3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:00:16.26 :JK1tVwrV0
第七話
響「差別化を図りたいと思うんだぞ」
黒井「・・・・・・」
響「自分、なんか他の二人と・・・いや、ジュピター入れて他の五人と比べても普通っていうか・・・」
黒井「・・・・・・」
響「個性がない、っていうのかな・・・」
黒井「・・・・・・」
響「ね、ハム蔵はどう思う?」
ハム蔵「ジュイッ」
響「うん、やっぱそうだよね」
黒井「・・・・・・」
第七話
響「差別化を図りたいと思うんだぞ」
黒井「・・・・・・」
響「自分、なんか他の二人と・・・いや、ジュピター入れて他の五人と比べても普通っていうか・・・」
黒井「・・・・・・」
響「個性がない、っていうのかな・・・」
黒井「・・・・・・」
響「ね、ハム蔵はどう思う?」
ハム蔵「ジュイッ」
響「うん、やっぱそうだよね」
黒井「・・・・・・」

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【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:03:18.20 :JK1tVwrV0
響「例えば美希なんか金髪で見た目から個性だよね」
黒井「・・・・・・」
響「いやまあ確かに今どき金髪も珍しくはないけど、スタイルとセンスとカリスマと・・・」
黒井「・・・・・・」
響「フェアリーでもセンターだし、自分でも時々見とれちゃうこともあるし」
黒井「・・・・・・」
響「例えば美希なんか金髪で見た目から個性だよね」
黒井「・・・・・・」
響「いやまあ確かに今どき金髪も珍しくはないけど、スタイルとセンスとカリスマと・・・」
黒井「・・・・・・」
響「フェアリーでもセンターだし、自分でも時々見とれちゃうこともあるし」
黒井「・・・・・・」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:05:16.68 :JK1tVwrV0
響「貴音も見た目が凄いよね。長身で銀髪でスタイル良くて」
黒井「・・・・・・」
響「なによりミステリアスだし。かと思えば時々やたら可愛いし」
黒井「・・・・・・」
響「あと大食いだし。この前近所の大盛りラーメンチャレンジをクリアしてたぞ」
黒井「・・・・・・」
響「なー、皆すごいよなーいぬ美ー?」
いぬ美「バウッ」
響「だよねぇ・・・」
黒井「・・・・・・」
響「貴音も見た目が凄いよね。長身で銀髪でスタイル良くて」
黒井「・・・・・・」
響「なによりミステリアスだし。かと思えば時々やたら可愛いし」
黒井「・・・・・・」
響「あと大食いだし。この前近所の大盛りラーメンチャレンジをクリアしてたぞ」
黒井「・・・・・・」
響「なー、皆すごいよなーいぬ美ー?」
いぬ美「バウッ」
響「だよねぇ・・・」
黒井「・・・・・・」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:07:59.90 :JK1tVwrV0
響「冬馬はかっこいい系かと思ったらいじられキャラ確立しちゃったし」
響「翔太はマダムの心を鷲掴みだし」
響「北斗は女性アンケートで抱いてほしいアイドルナンバーワンに2年連続だし・・・なんであれ男性アンケートにも8位に食い込んでたんだ?」
黒井「・・・・・・」
響「みんな個性というか、特殊な武器を持ってるよね、いいなあ」
ワニ子「ガウッ」
響「冬馬って誰かって?ほらあの・・・バナナワニ園って言ったらわかる?」
ワニ子「ガウッ」
黒井「・・・・・・」
響「冬馬はかっこいい系かと思ったらいじられキャラ確立しちゃったし」
響「翔太はマダムの心を鷲掴みだし」
響「北斗は女性アンケートで抱いてほしいアイドルナンバーワンに2年連続だし・・・なんであれ男性アンケートにも8位に食い込んでたんだ?」
黒井「・・・・・・」
響「みんな個性というか、特殊な武器を持ってるよね、いいなあ」
ワニ子「ガウッ」
響「冬馬って誰かって?ほらあの・・・バナナワニ園って言ったらわかる?」
ワニ子「ガウッ」
黒井「・・・・・・」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:10:06.46 :JK1tVwrV0
響「それに比べて自分ときたら、いたって無個性だぞ・・・」
黒井「・・・・・・」
響「今どき沖縄生まれとかいっぱいいるし」
響「胸のサイズも、別に小さいとは思わないけど二人には負けてるし、っていうか小さくない分ネタにもならないし」
響「スポーツは好きだけど趣味はインドア系だし」
響「自分完璧なんて外では言ってるけど、目立つ欠点がない代わりに目立つ特徴もないっていうか」
響「ね、どうしたらいいのかなブタ太?」
ブタ太「ブーブー」
響「いや、それは自分には難しいぞ・・・」
黒井「・・・・・・」
響「それに比べて自分ときたら、いたって無個性だぞ・・・」
黒井「・・・・・・」
響「今どき沖縄生まれとかいっぱいいるし」
響「胸のサイズも、別に小さいとは思わないけど二人には負けてるし、っていうか小さくない分ネタにもならないし」
響「スポーツは好きだけど趣味はインドア系だし」
響「自分完璧なんて外では言ってるけど、目立つ欠点がない代わりに目立つ特徴もないっていうか」
響「ね、どうしたらいいのかなブタ太?」
ブタ太「ブーブー」
響「いや、それは自分には難しいぞ・・・」
黒井「・・・・・・」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:13:27.36 :JK1tVwrV0
響「それにしても、ごめんね社長、散歩手伝ってもらっちゃって」
黒井「・・・・・・」
響「ここのところ忙しかったからみんなの散歩がなかなかできなくて、今日を逃すとまた機会が遠いから一斉にやっちゃおうと思ったんだけど」
響「ついでにこんな弱音みたいなことも・・・」
黒井「・・・・・・」
響「なんか、ね・・・置いてきぼりみたいな気がして・・・」
響「それにしても、ごめんね社長、散歩手伝ってもらっちゃって」
黒井「・・・・・・」
響「ここのところ忙しかったからみんなの散歩がなかなかできなくて、今日を逃すとまた機会が遠いから一斉にやっちゃおうと思ったんだけど」
響「ついでにこんな弱音みたいなことも・・・」
黒井「・・・・・・」
響「なんか、ね・・・置いてきぼりみたいな気がして・・・」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:16:38.76 :JK1tVwrV0
黒井「・・・・・・」
黒井「・・・常々言っていることだが、王者とは一人であり、民の全てを背負うが故に孤高であり孤独なものだ」
響「・・・うん」
黒井「だが逆に、臣民は王の統治の下で結束を深める。まるで不安など無いかのように」
黒井「王は私だ。お前たちの悩み、苦しみ、辛さ、寂しさは全て私のものだ」
黒井「だからお前らは何も心配せず、己が為すことを為せばいい」
黒井「・・・・・・」
黒井「・・・常々言っていることだが、王者とは一人であり、民の全てを背負うが故に孤高であり孤独なものだ」
響「・・・うん」
黒井「だが逆に、臣民は王の統治の下で結束を深める。まるで不安など無いかのように」
黒井「王は私だ。お前たちの悩み、苦しみ、辛さ、寂しさは全て私のものだ」
黒井「だからお前らは何も心配せず、己が為すことを為せばいい」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:19:01.09 :JK1tVwrV0
響「・・・・・・」
黒井「・・・・・・」
響「・・・え、えっと、その・・・」
響「ありが、とう・・・」
黒井「散歩の礼ならいらぬ。私も最近運動不足だったから付き合っただけだ」
響「そっちじゃなくて・・・いや、うん・・・」ウルッ
響「あっ、そ、その、ごめん社長、ちょっとトイレ行ってくるからみんなを見てて!」タッタッタッ
響「・・・・・・」
黒井「・・・・・・」
響「・・・え、えっと、その・・・」
響「ありが、とう・・・」
黒井「散歩の礼ならいらぬ。私も最近運動不足だったから付き合っただけだ」
響「そっちじゃなくて・・・いや、うん・・・」ウルッ
響「あっ、そ、その、ごめん社長、ちょっとトイレ行ってくるからみんなを見てて!」タッタッタッ
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:21:01.32 :JK1tVwrV0
黒井「・・・・・・」
ハム蔵「キュッキュ」
いぬ美「バウッ」
ワニ子「ガウガウ」
ブタ太「ブーブー」
オウ助「ピピン!ピピン!」
へび香「シューシュー」
黒井「・・・動物の言葉はわかるのに、私の無言のツッコミは伝わらないのか・・・」
終わり
黒井「・・・・・・」
ハム蔵「キュッキュ」
いぬ美「バウッ」
ワニ子「ガウガウ」
ブタ太「ブーブー」
オウ助「ピピン!ピピン!」
へび香「シューシュー」
黒井「・・・動物の言葉はわかるのに、私の無言のツッコミは伝わらないのか・・・」
終わり
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:21:58.82 :JK1tVwrV0
第八話
響「本当はさ、気づいてるんでしょ?自分の気持ち・・・」
黒井「・・・・・・」
響「どう思ってるかわかってて、でもあえて知らないふりをする・・・ちょっとズルいよ」
黒井「・・・響ちゃん・・・」
響「ううん、本当にズルいのは自分だよね。口に出さないで、でも素振りだけ見せて気づいてもらおうなんて・・・」
響「だから言うよ、今、自分の本当の気持ちを・・・!」
響「沖縄帰りたいぞーーーーー!!!!」
黒井「社長室で叫ぶな!」
第八話
響「本当はさ、気づいてるんでしょ?自分の気持ち・・・」
黒井「・・・・・・」
響「どう思ってるかわかってて、でもあえて知らないふりをする・・・ちょっとズルいよ」
黒井「・・・響ちゃん・・・」
響「ううん、本当にズルいのは自分だよね。口に出さないで、でも素振りだけ見せて気づいてもらおうなんて・・・」
響「だから言うよ、今、自分の本当の気持ちを・・・!」
響「沖縄帰りたいぞーーーーー!!!!」
黒井「社長室で叫ぶな!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:26:20.75 :JK1tVwrV0
響「社長だってわかってたでしょこの気持ち!そこはセレブらしくスッとチケットの一つでも差し出してほしいぞ!」
黒井「社長室の一角に沖縄のパノラマ立てて子供用プール置いてハワイアンなBGMに波の音の出る箱を置いたうえで、なぜか服の上から浮き輪とシュノーケル装備した響ちゃんを見て誰が気付かないでいられようか」
響「だったら!」
黒井「そもそもトップアイドルになるまで帰らないと言ったのは誰だったのかね?」
響「今は後悔している」
黒井「軟弱者め」
響「社長だってわかってたでしょこの気持ち!そこはセレブらしくスッとチケットの一つでも差し出してほしいぞ!」
黒井「社長室の一角に沖縄のパノラマ立てて子供用プール置いてハワイアンなBGMに波の音の出る箱を置いたうえで、なぜか服の上から浮き輪とシュノーケル装備した響ちゃんを見て誰が気付かないでいられようか」
響「だったら!」
黒井「そもそもトップアイドルになるまで帰らないと言ったのは誰だったのかね?」
響「今は後悔している」
黒井「軟弱者め」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:29:29.27 :JK1tVwrV0
響「だってだってー、こっちの冬は寒いんだぞ!」
黒井「どちらかといえば暑いのが苦手なのではなかったのかね?」
響「沖縄は暑くても目の前に海があったから、飛び込んちゃえばなんてことないんだぞ。でもこっちは夏はコンクリートジャングルだし湿度高いから沖縄の二倍苦しいぞ・・・」
響「かといって冬だって雪がロクに降らない代わりに極寒だったり、たまに降れば交通止まるだろ?」
響「それに、物が沢山あるのはいいけど魚が美味しくない!いまだに冷凍の魚は積極的には食べてないし」
黒井「贅沢な。離島にPS4が届くのに何年かかると思っているのだ」
響「そんなに遅れないぞ、ジャンプだってちゃんと二日遅れで届いてたし」
響「だってだってー、こっちの冬は寒いんだぞ!」
黒井「どちらかといえば暑いのが苦手なのではなかったのかね?」
響「沖縄は暑くても目の前に海があったから、飛び込んちゃえばなんてことないんだぞ。でもこっちは夏はコンクリートジャングルだし湿度高いから沖縄の二倍苦しいぞ・・・」
響「かといって冬だって雪がロクに降らない代わりに極寒だったり、たまに降れば交通止まるだろ?」
響「それに、物が沢山あるのはいいけど魚が美味しくない!いまだに冷凍の魚は積極的には食べてないし」
黒井「贅沢な。離島にPS4が届くのに何年かかると思っているのだ」
響「そんなに遅れないぞ、ジャンプだってちゃんと二日遅れで届いてたし」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:34:00.45 :JK1tVwrV0
黒井「まあホームシックに陥るのは一向に構わん。ただし、響ちゃんは必ずこちらに戻ってくるだろう。いや、戻らずにはいられないはずだ」
響「ど、どういうこと?」
黒井「くっくっく・・・すでに響ちゃんの身体には仕込まれているのだよ・・・忘れがたき快感が記憶としてな・・・」
響「ま、まさか・・・」
黒井「そうとも。響ちゃんはもう取りつかれているのだ・・・あの魔性の快楽・・・」
黒井「KOTATSUの魔力にな!」
響「な、なんだってー!?」
黒井「まあホームシックに陥るのは一向に構わん。ただし、響ちゃんは必ずこちらに戻ってくるだろう。いや、戻らずにはいられないはずだ」
響「ど、どういうこと?」
黒井「くっくっく・・・すでに響ちゃんの身体には仕込まれているのだよ・・・忘れがたき快感が記憶としてな・・・」
響「ま、まさか・・・」
黒井「そうとも。響ちゃんはもう取りつかれているのだ・・・あの魔性の快楽・・・」
黒井「KOTATSUの魔力にな!」
響「な、なんだってー!?」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:35:56.79 :JK1tVwrV0
黒井「すでにこの冬に経験してしまっただろう?寒い外から帰ってくると、部屋にKOTATSUが用意してある・・・」
響「あ・・・ああ・・・」
黒井「エアコンも入れるものの、布団にテーブル、おまけにミカンという一式はすでにそれだけで完成されている満足感を保証・・・」
響「うああ・・・ああああ・・・」ガクガク
黒井「適度にミカンをいただいた後、おもむろに肩までKOTATSUに入る・・・通称KOTATSUMURIになってしまえばもう抜け出すことはできない」
響「や、やめろぉ・・・思い出させないでぇ・・・」ガクガク
黒井「そしてぬくもりに抱かれたまま寝てしまう・・・その瞬間こそが、冬の厳しい寒さを天上の快楽へと押し上げるのだ!」
響「う、うがああああああああ!!!!」
黒井「すでにこの冬に経験してしまっただろう?寒い外から帰ってくると、部屋にKOTATSUが用意してある・・・」
響「あ・・・ああ・・・」
黒井「エアコンも入れるものの、布団にテーブル、おまけにミカンという一式はすでにそれだけで完成されている満足感を保証・・・」
響「うああ・・・ああああ・・・」ガクガク
黒井「適度にミカンをいただいた後、おもむろに肩までKOTATSUに入る・・・通称KOTATSUMURIになってしまえばもう抜け出すことはできない」
響「や、やめろぉ・・・思い出させないでぇ・・・」ガクガク
黒井「そしてぬくもりに抱かれたまま寝てしまう・・・その瞬間こそが、冬の厳しい寒さを天上の快楽へと押し上げるのだ!」
響「う、うがああああああああ!!!!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:39:32.32 :JK1tVwrV0
黒井「どうだ?これでもまだ沖縄に帰りたいというのかね?」
響「うん」
黒井「はっはっは、わかってもらえたならそれでい・・・なんだって?」
響「だから帰りたいって言ってるんだぞ」
黒井「バカな、さっきの話の流れだと明らかに改心して『おら東京さいるだ』になるのではなかったのか?」
響「社長、沖縄にはいい言葉があるんさ・・・『それはそれ、これはこれ』」
黒井「ウィ、東京にもあるぞそれ」
黒井「どうだ?これでもまだ沖縄に帰りたいというのかね?」
響「うん」
黒井「はっはっは、わかってもらえたならそれでい・・・なんだって?」
響「だから帰りたいって言ってるんだぞ」
黒井「バカな、さっきの話の流れだと明らかに改心して『おら東京さいるだ』になるのではなかったのか?」
響「社長、沖縄にはいい言葉があるんさ・・・『それはそれ、これはこれ』」
黒井「ウィ、東京にもあるぞそれ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:40:35.79 :3wYqu9pY0
社長かわいい
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:43:07.83 :JK1tVwrV0
響「そもそも完全な帰郷とかじゃなくて二泊三日程度でいいんだけど」
黒井「もう少し我慢しろ、春の社員旅行で沖縄に行くプランも候補としてある」
響「本当に!?やったぞ!」
黒井「ただし、先にあれを倒してからだ」
響「あれ?」
貴音「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
響「そもそも完全な帰郷とかじゃなくて二泊三日程度でいいんだけど」
黒井「もう少し我慢しろ、春の社員旅行で沖縄に行くプランも候補としてある」
響「本当に!?やったぞ!」
黒井「ただし、先にあれを倒してからだ」
響「あれ?」
貴音「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:46:55.72 :JK1tVwrV0
響「なに、あれ?」
黒井「見ての通りだ」
響「貴音が北海道旅行のパンフレットに囲まれて・・・というより埋もれながらむさぼるようにグルメガイド読んでるんだけど・・・」
貴音「・・・かに・・・うに・・・めろん・・・お寿司・・・いくら・・・ざんぎ・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
黒井「すでに他の社員の大半はあの気迫にやられた。響ちゃんが貴音ちゃんをどうにかしない限り春の旅行は北海道決定だ」
響「た、貴音ぇ!沖縄だって美味しいものいっぱいあるぞ!だから、ね?沖縄行こ?」
貴音「・・・わかさぎ・・・石狩鍋・・・味噌らぁめん・・・抹茶小倉すぱ・・・じんぎすかん・・・生きゃらめる・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
響「今名古屋混じったぞ!?ねえ貴音ぇ!貴音ってばぁ!」
終わり
響「なに、あれ?」
黒井「見ての通りだ」
響「貴音が北海道旅行のパンフレットに囲まれて・・・というより埋もれながらむさぼるようにグルメガイド読んでるんだけど・・・」
貴音「・・・かに・・・うに・・・めろん・・・お寿司・・・いくら・・・ざんぎ・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
黒井「すでに他の社員の大半はあの気迫にやられた。響ちゃんが貴音ちゃんをどうにかしない限り春の旅行は北海道決定だ」
響「た、貴音ぇ!沖縄だって美味しいものいっぱいあるぞ!だから、ね?沖縄行こ?」
貴音「・・・わかさぎ・・・石狩鍋・・・味噌らぁめん・・・抹茶小倉すぱ・・・じんぎすかん・・・生きゃらめる・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
響「今名古屋混じったぞ!?ねえ貴音ぇ!貴音ってばぁ!」
終わり
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:49:07.99 :JK1tVwrV0
第九話
冬馬「ふと思ったんだけど・・・我那覇って動物と喋れてんのか?」
北斗「おいおい冬馬・・・」
翔太「そこはさ、触れないで置いておくべきところだったと思うよ冬馬君・・・」
冬馬「なんでだよ、お前ら気になんねえのか?」
北斗「触れないでいるうちは、そういうこともあるかもしれないぐらいで丸く収まっていたのに」
翔太「触れちゃったらさー、考えなきゃいけなくなっちゃうじゃん」
北斗「まあしょうがないか、冬馬もついに口に出しちゃったことだし、検証する時期が来たのかもな」
冬馬「な、なんだよ、俺のせいかよ・・・」
第九話
冬馬「ふと思ったんだけど・・・我那覇って動物と喋れてんのか?」
北斗「おいおい冬馬・・・」
翔太「そこはさ、触れないで置いておくべきところだったと思うよ冬馬君・・・」
冬馬「なんでだよ、お前ら気になんねえのか?」
北斗「触れないでいるうちは、そういうこともあるかもしれないぐらいで丸く収まっていたのに」
翔太「触れちゃったらさー、考えなきゃいけなくなっちゃうじゃん」
北斗「まあしょうがないか、冬馬もついに口に出しちゃったことだし、検証する時期が来たのかもな」
冬馬「な、なんだよ、俺のせいかよ・・・」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:51:53.93 :JK1tVwrV0
冬馬「じゃあ気を取り直して、我那覇は動物と喋れてるのか?」
北斗「いわゆる普通よりはかなりランクの高いコミュニケーションを取ってるように見えるときはあるけどな」
翔太「喋りかけてるし、向こうの鳴き声にも頷いてるしね」
冬馬「そうなんだよ、それってさ、どっちが賢いわけ?」
翔太「どういうこと?」
冬馬「つまり、動物のほうが人間の言うことを理解するほど賢いのか、単に我那覇が動物の言葉を理解できるのかってことだよ」
冬馬「じゃあ気を取り直して、我那覇は動物と喋れてるのか?」
北斗「いわゆる普通よりはかなりランクの高いコミュニケーションを取ってるように見えるときはあるけどな」
翔太「喋りかけてるし、向こうの鳴き声にも頷いてるしね」
冬馬「そうなんだよ、それってさ、どっちが賢いわけ?」
翔太「どういうこと?」
冬馬「つまり、動物のほうが人間の言うことを理解するほど賢いのか、単に我那覇が動物の言葉を理解できるのかってことだよ」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:54:39.70 :JK1tVwrV0
北斗「会話は明らかに『お手』『お座り』とかのレベルじゃないしな」
翔太「響さんは日本語の文法レベルで喋りかけてるしねー」
冬馬「でも俺たちが道端のイヌに話しかけたところで無反応だろ」
翔太「実はわからないふりしてるだけだったり?」
北斗「トイ・ストーリー説か・・・夢が広がるな」
北斗「会話は明らかに『お手』『お座り』とかのレベルじゃないしな」
翔太「響さんは日本語の文法レベルで喋りかけてるしねー」
冬馬「でも俺たちが道端のイヌに話しかけたところで無反応だろ」
翔太「実はわからないふりしてるだけだったり?」
北斗「トイ・ストーリー説か・・・夢が広がるな」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:57:22.43 :JK1tVwrV0
冬馬「ありそうなのはやっぱり我那覇が動物の言葉を理解できる方か?」
翔太「そっちのほうがありそうってのも、かなりファンタジーだと思うけど」
北斗「でもなあ・・・動物の言葉ってワンとかニャーとか考えると一種類じゃないだろ?そうなると響ちゃんはバイリンガルとかトリリンガル程度じゃないぞ」
冬馬「いや俺たちがわからないだけで実は共通言語なのか?」
翔太「響さんのペット同士はコミュニケーションしてるよね」
北斗「あれもサインとかのレベルじゃないな。あれは高等な会話に見える」
冬馬「むしろこれ人間だけ取り残されてんじゃね?」
冬馬「ありそうなのはやっぱり我那覇が動物の言葉を理解できる方か?」
翔太「そっちのほうがありそうってのも、かなりファンタジーだと思うけど」
北斗「でもなあ・・・動物の言葉ってワンとかニャーとか考えると一種類じゃないだろ?そうなると響ちゃんはバイリンガルとかトリリンガル程度じゃないぞ」
冬馬「いや俺たちがわからないだけで実は共通言語なのか?」
翔太「響さんのペット同士はコミュニケーションしてるよね」
北斗「あれもサインとかのレベルじゃないな。あれは高等な会話に見える」
冬馬「むしろこれ人間だけ取り残されてんじゃね?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 22:59:56.54 :JK1tVwrV0
冬馬「というか一番最初に考えるべき説があったな、理解してるつもり説」
北斗「キャラ付けか?」
冬馬「いや、わざとやってるというか・・・つまり我那覇本人はわかってるつもりなんだよ」
翔太「イヌの気持ちがわかる本の通りにやったら会話できてる気がするような?」
冬馬「本人は会話できてるつもりで、言葉としては一切会話できてないんだけど、仕草とか声色とかでお互いわかりあってるみたいな」
冬馬「動物の方も『あ、この人はわかってくれてるんだな』って思うからより素直になるんだよ」
北斗「響ちゃんの動物を大切に思う気持ちが常人以上のコミュニケーションを生むのか・・・感動のドキュメンタリーだな」
翔太「でもしょっちゅう逃げられてるよね」
冬馬「・・・よし、この説は白紙に戻そう」
北斗「おい翔太、折角納得しかけてたのになんてことをしてくれるんだ」
翔太「あ、ごめん」
冬馬「というか一番最初に考えるべき説があったな、理解してるつもり説」
北斗「キャラ付けか?」
冬馬「いや、わざとやってるというか・・・つまり我那覇本人はわかってるつもりなんだよ」
翔太「イヌの気持ちがわかる本の通りにやったら会話できてる気がするような?」
冬馬「本人は会話できてるつもりで、言葉としては一切会話できてないんだけど、仕草とか声色とかでお互いわかりあってるみたいな」
冬馬「動物の方も『あ、この人はわかってくれてるんだな』って思うからより素直になるんだよ」
北斗「響ちゃんの動物を大切に思う気持ちが常人以上のコミュニケーションを生むのか・・・感動のドキュメンタリーだな」
翔太「でもしょっちゅう逃げられてるよね」
冬馬「・・・よし、この説は白紙に戻そう」
北斗「おい翔太、折角納得しかけてたのになんてことをしてくれるんだ」
翔太「あ、ごめん」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:02:43.96 :JK1tVwrV0
冬馬「こうなったら普段どうしてるのか観察するしかねーな」
翔太「直接聞いたらいいんじゃないの?」
冬馬「それは負けを認める時だ」
北斗「やれやれ、何と戦っているのやら・・・」
響「ハム蔵ー!どこ行ったんだー!出てきてくれー!」
冬馬「ナイスタイミング、だぜ!」
翔太「また逃げられたんだね・・・」
冬馬「こうなったら普段どうしてるのか観察するしかねーな」
翔太「直接聞いたらいいんじゃないの?」
冬馬「それは負けを認める時だ」
北斗「やれやれ、何と戦っているのやら・・・」
響「ハム蔵ー!どこ行ったんだー!出てきてくれー!」
冬馬「ナイスタイミング、だぜ!」
翔太「また逃げられたんだね・・・」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:05:31.01 :JK1tVwrV0
響「あ、冬馬に北斗に翔太、ハム蔵見なかった?」
冬馬「いや、見なかったぞ」
北斗「また食堂でお菓子かじってるんじゃない?」
響「まったく・・・そろそろハム蔵も充電が切れるっていうのに、こんなタイミングでいなくなるなんて・・・」
冬馬「ん?」
響「とりあえず食堂行ってみるぞ。ありがとね!」
冬馬「ちょ、ちょっと待て、ついて行っていいか?」
響「あ、冬馬に北斗に翔太、ハム蔵見なかった?」
冬馬「いや、見なかったぞ」
北斗「また食堂でお菓子かじってるんじゃない?」
響「まったく・・・そろそろハム蔵も充電が切れるっていうのに、こんなタイミングでいなくなるなんて・・・」
冬馬「ん?」
響「とりあえず食堂行ってみるぞ。ありがとね!」
冬馬「ちょ、ちょっと待て、ついて行っていいか?」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:07:07.47 :JK1tVwrV0
翔太(なんでついてくの?)ヒソヒソ
冬馬(いや、何か妙な単語が聞こえた気がして・・・)ヒソヒソ
北斗(冬馬もか?俺もそんな気がしたんだが・・・)ヒソヒソ
翔太(ひょっとして充電がどうこうって話?首輪に発信機とかそういうのだと思ったけど・・・違うの?)ヒソヒソ
冬馬(いや、あのな?すっごいファンタジーかもしれないんだが・・・)ヒソヒソ
響「あ、いたぞ!ハム蔵!」
翔太(なんでついてくの?)ヒソヒソ
冬馬(いや、何か妙な単語が聞こえた気がして・・・)ヒソヒソ
北斗(冬馬もか?俺もそんな気がしたんだが・・・)ヒソヒソ
翔太(ひょっとして充電がどうこうって話?首輪に発信機とかそういうのだと思ったけど・・・違うの?)ヒソヒソ
冬馬(いや、あのな?すっごいファンタジーかもしれないんだが・・・)ヒソヒソ
響「あ、いたぞ!ハム蔵!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:09:57.45 :JK1tVwrV0
ハム蔵「」
響「まったく、ヒマワリの種をかじってるところで充電切れなんて・・・食べ物じゃ充電できないって知ってるだろ?」
ハム蔵「」
響「ごめんね三人とも、今日に限って追跡装置も調子悪くて・・・」
ハム蔵「」
冬馬「お、おう・・・いやそれはいいんだけど・・・」
北斗「その、非常に言い難いんだが」
翔太「ハム蔵死んでない?」
冬馬「バカお前もっとオブラートに包んで言えよ!」
ハム蔵「」
響「まったく、ヒマワリの種をかじってるところで充電切れなんて・・・食べ物じゃ充電できないって知ってるだろ?」
ハム蔵「」
響「ごめんね三人とも、今日に限って追跡装置も調子悪くて・・・」
ハム蔵「」
冬馬「お、おう・・・いやそれはいいんだけど・・・」
北斗「その、非常に言い難いんだが」
翔太「ハム蔵死んでない?」
冬馬「バカお前もっとオブラートに包んで言えよ!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:12:45.27 :JK1tVwrV0
響「死ぬ?あはは、そんなことあるわけないぞ!」
冬馬「ああ、よかった・・・」
響「充電が切れただけだからね」
北斗「ん?」
響「ほら、背中にバッテリーパックがあるだろ?」パカッ
ハム蔵「」
冬馬「」
北斗「」
翔太「ワオ」
響「死ぬ?あはは、そんなことあるわけないぞ!」
冬馬「ああ、よかった・・・」
響「充電が切れただけだからね」
北斗「ん?」
響「ほら、背中にバッテリーパックがあるだろ?」パカッ
ハム蔵「」
冬馬「」
北斗「」
翔太「ワオ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:16:45.45 :JK1tVwrV0
響「これを新しいのに入れ替えると」パチン
ハム蔵「キュッ」ウィーン
響「これでオッケー!まったく、次はちゃんと充電切れる前に言うんだぞ!」
ハム蔵「ジュイッ」ウィーン
響「ホントありがとね三人とも、今からいぬ美にオイル差してこなきゃいけないから、また後でね!」タッタッタッ
冬馬「・・・」
北斗「・・・」
翔太「ハイテクだねー」
響「これを新しいのに入れ替えると」パチン
ハム蔵「キュッ」ウィーン
響「これでオッケー!まったく、次はちゃんと充電切れる前に言うんだぞ!」
ハム蔵「ジュイッ」ウィーン
響「ホントありがとね三人とも、今からいぬ美にオイル差してこなきゃいけないから、また後でね!」タッタッタッ
冬馬「・・・」
北斗「・・・」
翔太「ハイテクだねー」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:18:39.73 :3wYqu9pY0
なんてこった・・・
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:18:40.82 :JK1tVwrV0
冬馬「・・・俺は今見てはいけないものを見たような気がする」
北斗「あれが最新のアニマトロニクスってやつか・・・未来は思ったより近くにあったんだな」
翔太「つまりロボットだからよく言うこと聞いたんだね。なるほどなるほど」
冬馬「やっぱりこの話題はパンドラの箱だったんだな」
北斗「いや、本人も隠してる様子無かったし、いいんじゃないか?・・・俺たちが衝撃を受けただけで」
冬馬「俺ちょっと今日から道端の生き物を生き物だと素直に信じられないかもしれない」
北斗「俺もだ・・・いつの間にか人間型が歩いててもおかしくないぞ」
翔太「あ、ひょっとして会話できるのって、響さんもロボッ」
冬馬「やめろ翔太。そして今日の事は忘れよう」
北斗「こんな日は何か映画でも見て、記憶を塗りつぶそうか。何がいい?」
翔太「僕ターミネーター3が見たい!」
冬馬「翔太てめえいい加減にしろ!」
ワーワーギャーギャー
冬馬「・・・俺は今見てはいけないものを見たような気がする」
北斗「あれが最新のアニマトロニクスってやつか・・・未来は思ったより近くにあったんだな」
翔太「つまりロボットだからよく言うこと聞いたんだね。なるほどなるほど」
冬馬「やっぱりこの話題はパンドラの箱だったんだな」
北斗「いや、本人も隠してる様子無かったし、いいんじゃないか?・・・俺たちが衝撃を受けただけで」
冬馬「俺ちょっと今日から道端の生き物を生き物だと素直に信じられないかもしれない」
北斗「俺もだ・・・いつの間にか人間型が歩いててもおかしくないぞ」
翔太「あ、ひょっとして会話できるのって、響さんもロボッ」
冬馬「やめろ翔太。そして今日の事は忘れよう」
北斗「こんな日は何か映画でも見て、記憶を塗りつぶそうか。何がいい?」
翔太「僕ターミネーター3が見たい!」
冬馬「翔太てめえいい加減にしろ!」
ワーワーギャーギャー
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:21:31.20 :JK1tVwrV0
響「くっ・・・くくっ・・・」
美希「あれ?どしたの響?」
響「ああ美希、ちょっとあれ見てよ」
美希「ん?ああいつものコント組なの。あれがどしたの?」
響「社長から借りたこのハム蔵ロボットでちょっと騙したら、見事に信じ込んでああなったんだぞ・・・ぷぷっ」
響「まったく、三月バカだってのにこんなにころっと騙されるなんて、ジュピターも結構普通なんだな!」
美希「なに、三月バカって?」
響「くっ・・・くくっ・・・」
美希「あれ?どしたの響?」
響「ああ美希、ちょっとあれ見てよ」
美希「ん?ああいつものコント組なの。あれがどしたの?」
響「社長から借りたこのハム蔵ロボットでちょっと騙したら、見事に信じ込んでああなったんだぞ・・・ぷぷっ」
響「まったく、三月バカだってのにこんなにころっと騙されるなんて、ジュピターも結構普通なんだな!」
美希「なに、三月バカって?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:24:44.86 :JK1tVwrV0
響「美希知らないのか?まず沖縄には四月バカっていって、四月一日にはウソをついていい風習があるんだぞ」
美希「う、うん・・・」
響「でも沖縄とこっちの方では経度が違うから、一月早くなるんだぞ!」
美希「えっと・・・あのね、響」
響「何?」
美希「四月バカ・・・エイプリルフールって、世界共通だよ?」
響「え?」
響「美希知らないのか?まず沖縄には四月バカっていって、四月一日にはウソをついていい風習があるんだぞ」
美希「う、うん・・・」
響「でも沖縄とこっちの方では経度が違うから、一月早くなるんだぞ!」
美希「えっと・・・あのね、響」
響「何?」
美希「四月バカ・・・エイプリルフールって、世界共通だよ?」
響「え?」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:26:34.68 :JK1tVwrV0
響「え?だって、確かに沖縄よりこっちの方が経度が・・・」
美希「いや、うんそれはあってるの。でも精々時差がいいところで、一ヶ月も風習がずれるなんて・・・」
響「そんな、おかしいぞ!確かに自分聞いたのに!」
美希「誰に?」
響「765プロの亜美に」
美希「響・・・それ、普通に騙されてるの」
響「そ、そんな・・・」
美希「ひょっとして、他にも何か言われなかった?」
響「えっと・・・五月五日はこいのぼりを上げるけど、都会では鯉は見られないから代わりにたい焼きを配る風習があるって・・・ひょっとしてそれも」
美希「うん、ウソなの」
響「う・・・う・・・うがーーー!!!」
響「え?だって、確かに沖縄よりこっちの方が経度が・・・」
美希「いや、うんそれはあってるの。でも精々時差がいいところで、一ヶ月も風習がずれるなんて・・・」
響「そんな、おかしいぞ!確かに自分聞いたのに!」
美希「誰に?」
響「765プロの亜美に」
美希「響・・・それ、普通に騙されてるの」
響「そ、そんな・・・」
美希「ひょっとして、他にも何か言われなかった?」
響「えっと・・・五月五日はこいのぼりを上げるけど、都会では鯉は見られないから代わりにたい焼きを配る風習があるって・・・ひょっとしてそれも」
美希「うん、ウソなの」
響「う・・・う・・・うがーーー!!!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:29:26.68 :JK1tVwrV0
美希「まったく、響は騙されやすいの」
貴音「素直というのですよ。そして素直は美徳です」
黒井「ウィ、素直なのは響ちゃんのいいところだ・・・だが、疑いを知らな過ぎるのも困ったものだな」
美希「じゃあ明日から響をひたすら騙して、耐性をつけさせるの!」
貴音「それは真よき考えです。経験こそが人を成長させるのですから」
黒井「本音は?」
美希「騙されたとわかって暴れる響をからかいたいの」
貴音「嘘だと気付いて赤面する響を愛でたいのです」
黒井「やはりか」
美希「まったく、響は騙されやすいの」
貴音「素直というのですよ。そして素直は美徳です」
黒井「ウィ、素直なのは響ちゃんのいいところだ・・・だが、疑いを知らな過ぎるのも困ったものだな」
美希「じゃあ明日から響をひたすら騙して、耐性をつけさせるの!」
貴音「それは真よき考えです。経験こそが人を成長させるのですから」
黒井「本音は?」
美希「騙されたとわかって暴れる響をからかいたいの」
貴音「嘘だと気付いて赤面する響を愛でたいのです」
黒井「やはりか」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:33:10.64 :JK1tVwrV0
黒井「まったく・・・程々にするのだぞ」
美希「止めないんだね」
黒井「可愛い響ちゃんの可愛い姿を見られるのに何故止めねばならぬ」
貴音「流石黒井殿、感服いたします」
黒井「当然のことだ。さて、では仕事に行くぞフェアリーよ。高木のところの連中など蹴散らして勝利をつかむのだ」
美希「はいなのー」
貴音「承知しました」
黒井「おーい、響ちゃん出発だぞー」
響「うう・・・ドヤ顔で三月バカの説明して恥ずかしい・・・あとジュピター嘘ついてごめんだぞ・・・」
終わり
黒井「まったく・・・程々にするのだぞ」
美希「止めないんだね」
黒井「可愛い響ちゃんの可愛い姿を見られるのに何故止めねばならぬ」
貴音「流石黒井殿、感服いたします」
黒井「当然のことだ。さて、では仕事に行くぞフェアリーよ。高木のところの連中など蹴散らして勝利をつかむのだ」
美希「はいなのー」
貴音「承知しました」
黒井「おーい、響ちゃん出発だぞー」
響「うう・・・ドヤ顔で三月バカの説明して恥ずかしい・・・あとジュピター嘘ついてごめんだぞ・・・」
終わり
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:33:53.91 :JK1tVwrV0
響は個性と属性の塊魂
科学大進歩
小鳥さんの出番要請中
科学大進歩
小鳥さんの出番要請中
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:37:29.15 :t1p5foivP
おつおつ
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 23:45:33.13 :VCdLuFm20
ひびかわ
コメント 50
コメント一覧 (50)
このシリーズ好きだわ
なんかほのぼのする
属性の塊が何を言うか。ほんまもんの無個性に失礼じゃないか
響は高校デビューのキョロ充だってはっきりわかんだね
お喋りクソリボンの悪口はそこまでだ
お呼びでない。なんJに帰れ
なぜだろう…思わず確かにと納得しちゃったよ
響の動物と会話説は考えたらいけないんだよ!パンドラの箱は開けたらいけないんだ
響って個性つか貴音や美希に負けないくらい結構持ってるよな?
可愛いし小さいしおっぱいかなりあるし可愛いし八重歯だし沖縄の言葉話すし可愛いし動物と会話できるし可愛いし涙がよく似合うしいじめたくなるし可愛いし
だがしかぁし!!!
俺だけは味方だ(`・ω・)キリ
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
今これ打ち込んでて自分でキモいと思ったわ
本当に無個性で悩んでそうな春香は俺が引き取りますね
冷凍物よかは幾分ましかもしれんが。
全部765プロって奴らのせいなんだ
くそ…あのデコにワックスかけて拭いてテカテカさせてやりたい!
そんなネタモバマスやってて見たことねえよカス
にわかはROMってろ
文と時間帯からみてどっかでわいてた┌(┌^o^)┐ホモォ…と同じだろ?
マジで帰れ
見たことないなら見直してから出直してこいお(´・ω・`)
一応モバマスPでSSランク道場やってるからそれぐらいわかるけど、※3は知らん
別に俺は布教活動ぐらいでは何とも思わん
被害妄想が激しすぎるお
このSSのピピン板前ネタが好きだわww
これだからニワカ┌(┌^o^)┐ホモォ…は
響き可愛いよ響、ついでに冬馬誕生日オメデトぉ
高音さんはなんて呼んでるか見てきてみwwww
そのあとここに来て同じようにコメント打ってみてよぉ?
ねえ、今どんな気持ち?ねぇねぇどんな気持ちなの?
悔しい?悔しいのwwww?
それとも恥ずかしい?恥ずかしいの!?wwww
あんだけ自信満々に人をバカにしといて自分が間違ってたことに気づいて恥ずかしいのぉぉぉ!!?
ピピン板橋が間違ってると思っててかかわいそうだね(ニッコリ)
でも今回はぜんぜん釣れない…(´=ω=`)
まぁ最後に馬鹿が釣れたからいいや
あばよ!
作者さんには申し訳なかったですm(_ _)m
SSは楽しめました
今後も活躍期待してます
頑張って下さい
やっぱり釣れとるよww
顔真っ赤?詰めが甘い?
そりゃお前らだろwwww
続き出るのかな~?
書くとしたらどうやって書くんだろ?
いやー俺君と違って頭悪いからさーよくわからないんだよねー
だから逆に自分が釣られてるのに気付いてないんだよ
お前がコメしてくれてる時点で嬉しいってこと気づけよカスww
それすらわからないなら顔は赤くしないよなww
※38釣るためだお(´・ω・)
※39今家庭研修中で暇なのよ
いつまで親の世話になってるの?
いい加減働けよwwwwって残せばホモォは満足かな?
そしてお前もニートだお(´・ω・)
確かに大学の学費を全部払ってもらうのは心苦しい
一々反応するのもそいつと変わらない荒しなんだよ
┌(┌^o^)┐ホモォ…も作者の続編見たいならもうその行為はやめてくれ
コメ欄で嫌になってる人もいるんだよ
これは本気でお願いします
あと俺に安価向けてもここは見ないから意味ないからな?
安価失敗してるとツッコミ(教えた)だけなのにね
ただ所属アイドルがどいつもこいつも勝手に成長しちゃうからさ