子ではない! 今まで一度だって私に連絡なしに遅くなったことはなかった!」
母「……」
父「……すまん。ただ、心配なんだ。娘がどうしているのか」
父(嫌な予感がする……。何か事件に巻き込まれているのではないか……)
prrrr prrrrr prrrrr
父「娘、今一体どこにっ!」
『……パパさん、ですか……? あの、友……です……。娘ちゃんが……』
父「娘がどうした!?」
『誘拐、されました』
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:26:50.22 :fPUeNNQkP
『柄の悪い人達が娘ちゃんを連れていって』
『パパさんとママさんの二人で来るようにって』
『場所は陸橋横の地下道』
『二人以外の誰かがいたら娘ちゃんを殺すって……』
『ごめんなさい、私、止められなくて……ごめんなさい……』
父「……行こう」
母「い、いやよ! 私は残るわ!」
父「私とお前、二人で来るように言われてるんだぞ!」
母「そんな事言ったって……!」
父「娘がどうなっても構わないと言うのかっ!!」
母「……」
父「……行こう、時間がない」
『柄の悪い人達が娘ちゃんを連れていって』
『パパさんとママさんの二人で来るようにって』
『場所は陸橋横の地下道』
『二人以外の誰かがいたら娘ちゃんを殺すって……』
『ごめんなさい、私、止められなくて……ごめんなさい……』
父「……行こう」
母「い、いやよ! 私は残るわ!」
父「私とお前、二人で来るように言われてるんだぞ!」
母「そんな事言ったって……!」
父「娘がどうなっても構わないと言うのかっ!!」
母「……」
父「……行こう、時間がない」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:33:33.50 :fPUeNNQkP
ガタンガタンッ ガタンガタンッ
父「はぁ、はぁ……」
母「ひっ、ひっ」
父(娘はどこに……!)
強面「よぉー、速かったなぁ」
娘「……」
父(なんという……なんという……なんということを……!)
父「貴様……娘のその破れた服は何だ……」
強面「いやねぇ、待っている間を楽しく過ごそうと思ってねぇ」
父「……うおぉおおおおおおおおおおおおおっ!」 ブンッ
強面「おらよっとぉ!」 ドゴッ
父「げふぇぇっ」 ズガシャンッ
母「ひっ、ひやっ、いやあああああっ!」 タッタッタッ
強面「逃げられるわけないだろうがよぉ、うちをよくもコケにしてくれたなぁ」
父「な……なに……を……」
ガタンガタンッ ガタンガタンッ
父「はぁ、はぁ……」
母「ひっ、ひっ」
父(娘はどこに……!)
強面「よぉー、速かったなぁ」
娘「……」
父(なんという……なんという……なんということを……!)
父「貴様……娘のその破れた服は何だ……」
強面「いやねぇ、待っている間を楽しく過ごそうと思ってねぇ」
父「……うおぉおおおおおおおおおおおおおっ!」 ブンッ
強面「おらよっとぉ!」 ドゴッ
父「げふぇぇっ」 ズガシャンッ
母「ひっ、ひやっ、いやあああああっ!」 タッタッタッ
強面「逃げられるわけないだろうがよぉ、うちをよくもコケにしてくれたなぁ」
父「な……なに……を……」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:34:38.18 :Sm00Q2xT0
お、おいどうなるんだこれ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:38:43.27 :fPUeNNQkP
母「いやっ、私は関係ないわ、私は関係ないっ!」
強面「いやねぇ、この姉さんがね、うちから金を借りるばかりじゃなくてねぇ」
強面「うちから金を借りた連中を騙して、その金を巻き上げたんですわ」
強面「ん? 騙した連中に金を借りさせたんだったかなぁ」
強面「何にしろ困った姉さんでねぇ」
強面「挙句にトンズラ、こりゃただじゃ済ませられないでしょう」
父「……いくらだ」
強面「んん?」
父「いくら払えばいいのかと聞いてるんだ」
強面「そうさなぁ……200万」
父「払おう」
強面「ほー、そりゃ気前が良い。しかし口だけの約束じゃあ困りますわなぁ」
父「絶対に払うと約束する」
強面「……よろしい、信用しやしょう。で、また別に問題がありましてねぇ」
父「……・?」
母「いやっ、私は関係ないわ、私は関係ないっ!」
強面「いやねぇ、この姉さんがね、うちから金を借りるばかりじゃなくてねぇ」
強面「うちから金を借りた連中を騙して、その金を巻き上げたんですわ」
強面「ん? 騙した連中に金を借りさせたんだったかなぁ」
強面「何にしろ困った姉さんでねぇ」
強面「挙句にトンズラ、こりゃただじゃ済ませられないでしょう」
父「……いくらだ」
強面「んん?」
父「いくら払えばいいのかと聞いてるんだ」
強面「そうさなぁ……200万」
父「払おう」
強面「ほー、そりゃ気前が良い。しかし口だけの約束じゃあ困りますわなぁ」
父「絶対に払うと約束する」
強面「……よろしい、信用しやしょう。で、また別に問題がありましてねぇ」
父「……・?」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:43:17.77 :fPUeNNQkP
強面「うちとしてもねぇ、メンツがあるんですわ」
強面「金はもらった。はい解決、とはいかんのですわ」
強面「責任を取る方が必要なんですわ」
強面「もっとわかりやすく言うならねぇ、騙された顧客の皆さんの不満をぶつけていただくための道具、ですかねぇ」
父「は……?」
強面「わかりやせんか? そこのババアに騙された顧客が何人もいるんですわ」
強面「その方々の慰労。ついでに我々の慰労。他にも、まあ、我々が望むかぎりに働いてもらいますがねぇ」
強面「必要なんですなぁ、そういう方が」
父「ふ、ふ、ふざけるんじゃないっ!!」
強面「必要なものは必要なんですよ。そうですねぇ……当事者であるそこのババアか……」
母「ひっ」
強面「身内である、この若いお嬢さんでもよろしいんですが。いえ、我々としては彼女がよろしいのですがね」
娘「……」
強面「うちとしてもねぇ、メンツがあるんですわ」
強面「金はもらった。はい解決、とはいかんのですわ」
強面「責任を取る方が必要なんですわ」
強面「もっとわかりやすく言うならねぇ、騙された顧客の皆さんの不満をぶつけていただくための道具、ですかねぇ」
父「は……?」
強面「わかりやせんか? そこのババアに騙された顧客が何人もいるんですわ」
強面「その方々の慰労。ついでに我々の慰労。他にも、まあ、我々が望むかぎりに働いてもらいますがねぇ」
強面「必要なんですなぁ、そういう方が」
父「ふ、ふ、ふざけるんじゃないっ!!」
強面「必要なものは必要なんですよ。そうですねぇ……当事者であるそこのババアか……」
母「ひっ」
強面「身内である、この若いお嬢さんでもよろしいんですが。いえ、我々としては彼女がよろしいのですがね」
娘「……」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:46:41.26 :fPUeNNQkP
強面「両方と贅沢は言いません。どちらか片方、それだけでいいですよ」
父(こいつらは何を言ってるんだ?)
父(家族のどちらかを見捨てろと、地獄に叩き落とせと)
父(そんなことができるわけがないだろう!)
強面「……選べませんか?」
父「金なら、まだいくらか払える」
強面「それも魅力的ですがね、金じゃないのですよ」
母「……娘で、いいじゃない」 ブルブルッ
父「……母?」
母「娘でいいじゃないのよ! あの子が行けばいいじゃない!」
母「ねえ、あの子に行ってもらえばいいじゃない!」
母「私よりあの子の方が若い分たくさん稼げるでしょうし、そうすればすぐに戻って来られるかもしれないじゃない!」
母「ね? そうでしょ?」
強面「まあ、そうなりますかねぇ」
強面「両方と贅沢は言いません。どちらか片方、それだけでいいですよ」
父(こいつらは何を言ってるんだ?)
父(家族のどちらかを見捨てろと、地獄に叩き落とせと)
父(そんなことができるわけがないだろう!)
強面「……選べませんか?」
父「金なら、まだいくらか払える」
強面「それも魅力的ですがね、金じゃないのですよ」
母「……娘で、いいじゃない」 ブルブルッ
父「……母?」
母「娘でいいじゃないのよ! あの子が行けばいいじゃない!」
母「ねえ、あの子に行ってもらえばいいじゃない!」
母「私よりあの子の方が若い分たくさん稼げるでしょうし、そうすればすぐに戻って来られるかもしれないじゃない!」
母「ね? そうでしょ?」
強面「まあ、そうなりますかねぇ」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:50:04.87 :Sm00Q2xT0
なんかもう清々しいな
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:51:23.25 :fPUeNNQkP
母「みんなのためにそれが一番いいのよ! ね!?」
父(……そう、なのか?)
父(いやそんなはずはない。そんなはずはないとわかっている)
父(でも私は選ばなければならないんだ。娘か母のどちらかを、私は選ばなければ……)
母「娘よ。娘よ。ねえ、あなた。娘よ」
強面「……娘さん、ですかねぇ?」 ニヤァッ
娘「……」
父(わからない……私にはわからない……)
父「娘……」
娘「……」
父「お前は、どう思うんだ?」
娘「私は……」
父「……」 ゴクリッ
娘「パパが決めた通りにする。だって、私はパパを信じてるから」
父「信じる……?」
母「みんなのためにそれが一番いいのよ! ね!?」
父(……そう、なのか?)
父(いやそんなはずはない。そんなはずはないとわかっている)
父(でも私は選ばなければならないんだ。娘か母のどちらかを、私は選ばなければ……)
母「娘よ。娘よ。ねえ、あなた。娘よ」
強面「……娘さん、ですかねぇ?」 ニヤァッ
娘「……」
父(わからない……私にはわからない……)
父「娘……」
娘「……」
父「お前は、どう思うんだ?」
娘「私は……」
父「……」 ゴクリッ
娘「パパが決めた通りにする。だって、私はパパを信じてるから」
父「信じる……?」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:55:32.98 :fPUeNNQkP
父「信じる信じないなんて話じゃないだろう!?」
父「私がお前を選ばなければお前はこれから、たくさんの男たちの相手をさせられるんだぞ!?」
父「命の保証もあるかどうか!?」
父「それを、信じるなどと軽々しく……!」
娘「いいよ。パパがその方が良いって思ったなら、私も受け入れる」
娘「パパを責めたりしないって約束する」 ニコッ
父「……」
母「ほら、ね? あの子もそう言ってるし、そうしましょ。ね?」
父(……私は、バカだな)
父「……決まりました」
強面「ほう。聞かせてもらおうじゃねえか」
父「娘を返してください」
母「えっ? ちょ、あなた、ねえ、何言ってるの?」
父「今すぐに、返してください」
父「信じる信じないなんて話じゃないだろう!?」
父「私がお前を選ばなければお前はこれから、たくさんの男たちの相手をさせられるんだぞ!?」
父「命の保証もあるかどうか!?」
父「それを、信じるなどと軽々しく……!」
娘「いいよ。パパがその方が良いって思ったなら、私も受け入れる」
娘「パパを責めたりしないって約束する」 ニコッ
父「……」
母「ほら、ね? あの子もそう言ってるし、そうしましょ。ね?」
父(……私は、バカだな)
父「……決まりました」
強面「ほう。聞かせてもらおうじゃねえか」
父「娘を返してください」
母「えっ? ちょ、あなた、ねえ、何言ってるの?」
父「今すぐに、返してください」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 09:59:54.55 :fPUeNNQkP
強面「それでいいんだな?」
父「……いいです」
母「ねえ、何言ってるのよ、ねぇえええええええええええええええっ!」
娘「パパ」 ヨロヨロッ
父「……すまなかったな」 ギュッ
娘「ううん」
母「あなた、ねえ、あなたっ! 何よ、何でよぉおおおおおおおっ!」
父「お前が誰も愛していないからだ」
母「何よそれぇええっ! 何なのよぉおお!」
父「私は……お前が、娘を愛していると思っていた。腹を痛めた子供だ、愛してないはずがない。そう思っていたよ」
母「は……? あ……?」
父「なぜ今までわからなかったんだろうなぁ」
母「ふざけないでよ……何なのよ、それ……何なのよ……」
強面「それでいいんだな?」
父「……いいです」
母「ねえ、何言ってるのよ、ねぇえええええええええええええええっ!」
娘「パパ」 ヨロヨロッ
父「……すまなかったな」 ギュッ
娘「ううん」
母「あなた、ねえ、あなたっ! 何よ、何でよぉおおおおおおおっ!」
父「お前が誰も愛していないからだ」
母「何よそれぇええっ! 何なのよぉおお!」
父「私は……お前が、娘を愛していると思っていた。腹を痛めた子供だ、愛してないはずがない。そう思っていたよ」
母「は……? あ……?」
父「なぜ今までわからなかったんだろうなぁ」
母「ふざけないでよ……何なのよ、それ……何なのよ……」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:02:23.67 :fPUeNNQkP
強面「ちっ。ほら行くぞ、クソババア」
母「いやぁあああ! いやよぉおおお! いやぁあああああああっ!」
強面「おっさん。約束の200万はきっちりもらうぜ」
父「異論はない」
娘「……パパ、私……」
父「お前は悪くない。あれはあれがした事の報いを受けるだけだ」
娘「ん……」
父「辛い思いをさせたな」
娘「ううん……いいの……いいの……っ」 ギュッ
強面「けっ……じゃあな、嬢ちゃん」 スタスタッ
父「……」 ギュゥッ
娘「……」 ギュゥッ
強面「ちっ。ほら行くぞ、クソババア」
母「いやぁあああ! いやよぉおおお! いやぁあああああああっ!」
強面「おっさん。約束の200万はきっちりもらうぜ」
父「異論はない」
娘「……パパ、私……」
父「お前は悪くない。あれはあれがした事の報いを受けるだけだ」
娘「ん……」
父「辛い思いをさせたな」
娘「ううん……いいの……いいの……っ」 ギュッ
強面「けっ……じゃあな、嬢ちゃん」 スタスタッ
父「……」 ギュゥッ
娘「……」 ギュゥッ
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:13:59.36 :fPUeNNQkP
友「で、ベッドインした?」
娘「えへへー、どっちでしょ~?」
友「こんの幸せ者めぇ~」 グリグリッ
娘「や~め~て~よ~!」
友「うりうり~、一生分の幸せでバカになっちゃえ~!」 グリグリッ
娘「や~め~て~! や~め~……やめろって言ってるでしょ、殺すわよ」
友「ひぃ、視線で殺される!」
娘「しつこいのよ、あんた」
友「ついノリで」
娘「今日の私は機嫌がいいので許す!」
友「勝訴! 勝訴!」
娘「大☆勝☆利!」
友(実際、大勝利と言っていいくらいの成果だわなー)
友「で、ベッドインした?」
娘「えへへー、どっちでしょ~?」
友「こんの幸せ者めぇ~」 グリグリッ
娘「や~め~て~よ~!」
友「うりうり~、一生分の幸せでバカになっちゃえ~!」 グリグリッ
娘「や~め~て~! や~め~……やめろって言ってるでしょ、殺すわよ」
友「ひぃ、視線で殺される!」
娘「しつこいのよ、あんた」
友「ついノリで」
娘「今日の私は機嫌がいいので許す!」
友「勝訴! 勝訴!」
娘「大☆勝☆利!」
友(実際、大勝利と言っていいくらいの成果だわなー)
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:23:53.15 :fPUeNNQkP
強面『なんじゃ嬢ちゃん? 何か用か?』
娘『母の居所を知っています』
強面『……ほう、面白いな。話聞かせてもらおうか』
娘『お願いがあります』
強面『交換条件かい。良い度胸してるなぁ、嬢ちゃん』
娘『……賭けをして欲しいんです』
強面『賭け、ねぇ。条件を聞こうじゃねえか』
娘『父が、私と母のどちらを選ぶか、です』
強面『ほう』
娘『私が人質になって二人を呼び出します。そこで、父に私か母のどちらかを差し出すように要求してください』
強面『おいおいおいおい、そんな犯罪の片棒担いでうちに何の得があるんだ?』
娘『……母、それに……100万か、200万。賭けの結果に関わらず、そのくらいのお金は差し出せます』
強面『……なら、賭けってのは何を賭けるんだい?』
娘『私自身です』
強面『なんじゃ嬢ちゃん? 何か用か?』
娘『母の居所を知っています』
強面『……ほう、面白いな。話聞かせてもらおうか』
娘『お願いがあります』
強面『交換条件かい。良い度胸してるなぁ、嬢ちゃん』
娘『……賭けをして欲しいんです』
強面『賭け、ねぇ。条件を聞こうじゃねえか』
娘『父が、私と母のどちらを選ぶか、です』
強面『ほう』
娘『私が人質になって二人を呼び出します。そこで、父に私か母のどちらかを差し出すように要求してください』
強面『おいおいおいおい、そんな犯罪の片棒担いでうちに何の得があるんだ?』
娘『……母、それに……100万か、200万。賭けの結果に関わらず、そのくらいのお金は差し出せます』
強面『……なら、賭けってのは何を賭けるんだい?』
娘『私自身です』
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:28:19.63 :fPUeNNQkP
娘『もし父が私を選ばなかったなら、私を差し上げます』
強面『……で、あんたを選んだらどうなるんだい?』
娘『何も』
強面『……何も? それじゃあ賭けになってねえだろうが』
娘『そういう芝居をしてくだされば、それだけで私は父の愛を勝ち取れるんです』
強面『あんた、おつむ大丈夫かい? 全然釣りあってねえじゃねえか』
娘『なぜですか?』
強面『負ければあんたは俺らのもの。勝てば、まあ、何かは得られるらしいが、自分自身と釣り合うものなんぞあるかよ』
娘『ふふっ、ふふふっ』
強面『何がおかしいんだよ』
娘『だって……』
娘『パパに選ばれなかった私に価値なんてあるわけないじゃないですか』
娘『もし父が私を選ばなかったなら、私を差し上げます』
強面『……で、あんたを選んだらどうなるんだい?』
娘『何も』
強面『……何も? それじゃあ賭けになってねえだろうが』
娘『そういう芝居をしてくだされば、それだけで私は父の愛を勝ち取れるんです』
強面『あんた、おつむ大丈夫かい? 全然釣りあってねえじゃねえか』
娘『なぜですか?』
強面『負ければあんたは俺らのもの。勝てば、まあ、何かは得られるらしいが、自分自身と釣り合うものなんぞあるかよ』
娘『ふふっ、ふふふっ』
強面『何がおかしいんだよ』
娘『だって……』
娘『パパに選ばれなかった私に価値なんてあるわけないじゃないですか』
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:36:04.09 :fPUeNNQkP
娘「今日も帰ったらパパと二人で……えへ、えへへへ……」
友「はぁー……もうあんた帰れ。あんたの幸せで胸やけがする。帰ってパパでも待ってなよ」
娘「えへ、えへへー。じゃあ帰っちゃおうかなぁ~」
友(パパって単語だけで自動的に蕩けるのかよ)
娘「じゃっ、あね~!」 ガチャッ タンッ タンッ
友「は~……」
友(羨ましい……ぶっちゃけ羨ましい……)
友(二人きりでいちゃつき続けられる家とか最高すぎて羨ましい!)
友「う~……」
弟「……お姉ちゃん、入っていい……?」
友「弟ぉぉ!」 ギュムーッ
弟「ふぎゅっ!?」
友「あーもう可愛いなぁ! あー! もー! もー! 愛してるからなーもう! もう!」 ギュゥッ
弟「ふふぁ、ふむ……っ」 カァァァァッ
友(あれ、私も結構幸せじゃね? ……幸せは人それぞれってことか)
娘「今日も帰ったらパパと二人で……えへ、えへへへ……」
友「はぁー……もうあんた帰れ。あんたの幸せで胸やけがする。帰ってパパでも待ってなよ」
娘「えへ、えへへー。じゃあ帰っちゃおうかなぁ~」
友(パパって単語だけで自動的に蕩けるのかよ)
娘「じゃっ、あね~!」 ガチャッ タンッ タンッ
友「は~……」
友(羨ましい……ぶっちゃけ羨ましい……)
友(二人きりでいちゃつき続けられる家とか最高すぎて羨ましい!)
友「う~……」
弟「……お姉ちゃん、入っていい……?」
友「弟ぉぉ!」 ギュムーッ
弟「ふぎゅっ!?」
友「あーもう可愛いなぁ! あー! もー! もー! 愛してるからなーもう! もう!」 ギュゥッ
弟「ふふぁ、ふむ……っ」 カァァァァッ
友(あれ、私も結構幸せじゃね? ……幸せは人それぞれってことか)
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:37:43.08 :fPUeNNQkP
姉「っていうわけだから弟、お風呂入るよ!」
弟「ふぇ!?」
姉「お姉ちゃんがたっくさん気持ちいーことしてあげるから、ね?」 フゥー
弟「ひひゃ!?」
姉「~~♪」
弟「あっ、やっ、お姉ちゃん、あっ! あーっ!」
姉「っていうわけだから弟、お風呂入るよ!」
弟「ふぇ!?」
姉「お姉ちゃんがたっくさん気持ちいーことしてあげるから、ね?」 フゥー
弟「ひひゃ!?」
姉「~~♪」
弟「あっ、やっ、お姉ちゃん、あっ! あーっ!」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:38:23.13 :fPUeNNQkP
終わりで。俺寝る。おつかれ。半端になりすまない。
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:39:41.95 :Sm00Q2xT0
お疲れ
良かった
良かった
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/14(木) 10:44:59.10 :xx+bITWki
乙
また書いてくれ
また書いてくれ









































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