2:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/26(土)10:34:15 :HgR
モバP(以下P)「ほんとに需要あったんですねこれ」
ちひろ「だから言ったじゃないですか。これからもちょくちょくやっていこうと思いますので、よろしくお願いしますね」
P「いやまぁ、なんだかんだで杏と過ごすの楽しかったので良いんですけど……」
ちひろ「『一日お兄ちゃん』があった次の日の水面下の激闘を私は忘れません」
P「なんかピリピリしてるなと思ったらそんなことが」
ちひろ「まぁ、不公平だの何だのってことで要望があったわけですよ」
P「まぁ、1人だけっていうのもアレですもんね」
ちひろ「というわけで、第二回一日お兄ちゃん権を獲得したアイドルはこちら!」
モバP(以下P)「ほんとに需要あったんですねこれ」
ちひろ「だから言ったじゃないですか。これからもちょくちょくやっていこうと思いますので、よろしくお願いしますね」
P「いやまぁ、なんだかんだで杏と過ごすの楽しかったので良いんですけど……」
ちひろ「『一日お兄ちゃん』があった次の日の水面下の激闘を私は忘れません」
P「なんかピリピリしてるなと思ったらそんなことが」
ちひろ「まぁ、不公平だの何だのってことで要望があったわけですよ」
P「まぁ、1人だけっていうのもアレですもんね」
ちひろ「というわけで、第二回一日お兄ちゃん権を獲得したアイドルはこちら!」
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3:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/26(土)10:47:30 :HgR
凛「……………………」
ちひろ「あれ、凛ちゃーん? 恥ずかしがらずに出てきてくださーい」
凛「……ねぇ、流石にちょっと恥ずかしいんだけど……」
P「今回は凜か。……確かに凛はこういうの苦手そうだよな」
凛「うん。……でも、手に入れたからには全力で行くよ」
P「顔真っ赤にしながら言われても……」
凛「う、うるさい……。うぅ、こういうのは奈緒の役割じゃ……」
P「残念だったな。TPから出れば君も立派ないじられキャラだ」
ちひろ「(恥ずかしがってますけど、当選したときのガッツポーズは忘れませんよ)」
凛「……………………」
ちひろ「あれ、凛ちゃーん? 恥ずかしがらずに出てきてくださーい」
凛「……ねぇ、流石にちょっと恥ずかしいんだけど……」
P「今回は凜か。……確かに凛はこういうの苦手そうだよな」
凛「うん。……でも、手に入れたからには全力で行くよ」
P「顔真っ赤にしながら言われても……」
凛「う、うるさい……。うぅ、こういうのは奈緒の役割じゃ……」
P「残念だったな。TPから出れば君も立派ないじられキャラだ」
ちひろ「(恥ずかしがってますけど、当選したときのガッツポーズは忘れませんよ)」
4:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/26(土)10:53:28 :HgR
ちひろ「それでですね、今回は次の土曜日が開催日ですのでよろしくお願いしますね!」
凛「えっ」
ちひろ「? どうしたんですか?」
凛「その日、丁度親出かけてて居ないんだけど……」
P「あー……ご両親とお話したかったけど居ないのか」
ちひろ「どうします? その日を逃すと結構先になってしまいますけど……」
凛「…………やる。杏も一人暮らしなのにプロデューサーを家に呼んでるから、私も」
P「変なところで負けず嫌いだなぁ」
凛「う……。い、いいじゃん、別に……」
ちひろ「(口元にやけてますよー)」
ちひろ「それでですね、今回は次の土曜日が開催日ですのでよろしくお願いしますね!」
凛「えっ」
ちひろ「? どうしたんですか?」
凛「その日、丁度親出かけてて居ないんだけど……」
P「あー……ご両親とお話したかったけど居ないのか」
ちひろ「どうします? その日を逃すと結構先になってしまいますけど……」
凛「…………やる。杏も一人暮らしなのにプロデューサーを家に呼んでるから、私も」
P「変なところで負けず嫌いだなぁ」
凛「う……。い、いいじゃん、別に……」
ちひろ「(口元にやけてますよー)」
5:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/26(土)11:33:02 :HgR
———
——
—
P「(時刻は前回と同じ9時50分)」
P「(両親は本当に留守のようで、表の花屋に休業である旨が書かれていた)」
P「(凛にメールしたら『裏に回って』という簡素な返信が)」
P「裏ってここで良いんだよな」
P「いつもお邪魔する時は表のお店の方からだから、こういう裏口から入るのは微妙に緊張するな」
———
——
—
P「(時刻は前回と同じ9時50分)」
P「(両親は本当に留守のようで、表の花屋に休業である旨が書かれていた)」
P「(凛にメールしたら『裏に回って』という簡素な返信が)」
P「裏ってここで良いんだよな」
P「いつもお邪魔する時は表のお店の方からだから、こういう裏口から入るのは微妙に緊張するな」
6:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/26(土)11:33:11 :HgR
P「まぁ、うだうだしててもしゃーなし。行くか」(ピンポーン
(ガチャ
凛「…………いらっしゃい」
P「……ただいま、凛」
凛「んな……っ!?」
P「(杏も俺にいきなりおかえりって言った時こういう風な心境だったのかなぁ……)」
P「ん? どうした、凛?」
凛「あ、やっその……。…………お、おかえり。……に、兄さ……ん」
P「(顔真っ赤にして照れてる凛可愛いかよ)」
P「まぁ、うだうだしててもしゃーなし。行くか」(ピンポーン
(ガチャ
凛「…………いらっしゃい」
P「……ただいま、凛」
凛「んな……っ!?」
P「(杏も俺にいきなりおかえりって言った時こういう風な心境だったのかなぁ……)」
P「ん? どうした、凛?」
凛「あ、やっその……。…………お、おかえり。……に、兄さ……ん」
P「(顔真っ赤にして照れてる凛可愛いかよ)」
7:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)00:58:16 :a7U
凛「うぅ……に、ニヤニヤしないでよ!」
P「いやぁ、こういう凛も新鮮だな」
凛「もう! いいから上がって!」
P「あいあい。可愛い妹がこれ以上機嫌損ねないよう努力しますよ」
凛「プロデューサー!」
P「プロデューサー?」
凛「あ、う……うぅ……。兄さん! これでいいんでしょ、もう!」
P「(照れてる凛ホント可愛いし弄るのすごい楽しい)」
凛「うぅ……に、ニヤニヤしないでよ!」
P「いやぁ、こういう凛も新鮮だな」
凛「もう! いいから上がって!」
P「あいあい。可愛い妹がこれ以上機嫌損ねないよう努力しますよ」
凛「プロデューサー!」
P「プロデューサー?」
凛「あ、う……うぅ……。兄さん! これでいいんでしょ、もう!」
P「(照れてる凛ホント可愛いし弄るのすごい楽しい)」
8:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)01:53:09 :a7U
P「ははは。ごめんごめん。つい、な?」
凛「……兄さんの意地悪」
P「(……ツンデレ妹路線もありか……?)」
凛「……どうせツンデレな凛もいいなとか思ってるんでしょ」
P「ぎくり」
凛「もう! ……いい、兄さん。今日は仕事のことは考えないで、一緒に過ごすの。わかった?」
P「オーケー。わかった。わかったからそんな睨まないでくれ」
P「ははは。ごめんごめん。つい、な?」
凛「……兄さんの意地悪」
P「(……ツンデレ妹路線もありか……?)」
凛「……どうせツンデレな凛もいいなとか思ってるんでしょ」
P「ぎくり」
凛「もう! ……いい、兄さん。今日は仕事のことは考えないで、一緒に過ごすの。わかった?」
P「オーケー。わかった。わかったからそんな睨まないでくれ」
9:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)01:53:18 :a7U
凛「……睨んでない」
P「でも怒ってる」
凛「怒ってない」
P「悪かったって。な?」(ナデナデ
凛「あ、頭なでっ……! こんなことで許すと思ったら大間違いだよ!」(ナデナデ
P「……やめたほうがいいか?」(ナデナデ
凛「……やめないで」(ナデナデ
P「はいよ」(ナデナデ
凛「……というか、早くリビングに行かない?」(ナデナデ
P「……それもそうだな」(ナデナデ
凛「……睨んでない」
P「でも怒ってる」
凛「怒ってない」
P「悪かったって。な?」(ナデナデ
凛「あ、頭なでっ……! こんなことで許すと思ったら大間違いだよ!」(ナデナデ
P「……やめたほうがいいか?」(ナデナデ
凛「……やめないで」(ナデナデ
P「はいよ」(ナデナデ
凛「……というか、早くリビングに行かない?」(ナデナデ
P「……それもそうだな」(ナデナデ
11:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)22:44:12 :a7U
———
——
—
凛「はい、コーヒー」
P「お、サンキュー」
P「……(砂糖なしのブラックコーヒー……)」(ズズス
P「……(仕事上がり以外はブラックがいいって話覚えてくれてるんだなぁ……)」(ズズズ
———
——
—
凛「はい、コーヒー」
P「お、サンキュー」
P「……(砂糖なしのブラックコーヒー……)」(ズズス
P「……(仕事上がり以外はブラックがいいって話覚えてくれてるんだなぁ……)」(ズズズ
12:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)22:44:21 :a7U
凛「……………………」
P「…………どした、凛?」
凛「あ、ゴメン。……よく、ブラックで飲めるなって思って」
P「あれ、凛ブラック苦手だっけ」
凛「飲めなくはないんだけど、あまり好んでは飲まないかな」
P「そうだったのか。……んじゃ、凛の好みを教えてくれ。今度淹れる時の参考にしたい」
凛「私は砂糖三杯入れて飲むのが一番好きだな。すごく、ホッとする」
P「オーケー。覚えた。仕事上がりに飲むのと同じだから覚えやすいな」
凛「ふふ、そうだね」
凛「……………………」
P「…………どした、凛?」
凛「あ、ゴメン。……よく、ブラックで飲めるなって思って」
P「あれ、凛ブラック苦手だっけ」
凛「飲めなくはないんだけど、あまり好んでは飲まないかな」
P「そうだったのか。……んじゃ、凛の好みを教えてくれ。今度淹れる時の参考にしたい」
凛「私は砂糖三杯入れて飲むのが一番好きだな。すごく、ホッとする」
P「オーケー。覚えた。仕事上がりに飲むのと同じだから覚えやすいな」
凛「ふふ、そうだね」
13:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)23:07:21 :a7U
ハナコ「ワンッ」
P「ってお、ハナコじゃないか。久しぶりだなー!」(ワッシャワッシャ
ハナコ「ハッハッハッ」(ワッシャワッシャ
凛「ふふ、ハナコも兄さんのこと好きみたいだね」
P「はは、こいつ人懐っこいよなー。あ、こら舐めるんじゃないって。ははっ」
凛「ハナコー。兄さん困ってるから、こっちおいでー」(テマネキ
ハナコ「ワンッ」(トテトテ
P「あ。くそぅ。流石飼い主……俺とハナコの友情をいともたやすく」
凛「小さい頃から一緒だからね。……よしよし、後でいっぱい遊んであげるからねー」(ナデナデ
ハナコ「ワンッ!」
ハナコ「ワンッ」
P「ってお、ハナコじゃないか。久しぶりだなー!」(ワッシャワッシャ
ハナコ「ハッハッハッ」(ワッシャワッシャ
凛「ふふ、ハナコも兄さんのこと好きみたいだね」
P「はは、こいつ人懐っこいよなー。あ、こら舐めるんじゃないって。ははっ」
凛「ハナコー。兄さん困ってるから、こっちおいでー」(テマネキ
ハナコ「ワンッ」(トテトテ
P「あ。くそぅ。流石飼い主……俺とハナコの友情をいともたやすく」
凛「小さい頃から一緒だからね。……よしよし、後でいっぱい遊んであげるからねー」(ナデナデ
ハナコ「ワンッ!」
15:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)23:30:52 :a7U
P「元気だなー」
凛「そうだね。ふふっ、兄さんもあとでハナコと遊ぶ?」
P「おう、遊ぶ遊ぶ」
凛「じゃあ、一緒に遊ぼっか」
P「そだな。……ところで、さっき『ハナコも兄さんのこと』〜とか言ってたけど」
P「元気だなー」
凛「そうだね。ふふっ、兄さんもあとでハナコと遊ぶ?」
P「おう、遊ぶ遊ぶ」
凛「じゃあ、一緒に遊ぼっか」
P「そだな。……ところで、さっき『ハナコも兄さんのこと』〜とか言ってたけど」
16:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/27(日)23:31:03 :a7U
凛「!? き、聞こえてたの!?」
P「フハハハ! 俺の耳の良さを侮ったな! アイドルたちの声は基本的にどんなものでも逃さないぜ!」
凛「うぅ……。すごく恥ずかしい——!」
P「だからさ。この前の件も含めて凛だってまだ高校生なんだ。甘えたい時は存分に甘えてくれ」
凛「……そういうのずるいなぁ」
P「悪いね、大人だからな」
凛「じゃあ、私も子供だから兄さんに甘えさせてもらうね」
P「おう、どんとこい。頼られてこその俺だからな。……あ、だからって甘やかしはしないぞ?」
凛「わかってる。甘えるのと甘やかされるのは違うからね」
P「よろしい」
凛「!? き、聞こえてたの!?」
P「フハハハ! 俺の耳の良さを侮ったな! アイドルたちの声は基本的にどんなものでも逃さないぜ!」
凛「うぅ……。すごく恥ずかしい——!」
P「だからさ。この前の件も含めて凛だってまだ高校生なんだ。甘えたい時は存分に甘えてくれ」
凛「……そういうのずるいなぁ」
P「悪いね、大人だからな」
凛「じゃあ、私も子供だから兄さんに甘えさせてもらうね」
P「おう、どんとこい。頼られてこその俺だからな。……あ、だからって甘やかしはしないぞ?」
凛「わかってる。甘えるのと甘やかされるのは違うからね」
P「よろしい」
17:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)16:29:14 :hjR
———
——
—
凛「そろそろお昼……兄さん、何か食べたいものある?」
P「お、もしかして作ってくれるのか?」
凛「うん。……とは言ってもほんとに簡単なものしか出来ないけどね」
P「ちなみに作れるとしたら」
凛「……オムライスとか」
P「マジか。じゃあオムライス、お願いしようかな」
———
——
—
凛「そろそろお昼……兄さん、何か食べたいものある?」
P「お、もしかして作ってくれるのか?」
凛「うん。……とは言ってもほんとに簡単なものしか出来ないけどね」
P「ちなみに作れるとしたら」
凛「……オムライスとか」
P「マジか。じゃあオムライス、お願いしようかな」
18:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)16:29:29 :hjR
凛「まかせて。……兄さんはそこでハナコと遊んで待ってると良いよ」
P「え、流石に手伝うぞ?」
凛「いいから。アイドルの手料理なんかそうそう食べられないんだし、兄さんこそ私に甘えてよ」
P「……そうか? んじゃ、お言葉に甘えて。おーい、ハナコー。近う寄れ近う寄れー」
ハナコ「ワンッ!」
P「ははは! やっぱ元気いいなお前! うりうり、ここがいいのかー?」(ワッシャワッシャ
ハナコ「ハッハッ」(ワッシャワッシャ
凛「ふふ。…………よし、頑張らないと」
P「……………………」(ワッシャワッシャ
凛「まかせて。……兄さんはそこでハナコと遊んで待ってると良いよ」
P「え、流石に手伝うぞ?」
凛「いいから。アイドルの手料理なんかそうそう食べられないんだし、兄さんこそ私に甘えてよ」
P「……そうか? んじゃ、お言葉に甘えて。おーい、ハナコー。近う寄れ近う寄れー」
ハナコ「ワンッ!」
P「ははは! やっぱ元気いいなお前! うりうり、ここがいいのかー?」(ワッシャワッシャ
ハナコ「ハッハッ」(ワッシャワッシャ
凛「ふふ。…………よし、頑張らないと」
P「……………………」(ワッシャワッシャ
20:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)17:26:53 :hjR
———
——
—
凛「……とは言ったものの、ちょっと見え張りすぎちゃったかな……」
凛「(オムライスなんか数えるくらいしか作ったことないし、美味しく出来たことなんかそれこそ1回位しかない)」
凛「……ううん、大丈夫。手料理の一つや二つ、出来なきゃ駄目だよね」
凛「たしか冷ご飯があったはずだから温めて……その間に他の下ごしらえ」
凛「えー……っと、ピーマンにんじん鶏肉玉ねぎっと」
凛「……どれくらいの大きさに切るんだっけ」
———
——
—
凛「……とは言ったものの、ちょっと見え張りすぎちゃったかな……」
凛「(オムライスなんか数えるくらいしか作ったことないし、美味しく出来たことなんかそれこそ1回位しかない)」
凛「……ううん、大丈夫。手料理の一つや二つ、出来なきゃ駄目だよね」
凛「たしか冷ご飯があったはずだから温めて……その間に他の下ごしらえ」
凛「えー……っと、ピーマンにんじん鶏肉玉ねぎっと」
凛「……どれくらいの大きさに切るんだっけ」
21:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)17:27:15 :hjR
P「鶏肉は大体1cm角、他は0.5cm位かな」
凛「ありがと。……ってプロ、兄さん!?」
P「いやー、待ってろって言われたけど凛の様子がちょっとおかしかったもんでな」
凛「う……もしかしてバレてた?」
P「当たり前だ。プロデューサー舐めるなよ? その様子じゃホントに見え張ったっぽいな?」
凛「……ごめんなさい。でも、これくらいは強がらせて」
P「鶏肉は大体1cm角、他は0.5cm位かな」
凛「ありがと。……ってプロ、兄さん!?」
P「いやー、待ってろって言われたけど凛の様子がちょっとおかしかったもんでな」
凛「う……もしかしてバレてた?」
P「当たり前だ。プロデューサー舐めるなよ? その様子じゃホントに見え張ったっぽいな?」
凛「……ごめんなさい。でも、これくらいは強がらせて」
22:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)17:27:35 :hjR
P「まぁ、女の子だもんなぁ……。料理できるようになりたいって気持ちもわかる」
凛「うん」
P「よし、分かった。俺は手出ししない。だけど、わからんことがあったら聞いてくれ」
凛「——うん。わかった」
P「こうなった凛は強情だからなぁ。後ろでそっと見守ってるよ」
凛「う……。ご、強情かな」
P「あぁ、強情だな。でも、それが凛の強さだ」
凛「……ふふ、なにそれ。……でも、ありがと」
P「おう」
P「まぁ、女の子だもんなぁ……。料理できるようになりたいって気持ちもわかる」
凛「うん」
P「よし、分かった。俺は手出ししない。だけど、わからんことがあったら聞いてくれ」
凛「——うん。わかった」
P「こうなった凛は強情だからなぁ。後ろでそっと見守ってるよ」
凛「う……。ご、強情かな」
P「あぁ、強情だな。でも、それが凛の強さだ」
凛「……ふふ、なにそれ。……でも、ありがと」
P「おう」
23:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)17:46:08 :hjR
———
——
—
凛「——出来た!」
P「お疲れさん。とりあえず見た目はいい具合じゃないか」
凛「味見したけど、味の方も大丈夫だよ」
P「そかそか。頑張ったな、凛」
凛「大げさだよ、兄さん」
———
——
—
凛「——出来た!」
P「お疲れさん。とりあえず見た目はいい具合じゃないか」
凛「味見したけど、味の方も大丈夫だよ」
P「そかそか。頑張ったな、凛」
凛「大げさだよ、兄さん」
24:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/28(月)17:46:17 :hjR
P「大げさなもんか。苦手でもやろうとして、成功させてるんだからそこに大も小もないさ」
凛「……うん、ありがと」
P「んじゃ、早速食べよう。いい匂いなもんだから腹減ってな」
凛「あ、ちょっと待って。ハナコのごはんも用意しなきゃ」
P「おっと、そうだった。んじゃ、俺はオムライスを運んでおこう」
凛「うん、お願い」
P「大げさなもんか。苦手でもやろうとして、成功させてるんだからそこに大も小もないさ」
凛「……うん、ありがと」
P「んじゃ、早速食べよう。いい匂いなもんだから腹減ってな」
凛「あ、ちょっと待って。ハナコのごはんも用意しなきゃ」
P「おっと、そうだった。んじゃ、俺はオムライスを運んでおこう」
凛「うん、お願い」
25:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)02:48:55 :6Tk
凛「……ハナコのごはんは……うん。よし、っと」(ザラザラ
凛「はーい。ハナコ、待て」(コトッ
ハナコ「ワンッ!」(スワリ
凛「……よし!」
ハナコ「ワンッ」
凛「……ふふ、おいし?」(ニコニコ
P「(……凛のああいう笑顔って貴重だよなぁ)」(ニヤニヤ
凛「……ハナコのごはんは……うん。よし、っと」(ザラザラ
凛「はーい。ハナコ、待て」(コトッ
ハナコ「ワンッ!」(スワリ
凛「……よし!」
ハナコ「ワンッ」
凛「……ふふ、おいし?」(ニコニコ
P「(……凛のああいう笑顔って貴重だよなぁ)」(ニヤニヤ
26:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)02:49:37 :6Tk
凛「おまたせ……って、……なにさその顔」
P「いーやぁ? いい笑顔だなって思っただけだよ」
凛「う……い、いいから食べるよ!」
P「はいはい。いただきます!」(モグ
凛「…………どう、かな」
P「…………うん、美味い!」
凛「——! よかったぁ……。……お世辞じゃないよね?」
P「お世辞じゃないよ。それに俺はそういうことはちゃんと言う人だからそこは安心しな」
凛「そう? ……じゃあ」(モグ
凛「……おいしい」
P「だろ? ……いや、作ったの俺だから威張るのは変か」
凛「ふふっ。……ううん。ありがと、兄さん」
P「おう」
凛「おまたせ……って、……なにさその顔」
P「いーやぁ? いい笑顔だなって思っただけだよ」
凛「う……い、いいから食べるよ!」
P「はいはい。いただきます!」(モグ
凛「…………どう、かな」
P「…………うん、美味い!」
凛「——! よかったぁ……。……お世辞じゃないよね?」
P「お世辞じゃないよ。それに俺はそういうことはちゃんと言う人だからそこは安心しな」
凛「そう? ……じゃあ」(モグ
凛「……おいしい」
P「だろ? ……いや、作ったの俺だから威張るのは変か」
凛「ふふっ。……ううん。ありがと、兄さん」
P「おう」
27:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:23:49 :6Tk
———
——
—
P「ごちそうさまでした」
凛「お粗末さまでした」
P「……さて、皿洗いくらいは手伝わせてくれよ?」
凛「一応お客さんなんだからダメ……って言いたいけど、うん。今回は甘えよっかな」
P「よかった。これで断られてたらどうしようかと」
凛「兄さんを立てとかないと拗ねちゃうかもしれないからね」
P「お、言うなーこいつ」
凛「ふふっ。それじゃあ洗い物、お願いするね。……あ、お皿とか洗った後伏せとくだけでいいから」
P「あいよ、任された」
———
——
—
P「ごちそうさまでした」
凛「お粗末さまでした」
P「……さて、皿洗いくらいは手伝わせてくれよ?」
凛「一応お客さんなんだからダメ……って言いたいけど、うん。今回は甘えよっかな」
P「よかった。これで断られてたらどうしようかと」
凛「兄さんを立てとかないと拗ねちゃうかもしれないからね」
P「お、言うなーこいつ」
凛「ふふっ。それじゃあ洗い物、お願いするね。……あ、お皿とか洗った後伏せとくだけでいいから」
P「あいよ、任された」
28:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:24:05 :6Tk
〜
P「終わったぞー」
凛「お疲れ。はい、食後のコーヒー」
P「おお、気が利くな。ありがとう」(ソファニスワリ
凛「どういたしまして」
P「…………ふむ」(ズズズ
凛「どうしたの?」(ズズズ
P「いやね、なんかいつもと変わらない気がしてきた」
〜
P「終わったぞー」
凛「お疲れ。はい、食後のコーヒー」
P「おお、気が利くな。ありがとう」(ソファニスワリ
凛「どういたしまして」
P「…………ふむ」(ズズズ
凛「どうしたの?」(ズズズ
P「いやね、なんかいつもと変わらない気がしてきた」
29:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:24:21 :6Tk
凛「……というと?」
P「凛が俺のことを『兄さん』って呼ぶこと以外あんまり変わらない気がする」
凛「……だって、しょうがないじゃん。私一人っ子だし、きょうだいの雰囲気なんか知らないし」
P「あー、まぁ普通はそうだよな……。……杏が比較的レアケースなだけか」
凛「杏の時はどうだったの?」
P「仲良くゲームしたりアニメ見たりでダラダラ三昧」
凛「その光景の想像が容易すぎるよ……」
P「接し方はいつもと変わらんけど、『兄』って役割が与えられているからか距離感は結構近かったと思うけどな」
凛「……というと?」
P「凛が俺のことを『兄さん』って呼ぶこと以外あんまり変わらない気がする」
凛「……だって、しょうがないじゃん。私一人っ子だし、きょうだいの雰囲気なんか知らないし」
P「あー、まぁ普通はそうだよな……。……杏が比較的レアケースなだけか」
凛「杏の時はどうだったの?」
P「仲良くゲームしたりアニメ見たりでダラダラ三昧」
凛「その光景の想像が容易すぎるよ……」
P「接し方はいつもと変わらんけど、『兄』って役割が与えられているからか距離感は結構近かったと思うけどな」
30:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:24:39 :6Tk
凛「……どんなことしたの」
P「そうだな……座ってる俺の上に座ってきたこともあったし、膝枕もやってあげたな」
凛「……ふーん」
P「……凛?」
凛「ふーん。ふーーーーーーーん」(ジトー
P「え、何その反応。教えろって言ったから教えたのに」
凛「そうですかー。さぞかし楽しかったんでしょうねー」(ジトー
凛「……どんなことしたの」
P「そうだな……座ってる俺の上に座ってきたこともあったし、膝枕もやってあげたな」
凛「……ふーん」
P「……凛?」
凛「ふーん。ふーーーーーーーん」(ジトー
P「え、何その反応。教えろって言ったから教えたのに」
凛「そうですかー。さぞかし楽しかったんでしょうねー」(ジトー
31:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:25:20 :6Tk
P「……もしかして妬いてるのか」
凛「妬いてないし」(プイッ
P「わっかりやす」
凛「ふんっ」
P「ったく。……ほら、おいで」(ヒザポンポン
凛「…………っへ?」
P「甘えさせてやんよ。ほーれ近う寄れ近う寄れー」
凛「……私ハナコじゃないんだけど」(ススス
P「とか言いながらこっちに来てくれる凛ちゃんなのでした」(ニヤニヤ
凛「う、うるさい……」
P「……もしかして妬いてるのか」
凛「妬いてないし」(プイッ
P「わっかりやす」
凛「ふんっ」
P「ったく。……ほら、おいで」(ヒザポンポン
凛「…………っへ?」
P「甘えさせてやんよ。ほーれ近う寄れ近う寄れー」
凛「……私ハナコじゃないんだけど」(ススス
P「とか言いながらこっちに来てくれる凛ちゃんなのでした」(ニヤニヤ
凛「う、うるさい……」
32:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:25:32 :6Tk
P「んじゃ、凛がしたいように俺を使いたまえ。膝枕なりなんなりして差し上げようー」
凛「……じゃあ」(タイメンスワリ
P「……おーう……これは予想外だぜ」
凛「…………私のしたいようにして良いって言ったからね」
P「だからって、普通背中向けてじゃないでしょうか」
凛「だめ?」
P「駄目ではないが……顔真っ赤だぞ。無理してないか?」
凛「してない」
P「さいで。……それで、俺はどうしようか? リクエストあったら受け付けるぞ? もちろん、限度はあるけど」
P「んじゃ、凛がしたいように俺を使いたまえ。膝枕なりなんなりして差し上げようー」
凛「……じゃあ」(タイメンスワリ
P「……おーう……これは予想外だぜ」
凛「…………私のしたいようにして良いって言ったからね」
P「だからって、普通背中向けてじゃないでしょうか」
凛「だめ?」
P「駄目ではないが……顔真っ赤だぞ。無理してないか?」
凛「してない」
P「さいで。……それで、俺はどうしようか? リクエストあったら受け付けるぞ? もちろん、限度はあるけど」
33:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:25:47 :6Tk
凛「……じゃあさ、ぎゅって、抱きしめてみてくれない?」
P「了解。んじゃ、失礼して……」(ダキシメ
凛「——っあ」(ダキシメラレ
P「どうですかい」
凛「ん……。ドキドキするけど……すごい落ち着く」
P「……さいで」
凛「それに、プロデューサーの匂いがする」
P「げ。もしかして臭うか……?」
凛「……じゃあさ、ぎゅって、抱きしめてみてくれない?」
P「了解。んじゃ、失礼して……」(ダキシメ
凛「——っあ」(ダキシメラレ
P「どうですかい」
凛「ん……。ドキドキするけど……すごい落ち着く」
P「……さいで」
凛「それに、プロデューサーの匂いがする」
P「げ。もしかして臭うか……?」
34:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)12:26:47 :6Tk
凛「んーん。……好きな匂い。安心する匂い」
P「……犬みたいな感想だな」
凛「……こういう風に甘えられるなら犬でいいや」
P「だったら頭もなでてやろうか?」
凛「ん。……おねがい」
P「よしきた」(ナデナデ
凛「ん……。……ふふっ」
凛「……アイドルにこんなことできるなんて贅沢者だね、兄さん」
P「そうだな。ま、これも兄貴の特権ですってな」
凛「ふふっ。なにそれ」
凛「んーん。……好きな匂い。安心する匂い」
P「……犬みたいな感想だな」
凛「……こういう風に甘えられるなら犬でいいや」
P「だったら頭もなでてやろうか?」
凛「ん。……おねがい」
P「よしきた」(ナデナデ
凛「ん……。……ふふっ」
凛「……アイドルにこんなことできるなんて贅沢者だね、兄さん」
P「そうだな。ま、これも兄貴の特権ですってな」
凛「ふふっ。なにそれ」
35:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)15:15:13 :6Tk
P「……さっきも言ったけどさ」
凛「……うん」
P「凛はもっと俺に甘えてくれ。……今まで凛のそういうところに甘えてきた俺が言うのもアレだけどさ」
凛「……うん」
P「……俺だって悩みくらい聞けるし、上手いかどうかはわからないけどアドバイスもできる」
P「望むのであればこうやって抱きしめてやる……流石に人が居るところではやらんけどな」
凛「ふふっ。……うん」(ギュッ
P「……俺に言いづらい話だっていうのであればきっとちひろさんが聞いてくれる。あの人、人と話するの好きだし」
P「……さっきも言ったけどさ」
凛「……うん」
P「凛はもっと俺に甘えてくれ。……今まで凛のそういうところに甘えてきた俺が言うのもアレだけどさ」
凛「……うん」
P「……俺だって悩みくらい聞けるし、上手いかどうかはわからないけどアドバイスもできる」
P「望むのであればこうやって抱きしめてやる……流石に人が居るところではやらんけどな」
凛「ふふっ。……うん」(ギュッ
P「……俺に言いづらい話だっていうのであればきっとちひろさんが聞いてくれる。あの人、人と話するの好きだし」
36:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)15:15:36 :6Tk
P「だから、甘えたくなったらいつでも俺達のところに来るといいさ。何度だって受け止めてやる」
凛「うん……。うん。ありがとう」
P「……なんて、今の甘え下手な妹を宥める兄っぽくなかったか?」
凛「ふふふっ。なにそれ。今までのいいセリフは冗談だったの?」
P「冗談なんかじゃないさ。……ただ、柄にもなくこんなクソ真面目な話をしたもんでちょっと恥ずいだけだ」
凛「ふふっ」
P「ははは」(ポリポリ
凛「……うん。ありがと、兄さん」
P「どういたしまして」
P「だから、甘えたくなったらいつでも俺達のところに来るといいさ。何度だって受け止めてやる」
凛「うん……。うん。ありがとう」
P「……なんて、今の甘え下手な妹を宥める兄っぽくなかったか?」
凛「ふふふっ。なにそれ。今までのいいセリフは冗談だったの?」
P「冗談なんかじゃないさ。……ただ、柄にもなくこんなクソ真面目な話をしたもんでちょっと恥ずいだけだ」
凛「ふふっ」
P「ははは」(ポリポリ
凛「……うん。ありがと、兄さん」
P「どういたしまして」
37:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)16:56:52 :6Tk
凛「……ねぇ」
P「ん?」
凛「もうちょっと、このままでいいかな」(ギュッ
P「気の済むまで甘えるといいさ」(ナデナデ
凛「……ありがと」(ギュウッ
P「(凛は甘え下手で抱え込んでる分、甘えた時の破壊力が凄まじいタイプだな……)」(ナデナデ
P「(……これからはもっと凛に限らず皆に目を向けて甘えやすい環境を作らないと)」
凛「……ねぇ」
P「ん?」
凛「もうちょっと、このままでいいかな」(ギュッ
P「気の済むまで甘えるといいさ」(ナデナデ
凛「……ありがと」(ギュウッ
P「(凛は甘え下手で抱え込んでる分、甘えた時の破壊力が凄まじいタイプだな……)」(ナデナデ
P「(……これからはもっと凛に限らず皆に目を向けて甘えやすい環境を作らないと)」
38:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)16:56:59 :6Tk
凛「……ねぇ」
P「ん?」
凛「……撫でる手が止まってるんだけど」
P「こりゃ失敬」(ナデナデ
凛「ん。……ふふっ」
P「(まぁ、今はとりあえず)」
P「(この甘えん坊さんを存分に甘やかすとしよう)」
凛「……ねぇ」
P「ん?」
凛「……撫でる手が止まってるんだけど」
P「こりゃ失敬」(ナデナデ
凛「ん。……ふふっ」
P「(まぁ、今はとりあえず)」
P「(この甘えん坊さんを存分に甘やかすとしよう)」
39:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)16:57:11 :6Tk
おわり
43:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:04:53 :6Tk
おまけ
———
——
—
P「(凛の一日お兄ちゃん施行が終わって早一ヶ月)」
P「(今日も変わらずに日々の日常すぎていく)」
P「(……いや、小さいけれど、大きい変化があったか)」
凛「プロデューサー、お疲れ様」(コトッ
P「ん。コーヒーサンキュな」
凛「…………」(ソワソワ
おまけ
———
——
—
P「(凛の一日お兄ちゃん施行が終わって早一ヶ月)」
P「(今日も変わらずに日々の日常すぎていく)」
P「(……いや、小さいけれど、大きい変化があったか)」
凛「プロデューサー、お疲れ様」(コトッ
P「ん。コーヒーサンキュな」
凛「…………」(ソワソワ
44:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:05:12 :6Tk
P「……すっかり、甘えん坊になったな?」(ニヤニヤ
凛「う……。だって、甘えてこいって言ったのプロデューサーでしょ」
P「はは。まぁ、TPOを弁えて甘えてきてるから良いんだけどさ」
P「ほら、おいで」(テマネキ
凛「ん」(テクテク
P「コーヒーありがとうな」(ナデナデ
凛「どういたしまして」(フンス
P「……すっかり、甘えん坊になったな?」(ニヤニヤ
凛「う……。だって、甘えてこいって言ったのプロデューサーでしょ」
P「はは。まぁ、TPOを弁えて甘えてきてるから良いんだけどさ」
P「ほら、おいで」(テマネキ
凛「ん」(テクテク
P「コーヒーありがとうな」(ナデナデ
凛「どういたしまして」(フンス
45:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:05:19 :6Tk
P「(凛は頭を撫でられるのが大層お気に召したようで、二人きりの時はこうしてせがんでくるようになった)」
P「(仕事やレッスンで上手く行ったり、失敗したりしたとき)」
P「(褒めてほしくて、慰めてほしくて撫でてくれとせがんでくる)」
P「(パタパタ揺れる尻尾が幻視できる程には犬っぽい)」
P「(甘え下手な彼女なりの甘え方なのだろう)」
P「(普段クールな彼女が見せるそんな愛らしい姿がとても愛おしい)」
P「(凛は頭を撫でられるのが大層お気に召したようで、二人きりの時はこうしてせがんでくるようになった)」
P「(仕事やレッスンで上手く行ったり、失敗したりしたとき)」
P「(褒めてほしくて、慰めてほしくて撫でてくれとせがんでくる)」
P「(パタパタ揺れる尻尾が幻視できる程には犬っぽい)」
P「(甘え下手な彼女なりの甘え方なのだろう)」
P「(普段クールな彼女が見せるそんな愛らしい姿がとても愛おしい)」
46:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:15:22 :6Tk
P「それで、今日はどうだった?」
凛「今日もいい感じだったよ。特に——」
P「(前とは少し違うコーヒータイム)」
P「(『渋谷凛』というガムシロップを混ぜて)」
P「(今日も甘いティーブレイクは過ぎていく)」
P「それで、今日はどうだった?」
凛「今日もいい感じだったよ。特に——」
P「(前とは少し違うコーヒータイム)」
P「(『渋谷凛』というガムシロップを混ぜて)」
P「(今日も甘いティーブレイクは過ぎていく)」
47:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:15:33 :6Tk
ほんとにおわり
48:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:20:12 :6Tk
おまけで杏の時みたいにその後の話をしても良かったけど、
個人的に『一日お兄ちゃん』を経た後の話を書きたくなったのでこうなりました。
妹凛ちゃんを期待してた方は本当に申し訳ない……!
さて、シリーズ化してしまった『一日お兄ちゃん』ですが、
次は今までSSの題材にしてなかったPaアイドルに焦点を当てようかなと思っています。
近日中に公開できたら良いなと思っているので、投下された際はよろしくお願いします。
あと、今回の話は
【モバマス】凛「だって、まだ」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1503278616
の話の内容をところどころ持ってきているので、よければこちらもどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは、お目汚し失礼しました。
個人的に『一日お兄ちゃん』を経た後の話を書きたくなったのでこうなりました。
妹凛ちゃんを期待してた方は本当に申し訳ない……!
さて、シリーズ化してしまった『一日お兄ちゃん』ですが、
次は今までSSの題材にしてなかったPaアイドルに焦点を当てようかなと思っています。
近日中に公開できたら良いなと思っているので、投下された際はよろしくお願いします。
あと、今回の話は
【モバマス】凛「だって、まだ」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1503278616
の話の内容をところどころ持ってきているので、よければこちらもどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは、お目汚し失礼しました。
49:◆KQ9OMhlEUtzQ:2017/08/29(火)20:23:57 :6Tk
P.S.
作者は純情な凛ちゃんもわんわんな凛ちゃんもクールな凛ちゃんもド変態な凛ちゃんも等しく大好きです
作者は純情な凛ちゃんもわんわんな凛ちゃんもクールな凛ちゃんもド変態な凛ちゃんも等しく大好きです
コメント 9
コメント一覧 (9)
凛「♪」スリスリ
加蓮「w」ニヤニヤ
奈緒「www」ニヤニヤ
凛「!」ガタッ
ホントやん
他所では大荒れだからな
作者が性格クソでもベストセラー作品は面白いのに近いわな
王道な人選だけどネタで茶化さず、最後まで1人のアイドルと真剣に向き合う形を描写してくれるのは中々無い。