1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:40:53.31 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「C.Cの戸惑った顔が見たいな」
カレン「……は?」
ルルーシュ「カレンもそう思わないか? あんな傲慢な女が戸惑う瞬間を」
カレン「まあ…」
ルルーシュ「そこでだ」
ルルーシュ「カレン、力を貸してくれ」
カレン「はあっ!?」
カレン「なんであたしがっ!」
ルルーシュ「C.Cの戸惑った顔が見たいな」
カレン「……は?」
ルルーシュ「カレンもそう思わないか? あんな傲慢な女が戸惑う瞬間を」
カレン「まあ…」
ルルーシュ「そこでだ」
ルルーシュ「カレン、力を貸してくれ」
カレン「はあっ!?」
カレン「なんであたしがっ!」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:42:20.38 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「仕方ないだろう。如何せん、C.Cの考えてることは読めん」
カレン「ああ、それは分かるわ」
ルルーシュ「そこでだ。女のお前なら、少しぐらいC.Cの考えていることが分かるだろう?」
カレン「あたしも分からないわよ。あんな奇妙な子、初めて会ったわ」
ルルーシュ「そう言うな。俺よりは分かるだろう?」
カレン「私はアンタが何を考えてるか分からないわ……」
カレン「アンタって、時々突拍子もなくおかしなことを言うわよね」
ルルーシュ「お前にとってはそうかもしれんが、俺はもう耐えきれんのだ!」
カレン「何がよ?」
ルルーシュ「C.Cの一言一言が、だ!」
カレン「ふうん。アンタも苦労してるのね」
ルルーシュ「仕方ないだろう。如何せん、C.Cの考えてることは読めん」
カレン「ああ、それは分かるわ」
ルルーシュ「そこでだ。女のお前なら、少しぐらいC.Cの考えていることが分かるだろう?」
カレン「あたしも分からないわよ。あんな奇妙な子、初めて会ったわ」
ルルーシュ「そう言うな。俺よりは分かるだろう?」
カレン「私はアンタが何を考えてるか分からないわ……」
カレン「アンタって、時々突拍子もなくおかしなことを言うわよね」
ルルーシュ「お前にとってはそうかもしれんが、俺はもう耐えきれんのだ!」
カレン「何がよ?」
ルルーシュ「C.Cの一言一言が、だ!」
カレン「ふうん。アンタも苦労してるのね」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:44:19.33 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「この屈辱がお前にわかるかっ!?」
カレン「分からないわよ、そんなの」
ルルーシュ「くっ! いいだろう、ならば教えてやる。先日のことだが……」
――――――
―――
―
C.C「おいルルーシュ。ピザはどうしたピザは」
ルルーシュ「そんなものはない」
C.C「全く、これだから童貞坊やは」
ルルーシュ「童貞は関係ないだろうっ!?」
C.C「ほう。自分が童貞だと大声で宣言するとは」
ルルーシュ「っ!?」
C.C「流石は『ゼロ』だな」
ルルーシュ「この屈辱がお前にわかるかっ!?」
カレン「分からないわよ、そんなの」
ルルーシュ「くっ! いいだろう、ならば教えてやる。先日のことだが……」
――――――
―――
―
C.C「おいルルーシュ。ピザはどうしたピザは」
ルルーシュ「そんなものはない」
C.C「全く、これだから童貞坊やは」
ルルーシュ「童貞は関係ないだろうっ!?」
C.C「ほう。自分が童貞だと大声で宣言するとは」
ルルーシュ「っ!?」
C.C「流石は『ゼロ』だな」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:45:52.75 :kWKnzKVV0
――――――
―――
―
ルルーシュ「屈辱の極みだ……」
ルルーシュ「ここまで俺を侮辱するやつなど……!」
カレン「へぇ……、アンタって、経験ゼロだったんだ」
ルルーシュ「はっ!?」
ルルーシュ「(クソ! 余計なことを言ってしまった!)」
カレン「意外かも……」
ルルーシュ「カレン、今聞いたことをすべて忘れろっ!」キィィィン
カレン「必死ね」
ルルーシュ「(しまった! ギアスは同じ相手に二度通用しない! くっ、どうすれば!?)」
――――――
―――
―
ルルーシュ「屈辱の極みだ……」
ルルーシュ「ここまで俺を侮辱するやつなど……!」
カレン「へぇ……、アンタって、経験ゼロだったんだ」
ルルーシュ「はっ!?」
ルルーシュ「(クソ! 余計なことを言ってしまった!)」
カレン「意外かも……」
ルルーシュ「カレン、今聞いたことをすべて忘れろっ!」キィィィン
カレン「必死ね」
ルルーシュ「(しまった! ギアスは同じ相手に二度通用しない! くっ、どうすれば!?)」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:47:35.07 :kWKnzKVV0
カレン「まあ、アンタの気持ちは痛いほど分かったから、手伝ってあげないこともないわ」
ルルーシュ「本当かっ!?」
ルルーシュ「ならどうすれば、ヤツは戸惑う!?」
カレン「(なんだか、惨めに見えてきたわね……)」
カレン「あー……、そうよ。いつもと違う風に接すればいいんじゃない?」
ルルーシュ「いつもと違う? どういうことだ」
カレン「C.Cと話すとき、どうせアンタ、刺々しくなってるんでしょ?」
カレン「優しくすれば、多分、戸惑うと思うけど?」
ルルーシュ「優しく? それだけでいいのか」
カレン「ええ」
ルルーシュ「なるほど……。カレン、参考にさせてもらう」
カレン「相変わらずエラそうね」
カレン「まあ、アンタの気持ちは痛いほど分かったから、手伝ってあげないこともないわ」
ルルーシュ「本当かっ!?」
ルルーシュ「ならどうすれば、ヤツは戸惑う!?」
カレン「(なんだか、惨めに見えてきたわね……)」
カレン「あー……、そうよ。いつもと違う風に接すればいいんじゃない?」
ルルーシュ「いつもと違う? どういうことだ」
カレン「C.Cと話すとき、どうせアンタ、刺々しくなってるんでしょ?」
カレン「優しくすれば、多分、戸惑うと思うけど?」
ルルーシュ「優しく? それだけでいいのか」
カレン「ええ」
ルルーシュ「なるほど……。カレン、参考にさせてもらう」
カレン「相変わらずエラそうね」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:49:06.69 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(しかし、優しくとはどういうことだ?)」
ルルーシュ「(ピザを買えば、C.Cは喜ぶだろう)」」
ルルーシュ「(だがその優しさに、あいつはつけあがるはずだ)」
ルルーシュ「(そのような単純な優しさではだめだ)」
ルルーシュ「(……優しさか)」
ルルーシュ「クソッ、ダメだ。さっぱり分からん」
ルルーシュ「とりあえず家に帰るか……」
ルルーシュ「(しかし、優しくとはどういうことだ?)」
ルルーシュ「(ピザを買えば、C.Cは喜ぶだろう)」」
ルルーシュ「(だがその優しさに、あいつはつけあがるはずだ)」
ルルーシュ「(そのような単純な優しさではだめだ)」
ルルーシュ「(……優しさか)」
ルルーシュ「クソッ、ダメだ。さっぱり分からん」
ルルーシュ「とりあえず家に帰るか……」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:51:27.05 :kWKnzKVV0
~夜~
ルルーシュ「ただいま」
咲世子「お帰りなさいませ。ルルーシュ様」
ルルーシュ「ああ。ところでナナリーは?」
咲世子「今は折り紙を、ルルーシュ様のために折っているようです」
ルルーシュ「ほう」
咲世子「ですが……」チラ
ルルーシュ「……?」
ルルーシュ「ああ……。分かった。ナナリーは任せてくれ」
咲世子「はい。ありがとうございます」
~夜~
ルルーシュ「ただいま」
咲世子「お帰りなさいませ。ルルーシュ様」
ルルーシュ「ああ。ところでナナリーは?」
咲世子「今は折り紙を、ルルーシュ様のために折っているようです」
ルルーシュ「ほう」
咲世子「ですが……」チラ
ルルーシュ「……?」
ルルーシュ「ああ……。分かった。ナナリーは任せてくれ」
咲世子「はい。ありがとうございます」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:53:22.33 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「ただいま。ナナリー」
ナナリー「あ、お兄様。お帰りなさい」
ルルーシュ「今日は何を折っていたんだ?」
ナナリー「ちょうちょです。咲世子さんが教えてくれたんですよ」
ルルーシュ「よかったな」
ナナリー「ええ。それと、咲世子さんは、手裏剣を作ってくださったんです」
ルルーシュ「手裏剣? ほう……」
ルルーシュ「確か、忍者だったか。こうやって日本の文化を学ぶのも、悪くないな」
ナナリー「はい」
ルルーシュ「ただいま。ナナリー」
ナナリー「あ、お兄様。お帰りなさい」
ルルーシュ「今日は何を折っていたんだ?」
ナナリー「ちょうちょです。咲世子さんが教えてくれたんですよ」
ルルーシュ「よかったな」
ナナリー「ええ。それと、咲世子さんは、手裏剣を作ってくださったんです」
ルルーシュ「手裏剣? ほう……」
ルルーシュ「確か、忍者だったか。こうやって日本の文化を学ぶのも、悪くないな」
ナナリー「はい」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:54:46.57 :kWKnzKVV0
ナナリー「お兄様。どうですか?」
ルルーシュ「蝶々か。すごいな、ナナリーは」
ナナリー「いえ。咲世子さんの教え方がとてもよかったので」
ルルーシュ「ナナリー。今度、俺にも教えてくれないか?」
ナナリー「えっ!?」
ルルーシュ「いいだろう?」
ナナリー「は、はいっ! では、楽しみに待ってますね」
ルルーシュ「ああ」
ルルーシュ「それと、そろそろ……」
ナナリー「そうですね。少し、眠くなってきました」
ナナリー「お兄様。どうですか?」
ルルーシュ「蝶々か。すごいな、ナナリーは」
ナナリー「いえ。咲世子さんの教え方がとてもよかったので」
ルルーシュ「ナナリー。今度、俺にも教えてくれないか?」
ナナリー「えっ!?」
ルルーシュ「いいだろう?」
ナナリー「は、はいっ! では、楽しみに待ってますね」
ルルーシュ「ああ」
ルルーシュ「それと、そろそろ……」
ナナリー「そうですね。少し、眠くなってきました」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:57:16.52 :kWKnzKVV0
~部屋~
ルルーシュ「っしょと」
ナナリー「楽しみですね、お兄様」
ルルーシュ「ん? ああ、折り紙のことか」
ルルーシュ「そうだな。できれば明日辺りにやりたかったが……」
ルルーシュ「(明日も黒の騎士団の会議があるから無理だな)」
ルルーシュ「明日は用事があるから、ごめんな」
ナナリー「いえ。私はいつでも良いですよ」
ルルーシュ「ああ」
~部屋~
ルルーシュ「っしょと」
ナナリー「楽しみですね、お兄様」
ルルーシュ「ん? ああ、折り紙のことか」
ルルーシュ「そうだな。できれば明日辺りにやりたかったが……」
ルルーシュ「(明日も黒の騎士団の会議があるから無理だな)」
ルルーシュ「明日は用事があるから、ごめんな」
ナナリー「いえ。私はいつでも良いですよ」
ルルーシュ「ああ」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 21:59:28.70 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「おやすみ、ナナリー」
ナナリー「はい。おやすみなさい、お兄様」
ルルーシュ「……」
バタン
ルルーシュ「もうこんな時間か……」
ルルーシュ「(そういえば、夕飯を食べてなかったな)」
ルルーシュ「(まあ、今日くらい抜いておいても問題ないだろう)」スタスタ
ルルーシュ「おやすみ、ナナリー」
ナナリー「はい。おやすみなさい、お兄様」
ルルーシュ「……」
バタン
ルルーシュ「もうこんな時間か……」
ルルーシュ「(そういえば、夕飯を食べてなかったな)」
ルルーシュ「(まあ、今日くらい抜いておいても問題ないだろう)」スタスタ
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:01:41.20 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(しかしあのピザ女はどこにいる?)」
ルルーシュ「(黒の騎士団の本部にはいなかった)」
ルルーシュ「(まあ、どうせ俺の部屋でピザでも食ってるだろう)」
ルルーシュ「(優しくか……)」
ルルーシュ「(……そういえば前、シャーリーに……)」
ルルーシュ「(俺はナナリーにだけは優しい、とかそんなことを言われたな)」
ルルーシュ「(………)」
ルルーシュ「(しかしあのピザ女はどこにいる?)」
ルルーシュ「(黒の騎士団の本部にはいなかった)」
ルルーシュ「(まあ、どうせ俺の部屋でピザでも食ってるだろう)」
ルルーシュ「(優しくか……)」
ルルーシュ「(……そういえば前、シャーリーに……)」
ルルーシュ「(俺はナナリーにだけは優しい、とかそんなことを言われたな)」
ルルーシュ「(………)」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:03:16.49 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(なるほど。つまりナナリーに接するようにC.Cに接すればいいのか)」
ルルーシュ「(……無理そうだが、やるだけやってみるか)」
ガチャ
C.C「ん? ルルーシュか。今日も帰りが遅かったな」
ルルーシュ「野暮なことは言うな。俺の帰りが遅いのは、お前も解っているはずだろう?」
C.C「なに。気紛れさ」
ルルーシュ「(……この女は解せん)」
ルルーシュ「(なるほど。つまりナナリーに接するようにC.Cに接すればいいのか)」
ルルーシュ「(……無理そうだが、やるだけやってみるか)」
ガチャ
C.C「ん? ルルーシュか。今日も帰りが遅かったな」
ルルーシュ「野暮なことは言うな。俺の帰りが遅いのは、お前も解っているはずだろう?」
C.C「なに。気紛れさ」
ルルーシュ「(……この女は解せん)」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:05:10.12 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(優しくか……)」
ルルーシュ「(優しさについて、百通りほど考えは浮かんだが……)」
ルルーシュ「(金銭や食い物で釣るのは、愚鈍だな)」
ルルーシュ「(……ふむ)」
ルルーシュ「(そうなると……)」
ルルーシュ「C.C」
C.C「なんだ」
ルルーシュ「(優しくか……)」
ルルーシュ「(優しさについて、百通りほど考えは浮かんだが……)」
ルルーシュ「(金銭や食い物で釣るのは、愚鈍だな)」
ルルーシュ「(……ふむ)」
ルルーシュ「(そうなると……)」
ルルーシュ「C.C」
C.C「なんだ」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:07:24.24 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「ちょっと、後ろを向いてくれないか?」
C.C「? 別に構わないが」クル
ルルーシュ「……」
C.C「それで、お前は何がしたいんだ」
ルルーシュ「いや、たまには……」ギュ
C.C「ひゃぁっ!? な、お前っ!」
ルルーシュ「そんなに驚かなくてもいいだろう」
ルルーシュ「肩を揉んだだけだ」
C.C「それは分かっている。むしろ助かるが」
ルルーシュ「ちょっと、後ろを向いてくれないか?」
C.C「? 別に構わないが」クル
ルルーシュ「……」
C.C「それで、お前は何がしたいんだ」
ルルーシュ「いや、たまには……」ギュ
C.C「ひゃぁっ!? な、お前っ!」
ルルーシュ「そんなに驚かなくてもいいだろう」
ルルーシュ「肩を揉んだだけだ」
C.C「それは分かっている。むしろ助かるが」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:10:07.73 :kWKnzKVV0
C.C「お前がやると、何か裏があるとしか思えん」
ルルーシュ「なに。裏なんてないさ」
ルルーシュ「お前のおかげで、助かっていることもある」
C.C「……気味が悪いぞ」
C.C「お前が、私に対して仮面を被る必要性がどこにある?」
ルルーシュ「仮面? 何のことだ?」
C.C「………」
C.C「まあいい。最近、肩も凝っていたしな」
C.C「お前がやると、何か裏があるとしか思えん」
ルルーシュ「なに。裏なんてないさ」
ルルーシュ「お前のおかげで、助かっていることもある」
C.C「……気味が悪いぞ」
C.C「お前が、私に対して仮面を被る必要性がどこにある?」
ルルーシュ「仮面? 何のことだ?」
C.C「………」
C.C「まあいい。最近、肩も凝っていたしな」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:12:30.82 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「……」ギュ、ギュ
C.C「…………」
ルルーシュ「(……何か違う)」ギュ、ギュ
C.C「ああ、そこだ。もう少し……」
ルルーシュ「(俺がC.Cの肩を揉んだ瞬間、)」
ルルーシュ「(C.Cあるまじき悲鳴を上げたが、)」
ルルーシュ「(あれは驚いただけで、C.Cが戸惑っていた訳ではない)」
C.C「おいルルーシュ。手が止まっているぞ」
ルルーシュ「(くっ! やはり付け上がってきたか!!)」
ルルーシュ「……」ギュ、ギュ
C.C「…………」
ルルーシュ「(……何か違う)」ギュ、ギュ
C.C「ああ、そこだ。もう少し……」
ルルーシュ「(俺がC.Cの肩を揉んだ瞬間、)」
ルルーシュ「(C.Cあるまじき悲鳴を上げたが、)」
ルルーシュ「(あれは驚いただけで、C.Cが戸惑っていた訳ではない)」
C.C「おいルルーシュ。手が止まっているぞ」
ルルーシュ「(くっ! やはり付け上がってきたか!!)」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:15:07.52 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「C.C。最近どうだ?」
C.C「どうだ、とはなんのことだ。曖昧すぎて分からん」
C.C「黒の騎士団のことか? 別に私の助言などいらんだろう」
ルルーシュ「違う。お前がここに来てからそれなりに経ったが」
ルルーシュ「馴染めたかどうかを聞いたんだ」
C.C「……? どうも今日のお前は様子がおかしいぞ」
ルルーシュ「気紛れだ」
ルルーシュ「C.C。最近どうだ?」
C.C「どうだ、とはなんのことだ。曖昧すぎて分からん」
C.C「黒の騎士団のことか? 別に私の助言などいらんだろう」
ルルーシュ「違う。お前がここに来てからそれなりに経ったが」
ルルーシュ「馴染めたかどうかを聞いたんだ」
C.C「……? どうも今日のお前は様子がおかしいぞ」
ルルーシュ「気紛れだ」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:18:37.66 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「黒の騎士団では、ゼロとして皆に振る舞い、」
ルルーシュ「学園ではルルーシュ・ランペルージとして、」
ルルーシュ「どこにでもいる生徒を装って生活している」
C.C「(どこにでもいる生徒とは思えないが……)」
ルルーシュ「二重生活は疲れる……。たまにはこういう会話もいいだろう?」
ルルーシュ「真実を知っているのはお前ぐらいだしな」
C.C「…………」
ルルーシュ「黒の騎士団では、ゼロとして皆に振る舞い、」
ルルーシュ「学園ではルルーシュ・ランペルージとして、」
ルルーシュ「どこにでもいる生徒を装って生活している」
C.C「(どこにでもいる生徒とは思えないが……)」
ルルーシュ「二重生活は疲れる……。たまにはこういう会話もいいだろう?」
ルルーシュ「真実を知っているのはお前ぐらいだしな」
C.C「…………」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:20:34.91 :kWKnzKVV0
C.C「さて寝るか」
ルルーシュ「待て! どうして、外へ行こうとする!?」
C.C「何か企んでいるとしか思えないからな。それにここでは安眠を取れそうにない」
ルルーシュ「(くっ! やはり、手強い……っ!!)」
ルルーシュ「とにかく待て。まだ寝るには早いだろう?」
C.C「……分かった。分かったから手を離せ」
ルルーシュ「いいだろう」
C.C「強引なヤツだな……」
C.C「さて寝るか」
ルルーシュ「待て! どうして、外へ行こうとする!?」
C.C「何か企んでいるとしか思えないからな。それにここでは安眠を取れそうにない」
ルルーシュ「(くっ! やはり、手強い……っ!!)」
ルルーシュ「とにかく待て。まだ寝るには早いだろう?」
C.C「……分かった。分かったから手を離せ」
ルルーシュ「いいだろう」
C.C「強引なヤツだな……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:22:38.58 :kWKnzKVV0
C.C「で?」
ルルーシュ「で、とはなんだ?」
C.C「お前は何がしたい?」
ルルーシュ「俺たちは利害の一致で協力しているとはいえ」
ルルーシュ「これからの付き合いも長いだろう?」
ルルーシュ「親睦ぐらい深めておこうと思ってな」
C.C「……」
C.C「(……ルルーシュは無意味な行動はとらない)」
C.C「(それは出会った当初から分かり切っていることだ)」
C.C「(……ならこれも、何かしら意味があるということなのか……?)」
C.C「で?」
ルルーシュ「で、とはなんだ?」
C.C「お前は何がしたい?」
ルルーシュ「俺たちは利害の一致で協力しているとはいえ」
ルルーシュ「これからの付き合いも長いだろう?」
ルルーシュ「親睦ぐらい深めておこうと思ってな」
C.C「……」
C.C「(……ルルーシュは無意味な行動はとらない)」
C.C「(それは出会った当初から分かり切っていることだ)」
C.C「(……ならこれも、何かしら意味があるということなのか……?)」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:24:02.22 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(くっくっく……。ふはははははっ!!)」
ルルーシュ「(戸惑っている! 戸惑っているではないか……っ!!)」
ルルーシュ「(これで前提条件はクリアした)」
ルルーシュ「(……なんだ。思ったより楽ではないか)」
ルルーシュ「(C.Cめ。覚悟するがいい……!!)」
C.C「お前の会話相手になるのはいいが、そろそろ眠い」
C.C「つまらん話を聞かされて、寝不足になるのはごめんだからな」
C.C「私はチーズくんと寝る」
ルルーシュ「なっ、待て!」
ルルーシュ「(くっくっく……。ふはははははっ!!)」
ルルーシュ「(戸惑っている! 戸惑っているではないか……っ!!)」
ルルーシュ「(これで前提条件はクリアした)」
ルルーシュ「(……なんだ。思ったより楽ではないか)」
ルルーシュ「(C.Cめ。覚悟するがいい……!!)」
C.C「お前の会話相手になるのはいいが、そろそろ眠い」
C.C「つまらん話を聞かされて、寝不足になるのはごめんだからな」
C.C「私はチーズくんと寝る」
ルルーシュ「なっ、待て!」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:26:02.42 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(くっ、甘く見ていた! C.Cは一筋縄ではいかない……!)」
ルルーシュ「(どうする!? どうすればヤツは戸惑う!?)」
C.C「何回呼び止める気だ。いい加減飽きてきたぞ」
ルルーシュ「ね、寝るなら俺と寝ようではないか!」
C.C「――は?」
ルルーシュ「こ、このベッドは一人では広い。二人で寝ることくらい容易いだろう!?」
C.C「い、いや、ルルーシュ?」
ルルーシュ「ほら早く来い!」
C.C「な、わ、私はチーズくんがいるから問題ない」
ルルーシュ「俺は一人だ!」
C.C「はっ? あ、いや、な、なら仕方ないな」
ルルーシュ「(くっ、甘く見ていた! C.Cは一筋縄ではいかない……!)」
ルルーシュ「(どうする!? どうすればヤツは戸惑う!?)」
C.C「何回呼び止める気だ。いい加減飽きてきたぞ」
ルルーシュ「ね、寝るなら俺と寝ようではないか!」
C.C「――は?」
ルルーシュ「こ、このベッドは一人では広い。二人で寝ることくらい容易いだろう!?」
C.C「い、いや、ルルーシュ?」
ルルーシュ「ほら早く来い!」
C.C「な、わ、私はチーズくんがいるから問題ない」
ルルーシュ「俺は一人だ!」
C.C「はっ? あ、いや、な、なら仕方ないな」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:31:10.03 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(くっ、思わぬ方向に話が展開してしまったが)」
ルルーシュ「(もう引き返せん。予定通りC.Cが戸惑っているなら、このまま突き進むしかない……!)」
ルルーシュ「(……しかし寝るとなると、先に風呂に入っておきたいな)」
ルルーシュ「C.C。お前、風呂に入ったか?」
C.C「はあっ!?」
ルルーシュ「入ったのか?」
C.C「は、入ったが……」
ルルーシュ「そうか。俺はまだだから、先に風呂に入ってくる」
C.C「なっ、この童貞坊やが……っ! 私をおちょくってるのか!」
ルルーシュ「(どうしてコイツは動揺しているんだ……?)」
ルルーシュ「(くっ、思わぬ方向に話が展開してしまったが)」
ルルーシュ「(もう引き返せん。予定通りC.Cが戸惑っているなら、このまま突き進むしかない……!)」
ルルーシュ「(……しかし寝るとなると、先に風呂に入っておきたいな)」
ルルーシュ「C.C。お前、風呂に入ったか?」
C.C「はあっ!?」
ルルーシュ「入ったのか?」
C.C「は、入ったが……」
ルルーシュ「そうか。俺はまだだから、先に風呂に入ってくる」
C.C「なっ、この童貞坊やが……っ! 私をおちょくってるのか!」
ルルーシュ「(どうしてコイツは動揺しているんだ……?)」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:33:42.50 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「とにかく風呂に入る。でないとお前と寝られないからな」
C.C「……っ!!」
ルルーシュ「(さて、風呂に入るか……)」
バタン
C.C「……」ポツーン
C.C「……」
C.C「ふっ、こ、この程度で私が動揺するとでも思ったのか、あ、あいつは……」
C.C「(……あいつめ、いったい何を考えて……)」
ルルーシュ「とにかく風呂に入る。でないとお前と寝られないからな」
C.C「……っ!!」
ルルーシュ「(さて、風呂に入るか……)」
バタン
C.C「……」ポツーン
C.C「……」
C.C「ふっ、こ、この程度で私が動揺するとでも思ったのか、あ、あいつは……」
C.C「(……あいつめ、いったい何を考えて……)」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:35:51.93 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「戻ったぞ」
C.C「っ!」ビクッ
ルルーシュ「ん? どうした、C.C。顔が赤い気がするが」
C.C「気のせいだ」
ルルーシュ「?」
C.C「それで、どうするんだ」
ルルーシュ「(心なしか、いつもより早口だな……)」
ルルーシュ「(若干、焦りも見受けられる)」
ルルーシュ「(……くっくっく、計画通りと言ったところか)」
ルルーシュ「戻ったぞ」
C.C「っ!」ビクッ
ルルーシュ「ん? どうした、C.C。顔が赤い気がするが」
C.C「気のせいだ」
ルルーシュ「?」
C.C「それで、どうするんだ」
ルルーシュ「(心なしか、いつもより早口だな……)」
ルルーシュ「(若干、焦りも見受けられる)」
ルルーシュ「(……くっくっく、計画通りと言ったところか)」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:37:49.48 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「さて……」ヨイショ
C.C「!?」
C.C「ま、待て! お前は私とそういう関係になりたいのか!?」
C.C「……というより、そういう風に私を見ていたのか」
ルルーシュ「(ふんっ。一緒に寝る程度で、何をそんなに焦る必要がある)」
ルルーシュ「(案外初心な奴だ)」
ルルーシュ「(取り乱しているせいか、C.Cの言っている意味がよく解らんが)」
ルルーシュ「(ここは肯定しておこう)」
ルルーシュ「そうだ」
C.C「な……」
ルルーシュ「さて……」ヨイショ
C.C「!?」
C.C「ま、待て! お前は私とそういう関係になりたいのか!?」
C.C「……というより、そういう風に私を見ていたのか」
ルルーシュ「(ふんっ。一緒に寝る程度で、何をそんなに焦る必要がある)」
ルルーシュ「(案外初心な奴だ)」
ルルーシュ「(取り乱しているせいか、C.Cの言っている意味がよく解らんが)」
ルルーシュ「(ここは肯定しておこう)」
ルルーシュ「そうだ」
C.C「な……」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:41:16.33 :kWKnzKVV0
C.C「……」
ルルーシュ「どうした。早く来い」
C.C「(くっ、なぜ私が押されて……!?)」
C.C「(……まさか、仕返しか? いつも童貞童貞ばかり言っていたから、ついに堪忍袋の緒が切れた…?)」
C.C「(それこそまさかだ。この童貞坊やが、そこまで考えられるとは思えない)」
C.C「(……な、なら、本気で……?)」
ルルーシュ「C.C?」
C.C「は、はいっ」
C.C「……」
ルルーシュ「どうした。早く来い」
C.C「(くっ、なぜ私が押されて……!?)」
C.C「(……まさか、仕返しか? いつも童貞童貞ばかり言っていたから、ついに堪忍袋の緒が切れた…?)」
C.C「(それこそまさかだ。この童貞坊やが、そこまで考えられるとは思えない)」
C.C「(……な、なら、本気で……?)」
ルルーシュ「C.C?」
C.C「は、はいっ」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:43:29.00 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(ふはははははははははは!!!!!)」
ルルーシュ「(くっくっくっ! ふははは! ははっ!)」
ルルーシュ「(はーっはっはっは!)」
ルルーシュ「(カレンには礼を言わなくてはな……!)」
ルルーシュ「(戸惑え、C.C。貴様は既に、俺の手駒になっている……!)」
ルルーシュ「(この戦い、俺の勝利だ……)」
C.C「……」
ルルーシュ「(ふはははははははははは!!!!!)」
ルルーシュ「(くっくっくっ! ふははは! ははっ!)」
ルルーシュ「(はーっはっはっは!)」
ルルーシュ「(カレンには礼を言わなくてはな……!)」
ルルーシュ「(戸惑え、C.C。貴様は既に、俺の手駒になっている……!)」
ルルーシュ「(この戦い、俺の勝利だ……)」
C.C「……」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:45:25.83 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(ふっ、ついに観念してベッドに入ってきたか)」
C.C「…………」
ルルーシュ「(……逆に不気味だな。全く抵抗がないというのも)」
ルルーシュ「(相変わらず何を考えているか分からん)」
ルルーシュ「電気消すぞ」
C.C「……そ、そうか」
パチッ
ルルーシュ「(ふっ、ついに観念してベッドに入ってきたか)」
C.C「…………」
ルルーシュ「(……逆に不気味だな。全く抵抗がないというのも)」
ルルーシュ「(相変わらず何を考えているか分からん)」
ルルーシュ「電気消すぞ」
C.C「……そ、そうか」
パチッ
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:47:55.20 :kWKnzKVV0
ルルーシュ「(いくら広いベッドとはいえ、二人で寝ると必然的に密着してしまうな)」
ルルーシュ「(……くっ。考えずに寝てしまうか)」
ルルーシュ「(俺が戸惑っていては、本末転倒だ……)」
C.C「……」ドキドキ
ルルーシュ「(……明日の会議は)」
ルルーシュ「(…………まず、ナイトメアの調整と……、)」
ルルーシュ「(数は……、扇に任せてある……。会議自体はすぐに終わりそうだな……)」
ルルーシュ「…………」スースー
ルルーシュ「(いくら広いベッドとはいえ、二人で寝ると必然的に密着してしまうな)」
ルルーシュ「(……くっ。考えずに寝てしまうか)」
ルルーシュ「(俺が戸惑っていては、本末転倒だ……)」
C.C「……」ドキドキ
ルルーシュ「(……明日の会議は)」
ルルーシュ「(…………まず、ナイトメアの調整と……、)」
ルルーシュ「(数は……、扇に任せてある……。会議自体はすぐに終わりそうだな……)」
ルルーシュ「…………」スースー
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:49:11.09 :RwcYnqKHP
寝た・・・
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:50:33.04 :kWKnzKVV0
C.C「……ルルーシュ?」
ルルーシュ「…………」スース
C.C「おい。ルルーシュ!」
ルルーシュ「……」スースー
C.C「……な、寝てる……?」
C.C「…………」
C.C「…………」
C.C「……ルルーシュ?」
ルルーシュ「…………」スース
C.C「おい。ルルーシュ!」
ルルーシュ「……」スースー
C.C「……な、寝てる……?」
C.C「…………」
C.C「…………」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:51:46.79 :Z25j2RBs0
流石童帝ルルーシュ
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:52:27.94 :kWKnzKVV0
C.C「……ふっ」
C.C「ふふ……。成程、そういうことか」
C.C「童貞坊やの思考を読み取れなかったこっちの所為か」
ルルーシュ「……」スースー
C.C「……」ゴソゴソ
C.C「寝る……、か」
C.C「確かに、寝ると言えばそういうことか。なあ、ルルーシュ」
ルルーシュ「……」スースー
C.C「……私も寝るとしよう」
C.C「…………」
C.C「~~~っ!」ゴロゴロゴロ
C.C「……ふっ」
C.C「ふふ……。成程、そういうことか」
C.C「童貞坊やの思考を読み取れなかったこっちの所為か」
ルルーシュ「……」スースー
C.C「……」ゴソゴソ
C.C「寝る……、か」
C.C「確かに、寝ると言えばそういうことか。なあ、ルルーシュ」
ルルーシュ「……」スースー
C.C「……私も寝るとしよう」
C.C「…………」
C.C「~~~っ!」ゴロゴロゴロ
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:52:52.31 :4w7DCppc0
かわいい
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:54:32.06 :kWKnzKVV0
数日後
扇「まとめるとこんなところだが……、ゼロ。どうだ?」
ゼロ「ふむ……。次の作戦に支障はないだろう」
玉城「でもよー、ゼロ。ナイトメアの数がすくねーんじゃねえの?」
玉城「こんなんじゃあっという間にやれるぜ?」
扇「今の話を聞いてなかったのか、玉城。頑丈そうに見えて、この地点が一番脆い」
ゼロ「そうだ。物資輸送などにこのゲートはよく開かれる」
ゼロ「情報通りであれば、三日後の夜。この基地にナイトメアが送り込まれるはずだ」
玉城「つまり、そのナイトメアを奪うんだな!?」
扇「いや、それはできないな」
玉城「なんでだよ!?」
数日後
扇「まとめるとこんなところだが……、ゼロ。どうだ?」
ゼロ「ふむ……。次の作戦に支障はないだろう」
玉城「でもよー、ゼロ。ナイトメアの数がすくねーんじゃねえの?」
玉城「こんなんじゃあっという間にやれるぜ?」
扇「今の話を聞いてなかったのか、玉城。頑丈そうに見えて、この地点が一番脆い」
ゼロ「そうだ。物資輸送などにこのゲートはよく開かれる」
ゼロ「情報通りであれば、三日後の夜。この基地にナイトメアが送り込まれるはずだ」
玉城「つまり、そのナイトメアを奪うんだな!?」
扇「いや、それはできないな」
玉城「なんでだよ!?」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:56:09.15 :kWKnzKVV0
扇「今回の作戦は、ブリタニア軍の戦力を大幅に裂くことであって、奪うことじゃない」
ゼロ「その通りだ。ナイトメアの入れ替えと同時に、点検も行われる」
ゼロ「つまり、この地点を爆破すれば混乱を招くことが可能だ」
カレン「その混乱に乗じてってことね」
ゼロ「この作戦が成功すれば、さすがのブリタニアも黙っていられないだろう」
ゼロ「奴らが動き出せば……」
扇「計画通りってことだな」
ゼロ「そうだ。では今日の会議はこれで終わりとしよう」
扇「今回の作戦は、ブリタニア軍の戦力を大幅に裂くことであって、奪うことじゃない」
ゼロ「その通りだ。ナイトメアの入れ替えと同時に、点検も行われる」
ゼロ「つまり、この地点を爆破すれば混乱を招くことが可能だ」
カレン「その混乱に乗じてってことね」
ゼロ「この作戦が成功すれば、さすがのブリタニアも黙っていられないだろう」
ゼロ「奴らが動き出せば……」
扇「計画通りってことだな」
ゼロ「そうだ。では今日の会議はこれで終わりとしよう」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:57:11.22 :kWKnzKVV0
カレン「それで?」
ゼロ「ん? なんのことだ?」
カレン「C.Cのことよ」
ゼロ「ああ、礼を言わねばならなかったな」
カレン「その様子じゃ成功したのね」
ゼロ「ああ。普段抱えていた鬱憤も、ここ数日で綺麗になくなった」
カレン「どんな手を使ったのよ」
ゼロ「お前が言うように、まず優しくした」
ゼロ「ふっ、どうやらあいつは優しさに弱いようでな……」クックック
カレン「それで?」
ゼロ「ん? なんのことだ?」
カレン「C.Cのことよ」
ゼロ「ああ、礼を言わねばならなかったな」
カレン「その様子じゃ成功したのね」
ゼロ「ああ。普段抱えていた鬱憤も、ここ数日で綺麗になくなった」
カレン「どんな手を使ったのよ」
ゼロ「お前が言うように、まず優しくした」
ゼロ「ふっ、どうやらあいつは優しさに弱いようでな……」クックック
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:58:38.59 :kWKnzKVV0
カレン「ふーん。最近、C.Cの姿を見ないのもそのせい?」
ゼロ「いや? 前に面白そうなゲームがあるから買ってくれと言われたからな」
ゼロ「それでもやっているんじゃないか?」
カレン「C.Cがゲームね……」
C.C「ルルーシュ」
ゼロ「C.C。どうかしたか?」
C.C「先日、新発売のピザが出たようでな」
ゼロ「ふむ。たまにはいいだろう。このカードを使え」
C.C「な、それはさすがに悪いだろう」
ゼロ「良い。金はある」
C.C「そこまでいうなら、もらっておこう」ニヤ
カレン「ふーん。最近、C.Cの姿を見ないのもそのせい?」
ゼロ「いや? 前に面白そうなゲームがあるから買ってくれと言われたからな」
ゼロ「それでもやっているんじゃないか?」
カレン「C.Cがゲームね……」
C.C「ルルーシュ」
ゼロ「C.C。どうかしたか?」
C.C「先日、新発売のピザが出たようでな」
ゼロ「ふむ。たまにはいいだろう。このカードを使え」
C.C「な、それはさすがに悪いだろう」
ゼロ「良い。金はある」
C.C「そこまでいうなら、もらっておこう」ニヤ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 22:59:55.79 :kWKnzKVV0
ゼロ「と、こんな感じだ」
カレン「……今の、優しくしてたの?」
ゼロ「ああ、そうだが」
ゼロ「とっくにヤツは俺の手駒だ」
カレン「なんか、違くない?」
ゼロ「む?」
カレン「どっちかって言うと、あんたが手駒にとられているよーな……」
ゼロ「どういう意味だ、カレン」
ゼロ「と、こんな感じだ」
カレン「……今の、優しくしてたの?」
ゼロ「ああ、そうだが」
ゼロ「とっくにヤツは俺の手駒だ」
カレン「なんか、違くない?」
ゼロ「む?」
カレン「どっちかって言うと、あんたが手駒にとられているよーな……」
ゼロ「どういう意味だ、カレン」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 23:00:39.77 :kWKnzKVV0
カレン「あんたの優しくって、餌付け?」
ゼロ「いや。初めは優しく接していたがな」
ゼロ「一昨日あたりからか。妙にねだる様になったんだが」
カレン「C.C、今笑ってたわよ?」
ゼロ「ああ。最近よく笑うようになったな」
カレン「…………」
ゼロ「しかし、ここまでうまくいくとは……!」
ゼロ「ふははははっ! はーっはっはっは!」
こうしてC.Cの復讐劇は幕を開いたのである。ちゃんちゃんこ。
終わり。
カレン「あんたの優しくって、餌付け?」
ゼロ「いや。初めは優しく接していたがな」
ゼロ「一昨日あたりからか。妙にねだる様になったんだが」
カレン「C.C、今笑ってたわよ?」
ゼロ「ああ。最近よく笑うようになったな」
カレン「…………」
ゼロ「しかし、ここまでうまくいくとは……!」
ゼロ「ふははははっ! はーっはっはっは!」
こうしてC.Cの復讐劇は幕を開いたのである。ちゃんちゃんこ。
終わり。
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/14(火) 23:05:31.44 :aVrKKf1h0
おい
コメント 11
コメント一覧 (11)
俺と代われよwww俺は童貞じゃないからもっとスムーズにいけるわwww俺は童貞じゃないから代わってくださいwww
お願いします
もっとこういうの読みたいんでオナシャス
こまけぇことはいいんだよっ!
一番最初の新宿ゲットー後に学校でレジスタンスについてギアスで聞いた(一人一回の制限を知るきっかけになったヤツ)
おもたわー
SSじゃ進撃の巨人のがレベルたかいなあ
他作品SSのコメ欄でまでステマとかやめてください