1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 20:41:12.23 :lePLPEiW0
小蒔「ふふ、街でジェンガを見かけてつい買っちゃいました」
小蒔「これはきっと盛り上がりますよ…!」
小蒔「えへへ」
がらがら
小蒔「みなさーん、ジェンガをや…」
初美「えっ、注文したものが届いてないんですかー!?至急問い合わせてくださいー!あ、あとあれも、確認しといてくださいねー、ないと困りますからー」
春「そっちの飾りはここに…そう、それでこれはこっち…それからこれは…それでこれを、そう…いや、それはそのままで、むしろこっちが…そう、そこに」
巴「はい、はいそうです、いえ、またこちらから連絡させていただきます、はい、失礼いたします……もしもし、ああ、お世話になっております…いえ、とんでもない」
小蒔「……」
小蒔(みなさんお忙しそうですね…)
小蒔「あ、あの、なにかお手伝いできることは…」
初美「え?えーと、だいじょうぶですよー」
春「…ばっちぐー」
巴「雑務ですから、姫さまのお手を煩わせるほどのことは」
小蒔「そ、そうですか…」
小蒔「ふふ、街でジェンガを見かけてつい買っちゃいました」
小蒔「これはきっと盛り上がりますよ…!」
小蒔「えへへ」
がらがら
小蒔「みなさーん、ジェンガをや…」
初美「えっ、注文したものが届いてないんですかー!?至急問い合わせてくださいー!あ、あとあれも、確認しといてくださいねー、ないと困りますからー」
春「そっちの飾りはここに…そう、それでこれはこっち…それからこれは…それでこれを、そう…いや、それはそのままで、むしろこっちが…そう、そこに」
巴「はい、はいそうです、いえ、またこちらから連絡させていただきます、はい、失礼いたします……もしもし、ああ、お世話になっております…いえ、とんでもない」
小蒔「……」
小蒔(みなさんお忙しそうですね…)
小蒔「あ、あの、なにかお手伝いできることは…」
初美「え?えーと、だいじょうぶですよー」
春「…ばっちぐー」
巴「雑務ですから、姫さまのお手を煩わせるほどのことは」
小蒔「そ、そうですか…」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 20:47:58.40 :lePLPEiW0
小蒔「ふむむ…年の瀬ですもんね…」
小蒔「師走とはよく言ったものです……あ」
小蒔「霞ちゃん!」
霞「あら、小蒔ちゃん」
霞「? どうしたのそれ?」
小蒔「あ、こ、これはその、街で見かけて、懐かしくてつい…」
霞「ふふふ、たしかに懐かしいわあ、ジェンガ」
霞「夜にでも、みんなでやりましょうか」
小蒔「あ……やっぱり、いまは忙しいですか?」
霞「うーん、年賀状をかかないといけなくて…神社の関係者ってけっこう多いのよねえ」
小蒔「あの、お手伝いとか…」
霞「ふふ、気持ちは本当にうれしいけど、小蒔ちゃんにこんなことをやらせたら偉いひとたちに怒られちゃうわ」
小蒔「そうですか…」
霞「ありがとうね、小蒔ちゃん」
小蒔「い、いえ…」
小蒔「ふむむ…年の瀬ですもんね…」
小蒔「師走とはよく言ったものです……あ」
小蒔「霞ちゃん!」
霞「あら、小蒔ちゃん」
霞「? どうしたのそれ?」
小蒔「あ、こ、これはその、街で見かけて、懐かしくてつい…」
霞「ふふふ、たしかに懐かしいわあ、ジェンガ」
霞「夜にでも、みんなでやりましょうか」
小蒔「あ……やっぱり、いまは忙しいですか?」
霞「うーん、年賀状をかかないといけなくて…神社の関係者ってけっこう多いのよねえ」
小蒔「あの、お手伝いとか…」
霞「ふふ、気持ちは本当にうれしいけど、小蒔ちゃんにこんなことをやらせたら偉いひとたちに怒られちゃうわ」
小蒔「そうですか…」
霞「ありがとうね、小蒔ちゃん」
小蒔「い、いえ…」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 20:53:14.10 :lePLPEiW0
がやがや がやがや
小蒔「…」
小蒔(ちょっぴり、さみしいですね)
小蒔(……)
小蒔「ジェンガの練習をしましょう!」
小蒔「むかしは、わたしが崩してすぐ終わっちゃいましたからね!みなさんといい勝負ができるように、特訓ですっ!」
がやがや がやがや
小蒔「えいっ…!わあ、とれました!じゃあ、つぎはこれですね!」
がやがや がやがや
小蒔「むむむ、ここは…こっちから…」
がやがや がやがや
小蒔「……やあ」
がやがやがやがや
小蒔「…」
がしゃーん
がやがや がやがや
小蒔「…」
小蒔(ちょっぴり、さみしいですね)
小蒔(……)
小蒔「ジェンガの練習をしましょう!」
小蒔「むかしは、わたしが崩してすぐ終わっちゃいましたからね!みなさんといい勝負ができるように、特訓ですっ!」
がやがや がやがや
小蒔「えいっ…!わあ、とれました!じゃあ、つぎはこれですね!」
がやがや がやがや
小蒔「むむむ、ここは…こっちから…」
がやがや がやがや
小蒔「……やあ」
がやがやがやがや
小蒔「…」
がしゃーん
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:05:14.04 :lePLPEiW0
小蒔「あ…」
小蒔「え、えへへ…やっぱりへたっぴいですね…」
小蒔「こんなんじゃあ、すぐ、終わって……」
小蒔「…」
小蒔「も、もういっかい」
小蒔「ええと、箱に…入れなおして…」
小蒔「…できた」
小蒔「さあ、れんしゅうを…」
小蒔「…えい」
小蒔「…」
小蒔「ん…」
小蒔「…」
小蒔「…」
小蒔「…」
小蒔「…」…ピョコン
小蒔「あ…」
小蒔「え、えへへ…やっぱりへたっぴいですね…」
小蒔「こんなんじゃあ、すぐ、終わって……」
小蒔「…」
小蒔「も、もういっかい」
小蒔「ええと、箱に…入れなおして…」
小蒔「…できた」
小蒔「さあ、れんしゅうを…」
小蒔「…えい」
小蒔「…」
小蒔「ん…」
小蒔「…」
小蒔「…」
小蒔「…」
小蒔「…」…ピョコン
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:08:00.86 :X4gnWlV5O
小蒔ちゃん…
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:13:26.94 :lePLPEiW0
霞「ふう、これでだいたい終わりかしらね まだ麻雀部関係のものが残ってるけど…」
霞「うーん」ノビ
霞「ちょっと休憩にしましょう」
霞(小蒔ちゃんの様子も気になるしね)
霞(なんだかさみしそうだったし、おかしでも持っていってあげましょう)
とんとん
霞「小蒔ちゃーん」
しーん
霞「…あら?いないのかしら?」
とんとん
霞「小蒔ちゃん、霞です」
しーん
霞「小蒔ちゃん?」ガラガラ
小蒔「Zzz」
霞「あらあら、寝ちゃってるのね……あら?」
霞「ふう、これでだいたい終わりかしらね まだ麻雀部関係のものが残ってるけど…」
霞「うーん」ノビ
霞「ちょっと休憩にしましょう」
霞(小蒔ちゃんの様子も気になるしね)
霞(なんだかさみしそうだったし、おかしでも持っていってあげましょう)
とんとん
霞「小蒔ちゃーん」
しーん
霞「…あら?いないのかしら?」
とんとん
霞「小蒔ちゃん、霞です」
しーん
霞「小蒔ちゃん?」ガラガラ
小蒔「Zzz」
霞「あらあら、寝ちゃってるのね……あら?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:21:47.34 :lePLPEiW0
霞「小蒔ちゃんの頭についてるの……なにかしら」
小蒔「Zzz」ピョンピョン
霞「…ウサギのつけ耳?これも買ってきたのかしら」
ぷにぷに
霞「……え?」
霞「これ……本物の……?」
霞「……」
霞「…まさかね」
ぷにぷに
霞「!!」
霞「小蒔ちゃんっ!」
小蒔「ん……んう…?」ウトウト
霞「小蒔ちゃん、ちょっと頭見せてもらうわね」
小蒔「…??…あたま?」
霞「やっぱり…!本物の耳だわ、これ……!!」
霞「小蒔ちゃんの頭についてるの……なにかしら」
小蒔「Zzz」ピョンピョン
霞「…ウサギのつけ耳?これも買ってきたのかしら」
ぷにぷに
霞「……え?」
霞「これ……本物の……?」
霞「……」
霞「…まさかね」
ぷにぷに
霞「!!」
霞「小蒔ちゃんっ!」
小蒔「ん……んう…?」ウトウト
霞「小蒔ちゃん、ちょっと頭見せてもらうわね」
小蒔「…??…あたま?」
霞「やっぱり…!本物の耳だわ、これ……!!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:32:33.98 :rCNY5u/h0
鹿児島ではよくあること
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:33:15.00 :lePLPEiW0
霞「こ、小蒔ちゃん…これ…」
小蒔「…??……かすみちゃん」ダキッ
霞「!」ドキッ
霞「小蒔ちゃん…?」
小蒔「あ…あの…わたし、なんだかおかしいかもしれません…」
霞「えっ」
小蒔「なんだか、とってもさみしくて…」
霞「え、ええと…」
小蒔「ふあんなんです、かすみちゃん」
霞「…」
小蒔「かすみちゃん…」
霞(…そういえば、ウサギはさみしいと死んでしまうんだったかしら)
霞(……もしかしてこの耳は、小蒔ちゃんをさみしがらせてしまったから…?)
小蒔「……ひとりにしないでください」ギュウ
霞「小蒔ちゃん…」
霞「こ、小蒔ちゃん…これ…」
小蒔「…??……かすみちゃん」ダキッ
霞「!」ドキッ
霞「小蒔ちゃん…?」
小蒔「あ…あの…わたし、なんだかおかしいかもしれません…」
霞「えっ」
小蒔「なんだか、とってもさみしくて…」
霞「え、ええと…」
小蒔「ふあんなんです、かすみちゃん」
霞「…」
小蒔「かすみちゃん…」
霞(…そういえば、ウサギはさみしいと死んでしまうんだったかしら)
霞(……もしかしてこの耳は、小蒔ちゃんをさみしがらせてしまったから…?)
小蒔「……ひとりにしないでください」ギュウ
霞「小蒔ちゃん…」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:45:45.15 :lePLPEiW0
小蒔「……」ギューッ
霞「…わかったわ、小蒔ちゃん」
小蒔「!」
霞「まだ遊んではあげられないんだけど…」
小蒔「…」ショボン…
霞「残ってるお仕事……お手伝いしてもらえないかしら?」
小蒔「はいっ!」パアァ
霞「ふふ、ありがとう」
小蒔「いえっ!」
霞(ふんふむ…いつもよりさみしがり屋さんになってるのは、やっぱりウサ耳のせいなのかしら…)
小蒔「えへへ」ピョコンピョコン
霞(…かわいい)
霞(けど…こんなことになってる以上、なにがあるかわからないわ……ウサギは…さみしいと……)
霞(だめっ!)ブンブン
霞(万が一もないように…わたしが小蒔ちゃんと一緒にいてあげないと…!)
小蒔「……」ギューッ
霞「…わかったわ、小蒔ちゃん」
小蒔「!」
霞「まだ遊んではあげられないんだけど…」
小蒔「…」ショボン…
霞「残ってるお仕事……お手伝いしてもらえないかしら?」
小蒔「はいっ!」パアァ
霞「ふふ、ありがとう」
小蒔「いえっ!」
霞(ふんふむ…いつもよりさみしがり屋さんになってるのは、やっぱりウサ耳のせいなのかしら…)
小蒔「えへへ」ピョコンピョコン
霞(…かわいい)
霞(けど…こんなことになってる以上、なにがあるかわからないわ……ウサギは…さみしいと……)
霞(だめっ!)ブンブン
霞(万が一もないように…わたしが小蒔ちゃんと一緒にいてあげないと…!)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 21:54:55.92 :lePLPEiW0
霞「あ、そうだ、おかしを持ってきたの」
小蒔「わあっ」
霞「ふふ、いっしょに食べましょう」
小蒔「はいっ」ピョコン
霞(うれしいと揺れるのかしら、耳)
小蒔「おいしいです、かすみちゃん」ピョコンピョコン
霞「ふふ、そうね」
小蒔「ぱくぱく」ピョコン
霞「ふふふ……あら、くちもとに付いちゃってるわよ」
小蒔「え、どこですか?」ペタペタ
霞「ふふ、とってあげる」ソッ
小蒔「……ぱくっ」
霞「…えっ」ドキッ
小蒔「…!? あ、あれ、わたし、なんでかすみちゃんのゆびを…!?ご、ごめんなさいっ、かすみちゃんっ」
霞「う、ううん、いいのよ」…ドキドキ
霞「あ、そうだ、おかしを持ってきたの」
小蒔「わあっ」
霞「ふふ、いっしょに食べましょう」
小蒔「はいっ」ピョコン
霞(うれしいと揺れるのかしら、耳)
小蒔「おいしいです、かすみちゃん」ピョコンピョコン
霞「ふふ、そうね」
小蒔「ぱくぱく」ピョコン
霞「ふふふ……あら、くちもとに付いちゃってるわよ」
小蒔「え、どこですか?」ペタペタ
霞「ふふ、とってあげる」ソッ
小蒔「……ぱくっ」
霞「…えっ」ドキッ
小蒔「…!? あ、あれ、わたし、なんでかすみちゃんのゆびを…!?ご、ごめんなさいっ、かすみちゃんっ」
霞「う、ううん、いいのよ」…ドキドキ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 22:04:40.40 :lePLPEiW0
霞「じゃ、じゃあ、お仕事に戻りましょうか」
小蒔「は、はいっ」
霞「き、気にしなくていいからね、ほんとうに」
小蒔「は、はいっ」カアァ
霞「…」カァ
霞(な、なにドキドキしてるのかしら…)
霞(小蒔ちゃんが不安定なときこそ…わたしがしっかりしなくっちゃいけないのに…)
小蒔「…かすみちゃん」
霞「なあに?」
小蒔「気にかけていただいて、ありがとうございます」
霞「小蒔ちゃん…」
小蒔「わ、わたし、おしごとがんばりますっ!」
霞「…ふふ、気負うことないのよ?」
霞「わたしも、小蒔ちゃんと一緒にいられるほうがうれしいもの」
小蒔「! はいっ!」ピョコンピョコン
霞「じゃ、じゃあ、お仕事に戻りましょうか」
小蒔「は、はいっ」
霞「き、気にしなくていいからね、ほんとうに」
小蒔「は、はいっ」カアァ
霞「…」カァ
霞(な、なにドキドキしてるのかしら…)
霞(小蒔ちゃんが不安定なときこそ…わたしがしっかりしなくっちゃいけないのに…)
小蒔「…かすみちゃん」
霞「なあに?」
小蒔「気にかけていただいて、ありがとうございます」
霞「小蒔ちゃん…」
小蒔「わ、わたし、おしごとがんばりますっ!」
霞「…ふふ、気負うことないのよ?」
霞「わたしも、小蒔ちゃんと一緒にいられるほうがうれしいもの」
小蒔「! はいっ!」ピョコンピョコン
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 22:17:36.60 :lePLPEiW0
霞「じゃあ、この紙に書いてあるひとたちへの年賀状をお願いしていいかしら」
小蒔「はい、まかせてくださいっ!」
霞「ふふ、じゃあよろしくね」
小蒔「はいっ」
霞「…」カキカキ
小蒔「き…きれいな字で…」カキ…カキ…
霞「……」カキカキ…チラ
小蒔「…」カキ…カキ…
小蒔「できたっ」ピョコン
小蒔「ええと、つぎは…」
霞「…ふふ」
霞「…」カキカキ
小蒔「…」カキ…カキ…
霞「……あ」
霞(間違えちゃった)
霞「じゃあ、この紙に書いてあるひとたちへの年賀状をお願いしていいかしら」
小蒔「はい、まかせてくださいっ!」
霞「ふふ、じゃあよろしくね」
小蒔「はいっ」
霞「…」カキカキ
小蒔「き…きれいな字で…」カキ…カキ…
霞「……」カキカキ…チラ
小蒔「…」カキ…カキ…
小蒔「できたっ」ピョコン
小蒔「ええと、つぎは…」
霞「…ふふ」
霞「…」カキカキ
小蒔「…」カキ…カキ…
霞「……あ」
霞(間違えちゃった)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 22:26:13.11 :lePLPEiW0
霞(これ、で…)
霞「ふう、終わったわ」
小蒔「!」
霞「小蒔ちゃんのほうはどう?」
小蒔「あ、あの…」
霞「…?」
小蒔「ま、まだ、半分です…」
霞「あら、まあなれないお仕事だものねえ」
小蒔「…」ピョコ…
霞「あ…」
霞(落ちこんでるのかしら…)
霞「お、お手伝いしましょうか?」
小蒔「い、いえっ!」
小蒔「ちゃ、ちゃんとやりたいですからっ!」ピョコ!
霞「…ふふ、わかったわ、じゃあお願い」ニコッ
霞(これ、で…)
霞「ふう、終わったわ」
小蒔「!」
霞「小蒔ちゃんのほうはどう?」
小蒔「あ、あの…」
霞「…?」
小蒔「ま、まだ、半分です…」
霞「あら、まあなれないお仕事だものねえ」
小蒔「…」ピョコ…
霞「あ…」
霞(落ちこんでるのかしら…)
霞「お、お手伝いしましょうか?」
小蒔「い、いえっ!」
小蒔「ちゃ、ちゃんとやりたいですからっ!」ピョコ!
霞「…ふふ、わかったわ、じゃあお願い」ニコッ
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 22:34:22.07 :lePLPEiW0
小蒔「できましたっ!」
霞「ふふ、おつかれさま お茶どうぞ」
小蒔「ありがとうございますっ」
霞「どういたしまして」
小蒔「いただきま……!あつっ!」
霞「! 小蒔ちゃん、だいじょうぶ!?」
小蒔「は、はい、ごめんなさい、えっとその…びっくりしちゃって…」
霞「…ううん、もうすこし冷ましたほうがよかったみたい」
霞(熱いものは苦手なのね……本当にだいじょうぶかしら、火傷とかしてなければいいけど…)
霞「ちょっと貸してちょうだい?」
小蒔「…? はい」
霞「ふー…ふー…」
小蒔「!」ドキッ
霞「これくらいで、だいじょうぶかしら」
小蒔「…」カアァ
小蒔「できましたっ!」
霞「ふふ、おつかれさま お茶どうぞ」
小蒔「ありがとうございますっ」
霞「どういたしまして」
小蒔「いただきま……!あつっ!」
霞「! 小蒔ちゃん、だいじょうぶ!?」
小蒔「は、はい、ごめんなさい、えっとその…びっくりしちゃって…」
霞「…ううん、もうすこし冷ましたほうがよかったみたい」
霞(熱いものは苦手なのね……本当にだいじょうぶかしら、火傷とかしてなければいいけど…)
霞「ちょっと貸してちょうだい?」
小蒔「…? はい」
霞「ふー…ふー…」
小蒔「!」ドキッ
霞「これくらいで、だいじょうぶかしら」
小蒔「…」カアァ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 22:43:55.36 :lePLPEiW0
霞(さて…みんなのようすも見ておこうかしら…)
霞(みんなけっこう大変そうだったものねえ)
霞「小蒔ちゃん、ちょっとわたし、みんなのおし…」
小蒔「…」ピョコ…
霞「…お仕事のようすを見にいくけど、一緒にいく?」
小蒔「!」ピョコン
小蒔「はいっ!」ピョコンピョコン
霞「ふふ」
小蒔「かすみちゃんっ」ダキッ
霞「きゃっ、小蒔ちゃん…?」
小蒔「えへへ」ピョコンピョコン
霞「…もう、しょうがないわねえ」ナデ
霞(こんなに嬉しそうに耳揺らされちゃうと、ね)
霞「いきましょうか」
小蒔「はいっ」ピョコン
霞(さて…みんなのようすも見ておこうかしら…)
霞(みんなけっこう大変そうだったものねえ)
霞「小蒔ちゃん、ちょっとわたし、みんなのおし…」
小蒔「…」ピョコ…
霞「…お仕事のようすを見にいくけど、一緒にいく?」
小蒔「!」ピョコン
小蒔「はいっ!」ピョコンピョコン
霞「ふふ」
小蒔「かすみちゃんっ」ダキッ
霞「きゃっ、小蒔ちゃん…?」
小蒔「えへへ」ピョコンピョコン
霞「…もう、しょうがないわねえ」ナデ
霞(こんなに嬉しそうに耳揺らされちゃうと、ね)
霞「いきましょうか」
小蒔「はいっ」ピョコン
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 22:52:54.07 :lePLPEiW0
がらがら
小蒔「みなさん、おつかれさまです」
初美「あ、姫さまー」
巴「霞ちゃんも、おつかれさまで…――!?」
春(姫さま……なにか生えてる……)ポリポリ
霞「ふふ、おつかれさま どう?だいたい片付いてきたかしら?」
初美「え、ええと…」
初美(あ、あの耳のことは、触れちゃいけないかんじなんですかねー…)
巴「だいたいは終わった、んですけど…まだちょっと残ってて…」
春「ちょっと休憩…」
霞「そう、まあもうすこしだから頑張ってちょうだい それが終わったらみんなでパーッと遊びましょう」
小蒔「!」ピョコン
初美「! はいー」
巴「いいですね」
春(耳……動いた……)ポリポリ
がらがら
小蒔「みなさん、おつかれさまです」
初美「あ、姫さまー」
巴「霞ちゃんも、おつかれさまで…――!?」
春(姫さま……なにか生えてる……)ポリポリ
霞「ふふ、おつかれさま どう?だいたい片付いてきたかしら?」
初美「え、ええと…」
初美(あ、あの耳のことは、触れちゃいけないかんじなんですかねー…)
巴「だいたいは終わった、んですけど…まだちょっと残ってて…」
春「ちょっと休憩…」
霞「そう、まあもうすこしだから頑張ってちょうだい それが終わったらみんなでパーッと遊びましょう」
小蒔「!」ピョコン
初美「! はいー」
巴「いいですね」
春(耳……動いた……)ポリポリ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:01:10.89 :lePLPEiW0
春「姫さま…」
小蒔「なんですか?はるちゃん」
春「ちょっと、目をつむってほしい…」
小蒔「…? はい、こうですか?」キュッ
春「うん」
小蒔「…あ、あの」
春「えい」ツンッ
小蒔「ひゃん!」ピョコン!
霞「!」
初美「は、はるるっ…!」
巴(い、いまの声っ…!)ドキッ
小蒔「は、はるちゃん!?い、いまっ、どこさわったんですか…!?」ドキドキ
春(やっぱり……本物の耳……)
春「…秘密」
小蒔「え、ええっ、なんですか、それっ」
春「姫さま…」
小蒔「なんですか?はるちゃん」
春「ちょっと、目をつむってほしい…」
小蒔「…? はい、こうですか?」キュッ
春「うん」
小蒔「…あ、あの」
春「えい」ツンッ
小蒔「ひゃん!」ピョコン!
霞「!」
初美「は、はるるっ…!」
巴(い、いまの声っ…!)ドキッ
小蒔「は、はるちゃん!?い、いまっ、どこさわったんですか…!?」ドキドキ
春(やっぱり……本物の耳……)
春「…秘密」
小蒔「え、ええっ、なんですか、それっ」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:09:22.67 :lePLPEiW0
初美「は、はるる」ヒソッ
春「…なに?」
巴「なにじゃないですよ…大胆すぎますって…」ヒソヒソ
春「……」
春「でも、姫さまの身になにかが起きてる以上…調べてみないわけにもいかない…」ヒソヒソ
初美「!」
巴「春ちゃん…」
春「わたしたち分家は姫さまを守るためにいるんだから…」
春「そのためなら…いかなる脅威にも果敢に挑むべき…」
初美&巴「……」
初美(いつになく饒舌に話してますけどー…)
巴(これは…面白がってるのが9割ってところかしら…)
小蒔「…?? あ、あの、みなさんどうしたんでしょうか…?」
霞「さ、さあ……こ、小蒔ちゃん、そろそろ戻りましょうか」
小蒔「? はい」ピョコ?
初美「は、はるる」ヒソッ
春「…なに?」
巴「なにじゃないですよ…大胆すぎますって…」ヒソヒソ
春「……」
春「でも、姫さまの身になにかが起きてる以上…調べてみないわけにもいかない…」ヒソヒソ
初美「!」
巴「春ちゃん…」
春「わたしたち分家は姫さまを守るためにいるんだから…」
春「そのためなら…いかなる脅威にも果敢に挑むべき…」
初美&巴「……」
初美(いつになく饒舌に話してますけどー…)
巴(これは…面白がってるのが9割ってところかしら…)
小蒔「…?? あ、あの、みなさんどうしたんでしょうか…?」
霞「さ、さあ……こ、小蒔ちゃん、そろそろ戻りましょうか」
小蒔「? はい」ピョコ?
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:19:36.35 :lePLPEiW0
小蒔「…」ウトウト
霞「あ、これ、さっきのジェンガね」
小蒔「! は、はいっ」
霞「…? 箱が開いてるみたいだけど」
小蒔「あ…あの、その……練習を……」
霞「!」
霞(小蒔ちゃん……それはさみしかったでしょうね……)
霞(仕事にかまけて、小蒔ちゃんに…そんなさみしい思いをさせて…)
霞(わたしは……なにをやってるのかしら……)
小蒔「あ、あの…かすみちゃん…?」
霞「こまきちゃんっ!」ダキッ
小蒔「ふわわっ!」ピョコン
小蒔「か、かすみちゃん!?」ピョコピョコピョコ
霞「こまきちゃん……」ギュウ
小蒔(あ……なんだか…あんしん……)ウトウト
小蒔「…」ウトウト
霞「あ、これ、さっきのジェンガね」
小蒔「! は、はいっ」
霞「…? 箱が開いてるみたいだけど」
小蒔「あ…あの、その……練習を……」
霞「!」
霞(小蒔ちゃん……それはさみしかったでしょうね……)
霞(仕事にかまけて、小蒔ちゃんに…そんなさみしい思いをさせて…)
霞(わたしは……なにをやってるのかしら……)
小蒔「あ、あの…かすみちゃん…?」
霞「こまきちゃんっ!」ダキッ
小蒔「ふわわっ!」ピョコン
小蒔「か、かすみちゃん!?」ピョコピョコピョコ
霞「こまきちゃん……」ギュウ
小蒔(あ……なんだか…あんしん……)ウトウト
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:25:07.23 :lePLPEiW0
霞「…」
小蒔「…」
霞「……小蒔ちゃん」
小蒔「…はい」
霞「あとで、みんなでやりましょうね」
小蒔「…?」
霞「…ジェンガ」
小蒔「!」
小蒔「はいっ!」ピョコン
霞「…ふふ」
小蒔「えへへ」ピョコンピョコン
小蒔「……ふああ」ウトウト
霞「あら、ねむい?小蒔ちゃん」
小蒔「はい…なんだか、ふわふわして…」ウトウト
霞「そう…じゃあ、お昼寝しましょうか」
霞「…」
小蒔「…」
霞「……小蒔ちゃん」
小蒔「…はい」
霞「あとで、みんなでやりましょうね」
小蒔「…?」
霞「…ジェンガ」
小蒔「!」
小蒔「はいっ!」ピョコン
霞「…ふふ」
小蒔「えへへ」ピョコンピョコン
小蒔「……ふああ」ウトウト
霞「あら、ねむい?小蒔ちゃん」
小蒔「はい…なんだか、ふわふわして…」ウトウト
霞「そう…じゃあ、お昼寝しましょうか」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:31:58.35 :lePLPEiW0
小蒔「…Zzz」
霞「ふふ…しあわせそうな寝顔」
小蒔「……えへ、へ…かすみ、ちゃ……」Zzz
霞「!」
小蒔「Zzz」ピョコンピョコン
霞「…」…カァ
霞「ど…どんなゆめみてるの…?」
小蒔「…じぇ…じぇんが……」Zzz
霞「…ふふ」
霞「あははは」
小蒔「ん……んう…?」Zzz
霞「あはは、いけない、小蒔ちゃん起きちゃうわね」
小蒔「Zzz」
霞「わたしも、寝ましょう」
霞「おやすみ、小蒔ちゃん……Zzz」
小蒔「…Zzz」
霞「ふふ…しあわせそうな寝顔」
小蒔「……えへ、へ…かすみ、ちゃ……」Zzz
霞「!」
小蒔「Zzz」ピョコンピョコン
霞「…」…カァ
霞「ど…どんなゆめみてるの…?」
小蒔「…じぇ…じぇんが……」Zzz
霞「…ふふ」
霞「あははは」
小蒔「ん……んう…?」Zzz
霞「あはは、いけない、小蒔ちゃん起きちゃうわね」
小蒔「Zzz」
霞「わたしも、寝ましょう」
霞「おやすみ、小蒔ちゃん……Zzz」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:42:10.79 :lePLPEiW0
初美「ふー…やっと終わりましたねー…」
巴「これで、ようやく年を越せますね」
春「…いこう」
初美「? ああ、姫さまのところですかー?」
春「…」コクン
巴「ふふ、興味津々ですね」
春「そういうわけじゃない…しんぱい…」
初美「まあそういうことにしておきましょうかー」
巴「霞さんがついてるから、大事はないとおもいますけど」クスッ
春「…ふたりとも、あまい」
初美「はいはいー」
巴「でも、どうしたんでしょうね、あれ」
初美「……そういえば姫さま、さっき外から帰ってきたとき、なにかもってましたねー」
巴「ああ、なにか、おもちゃみたいなのを…」
春「…ジェンガ」
初美「ふー…やっと終わりましたねー…」
巴「これで、ようやく年を越せますね」
春「…いこう」
初美「? ああ、姫さまのところですかー?」
春「…」コクン
巴「ふふ、興味津々ですね」
春「そういうわけじゃない…しんぱい…」
初美「まあそういうことにしておきましょうかー」
巴「霞さんがついてるから、大事はないとおもいますけど」クスッ
春「…ふたりとも、あまい」
初美「はいはいー」
巴「でも、どうしたんでしょうね、あれ」
初美「……そういえば姫さま、さっき外から帰ってきたとき、なにかもってましたねー」
巴「ああ、なにか、おもちゃみたいなのを…」
春「…ジェンガ」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/25(火) 23:54:52.86 :lePLPEiW0
初美「ジェンガって、あのジェンガですかー?」
春「…」コクン
巴「ああ……そういえば、むかし、よくやりましたね、ジェンガ」
初美「懐かしいですー」
春「姫さま…弱かった…」
巴「そうそう、それで、けっこうムキになって」
初美「かといって、手加減してもわかっちゃうんですよねー、わたしたちも子どもだから」
春「霞が最後までつきあって…」
巴「あったあった、あはは…」
初美&春&巴「……」
初美「…姫さま、さみしかったのかもしれませんねー」
春「…」コクン
巴「最近、年末の忙しさで、姫さまをけっこうひとりぼっちにしちゃってましたもんね…」
初美「……急ぎましょうかー、姫さまの部屋まで」
春&巴「…」コクン
初美「ジェンガって、あのジェンガですかー?」
春「…」コクン
巴「ああ……そういえば、むかし、よくやりましたね、ジェンガ」
初美「懐かしいですー」
春「姫さま…弱かった…」
巴「そうそう、それで、けっこうムキになって」
初美「かといって、手加減してもわかっちゃうんですよねー、わたしたちも子どもだから」
春「霞が最後までつきあって…」
巴「あったあった、あはは…」
初美&春&巴「……」
初美「…姫さま、さみしかったのかもしれませんねー」
春「…」コクン
巴「最近、年末の忙しさで、姫さまをけっこうひとりぼっちにしちゃってましたもんね…」
初美「……急ぎましょうかー、姫さまの部屋まで」
春&巴「…」コクン
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:01:19.60 :4kOldd2U0
――――…………
も、もういっかい!もういっかいですっ!
え、ええと……
もういっかいだけっ!つぎはまけませんからっ!
…わかりました、もういっかいだけですよ?
はいっ!
…ふふ
あ!てかげんはだめですよ!
はい、わかってます
むー…ほんと…?
ええ、ほんとです
あやしいです!かすみちゃんやさしいからっ!
…じゃあ、どうしたらいいですか?
うーん……
――――…………
も、もういっかい!もういっかいですっ!
え、ええと……
もういっかいだけっ!つぎはまけませんからっ!
…わかりました、もういっかいだけですよ?
はいっ!
…ふふ
あ!てかげんはだめですよ!
はい、わかってます
むー…ほんと…?
ええ、ほんとです
あやしいです!かすみちゃんやさしいからっ!
…じゃあ、どうしたらいいですか?
うーん……
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:07:00.68 :4kOldd2U0
あ、そうだ!やくそくしましょう!
…やくそく、ですか?
そうです!しんけんしょうぶですから、まけたらなにかしなきゃいけないんです!
え、ええと…こまります…
えっ…
わたし、ひめさまにめいれいなんて、できません…
う、うーん……じゃ、じゃあ……
はい
ええと……その……
はい
あ、そうだ!こうしましょう!
なんですか?
まけたほうが、かったほうの、――――になるんです!
……えっ
…………――――
あ、そうだ!やくそくしましょう!
…やくそく、ですか?
そうです!しんけんしょうぶですから、まけたらなにかしなきゃいけないんです!
え、ええと…こまります…
えっ…
わたし、ひめさまにめいれいなんて、できません…
う、うーん……じゃ、じゃあ……
はい
ええと……その……
はい
あ、そうだ!こうしましょう!
なんですか?
まけたほうが、かったほうの、――――になるんです!
……えっ
…………――――
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:15:31.42 :4kOldd2U0
霞「……ふわああ」
霞「…すっかりねむりこんじゃったわね」
霞「……?」
霞(なんだか……なつかしいゆめを見ていたような……)
霞(どんなゆめだったかしら…)
小蒔「ん……んあ…」
小蒔「…んう?」
霞「あら、小蒔ちゃん…起きたのね」
霞「…??」
霞「…小蒔ちゃん、どこ?」
小蒔「え、ええと……霞ちゃんこそ、どこですか?」
霞「えっ、わたしは、ここ……ええと……」
小蒔「あ、あれ……霞ちゃん、近くにいますか…?声が近いような……」
霞「まって、いま起きて探……あら?」
霞「あらら…??」
霞「……ふわああ」
霞「…すっかりねむりこんじゃったわね」
霞「……?」
霞(なんだか……なつかしいゆめを見ていたような……)
霞(どんなゆめだったかしら…)
小蒔「ん……んあ…」
小蒔「…んう?」
霞「あら、小蒔ちゃん…起きたのね」
霞「…??」
霞「…小蒔ちゃん、どこ?」
小蒔「え、ええと……霞ちゃんこそ、どこですか?」
霞「えっ、わたしは、ここ……ええと……」
小蒔「あ、あれ……霞ちゃん、近くにいますか…?声が近いような……」
霞「まって、いま起きて探……あら?」
霞「あらら…??」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:27:26.22 :4kOldd2U0
霞「う…うごけない…」
小蒔「わ、わたしもです…どうしたんでしょう…」
霞(これは……からだがしびれてとか…おさえられてとかってかんじじゃないわ……)
霞(なんというか……そもそもうごけないものであるかのような……そんな……)
小蒔「あ、あの…霞ちゃん…?」
霞「? なあに、小蒔ちゃん」
小蒔「霞ちゃんの声、わたしの下から聞こえたような気がするんですけど…」
霞「えっ……」
小蒔「わ、わたしの声はどうですか…?」
霞「あ…そういえば…上から聞こえるような……」
小蒔「え、ええと…状況はよくわからないですけど……霞ちゃんは近くにいるってことですよね…?」
霞「ふんふむ……たぶん、そうなるわね」
小蒔「…えへへ、なら、あんしんです」
霞「!」
霞「ふふ…そうね、わたしも、小蒔ちゃんがいるなら…あんしん」
霞「う…うごけない…」
小蒔「わ、わたしもです…どうしたんでしょう…」
霞(これは……からだがしびれてとか…おさえられてとかってかんじじゃないわ……)
霞(なんというか……そもそもうごけないものであるかのような……そんな……)
小蒔「あ、あの…霞ちゃん…?」
霞「? なあに、小蒔ちゃん」
小蒔「霞ちゃんの声、わたしの下から聞こえたような気がするんですけど…」
霞「えっ……」
小蒔「わ、わたしの声はどうですか…?」
霞「あ…そういえば…上から聞こえるような……」
小蒔「え、ええと…状況はよくわからないですけど……霞ちゃんは近くにいるってことですよね…?」
霞「ふんふむ……たぶん、そうなるわね」
小蒔「…えへへ、なら、あんしんです」
霞「!」
霞「ふふ…そうね、わたしも、小蒔ちゃんがいるなら…あんしん」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:35:11.88 :4kOldd2U0
がらがら
初美「姫さまー、霞ちゃーん」
霞「! はっちゃん、みんなも」
巴「おじゃまします」
春「遊びにきた…」
小蒔「わあっ、さっそく遊びましょう!」
初美「あれー?ふたりとも、どこですかー?」
巴「声はしましたよね?」
春「…いるの?」
霞「い、いるわー!わたしたちにも、よくわからないんだけど…」
小蒔「ここですー!」
初美「声は…こっちのほうですー」
巴「うん…でもひとが隠れる場所なんてどこにも…」
春「…!」
春「これ…!」
がらがら
初美「姫さまー、霞ちゃーん」
霞「! はっちゃん、みんなも」
巴「おじゃまします」
春「遊びにきた…」
小蒔「わあっ、さっそく遊びましょう!」
初美「あれー?ふたりとも、どこですかー?」
巴「声はしましたよね?」
春「…いるの?」
霞「い、いるわー!わたしたちにも、よくわからないんだけど…」
小蒔「ここですー!」
初美「声は…こっちのほうですー」
巴「うん…でもひとが隠れる場所なんてどこにも…」
春「…!」
春「これ…!」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:43:34.40 :4kOldd2U0
初美「なんですかー?はるる」
巴「あれ、それ、まだ出すにははや……あ!」
春「姫さまと霞のかお……っぽい」
初美「たしかに…」
巴「上が姫さまで…下が霞さん…っぽい」
霞「え……え…?」
小蒔「…?? あの、どういうことですか…?」
初美「ええと……なんていうか、ですねー……」
巴「えー…これ、どう説明したらいいんだろう…」
春「…ちょっとまって」ガサゴソ
春「あった……これ、鏡」
コトン
霞「!」
小蒔「こ、これ!わたしたち……」
霞&小蒔「鏡餅になってる!!」
初美「なんですかー?はるる」
巴「あれ、それ、まだ出すにははや……あ!」
春「姫さまと霞のかお……っぽい」
初美「たしかに…」
巴「上が姫さまで…下が霞さん…っぽい」
霞「え……え…?」
小蒔「…?? あの、どういうことですか…?」
初美「ええと……なんていうか、ですねー……」
巴「えー…これ、どう説明したらいいんだろう…」
春「…ちょっとまって」ガサゴソ
春「あった……これ、鏡」
コトン
霞「!」
小蒔「こ、これ!わたしたち……」
霞&小蒔「鏡餅になってる!!」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:44:11.87 :UWah8Swy0
食べよう(直球)
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 00:55:53.52 :4kOldd2U0
霞「ど、どうして……」
小蒔「…わたしの、せいかもしれません」
霞「! そ、そんなこと……」
小蒔「で、でも…今日はなんだか、変なかんじだったんです…」
小蒔「うまく言えないんですけど……なんだか、ちょっと普段どおりの自分じゃないような、かんじで……」
小蒔「それに……霞ちゃんを巻きこんでしまったのかも……」ウルッ
ぽろっ つー…
霞「…」
霞「小蒔ちゃん…そんなふうに思うことはないわ…」
小蒔「霞ちゃん…」
霞「わたしこそ、ごめんなさい……気づいてたの、きょうの小蒔ちゃんがなんだかおかしいこと…」
小蒔「えっ…」
霞「でも、だからこそ、わたしはそばにいなくっちゃって思ったの……思って、そばにいたの……だから」
霞「小蒔ちゃんが気にすることは、何もないのよ」ニコッ
小蒔「霞ちゃん…」
霞「ど、どうして……」
小蒔「…わたしの、せいかもしれません」
霞「! そ、そんなこと……」
小蒔「で、でも…今日はなんだか、変なかんじだったんです…」
小蒔「うまく言えないんですけど……なんだか、ちょっと普段どおりの自分じゃないような、かんじで……」
小蒔「それに……霞ちゃんを巻きこんでしまったのかも……」ウルッ
ぽろっ つー…
霞「…」
霞「小蒔ちゃん…そんなふうに思うことはないわ…」
小蒔「霞ちゃん…」
霞「わたしこそ、ごめんなさい……気づいてたの、きょうの小蒔ちゃんがなんだかおかしいこと…」
小蒔「えっ…」
霞「でも、だからこそ、わたしはそばにいなくっちゃって思ったの……思って、そばにいたの……だから」
霞「小蒔ちゃんが気にすることは、何もないのよ」ニコッ
小蒔「霞ちゃん…」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 01:12:49.57 :4kOldd2U0
初美「というか、そんなに悲観することないですよー」
小蒔「え…どういうことですか?」
春「…わたしたちがついてる」
霞「…」
巴「まあ、ここは神社ですからね、こういうのは得意分野ですよ」
小蒔「みなさん……」
霞「…ふふ、そうね」
霞「なんとか、してもらえるかしら」
初美&春&巴「おまかせあれ!」
初美「とりあえずあれを持ってきてみましょうかー」
春「…あれより、あのあれのほうが効きそう」
巴「あ、みんなに触らないように伝えておかないと」
霞「頼りになる仲間をもったわね…」
小蒔「はい…本当に、うれしいです…」ポロッ
霞「ふふ、わたしもよ」
初美「というか、そんなに悲観することないですよー」
小蒔「え…どういうことですか?」
春「…わたしたちがついてる」
霞「…」
巴「まあ、ここは神社ですからね、こういうのは得意分野ですよ」
小蒔「みなさん……」
霞「…ふふ、そうね」
霞「なんとか、してもらえるかしら」
初美&春&巴「おまかせあれ!」
初美「とりあえずあれを持ってきてみましょうかー」
春「…あれより、あのあれのほうが効きそう」
巴「あ、みんなに触らないように伝えておかないと」
霞「頼りになる仲間をもったわね…」
小蒔「はい…本当に、うれしいです…」ポロッ
霞「ふふ、わたしもよ」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 01:24:03.01 :4kOldd2U0
巴「あ、テレビ見ますか?」
小蒔「! みたいですっ」
霞「おねがいできるかしら」
巴「はい、ええと、ここなら見えますか?」コトン
小蒔「はいっ」
巴「チャンネルは」ピッピッ
小蒔「あ、いまのがいいです」
巴「ふふ、じゃあこれで」
霞「ありがとうね、巴ちゃん」
巴「いえいえ、それじゃあわたしも調べものしてきますね ちょっとしたらまた様子見にきますから」
小蒔「はいっ」
霞「いってらっしゃい」
巴「はい、待っててくださいね、ぜったい元に戻してみせますから」
がらがら
巴「あ、テレビ見ますか?」
小蒔「! みたいですっ」
霞「おねがいできるかしら」
巴「はい、ええと、ここなら見えますか?」コトン
小蒔「はいっ」
巴「チャンネルは」ピッピッ
小蒔「あ、いまのがいいです」
巴「ふふ、じゃあこれで」
霞「ありがとうね、巴ちゃん」
巴「いえいえ、それじゃあわたしも調べものしてきますね ちょっとしたらまた様子見にきますから」
小蒔「はいっ」
霞「いってらっしゃい」
巴「はい、待っててくださいね、ぜったい元に戻してみせますから」
がらがら
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 01:38:31.47 :4kOldd2U0
小蒔「あははは」
霞「ふふ、やだ、もう」
小蒔「年末はお笑いが多くていいですね、ふふ」
小蒔「ふふふ、あはははは」
霞「そうねえ…ふふ」
霞(……)
霞(そういえば、小蒔ちゃんとこうして一緒にテレビを見るのは、ずいぶん久しぶりね…)
霞(いつも一緒にいたように思っていたけど…ちょっとずつ、ちょっとずつ離れていっていたのかもしれない…)
霞(むかしは…むかしはもっと、もっと近くで…)
霞(まるで姉妹みたいに…ううん、というよりも…家族みたいに…)
霞「……あ」
小蒔「? どうしたんですか?霞ちゃん」
霞「…ううん、なんでもないわ」
霞(思いだした…さっきのゆめ…あのとき、小蒔ちゃんは…)
霞「……ふふふ」
小蒔「あははは」
霞「ふふ、やだ、もう」
小蒔「年末はお笑いが多くていいですね、ふふ」
小蒔「ふふふ、あはははは」
霞「そうねえ…ふふ」
霞(……)
霞(そういえば、小蒔ちゃんとこうして一緒にテレビを見るのは、ずいぶん久しぶりね…)
霞(いつも一緒にいたように思っていたけど…ちょっとずつ、ちょっとずつ離れていっていたのかもしれない…)
霞(むかしは…むかしはもっと、もっと近くで…)
霞(まるで姉妹みたいに…ううん、というよりも…家族みたいに…)
霞「……あ」
小蒔「? どうしたんですか?霞ちゃん」
霞「…ううん、なんでもないわ」
霞(思いだした…さっきのゆめ…あのとき、小蒔ちゃんは…)
霞「……ふふふ」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 01:50:50.83 :4kOldd2U0
小蒔「霞ちゃん…?」
霞「ふふふ、なんでもないの」
小蒔「ええー…なんですか、気になりますよお」
霞「ちょっと、むかしのことを思いだしてて」
小蒔「むかしの…?」
霞「そう、ずっとむかしのこと」
小蒔「…??」
霞「ふふふ」
小蒔「んー……あ、お笑い、終わりみたいですね」
霞「あら」
小蒔「ううーん…なんだか笑い疲れちゃいました……ねむく…なって、き……」ウトウト
小蒔「…Zzz」
霞「あらあら…ずいぶん笑ってたものねえ……ふふ、わたしもだけど…」ウト
霞(……小蒔ちゃんが、さみしくてウサギになっちゃったのの続きで、こうなったのだとばかり思っていたけれど…)ウトウト
霞(いがいと…こっちはわたしの気持ちが原因だったのかも…しれな…………Zzz)
小蒔「霞ちゃん…?」
霞「ふふふ、なんでもないの」
小蒔「ええー…なんですか、気になりますよお」
霞「ちょっと、むかしのことを思いだしてて」
小蒔「むかしの…?」
霞「そう、ずっとむかしのこと」
小蒔「…??」
霞「ふふふ」
小蒔「んー……あ、お笑い、終わりみたいですね」
霞「あら」
小蒔「ううーん…なんだか笑い疲れちゃいました……ねむく…なって、き……」ウトウト
小蒔「…Zzz」
霞「あらあら…ずいぶん笑ってたものねえ……ふふ、わたしもだけど…」ウト
霞(……小蒔ちゃんが、さみしくてウサギになっちゃったのの続きで、こうなったのだとばかり思っていたけれど…)ウトウト
霞(いがいと…こっちはわたしの気持ちが原因だったのかも…しれな…………Zzz)
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 01:59:59.06 :4kOldd2U0
――――…………
わたし、ひめさまにめいれいなんて、できません…
う、うーん……じゃ、じゃあ……
…………
あ、そうだ!こうしましょう!
なんですか?
まけたほうが、かったほうの、およめさんになるんです!
……えっ
およめさんですっ!これならいいでしょう?
で、でも…
い、いやですか……?
えっ、ううん、いやじゃ、ない…
わあっ、じゃあきまりですっ!かったほうが、まけたほうをおよめさんにするっ!いいですね?
……はいっ
…………――――
――――…………
わたし、ひめさまにめいれいなんて、できません…
う、うーん……じゃ、じゃあ……
…………
あ、そうだ!こうしましょう!
なんですか?
まけたほうが、かったほうの、およめさんになるんです!
……えっ
およめさんですっ!これならいいでしょう?
で、でも…
い、いやですか……?
えっ、ううん、いやじゃ、ない…
わあっ、じゃあきまりですっ!かったほうが、まけたほうをおよめさんにするっ!いいですね?
……はいっ
…………――――
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:07:55.51 :4kOldd2U0
初美「ふふふ…!ついにわかりました、これでばっちり元通りにできますよー!」
春「妖怪だろうと神さまだろうと…一網打尽」
巴「あ…こんなに時間が…急いで戻りましょう」
初美「はいー」
春「…」コクン
巴「ふふ、戻ってからでも、ちょっと遊べそうですね」
初美「ちょっと疲れましたけど」
春「姫さま相手なら…いいハンデ」
巴「あ、そういうこと言っちゃダメですよ」
初美「またムキになっちゃいますもんねー」
巴「そうなったら、寝かせてくれないかもしれませんよ?」
春「……言わない」コクン
巴「ふふ」
初美「ふふふ…!ついにわかりました、これでばっちり元通りにできますよー!」
春「妖怪だろうと神さまだろうと…一網打尽」
巴「あ…こんなに時間が…急いで戻りましょう」
初美「はいー」
春「…」コクン
巴「ふふ、戻ってからでも、ちょっと遊べそうですね」
初美「ちょっと疲れましたけど」
春「姫さま相手なら…いいハンデ」
巴「あ、そういうこと言っちゃダメですよ」
初美「またムキになっちゃいますもんねー」
巴「そうなったら、寝かせてくれないかもしれませんよ?」
春「……言わない」コクン
巴「ふふ」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:17:05.22 :4kOldd2U0
初美「姫さまー!霞ちゃーん!」
巴「なおす方法わかりまし……あれ?」
春「…」
小蒔「Zzz」
霞「Zzz」
初美「も、戻ってますー…」
巴「え、ええと…」
春「…」ポリポリ
小蒔「Zzz」
霞「Zzz」
初美「…なかよく寝てますねー」
巴「ほんと…こうしてみると姉妹みたい…」
春「よかった」ポリポリ
初美「…ですねー」ニッ
巴「…うんっ」コクン
初美「姫さまー!霞ちゃーん!」
巴「なおす方法わかりまし……あれ?」
春「…」
小蒔「Zzz」
霞「Zzz」
初美「も、戻ってますー…」
巴「え、ええと…」
春「…」ポリポリ
小蒔「Zzz」
霞「Zzz」
初美「…なかよく寝てますねー」
巴「ほんと…こうしてみると姉妹みたい…」
春「よかった」ポリポリ
初美「…ですねー」ニッ
巴「…うんっ」コクン
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:24:16.15 :4kOldd2U0
巴「あ、触ったらもう別のにしちゃダメですよ」
初美「くっ…ならぶちぬくだけですよー…!」
霞「あらあら」
春「…」ポリポリ
小蒔「…」ハラハラ
初美「やあっ!」
がしゃーん!
初美「あー!」
霞「ふふ、はっちゃんの負けね」
春「未熟」
初美「もういっかい!もういっかいですよー!」
巴「もう、何回目ですか、それ」
小蒔「ふふ、うけてたちますっ」
霞「ふふっ」
初美「つぎはぜったいぜったい負けませんよー!」
巴「あ、触ったらもう別のにしちゃダメですよ」
初美「くっ…ならぶちぬくだけですよー…!」
霞「あらあら」
春「…」ポリポリ
小蒔「…」ハラハラ
初美「やあっ!」
がしゃーん!
初美「あー!」
霞「ふふ、はっちゃんの負けね」
春「未熟」
初美「もういっかい!もういっかいですよー!」
巴「もう、何回目ですか、それ」
小蒔「ふふ、うけてたちますっ」
霞「ふふっ」
初美「つぎはぜったいぜったい負けませんよー!」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:30:41.65 :4kOldd2U0
巴「それじゃあ、おやすみなさい」
春「またあした」
初美「ふああ……あした、もういちど勝負ですー…」ウトウト
小蒔「おやすみなさい、みなさん」
霞「今日は本当にありがとうね」
巴「いえいえ…では、失礼します」
がらがら
小蒔「特訓の成果がでました…!」
霞「ふふ、そうね」
小蒔「えへへ…それじゃあ、おかたづけを…」
霞「……待って」
小蒔「…? なんですか、霞ちゃん」
霞「小蒔ちゃん…もういっかいやらない?」
小蒔「えっ…」
霞「ふたりで、もういっかい」
巴「それじゃあ、おやすみなさい」
春「またあした」
初美「ふああ……あした、もういちど勝負ですー…」ウトウト
小蒔「おやすみなさい、みなさん」
霞「今日は本当にありがとうね」
巴「いえいえ…では、失礼します」
がらがら
小蒔「特訓の成果がでました…!」
霞「ふふ、そうね」
小蒔「えへへ…それじゃあ、おかたづけを…」
霞「……待って」
小蒔「…? なんですか、霞ちゃん」
霞「小蒔ちゃん…もういっかいやらない?」
小蒔「えっ…」
霞「ふたりで、もういっかい」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:38:51.16 :4kOldd2U0
小蒔「? いいですけど」
霞「ふふ、じゃあ準備するわね」
小蒔「…??」
霞「わたしね…さっき、むかしのゆめをみたわ」
小蒔「むかしのゆめ、ですか?」
霞「ええ、まだわたしたちが小さかったころの、ゆめ」
小蒔「ええと…」
霞「ジェンガで負けた小蒔ちゃんが、なかなかわたしを放してくれなくて…」
小蒔「え、ええ…!?わ、わたしそんなんでしたか…?」
霞「ふふ、ええ」
小蒔「え、あ、あの…」カァ
霞「……それで、真剣勝負だって言って、約束をするの」
小蒔「やくそく…」
霞「ええ、やくそく」
霞「さあ、準備オッケーよ」
小蒔「? いいですけど」
霞「ふふ、じゃあ準備するわね」
小蒔「…??」
霞「わたしね…さっき、むかしのゆめをみたわ」
小蒔「むかしのゆめ、ですか?」
霞「ええ、まだわたしたちが小さかったころの、ゆめ」
小蒔「ええと…」
霞「ジェンガで負けた小蒔ちゃんが、なかなかわたしを放してくれなくて…」
小蒔「え、ええ…!?わ、わたしそんなんでしたか…?」
霞「ふふ、ええ」
小蒔「え、あ、あの…」カァ
霞「……それで、真剣勝負だって言って、約束をするの」
小蒔「やくそく…」
霞「ええ、やくそく」
霞「さあ、準備オッケーよ」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:44:47.18 :4kOldd2U0
霞「ふふ、はじめましょうか」
小蒔「…あの、霞ちゃん」
霞「なあに?」
小蒔「その、やくそくをして……」
霞「…」
小蒔「…結果はどうなったんですか?」
霞「ふふ、ふ……あはははは」
小蒔「…?」
霞「それが、思いだせないのよねえ」
小蒔「え、ええー…?」
霞「……だから、小蒔ちゃん」
霞「もういっかい、やりなおしましょう、しんけんしょうぶ」
小蒔「…霞ちゃん」
霞「ふふっ、まけないわよ、小蒔ちゃん…!」
カン!
霞「ふふ、はじめましょうか」
小蒔「…あの、霞ちゃん」
霞「なあに?」
小蒔「その、やくそくをして……」
霞「…」
小蒔「…結果はどうなったんですか?」
霞「ふふ、ふ……あはははは」
小蒔「…?」
霞「それが、思いだせないのよねえ」
小蒔「え、ええー…?」
霞「……だから、小蒔ちゃん」
霞「もういっかい、やりなおしましょう、しんけんしょうぶ」
小蒔「…霞ちゃん」
霞「ふふっ、まけないわよ、小蒔ちゃん…!」
カン!
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 02:46:46.72 :4kOldd2U0
おわりっす
支援とか保守とかありがとうございました!
支援とか保守とかありがとうございました!
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 03:01:38.59 :hddu/4jZ0
永水よかとよ
乙
乙
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/26(水) 03:16:03.34 :+7YUnZCg0
乙乙ー
コメント 1
コメント一覧 (1)
けど何故に霞さんは何でもない台詞でもエロスが感じられるんやろうな……