1: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:25:18.18 :g9uADR5ko
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
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2: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:31:25.22 :g9uADR5ko
P「そうか……いや、拓海が落ち着いてオーディションに臨めるならそれでいいんだ」
拓海「ま、アタシと同じくらいの修羅場をくぐり抜けてきた奴でもいれば存分に楽しめそうだとは思うけどよ」
P「同じくらいの修羅場を、ねぇ」
拓海「ははっ、まぁそう都合よく行くわけ」
『それじゃあ、今日は私と一緒に楽しんじゃいましょうっ!』
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
P「そうか……いや、拓海が落ち着いてオーディションに臨めるならそれでいいんだ」
拓海「ま、アタシと同じくらいの修羅場をくぐり抜けてきた奴でもいれば存分に楽しめそうだとは思うけどよ」
P「同じくらいの修羅場を、ねぇ」
拓海「ははっ、まぁそう都合よく行くわけ」
『それじゃあ、今日は私と一緒に楽しんじゃいましょうっ!』
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
3: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:35:10.05 :g9uADR5ko
4: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:37:07.40 :g9uADR5ko
拓海「……まさかアンタもアイドルになっていたなんてな」
愛梨「私、欲張りなんです。こっちの世界でも頂点(テッペン)を目指したいって思っちゃいました!」
拓海「……アタシは強ぇぞ?」
愛梨「望むところです! あなたのことも丸裸にしてあげちゃいますから……それでは!」
P「……彼女、強いのか?」
拓海「あぁ、間違いなく」
P「そうか……」
拓海「心配すんな。それでもアタシは負けない……そうだろ?」
拓海「……まさかアンタもアイドルになっていたなんてな」
愛梨「私、欲張りなんです。こっちの世界でも頂点(テッペン)を目指したいって思っちゃいました!」
拓海「……アタシは強ぇぞ?」
愛梨「望むところです! あなたのことも丸裸にしてあげちゃいますから……それでは!」
P「……彼女、強いのか?」
拓海「あぁ、間違いなく」
P「そうか……」
拓海「心配すんな。それでもアタシは負けない……そうだろ?」
5: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:39:38.85 :g9uADR5ko
P「……ああ! 我がプロダクション自慢のアイドル向井拓海は誰よりも強い女の子だからな!」
拓海「へへっ……とはいえ十時愛梨には十分注意が必要だな」
『注意しなければいけないのは彼女だけとは限らないかもなァ?』
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
P「……ああ! 我がプロダクション自慢のアイドル向井拓海は誰よりも強い女の子だからな!」
拓海「へへっ……とはいえ十時愛梨には十分注意が必要だな」
『注意しなければいけないのは彼女だけとは限らないかもなァ?』
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
8: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:43:57.06 :g9uADR5ko
9: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:45:28.59 :g9uADR5ko
拓海「へっ……東から来たかと思えば今度は中央からもお出ましか」
渚「一度会ってみたかったんだ! 『神奈川の特攻隊長』向井拓海といえば全国でも有名だからねッ!」
拓海「そう焦らなくても、これから嫌ってほどアタシの姿を見せてやるよ……!」
渚「そっちこそ焦らない焦らない! まだ『戦争(オーディション)』は始まっていないんだから……さッ! それじゃ!」
P「……また1人、強敵が現れたみたいだな」
拓海「なーに、それでこそ挑み甲斐があるってもんだろ」
拓海「へっ……東から来たかと思えば今度は中央からもお出ましか」
渚「一度会ってみたかったんだ! 『神奈川の特攻隊長』向井拓海といえば全国でも有名だからねッ!」
拓海「そう焦らなくても、これから嫌ってほどアタシの姿を見せてやるよ……!」
渚「そっちこそ焦らない焦らない! まだ『戦争(オーディション)』は始まっていないんだから……さッ! それじゃ!」
P「……また1人、強敵が現れたみたいだな」
拓海「なーに、それでこそ挑み甲斐があるってもんだろ」
10: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:48:21.07 :g9uADR5ko
P「しかし今来た二人とも拓海と同じくらいの年齢かな」
拓海「わからねぇけど、もしアタシより年上でもっと場数を踏んだ奴でもいたら経験の差でちょっとキツいかもしれないな」
P「年上の人、ねぇ」
拓海「ははっ、まぁそう都合よく行くわけ」
『ならばその力…………見せてあげましょう』
P「ん? 貴女は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
P「しかし今来た二人とも拓海と同じくらいの年齢かな」
拓海「わからねぇけど、もしアタシより年上でもっと場数を踏んだ奴でもいたら経験の差でちょっとキツいかもしれないな」
P「年上の人、ねぇ」
拓海「ははっ、まぁそう都合よく行くわけ」
『ならばその力…………見せてあげましょう』
P「ん? 貴女は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
11: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:52:36.28 :g9uADR5ko
12: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:54:44.49 :g9uADR5ko
拓海「奈良の重鎮まで来やがったか。そういや道明寺のヤツはどうしたんだ?」
のあ「歌鈴……彼女も貴女の前に立ちはだかる大きな壁となるはずよ…………向井拓海」
拓海「そういうことかよ……そいつは楽しみじゃねぇか!」
のあ「これ以上語ることはない……失礼するわ」
P「……拓海のいた世界には色々な人がいるんだなぁ」
拓海「まぁな。でも、あっちの世界で名を馳せたアイツらとアイドルの世界でも競い合えるなんて腕の振るい甲斐があるってもんだ」
拓海「奈良の重鎮まで来やがったか。そういや道明寺のヤツはどうしたんだ?」
のあ「歌鈴……彼女も貴女の前に立ちはだかる大きな壁となるはずよ…………向井拓海」
拓海「そういうことかよ……そいつは楽しみじゃねぇか!」
のあ「これ以上語ることはない……失礼するわ」
P「……拓海のいた世界には色々な人がいるんだなぁ」
拓海「まぁな。でも、あっちの世界で名を馳せたアイツらとアイドルの世界でも競い合えるなんて腕の振るい甲斐があるってもんだ」
14: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 21:57:36.16 :g9uADR5ko
P「しかし年長者がいるってことはもしかして年少者もいたりするのか?」
拓海「何人か知ってるヤツもいるけど、流石にあいつらまでアイドルになってるなんてありえねぇと思」
「『ありえない』という固定観念にとらわれるのは、あまり賢い選択とは言えませんね」
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
P「しかし年長者がいるってことはもしかして年少者もいたりするのか?」
拓海「何人か知ってるヤツもいるけど、流石にあいつらまでアイドルになってるなんてありえねぇと思」
「『ありえない』という固定観念にとらわれるのは、あまり賢い選択とは言えませんね」
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
15: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:01:08.04 :g9uADR5ko
16: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:02:40.06 :g9uADR5ko
拓海「神戸の『薔薇姫』櫻井桃華といい、その歳でここまで登りつめるとは兵庫は末恐ろしい嬢ちゃんばかりだな」
ありす「私一人の力じゃ向井さん単独の力には到底敵いませんが、『情報』と『仲間』の力を借りれば引けをとらない戦いができると思いますよ」
拓海「……どうやらただの頭でっかちって訳でもなさそうだ」
ありす「情報は確かに大切な物ですけど、過信しすぎると敗北に繋がりますからね……それでは失礼します」
P「……本当にあんなちっちゃい子までいるんだな」
拓海「ちっこいからって油断はダメだ。見えない腹の中にデカい牙を隠してるだろうからな」
拓海「神戸の『薔薇姫』櫻井桃華といい、その歳でここまで登りつめるとは兵庫は末恐ろしい嬢ちゃんばかりだな」
ありす「私一人の力じゃ向井さん単独の力には到底敵いませんが、『情報』と『仲間』の力を借りれば引けをとらない戦いができると思いますよ」
拓海「……どうやらただの頭でっかちって訳でもなさそうだ」
ありす「情報は確かに大切な物ですけど、過信しすぎると敗北に繋がりますからね……それでは失礼します」
P「……本当にあんなちっちゃい子までいるんだな」
拓海「ちっこいからって油断はダメだ。見えない腹の中にデカい牙を隠してるだろうからな」
17: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:05:49.66 :g9uADR5ko
P「いや、油断というか色々と衝撃的というか……」
拓海「そういやプロデューサー、さっきから他の奴らのことあまり知らないよな?」
P「……知ってる人の方があんまりいないと思うぞ?」
拓海「そういうもんか? 結構色々なヤツがいるんだけどな……例えば近場だと埼玉なんかには」
「それってもしかして、アタシらのことかな★」
「ぜーったいそうだってお姉ちゃん! なんたってアタシたち有名人だもんね☆」
「わかんないよぉ? 埼玉勢の一角としてこっちだって負けてないんだからぁ♪」
P「ん? 君たちは?」
拓海「なっ……テ、テメェらはっ!」
P「そろそろ疲れてきたけど知っているのか拓海!?」
P「いや、油断というか色々と衝撃的というか……」
拓海「そういやプロデューサー、さっきから他の奴らのことあまり知らないよな?」
P「……知ってる人の方があんまりいないと思うぞ?」
拓海「そういうもんか? 結構色々なヤツがいるんだけどな……例えば近場だと埼玉なんかには」
「それってもしかして、アタシらのことかな★」
「ぜーったいそうだってお姉ちゃん! なんたってアタシたち有名人だもんね☆」
「わかんないよぉ? 埼玉勢の一角としてこっちだって負けてないんだからぁ♪」
P「ん? 君たちは?」
拓海「なっ……テ、テメェらはっ!」
P「そろそろ疲れてきたけど知っているのか拓海!?」
18: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:11:44.06 :g9uADR5ko
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/04(金) 22:15:01.30 :kcRJJMYiO
未だに誰にも突破されたことのない強固な守り
あっ・・・
あっ・・・
20: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:16:17.17 :g9uADR5ko
21: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:19:55.80 :g9uADR5ko
P「そういえば拓海、今回はとかいうって言わないんだな」
拓海「他のヤツらは遠方だから知らないこともあるからな。その点こいつらは近場で何度もやりあった間柄だし」
莉嘉「甘いよ拓海お姉ちゃん! 油断してたら拓海お姉ちゃんの知らない秘密の牙でがおーっ!って襲いかかっちゃうかも!」
彩華「あやかにも、拓海ちゃんや美嘉ちゃん莉嘉ちゃんに見せてない顔がまだまだあるかもしれないよぉ?」
拓海「元よりそう思ってるさ。舞台がアイドルの世界になったってやることは変わらねぇよ」
美嘉「それにしてもアイドルの世界でも拓海や彩華達と戦えるなんて嬉しいよ。それに唯や柚とも、ね」
拓海「お前らだけじゃなくてあの二人もアイドルになったのか!?」
美嘉「フフフ……後は自分で確かめなよ★ さ、行くよ莉嘉!」
莉嘉「あっ、ちょっとお姉ちゃん待ってよ~! あ、彩華お姉ちゃんも行こっ!」
彩華「わわっ……またねぇ拓海ちゃ~ん~!」
P「そういえば拓海、今回はとかいうって言わないんだな」
拓海「他のヤツらは遠方だから知らないこともあるからな。その点こいつらは近場で何度もやりあった間柄だし」
莉嘉「甘いよ拓海お姉ちゃん! 油断してたら拓海お姉ちゃんの知らない秘密の牙でがおーっ!って襲いかかっちゃうかも!」
彩華「あやかにも、拓海ちゃんや美嘉ちゃん莉嘉ちゃんに見せてない顔がまだまだあるかもしれないよぉ?」
拓海「元よりそう思ってるさ。舞台がアイドルの世界になったってやることは変わらねぇよ」
美嘉「それにしてもアイドルの世界でも拓海や彩華達と戦えるなんて嬉しいよ。それに唯や柚とも、ね」
拓海「お前らだけじゃなくてあの二人もアイドルになったのか!?」
美嘉「フフフ……後は自分で確かめなよ★ さ、行くよ莉嘉!」
莉嘉「あっ、ちょっとお姉ちゃん待ってよ~! あ、彩華お姉ちゃんも行こっ!」
彩華「わわっ……またねぇ拓海ちゃ~ん~!」
22: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:21:25.38 :g9uADR5ko
P「……埼玉の子たちって元気なんだな」
拓海「埼玉だけじゃない。全国にはもっと大勢の好敵手達がいる」
「うふ……私もその『好敵手』の一人に私も含まれていると思ってもいいんですか?」
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
P「……埼玉の子たちって元気なんだな」
拓海「埼玉だけじゃない。全国にはもっと大勢の好敵手達がいる」
「うふ……私もその『好敵手』の一人に私も含まれていると思ってもいいんですか?」
P「ん? 君は?」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海!?」
23: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:23:32.66 :g9uADR5ko
24: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:26:14.77 :g9uADR5ko
拓海「……あの人ってのはアンタのプロデューサーのことか?」
まゆ「そうですよ。あの人はまゆを新たな世界へ連れ出して王子様なんです」
拓海「……」
まゆ「舞台が変わってもまゆのやることはいつもと変わりません……大切な人の為に、ただ戦うだけです」
拓海「……誰かの為に戦う力ならアタシも負けていないさ。後ろのコイツのために、な」
まゆ「それじゃあどちらの愛の力が上回るかまゆと勝負ですよぉ……それでは失礼しますね、向井さん♪」
P「……愛の力だなんて照れるな」
拓海「あ、あいっ……!? ア、アタシはそんなんじゃねーよ! か、感謝はしてっけどな!」
拓海「……あの人ってのはアンタのプロデューサーのことか?」
まゆ「そうですよ。あの人はまゆを新たな世界へ連れ出して王子様なんです」
拓海「……」
まゆ「舞台が変わってもまゆのやることはいつもと変わりません……大切な人の為に、ただ戦うだけです」
拓海「……誰かの為に戦う力ならアタシも負けていないさ。後ろのコイツのために、な」
まゆ「それじゃあどちらの愛の力が上回るかまゆと勝負ですよぉ……それでは失礼しますね、向井さん♪」
P「……愛の力だなんて照れるな」
拓海「あ、あいっ……!? ア、アタシはそんなんじゃねーよ! か、感謝はしてっけどな!」
25: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:29:17.85 :g9uADR5ko
P「しかし拓海さんや」
拓海「あン? なんだよ?」
P「なんというかこう、もうちょっと協力関係にある人なんてのはいないのか?」
拓海「どうしてそんなこと聞くんだ?」
P「どの人達とも険悪な関係というよりは好敵手って感じなのは良いと思うが、何だか友達がいない子みたいで俺は心配だよ」
拓海「人を寂しいヤツみたいに言うんじゃねぇよ……今日会った奴らがそうだっただけで、協定関係を結んでた相手くらいいるっての」
P「本当か!? 是非紹介して安心させてくれ!」
拓海「ア、アンタはアタシの親父か! それにそんな都合よくこの場にいるわけ」
『おー! 久しぶりやなー拓海はん!』
拓海「お、お前はっ!」
P「なんだ友達か拓海!!」
P「しかし拓海さんや」
拓海「あン? なんだよ?」
P「なんというかこう、もうちょっと協力関係にある人なんてのはいないのか?」
拓海「どうしてそんなこと聞くんだ?」
P「どの人達とも険悪な関係というよりは好敵手って感じなのは良いと思うが、何だか友達がいない子みたいで俺は心配だよ」
拓海「人を寂しいヤツみたいに言うんじゃねぇよ……今日会った奴らがそうだっただけで、協定関係を結んでた相手くらいいるっての」
P「本当か!? 是非紹介して安心させてくれ!」
拓海「ア、アンタはアタシの親父か! それにそんな都合よくこの場にいるわけ」
『おー! 久しぶりやなー拓海はん!』
拓海「お、お前はっ!」
P「なんだ友達か拓海!!」
26: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:33:39.42 :g9uADR5ko
27: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:35:28.67 :g9uADR5ko
拓海「というか今さらだけどお前もアイドルになったんだな……」
P「どうも拓海の担当プロデューサーです! ところで、お二人の馴れ初めというのは……?」
笑美「そう、拓海はんと出会ったのはとある雨の日のことだった……ってお見合いかーい!!」バシィッ
P「ぐはぁっ!?」
拓海「あ、言い忘れてたけど笑美ももちろん武闘派だからツッコミすげぇ痛いからな?」
P「も、もうちょっと早く言ってほしかった……ぐふっ」
拓海「しかし笑美がアイドルになったってことは、相方のみくのヤツももしかして……?」
笑美「もちろんみくにゃんも一緒にアイドルや!」
P「拓海は大阪の人達とは随分仲が良いんだな。どういうきっかけで仲良くなったんだ?」
拓海「あぁ……アタシ、腕試しとして神奈川から大阪に殴りこみ遠征をかけたことがあったんだ」
笑美「そん時に対峙したのがウチらのチームなんやけど、拓海はんら来るだけで体力つかいはたして倒れこんでしもてな……」
笑美「流石に気の毒に思たウチらがそれを介抱して、今に至るってワケや」
拓海「というか今さらだけどお前もアイドルになったんだな……」
P「どうも拓海の担当プロデューサーです! ところで、お二人の馴れ初めというのは……?」
笑美「そう、拓海はんと出会ったのはとある雨の日のことだった……ってお見合いかーい!!」バシィッ
P「ぐはぁっ!?」
拓海「あ、言い忘れてたけど笑美ももちろん武闘派だからツッコミすげぇ痛いからな?」
P「も、もうちょっと早く言ってほしかった……ぐふっ」
拓海「しかし笑美がアイドルになったってことは、相方のみくのヤツももしかして……?」
笑美「もちろんみくにゃんも一緒にアイドルや!」
P「拓海は大阪の人達とは随分仲が良いんだな。どういうきっかけで仲良くなったんだ?」
拓海「あぁ……アタシ、腕試しとして神奈川から大阪に殴りこみ遠征をかけたことがあったんだ」
笑美「そん時に対峙したのがウチらのチームなんやけど、拓海はんら来るだけで体力つかいはたして倒れこんでしもてな……」
笑美「流石に気の毒に思たウチらがそれを介抱して、今に至るってワケや」
28: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:39:14.38 :g9uADR5ko
拓海「あの時は本当に世話をかけた。川島さん、法子、恵磨、櫂、愛結奈……皆元気にしてるか?」
笑美「元気元気……ま、多分すぐまた会えると思うけどな」
拓海「??」
P「その人達も全員難波さんのチームメンバーなのか?」
笑美「チームとしては別やけど、大阪は周りが強敵ばかりやから皆で手を結んどるんよ」
笑美「『アンダスタン』っちゅーチームの川島瑞樹はんって人を中心にしてな」
拓海「プロデューサーがさっき会った奈良の高峯や兵庫の橘もそうだけど、京都の『金閣』小早川紗枝に『銀閣』塩見周子……」
拓海「ま、そんな面子が周りにいたら内側での戦争は後回しになるだろうな」
P「なるほどなー」
笑美「……でも、今日は初めて拓海はんとガチでやらせてもらうで?」
拓海「……アタシも今日は、ダチだからって遠慮なしで行くから覚悟しろよ?」
笑美「フフ……ほなまた! 里奈はんにもよろしゅう伝えといてなー!」
拓海「あの時は本当に世話をかけた。川島さん、法子、恵磨、櫂、愛結奈……皆元気にしてるか?」
笑美「元気元気……ま、多分すぐまた会えると思うけどな」
拓海「??」
P「その人達も全員難波さんのチームメンバーなのか?」
笑美「チームとしては別やけど、大阪は周りが強敵ばかりやから皆で手を結んどるんよ」
笑美「『アンダスタン』っちゅーチームの川島瑞樹はんって人を中心にしてな」
拓海「プロデューサーがさっき会った奈良の高峯や兵庫の橘もそうだけど、京都の『金閣』小早川紗枝に『銀閣』塩見周子……」
拓海「ま、そんな面子が周りにいたら内側での戦争は後回しになるだろうな」
P「なるほどなー」
笑美「……でも、今日は初めて拓海はんとガチでやらせてもらうで?」
拓海「……アタシも今日は、ダチだからって遠慮なしで行くから覚悟しろよ?」
笑美「フフ……ほなまた! 里奈はんにもよろしゅう伝えといてなー!」
29: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:42:18.29 :g9uADR5ko
拓海「笑美との勝負か……ゾクゾクしてくるな」
P「なぁ拓海。難波さんが去り際に言ってた里奈はんって誰だ?」
拓海「ん? あぁ……里奈ってのはさっき言ってた大阪遠征にも一緒に着いてきた、神奈川の同盟チームのヤツで」
『たーくみん♪ 誰ぽよ~?』
拓海「うわっ! 前が見え……っ!?」
『ねーね誰ぽよ~?』
拓海「笑美との勝負か……ゾクゾクしてくるな」
P「なぁ拓海。難波さんが去り際に言ってた里奈はんって誰だ?」
拓海「ん? あぁ……里奈ってのはさっき言ってた大阪遠征にも一緒に着いてきた、神奈川の同盟チームのヤツで」
『たーくみん♪ 誰ぽよ~?』
拓海「うわっ! 前が見え……っ!?」
『ねーね誰ぽよ~?』
30: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:45:48.37 :g9uADR5ko
31: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:48:06.53 :g9uADR5ko
拓海「……ちょっと待て里奈。お前がここにいるってことはもしかして!?」
里奈「ん? いやアタシはただ面白そうだから見に来ただけ☆」
拓海「なんだそりゃ……」
P「しかしスカウトされてアイドルになった元ヤンどんだけいるんだよって話だよな」
拓海「アタシをスカウトしたアンタが言う台詞じゃねェけどな」
P「ごもっともです」
里奈「まーまー、アイドルになったアタシとたくみんが最強コンビなことには変わらないし!」
拓海「里奈はアイドルになっていないだろ」
里奈「あ、そだった……じゃあアタシもアイドルになる! いいよねたくみんプロデューサーのお兄さん♪」
P「いいよ」
拓海「軽いなお前ら!?」
里奈「やったー! それじゃあこれからよろーん☆」
P(自由で面白いなぁこの子)
拓海「……ちょっと待て里奈。お前がここにいるってことはもしかして!?」
里奈「ん? いやアタシはただ面白そうだから見に来ただけ☆」
拓海「なんだそりゃ……」
P「しかしスカウトされてアイドルになった元ヤンどんだけいるんだよって話だよな」
拓海「アタシをスカウトしたアンタが言う台詞じゃねェけどな」
P「ごもっともです」
里奈「まーまー、アイドルになったアタシとたくみんが最強コンビなことには変わらないし!」
拓海「里奈はアイドルになっていないだろ」
里奈「あ、そだった……じゃあアタシもアイドルになる! いいよねたくみんプロデューサーのお兄さん♪」
P「いいよ」
拓海「軽いなお前ら!?」
里奈「やったー! それじゃあこれからよろーん☆」
P(自由で面白いなぁこの子)
33: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:51:11.94 :g9uADR5ko
『フフフ……最強コンビ、か。君達の様な勇ましく若い世代が台頭してくるなら私ももっと楽しめそうだ』
! ?
『フフフ……最強コンビ、か。君達の様な勇ましく若い世代が台頭してくるなら私ももっと楽しめそうだ』
! ?
34: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:52:14.43 :g9uADR5ko
P「……貴女は?」
里奈「た、たくみん……あの人!!」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海と藤本さん!?」
P「……貴女は?」
里奈「た、たくみん……あの人!!」
拓海「なっ……テ、テメェはっ!」
P「知っているのか拓海と藤本さん!?」
36: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:55:56.97 :g9uADR5ko
37: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 22:59:06.51 :g9uADR5ko
拓海「なんでアンタがこの場所に……ッ!」
真奈美「この場所にいる理由なんて一つしかないだろう――『亜威怒流』になったのさ、私もな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
拓海「……ッッ!!」
拓海(この圧倒的な威圧感……なんて『覇鬼血(はっきち)』なんだこの女……ッ!!)
ガタガタ
拓海「……!」
里奈「た、たくみん……?」
拓海(くそっ……脚がブルっちまってる……)
拓海「なんでアンタがこの場所に……ッ!」
真奈美「この場所にいる理由なんて一つしかないだろう――『亜威怒流』になったのさ、私もな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
拓海「……ッッ!!」
拓海(この圧倒的な威圧感……なんて『覇鬼血(はっきち)』なんだこの女……ッ!!)
ガタガタ
拓海「……!」
里奈「た、たくみん……?」
拓海(くそっ……脚がブルっちまってる……)
38: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:00:06.71 :g9uADR5ko
里奈「――たくみん!!」
里奈「――たくみん!!」
39: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:04:01.66 :g9uADR5ko
ギュッ
拓海「ハッ!? り、里奈……?」ピタッ
里奈「大丈夫……たくみんは強い! アタシがほしょーする!」
拓海「里奈……」
真奈美「……」
拓海「へっ……情けねぇところ見せてしまったな……もう大丈夫だ!!」
里奈「……うん!」
真奈美(成程――良い目だ)
ギュッ
拓海「ハッ!? り、里奈……?」ピタッ
里奈「大丈夫……たくみんは強い! アタシがほしょーする!」
拓海「里奈……」
真奈美「……」
拓海「へっ……情けねぇところ見せてしまったな……もう大丈夫だ!!」
里奈「……うん!」
真奈美(成程――良い目だ)
40: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:05:05.61 :g9uADR5ko
「なんだか面白そうな場面に遭遇したみたいだね」
! ?
「なんだか面白そうな場面に遭遇したみたいだね」
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41: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:06:46.95 :g9uADR5ko
里奈「あっ……!?」
拓海「テ、テメェはっ……」
真奈美「ほう……まさか君までアイドルになっていたとは思わなかったな」
P「知って……いるのか…………拓海?」
拓海「あぁ……」
里奈「あっ……!?」
拓海「テ、テメェはっ……」
真奈美「ほう……まさか君までアイドルになっていたとは思わなかったな」
P「知って……いるのか…………拓海?」
拓海「あぁ……」
42: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:10:47.01 :g9uADR5ko
43: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:13:07.01 :g9uADR5ko
拓海「気になるなら確かめてみるか……今ここで!」
凛「冗談……蒼色の血が流れている人間なんているわけないって」
拓海「……」
凛「私もアンタたちも……ただの人なんだから」
真奈美「だが……強者と手合わせしたいと思う気持もまた、人である故の性だよ」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
P(ふ、藤本さん……これ大丈夫なの!?)ヒソヒソ
里奈(だ、だいじょばない! けどなんとかしてお兄さんとアタシで止めないと……!)ヒソヒソ
拓海「いや――勝負なら、あの舞台で着けようぜ」スッ
拓海「気になるなら確かめてみるか……今ここで!」
凛「冗談……蒼色の血が流れている人間なんているわけないって」
拓海「……」
凛「私もアンタたちも……ただの人なんだから」
真奈美「だが……強者と手合わせしたいと思う気持もまた、人である故の性だよ」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
P(ふ、藤本さん……これ大丈夫なの!?)ヒソヒソ
里奈(だ、だいじょばない! けどなんとかしてお兄さんとアタシで止めないと……!)ヒソヒソ
拓海「いや――勝負なら、あの舞台で着けようぜ」スッ
45: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:15:26.90 :g9uADR5ko
凛「あれは……今日のオーディション会場」
拓海「興奮して一瞬忘れちまったけど、アタシらはアイドルになったんだ……アイドルならステージの上で勝負しようじゃねぇか」
真奈美「……至極当然の言葉だな。私もつい興奮してしまった、すまないね」
凛「ごめん……私も挑発するような言い方をしちゃった。お詫びに少しだけ情報を教えてあげる」
P「ど、どうやら落ち着いたみたいだな」
里奈「ところで情報って?」
凛「私が知ってる限りの、今日このオーディションに来る予定のアイドルになった人たちの情報だよ……これがその写真」
凛「あれは……今日のオーディション会場」
拓海「興奮して一瞬忘れちまったけど、アタシらはアイドルになったんだ……アイドルならステージの上で勝負しようじゃねぇか」
真奈美「……至極当然の言葉だな。私もつい興奮してしまった、すまないね」
凛「ごめん……私も挑発するような言い方をしちゃった。お詫びに少しだけ情報を教えてあげる」
P「ど、どうやら落ち着いたみたいだな」
里奈「ところで情報って?」
凛「私が知ってる限りの、今日このオーディションに来る予定のアイドルになった人たちの情報だよ……これがその写真」
46: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:19:13.23 :g9uADR5ko
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/04(金) 23:21:50.22 :DJ5k/u1r0
巴のガチ臭がすごい
48: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:23:36.66 :g9uADR5ko
49: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:27:52.18 :g9uADR5ko
50: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:29:35.40 :g9uADR5ko
凛「私も全部の情報を把握している訳じゃないけど、他にも全国から続々と集結しているみたいだね」
凛「……その数およそ200人近いとか」
真奈美「そして、数多の豪傑俊傑が今日この場で一堂に会するという訳か……」
凛「そう――亜威怒流の高みを目指すために!」
里奈「……!」ゴクリ
凛「……ちなみに私は、他の誰にも負けるつもりはないよ」
真奈美「皆同じ気持ちだろう。それが戦いに身を置く者の挟持というものだ」
里奈「アタシも! ねっ、たくみん!」
拓海「……あぁ! 当たり前だ!」
凛「私も全部の情報を把握している訳じゃないけど、他にも全国から続々と集結しているみたいだね」
凛「……その数およそ200人近いとか」
真奈美「そして、数多の豪傑俊傑が今日この場で一堂に会するという訳か……」
凛「そう――亜威怒流の高みを目指すために!」
里奈「……!」ゴクリ
凛「……ちなみに私は、他の誰にも負けるつもりはないよ」
真奈美「皆同じ気持ちだろう。それが戦いに身を置く者の挟持というものだ」
里奈「アタシも! ねっ、たくみん!」
拓海「……あぁ! 当たり前だ!」
51: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:31:15.78 :g9uADR5ko
凛「ふふっ……それじゃ」
拓海「……なんだもう行っちまうのか?」
凛「言葉(こぶし)ならもう交わしたから。続きはまた後で逢った時で十分」
凛「――きらめく戦場(ステージ)で、また逢えるから」
里奈「……行っちゃたぽよ」
真奈美「それでは私もお暇させてもらおうか」
真奈美「君達の牙と私の牙――果たしてどちらが相手を打ち砕くことになるかな?」
凛「ふふっ……それじゃ」
拓海「……なんだもう行っちまうのか?」
凛「言葉(こぶし)ならもう交わしたから。続きはまた後で逢った時で十分」
凛「――きらめく戦場(ステージ)で、また逢えるから」
里奈「……行っちゃたぽよ」
真奈美「それでは私もお暇させてもらおうか」
真奈美「君達の牙と私の牙――果たしてどちらが相手を打ち砕くことになるかな?」
52: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:32:39.18 :g9uADR5ko
P「二人とも行ってしまったな……」
拓海「……アタシらも踏みだそうぜ。亜威怒流の頂点への第一歩をよ!」
里奈「うん!」
P「ああ!」
拓海「どんだけ強い亜威怒流たちがいようと絶対に負けねぇ!」
里奈「そーそー! アタシら三人に勝てるわけないし☆」
拓海「アタシたちの戦いはこれからだ……さぁ゛出発(デッパツ)゛すっぞ! ビッと気合い入れてけよコラぁ!!」
完
P「二人とも行ってしまったな……」
拓海「……アタシらも踏みだそうぜ。亜威怒流の頂点への第一歩をよ!」
里奈「うん!」
P「ああ!」
拓海「どんだけ強い亜威怒流たちがいようと絶対に負けねぇ!」
里奈「そーそー! アタシら三人に勝てるわけないし☆」
拓海「アタシたちの戦いはこれからだ……さぁ゛出発(デッパツ)゛すっぞ! ビッと気合い入れてけよコラぁ!!」
完
53: ◆VvEVFcGGrs:2014/07/04(金) 23:34:54.44 :g9uADR5ko
次回、「亜威怒流マスターヤンデレラガールズ全国篇 向井拓海の野望」に続かない
アイドルマスターシンデレラガールズはトップアイドルを目指す女の子達の素敵な物語です
こんなSSだけど読んでくれた人ありがとう
アイドルマスターシンデレラガールズはトップアイドルを目指す女の子達の素敵な物語です
こんなSSだけど読んでくれた人ありがとう
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/04(金) 23:36:40.97 :DJ5k/u1r0
ヤンデレラってヤンキーの方なのね
乙
乙
コメント 24
コメント一覧 (24)
きれいな色なんでびっくり
あとヘレンは卑怯過ぎるwww
Mizuki : I understand.
のあさんの画像格好な
智絵里ちゃんどんなヤンキーだったんだ…?チョップで何人の頭を割ったんだ…
ってベタ過ぎるか
もちっと密度こくてコンパクトだと嬉しい