1: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/17(日) 00:36:26.59 :wYM4HAEQ0
時雨「一理無い」ガンッ
夕立「ち、ちょっと……あんまり強く壁叩くと壊れるっぽい」
時雨「第一なんなのさ! 僕は一度もヤンデレな素振りを見せたことは無いし、ムッツリスケベでも無いよ!」
夕立(そうかなぁ……)
時雨「というか生えてそうって何さ! 生えてるわけ無いよ! ほらっ、ほら!」バッ
夕立「あわぁああ?! し、時雨落ちつけっぽい!」
時雨「一理無い」ガンッ
夕立「ち、ちょっと……あんまり強く壁叩くと壊れるっぽい」
時雨「第一なんなのさ! 僕は一度もヤンデレな素振りを見せたことは無いし、ムッツリスケベでも無いよ!」
夕立(そうかなぁ……)
時雨「というか生えてそうって何さ! 生えてるわけ無いよ! ほらっ、ほら!」バッ
夕立「あわぁああ?! し、時雨落ちつけっぽい!」
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2: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/17(日) 00:40:18.95 :wYM4HAEQ0
時雨「はぁ…はぁ……と、とにかくこれは由々しき事態なんだよ」
夕立「どうして急にそんな焦りだしたの?」
時雨「それは……昨日、提督が…」
ーーーー
ーー昨日
時雨「ふぅ……今日も疲れた。後で提督分補給しなきゃ……」
時雨「…………ん?」ピクッ
提督「……でさ」
鈴谷「へー」
時雨(あ、提督!)
時雨「てい……」
鈴谷「提督ってどんなタイプの子が好きなの?」
時雨「?!」バッ
時雨「はぁ…はぁ……と、とにかくこれは由々しき事態なんだよ」
夕立「どうして急にそんな焦りだしたの?」
時雨「それは……昨日、提督が…」
ーーーー
ーー昨日
時雨「ふぅ……今日も疲れた。後で提督分補給しなきゃ……」
時雨「…………ん?」ピクッ
提督「……でさ」
鈴谷「へー」
時雨(あ、提督!)
時雨「てい……」
鈴谷「提督ってどんなタイプの子が好きなの?」
時雨「?!」バッ
3: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/17(日) 00:41:26.76 :wYM4HAEQ0
提督「は? 好きなタイプ?」
鈴谷「うん。ここには色んな子がいるじゃん。提督の好みは何なのかなって」
時雨(お、思わず隠れちゃったけど……好きなタイプだって?!)
時雨(だ、誰なんだろう……)
提督「うーん……」
提督「……普通の子かなぁ」
時雨「!?」
「what?!」
提督「は? 好きなタイプ?」
鈴谷「うん。ここには色んな子がいるじゃん。提督の好みは何なのかなって」
時雨(お、思わず隠れちゃったけど……好きなタイプだって?!)
時雨(だ、誰なんだろう……)
提督「うーん……」
提督「……普通の子かなぁ」
時雨「!?」
「what?!」
4: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/17(日) 00:42:47.69 :wYM4HAEQ0
鈴谷「普通の子?」
提督「ああ。普通の子」
鈴谷「ふーん…つまんないの」
提督「何だつまんないって…」
鈴谷「いや、もっと特殊な性癖かなぁって」
提督「お前は俺を何だと…」
時雨(あ、あわわわわ……)
鈴谷「普通の子?」
提督「ああ。普通の子」
鈴谷「ふーん…つまんないの」
提督「何だつまんないって…」
鈴谷「いや、もっと特殊な性癖かなぁって」
提督「お前は俺を何だと…」
時雨(あ、あわわわわ……)
5: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/17(日) 00:43:57.24 :wYM4HAEQ0
ーーーー
ーーーー
時雨「……というわけなんだっ」ガンッボコッ
夕立「ちょ、壁…」
時雨「ヤンデレでムッツリで生えてそうなんて……そんなアブノーマルでインモラルな風潮があったら、対象外になってしまうじゃないかっ!」
夕立「別にただの風潮だから気にしなくてもいいんじゃないかしら…」
時雨「いいや駄目だよ。こうなったら……」
夕立「こうなったら?」
時雨「逆ヤンデレになってオープンスケベかつ生えてなさそうな振る舞いをするしかない!」
夕立「意味わかんないっぽい」
ーーーー
ーーーー
時雨「……というわけなんだっ」ガンッボコッ
夕立「ちょ、壁…」
時雨「ヤンデレでムッツリで生えてそうなんて……そんなアブノーマルでインモラルな風潮があったら、対象外になってしまうじゃないかっ!」
夕立「別にただの風潮だから気にしなくてもいいんじゃないかしら…」
時雨「いいや駄目だよ。こうなったら……」
夕立「こうなったら?」
時雨「逆ヤンデレになってオープンスケベかつ生えてなさそうな振る舞いをするしかない!」
夕立「意味わかんないっぽい」
6: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/17(日) 00:44:57.61 :wYM4HAEQ0
夕立「というか、普通になりたいなら普通に振る舞えば良いんじゃないかしら」
時雨「ふー……甘いね夕立は」ヤレヤレ
夕立「は?」
時雨「夕立、1引く0は何だい?」
夕立「それは……1だけど…」
時雨「0にするには1を引かなきゃいけない……つまり逆の事をするしかないんだよ!」
夕立「その理屈はおかしいっぽい」
夕立「というか、普通になりたいなら普通に振る舞えば良いんじゃないかしら」
時雨「ふー……甘いね夕立は」ヤレヤレ
夕立「は?」
時雨「夕立、1引く0は何だい?」
夕立「それは……1だけど…」
時雨「0にするには1を引かなきゃいけない……つまり逆の事をするしかないんだよ!」
夕立「その理屈はおかしいっぽい」
7: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/17(日) 00:45:46.04 :wYM4HAEQ0
時雨「というわけで早速行動に移るよ」
夕立「はぁ……勝手にしろっぽい」
時雨「何言ってるんだい? 夕立も手伝うんだよ」ガシッ
夕立「え?」
時雨「じゃあ行こうか。待っててね……提督…」
夕立「ぽいいぃぃぃぃ!?」ズルズル
時雨「というわけで早速行動に移るよ」
夕立「はぁ……勝手にしろっぽい」
時雨「何言ってるんだい? 夕立も手伝うんだよ」ガシッ
夕立「え?」
時雨「じゃあ行こうか。待っててね……提督…」
夕立「ぽいいぃぃぃぃ!?」ズルズル
13: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 00:52:06.47 :1ih3POy00
ーーーー
ーーーー
時雨「……とは言ったものの、何をしようか」
夕立「うー…夕立に出来ることは何も無いっぽい……」
提督「ん? 時雨に夕立じゃないか」
夕立「ぽいっ?!」
時雨「て、提督?!」
ーーーー
ーーーー
時雨「……とは言ったものの、何をしようか」
夕立「うー…夕立に出来ることは何も無いっぽい……」
提督「ん? 時雨に夕立じゃないか」
夕立「ぽいっ?!」
時雨「て、提督?!」
14: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 00:53:08.89 :1ih3POy00
提督「な、何だよお化けでも見たような反応して」
夕立「な、何でもないっぽい……」
提督「?」
時雨(……これは行くしかない)
時雨「…………」
提督「……ん? 時雨?」
時雨「提督………」
提督「?」
時雨「せいっ!」バッ
夕立「へ?」
提督「あ?」
提督「な、何だよお化けでも見たような反応して」
夕立「な、何でもないっぽい……」
提督「?」
時雨(……これは行くしかない)
時雨「…………」
提督「……ん? 時雨?」
時雨「提督………」
提督「?」
時雨「せいっ!」バッ
夕立「へ?」
提督「あ?」
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/18(月) 00:54:04.12 :1ih3POy00
一瞬何が起きたのか提督は理解できなかった。目の前に現れたのは黒と白の二つの聖布――そう、時雨と夕立のパンツである。
時雨は夕立のスカートをめくりつつ、自らのスカートをたくし上げていた。その時雨の顔は満足気である。提督には理解が出来ない。
時雨「………」
夕立「………」
提督「………」
夕立「……ぽ、ぽいいいいいぃい?! し、時雨! やめるっぽい!」
提督「し、時雨!? な、何をしているんだ?!」
時雨「ふふふ……実は僕……」
時雨「オープンスケベなのさ」ドヤァ
提督「は??」
一瞬何が起きたのか提督は理解できなかった。目の前に現れたのは黒と白の二つの聖布――そう、時雨と夕立のパンツである。
時雨は夕立のスカートをめくりつつ、自らのスカートをたくし上げていた。その時雨の顔は満足気である。提督には理解が出来ない。
時雨「………」
夕立「………」
提督「………」
夕立「……ぽ、ぽいいいいいぃい?! し、時雨! やめるっぽい!」
提督「し、時雨!? な、何をしているんだ?!」
時雨「ふふふ……実は僕……」
時雨「オープンスケベなのさ」ドヤァ
提督「は??」
16: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 00:55:04.19 :1ih3POy00
提督「オ、オープンスケベ?」
時雨「うん。僕は……実は…オープンスケベなんだ」
夕立「は、離して! 離してほしいっぽいいい!」ジタバタ
提督「そ、そうなのか」
時雨「うん……」
提督「………」
時雨「………」
夕立「うわあああん! 夕立を無視するなっぽいいいぃいい!」ジタバタ
提督「オ、オープンスケベ?」
時雨「うん。僕は……実は…オープンスケベなんだ」
夕立「は、離して! 離してほしいっぽいいい!」ジタバタ
提督「そ、そうなのか」
時雨「うん……」
提督「………」
時雨「………」
夕立「うわあああん! 夕立を無視するなっぽいいいぃいい!」ジタバタ
17: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/18(月) 00:56:02.07 :1ih3POy00
ーーーー
ーーーー
時雨「ふぅ……」
夕立「うわああぁん……あんな事されたらお嫁に行けないっぽいぃ……」
時雨(……手応えはあった。提督は僕をオープンスケベと思ったに違いない!)
時雨「やったよ夕立!」
夕立「夕立は全然良くない!!」
時雨「よし、このままどんどん行こう!」
夕立「うわああああん!」
ーーーー
ーーーー
時雨「ふぅ……」
夕立「うわああぁん……あんな事されたらお嫁に行けないっぽいぃ……」
時雨(……手応えはあった。提督は僕をオープンスケベと思ったに違いない!)
時雨「やったよ夕立!」
夕立「夕立は全然良くない!!」
時雨「よし、このままどんどん行こう!」
夕立「うわああああん!」
18: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 00:56:50.48 :1ih3POy00
こうして時雨はどんどんスケベ行為を重ねた。
時雨「春雨のパンツどーん!!」
春雨「きゃあああああああ!?」
時雨「僕のパンツばばーん!!」
提督「うぉ?!」
そうして、時雨は佐世保のスケベと称されるまでに至った。
こうして時雨はどんどんスケベ行為を重ねた。
時雨「春雨のパンツどーん!!」
春雨「きゃあああああああ!?」
時雨「僕のパンツばばーん!!」
提督「うぉ?!」
そうして、時雨は佐世保のスケベと称されるまでに至った。
19: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 00:57:32.52 :1ih3POy00
ーーーー
ーーーー
時雨「ふぅ……これで僕の風評も完全に相殺されたかな…」
『あー、時雨。直ぐに執務室まで』
時雨「ん?何だろう」
ーーーー
ーー執務室
時雨「時雨、入ります」ガチャ
提督「時雨……」
時雨「な、何だい?」ドキドキ
提督「あのだな、なんか最近時雨にセクハラされたって苦情が酷いんだが…」
時雨「う、うん。僕、オープンスケベだから」
提督「それなんだが……何か夕立に聞いたら……風潮を打ち消すためだとかなんとか」
時雨「……!! き、聞いちゃったのかい?」
提督「ああ」
ーーーー
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時雨「ふぅ……これで僕の風評も完全に相殺されたかな…」
『あー、時雨。直ぐに執務室まで』
時雨「ん?何だろう」
ーーーー
ーー執務室
時雨「時雨、入ります」ガチャ
提督「時雨……」
時雨「な、何だい?」ドキドキ
提督「あのだな、なんか最近時雨にセクハラされたって苦情が酷いんだが…」
時雨「う、うん。僕、オープンスケベだから」
提督「それなんだが……何か夕立に聞いたら……風潮を打ち消すためだとかなんとか」
時雨「……!! き、聞いちゃったのかい?」
提督「ああ」
20: ◆r0l6DTtDXM:2016/07/18(月) 00:58:15.22 :1ih3POy00
時雨「………」
時雨「そ、その通りだよ」
時雨「僕はこのムッツリスケベという忌まわしき風潮を打ち消すため……オープンスケベになったんだ!!」
提督「………時雨」
提督「その……オープンスケベになっても風潮は打ち消されないと思うんだが」
時雨「な、何を言うんだい」
提督「オープンスケベになったら時雨はオープンスケベという別の風潮が出来るだけだと思うんだが」
時雨「?!」
時雨「………」
時雨「そ、その通りだよ」
時雨「僕はこのムッツリスケベという忌まわしき風潮を打ち消すため……オープンスケベになったんだ!!」
提督「………時雨」
提督「その……オープンスケベになっても風潮は打ち消されないと思うんだが」
時雨「な、何を言うんだい」
提督「オープンスケベになったら時雨はオープンスケベという別の風潮が出来るだけだと思うんだが」
時雨「?!」
21: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 00:59:26.69 :1ih3POy00
時雨「そ、そんな……1を0にするには-1を……」
提督「オープンスケベがそもそも-1とはわからないじゃないか」
時雨「あ………」
時雨「何て事だ……僕の今までの努力は無駄だったのか………」
時雨「…………僕は……普通の子に……」
提督「……」
提督「時雨……何だか良くわからんが………ありのままの時雨が、俺にとっての普通の時雨だぞ」
時雨「え?」
時雨「そ、そんな……1を0にするには-1を……」
提督「オープンスケベがそもそも-1とはわからないじゃないか」
時雨「あ………」
時雨「何て事だ……僕の今までの努力は無駄だったのか………」
時雨「…………僕は……普通の子に……」
提督「……」
提督「時雨……何だか良くわからんが………ありのままの時雨が、俺にとっての普通の時雨だぞ」
時雨「え?」
22: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 01:00:10.50 :1ih3POy00
提督「風潮だか何だかは気にしなくていい。自然な時雨が俺にとっての普通の時雨なんだからさ」
時雨「自然な僕が…提督にはとっての普通の僕……」
時雨「……!」
時雨(何だ……つまり、答えは直ぐ近くにあったんだね)
時雨「……ごめん。僕、勘違いしてたよ」
時雨「僕は、僕でいるのが1番なんだね」
提督「ああ、そうだ」
提督「風潮だか何だかは気にしなくていい。自然な時雨が俺にとっての普通の時雨なんだからさ」
時雨「自然な僕が…提督にはとっての普通の僕……」
時雨「……!」
時雨(何だ……つまり、答えは直ぐ近くにあったんだね)
時雨「……ごめん。僕、勘違いしてたよ」
時雨「僕は、僕でいるのが1番なんだね」
提督「ああ、そうだ」
23: ◆PBbmZPqJ6A:2016/07/18(月) 01:00:58.69 :1ih3POy00
時雨「夕立達にも謝らなきゃね……」
提督「はは、そうだな」
コンコン
提督「ん、誰だ。入れ」
金剛「失礼します。提督」ガチャ
提督「ん?」
金剛「金剛型一番艦金剛、ただいま参りました」シャナリ
提督「んん?」
「本日、秘書艦を務めさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします」シャナリシャナリ
提督「んんん?!」
時雨「大和撫子かな?」
ーー完ーー
時雨「夕立達にも謝らなきゃね……」
提督「はは、そうだな」
コンコン
提督「ん、誰だ。入れ」
金剛「失礼します。提督」ガチャ
提督「ん?」
金剛「金剛型一番艦金剛、ただいま参りました」シャナリ
提督「んん?」
「本日、秘書艦を務めさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします」シャナリシャナリ
提督「んんん?!」
時雨「大和撫子かな?」
ーー完ーー
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/18(月) 01:04:28.97 :r+7K9pBEo
乙です
時雨ちゃんはまっすぐだなあ
そして金剛さんも気にしていたのか……
時雨ちゃんはまっすぐだなあ
そして金剛さんも気にしていたのか……
26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/18(月) 02:12:59.32 :/mb7+EeeO
時雨、それただの痴女や
乙
乙
コメント 4
コメント一覧 (4)
ただ、あちらと違い夕立なるペアがいるからニコイチになりやすいんだよね
つまり三人で(ry
正直ssで初めて金剛見た時、金髪の人かな?って思ったもの
童貞臭すごいよね