1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 20:24:38.91 :QOX9Bggp0
千早「ゆ、雪がすごい……雪歩……ぷくくっ」
雪歩「いや流石にちょっと沸点低すぎなんじゃないかな……」
千早「ご、ごめんなさい。ちょっとおかしくって」
雪歩「今の状況でおかしなことなど何一つとして無いよぉ……」
千早「ゆ、雪がすごい……雪歩……ぷくくっ」
雪歩「いや流石にちょっと沸点低すぎなんじゃないかな……」
千早「ご、ごめんなさい。ちょっとおかしくって」
雪歩「今の状況でおかしなことなど何一つとして無いよぉ……」
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 20:28:54.59 :QOX9Bggp0
千早「でも本当にすごい雪ね」
雪歩「うん。千早ちゃん家に泊めてもらえて助かったよ……電車完全に止まっちゃってたし」
千早「……雪歩」
雪歩「? 何?」
千早「『家に泊める』と『電車が止まる』とを掛けるのはあまり感心しないわね。ぶっちゃけ、上手くないわ」
雪歩「いや掛けてないしそんな微妙すぎるダジャレを唐突に述べる人間だと思われていたことがこのうえなく心外だよぉ……」
千早「でも本当にすごい雪ね」
雪歩「うん。千早ちゃん家に泊めてもらえて助かったよ……電車完全に止まっちゃってたし」
千早「……雪歩」
雪歩「? 何?」
千早「『家に泊める』と『電車が止まる』とを掛けるのはあまり感心しないわね。ぶっちゃけ、上手くないわ」
雪歩「いや掛けてないしそんな微妙すぎるダジャレを唐突に述べる人間だと思われていたことがこのうえなく心外だよぉ……」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 20:36:07.41 :QOX9Bggp0
千早「違うのならいいのよ」
雪歩「分かってもらえて良かったよ」
千早「それにしても凄い雪ね」
雪歩「うん。テレビでやってたけど、積雪10センチだって」
千早「10センチっていうと、高槻さんの足のサイズくらいかしら」
雪歩「千早ちゃんはやよいちゃんを何だと思ってるの……」
千早「天使というか、まあ天使的存在かしらね」
雪歩「天使だとしても、せめて顕現してる物理的大きさくらいは認識してあげようよ」
千早「ふふっ、もちろん冗談よ。本当の高槻さんの足のサイズは昨日の午前3時24分時点で21.56センチメートルだもの」
雪歩「…………」スッ
千早「あら? 何故急に距離を取るのかしら? 雪歩」
千早「違うのならいいのよ」
雪歩「分かってもらえて良かったよ」
千早「それにしても凄い雪ね」
雪歩「うん。テレビでやってたけど、積雪10センチだって」
千早「10センチっていうと、高槻さんの足のサイズくらいかしら」
雪歩「千早ちゃんはやよいちゃんを何だと思ってるの……」
千早「天使というか、まあ天使的存在かしらね」
雪歩「天使だとしても、せめて顕現してる物理的大きさくらいは認識してあげようよ」
千早「ふふっ、もちろん冗談よ。本当の高槻さんの足のサイズは昨日の午前3時24分時点で21.56センチメートルだもの」
雪歩「…………」スッ
千早「あら? 何故急に距離を取るのかしら? 雪歩」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 20:44:19.38 :QOX9Bggp0
千早「しかし、こうやって吹きすさぶ雪を眺めながらこたつでぬくまるのもおつなものね」
雪歩「そうだねぇ。こたつあったかいよねぇ」
千早「まあこのこたつの電気代は私が払っているのだけれど」
雪歩「……えっ」
千早「まあこのこたつの電気代は私が払っているのだけれど」
雪歩「何で二回言ったの」
千早「大事なことだからよ」
雪歩「…………」
千早「ところで、雪歩」
雪歩「うん」
千早「こういう厳寒の日にこたつで食べるアイスって最高に美味しいと思わないかしら?」
雪歩「あー、なんか分かる気がするねぇ」
千早「まあ、アイスなんて洒落たものはこの家には無いのだけれど」
雪歩「そ、そうなんだ」
千早「しかし、こうやって吹きすさぶ雪を眺めながらこたつでぬくまるのもおつなものね」
雪歩「そうだねぇ。こたつあったかいよねぇ」
千早「まあこのこたつの電気代は私が払っているのだけれど」
雪歩「……えっ」
千早「まあこのこたつの電気代は私が払っているのだけれど」
雪歩「何で二回言ったの」
千早「大事なことだからよ」
雪歩「…………」
千早「ところで、雪歩」
雪歩「うん」
千早「こういう厳寒の日にこたつで食べるアイスって最高に美味しいと思わないかしら?」
雪歩「あー、なんか分かる気がするねぇ」
千早「まあ、アイスなんて洒落たものはこの家には無いのだけれど」
雪歩「そ、そうなんだ」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 20:51:54.11 :QOX9Bggp0
千早「まあ、アイスなんて洒落たものはこの家には無いのだけれど」
雪歩「何で二回言ったの」
千早「大事なことだからよ」
雪歩「うぅ……なんか行間から強烈な圧力を感じるよぉ……」
千早「いえ別に、タダでこの家に泊めあまつさえこたつにまで入らせてあげてるんだからその対価として雪歩にアイスを買って来てほしいなんて1ミリたりとも思ってないわ」
雪歩「行間どころかド直球できたよぉ……」
千早「1ミリたりとも思ってないわ」
雪歩「うぅ……わかったよぉ……買ってくるよ……」
千早「待って雪歩。私も行くわ」
雪歩「えぇ……」
千早「言ったでしょう? こたつの対価にアイス買って来てほしいなんて思ってないって」
雪歩「うぅ……未だに千早ちゃんの本音と建前の境目が読めないよぉ……」
千早「さぁ行きましょう。雪歩は喜び庭駆け回るんでしょう?」
雪歩「駆け回らないよぉ……」
千早「まあ、アイスなんて洒落たものはこの家には無いのだけれど」
雪歩「何で二回言ったの」
千早「大事なことだからよ」
雪歩「うぅ……なんか行間から強烈な圧力を感じるよぉ……」
千早「いえ別に、タダでこの家に泊めあまつさえこたつにまで入らせてあげてるんだからその対価として雪歩にアイスを買って来てほしいなんて1ミリたりとも思ってないわ」
雪歩「行間どころかド直球できたよぉ……」
千早「1ミリたりとも思ってないわ」
雪歩「うぅ……わかったよぉ……買ってくるよ……」
千早「待って雪歩。私も行くわ」
雪歩「えぇ……」
千早「言ったでしょう? こたつの対価にアイス買って来てほしいなんて思ってないって」
雪歩「うぅ……未だに千早ちゃんの本音と建前の境目が読めないよぉ……」
千早「さぁ行きましょう。雪歩は喜び庭駆け回るんでしょう?」
雪歩「駆け回らないよぉ……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 20:55:39.21 :QOX9Bggp0
ガチャッ ビュウウウウウウウ
千早「!? さ、さむっ!!」
雪歩「ちちちちちはやちゃんんん!!」
千早「ちょちょちょちょっとこれはささっむむすぎるわ!」
バタン
千早「…………」
雪歩「…………」
千早「……我那覇さんあたりに電話して、アイスを買って来てもらうというのはどうかしら?」
雪歩「うぅ……ぐうの音も出ないほどに鬼畜だよぉ……」
ガチャッ ビュウウウウウウウ
千早「!? さ、さむっ!!」
雪歩「ちちちちちはやちゃんんん!!」
千早「ちょちょちょちょっとこれはささっむむすぎるわ!」
バタン
千早「…………」
雪歩「…………」
千早「……我那覇さんあたりに電話して、アイスを買って来てもらうというのはどうかしら?」
雪歩「うぅ……ぐうの音も出ないほどに鬼畜だよぉ……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:02:52.88 :QOX9Bggp0
千早「よし。これくらい防寒すれば大丈夫ね」
雪歩「うん」
千早「流石に雪歩の鬼畜の所業に付き合わせて我那覇さんを犠牲にするわけにはいかないものね」
雪歩「いや私じゃないからね!?」
千早「ん?」
雪歩「ん? じゃなくて!」
千早「よし。これくらい防寒すれば大丈夫ね」
雪歩「うん」
千早「流石に雪歩の鬼畜の所業に付き合わせて我那覇さんを犠牲にするわけにはいかないものね」
雪歩「いや私じゃないからね!?」
千早「ん?」
雪歩「ん? じゃなくて!」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:04:07.86 :QOX9Bggp0
千早「さあ行きましょう」
雪歩「うぅ……強ツッコミしても効果が薄いよぉ……」
千早「雪歩は喜び庭駆け回る~♪」
雪歩「だから駆け回らないよ!」
ガチャ ビュウウウウウウウ
千早「!? さ、さむっ!!」
雪歩「ちちちちちはやちゃんんん!!」
千早「ちょちょちょちょっとこれはささっむむすぎるわ!」
バタン
千早「…………」
雪歩「…………」
千早「……ケータイ取り出しポパピプぺ、っと」
雪歩「うぅ……やっぱり鬼畜だよぉ……」
千早「さあ行きましょう」
雪歩「うぅ……強ツッコミしても効果が薄いよぉ……」
千早「雪歩は喜び庭駆け回る~♪」
雪歩「だから駆け回らないよ!」
ガチャ ビュウウウウウウウ
千早「!? さ、さむっ!!」
雪歩「ちちちちちはやちゃんんん!!」
千早「ちょちょちょちょっとこれはささっむむすぎるわ!」
バタン
千早「…………」
雪歩「…………」
千早「……ケータイ取り出しポパピプぺ、っと」
雪歩「うぅ……やっぱり鬼畜だよぉ……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:09:42.13 :QOX9Bggp0
千早「あ、もしもし我那覇さん? ……え? 今ちょうど私に?」
雪歩「え?」
千早「うん……うん……ああ、そういうことね。ええ、もちろんいいわよ」
雪歩「…………」
千早「え? いえ別にそんな……あ、そういえば」
雪歩「?」
千早「今雪歩も来てるんだけど、雪歩が『アイス食べたいよぉ……』って言ってたわね」
雪歩「!?」
千早「ええ、でもそんな、悪いわ……え? 今コンビニなの? そう? うん……」
雪歩「…………」
千早「ありがとう。ごめんね。……ええ、雪歩もきっと喜ぶと思うわ。それじゃあまた後で」ピッ
雪歩「…………」
千早「あ、雪歩。我那覇さんね、今ちょうどこっちに向かってt」
雪歩「えい!」ズビシ
千早「物理!?」
千早「あ、もしもし我那覇さん? ……え? 今ちょうど私に?」
雪歩「え?」
千早「うん……うん……ああ、そういうことね。ええ、もちろんいいわよ」
雪歩「…………」
千早「え? いえ別にそんな……あ、そういえば」
雪歩「?」
千早「今雪歩も来てるんだけど、雪歩が『アイス食べたいよぉ……』って言ってたわね」
雪歩「!?」
千早「ええ、でもそんな、悪いわ……え? 今コンビニなの? そう? うん……」
雪歩「…………」
千早「ありがとう。ごめんね。……ええ、雪歩もきっと喜ぶと思うわ。それじゃあまた後で」ピッ
雪歩「…………」
千早「あ、雪歩。我那覇さんね、今ちょうどこっちに向かってt」
雪歩「えい!」ズビシ
千早「物理!?」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:13:46.17 :QOX9Bggp0
千早「何をするのよ雪歩」
雪歩「それはこっちの台詞だよ!」
千早「私が我那覇さんを欺罔してアイスを買って来てもらうようにしたことがそんなにいけなかったの?」
雪歩「当たり前だよ!」
千早「でもいきなりチョップなんてしなくても……」
雪歩「むしろこの程度で済ませことに感謝してほしいよ」
ピンポーン
千早「あ、我那覇さんが来たわ! 雪歩! 居留守使うわよ!」
雪歩「どこまで鬼畜なの!」
千早「何をするのよ雪歩」
雪歩「それはこっちの台詞だよ!」
千早「私が我那覇さんを欺罔してアイスを買って来てもらうようにしたことがそんなにいけなかったの?」
雪歩「当たり前だよ!」
千早「でもいきなりチョップなんてしなくても……」
雪歩「むしろこの程度で済ませことに感謝してほしいよ」
ピンポーン
千早「あ、我那覇さんが来たわ! 雪歩! 居留守使うわよ!」
雪歩「どこまで鬼畜なの!」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:20:03.83 :QOX9Bggp0
ガチャ ビュウウウウウウウ
響「はいs」
千早「!? さ、さむっ!?」
バタン
雪歩「えぇえ!? 何閉めてるの千早ちゃん!」
千早「だ、だってあまりに寒くて……」
雪歩「響ちゃん来てるんでしょ!? 早く入れてあげないと……」
ガチャ ビュウウウウウウウ
響「は」
雪歩「!? さ、さむっ!?」
バタン
雪歩「あっ……」
千早「あーあ……」
雪歩「うぅ……そんな目で見ないでよぉ……」
ガチャ ビュウウウウウウウ
響「はいs」
千早「!? さ、さむっ!?」
バタン
雪歩「えぇえ!? 何閉めてるの千早ちゃん!」
千早「だ、だってあまりに寒くて……」
雪歩「響ちゃん来てるんでしょ!? 早く入れてあげないと……」
ガチャ ビュウウウウウウウ
響「は」
雪歩「!? さ、さむっ!?」
バタン
雪歩「あっ……」
千早「あーあ……」
雪歩「うぅ……そんな目で見ないでよぉ……」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:27:09.37 :QOX9Bggp0
響「うぅ……ぐすっ……ひっく……」
千早「よしよし」ナデナデ
雪歩「ごめんね、響ちゃん……」ナデナデ
響「じ、じぶん、ひくっ……ふ、ふたりに、だ、だまされたのかなって……」
千早「何を言うのよ。私達が我那覇さんを騙すなんて、そんなことあるわけないでしょう?」
雪歩「どの口が言う……」
千早「んっん! と、とにかくほら、温かいコーンスープでも飲んで落ち着いて。ね?」
響「うん……ありがと……これ、自分が買ってきたやつだけどね……」
千早「細かいことは気にしなくていいのよ」
雪歩「千早ちゃんは気にしなよ」
千早「んっんん! でもこの寒い中、本当によく来てくれたわね。ありがとう、我那覇さん」
響「ん……自分もさ、雪が凄すぎて家まで帰れそうになかったから、千早の家に泊めてもらおうと思ってたんだ。だから助かったぞ」
千早「私なんかで良ければ、いつでも助けになるわよ」
響「千早……」ジーン
雪歩「響ちゃんが買って来てくれたアイス食べようかな」
響「うぅ……ぐすっ……ひっく……」
千早「よしよし」ナデナデ
雪歩「ごめんね、響ちゃん……」ナデナデ
響「じ、じぶん、ひくっ……ふ、ふたりに、だ、だまされたのかなって……」
千早「何を言うのよ。私達が我那覇さんを騙すなんて、そんなことあるわけないでしょう?」
雪歩「どの口が言う……」
千早「んっん! と、とにかくほら、温かいコーンスープでも飲んで落ち着いて。ね?」
響「うん……ありがと……これ、自分が買ってきたやつだけどね……」
千早「細かいことは気にしなくていいのよ」
雪歩「千早ちゃんは気にしなよ」
千早「んっんん! でもこの寒い中、本当によく来てくれたわね。ありがとう、我那覇さん」
響「ん……自分もさ、雪が凄すぎて家まで帰れそうになかったから、千早の家に泊めてもらおうと思ってたんだ。だから助かったぞ」
千早「私なんかで良ければ、いつでも助けになるわよ」
響「千早……」ジーン
雪歩「響ちゃんが買って来てくれたアイス食べようかな」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:33:10.69 :QOX9Bggp0
響「ふぅ……やっと体の芯からあったまってきた感じがするぞ」
千早「それは良かったわ」
雪歩「外凄かったもんねぇ」
響「でも確かに、こういうときって無性にアイスが食べたくなるよね」
千早「フフフ……そんな我那覇さんのために!」
響「え?」
千早「はい! アイスです!」
響「……え? あ、ああ、うん……」
千早「さあさあ、遠慮せずに食べてね」
響「う、うん……でもこれ、自分が買って……」
千早「ん?」
響「あ、はい……いただきます」
雪歩(響ちゃんはまだ慣れてないんだなぁ)
響「ふぅ……やっと体の芯からあったまってきた感じがするぞ」
千早「それは良かったわ」
雪歩「外凄かったもんねぇ」
響「でも確かに、こういうときって無性にアイスが食べたくなるよね」
千早「フフフ……そんな我那覇さんのために!」
響「え?」
千早「はい! アイスです!」
響「……え? あ、ああ、うん……」
千早「さあさあ、遠慮せずに食べてね」
響「う、うん……でもこれ、自分が買って……」
千早「ん?」
響「あ、はい……いただきます」
雪歩(響ちゃんはまだ慣れてないんだなぁ)
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:43:00.91 :QOX9Bggp0
響「あむ……うん、おいしい」
千早「本当、夏に食べるのとはまた違った感覚ね。ありがとう、我那覇さん」
響「え? 何が?」
千早「何がって……この寒い中、アイスを買って来てくれたじゃない」
響「え? あ、ああ……いやそんな、全然良いんだぞ、これくらい」
千早「本当に感謝してるわ。ありがとう」
響「千早……」
雪歩「さっきのくだりがなければ良い話だったのにねぇ」
千早「何か言ったかしら? 雪歩」
雪歩「別に何も」
響「あむ……うん、おいしい」
千早「本当、夏に食べるのとはまた違った感覚ね。ありがとう、我那覇さん」
響「え? 何が?」
千早「何がって……この寒い中、アイスを買って来てくれたじゃない」
響「え? あ、ああ……いやそんな、全然良いんだぞ、これくらい」
千早「本当に感謝してるわ。ありがとう」
響「千早……」
雪歩「さっきのくだりがなければ良い話だったのにねぇ」
千早「何か言ったかしら? 雪歩」
雪歩「別に何も」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:48:55.30 :QOX9Bggp0
千早「あっ」
雪歩「? どうしたの? 千早ちゃん」
千早「重大なことに気が付いたわ」
響「なんだ?」
千早「夕ご飯のこと、全然考えてなかったわ」
響「ああ。それくらい、台所貸してくれたら自分が作るぞ」
千早「ありがとう我那覇さん。でも、この家には食料が何も無いのよ」
響「えっ」
雪歩「千早ちゃん料理しないもんね……」
千早「ま、前に番組で作ってからは、ちょくちょくするようにはしてたのよ。でも最近はなかなか時間が取れなくて……」
響「んー、じゃあまた買いに行くか?」
千早「そうね……寒いけど致し方ないわね」
千早「あっ」
雪歩「? どうしたの? 千早ちゃん」
千早「重大なことに気が付いたわ」
響「なんだ?」
千早「夕ご飯のこと、全然考えてなかったわ」
響「ああ。それくらい、台所貸してくれたら自分が作るぞ」
千早「ありがとう我那覇さん。でも、この家には食料が何も無いのよ」
響「えっ」
雪歩「千早ちゃん料理しないもんね……」
千早「ま、前に番組で作ってからは、ちょくちょくするようにはしてたのよ。でも最近はなかなか時間が取れなくて……」
響「んー、じゃあまた買いに行くか?」
千早「そうね……寒いけど致し方ないわね」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:53:55.06 :QOX9Bggp0
千早「よし、これくらい防寒すれば平気よね」
雪歩「もう目しか出てないけどね……」
響「なんくるないさ! 自分はこの寒い中ここまで来たんだし!」
雪歩「そ、そうだよね! なんくるなるよね!」
千早「じゃあ、開けるわよ」
ガチャ ビュウウウウウウウ
千早「!? さ、さむっ!!」
雪歩「ちちちちちはやちゃんんん!!」
響「あばっばばばばばばばばばば」
千早「ちょちょちょちょっとこれはささっむむすぎるわ!」
バタン
千早「よし、これくらい防寒すれば平気よね」
雪歩「もう目しか出てないけどね……」
響「なんくるないさ! 自分はこの寒い中ここまで来たんだし!」
雪歩「そ、そうだよね! なんくるなるよね!」
千早「じゃあ、開けるわよ」
ガチャ ビュウウウウウウウ
千早「!? さ、さむっ!!」
雪歩「ちちちちちはやちゃんんん!!」
響「あばっばばばばばばばばばば」
千早「ちょちょちょちょっとこれはささっむむすぎるわ!」
バタン
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:54:28.29 :QOX9Bggp0
千早「…………」
雪歩「…………」
響「…………」
千早「……ピザでも、取りましょうか」
雪歩「…………」 コクッ
響「…………」コクッ
了
千早「…………」
雪歩「…………」
響「…………」
千早「……ピザでも、取りましょうか」
雪歩「…………」 コクッ
響「…………」コクッ
了
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:57:49.21 :e93si0yK0
乙
めんどくさちーちゃんに付きまとわれたい
めんどくさちーちゃんに付きまとわれたい
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/08(土) 21:58:35.47 :RJsU4nJi0
かわいかったおつ
コメント 32
コメント一覧 (32)
同じ作者だとしたら何を勘違いしてこんなに沢山書いてるのか…
ただ普通に面白くないこと言って普通に面白くないツッコミしてるだけじゃん、どこに笑えばいいの?
後雪歩のツッコミで作者が「面白くない自覚ありますよー」って予防線貼りまくってるのがもう駄目すぎ、ギャグとして下の下
恥を捨てて「これなら読んでる奴絶対爆笑や!」くらいの思い切ったやつ書けや
スベってもいいんだよ、逃げてんじゃねえよ
保身に走りまくってる分余計に寒いわ
こういう向かっていかない逃げのボケしかないやつ大嫌い
ちょっと前に読んだバトルロワイヤルが元ネタの安価お笑い対決のssは面白かった
ギャグは今一でもぶつかってく姿勢をひしひし感じて気持ちよかった
人生もまた然りだよ?(笑)
自演乙
とりあえず暇なのはわかった
タフィも呆れとったわ
…雪歩と響ちゃんだけお泊りなんて許されませんよ 浮気ですよ、浮気!
ねぇSSで露骨に馬鹿にされてどんな気持ち? ねぇどんな気持ち?
お、いつもの自演先輩オッスオッス!w
響は不憫かわいい
※1~3の言う音なんか気にしなくていいよ。
コレは漫才師なんかに求めるボケやツッコミのレベルの事で、千早に求めるレベルじゃ無いから!
基本的に千早のそれはオヤジギャグ、ダジャレのレベルだから!
この話の千早のボケやツッコミだって「あぁ!千早だ。」と思えるレベルで楽しかった。
またよろしくさん。
今回はわりかし意見がまともだね。身に沁みたの?
お前はここに書き込んでる場合じゃねぇだろ
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391848705/
↑ここで喫茶店の作者に文句言ってこいよハゲ
SSと合わせて楽しさ2倍さ。お前ら、やりすぎて俺の楽しみを潰すんじゃないぞ?
バイトといえども個人情報漏洩に関わるコンプライアンス違反にならない様にね。
俺が間違ってるのかな?
なんにせよ、面白かった
公式の呼称表が完璧かと言われると、うーんってのも(感じ方は人それぞれだけど)あるからなあ