1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:00:36.59 :/s0yEWGh0
怜「そっか」ゴロゴロ
竜華「そっかやなくて!」
怜「んー?」ゴロゴロ
竜華「そこはギュッってしてーな!」
怜「膝枕気持ちええから嫌や」
竜華「えぇー…枕の本体がお願いしてるんやで?」
怜「そっか」ゴロゴロ
竜華「そっかやなくて!」
怜「んー?」ゴロゴロ
竜華「そこはギュッってしてーな!」
怜「膝枕気持ちええから嫌や」
竜華「えぇー…枕の本体がお願いしてるんやで?」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:01:41.51 :/s0yEWGh0
怜「膝枕は好きやけど本体が好きとは言うてない」
竜華「えーひどっ!」
怜「所詮竜華はただのウチの枕なんやー」ゴロゴロ
竜華「ウチはただの枕とは違うで、抵抗できんねん」
竜華「立ち上がって怜を落とすこともできるんやで?」
怜「竜華はそんなことせーへんもーん」ゴロゴロゴロ
竜華「(その通りやけども。)」
怜「ふっふーん♪」スリスリ
竜華「…………………………」
怜「膝枕は好きやけど本体が好きとは言うてない」
竜華「えーひどっ!」
怜「所詮竜華はただのウチの枕なんやー」ゴロゴロ
竜華「ウチはただの枕とは違うで、抵抗できんねん」
竜華「立ち上がって怜を落とすこともできるんやで?」
怜「竜華はそんなことせーへんもーん」ゴロゴロゴロ
竜華「(その通りやけども。)」
怜「ふっふーん♪」スリスリ
竜華「…………………………」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:03:11.34 :/s0yEWGh0
竜華「…ギュッってして、はええわ。とりあえず」
怜「わかればええねんー」ゴロゴロ
竜華「問題はそれや」
怜「なにー?」
竜華「怜な、あざといねん」
怜「あざといって何ー?」スリスリ
竜華「自分のこと可愛いと思っとるやろ?」
怜「そんな…ウチをぶりっ子みたいに言わんといて……」ウルウル
竜華「それも可愛いと思ってやっとるやろ」
怜「うん!」
竜華「多少は否定せい」ピシ
竜華「…ギュッってして、はええわ。とりあえず」
怜「わかればええねんー」ゴロゴロ
竜華「問題はそれや」
怜「なにー?」
竜華「怜な、あざといねん」
怜「あざといって何ー?」スリスリ
竜華「自分のこと可愛いと思っとるやろ?」
怜「そんな…ウチをぶりっ子みたいに言わんといて……」ウルウル
竜華「それも可愛いと思ってやっとるやろ」
怜「うん!」
竜華「多少は否定せい」ピシ
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:10:54.35 :/s0yEWGh0
怜「実際可愛いって思ったやろ?」
竜華「まぁそうなんやけど…ってそうやなくて!」
怜「竜華は正直で可愛いなぁ」ゴロゴロ
竜華「問題は怜が可愛いことやない。可愛いのわかって可愛いことすることやねん」
怜「?ようわからんけど…」
竜華「普通にしとっても可愛いのに可愛さ振り撒いてどないすんねん」
竜華「他のやつの毒牙にかからないか心配で心配で……!」
怜「あーそれは大丈夫」ゴロゴロ
竜華「なんでそんなこと言えるん!?」
怜「だって竜華にしか見せてへんもーん」ゴロゴロスリスリ
竜華「部活中も大概やってるやん」
怜「たしかにー」
怜「でもーウチには竜華しか見えてへんもーん」ゴロゴロ
怜「実際可愛いって思ったやろ?」
竜華「まぁそうなんやけど…ってそうやなくて!」
怜「竜華は正直で可愛いなぁ」ゴロゴロ
竜華「問題は怜が可愛いことやない。可愛いのわかって可愛いことすることやねん」
怜「?ようわからんけど…」
竜華「普通にしとっても可愛いのに可愛さ振り撒いてどないすんねん」
竜華「他のやつの毒牙にかからないか心配で心配で……!」
怜「あーそれは大丈夫」ゴロゴロ
竜華「なんでそんなこと言えるん!?」
怜「だって竜華にしか見せてへんもーん」ゴロゴロスリスリ
竜華「部活中も大概やってるやん」
怜「たしかにー」
怜「でもーウチには竜華しか見えてへんもーん」ゴロゴロ
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:18:48.25 :/s0yEWGh0
竜華「………怜は時々そういう爆弾ぶちこんでくるよな」
怜「あー照れた」
竜華「うっさいわ、この小悪魔」
怜「照れてるの可愛いでー」
竜華「…怜のが可愛えやん」
怜「♪~……」スリスリ
竜華「(ちょっと甘えて誤魔化しとるな。可愛い)」ナデナデ
竜華「………怜は時々そういう爆弾ぶちこんでくるよな」
怜「あー照れた」
竜華「うっさいわ、この小悪魔」
怜「照れてるの可愛いでー」
竜華「…怜のが可愛えやん」
怜「♪~……」スリスリ
竜華「(ちょっと甘えて誤魔化しとるな。可愛い)」ナデナデ
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:26:57.46 :/s0yEWGh0
怜「ん…しょっ」
竜華「起きるん?」
怜「うん、ぼちぼち竜華のリクエストに答えようかなって」ギュッ
竜華「にゃっ!?」
怜「ふふっ…変な声ー」ニヤニヤ
竜華「と、とき、かお近い!」
怜「対面座位やからな」
竜華「そ、そんな言葉使ったらあかん!」
怜「へー、対面座位知っとるんか?案外竜華って耳年増なんやな」
竜華「怜だってそうやん…」
怜「ウチはええのー」ギュー
竜華「抱き締めて誤魔化させへんの」
怜「ん…しょっ」
竜華「起きるん?」
怜「うん、ぼちぼち竜華のリクエストに答えようかなって」ギュッ
竜華「にゃっ!?」
怜「ふふっ…変な声ー」ニヤニヤ
竜華「と、とき、かお近い!」
怜「対面座位やからな」
竜華「そ、そんな言葉使ったらあかん!」
怜「へー、対面座位知っとるんか?案外竜華って耳年増なんやな」
竜華「怜だってそうやん…」
怜「ウチはええのー」ギュー
竜華「抱き締めて誤魔化させへんの」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:34:47.11 :/s0yEWGh0
怜「それより、なんでこっち向いてくれへんの?」
竜華「……………」
怜「ねえねえりゅーか」ペチペチ
竜華「………………………」
怜「ねえってばーあー」プニプニ
竜華「む、無理…………」
怜「こんなにかわいい子が目の前におるんやで?」
竜華「目の前におるから…恥ずかしくて向けんわ!」
怜「へたれやな」
竜華「ああもうへたれでもええわ…てか顎掴むのやめ!」
怜「顔見たいからこっち向いて!」グイッ
竜華「うひゃ!」
怜「それより、なんでこっち向いてくれへんの?」
竜華「……………」
怜「ねえねえりゅーか」ペチペチ
竜華「………………………」
怜「ねえってばーあー」プニプニ
竜華「む、無理…………」
怜「こんなにかわいい子が目の前におるんやで?」
竜華「目の前におるから…恥ずかしくて向けんわ!」
怜「へたれやな」
竜華「ああもうへたれでもええわ…てか顎掴むのやめ!」
怜「顔見たいからこっち向いて!」グイッ
竜華「うひゃ!」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:17:32.99 :/s0yEWGh0
竜華「あっ……」
竜華「(目、目あってしもた…やっぱ顔近すぎるねん!)」
竜華「(体も密着してるし………あかんわこれ…)」
怜「りゅーか」
怜「襲いたいって顔してるで」
竜華「!?!?」
竜華「あっ……」
竜華「(目、目あってしもた…やっぱ顔近すぎるねん!)」
竜華「(体も密着してるし………あかんわこれ…)」
怜「りゅーか」
怜「襲いたいって顔してるで」
竜華「!?!?」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:40:17.56 :/s0yEWGh0
怜「図星なんやな」
竜華「や、そうやけど、でも、」
怜「我慢せんで…ええよ?」
竜華「!?」
怜「………」スッ
竜華「(怜が…目ぇ閉じた……)」
竜華「(これって…き、キスする流れやんな?)」
竜華「(てか目瞑ってる顔むっちゃかわええええええ)」
怜「竜華」
竜華「は、はい!」
怜「図星なんやな」
竜華「や、そうやけど、でも、」
怜「我慢せんで…ええよ?」
竜華「!?」
怜「………」スッ
竜華「(怜が…目ぇ閉じた……)」
竜華「(これって…き、キスする流れやんな?)」
竜華「(てか目瞑ってる顔むっちゃかわええええええ)」
怜「竜華」
竜華「は、はい!」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:42:15.75 :/s0yEWGh0
竜華「(待つのもたぶん恥ずかしいやんな…)」
竜華「(ううう、でもこんなかわいい子に切り込む勇気が…)」
竜華「(どないしよ、どないしよ、)」
怜「りゅーか、はよ、して?」
竜華「ーーーーーーっ!!!」
竜華「(待つのもたぶん恥ずかしいやんな…)」
竜華「(ううう、でもこんなかわいい子に切り込む勇気が…)」
竜華「(どないしよ、どないしよ、)」
怜「りゅーか、はよ、して?」
竜華「ーーーーーーっ!!!」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:47:34.48 :/s0yEWGh0
チュッ
怜「………………………」パチ
竜華「は、ははは…………………」
怜「まさか、こんなにヘタレやとは思わんかったわ」ジトー
竜華「(おでこはやっぱダメだったか…)」
怜「あきれて言葉も出てこんよ…」
竜華「こ、これでも結構頑張った方っていうか」
怜「ウチだって相当恥ずかしい思いして誘ったんやで?」
竜華「それは…」
チュッ
怜「………………………」パチ
竜華「は、ははは…………………」
怜「まさか、こんなにヘタレやとは思わんかったわ」ジトー
竜華「(おでこはやっぱダメだったか…)」
怜「あきれて言葉も出てこんよ…」
竜華「こ、これでも結構頑張った方っていうか」
怜「ウチだって相当恥ずかしい思いして誘ったんやで?」
竜華「それは…」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 17:58:40.82 :/s0yEWGh0
怜「こんな恥ずかしい思いさせて許されると思ってるん?」
竜華「それはごめんやけど…無理やって」
怜「へたれ」
竜華「逆になんでそんなに積極的なん」
怜「だって竜華好きなんやもん。おもに太ももが」
竜華「ここに来ても膝枕への執着は消えないんか」
怜「竜華がウチのことしか考えられへんようにしたいんやもん」
怜「やから、チューして?」ウルウル
竜華「…………………」
怜「こんな恥ずかしい思いさせて許されると思ってるん?」
竜華「それはごめんやけど…無理やって」
怜「へたれ」
竜華「逆になんでそんなに積極的なん」
怜「だって竜華好きなんやもん。おもに太ももが」
竜華「ここに来ても膝枕への執着は消えないんか」
怜「竜華がウチのことしか考えられへんようにしたいんやもん」
怜「やから、チューして?」ウルウル
竜華「…………………」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:01:03.98 :/s0yEWGh0
怜「ほらぁ、ウチは誘ったよ。それもむっちゃ無防備に」
竜華「無防備て」
怜「据え膳食わぬは?」
竜華「…お、女の恥?」
怜「せやろ?」ググッ
竜華「……近いからっ!」
怜「ほらぁ、ウチは誘ったよ。それもむっちゃ無防備に」
竜華「無防備て」
怜「据え膳食わぬは?」
竜華「…お、女の恥?」
怜「せやろ?」ググッ
竜華「……近いからっ!」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:04:40.91 :/s0yEWGh0
怜「チューしてくれたら離れる」ググッ
竜華「ほんまに勘弁して…心臓がもたんわ……」
怜「チューしてくれへんの?」
竜華「………」
怜「なあ。うちら、付き合ってもう3ヶ月やで?」
竜華「せ、せやな…」
怜「一般的なカップルならもうキスのひとつやふたつ、すんどる頃やで?」
竜華「…うん」
怜「うちらはなんなん?未だにハグ以上無理ってなんなん?」
竜華「それは…ごめんって」
怜「チューしてくれたら離れる」ググッ
竜華「ほんまに勘弁して…心臓がもたんわ……」
怜「チューしてくれへんの?」
竜華「………」
怜「なあ。うちら、付き合ってもう3ヶ月やで?」
竜華「せ、せやな…」
怜「一般的なカップルならもうキスのひとつやふたつ、すんどる頃やで?」
竜華「…うん」
怜「うちらはなんなん?未だにハグ以上無理ってなんなん?」
竜華「それは…ごめんって」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:06:22.75 :/s0yEWGh0
怜「なー、こんな可愛い女の子がキスお願いしとるんやで?」
竜華「じ、自分で可愛いとか言いなや…」
怜「ねぇ、チューして?」ジッ
竜華「っ」ダキッ
怜「竜華?」
竜華「ごめん、やっぱ無理…」
竜華「今は………これが限界」ギュー
怜「ほんまに、へたれやな……」ナデナデ
竜華「怜が可愛いすぎるからあかんのやっ…」
怜「いつか、チューしてな?」
竜華「うん…………」
怜「なー、こんな可愛い女の子がキスお願いしとるんやで?」
竜華「じ、自分で可愛いとか言いなや…」
怜「ねぇ、チューして?」ジッ
竜華「っ」ダキッ
怜「竜華?」
竜華「ごめん、やっぱ無理…」
竜華「今は………これが限界」ギュー
怜「ほんまに、へたれやな……」ナデナデ
竜華「怜が可愛いすぎるからあかんのやっ…」
怜「いつか、チューしてな?」
竜華「うん…………」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:08:07.01 :/s0yEWGh0
ーーーーーーー
怜「ってな感じで」
怜「せっかく付き合い出したのに」
怜「竜華がへたれすぎて何も進まんねん」
セーラ「あー……そう、なんかぁ…」
怜「ほんと…はようチューされたいわぁ……」
泉「(……このクッソ長いノロケ話なんだったんですか?)」ヒソヒソ
船Q「(え、気付いてなかったんか?外にいる清水谷先輩に聞こえるように文句垂れ流してんねん)」ヒソヒソ
泉「(えー…わ、ホンマや)」
竜華「……………////」
怜「あー、竜華早よ襲ってくれへんやろか…」チラッ
竜華「!!?」
おわり
ーーーーーーー
怜「ってな感じで」
怜「せっかく付き合い出したのに」
怜「竜華がへたれすぎて何も進まんねん」
セーラ「あー……そう、なんかぁ…」
怜「ほんと…はようチューされたいわぁ……」
泉「(……このクッソ長いノロケ話なんだったんですか?)」ヒソヒソ
船Q「(え、気付いてなかったんか?外にいる清水谷先輩に聞こえるように文句垂れ流してんねん)」ヒソヒソ
泉「(えー…わ、ホンマや)」
竜華「……………////」
怜「あー、竜華早よ襲ってくれへんやろか…」チラッ
竜華「!!?」
おわり
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:13:10.27 :/s0yEWGh0
初めてのスレ立てでよくわかってないんですが
これでよかったんでしょうか?
これでよかったんでしょうか?
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:30:51.21 :5y5E0DcAO
よくない
続き書かないと
続き書かないと
21:続き書いてみます:2013/08/14(水) 18:31:15.00 :/s0yEWGh0
怜「あれからさらに時間立ったけど」
怜「ぜんっぜん動きがないわ」
セーラ「またその話か」
怜「構って欲しいって伝えてるのに、応えてくれへんのよ?」
怜「もう付き合ってるといえるのかどうか…」
セーラ「お前ら付き合う前からイチャイチャしてたもんなー。」
セーラ「そりゃマンネリにもなるやろ」
怜「マンネリかぁ…」
怜「うち…このまま捨てられるんかな……」
怜「あれからさらに時間立ったけど」
怜「ぜんっぜん動きがないわ」
セーラ「またその話か」
怜「構って欲しいって伝えてるのに、応えてくれへんのよ?」
怜「もう付き合ってるといえるのかどうか…」
セーラ「お前ら付き合う前からイチャイチャしてたもんなー。」
セーラ「そりゃマンネリにもなるやろ」
怜「マンネリかぁ…」
怜「うち…このまま捨てられるんかな……」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:38:05.08 :/s0yEWGh0
船Q「話は聞かせてもらいました」ガラッ
セーラ「おわっ!って船Qか」
船Q「要は、清水谷先輩がオオカミになればええ訳です」
セーラ「オオカミて」
泉「でも清水谷先輩ってオオカミから園城寺先輩を守る系じゃないですか?」
セーラ「お前どっから出てきた」
船Q「問題はそこや。先輩が儚さを強調すればするほど、先輩は手が出せなくなる」
怜「なるほどなー。病弱が仇になっとるんか」
船Q「話は聞かせてもらいました」ガラッ
セーラ「おわっ!って船Qか」
船Q「要は、清水谷先輩がオオカミになればええ訳です」
セーラ「オオカミて」
泉「でも清水谷先輩ってオオカミから園城寺先輩を守る系じゃないですか?」
セーラ「お前どっから出てきた」
船Q「問題はそこや。先輩が儚さを強調すればするほど、先輩は手が出せなくなる」
怜「なるほどなー。病弱が仇になっとるんか」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:42:14.25 :/s0yEWGh0
泉「ほんなら、園城寺先輩が気の強い「絶対太ももになんか負けたりしない!」みたいなキャラで行けばええんやないですか?」
船Q「それもアリやな。やけど清水谷先輩が気の強い女性がタイプでなかった時の問題があるから」
船Q「清水谷先輩を変える方向でいきましょう」
セーラ「なんか突っ込みどころ多すぎておいつかんわ」
泉「ほんなら、園城寺先輩が気の強い「絶対太ももになんか負けたりしない!」みたいなキャラで行けばええんやないですか?」
船Q「それもアリやな。やけど清水谷先輩が気の強い女性がタイプでなかった時の問題があるから」
船Q「清水谷先輩を変える方向でいきましょう」
セーラ「なんか突っ込みどころ多すぎておいつかんわ」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:43:19.43 :/s0yEWGh0
船Q「そこで取り出したるはこちら!」
船Q「性格が真逆になる薬!」
泉「!それがあれば…」
怜「竜華がオオカミさんになるかもっていうことやな」
セーラ「なんでそんなものを持って来てんねん」
船Q「ホンマは江口先輩に盛って乙女モードな江口先輩を引き出す予定やったんですが、まあそれは後日で」
セーラ「は?」
船Q「これ、水溶性やから、適当にお茶に入れて練習中に持ってきますわ」
怜「名案やな。頼むわ」
船Q「そこで取り出したるはこちら!」
船Q「性格が真逆になる薬!」
泉「!それがあれば…」
怜「竜華がオオカミさんになるかもっていうことやな」
セーラ「なんでそんなものを持って来てんねん」
船Q「ホンマは江口先輩に盛って乙女モードな江口先輩を引き出す予定やったんですが、まあそれは後日で」
セーラ「は?」
船Q「これ、水溶性やから、適当にお茶に入れて練習中に持ってきますわ」
怜「名案やな。頼むわ」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:49:18.82 :/s0yEWGh0
練習中
船Q「お茶入れましたよー」
セーラ「あ、ありがとう…」
竜華「おおきになー」
泉「すみません、先輩にさせてしもうて」
ゴクゴク
船Q「(よし、飲みましたね)」
泉「(先輩、演技下手すぎですよ)
セーラ「(なんでお前はそんなに順応してんねん)」
怜「(なあ、コレホンマに効くんか?)」
船Q「(まあとりあえず様子見ですね)」
セーラ「じ、じゃーとりあえずモッカイウツデー」
練習中
船Q「お茶入れましたよー」
セーラ「あ、ありがとう…」
竜華「おおきになー」
泉「すみません、先輩にさせてしもうて」
ゴクゴク
船Q「(よし、飲みましたね)」
泉「(先輩、演技下手すぎですよ)
セーラ「(なんでお前はそんなに順応してんねん)」
怜「(なあ、コレホンマに効くんか?)」
船Q「(まあとりあえず様子見ですね)」
セーラ「じ、じゃーとりあえずモッカイウツデー」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:55:26.27 :/s0yEWGh0
40分後
セーラ「ツモ!3000-6000!のってきたでー!」
泉「(薬のこととか完全に忘れてる顔ですねアレは)」
怜「(さっき打った時は竜華普通やったけど…偽物やったんちゃう?)」チラ
船Q「(…いや、そうでもないみたいで)」チラ
竜華「………………………」ゴオォォ
怜「!?(怖ッ!)」
竜華「…ロン。24000」
後輩A「えっ!?あっ、はい…。」
竜華「これでトビ終了ですね。お疲れ様でした。」
後輩A「」カタカタ
怜「(目が冷たい……こわぁ…)」
40分後
セーラ「ツモ!3000-6000!のってきたでー!」
泉「(薬のこととか完全に忘れてる顔ですねアレは)」
怜「(さっき打った時は竜華普通やったけど…偽物やったんちゃう?)」チラ
船Q「(…いや、そうでもないみたいで)」チラ
竜華「………………………」ゴオォォ
怜「!?(怖ッ!)」
竜華「…ロン。24000」
後輩A「えっ!?あっ、はい…。」
竜華「これでトビ終了ですね。お疲れ様でした。」
後輩A「」カタカタ
怜「(目が冷たい……こわぁ…)」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 18:59:58.53 :/s0yEWGh0
練習後
竜華「今日は全体的に聴牌速度が~…」
セーラ「(わ、目つきに声色、完全に別人やん)
竜華「では、今日の練習は終わります」
アリガトウゴザイマシター
怜「竜華、あの…」
竜華「ごめん、ちょっと監督の所に行ってくるから、先帰ってて。また明日な?」
怜「あっ…うん……」
ガラララ ピシャン
怜「……………………………」
練習後
竜華「今日は全体的に聴牌速度が~…」
セーラ「(わ、目つきに声色、完全に別人やん)
竜華「では、今日の練習は終わります」
アリガトウゴザイマシター
怜「竜華、あの…」
竜華「ごめん、ちょっと監督の所に行ってくるから、先帰ってて。また明日な?」
怜「あっ…うん……」
ガラララ ピシャン
怜「……………………………」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:09:38.19 :/s0yEWGh0
船Q「………………ちょーっと、これは予想外でした」
セーラ「本物やったことも結構予想外やで」
泉「真逆ってなると、ヘタレからオオカミより、過保護から淡白って方が色濃いんでしょうね。」
船Q「普段の先輩に意識が向いてなかったことが失敗やったな」
怜「……なぁ、あれ、いつまで効果続くの?」
船Q「えっと……2,3日らしいんで、月曜には戻ってますよ」
怜「2,3日ィ!?」ガタッ
セーラ「なんや、どうした、怜?」
船Q「………………ちょーっと、これは予想外でした」
セーラ「本物やったことも結構予想外やで」
泉「真逆ってなると、ヘタレからオオカミより、過保護から淡白って方が色濃いんでしょうね。」
船Q「普段の先輩に意識が向いてなかったことが失敗やったな」
怜「……なぁ、あれ、いつまで効果続くの?」
船Q「えっと……2,3日らしいんで、月曜には戻ってますよ」
怜「2,3日ィ!?」ガタッ
セーラ「なんや、どうした、怜?」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:12:32.45 :/s0yEWGh0
怜「…この週末、竜華ん家にお泊まりの約束やってん」
泉「そういえば、今日金曜なのに『また明日』って言うてはりましたね」
セーラ「あー…それは……」
船Q「まあ約束を覚えてるんやし、園城寺先輩が嫌いってわけでもないと思いますよ?」
泉「でも…あのテンションの清水谷先輩とお泊りは…厳しいですね」
セーラ「冷やし竜華やからな」ドヤッ
船Q「今それ言う所やない、空気読みや」ピシッ
怜「…………どないしよ」
怜「…この週末、竜華ん家にお泊まりの約束やってん」
泉「そういえば、今日金曜なのに『また明日』って言うてはりましたね」
セーラ「あー…それは……」
船Q「まあ約束を覚えてるんやし、園城寺先輩が嫌いってわけでもないと思いますよ?」
泉「でも…あのテンションの清水谷先輩とお泊りは…厳しいですね」
セーラ「冷やし竜華やからな」ドヤッ
船Q「今それ言う所やない、空気読みや」ピシッ
怜「…………どないしよ」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:17:03.06 :/s0yEWGh0
土曜日 清水谷邸前
怜「約束通り、来たはええけど…」
怜「入りづらい…怖いわ……」
竜華「怜?」
怜「うひゃあ!…あ、竜華」
竜華「人んちの前で何ぼーっとしてんねん」
竜華「入るなりピンポン鳴らすなりすればええのに」
怜「うん、ご、ごめんな?」
竜華「謝ることやないけど」
怜「…………」
竜華「とりあえず、入り?」
怜「うん…(やっぱりこの竜華怖い…)」
土曜日 清水谷邸前
怜「約束通り、来たはええけど…」
怜「入りづらい…怖いわ……」
竜華「怜?」
怜「うひゃあ!…あ、竜華」
竜華「人んちの前で何ぼーっとしてんねん」
竜華「入るなりピンポン鳴らすなりすればええのに」
怜「うん、ご、ごめんな?」
竜華「謝ることやないけど」
怜「…………」
竜華「とりあえず、入り?」
怜「うん…(やっぱりこの竜華怖い…)」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:28:44.37 :/s0yEWGh0
竜華の部屋
竜華「大丈夫?顔色悪いで?」
怜「うん、大丈夫…」スワリ
竜華「そっか。」
怜「(普段なら100%膝枕の流れやけど…)
竜華「あ、DVD借りてきたから見よう?」スワリ
怜「うん、せやな…(やっぱ膝枕はスルーか…)」
怜「(しかもちょっと距離あけて座られた…)」
竜華「♪~…」
竜華の部屋
竜華「大丈夫?顔色悪いで?」
怜「うん、大丈夫…」スワリ
竜華「そっか。」
怜「(普段なら100%膝枕の流れやけど…)
竜華「あ、DVD借りてきたから見よう?」スワリ
怜「うん、せやな…(やっぱ膝枕はスルーか…)」
怜「(しかもちょっと距離あけて座られた…)」
竜華「♪~…」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:34:03.29 :/s0yEWGh0
2時間後
怜「(あかん、距離感気になりすぎてあんまり内容入ってない)」
怜「(やっぱこっちが誘わんと近づいてくれへんのやろか)」
竜華「おもしろかったな」
怜「うん(やってみよか)」
怜「なぁ、竜華ぁ……」
竜華「ん、なに?」
怜「…ちょっと眠い………」
竜華「あ、怜寝る?じゃあウチ夕飯の買い出し行ってくるね」
怜「えっ………ちょっと待って…」
パタン
怜「…………ひざまくらぁ…」
2時間後
怜「(あかん、距離感気になりすぎてあんまり内容入ってない)」
怜「(やっぱこっちが誘わんと近づいてくれへんのやろか)」
竜華「おもしろかったな」
怜「うん(やってみよか)」
怜「なぁ、竜華ぁ……」
竜華「ん、なに?」
怜「…ちょっと眠い………」
竜華「あ、怜寝る?じゃあウチ夕飯の買い出し行ってくるね」
怜「えっ………ちょっと待って…」
パタン
怜「…………ひざまくらぁ…」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:39:31.40 :/s0yEWGh0
怜「あかん……コレ薬ってわかっててもキツい…」
怜「かまって…欲しいなぁ……」
怜「竜華、竜華ぁ…」
怜「りゅう………か…………」ギュッ
スウスウ
1時間後
竜華「」スタスタ
怜「すー…………すー……」
竜華「怜、起きて」
怜「ん…竜華………?」
竜華「ごはんできたよ?食べれる?」
怜「竜華ぁ…」ギュッ
竜華「怜?」
怜「あかん……コレ薬ってわかっててもキツい…」
怜「かまって…欲しいなぁ……」
怜「竜華、竜華ぁ…」
怜「りゅう………か…………」ギュッ
スウスウ
1時間後
竜華「」スタスタ
怜「すー…………すー……」
竜華「怜、起きて」
怜「ん…竜華………?」
竜華「ごはんできたよ?食べれる?」
怜「竜華ぁ…」ギュッ
竜華「怜?」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 19:40:13.98 :/s0yEWGh0
竜華「何?どうしたの?」
怜「んー……竜華…」ギュ-ッ
竜華「やから何?」
怜「……ウチのこと、好き………?」ウルウル
竜華「………教えてあげない」
怜「そんな、」ジワッ
竜華「…可愛い」クス
竜華「可愛いから、いじめたくなるわ」
ドサッ
怜「へ?」
竜華「何?どうしたの?」
怜「んー……竜華…」ギュ-ッ
竜華「やから何?」
怜「……ウチのこと、好き………?」ウルウル
竜華「………教えてあげない」
怜「そんな、」ジワッ
竜華「…可愛い」クス
竜華「可愛いから、いじめたくなるわ」
ドサッ
怜「へ?」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:01:15.89 :/s0yEWGh0
竜華「怜、寂しかったんやろ?」
怜「うん、せやけど、」
竜華「可愛い」チュッ
怜「ふぁっ…… 」
竜華「うん、やっぱり可愛い」
怜「い、いきなりなんやねん」
怜「(首筋にキスされてもうた)」
竜華「怜の可愛い声、いっぱい聞きたい」
怜「りゅうか、あかんって、」
竜華「服、脱がすで」スルスル
怜「やあああ!」
竜華「怜、寂しかったんやろ?」
怜「うん、せやけど、」
竜華「可愛い」チュッ
怜「ふぁっ…… 」
竜華「うん、やっぱり可愛い」
怜「い、いきなりなんやねん」
怜「(首筋にキスされてもうた)」
竜華「怜の可愛い声、いっぱい聞きたい」
怜「りゅうか、あかんって、」
竜華「服、脱がすで」スルスル
怜「やあああ!」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:01:47.07 :/s0yEWGh0
翌日
竜華「ん…朝か、……………朝?」
竜華「あれ、部活行って、お茶もらって、…そこから記憶がない」
竜華「わ、今日日曜日やんか!あれから丸一日経ってるやん……なんや、倒れてしもたんやろか…」
フニ
竜華「うん?」
怜「」スースー
竜華「!?」
翌日
竜華「ん…朝か、……………朝?」
竜華「あれ、部活行って、お茶もらって、…そこから記憶がない」
竜華「わ、今日日曜日やんか!あれから丸一日経ってるやん……なんや、倒れてしもたんやろか…」
フニ
竜華「うん?」
怜「」スースー
竜華「!?」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:03:36.52 :/s0yEWGh0
竜華「と、ととととと怜!?」
竜華「(なんで半裸!?土曜日は確かにお泊りの約束やったけど…え、本当に記憶にない!!)」アセ
怜「んー…りゅうか………?」
竜華「お、おはよう怜!よう寝れた?」
怜「ん?竜華…戻ってる」
竜華「へ、戻るって、何?」
怜「こっちの話ー。」
竜華「と、ととととと怜!?」
竜華「(なんで半裸!?土曜日は確かにお泊りの約束やったけど…え、本当に記憶にない!!)」アセ
怜「んー…りゅうか………?」
竜華「お、おはよう怜!よう寝れた?」
怜「ん?竜華…戻ってる」
竜華「へ、戻るって、何?」
怜「こっちの話ー。」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:05:28.74 :/s0yEWGh0
竜華「ちゅーか、この状況、何?何がなんだかわからんのやけど…」
怜「え、まさか、覚えてないの?」
竜華「え………いやその……」
怜「えー、……マジで?」
竜華「……………うん、ごめん…一体何があったん?」
怜「……ご想像にお任せするわ」ゴロン
竜華「え、何、本当になんなん、ごめんなさい、教えてくださいー!」ギュッ
怜「んー………じゃあ」クルリ
竜華「!?(顔近い!)」
怜「竜華が私にしたと思うこと、もっかいして?」ギュッ
竜華「はぇ!?!?」
竜華「ちゅーか、この状況、何?何がなんだかわからんのやけど…」
怜「え、まさか、覚えてないの?」
竜華「え………いやその……」
怜「えー、……マジで?」
竜華「……………うん、ごめん…一体何があったん?」
怜「……ご想像にお任せするわ」ゴロン
竜華「え、何、本当になんなん、ごめんなさい、教えてくださいー!」ギュッ
怜「んー………じゃあ」クルリ
竜華「!?(顔近い!)」
怜「竜華が私にしたと思うこと、もっかいして?」ギュッ
竜華「はぇ!?!?」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:07:41.72 :/s0yEWGh0
怜「大体何したかわかってんねやろ?」
竜華「そ、そうやけど…」
怜「なら答え合わせや」
怜「(…まぁ、実際脱がされたとこで全力で拒んだからキスすら未遂で済んだんやけどな)」
怜「(あの竜華に襲われかけたのはホンマに怖かったわ…)」
怜「(でもそれをネタに竜華脅せるんやから、まあいっか)」
怜「なぁ……はよ、して?」
竜華「あわわ」アタフタ
怜「できんならキスだけでもええから。それで許したげるから」
竜華「……………」
怜「りゅーかー?」
怜「大体何したかわかってんねやろ?」
竜華「そ、そうやけど…」
怜「なら答え合わせや」
怜「(…まぁ、実際脱がされたとこで全力で拒んだからキスすら未遂で済んだんやけどな)」
怜「(あの竜華に襲われかけたのはホンマに怖かったわ…)」
怜「(でもそれをネタに竜華脅せるんやから、まあいっか)」
怜「なぁ……はよ、して?」
竜華「あわわ」アタフタ
怜「できんならキスだけでもええから。それで許したげるから」
竜華「……………」
怜「りゅーかー?」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:08:50.32 :/s0yEWGh0
竜華「………ごごごごめん!いやー何があったかさっぱりやわ」アハハ
怜「(さっきと言ってることちゃうやん)」
竜華「せ、せやから服ちゃんと着て、あ、シャワー浴びてないみたいやな、タオルとか用意してくるわ!」パタパタ
バタン
怜「……………竜華のアホ」
月曜
船Q「こんにちは、園城寺先輩」
怜「…船Q」
船Q「なんですか?」
怜「竜華がええ塩梅でオオカミになる薬、ちょうだい」
船Q「はあ」
もっかいおわり
竜華「………ごごごごめん!いやー何があったかさっぱりやわ」アハハ
怜「(さっきと言ってることちゃうやん)」
竜華「せ、せやから服ちゃんと着て、あ、シャワー浴びてないみたいやな、タオルとか用意してくるわ!」パタパタ
バタン
怜「……………竜華のアホ」
月曜
船Q「こんにちは、園城寺先輩」
怜「…船Q」
船Q「なんですか?」
怜「竜華がええ塩梅でオオカミになる薬、ちょうだい」
船Q「はあ」
もっかいおわり
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 20:32:29.17 :YAWWFTBDo
すばらです乙乙!
すばらやけどもっと続き読みたいでー
すばらやけどもっと続き読みたいでー
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:07:36.36 :/s0yEWGh0
怜「なあ、竜華」
竜華「っ!?」
怜「ああ、ちゃうちゃう、もうチューしてとか言わへんよ」
竜華「そ、そう?」アハハ
怜「まあチューはいつでも待ってるから、頑張ってな?」
竜華「うん…ごめん。それでどうしたん?」
怜「なあ、竜華」
竜華「っ!?」
怜「ああ、ちゃうちゃう、もうチューしてとか言わへんよ」
竜華「そ、そう?」アハハ
怜「まあチューはいつでも待ってるから、頑張ってな?」
竜華「うん…ごめん。それでどうしたん?」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:12:17.90 :/s0yEWGh0
怜「あ、あのね…?」
竜華「うんうん」
怜「……明日さぁ、花火大会やん」
竜華「ひょっとして、行きたい?」
怜「……………」ギュー
竜華「図星?」
怜「図星もなんも、大体文脈でわかるやろ…」
竜華「ホンマに!?ウチも誘おうと思ってたんよ~♪」
竜華「一緒に行こう!」ナデ
怜「……………うん!」
怜「あ、あのね…?」
竜華「うんうん」
怜「……明日さぁ、花火大会やん」
竜華「ひょっとして、行きたい?」
怜「……………」ギュー
竜華「図星?」
怜「図星もなんも、大体文脈でわかるやろ…」
竜華「ホンマに!?ウチも誘おうと思ってたんよ~♪」
竜華「一緒に行こう!」ナデ
怜「……………うん!」
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:16:28.55 :/s0yEWGh0
翌日 駅
怜「りゅーかー、遅うなってごめんな?」
竜華「怜!大丈夫、ウチも来たばっかり…って………」
怜「な、なんで竜華浴衣やないん!?」
竜華「だって浴衣持ってないし…っていうかむっちゃ可愛い!」
怜「なんや、恥ずかしいわ…」
竜華「照れることないって!ホンマ可愛い~!」
怜「も、ええから!」ギュッ
竜華「(照れると抱きついて照れさせようとするんやな、怜のことだんだんわかってきたわ)」
翌日 駅
怜「りゅーかー、遅うなってごめんな?」
竜華「怜!大丈夫、ウチも来たばっかり…って………」
怜「な、なんで竜華浴衣やないん!?」
竜華「だって浴衣持ってないし…っていうかむっちゃ可愛い!」
怜「なんや、恥ずかしいわ…」
竜華「照れることないって!ホンマ可愛い~!」
怜「も、ええから!」ギュッ
竜華「(照れると抱きついて照れさせようとするんやな、怜のことだんだんわかってきたわ)」
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:17:34.74 :/s0yEWGh0
竜華「わー、すっごい人やなぁ……」
怜「ホンマや…人ごみきらーい」
竜華「たしかにはぐれそうで嫌やなー」
怜「うん」
竜華「ま、怜ならそういうと思ってたで。ついてきてー」ギュッ
怜「(うーん、無難に手はつなげるようになってるんやけどなぁ)」
竜華「♪~」
竜華「わー、すっごい人やなぁ……」
怜「ホンマや…人ごみきらーい」
竜華「たしかにはぐれそうで嫌やなー」
怜「うん」
竜華「ま、怜ならそういうと思ってたで。ついてきてー」ギュッ
怜「(うーん、無難に手はつなげるようになってるんやけどなぁ)」
竜華「♪~」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:21:00.49 :/s0yEWGh0
竜華「あ、草履やったな。速くない?」
怜「ん、大丈夫やでー」
怜「それより、どこまで行くん?」
竜華「もうちょっとー!」
怜「(強引なんか、優しいんか、ようわからんな…)」
竜華「あ、草履やったな。速くない?」
怜「ん、大丈夫やでー」
怜「それより、どこまで行くん?」
竜華「もうちょっとー!」
怜「(強引なんか、優しいんか、ようわからんな…)」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:29:55.27 :/s0yEWGh0
竜華「ついたで!」
怜「?ロープウェーやん」
竜華「この山な、知り合いの山やねん」
竜華「人もおらんから大丈夫やでー」
怜「妙に準備ええんやな。昨日の今日やのに」
竜華「…だって」
怜「?」
竜華「もう一か月も前からお願いしてたから」
怜「え、だってウチ誘うまでなんも決めてなかったやん」
竜華「…準備は完璧やったんやけど、誘うタイミングなくてな~……」
怜「……………ドヘタレやな」
竜華「もうそれはええやん……」
竜華「ついたで!」
怜「?ロープウェーやん」
竜華「この山な、知り合いの山やねん」
竜華「人もおらんから大丈夫やでー」
怜「妙に準備ええんやな。昨日の今日やのに」
竜華「…だって」
怜「?」
竜華「もう一か月も前からお願いしてたから」
怜「え、だってウチ誘うまでなんも決めてなかったやん」
竜華「…準備は完璧やったんやけど、誘うタイミングなくてな~……」
怜「……………ドヘタレやな」
竜華「もうそれはええやん……」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:39:51.69 :/s0yEWGh0
竜華「上についたでー降りれる?」
怜「大丈夫やで!…んしょ」
竜華「ほら、見てん」
怜「わぁ…」
竜華「花火はまだやけど、こっからやと光がきれいやろー?」
怜「うん!すごいなホンマ」ニコッ
竜華「っ……(無計算な笑顔、可愛すぎるやろ…///)」
竜華「こ、こっちにベンチあるで、おいで」
怜「ありがとう」スワリ
竜華「上についたでー降りれる?」
怜「大丈夫やで!…んしょ」
竜華「ほら、見てん」
怜「わぁ…」
竜華「花火はまだやけど、こっからやと光がきれいやろー?」
怜「うん!すごいなホンマ」ニコッ
竜華「っ……(無計算な笑顔、可愛すぎるやろ…///)」
竜華「こ、こっちにベンチあるで、おいで」
怜「ありがとう」スワリ
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:44:52.90 :/s0yEWGh0
竜華「お腹すいてない?」
怜「んー、まあちょっと空いたなあ」
竜華「下でたこ焼き買って来てるで」
怜「うん、ありがと」モグモグ
竜華「あ、蚊取線香つけるな?」
怜「ホンマに準備ええな」モグモグ
竜華「へへーん」ニヘラ
怜「おばあちゃんみたいやな」
竜華「一言余計や!」
竜華「お腹すいてない?」
怜「んー、まあちょっと空いたなあ」
竜華「下でたこ焼き買って来てるで」
怜「うん、ありがと」モグモグ
竜華「あ、蚊取線香つけるな?」
怜「ホンマに準備ええな」モグモグ
竜華「へへーん」ニヘラ
怜「おばあちゃんみたいやな」
竜華「一言余計や!」
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:46:11.87 :/s0yEWGh0
竜華「あと15分くらいで始まるで」
怜「ホンマやな~……」
竜華「ん?怜ちょっと疲れた?」
怜「(なんでわかんねん)」
竜華「おいで?」ポンポン
怜「ん……ありがとう」
竜華「あと15分くらいで始まるで」
怜「ホンマやな~……」
竜華「ん?怜ちょっと疲れた?」
怜「(なんでわかんねん)」
竜華「おいで?」ポンポン
怜「ん……ありがとう」
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:53:27.07 :/s0yEWGh0
竜華「ときー」ナデナデ
怜「んー?」
竜華「今日はホンマにありがとうな」
怜「?何がー?」
竜華「ウチのために、可愛い浴衣着て来てくれたんやろ?」ナデナデ
怜「!?ち、違うって!ウチが着たかっただけやから!勘違いせんといて」
竜華「そっかー、ごめん……」ショボン
怜「!…や、ちゃうねん!」
竜華「?」
怜「ほ、ホンマはりゅーかに見せたくて、浴衣着てきたから…そんな悲しそうな顔せんで欲しいっていうか……えっと…」
竜華「……怜はホンマに卑怯やな…」カアァ
竜華「ときー」ナデナデ
怜「んー?」
竜華「今日はホンマにありがとうな」
怜「?何がー?」
竜華「ウチのために、可愛い浴衣着て来てくれたんやろ?」ナデナデ
怜「!?ち、違うって!ウチが着たかっただけやから!勘違いせんといて」
竜華「そっかー、ごめん……」ショボン
怜「!…や、ちゃうねん!」
竜華「?」
怜「ほ、ホンマはりゅーかに見せたくて、浴衣着てきたから…そんな悲しそうな顔せんで欲しいっていうか……えっと…」
竜華「……怜はホンマに卑怯やな…」カアァ
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 21:58:03.70 :/s0yEWGh0
竜華「あ、花火始まったで」
怜「ん…」ムクリ
怜「(助かったわ…恥ずかしすぎて顔見られるのやっとられんやったから)」
竜華「(助かったー…顔真っ赤になってるの見られんですんだわ」
ヒュウウゥゥゥゥ………ドーン………パラパラパラ…
竜華「綺麗やなー…」
怜「うん……」
竜華「あ、花火始まったで」
怜「ん…」ムクリ
怜「(助かったわ…恥ずかしすぎて顔見られるのやっとられんやったから)」
竜華「(助かったー…顔真っ赤になってるの見られんですんだわ」
ヒュウウゥゥゥゥ………ドーン………パラパラパラ…
竜華「綺麗やなー…」
怜「うん……」
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:08:21.79 :/s0yEWGh0
ドーン……ドーン……
怜「……………」
竜華「…………………」
竜華「(ずっと、キスしてって言われ続けてきた)」
竜華「(でも、普段のウチやと、たぶんキスは無理や…)」
竜華「(こ、このタイミングで、キスするしか…)」
怜「?竜華、なんか難しい顔してない?」
竜華「怜」
怜「りゅーか?」
竜華「怜!」ガッ
怜「!?な、なんで肩掴むん?」
ドーン……ドーン……
怜「……………」
竜華「…………………」
竜華「(ずっと、キスしてって言われ続けてきた)」
竜華「(でも、普段のウチやと、たぶんキスは無理や…)」
竜華「(こ、このタイミングで、キスするしか…)」
怜「?竜華、なんか難しい顔してない?」
竜華「怜」
怜「りゅーか?」
竜華「怜!」ガッ
怜「!?な、なんで肩掴むん?」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:13:53.38 :/s0yEWGh0
竜華「怜」
竜華「今まで、ごめんな」
竜華「ずっと、頼まれてたのに、キスできへんやった」
竜華「ホンマ、怜のこと大切で、手握るのもいっぱいいっぱいやったんよ」
怜「うん、知ってるで」
竜華「愛してるから、怜のこと…」
怜「……うん、わかってる」
竜華「とき……」スッ
怜「!りゅーか……」スッ
チュッ
竜華「怜」
竜華「今まで、ごめんな」
竜華「ずっと、頼まれてたのに、キスできへんやった」
竜華「ホンマ、怜のこと大切で、手握るのもいっぱいいっぱいやったんよ」
怜「うん、知ってるで」
竜華「愛してるから、怜のこと…」
怜「……うん、わかってる」
竜華「とき……」スッ
怜「!りゅーか……」スッ
チュッ
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:20:48.51 :/s0yEWGh0
怜「……………」パチ
竜華「…………」パチ
竜華「えっと………」
怜「ちゃんと…口にしてくれたな」
竜華「そ、そりゃあなー」
怜「ほっぺにされたらどうしようかと思ったわ」
竜華「さすがにウチだって空気読めるで」
怜「(あかん、照れくさすぎて可愛いリアクションができへん)」
竜華「ん、花火も終わったみたいやし、降りる?」
怜「……………待って」ギュッ
怜「……………」パチ
竜華「…………」パチ
竜華「えっと………」
怜「ちゃんと…口にしてくれたな」
竜華「そ、そりゃあなー」
怜「ほっぺにされたらどうしようかと思ったわ」
竜華「さすがにウチだって空気読めるで」
怜「(あかん、照れくさすぎて可愛いリアクションができへん)」
竜華「ん、花火も終わったみたいやし、降りる?」
怜「……………待って」ギュッ
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:22:46.92 :/s0yEWGh0
竜華「?」
怜「ウチな、ずっとチューされるん待ってたんやで?」
竜華「う、うん」
怜「一回で許されると思ってるん?」
竜華「うん!?」
怜「りゅーかっ…………」チュー
竜華「!?……」チュー
竜華「?」
怜「ウチな、ずっとチューされるん待ってたんやで?」
竜華「う、うん」
怜「一回で許されると思ってるん?」
竜華「うん!?」
怜「りゅーかっ…………」チュー
竜華「!?……」チュー
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:29:46.35 :/s0yEWGh0
怜「…りゅーか」スッ
竜華「ときぃ……」ギュッ
竜華「ほんまに、ときのこと、大好きやでぇー……」
怜「うん、うちも……大好きや」
竜華「んっ…………」
怜「!(立て続けに3回目か…)」
怜「んっ…ふっ………」
竜華「ときぃ…ときぃ……」
怜「(竜華、い、息が苦しいって…)」
怜「…りゅーか」スッ
竜華「ときぃ……」ギュッ
竜華「ほんまに、ときのこと、大好きやでぇー……」
怜「うん、うちも……大好きや」
竜華「んっ…………」
怜「!(立て続けに3回目か…)」
怜「んっ…ふっ………」
竜華「ときぃ…ときぃ……」
怜「(竜華、い、息が苦しいって…)」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:36:45.24 :/s0yEWGh0
怜「」プハッ
竜華「怜ぃ…」
怜「あ、あほっ、いきなりやりすぎや!」
竜華「ごめんな?我慢できへん」チュー
怜「んぅー!?」
翌週
セーラ「最近、竜華がヘタレって言わなくなったなー」
怜「ん、まぁヘタレやなくなったからな」
セーラ「へ?」
怜「キス魔になってしもたけど、まあそっちのがええしな」
セーラ「………(掘り下げるのはやめとこ)」
今度こそ、終わり
怜「」プハッ
竜華「怜ぃ…」
怜「あ、あほっ、いきなりやりすぎや!」
竜華「ごめんな?我慢できへん」チュー
怜「んぅー!?」
翌週
セーラ「最近、竜華がヘタレって言わなくなったなー」
怜「ん、まぁヘタレやなくなったからな」
セーラ「へ?」
怜「キス魔になってしもたけど、まあそっちのがええしな」
セーラ「………(掘り下げるのはやめとこ)」
今度こそ、終わり
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 22:49:32.80 :vlOACJSAo
おつー!最高の怜竜やったわ!ありがとう!
気分乗ったらまた書いてなー!
気分乗ったらまた書いてなー!
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/14(水) 23:51:13.55 :S7jNRj5Ko
久しぶりに胸がキュンとなったわ……
おおきに
おおきに
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怜竜とは...なんともいいものをお持ちで
続けさせた有志と作者に賛美を送りたい
すばらっ