1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:12:37.09 :WS0ORYQwo
真美「というわけで何か食べ物買ってくるよ!」
亜美「あいよ、よろしく!」
真美「亜美は何が食べたい?」
亜美「ん~甘いものかな?」
真美「オーケーオーケー、というわけで、はい!」サッ
亜美「……なに?この手は?」
真美「んもう亜美!さっしが悪いYO?お金だよお金!」
亜美「え?」
真美「実は財布を家に忘れてきてね……だから亜美、お金貸してちょ!」
亜美「………」
真美「……亜美?」
亜美「……亜美も…家に財布忘れてきたんだけど……」
真美「………」グ~
亜美「………」グ~
真美「というわけで何か食べ物買ってくるよ!」
亜美「あいよ、よろしく!」
真美「亜美は何が食べたい?」
亜美「ん~甘いものかな?」
真美「オーケーオーケー、というわけで、はい!」サッ
亜美「……なに?この手は?」
真美「んもう亜美!さっしが悪いYO?お金だよお金!」
亜美「え?」
真美「実は財布を家に忘れてきてね……だから亜美、お金貸してちょ!」
亜美「………」
真美「……亜美?」
亜美「……亜美も…家に財布忘れてきたんだけど……」
真美「………」グ~
亜美「………」グ~
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2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:13:27.95 :WS0ORYQwo
真美「双子だからってさ……」
亜美「うん……」
真美「忘れ物まで同じじゃなくてもいいんじゃない?」
亜美「好きで忘れたわけじゃないんだけど……」
真美「うん、そうだよね……ゴメン」
亜美「いや、別にいいけど……」
真美「………」グ~
亜美「………」グ~
真美「双子だからってさ……」
亜美「うん……」
真美「忘れ物まで同じじゃなくてもいいんじゃない?」
亜美「好きで忘れたわけじゃないんだけど……」
真美「うん、そうだよね……ゴメン」
亜美「いや、別にいいけど……」
真美「………」グ~
亜美「………」グ~
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:14:09.96 :WS0ORYQwo
真美「そもそもさ……」
亜美「うん……」
真美「なんで財布忘れちゃったんだろ……」
亜美「……朝、りっちゃんが家まで迎えに来てくれたときにさ」
真美「うん……」
亜美「真美が寝坊しててバタバタしてたからじゃない?」
真美「……亜美も一緒に寝坊してバタバタしてたよね?」
亜美「………」グ~
真美「………」グ~
真美「そもそもさ……」
亜美「うん……」
真美「なんで財布忘れちゃったんだろ……」
亜美「……朝、りっちゃんが家まで迎えに来てくれたときにさ」
真美「うん……」
亜美「真美が寝坊しててバタバタしてたからじゃない?」
真美「……亜美も一緒に寝坊してバタバタしてたよね?」
亜美「………」グ~
真美「………」グ~
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:15:04.88 :WS0ORYQwo
亜美「……どうする?」
真美「……なにが?」
亜美「このまま事務所にいてもしょうがないしさ……」
真美「うん、誰もいないしなにもすることがないもんね」
亜美「お腹もすいたし、家に帰る?」
真美「どうやって?お金がないから電車もバスも使えないよね?」
亜美「………歩いて?」
真美「………」グゥ~
亜美「………」グゥ~
亜美「……どうする?」
真美「……なにが?」
亜美「このまま事務所にいてもしょうがないしさ……」
真美「うん、誰もいないしなにもすることがないもんね」
亜美「お腹もすいたし、家に帰る?」
真美「どうやって?お金がないから電車もバスも使えないよね?」
亜美「………歩いて?」
真美「………」グゥ~
亜美「………」グゥ~
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:15:39.64 :WS0ORYQwo
真美「実を言うとさ……」
亜美「うん……」
真美「今日忙しくて、お昼食べ損ねたんだよね……」
亜美「キグウだね……亜美もだよ……」
真美「………」グゥ~
亜美「………」グゥ~
真美「……あっ」
亜美「ん?」
真美「ここって事務所なんだしさ」
亜美「うん」
真美「カップめんとかお菓子とかがあるんじゃない?」
亜美「!!?」
真美「実を言うとさ……」
亜美「うん……」
真美「今日忙しくて、お昼食べ損ねたんだよね……」
亜美「キグウだね……亜美もだよ……」
真美「………」グゥ~
亜美「………」グゥ~
真美「……あっ」
亜美「ん?」
真美「ここって事務所なんだしさ」
亜美「うん」
真美「カップめんとかお菓子とかがあるんじゃない?」
亜美「!!?」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:16:19.80 :WS0ORYQwo
真美「いやっほ~~~い!!」
亜美「おっ菓子!おっかっし!!」
真美「よし!亜美隊員は冷蔵庫を調べるんだ!」
亜美「ラジャ→!」
真美「真美は戸棚をスミズミまで調査するYO!」
亜美「あいよ!」
真美「亜美~!こっちの調査は終わったよ!そっちは?」
亜美「こっちもオッケー!」
真美「いやっほ~~~い!!」
亜美「おっ菓子!おっかっし!!」
真美「よし!亜美隊員は冷蔵庫を調べるんだ!」
亜美「ラジャ→!」
真美「真美は戸棚をスミズミまで調査するYO!」
亜美「あいよ!」
真美「亜美~!こっちの調査は終わったよ!そっちは?」
亜美「こっちもオッケー!」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:17:06.61 :WS0ORYQwo
真美「そっちは何かめぼしいものはあった?」
亜美「え~っとね……」ゴソゴソ
真美「うんうん!」ワクワク
亜美「脱臭剤と」
真美「うんう……ん?」
亜美「チューブのワサビとカラシとにんにくおろし、以上でちた」
真美「………」
亜美「ちなみにどれも賞味期限は切れてたね……」
真美「そっちは何かめぼしいものはあった?」
亜美「え~っとね……」ゴソゴソ
真美「うんうん!」ワクワク
亜美「脱臭剤と」
真美「うんう……ん?」
亜美「チューブのワサビとカラシとにんにくおろし、以上でちた」
真美「………」
亜美「ちなみにどれも賞味期限は切れてたね……」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:18:00.24 :WS0ORYQwo
真美「……飲み物類は?」
亜美「ジュースはおろかお茶すらなかったよ……」
真美「………」
亜美「………」
真美「そう…なんだ……」
亜美「……真美の方は?」
真美「………サラダ油」
亜美「………」
真美「あと、ごま油、オリーブオイル、ヒマワリ油、菜種油、ラー油にココナッツオイル、だったよ」
亜美「………」
真美「………」
真美「……飲み物類は?」
亜美「ジュースはおろかお茶すらなかったよ……」
真美「………」
亜美「………」
真美「そう…なんだ……」
亜美「……真美の方は?」
真美「………サラダ油」
亜美「………」
真美「あと、ごま油、オリーブオイル、ヒマワリ油、菜種油、ラー油にココナッツオイル、だったよ」
亜美「………」
真美「………」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:19:11.35 :WS0ORYQwo
亜美「なんかさ……」
真美「うん……」
亜美「食べられないものだけ上手に残ってるね……」
真美「だね……」
亜美「………」
真美「無駄にさ……」
亜美「うん……」
真美「油の種類が豊富なのがムカつくんだけど……」
亜美「それは思った……」
真美「………」グゥゥ~
亜美「………」グゥゥ~
亜美「なんかさ……」
真美「うん……」
亜美「食べられないものだけ上手に残ってるね……」
真美「だね……」
亜美「………」
真美「無駄にさ……」
亜美「うん……」
真美「油の種類が豊富なのがムカつくんだけど……」
亜美「それは思った……」
真美「………」グゥゥ~
亜美「………」グゥゥ~
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:19:41.91 :WS0ORYQwo
真美「こうなったら最後の手段だよ……」
亜美「うん?」
真美「……聞きたい?」
亜美「まあ……うん」
真美「……そんなに聞きたい?」
亜美「………うん」
真美「………」グゥゥ~
亜美「………」グゥゥ~
真美「………どうしても聞きた」
亜美「お腹がすきすぎてイライラしてきたからさっさと言ってくんない?」
真美「ごめんなさい」
真美「こうなったら最後の手段だよ……」
亜美「うん?」
真美「……聞きたい?」
亜美「まあ……うん」
真美「……そんなに聞きたい?」
亜美「………うん」
真美「………」グゥゥ~
亜美「………」グゥゥ~
真美「………どうしても聞きた」
亜美「お腹がすきすぎてイライラしてきたからさっさと言ってくんない?」
真美「ごめんなさい」
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:20:20.77 :WS0ORYQwo
真美「この事務所に……」
亜美「うん」
真美「次、来た人に……お金を借りよう」
亜美「………」
真美「………」
亜美「まあそれしかないだろうね……」
真美「よし、祈ろう……」
亜美「なにを?」
真美「早く人が来てくれることを、だよ」
亜美「なるほど」
真美「この事務所に……」
亜美「うん」
真美「次、来た人に……お金を借りよう」
亜美「………」
真美「………」
亜美「まあそれしかないだろうね……」
真美「よし、祈ろう……」
亜美「なにを?」
真美「早く人が来てくれることを、だよ」
亜美「なるほど」
12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:21:08.68 :WS0ORYQwo
真美「ん~………」グゥゥ~
亜美「こいこい………」グゥゥ~
<ガチャ
真美「っ!」
亜美「!?」
やよい「たっだいま戻りました~!」
真美「ん~………」グゥゥ~
亜美「こいこい………」グゥゥ~
<ガチャ
真美「っ!」
亜美「!?」
やよい「たっだいま戻りました~!」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:21:40.81 :WS0ORYQwo
真美「………」
亜美「………」
やよい「あれ?亜美と真美の2人だけ?」キョロキョロ
真美「……うん…」
亜美「そうだよ……」
やよい「……どうしたの2人とも?なんだかシブい顔してるけど?」
真美「……別に」
亜美「……いつもどおりの顔だよ」
やよい「ん~?」
真美「………」
亜美「………」
やよい「あれ?亜美と真美の2人だけ?」キョロキョロ
真美「……うん…」
亜美「そうだよ……」
やよい「……どうしたの2人とも?なんだかシブい顔してるけど?」
真美「……別に」
亜美「……いつもどおりの顔だよ」
やよい「ん~?」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:22:17.32 :WS0ORYQwo
やよい「~♪~~♪」
真美(……どうする?)
亜美(……なにが?)
真美(借りる?お金を?)
亜美(………)
真美(やよいっちから?)
亜美(………)
やよい「えへへ~」
やよい「~♪~~♪」
真美(……どうする?)
亜美(……なにが?)
真美(借りる?お金を?)
亜美(………)
真美(やよいっちから?)
亜美(………)
やよい「えへへ~」
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:23:01.06 :WS0ORYQwo
真美「やよいっち……今日はなんだかご機嫌だね」
やよい「え?そ、そうかな?」
亜美「うん……なにかあったの?」
やよい「じ、実はね……」
真美「うんうん」
やよい「今日もやし祭りをやるんだけど」
亜美「ほうほう」
やよい「そのもやし祭りに、なんと!」
真美「………」
亜美「………」
やよい「トリ肉を入れるの!」
真美「………」ブワッ
亜美「………」ブワッ
真美「やよいっち……今日はなんだかご機嫌だね」
やよい「え?そ、そうかな?」
亜美「うん……なにかあったの?」
やよい「じ、実はね……」
真美「うんうん」
やよい「今日もやし祭りをやるんだけど」
亜美「ほうほう」
やよい「そのもやし祭りに、なんと!」
真美「………」
亜美「………」
やよい「トリ肉を入れるの!」
真美「………」ブワッ
亜美「………」ブワッ
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:23:52.16 :WS0ORYQwo
やよい「えへへ~だから今日は買い物のお金も少し多めにもってて……ってどうしたの2人とも?泣きそうな顔して?」
真美「べつ……に何でもないよ……」グスッ
亜美「いつもどおりの……顔だかんね!」グスッ
やよい「ん~?」
真美「ほ、ほら!真美たちのことはいいから!」
亜美「そうそう!早く家族のところに戻ってあげなよ!」
やよい「え?う、うん……それじゃあ、2人ともまた明日ね」
<バタン
真美「………」
亜美「………」
真美「………」グゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥ~
やよい「えへへ~だから今日は買い物のお金も少し多めにもってて……ってどうしたの2人とも?泣きそうな顔して?」
真美「べつ……に何でもないよ……」グスッ
亜美「いつもどおりの……顔だかんね!」グスッ
やよい「ん~?」
真美「ほ、ほら!真美たちのことはいいから!」
亜美「そうそう!早く家族のところに戻ってあげなよ!」
やよい「え?う、うん……それじゃあ、2人ともまた明日ね」
<バタン
真美「………」
亜美「………」
真美「………」グゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥ~
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:24:32.56 :WS0ORYQwo
真美「さすがに……やよいっちからは、無理」
亜美「飢えてもさ……超えちゃいけないラインってあるんだよね」
真美「でも……次は、次こそは……」
亜美「誰であろうと……お金を奪う……」
真美「………」
亜美「………」
真美「……奪うじゃなくて、借りる……ね」
亜美「……ゴメン、問題発言…ゴメン」
真美「さすがに……やよいっちからは、無理」
亜美「飢えてもさ……超えちゃいけないラインってあるんだよね」
真美「でも……次は、次こそは……」
亜美「誰であろうと……お金を奪う……」
真美「………」
亜美「………」
真美「……奪うじゃなくて、借りる……ね」
亜美「……ゴメン、問題発言…ゴメン」
18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:25:07.68 :WS0ORYQwo
真美「そもそもさ……」
亜美「うん?」
真美「事務所に備蓄食料がないって……おかしいよね?事務員さんなにやってんの?だよね?」
亜美「……確かに」
真美「これはあきらかにピヨちゃんのタイマンだよね?許せないよね?」
亜美「タイマン?ケンカするの?」
真美「……場合によっては……」
亜美「………」グゥゥゥ~
真美「………」グゥゥゥ~
真美「そもそもさ……」
亜美「うん?」
真美「事務所に備蓄食料がないって……おかしいよね?事務員さんなにやってんの?だよね?」
亜美「……確かに」
真美「これはあきらかにピヨちゃんのタイマンだよね?許せないよね?」
亜美「タイマン?ケンカするの?」
真美「……場合によっては……」
亜美「………」グゥゥゥ~
真美「………」グゥゥゥ~
19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:26:07.08 :WS0ORYQwo
亜美「そのときは……」
真美「うん……」
亜美「加勢するよ……」
<ガチャ
響「ただいま~」
真美「ひびきん!」
響「お~お疲れ~、人が居てくれて良かったぞ」
亜美「ひびきん……いや響さん!お疲れさまです!」
響「ひ、響さん?なにそれ気持ち悪いなあ……あっまたなんか企んでるだろ?」
亜美「そのときは……」
真美「うん……」
亜美「加勢するよ……」
<ガチャ
響「ただいま~」
真美「ひびきん!」
響「お~お疲れ~、人が居てくれて良かったぞ」
亜美「ひびきん……いや響さん!お疲れさまです!」
響「ひ、響さん?なにそれ気持ち悪いなあ……あっまたなんか企んでるだろ?」
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:26:39.23 :WS0ORYQwo
真美「そんなことないYO!人生のセンパイをうやまうのは当然のことだよ!」
亜美「そうそう!あっパイセンなんか飲みます?ラー油とかありますよ?」
響「明らかに飲み物じゃないものを勧めるなよ……」
真美「んふふ~」
亜美「ふへへ~」
響「なんか不気味だけど……まあいいや、二人に頼みたいことがあるんだけど……」
真美「はい!なんでしょうか?」
亜美「なんなりとお申し付けを!」
真美「そんなことないYO!人生のセンパイをうやまうのは当然のことだよ!」
亜美「そうそう!あっパイセンなんか飲みます?ラー油とかありますよ?」
響「明らかに飲み物じゃないものを勧めるなよ……」
真美「んふふ~」
亜美「ふへへ~」
響「なんか不気味だけど……まあいいや、二人に頼みたいことがあるんだけど……」
真美「はい!なんでしょうか?」
亜美「なんなりとお申し付けを!」
21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:27:33.93 :WS0ORYQwo
響「うん、実は……」
真美「………」
亜美「………」
響「お金貸してくれない?財布を家に忘れちゃって……」
真美「黙れ小娘!!」
亜美「返せ!ラー油返せ!!」
響「………」
響「うん、実は……」
真美「………」
亜美「………」
響「お金貸してくれない?財布を家に忘れちゃって……」
真美「黙れ小娘!!」
亜美「返せ!ラー油返せ!!」
響「………」
22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:28:30.33 :WS0ORYQwo
響「あ~なんだ……二人も財布を忘れちゃったのか……」
真美「う、うぅ……ひもじいよ~」
亜美「お腹すいたよ~」
響「まあご愁傷様……」
真美「ねえひびき~ん」
響「ん?」
亜美「ブタ太やコケ麿って今いないの~?」
響「………居たとしたらどうするつもりだ?」
真美「………」グゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥ~
響「………」
響「あ~なんだ……二人も財布を忘れちゃったのか……」
真美「う、うぅ……ひもじいよ~」
亜美「お腹すいたよ~」
響「まあご愁傷様……」
真美「ねえひびき~ん」
響「ん?」
亜美「ブタ太やコケ麿って今いないの~?」
響「………居たとしたらどうするつもりだ?」
真美「………」グゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥ~
響「………」
23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:29:12.83 :WS0ORYQwo
真美「ひびきん帰っちゃったね……」
亜美「あんなに急いで帰らなくてもいいのにね……」
真美「………」グゥゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥゥ~
真美「お腹……すいたね……」
亜美「うん………」
真美「………」グゥゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥゥ~
真美「……はぁ……」
亜美「………」バタン
真美「……亜美?」
真美「ひびきん帰っちゃったね……」
亜美「あんなに急いで帰らなくてもいいのにね……」
真美「………」グゥゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥゥ~
真美「お腹……すいたね……」
亜美「うん………」
真美「………」グゥゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥゥ~
真美「……はぁ……」
亜美「………」バタン
真美「……亜美?」
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:29:53.87 :WS0ORYQwo
亜美「………」
真美「亜美?どしたの急に寝転がって?……眠いの?」
亜美「………」
真美「ねえ……亜美ってば……」
亜美「………」
真美「起きてよ……起きてってば亜美!」
亜美「………」
亜美「………」
真美「亜美?どしたの急に寝転がって?……眠いの?」
亜美「………」
真美「ねえ……亜美ってば……」
亜美「………」
真美「起きてよ……起きてってば亜美!」
亜美「………」
25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:30:53.39 :WS0ORYQwo
亜美「……ごめ……んね真美……」
真美「亜美!」
亜美「……亜美は……ここまで……みたい……」
真美「そ、そんな!」
亜美「みんなに……よろしくって……いっといてね……」
真美「やめ……てよ………そんなこというの止めてよ!」
亜美「………うぅ……」
真美「約束……約束したじゃん!生まれるときも死ぬときも一緒だって約束したじゃん!」
亜美「え……と……記憶にないんだけど……なんだか…ゴメン……」
亜美「……ごめ……んね真美……」
真美「亜美!」
亜美「……亜美は……ここまで……みたい……」
真美「そ、そんな!」
亜美「みんなに……よろしくって……いっといてね……」
真美「やめ……てよ………そんなこというの止めてよ!」
亜美「………うぅ……」
真美「約束……約束したじゃん!生まれるときも死ぬときも一緒だって約束したじゃん!」
亜美「え……と……記憶にないんだけど……なんだか…ゴメン……」
26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:31:38.48 :WS0ORYQwo
真美「亜美……寝たらダメだよ、亜美ぃ」
亜美「あぁ……最期に……」
真美「亜美!!」
亜美「最期に……甘いものを……たらふく食べた……かった……ガクリ」
真美「あ、ああ亜美ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!うわあああああああん!!」
<ガチャ
小鳥「ただいま戻りましたー」
真美「亜美……寝たらダメだよ、亜美ぃ」
亜美「あぁ……最期に……」
真美「亜美!!」
亜美「最期に……甘いものを……たらふく食べた……かった……ガクリ」
真美「あ、ああ亜美ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!うわあああああああん!!」
<ガチャ
小鳥「ただいま戻りましたー」
27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:32:22.04 :WS0ORYQwo
真美「ぴ、ピヨちゃん!」
小鳥「あら真美ちゃん?声が外まで聞こえてたわよ?亜美ちゃんとお芝居の練習でもしてたのかしら?」
真美「亜美が……亜美がぁ……」
小鳥「うん?亜美ちゃんがどうかしたの?」
真美「亜美が……天に召されちゃったよぉ……」
亜美「………」グゥゥゥゥ~
小鳥「亜美ちゃんのお腹から音が聞こえるんだけど?」
真美「幻聴だよぉ……」グゥゥゥゥ~
真美「ぴ、ピヨちゃん!」
小鳥「あら真美ちゃん?声が外まで聞こえてたわよ?亜美ちゃんとお芝居の練習でもしてたのかしら?」
真美「亜美が……亜美がぁ……」
小鳥「うん?亜美ちゃんがどうかしたの?」
真美「亜美が……天に召されちゃったよぉ……」
亜美「………」グゥゥゥゥ~
小鳥「亜美ちゃんのお腹から音が聞こえるんだけど?」
真美「幻聴だよぉ……」グゥゥゥゥ~
28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:33:33.41 :WS0ORYQwo
小鳥「二人共、もしかしなくてもお腹が空いてる?」
真美「うん……」グゥゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥゥ~
小鳥「ならちょうど良かったわ、よいしょっと」ドサ
真美「え?」
小鳥「買い置きしていた食料が無くなったから、いま買ってきたの」
真美「………」
亜美「………」
小鳥「二人共、もしかしなくてもお腹が空いてる?」
真美「うん……」グゥゥゥゥ~
亜美「………」グゥゥゥゥ~
小鳥「ならちょうど良かったわ、よいしょっと」ドサ
真美「え?」
小鳥「買い置きしていた食料が無くなったから、いま買ってきたの」
真美「………」
亜美「………」
29:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:34:15.50 :WS0ORYQwo
真美「もぐもぐもぐ」ガツガツ
亜美「はむはむはむ」ガツガツ
小鳥「二人共よっぽどお腹がすいていたのね」
真美「ふふんもふんふ」ガツガツ
亜美「むぐむぐほふはふ」ガツガツ
小鳥「うん、二人共口の中の物を飲み込んでから喋りましょうか」
真美「もぐもぐもぐ」ガツガツ
亜美「はむはむはむ」ガツガツ
小鳥「二人共よっぽどお腹がすいていたのね」
真美「ふふんもふんふ」ガツガツ
亜美「むぐむぐほふはふ」ガツガツ
小鳥「うん、二人共口の中の物を飲み込んでから喋りましょうか」
30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:35:04.93 :WS0ORYQwo
真美「いや~助かった~」プハー
亜美「ほんと生き返ったよ~あんがとピヨちゃん」フィー
小鳥「ふふ、どういたしまして」
真美「食べれるって素晴らしいことだったんだね!」
亜美「亜美、今日の食事を一生忘れないよ!」
小鳥「あ、あはは」
<ガチャ
響「お~、二人共生きてるか~?」
やよい「亜美~真美~大丈夫?」
真美「いや~助かった~」プハー
亜美「ほんと生き返ったよ~あんがとピヨちゃん」フィー
小鳥「ふふ、どういたしまして」
真美「食べれるって素晴らしいことだったんだね!」
亜美「亜美、今日の食事を一生忘れないよ!」
小鳥「あ、あはは」
<ガチャ
響「お~、二人共生きてるか~?」
やよい「亜美~真美~大丈夫?」
31:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:35:41.38 :WS0ORYQwo
真美「およ?ひびきんにやよいっち?」
亜美「2人とも帰ったんじゃなかったの?」
響「帰ったぞ、それからまた来たんだ」
やよい「うん」
真美「また来たって、なんでそんなメンドイことを?」
亜美「暇なの?」
響「違う!ほらこれ!」ドサ
真美「これって?」
亜美「おお!惣菜やらお菓子がいっぱい!」
真美「およ?ひびきんにやよいっち?」
亜美「2人とも帰ったんじゃなかったの?」
響「帰ったぞ、それからまた来たんだ」
やよい「うん」
真美「また来たって、なんでそんなメンドイことを?」
亜美「暇なの?」
響「違う!ほらこれ!」ドサ
真美「これって?」
亜美「おお!惣菜やらお菓子がいっぱい!」
32:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:36:32.38 :WS0ORYQwo
真美「もしかして……」
亜美「亜美たちのために買ってきてくれたの?」
響「ふん!……まあ、もう必要無さそうだけどな……」
真美「そんなことないYO!」
亜美「ありがとうひびきん!」
響「ふ、ふん!二人をあのままほっとくと自分の家族が危険だと思っただけだぞ」
小鳥「響ちゃんったら……」
やよい「ふふ……」
真美「もしかして……」
亜美「亜美たちのために買ってきてくれたの?」
響「ふん!……まあ、もう必要無さそうだけどな……」
真美「そんなことないYO!」
亜美「ありがとうひびきん!」
響「ふ、ふん!二人をあのままほっとくと自分の家族が危険だと思っただけだぞ」
小鳥「響ちゃんったら……」
やよい「ふふ……」
33:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:37:23.81 :WS0ORYQwo
真美「もしかしてやよいっちも?」
やよい「う、うん。2人とも元気がなかったから……」
亜美「やよいっち……」
やよい「余り物でわるいけど……もやし祭りのおすそ分け」サッ
真美「………」ジーン
亜美「………」ジーン
真美「2人とも大好き!」ダキッ
響「うわ!きゅ急に抱きつくな!」
やよい「わわわ」
亜美「ついでにピヨちゃんも!」ダキッ
小鳥「ふふ、ありがとう」
真美「もしかしてやよいっちも?」
やよい「う、うん。2人とも元気がなかったから……」
亜美「やよいっち……」
やよい「余り物でわるいけど……もやし祭りのおすそ分け」サッ
真美「………」ジーン
亜美「………」ジーン
真美「2人とも大好き!」ダキッ
響「うわ!きゅ急に抱きつくな!」
やよい「わわわ」
亜美「ついでにピヨちゃんも!」ダキッ
小鳥「ふふ、ありがとう」
34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/03(金) 10:38:17.90 :WS0ORYQwo
真美「よし!亜美、これ全部食べつくすよ!」
亜美「オッケー!」
響「全部って……結構な量だぞ?」
やよい「む、無理しない方が……」
小鳥「残った分は、今度食べてもいいのよ?」
真美「大丈夫大丈夫!」
亜美「それじゃあ!」
真美亜美「いっただっきま~~す!!」
その晩、2人は晩ご飯が食べれずお母さんに怒られましたとさ
おわり
真美「よし!亜美、これ全部食べつくすよ!」
亜美「オッケー!」
響「全部って……結構な量だぞ?」
やよい「む、無理しない方が……」
小鳥「残った分は、今度食べてもいいのよ?」
真美「大丈夫大丈夫!」
亜美「それじゃあ!」
真美亜美「いっただっきま~~す!!」
その晩、2人は晩ご飯が食べれずお母さんに怒られましたとさ
おわり
コメント 6
コメント一覧 (6)
※5
歩いてって事はないだろ。いつも走りじゃない