1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:03:47.058 :Kp1D7ISN0.net
ココア「メニューは何にしますか?」
俺「えーと...エスプレッソを」
ココア「ラテアートのサービスもありますよ♪」
俺「あ、じゃあそれで...」
ココア「はーい!じゃあできるまでちょっとお待ちください♪」
俺(元気な子だな...)
ココア「メニューは何にしますか?」
俺「えーと...エスプレッソを」
ココア「ラテアートのサービスもありますよ♪」
俺「あ、じゃあそれで...」
ココア「はーい!じゃあできるまでちょっとお待ちください♪」
俺(元気な子だな...)
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4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:07:37.356 :Kp1D7ISN0.net
ココア「エスプレッソお待たせしました~♪」
俺「あ、ありがとう...」
俺「...」
ココア「どうしました?」
俺「ハート柄...」
ココア「あ、ごめんなさい!私、まだあんまり難しいの作れなくて...でもリゼちゃんはとっても上手なんですよ♪」
俺「いや......」
ココア「?」
ココア「エスプレッソお待たせしました~♪」
俺「あ、ありがとう...」
俺「...」
ココア「どうしました?」
俺「ハート柄...」
ココア「あ、ごめんなさい!私、まだあんまり難しいの作れなくて...でもリゼちゃんはとっても上手なんですよ♪」
俺「いや......」
ココア「?」
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:10:18.890 :Kp1D7ISN0.net
数ヶ月後
ココア「あっ、いらっしゃーい!こちらの席にどうぞ♪」
俺「どうも...」
ココア「ご注文はお決まりでしょうか?」
俺「...あ、いつものやつで...」
ココア「はーい!いつもありがとね♪」
俺「あ、うん...」
数ヶ月後
ココア「あっ、いらっしゃーい!こちらの席にどうぞ♪」
俺「どうも...」
ココア「ご注文はお決まりでしょうか?」
俺「...あ、いつものやつで...」
ココア「はーい!いつもありがとね♪」
俺「あ、うん...」
7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:13:21.785 :Kp1D7ISN0.net
リゼ「またエスプレッソか?」
ココア「うん、おかげでラテアートが上手になってきたよ!」
リゼ「あの客、割と常連なのにあんまり喋らないよな」
チノ「私より口数が少ない気がします」
ココア「えー?そんな事ないよー?」
チノ「そういえば、ココアさんとはよく話してますね。視線もいつもココアさんへ向いていたので変に思っていたのですが」
リゼ「またエスプレッソか?」
ココア「うん、おかげでラテアートが上手になってきたよ!」
リゼ「あの客、割と常連なのにあんまり喋らないよな」
チノ「私より口数が少ない気がします」
ココア「えー?そんな事ないよー?」
チノ「そういえば、ココアさんとはよく話してますね。視線もいつもココアさんへ向いていたので変に思っていたのですが」
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:16:27.285 :Kp1D7ISN0.net
リゼ「ココアのことが好きなんじゃないのか?」
ココア「えっ...?そうなのかなぁ?」
チノ「そうかもしれません」
リゼ「それとなく聞いてみろよ。積極的なタイプじゃなさそうだし」
リゼ(それに何か怪しいんだよな)
ココア「うーん...でも、やっぱり無いと思うなぁ。いつもエスプレッソを頼むってことは、きっとラビットハウスのエスプレッソが好きだから通ってるんだよ!」
リゼ「こいつ...」
チノ「ココアさんは相変わらず鈍感ですね」
リゼ「ココアのことが好きなんじゃないのか?」
ココア「えっ...?そうなのかなぁ?」
チノ「そうかもしれません」
リゼ「それとなく聞いてみろよ。積極的なタイプじゃなさそうだし」
リゼ(それに何か怪しいんだよな)
ココア「うーん...でも、やっぱり無いと思うなぁ。いつもエスプレッソを頼むってことは、きっとラビットハウスのエスプレッソが好きだから通ってるんだよ!」
リゼ「こいつ...」
チノ「ココアさんは相変わらず鈍感ですね」
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:19:38.377 :Kp1D7ISN0.net
ココア「お待たせ~、ご注文のエスプレッソだよ...じゃなくて、エスプレッソです♪」
俺「...今日は...」
ココア「えっ?」
俺「...ハートじゃないんだね」
ココア「あぁ!ハートが良かったかな?それなら次はハートにするね♪」
俺「別にいいんだ...」
俺「...」
ココア「...?」
ココア「お待たせ~、ご注文のエスプレッソだよ...じゃなくて、エスプレッソです♪」
俺「...今日は...」
ココア「えっ?」
俺「...ハートじゃないんだね」
ココア「あぁ!ハートが良かったかな?それなら次はハートにするね♪」
俺「別にいいんだ...」
俺「...」
ココア「...?」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:23:19.260 :Kp1D7ISN0.net
俺「......」
俺「あの...」
ココア「ん?」
俺「これ...」スッ
ココア「なに?これ」
俺「あとで一人で中身読んで...書いてあることを絶対に誰にも教えちゃ駄目だよ」
ココア「??うん...」
俺「...じゃあ、飲み終わったから帰るよ」
ココア「あ、はーい!また来てくださいね♪」
俺「......」
俺「あの...」
ココア「ん?」
俺「これ...」スッ
ココア「なに?これ」
俺「あとで一人で中身読んで...書いてあることを絶対に誰にも教えちゃ駄目だよ」
ココア「??うん...」
俺「...じゃあ、飲み終わったから帰るよ」
ココア「あ、はーい!また来てくださいね♪」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:27:01.466 :Kp1D7ISN0.net
ココア「何だろう...」ピラッ
○○日 午後六時 仕事が終わったら××町の銅像の下に来て下さい
なるべく誰にも見付からないように、そして来ることを誰かに教えないで下さい
ココア「......」
ココア「これ...なんだろう...?」
ココア「チノちゃんに相談...もダメなのかぁ...あぅ...」
ココア「...とにかく明日、██くんがお店に来たらもう一度話してみよう!」
それ以来██くんは店に来なくなりました
ココア「何だろう...」ピラッ
○○日 午後六時 仕事が終わったら××町の銅像の下に来て下さい
なるべく誰にも見付からないように、そして来ることを誰かに教えないで下さい
ココア「......」
ココア「これ...なんだろう...?」
ココア「チノちゃんに相談...もダメなのかぁ...あぅ...」
ココア「...とにかく明日、██くんがお店に来たらもう一度話してみよう!」
それ以来██くんは店に来なくなりました
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:27:34.851 :K06wwpQB0.net
なんかこええよ
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:30:55.429 :Kp1D7ISN0.net
チノ「ココアさん」
ココア「えっ?チノちゃんどうしたの?」
チノ「なんだか落ち着きませんね」
リゼ「あいつが来なくなったからか?毎日のように来てたのに、いつからか足が途絶えたな」
ココア「えっ?違うよ!!」
ココア「いや、本当になんでもない、よ...あはは」
チノ「...そうですか」
チノ「ココアさん」
ココア「えっ?チノちゃんどうしたの?」
チノ「なんだか落ち着きませんね」
リゼ「あいつが来なくなったからか?毎日のように来てたのに、いつからか足が途絶えたな」
ココア「えっ?違うよ!!」
ココア「いや、本当になんでもない、よ...あはは」
チノ「...そうですか」
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:34:20.244 :Kp1D7ISN0.net
ココア「あっそうだ!チノちゃん、今日はちょっと帰りが遅くなるかもしれないから晩ごはん先に食べてて?」
チノ「あっ、はい...分かりました」
リゼ「何の用事だ?護衛なら付きあうぞ」
ココア「えっと......いつも使ってる手鏡が壊れちゃったから、買いに行こうと思って...」
チノ「それなら私のを貸してあげます。2つ持ってますので」
ココア「ううんいいの!あれがお気に入りだったから同じのが欲しくて」
リゼ「そうか。大丈夫と思うが、もう日が短いから気を付けろよ」
ココア「うん!2人ともありがと♪」
ココア「あっそうだ!チノちゃん、今日はちょっと帰りが遅くなるかもしれないから晩ごはん先に食べてて?」
チノ「あっ、はい...分かりました」
リゼ「何の用事だ?護衛なら付きあうぞ」
ココア「えっと......いつも使ってる手鏡が壊れちゃったから、買いに行こうと思って...」
チノ「それなら私のを貸してあげます。2つ持ってますので」
ココア「ううんいいの!あれがお気に入りだったから同じのが欲しくて」
リゼ「そうか。大丈夫と思うが、もう日が短いから気を付けろよ」
ココア「うん!2人ともありがと♪」
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:39:31.156 :Kp1D7ISN0.net
ココアさんが失踪してから丸二日経ちました
手鏡を買いに行くと言っていなくなった日の夜中に捜索願いが出されたのですが、まだココアさんは見つかっていません
お父さんはココアさんのご両親の所へ行っているためいません
でもリゼさんがいるので怖くないです
それよりもココアさんの安否が心配です
道に迷っているだけだといいのですが...
ココアさんが失踪してから丸二日経ちました
手鏡を買いに行くと言っていなくなった日の夜中に捜索願いが出されたのですが、まだココアさんは見つかっていません
お父さんはココアさんのご両親の所へ行っているためいません
でもリゼさんがいるので怖くないです
それよりもココアさんの安否が心配です
道に迷っているだけだといいのですが...
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 01:45:29.091 :Kp1D7ISN0.net
ココア「チノちゃん♪」
チノ「ココアさん!」
ココア「ねぇ遊ぼう♪」
チノ「どこに行ってたんですか!みんな心配して...!」
ココア「?私はずっと近くにいるよ?」
チノ「...と、とにかく良かった...リゼさんやシャロさんや千夜さんはもとろん、お父さんとココアさんのご両親もどれだけ...」
ココア「ねぇチノちゃん。待って」
チノ「え?」
ココア「まだ戻れない。でもまた明るい場所で会えるよ」
チノ「何言ってるんですか!早くみんなのところへ...!」ガバッ
チノ「はっ...はっ...」
チノ「う...頭が...夢...ですか...」
ココア「チノちゃん♪」
チノ「ココアさん!」
ココア「ねぇ遊ぼう♪」
チノ「どこに行ってたんですか!みんな心配して...!」
ココア「?私はずっと近くにいるよ?」
チノ「...と、とにかく良かった...リゼさんやシャロさんや千夜さんはもとろん、お父さんとココアさんのご両親もどれだけ...」
ココア「ねぇチノちゃん。待って」
チノ「え?」
ココア「まだ戻れない。でもまた明るい場所で会えるよ」
チノ「何言ってるんですか!早くみんなのところへ...!」ガバッ
チノ「はっ...はっ...」
チノ「う...頭が...夢...ですか...」
44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 02:04:55.028 :Kp1D7ISN0.net
ココア「あ、ここだよね...でも誰もいないなぁ」
ココア「......」
ココア「......」ソワソワ
俺「...」
ココア「...あっ!」
俺「こんばんは」
ココア「よかったぁ...場所間違えたのかと思っちゃった。でもちょっと」
俺「ここじゃ何なので歩きませんか」
ココア「あ、うん!」
俺「もう真っ暗ですね」
ココア「そうですねー、誰もいないし」
俺「誰もいませんね」
ココア「あ、ここだよね...でも誰もいないなぁ」
ココア「......」
ココア「......」ソワソワ
俺「...」
ココア「...あっ!」
俺「こんばんは」
ココア「よかったぁ...場所間違えたのかと思っちゃった。でもちょっと」
俺「ここじゃ何なので歩きませんか」
ココア「あ、うん!」
俺「もう真っ暗ですね」
ココア「そうですねー、誰もいないし」
俺「誰もいませんね」
52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 02:16:13.310 :Kp1D7ISN0.net
ココア「あはは、なんかぎこちなくなっちゃうね...」
俺「......」
ココア「久しぶりだけど、敬語じゃなくてもいいよ?」
俺「......時間、大丈夫?」
ココア「うん!チノちゃんには遅くなるって言っておいたし。そうだ、何で私が呼び出されたのか知りたいなぁ。手紙を貰ってから誰にも言えないし、ずっと気になってたんだよね」
俺「...ここ...」
ココア「?」
俺「僕の家。紅茶もあるから寄っていってほしいんだ」
ココア「あっ!アパートに住んでるの?私も一人暮らしに憧れるなぁ...でもチノちゃんがいないと寂しいからなぁ...」
俺「...」
ココア「あはは、なんかぎこちなくなっちゃうね...」
俺「......」
ココア「久しぶりだけど、敬語じゃなくてもいいよ?」
俺「......時間、大丈夫?」
ココア「うん!チノちゃんには遅くなるって言っておいたし。そうだ、何で私が呼び出されたのか知りたいなぁ。手紙を貰ってから誰にも言えないし、ずっと気になってたんだよね」
俺「...ここ...」
ココア「?」
俺「僕の家。紅茶もあるから寄っていってほしいんだ」
ココア「あっ!アパートに住んでるの?私も一人暮らしに憧れるなぁ...でもチノちゃんがいないと寂しいからなぁ...」
俺「...」
90:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:33:21.966 :Kp1D7ISN0.net
俺「はい、紅茶」
ココア「わぁ!ありがとう♪なんか...色んなものが置いてて楽しい部屋だね!これとか...」
俺「うん。それは中世のご...」
ココア「何が書いてあるのかなぁ?」
俺「ごめん、砂糖無いんだ。高いから」
ココア「それなーに?」
俺「サッカリンだよ。砂糖の代用品。ココア...さんは食べたこと無いかもね」
ココア「さっかりん??紅茶に入れて飲むの?」
俺「美味しくないけどね」
ココア「ふーん...」
俺「......」
ココア「......」
ココア「...そう言えば、チノちゃんがね」
俺「......」
俺「はい、紅茶」
ココア「わぁ!ありがとう♪なんか...色んなものが置いてて楽しい部屋だね!これとか...」
俺「うん。それは中世のご...」
ココア「何が書いてあるのかなぁ?」
俺「ごめん、砂糖無いんだ。高いから」
ココア「それなーに?」
俺「サッカリンだよ。砂糖の代用品。ココア...さんは食べたこと無いかもね」
ココア「さっかりん??紅茶に入れて飲むの?」
俺「美味しくないけどね」
ココア「ふーん...」
俺「......」
ココア「......」
ココア「...そう言えば、チノちゃんがね」
俺「......」
91:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:33:45.710 :Kp1D7ISN0.net
ココア「シャロちゃんってコーヒー飲んだら酔っぱらったみたいになって面白いんだよ」
俺「......」
ココア「それでね、千夜ちゃんは和菓子が大好きで......あっ、もうこんな時間!」
俺「......」
ココア「そろそろ帰らないとみんな心配するよね...急いで帰らないと」
ココア「今日は楽しかったよ!また呼んでね♪今度はチノちゃんやリゼちゃんも...」
俺「......」
ココア「...?」
俺「...ココア...お願いがあるんだけど」
ココア「どうしたの?何でも言って?」
俺「逃げよう」
ココア「え?」
俺「一緒に遠くに逃げようよ」
ココア「?」
ココア「シャロちゃんってコーヒー飲んだら酔っぱらったみたいになって面白いんだよ」
俺「......」
ココア「それでね、千夜ちゃんは和菓子が大好きで......あっ、もうこんな時間!」
俺「......」
ココア「そろそろ帰らないとみんな心配するよね...急いで帰らないと」
ココア「今日は楽しかったよ!また呼んでね♪今度はチノちゃんやリゼちゃんも...」
俺「......」
ココア「...?」
俺「...ココア...お願いがあるんだけど」
ココア「どうしたの?何でも言って?」
俺「逃げよう」
ココア「え?」
俺「一緒に遠くに逃げようよ」
ココア「?」
92:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:34:02.669 :Kp1D7ISN0.net
ココア「えっと...どういうこと?」
俺「好きなんだ」
ココア「えっ?...ええええ!?ちょっ...突然すぎるよ...」カァァ
俺「だから逃げよう」
ココア「で、でも待って、逃げるって?」
俺「誰にも渡したくない」
ココア「でも...学校もラビットハウスも...大好きな友達もいるし...この街はまだ離れられないよ...」
俺「......」
ココア「ごめんね...」
俺「......」
俺「...」
ココア「えっと...どういうこと?」
俺「好きなんだ」
ココア「えっ?...ええええ!?ちょっ...突然すぎるよ...」カァァ
俺「だから逃げよう」
ココア「で、でも待って、逃げるって?」
俺「誰にも渡したくない」
ココア「でも...学校もラビットハウスも...大好きな友達もいるし...この街はまだ離れられないよ...」
俺「......」
ココア「ごめんね...」
俺「......」
俺「...」
93:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:34:16.002 :Kp1D7ISN0.net
ココア「...けどほら、ラビットハウスに来ればいつでも会えるよ?ね?」
俺「...何で」
ココア「へっ?」
俺「...なんで裏切るんだっ!!」
ココア「ヴぇぁっ!!...っあ...!!」
俺「はぁ...はあっ...」
ココア「痛い...痛いよぉ...」ボタボタッ
ココア「ぁ......ち、血が...ご、ごめんなさ...ひっ」
俺「この...っ!!」
ココア「ぐぅっ...おねが...やめ、ぐぎっ...かは...っ......」
ココア「...けどほら、ラビットハウスに来ればいつでも会えるよ?ね?」
俺「...何で」
ココア「へっ?」
俺「...なんで裏切るんだっ!!」
ココア「ヴぇぁっ!!...っあ...!!」
俺「はぁ...はあっ...」
ココア「痛い...痛いよぉ...」ボタボタッ
ココア「ぁ......ち、血が...ご、ごめんなさ...ひっ」
俺「この...っ!!」
ココア「ぐぅっ...おねが...やめ、ぐぎっ...かは...っ......」
94:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:34:36.747 :Kp1D7ISN0.net
ココア「はぁっ...ゲホッ...」
俺「い、言うこと聞けよ...分かったか...」
ココア「ひっ...や、やだっ!!家に帰るのっ!離してよぉ!!」
俺「......」
ココア「うっ...えぐっ...ぐすっ......」
俺「...ココア...」
気付くとココアの顔面を手の骨が折れるほど何発も殴り付けていた
彼女は最初の数発目ですでに気絶していたようで、顔は腫れ上がっているのに眠っているように穏やかだった
念のため彼女を縛った俺もどこか安心してその場で眠りについた
ココア「はぁっ...ゲホッ...」
俺「い、言うこと聞けよ...分かったか...」
ココア「ひっ...や、やだっ!!家に帰るのっ!離してよぉ!!」
俺「......」
ココア「うっ...えぐっ...ぐすっ......」
俺「...ココア...」
気付くとココアの顔面を手の骨が折れるほど何発も殴り付けていた
彼女は最初の数発目ですでに気絶していたようで、顔は腫れ上がっているのに眠っているように穏やかだった
念のため彼女を縛った俺もどこか安心してその場で眠りについた
95:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:35:04.093 :Kp1D7ISN0.net
2時間後に目が覚めた
ココアは相変わらず気絶している
死んでいるのかも知れない
罪悪感はなく、憎悪しか無かった
綺麗だった目と頬は真っ赤に腫れて、鼻と口と擦りきれた肌から出た血で汚ならしく濡れている
こんな彼女にした自分、彼女、全てが憎い......
俺「ねぇココア...また僕のために笑ってよ...」
俺はココアに寄り添うように抱きしめながら泣いた
なぜ俺と世界はいつもこうなのだろう
傷付けることでしか近付けないのだろうと考えて
再び俺は眠った
2時間後に目が覚めた
ココアは相変わらず気絶している
死んでいるのかも知れない
罪悪感はなく、憎悪しか無かった
綺麗だった目と頬は真っ赤に腫れて、鼻と口と擦りきれた肌から出た血で汚ならしく濡れている
こんな彼女にした自分、彼女、全てが憎い......
俺「ねぇココア...また僕のために笑ってよ...」
俺はココアに寄り添うように抱きしめながら泣いた
なぜ俺と世界はいつもこうなのだろう
傷付けることでしか近付けないのだろうと考えて
再び俺は眠った
96:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:35:18.238 :Kp1D7ISN0.net
起きたとき、時計の針は10時を指していた
外は明るい
ココアはまだ起きない
俺は立ち上がって布団にくるまった
俺はまた一人だ
起きたとき、時計の針は10時を指していた
外は明るい
ココアはまだ起きない
俺は立ち上がって布団にくるまった
俺はまた一人だ
97:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/09(月) 04:35:28.704 :Kp1D7ISN0.net
終
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