432: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 21:56:38 :EP/bBaRU
ピピピ ピピピ
のび太「ぅう~ん朝か…」
のび太(いつの間にか寝てたんだな…目覚まし止めなきゃ…)
カチッ
千冬「…zzz」
山田「ムニャムニャ…」
のび太「今何時なんだろう…」
のび太「六時…ちょっと早いな。でも目覚まし鳴ってるし先生達はもう起きる時間なんじゃ」
のび太「織斑せんせーい、山田せんせーい」ユサユサ
山田「ぅう~んおはよぉございます野比さん…ふああああああ」
のび太(でっかいあくび…)
千冬「うぅ…あれぇ?もう朝…?一夏起こして……」
のび太「ん?一夏君?」
千冬「………っは!」
のび太「おはようございます織斑先生」
ピピピ ピピピ
のび太「ぅう~ん朝か…」
のび太(いつの間にか寝てたんだな…目覚まし止めなきゃ…)
カチッ
千冬「…zzz」
山田「ムニャムニャ…」
のび太「今何時なんだろう…」
のび太「六時…ちょっと早いな。でも目覚まし鳴ってるし先生達はもう起きる時間なんじゃ」
のび太「織斑せんせーい、山田せんせーい」ユサユサ
山田「ぅう~んおはよぉございます野比さん…ふああああああ」
のび太(でっかいあくび…)
千冬「うぅ…あれぇ?もう朝…?一夏起こして……」
のび太「ん?一夏君?」
千冬「………っは!」
のび太「おはようございます織斑先生」
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434: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:04:02 :EP/bBaRU
千冬「ののののの野比!なぜここにいる!」
のび太「いや、今の状況の通り先生が離してくれなかったので…」
千冬「山田先生…まさかまた私は…」
山田「ええ、暴走してましたね」
のび太「一夏一夏って大変でしたy…ヘブッ」バシィ
千冬「いいか、野比」
のび太「ひゃ…ひゃい」
千冬「昨日お前はここで何も見なかった…いいな?」
のび太「ひゃ…ひゃい…わかってまふ…」
千冬「ののののの野比!なぜここにいる!」
のび太「いや、今の状況の通り先生が離してくれなかったので…」
千冬「山田先生…まさかまた私は…」
山田「ええ、暴走してましたね」
のび太「一夏一夏って大変でしたy…ヘブッ」バシィ
千冬「いいか、野比」
のび太「ひゃ…ひゃい」
千冬「昨日お前はここで何も見なかった…いいな?」
のび太「ひゃ…ひゃい…わかってまふ…」
435: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:04:56 :EP/bBaRU
千冬「そして…その…」
のび太「ん?」
千冬「私は…お前に…その…したのか?」
のび太「ん?」
千冬「き…キスを…」
のび太「あ、それなら山田先生が犠牲になってくれたお陰で…」
千冬「なら、いい…」
千冬「迷惑をかけて悪かったな。もう部屋に帰れ野比」
のび太「わかりました。失礼します」
千冬「そして…その…」
のび太「ん?」
千冬「私は…お前に…その…したのか?」
のび太「ん?」
千冬「き…キスを…」
のび太「あ、それなら山田先生が犠牲になってくれたお陰で…」
千冬「なら、いい…」
千冬「迷惑をかけて悪かったな。もう部屋に帰れ野比」
のび太「わかりました。失礼します」
436: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:08:42 :EP/bBaRU
のび太(てっきり殺されるかと思ったけどさすがに自分でもわかってたのか…)
のび太(さって…部屋に帰ってもう一眠りでもするか…)
のび太(起こさないように…)ススス
のび太(ただいまー)
のび太(お、僕の布団敷いてある。さすがは一夏く…ん?)
のび太(明らかに布団がふくらんでる…)
のび太(上にたどってみればそこには綺麗な黒髪…)
のび太(ま…まさか…)
のび太(てっきり殺されるかと思ったけどさすがに自分でもわかってたのか…)
のび太(さって…部屋に帰ってもう一眠りでもするか…)
のび太(起こさないように…)ススス
のび太(ただいまー)
のび太(お、僕の布団敷いてある。さすがは一夏く…ん?)
のび太(明らかに布団がふくらんでる…)
のび太(上にたどってみればそこには綺麗な黒髪…)
のび太(ま…まさか…)
437: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:14:52 :EP/bBaRU
のび太(これ完璧に箒ちゃんじゃないか…)
のび太(まさか一夏君この臨海学校を利用して…あわわわわわわ)
のび太(とりあえずロビーに避難!)
-ロビー-
のび太(参ったな…まさか一夏君が…まるで新婚のように寝てた…)
のび太(いや、お似合いなんだけども、なんだけどもこれはマズイだろ…)
のび太(布団に隠れて体は見えなかったけど服は着ていたんだろうか…)
のび太「これは織斑先生にばれたら大惨事だぞ…」
千冬「ん?今私を呼んだか?」
のび太(ああ、やばい)
のび太(これ完璧に箒ちゃんじゃないか…)
のび太(まさか一夏君この臨海学校を利用して…あわわわわわわ)
のび太(とりあえずロビーに避難!)
-ロビー-
のび太(参ったな…まさか一夏君が…まるで新婚のように寝てた…)
のび太(いや、お似合いなんだけども、なんだけどもこれはマズイだろ…)
のび太(布団に隠れて体は見えなかったけど服は着ていたんだろうか…)
のび太「これは織斑先生にばれたら大惨事だぞ…」
千冬「ん?今私を呼んだか?」
のび太(ああ、やばい)
439: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:19:57 :EP/bBaRU
千冬「なにか用事でもあるのか?」
のび太「いや、何でもないです。少し考え事を…」
のび太(ここは冷静に…冷静に…)
千冬「そうか、それよりもお前は部屋に帰らないのか?さっき私は部屋に帰れと言ったんだが」
のび太「ええっと…いや…その…」
のび太(あああ!なにか言い訳を考えろ!考えろ考えろ!)
のび太「そう!喉が渇いたからジュースを買いに!」
千冬「そのジュースを買わずにソファーに居るのにか」
のび太「いまから買おうと思ってて!」
千冬「お前、何か隠してるな?」
のび太「そそそんなことないですよ!」
千冬「お前の部屋になにかがあったな…」
のび太(なんでわかるの!)
千冬「なにか用事でもあるのか?」
のび太「いや、何でもないです。少し考え事を…」
のび太(ここは冷静に…冷静に…)
千冬「そうか、それよりもお前は部屋に帰らないのか?さっき私は部屋に帰れと言ったんだが」
のび太「ええっと…いや…その…」
のび太(あああ!なにか言い訳を考えろ!考えろ考えろ!)
のび太「そう!喉が渇いたからジュースを買いに!」
千冬「そのジュースを買わずにソファーに居るのにか」
のび太「いまから買おうと思ってて!」
千冬「お前、何か隠してるな?」
のび太「そそそんなことないですよ!」
千冬「お前の部屋になにかがあったな…」
のび太(なんでわかるの!)
441: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:23:27 :EP/bBaRU
千冬「もうそろそろ起床時間だ、一夏を起こすついでに見に行ってやろう」
のび太(ああ、またもごめんね…一夏君…箒ちゃん…)
ガラ
千冬「おい一夏、起きろ!」グニ
箒「ぎゃん!」
千冬「ん?お前は…」
一夏「ん~!ああ、千冬姉、おはよぉ…」
千冬「…」プルプルプル
一夏「んあ?どうしたんだ?」
千冬「きさまらああああああああああ!」
千冬「もうそろそろ起床時間だ、一夏を起こすついでに見に行ってやろう」
のび太(ああ、またもごめんね…一夏君…箒ちゃん…)
ガラ
千冬「おい一夏、起きろ!」グニ
箒「ぎゃん!」
千冬「ん?お前は…」
一夏「ん~!ああ、千冬姉、おはよぉ…」
千冬「…」プルプルプル
一夏「んあ?どうしたんだ?」
千冬「きさまらああああああああああ!」
442: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:26:46 :EP/bBaRU
-起床時間-
箒「…」セイザ
一夏「…」セイザ
千冬「ガミガミガミガミ」
セシリア「あの人達はなにをしたんですの?」
シャル「もう!知らないよ!一夏なんて!」
鈴「そうよ!あんなバカ!」
ラウラ「教官は叱る姿まで美しい…」
のび太(僕のせいじゃないよね…)
-起床時間-
箒「…」セイザ
一夏「…」セイザ
千冬「ガミガミガミガミ」
セシリア「あの人達はなにをしたんですの?」
シャル「もう!知らないよ!一夏なんて!」
鈴「そうよ!あんなバカ!」
ラウラ「教官は叱る姿まで美しい…」
のび太(僕のせいじゃないよね…)
443: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:31:30 :EP/bBaRU
一夏「はぁ~酷い目にあった…」
のび太「いや、あれは一夏君が悪いよ…」
一夏「いや、あの後箒がなんか顔真っ赤にしてぶっ倒れちまったから介抱してただけなんだけどな」
のび太「部屋に届ければ良かったじゃないか…」
一夏「女子の部屋なんてわからねぇよ」
のび太(聞けばいいのに…)
のび太(じゃあ、一応なにもしてないのか…?)
のび太「箒ちゃんも大変だね…」
一夏「臨海学校中なのに失神しちゃうんだもんなぁ」
のび太「君は本当に駄目駄目だね…」
一夏「?」
一夏「はぁ~酷い目にあった…」
のび太「いや、あれは一夏君が悪いよ…」
一夏「いや、あの後箒がなんか顔真っ赤にしてぶっ倒れちまったから介抱してただけなんだけどな」
のび太「部屋に届ければ良かったじゃないか…」
一夏「女子の部屋なんてわからねぇよ」
のび太(聞けばいいのに…)
のび太(じゃあ、一応なにもしてないのか…?)
のび太「箒ちゃんも大変だね…」
一夏「臨海学校中なのに失神しちゃうんだもんなぁ」
のび太「君は本当に駄目駄目だね…」
一夏「?」
445:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/25(日) 22:38:13 :utgyjJE.
まさかそのセリフをのび太が使うことになるとはな
444: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:38:06 :EP/bBaRU
一夏「今日の午後は町中を自由に散策だったよな!行こうぜ!」
のび太「ああ、うん!」
セシリア「お待ちなさい!」
一夏「んあ?」
セシリア「のび太さんはお借りしますわ」グイ
のび太「うわっ!」
箒「じゃあ、一夏は私が…」
鈴「ちょっと待ちなさいよ!一夏は私と行くのよ!」
シャル「一夏は僕も連れてってくれるよね?」ウルウル
一夏「あ…ああ…」
シャル「やった!ありがと!一夏!」
セシリア「じゃあ、私たちは行きましょうかのび太さん!」
一夏「今日の午後は町中を自由に散策だったよな!行こうぜ!」
のび太「ああ、うん!」
セシリア「お待ちなさい!」
一夏「んあ?」
セシリア「のび太さんはお借りしますわ」グイ
のび太「うわっ!」
箒「じゃあ、一夏は私が…」
鈴「ちょっと待ちなさいよ!一夏は私と行くのよ!」
シャル「一夏は僕も連れてってくれるよね?」ウルウル
一夏「あ…ああ…」
シャル「やった!ありがと!一夏!」
セシリア「じゃあ、私たちは行きましょうかのび太さん!」
449: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:41:52 :EP/bBaRU
ラウラ「ちょっと待て」
セシリア「なんですの?ラウラさん。私はのび太さんと今日一日行動を共にすることを決めましたの」
セシリア「じゃましないでくださる?」
ラウラ「嫁よ、私も着いていくぞ」
のび太「ええ!?」
セシリア「残念ながらのび太さんは私がすでに予約済みですの!早い者勝ちですわ!」
ラウラ「そんな事知るか。のび太は私の嫁だ。私と行動を共にする義務がある」
セシリア「のび太さんはどっちを選びますの!?」
ラウラ「そうだ!嫁に決めてもらおう!」
のび太(え)
ラウラ「ちょっと待て」
セシリア「なんですの?ラウラさん。私はのび太さんと今日一日行動を共にすることを決めましたの」
セシリア「じゃましないでくださる?」
ラウラ「嫁よ、私も着いていくぞ」
のび太「ええ!?」
セシリア「残念ながらのび太さんは私がすでに予約済みですの!早い者勝ちですわ!」
ラウラ「そんな事知るか。のび太は私の嫁だ。私と行動を共にする義務がある」
セシリア「のび太さんはどっちを選びますの!?」
ラウラ「そうだ!嫁に決めてもらおう!」
のび太(え)
450: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:50:14 :EP/bBaRU
のび太(こんなにすぐ決められるほど僕は残酷じゃないよ…)
セシリア「さあ!」
ラウラ「嫁よ!」
のび太(うう…どうすれば…)
千冬「おい貴様ら騒がしいぞ」
千冬「そんなに野比と行きたいなら三人で行けば良いだろ」
のび太(先生ありがとーーーーう!)
のび太「うん!それがいい!そうしよう!」
セシリア「のび太さんがそう言うのなら仕方ありませんわね…」
ラウラ「教官がそう仰るのなら」
のび太(たすかった…)
のび太(こんなにすぐ決められるほど僕は残酷じゃないよ…)
セシリア「さあ!」
ラウラ「嫁よ!」
のび太(うう…どうすれば…)
千冬「おい貴様ら騒がしいぞ」
千冬「そんなに野比と行きたいなら三人で行けば良いだろ」
のび太(先生ありがとーーーーう!)
のび太「うん!それがいい!そうしよう!」
セシリア「のび太さんがそう言うのなら仕方ありませんわね…」
ラウラ「教官がそう仰るのなら」
のび太(たすかった…)
451: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/25(日) 22:55:47 :EP/bBaRU
千冬(ふっ困った奴らだ、助けてやったんだ。あのことは絶対に黙っていろよ)ボソ
のび太「サー!イエッサー!」
ラウラ「む?どうしたのだ急に嫁は軍人にでもなりたいのか。まぁ私が軍人の心得を教えてやらん事もないが…」
のび太「ち、違うよ!さあ!行こうか!」
セシリア「まぁ、エスコートしてくださるんですのね?」
のび太「ええ!?そういうつもりじゃ…」
セシリア「まぁまぁ細かい事は気にしなくて結構ですわ」ギュ
のび太(うわ!腕組まれて…)
ラウラ「む、セシリアが腕なら私はここだ!」ピョン
のび太「うおあ!」
ラウラ「ふむ、これが肩車か…見晴らしがいいな」
のほほん「ノビノビ達は仲が良いねぇ」
谷本「うらやましー!」
千冬(ふっ困った奴らだ、助けてやったんだ。あのことは絶対に黙っていろよ)ボソ
のび太「サー!イエッサー!」
ラウラ「む?どうしたのだ急に嫁は軍人にでもなりたいのか。まぁ私が軍人の心得を教えてやらん事もないが…」
のび太「ち、違うよ!さあ!行こうか!」
セシリア「まぁ、エスコートしてくださるんですのね?」
のび太「ええ!?そういうつもりじゃ…」
セシリア「まぁまぁ細かい事は気にしなくて結構ですわ」ギュ
のび太(うわ!腕組まれて…)
ラウラ「む、セシリアが腕なら私はここだ!」ピョン
のび太「うおあ!」
ラウラ「ふむ、これが肩車か…見晴らしがいいな」
のほほん「ノビノビ達は仲が良いねぇ」
谷本「うらやましー!」
460: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:02:28 :2BZdKPPM
のび太(エスコートかぁって言ってもここって結構田舎だからなぁ)
のび太(来た事ないしどうしようかな…)
のび太(しかも集合時間は8時か…)
のび太(自由すぎるな…)
セシリア「なにをぼーっとしてるのですか?のび太さん」
のび太「ああ、ごめんちょっとどうしようか考えてて」
セシリア「まぁ、それはすいません」
ラウラ「嫁よ!あそこに灯台がある!行ってみよう!」
のび太「灯台?ああ、本当だ登ったら景色とか見えるかな」
セシリア「いいですわね、行きましょうか」
のび太(エスコートかぁって言ってもここって結構田舎だからなぁ)
のび太(来た事ないしどうしようかな…)
のび太(しかも集合時間は8時か…)
のび太(自由すぎるな…)
セシリア「なにをぼーっとしてるのですか?のび太さん」
のび太「ああ、ごめんちょっとどうしようか考えてて」
セシリア「まぁ、それはすいません」
ラウラ「嫁よ!あそこに灯台がある!行ってみよう!」
のび太「灯台?ああ、本当だ登ったら景色とか見えるかな」
セシリア「いいですわね、行きましょうか」
461: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:07:04 :2BZdKPPM
-灯台-
のび太「おお、結構見えるねぇ」
セシリア「町並みがよくわかりますわ」
ラウラ「ほら!嫁よ!いまあそこで魚がはねたぞ!」
のび太「落ち着いて…落っこちないようにね…」
ラウラ「私なら大丈夫だ!おお!あそこでもまた!」
セシリア「陳腐な町だと思っていましたが結構趣があるんですのね」
のび太「学園の周りは近代的なものばっかりだからねぇ」
のび太「たまにはこういう田舎の空気も悪くないね」
-灯台-
のび太「おお、結構見えるねぇ」
セシリア「町並みがよくわかりますわ」
ラウラ「ほら!嫁よ!いまあそこで魚がはねたぞ!」
のび太「落ち着いて…落っこちないようにね…」
ラウラ「私なら大丈夫だ!おお!あそこでもまた!」
セシリア「陳腐な町だと思っていましたが結構趣があるんですのね」
のび太「学園の周りは近代的なものばっかりだからねぇ」
のび太「たまにはこういう田舎の空気も悪くないね」
462: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:12:52 :2BZdKPPM
のび太「にしても風が心地良い…」
セシリア「そういえばのび太さん、聞きたい事が…」
のび太「ん?」
セシリア「福音と戦っていたとき…私たちがやられていたときに急にドラ式が光り始めたと思ったら圧倒的な力で福音を殲滅致しましたわ」
セシリア「初めはセカンドシフトなのかと思いましたが何度もドラ式が形を変え、特性を変え戦っているように見えました」
セシリア「あれはなんなんですの?」
ラウラ「む、それは私も気になるな」
のび太「う~ん僕もよくわからないんだよ」
のび太「多分、ドラ式のワンオフアビリティなんだと思う」
のび太「にしても風が心地良い…」
セシリア「そういえばのび太さん、聞きたい事が…」
のび太「ん?」
セシリア「福音と戦っていたとき…私たちがやられていたときに急にドラ式が光り始めたと思ったら圧倒的な力で福音を殲滅致しましたわ」
セシリア「初めはセカンドシフトなのかと思いましたが何度もドラ式が形を変え、特性を変え戦っているように見えました」
セシリア「あれはなんなんですの?」
ラウラ「む、それは私も気になるな」
のび太「う~ん僕もよくわからないんだよ」
のび太「多分、ドラ式のワンオフアビリティなんだと思う」
465: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:16:56 :2BZdKPPM
のび太「僕は特別ISに詳しい訳じゃないからさ現時点では僕でもなんでISが変形したのかわかってないんだ」
セシリア「そうなんですの…」
ラウラ「あんなISは見た事がないな」
のび太「心当たりはあるんだけど、説明してわかるものじゃないからね…」
のび太「まあ、ちゃんとわかったら説明するよ」
セシリア「ええ、お願い致しますわ」
ラウラ「うむ、私も気になる。困ったら協力するぞ」
のび太「ありがとね、ラウラちゃん」ナデナデ
ラウラ「なぁ!なにをする!」
セシリア「ラウラさんだけずるいですわ!私にもしてください!」
のび太「ええ~!」
のび太「僕は特別ISに詳しい訳じゃないからさ現時点では僕でもなんでISが変形したのかわかってないんだ」
セシリア「そうなんですの…」
ラウラ「あんなISは見た事がないな」
のび太「心当たりはあるんだけど、説明してわかるものじゃないからね…」
のび太「まあ、ちゃんとわかったら説明するよ」
セシリア「ええ、お願い致しますわ」
ラウラ「うむ、私も気になる。困ったら協力するぞ」
のび太「ありがとね、ラウラちゃん」ナデナデ
ラウラ「なぁ!なにをする!」
セシリア「ラウラさんだけずるいですわ!私にもしてください!」
のび太「ええ~!」
466: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:20:55 :2BZdKPPM
のび太「さて、つぎはどこに行こうか…」
セシリア「ああ!私はまだ撫で足りませんのよ!」
のび太「ええ?もう勘弁してよ…」
セシリア「今度買い物に付き合う事で許して差し上げますわ!」
のび太「わかったよ…」
ラウラ「もちろん私も行くぞ」
のび太「…って言ってるけど」
セシリア「別に構いませんわ」
のび太「なら良いけど…」
のび太「さて、つぎはどこに行こうか…」
セシリア「ああ!私はまだ撫で足りませんのよ!」
のび太「ええ?もう勘弁してよ…」
セシリア「今度買い物に付き合う事で許して差し上げますわ!」
のび太「わかったよ…」
ラウラ「もちろん私も行くぞ」
のび太「…って言ってるけど」
セシリア「別に構いませんわ」
のび太「なら良いけど…」
467: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:29:14 :2BZdKPPM
のび太「う~んまだお昼にも早いしなぁ…」
ラウラ「私はさっきみた町の散策をしたいぞ!」
のび太「お散歩か…いいかもね。なにか見つかるかもしれないし」
セシリア「私もそれには賛成ですわ」
のび太「じゃあ行こうか」
セシリア「はい!」ギュ
のび太「セシリアちゃん暑くないの?」
セシリア「暑いですわ」
のび太「じゃあくっつかなくても…」
セシリア「それはお断りしますわ」
のび太「ラウラちゃんは自分の足で歩いて…」
ラウラ「断る」
のび太「う~んまだお昼にも早いしなぁ…」
ラウラ「私はさっきみた町の散策をしたいぞ!」
のび太「お散歩か…いいかもね。なにか見つかるかもしれないし」
セシリア「私もそれには賛成ですわ」
のび太「じゃあ行こうか」
セシリア「はい!」ギュ
のび太「セシリアちゃん暑くないの?」
セシリア「暑いですわ」
のび太「じゃあくっつかなくても…」
セシリア「それはお断りしますわ」
のび太「ラウラちゃんは自分の足で歩いて…」
ラウラ「断る」
468: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:35:51 :2BZdKPPM
のび太(まぁ軽いから負担はないんだけど…)
カワイラシイオヤコネー
のび太(周りの目が痛い…)
のび太(そうか、今日は私服だから親子み見えてもおかしくな…)
のび太(いや、おかしいだろ)
のび太「それよりここはどこ?普通に住宅街だけど」
セシリア「さあ、わかりませんわ」
ラウラ「私もこの場所はわからんがな。旅館までの道はわかる」
ラウラ「心配しなくていい」
のび太「なら良かった」
のび太(まぁ軽いから負担はないんだけど…)
カワイラシイオヤコネー
のび太(周りの目が痛い…)
のび太(そうか、今日は私服だから親子み見えてもおかしくな…)
のび太(いや、おかしいだろ)
のび太「それよりここはどこ?普通に住宅街だけど」
セシリア「さあ、わかりませんわ」
ラウラ「私もこの場所はわからんがな。旅館までの道はわかる」
ラウラ「心配しなくていい」
のび太「なら良かった」
469: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:44:47 :2BZdKPPM
のび太(ん、神社か…)
ラウラ「嫁よ、なんだこれは」
のび太「神社だよ。神様を祀ってるんだ」
ラウラ「で?結局はなにをするところだ」
のび太「う~んお願い事をしたりとか…?かなぁ。ごめんねあんまり詳しくないや」
のび太「あ、でも神社で信仰してる神様によって願い事のジャンルは変わってくるよ」
セシリア「そうなんですの?じゃあここはなんのお願いをしたら良いのでしょうか」
のび太「それは聞いてみないとわからないなぁ。入ってみようか」
セシリア「いいですわね」
ラウラ「うむ」
のび太(ん、神社か…)
ラウラ「嫁よ、なんだこれは」
のび太「神社だよ。神様を祀ってるんだ」
ラウラ「で?結局はなにをするところだ」
のび太「う~んお願い事をしたりとか…?かなぁ。ごめんねあんまり詳しくないや」
のび太「あ、でも神社で信仰してる神様によって願い事のジャンルは変わってくるよ」
セシリア「そうなんですの?じゃあここはなんのお願いをしたら良いのでしょうか」
のび太「それは聞いてみないとわからないなぁ。入ってみようか」
セシリア「いいですわね」
ラウラ「うむ」
470: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:47:31 :2BZdKPPM
のび太「聞いてきたよ、縁結びだってさ」
ラウラ「縁結びだと?そうか…」コク
セシリア(これは行くしかありませんわね)コク
セシリア「では、少々お参りをして参りますわ」
ラウラ「嫁はここで待っていてくれ」
のび太「ん?まぁいいけど…」
のび太「聞いてきたよ、縁結びだってさ」
ラウラ「縁結びだと?そうか…」コク
セシリア(これは行くしかありませんわね)コク
セシリア「では、少々お参りをして参りますわ」
ラウラ「嫁はここで待っていてくれ」
のび太「ん?まぁいいけど…」
471: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 00:53:13 :2BZdKPPM
セシリア(賽銭もはずみましたし、住所も名前も言いましたわ!これで完璧…ふふふ)
ラウラ(欲張ると駄目だとクラリッサに聞いたからな…お願いは一つだけにして正解だったな…ふふふ)
のび太(にやにやしてるなぁ…なんとなく考えてる事わかっちゃうよ…)
のび太「さってそろそろお昼だね、行こうか!」
セシリア「どこか良い場所を知ってるんですの?」
のび太「まあ付いてきてよ」
ラウラ「なんだか今日の嫁は頼もしいな!」
のび太(まあ、さっき神主さんにおすすめのお店聞いたんだけどね)
セシリア(賽銭もはずみましたし、住所も名前も言いましたわ!これで完璧…ふふふ)
ラウラ(欲張ると駄目だとクラリッサに聞いたからな…お願いは一つだけにして正解だったな…ふふふ)
のび太(にやにやしてるなぁ…なんとなく考えてる事わかっちゃうよ…)
のび太「さってそろそろお昼だね、行こうか!」
セシリア「どこか良い場所を知ってるんですの?」
のび太「まあ付いてきてよ」
ラウラ「なんだか今日の嫁は頼もしいな!」
のび太(まあ、さっき神主さんにおすすめのお店聞いたんだけどね)
472: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:00:02 :2BZdKPPM
ラウラ「ふむ、美味しかったな」
のび太「心配だったんだけど気に入ってくれたなら良かったよ」
セシリア「でもなんでこんな所知ってたんですの?結構人目には付かない所ですが…」
のび太「さっき二人がお参りに行ってるときに神主さんに聞いたんだよ」
のび太「外人さんでもここなら大丈夫だって言ってたから」
セシリア「ええ、確かに美味しかったですわ」
のび太「お礼なら神主さんになっちゃうけどね」
セシリア「いえ、のび太さんが私のために聞いてくれたんですわ。ありがとうございます」
ラウラ「む、嫁は私のために聞いたのだろう?なにを言っている」
「「ぐぬぬ…」」
ラウラ「ふむ、美味しかったな」
のび太「心配だったんだけど気に入ってくれたなら良かったよ」
セシリア「でもなんでこんな所知ってたんですの?結構人目には付かない所ですが…」
のび太「さっき二人がお参りに行ってるときに神主さんに聞いたんだよ」
のび太「外人さんでもここなら大丈夫だって言ってたから」
セシリア「ええ、確かに美味しかったですわ」
のび太「お礼なら神主さんになっちゃうけどね」
セシリア「いえ、のび太さんが私のために聞いてくれたんですわ。ありがとうございます」
ラウラ「む、嫁は私のために聞いたのだろう?なにを言っている」
「「ぐぬぬ…」」
473: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:08:08 :2BZdKPPM
のび太「さってまた色々散策しようか」
ラウラ「そうだな」ピョン
のび太「だから歩いて…」
ラウラ「断ると言っている…む?」
ラウラ「なんだ!あれは!」
セシリア「公園の事ですの…?」
ラウラ「その中にあるあの宙ぶらりんになっている何かだ!」
のび太「ブランコ知らないの?」
ラウラ「それは教官の事か?」
セシリア「それはブラコンですわ」
千冬「そうか、私はブラコンなのか」
セシリア・ラウラ「「ヒッ」」
のび太「さってまた色々散策しようか」
ラウラ「そうだな」ピョン
のび太「だから歩いて…」
ラウラ「断ると言っている…む?」
ラウラ「なんだ!あれは!」
セシリア「公園の事ですの…?」
ラウラ「その中にあるあの宙ぶらりんになっている何かだ!」
のび太「ブランコ知らないの?」
ラウラ「それは教官の事か?」
セシリア「それはブラコンですわ」
千冬「そうか、私はブラコンなのか」
セシリア・ラウラ「「ヒッ」」
474: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:13:16 :2BZdKPPM
千冬「食事を済ませたようだったからどうだったのか聞こうと思ったのだがな…」
千冬「お前達は私の事を一夏が大好きなブラコンの姉だという認識をしていたのか」
のび太(事実だもんなぁ)
セシリア「そそそそそんなことありませんわ!」
ラウラ「教官はブランコなんかではありません!」
のび太「ブラコンね」
千冬「なんだ、野比もそういう認識か」
のび太「ええ!?僕はただ言い直しただけで!」
千冬「まあ、そう見られても仕方ないな。私は一夏の親代わりなのだからな」
千冬「ともかく、あそこの食事はどうだった。まだ昼を済ませていないのでな」
のび太「とっても美味しかったですよ」
千冬「そうか、はしゃぐのはいいが程々にな」
千冬「食事を済ませたようだったからどうだったのか聞こうと思ったのだがな…」
千冬「お前達は私の事を一夏が大好きなブラコンの姉だという認識をしていたのか」
のび太(事実だもんなぁ)
セシリア「そそそそそんなことありませんわ!」
ラウラ「教官はブランコなんかではありません!」
のび太「ブラコンね」
千冬「なんだ、野比もそういう認識か」
のび太「ええ!?僕はただ言い直しただけで!」
千冬「まあ、そう見られても仕方ないな。私は一夏の親代わりなのだからな」
千冬「ともかく、あそこの食事はどうだった。まだ昼を済ませていないのでな」
のび太「とっても美味しかったですよ」
千冬「そうか、はしゃぐのはいいが程々にな」
475: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:17:48 :2BZdKPPM
のび太「ビックリしたぁ…」
セシリア「あの人は本当に神出鬼没ですのね…」
ラウラ「私が唯一気配を察知出来ない人間だからな」
セシリア「そんな事よりラウラさんはブランコを知らないんですのね」
ラウラ「うむ、なんだあれは、拷問器具か?」
のび太「町中にそんなのがポンって置いてあるわけ無いじゃないか…」
のび太「遊具だよ、遊び道具」
ラウラ「あれで遊ぶのか…?どのようにして…」
のび太「乗るんだよ。やってみる?」
ラウラ「もちろんだ!」
のび太「ビックリしたぁ…」
セシリア「あの人は本当に神出鬼没ですのね…」
ラウラ「私が唯一気配を察知出来ない人間だからな」
セシリア「そんな事よりラウラさんはブランコを知らないんですのね」
ラウラ「うむ、なんだあれは、拷問器具か?」
のび太「町中にそんなのがポンって置いてあるわけ無いじゃないか…」
のび太「遊具だよ、遊び道具」
ラウラ「あれで遊ぶのか…?どのようにして…」
のび太「乗るんだよ。やってみる?」
ラウラ「もちろんだ!」
476: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:24:43 :2BZdKPPM
のび太「まずはここに座って」
ラウラ「うむ」ポン
のび太「それで後は自分で勢い付けたりして前後に振るんだよ」
ラウラ「こうか?」グン
のび太「そうそう!初めてなのにうまいなぁ!」
ラウラ「そうか?ならもっと!」グン
のび太「あ…」
ブゥンブゥンブゥン
ラウラ「なんだ!これは!速い!止まるにはどうしたらいいんだ!よめえええええええ」
のび太「あぶない!危ないよ!絶対に手を離しちゃ駄目だからね!」
ラウラ「手を?」パ
のび太「あ」
のび太「まずはここに座って」
ラウラ「うむ」ポン
のび太「それで後は自分で勢い付けたりして前後に振るんだよ」
ラウラ「こうか?」グン
のび太「そうそう!初めてなのにうまいなぁ!」
ラウラ「そうか?ならもっと!」グン
のび太「あ…」
ブゥンブゥンブゥン
ラウラ「なんだ!これは!速い!止まるにはどうしたらいいんだ!よめえええええええ」
のび太「あぶない!危ないよ!絶対に手を離しちゃ駄目だからね!」
ラウラ「手を?」パ
のび太「あ」
477: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:26:02 :2BZdKPPM
ヒュウウウウウガシッ
セシリア「ふぅ、まさかISをこんな使い方すると思いませんでしたわ…」
ラウラ「た…助かった…ありがとう…」
セシリア「別に構いませんわ。世話が焼けますのね」
ラウラ「…よめえええええ!」ビエーン
セシリア「あ」
のび太「うわ!」
ラウラ「なんだこれは!今までのどんな訓練より怖かったぞおおおおおお!」
のび太(そんなに怖かったのか…)
ヒュウウウウウガシッ
セシリア「ふぅ、まさかISをこんな使い方すると思いませんでしたわ…」
ラウラ「た…助かった…ありがとう…」
セシリア「別に構いませんわ。世話が焼けますのね」
ラウラ「…よめえええええ!」ビエーン
セシリア「あ」
のび太「うわ!」
ラウラ「なんだこれは!今までのどんな訓練より怖かったぞおおおおおお!」
のび太(そんなに怖かったのか…)
478: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:29:50 :2BZdKPPM
ラウラ「…」グスグス
のび太「落ち着いた?」
ラウラ「…」コクッ
のび太「じゃあ、そろそろいこっか」
セシリア「そんなに泣く事でしょうか…」
のび太「まあ、よっぽど怖かったんだろうね」
ラウラ「…」スッ
のび太「…ん?なにその手は…飴ならあるけど欲しいの?」
ラウラ「…違う…手を繋げ…」
のび太「わかったよ…」
ラウラ「あと…」
のび太「ん?」
ラウラ「飴も欲しい…」
ラウラ「…」グスグス
のび太「落ち着いた?」
ラウラ「…」コクッ
のび太「じゃあ、そろそろいこっか」
セシリア「そんなに泣く事でしょうか…」
のび太「まあ、よっぽど怖かったんだろうね」
ラウラ「…」スッ
のび太「…ん?なにその手は…飴ならあるけど欲しいの?」
ラウラ「…違う…手を繋げ…」
のび太「わかったよ…」
ラウラ「あと…」
のび太「ん?」
ラウラ「飴も欲しい…」
479: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:32:31 :2BZdKPPM
ラウラ「この飴は美味しいな!嫁よ!」コロコロ
のび太「元気出て何よりだよ」
セシリア「…私も手を…」
のび太「ん?」
セシリア「私も腕を組むより手を繋ぎたいですわ!」
のび太「僕両手ふさがるんだけど…」
セシリア「私がのび太さんの右腕となりますわ」
のび太(えぇ~)
ラウラ「この飴は美味しいな!嫁よ!」コロコロ
のび太「元気出て何よりだよ」
セシリア「…私も手を…」
のび太「ん?」
セシリア「私も腕を組むより手を繋ぎたいですわ!」
のび太「僕両手ふさがるんだけど…」
セシリア「私がのび太さんの右腕となりますわ」
のび太(えぇ~)
480: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:36:23 :2BZdKPPM
のび太(結局両手が…)
のび太(でもなんか手を繋ぐっておんぶとか腕を組むのより恥ずかしいな)
のび太(なんでだろ…)
セシリア「…」ジー
のび太「ん?どうしたのセシリアちゃん」
セシリア「あれはなんなんでしょう…」
のび太「ん?ああ、トンボ玉だね。ガラス細工みたいなやつだよ」
ラウラ「それは食べられるのか!?」
のび太「ラウラちゃんはガラス食べるの?飾りだよ、アクセサリーとかみたいなやつ」
ラウラ「ふむ…」
のび太(結局両手が…)
のび太(でもなんか手を繋ぐっておんぶとか腕を組むのより恥ずかしいな)
のび太(なんでだろ…)
セシリア「…」ジー
のび太「ん?どうしたのセシリアちゃん」
セシリア「あれはなんなんでしょう…」
のび太「ん?ああ、トンボ玉だね。ガラス細工みたいなやつだよ」
ラウラ「それは食べられるのか!?」
のび太「ラウラちゃんはガラス食べるの?飾りだよ、アクセサリーとかみたいなやつ」
ラウラ「ふむ…」
481: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:39:14 :2BZdKPPM
のび太「ん、ここ予約無しで体験が出来るみたいだね。やってみようか」
セシリア「これを作る事が出来るんですの?」
のび太「さすがにここまで綺麗なのは無理だと思うけど…」
ラウラ「私はやってみたいな」
セシリア「私も是非」
のび太「じゃあ入ってみようか」
のび太「ん、ここ予約無しで体験が出来るみたいだね。やってみようか」
セシリア「これを作る事が出来るんですの?」
のび太「さすがにここまで綺麗なのは無理だと思うけど…」
ラウラ「私はやってみたいな」
セシリア「私も是非」
のび太「じゃあ入ってみようか」
482: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:41:39 :2BZdKPPM
のび太「すいませーん」
工房のおっちゃん「ん?体験かい?」
のび太「はい、お願いしたいんですけど」
工房のおっちゃん「はいよ。人数は三人でいいんかい?」
のび太「あ、はい…でも…ゴニョゴニョ」
工房のおっちゃん「はっはっは!まかせときな!」
のび太「ありがとうございます」
のび太「すいませーん」
工房のおっちゃん「ん?体験かい?」
のび太「はい、お願いしたいんですけど」
工房のおっちゃん「はいよ。人数は三人でいいんかい?」
のび太「あ、はい…でも…ゴニョゴニョ」
工房のおっちゃん「はっはっは!まかせときな!」
のび太「ありがとうございます」
483: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:43:44 :2BZdKPPM
セシリア「いろいろな色があるんですのね…」
ラウラ「これは迷うな…」
のび太「まあ時間もあるしゆっくり決めててよ」
ラウラ「む、嫁はもう決めたのか」
のび太「まあね」
セシリア「何色にしたんですの?」
のび太「それは完成してからのお楽しみかな」
ラウラ「なんだ、意地悪だな」
のび太「ははは」
セシリア「いろいろな色があるんですのね…」
ラウラ「これは迷うな…」
のび太「まあ時間もあるしゆっくり決めててよ」
ラウラ「む、嫁はもう決めたのか」
のび太「まあね」
セシリア「何色にしたんですの?」
のび太「それは完成してからのお楽しみかな」
ラウラ「なんだ、意地悪だな」
のび太「ははは」
484: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:46:25 :2BZdKPPM
のび太「そうだ、トンボ玉作ったらキーホルダーとかネックレスとか置物に出来るらしいからそれも決めてから作るといいよ」
セシリア「そうなんですのね」
ラウラ「因みに嫁はなんにしたのだ」
のび太「秘密だよ」
セシリア「まあ、楽しみに待っていますわ」
のび太「そうしてくれるとありがたいよ」
のび太「そうだ、トンボ玉作ったらキーホルダーとかネックレスとか置物に出来るらしいからそれも決めてから作るといいよ」
セシリア「そうなんですのね」
ラウラ「因みに嫁はなんにしたのだ」
のび太「秘密だよ」
セシリア「まあ、楽しみに待っていますわ」
のび太「そうしてくれるとありがたいよ」
485: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:50:37 :2BZdKPPM
工房のおっちゃん「お~い出来たぞ~」
ラウラ「本当か!」
セシリア「楽しみですわ!」
のび太「どんなになってるんだろうね」
ラウラ「おお!綺麗だ…!」
セシリア「ただのガラスなのにこんなに綺麗なんですのね…」
のび太「うん、僕のも予想通り出来たよ!」
工房のおっちゃん「そいつはよかったぜ!」
工房のおっちゃん「お~い出来たぞ~」
ラウラ「本当か!」
セシリア「楽しみですわ!」
のび太「どんなになってるんだろうね」
ラウラ「おお!綺麗だ…!」
セシリア「ただのガラスなのにこんなに綺麗なんですのね…」
のび太「うん、僕のも予想通り出来たよ!」
工房のおっちゃん「そいつはよかったぜ!」
486: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 01:55:22 :2BZdKPPM
ラウラ「む?嫁は二つも作ったのか欲張りだな」
セシリア「そんなにネックレスをお使いになられんですの?ならば私が…」
のび太「違うよ、これは二人にプレゼント」
セシリア「え!?」
ラウラ「なんだと!」
のび太「こっちはセシリアちゃんのブルー・ティアーズをイメージしてみたんだ。はい、どうぞ」
セシリア「青とエメラルドグリーンが美しいですわ…」
のび太「こっちはラウラちゃんのシュヴァルツェア・レーゲンとその左目をイメージしてみたんだ」
ラウラ「黒と黄色のコントラストがかっこいい…」
のび太「気に入ってくれれば嬉しいんだけど…」
ラウラ「む?嫁は二つも作ったのか欲張りだな」
セシリア「そんなにネックレスをお使いになられんですの?ならば私が…」
のび太「違うよ、これは二人にプレゼント」
セシリア「え!?」
ラウラ「なんだと!」
のび太「こっちはセシリアちゃんのブルー・ティアーズをイメージしてみたんだ。はい、どうぞ」
セシリア「青とエメラルドグリーンが美しいですわ…」
のび太「こっちはラウラちゃんのシュヴァルツェア・レーゲンとその左目をイメージしてみたんだ」
ラウラ「黒と黄色のコントラストがかっこいい…」
のび太「気に入ってくれれば嬉しいんだけど…」
487: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 02:00:01 :2BZdKPPM
ラウラ「気に入るに決まってるではないか!」
セシリア「気に入るに決まってるじゃありませんの!」
のび太「見事にハモったね…それは良かったよ」
セシリア「我が一族の家宝に致しますわ…」
ラウラ「私もこれは大事に…」
のび太「いや、使ってね?そんなに簡単に割れないみたいだから。さすがにISの時は割れちゃうと思うけど」
セシリア「先に言ってくれれば私ものび太さんに作ったんですのに…」
のび太「サプライズがしたかったんだよ」
ラウラ「早速付けてくれ!早く!」
のび太「わかったよ…じっとしててね」カチッ
ラウラ「どうだ!似合うか!?」
のび太「うん、似合ってるよ」
セシリア「私も早く付けてください!」
のび太「わかったから落ち着いて…」
ラウラ「気に入るに決まってるではないか!」
セシリア「気に入るに決まってるじゃありませんの!」
のび太「見事にハモったね…それは良かったよ」
セシリア「我が一族の家宝に致しますわ…」
ラウラ「私もこれは大事に…」
のび太「いや、使ってね?そんなに簡単に割れないみたいだから。さすがにISの時は割れちゃうと思うけど」
セシリア「先に言ってくれれば私ものび太さんに作ったんですのに…」
のび太「サプライズがしたかったんだよ」
ラウラ「早速付けてくれ!早く!」
のび太「わかったよ…じっとしててね」カチッ
ラウラ「どうだ!似合うか!?」
のび太「うん、似合ってるよ」
セシリア「私も早く付けてください!」
のび太「わかったから落ち着いて…」
488: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 02:02:59 :2BZdKPPM
セシリア「じゃあ、のび太さんはこの私が作った物を受け取ってください。置物にしましたので」
のび太「え?いいの?自分のために作ったのに…」
セシリア「トンボ玉はのび太さんがくれたこれがあれば十分ですわ」
ラウラ「私のも受け取ってくれ!私も置物にしたんだ!」
のび太「じゃあ、ありがたく受け取るよ。ありがとうね」
工房のおっちゃん「おうおう、青春だねぇ」
セシリア「じゃあ、のび太さんはこの私が作った物を受け取ってください。置物にしましたので」
のび太「え?いいの?自分のために作ったのに…」
セシリア「トンボ玉はのび太さんがくれたこれがあれば十分ですわ」
ラウラ「私のも受け取ってくれ!私も置物にしたんだ!」
のび太「じゃあ、ありがたく受け取るよ。ありがとうね」
工房のおっちゃん「おうおう、青春だねぇ」
509: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 20:58:33 :2BZdKPPM
セシリア「…」ニヨニヨ
ラウラ「…」ニヨニヨ
のび太(さっきからずっとニヤニヤしてる…)
のび太(そんなに嬉しかったんだなぁ…)
のび太「結構歩いたからどこかの公園にでも入って休憩しようか」
セシリア「…」ニヨニヨ
ラウラ「…」ニヨニヨ
のび太「…二人とも聞いてる?」
セシリア「…っは!な、何でしょうのび太さん!」
のび太「いや、どこかその辺の公園に入って休憩しようって言ったんだけど…」
ラウラ「…もう拷問器具はないか?」
のび太「元から拷問器具なんて無いよ…」
セシリア「…」ニヨニヨ
ラウラ「…」ニヨニヨ
のび太(さっきからずっとニヤニヤしてる…)
のび太(そんなに嬉しかったんだなぁ…)
のび太「結構歩いたからどこかの公園にでも入って休憩しようか」
セシリア「…」ニヨニヨ
ラウラ「…」ニヨニヨ
のび太「…二人とも聞いてる?」
セシリア「…っは!な、何でしょうのび太さん!」
のび太「いや、どこかその辺の公園に入って休憩しようって言ったんだけど…」
ラウラ「…もう拷問器具はないか?」
のび太「元から拷問器具なんて無いよ…」
510: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:03:33 :2BZdKPPM
-自然公園-
のび太「ふぅ…」
セシリア「日本は綺麗な公園が多いんですのね」
のび太「そうかな、まあ管理人さんとかが努力してるんじゃないのかな」
ラウラ「素晴らしいな。そいつはどこに居るんだ」
のび太「さあ…管理局とかあるんじゃないの?」
ラウラ「ふむ、行ってくる」
のび太「え、なにしにいくのさ」
ラウラ「公園を綺麗にしたご褒美に私の秘蔵の飴をあげに行く」
のび太「子どもじゃないんだから…」
ラウラ「む、私は子どもじゃないぞ!」
-自然公園-
のび太「ふぅ…」
セシリア「日本は綺麗な公園が多いんですのね」
のび太「そうかな、まあ管理人さんとかが努力してるんじゃないのかな」
ラウラ「素晴らしいな。そいつはどこに居るんだ」
のび太「さあ…管理局とかあるんじゃないの?」
ラウラ「ふむ、行ってくる」
のび太「え、なにしにいくのさ」
ラウラ「公園を綺麗にしたご褒美に私の秘蔵の飴をあげに行く」
のび太「子どもじゃないんだから…」
ラウラ「む、私は子どもじゃないぞ!」
511: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:09:33 :2BZdKPPM
のび太「いや、ラウラちゃんの事を言った訳じゃ無いんだけど…」
ラウラ「そうなのか?ならいい」
セシリア「それにしてもここは本当に美しいですわね。朝の散歩コースに加えたいぐらいですわ」
のび太「朝に散歩なんてしてるんだね」
セシリア「ええ、IS学園を一週回る程度ですが」
のび太「僕は朝が苦手で…起きられないや」
セシリア「あら、そうなんですの。朝に散歩をすると目が覚めますわ」
セシリア「その…良かったら今度…」
ラウラ「嫁!」
のび太「え、なに?ごめん、セシリアちゃん今度までしか聞こえなかった…」
セシリア「なんでもありませんわ!」プイ
のび太「いや、ラウラちゃんの事を言った訳じゃ無いんだけど…」
ラウラ「そうなのか?ならいい」
セシリア「それにしてもここは本当に美しいですわね。朝の散歩コースに加えたいぐらいですわ」
のび太「朝に散歩なんてしてるんだね」
セシリア「ええ、IS学園を一週回る程度ですが」
のび太「僕は朝が苦手で…起きられないや」
セシリア「あら、そうなんですの。朝に散歩をすると目が覚めますわ」
セシリア「その…良かったら今度…」
ラウラ「嫁!」
のび太「え、なに?ごめん、セシリアちゃん今度までしか聞こえなかった…」
セシリア「なんでもありませんわ!」プイ
512: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:12:56 :2BZdKPPM
のび太(なんか怒らせちゃった…)
ラウラ「嫁!嫁!」
のび太「今度はどうしたの…」
ラウラ「あれはなんだ」
のび太「ターザンロープのこと?あれも遊具だよ」
ラウラ「軍にも同じような物が訓練用に置いてあったぞ」
ラウラ「まさか日本は子どもの頃から訓練を…」
のび太「だから遊具だってば!遊ぶの!あれで!」
ラウラ「…ブランコと一緒か…?」
のび太「いや、ジャンルは一緒だけど違うって言うか…」
のび太(なんか怒らせちゃった…)
ラウラ「嫁!嫁!」
のび太「今度はどうしたの…」
ラウラ「あれはなんだ」
のび太「ターザンロープのこと?あれも遊具だよ」
ラウラ「軍にも同じような物が訓練用に置いてあったぞ」
ラウラ「まさか日本は子どもの頃から訓練を…」
のび太「だから遊具だってば!遊ぶの!あれで!」
ラウラ「…ブランコと一緒か…?」
のび太「いや、ジャンルは一緒だけど違うって言うか…」
513: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:20:07 :2BZdKPPM
のび太「やってみる?」
ラウラ「ブランコのような事は起きないか…?」
のび太「多分ね」
のび太「もし何かあっても今度は僕が助けてあげるよ」
ラウラ「そうか!じゃあやってみる!」
のび太「は~いはい。セシリアちゃんはどうする?」
セシリア「私はここで見ていますわ」
のび太「じゃあ行ってくるね」
セシリア(まるで親子で公園に遊びに来ているようですわ…)ポー
のび太「やってみる?」
ラウラ「ブランコのような事は起きないか…?」
のび太「多分ね」
のび太「もし何かあっても今度は僕が助けてあげるよ」
ラウラ「そうか!じゃあやってみる!」
のび太「は~いはい。セシリアちゃんはどうする?」
セシリア「私はここで見ていますわ」
のび太「じゃあ行ってくるね」
セシリア(まるで親子で公園に遊びに来ているようですわ…)ポー
514: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:23:55 :2BZdKPPM
のび太「しっかり捕まってね」
ラウラ「うむ、足の位置までバッチリだ」
のび太「じゃあ行くよ!」グン
シャアアアアア
ラウラ「おお!これは楽しい!」
のび太「どうだった?」
ラウラ「楽しい!これは楽しいぞ!嫁!もう一回だ!」
のび太「はいはい」
アハハハハハハハ
セシリア(あそこまで純粋なのも考え物ですわね…)
のび太「しっかり捕まってね」
ラウラ「うむ、足の位置までバッチリだ」
のび太「じゃあ行くよ!」グン
シャアアアアア
ラウラ「おお!これは楽しい!」
のび太「どうだった?」
ラウラ「楽しい!これは楽しいぞ!嫁!もう一回だ!」
のび太「はいはい」
アハハハハハハハ
セシリア(あそこまで純粋なのも考え物ですわね…)
515: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:30:08 :2BZdKPPM
のび太「ひぃ…ひぃ…疲れた…」ドサッ
ラウラ「なんだ、これぐらいで疲れるなんて情けないな」
セシリア「かれこれ30分は遊んでいましたわ」
のび太「そんなに!?ちょっと休ませて…」
セシリア「いいですわよ」
セシリア「その…良かったら膝…お使いになられます?」
のび太「へ?膝を?なんに?」
セシリア「もう!あまり恥ずかしいので言わせないでください!膝枕ですわ!」
のび太「ええ!?いや、いいよ!重いだろうし!」
セシリア「遠慮ならいりませんわ!」グイ
ドサ
のび太(あ…気持ちいい…)
のび太「ひぃ…ひぃ…疲れた…」ドサッ
ラウラ「なんだ、これぐらいで疲れるなんて情けないな」
セシリア「かれこれ30分は遊んでいましたわ」
のび太「そんなに!?ちょっと休ませて…」
セシリア「いいですわよ」
セシリア「その…良かったら膝…お使いになられます?」
のび太「へ?膝を?なんに?」
セシリア「もう!あまり恥ずかしいので言わせないでください!膝枕ですわ!」
のび太「ええ!?いや、いいよ!重いだろうし!」
セシリア「遠慮ならいりませんわ!」グイ
ドサ
のび太(あ…気持ちいい…)
516: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:33:22 :2BZdKPPM
アノカップルカワイー
セシリア(勢いだけでやりましたがここが公園という事を忘れていましたわ…)
のび太「…zzz」
セシリア「寝付きが良いですわね…」
ラウラ「む、嫁は寝てしまったのか」
セシリア「よっぽど疲れていたようですわ」
ラウラ「そうか」ゴソゴソ
セシリア「何やってるんですの?」
ラウラ「添い寝だ」
ラウラ「ふぅ、やっぱり嫁の腕の中は落ち着くな…」
セシリア(うらやましい…)
アノカップルカワイー
セシリア(勢いだけでやりましたがここが公園という事を忘れていましたわ…)
のび太「…zzz」
セシリア「寝付きが良いですわね…」
ラウラ「む、嫁は寝てしまったのか」
セシリア「よっぽど疲れていたようですわ」
ラウラ「そうか」ゴソゴソ
セシリア「何やってるんですの?」
ラウラ「添い寝だ」
ラウラ「ふぅ、やっぱり嫁の腕の中は落ち着くな…」
セシリア(うらやましい…)
518: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:41:55 :2BZdKPPM
セシリア「って何度か経験があるんですの!?」
ラウラ「ほぼ毎日してるぞ。ここではさすがに服は脱げないがな」
セシリア「ふ…服を脱いでるんですの!?な、な、な…」
ラウラ「夫婦とは包み隠さぬ物だと聞いたからな」
セシリア(キスをしたからすっかり私が勝ってると思ってましたのに…)
セシリア(これは由々しき事態ですわ…)
セシリア「って何度か経験があるんですの!?」
ラウラ「ほぼ毎日してるぞ。ここではさすがに服は脱げないがな」
セシリア「ふ…服を脱いでるんですの!?な、な、な…」
ラウラ「夫婦とは包み隠さぬ物だと聞いたからな」
セシリア(キスをしたからすっかり私が勝ってると思ってましたのに…)
セシリア(これは由々しき事態ですわ…)
519: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:48:04 :2BZdKPPM
セシリア(ど、どうしましょう…)
セシリア(…………)
セシリア(…くっ!なにも思い浮かびませんわ!)
ラウラ「…zzz」
セシリア(ラウラさんまで寝始めましたわ…)
セシリア(…)キョロキョロ
セシリア(人は…居ませんわね…)
セシリア(失礼致しますわ…)スー
セシリア(ど、どうしましょう…)
セシリア(…………)
セシリア(…くっ!なにも思い浮かびませんわ!)
ラウラ「…zzz」
セシリア(ラウラさんまで寝始めましたわ…)
セシリア(…)キョロキョロ
セシリア(人は…居ませんわね…)
セシリア(失礼致しますわ…)スー
520: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:52:33 :2BZdKPPM
セシリア(…あとちょっと…)ススス
のほほん「あー!セッシーとノビノビがチューしてる!」
セシリア(ビクッ!)
相川「なんですとー!」
谷本「これは大ニュースですなぁ…」
のほほん「夕方の公園で…」
谷本「二人で…」
相川「ちゅーっとな?」
セシリア「な、なななな!見間違いですわ!」
のほほん「あれー?でもノビノビ寝てるよー?」
セシリア(…あとちょっと…)ススス
のほほん「あー!セッシーとノビノビがチューしてる!」
セシリア(ビクッ!)
相川「なんですとー!」
谷本「これは大ニュースですなぁ…」
のほほん「夕方の公園で…」
谷本「二人で…」
相川「ちゅーっとな?」
セシリア「な、なななな!見間違いですわ!」
のほほん「あれー?でもノビノビ寝てるよー?」
521: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 21:58:11 :2BZdKPPM
谷本「隣にボーデヴィッヒさんも寝てる…」
相川「ってことはオルコットさんは二人が寝てる隙に…」
谷本「なんて痴女なのかしら…」
セシリア「わ、わわわ私は痴女何かじゃありませんわ!」
のほほん「ん~?怪しいぃ~」
のび太「…んん…あれ、みんな…」
谷本「あれ、のび太君起きちゃったね」
相川「残念だったねぇオルコットさん!」
のび太「ん…?残念?なにが…」
のほほん「実は…」
セシリア「な!なんでもありませんわ!おほほほほ!」
谷本「隣にボーデヴィッヒさんも寝てる…」
相川「ってことはオルコットさんは二人が寝てる隙に…」
谷本「なんて痴女なのかしら…」
セシリア「わ、わわわ私は痴女何かじゃありませんわ!」
のほほん「ん~?怪しいぃ~」
のび太「…んん…あれ、みんな…」
谷本「あれ、のび太君起きちゃったね」
相川「残念だったねぇオルコットさん!」
のび太「ん…?残念?なにが…」
のほほん「実は…」
セシリア「な!なんでもありませんわ!おほほほほ!」
523: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:06:22 :2BZdKPPM
のほほん「じゃーねー!誰にも言わないから大丈夫だよ~!」
谷本「まあ今日の夜にじっくりと聞かせてもらおうかなぁ」
相川「今夜は寝かせないよ~!」
のび太「あ~やっぱ膝枕はちょっとまずかったね…ごめんね」
セシリア「いえ、別にのび太さんのせいではありませんわ!」
セシリア(なぜ必ず邪魔が入るのでしょう…)
ラウラ「そんな事より私はお腹がすいたぞ」
のび太「あれ、結構寝てたね僕…ごめんね」
セシリア「別に構いませんわ」
のび太「ご飯どうしようか」
のほほん「じゃーねー!誰にも言わないから大丈夫だよ~!」
谷本「まあ今日の夜にじっくりと聞かせてもらおうかなぁ」
相川「今夜は寝かせないよ~!」
のび太「あ~やっぱ膝枕はちょっとまずかったね…ごめんね」
セシリア「いえ、別にのび太さんのせいではありませんわ!」
セシリア(なぜ必ず邪魔が入るのでしょう…)
ラウラ「そんな事より私はお腹がすいたぞ」
のび太「あれ、結構寝てたね僕…ごめんね」
セシリア「別に構いませんわ」
のび太「ご飯どうしようか」
524: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:16:27 :2BZdKPPM
セシリア「また誰かに聞くというのはどうでしょうか」
のび太「それが良いかもね。下手に調べるより早いだろうし」
のび太「ん、あそこに犬を散歩してる人が。聞いてくるよ!」
セシリア「お願い致しますわ」
スイマセーンコノヘンニオイシイゴハンタベレル…
ッテウワ!ヤメテ!カオナメナイデ!
ラウラ(そこの犬、私と変われ)
セシリア「また誰かに聞くというのはどうでしょうか」
のび太「それが良いかもね。下手に調べるより早いだろうし」
のび太「ん、あそこに犬を散歩してる人が。聞いてくるよ!」
セシリア「お願い致しますわ」
スイマセーンコノヘンニオイシイゴハンタベレル…
ッテウワ!ヤメテ!カオナメナイデ!
ラウラ(そこの犬、私と変われ)
525: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:21:15 :2BZdKPPM
のび太「あっちに美味しい洋食のお店があるって…顔がベタベタだ…」
セシリア「このハンカチを使ってください」スッ
のび太「ああ、ありがとう…洗って返すよ」ゴシゴシ
セシリア「別に構いませんわ。私は今そのハンカチしか手元に無いのでそれが無くなってしまうと困りますわ」
のび太「そうなの?ありがとうね」
ラウラ「では、行こう!嫁よ!」
のび太「あっちに美味しい洋食のお店があるって…顔がベタベタだ…」
セシリア「このハンカチを使ってください」スッ
のび太「ああ、ありがとう…洗って返すよ」ゴシゴシ
セシリア「別に構いませんわ。私は今そのハンカチしか手元に無いのでそれが無くなってしまうと困りますわ」
のび太「そうなの?ありがとうね」
ラウラ「では、行こう!嫁よ!」
526: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:29:53 :2BZdKPPM
-夕食終了-
セシリア「なかなかでしたわね」
のび太「うん、美味しかったね」
ラウラ「うむ、作り方を教わったから多分同じ物を作れるぞ」
のび太「ラウラちゃん料理出来るの!?」
ラウラ「軍に居るときは料理は交代制だったからな」
ラウラ「これでもなかなか評判は良かったんだぞ」
のび太「そうなんだ!今度食べさせてよ!」
セシリア「私ものび太さんにお作り致しますわ!」
のび太「あ…う、うん!楽しみにしてるよ!」
セシリア「はい!」
のび太(やっちゃった…)
-夕食終了-
セシリア「なかなかでしたわね」
のび太「うん、美味しかったね」
ラウラ「うむ、作り方を教わったから多分同じ物を作れるぞ」
のび太「ラウラちゃん料理出来るの!?」
ラウラ「軍に居るときは料理は交代制だったからな」
ラウラ「これでもなかなか評判は良かったんだぞ」
のび太「そうなんだ!今度食べさせてよ!」
セシリア「私ものび太さんにお作り致しますわ!」
のび太「あ…う、うん!楽しみにしてるよ!」
セシリア「はい!」
のび太(やっちゃった…)
527: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:43:57 :2BZdKPPM
のび太「結構暗くなってきたね」
ラウラ「もう18時半は過ぎてるな」
セシリア「ここから旅館までどれくらい掛かるんですの?」
ラウラ「40分もあれば着くだろう」
のび太「まだ少し時間あるね…ん?」
セシリア「どうしたんですの?」
のび太「ちょっと僕に付いてきてよ」
ラウラ「なんだ!敵襲か!?」
のび太「違うよ。でもちょっと良い物を見つけたんだ」
のび太「結構暗くなってきたね」
ラウラ「もう18時半は過ぎてるな」
セシリア「ここから旅館までどれくらい掛かるんですの?」
ラウラ「40分もあれば着くだろう」
のび太「まだ少し時間あるね…ん?」
セシリア「どうしたんですの?」
のび太「ちょっと僕に付いてきてよ」
ラウラ「なんだ!敵襲か!?」
のび太「違うよ。でもちょっと良い物を見つけたんだ」
528: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:50:26 :2BZdKPPM
ポワ…
ポワ…
セシリア「これは…ホタルですか?」
のび太「そ、さすがセシリアちゃんは物知りだね」
ラウラ「これはホタルというのか…綺麗だな…」
セシリア「儚い感じで心が落ち着きますわね」
のび太「そうだね…」
セシリア「のび太さんはロマンチストなんですのね」
のび太「そうかなぁ。ただ僕も見たかったし喜ぶかなぁと思っただけなんだけど」
セシリア「十分ですわ」
ラウラ「ああ、非常に出来た嫁だな」
のび太「ふふ、嫁はやめてよ…」
ポワ…
ポワ…
セシリア「これは…ホタルですか?」
のび太「そ、さすがセシリアちゃんは物知りだね」
ラウラ「これはホタルというのか…綺麗だな…」
セシリア「儚い感じで心が落ち着きますわね」
のび太「そうだね…」
セシリア「のび太さんはロマンチストなんですのね」
のび太「そうかなぁ。ただ僕も見たかったし喜ぶかなぁと思っただけなんだけど」
セシリア「十分ですわ」
ラウラ「ああ、非常に出来た嫁だな」
のび太「ふふ、嫁はやめてよ…」
529: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:56:00 :2BZdKPPM
セシリア「私、日本に来て良かったですわ」
のび太「はは、急にどうしたのさ」
セシリア「思った事を言ったまでですわ」
セシリア「初めはこんな極東の辺鄙な所に来て学ぶなど納得していなかったのですが」
セシリア「こんなにも素晴らしい場所が沢山あったなんて知りませんでしたわ」
ラウラ「食事も旨いしな」
セシリア「ええ、そうですわね」
セシリア「それもこれも全て、教えてくれたのはのび太さんですわ」
セシリア「改めてお礼を言わせてください」
セシリア「ありがとうございます」
セシリア「私、日本に来て良かったですわ」
のび太「はは、急にどうしたのさ」
セシリア「思った事を言ったまでですわ」
セシリア「初めはこんな極東の辺鄙な所に来て学ぶなど納得していなかったのですが」
セシリア「こんなにも素晴らしい場所が沢山あったなんて知りませんでしたわ」
ラウラ「食事も旨いしな」
セシリア「ええ、そうですわね」
セシリア「それもこれも全て、教えてくれたのはのび太さんですわ」
セシリア「改めてお礼を言わせてください」
セシリア「ありがとうございます」
530: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 22:58:49 :2BZdKPPM
ラウラ「私も同じ気持ちだ」
ラウラ「嫁と一緒に居ると自分の世界がどんどん広がっていくのがわかるんだ」
ラウラ「前は教官の事と軍の事しか頭になかったが」
ラウラ「最近になってこの世は本当に素晴らしい物がいっぱいあると言う事に気付いたんだ」
ラウラ「嫁に会っていなかったら私は壊れていたかもしれない」
ラウラ「ありがとう」
ラウラ「私も同じ気持ちだ」
ラウラ「嫁と一緒に居ると自分の世界がどんどん広がっていくのがわかるんだ」
ラウラ「前は教官の事と軍の事しか頭になかったが」
ラウラ「最近になってこの世は本当に素晴らしい物がいっぱいあると言う事に気付いたんだ」
ラウラ「嫁に会っていなかったら私は壊れていたかもしれない」
ラウラ「ありがとう」
531: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:04:09 :2BZdKPPM
のび太「なんだか改めて言われると恥ずかしいね…」
のび太「でも僕もお礼を言う立場だよ」
のび太「君たちと居るととっても頑張ろうって気持ちになれるんだ」
のび太「僕が強くなろうとする一番の原動力は君たち二人だよ」
のび太「守ってあげたい、色々教えてあげたい、色々教わりたい」
のび太「そう思うときはいつも君たち二人が僕の心にはいるんだ」
のび太「だから僕もお礼を言う立場なんだ」
のび太「ありがとうね」
セシリア「…///」
ラウラ「これは恥ずかしいな…」カァ
のび太「なんだか改めて言われると恥ずかしいね…」
のび太「でも僕もお礼を言う立場だよ」
のび太「君たちと居るととっても頑張ろうって気持ちになれるんだ」
のび太「僕が強くなろうとする一番の原動力は君たち二人だよ」
のび太「守ってあげたい、色々教えてあげたい、色々教わりたい」
のび太「そう思うときはいつも君たち二人が僕の心にはいるんだ」
のび太「だから僕もお礼を言う立場なんだ」
のび太「ありがとうね」
セシリア「…///」
ラウラ「これは恥ずかしいな…」カァ
533: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:08:01 :2BZdKPPM
のび太「そろそろ帰ろうか!時間も丁度良いし!」
セシリア「そうですわね」
ラウラ「おい、嫁。おんぶしろ」
のび太「今からぁ…?」
ラウラ「ナビになってやるぞ」
のび太「わかったよ…ほら」
ラウラ「うむ」
セシリア「ラウラさんは甘えん坊ですのね」
ラウラ「なあ!そんな事はない!」
のび太「じゃあ降りる?」
ラウラ「それは断る!」
のび太「そろそろ帰ろうか!時間も丁度良いし!」
セシリア「そうですわね」
ラウラ「おい、嫁。おんぶしろ」
のび太「今からぁ…?」
ラウラ「ナビになってやるぞ」
のび太「わかったよ…ほら」
ラウラ「うむ」
セシリア「ラウラさんは甘えん坊ですのね」
ラウラ「なあ!そんな事はない!」
のび太「じゃあ降りる?」
ラウラ「それは断る!」
536: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:13:49 :2BZdKPPM
ラウラ「スースー」
のび太「結局寝ちゃったね…」
セシリア「なんとなく予想はしていましたわ」
のび太「すごいはしゃいでたもんなぁ」
セシリア「それより道はわかるんですの?」
のび太「ここの道はバスから見たからね。大丈夫だよ」
セシリア「なら良いですわ」
のび太「うん」
ラウラ「スースー」
のび太「結局寝ちゃったね…」
セシリア「なんとなく予想はしていましたわ」
のび太「すごいはしゃいでたもんなぁ」
セシリア「それより道はわかるんですの?」
のび太「ここの道はバスから見たからね。大丈夫だよ」
セシリア「なら良いですわ」
のび太「うん」
539: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:18:50 :2BZdKPPM
セシリア「のび太さん」
のび太「ん?なに?」
セシリア「その…先日はいきなりすいません…」
のび太「ん?先日…?」
セシリア「ロビーでの事ですわ…」
のび太「あ…ああ…」
セシリア「自分でもなにがなんだかわからなくなってしまい…」
セシリア「その…魔が差したと言いますか…」
のび太「ふふ、セシリアちゃんって大人に見えてピュアだよね」
セシリア「なぁ!それはバカにしてるんですの!?」
セシリア「のび太さん」
のび太「ん?なに?」
セシリア「その…先日はいきなりすいません…」
のび太「ん?先日…?」
セシリア「ロビーでの事ですわ…」
のび太「あ…ああ…」
セシリア「自分でもなにがなんだかわからなくなってしまい…」
セシリア「その…魔が差したと言いますか…」
のび太「ふふ、セシリアちゃんって大人に見えてピュアだよね」
セシリア「なぁ!それはバカにしてるんですの!?」
540: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:24:39 :2BZdKPPM
のび太「謝る事じゃないよ。僕も嬉しかったし」
セシリア「え…それは…」
のび太「でも、ごめん」
セシリア「え?」
のび太「僕はこんなに可愛い二人に同時に好意を寄せられててすぐに決められるほど残酷じゃないんだ」
のび太「セシリアちゃんの事は好きだ。ちゃんと恋愛感情で。大好きって言っても良い」
セシリア「…」
のび太「でも、同じくらいラウラちゃんの事も大好きなんだ。」
のび太「僕には片方を捨てて片方を選ぶなんて事は出来ない」
のび太「いつか答えを出せるかもしれないけど、今は無理なんだ。ごめん」
のび太「最低だね、僕って」
セシリア「そんなことないですわ…」
のび太「謝る事じゃないよ。僕も嬉しかったし」
セシリア「え…それは…」
のび太「でも、ごめん」
セシリア「え?」
のび太「僕はこんなに可愛い二人に同時に好意を寄せられててすぐに決められるほど残酷じゃないんだ」
のび太「セシリアちゃんの事は好きだ。ちゃんと恋愛感情で。大好きって言っても良い」
セシリア「…」
のび太「でも、同じくらいラウラちゃんの事も大好きなんだ。」
のび太「僕には片方を捨てて片方を選ぶなんて事は出来ない」
のび太「いつか答えを出せるかもしれないけど、今は無理なんだ。ごめん」
のび太「最低だね、僕って」
セシリア「そんなことないですわ…」
542: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:29:21 :2BZdKPPM
セシリア「私はのび太さんのそういう優しさに惚れたんですわ」
セシリア「だから最低なんかじゃありません」
セシリア「むしろ、はっきりと仰ってくれて嬉しいですわ…」ポロポロ
のび太「本当にごめんね…」
セシリア「謝らないでください…まだ終わったわけではありません…」ポロポロ
のび太「後でラウラちゃんにも言わないとだね…」
ラウラ「私は聞いていたぞ。私もオルコットと同じ気持ちだ」
のび太「起きてたんだね」
ラウラ「少し目を閉じていただけだったのでな」
セシリア「私はのび太さんのそういう優しさに惚れたんですわ」
セシリア「だから最低なんかじゃありません」
セシリア「むしろ、はっきりと仰ってくれて嬉しいですわ…」ポロポロ
のび太「本当にごめんね…」
セシリア「謝らないでください…まだ終わったわけではありません…」ポロポロ
のび太「後でラウラちゃんにも言わないとだね…」
ラウラ「私は聞いていたぞ。私もオルコットと同じ気持ちだ」
のび太「起きてたんだね」
ラウラ「少し目を閉じていただけだったのでな」
543: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:32:21 :2BZdKPPM
ラウラ「私も、お前の事が大好きだ」
ラウラ「こんな気持ちは初めてだ」
のび太「はは、嬉しいね」
のび太「そろそろ旅館に着くね…」
のび太「セシリアちゃん、大丈夫?」
セシリア「ええ、もう泣きやみましたわ」
ラウラ「目は赤くなってない、大丈夫だ」
セシリア「ありがとうごさいます」
のび太「今日は楽しかったよ」
ラウラ「私もだ。これは一生の思い出だ」
セシリア「私もですわ」
ラウラ「私も、お前の事が大好きだ」
ラウラ「こんな気持ちは初めてだ」
のび太「はは、嬉しいね」
のび太「そろそろ旅館に着くね…」
のび太「セシリアちゃん、大丈夫?」
セシリア「ええ、もう泣きやみましたわ」
ラウラ「目は赤くなってない、大丈夫だ」
セシリア「ありがとうごさいます」
のび太「今日は楽しかったよ」
ラウラ「私もだ。これは一生の思い出だ」
セシリア「私もですわ」
544: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:34:58 :2BZdKPPM
のび太「思い出と言えば、写真撮ってないや…」
ラウラ「そういえば忘れていた…」
セシリア「日本にはプリクラというものがあると聞きましたわ」
セシリア「三人で撮りませんこと?」
のび太「そういえば旅館の別館にあったね。行こうか」
ラウラ「うむ、行こう!」
のび太「思い出と言えば、写真撮ってないや…」
ラウラ「そういえば忘れていた…」
セシリア「日本にはプリクラというものがあると聞きましたわ」
セシリア「三人で撮りませんこと?」
のび太「そういえば旅館の別館にあったね。行こうか」
ラウラ「うむ、行こう!」
545: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/26(月) 23:36:29 :2BZdKPPM
その時に撮ったプリクラには
満面の笑みで写った一人の少年と
二人の少女がそれは仲睦まじく写っていたという
その時に撮ったプリクラには
満面の笑みで写った一人の少年と
二人の少女がそれは仲睦まじく写っていたという
556: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 19:37:40 :SiV01imU
-数日後-
のび太(臨海学校楽しかったなぁ)
のび太(色々悪い事も言った気がするけど…)
のび太(そう言えば、一夏君達はどうしたんだろうな)
のび太(今度聞いてみよう)
ベシッ
のび太「いたっ」
千冬「なにをぼーっとしている野比」
千冬「ここを答えてみろ」
のび太「はい、ωBd/R sinωtです」
千冬「む、正解だ…」
-数日後-
のび太(臨海学校楽しかったなぁ)
のび太(色々悪い事も言った気がするけど…)
のび太(そう言えば、一夏君達はどうしたんだろうな)
のび太(今度聞いてみよう)
ベシッ
のび太「いたっ」
千冬「なにをぼーっとしている野比」
千冬「ここを答えてみろ」
のび太「はい、ωBd/R sinωtです」
千冬「む、正解だ…」
558: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 19:42:04 :SiV01imU
千冬「正解だが野比」
のび太「はい?」
千冬「そう言うのは上司に憎まれるぞ。気をつけろ」
のび太「あ、はい。すいません…」
アハハー
のび太(せっかく正解したのになー)
セシリア「…」キラキラ
ラウラ「…」キラキラ
のび太(若干二名の視線が痛いや…)
千冬「正解だが野比」
のび太「はい?」
千冬「そう言うのは上司に憎まれるぞ。気をつけろ」
のび太「あ、はい。すいません…」
アハハー
のび太(せっかく正解したのになー)
セシリア「…」キラキラ
ラウラ「…」キラキラ
のび太(若干二名の視線が痛いや…)
560: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 19:46:44 :SiV01imU
キーンコーンカーンコーン
のび太(ふぅ…やっと終わった…)
のび太(さて食堂行こうかな…)
ラウラ「嫁」
のび太「ん?ラウラちゃんか今から食堂行くけど一緒に行く?」
ラウラ「その…今日はこの前言っていた弁当を作って来たんだ」
ラウラ「だから一緒に食べるじょ!」
のび太(あ、噛んだ)
のび太「良いの?」
ラウラ「当たり前だ、嫁のために作ってきたんだからな」
セシリア「あら、奇遇ですわね!」
キーンコーンカーンコーン
のび太(ふぅ…やっと終わった…)
のび太(さて食堂行こうかな…)
ラウラ「嫁」
のび太「ん?ラウラちゃんか今から食堂行くけど一緒に行く?」
ラウラ「その…今日はこの前言っていた弁当を作って来たんだ」
ラウラ「だから一緒に食べるじょ!」
のび太(あ、噛んだ)
のび太「良いの?」
ラウラ「当たり前だ、嫁のために作ってきたんだからな」
セシリア「あら、奇遇ですわね!」
562: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 19:50:47 :SiV01imU
セシリア「私も偶然今日お弁当をお作り致しましたわ!」
セシリア「良ければご一緒に…」
のび太「うん、良いよ!」
一夏「お、のび太!一緒に飯食おう…」
箒「お前はこっちだ」ガシ
一夏「え?」
シャル「そうそう!空気読めないのは駄目だよ!」
アー!
のび太(…)
セシリア「私も偶然今日お弁当をお作り致しましたわ!」
セシリア「良ければご一緒に…」
のび太「うん、良いよ!」
一夏「お、のび太!一緒に飯食おう…」
箒「お前はこっちだ」ガシ
一夏「え?」
シャル「そうそう!空気読めないのは駄目だよ!」
アー!
のび太(…)
563: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:04:12 :SiV01imU
-屋上-
のび太「ごめんね?僕お弁当持ってないんだけど…」
ラウラ「それなら心配するな。私は二人分作ってきた」
セシリア「私は二人分とは行きませんが少し多めに作って来ましたわ!」
のび太「ありがとね、二人とも」
ラウラ「礼などいらん、夫として当然の事をしたまでだ」
のび太「ラウラちゃんは女の子だからなるとしたら嫁はラウラちゃんだと思うんだけど…」
ラウラ「む、そうなのか?」
セシリア「今更ですわね」
ラウラ「オルコットまで…今度クラリッサに聞いてみる」
のび太「その時は僕もその人に話させてね…」
ラウラ「嫁の事はすでに紹介してあるぞ?」
のび太「いや、そういうことじゃない…」
-屋上-
のび太「ごめんね?僕お弁当持ってないんだけど…」
ラウラ「それなら心配するな。私は二人分作ってきた」
セシリア「私は二人分とは行きませんが少し多めに作って来ましたわ!」
のび太「ありがとね、二人とも」
ラウラ「礼などいらん、夫として当然の事をしたまでだ」
のび太「ラウラちゃんは女の子だからなるとしたら嫁はラウラちゃんだと思うんだけど…」
ラウラ「む、そうなのか?」
セシリア「今更ですわね」
ラウラ「オルコットまで…今度クラリッサに聞いてみる」
のび太「その時は僕もその人に話させてね…」
ラウラ「嫁の事はすでに紹介してあるぞ?」
のび太「いや、そういうことじゃない…」
564: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:10:56 :SiV01imU
ラウラ「まぁいい。ほら、これが嫁の分だ」スッ
のび太「ん、ありがとう」
ラウラ「…」ドキドキ
パカッ
のび太「おお!美味しそう!」
ラウラ「そ、そうか?良いから食べてみてくれ!」
のび太「うん、いただきます!」パクッモグモグ
ラウラ「…」ドキドキ
のび太「うん!美味しいよ!」
ラウラ「本当か!良かった!」パアアアア
のび太「すごいねぇ…でもこれ準備大変だったんじゃない?」
ラウラ「別にそこまでではない。たかだか5時だからな」
のび太「5時!?」
のび太(今日ベッドにラウラちゃんが居なかった理由はこれか…)
ラウラ「まぁいい。ほら、これが嫁の分だ」スッ
のび太「ん、ありがとう」
ラウラ「…」ドキドキ
パカッ
のび太「おお!美味しそう!」
ラウラ「そ、そうか?良いから食べてみてくれ!」
のび太「うん、いただきます!」パクッモグモグ
ラウラ「…」ドキドキ
のび太「うん!美味しいよ!」
ラウラ「本当か!良かった!」パアアアア
のび太「すごいねぇ…でもこれ準備大変だったんじゃない?」
ラウラ「別にそこまでではない。たかだか5時だからな」
のび太「5時!?」
のび太(今日ベッドにラウラちゃんが居なかった理由はこれか…)
565: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:14:19 :SiV01imU
のび太「僕のためにありがとうね…」ナデナデ
ラウラ「べ、別に!ついでだ!ついで!」
セシリア「私はサンドウィッチを作って参りましたわ!自信作ですの!」
セシリア「どうぞ!」
のび太(覚悟を決めろ…僕…)
セシリア「あ、あーん」スッ
のび太「え!?」
セシリア「殿方はこういう事をされると喜ぶとチェルシーに聞いたのですが…」
のび太「え…えっと…嫌じゃないけど…その、恥ずかしいっていうか…」
のび太「僕のためにありがとうね…」ナデナデ
ラウラ「べ、別に!ついでだ!ついで!」
セシリア「私はサンドウィッチを作って参りましたわ!自信作ですの!」
セシリア「どうぞ!」
のび太(覚悟を決めろ…僕…)
セシリア「あ、あーん」スッ
のび太「え!?」
セシリア「殿方はこういう事をされると喜ぶとチェルシーに聞いたのですが…」
のび太「え…えっと…嫌じゃないけど…その、恥ずかしいっていうか…」
566: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:20:22 :SiV01imU
セシリア「あら、この屋上には私達三人以外誰もいませんわ」
セシリア「恥ずかしがる必要なんて無いでしょう」
のび太「う、う~ん」
セシリア「とりあえず、あ~ん」スッ
のび太(僕は、大丈夫…ジャイアンシチューより酷い物なんて!無い!)パクッ
モグモグ
セシリア「…」ドキドキ
のび太(あれ、美味しい…)
セシリア「あら、この屋上には私達三人以外誰もいませんわ」
セシリア「恥ずかしがる必要なんて無いでしょう」
のび太「う、う~ん」
セシリア「とりあえず、あ~ん」スッ
のび太(僕は、大丈夫…ジャイアンシチューより酷い物なんて!無い!)パクッ
モグモグ
セシリア「…」ドキドキ
のび太(あれ、美味しい…)
568: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:24:00 :SiV01imU
のび太「美味しい!美味しいよ!料理上手くなったんだね!」
セシリア「よかったですわ…」ホッ
セシリア「でも、やっぱり以前はは無理をしてたんですのね…」
のび太「あ…えっと…」
セシリア「いえ、我慢していたのはわかっていたので大丈夫ですわ」
セシリア「まだ簡単な物しか作れませんがこれでも必死に練習したんですのよ?」
ラウラ「こいつを教えるのは大変だったぞ」
セシリア「その節はありがとうございます」
ラウラ「礼には及ばん」
のび太「美味しい!美味しいよ!料理上手くなったんだね!」
セシリア「よかったですわ…」ホッ
セシリア「でも、やっぱり以前はは無理をしてたんですのね…」
のび太「あ…えっと…」
セシリア「いえ、我慢していたのはわかっていたので大丈夫ですわ」
セシリア「まだ簡単な物しか作れませんがこれでも必死に練習したんですのよ?」
ラウラ「こいつを教えるのは大変だったぞ」
セシリア「その節はありがとうございます」
ラウラ「礼には及ばん」
569: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:28:46 :SiV01imU
-昼食終了-
のび太「ふぅ…美味しかった…ありがとうね」
セシリア「それなら良かったですわ」
ラウラ「うむ…ふぁ…」
のび太「ラウラちゃん眠いの?やっぱり早起きしたから…」
ラウラ「わ…私なら大丈夫だ…」コクリ
のび太「ほらほら、もう寝る寸前じゃないか…ほら」ポンポン
ラウラ「ぅん?」
のび太「膝枕してあげるから、寝て良いよ」
ラウラ「恩に着る…嫁ぇ…」ドサ
ラウラ「…zzz」
のび太(寝付きいいな。僕と良い勝負だ)
-昼食終了-
のび太「ふぅ…美味しかった…ありがとうね」
セシリア「それなら良かったですわ」
ラウラ「うむ…ふぁ…」
のび太「ラウラちゃん眠いの?やっぱり早起きしたから…」
ラウラ「わ…私なら大丈夫だ…」コクリ
のび太「ほらほら、もう寝る寸前じゃないか…ほら」ポンポン
ラウラ「ぅん?」
のび太「膝枕してあげるから、寝て良いよ」
ラウラ「恩に着る…嫁ぇ…」ドサ
ラウラ「…zzz」
のび太(寝付きいいな。僕と良い勝負だ)
570: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:31:05 :SiV01imU
セシリア「ふ」
のび太「ふ?」
セシリア「ふ、あ、ああ…ああ私も眠くなって参りましたわ」(棒読み)
のび太「はいはい…膝枕して欲しいなら言えば良いのに…」
セシリア「そ、そんなの恥ずかしくて言えませんわ!」
のび太「ほら、昼休みはもうあと少ししかないよ…」
セシリア「お邪魔致しますわ…」ポス
セシリア「ふ」
のび太「ふ?」
セシリア「ふ、あ、ああ…ああ私も眠くなって参りましたわ」(棒読み)
のび太「はいはい…膝枕して欲しいなら言えば良いのに…」
セシリア「そ、そんなの恥ずかしくて言えませんわ!」
のび太「ほら、昼休みはもうあと少ししかないよ…」
セシリア「お邪魔致しますわ…」ポス
571: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:37:13 :SiV01imU
セシリア「…zzz」
のび太(本当に疲れてたみたいだね…)
のび太(まぁ、慣れない事をしたんだ。あたりまえか)
ガチャ
のび太(あ、誰か来ちゃった…)
鈴「お、あんたは…ん?」
セシリア「zzz」
ラウラ「zzz」
のび太「いや、これには理由が…」
鈴「別に慌てなくても何となく予想つくからいいわ」
のび太「よかった…」
セシリア「…zzz」
のび太(本当に疲れてたみたいだね…)
のび太(まぁ、慣れない事をしたんだ。あたりまえか)
ガチャ
のび太(あ、誰か来ちゃった…)
鈴「お、あんたは…ん?」
セシリア「zzz」
ラウラ「zzz」
のび太「いや、これには理由が…」
鈴「別に慌てなくても何となく予想つくからいいわ」
のび太「よかった…」
572: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:39:53 :SiV01imU
鈴「ねえ、それより一夏見なかった?」
のび太「一夏君?昼休み始まってすぐ箒ちゃんに連行されてったからわからないや…ごめんね」
鈴「ふーん、まあいっか」ドサ
のび太「ん?一夏君探してるんじゃないの?」
鈴「もう見つからないと思うからいいのよ」
のび太「ならいいけど…」
鈴「ねえ、それより一夏見なかった?」
のび太「一夏君?昼休み始まってすぐ箒ちゃんに連行されてったからわからないや…ごめんね」
鈴「ふーん、まあいっか」ドサ
のび太「ん?一夏君探してるんじゃないの?」
鈴「もう見つからないと思うからいいのよ」
のび太「ならいいけど…」
573: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:42:27 :SiV01imU
鈴「ねえ」
のび太「ん?」
鈴「ちょっと話聞いてくれる?」
のび太「うん」
鈴「まぁ、あんたはわかってると思うけど、私一夏の事大好きなの」
のび太「うん」
鈴「それも、すっごい前から」
鈴「ここに来たのも、一夏に会うために来たのよ」
のび太「そうだったんだ…」
鈴「ねえ」
のび太「ん?」
鈴「ちょっと話聞いてくれる?」
のび太「うん」
鈴「まぁ、あんたはわかってると思うけど、私一夏の事大好きなの」
のび太「うん」
鈴「それも、すっごい前から」
鈴「ここに来たのも、一夏に会うために来たのよ」
のび太「そうだったんだ…」
574: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:46:50 :SiV01imU
鈴「久しぶりに一夏を見たときは嬉しかったわ」
鈴「かっこよくて優しくてシスコンで強くて、でもちょっと抜けてて」
鈴「やっぱり大好きだって再確認できた」
鈴「今でもやっぱり大好きなの」
鈴「でも、やっぱり幼馴染みって言っても私は二番目」
鈴「しかも箒と違って私は悪友みたいなもの」
鈴「さらには私だけ違うクラス…」
鈴「すごいすごい好きでも最近なんだか距離を感じるの」
鈴「久しぶりに一夏を見たときは嬉しかったわ」
鈴「かっこよくて優しくてシスコンで強くて、でもちょっと抜けてて」
鈴「やっぱり大好きだって再確認できた」
鈴「今でもやっぱり大好きなの」
鈴「でも、やっぱり幼馴染みって言っても私は二番目」
鈴「しかも箒と違って私は悪友みたいなもの」
鈴「さらには私だけ違うクラス…」
鈴「すごいすごい好きでも最近なんだか距離を感じるの」
575: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:51:33 :SiV01imU
鈴「会って半年も経ってないシャルロットのが近くに居るんじゃないかって思う事もあるの…」
鈴「それに最近は一夏も箒の事を意識し始めたみたいで」
鈴「ほんの少し、本当に少しなんだけど箒に優しい気がするんだよね」
鈴「一夏が箒の事を気にしてるのはわかるんだけど」
鈴「やっぱり」
鈴「少しぐらいこっち向いて欲しいなって思うの」
鈴「それで私は一夏が優しくしてたりするのを見るとむかついて」
鈴「つい、強く当たっちゃうの」
鈴「会って半年も経ってないシャルロットのが近くに居るんじゃないかって思う事もあるの…」
鈴「それに最近は一夏も箒の事を意識し始めたみたいで」
鈴「ほんの少し、本当に少しなんだけど箒に優しい気がするんだよね」
鈴「一夏が箒の事を気にしてるのはわかるんだけど」
鈴「やっぱり」
鈴「少しぐらいこっち向いて欲しいなって思うの」
鈴「それで私は一夏が優しくしてたりするのを見るとむかついて」
鈴「つい、強く当たっちゃうの」
577: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 20:58:58 :SiV01imU
鈴「それで反省して次は優しくしよう、とか謝らなきゃって思うんだけど」
鈴「結局強く当たっちゃうんだ」
鈴「それでまた自己嫌悪に陥って…」
鈴「どんどん自分のことが嫌いになるの…」
鈴「諦めなきゃって思うんだけど」
鈴「思ってもおもっても結局同じ」
鈴「私は…どうしたらいいのかな…?」
鈴「一夏の事、嫌いにならなきゃだめなのかな…」
鈴「それで反省して次は優しくしよう、とか謝らなきゃって思うんだけど」
鈴「結局強く当たっちゃうんだ」
鈴「それでまた自己嫌悪に陥って…」
鈴「どんどん自分のことが嫌いになるの…」
鈴「諦めなきゃって思うんだけど」
鈴「思ってもおもっても結局同じ」
鈴「私は…どうしたらいいのかな…?」
鈴「一夏の事、嫌いにならなきゃだめなのかな…」
580: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:05:30 :SiV01imU
のび太「鈴ちゃんは…本当に一夏君のことが好きなんだね…」
鈴「当たり前じゃない…」グス
のび太「誰かを好きになるって事は簡単じゃないし」
のび太「それに時間が積み重なれば積み重なるほど」
のび太「思い出も増えていくし、忘れる事も出来なくなる」
のび太「だから忘れる必要なんてないよ」
のび太「人間は無理をすれば簡単に壊れちゃうよ」
のび太「だから、無理に忘れちゃ駄目だよ」
鈴「…うん」
のび太「鈴ちゃんは…本当に一夏君のことが好きなんだね…」
鈴「当たり前じゃない…」グス
のび太「誰かを好きになるって事は簡単じゃないし」
のび太「それに時間が積み重なれば積み重なるほど」
のび太「思い出も増えていくし、忘れる事も出来なくなる」
のび太「だから忘れる必要なんてないよ」
のび太「人間は無理をすれば簡単に壊れちゃうよ」
のび太「だから、無理に忘れちゃ駄目だよ」
鈴「…うん」
582: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:10:58 :SiV01imU
のび太「それで、少しはこっちを向いて欲しいって言ってたよね」
鈴「うん…」
のび太「鈴ちゃんは、一夏君に好きって伝えた?」
鈴「言ってない…」
のび太「これは多分だけど、箒ちゃんはちゃんと伝えたと思うよ」
のび太「間接的にとか、遠回しにじゃなくてはっきりと」
のび太「それぐらいやらないと一夏君は気付かないと思うし…」
のび太「だから、鈴ちゃんもちゃんと伝えるべきだと思う」
のび太「付き合ってください。とかじゃなくていい」
のび太「ちゃんと、しっかりと、好きだって恋愛感情で大好きだって伝えないと」
のび太「一夏くんも鈴ちゃんの事を魅力的だと思ってると思うし」
のび太「それで、少しはこっちを向いて欲しいって言ってたよね」
鈴「うん…」
のび太「鈴ちゃんは、一夏君に好きって伝えた?」
鈴「言ってない…」
のび太「これは多分だけど、箒ちゃんはちゃんと伝えたと思うよ」
のび太「間接的にとか、遠回しにじゃなくてはっきりと」
のび太「それぐらいやらないと一夏君は気付かないと思うし…」
のび太「だから、鈴ちゃんもちゃんと伝えるべきだと思う」
のび太「付き合ってください。とかじゃなくていい」
のび太「ちゃんと、しっかりと、好きだって恋愛感情で大好きだって伝えないと」
のび太「一夏くんも鈴ちゃんの事を魅力的だと思ってると思うし」
583: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:15:30 :SiV01imU
のび太「そうすることで、少しは変わると思うんだ」
鈴「うん…ありがとう…」
のび太「また何かあったらいつでも話聞くよ」
鈴「あんた意外と良い奴ね」
のび太「はは、褒め言葉として受け取っておくよ」
鈴「あ~あ!私もあんたを好きになってればこんなに泣かなくて済んだのかな!」
鈴「この二人も幸せそうに寝てるし!」フニフニ
鈴「もう昼休みも終わるし私行くわ!」
のび太「うん、またね」
鈴「話聞いてくれてありがと、楽になったわ」
バタン
のび太(あれで良かったのかな…)
のび太「そうすることで、少しは変わると思うんだ」
鈴「うん…ありがとう…」
のび太「また何かあったらいつでも話聞くよ」
鈴「あんた意外と良い奴ね」
のび太「はは、褒め言葉として受け取っておくよ」
鈴「あ~あ!私もあんたを好きになってればこんなに泣かなくて済んだのかな!」
鈴「この二人も幸せそうに寝てるし!」フニフニ
鈴「もう昼休みも終わるし私行くわ!」
のび太「うん、またね」
鈴「話聞いてくれてありがと、楽になったわ」
バタン
のび太(あれで良かったのかな…)
584: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:24:31 :SiV01imU
キーンコーンカーンコーン
のび太「ん、予鈴だ」
のび太「ほら、二人とも起きて、予鈴だよ」
ラウラ「う~ん…ふあぁあああ」ムクッ
セシリア「昼寝は素晴らしいですわね…」
のび太「授業中寝てたら怒られるし、顔洗ってきなよ」
セシリア「そうしますわ…」
ラウラ「うむ…」
キーンコーンカーンコーン
のび太「ん、予鈴だ」
のび太「ほら、二人とも起きて、予鈴だよ」
ラウラ「う~ん…ふあぁあああ」ムクッ
セシリア「昼寝は素晴らしいですわね…」
のび太「授業中寝てたら怒られるし、顔洗ってきなよ」
セシリア「そうしますわ…」
ラウラ「うむ…」
585: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:39:06 :SiV01imU
-そしてまた数日後-
山田「今日は皆さんにお知らせがありまーす!」
山田「以前色々な事情で中止になってしまった学年別トーナメント戦を再び開催することが決定しましたー!」
山田「ただし今回の場合は以前と違い個人戦となりまーす!」
のび太(トーナメントか…!結局一回戦で全部終わってたから楽しみだったんだよなぁ)
山田「日にちは一週間後となりますのでみなさん頑張ってくださーい!」
-そしてまた数日後-
山田「今日は皆さんにお知らせがありまーす!」
山田「以前色々な事情で中止になってしまった学年別トーナメント戦を再び開催することが決定しましたー!」
山田「ただし今回の場合は以前と違い個人戦となりまーす!」
のび太(トーナメントか…!結局一回戦で全部終わってたから楽しみだったんだよなぁ)
山田「日にちは一週間後となりますのでみなさん頑張ってくださーい!」
586: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:43:49 :SiV01imU
-一夏、のび太の部屋-
一夏「結局トーナメントやるんだな、もうやらないかと思ってたよ」
のび太「やっぱり誰が一番強いのかとかはっきりさせたかったんじゃない?」
一夏「代表候補生も選ばなきゃいけないんだもんなぁ」
ピリリリリ
一夏「ん、電話…俺じゃないか」
のび太「僕?誰だろう」
着信-鈴ちゃん-
のび太(鈴ちゃん?なんかあったのかな…)
のび太「ちょっと出てくるよ」
一夏「おー」
-一夏、のび太の部屋-
一夏「結局トーナメントやるんだな、もうやらないかと思ってたよ」
のび太「やっぱり誰が一番強いのかとかはっきりさせたかったんじゃない?」
一夏「代表候補生も選ばなきゃいけないんだもんなぁ」
ピリリリリ
一夏「ん、電話…俺じゃないか」
のび太「僕?誰だろう」
着信-鈴ちゃん-
のび太(鈴ちゃん?なんかあったのかな…)
のび太「ちょっと出てくるよ」
一夏「おー」
587: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:54:05 :SiV01imU
のび太「どうしたの?相談なら直接聞くけど…」
鈴『違うわよ、今日はね覚悟を決めた事を伝えようと思って』
鈴『今回のトーナメント終わったら、ちゃんと一夏に好きって伝える』
鈴『それで、一夏に勝ったら私は諦めないでいる』
鈴『でも、もし負けたらもうすっぱり諦めて友達として接する』
鈴『あんたに話した後に考えたの』
鈴『あんたはああ言ってくれたけど、もう限界』
鈴『これ以上進まず退かずの関係は嫌なの』
のび太「そっか…でも、なんで僕に話してくれたの?」
鈴『誰かに言っておかないと決心が鈍りそうだったから』
鈴『それだけよ』
のび太「そっか、僕は鈴ちゃんを応援してるよ」
鈴『ありがと…じゃあおやすみ』
のび太「うん、おやすみ」
のび太「どうしたの?相談なら直接聞くけど…」
鈴『違うわよ、今日はね覚悟を決めた事を伝えようと思って』
鈴『今回のトーナメント終わったら、ちゃんと一夏に好きって伝える』
鈴『それで、一夏に勝ったら私は諦めないでいる』
鈴『でも、もし負けたらもうすっぱり諦めて友達として接する』
鈴『あんたに話した後に考えたの』
鈴『あんたはああ言ってくれたけど、もう限界』
鈴『これ以上進まず退かずの関係は嫌なの』
のび太「そっか…でも、なんで僕に話してくれたの?」
鈴『誰かに言っておかないと決心が鈍りそうだったから』
鈴『それだけよ』
のび太「そっか、僕は鈴ちゃんを応援してるよ」
鈴『ありがと…じゃあおやすみ』
のび太「うん、おやすみ」
588: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 21:59:27 :SiV01imU
のび太(どうなるんだろうな…)
のび太(一夏君ももっとはっきりした性格だったらこんな事にならないのに…)
のび太(とにかく鈴ちゃんには勝って欲しいな…)
のび太(誰かの泣く顔を見るのは嫌だもんな…)
ガチャ
一夏「お、お帰り!エヴァやってるぞ!見ようぜ!」
のび太「うん」
のび太(呑気なもんだなぁ)
のび太(どうなるんだろうな…)
のび太(一夏君ももっとはっきりした性格だったらこんな事にならないのに…)
のび太(とにかく鈴ちゃんには勝って欲しいな…)
のび太(誰かの泣く顔を見るのは嫌だもんな…)
ガチャ
一夏「お、お帰り!エヴァやってるぞ!見ようぜ!」
のび太「うん」
のび太(呑気なもんだなぁ)
589: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 22:08:50 :SiV01imU
一夏「それにしてもトーナメントか…」
のび太「ん?どうしたの?」
一夏「いや、トーナメントって一回負けたら終わりだろ?なんかいやだなと思って」
のび太「一夏君も専用機持ちだしね簡単に負けちゃ駄目な感じがあるし」
一夏「一回戦とかで専用機持ちはいやだよな…」
のび太「結局勝ち上がれば同じ事だよ」
一夏「お、強気だなぁ」
のび太「これぐらいじゃないとさ」
しかし二人は知らない…
今回のトーナメントでも…
彼らの意志など関係なく…
まるで賞品のように扱われている事を…
一夏「それにしてもトーナメントか…」
のび太「ん?どうしたの?」
一夏「いや、トーナメントって一回負けたら終わりだろ?なんかいやだなと思って」
のび太「一夏君も専用機持ちだしね簡単に負けちゃ駄目な感じがあるし」
一夏「一回戦とかで専用機持ちはいやだよな…」
のび太「結局勝ち上がれば同じ事だよ」
一夏「お、強気だなぁ」
のび太「これぐらいじゃないとさ」
しかし二人は知らない…
今回のトーナメントでも…
彼らの意志など関係なく…
まるで賞品のように扱われている事を…
590: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 22:18:35 :SiV01imU
-一週間後-
一夏「さって準備完了っと」
のび太「緊張はしてないみたいだね」
一夏「まあ今回は世界のお偉いさんも来てないからな」
のび太「そうだね、気楽に行こうか」
ポーン
一夏「ん、トーナメント表がでたな」
のび太(僕の一回戦は…あ、知らない子だ)
一夏「マジかよ…」
のび太「どうかしたの?」
一夏「俺の一回戦の相手…」
のび太「ん?」
織斑一夏
対
凰 鈴音
-一週間後-
一夏「さって準備完了っと」
のび太「緊張はしてないみたいだね」
一夏「まあ今回は世界のお偉いさんも来てないからな」
のび太「そうだね、気楽に行こうか」
ポーン
一夏「ん、トーナメント表がでたな」
のび太(僕の一回戦は…あ、知らない子だ)
一夏「マジかよ…」
のび太「どうかしたの?」
一夏「俺の一回戦の相手…」
のび太「ん?」
織斑一夏
対
凰 鈴音
591: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 22:21:47 :SiV01imU
のび太「いきなりか…」
一夏「準備運動もっとちゃんとしとかないとな…」
のび太「僕とは反対のブロックみたいだね」
一夏「そうみたいだな、そっちには…シャルとセシリアか…」
のび太「本当だ。まあ決勝で待ってるよ」
一夏「はは、言うじゃねえか!」
のび太「じゃあ先に行ってるよ」
一夏「おーう」
のび太(鈴ちゃんはどこかな…)
のび太「いきなりか…」
一夏「準備運動もっとちゃんとしとかないとな…」
のび太「僕とは反対のブロックみたいだね」
一夏「そうみたいだな、そっちには…シャルとセシリアか…」
のび太「本当だ。まあ決勝で待ってるよ」
一夏「はは、言うじゃねえか!」
のび太「じゃあ先に行ってるよ」
一夏「おーう」
のび太(鈴ちゃんはどこかな…)
592: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/27(火) 22:26:30 :SiV01imU
鈴「…」
のび太「お、いたいた」
鈴「なんだ、あんたか」
のび太「一回戦目から決勝戦だね」
鈴「ふん、いつやろうが一緒よ」
のび太「そっか、緊張してないの?」
鈴「してるに決まってるじゃない。でも、大丈夫」
鈴「私はもう十分待ったし十分我慢したわ」
鈴「あとは全てをぶつけてくるだけよ」
のび太「吹っ切れてるみたいで安心したよ」
鈴「あんた私を誰だと思ってるわけ?」
のび太「そうだね、まあ僕は外から応援してるよ」
鈴「頼んだわよ」
鈴「…」
のび太「お、いたいた」
鈴「なんだ、あんたか」
のび太「一回戦目から決勝戦だね」
鈴「ふん、いつやろうが一緒よ」
のび太「そっか、緊張してないの?」
鈴「してるに決まってるじゃない。でも、大丈夫」
鈴「私はもう十分待ったし十分我慢したわ」
鈴「あとは全てをぶつけてくるだけよ」
のび太「吹っ切れてるみたいで安心したよ」
鈴「あんた私を誰だと思ってるわけ?」
のび太「そうだね、まあ僕は外から応援してるよ」
鈴「頼んだわよ」
601: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 17:49:59 :ukh1ncBM
アナウンス「これより第一回戦織斑一夏さん対凰 鈴音さんの試合を始めます」
一夏「まさか一試合目から鈴だなんてな!」
鈴「ふん、この前の試合は無効になっちゃったからね!今度こそ決着よ!」
鈴(相性は決して悪くない!絶対に負けない!)
アナウンス「では、試合開始!」
バシュウン
------------
山田「一回戦目から専用機持ち同士ですか…」
千冬「勝ち上がればいつかは当たる」
山田「そうですけど…」
山田「それにしても何だか鈴さんは今日は調子が良いというかなにか鬼気迫るものを感じますね…」
千冬「ふん、そうでなくては困る」
アナウンス「これより第一回戦織斑一夏さん対凰 鈴音さんの試合を始めます」
一夏「まさか一試合目から鈴だなんてな!」
鈴「ふん、この前の試合は無効になっちゃったからね!今度こそ決着よ!」
鈴(相性は決して悪くない!絶対に負けない!)
アナウンス「では、試合開始!」
バシュウン
------------
山田「一回戦目から専用機持ち同士ですか…」
千冬「勝ち上がればいつかは当たる」
山田「そうですけど…」
山田「それにしても何だか鈴さんは今日は調子が良いというかなにか鬼気迫るものを感じますね…」
千冬「ふん、そうでなくては困る」
602: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 17:57:24 :ukh1ncBM
ズドンズドォン
鈴(まずは龍砲で追いつめる事から!)
鈴(あいつの零落白夜を食らったら勝ち目はほぼ無い)
鈴(今回だけは絶対に勝たなきゃいけない!)
ドオン
一夏「っく!」ザザ
鈴(当たった!)
ズドンズドォン
鈴(まずは龍砲で追いつめる事から!)
鈴(あいつの零落白夜を食らったら勝ち目はほぼ無い)
鈴(今回だけは絶対に勝たなきゃいけない!)
ドオン
一夏「っく!」ザザ
鈴(当たった!)
603: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 18:02:36 :ukh1ncBM
一夏(龍砲のせいで全然近づけない…!)
一夏(瞬時加速を使う暇すらない)
一夏(なにか打開する方法は…)
一夏(…くっそ!龍砲の対策すら思いつかない!)
---------------
のび太(鈴ちゃん…頑張ってる…)
のび太(負けられない戦いなんだ、当たり前か…)
一夏(龍砲のせいで全然近づけない…!)
一夏(瞬時加速を使う暇すらない)
一夏(なにか打開する方法は…)
一夏(…くっそ!龍砲の対策すら思いつかない!)
---------------
のび太(鈴ちゃん…頑張ってる…)
のび太(負けられない戦いなんだ、当たり前か…)
606: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 19:35:03 :ukh1ncBM
鈴(調子もいい!このまま…!)
バシュウバシュウ
ガッ
一夏「な!?もうアリーナの端かよ!」
鈴(今だ!龍砲!)バシュンバシュン
一夏「…っく!」
鈴「双天牙月!」キュウン
鈴「これで終わりよ!」ブンブンブンブン
一夏(マズイ!投擲タイプか!よけられねぇ!)
鈴(調子もいい!このまま…!)
バシュウバシュウ
ガッ
一夏「な!?もうアリーナの端かよ!」
鈴(今だ!龍砲!)バシュンバシュン
一夏「…っく!」
鈴「双天牙月!」キュウン
鈴「これで終わりよ!」ブンブンブンブン
一夏(マズイ!投擲タイプか!よけられねぇ!)
607: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 19:38:52 :ukh1ncBM
ドォン
鈴「決まった!」
モクモク
鈴「…アナウンスが流れない…まさかはずした!?」
一夏「あっぶなかった…助かったぜ雪羅」キュウウウウン
のび太「まさかセカンドシフト!?」
のび太(こんなタイミングで…)
鈴「運が良いわね!でももう終わりよ!」ギュン
バシュンバシュン
一夏「…ふっ!」シュン
鈴「速い!?」
ドォン
鈴「決まった!」
モクモク
鈴「…アナウンスが流れない…まさかはずした!?」
一夏「あっぶなかった…助かったぜ雪羅」キュウウウウン
のび太「まさかセカンドシフト!?」
のび太(こんなタイミングで…)
鈴「運が良いわね!でももう終わりよ!」ギュン
バシュンバシュン
一夏「…ふっ!」シュン
鈴「速い!?」
609: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 19:42:57 :ukh1ncBM
一夏「ここぉ!」ガッ
鈴「きゃあ!」ザザザ
鈴(マズイ、とどめのために一夏の間合いに入っちゃった!)
鈴「…っく!」
一夏「はあああ!」ギュン
鈴(瞬時加速!?でも、あんなに遠くから)
鈴(今ならまだ間に合う!)
鈴「龍砲!」キュウウウン
鈴「間に合って…!」
一夏「もう一回ぃ!」ギュウウウン
鈴「なっ!」
のび太(二段階加速!?)
一夏「零落白夜起動!」
一夏「いっけええええ!」
一夏「ここぉ!」ガッ
鈴「きゃあ!」ザザザ
鈴(マズイ、とどめのために一夏の間合いに入っちゃった!)
鈴「…っく!」
一夏「はあああ!」ギュン
鈴(瞬時加速!?でも、あんなに遠くから)
鈴(今ならまだ間に合う!)
鈴「龍砲!」キュウウウン
鈴「間に合って…!」
一夏「もう一回ぃ!」ギュウウウン
鈴「なっ!」
のび太(二段階加速!?)
一夏「零落白夜起動!」
一夏「いっけええええ!」
610: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 19:46:35 :ukh1ncBM
鈴「きゃあ!」ズガアアア
ドォン
アナウンス「凰 鈴音、シールドエネルギー減少!試合続行不可!」
アナウンス「勝者、織斑一夏!」
オオオオオオオオオ
一夏(ぎりぎりだった…)
鈴(負けた…!)グスッ
鈴(い、今は泣いちゃ駄目!一夏に心配されちゃう!)
一夏「危なかったよ、鈴」
鈴「ふん、成長したんじゃない?」スタスタ
一夏(ちょっとやりすぎたか…?なんか不機嫌だな…)
鈴「きゃあ!」ズガアアア
ドォン
アナウンス「凰 鈴音、シールドエネルギー減少!試合続行不可!」
アナウンス「勝者、織斑一夏!」
オオオオオオオオオ
一夏(ぎりぎりだった…)
鈴(負けた…!)グスッ
鈴(い、今は泣いちゃ駄目!一夏に心配されちゃう!)
一夏「危なかったよ、鈴」
鈴「ふん、成長したんじゃない?」スタスタ
一夏(ちょっとやりすぎたか…?なんか不機嫌だな…)
611: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 19:48:48 :ukh1ncBM
-休憩所-
鈴「…」スタスタ
トスッ
鈴「…」グスッ
鈴「負けちゃったぁ…頑張ったのに…」ポロポロ
鈴「うぅ…」ポロポロ
ガチャ
鈴「!」ゴシゴシ
のび太「大丈夫、僕だよ」
-休憩所-
鈴「…」スタスタ
トスッ
鈴「…」グスッ
鈴「負けちゃったぁ…頑張ったのに…」ポロポロ
鈴「うぅ…」ポロポロ
ガチャ
鈴「!」ゴシゴシ
のび太「大丈夫、僕だよ」
612: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 19:54:50 :ukh1ncBM
のび太「泣いてていいよ」
鈴「はぁ!?あたしがなんで泣かなきゃいけないのよ!」
鈴「つか、あんた試合は!?こんな所にいていいの!?」
のび太「僕の試合はまだ四試合ぐらい後だよ」
鈴「あっそ…」
のび太「お疲れ様。これ、一夏君から飲み物の差し入れ」
のび太「ここに置いておくから飲んでね」
のび太「じゃあ、僕は行くから」
鈴「ありがと…」
バタン
のび太(慰めに来たのに、鈴ちゃんの顔を見たら何も言葉が出てこなかった)
のび太(…僕は駄目な奴だな)
のび太(今は、僕のやるべき事をやろう…)
ウワアアアアアアン
のび太(…)タッタッタ
のび太「泣いてていいよ」
鈴「はぁ!?あたしがなんで泣かなきゃいけないのよ!」
鈴「つか、あんた試合は!?こんな所にいていいの!?」
のび太「僕の試合はまだ四試合ぐらい後だよ」
鈴「あっそ…」
のび太「お疲れ様。これ、一夏君から飲み物の差し入れ」
のび太「ここに置いておくから飲んでね」
のび太「じゃあ、僕は行くから」
鈴「ありがと…」
バタン
のび太(慰めに来たのに、鈴ちゃんの顔を見たら何も言葉が出てこなかった)
のび太(…僕は駄目な奴だな)
のび太(今は、僕のやるべき事をやろう…)
ウワアアアアアアン
のび太(…)タッタッタ
613: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 20:02:14 :ukh1ncBM
のび太(鈴ちゃん以外の専用機持ちのみんなは順調に勝ち進んでいった)
のび太(そろそろ強者同士がぶつかる頃だ…)
のび太(そして、僕が初めて戦う専用機持ちは…)
アナウンス「勝者!シャルロット・デュノア!」
ワアアアアアア
のび太(シャルちゃんか…)
のび太(やっかいな相手だ…)
のび太(鈴ちゃん以外の専用機持ちのみんなは順調に勝ち進んでいった)
のび太(そろそろ強者同士がぶつかる頃だ…)
のび太(そして、僕が初めて戦う専用機持ちは…)
アナウンス「勝者!シャルロット・デュノア!」
ワアアアアアア
のび太(シャルちゃんか…)
のび太(やっかいな相手だ…)
614: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 20:19:21 :ukh1ncBM
シャル「ふぅ~」
のび太「お疲れ様」
シャル「やあ、のび太か」
のび太「うん、さすが優等生だね。余裕の勝利じゃないか」
シャル「そんな事いったらのび太だってまだあの変形を使って無いじゃないか」
のび太「空気砲とかのが使い慣れてるってだけだよ」
シャル「ふふ、じゃあ次の僕との対戦でも使わないで居てくれるのかな?」
のび太「さあ、どうなんだろうね」
のび太「これだけは言っておくよ」
のび太「全力で行くから、覚悟してね?」
シャル「はは、怖いなぁ」
シャル「ふぅ~」
のび太「お疲れ様」
シャル「やあ、のび太か」
のび太「うん、さすが優等生だね。余裕の勝利じゃないか」
シャル「そんな事いったらのび太だってまだあの変形を使って無いじゃないか」
のび太「空気砲とかのが使い慣れてるってだけだよ」
シャル「ふふ、じゃあ次の僕との対戦でも使わないで居てくれるのかな?」
のび太「さあ、どうなんだろうね」
のび太「これだけは言っておくよ」
のび太「全力で行くから、覚悟してね?」
シャル「はは、怖いなぁ」
615: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 20:23:55 :ukh1ncBM
シャル「僕も、今回の大会は優勝しなきゃいけないんだ」
のび太「なにか決めてるの?」
シャル「どうなんだろう…まだ微妙だよ」
のび太「もしかして、一夏君に告白とか?」
シャル「!」
シャル「だ、誰に聞いたの!?ラウラに!?」
のび太「あ、図星だったんだ」
シャル「酷いよ!まあ、あのラウラが言うわけ無いかあ…」
のび太「そうだね。でも、負けないよ!」
シャル「僕だって!」
シャル「僕も、今回の大会は優勝しなきゃいけないんだ」
のび太「なにか決めてるの?」
シャル「どうなんだろう…まだ微妙だよ」
のび太「もしかして、一夏君に告白とか?」
シャル「!」
シャル「だ、誰に聞いたの!?ラウラに!?」
のび太「あ、図星だったんだ」
シャル「酷いよ!まあ、あのラウラが言うわけ無いかあ…」
のび太「そうだね。でも、負けないよ!」
シャル「僕だって!」
616: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 20:32:47 :ukh1ncBM
のび太(シャルちゃんの専用機はラファール・リヴァイヴ・カスタムII)
のび太(一応第二世代ではあるけど、武装の量は20以上…)
のび太(シャルちゃんの操縦技術も高く、スピードもある)
のび太(遠、近、中距離に対応した武装)
のび太(ラピッドスイッチによる手数の量)
のび太(それを状況によって使い分る分析力)
のび太(どう攻略すべきなんだろうか…)
のび太(シャルちゃんの専用機はラファール・リヴァイヴ・カスタムII)
のび太(一応第二世代ではあるけど、武装の量は20以上…)
のび太(シャルちゃんの操縦技術も高く、スピードもある)
のび太(遠、近、中距離に対応した武装)
のび太(ラピッドスイッチによる手数の量)
のび太(それを状況によって使い分る分析力)
のび太(どう攻略すべきなんだろうか…)
617: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 20:42:26 :ukh1ncBM
のび太(いきなり親友テレカを使うのもしょうがないな)
のび太(みんなに質問攻めにあうから嫌だったけど)
のび太(そんな事を言ってる場合じゃない)
のび太(シャルちゃんのスピードを上回れるのはドラリーニョ…)
のび太(でもシャルちゃんの事だ、多分僕の換装を封じてくる)
のび太(まずは電光丸で応戦するのが最善かな…)
のび太(まあ、考えても仕方ない)
のび太(シャルちゃんは本当に強敵だよ…)
のび太(いきなり親友テレカを使うのもしょうがないな)
のび太(みんなに質問攻めにあうから嫌だったけど)
のび太(そんな事を言ってる場合じゃない)
のび太(シャルちゃんのスピードを上回れるのはドラリーニョ…)
のび太(でもシャルちゃんの事だ、多分僕の換装を封じてくる)
のび太(まずは電光丸で応戦するのが最善かな…)
のび太(まあ、考えても仕方ない)
のび太(シャルちゃんは本当に強敵だよ…)
621: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 20:57:44 :ukh1ncBM
アナウンス「第五回戦!シャルロット・デュノアさん対野比のび太さんの試合を始めます!」
アナウンス「それでは、試合開始!」
のび太「電光丸!」パアア
シャル「はぁ!」シュン
ガキイイン
シャル「いきなり変形をすると思ったのにね…僕ってなめられてるのかな!」
のび太「シャル君ならこう来ると思っただけだよ!っはあ!」ブゥン
シャル「くっ!」バッ
のび太(離れた!?意外と早く…)
ピピピ
のび太(置きボム!?狙いはこっちか!)
ドォン
シャル「当たったね!次行くよ!」ドォン
のび太(ラピッドスイッチか!)
アナウンス「第五回戦!シャルロット・デュノアさん対野比のび太さんの試合を始めます!」
アナウンス「それでは、試合開始!」
のび太「電光丸!」パアア
シャル「はぁ!」シュン
ガキイイン
シャル「いきなり変形をすると思ったのにね…僕ってなめられてるのかな!」
のび太「シャル君ならこう来ると思っただけだよ!っはあ!」ブゥン
シャル「くっ!」バッ
のび太(離れた!?意外と早く…)
ピピピ
のび太(置きボム!?狙いはこっちか!)
ドォン
シャル「当たったね!次行くよ!」ドォン
のび太(ラピッドスイッチか!)
622: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:06:58 :ukh1ncBM
のび太(でも、まだ甘い!)
のび太「ひらりマント!」
ヒラリ
シャル「な!ミサイルが跳ね返ってきて…っく!」ドオン
シャル「なんとか防げた…!早く追撃を…!」ガチャ
のび太「モード移行」
のび太「タイプドラリーニョ」
シャル「…間に合わなかったか…」
のび太(でも、まだ甘い!)
のび太「ひらりマント!」
ヒラリ
シャル「な!ミサイルが跳ね返ってきて…っく!」ドオン
シャル「なんとか防げた…!早く追撃を…!」ガチャ
のび太「モード移行」
のび太「タイプドラリーニョ」
シャル「…間に合わなかったか…」
624: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:12:51 :ukh1ncBM
のび太「行くよ!」
ブウン
シャル「消えた!?」
のび太「どこ見てるの!?」ドガア
シャル「きゃ!」ズザザ
シャル(後ろから!?)
のび太「まだまだ行くよ!」クン
シャル(消えたんじゃない!ただ速く動いてるだけ!?)
シャル(なら…!)
プシュウウウ
のび太「スモーク!?」
のび太「でも場所なら…!わかる!」ドガア
のび太「行くよ!」
ブウン
シャル「消えた!?」
のび太「どこ見てるの!?」ドガア
シャル「きゃ!」ズザザ
シャル(後ろから!?)
のび太「まだまだ行くよ!」クン
シャル(消えたんじゃない!ただ速く動いてるだけ!?)
シャル(なら…!)
プシュウウウ
のび太「スモーク!?」
のび太「でも場所なら…!わかる!」ドガア
626: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:17:51 :ukh1ncBM
カラカラカラ
のび太(蹴った手応えがない!)
シャル「のび太こそ、どこ見てるのさ」
のび太(くっ!)
シャル「避けられないよ!」ズシャアア
のび太「がっはぁ!」
のび太(盾殺し…!痛いな…)
のび太(さっき蹴ったのは、シャルが残した銃か…)
のび太(でも、この距離なら!)
のび太「モード移行!タイプ王ドラ!」
カラカラカラ
のび太(蹴った手応えがない!)
シャル「のび太こそ、どこ見てるのさ」
のび太(くっ!)
シャル「避けられないよ!」ズシャアア
のび太「がっはぁ!」
のび太(盾殺し…!痛いな…)
のび太(さっき蹴ったのは、シャルが残した銃か…)
のび太(でも、この距離なら!)
のび太「モード移行!タイプ王ドラ!」
627:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/28(水) 21:23:46 :ukh1ncBM
シャル「もう一発…!」
ガシイィ
シャル「な!シールド・ピアースを掴んだ!?」
のび太「はああ!」ゴッガッ
シャル「っく!」
のび太「あああああ!」バギッ
シャル「うわあ!」ザザザ
シャル(シールド・ピアースが折れた!?なんて力なんだよ!)
シャル「もう一発…!」
ガシイィ
シャル「な!シールド・ピアースを掴んだ!?」
のび太「はああ!」ゴッガッ
シャル「っく!」
のび太「あああああ!」バギッ
シャル「うわあ!」ザザザ
シャル(シールド・ピアースが折れた!?なんて力なんだよ!)
628: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:30:57 :ukh1ncBM
-観客席-
ラウラ「嫁が押しているな」
鈴「ねぇ、のび太ってカンフーやってたの?」
箒「武道はやって居ないと聞いたが、どうした?」
鈴「いや、のび太が使ってるのがカンフーみたいだったから…」
セシリア「前にあのシステムは色ごとにそれぞれの特性を持っていると仰っておりましたわ」
鈴「ふーん変な機体ね」
箒「だが実力はそうとうだな」
ラウラ「盾殺しが折れるなんてそうそう無いからな…」
-観客席-
ラウラ「嫁が押しているな」
鈴「ねぇ、のび太ってカンフーやってたの?」
箒「武道はやって居ないと聞いたが、どうした?」
鈴「いや、のび太が使ってるのがカンフーみたいだったから…」
セシリア「前にあのシステムは色ごとにそれぞれの特性を持っていると仰っておりましたわ」
鈴「ふーん変な機体ね」
箒「だが実力はそうとうだな」
ラウラ「盾殺しが折れるなんてそうそう無いからな…」
629: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:46:01 :ukh1ncBM
のび太(盾殺しは封じた!これで近距離の必殺技は無くしたはず!)
のび太「モード移行!タイプマタドーラ!」
シャル(一体いくつあるんだ!?)
シャル(ひとまず遠くからの砲撃に切り替えるしか…!)パアア
バシュンバシュン
のび太「無駄だよ!」
ヒラリ
シャル「掛かったね!」
のび太(跳ね返したミサイルの後ろにもう一発!?)
ズドオオン
のび太(盾殺しは封じた!これで近距離の必殺技は無くしたはず!)
のび太「モード移行!タイプマタドーラ!」
シャル(一体いくつあるんだ!?)
シャル(ひとまず遠くからの砲撃に切り替えるしか…!)パアア
バシュンバシュン
のび太「無駄だよ!」
ヒラリ
シャル「掛かったね!」
のび太(跳ね返したミサイルの後ろにもう一発!?)
ズドオオン
630: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:53:32 :ukh1ncBM
のび太(当たらなかったけど煙で見えない!?)
シャル(ここで勝負に出る!)
ガシャン
シャル(さすがにこの量は跳ね返せないでしょ!)
ズガガガガガガガ
----------------
ラウラ「嫁がやられそうだな」モグモグ
箒「シャルロットは本当に装備が充実してるんだな、あれはミニガンか?」
セシリア「そのようですわね」
鈴「あんなでかい銃をラピッドスイッチで連携されたらたまったもんじゃないわね」
のび太(当たらなかったけど煙で見えない!?)
シャル(ここで勝負に出る!)
ガシャン
シャル(さすがにこの量は跳ね返せないでしょ!)
ズガガガガガガガ
----------------
ラウラ「嫁がやられそうだな」モグモグ
箒「シャルロットは本当に装備が充実してるんだな、あれはミニガンか?」
セシリア「そのようですわね」
鈴「あんなでかい銃をラピッドスイッチで連携されたらたまったもんじゃないわね」
631: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/28(水) 21:59:56 :ukh1ncBM
ズガガガガガ
シャル(煙が晴れてきた…熱源が移動してない!?まさかまだ何か…)
のび太「今のは危なかったよ…!空気大砲!」チャキッ
ズガアアア
シャル(え!?横から!?)
シャル「うわあああ!」ザシャアアア
アナウンス「シャルロット・デュノアさん、シールドエネルギー減少!戦闘続行不可!」
アナウンス「野比のび太さんの勝利です!」
シャル(今、なにが…)
---------------
箒「最後は随分とあっけなかったな…」
ラウラ「シャルロットは最後サーモグラフィを起動していた」
ラウラ「恐らく嫁がなにか小細工を仕掛けたのだろう」
ズガガガガガ
シャル(煙が晴れてきた…熱源が移動してない!?まさかまだ何か…)
のび太「今のは危なかったよ…!空気大砲!」チャキッ
ズガアアア
シャル(え!?横から!?)
シャル「うわあああ!」ザシャアアア
アナウンス「シャルロット・デュノアさん、シールドエネルギー減少!戦闘続行不可!」
アナウンス「野比のび太さんの勝利です!」
シャル(今、なにが…)
---------------
箒「最後は随分とあっけなかったな…」
ラウラ「シャルロットは最後サーモグラフィを起動していた」
ラウラ「恐らく嫁がなにか小細工を仕掛けたのだろう」
633:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/28(水) 22:07:21 :ukh1ncBM
-休憩室-
シャル「いったたた…」
のび太「大丈夫?シールドエネルギーの量がわからなかったから加減が出来なくて…」
シャル「いや、油断してたせいで最後に倒れたときに受け身を取れなかったんだ」
シャル「のび太は謝らなくていいさ」
のび太「でも、僕のせいでもあるんだ。氷もらってきたからこれで冷やしてね」ガラ
シャル「ありがと」
シャル「ところで最後には何をしたの?煙のなかで熱源が移動してなかったからてっきりそこに居るものだと思って他のに…」
のび太「あれは、僕の換装の中にそういう事が出来るタイプがあるんだ」
のび太「あの状況なら誰でもサーモグラフィを使うと思ったからね」
シャル「やっぱり敵わないなぁ」
-休憩室-
シャル「いったたた…」
のび太「大丈夫?シールドエネルギーの量がわからなかったから加減が出来なくて…」
シャル「いや、油断してたせいで最後に倒れたときに受け身を取れなかったんだ」
シャル「のび太は謝らなくていいさ」
のび太「でも、僕のせいでもあるんだ。氷もらってきたからこれで冷やしてね」ガラ
シャル「ありがと」
シャル「ところで最後には何をしたの?煙のなかで熱源が移動してなかったからてっきりそこに居るものだと思って他のに…」
のび太「あれは、僕の換装の中にそういう事が出来るタイプがあるんだ」
のび太「あの状況なら誰でもサーモグラフィを使うと思ったからね」
シャル「やっぱり敵わないなぁ」
637:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/28(水) 22:17:36 :ukh1ncBM
シャル「君のその変形はいくつあるの?」
のび太「僕が知ってるだけだと七つ…かな?」
のび太「多分見た事あるのは6つだよね」
シャル「うん、福音の時に使ってたね」
のび太「最後の一つはさっき使った熱源のやつだよ」
シャル「要は七機ものISの性能が一つになってるんだもんなぁ」
シャル「それって第何世代なの?第三世代にそんなの見た事ないし…」
のび太「僕も知らないんだ」
シャル「え?」
のび太「本当なら僕の専用機は別にあったんだけど、配達中襲撃にあって破壊されちゃったんだって」
のび太「その後突然これが届いたんだって」
のび太「これを使わせてあげてっていう紙だけが付いてて他は何も書いてなかったらしいよ」
シャル「君のその変形はいくつあるの?」
のび太「僕が知ってるだけだと七つ…かな?」
のび太「多分見た事あるのは6つだよね」
シャル「うん、福音の時に使ってたね」
のび太「最後の一つはさっき使った熱源のやつだよ」
シャル「要は七機ものISの性能が一つになってるんだもんなぁ」
シャル「それって第何世代なの?第三世代にそんなの見た事ないし…」
のび太「僕も知らないんだ」
シャル「え?」
のび太「本当なら僕の専用機は別にあったんだけど、配達中襲撃にあって破壊されちゃったんだって」
のび太「その後突然これが届いたんだって」
のび太「これを使わせてあげてっていう紙だけが付いてて他は何も書いてなかったらしいよ」
639:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/28(水) 22:24:43 :ukh1ncBM
のび太「調べてみようにも製造場所も正式名称もわからないから調べようがないんだよ」
シャル「篠ノ之博士ならなにか知ってるんじゃない?」
のび太「うん、多分知ってると思う」
のび太「でも聞こうとするといつもお茶を濁してどっかに行っちゃうんだよ…」
シャル「あの人は他人に興味がないらしいからね…」
のび太「調べてみようにも製造場所も正式名称もわからないから調べようがないんだよ」
シャル「篠ノ之博士ならなにか知ってるんじゃない?」
のび太「うん、多分知ってると思う」
のび太「でも聞こうとするといつもお茶を濁してどっかに行っちゃうんだよ…」
シャル「あの人は他人に興味がないらしいからね…」
640:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/28(水) 22:35:00 :ukh1ncBM
ガチャ
セシリア「二人ともお疲れ様です。これ、飲み物ですわ」
のび太「ああ、ありがと」
シャル「ありがとうね」
ラウラ「私もいるぞ」
ラウラ「嫁よ。次は私の試合だ、応援してくれ!」
ガシッ
ズルズルズル
セシリア「あなたは嘘を付いたり我慢したりするのが得意なんですのね」
シャル「なんのこと?」
セシリア「私はライバルでは無いのですから我慢しなくて構いませんわ」
シャル「やっぱりバレバレかぁ…」グスッ
シャル「今回に全部賭けてたのに…結局負けちゃった…」ポロポロ
ガチャ
セシリア「二人ともお疲れ様です。これ、飲み物ですわ」
のび太「ああ、ありがと」
シャル「ありがとうね」
ラウラ「私もいるぞ」
ラウラ「嫁よ。次は私の試合だ、応援してくれ!」
ガシッ
ズルズルズル
セシリア「あなたは嘘を付いたり我慢したりするのが得意なんですのね」
シャル「なんのこと?」
セシリア「私はライバルでは無いのですから我慢しなくて構いませんわ」
シャル「やっぱりバレバレかぁ…」グスッ
シャル「今回に全部賭けてたのに…結局負けちゃった…」ポロポロ
645:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/28(水) 22:54:42 :pfj98N6M
乙
wikiはすぐ出るからつべの貼っとこう
wikiはすぐ出るからつべの貼っとこう
652: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 22:23:38 :TewE/E3c
アナウンス「勝者!ラウラ・ボーデヴィッヒ!」
ラウラ「ふぅ…」
のび太「お疲れ様」
ラウラ「嫁か。この試合は勝って当然だ」
のび太「そっか」
ラウラ「うむ。あ、嫁よ!ネックレスを付けてくれ!」
のび太「はいはい。こんなに大事にしてもらえてありがたいよ」
ラウラ「嫁の初めてのプレゼントだからな。片時も離したくない」
アナウンス「勝者!ラウラ・ボーデヴィッヒ!」
ラウラ「ふぅ…」
のび太「お疲れ様」
ラウラ「嫁か。この試合は勝って当然だ」
のび太「そっか」
ラウラ「うむ。あ、嫁よ!ネックレスを付けてくれ!」
のび太「はいはい。こんなに大事にしてもらえてありがたいよ」
ラウラ「嫁の初めてのプレゼントだからな。片時も離したくない」
653: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 22:36:09 :TewE/E3c
のび太「嬉しいよ。じゃあ後ろ向いて」
ラウラ「うむ」クルッ
のび太「ラウラちゃんって綺麗な銀髪だよね…」カチッ
ラウラ「そうなのか?あまり意識した事はないが…うむ、ありがとう」
のび太「手入れとかしてるの?」
ラウラ「私はあまりやらないがな、シャルロットが良くやってくれる」
のび太「シャルちゃんはいいお母さんになりそうだよね」
ラウラ「む、浮気は揺るさんぞ」
のび太「いやいや、そう言う意味じゃなくて…っていうか浮気にすらなら無いんだけど」
のび太「嬉しいよ。じゃあ後ろ向いて」
ラウラ「うむ」クルッ
のび太「ラウラちゃんって綺麗な銀髪だよね…」カチッ
ラウラ「そうなのか?あまり意識した事はないが…うむ、ありがとう」
のび太「手入れとかしてるの?」
ラウラ「私はあまりやらないがな、シャルロットが良くやってくれる」
のび太「シャルちゃんはいいお母さんになりそうだよね」
ラウラ「む、浮気は揺るさんぞ」
のび太「いやいや、そう言う意味じゃなくて…っていうか浮気にすらなら無いんだけど」
654: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 22:44:27 :TewE/E3c
ラウラ「ならいいが」
アナウンス『これより第七回戦織斑一夏さん対篠ノ之箒さんの試合を始めます』
のび太「次はあの二人なのか…」
ラウラ「観客席から見よう」
のび太「そうだね、この試合の勝った方がラウラちゃんとやるんだね」
ラウラ「そうだ、そうしたらもう準決勝だな」
のび太「僕は次の試合セシリアちゃんとだよ…」
ラウラ「オルコットには悪いが、応援している」
のび太「ありがと。じゃ、行こうか」
ラウラ「うむ」
ラウラ「ならいいが」
アナウンス『これより第七回戦織斑一夏さん対篠ノ之箒さんの試合を始めます』
のび太「次はあの二人なのか…」
ラウラ「観客席から見よう」
のび太「そうだね、この試合の勝った方がラウラちゃんとやるんだね」
ラウラ「そうだ、そうしたらもう準決勝だな」
のび太「僕は次の試合セシリアちゃんとだよ…」
ラウラ「オルコットには悪いが、応援している」
のび太「ありがと。じゃ、行こうか」
ラウラ「うむ」
655: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 22:55:36 :TewE/E3c
ガキィンガキィン
ラウラ「お互いの機体に性能はそれほど大差がなさそうだな」
シャル「白式は第三世代なのに色々すごいよね」
のび太「これは多分だけど白式は第四世代だよ」
鈴「え?そうなの?」
のび太「うん、鈴ちゃんとの試合で最後にセカンドシフトしてなんか盾が出てきたでしょ?」
セシリア「ええ、まるで白騎士のような姿でしたわ」
のび太「あの盾をよく見てたらたまに変形してるんだ。ほら、今も」
カチカチカチギョーン
ラウラ「今、荷電粒子砲を出したな」
のび太「うん、ほら束さん言ってたよね?第四世代の特徴は展開装甲だって」
のび太「あの盾って多分展開装甲の技術があるんじゃないかな」
ガキィンガキィン
ラウラ「お互いの機体に性能はそれほど大差がなさそうだな」
シャル「白式は第三世代なのに色々すごいよね」
のび太「これは多分だけど白式は第四世代だよ」
鈴「え?そうなの?」
のび太「うん、鈴ちゃんとの試合で最後にセカンドシフトしてなんか盾が出てきたでしょ?」
セシリア「ええ、まるで白騎士のような姿でしたわ」
のび太「あの盾をよく見てたらたまに変形してるんだ。ほら、今も」
カチカチカチギョーン
ラウラ「今、荷電粒子砲を出したな」
のび太「うん、ほら束さん言ってたよね?第四世代の特徴は展開装甲だって」
のび太「あの盾って多分展開装甲の技術があるんじゃないかな」
656: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:06:34 :TewE/E3c
のび太「これで一夏君の近距離戦闘のみっていう弱点は消えちゃった訳だからね」
のび太「しかも箒ちゃんは紅椿の扱いが完璧になってないし、厳しいと思うよ…」
セシリア「ええ、見ている限りでは紅椿は上手く動けてないですわね」
シャル「アリーナ程度の広さだったら紅椿の性能をフルで引き出せっていうのがそもそも無理な話だよ…」
ラウラ「でも、さすが篠ノ之博士。と言ったところか」
ラウラ「篠ノ之の特徴や癖を上手くカバーしているように見えるな」
のび太「あの二人の姉は重度のシスコンとブラコンだもんね」
セシリア「今のところ平行線を辿っていますわね…」
のび太「これで一夏君の近距離戦闘のみっていう弱点は消えちゃった訳だからね」
のび太「しかも箒ちゃんは紅椿の扱いが完璧になってないし、厳しいと思うよ…」
セシリア「ええ、見ている限りでは紅椿は上手く動けてないですわね」
シャル「アリーナ程度の広さだったら紅椿の性能をフルで引き出せっていうのがそもそも無理な話だよ…」
ラウラ「でも、さすが篠ノ之博士。と言ったところか」
ラウラ「篠ノ之の特徴や癖を上手くカバーしているように見えるな」
のび太「あの二人の姉は重度のシスコンとブラコンだもんね」
セシリア「今のところ平行線を辿っていますわね…」
657: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:20:47 :TewE/E3c
鈴「え?そう?私は一夏が押してるように見えるけど…」
ラウラ「ISのセンサーだけ部分展開して篠ノ之のシールドエネルギーを見てみろ」
鈴「あんた達そんなことしてたんだ…」
シャル「むしろやってない事に驚きだよ」
鈴「そうなの?えっと…センサーだけっと…なになに…え!?なにこれ!」
鈴「箒のシールドエネルギーが回復してる…」
シャル「多分、紅椿の単一仕様能力だね」
シャル「篠ノ之博士は白式とセットだって言ってたから、多分あの白式のとんでもないエネルギー消費を紅椿で補わせるって事だと思うよ」
のび太「初めから二人一組のISなんて聞いた事がないよ…」
セシリア「あら、でしたら七つの姿があるISなんて聞いた事がありませんわ」
のび太「そりゃ僕もないよ…」
鈴「え?そう?私は一夏が押してるように見えるけど…」
ラウラ「ISのセンサーだけ部分展開して篠ノ之のシールドエネルギーを見てみろ」
鈴「あんた達そんなことしてたんだ…」
シャル「むしろやってない事に驚きだよ」
鈴「そうなの?えっと…センサーだけっと…なになに…え!?なにこれ!」
鈴「箒のシールドエネルギーが回復してる…」
シャル「多分、紅椿の単一仕様能力だね」
シャル「篠ノ之博士は白式とセットだって言ってたから、多分あの白式のとんでもないエネルギー消費を紅椿で補わせるって事だと思うよ」
のび太「初めから二人一組のISなんて聞いた事がないよ…」
セシリア「あら、でしたら七つの姿があるISなんて聞いた事がありませんわ」
のび太「そりゃ僕もないよ…」
658: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:24:10 :TewE/E3c
鈴「無限回復するなんて一撃必殺するしかないじゃない」
のび太「だから一夏君が零落白夜決めて勝って欲しいんだけどね…」
ラウラ「む、嫁は私が負けると思っているのか」
セシリア「しかも私に勝つ気で居るんですのね」
のび太「あー…そう言う意味じゃ…」
鈴「無限回復するなんて一撃必殺するしかないじゃない」
のび太「だから一夏君が零落白夜決めて勝って欲しいんだけどね…」
ラウラ「む、嫁は私が負けると思っているのか」
セシリア「しかも私に勝つ気で居るんですのね」
のび太「あー…そう言う意味じゃ…」
659: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:32:40 :TewE/E3c
シャル「痴話喧嘩もいいけどもうそろそろ決着が付くかもしれないよ」
鈴「一夏のエネルギーが零落白夜を出すにはギリギリね」
--------------------------
一夏(エネルギーの回復なんて反則級だろ!)
一夏(というか一撃で決めるなら俺の零落白夜かかろうじてのび太ぐらいしか相手に出来ないじゃないか…)
一夏(ただ、今あいつは紅椿に慣れてない…)
一夏(上手く隙を作れれば…)
一夏(ちょっと…いや、かなり卑怯だけどこの手を使うしか…)
一夏(いいのかな…)
シャル「痴話喧嘩もいいけどもうそろそろ決着が付くかもしれないよ」
鈴「一夏のエネルギーが零落白夜を出すにはギリギリね」
--------------------------
一夏(エネルギーの回復なんて反則級だろ!)
一夏(というか一撃で決めるなら俺の零落白夜かかろうじてのび太ぐらいしか相手に出来ないじゃないか…)
一夏(ただ、今あいつは紅椿に慣れてない…)
一夏(上手く隙を作れれば…)
一夏(ちょっと…いや、かなり卑怯だけどこの手を使うしか…)
一夏(いいのかな…)
660: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:36:50 :TewE/E3c
のび太(一夏君がなにかたくらんでる顔してる…)
のび太(なんかの準備してるな…)
のび太(ん?箒ちゃんのプライベートチャンネルに接続しようとしてる…?)
のび太(何する気なんだろう…聞いてみるかな)
のび太(ここが…えっと…こうなってるから…ここかな?)
一夏『なぁ、箒』
箒『なんだ、降参なら断るぞ!』
のび太(ビンゴ)
のび太(一夏君がなにかたくらんでる顔してる…)
のび太(なんかの準備してるな…)
のび太(ん?箒ちゃんのプライベートチャンネルに接続しようとしてる…?)
のび太(何する気なんだろう…聞いてみるかな)
のび太(ここが…えっと…こうなってるから…ここかな?)
一夏『なぁ、箒』
箒『なんだ、降参なら断るぞ!』
のび太(ビンゴ)
661: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:40:47 :TewE/E3c
のび太(前に出来杉くんに興味本位で教えてもらったけど、役に立つものだね…)
一夏『降参なんかしないさ』シュン
箒『じゃあなんだ!』ザンザン
一夏『箒、愛してるよ』
箒『なぁ!?』
一夏「隙ありぃぃぃぃ!零落白夜起動!」ズガアアアア
箒「うわあああ!」ザザザ
アナウンス『篠ノ之箒さん、シールドエネルギー減少!勝者、織斑一夏!』
のび太(うわっ最低だ)
のび太(前に出来杉くんに興味本位で教えてもらったけど、役に立つものだね…)
一夏『降参なんかしないさ』シュン
箒『じゃあなんだ!』ザンザン
一夏『箒、愛してるよ』
箒『なぁ!?』
一夏「隙ありぃぃぃぃ!零落白夜起動!」ズガアアアア
箒「うわあああ!」ザザザ
アナウンス『篠ノ之箒さん、シールドエネルギー減少!勝者、織斑一夏!』
のび太(うわっ最低だ)
662: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:43:49 :TewE/E3c
ラウラ「一夏が勝ったか…」
鈴「最後は箒の操作ミスね…」
シャル「集中力が切れちゃったみたいだね…」
セシリア「随分と長期戦でしたからね…」
のび太(これはちょっと言えない…)
のび太『一夏君』
一夏『お!勝ったぜ!のび太!』
のび太『僕って軽くだけどハッキングの知識があるんだ』
のび太『とんでもなく卑劣な手だね』
一夏『…千冬姉には黙っててくださいお願いします…』
ラウラ「一夏が勝ったか…」
鈴「最後は箒の操作ミスね…」
シャル「集中力が切れちゃったみたいだね…」
セシリア「随分と長期戦でしたからね…」
のび太(これはちょっと言えない…)
のび太『一夏君』
一夏『お!勝ったぜ!のび太!』
のび太『僕って軽くだけどハッキングの知識があるんだ』
のび太『とんでもなく卑劣な手だね』
一夏『…千冬姉には黙っててくださいお願いします…』
663: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:47:01 :TewE/E3c
のび太『一ヶ月』
一夏『ん?』
のび太『家事分担の僕の分よろしくね?』
一夏『承知しました…』
のび太『あ、あと箒ちゃんが拗ねる前に謝った方が良いと思うよ。みんなは僕が引き留めておくから』
一夏『ありがとう…』
のび太『一ヶ月』
一夏『ん?』
のび太『家事分担の僕の分よろしくね?』
一夏『承知しました…』
のび太『あ、あと箒ちゃんが拗ねる前に謝った方が良いと思うよ。みんなは僕が引き留めておくから』
一夏『ありがとう…』
665: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/29(木) 23:55:34 :TewE/E3c
ラウラ「なにをしていたのだ?」
のび太「ちょっとね…」
セシリア「次はのび太さんと私の試合ですわね、行きましょうか」
鈴「頑張りなさいよー」
シャル「僕の分も戦ってねー」
ズカズカズカ
箒「…」
のび太(あれ箒ちゃん、意外と早く帰ってきた…)
鈴「あんたも負けちゃったわね」
箒「うむ…」
シャル「顔真っ赤だよ?熱あるなら保健室に…」
箒「…………ニヤッ」
シャル「なんか箒ちゃん負けたのに嬉しそうだね、ニヤニヤが押さえ切れてないよ」
箒「そ、そんなことは!」ニヤッ
のび太(こうなったか…)
ラウラ「なにをしていたのだ?」
のび太「ちょっとね…」
セシリア「次はのび太さんと私の試合ですわね、行きましょうか」
鈴「頑張りなさいよー」
シャル「僕の分も戦ってねー」
ズカズカズカ
箒「…」
のび太(あれ箒ちゃん、意外と早く帰ってきた…)
鈴「あんたも負けちゃったわね」
箒「うむ…」
シャル「顔真っ赤だよ?熱あるなら保健室に…」
箒「…………ニヤッ」
シャル「なんか箒ちゃん負けたのに嬉しそうだね、ニヤニヤが押さえ切れてないよ」
箒「そ、そんなことは!」ニヤッ
のび太(こうなったか…)
668:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/30(金) 00:10:06 :5bBcFxCo
一夏ちゃんと責任とれよー
669: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 00:44:13 :yIdfJsoc
のび太(箒ちゃんはあんな負け方で良かったのかな…)
のび太(まあ良いか、幸せそうだし…)
ガチャ
一夏「…」ボロボロ
のび太(!?)
のび太(帰ってこないと思ったらこんな所に…)
のび太(すでに発散した後だったのか…)
のび太(いつもより酷いな…)
のび太(よいっしょ…)
のび太(ベンチで休んでてねー)
のび太(箒ちゃんはあんな負け方で良かったのかな…)
のび太(まあ良いか、幸せそうだし…)
ガチャ
一夏「…」ボロボロ
のび太(!?)
のび太(帰ってこないと思ったらこんな所に…)
のび太(すでに発散した後だったのか…)
のび太(いつもより酷いな…)
のび太(よいっしょ…)
のび太(ベンチで休んでてねー)
670: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 01:00:36 :yIdfJsoc
アナウンス『これより第七回戦Bブロック、野比のび太さん対セシリア・オルコットさんの試合を始めます!』
セシリア「もう二度とあなたには負けませんわ!」
のび太「僕はセシリアちゃんに絶対に勝たなきゃいけないんでね!」
アナウンス『では、試合開始!』
セシリア「行きなさい!ブルー・ティアーズ!」ビシュンビシュウン
のび太「モード移行!タイプキッド!」ジャキン
のび太「空気大砲!」
ドガアアン
アナウンス『これより第七回戦Bブロック、野比のび太さん対セシリア・オルコットさんの試合を始めます!』
セシリア「もう二度とあなたには負けませんわ!」
のび太「僕はセシリアちゃんに絶対に勝たなきゃいけないんでね!」
アナウンス『では、試合開始!』
セシリア「行きなさい!ブルー・ティアーズ!」ビシュンビシュウン
のび太「モード移行!タイプキッド!」ジャキン
のび太「空気大砲!」
ドガアアン
676:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/11/30(金) 20:04:26 :yIdfJsoc
ドォン
セシリア「女性に向かっていきなり砲撃だなんて危ないこと致しますわね」バシュンバシュン
のび太「戦う以上は差別はしないんだ!」ドゴォドゴォ
セシリア(やはり以前とは大違いですわね…ブルーティアーズの回避にも比較的余裕がありますわ…)バシュンバシュン
のび太(セシリアちゃん、やっぱり前とは違う…前はブルーティアーズを操るのに精一杯だったのに、今はブルーティアーズとスターライトMk?鶚を同時に扱っても余裕がある…)
セシリア(どうにかして隙を作らないことには…!)
ドォン
セシリア「女性に向かっていきなり砲撃だなんて危ないこと致しますわね」バシュンバシュン
のび太「戦う以上は差別はしないんだ!」ドゴォドゴォ
セシリア(やはり以前とは大違いですわね…ブルーティアーズの回避にも比較的余裕がありますわ…)バシュンバシュン
のび太(セシリアちゃん、やっぱり前とは違う…前はブルーティアーズを操るのに精一杯だったのに、今はブルーティアーズとスターライトMk?鶚を同時に扱っても余裕がある…)
セシリア(どうにかして隙を作らないことには…!)
677: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 22:10:17 :yIdfJsoc
シャル「二人とも良い試合をしてるね」
ラウラ「嫁は近距離戦闘を狙っているが、オルコットがブルーティアーズを上手く操り近づけさせていないな」
鈴「でものび太はさっきから黄色いままで空気砲しか使ってないけど」
シャル「セシリアの弾幕を避けながら近づくのは不可能って考えたんじゃない?」
ラウラ「まあ、嫁はその程度で諦めるようには思えないがな」
鈴「なにか考えがあるってこと?」
ラウラ「まあその何かはわからないのだがな」
シャル「二人とも良い試合をしてるね」
ラウラ「嫁は近距離戦闘を狙っているが、オルコットがブルーティアーズを上手く操り近づけさせていないな」
鈴「でものび太はさっきから黄色いままで空気砲しか使ってないけど」
シャル「セシリアの弾幕を避けながら近づくのは不可能って考えたんじゃない?」
ラウラ「まあ、嫁はその程度で諦めるようには思えないがな」
鈴「なにか考えがあるってこと?」
ラウラ「まあその何かはわからないのだがな」
682: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 22:25:56 :yIdfJsoc
のび太(空気大砲で牽制しつつ、隙を見て中に切り込む!)
のび太(これが一番の必勝法だ、でも…)
バシュウンバシュウン
のび太(…っく!)
のび太(ブルーティアーズとスターライトの連携が上手すぎる!)
セシリア「ここですわ!」チャキッギョーン
のび太「うわぁ!」ズザザ
セシリア「とどめです!行きなさい!ブルーティアーズ!」シュンシュンシュウン
のび太「タイプ移行!モードドラリーニョ!」バシュウウン
のび太(空気大砲で牽制しつつ、隙を見て中に切り込む!)
のび太(これが一番の必勝法だ、でも…)
バシュウンバシュウン
のび太(…っく!)
のび太(ブルーティアーズとスターライトの連携が上手すぎる!)
セシリア「ここですわ!」チャキッギョーン
のび太「うわぁ!」ズザザ
セシリア「とどめです!行きなさい!ブルーティアーズ!」シュンシュンシュウン
のび太「タイプ移行!モードドラリーニョ!」バシュウウン
685: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 22:37:30 :yIdfJsoc
セシリア(速い!これはさっきシャルロットさんとの試合で使っていたタイプ…)
のび太(これで近づける…!)
セシリア「ここですわ!」ギョーン
のび太「甘いよ!」シュン
セシリア「避けられた!?」
のび太「はぁああ!」
ガキィイイン
のび太「…な…止めた!?」
セシリア「はぁ!」ブゥン
のび太「…っく!」ザッ
のび太(ショートブレードなんて持ってたのか…!)
セシリア(速い!これはさっきシャルロットさんとの試合で使っていたタイプ…)
のび太(これで近づける…!)
セシリア「ここですわ!」ギョーン
のび太「甘いよ!」シュン
セシリア「避けられた!?」
のび太「はぁああ!」
ガキィイイン
のび太「…な…止めた!?」
セシリア「はぁ!」ブゥン
のび太「…っく!」ザッ
のび太(ショートブレードなんて持ってたのか…!)
686: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 23:01:29 :yIdfJsoc
のび太(っく!また振り出しに戻っちゃった…!)
のび太(なにか方法は…!)
のび太(もう一か八か…勝負に出る!)
のび太「モード移行!タイプキッド!」パァアァ
セシリア「横に逃げても無駄ですわ!」チャキッ
のび太「来い!電光丸!」
セシリア「ここですわ!」バシュンバシュウン
のび太「はぁ!」
キィイイイン
セシリア「まっすぐ特攻!?でも無駄ですわ!」バシュン
のび太「ここだ!」ドカァン
セシリア「な…!」
のび太(っく!また振り出しに戻っちゃった…!)
のび太(なにか方法は…!)
のび太(もう一か八か…勝負に出る!)
のび太「モード移行!タイプキッド!」パァアァ
セシリア「横に逃げても無駄ですわ!」チャキッ
のび太「来い!電光丸!」
セシリア「ここですわ!」バシュンバシュウン
のび太「はぁ!」
キィイイイン
セシリア「まっすぐ特攻!?でも無駄ですわ!」バシュン
のび太「ここだ!」ドカァン
セシリア「な…!」
687: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 23:08:30 :yIdfJsoc
のび太(空気大砲による無理矢理の方向転換…!)
のび太(体が持っていかれそうだ…!)
のび太(でも、隙は出来た…!)
のび太「空気大砲ぉ!最大出力!」ドガァァアアアン
セシリア「きゃああぁ!」ザザザ
のび太(もう一回…!後ろに空気大砲を向けて…!)ドガァアアアン
ギュン
のび太「うわああああ!」
のび太(最大出力のままだった…!)
セシリア「な、ちょっと!きゃああああ!」
ドォオオオオン
のび太(空気大砲による無理矢理の方向転換…!)
のび太(体が持っていかれそうだ…!)
のび太(でも、隙は出来た…!)
のび太「空気大砲ぉ!最大出力!」ドガァァアアアン
セシリア「きゃああぁ!」ザザザ
のび太(もう一回…!後ろに空気大砲を向けて…!)ドガァアアアン
ギュン
のび太「うわああああ!」
のび太(最大出力のままだった…!)
セシリア「な、ちょっと!きゃああああ!」
ドォオオオオン
688: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 23:13:01 :yIdfJsoc
アナウンス『セシリア・オルコット!シールドエネルギー低下!試合続行不可能!』
アナウンス『勝者!野比のび太!』
ワアアアア!
--------------
シャル「最後…どう見てもクラッシュしてたよね…」
ラウラ「空気砲による瞬時加速をしたら威力が高すぎて制御出来ていなかったんだな」
鈴「途中まで二人とも良い試合してたのに…決着が事故って…」
箒「なんとも情けない奴だな」
ラウラ「お前も決着は操作ミスだっただろう、人の事を言えるのか?」
箒「…!あ、あれは違う!」
ラウラ「何が違うと言うのだ。なにが」
アナウンス『セシリア・オルコット!シールドエネルギー低下!試合続行不可能!』
アナウンス『勝者!野比のび太!』
ワアアアア!
--------------
シャル「最後…どう見てもクラッシュしてたよね…」
ラウラ「空気砲による瞬時加速をしたら威力が高すぎて制御出来ていなかったんだな」
鈴「途中まで二人とも良い試合してたのに…決着が事故って…」
箒「なんとも情けない奴だな」
ラウラ「お前も決着は操作ミスだっただろう、人の事を言えるのか?」
箒「…!あ、あれは違う!」
ラウラ「何が違うと言うのだ。なにが」
689: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 23:39:32 :yIdfJsoc
のび太「いったたた…」
セシリア「あの…のび太さん…どいて頂けませんか…?」
のび太「うっわぁ!ごめん!」
セシリア「いえ、別に構わないんですが…」
アナウンス『次の試合を行いますので選手は退場してくださーい』
のび太「あ!はい!すぐに!」
セシリア(まるで押し倒されてるかのような体勢に…!)ドキドキ
セシリア(…///)
のび太「いったたた…」
セシリア「あの…のび太さん…どいて頂けませんか…?」
のび太「うっわぁ!ごめん!」
セシリア「いえ、別に構わないんですが…」
アナウンス『次の試合を行いますので選手は退場してくださーい』
のび太「あ!はい!すぐに!」
セシリア(まるで押し倒されてるかのような体勢に…!)ドキドキ
セシリア(…///)
691: ◆O1ndrZqlk6:2012/11/30(金) 23:47:09 :yIdfJsoc
-休憩室-
のび太「ごめんね…」
セシリア「なにがですの?」
のび太「いや、せっかく良い試合してたのになんか変な勝ち方しちゃって…」
セシリア「別に謝る事じゃありませんわ。一生懸命やった結果です」
セシリア「ただし」
のび太「ただし?」
セシリア「絶対に優勝してくださいね?」
のび太「うん、頑張るよ!」
-休憩室-
のび太「ごめんね…」
セシリア「なにがですの?」
のび太「いや、せっかく良い試合してたのになんか変な勝ち方しちゃって…」
セシリア「別に謝る事じゃありませんわ。一生懸命やった結果です」
セシリア「ただし」
のび太「ただし?」
セシリア「絶対に優勝してくださいね?」
のび太「うん、頑張るよ!」
693: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 00:07:24 :.ilQZu7c
-観客席-
シャル「やあ、お疲れ様」
のび太「うん、ありがと」
鈴「まったく…専用機持ちならもっとちゃんとした戦い方しなさいよね!」
のび太「ごめんなさい…」
セシリア「ボーデヴィッヒさんと一夏さんの試合は次ですのね」
のび太「ラウラちゃんは一対一だとかなりの強敵だよね…」
シャル「あのAICをどうにかしない事には始まらないからね」
鈴「あれはトラウマだわ…」
-観客席-
シャル「やあ、お疲れ様」
のび太「うん、ありがと」
鈴「まったく…専用機持ちならもっとちゃんとした戦い方しなさいよね!」
のび太「ごめんなさい…」
セシリア「ボーデヴィッヒさんと一夏さんの試合は次ですのね」
のび太「ラウラちゃんは一対一だとかなりの強敵だよね…」
シャル「あのAICをどうにかしない事には始まらないからね」
鈴「あれはトラウマだわ…」
695: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 00:21:24 :.ilQZu7c
シャル「のび太はなにか考えてるの?」
のび太「一応考えては居るんだけど…通用するかどうか…」
セシリア「あら、考えては居るんですのね」
箒「ま、ボーデヴィッヒが勝つと限ってはいないがな」
のび太「そうなんだけどね」
シャル「箒はあのAICを破れる自信があるの?」
箒「……」
シャル「ないんだね…」
セシリア「一人で攻略するのはほぼ不可能ですわ」
シャル「のび太はなにか考えてるの?」
のび太「一応考えては居るんだけど…通用するかどうか…」
セシリア「あら、考えては居るんですのね」
箒「ま、ボーデヴィッヒが勝つと限ってはいないがな」
のび太「そうなんだけどね」
シャル「箒はあのAICを破れる自信があるの?」
箒「……」
シャル「ないんだね…」
セシリア「一人で攻略するのはほぼ不可能ですわ」
701: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 21:35:52 :.ilQZu7c
アナウンス『これより準決勝、ラウラ・ボーデヴィッヒさん対織斑一夏さんの試合を始めます』
ラウラ「私は嫁と戦わなくてはならない使命がある。残念だがここで負けてもらおう」
一夏「俺も優勝しなきゃいけないんでね!簡単に負けるつもりは無いぜ!」
アナウンス『それでは、試合開始!』
一夏「はぁ!」バシュン
ラウラ「相変わらずの先制攻撃か…なにを考えている」キュウウウウン
一夏「さあな!」ググググ
アナウンス『これより準決勝、ラウラ・ボーデヴィッヒさん対織斑一夏さんの試合を始めます』
ラウラ「私は嫁と戦わなくてはならない使命がある。残念だがここで負けてもらおう」
一夏「俺も優勝しなきゃいけないんでね!簡単に負けるつもりは無いぜ!」
アナウンス『それでは、試合開始!』
一夏「はぁ!」バシュン
ラウラ「相変わらずの先制攻撃か…なにを考えている」キュウウウウン
一夏「さあな!」ググググ
702: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 21:43:00 :.ilQZu7c
のび太「一夏君はいきなり瞬時加速からの先制攻撃か…」
シャル「でもあっさり止められたね」
鈴「なんか狙いがあるんだろうけど、さっぱりわからないわ」
セシリア「なにがしたいんでしょう…」
箒「さあな」
のび太「ねえ、あのAICって防御対象は一つしか指定出来ないんだよね」
シャル「そう聞いたけど…」
のび太(う~ん…)
のび太「一夏君はいきなり瞬時加速からの先制攻撃か…」
シャル「でもあっさり止められたね」
鈴「なんか狙いがあるんだろうけど、さっぱりわからないわ」
セシリア「なにがしたいんでしょう…」
箒「さあな」
のび太「ねえ、あのAICって防御対象は一つしか指定出来ないんだよね」
シャル「そう聞いたけど…」
のび太(う~ん…)
703: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 21:55:02 :.ilQZu7c
のび太(多分一夏君の狙いは、雪片で攻撃してそれをAICに止めさせる)
のび太(その間に雪羅での砲撃または斬撃…なんだろうけど…)
のび太(AICに捕まると自分の力も抜ける…)
のび太(上手く行くのかな…)
バシュウン
シャル「あ、離れた」
セシリア「結局何がしたかったんでしょうか」
箒「さあ…」
鈴「見れば見るほど最強ね…」
のび太(多分一夏君の狙いは、雪片で攻撃してそれをAICに止めさせる)
のび太(その間に雪羅での砲撃または斬撃…なんだろうけど…)
のび太(AICに捕まると自分の力も抜ける…)
のび太(上手く行くのかな…)
バシュウン
シャル「あ、離れた」
セシリア「結局何がしたかったんでしょうか」
箒「さあ…」
鈴「見れば見るほど最強ね…」
704: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 22:07:59 :.ilQZu7c
一夏(くそ…力が抜けるのはでかい…!)
一夏(タイミングが肝心だ…!)
ギュウウウン
ラウラ「また懲りずに正面突破か…!」
一夏「雪羅!」キュンキュンキュンバシュウン
ラウラ「荷電粒子砲…!無駄だ!」キュウウウンン
一夏「うおおおおお!」ギュウウン
ラウラ「二段階加速…!」
一夏「零落白夜起動!はぁああああ!」
ラウラ「…っく!」
一夏(くそ…力が抜けるのはでかい…!)
一夏(タイミングが肝心だ…!)
ギュウウウン
ラウラ「また懲りずに正面突破か…!」
一夏「雪羅!」キュンキュンキュンバシュウン
ラウラ「荷電粒子砲…!無駄だ!」キュウウウンン
一夏「うおおおおお!」ギュウウン
ラウラ「二段階加速…!」
一夏「零落白夜起動!はぁああああ!」
ラウラ「…っく!」
705: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 22:12:42 :.ilQZu7c
ラウラ「…甘いな!」キュウウウウン
一夏「なっ…!まだAICが…!」グググ
一夏「でも、この距離なら…!雪羅!」キュンキュンキュンバシュウン
ラウラ「無駄だ!」キュウウウウン
一夏「なに!?」
ラウラ「終わりだ!」ズガァアアアアア
一夏「うわああ!」ザザザザザ
アナウンス『織斑一夏、シールドエネルギー低下!試合続行不可能!』
アナウンス『勝者!ラウラ・ボーデヴィッヒ!』
--------------------
のび太「あれ、今ラウラちゃん零落白夜も荷電粒子砲も同時に止めなかった…?」
セシリア「私もそう見えましたわ…」
箒「まさか複数の捕捉が可能になったのか…?」
シャル「とんでもないね…」
ラウラ「…甘いな!」キュウウウウン
一夏「なっ…!まだAICが…!」グググ
一夏「でも、この距離なら…!雪羅!」キュンキュンキュンバシュウン
ラウラ「無駄だ!」キュウウウウン
一夏「なに!?」
ラウラ「終わりだ!」ズガァアアアアア
一夏「うわああ!」ザザザザザ
アナウンス『織斑一夏、シールドエネルギー低下!試合続行不可能!』
アナウンス『勝者!ラウラ・ボーデヴィッヒ!』
--------------------
のび太「あれ、今ラウラちゃん零落白夜も荷電粒子砲も同時に止めなかった…?」
セシリア「私もそう見えましたわ…」
箒「まさか複数の捕捉が可能になったのか…?」
シャル「とんでもないね…」
706: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 22:25:33 :.ilQZu7c
鈴「で、ラウラ勝っちゃったけどあんたの考えてた作戦はあれでも通用するの?」
のび太「……あは」
鈴「だめなのね…」
セシリア「絶対にボーデヴィッヒさんに勝たせてはいけませんわ!」
のび太「え、なんで…」
シャル「そりゃあ必死にもなるよね…」
箒「ん?なぜだ」
シャル(大きな声じゃ言えないけど、この大会で優勝したら一夏かのび太とつきあえるって噂がまた流れてるんだ)ボソボソ
箒(ああ、そう言えばそんな事が前にもあったな)ボソボソ
シャル(だからセシリアちゃんはのび太を取られちゃうから必死なんでしょ)ボソボソ
箒(のび太か一夏が勝てばその話はご破算になるからか…)ボソボソ
シャル(そういうこと)ボソボソ
鈴「で、ラウラ勝っちゃったけどあんたの考えてた作戦はあれでも通用するの?」
のび太「……あは」
鈴「だめなのね…」
セシリア「絶対にボーデヴィッヒさんに勝たせてはいけませんわ!」
のび太「え、なんで…」
シャル「そりゃあ必死にもなるよね…」
箒「ん?なぜだ」
シャル(大きな声じゃ言えないけど、この大会で優勝したら一夏かのび太とつきあえるって噂がまた流れてるんだ)ボソボソ
箒(ああ、そう言えばそんな事が前にもあったな)ボソボソ
シャル(だからセシリアちゃんはのび太を取られちゃうから必死なんでしょ)ボソボソ
箒(のび太か一夏が勝てばその話はご破算になるからか…)ボソボソ
シャル(そういうこと)ボソボソ
707:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/01(土) 22:38:21 :.ilQZu7c
シャル(まあのび太か一夏が勝っても需要はあるみたいだけど…)ボソボソ
箒(ん?どういうことだ…?)ボソボソ
シャル(箒は知らなくて良い世界だと思うな)ボソボソ
箒(……何となく理解した…)ボソボソ
シャル(そっか…)ボソボソ
シャル(たまに僕もモデルにされるから大変なんだよ…まったく…僕には男性器なんて付いてないのに…)ボソボソ
箒「だ…!男性器だと…!?」
セシリア「…いきなりなんですの…」
鈴「うわぁ…」
のび太「…」
箒「」
シャル(まあのび太か一夏が勝っても需要はあるみたいだけど…)ボソボソ
箒(ん?どういうことだ…?)ボソボソ
シャル(箒は知らなくて良い世界だと思うな)ボソボソ
箒(……何となく理解した…)ボソボソ
シャル(そっか…)ボソボソ
シャル(たまに僕もモデルにされるから大変なんだよ…まったく…僕には男性器なんて付いてないのに…)ボソボソ
箒「だ…!男性器だと…!?」
セシリア「…いきなりなんですの…」
鈴「うわぁ…」
のび太「…」
箒「」
708:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/01(土) 22:44:27 :.ilQZu7c
-控え室-
のび太(さっきの箒ちゃんいきなりどうしたんだ…)
のび太(一夏君に告白されたから発情期でも来たのかな…)
のび太(うん、きっとそうだ。そうに違いない)
ガチャ
ラウラ「よ…嫁か…」
のび太「お、次の対戦相手の登場だね」
ラウラ「その…次の試合…」
のび太「ん?」
ラウラ「私が勝ったら…その…」
ラウラ「キ…キスしてもらう!」ドン!
のび太「へ?」
-控え室-
のび太(さっきの箒ちゃんいきなりどうしたんだ…)
のび太(一夏君に告白されたから発情期でも来たのかな…)
のび太(うん、きっとそうだ。そうに違いない)
ガチャ
ラウラ「よ…嫁か…」
のび太「お、次の対戦相手の登場だね」
ラウラ「その…次の試合…」
のび太「ん?」
ラウラ「私が勝ったら…その…」
ラウラ「キ…キスしてもらう!」ドン!
のび太「へ?」
709:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/01(土) 22:47:00 :.ilQZu7c
ラウラ「わかったのか!?わからないのか!?」
のび太「り、理解はした…」
ラウラ「本当か!?じゃ、じゃあそういう事だからな!約束を破ったら拗ねてやる!」
ガチャッバタン
ズダダダダダダ
のび太「ちょ!理解はしたってのは了承したって事じゃなく…」
のび太(行っちゃったよ…)
のび太(っていうか約束破ったら絶交とかじゃなくて…)
のび太(拗ねる…だけなんだ…)
のび太(かわいい)
ラウラ「わかったのか!?わからないのか!?」
のび太「り、理解はした…」
ラウラ「本当か!?じゃ、じゃあそういう事だからな!約束を破ったら拗ねてやる!」
ガチャッバタン
ズダダダダダダ
のび太「ちょ!理解はしたってのは了承したって事じゃなく…」
のび太(行っちゃったよ…)
のび太(っていうか約束破ったら絶交とかじゃなくて…)
のび太(拗ねる…だけなんだ…)
のび太(かわいい)
711: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 23:01:02 :.ilQZu7c
アナウンス『これより決勝戦!ラウラボーデヴィッヒさん対野比のび太さんの試合を始めます!』
ラウラ「嫁よ、唇の手入れは済んでいるか?」
のび太「最近乾燥してるもんね」
アナウンス『それでは試合開始!』
バシュン
のび太(いきなり切り札を出すわけにはいかない…ここは様子見で空気砲を打ち込む…!)
ボカンボカン
ラウラ「っふ!」キュウウウン
のび太(やっぱり空気砲も止められるんだね…)
のび太(これが通れば多少楽だったんだけどな…)
アナウンス『これより決勝戦!ラウラボーデヴィッヒさん対野比のび太さんの試合を始めます!』
ラウラ「嫁よ、唇の手入れは済んでいるか?」
のび太「最近乾燥してるもんね」
アナウンス『それでは試合開始!』
バシュン
のび太(いきなり切り札を出すわけにはいかない…ここは様子見で空気砲を打ち込む…!)
ボカンボカン
ラウラ「っふ!」キュウウウン
のび太(やっぱり空気砲も止められるんだね…)
のび太(これが通れば多少楽だったんだけどな…)
712: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 23:07:39 :.ilQZu7c
箒「始まったな…」
鈴「そうね…」
シャル「やっぱり一夏みたいにいきなり突っ込んだりはしないんだね」
一夏「あれも作戦だったんだよ!」
セシリア「それもボーデヴィッヒさんに読まれて瞬殺でしたがね」
一夏「あれは無理だろ…二対一とかじゃないと勝てないって…」
シャル「でも今は対象物が複数まで可能になったから二対一でも厳しいかもね」
箒「野比は策があるといっていたがなんなのだろうな」
鈴「今はなんか牽制っていうより弱点を探ってるって感じだね…」
セシリア「今はそれが賢明ですわ…」
箒「始まったな…」
鈴「そうね…」
シャル「やっぱり一夏みたいにいきなり突っ込んだりはしないんだね」
一夏「あれも作戦だったんだよ!」
セシリア「それもボーデヴィッヒさんに読まれて瞬殺でしたがね」
一夏「あれは無理だろ…二対一とかじゃないと勝てないって…」
シャル「でも今は対象物が複数まで可能になったから二対一でも厳しいかもね」
箒「野比は策があるといっていたがなんなのだろうな」
鈴「今はなんか牽制っていうより弱点を探ってるって感じだね…」
セシリア「今はそれが賢明ですわ…」
713: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/01(土) 23:13:50 :.ilQZu7c
シャル「ラウラもだけど、のび太も十分強い機体なんだしまだ隠し球ぐらいはあるんじゃないかな」
箒「練習の時は換装は使わないしな」
鈴「あんなの使われたら訓練じゃなくなっちゃうわよ」
セシリア「私たちはまだしもまだ専用機を持ってない方々が絶望致しますわ」
一夏「それは一理あるな」
一夏「つい最近あのモード使って模擬戦やらせてくれっていったらのび太にノーダメージでやられた」
箒「それはさすがに情けなさ過ぎだ」
一夏「だって六種類の特性が一度に襲ってくるんだぜ?対応出来るかよ…」
シャル「正確には七種類だって」
セシリア「そうなんですの?」
シャル「うん、僕が最後にやられたのはその七体目のせいだよ」
鈴「そうだったのね」
シャル「ラウラもだけど、のび太も十分強い機体なんだしまだ隠し球ぐらいはあるんじゃないかな」
箒「練習の時は換装は使わないしな」
鈴「あんなの使われたら訓練じゃなくなっちゃうわよ」
セシリア「私たちはまだしもまだ専用機を持ってない方々が絶望致しますわ」
一夏「それは一理あるな」
一夏「つい最近あのモード使って模擬戦やらせてくれっていったらのび太にノーダメージでやられた」
箒「それはさすがに情けなさ過ぎだ」
一夏「だって六種類の特性が一度に襲ってくるんだぜ?対応出来るかよ…」
シャル「正確には七種類だって」
セシリア「そうなんですの?」
シャル「うん、僕が最後にやられたのはその七体目のせいだよ」
鈴「そうだったのね」
715:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/01(土) 23:38:22 :.ilQZu7c
のび太(弱点を探るために色々やってみたけど一向にわからない…!)
ラウラ「どうした嫁よ!弱点を探っているつもりなら無駄だぞ!」
のび太「やっぱりばれてたんだね!じゃあもう出し惜しみはしないよ…!」
のび太「モード移行!タイプドラリーニョ!」キイン
ラウラ「確か黄緑はスピードタイプ…攪乱するつもりか?」
のび太「さあね!」ギュウン
のび太(弱点を探るために色々やってみたけど一向にわからない…!)
ラウラ「どうした嫁よ!弱点を探っているつもりなら無駄だぞ!」
のび太「やっぱりばれてたんだね!じゃあもう出し惜しみはしないよ…!」
のび太「モード移行!タイプドラリーニョ!」キイン
ラウラ「確か黄緑はスピードタイプ…攪乱するつもりか?」
のび太「さあね!」ギュウン
717: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 02:38:50 :PzeMpNQw
鈴「のび太がついに動き出したわね」
シャル「あのタイプは苦手だな…速すぎるよ…キック痛いし」
セシリア「あのタイプはスピードタイプなんでしょうか」
箒「そうみたいだな、とりあえず速いな」
一夏「高速で動き回って攪乱する作戦なのかな」
シャル「そう簡単には行かないと思うけどね…」
鈴「のび太がついに動き出したわね」
シャル「あのタイプは苦手だな…速すぎるよ…キック痛いし」
セシリア「あのタイプはスピードタイプなんでしょうか」
箒「そうみたいだな、とりあえず速いな」
一夏「高速で動き回って攪乱する作戦なのかな」
シャル「そう簡単には行かないと思うけどね…」
719: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 20:47:34 :PzeMpNQw
のび太「はああ!」
ラウラ「お前も一夏と同じか!?失望したぞ!」キュウウン
のび太「…っつ!」グググ
バッ
ラウラ「なんだ、諦めるのが早いな!良い判断だ!」バシュウンバシュウン
のび太(今ので確認は出来た…!本番はこっからだ!)
のび太(まずは…スモークグレネード!)バシュウウウウウウ
ラウラ「スモークだと!?」
のび太「モード移行!タイプドラメッド!」パアアア
のび太「はああ!」
ラウラ「お前も一夏と同じか!?失望したぞ!」キュウウン
のび太「…っつ!」グググ
バッ
ラウラ「なんだ、諦めるのが早いな!良い判断だ!」バシュウンバシュウン
のび太(今ので確認は出来た…!本番はこっからだ!)
のび太(まずは…スモークグレネード!)バシュウウウウウウ
ラウラ「スモークだと!?」
のび太「モード移行!タイプドラメッド!」パアアア
720: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 20:56:33 :PzeMpNQw
ラウラ(っく…!デュノアがやられたときに最後に使ったのはスモーク…)
ラウラ(あの時に嫁は何かを使ってデュノアの気を逸らした…)
ラウラ(ここはサーモグラフィを使わずに自分の反射神経だけに頼る…!)
グァ
ラウラ「来たっ!っく…!」キュウウン
のび太「…」グググ
ラウラ「よしっ!止めたぞ!とどめだぁ!」ズガアアアアン
のび;`;,;` .
;':'.` ;', ' . `
ラウラ「なっ…!デコイ!?」
のび太「そっちは偽物だよ!」ズバアア
ラウラ「ぐはぁ!」ザザザ
ラウラ(っく…!デュノアがやられたときに最後に使ったのはスモーク…)
ラウラ(あの時に嫁は何かを使ってデュノアの気を逸らした…)
ラウラ(ここはサーモグラフィを使わずに自分の反射神経だけに頼る…!)
グァ
ラウラ「来たっ!っく…!」キュウウン
のび太「…」グググ
ラウラ「よしっ!止めたぞ!とどめだぁ!」ズガアアアアン
のび;`;,;` .
;':'.` ;', ' . `
ラウラ「なっ…!デコイ!?」
のび太「そっちは偽物だよ!」ズバアア
ラウラ「ぐはぁ!」ザザザ
721: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:03:38 :PzeMpNQw
のび太(アナウンスはない…少し甘かった…!)
ラウラ「くそ…!だが二度と同じ技は通用しない!お前の負けだ!」バシュンバシュン
のび太(本当はさっきので終わらせたかった…!)シュンシュン
のび太「タイプ移行!モード王ドラ!」パアアア
のび太「ひらりマント!」
ラウラ「ふん、近戦タイプか!」
のび太「はああああ!」
ラウラ「だから無駄だと言っている!」キュウウン
のび太「っく…!」グググ
ラウラ「今度こそチェックメイトだ!」チャキッ
のび太「まだだぁ!はああああああああ!」ドガァ
ラウラ「うあ!?」ザザザザ
のび太(アナウンスはない…少し甘かった…!)
ラウラ「くそ…!だが二度と同じ技は通用しない!お前の負けだ!」バシュンバシュン
のび太(本当はさっきので終わらせたかった…!)シュンシュン
のび太「タイプ移行!モード王ドラ!」パアアア
のび太「ひらりマント!」
ラウラ「ふん、近戦タイプか!」
のび太「はああああ!」
ラウラ「だから無駄だと言っている!」キュウウン
のび太「っく…!」グググ
ラウラ「今度こそチェックメイトだ!」チャキッ
のび太「まだだぁ!はああああああああ!」ドガァ
ラウラ「うあ!?」ザザザザ
722: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:06:22 :PzeMpNQw
セシリア「!?な、何ですの!?今のは!」
シャル「僕にもわからないよ!ただラウラのAICを無視してのび太が殴った様に見えたけど…」
鈴「ただラウラが捕捉出来なかったんじゃないの?」
一夏「いや、だとしても無理だ。AICに捕まったらまず力が抜ける」
箒「じゃあ何を…」
鈴「あの様子じゃラウラも何されたのかわかってないみたいね…」
セシリア「!?な、何ですの!?今のは!」
シャル「僕にもわからないよ!ただラウラのAICを無視してのび太が殴った様に見えたけど…」
鈴「ただラウラが捕捉出来なかったんじゃないの?」
一夏「いや、だとしても無理だ。AICに捕まったらまず力が抜ける」
箒「じゃあ何を…」
鈴「あの様子じゃラウラも何されたのかわかってないみたいね…」
723: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:10:11 :PzeMpNQw
ラウラ(!!?な、なんだ今のは!しっかりあの右腕は捕捉していた…!)
ラウラ(なのに、それでもあいつはAICをすり抜けて来た…!)
ラウラ(わ、わからない…!)
のび太「もう一回行くよ!」
ラウラ「うわああああ!」ドガンドガン
のび太「冷静さを失ったら負けだよ!」ドガァ
ラウラ(ま、またしてもAICを…!)
のび太「ふっ!はぁ!」ガッドガァ
ラウラ(やはり…敵わない…強いな…嫁は…)
アナウンス『ラウラ・ボーデヴィッヒさん、シールドエネルギー減少!試合続行不可能!』
アナウンス『優勝者!野比のび太!』
ウワアアアアアアア
ラウラ(!!?な、なんだ今のは!しっかりあの右腕は捕捉していた…!)
ラウラ(なのに、それでもあいつはAICをすり抜けて来た…!)
ラウラ(わ、わからない…!)
のび太「もう一回行くよ!」
ラウラ「うわああああ!」ドガンドガン
のび太「冷静さを失ったら負けだよ!」ドガァ
ラウラ(ま、またしてもAICを…!)
のび太「ふっ!はぁ!」ガッドガァ
ラウラ(やはり…敵わない…強いな…嫁は…)
アナウンス『ラウラ・ボーデヴィッヒさん、シールドエネルギー減少!試合続行不可能!』
アナウンス『優勝者!野比のび太!』
ウワアアアアアアア
724: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:16:15 :PzeMpNQw
-休憩室-
のび太「はぁ…」
ラウラ「嫁よ、ネックレスを付けてくれ」
のび太「うん、わかったよ」カチッ
ラウラ「…ありがとう」
のび太「最後、大丈夫だった?あんなに殴っちゃって…痛かったでしょ…」
ラウラ「それは痛いに決まっているだろう」
のび太「だよね…」
ラウラ「でも、ISファイトとはそういうものだ。謝る必要はない」
のび太「いや、でもごめん」
ラウラ「私はそんな事より嫁とキス出来ない事の方が悔しい」
のび太「へ!?」
ラウラ「嘘じゃないぞ」
-休憩室-
のび太「はぁ…」
ラウラ「嫁よ、ネックレスを付けてくれ」
のび太「うん、わかったよ」カチッ
ラウラ「…ありがとう」
のび太「最後、大丈夫だった?あんなに殴っちゃって…痛かったでしょ…」
ラウラ「それは痛いに決まっているだろう」
のび太「だよね…」
ラウラ「でも、ISファイトとはそういうものだ。謝る必要はない」
のび太「いや、でもごめん」
ラウラ「私はそんな事より嫁とキス出来ない事の方が悔しい」
のび太「へ!?」
ラウラ「嘘じゃないぞ」
726: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:21:22 :PzeMpNQw
のび太「えっと…」
ラウラ「なんだ」
のび太「じゃ、じゃあ、少し目をつぶってよ…」
ラウラ「な…!そ、それは…!まさか…!」
のび太「ほら、いいの?」
ラウラ「わ!わかった!私はすぐに目をつぶる!早急に!何よりも速く!」スッ
ラウラ(ここここここれはまさかクラリッサが言っていた女の子なら誰でもやられたい事トップ10のなかにあった…)
ラウラ(目をつぶってのキス…!)ドドーン
ラウラ(私は負けてしまったのに良いのか!?いや、嫁が言ってくれてるんだ!受け入れるしか!)
スー
ラウラ(ち、近づいてきてる!はわわわわわ!)
チュ
のび太「えっと…」
ラウラ「なんだ」
のび太「じゃ、じゃあ、少し目をつぶってよ…」
ラウラ「な…!そ、それは…!まさか…!」
のび太「ほら、いいの?」
ラウラ「わ!わかった!私はすぐに目をつぶる!早急に!何よりも速く!」スッ
ラウラ(ここここここれはまさかクラリッサが言っていた女の子なら誰でもやられたい事トップ10のなかにあった…)
ラウラ(目をつぶってのキス…!)ドドーン
ラウラ(私は負けてしまったのに良いのか!?いや、嫁が言ってくれてるんだ!受け入れるしか!)
スー
ラウラ(ち、近づいてきてる!はわわわわわ!)
チュ
727: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:25:38 :PzeMpNQw
ラウラ「…へ?おでこ…?」パチッ
のび太「うん、ラウラちゃんも頑張ったから」
のび太「残念賞ってやつかな?」
ラウラ「は、はわわわわ」バターン
のび太「ら!ラウラちゃん!?」
のび太(駄目だ、のびちゃってる)
バーン!
セシリア「優勝おめでとうございますわ!のび太さん!」
のび太「うわっ!びっくりしたぁ…」
シャル「あれ、ラウラが顔真っ赤にしてのびてる…まさかのび太何かしたの…?」
のび太「い、いや!なななな何にもしてないよ…!」
シャル「ふーん…」
ラウラ「…へ?おでこ…?」パチッ
のび太「うん、ラウラちゃんも頑張ったから」
のび太「残念賞ってやつかな?」
ラウラ「は、はわわわわ」バターン
のび太「ら!ラウラちゃん!?」
のび太(駄目だ、のびちゃってる)
バーン!
セシリア「優勝おめでとうございますわ!のび太さん!」
のび太「うわっ!びっくりしたぁ…」
シャル「あれ、ラウラが顔真っ赤にしてのびてる…まさかのび太何かしたの…?」
のび太「い、いや!なななな何にもしてないよ…!」
シャル「ふーん…」
728: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:30:49 :PzeMpNQw
鈴「ま、のび太がこいつに何をしたかなんてどうでも良いじゃない」
箒「そうだな。おい、野比!最後何をした」
一夏「そうそう!それだ!どうやってあのAICをすり抜けたんだよ!」
一夏「まさか気合いとか言うなよ…?」
のび太「そんな一夏君じゃあるまいし…」
セシリア「そうですわ!のび太さんは一夏さんのような阿呆とは違いますのよ!」
一夏「え!?俺ってアホなの!?」
箒「…」
鈴「…」
シャル「ごめんね、否定は出来ないや」
一夏「そ、そうだったのか…」
鈴「ま、のび太がこいつに何をしたかなんてどうでも良いじゃない」
箒「そうだな。おい、野比!最後何をした」
一夏「そうそう!それだ!どうやってあのAICをすり抜けたんだよ!」
一夏「まさか気合いとか言うなよ…?」
のび太「そんな一夏君じゃあるまいし…」
セシリア「そうですわ!のび太さんは一夏さんのような阿呆とは違いますのよ!」
一夏「え!?俺ってアホなの!?」
箒「…」
鈴「…」
シャル「ごめんね、否定は出来ないや」
一夏「そ、そうだったのか…」
729:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/02(日) 21:31:30 :BF3Ho5Qw
ひどすwww
731: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:36:24 :PzeMpNQw
一夏「俺はアホじゃないもん…」イジイジ
のび太「なんかいじけちゃったけど…」
箒(いじけてる一夏きゃわわ!保護して抱きしめたい!)
鈴「その内なおるわよ。んで?結局何やったのよ」
のび太「ああ、そのことね」
シャル「僕も教えて欲しいよ」
のび太「今から説明するよ」
のび太「まず知ってて欲しいのは、僕のこの武装の事なんだけど」パアアア
シャル「ああ、僕との対戦でも使ってたね。色々跳ね返せるっていう…」
のび太「うん、そうそれ」
のび太「で、これはひらりマントって言うんだけどまぁ、シャルちゃんの言ったとおりあらゆる物を跳ね返せるんだ」
鈴「これまたすごい技術ね」
一夏「俺はアホじゃないもん…」イジイジ
のび太「なんかいじけちゃったけど…」
箒(いじけてる一夏きゃわわ!保護して抱きしめたい!)
鈴「その内なおるわよ。んで?結局何やったのよ」
のび太「ああ、そのことね」
シャル「僕も教えて欲しいよ」
のび太「今から説明するよ」
のび太「まず知ってて欲しいのは、僕のこの武装の事なんだけど」パアアア
シャル「ああ、僕との対戦でも使ってたね。色々跳ね返せるっていう…」
のび太「うん、そうそれ」
のび太「で、これはひらりマントって言うんだけどまぁ、シャルちゃんの言ったとおりあらゆる物を跳ね返せるんだ」
鈴「これまたすごい技術ね」
733: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:41:47 :PzeMpNQw
のび太「構造はよくわからないんだけど、多分物体の持ってる運動エネルギーを逆向きに倍の力で出すってイメージなんだ」
鈴「倍の力で?でもシャルロットとの戦いでは別に倍のスピードになってなかったじゃない」
シャル「倍の力がないと逆向きには動かないよ」
セシリア「物理学をやってませんの?」
鈴「う!うるさい!私は文系なのよ!」
箒「一夏、お前はアホじゃない。アホじゃないぞー」ポンポン
一夏「どうせ嘘だろ…?」イジイジ
のび太「構造はよくわからないんだけど、多分物体の持ってる運動エネルギーを逆向きに倍の力で出すってイメージなんだ」
鈴「倍の力で?でもシャルロットとの戦いでは別に倍のスピードになってなかったじゃない」
シャル「倍の力がないと逆向きには動かないよ」
セシリア「物理学をやってませんの?」
鈴「う!うるさい!私は文系なのよ!」
箒「一夏、お前はアホじゃない。アホじゃないぞー」ポンポン
一夏「どうせ嘘だろ…?」イジイジ
734: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:49:06 :PzeMpNQw
のび太「まあそんな感じ」
のび太「で、次はAICの説明」
のび太「AICの正式名称は慣性停止結界だったよね」
シャル「うん、そうだね」
のび太「これは予測だったんだけどAICはこのマントと違って同じ力を逆向きに放出するって考えたんだ」
鈴「ふむふむ」
のび太「だったらこのマントを使えばAICの逆向きに働く力を返せるんじゃないかなぁ?って考えたんだ」
鈴「エネルギー自体を返すなんて出来んの?」
のび太「言ったでしょ?エネルギーを倍で出すって」
シャル「またこれはとんでもない策だね」
箒「ほーら、一夏はアホじゃない。コレを見ろ、お前が小学一年生のころの100点のテストだぞー」ナデナデ
一夏「…本当に俺ってアホじゃない…?」
鈴「やっぱりどっかのアホとは大違いね」
一夏「うわああああああ!」
のび太「まあそんな感じ」
のび太「で、次はAICの説明」
のび太「AICの正式名称は慣性停止結界だったよね」
シャル「うん、そうだね」
のび太「これは予測だったんだけどAICはこのマントと違って同じ力を逆向きに放出するって考えたんだ」
鈴「ふむふむ」
のび太「だったらこのマントを使えばAICの逆向きに働く力を返せるんじゃないかなぁ?って考えたんだ」
鈴「エネルギー自体を返すなんて出来んの?」
のび太「言ったでしょ?エネルギーを倍で出すって」
シャル「またこれはとんでもない策だね」
箒「ほーら、一夏はアホじゃない。コレを見ろ、お前が小学一年生のころの100点のテストだぞー」ナデナデ
一夏「…本当に俺ってアホじゃない…?」
鈴「やっぱりどっかのアホとは大違いね」
一夏「うわああああああ!」
735: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:54:21 :PzeMpNQw
シャル「じゃあのび太が一回ラウラに特攻したのは…」
のび太「うん、本当に通用するのか確かめるためだよ」
のび太「これが触れた瞬間に結界を無視して引き込まれる感じがあったからね」
のび太「これで駄目だったらもう負けてたよ」
セシリア「一か八かだったわけですね」
のび太「まあそうだね」
のび太「あとは近戦タイプに変わって腕にコレを巻き付けて攻撃って感じかな」
ラウラ「そう言う事だったのか…」
のび太「あ、起きたんだ」
ラウラ「やはり嫁には敵わないな。あの特攻までもが作戦の一部だったなんて」
鈴「私ももう諦めたのかと思ったわよ」
箒「ほーら、お前の好きな唐揚げだぞー」ポムポム
一夏「おいしい…」ムグムグ
シャル「そこでいちゃいちゃしないでくれるかな」
シャル「じゃあのび太が一回ラウラに特攻したのは…」
のび太「うん、本当に通用するのか確かめるためだよ」
のび太「これが触れた瞬間に結界を無視して引き込まれる感じがあったからね」
のび太「これで駄目だったらもう負けてたよ」
セシリア「一か八かだったわけですね」
のび太「まあそうだね」
のび太「あとは近戦タイプに変わって腕にコレを巻き付けて攻撃って感じかな」
ラウラ「そう言う事だったのか…」
のび太「あ、起きたんだ」
ラウラ「やはり嫁には敵わないな。あの特攻までもが作戦の一部だったなんて」
鈴「私ももう諦めたのかと思ったわよ」
箒「ほーら、お前の好きな唐揚げだぞー」ポムポム
一夏「おいしい…」ムグムグ
シャル「そこでいちゃいちゃしないでくれるかな」
737:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/02(日) 21:54:34 :/UaqXeSs
話の流れとは言え、酷いなwww
739:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/02(日) 21:58:01 :qB2jQicw
箒www
740: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 21:58:38 :PzeMpNQw
ラウラ「それともう一つ聞きたい」
のび太「ん?」
ラウラ「お前がスモークを巻いた後のお前の偽物はなんだ」
のび太「あれ?あれはコピー人形だよ」
のび太「ボタンを押すと押した人そっくりに変身するんだ」
ラウラ「そうだったのか…」
シャル「なんかもう今更いちいちこんな事じゃ驚かなくなって来ちゃったよ」
鈴「私もよ…」
セシリア「まったく同感ですわ」
ラウラ「それともう一つ聞きたい」
のび太「ん?」
ラウラ「お前がスモークを巻いた後のお前の偽物はなんだ」
のび太「あれ?あれはコピー人形だよ」
のび太「ボタンを押すと押した人そっくりに変身するんだ」
ラウラ「そうだったのか…」
シャル「なんかもう今更いちいちこんな事じゃ驚かなくなって来ちゃったよ」
鈴「私もよ…」
セシリア「まったく同感ですわ」
744: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 22:05:01 :PzeMpNQw
ガチャ
千冬「お前ら、表彰式だ。アリーナに来い」
のび太「あ、はい」
千冬「良くやったな、野比」ポム
のび太「は、はい!ありがとうございます!」
ラウラ(羨ましい…嫁にナデナデするのも教官にナデナデされるのも…)
箒「ほら、一夏。お前は三位だ!あほじゃないぞー」
一夏「そうか…俺は三位か…ははっ…一位になるって言ったのにな…」
箒「…」ブチィ
のび太「あ」
箒「アホと言われたぐらいでいちいちなよなよするなぁあああああ!」バシーン
一夏「痛い!」
セシリア「なんだかとってもめんどくさい事になってますわね」
鈴(やっぱり告白止めようかな…)
シャル「我慢の限界だったのか…」
ガチャ
千冬「お前ら、表彰式だ。アリーナに来い」
のび太「あ、はい」
千冬「良くやったな、野比」ポム
のび太「は、はい!ありがとうございます!」
ラウラ(羨ましい…嫁にナデナデするのも教官にナデナデされるのも…)
箒「ほら、一夏。お前は三位だ!あほじゃないぞー」
一夏「そうか…俺は三位か…ははっ…一位になるって言ったのにな…」
箒「…」ブチィ
のび太「あ」
箒「アホと言われたぐらいでいちいちなよなよするなぁあああああ!」バシーン
一夏「痛い!」
セシリア「なんだかとってもめんどくさい事になってますわね」
鈴(やっぱり告白止めようかな…)
シャル「我慢の限界だったのか…」
747: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 22:20:14 :PzeMpNQw
ワアアアアアアア
のび太「表彰台の一番上なんて初めて乗ったよ」
ラウラ「む、そうなのか」
のび太「落ちこぼれだったからね」
セシリア「過去を恥じる必要はありませんわ!今は素晴らしい功績を残してるんです!」
のび太「ははっ!そうだねありがとう」
一夏「それよりも一位と二位と三位を1組が総取りなんだな」
のび太「そう言えばそうだね」
ラウラ「専用機持ちが固まって居るんだ。おかしくはあるまい」
セシリア「でも、誇れる事ですわね!」
ワアアアアアアア
のび太「表彰台の一番上なんて初めて乗ったよ」
ラウラ「む、そうなのか」
のび太「落ちこぼれだったからね」
セシリア「過去を恥じる必要はありませんわ!今は素晴らしい功績を残してるんです!」
のび太「ははっ!そうだねありがとう」
一夏「それよりも一位と二位と三位を1組が総取りなんだな」
のび太「そう言えばそうだね」
ラウラ「専用機持ちが固まって居るんだ。おかしくはあるまい」
セシリア「でも、誇れる事ですわね!」
748: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/02(日) 22:23:24 :PzeMpNQw
-どこか-
束「う~ん優勝はノビノビかぁ箒ちゃんに勝って欲しかったなぁ」
ドラえもん「賭は僕の勝ちだね」
束「ねえ、もうちょっと待って欲しいんだよ~!」
ドラえもん「僕は構わないよ」
束「おお~!話がわっかる~!」
ドラえもん「まあ別にそこまで問題はないしね」
束「はいは~い」
-どこか-
束「う~ん優勝はノビノビかぁ箒ちゃんに勝って欲しかったなぁ」
ドラえもん「賭は僕の勝ちだね」
束「ねえ、もうちょっと待って欲しいんだよ~!」
ドラえもん「僕は構わないよ」
束「おお~!話がわっかる~!」
ドラえもん「まあ別にそこまで問題はないしね」
束「はいは~い」
764: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:07:25 :9aJz0v1g
-IS学園-
のび太「でもトーナメントは疲れたなぁ…こんなにいっぱい試合したのなんて初めてだよ」
ラウラ「私はまだまだ大丈夫だがな」フンス
のび太「元気だね…」
ラウラ「鍛えられてたから当たり前だよ」
一夏「そうだ!みんなでのび太の優勝パーティーやろうぜ!」
セシリア「良いですわね!明日は振り替え休日でお休みですし」
のび太「僕の優勝パーティーじゃなくてみんなのお疲れパーティーにしてよ…」
ラウラ「なぜだ」
のび太「僕が主役になっちゃうじゃないか…みんなも頑張ったのにさ」
セシリア「それも良いですわね」
ラウラ「嫁がそういうならな」
一夏「じゃあ箒とか鈴とかシャルとか誘ってくるよ!」タタタ
のび太「いってらっしゃーい」
-IS学園-
のび太「でもトーナメントは疲れたなぁ…こんなにいっぱい試合したのなんて初めてだよ」
ラウラ「私はまだまだ大丈夫だがな」フンス
のび太「元気だね…」
ラウラ「鍛えられてたから当たり前だよ」
一夏「そうだ!みんなでのび太の優勝パーティーやろうぜ!」
セシリア「良いですわね!明日は振り替え休日でお休みですし」
のび太「僕の優勝パーティーじゃなくてみんなのお疲れパーティーにしてよ…」
ラウラ「なぜだ」
のび太「僕が主役になっちゃうじゃないか…みんなも頑張ったのにさ」
セシリア「それも良いですわね」
ラウラ「嫁がそういうならな」
一夏「じゃあ箒とか鈴とかシャルとか誘ってくるよ!」タタタ
のび太「いってらっしゃーい」
765: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:10:40 :9aJz0v1g
セシリア「じゃあのび太さん。一夏さんが皆さんをお誘いに言ってる間に少しこちらへ…」グイ
ラウラ「なにを言っている。嫁は私ともう寝るのだ」グイ
のび太「ちょ…僕はもう部屋に…」
セシリア「それだけは許されませんわ」
ラウラ「うむ。まあひとまず嫁の部屋に行こう」
のび太「わかったよ…」
セシリア「じゃあのび太さん。一夏さんが皆さんをお誘いに言ってる間に少しこちらへ…」グイ
ラウラ「なにを言っている。嫁は私ともう寝るのだ」グイ
のび太「ちょ…僕はもう部屋に…」
セシリア「それだけは許されませんわ」
ラウラ「うむ。まあひとまず嫁の部屋に行こう」
のび太「わかったよ…」
766: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:14:30 :9aJz0v1g
-一夏、のび太の部屋-
セシリア「意外と綺麗にしてるんですのね」
のび太「一夏君はこういうの得意だからね。当番制だけど」
ラウラ「でも嫁も出来るのだな」
のび太「僕は勉強ばっかしてたから一夏くんに教わってばっかりだけどね…」
セシリア「勉学が長けているのも立派な特技ですわ」
のび太「ありがとね…」
のび太「汗かいたからシャワー浴びてくるよ」
ラウラ「なら私も行くぞ」
セシリア「なぁ!な、なら私も!」
のび太「それは勘弁して…そもそも部屋のシャワーじゃ三人も入れないよ…」
-一夏、のび太の部屋-
セシリア「意外と綺麗にしてるんですのね」
のび太「一夏君はこういうの得意だからね。当番制だけど」
ラウラ「でも嫁も出来るのだな」
のび太「僕は勉強ばっかしてたから一夏くんに教わってばっかりだけどね…」
セシリア「勉学が長けているのも立派な特技ですわ」
のび太「ありがとね…」
のび太「汗かいたからシャワー浴びてくるよ」
ラウラ「なら私も行くぞ」
セシリア「なぁ!な、なら私も!」
のび太「それは勘弁して…そもそも部屋のシャワーじゃ三人も入れないよ…」
767: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:16:19 :9aJz0v1g
ラウラ「それは三人入れれば問題ないという事だな?」
のび太「え…ちがっ」
ラウラ「弁解なら聞かん」
サラサラサラ
ラウラ「よしっ!行くぞ!」グイッ
セシリア「ちょ!私も参りますわ!」
のび太「ああああああ!」
ラウラ「それは三人入れれば問題ないという事だな?」
のび太「え…ちがっ」
ラウラ「弁解なら聞かん」
サラサラサラ
ラウラ「よしっ!行くぞ!」グイッ
セシリア「ちょ!私も参りますわ!」
のび太「ああああああ!」
768: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:18:22 :9aJz0v1g
のび太「ちょ!着替えもないよ!だから帰ろう!」
ラウラ「それならここにある」スッ
のび太「なんで持ってるの…」
ラウラ「さっき持ってきた」ズルズル
のび太「なんて準備の良い…」
セシリア「私も着替えなら持っていますわ!」
のび太「だからなんで…」
ラウラ「とにかく行くぞ!」ズルズルズル
のび太「ちょ!着替えもないよ!だから帰ろう!」
ラウラ「それならここにある」スッ
のび太「なんで持ってるの…」
ラウラ「さっき持ってきた」ズルズル
のび太「なんて準備の良い…」
セシリア「私も着替えなら持っていますわ!」
のび太「だからなんで…」
ラウラ「とにかく行くぞ!」ズルズルズル
769: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:22:27 :9aJz0v1g
-男子大浴場-
カポーン
のび太(どうしてこうなった…)
ガラガラガラ
ラウラ「は、入るぞ!」
セシリア「失礼致しますわ…」
のび太「あ!う、うん!」
のび太(くっそ!目を閉じてても駄目だ!考えちゃうよ!)
のび太(そうだ!円周率!)
のび太「3.14159265358979323846264338327950288…」ブツブツ
ラウラ「嫁よ。なにをブツブツと言っている…」
のび太「う、うわぁ!」
ラウラ「なんだ?」
のび太(め、目の前にラウラちゃんの顔が!)
-男子大浴場-
カポーン
のび太(どうしてこうなった…)
ガラガラガラ
ラウラ「は、入るぞ!」
セシリア「失礼致しますわ…」
のび太「あ!う、うん!」
のび太(くっそ!目を閉じてても駄目だ!考えちゃうよ!)
のび太(そうだ!円周率!)
のび太「3.14159265358979323846264338327950288…」ブツブツ
ラウラ「嫁よ。なにをブツブツと言っている…」
のび太「う、うわぁ!」
ラウラ「なんだ?」
のび太(め、目の前にラウラちゃんの顔が!)
770: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:26:39 :9aJz0v1g
のび太(って頭にタオル!?まさか…)
のび太「な、なんでタオル巻いてないの…」
ラウラ「ん?クラリッサが湯船にタオルを付けるのは御法度だと聞いたからな」
のび太「いや、間違ってはいないけど…」
ラウラ「それよりオルコットはそんな隅っこでなにをしているんだ」
セシリア「わ、私には恥じらいという物もあるんですの!あなたとは違いますの!」
ラウラ「水着を着ているのにか」
のび太「へ?水着?」
ラウラ「ああ、さすがの私も嫁に堂々と裸体をさらすような事は恥ずかしい」
のび太「じゃあ朝のあれも止めようよ…」
ラウラ「寝室はOKだ」
のび太(って頭にタオル!?まさか…)
のび太「な、なんでタオル巻いてないの…」
ラウラ「ん?クラリッサが湯船にタオルを付けるのは御法度だと聞いたからな」
のび太「いや、間違ってはいないけど…」
ラウラ「それよりオルコットはそんな隅っこでなにをしているんだ」
セシリア「わ、私には恥じらいという物もあるんですの!あなたとは違いますの!」
ラウラ「水着を着ているのにか」
のび太「へ?水着?」
ラウラ「ああ、さすがの私も嫁に堂々と裸体をさらすような事は恥ずかしい」
のび太「じゃあ朝のあれも止めようよ…」
ラウラ「寝室はOKだ」
771:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/03(月) 00:27:26 :u1CeVED.
いやその理屈はおかしい
772: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:30:39 :9aJz0v1g
ラウラ「臨海学校ではあんなに堂々と水着姿で居ただろう」
セシリア「ラウラさんこそあの時はあんなに恥ずかしがってたじゃありませんか!」
ラウラ「もう大丈夫だ。それよりいいのか?このまま私は嫁を独り占めにするが」
セシリア「ぐぬぬ…!ああ~!もう!やけくそですわ!」ザブザブ
ラウラ「ほう、やれば出来るではないか」ギュッ
のび太(水着着てるからっていってあんまりくっつかないで…)
のび太(キツイよ…)
ラウラ「臨海学校ではあんなに堂々と水着姿で居ただろう」
セシリア「ラウラさんこそあの時はあんなに恥ずかしがってたじゃありませんか!」
ラウラ「もう大丈夫だ。それよりいいのか?このまま私は嫁を独り占めにするが」
セシリア「ぐぬぬ…!ああ~!もう!やけくそですわ!」ザブザブ
ラウラ「ほう、やれば出来るではないか」ギュッ
のび太(水着着てるからっていってあんまりくっつかないで…)
のび太(キツイよ…)
773: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:37:33 :9aJz0v1g
のび太「ぼ、僕一旦身体洗いたいからあがるよ!だから一旦離れて!」
ラウラ「ほう、ならば私が背中を流してやろう」
のび太「い、いや!いいって!」
ラウラ「私じゃ…だめなのか…?」ショボン
のび太(ううっ…)
のび太「そういうことじゃ…」
ラウラ「じゃあ!良いのか!」パアアア
のび太「はぁ…お願いするよ…」
ラウラ「任せておけ!」
セシリア「わ、私も!私もやりますわ!」
のび太「二人同時は…ちょっと…」
セシリア「なら私は前を…!」
のび太「そ、それは駄目だ!」
セシリア「…へ?」
のび太「えっと…セシリアちゃんには髪を洗ってもらいたいなぁって…ははは…」
のび太「ぼ、僕一旦身体洗いたいからあがるよ!だから一旦離れて!」
ラウラ「ほう、ならば私が背中を流してやろう」
のび太「い、いや!いいって!」
ラウラ「私じゃ…だめなのか…?」ショボン
のび太(ううっ…)
のび太「そういうことじゃ…」
ラウラ「じゃあ!良いのか!」パアアア
のび太「はぁ…お願いするよ…」
ラウラ「任せておけ!」
セシリア「わ、私も!私もやりますわ!」
のび太「二人同時は…ちょっと…」
セシリア「なら私は前を…!」
のび太「そ、それは駄目だ!」
セシリア「…へ?」
のび太「えっと…セシリアちゃんには髪を洗ってもらいたいなぁって…ははは…」
774: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:39:30 :9aJz0v1g
セシリア「ああ!そう言う事ですのね!ならば早く…!」ザバァ
ラウラ「うむ」ザバァ
のび太「…」
ラウラ「なんだ、洗わないのか?」
のび太「あ、ああ、今行くよ…」
のび太(…行けるかな…?)ザバァ
ラウラ「なぜ少し前屈みなんだ」
のび太「気にしないの!」
セシリア「………///」
セシリア「ああ!そう言う事ですのね!ならば早く…!」ザバァ
ラウラ「うむ」ザバァ
のび太「…」
ラウラ「なんだ、洗わないのか?」
のび太「あ、ああ、今行くよ…」
のび太(…行けるかな…?)ザバァ
ラウラ「なぜ少し前屈みなんだ」
のび太「気にしないの!」
セシリア「………///」
775: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:46:16 :9aJz0v1g
セシリア「かゆいところはありませんの?」ワシャワシャ
のび太「うん…気持ちいいよ…」
セシリア「のび太さんは綺麗な髪なんですのね…」
のび太「そうかな?一般的な日本人の色だけど」
セシリア「ああ、色ではなくて、さわり心地などが」
のび太「そうなの?よくわからないや」
ラウラ「確かに嫁の髪はずっと触っていたくなるな」
のび太「そんなこと言ったら二人の髪の毛も綺麗じゃないか」
セシリア「まぁ…//」
ラウラ「…」カァ
セシリア「かゆいところはありませんの?」ワシャワシャ
のび太「うん…気持ちいいよ…」
セシリア「のび太さんは綺麗な髪なんですのね…」
のび太「そうかな?一般的な日本人の色だけど」
セシリア「ああ、色ではなくて、さわり心地などが」
のび太「そうなの?よくわからないや」
ラウラ「確かに嫁の髪はずっと触っていたくなるな」
のび太「そんなこと言ったら二人の髪の毛も綺麗じゃないか」
セシリア「まぁ…//」
ラウラ「…」カァ
776: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:51:05 :9aJz0v1g
ラウラ「次は私の番だ」モコモコ
のび太「うん、お願いするよ」
ラウラ「っふん!」ガリッ
のび太「いったああああい!強い!強すぎるよ!」
ラウラ「む、そうだったかすまない。加減がわからなくてな」
のび太「いつも自分にやるぐらいでお願いするよ…」
ラウラ「うむ」ゴシゴシ
のび太「そうそう、それぐらい…」
ラウラ「広い背中だな…それに傷もいっぱいある…」
のび太「織斑先生に頼んで結構無茶な訓練してるからね」
ラウラ「なに!?教官が!?」
のび太「うん。強くなるにはあの人に近づくのが一番だと思って」
ラウラ「お前はよくわかっているな。褒めてやろう」
のび太「はは、ありがと」
ラウラ「次は私の番だ」モコモコ
のび太「うん、お願いするよ」
ラウラ「っふん!」ガリッ
のび太「いったああああい!強い!強すぎるよ!」
ラウラ「む、そうだったかすまない。加減がわからなくてな」
のび太「いつも自分にやるぐらいでお願いするよ…」
ラウラ「うむ」ゴシゴシ
のび太「そうそう、それぐらい…」
ラウラ「広い背中だな…それに傷もいっぱいある…」
のび太「織斑先生に頼んで結構無茶な訓練してるからね」
ラウラ「なに!?教官が!?」
のび太「うん。強くなるにはあの人に近づくのが一番だと思って」
ラウラ「お前はよくわかっているな。褒めてやろう」
のび太「はは、ありがと」
777: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 00:54:40 :9aJz0v1g
セシリア「たまに放課後にどこかに消えているのはそのせいだったんですのね…」
ラウラ「これからは私もその秘密の特訓に混ぜてもらおう」
セシリア「私も参加致しますわ!」
のび太「本当に?結構キツイよ?イジメレベルで。こんなに生傷だらけになるぐらいだし」
セシリア「ううっ…」
ラウラ「私は耐えてみせる!私を誰だと思っているんだ!」
セシリア「わ、私も強くなるためならば頑張りますわ!」
のび太「じゃあ今度織斑先生に言っておくよ」
ラウラ「頼んだぞ!」
セシリア「たまに放課後にどこかに消えているのはそのせいだったんですのね…」
ラウラ「これからは私もその秘密の特訓に混ぜてもらおう」
セシリア「私も参加致しますわ!」
のび太「本当に?結構キツイよ?イジメレベルで。こんなに生傷だらけになるぐらいだし」
セシリア「ううっ…」
ラウラ「私は耐えてみせる!私を誰だと思っているんだ!」
セシリア「わ、私も強くなるためならば頑張りますわ!」
のび太「じゃあ今度織斑先生に言っておくよ」
ラウラ「頼んだぞ!」
778:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/03(月) 01:04:46 :9aJz0v1g
ザバァ
のび太「ふぅ…ありがとね…っと」
ラウラ「どこへ行く」ガシッ
のび太「湯船に戻るんだけど 」
ラウラ「まだ私の背中を流してないぞ」
のび太「え、僕もやるの…?」
ラウラ「ギブアンドテイクだ」
セシリア「私もお願いいたしますわ」
のび太「わかったよ…」
ザバァ
のび太「ふぅ…ありがとね…っと」
ラウラ「どこへ行く」ガシッ
のび太「湯船に戻るんだけど 」
ラウラ「まだ私の背中を流してないぞ」
のび太「え、僕もやるの…?」
ラウラ「ギブアンドテイクだ」
セシリア「私もお願いいたしますわ」
のび太「わかったよ…」
779:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/03(月) 01:08:08 :9aJz0v1g
-その頃一夏とのび太の部屋では…-
ガチャ
一夏「ただいまー!明日皆大丈夫だって!…って誰も居ないのか…」
一夏「ん?なんかメモが…」
一夏「『男子の大浴場に来たら殺す。ラウラ』…?」
一夏「まぁいいか。シャワーは部屋で済まそう…」
一夏「のび太も大変だなぁ…」
-その頃一夏とのび太の部屋では…-
ガチャ
一夏「ただいまー!明日皆大丈夫だって!…って誰も居ないのか…」
一夏「ん?なんかメモが…」
一夏「『男子の大浴場に来たら殺す。ラウラ』…?」
一夏「まぁいいか。シャワーは部屋で済まそう…」
一夏「のび太も大変だなぁ…」
790:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/03(月) 19:53:12 :9aJz0v1g
-次の日-
一夏「じゃあトーナメントの終了を祝して!」
「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」
のび太「そういえば無事にこういうのが終わったのは初めてだね」
鈴「無人機が来たりしたからねぇ」
ラウラ「…すまなかったな」
セシリア「別にあれはボーデヴィッヒさんのせいじゃありませんわ」
のび太「そうだよ、あれはVTシステムを仕込んだ科学者がいけないんだよ」
シャル「そういえば見つかったらしいね。その人」
箒「そうだったのか?」
シャル「うん。なんでも織斑先生がわざわざドイツに行って犯人を見つけ出したらしいよ」
シャル「うちの生徒に危険が及んだんだぞーって」
シャル「ドイツの研究室に知り合いがいるんだけどあれは最早人間の殺気じゃないって」
一夏「人間の殺気じゃないってなんだよ…」
ラウラ「教官が私のために…!」
-次の日-
一夏「じゃあトーナメントの終了を祝して!」
「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」
のび太「そういえば無事にこういうのが終わったのは初めてだね」
鈴「無人機が来たりしたからねぇ」
ラウラ「…すまなかったな」
セシリア「別にあれはボーデヴィッヒさんのせいじゃありませんわ」
のび太「そうだよ、あれはVTシステムを仕込んだ科学者がいけないんだよ」
シャル「そういえば見つかったらしいね。その人」
箒「そうだったのか?」
シャル「うん。なんでも織斑先生がわざわざドイツに行って犯人を見つけ出したらしいよ」
シャル「うちの生徒に危険が及んだんだぞーって」
シャル「ドイツの研究室に知り合いがいるんだけどあれは最早人間の殺気じゃないって」
一夏「人間の殺気じゃないってなんだよ…」
ラウラ「教官が私のために…!」
792: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 19:59:26 :9aJz0v1g
のび太「食事はみんなが作ってくれたんだよね!ありがとう!」
シャル「こういうのは豪華にやりたかったしね!」
鈴「そうそう!和洋中全員出来る奴が揃ってるんだもの!」
箒「それにしてもセシリアはいつのまに普通の料理をマスターしたんだ」
セシリア「ほんの少し前ですわ」
ラウラ「こいつに教えるのは最早拷問だ」
セシリア「それは言い過ぎですの!」
シャル「でもなんで急に料理を?」
セシリア「そ!それはもちろん淑女としてこれぐらいのこと…!」
ラウラ「のび太に美味しいご飯を食べさせたいって土下座してきたのはどこのどいつだ」
一夏「ドイツ人なだけにね…プッ」
シャル「…」
鈴「ちょっと無いかな…」
のび太「食事はみんなが作ってくれたんだよね!ありがとう!」
シャル「こういうのは豪華にやりたかったしね!」
鈴「そうそう!和洋中全員出来る奴が揃ってるんだもの!」
箒「それにしてもセシリアはいつのまに普通の料理をマスターしたんだ」
セシリア「ほんの少し前ですわ」
ラウラ「こいつに教えるのは最早拷問だ」
セシリア「それは言い過ぎですの!」
シャル「でもなんで急に料理を?」
セシリア「そ!それはもちろん淑女としてこれぐらいのこと…!」
ラウラ「のび太に美味しいご飯を食べさせたいって土下座してきたのはどこのどいつだ」
一夏「ドイツ人なだけにね…プッ」
シャル「…」
鈴「ちょっと無いかな…」
795: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 20:03:18 :9aJz0v1g
ラウラ「アホの一夏は置いておいてあの時の目は本気だったからな」
ラウラ「敵に塩を送るつもりで手伝ってやったんだ」
のび太「ありがとね…」
セシリア「い、いえ…///」
鈴「ちょっと暖房切って良いかな」
シャル「それは僕も思ったよ」
一夏「…」
ラウラ「アホの一夏は置いておいてあの時の目は本気だったからな」
ラウラ「敵に塩を送るつもりで手伝ってやったんだ」
のび太「ありがとね…」
セシリア「い、いえ…///」
鈴「ちょっと暖房切って良いかな」
シャル「それは僕も思ったよ」
一夏「…」
796: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 20:11:21 :9aJz0v1g
箒「それにしてもこのトンボ玉は綺麗だな…一夏の持ち物じゃないとすると野比のか?」
のび太「うん、僕のだよ。ラウラちゃんとセシリアちゃんにもらったんだ」
シャル「そう言えば二人もいつもトンボ玉のネックレス付けてるよね」
鈴「なになに?もうすでにそう言う関係?」
セシリア「こ、これは臨海学校の街の散策の時に作ってもらったんですわ!」
ラウラ「私もだ」
のび太「思い出はやっぱり形に残る物が良いと思ってね」
箒「野比は出来る男だな…」
シャル「本当にね…」
鈴「誰かと違って…」
一夏「?」
箒「それにしてもこのトンボ玉は綺麗だな…一夏の持ち物じゃないとすると野比のか?」
のび太「うん、僕のだよ。ラウラちゃんとセシリアちゃんにもらったんだ」
シャル「そう言えば二人もいつもトンボ玉のネックレス付けてるよね」
鈴「なになに?もうすでにそう言う関係?」
セシリア「こ、これは臨海学校の街の散策の時に作ってもらったんですわ!」
ラウラ「私もだ」
のび太「思い出はやっぱり形に残る物が良いと思ってね」
箒「野比は出来る男だな…」
シャル「本当にね…」
鈴「誰かと違って…」
一夏「?」
797: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 20:15:26 :9aJz0v1g
のび太「そういえば箒ちゃん達は臨海学校の自由時間に…」
箒「聞くな」
のび太「え」
箒「思い出したくもない」
のび太(なにやったの…)ボソボソ
シャル(話すと長くなるから今度まとめて話すよ)ボソボソ
のび太(わかった…)ボソボソ
鈴「はぁ…」
一夏「これ旨いな…」モグモグ
シャル「あ、それ僕が作った」
一夏「シャルの夫になる人は幸せ者だな!」
シャル「…もう///」
箒「…」
のび太「あ、こ、この唐揚げも美味しいな!」
のび太「そういえば箒ちゃん達は臨海学校の自由時間に…」
箒「聞くな」
のび太「え」
箒「思い出したくもない」
のび太(なにやったの…)ボソボソ
シャル(話すと長くなるから今度まとめて話すよ)ボソボソ
のび太(わかった…)ボソボソ
鈴「はぁ…」
一夏「これ旨いな…」モグモグ
シャル「あ、それ僕が作った」
一夏「シャルの夫になる人は幸せ者だな!」
シャル「…もう///」
箒「…」
のび太「あ、こ、この唐揚げも美味しいな!」
803: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 20:20:18 :9aJz0v1g
箒「気を遣っているのなら心配はいらない。別にこんな所で竹刀を振り回したりは…」
一夏「そうだ!今度俺に洋食教えてくれよ!確かシャルって料理部だったよな!」
シャル「あ、知っててくれてたんだ!嬉しいなぁ!」
一夏「最近どうも食生活がワンパターンになって来ちゃってさ…洋食はレパートリーが少ないから増やしたいんだ」
シャル「もう…!特別だよ!」
一夏「サンキュー!シャル!」
箒「…」ゴゴゴゴゴゴゴ
のび太「ほ、箒ちゃん!押さえて!押さえて!」
鈴「あんたも大変ね…」
のび太「わかってるなら手伝って!」
鈴「断る。あんたの相棒二人に頼めば…」
ラウラ「オルコット、少しこれは味が濃いな…」モグモグ
セシリア「すいません…」
鈴(まるで嫁と姑ね…)
箒「気を遣っているのなら心配はいらない。別にこんな所で竹刀を振り回したりは…」
一夏「そうだ!今度俺に洋食教えてくれよ!確かシャルって料理部だったよな!」
シャル「あ、知っててくれてたんだ!嬉しいなぁ!」
一夏「最近どうも食生活がワンパターンになって来ちゃってさ…洋食はレパートリーが少ないから増やしたいんだ」
シャル「もう…!特別だよ!」
一夏「サンキュー!シャル!」
箒「…」ゴゴゴゴゴゴゴ
のび太「ほ、箒ちゃん!押さえて!押さえて!」
鈴「あんたも大変ね…」
のび太「わかってるなら手伝って!」
鈴「断る。あんたの相棒二人に頼めば…」
ラウラ「オルコット、少しこれは味が濃いな…」モグモグ
セシリア「すいません…」
鈴(まるで嫁と姑ね…)
808: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 21:12:49 :9aJz0v1g
一夏「やっぱりシャルはいいやつだなぁー」ナデナデ
シャル「うわ!急になにするのさ一夏!」
一夏「いや、なんとなくだよ、なんとなく!」
箒「…」ブッチイ
のび太「あ」
箒「…」ユラァ
のび太「もういいや、知らない」
鈴「珍しい、のび太がぐれた」
のび太「なんだかんだで楽しそうだからいいのかなぁって」
鈴「そーねー」
イタイイタイ!
ウルサアアアアイ
バシンバシーン
のび太「ちょっと騒がしいけどね…」
鈴「そうね…」
一夏「やっぱりシャルはいいやつだなぁー」ナデナデ
シャル「うわ!急になにするのさ一夏!」
一夏「いや、なんとなくだよ、なんとなく!」
箒「…」ブッチイ
のび太「あ」
箒「…」ユラァ
のび太「もういいや、知らない」
鈴「珍しい、のび太がぐれた」
のび太「なんだかんだで楽しそうだからいいのかなぁって」
鈴「そーねー」
イタイイタイ!
ウルサアアアアイ
バシンバシーン
のび太「ちょっと騒がしいけどね…」
鈴「そうね…」
809: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 21:16:36 :9aJz0v1g
のび太「どさくさに紛れて聞くけど…」
鈴「別に聞かなくていいわ、言いたい事はわかるもの」
鈴「この後呼び出すつもりよ」
のび太「そっか、頑張ってね」
鈴「…ふん」
ラウラ「嫁、これは食べたか?」
のび太「まだ食べてないかな…」
ラウラ「そうか、これは私が作ったんだ。食え」
ラウラ「ほら、あーん」
のび太「へ?」
ラウラ「口を開けろ」
鈴「私はお邪魔ねー」
のび太「え、ちょっと!」
ラウラ「ほら、さっさと口を開けろ。詰められたいのか」
のび太「いや、頂くよ…」
のび太「どさくさに紛れて聞くけど…」
鈴「別に聞かなくていいわ、言いたい事はわかるもの」
鈴「この後呼び出すつもりよ」
のび太「そっか、頑張ってね」
鈴「…ふん」
ラウラ「嫁、これは食べたか?」
のび太「まだ食べてないかな…」
ラウラ「そうか、これは私が作ったんだ。食え」
ラウラ「ほら、あーん」
のび太「へ?」
ラウラ「口を開けろ」
鈴「私はお邪魔ねー」
のび太「え、ちょっと!」
ラウラ「ほら、さっさと口を開けろ。詰められたいのか」
のび太「いや、頂くよ…」
810: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 21:24:29 :9aJz0v1g
セシリア「次はこちらですわ!」
のび太「ひょっとまっれ…」モグモグ
ラウラ「ほら、次だ」スッ
のび太「んんんん~!」モゴモゴ
セシリア「こちらも!」スッ
のび太「ちょ…」
箒「明日もまだ休みだ、買い物に付き合うなら許してやる」
一夏「は、はい…わかりました…」
シャル「え~僕との料理は~」
一夏「そ、それは…!」
シャル「まあいいや、僕も行くよ!丁度買いたい物もあったんだ!」
一夏「わ、わかった…鈴も行くのか…?」
鈴「私はいいや。用事あるし」
鈴「それよりこの後ちょっと顔かしなさい」
一夏「まあいいけど…」
セシリア「次はこちらですわ!」
のび太「ひょっとまっれ…」モグモグ
ラウラ「ほら、次だ」スッ
のび太「んんんん~!」モゴモゴ
セシリア「こちらも!」スッ
のび太「ちょ…」
箒「明日もまだ休みだ、買い物に付き合うなら許してやる」
一夏「は、はい…わかりました…」
シャル「え~僕との料理は~」
一夏「そ、それは…!」
シャル「まあいいや、僕も行くよ!丁度買いたい物もあったんだ!」
一夏「わ、わかった…鈴も行くのか…?」
鈴「私はいいや。用事あるし」
鈴「それよりこの後ちょっと顔かしなさい」
一夏「まあいいけど…」
813: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 21:37:05 :9aJz0v1g
のび太「う~ん…」バタッ
セシリア「ちょ!のび太さんが!」
ラウラ「どうしたんだ嫁!!嫁ぇぇぇぇぇ!!」
鈴「あんたら食べ物詰め込みすぎよ…」
シャル「どう考えてもやりすぎだね…のび太も断れないから…」
箒「ベッドに寝かせといてやればそのうち治る」
シャル「そうだね…ラウラ、そっち持って」グイッ
ラウラ「う、うむ…」グイッ
ドサッ
鈴「これで大丈夫でしょ…」
ススス
ラウラ「なにをしている」
セシリア「のび太さんが辛い思いをしてるでしょうからこうして横で寝て安心させてあげているんですのよ?」
ラウラ「なら私もやる」ボスッ
シャル「原因は自分たちなのに…」
のび太「う~ん…」バタッ
セシリア「ちょ!のび太さんが!」
ラウラ「どうしたんだ嫁!!嫁ぇぇぇぇぇ!!」
鈴「あんたら食べ物詰め込みすぎよ…」
シャル「どう考えてもやりすぎだね…のび太も断れないから…」
箒「ベッドに寝かせといてやればそのうち治る」
シャル「そうだね…ラウラ、そっち持って」グイッ
ラウラ「う、うむ…」グイッ
ドサッ
鈴「これで大丈夫でしょ…」
ススス
ラウラ「なにをしている」
セシリア「のび太さんが辛い思いをしてるでしょうからこうして横で寝て安心させてあげているんですのよ?」
ラウラ「なら私もやる」ボスッ
シャル「原因は自分たちなのに…」
815: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 21:42:18 :9aJz0v1g
ラウラ「…zzz」
セシリア「…zzz」
鈴「さっきまであんなに騒がしかったのに急にしずかに…」
一夏「昨日の疲れもまだ残ってるんだろ」
シャル「それにしても気持ちよさそうに寝てるね」
箒「場所を変えるか、起こしてしまっても申し訳ないしな」
シャル「そうだね…僕の部屋が開いてるしそこに行こうか。コロコロが付いてるテーブルで良かったよ…」
箒「よし、では運ぶぞ」
鈴「ちょっと一夏付いてきて」
一夏「え?俺?」
鈴「飲み物が少ないから追加で買いに行くのよ」
鈴「あんたは荷物持ちよ」
一夏「まあいいけど…」
箒「なら私が…」
シャル「箒は料理を運んでねー」
ラウラ「…zzz」
セシリア「…zzz」
鈴「さっきまであんなに騒がしかったのに急にしずかに…」
一夏「昨日の疲れもまだ残ってるんだろ」
シャル「それにしても気持ちよさそうに寝てるね」
箒「場所を変えるか、起こしてしまっても申し訳ないしな」
シャル「そうだね…僕の部屋が開いてるしそこに行こうか。コロコロが付いてるテーブルで良かったよ…」
箒「よし、では運ぶぞ」
鈴「ちょっと一夏付いてきて」
一夏「え?俺?」
鈴「飲み物が少ないから追加で買いに行くのよ」
鈴「あんたは荷物持ちよ」
一夏「まあいいけど…」
箒「なら私が…」
シャル「箒は料理を運んでねー」
816: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 21:48:56 :9aJz0v1g
-コンビニに向かう-
スタスタ
一夏(会話がない…いつもはこんなじゃないのに…)
鈴「ねえ、ちょっと公園寄って行かない?」
一夏「公園?まあいいけど、出来るだけ早く帰らないと…待たせてもあれだしな…」
鈴「いいから行くわよ」
一夏「あ、ああ…」
-コンビニに向かう-
スタスタ
一夏(会話がない…いつもはこんなじゃないのに…)
鈴「ねえ、ちょっと公園寄って行かない?」
一夏「公園?まあいいけど、出来るだけ早く帰らないと…待たせてもあれだしな…」
鈴「いいから行くわよ」
一夏「あ、ああ…」
817: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:29:09 :9aJz0v1g
-公園-
鈴「近いのに学園とは景色が違うね」
一夏「あ、ああ…そうだな…」
鈴「ねえ、一夏」
一夏「ん?」
鈴「もう、箒に告白したの?」
一夏「は、はぁ!?何言ってるんだ…」
鈴「おちょくってるんじゃないの。まじめに聞いてるのよ」
鈴「あんたが箒の事を好きなのはみんな知ってるから気にする事無いわよ」
一夏「…」
鈴「沈黙は肯定って受け取るけどいいの?」
一夏「ああ…」
鈴「そ…」
-公園-
鈴「近いのに学園とは景色が違うね」
一夏「あ、ああ…そうだな…」
鈴「ねえ、一夏」
一夏「ん?」
鈴「もう、箒に告白したの?」
一夏「は、はぁ!?何言ってるんだ…」
鈴「おちょくってるんじゃないの。まじめに聞いてるのよ」
鈴「あんたが箒の事を好きなのはみんな知ってるから気にする事無いわよ」
一夏「…」
鈴「沈黙は肯定って受け取るけどいいの?」
一夏「ああ…」
鈴「そ…」
818: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:32:12 :9aJz0v1g
鈴「ちょっと昔話しようか」
一夏「…」
鈴「私がこの学園に来たときに毎日酢豚作ってあげるって言ったじゃない?」
一夏「ああ…」
鈴「まあ、その約束を一夏は覚えてなかったみたいだけどね」
一夏「ごめん…」
鈴「別にいいわよ。一方的な約束だったし」
鈴「ちょっと昔話しようか」
一夏「…」
鈴「私がこの学園に来たときに毎日酢豚作ってあげるって言ったじゃない?」
一夏「ああ…」
鈴「まあ、その約束を一夏は覚えてなかったみたいだけどね」
一夏「ごめん…」
鈴「別にいいわよ。一方的な約束だったし」
819: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:35:44 :9aJz0v1g
鈴「私はね一夏」
一夏「うん?」
鈴「あんたの事が大好きなの」
一夏「ええ!?はぁ!?」
鈴「本当に気付いてなかったのね…」
鈴「まあいいわ。色々言いたい事あるから少し何も言わないで聞いてて」
一夏「あ、ああ…」
鈴「まず、さっきの約束だけど」
鈴「別に毎日酢豚を食べさせるなんて本気で思ってないし、まあ言葉の文ってやつなのかな…」
鈴「ほら、日本にもあるじゃない?毎朝僕におみそ汁を作ってくださいみたいなさ…」
鈴「私の中ではあれと同じ…そんな約束だったのよ」
鈴「私はね一夏」
一夏「うん?」
鈴「あんたの事が大好きなの」
一夏「ええ!?はぁ!?」
鈴「本当に気付いてなかったのね…」
鈴「まあいいわ。色々言いたい事あるから少し何も言わないで聞いてて」
一夏「あ、ああ…」
鈴「まず、さっきの約束だけど」
鈴「別に毎日酢豚を食べさせるなんて本気で思ってないし、まあ言葉の文ってやつなのかな…」
鈴「ほら、日本にもあるじゃない?毎朝僕におみそ汁を作ってくださいみたいなさ…」
鈴「私の中ではあれと同じ…そんな約束だったのよ」
820: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:42:15 :9aJz0v1g
鈴「中国に帰ってからは大変だったのよ?」
鈴「あんなに激しい競争はもう二度と無いわね、多分」
鈴「私はあんたに会いたいって一心で頑張った」
鈴「私なんて才能はない方だし頭も良い方じゃないし」
鈴「だから何度も壁にぶち当たったわよ」
鈴「それで大抵挫折するとその夜にあんたが夢に出てくるの」
鈴「それであんたがこう言うのよ」
鈴「俺は待ってるよって…」
鈴「夢なのに、なんだかすごい嬉しくて…」
鈴「それでまた次の日頑張れるんだ…」
鈴「はは、気持ち悪いかもしれないけどね…」
一夏「そんなことないよ…」
鈴「中国に帰ってからは大変だったのよ?」
鈴「あんなに激しい競争はもう二度と無いわね、多分」
鈴「私はあんたに会いたいって一心で頑張った」
鈴「私なんて才能はない方だし頭も良い方じゃないし」
鈴「だから何度も壁にぶち当たったわよ」
鈴「それで大抵挫折するとその夜にあんたが夢に出てくるの」
鈴「それであんたがこう言うのよ」
鈴「俺は待ってるよって…」
鈴「夢なのに、なんだかすごい嬉しくて…」
鈴「それでまた次の日頑張れるんだ…」
鈴「はは、気持ち悪いかもしれないけどね…」
一夏「そんなことないよ…」
821: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:48:12 :9aJz0v1g
鈴「それでやっと代表候補生になってIS学園に行ける。しかも何故か一夏もいるって聞いたときは嬉しかったな…」
鈴「それで来てみたら昔となんにも変わらない鈍感でアホだけど」
鈴「かっこよくてたくましい頼りがいもある一夏がいたんだ…」
鈴「いつもは照れ隠しとかで殴っちゃったりするけど」
鈴「私はあんたの事が大好き…」
一夏「鈴…」
鈴「あんたはこれぐらいまっすぐに言わないと伝わらないからね…」
鈴「でも…」
一夏「…」
鈴「大好きだから、よく見てるから、一夏の気持ちが自分に向いてないのなんてすぐにわかった」
鈴「一夏は優しいからみんなに平等に接しようとしてるのかもしれないけど…」
鈴「私は…もういいよ…?」
鈴「それでやっと代表候補生になってIS学園に行ける。しかも何故か一夏もいるって聞いたときは嬉しかったな…」
鈴「それで来てみたら昔となんにも変わらない鈍感でアホだけど」
鈴「かっこよくてたくましい頼りがいもある一夏がいたんだ…」
鈴「いつもは照れ隠しとかで殴っちゃったりするけど」
鈴「私はあんたの事が大好き…」
一夏「鈴…」
鈴「あんたはこれぐらいまっすぐに言わないと伝わらないからね…」
鈴「でも…」
一夏「…」
鈴「大好きだから、よく見てるから、一夏の気持ちが自分に向いてないのなんてすぐにわかった」
鈴「一夏は優しいからみんなに平等に接しようとしてるのかもしれないけど…」
鈴「私は…もういいよ…?」
822: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:53:12 :9aJz0v1g
鈴「あんたはそんなに器用な性格してないんだから」
鈴「何人もの好意を受け取ろうとしなくていいのよ…」
鈴「あんたじゃせいぜい一人を幸せにさせるので精一杯ね」
鈴「でもその一人は…私じゃ…ない…」
鈴「だから、今この場で…」
一夏「わかった…」
一夏「…俺は箒の事が好きだ」
一夏「鈴の事も好きだし、大事だけど」
一夏「恋愛感情じゃ…ない」
一夏「だから…ごめん」
鈴「うん…わかった…」
鈴「あんたはそんなに器用な性格してないんだから」
鈴「何人もの好意を受け取ろうとしなくていいのよ…」
鈴「あんたじゃせいぜい一人を幸せにさせるので精一杯ね」
鈴「でもその一人は…私じゃ…ない…」
鈴「だから、今この場で…」
一夏「わかった…」
一夏「…俺は箒の事が好きだ」
一夏「鈴の事も好きだし、大事だけど」
一夏「恋愛感情じゃ…ない」
一夏「だから…ごめん」
鈴「うん…わかった…」
823: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 22:57:02 :9aJz0v1g
鈴「はーあ!すっきりした…」
一夏「鈴…」
鈴「行って…」
鈴「今優しくされたらちゃんと諦められないから…」
一夏「…わかった…」
タタタタタタタ
鈴「はあ…無駄だったのかな…全部…」
鈴「料理も…ISも…なにもかも…」グスッ
鈴「なんで…駄目だったんだろぉ…一夏ぁ…」ポロポロ
ザッ
シャル「ここにいたんだね…」
鈴「はーあ!すっきりした…」
一夏「鈴…」
鈴「行って…」
鈴「今優しくされたらちゃんと諦められないから…」
一夏「…わかった…」
タタタタタタタ
鈴「はあ…無駄だったのかな…全部…」
鈴「料理も…ISも…なにもかも…」グスッ
鈴「なんで…駄目だったんだろぉ…一夏ぁ…」ポロポロ
ザッ
シャル「ここにいたんだね…」
824: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:02:44 :9aJz0v1g
鈴「…なによ、笑いに来たの…」グスッ
シャル「なんでそんな事しなきゃいけないのさ」
シャル「僕たちは仲間なんじゃないのかな」
鈴「なんでよ…」グスッ
シャル「僕も一夏に言ったんだよ」
シャル「今回の大会で僕がもし勝ったら僕の事も考えてくれって」
シャル「さすがに好きな人がいる相手に無理矢理付き合えーなんて言えなかったけど」
シャル「たぶんこんな言い回しじゃあ一夏は気付いてないけどね…」
鈴「ふーん…」グスッ
シャル「僕はまだ諦めきれないや…」
シャル「やっぱり親が親だからかな…はは…」
鈴「そんなの関係ないわよ。殴るわよ」
シャル「ごめんね…」
鈴「…なによ、笑いに来たの…」グスッ
シャル「なんでそんな事しなきゃいけないのさ」
シャル「僕たちは仲間なんじゃないのかな」
鈴「なんでよ…」グスッ
シャル「僕も一夏に言ったんだよ」
シャル「今回の大会で僕がもし勝ったら僕の事も考えてくれって」
シャル「さすがに好きな人がいる相手に無理矢理付き合えーなんて言えなかったけど」
シャル「たぶんこんな言い回しじゃあ一夏は気付いてないけどね…」
鈴「ふーん…」グスッ
シャル「僕はまだ諦めきれないや…」
シャル「やっぱり親が親だからかな…はは…」
鈴「そんなの関係ないわよ。殴るわよ」
シャル「ごめんね…」
825: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:05:00 :9aJz0v1g
シャル「でも、一つ言わせてよ」
鈴「なによ…」グスッ
シャル「無駄なんかじゃないよ、全部」
シャル「一夏のためにならなかったってだけで」
シャル「絶対に無駄なんかじゃない」
シャル「それが言いたかったんだ」
鈴「そっか…ありがと…」
シャル「なんだか素直だね…」
鈴「なによ、悪いの?」
シャル「いつもそれでいればいいのに」
鈴「無理よ」
シャル「でも、一つ言わせてよ」
鈴「なによ…」グスッ
シャル「無駄なんかじゃないよ、全部」
シャル「一夏のためにならなかったってだけで」
シャル「絶対に無駄なんかじゃない」
シャル「それが言いたかったんだ」
鈴「そっか…ありがと…」
シャル「なんだか素直だね…」
鈴「なによ、悪いの?」
シャル「いつもそれでいればいいのに」
鈴「無理よ」
826: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:08:02 :9aJz0v1g
シャル「とりあえず帰ろうか」
シャル「今日はもうお開きって事になったから」
シャル「ラウラもあのまま寝ちゃったみたいだから今日は僕の部屋に泊まりなよ」
鈴「なんでよ…」
シャル「別に、特に意味なんて無いよ」
シャル「ただ、今日は一人では寝たくないからね…」
鈴「じゃあお願いするわ…」
シャル「じゃ、帰ろっか…」
鈴「うん…」
シャル「とりあえず帰ろうか」
シャル「今日はもうお開きって事になったから」
シャル「ラウラもあのまま寝ちゃったみたいだから今日は僕の部屋に泊まりなよ」
鈴「なんでよ…」
シャル「別に、特に意味なんて無いよ」
シャル「ただ、今日は一人では寝たくないからね…」
鈴「じゃあお願いするわ…」
シャル「じゃ、帰ろっか…」
鈴「うん…」
827: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:14:13 :9aJz0v1g
-数日後-
のび太「まだ学校のペースに身体が追いついてないや…」
一夏「まあ三連休だったしな」
箒「なさけないな」
のび太「ごめんなさい…あ、そうだラウラちゃん、セシリアちゃん」
ラウラ「なんだ」
セシリア「なんですの?」
のび太「この前言ってた放課後の訓練、認可されたから今日からだってさ」
ラウラ「本当か!恩に着るぞ!」
セシリア「うっ…ついに来ましたわね…」
箒「ん?何の事だ?」
シャル「のび太が個人的にやってた織斑先生のトレーニングに二人も参加するらしいよ」
シャル「のび太曰くイジメレベルで辛いらしい」
箒「なんだと…」
-数日後-
のび太「まだ学校のペースに身体が追いついてないや…」
一夏「まあ三連休だったしな」
箒「なさけないな」
のび太「ごめんなさい…あ、そうだラウラちゃん、セシリアちゃん」
ラウラ「なんだ」
セシリア「なんですの?」
のび太「この前言ってた放課後の訓練、認可されたから今日からだってさ」
ラウラ「本当か!恩に着るぞ!」
セシリア「うっ…ついに来ましたわね…」
箒「ん?何の事だ?」
シャル「のび太が個人的にやってた織斑先生のトレーニングに二人も参加するらしいよ」
シャル「のび太曰くイジメレベルで辛いらしい」
箒「なんだと…」
828: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:16:41 :9aJz0v1g
一夏「千冬姉はやる気のない相手には容赦しないけどやる気のある奴には一切遠慮しないからな」
シャル「極端だね…」
箒「まあ、それが強さの秘訣なのだろう」
シャル「何はともあれ二人とも頑張ってね」
ラウラ「任せろ!」
セシリア「ばっちこいですわ!」
シャル「死ななきゃいいけどね…」
一夏「千冬姉はやる気のない相手には容赦しないけどやる気のある奴には一切遠慮しないからな」
シャル「極端だね…」
箒「まあ、それが強さの秘訣なのだろう」
シャル「何はともあれ二人とも頑張ってね」
ラウラ「任せろ!」
セシリア「ばっちこいですわ!」
シャル「死ななきゃいいけどね…」
829: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:55:25 :9aJz0v1g
-放課後-
のび太「たぶんそろそろ先生来るよ」
ラウラ「楽しみだな」
セシリア「これも全てのび太さんのため、これも全てのび太さんのため」ブツブツ
千冬「うむ、集まっているな」
のび太「今日も宜しくお願いします」
千冬「うむ、まずボーデヴィッヒ、オルコット」
ラウラ「はい」
セシリア「はい」
千冬「この訓練はISは一切使わない。全て精神面、体力面のトレーニングだ」
千冬「それでも付いてくるか?」
ラウラ「サー!イエッサー!」
セシリア「は、はい!」
千冬「そうか…ならばまずなんでもいい」
千冬「私に勝ってみろ」
-放課後-
のび太「たぶんそろそろ先生来るよ」
ラウラ「楽しみだな」
セシリア「これも全てのび太さんのため、これも全てのび太さんのため」ブツブツ
千冬「うむ、集まっているな」
のび太「今日も宜しくお願いします」
千冬「うむ、まずボーデヴィッヒ、オルコット」
ラウラ「はい」
セシリア「はい」
千冬「この訓練はISは一切使わない。全て精神面、体力面のトレーニングだ」
千冬「それでも付いてくるか?」
ラウラ「サー!イエッサー!」
セシリア「は、はい!」
千冬「そうか…ならばまずなんでもいい」
千冬「私に勝ってみろ」
830: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/03(月) 23:57:55 :9aJz0v1g
「「へ?」」
千冬「トレーニングを受ける為の試験のような物だ」
千冬「この場で出来るのならなんでもいいぞ」
千冬「野比、これが終わるまではいつものやってこい」
のび太「はい!」
タタタタタ
千冬「因みに野比はあやとりだった」
千冬「あれは最早神の域だな」
セシリア(そういえば特技はあやとりと…)
ラウラ(あやとりとはなんだ…)
「「へ?」」
千冬「トレーニングを受ける為の試験のような物だ」
千冬「この場で出来るのならなんでもいいぞ」
千冬「野比、これが終わるまではいつものやってこい」
のび太「はい!」
タタタタタ
千冬「因みに野比はあやとりだった」
千冬「あれは最早神の域だな」
セシリア(そういえば特技はあやとりと…)
ラウラ(あやとりとはなんだ…)
833: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:06:40 :/ur8YhA.
セシリア(っていうか織斑先生に勝てる物!?)
セシリア(そんなものありませんわ…)
セシリア(確か先生は家事が苦手だと…)
セシリア(でもこの場で出来る物…わからない…)
セシリア(私はテニス部ですがこの超人に敵うとは思えませんわ…)
ラウラ「…」スッ
千冬「なんだ、先手はボーデヴィッヒからか」
ラウラ「はい、私が教官に勝てるもの…」
ラウラ「それは我が嫁!野比のび太に対する愛です!」ドドーン!
千冬「……いいだろう。私の負けだ」
ラウラ「…」グッ!
セシリア「そ、そんなのでいいんですの!?」
千冬「私はなんでもいいと言っただろう」
千冬「因みに同じ物は駄目だ」
セシリア(なんという…)
セシリア(っていうか織斑先生に勝てる物!?)
セシリア(そんなものありませんわ…)
セシリア(確か先生は家事が苦手だと…)
セシリア(でもこの場で出来る物…わからない…)
セシリア(私はテニス部ですがこの超人に敵うとは思えませんわ…)
ラウラ「…」スッ
千冬「なんだ、先手はボーデヴィッヒからか」
ラウラ「はい、私が教官に勝てるもの…」
ラウラ「それは我が嫁!野比のび太に対する愛です!」ドドーン!
千冬「……いいだろう。私の負けだ」
ラウラ「…」グッ!
セシリア「そ、そんなのでいいんですの!?」
千冬「私はなんでもいいと言っただろう」
千冬「因みに同じ物は駄目だ」
セシリア(なんという…)
835: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:12:06 :/ur8YhA.
千冬「ボーデヴィッヒは野比に今やってるアップのメニューを聞いてこい」
ラウラ「はっ!」
テテテテテテ-
千冬「さて、残りはお前だが…」
セシリア(くっ…万事休すですわ…)
千冬「挑戦もしないのなら私は二人の練習相手にならなくてはならないのだが」
セシリア「て、テニスで勝負ですわ!」
千冬「…いいだろう」
千冬「時間も限られているからな先に一本決めた方が勝ちだ」
セシリア「構いませんわ!」
千冬「ボーデヴィッヒは野比に今やってるアップのメニューを聞いてこい」
ラウラ「はっ!」
テテテテテテ-
千冬「さて、残りはお前だが…」
セシリア(くっ…万事休すですわ…)
千冬「挑戦もしないのなら私は二人の練習相手にならなくてはならないのだが」
セシリア「て、テニスで勝負ですわ!」
千冬「…いいだろう」
千冬「時間も限られているからな先に一本決めた方が勝ちだ」
セシリア「構いませんわ!」
836: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:16:36 :/ur8YhA.
セシリア「私のサーブからですわね!」トーントーン
セシリア「はぁ!」バシーン
ギュルルルル
千冬「ほう、なかなか良い球だな…さすがテニス部と言ったところか…」
千冬「だが甘い」ゴォ
ズダァアアアアアン
セシリア「へ?」ヒュン
千冬「お前の負けだ、オルコット」
千冬「お前の挑戦は毎日受けるぞ」
千冬「ただし競技を変える事は許されないからな」
セシリア(球が当たったところに軽いクレーターが…)
セシリア(こんなのが直撃したら死ぬなんてレベルじゃありませんわ…)
セシリア「私のサーブからですわね!」トーントーン
セシリア「はぁ!」バシーン
ギュルルルル
千冬「ほう、なかなか良い球だな…さすがテニス部と言ったところか…」
千冬「だが甘い」ゴォ
ズダァアアアアアン
セシリア「へ?」ヒュン
千冬「お前の負けだ、オルコット」
千冬「お前の挑戦は毎日受けるぞ」
千冬「ただし競技を変える事は許されないからな」
セシリア(球が当たったところに軽いクレーターが…)
セシリア(こんなのが直撃したら死ぬなんてレベルじゃありませんわ…)
837: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:20:58 :/ur8YhA.
セシリア(私には参加する資格が無かったという事なのでしょうか…)
セシリア(そもそも合格してもついて行けるかどうかすら怪しいですわ…)
セシリア(もう諦めるしか…)
セシリア(諦める…?)
セシリア(イギリス代表の…この私が…?)
セシリア(許される事ではありませんわ…!)
セシリア「やってやりますわああああああ!」
ダダダダ
千冬(これだから思春期は…)
セシリア(私には参加する資格が無かったという事なのでしょうか…)
セシリア(そもそも合格してもついて行けるかどうかすら怪しいですわ…)
セシリア(もう諦めるしか…)
セシリア(諦める…?)
セシリア(イギリス代表の…この私が…?)
セシリア(許される事ではありませんわ…!)
セシリア「やってやりますわああああああ!」
ダダダダ
千冬(これだから思春期は…)
838: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:35:20 :/ur8YhA.
-テニス場-
ハァ!イヤァ!
テニスブ1「今日のオルコットさんは気迫がすごいね…」
テニスブ2「なんでも野比くんのために織斑先生に勝つらしいよ」
テニブス3「野比くんっていうとあの一組の冴えない子~?なんであんなに一生懸命なのかしらー」ヒュン
ガシャアアアア
セシリア「あらあら、何か聞こえましたが私の聞き間違いですかねぇ~?」
テニブス3「はあ!?なにすんだよてめぇ!」
セシリア「あらあら醜い豚はよく吠えますわね~」
テニスブ1「愛の力だね…」
テニスブ2「だね…」
-テニス場-
ハァ!イヤァ!
テニスブ1「今日のオルコットさんは気迫がすごいね…」
テニスブ2「なんでも野比くんのために織斑先生に勝つらしいよ」
テニブス3「野比くんっていうとあの一組の冴えない子~?なんであんなに一生懸命なのかしらー」ヒュン
ガシャアアアア
セシリア「あらあら、何か聞こえましたが私の聞き間違いですかねぇ~?」
テニブス3「はあ!?なにすんだよてめぇ!」
セシリア「あらあら醜い豚はよく吠えますわね~」
テニスブ1「愛の力だね…」
テニスブ2「だね…」
839:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 00:38:49 :BLiGFJh6
よく見たらテニブス3www
841:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 00:43:46 :/ur8YhA.
-一方訓練場では-
千冬「もうアップは終わったか?」
のび太「はい」
ラウラ「はっ!」
千冬「では野比、今日は相手を変えてボーデヴィッヒと打ち合いだ」
千冬「こいつは強いから遠慮はいらんぞ」
のび太「わかってます。よろしくね」
ラウラ「ああ、宜しく頼む」
千冬「では、始め!」
バシーンバシーン
-一方訓練場では-
千冬「もうアップは終わったか?」
のび太「はい」
ラウラ「はっ!」
千冬「では野比、今日は相手を変えてボーデヴィッヒと打ち合いだ」
千冬「こいつは強いから遠慮はいらんぞ」
のび太「わかってます。よろしくね」
ラウラ「ああ、宜しく頼む」
千冬「では、始め!」
バシーンバシーン
842:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 00:49:28 :/ur8YhA.
千冬「次は受け身200回!」
ハイッ
ビターンビターン
千冬「次は柔道の組み手だ!」
ハイッ
ズダーンズダーン
千冬「次は空手の組み手だ!」
ハイッ
エイッ!ハァ!
千冬「次は20mシャトルランを私が良いと言うまで続けろ!」
ハイッ
ズダダダダダ
----------------
------
---
千冬「次は受け身200回!」
ハイッ
ビターンビターン
千冬「次は柔道の組み手だ!」
ハイッ
ズダーンズダーン
千冬「次は空手の組み手だ!」
ハイッ
エイッ!ハァ!
千冬「次は20mシャトルランを私が良いと言うまで続けろ!」
ハイッ
ズダダダダダ
----------------
------
---
843: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:51:55 :/ur8YhA.
千冬「ふむ、今日はこんな物か…終了だ」
のび太「あ、ありがっげっほげっほげほ…」
千冬「無理をするな、少しぐらい休んでからしゃべれ」
のび太「は、はい…」
千冬「あ、それと最後のトレーニングメニューだ」
のび太「へ?」
千冬「そこで力尽きているボーデヴィッヒを部屋まで運んでやれ」
ラウラ「…」チーン
のび太「はい…」
千冬「ふむ、今日はこんな物か…終了だ」
のび太「あ、ありがっげっほげっほげほ…」
千冬「無理をするな、少しぐらい休んでからしゃべれ」
のび太「は、はい…」
千冬「あ、それと最後のトレーニングメニューだ」
のび太「へ?」
千冬「そこで力尽きているボーデヴィッヒを部屋まで運んでやれ」
ラウラ「…」チーン
のび太「はい…」
844: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 00:58:39 :/ur8YhA.
のび太(僕も最初はこんなだったな…)
のび太(織斑先生も全く同じメニューをこなしてたはずなのになんで平気だったんだ…)
のび太「よっこいしょ…」
のび太(ラウラちゃんは軽いなぁ…)
のび太(こうしておんぶしてると娘みたいだな…)
のび太(結構歩くのもキツイや…申し訳ないけどシャルちゃんに引き渡したらあとは全部任せよう…)
パコーンパコーン
のび太「ん?」
セシリア「はぁ!いやぁ!」ズバーンズバーン
のび太「頑張ってるね…」
セシリア「あら、のび太さん」
セシリア「もう訓練は終わったんですのね」
のび太(僕も最初はこんなだったな…)
のび太(織斑先生も全く同じメニューをこなしてたはずなのになんで平気だったんだ…)
のび太「よっこいしょ…」
のび太(ラウラちゃんは軽いなぁ…)
のび太(こうしておんぶしてると娘みたいだな…)
のび太(結構歩くのもキツイや…申し訳ないけどシャルちゃんに引き渡したらあとは全部任せよう…)
パコーンパコーン
のび太「ん?」
セシリア「はぁ!いやぁ!」ズバーンズバーン
のび太「頑張ってるね…」
セシリア「あら、のび太さん」
セシリア「もう訓練は終わったんですのね」
845: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:02:13 :/ur8YhA.
のび太「うん、ラウラちゃんは力尽きちゃったみたい」
セシリア「ボーデヴィッヒさんが倒れるなんて相当ですのね」
のび太「あんまり無理しないでね?僕ならいつでも相手するからさ」
セシリア「いえ、これは私自身との戦いですので諦めるわけにはいきませんの」
のび太「そうなんだ…」
のび太「じゃ、頑張って」
セシリア「はい、ありがとうございます」
のび太(自分自身との戦い…か…)
のび太(かっこいいな…)
のび太「うん、ラウラちゃんは力尽きちゃったみたい」
セシリア「ボーデヴィッヒさんが倒れるなんて相当ですのね」
のび太「あんまり無理しないでね?僕ならいつでも相手するからさ」
セシリア「いえ、これは私自身との戦いですので諦めるわけにはいきませんの」
のび太「そうなんだ…」
のび太「じゃ、頑張って」
セシリア「はい、ありがとうございます」
のび太(自分自身との戦い…か…)
のび太(かっこいいな…)
846: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:08:34 :/ur8YhA.
-次の日-
セシリア「織斑先生!お願い致しますわ!」ズバーン
千冬「はぁ!」バァン
セシリア「…っく!また明日来ますわ!」
-さらに次の日-
セシリア「織斑先生!」ズバーン
千冬「っふん!」ドォン
セシリア「きゃあああ!」
-一週間後-
セシリア「先生!」ズオォ
千冬「はぁ!」ボゴォ
セシリア「きゃああ!」
------------
-------
---
-次の日-
セシリア「織斑先生!お願い致しますわ!」ズバーン
千冬「はぁ!」バァン
セシリア「…っく!また明日来ますわ!」
-さらに次の日-
セシリア「織斑先生!」ズバーン
千冬「っふん!」ドォン
セシリア「きゃあああ!」
-一週間後-
セシリア「先生!」ズオォ
千冬「はぁ!」ボゴォ
セシリア「きゃああ!」
------------
-------
---
849: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:14:47 :/ur8YhA.
-教室-
セシリア「駄目ですわー勝てませんわー」シクシク
シャル「セシリアはここ一週間一体なにと戦ってるの…」
箒「人類史上最強と言われている先生だ」
鈴「なんか例ののび太との特訓の参加権として私になんでも良いから勝ってみろって言われたらしいよ」
鈴「のび太はあやとりで、ラウラはのび太に対する愛だってさ」
シャル「そういえばのび太のあやとりはすごかったなぁ」
一夏「気にするのはそっちなんだな」
箒「もう今更だろう」
-教室-
セシリア「駄目ですわー勝てませんわー」シクシク
シャル「セシリアはここ一週間一体なにと戦ってるの…」
箒「人類史上最強と言われている先生だ」
鈴「なんか例ののび太との特訓の参加権として私になんでも良いから勝ってみろって言われたらしいよ」
鈴「のび太はあやとりで、ラウラはのび太に対する愛だってさ」
シャル「そういえばのび太のあやとりはすごかったなぁ」
一夏「気にするのはそっちなんだな」
箒「もう今更だろう」
850: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:18:41 :/ur8YhA.
のび太「セシリアちゃん…頑張ってね…」
セシリア「のび太さん…」
一夏「お、神のささやきが来たぞ」
ラウラ「そうだ、私も待っているからな」
セシリア「ボーデヴィッヒさん…」
シャル「天使のささやきも入ったね」
鈴「もう諦めても誰も怒らないわよー」
箒「悪魔までやらんでよろしい」
のび太「セシリアちゃん…頑張ってね…」
セシリア「のび太さん…」
一夏「お、神のささやきが来たぞ」
ラウラ「そうだ、私も待っているからな」
セシリア「ボーデヴィッヒさん…」
シャル「天使のささやきも入ったね」
鈴「もう諦めても誰も怒らないわよー」
箒「悪魔までやらんでよろしい」
851: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:24:24 :/ur8YhA.
セシリア「私は諦めませんわ!」ガバッ
鈴「急にやる気になったわね」
箒「どうしても一緒に特訓したいんだな」
シャル「よくやるよ…」
一夏「千冬姉はなんであんなに何でも出来るんだよ…」
シャル「そんなの一夏が一番知ってるはずでしょ」
セシリア「私は諦めませんわ!」ガバッ
鈴「急にやる気になったわね」
箒「どうしても一緒に特訓したいんだな」
シャル「よくやるよ…」
一夏「千冬姉はなんであんなに何でも出来るんだよ…」
シャル「そんなの一夏が一番知ってるはずでしょ」
852: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:29:28 :/ur8YhA.
-そして放課後-
セシリア「今日も宜しくお願い致しますわ…」
千冬「ああ、こい」
セシリア「…」ピタッ
千冬「どうした?急に止まって…やらないのか?」
セシリア「…」
バシュウウンギュルルルル
千冬「な、なんだと!?」
セシリア(この一週間努力に研究を重ねてついに開発したこの技!)
セシリア(私の直立不動サーブに反応が出来ますこと!?)
千冬「えい!」パコーン
テンテンテン…コロコロコロ
セシリア「…」
千冬「…」
-そして放課後-
セシリア「今日も宜しくお願い致しますわ…」
千冬「ああ、こい」
セシリア「…」ピタッ
千冬「どうした?急に止まって…やらないのか?」
セシリア「…」
バシュウウンギュルルルル
千冬「な、なんだと!?」
セシリア(この一週間努力に研究を重ねてついに開発したこの技!)
セシリア(私の直立不動サーブに反応が出来ますこと!?)
千冬「えい!」パコーン
テンテンテン…コロコロコロ
セシリア「…」
千冬「…」
853: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:32:05 :/ur8YhA.
セシリア(至って普通に返されましたわ…)
千冬「…」
セシリア(ああ!なんだか織斑先生が哀れな目でこちらを見ていますわ!)
千冬「オルコット」
セシリア「は、はい!」
千冬「まず、この技の事だが」
セシリア「は、はい…」
千冬「不意打ちで撃つために力が逃げてしまっていて威力が格段に落ちている」
千冬「試合では使うべきではないな…」
セシリア「はい…」
セシリア(至って普通に返されましたわ…)
千冬「…」
セシリア(ああ!なんだか織斑先生が哀れな目でこちらを見ていますわ!)
千冬「オルコット」
セシリア「は、はい!」
千冬「まず、この技の事だが」
セシリア「は、はい…」
千冬「不意打ちで撃つために力が逃げてしまっていて威力が格段に落ちている」
千冬「試合では使うべきではないな…」
セシリア「はい…」
855: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:34:40 :/ur8YhA.
千冬「そしてもう一つ」
セシリア「はい?」
千冬「この一週間、ここまでこてんぱんにやられて良く耐えたな」
千冬「合格だ」
セシリア「え?」
千冬「今日から訓練に参加しても構わないと言う事だ」
千冬「それとも勝つまで続けるか?」
セシリア「い、いえ!ありがとうございます!」
千冬「ならこれから始めるからさっさと準備をしろ」
セシリア「はい♪」
千冬「そしてもう一つ」
セシリア「はい?」
千冬「この一週間、ここまでこてんぱんにやられて良く耐えたな」
千冬「合格だ」
セシリア「え?」
千冬「今日から訓練に参加しても構わないと言う事だ」
千冬「それとも勝つまで続けるか?」
セシリア「い、いえ!ありがとうございます!」
千冬「ならこれから始めるからさっさと準備をしろ」
セシリア「はい♪」
856: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:40:10 :/ur8YhA.
-教室-
ゼハーゼハー
千冬「もうギブアップか?オルコットー!」
マ、マダマダコレカラデスワー!
シャル「よかったねぇ…」
鈴「良かったっていっていいのかなあ…」
箒「いいんじゃないか?幸せそうだし」
シャル「なんかセシリアって素直で可愛いなぁ…」
鈴「げっ、シャルロットってそっちの気があるの…」
シャル「そういうのじゃないよ!!」
シャル「ただ、まっすぐに突っ走るのもいいんだなぁって思ったんだよ…」
箒「確かにな…」
マダマダ…コレカラ…デスワァ
ドサッ
シャル「あ、力尽きた」
-教室-
ゼハーゼハー
千冬「もうギブアップか?オルコットー!」
マ、マダマダコレカラデスワー!
シャル「よかったねぇ…」
鈴「良かったっていっていいのかなあ…」
箒「いいんじゃないか?幸せそうだし」
シャル「なんかセシリアって素直で可愛いなぁ…」
鈴「げっ、シャルロットってそっちの気があるの…」
シャル「そういうのじゃないよ!!」
シャル「ただ、まっすぐに突っ走るのもいいんだなぁって思ったんだよ…」
箒「確かにな…」
マダマダ…コレカラ…デスワァ
ドサッ
シャル「あ、力尽きた」
857: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 01:42:51 :/ur8YhA.
千冬「もう限界か…おい、野比」
のび太「はい」
千冬「こいつをおぶってこいつの部屋までダッシュだ」
のび太「は、はい!」
ゴロン
千冬「うお、何故気絶してなおこんなに満面の笑みなんだ…」
セシリア「にへへ…のび太さぁん…」
千冬「もう限界か…おい、野比」
のび太「はい」
千冬「こいつをおぶってこいつの部屋までダッシュだ」
のび太「は、はい!」
ゴロン
千冬「うお、何故気絶してなおこんなに満面の笑みなんだ…」
セシリア「にへへ…のび太さぁん…」
871: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:00:56 :/ur8YhA.
-数日後-
千冬「学園に友達を呼びたい?」
のび太「はい、ドラ式の詳細を知っている可能性のある友人でして」
のび太「外だとISの使用は原則禁止ですからこちらに向かえた方が楽だと思いまして」
千冬「別に構わないぞ。許可が取れたら連絡しよう」
のび太「ありがとうございます!」
千冬「じゃあこの書類に色々記入してくれ」
のび太「はい」
サラサラ
-数日後-
千冬「学園に友達を呼びたい?」
のび太「はい、ドラ式の詳細を知っている可能性のある友人でして」
のび太「外だとISの使用は原則禁止ですからこちらに向かえた方が楽だと思いまして」
千冬「別に構わないぞ。許可が取れたら連絡しよう」
のび太「ありがとうございます!」
千冬「じゃあこの書類に色々記入してくれ」
のび太「はい」
サラサラ
872: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:03:26 :/ur8YhA.
のび太(男だから面倒なのかと思ったけど意外と大丈夫なんだなぁ)
のび太(まあ男が呼ぶからなんだろうけど)
のび太(今のうちに連絡しておこうかな)
のび太(休日なら大丈夫でしょ…)
のび太(男だから面倒なのかと思ったけど意外と大丈夫なんだなぁ)
のび太(まあ男が呼ぶからなんだろうけど)
のび太(今のうちに連絡しておこうかな)
のび太(休日なら大丈夫でしょ…)
873: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:07:19 :/ur8YhA.
スネ夫『お、やっとか!待ちくたびれたよ!』
のび太「臨海学校とかあったからね」
スネ夫『一応ジャイアンとかにも聞いてみるよ。多分甲子園の予選前だから無理だろうけど』
のび太「その時にテレビから応援してるよって言っておいてよ」
スネ夫『うん、わかった』
スネ夫『出来杉とかには僕から連絡しておくよ』
のび太「そうなの?じゃあ宜しくね」
スネ夫『丁度会う約束をしてたからね、ついでだよ』
のび太「そっか、じゃあまた」
スネ夫『うん、またねー』
スネ夫『お、やっとか!待ちくたびれたよ!』
のび太「臨海学校とかあったからね」
スネ夫『一応ジャイアンとかにも聞いてみるよ。多分甲子園の予選前だから無理だろうけど』
のび太「その時にテレビから応援してるよって言っておいてよ」
スネ夫『うん、わかった』
スネ夫『出来杉とかには僕から連絡しておくよ』
のび太「そうなの?じゃあ宜しくね」
スネ夫『丁度会う約束をしてたからね、ついでだよ』
のび太「そっか、じゃあまた」
スネ夫『うん、またねー』
874: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:10:10 :/ur8YhA.
一夏「友達か?」
のび太「うん、中学の頃のね」
のび太「今度ここに来てもらう事になったんだ」
一夏「そうなのか、じゃあ俺はどっかに出かけてこうかな…」
のび太「いや、みんなに紹介したいからいてくれていいよ」
一夏「そうなのか?じゃあ出掛けない」
のび太「うん、じゃあみんなに聞いてくるよ」
一夏「友達か?」
のび太「うん、中学の頃のね」
のび太「今度ここに来てもらう事になったんだ」
一夏「そうなのか、じゃあ俺はどっかに出かけてこうかな…」
のび太「いや、みんなに紹介したいからいてくれていいよ」
一夏「そうなのか?じゃあ出掛けない」
のび太「うん、じゃあみんなに聞いてくるよ」
875: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:15:40 :/ur8YhA.
-数分後-
のび太「みんな大丈夫だったって」
一夏「お、そうか!しかしのび太の友達か…」
一夏「前に話してたハッキング出来る奴とかもいたからな…楽しみだ…」
のび太「多分その人も来るよ」
一夏「お?そうなのか!」
のび太「ここに招待する目的がドラ式についてだからね」
のび太「知ってるかもしれない人たちなんだ」
一夏「だからのび太が行くんじゃなくてここに呼ぶのか」
のび太「そういうこと」
-数分後-
のび太「みんな大丈夫だったって」
一夏「お、そうか!しかしのび太の友達か…」
一夏「前に話してたハッキング出来る奴とかもいたからな…楽しみだ…」
のび太「多分その人も来るよ」
一夏「お?そうなのか!」
のび太「ここに招待する目的がドラ式についてだからね」
のび太「知ってるかもしれない人たちなんだ」
一夏「だからのび太が行くんじゃなくてここに呼ぶのか」
のび太「そういうこと」
876: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:29:34 :/ur8YhA.
コンコン
のび太「誰か来たみたいだね、僕が行くよ」
ガチャ
のび太「あれ、シャルちゃん」
シャル「や、やあのび太…」
のび太「どうしたの?もうすぐ消灯時間だけど…」
シャル「えっと…あの…」
のび太「一夏君に用事…?」
シャル「鋭いね…」
のび太「…うん、わかった。どれぐらい掛かるかな?僕は外に出てるけど」
シャル「ちょっとわからないや…」
コンコン
のび太「誰か来たみたいだね、僕が行くよ」
ガチャ
のび太「あれ、シャルちゃん」
シャル「や、やあのび太…」
のび太「どうしたの?もうすぐ消灯時間だけど…」
シャル「えっと…あの…」
のび太「一夏君に用事…?」
シャル「鋭いね…」
のび太「…うん、わかった。どれぐらい掛かるかな?僕は外に出てるけど」
シャル「ちょっとわからないや…」
877: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:31:37 :/ur8YhA.
のび太「う~ん…あんまり外でうろちょろしてると怒られるからな…」
シャル「それなら、僕とラウラの部屋にいてよ…」
シャル「もうラウラなら寝たから多分大丈夫だと思う…」
のび太「もう寝たんだ…」
シャル「寝付きはいいんだ」
のび太「わかったよ、じゃあごゆっくり」
シャル「うん、ありがとう」
のび太「う~ん…あんまり外でうろちょろしてると怒られるからな…」
シャル「それなら、僕とラウラの部屋にいてよ…」
シャル「もうラウラなら寝たから多分大丈夫だと思う…」
のび太「もう寝たんだ…」
シャル「寝付きはいいんだ」
のび太「わかったよ、じゃあごゆっくり」
シャル「うん、ありがとう」
878: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:35:16 :/ur8YhA.
-シャル、ラウラの部屋-
ソーッ
のび太(お邪魔しまーす…)
ラウラ「…zzz」
のび太(ぐっすり寝てるや…)
のび太(というか真っ暗で何も見えない…)
のび太(部屋の構造は一緒だよね…)
のび太(こっちがシャルちゃんのベッドか…)
ギシッ
ラウラ「誰だ!」
のび太(!?)
-シャル、ラウラの部屋-
ソーッ
のび太(お邪魔しまーす…)
ラウラ「…zzz」
のび太(ぐっすり寝てるや…)
のび太(というか真っ暗で何も見えない…)
のび太(部屋の構造は一緒だよね…)
のび太(こっちがシャルちゃんのベッドか…)
ギシッ
ラウラ「誰だ!」
のび太(!?)
879: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:37:48 :/ur8YhA.
パチッ
ラウラ「む…嫁か…なぜシャルロットのベッドに座っている…」
のび太「えっと…色々理由があって…」
ラウラ「まあいい…ほら、来い」
のび太「ん?なにやってるの」
ラウラ「夜這いをしに来たんじゃないのか?」
のび太「違うよ!」
のび太「カクカクシカジカ」
ラウラ「なるほどな…」
パチッ
ラウラ「む…嫁か…なぜシャルロットのベッドに座っている…」
のび太「えっと…色々理由があって…」
ラウラ「まあいい…ほら、来い」
のび太「ん?なにやってるの」
ラウラ「夜這いをしに来たんじゃないのか?」
のび太「違うよ!」
のび太「カクカクシカジカ」
ラウラ「なるほどな…」
880: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:40:20 :/ur8YhA.
ラウラ「シャルロットは現在戦っているのだな」
のび太「まあそういうことだね」
ラウラ「それで?」
のび太「ん?」
ラウラ「嫁は答えを出してくれないのか…?」
のび太「…」
ラウラ「答えてはくれないのか…」
のび太「僕は…」
ラウラ「む」
ラウラ「シャルロットは現在戦っているのだな」
のび太「まあそういうことだね」
ラウラ「それで?」
のび太「ん?」
ラウラ「嫁は答えを出してくれないのか…?」
のび太「…」
ラウラ「答えてはくれないのか…」
のび太「僕は…」
ラウラ「む」
881: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:43:44 :/ur8YhA.
のび太「僕は…多分一生掛かってもこのことの答えは出せない…」
ラウラ「…」
のび太「僕は同時に二人に好意を寄せられた事なんて初めてだからこういうときにどうしたらいいのかわからない…」
のび太「一夏君は自分なりに答えを出したみたいだけど…」
のび太「僕は、二人が悲しむ姿は見たくないんだ…」
のび太「自惚れかもしれないけどね…」
のび太「臨海学校の時となにも変わってない…」
のび太「これが、この状態が僕の答えなのかもしれない…」
ラウラ「そうか…」
のび太「僕は…多分一生掛かってもこのことの答えは出せない…」
ラウラ「…」
のび太「僕は同時に二人に好意を寄せられた事なんて初めてだからこういうときにどうしたらいいのかわからない…」
のび太「一夏君は自分なりに答えを出したみたいだけど…」
のび太「僕は、二人が悲しむ姿は見たくないんだ…」
のび太「自惚れかもしれないけどね…」
のび太「臨海学校の時となにも変わってない…」
のび太「これが、この状態が僕の答えなのかもしれない…」
ラウラ「そうか…」
882: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 21:47:36 :/ur8YhA.
のび太「二人が一緒に笑ってて…二人が一緒に喜んでて…」
のび太「そこに僕もいて…」
のび太「その状態を、僕は崩したくない…」
のび太「相変わらず、僕は最低だよ…」
ラウラ「でも、それが嫁の出した答えなのだろう?」
のび太「…うん」
ラウラ「ならば、私も異論はない」
ラウラ「私を選んでくれたのならそれはそれで嬉しいがな…」
ラウラ「それによってオルコットが泣いてしまうならもうこのままでも良いと私も考えていた」
ラウラ「だから自分を責めることはない」
のび太「ありがとうね…」
のび太「二人が一緒に笑ってて…二人が一緒に喜んでて…」
のび太「そこに僕もいて…」
のび太「その状態を、僕は崩したくない…」
のび太「相変わらず、僕は最低だよ…」
ラウラ「でも、それが嫁の出した答えなのだろう?」
のび太「…うん」
ラウラ「ならば、私も異論はない」
ラウラ「私を選んでくれたのならそれはそれで嬉しいがな…」
ラウラ「それによってオルコットが泣いてしまうならもうこのままでも良いと私も考えていた」
ラウラ「だから自分を責めることはない」
のび太「ありがとうね…」
883: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:00:20 :/ur8YhA.
ラウラ「ならばもう今日は寝よう」
のび太「え、でもシャルちゃんが帰ってくるかもしれないし…」
ラウラ「だったら私と私のベッドで寝ろ」
のび太「それはちょっと…」
ラウラ「異論は認めん」グイッ
ボスッ
のび太「まあいいか…」
ラウラ「諦めもたまには肝心だ」
のび太「そうだね…ありがと…」
ラウラ「うむ」
ラウラ「ならばもう今日は寝よう」
のび太「え、でもシャルちゃんが帰ってくるかもしれないし…」
ラウラ「だったら私と私のベッドで寝ろ」
のび太「それはちょっと…」
ラウラ「異論は認めん」グイッ
ボスッ
のび太「まあいいか…」
ラウラ「諦めもたまには肝心だ」
のび太「そうだね…ありがと…」
ラウラ「うむ」
885: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:06:40 :/ur8YhA.
-一夏、のび太の部屋-
シャル(…うぅ…のび太はああいってたけど入りづらい…)
シャル(もう帰っちゃおうかな…)
シャル(いや、駄目だ!もう言うって決めたんだ!)
シャル(このドアノブを回せば…)
ガチャ
一夏「のび太、客って誰だったんだ?ってあれシャル」
シャル(び、びっくりしたぁ~!)
一夏「なんだ、来客ってお前だったのか。のび太は?」
シャル「さ、さあ?どっかに行っちゃったよ」
一夏「そうなのか…で?何か用か?」
シャル「あ、うん…入っても良い?」
一夏「いいけど…」
-一夏、のび太の部屋-
シャル(…うぅ…のび太はああいってたけど入りづらい…)
シャル(もう帰っちゃおうかな…)
シャル(いや、駄目だ!もう言うって決めたんだ!)
シャル(このドアノブを回せば…)
ガチャ
一夏「のび太、客って誰だったんだ?ってあれシャル」
シャル(び、びっくりしたぁ~!)
一夏「なんだ、来客ってお前だったのか。のび太は?」
シャル「さ、さあ?どっかに行っちゃったよ」
一夏「そうなのか…で?何か用か?」
シャル「あ、うん…入っても良い?」
一夏「いいけど…」
886: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:21:02 :/ur8YhA.
一夏「ほれ、お茶」スッ
シャル「ありがと…」ズズッ
一夏「なんかあったのか…?」
シャル「何かがあったってわけじゃないんだけど…」
一夏「…?」
シャル「えっと…僕も終わらせににきたっていうか…」
一夏「終わらせに?」
シャル「うん、そう…」
一夏「ほれ、お茶」スッ
シャル「ありがと…」ズズッ
一夏「なんかあったのか…?」
シャル「何かがあったってわけじゃないんだけど…」
一夏「…?」
シャル「えっと…僕も終わらせににきたっていうか…」
一夏「終わらせに?」
シャル「うん、そう…」
889: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:33:46 :/ur8YhA.
シャル「えっとトーナメント前に言ったよね?一夏に…」
一夏「ああ、あのもっと僕を見てくれーって叫んだと思ったらどっかに走って逃げた奴な」
シャル「そ、それは言わないでよ!」
一夏「ははは、ごめん」
シャル「もう…」
シャル「そ、それでね?」
シャル「えっと…僕は…一夏の事が好きなんだ…」
シャル「だから…僕を選んでくれないかな…?」
一夏「へ?」
シャル「えっと…つまり、僕と付き合ってください!」
シャル「えっとトーナメント前に言ったよね?一夏に…」
一夏「ああ、あのもっと僕を見てくれーって叫んだと思ったらどっかに走って逃げた奴な」
シャル「そ、それは言わないでよ!」
一夏「ははは、ごめん」
シャル「もう…」
シャル「そ、それでね?」
シャル「えっと…僕は…一夏の事が好きなんだ…」
シャル「だから…僕を選んでくれないかな…?」
一夏「へ?」
シャル「えっと…つまり、僕と付き合ってください!」
890: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:40:47 :/ur8YhA.
一夏「…ん?」
シャル「聞こえなかったの…?じゃあもう一回いうよ…僕は…」
一夏「いや、そう言う事じゃない、ちゃんと聞こえた…」
シャル「じゃあ…答えを聞かせてよ…」
一夏「ちょっと唐突すぎて…」
シャル「あ、ごめん…」
一夏「えっと…俺はシャルの事も好きだけど、それ以上に箒の事が好きだ」
一夏「だから、ごめん…」
シャル「そっか…わかった…ありがと」
一夏「ああ…」
シャル「じゃあ、僕は帰るよ」
一夏「…」
シャル「明日からも普通に接してね?じゃあまた」
一夏「うん…」
一夏「…ん?」
シャル「聞こえなかったの…?じゃあもう一回いうよ…僕は…」
一夏「いや、そう言う事じゃない、ちゃんと聞こえた…」
シャル「じゃあ…答えを聞かせてよ…」
一夏「ちょっと唐突すぎて…」
シャル「あ、ごめん…」
一夏「えっと…俺はシャルの事も好きだけど、それ以上に箒の事が好きだ」
一夏「だから、ごめん…」
シャル「そっか…わかった…ありがと」
一夏「ああ…」
シャル「じゃあ、僕は帰るよ」
一夏「…」
シャル「明日からも普通に接してね?じゃあまた」
一夏「うん…」
891: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:45:03 :/ur8YhA.
シャル(はあ…やっぱり駄目だ…)ウルッ
シャル(たくさん言いたい事あったのに…)
シャル(しゃべり出したら泣いちゃいそうで…)
シャル(泣くのはやっぱり反則だからね…)ポロポロ
箒「む、こんな所で何をやっている…って泣いているのか!?」
シャル「ほ、箒…」
シャル(はあ…やっぱり駄目だ…)ウルッ
シャル(たくさん言いたい事あったのに…)
シャル(しゃべり出したら泣いちゃいそうで…)
シャル(泣くのはやっぱり反則だからね…)ポロポロ
箒「む、こんな所で何をやっている…って泣いているのか!?」
シャル「ほ、箒…」
893: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 22:57:31 :/ur8YhA.
シャル「な、なんでもないよ…」
箒「なんでも無い奴が泣くわけあるか。話してみろ」
シャル「わかった…話すよ…」
箒「うむ、それでいい」
シャル「さっき一夏に告白してきたんだ」
箒「!?」
シャル「それで、振られたよ…」
シャル「ただ、それだけの事だよ…」
箒「…」
シャル「覚悟はしてたんだけどね…やっぱり駄目だったよ…」
箒「…」
シャル「な、なんでもないよ…」
箒「なんでも無い奴が泣くわけあるか。話してみろ」
シャル「わかった…話すよ…」
箒「うむ、それでいい」
シャル「さっき一夏に告白してきたんだ」
箒「!?」
シャル「それで、振られたよ…」
シャル「ただ、それだけの事だよ…」
箒「…」
シャル「覚悟はしてたんだけどね…やっぱり駄目だったよ…」
箒「…」
894: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:01:12 :/ur8YhA.
シャル「因みに言うと、鈴もこの前振られたよ…」
シャル「もう、一夏は覚悟を決めてる見たいだし…」
シャル「ライバルはもういないから箒の好きにしていいんだよ…?」
シャル「僕も、そのために告白したようなものだからね」
箒「…わかった」
シャル「うん…」
箒「…」
シャル「あんまりここにいないで欲しいな…関係ないのに箒に対して怒っちゃいそうだから…」
箒「…でも…」
シャル「行って…出来れば一夏の所に…」
箒「…わかった…」
タタタタ
シャル「因みに言うと、鈴もこの前振られたよ…」
シャル「もう、一夏は覚悟を決めてる見たいだし…」
シャル「ライバルはもういないから箒の好きにしていいんだよ…?」
シャル「僕も、そのために告白したようなものだからね」
箒「…わかった」
シャル「うん…」
箒「…」
シャル「あんまりここにいないで欲しいな…関係ないのに箒に対して怒っちゃいそうだから…」
箒「…でも…」
シャル「行って…出来れば一夏の所に…」
箒「…わかった…」
タタタタ
896: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:03:36 :/ur8YhA.
シャル(はぁ…やっぱり僕は最低だな…)
シャル(関係ない箒に八つ当たりしそうになるなんて…)
シャル(これからどうしようかな…ここにいる意味もなくなっちゃったし…)
シャル(もう、向こうに帰ってもいいや…)
シャル(とりあえず、もう今日は寝よう…)
シャル(はぁ…やっぱり僕は最低だな…)
シャル(関係ない箒に八つ当たりしそうになるなんて…)
シャル(これからどうしようかな…ここにいる意味もなくなっちゃったし…)
シャル(もう、向こうに帰ってもいいや…)
シャル(とりあえず、もう今日は寝よう…)
900: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:22:53 :/ur8YhA.
-シャル、ラウラの部屋-
ガチャ
シャル(ただいまー)
ラウラ「…zzz」
のび太「おかえり…」
シャル「あれ、起きてたんだ…」
のび太「まあね…」
のび太「じゃあ、僕は帰ろうかな…」
シャル「あ、それは無理だと思うよ…」
のび太「え?」
シャル「僕が箒を一夏の所に行くように言ったから」
のび太「そっか…話を聞くぐらいなら僕でも出来るけど、どうする?」
シャル「じゃあお願いしようかなぁ…全然言いたい事言えなかったんだ…」
-シャル、ラウラの部屋-
ガチャ
シャル(ただいまー)
ラウラ「…zzz」
のび太「おかえり…」
シャル「あれ、起きてたんだ…」
のび太「まあね…」
のび太「じゃあ、僕は帰ろうかな…」
シャル「あ、それは無理だと思うよ…」
のび太「え?」
シャル「僕が箒を一夏の所に行くように言ったから」
のび太「そっか…話を聞くぐらいなら僕でも出来るけど、どうする?」
シャル「じゃあお願いしようかなぁ…全然言いたい事言えなかったんだ…」
901: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:25:47 :/ur8YhA.
その後僕は色々と話を聞いた
仕切りがあったから顔は見えなかったけど
シャルちゃんの声は震えていた
そこでシャルちゃんがこう言ったんだ
「もう、フランスに帰ろうと思ってる」
って…
その後僕は色々と話を聞いた
仕切りがあったから顔は見えなかったけど
シャルちゃんの声は震えていた
そこでシャルちゃんがこう言ったんだ
「もう、フランスに帰ろうと思ってる」
って…
902: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:30:49 :/ur8YhA.
のび太「フランスに帰るの…?」
シャル「うん、もうここにいる必要はないしね」
のび太「駄目だよ、帰っちゃ」
シャル「いいんだ、もう…」
のび太「…いつ行くつもり…」
シャル「さあ、…でもその内すぐに行くつもりだよ…」
シャル「なるべく早く帰りたいね…」
のび太「わかった…それまでに理由を作ればいいんだね」
シャル「え?」
のび太「シャルちゃんがフランスに帰らない理由だよ」
シャル「なんで…」
のび太「友達をほっとけないだけだよ」
シャル「そっか…」
のび太「フランスに帰るの…?」
シャル「うん、もうここにいる必要はないしね」
のび太「駄目だよ、帰っちゃ」
シャル「いいんだ、もう…」
のび太「…いつ行くつもり…」
シャル「さあ、…でもその内すぐに行くつもりだよ…」
シャル「なるべく早く帰りたいね…」
のび太「わかった…それまでに理由を作ればいいんだね」
シャル「え?」
のび太「シャルちゃんがフランスに帰らない理由だよ」
シャル「なんで…」
のび太「友達をほっとけないだけだよ」
シャル「そっか…」
904: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:38:49 :/ur8YhA.
-一夏、のび太の部屋-
一夏(シャルが…俺を…)
一夏(俺も、ちゃんとしなきゃいけないな…)
一夏(それならもう11時だけど、箒の所に…)
ガチャ
箒「うお!」
一夏「あれ、俺の部屋の前で何してるの…」
箒「いや、ちょっと…その…なんだ…」
一夏「まあいいや、呼び出す手間が省けたよ。箒に用事があったんだ。入ってくれよ」
箒「へ!?」
一夏「こんな所にいると見つかるからさ…早く」グイッ
箒「うわ!」
バタン
-一夏、のび太の部屋-
一夏(シャルが…俺を…)
一夏(俺も、ちゃんとしなきゃいけないな…)
一夏(それならもう11時だけど、箒の所に…)
ガチャ
箒「うお!」
一夏「あれ、俺の部屋の前で何してるの…」
箒「いや、ちょっと…その…なんだ…」
一夏「まあいいや、呼び出す手間が省けたよ。箒に用事があったんだ。入ってくれよ」
箒「へ!?」
一夏「こんな所にいると見つかるからさ…早く」グイッ
箒「うわ!」
バタン
905: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:39:03 :/ur8YhA.
千冬(まったく…)
山田(淋しいんですか?織斑君が先生から離れていってしまって…)ボソ
千冬(うるさい)ボソ
山田(だってたまたま見かけたからって追っかけるなんて…)ボソ
千冬(別にいいだろう。もう撤収するぞ)ボソ
山田(そうですね…)ボソ
千冬(まったく…)
山田(淋しいんですか?織斑君が先生から離れていってしまって…)ボソ
千冬(うるさい)ボソ
山田(だってたまたま見かけたからって追っかけるなんて…)ボソ
千冬(別にいいだろう。もう撤収するぞ)ボソ
山田(そうですね…)ボソ
906: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:40:58 :/ur8YhA.
箒「な、なんだいきなり!」
一夏「言いたい事があってさ」
箒「そ、そうだ!野比は!?」
一夏「あいつなら気を利かせて出てっいったきり帰ってきてない」
一夏「ここにいるのは俺と箒だけだよ」
箒(ふ、二人っきり!?)
一夏「箒、聞いて欲しい」
箒「ふぁ、ふぁい!」
箒「な、なんだいきなり!」
一夏「言いたい事があってさ」
箒「そ、そうだ!野比は!?」
一夏「あいつなら気を利かせて出てっいったきり帰ってきてない」
一夏「ここにいるのは俺と箒だけだよ」
箒(ふ、二人っきり!?)
一夏「箒、聞いて欲しい」
箒「ふぁ、ふぁい!」
907:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/04(火) 23:54:00 :/ur8YhA.
一夏「箒が束さんの事情で転校することになって急に俺の目の前からいなくなったとき」
一夏「俺はすごい悲しかった」
一夏「俺ってこのころからこういう事に疎くてさ」
一夏「ただ仲の良い友達が一人減って悲しいってもんと同じだと思ってたんだよ」
一夏「でも、中学にはいって受験した奴らもいてそれで離れていった奴もいたんだけど」
一夏「それは箒の時とはなにか違ったんだ」
一夏「何となくでしかわかってなかったけどな…」
一夏「それでこの学園に入学して箒と会ってすごい嬉しかった」
一夏「あの時も知り合いがいて良かったとか思ってたけどな」
一夏「でも、今はわかる」
一夏「今までの俺の思ってた事は、全部違う」」
一夏「箒が束さんの事情で転校することになって急に俺の目の前からいなくなったとき」
一夏「俺はすごい悲しかった」
一夏「俺ってこのころからこういう事に疎くてさ」
一夏「ただ仲の良い友達が一人減って悲しいってもんと同じだと思ってたんだよ」
一夏「でも、中学にはいって受験した奴らもいてそれで離れていった奴もいたんだけど」
一夏「それは箒の時とはなにか違ったんだ」
一夏「何となくでしかわかってなかったけどな…」
一夏「それでこの学園に入学して箒と会ってすごい嬉しかった」
一夏「あの時も知り合いがいて良かったとか思ってたけどな」
一夏「でも、今はわかる」
一夏「今までの俺の思ってた事は、全部違う」」
908: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/04(火) 23:57:54 :/ur8YhA.
一夏「俺は篠ノ之箒が好きだ」
一夏「だから、転校して悲しかった」
一夏「だから、また会えて嬉しいって思えた」
一夏「だから、守りたいって思えた」
一夏「最近になってやっと気付いたんだ」
一夏「気付いたときには色々手遅れになってたこともあったけどさ…」
一夏「不器用だから、誰かを自分から切り捨てて自分だけなんて事は出来なかったんだ」
一夏「でも、背中を押してくれる人が何人もいた」
一夏「だから、ちゃんとまっすぐな気持ちで言える」
一夏「篠ノ之箒さん」
箒「は、はい…」
一夏「大好きです…俺と付き合ってください」
箒「答えをやる!め、目をつぶれ!」
一夏「俺は篠ノ之箒が好きだ」
一夏「だから、転校して悲しかった」
一夏「だから、また会えて嬉しいって思えた」
一夏「だから、守りたいって思えた」
一夏「最近になってやっと気付いたんだ」
一夏「気付いたときには色々手遅れになってたこともあったけどさ…」
一夏「不器用だから、誰かを自分から切り捨てて自分だけなんて事は出来なかったんだ」
一夏「でも、背中を押してくれる人が何人もいた」
一夏「だから、ちゃんとまっすぐな気持ちで言える」
一夏「篠ノ之箒さん」
箒「は、はい…」
一夏「大好きです…俺と付き合ってください」
箒「答えをやる!め、目をつぶれ!」
911: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 00:03:23 :njqhOwZo
一夏「…」スッ
箒「…」
ゴッ
一夏「いってぇ!なんでデコピンなんだよ!」
箒「うるさい!散々私やみんなを困らせて!これはその罰だ!」
一夏「ここは普通色々なことは置いておいてキスする流れだろ!」
箒「キ、キスだと!?」
一夏「そうしたらハッピーエンドじゃねえか!なんでデコピンぐっ…」
チュー
箒「…こ、コレで良いのか…」
一夏「箒…顔真っ赤…」
箒「う、うるさい!うるさああああい!」
一夏「…」スッ
箒「…」
ゴッ
一夏「いってぇ!なんでデコピンなんだよ!」
箒「うるさい!散々私やみんなを困らせて!これはその罰だ!」
一夏「ここは普通色々なことは置いておいてキスする流れだろ!」
箒「キ、キスだと!?」
一夏「そうしたらハッピーエンドじゃねえか!なんでデコピンぐっ…」
チュー
箒「…こ、コレで良いのか…」
一夏「箒…顔真っ赤…」
箒「う、うるさい!うるさああああい!」
916: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 00:08:33 :njqhOwZo
-どっか-
ウルサアアアアアイ
ヤメロ!テレカクシニランブスルナ!
束「幸せになれそうでよかったよー」
ドラえもん「君が待ってって言ったのはこのためかい?」
束「そりゃちゃんと二人を見届けないといけないからねえ!」
ドラえもん「こっちでも見れるじゃないか」
束「こういうのはリアルタイムで見ないといけないんだにょー」
ドラえもん「そのためにわざわざ監視カメラをつけるなんてさ」
束「ばれなきゃ問題ないのだー!」
ドラえもん「ゴーレムの件もそう言ったよね」
束「だって問題なかったでしょ?」
ドラえもん「まあ確かになかったけど…」
-どっか-
ウルサアアアアアイ
ヤメロ!テレカクシニランブスルナ!
束「幸せになれそうでよかったよー」
ドラえもん「君が待ってって言ったのはこのためかい?」
束「そりゃちゃんと二人を見届けないといけないからねえ!」
ドラえもん「こっちでも見れるじゃないか」
束「こういうのはリアルタイムで見ないといけないんだにょー」
ドラえもん「そのためにわざわざ監視カメラをつけるなんてさ」
束「ばれなきゃ問題ないのだー!」
ドラえもん「ゴーレムの件もそう言ったよね」
束「だって問題なかったでしょ?」
ドラえもん「まあ確かになかったけど…」
917: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 00:10:54 :njqhOwZo
ドラえもん「じゃあもう良いよね」
束「うん!もう平気だよー!」
ドラえもん「じゃあもう行くよ。そろそろあの人も怒り始めてるし」
束「あちゃーじゃあ急がなきゃね」
ドラえもん「はい、乗って」
束「はいはーい」ピョン
ドラえもん「じゃあ帰るよ」
束「オッケー!」
シュウウウウウン
ドラえもん「じゃあもう良いよね」
束「うん!もう平気だよー!」
ドラえもん「じゃあもう行くよ。そろそろあの人も怒り始めてるし」
束「あちゃーじゃあ急がなきゃね」
ドラえもん「はい、乗って」
束「はいはーい」ピョン
ドラえもん「じゃあ帰るよ」
束「オッケー!」
シュウウウウウン
931:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/05(水) 20:56:39 :njqhOwZo
-次の日-
のび太「そっか付き合えたんだ」
一夏「おう、色々ありがとな」
のび太「別に僕は何もしてないし」
一夏「何もしてないわけ無いだろ」
のび太「まあそこはお互い様だよ」
一夏「そうなのかな…」
のび太「っていうか良く言う気になったよね。このままずっとこんななのかと思った」
一夏「いやぁ…決めた事はすぐに行動に移さないとだめな性分で…」
のび太「一夏君はそんな感じだよね」
一夏「褒めてるのか?それ」
のび太「微妙かな」
一夏「褒めてないのかよ!」
-次の日-
のび太「そっか付き合えたんだ」
一夏「おう、色々ありがとな」
のび太「別に僕は何もしてないし」
一夏「何もしてないわけ無いだろ」
のび太「まあそこはお互い様だよ」
一夏「そうなのかな…」
のび太「っていうか良く言う気になったよね。このままずっとこんななのかと思った」
一夏「いやぁ…決めた事はすぐに行動に移さないとだめな性分で…」
のび太「一夏君はそんな感じだよね」
一夏「褒めてるのか?それ」
のび太「微妙かな」
一夏「褒めてないのかよ!」
932: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 20:59:42 :njqhOwZo
一夏「俺の事は良いとしてお前はどうなんだよ」
のび太「なにが」
一夏「セシリアとラウラ」
のび太「それを言われると痛いんだよね…」
一夏「ん?なんかあったのか?」
のび太「いや、別にそう言う訳じゃないんだけど…」
一夏「なんだ、気になるな」
のび太「うーん答えは出したんだ。僕なりに」
のび太「三人がずっと笑ってられるようにいられたらなぁって思ってさ…」
のび太「だから誰も選べない…選ばない…それが僕の答えなんだ」
一夏「ふーん」
のび太「幻滅したでしょ?」
一夏「俺の事は良いとしてお前はどうなんだよ」
のび太「なにが」
一夏「セシリアとラウラ」
のび太「それを言われると痛いんだよね…」
一夏「ん?なんかあったのか?」
のび太「いや、別にそう言う訳じゃないんだけど…」
一夏「なんだ、気になるな」
のび太「うーん答えは出したんだ。僕なりに」
のび太「三人がずっと笑ってられるようにいられたらなぁって思ってさ…」
のび太「だから誰も選べない…選ばない…それが僕の答えなんだ」
一夏「ふーん」
のび太「幻滅したでしょ?」
933: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:03:19 :njqhOwZo
一夏「いや、いいんじゃないか?」
のび太「え?」
一夏「だってそれであの二人も良いって言ってくれてるんだろ?」
のび太「まあ…そうなんだけど…」
一夏「じゃあいいんじゃないか?」
のび太「そうなのかな…」
一夏「そうだよ。お互いが納得してればそれが一番良い答えなんだよ」
のび太「そうなのかもね…」
一夏「おう」
一夏「いや、いいんじゃないか?」
のび太「え?」
一夏「だってそれであの二人も良いって言ってくれてるんだろ?」
のび太「まあ…そうなんだけど…」
一夏「じゃあいいんじゃないか?」
のび太「そうなのかな…」
一夏「そうだよ。お互いが納得してればそれが一番良い答えなんだよ」
のび太「そうなのかもね…」
一夏「おう」
934: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:08:54 :njqhOwZo
コンコンガチャ
千冬「入るぞ」
一夏「千冬姉!」
のび太「あ、織斑先生」
千冬「学校では織斑先生だ」
一夏「はい…」
千冬「野比」
のび太「はい?僕?」
千冬「この前の学園への招待客の許可が下りた」
のび太「あ、そうですか」
千冬「ああ、だから明日以降ならいつでも構わない」
千冬「ただし来る日にちが決まったらこちらに連絡を入れるように」
のび太「あ、はい。わかりました」
コンコンガチャ
千冬「入るぞ」
一夏「千冬姉!」
のび太「あ、織斑先生」
千冬「学校では織斑先生だ」
一夏「はい…」
千冬「野比」
のび太「はい?僕?」
千冬「この前の学園への招待客の許可が下りた」
のび太「あ、そうですか」
千冬「ああ、だから明日以降ならいつでも構わない」
千冬「ただし来る日にちが決まったらこちらに連絡を入れるように」
のび太「あ、はい。わかりました」
935: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:11:36 :njqhOwZo
千冬「それと一夏」
一夏「はい?」
千冬「これは担任としても姉としても言っておく」
一夏「…?」
千冬「恋愛にうつつを抜かすのもいいがそれで成績が落ちるようなら覚悟しておけ」
千冬「因みにこれは篠ノ之にも言ってあるからな」
のび太(どこから聞いたんだろう…)
一夏「は…はい…」
千冬「では、邪魔したな」
ガチャ
バタン
一夏「どっから聞いたんだ…まだ昨日の事だぞ…」
のび太「さあ…」
千冬「それと一夏」
一夏「はい?」
千冬「これは担任としても姉としても言っておく」
一夏「…?」
千冬「恋愛にうつつを抜かすのもいいがそれで成績が落ちるようなら覚悟しておけ」
千冬「因みにこれは篠ノ之にも言ってあるからな」
のび太(どこから聞いたんだろう…)
一夏「は…はい…」
千冬「では、邪魔したな」
ガチャ
バタン
一夏「どっから聞いたんだ…まだ昨日の事だぞ…」
のび太「さあ…」
936: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:25:18 :njqhOwZo
-数日後-
スネ夫「おお…ここが天下のIS学園…」
出来杉「やっぱりものすごい近代的だね…」
のび太「まあ一応ね…」
のび太「まずは僕のルームメイトとかを紹介するよ」
スネ夫「そっか寮なんだもんな」
出来杉「喧嘩とかしたら大変そうだね…」
のび太「そういえば喧嘩した事無いなぁ…」
スネ夫「まあのび太じゃあな」
出来杉「確かにね」
-数日後-
スネ夫「おお…ここが天下のIS学園…」
出来杉「やっぱりものすごい近代的だね…」
のび太「まあ一応ね…」
のび太「まずは僕のルームメイトとかを紹介するよ」
スネ夫「そっか寮なんだもんな」
出来杉「喧嘩とかしたら大変そうだね…」
のび太「そういえば喧嘩した事無いなぁ…」
スネ夫「まあのび太じゃあな」
出来杉「確かにね」
937: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:31:15 :njqhOwZo
のび太「やっぱりジャイアンとしずかちゃんは無理だったんだね」
スネ夫「ジャイアンは言ったとおりに練習で」
出来杉「しずかちゃんはバイオリンで外国に留学中だからね…そう簡単には帰って来れないみたい」
のび太「そっか…」
スネ夫「まあしょうがないよな」
出来杉「僕も久しぶりに会いたかったんだけどね…」
スネ夫「あれ、諦めたんじゃなかったのか」
出来杉「べ、別にそう言う訳じゃ!」
のび太「隠さなくてもいいのに…」
スネ夫「男のツンデレは需要無いよ」
のび太「なんだかんだ言ってるうちに着いたよ」
のび太「やっぱりジャイアンとしずかちゃんは無理だったんだね」
スネ夫「ジャイアンは言ったとおりに練習で」
出来杉「しずかちゃんはバイオリンで外国に留学中だからね…そう簡単には帰って来れないみたい」
のび太「そっか…」
スネ夫「まあしょうがないよな」
出来杉「僕も久しぶりに会いたかったんだけどね…」
スネ夫「あれ、諦めたんじゃなかったのか」
出来杉「べ、別にそう言う訳じゃ!」
のび太「隠さなくてもいいのに…」
スネ夫「男のツンデレは需要無いよ」
のび太「なんだかんだ言ってるうちに着いたよ」
938: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:36:21 :njqhOwZo
のび太「ただいまー」
一夏「お、おかえり」
のび太「紹介するよ、僕の友達の骨川スネ夫と出来杉英才」
のび太「それでこっちが織斑一夏君」
スネ夫「よろしくねー」
出来杉「うん、よろしく」
一夏「おう!よろしくな!」
一夏「つかみんなは呼ばなくて良いのか?」
のび太「あ…」
一夏「忘れてたのか…まあいいや呼びに行ってやるよ」
のび太「あ、ありがとう」
一夏「はいはーい」
のび太「ただいまー」
一夏「お、おかえり」
のび太「紹介するよ、僕の友達の骨川スネ夫と出来杉英才」
のび太「それでこっちが織斑一夏君」
スネ夫「よろしくねー」
出来杉「うん、よろしく」
一夏「おう!よろしくな!」
一夏「つかみんなは呼ばなくて良いのか?」
のび太「あ…」
一夏「忘れてたのか…まあいいや呼びに行ってやるよ」
のび太「あ、ありがとう」
一夏「はいはーい」
939: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:42:11 :njqhOwZo
出来杉「すごいいい人そうだね…」
スネ夫「もてそうだね」
のび太「相当もてたよ」
のび太「まあ彼女出来たけどね。最近」
スネ夫「やっぱね…」
のび太「その辺座っててよ。多分すぐにでも来るからさ」
スネ夫「あ、そうだ今のうちに話しておこうか」
出来杉「そうだね…」
のび太「ん?」
出来杉「すごいいい人そうだね…」
スネ夫「もてそうだね」
のび太「相当もてたよ」
のび太「まあ彼女出来たけどね。最近」
スネ夫「やっぱね…」
のび太「その辺座っててよ。多分すぐにでも来るからさ」
スネ夫「あ、そうだ今のうちに話しておこうか」
出来杉「そうだね…」
のび太「ん?」
940: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:51:30 :njqhOwZo
スネ夫「僕、自分の会社を作ろうと思ってるんだ」
のび太「え!?」
スネ夫「昔からパパに頼りっぱなしだったから、将来もパパの会社を継ごうとか考えてたんだけどさ」
スネ夫「のび太がIS乗りになって自分一人の力で成長していったからね」
スネ夫「僕もこのままじゃ駄目だと思ったんだよ」
のび太「スネ夫…」
スネ夫「でも、僕一人じゃなにも出来なくて困ってたんだよ。そしたら出来杉が僕も手伝ってあげるって言い出してくれて」
出来杉「僕もなんとなくこのままは嫌だったんだ」
スネ夫「それで、やっぱり世界で注目されているIS関係の会社にしようって事で考えがまとまったんだ」
スネ夫「そこでお願いなんだけど、のび太」
のび太「僕?」
スネ夫「そう、僕たちと一緒に初期メンバーになってくれないかな」
スネ夫「答えは今すぐじゃなくてもいいんだけど…」
のび太「…」
スネ夫「僕、自分の会社を作ろうと思ってるんだ」
のび太「え!?」
スネ夫「昔からパパに頼りっぱなしだったから、将来もパパの会社を継ごうとか考えてたんだけどさ」
スネ夫「のび太がIS乗りになって自分一人の力で成長していったからね」
スネ夫「僕もこのままじゃ駄目だと思ったんだよ」
のび太「スネ夫…」
スネ夫「でも、僕一人じゃなにも出来なくて困ってたんだよ。そしたら出来杉が僕も手伝ってあげるって言い出してくれて」
出来杉「僕もなんとなくこのままは嫌だったんだ」
スネ夫「それで、やっぱり世界で注目されているIS関係の会社にしようって事で考えがまとまったんだ」
スネ夫「そこでお願いなんだけど、のび太」
のび太「僕?」
スネ夫「そう、僕たちと一緒に初期メンバーになってくれないかな」
スネ夫「答えは今すぐじゃなくてもいいんだけど…」
のび太「…」
942: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 21:56:28 :njqhOwZo
のび太「ごめん、初期メンバーにはなれない…」
のび太「卒業したらすぐにでも色々やりたいことがあるんだ…」
スネ夫「そっか…」
出来杉「残念だね…」
のび太「あ、でも協力はさせてもらうよ」
のび太「僕の専用機とかのデータとかの情報は開示するよ」
スネ夫「本当か!?ありがたいなぁ!」
出来杉「ありがとうね」
のび太「いやいや、僕も少しでも貢献したいんだ」
ガチャ
一夏「みんな連れてきたぞー」
のび太「お、良いタイミングだね」
のび太「ごめん、初期メンバーにはなれない…」
のび太「卒業したらすぐにでも色々やりたいことがあるんだ…」
スネ夫「そっか…」
出来杉「残念だね…」
のび太「あ、でも協力はさせてもらうよ」
のび太「僕の専用機とかのデータとかの情報は開示するよ」
スネ夫「本当か!?ありがたいなぁ!」
出来杉「ありがとうね」
のび太「いやいや、僕も少しでも貢献したいんだ」
ガチャ
一夏「みんな連れてきたぞー」
のび太「お、良いタイミングだね」
943: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 22:04:26 :njqhOwZo
のび太「紹介するよ、専用機持ちで仲良くさせてもらってる人たち」
のび太「こっちから篠ノ之箒ちゃん、セシリア・オルコットちゃん、シャルロット・デュノアちゃん、凰 鈴音ちゃん、ラウラ・ボーデヴィッヒちゃん」
のび太「それで、こっちが骨川スネ夫でこっちが出来杉英才」
スネ夫(美人ばっかじゃないか…緊張するな…)
箒「よろしくたのむ」
セシリア「のび太さんの旧友の方々ですわね?宜しくお願いします」
シャル「よろしくねー」
鈴「うん、私もよろしく」
ラウラ「私からも頼む」
出来杉「よろしくー」
スネ夫(出来杉…!まさか美人に見慣れているの!?)
のび太「紹介するよ、専用機持ちで仲良くさせてもらってる人たち」
のび太「こっちから篠ノ之箒ちゃん、セシリア・オルコットちゃん、シャルロット・デュノアちゃん、凰 鈴音ちゃん、ラウラ・ボーデヴィッヒちゃん」
のび太「それで、こっちが骨川スネ夫でこっちが出来杉英才」
スネ夫(美人ばっかじゃないか…緊張するな…)
箒「よろしくたのむ」
セシリア「のび太さんの旧友の方々ですわね?宜しくお願いします」
シャル「よろしくねー」
鈴「うん、私もよろしく」
ラウラ「私からも頼む」
出来杉「よろしくー」
スネ夫(出来杉…!まさか美人に見慣れているの!?)
945: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 22:47:54 :njqhOwZo
-一時間後-
箒「では、また機会があったら会おう」
セシリア「そうですわね」
鈴「まあのび太はまた会うんだけどね」
シャル「ほら、ラウラいつまで食べてるの?帰るよ」
ラウラ「ムグッムグムグムグ」
出来杉「うん、ばいばーい」
スネ夫「ま、また今度…!」
一夏「じゃあ俺もちょっと訓練してくるか…」
のび太「あ、いってらっしゃい」
のび太「じゃあ僕たちも行こうか」
スネ夫「え?どこに?」
のび太「アリーナだよ、僕の専用機を見せてあげるよ」
出来杉「おお!楽しみだなぁ!」
のび太「ふふ、ビックリすると思うよ!」
-一時間後-
箒「では、また機会があったら会おう」
セシリア「そうですわね」
鈴「まあのび太はまた会うんだけどね」
シャル「ほら、ラウラいつまで食べてるの?帰るよ」
ラウラ「ムグッムグムグムグ」
出来杉「うん、ばいばーい」
スネ夫「ま、また今度…!」
一夏「じゃあ俺もちょっと訓練してくるか…」
のび太「あ、いってらっしゃい」
のび太「じゃあ僕たちも行こうか」
スネ夫「え?どこに?」
のび太「アリーナだよ、僕の専用機を見せてあげるよ」
出来杉「おお!楽しみだなぁ!」
のび太「ふふ、ビックリすると思うよ!」
946: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 22:52:53 :njqhOwZo
-アリーナ-
のび太(ふふ、いきなりドラ式が出てきたら二人ともビックリするだろうなあ!)
スネ夫「結構広いんだね」
出来杉「まあ試合用に使うからじゃないかな」
のび太「そう言う事だね」
のび太「じゃあ行くよ!」
スネ夫「ついにお披露目かぁ!」
出来杉「楽しみだね」
のび太「来い!ドラ式!」パァアアア
-アリーナ-
のび太(ふふ、いきなりドラ式が出てきたら二人ともビックリするだろうなあ!)
スネ夫「結構広いんだね」
出来杉「まあ試合用に使うからじゃないかな」
のび太「そう言う事だね」
のび太「じゃあ行くよ!」
スネ夫「ついにお披露目かぁ!」
出来杉「楽しみだね」
のび太「来い!ドラ式!」パァアアア
948: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 22:58:25 :njqhOwZo
スネ夫「おお!」
出来杉「かっこいいね!」
スネ夫「機体カラーは青か…良い色だね…」
のび太(あ、あれ…?)
スネ夫「それで!武装はどうなってるんだ?見せてくれよ!」
出来杉「僕も気になるね!なんせトーナメント優勝者の武装なんだもの!」
のび太「ちょ、ちょっと二人とも…」
スネ夫「ん?」
出来杉「なに?」
のび太「この機体…ドラ式って言うんだけど…なにか気付かない…?」
出来杉「ドラ式って言うのか…」
スネ夫「気付くって…まあ見た事無いISだね…」
のび太(あ…あれ?)
スネ夫「おお!」
出来杉「かっこいいね!」
スネ夫「機体カラーは青か…良い色だね…」
のび太(あ、あれ…?)
スネ夫「それで!武装はどうなってるんだ?見せてくれよ!」
出来杉「僕も気になるね!なんせトーナメント優勝者の武装なんだもの!」
のび太「ちょ、ちょっと二人とも…」
スネ夫「ん?」
出来杉「なに?」
のび太「この機体…ドラ式って言うんだけど…なにか気付かない…?」
出来杉「ドラ式って言うのか…」
スネ夫「気付くって…まあ見た事無いISだね…」
のび太(あ…あれ?)
949: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:00:39 :njqhOwZo
のび太「え?本当になにも気付かないの!?」
出来杉「心当たりはないかな…」
スネ夫「僕も…」
のび太「ドラえもんだよ!このIS!ドラえもんに似てない!?」
スネ夫「ドラえもん…?なんだよそれ…知らないけど…」
出来杉「僕も聞いた事無いなぁ…」
のび太(な、…なんで…)
のび太「え?本当になにも気付かないの!?」
出来杉「心当たりはないかな…」
スネ夫「僕も…」
のび太「ドラえもんだよ!このIS!ドラえもんに似てない!?」
スネ夫「ドラえもん…?なんだよそれ…知らないけど…」
出来杉「僕も聞いた事無いなぁ…」
のび太(な、…なんで…)
950: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:03:19 :njqhOwZo
その後二人は散々説明してもドラえもんの事は信じてくれなかった…
なぜか…ドラえもんの記憶だけすっぱり抜けてしまったかのような…
そんな状態だった…
辻褄が合わない事もあったが
昔の事だからな…あんまり覚えてもないし…
その答えしか返ってこなかった…
みんなの中から…ドラえもんは…消えてしまったのか…?
その後二人は散々説明してもドラえもんの事は信じてくれなかった…
なぜか…ドラえもんの記憶だけすっぱり抜けてしまったかのような…
そんな状態だった…
辻褄が合わない事もあったが
昔の事だからな…あんまり覚えてもないし…
その答えしか返ってこなかった…
みんなの中から…ドラえもんは…消えてしまったのか…?
951: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:05:48 :njqhOwZo
-数時間後-
スネ夫「じゃあ僕たちは帰るよ」
出来杉「今日はありがと!またねー」
のび太「う、うん…」
のび太(なんで…なんでなんだ…)
のび太(あれだけ一緒に過ごした日々が…)
のび太(幻想だったとでもいうの…?)
のび太(僕は…おかしくなっちゃったのかな…)
のび太(だめだ…答えが出てこない…)
のび太(わからないよ…ドラえもん…)
-数時間後-
スネ夫「じゃあ僕たちは帰るよ」
出来杉「今日はありがと!またねー」
のび太「う、うん…」
のび太(なんで…なんでなんだ…)
のび太(あれだけ一緒に過ごした日々が…)
のび太(幻想だったとでもいうの…?)
のび太(僕は…おかしくなっちゃったのかな…)
のび太(だめだ…答えが出てこない…)
のび太(わからないよ…ドラえもん…)
952: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:09:28 :njqhOwZo
-数日後-
のび太(あれからジャイアンやしずかちゃんやお父さんやお母さん)
のび太(あらゆるドラえもんに関わった人に聞いてみたが)
のび太(返事はみんな一緒だった…)
のび太(なにが起こってるんだ…)
のび太(全然わからない…)
のび太(なぜ、急に今になってなんだ…)
のび太(ドラえもんが未来に帰った直後はみんなで悲しんだ…)
のび太(あの時はみんなも覚えてたんだ…)
のび太(なんで…今になって…)
バァン
箒「一夏!」
一夏「うお!ビックリしたぁ…ノックぐらいしろよ…」
-数日後-
のび太(あれからジャイアンやしずかちゃんやお父さんやお母さん)
のび太(あらゆるドラえもんに関わった人に聞いてみたが)
のび太(返事はみんな一緒だった…)
のび太(なにが起こってるんだ…)
のび太(全然わからない…)
のび太(なぜ、急に今になってなんだ…)
のび太(ドラえもんが未来に帰った直後はみんなで悲しんだ…)
のび太(あの時はみんなも覚えてたんだ…)
のび太(なんで…今になって…)
バァン
箒「一夏!」
一夏「うお!ビックリしたぁ…ノックぐらいしろよ…」
953: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:12:57 :njqhOwZo
箒「ちょっと聞いてくれ!」
一夏「なんだよ急に…」
のび太「僕は席を外した方がいいかな…」
箒「…いや、いてくれて構わない」
のび太「そう?ならここにいるよ」
箒「聞いてくれ!みんながおかしいんだ!」
のび太(…ん?)
箒「お前は…一夏…」
箒「篠ノ之束という人物を覚えているか…?」
一夏「誰だ?それ、篠ノ之っつーと箒の親戚かなにかか?」
のび太(!?)
箒「…っ!」
箒「もう、いい…」クルッ
のび太(まさか…!)
箒「ちょっと聞いてくれ!」
一夏「なんだよ急に…」
のび太「僕は席を外した方がいいかな…」
箒「…いや、いてくれて構わない」
のび太「そう?ならここにいるよ」
箒「聞いてくれ!みんながおかしいんだ!」
のび太(…ん?)
箒「お前は…一夏…」
箒「篠ノ之束という人物を覚えているか…?」
一夏「誰だ?それ、篠ノ之っつーと箒の親戚かなにかか?」
のび太(!?)
箒「…っ!」
箒「もう、いい…」クルッ
のび太(まさか…!)
954: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:15:35 :njqhOwZo
のび太「ほ、箒ちゃん!待って!」
タタタタタタ
一夏「急にどうしたんだ?あいつ…」
のび太「一夏君…冗談で言ってないよね…?」
一夏「はあ?なんのことだよ…」
のび太(やっぱり…!)
のび太「ちょっと僕行ってくるよ」
一夏「んあ?ああいってらっしゃい」
のび太「ほ、箒ちゃん!待って!」
タタタタタタ
一夏「急にどうしたんだ?あいつ…」
のび太「一夏君…冗談で言ってないよね…?」
一夏「はあ?なんのことだよ…」
のび太(やっぱり…!)
のび太「ちょっと僕行ってくるよ」
一夏「んあ?ああいってらっしゃい」
955: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:20:21 :njqhOwZo
箒(…っく!なにが起こっている…!)
のび太「箒ちゃん!」
箒「野比か…なんだ私の頭なら問題ないぞ…」
のび太「いや、そうじゃない…」
のび太「僕は、篠ノ之束博士を覚えてる」
のび太「IS開発の第一人者で箒ちゃんの紅椿の制作者…そして」
のび太「箒ちゃんのお姉さん…」
箒「…!お、お前は覚えているのか!」
のび太「なんでだろうね、覚えてるよ」
のび太「でも、その前に色々詳しく聞かせてよ」
箒「あ、ああ…わかった…」
箒(…っく!なにが起こっている…!)
のび太「箒ちゃん!」
箒「野比か…なんだ私の頭なら問題ないぞ…」
のび太「いや、そうじゃない…」
のび太「僕は、篠ノ之束博士を覚えてる」
のび太「IS開発の第一人者で箒ちゃんの紅椿の制作者…そして」
のび太「箒ちゃんのお姉さん…」
箒「…!お、お前は覚えているのか!」
のび太「なんでだろうね、覚えてるよ」
のび太「でも、その前に色々詳しく聞かせてよ」
箒「あ、ああ…わかった…」
956: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:26:40 :njqhOwZo
箒「私は昨日、姉さんに報告をしようと思ったんだ…」
のび太「報告っていうのは…一夏君との?」
箒「そうだ…なんだかんだで一番心配してくれてたからな…」
箒「それで電話をかけてみたのだが」
箒「この番号は使われていないと言われた」
箒「その時はどうせまた逃げているのだろうと思ったのだが…」
箒「そう言うときは必ず連絡が入る…」
箒「それでおかしいと思って織斑先生に報告に行ったんだ…」
箒「姉との連絡が付かない…っと」
のび太「…」
箒「そうしたら織斑先生は…お前に姉なんぞいたか…?と言ったんだ…」
箒「一瞬何を言っているのかよくわからなかった」
箒「私は昨日、姉さんに報告をしようと思ったんだ…」
のび太「報告っていうのは…一夏君との?」
箒「そうだ…なんだかんだで一番心配してくれてたからな…」
箒「それで電話をかけてみたのだが」
箒「この番号は使われていないと言われた」
箒「その時はどうせまた逃げているのだろうと思ったのだが…」
箒「そう言うときは必ず連絡が入る…」
箒「それでおかしいと思って織斑先生に報告に行ったんだ…」
箒「姉との連絡が付かない…っと」
のび太「…」
箒「そうしたら織斑先生は…お前に姉なんぞいたか…?と言ったんだ…」
箒「一瞬何を言っているのかよくわからなかった」
957: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:30:25 :njqhOwZo
箒「あの人はそう言う冗談を言う人じゃないし」
箒「なにより本気で心配しているようだったんだ…」
箒「その時はなにかの間違いだろうと思って眠りについたのだが…」
箒「次の日も…反応は同じだった…むしろ私がおかしくなったんじゃないかと心配されるぐらい…」
箒「山田先生など色んな人に聞いても答えは同じ…」
箒「あの一夏までも…」
のび太「そしたらたまたま何故か僕だけが覚えてた…」
箒「そう言う事だ…」
のび太(…)
箒「あの人はそう言う冗談を言う人じゃないし」
箒「なにより本気で心配しているようだったんだ…」
箒「その時はなにかの間違いだろうと思って眠りについたのだが…」
箒「次の日も…反応は同じだった…むしろ私がおかしくなったんじゃないかと心配されるぐらい…」
箒「山田先生など色んな人に聞いても答えは同じ…」
箒「あの一夏までも…」
のび太「そしたらたまたま何故か僕だけが覚えてた…」
箒「そう言う事だ…」
のび太(…)
958: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:36:15 :njqhOwZo
のび太「僕も最近同じ事が周りで起こってたんだ」
箒「!?」
のび太「覚えてるかな…臨海学校の時に話した親友の話」
箒「ああ…」
のび太「よかった…その彼の事をみんな忘れてたんだ…」
のび太「一緒に暮らしてたはずなのに…お母さんやお父さんまで忘れてた…」
のび太「僕も頭がおかしくなったんじゃないかって思ってたよ…」
のび太「こういう言い方は悪いかもしれないけど…」
のび太「仲間がいて安心した…」
のび太「前に束さんが僕の親友のことを知ってるみたいだったんだ」
のび太「だから、僕の親友の事と束さんの事は無関係じゃないはず…」
のび太「原因はぜんぜんわからないけど…僕たちがおかしくなった訳じゃない…」
のび太「僕も最近同じ事が周りで起こってたんだ」
箒「!?」
のび太「覚えてるかな…臨海学校の時に話した親友の話」
箒「ああ…」
のび太「よかった…その彼の事をみんな忘れてたんだ…」
のび太「一緒に暮らしてたはずなのに…お母さんやお父さんまで忘れてた…」
のび太「僕も頭がおかしくなったんじゃないかって思ってたよ…」
のび太「こういう言い方は悪いかもしれないけど…」
のび太「仲間がいて安心した…」
のび太「前に束さんが僕の親友のことを知ってるみたいだったんだ」
のび太「だから、僕の親友の事と束さんの事は無関係じゃないはず…」
のび太「原因はぜんぜんわからないけど…僕たちがおかしくなった訳じゃない…」
959: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:39:19 :njqhOwZo
箒「そうなのか…安心した…」
のび太「不安だろうけど…このことはこれから言わない方が良いと思う」
のび太「本気で頭がおかしくなったと思われちゃうよ…」
箒「そうだな…仕方がないな…」
のび太「でも、確かめたい事があるんだ」
のび太「僕の部屋に行こうか…」
箒「確かめたい事…?」
のび太「うん」
箒「そうなのか…安心した…」
のび太「不安だろうけど…このことはこれから言わない方が良いと思う」
のび太「本気で頭がおかしくなったと思われちゃうよ…」
箒「そうだな…仕方がないな…」
のび太「でも、確かめたい事があるんだ」
のび太「僕の部屋に行こうか…」
箒「確かめたい事…?」
のび太「うん」
960: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:42:46 :njqhOwZo
-一夏、のび太の部屋-
一夏「お、お帰りーって箒も一緒か」
箒「さっきは悪かったなすこし混乱していた」
一夏「まあ別に良いけど…」
のび太「一夏君、パソコン借りていい?」
一夏「…」
一夏「ちょっと待ってくれ」
のび太「…」
一夏「頼む」
のび太(なにがあるんだよ…)
箒「?」
-一夏、のび太の部屋-
一夏「お、お帰りーって箒も一緒か」
箒「さっきは悪かったなすこし混乱していた」
一夏「まあ別に良いけど…」
のび太「一夏君、パソコン借りていい?」
一夏「…」
一夏「ちょっと待ってくれ」
のび太「…」
一夏「頼む」
のび太(なにがあるんだよ…)
箒「?」
961: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:47:30 :njqhOwZo
一夏(えーっと…このファイルはここに…pass掛けて…)
箒「のび太はパソコンを使ってなにをするんだ?」
のび太(束さんのことだよ)ボソボソ
のび太「あんまり名前出すと面倒だから、うーん…うさぎさん?とでも呼ぼうかな」
箒「似合わないな…」
のび太「ごめん…うさみみから付けただけだから…」
箒「まあいい…で?」
のび太「うん、僕の親友は全然有名じゃなかったから調べようが無かったんだけど」
のび太「うさぎさんなら世界中で有名だったんだからネット上に情報があるんじゃないかなって思って」
箒「なるほど…私はこういうのに疎くてな…」
のび太「うん、そんな感じ」
一夏(やっべ!履歴も消さなきゃ…)
一夏(えーっと…このファイルはここに…pass掛けて…)
箒「のび太はパソコンを使ってなにをするんだ?」
のび太(束さんのことだよ)ボソボソ
のび太「あんまり名前出すと面倒だから、うーん…うさぎさん?とでも呼ぼうかな」
箒「似合わないな…」
のび太「ごめん…うさみみから付けただけだから…」
箒「まあいい…で?」
のび太「うん、僕の親友は全然有名じゃなかったから調べようが無かったんだけど」
のび太「うさぎさんなら世界中で有名だったんだからネット上に情報があるんじゃないかなって思って」
箒「なるほど…私はこういうのに疎くてな…」
のび太「うん、そんな感じ」
一夏(やっべ!履歴も消さなきゃ…)
962:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/05(水) 23:50:24 :hZFy1W0.
ワンサマー、何しとんwww
963: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:51:25 :njqhOwZo
のび太「…まだ?」
一夏「もう少し待って!」
箒「お前はさっきから何をしているんだ…」
一夏「いや、デスクトップがごちゃごちゃしてたからちょっと整理を…」
箒「ですくとっぷ?」
のび太「良くそれでIS学園にいるよね…」
箒「別にいいじゃないか…」
一夏「よし…もう大丈夫…」
のび太「ん、ありがと」
のび太「…まだ?」
一夏「もう少し待って!」
箒「お前はさっきから何をしているんだ…」
一夏「いや、デスクトップがごちゃごちゃしてたからちょっと整理を…」
箒「ですくとっぷ?」
のび太「良くそれでIS学園にいるよね…」
箒「別にいいじゃないか…」
一夏「よし…もう大丈夫…」
のび太「ん、ありがと」
964: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/05(水) 23:55:56 :njqhOwZo
のび太(うーんここはやっぱりフルネームからかなぁ…)
カタカタカタカタ
箒「はやっ!?」
のび太「普通だよ…」
篠ノ之束に一致するウェブページは見つかりませんでした
のび太(やっぱり…)
箒「…」
のび太(次はISに関してか…)
のび太(開発者は誰になってるんだろう…)
のび太(うーんここはやっぱりフルネームからかなぁ…)
カタカタカタカタ
箒「はやっ!?」
のび太「普通だよ…」
篠ノ之束に一致するウェブページは見つかりませんでした
のび太(やっぱり…)
箒「…」
のび太(次はISに関してか…)
のび太(開発者は誰になってるんだろう…)
966: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:02:16 :K/YGAias
のび太(ISっと…)
のび太(これはいっぱい出るな…)
のび太(wikiでいいか…)
ISには謎が多く、全容は明らかにされていない。
特に心臓部であるコアの情報は自己進化の設定以外は一切開示されておらず、完全なブラックボックスとなっている。
原因は不明であるがISは女性にしか動かせず、それが原因でこの世界は女尊男卑の世の中になってしまった。
例外が織斑一夏と野比のび太であり、彼らが男性でありながら何故ISを動かせるのか、解明されておらず全てが謎に包まれている。
開発者すら不明でISはある日の地震の影響であらわになった研究所より発見された
その場で発見された467個のコアを使用して現在のISの絶対数が決まっている。
コアの製造の技術などは一切不明
のび太(…)
のび太(うまく…歴史が変わっている……)
のび太(やっぱりドラえもんが関係しているんだろうな…)
箒「なにかわかったか…?」
のび太「さっぱりだよ…」
のび太(ISっと…)
のび太(これはいっぱい出るな…)
のび太(wikiでいいか…)
ISには謎が多く、全容は明らかにされていない。
特に心臓部であるコアの情報は自己進化の設定以外は一切開示されておらず、完全なブラックボックスとなっている。
原因は不明であるがISは女性にしか動かせず、それが原因でこの世界は女尊男卑の世の中になってしまった。
例外が織斑一夏と野比のび太であり、彼らが男性でありながら何故ISを動かせるのか、解明されておらず全てが謎に包まれている。
開発者すら不明でISはある日の地震の影響であらわになった研究所より発見された
その場で発見された467個のコアを使用して現在のISの絶対数が決まっている。
コアの製造の技術などは一切不明
のび太(…)
のび太(うまく…歴史が変わっている……)
のび太(やっぱりドラえもんが関係しているんだろうな…)
箒「なにかわかったか…?」
のび太「さっぱりだよ…」
967: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:05:43 :K/YGAias
のび太「申し訳ないけど…この件はもう忘れた方がいい…」
箒「なぜだ…」
のび太「現代の科学力じゃ説明できないことが多すぎる」
のび太「誰も信じてはくれないと思う」
箒「じゃああらかた予想は付いているんだな…」
のび太「飽くまでも、予想だけどね」
箒「聞かせてくれ」
のび太「わかった…ここだと駄目だ、行こうか」
箒「わかった」
のび太「一夏君、またちょっと箒ちゃん借りるね?」
一夏「おお、いってらっしゃーい」
のび太「申し訳ないけど…この件はもう忘れた方がいい…」
箒「なぜだ…」
のび太「現代の科学力じゃ説明できないことが多すぎる」
のび太「誰も信じてはくれないと思う」
箒「じゃああらかた予想は付いているんだな…」
のび太「飽くまでも、予想だけどね」
箒「聞かせてくれ」
のび太「わかった…ここだと駄目だ、行こうか」
箒「わかった」
のび太「一夏君、またちょっと箒ちゃん借りるね?」
一夏「おお、いってらっしゃーい」
968: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:08:45 :K/YGAias
-テラス-
のび太「ここなら平気かな…」
箒「そうだな…」
のび太「まず、最初に色々説明しなきゃいけない」
のび太「これから話す事は全部嘘じゃないから」
のび太「信じられなくても受け入れて欲しい」
箒「わかった…」
のび太「まず、僕の親友の話から…」
のび太「彼は未来から来た猫型ロボットだ」
箒「ちょっと待て」
-テラス-
のび太「ここなら平気かな…」
箒「そうだな…」
のび太「まず、最初に色々説明しなきゃいけない」
のび太「これから話す事は全部嘘じゃないから」
のび太「信じられなくても受け入れて欲しい」
箒「わかった…」
のび太「まず、僕の親友の話から…」
のび太「彼は未来から来た猫型ロボットだ」
箒「ちょっと待て」
971: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:13:21 :K/YGAias
のび太「なに?嘘じゃないよ」
箒「いや…まさかいきなりこんなに話が飛躍するとは思わなくて…」
のび太「まあそれが普通の反応だよ」
のび太「彼は僕の未来を修正するために未来から来たんだ」
のび太「僕のそのままの未来はそれはそれは酷い物で」
のび太「とても見てられなかったから来てくれたと」
のび太「僕も最初は信じてなかったけど、未来から来たっていう証拠を見せてもらって信用した」
のび太「そして暫くして彼は職務を果たして未来に帰った」
のび太「このときはまだ、彼に対するみんなの記憶はあった」
のび太「ここまでは大丈夫?」
箒「理解することにする」
のび太「助かるよ」
のび太「なに?嘘じゃないよ」
箒「いや…まさかいきなりこんなに話が飛躍するとは思わなくて…」
のび太「まあそれが普通の反応だよ」
のび太「彼は僕の未来を修正するために未来から来たんだ」
のび太「僕のそのままの未来はそれはそれは酷い物で」
のび太「とても見てられなかったから来てくれたと」
のび太「僕も最初は信じてなかったけど、未来から来たっていう証拠を見せてもらって信用した」
のび太「そして暫くして彼は職務を果たして未来に帰った」
のび太「このときはまだ、彼に対するみんなの記憶はあった」
のび太「ここまでは大丈夫?」
箒「理解することにする」
のび太「助かるよ」
972: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:18:46 :K/YGAias
のび太「それで次は束さんの話」
箒「うむ」
のび太「束さんとは小さい頃から一緒だったんだよね?」
箒「もちろんだ。一夏も千冬さんもずっと一緒だった」
のび太「そう、それは確かに僕たちの会った束さんだね」
のび太「ここからは完全に妄想レベルの予想」
のび太「多分束さんも未来から来た」
箒「…?」
のび太「そんな顔しないで…」
のび太「未来の道具に子どもの頃からやり直すような道具があるんだ」
のび太「それを使えば可能なんだ」
箒「未来っていうのは便利なんだな…」
のび太「それで次は束さんの話」
箒「うむ」
のび太「束さんとは小さい頃から一緒だったんだよね?」
箒「もちろんだ。一夏も千冬さんもずっと一緒だった」
のび太「そう、それは確かに僕たちの会った束さんだね」
のび太「ここからは完全に妄想レベルの予想」
のび太「多分束さんも未来から来た」
箒「…?」
のび太「そんな顔しないで…」
のび太「未来の道具に子どもの頃からやり直すような道具があるんだ」
のび太「それを使えば可能なんだ」
箒「未来っていうのは便利なんだな…」
974: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:26:10 :K/YGAias
のび太「目的はわからないけど、多分それを使って来た」
のび太「じゃあ箒ちゃんとの血縁関係はどうなるんだって話だけど…」
のび太「そこも未来の力を使ったんじゃないかな…」
箒「便利だな…」
のび太「もはや全然予想が付かないところは全部"未来だから"だよ」
箒「そうか…」
のび太「次に、僕たち以外の記憶が消えた理由」
のび太「これは比較的単純な理由だと思う」
のび太「今度こそ本当に束さんが未来に帰った」
のび太「その場に僕の親友もいた」
のび太「その時にたった一人だけの記憶を消さないように出来るっていうルールがある」
のび太「もしくは無理矢理そうした…」
箒「じゃあ何故野比は姉さんの事を覚えている…」
のび太「多分指定された人間は別の人のことでも記憶が消されない」
のび太「多分僕の親友は僕を指定した…」
のび太「目的はわからないけど、多分それを使って来た」
のび太「じゃあ箒ちゃんとの血縁関係はどうなるんだって話だけど…」
のび太「そこも未来の力を使ったんじゃないかな…」
箒「便利だな…」
のび太「もはや全然予想が付かないところは全部"未来だから"だよ」
箒「そうか…」
のび太「次に、僕たち以外の記憶が消えた理由」
のび太「これは比較的単純な理由だと思う」
のび太「今度こそ本当に束さんが未来に帰った」
のび太「その場に僕の親友もいた」
のび太「その時にたった一人だけの記憶を消さないように出来るっていうルールがある」
のび太「もしくは無理矢理そうした…」
箒「じゃあ何故野比は姉さんの事を覚えている…」
のび太「多分指定された人間は別の人のことでも記憶が消されない」
のび太「多分僕の親友は僕を指定した…」
975: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:30:14 :K/YGAias
のび太「このことは箒ちゃんが僕の親友の話を覚えてたから建てられた仮説だよ」
箒「どういうことだ?」
のび太「僕の親友の話は山田先生にもしてたんだ」
のび太「でも、話した内容の事は全て忘れてた」
のび太「直接本人に関わって無くても消されるなら箒ちゃんが消えててもおかしくないからね」
箒「…ふむ、それで納得することにしよう」
のび太「あってるかはわからないよ?」
箒「別にいい」
箒「ただ、姉さんが居たというのが事実であればそれで良い」
のび太「そっか…」
のび太「遅くなっちゃったね…もう帰ろうか」
箒「世話になったな」
のび太「別に良いよ、これぐらい」
のび太「このことは箒ちゃんが僕の親友の話を覚えてたから建てられた仮説だよ」
箒「どういうことだ?」
のび太「僕の親友の話は山田先生にもしてたんだ」
のび太「でも、話した内容の事は全て忘れてた」
のび太「直接本人に関わって無くても消されるなら箒ちゃんが消えててもおかしくないからね」
箒「…ふむ、それで納得することにしよう」
のび太「あってるかはわからないよ?」
箒「別にいい」
箒「ただ、姉さんが居たというのが事実であればそれで良い」
のび太「そっか…」
のび太「遅くなっちゃったね…もう帰ろうか」
箒「世話になったな」
のび太「別に良いよ、これぐらい」
976: ◆O1ndrZqlk6:2012/12/06(木) 00:35:41 :K/YGAias
僕の仮説は合ってたんだろうか…
ただ、箒ちゃんの言ったとおり
ドラえもんが居たという事実があればいい…
箒ちゃんには誕生日プレゼントの紅椿が
僕にはドラえもんにそっくりのドラ式が
それぞれの事実があれば僕はそれで良いのかもしれない
そして将来僕がドラえもんを作って記憶を再構築すれば
本当の真実に会えるんだから…
-終わり-
僕の仮説は合ってたんだろうか…
ただ、箒ちゃんの言ったとおり
ドラえもんが居たという事実があればいい…
箒ちゃんには誕生日プレゼントの紅椿が
僕にはドラえもんにそっくりのドラ式が
それぞれの事実があれば僕はそれで良いのかもしれない
そして将来僕がドラえもんを作って記憶を再構築すれば
本当の真実に会えるんだから…
-終わり-
977: ◆hNCx62prg6:2012/12/06(木) 00:38:04 :K/YGAias
凄い中途半端な終わりかたで申し訳ない
明日新しくスレ建てて続き書くから許して
明日新しくスレ建てて続き書くから許して
979:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 00:39:13 :eVeYkglA
これで完全に終わりなのかと思って絶望仕掛けた
乙
乙
982:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 00:50:52 :Ttgmi0Lc
乙
のびちゃんがこの先チョロイン二人とどうなるか楽しみだわ
のびちゃんがこの先チョロイン二人とどうなるか楽しみだわ
996:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 04:08:18 :P7WECJwQ
次回が楽しみですわ!
コメント 9
コメント一覧 (9)
セシリアとラウラちゃんの美少女ツートップはしっかり内面も見る出来る女だ
キャラもアニメより可愛い。特にラウラ
前半までは上手く纏まってたんだが。
まあ、惚れるヒロインを半分つに分けたのは評価する。
のび太とハーレムラノベの主人公並べたら、まあ自然にのび太が主人公になるだろ。