1： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:27:42.83 ：IJWjTXER0
時雨「えっ」
提督「？」
提督「どうしたんだい時雨、僕の顔に何かついてるかな(女声)」
時雨「……」
時雨「ううん、なんでも……」
提督「そう(女声)」
時雨「……」
時雨「えっ」
提督「？」
提督「どうしたんだい時雨、僕の顔に何かついてるかな(女声)」
時雨「……」
時雨「ううん、なんでも……」
提督「そう(女声)」
時雨「……」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
2： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:30:01.22 ：IJWjTXER0
時雨「そ、それにしても……雨、止まないね」
時雨「これじゃ、なかなか外には行けないし……」
時雨「夕立も江風も、部屋で退屈そうにしていたよ」
提督「そうだね(女声)」
提督「……でも(女声)」
提督「止まない雨は無いさ(女声)」
時雨「……」
時雨「そ、それにしても……雨、止まないね」
時雨「これじゃ、なかなか外には行けないし……」
時雨「夕立も江風も、部屋で退屈そうにしていたよ」
提督「そうだね(女声)」
提督「……でも(女声)」
提督「止まない雨は無いさ(女声)」
時雨「……」
3： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:31:55.64 ：IJWjTXER0
時雨「……提督」
提督「ん、僕に興味あるの？(女声)」
提督「いいよ、何でも聞いてよ(女声)」
時雨「……ゴホン」
時雨「あまりこういうこと、言いたくないけど……」
時雨「ぜんぜん似てないよ」
提督「……」
時雨「……提督」
提督「ん、僕に興味あるの？(女声)」
提督「いいよ、何でも聞いてよ(女声)」
時雨「……ゴホン」
時雨「あまりこういうこと、言いたくないけど……」
時雨「ぜんぜん似てないよ」
提督「……」
4： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:32:46.17 ：IJWjTXER0
提督「よく分からないな(女声)」
提督「僕が誰の真似をしているというのさ(女声)」
時雨「それは、ぼ……」
提督「ぼ？(女声)」
時雨「……」
時雨「ううん、なんでも……ない」
提督「そう(女声)」
提督「よく分からないな(女声)」
提督「僕が誰の真似をしているというのさ(女声)」
時雨「それは、ぼ……」
提督「ぼ？(女声)」
時雨「……」
時雨「ううん、なんでも……ない」
提督「そう(女声)」
5： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:36:19.38 ：IJWjTXER0
提督「……」
時雨「……うっ」
時雨「ど、どうしてそんな真っ直ぐな目で……僕を見るの？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
提督「見つけたよ(女声)」ﾋﾞｼｯ
提督「……なんちゃって(笑)」
時雨「……そう」
時雨（なぜだろうね）
時雨（ムズ痒くなってきた……）
提督「……」
時雨「……うっ」
時雨「ど、どうしてそんな真っ直ぐな目で……僕を見るの？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
提督「見つけたよ(女声)」ﾋﾞｼｯ
提督「……なんちゃって(笑)」
時雨「……そう」
時雨（なぜだろうね）
時雨（ムズ痒くなってきた……）
6： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:37:42.00 ：IJWjTXER0
ｶﾞﾝｯ
提督「当たった……？(女声)」
提督「この僕をここまで追い詰めるとはね……まぁいいさ(女声)」
時雨「……ねぇ提督」
提督「時雨、呼んだ？(女声)」
時雨「ぼｋ……誰かさんの声真似で、ゲームの実況をしないでくれるかな」
提督「……もしかして、嫌だった？(女声)」
時雨「べ、別に……いいけど……」
ｶﾞﾝｯ
提督「当たった……？(女声)」
提督「この僕をここまで追い詰めるとはね……まぁいいさ(女声)」
時雨「……ねぇ提督」
提督「時雨、呼んだ？(女声)」
時雨「ぼｋ……誰かさんの声真似で、ゲームの実況をしないでくれるかな」
提督「……もしかして、嫌だった？(女声)」
時雨「べ、別に……いいけど……」
7： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:38:52.56 ：IJWjTXER0
『良く生きて戻って来てくれた……！』
『上層部から、辞令が届いている』
提督「この勝利、僕の力なんて些細なものさ(女声)」
提督「この雨と……そう、柏木のおかげだよ(女声)」
時雨（柏木って誰だろう……）
時雨「提督、遊んでばかりいないで……」
時雨「そろそろ仕事に取り掛からないと」
提督「うん、そうしようかな(女声)」
『良く生きて戻って来てくれた……！』
『上層部から、辞令が届いている』
提督「この勝利、僕の力なんて些細なものさ(女声)」
提督「この雨と……そう、柏木のおかげだよ(女声)」
時雨（柏木って誰だろう……）
時雨「提督、遊んでばかりいないで……」
時雨「そろそろ仕事に取り掛からないと」
提督「うん、そうしようかな(女声)」
9： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:39:51.67 ：IJWjTXER0
提督「……」ｶﾘｶﾘ
時雨「……」
提督「いい雨だね(女声)」
時雨「提督はまず書類に集中してほしいな」ﾊｧ
時雨「終わったら、金剛にもらった美味しい紅茶を淹れてあげるからね」
提督「うん！」
時雨「なんでそこだけいつもの良い返事なのさ」
提督「……」ｶﾘｶﾘ
時雨「……」
提督「いい雨だね(女声)」
時雨「提督はまず書類に集中してほしいな」ﾊｧ
時雨「終わったら、金剛にもらった美味しい紅茶を淹れてあげるからね」
提督「うん！」
時雨「なんでそこだけいつもの良い返事なのさ」
10： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:40:40.65 ：IJWjTXER0
提督「……」ｶﾘｶﾘ
時雨「……」ｼﾞｰｯ
時雨「ふふっ、僕はやっぱり……」
時雨「いつもの提督の方が……」ﾎﾞｿｯ
提督「ん、何かな(女声)」
提督「良く聞こえなかったよ(女声)」
時雨「……なんでもないよ……うん」ｶﾞｸｯ
提督「……」ｶﾘｶﾘ
時雨「……」ｼﾞｰｯ
時雨「ふふっ、僕はやっぱり……」
時雨「いつもの提督の方が……」ﾎﾞｿｯ
提督「ん、何かな(女声)」
提督「良く聞こえなかったよ(女声)」
時雨「……なんでもないよ……うん」ｶﾞｸｯ
11： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:41:31.52 ：IJWjTXER0
コンコン
時雨「ん？」
『提督さんっ、なんかお手紙が来てるっぽい！』
時雨「この声は夕立だね」
提督「……ゴホン」
コンコン
時雨「ん？」
『提督さんっ、なんかお手紙が来てるっぽい！』
時雨「この声は夕立だね」
提督「……ゴホン」
12：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2016/06/13(月) 19:42:18.41 ：IJWjTXER0
ガチャ
「僕は提督、よろしくね(女声)」
「ぷぷっ……提督さん、時雨の真似……」
「結構似てるっぽい！」
時雨「……！」ｶﾞｰﾝ
ガチャ
「僕は提督、よろしくね(女声)」
「ぷぷっ……提督さん、時雨の真似……」
「結構似てるっぽい！」
時雨「……！」ｶﾞｰﾝ
13： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:43:29.57 ：IJWjTXER0
ガチャ
提督「ふふふ……(女声)」ﾍﾗﾍﾗ
時雨「……」ﾂｰﾝ
提督「あれ、なんだか機嫌が悪いね(女声)」
提督「大丈夫？体調でも悪いのかな(笑)」
ガチャ
提督「ふふふ……(女声)」ﾍﾗﾍﾗ
時雨「……」ﾂｰﾝ
提督「あれ、なんだか機嫌が悪いね(女声)」
提督「大丈夫？体調でも悪いのかな(笑)」
14： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:44:05.00 ：IJWjTXER0
時雨「……ッ！」ｷｯ
提督「わわっ」ﾋﾞｸｯ
時雨「……ッ！」ｷｯ
提督「わわっ」ﾋﾞｸｯ
15： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:44:40.76 ：IJWjTXER0
時雨「もう提督なんか知らないよ」ﾌﾟｲｯ
提督「え、えっ」
時雨「……」
提督「……」ｵﾛｵﾛ
提督「……あ、あの……」
時雨「ふんっ」
時雨「もう提督なんか知らないよ」ﾌﾟｲｯ
提督「え、えっ」
時雨「……」
提督「……」ｵﾛｵﾛ
提督「……あ、あの……」
時雨「ふんっ」
16： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:45:21.94 ：IJWjTXER0
提督「……」
提督「……ごめんなさい」ｼｭﾝ
時雨「……」ﾂｰﾝ
提督「こ、これには深いわけが……ありまして」
提督「ラポールって言って……」
提督「仲良く……なりたい相手のしぐさとか……喋りの口調とか……をさ」
提督「真似して、コミュニケーションを取ると良いって……テレビで……」
時雨「……」
提督「……」
提督「……ごめんなさい」ｼｭﾝ
時雨「……」ﾂｰﾝ
提督「こ、これには深いわけが……ありまして」
提督「ラポールって言って……」
提督「仲良く……なりたい相手のしぐさとか……喋りの口調とか……をさ」
提督「真似して、コミュニケーションを取ると良いって……テレビで……」
時雨「……」
17： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:46:04.94 ：IJWjTXER0
提督「で、でも……途中からついつい楽しくなって……」
提督「時雨は……嫌だったよな、うん……そうだよな」
提督「ごめん……本当にやり過ぎたと思ってる」
提督「だから……ごめんなさい……許して……」
提督「この通り……この通りだからぁ……」ﾍﾟｺﾍﾟｺ
時雨「……」
時雨「……ぷっ」
提督「で、でも……途中からついつい楽しくなって……」
提督「時雨は……嫌だったよな、うん……そうだよな」
提督「ごめん……本当にやり過ぎたと思ってる」
提督「だから……ごめんなさい……許して……」
提督「この通り……この通りだからぁ……」ﾍﾟｺﾍﾟｺ
時雨「……」
時雨「……ぷっ」
18： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:46:50.51 ：IJWjTXER0
時雨「あははっ」ﾆｺｯ
提督「！？」
時雨「まさか、ここまで申し訳なさそうにしてくれるなんて」ｸｽｯ
時雨「大丈夫だよ、僕はなんとも思っちゃいないさ」
時雨「怒ったフリをしたら、思いのほか提督が慌てたから……」
時雨「つい意地悪をしたくなったんだよ」
提督「そ……そうだったの……」ﾍﾅｯ
時雨「ふふふ……ゴメンね」
時雨「あははっ」ﾆｺｯ
提督「！？」
時雨「まさか、ここまで申し訳なさそうにしてくれるなんて」ｸｽｯ
時雨「大丈夫だよ、僕はなんとも思っちゃいないさ」
時雨「怒ったフリをしたら、思いのほか提督が慌てたから……」
時雨「つい意地悪をしたくなったんだよ」
提督「そ……そうだったの……」ﾍﾅｯ
時雨「ふふふ……ゴメンね」
19： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:47:45.92 ：IJWjTXER0
提督「だますなんて……ひどいやつだ」ｸﾞｽｯ
時雨「あはは……ごめんごめん」
時雨「お詫びに、紅茶を淹れるよ」ﾆｺｯ
時雨「本当は書類を終わらせてからだけど……特別にね」
提督「……ん」ﾌｲｯ
時雨「少しだけ、待っててね」
提督「……」ﾋｮｺｯ
時雨（つま先がひょこひょこしてる……）
時雨（嬉しそうだなぁ）ｸｽｯ
提督「だますなんて……ひどいやつだ」ｸﾞｽｯ
時雨「あはは……ごめんごめん」
時雨「お詫びに、紅茶を淹れるよ」ﾆｺｯ
時雨「本当は書類を終わらせてからだけど……特別にね」
提督「……ん」ﾌｲｯ
時雨「少しだけ、待っててね」
提督「……」ﾋｮｺｯ
時雨（つま先がひょこひょこしてる……）
時雨（嬉しそうだなぁ）ｸｽｯ
21： ◆9l/Fpc6Qck：2016/06/13(月) 19:48:27.70 ：IJWjTXER0
時雨「……」ｺﾞｿｺﾞｿ
時雨（……それにしてもラポール……か）
時雨「……ゴホン」
時雨「こ、紅茶が……入ったぜ……(男声)」ﾎﾞｿｯ
時雨「ううん、違うな……もっとこう……」
―――――――――――――ｆｉｎ―――――――――――――――
時雨「……」ｺﾞｿｺﾞｿ
時雨（……それにしてもラポール……か）
時雨「……ゴホン」
時雨「こ、紅茶が……入ったぜ……(男声)」ﾎﾞｿｯ
時雨「ううん、違うな……もっとこう……」
―――――――――――――ｆｉｎ―――――――――――――――
コメント 10
コメント一覧 (10)
知らないけど君は冗談通じなさそうだね
正しく物真似ではなく、好みや仕草を似せる物だからね
分かりやすく言えば趣味が同じなら好感を得やすいってこと
さりげなく、バレないようにやらないと逆効果
これだね
やり過ぎると引かれるけど、さり気なくやると好感持たれるみたいだぞ心理学的には