1:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)18:49:51 :yaX
肇「!…はい、何でしょうか」
モバP(以下P)「んー…呼んだだけ」
肇「そうですか」
P「肇、はじめ……名前呼び、まだ慣れないな」
肇「ふふ、たくさん呼んで早く慣れてくださいね」
P「まあ、努力するよ。でもつい最近まで「藤原さん」だったからなあ。少しこそばゆいというか……なあ、やっぱり」
肇「ダメです」
P「まだ何も言ってないだろ」
肇「名前、呼んでください」
肇「!…はい、何でしょうか」
モバP(以下P)「んー…呼んだだけ」
肇「そうですか」
P「肇、はじめ……名前呼び、まだ慣れないな」
肇「ふふ、たくさん呼んで早く慣れてくださいね」
P「まあ、努力するよ。でもつい最近まで「藤原さん」だったからなあ。少しこそばゆいというか……なあ、やっぱり」
肇「ダメです」
P「まだ何も言ってないだろ」
肇「名前、呼んでください」
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2:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)18:50:32 :yaX
P「…肇」
肇「はいっ」
P「いい笑顔だなあ。それにしても何で急に名前で呼んで欲しくなったんだ?」
肇「えっと…何となく、です」
P「何となくか」
肇「何となくです。でも、強いて言えば」
P「ん」
肇「プロデューサーさんは他の担当アイドルの方を名前で呼んでますよね? 楓さん、早苗さん、藍子ちゃん…」
P「まあ、すぐに名前で呼んだわけじゃないけどな」
肇「そうなんですか?」
P「藍子と早苗さんはわりかし早かったけど、楓さんは打ち解けるまで時間がかかったなあ」
肇「あの楓さんがですか?」
P「うーん、出会った頃の楓さんは借りてきた猫みたいというか、なんというか…多分、本質は人見知りなんだと思うよ」
肇「そうなんですか…」
P「…肇」
肇「はいっ」
P「いい笑顔だなあ。それにしても何で急に名前で呼んで欲しくなったんだ?」
肇「えっと…何となく、です」
P「何となくか」
肇「何となくです。でも、強いて言えば」
P「ん」
肇「プロデューサーさんは他の担当アイドルの方を名前で呼んでますよね? 楓さん、早苗さん、藍子ちゃん…」
P「まあ、すぐに名前で呼んだわけじゃないけどな」
肇「そうなんですか?」
P「藍子と早苗さんはわりかし早かったけど、楓さんは打ち解けるまで時間がかかったなあ」
肇「あの楓さんがですか?」
P「うーん、出会った頃の楓さんは借りてきた猫みたいというか、なんというか…多分、本質は人見知りなんだと思うよ」
肇「そうなんですか…」
3:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)18:51:04 :yaX
P「肇と出会った時は事務所のメンバーとも打ち解けてきてたし、担当アイドルにクール部門の子がいなかったから、藤…肇のことが妹みたいで余計に可愛かったんじゃないかな。肇、いい子だし」
肇「なんだか照れてしまいますね…」
P「そういうわけで肇も、名前呼びを定着させるまでもう少し時間をおいて」
肇「ダメです」プクー
P「ダメかー…」
肇「私だけ苗字呼びなんて、寂しいです。それに、私はプロデューサーさんを信じると決めましたから。そんなあなたに、おじ…祖父からもらった、大切な名前で呼んで欲しいんです」
P「…」
肇「…」
P「そこまで言われたら、断れないな…肇」
肇「はいっ」
P「…うん、慣れてきたかも」
P「肇と出会った時は事務所のメンバーとも打ち解けてきてたし、担当アイドルにクール部門の子がいなかったから、藤…肇のことが妹みたいで余計に可愛かったんじゃないかな。肇、いい子だし」
肇「なんだか照れてしまいますね…」
P「そういうわけで肇も、名前呼びを定着させるまでもう少し時間をおいて」
肇「ダメです」プクー
P「ダメかー…」
肇「私だけ苗字呼びなんて、寂しいです。それに、私はプロデューサーさんを信じると決めましたから。そんなあなたに、おじ…祖父からもらった、大切な名前で呼んで欲しいんです」
P「…」
肇「…」
P「そこまで言われたら、断れないな…肇」
肇「はいっ」
P「…うん、慣れてきたかも」
4:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)18:51:25 :yaX
肇「それは良かったです…あ、そうだ」
P「?」
肇「私も、プロデューサーさんのお名前を呼んでもいいでしょうか」
P「え?」
肇「お願いしますっ」
P「…うん、いいよ」
肇「!…ありがとうございます。では…Pさん」
P「…肇」
肇「Pさんっ」
P「肇」
肇「ふふ…♪」
肇「それは良かったです…あ、そうだ」
P「?」
肇「私も、プロデューサーさんのお名前を呼んでもいいでしょうか」
P「え?」
肇「お願いしますっ」
P「…うん、いいよ」
肇「!…ありがとうございます。では…Pさん」
P「…肇」
肇「Pさんっ」
P「肇」
肇「ふふ…♪」
5:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)18:51:47 :yaX
ーーーーーーーーーーーー
P「肇」
肇「はい」
P「総選挙3位、本当におめでとう」
肇「…はい」
P「ここまで長かったなあ」
肇「ええ…色々、本当に色々とありました」
P「ああ…でも、まだ満足してないだろう?」
肇「ふふ、勿論です」
P「おじいちゃんと約束したんだよな、一番になってくるって」
肇「…はいっ」
ーーーーーーーーーーーー
P「肇」
肇「はい」
P「総選挙3位、本当におめでとう」
肇「…はい」
P「ここまで長かったなあ」
肇「ええ…色々、本当に色々とありました」
P「ああ…でも、まだ満足してないだろう?」
肇「ふふ、勿論です」
P「おじいちゃんと約束したんだよな、一番になってくるって」
肇「…はいっ」
6:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:00:39 :nwV
P「いい返事だ。それでこそ、肇だ」
肇「ふふ、私はこう見えても欲張りなんです」
P「そのようで。ここからが本当の、はじめの一歩だな?」
肇「あ、ダジャレですね?」
P「すっかり楓さんに毒されてしまった」
肇「…でもいい言葉ですね。はじめの一歩。まさしく今日が、私の新たな一歩です。これからどんな出会いがあるのか、楽しみです」
P「本当に……なあ、肇」
肇「はい?」
P「俺の名前、呼んでくれないか」
P「いい返事だ。それでこそ、肇だ」
肇「ふふ、私はこう見えても欲張りなんです」
P「そのようで。ここからが本当の、はじめの一歩だな?」
肇「あ、ダジャレですね?」
P「すっかり楓さんに毒されてしまった」
肇「…でもいい言葉ですね。はじめの一歩。まさしく今日が、私の新たな一歩です。これからどんな出会いがあるのか、楽しみです」
P「本当に……なあ、肇」
肇「はい?」
P「俺の名前、呼んでくれないか」
7:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:01:34 :nwV
肇「…Pさん」
P「…肇」
肇「えっと…なんだか、気恥ずかしいですね。見つめられると」
P「あー…俺も…改めて、肇、そんな声してたんだなあ」
肇「え?」
P「いや、最近忙しくてまともに会話できてなかったから。肇、綺麗な声だな」
肇「…ありがとうございます。これからは、もっとPさんに私の声を届けたいです。歌でも、演技でも、あなたとの他愛ない会話でも」
P「ああ。楽しみにしてるよ」
肇「はい!」
肇「…Pさん」
P「…肇」
肇「えっと…なんだか、気恥ずかしいですね。見つめられると」
P「あー…俺も…改めて、肇、そんな声してたんだなあ」
肇「え?」
P「いや、最近忙しくてまともに会話できてなかったから。肇、綺麗な声だな」
肇「…ありがとうございます。これからは、もっとPさんに私の声を届けたいです。歌でも、演技でも、あなたとの他愛ない会話でも」
P「ああ。楽しみにしてるよ」
肇「はい!」
8:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:02:14 :nwV
ーーーーーーーーーーーー
P「肇」
肇「はい、Pさん」
P「どうだ? みんなと歌う歌は?」
肇「はい、憧れのみなさんと共に歌う歌…とっても嬉しいです。でも…」
P「でも?」
肇「私には、その、恋がよくわからなくて…」
P「え?」
ーーーーーーーーーーーー
P「肇」
肇「はい、Pさん」
P「どうだ? みんなと歌う歌は?」
肇「はい、憧れのみなさんと共に歌う歌…とっても嬉しいです。でも…」
P「でも?」
肇「私には、その、恋がよくわからなくて…」
P「え?」
9:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:02:45 :nwV
肇「異性で仲のいい同世代の方はそれなりにいます。故郷にも、今の学校にも。でも、恋とは少し違う気がして…Pさんは恋、わかりますか?」
P「いきなり難しいこと聞くなあ」
肇「…あの、失礼ですが、Pさんには恋愛経験はありますか?」
P「…俺、そんなモテなさそう?」
肇「あ、いえいえっ。そういうワケでは…」
P「ああ、わかってるよ。まあ、ごくごく普通の恋愛経験なら」
肇「……その、今でも、お付き合いをされている方が?」
肇「異性で仲のいい同世代の方はそれなりにいます。故郷にも、今の学校にも。でも、恋とは少し違う気がして…Pさんは恋、わかりますか?」
P「いきなり難しいこと聞くなあ」
肇「…あの、失礼ですが、Pさんには恋愛経験はありますか?」
P「…俺、そんなモテなさそう?」
肇「あ、いえいえっ。そういうワケでは…」
P「ああ、わかってるよ。まあ、ごくごく普通の恋愛経験なら」
肇「……その、今でも、お付き合いをされている方が?」
10:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:03:18 :nwV
P「いや、今はいないなあ。仕事が恋人ってやつかな」
肇「そ、そうですか…」
肇(…あれ?)
P「恋、恋ねえ…まあベタだけど、ふとした時にその人を考えてしまうとか? 今何してるんだろうとか」
肇(…あれあれ?)
P「笑ってる顔が見れるだけで嬉しいとか、何気ない一緒の時間を特別に感じたりとか」
肇(…あれあれあれ?)
P「…肇、聞いてるか?」
肇「え? は、はいっ! そ、それで?」
P「それで? うーん…まあ、そうだなあ」
肇「…」
P「いや、今はいないなあ。仕事が恋人ってやつかな」
肇「そ、そうですか…」
肇(…あれ?)
P「恋、恋ねえ…まあベタだけど、ふとした時にその人を考えてしまうとか? 今何してるんだろうとか」
肇(…あれあれ?)
P「笑ってる顔が見れるだけで嬉しいとか、何気ない一緒の時間を特別に感じたりとか」
肇(…あれあれあれ?)
P「…肇、聞いてるか?」
肇「え? は、はいっ! そ、それで?」
P「それで? うーん…まあ、そうだなあ」
肇「…」
11:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:03:46 :nwV
P「その人が自分以外の人と付き合ったり結婚したりするとして、モヤっとしたりするなら、もしかしたらその人に恋してるのかもなあ」
肇「!」
P「?」
肇「あ、あの!」
P「う、うん?」
肇「私、なんとなくわかった気がします…!」
P「お、そっか。そりゃよかった。じゃあ俺はこれで」
肇「Pさん!」
P「?」
肇「名前、呼んでくれませんか…?」
P「その人が自分以外の人と付き合ったり結婚したりするとして、モヤっとしたりするなら、もしかしたらその人に恋してるのかもなあ」
肇「!」
P「?」
肇「あ、あの!」
P「う、うん?」
肇「私、なんとなくわかった気がします…!」
P「お、そっか。そりゃよかった。じゃあ俺はこれで」
肇「Pさん!」
P「?」
肇「名前、呼んでくれませんか…?」
12:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:04:08 :nwV
P「え? ……肇?」
肇「も、もっとしっかりと」
P「わ、わかった……肇」
肇「…ありがとうございます。お引止めしてしまい、すみませんでした」
P「いやいや、俺から声かけたんだし。じゃあまた」
肇「…」
肇(…私の大切な名前を呼ばれると、嬉しい人、私の大切なものを大切にしてくれる人、ずっと…ずっと一緒に、いたい人…もしかして、私はー)
肇「……本当は、好きです」
肇(…伝えたい、キスしたい…)
肇「〜〜!!!!!」
P「え? ……肇?」
肇「も、もっとしっかりと」
P「わ、わかった……肇」
肇「…ありがとうございます。お引止めしてしまい、すみませんでした」
P「いやいや、俺から声かけたんだし。じゃあまた」
肇「…」
肇(…私の大切な名前を呼ばれると、嬉しい人、私の大切なものを大切にしてくれる人、ずっと…ずっと一緒に、いたい人…もしかして、私はー)
肇「……本当は、好きです」
肇(…伝えたい、キスしたい…)
肇「〜〜!!!!!」
13:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:04:51 :nwV
ーーーーーーーーーーーー
P「…肇」
肇「…はい」
P「10年間のアイドル生活、本当にお疲れ様でした」
肇「こちらこそ、ありがとうございました」
P「いやー…肇もアイドル引退かあ…」
肇「ふふ、何回言うんですか。もう泣きませんからね?」
P「そんなつもりないよ。でも、まだ信じられないな」
肇「引退ライブ、側で見ていてくれたじゃないですか」
ーーーーーーーーーーーー
P「…肇」
肇「…はい」
P「10年間のアイドル生活、本当にお疲れ様でした」
肇「こちらこそ、ありがとうございました」
P「いやー…肇もアイドル引退かあ…」
肇「ふふ、何回言うんですか。もう泣きませんからね?」
P「そんなつもりないよ。でも、まだ信じられないな」
肇「引退ライブ、側で見ていてくれたじゃないですか」
14:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:05:44 :nwV
P「いや、そうなんだけとさー… あまりにも幻想的というか、天女みたいだったというか…俺、夢見てたのかなって」
肇「ふふ、言い過ぎですよ」
P「いやいや。思えば昔から肇のアイドル姿は幻想的だったなあ…儚くて、それこそこの手をすり抜けてしまいそうな」
肇「肇は、ここにいますよ。これまでずっとそうでしたよね?」
P「ああ。これまでずっとそうだったからな」
肇「ふふ…」
P「……なあ、肇、これからどうするんだ?」
肇「…これから、ですか」
P「実家に帰っておじいちゃんの跡を継ぐのか?」
肇「…それも、考えました」
P「ということは、違うのか」
P「いや、そうなんだけとさー… あまりにも幻想的というか、天女みたいだったというか…俺、夢見てたのかなって」
肇「ふふ、言い過ぎですよ」
P「いやいや。思えば昔から肇のアイドル姿は幻想的だったなあ…儚くて、それこそこの手をすり抜けてしまいそうな」
肇「肇は、ここにいますよ。これまでずっとそうでしたよね?」
P「ああ。これまでずっとそうだったからな」
肇「ふふ…」
P「……なあ、肇、これからどうするんだ?」
肇「…これから、ですか」
P「実家に帰っておじいちゃんの跡を継ぐのか?」
肇「…それも、考えました」
P「ということは、違うのか」
15:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:06:08 :nwV
肇「はい。はじめは諦めようと思ったんです。でも、このまま諦めてしまえば、一生後悔してしまう。そんな、アイドルと同じくらい諦めきれない夢が、ひとつ、あるんです」
P「へえ。是非教えてほしいな」
肇「…知りたい、ですか?」
P「うん。差し支えなければ」
肇「……わかりました。それでは、恥ずかしいので一回しか言いませんから、よく聞いてくださいね」
P「ああ、わかった」
肇「…その前に」
P「ん?」
肇「私の名前、呼んでくれませんか?」
P「…ああ、いいよ。……肇」
肇「……ありがとうございます、Pさん。私の、ずっと大好きな人」
P「…え?」
肇「今なら、言えます。Pさん」
肇「本当は、好きです。ずっと、ずっとー」
肇「はい。はじめは諦めようと思ったんです。でも、このまま諦めてしまえば、一生後悔してしまう。そんな、アイドルと同じくらい諦めきれない夢が、ひとつ、あるんです」
P「へえ。是非教えてほしいな」
肇「…知りたい、ですか?」
P「うん。差し支えなければ」
肇「……わかりました。それでは、恥ずかしいので一回しか言いませんから、よく聞いてくださいね」
P「ああ、わかった」
肇「…その前に」
P「ん?」
肇「私の名前、呼んでくれませんか?」
P「…ああ、いいよ。……肇」
肇「……ありがとうございます、Pさん。私の、ずっと大好きな人」
P「…え?」
肇「今なら、言えます。Pさん」
肇「本当は、好きです。ずっと、ずっとー」
16:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:06:39 :nwV
ーーーーーーーーーーーー
P「肇ー?」
肇「なーにー?」
P「ちょっとおいで」
肇「はい、どうしましたか?」
P「まあいいから」
肇「ふふ、何ですか?」
P「そりゃ」
肇「きゃっ」
P「あー…癒される…肇、ぽかぽかしてる」
肇「もう、ご飯作ってるのに」
ーーーーーーーーーーーー
P「肇ー?」
肇「なーにー?」
P「ちょっとおいで」
肇「はい、どうしましたか?」
P「まあいいから」
肇「ふふ、何ですか?」
P「そりゃ」
肇「きゃっ」
P「あー…癒される…肇、ぽかぽかしてる」
肇「もう、ご飯作ってるのに」
17:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:07:08 :nwV
P「まあまあ。夫の疲れを癒すのは愛するお嫁さんを抱きしめることなんだよ…」
肇「ふふ、しょうがないんですから…」
P「肇ー…」
肇「なんですかー…?」
P「愛してるぞー…」
肇「私もです…」
P「…」
肇「…はい、おしまいっ」
P「え、早くない?」
肇「早く美味しいご飯食べてほしいですから。また後で、ね?」
P「はーい…」
肇「あ、そうだ。ちょっと新しい料理を試してるんですよ。味見してくれますか?」
P「お、するする」
P「まあまあ。夫の疲れを癒すのは愛するお嫁さんを抱きしめることなんだよ…」
肇「ふふ、しょうがないんですから…」
P「肇ー…」
肇「なんですかー…?」
P「愛してるぞー…」
肇「私もです…」
P「…」
肇「…はい、おしまいっ」
P「え、早くない?」
肇「早く美味しいご飯食べてほしいですから。また後で、ね?」
P「はーい…」
肇「あ、そうだ。ちょっと新しい料理を試してるんですよ。味見してくれますか?」
P「お、するする」
18:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:07:47 :nwV
肇「ありがとうございます。はい、あーん…」
P「あーん…」
肇「おいし?」
P「…うん。超美味しい」
肇「ふふ、良かった」
P「俺も手伝うよ。皿出しとくな」
肇「ありがとうございます」
P「…それにしても」
肇「?」
P「肇、最近口調変わったよな」
肇「そうですか?」
P「うん。砕けた感じで話してくれることが多くなった。敬語からいい意味でただの丁寧語になったって感じ?」
肇「ありがとうございます。はい、あーん…」
P「あーん…」
肇「おいし?」
P「…うん。超美味しい」
肇「ふふ、良かった」
P「俺も手伝うよ。皿出しとくな」
肇「ありがとうございます」
P「…それにしても」
肇「?」
P「肇、最近口調変わったよな」
肇「そうですか?」
P「うん。砕けた感じで話してくれることが多くなった。敬語からいい意味でただの丁寧語になったって感じ?」
19:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:08:10 :nwV
肇「ああ…それはまあ、夫婦ですから」
P「嬉しいよ、そういうのすごく」
肇「特に意識はしてませんけどね」
P「だからこそ、だよ。肇ってずっと礼儀正しく話す子だったから」
肇「今でもPさんに対しての礼儀は守っているつもりですけれど?」
P「そうか? 昔ほど尊敬してます感なくない? いいけどさ」
肇「それはまあ、そうですね」
P「え?」
肇「Pさん、意外とだらしないんだなあとか、子どもっぽい人なんだなあとか。結婚してから気づきましたから」
P「バレちゃったかー…」
肇「ふふ、でも、そんなところも好きですよ?」
肇「ああ…それはまあ、夫婦ですから」
P「嬉しいよ、そういうのすごく」
肇「特に意識はしてませんけどね」
P「だからこそ、だよ。肇ってずっと礼儀正しく話す子だったから」
肇「今でもPさんに対しての礼儀は守っているつもりですけれど?」
P「そうか? 昔ほど尊敬してます感なくない? いいけどさ」
肇「それはまあ、そうですね」
P「え?」
肇「Pさん、意外とだらしないんだなあとか、子どもっぽい人なんだなあとか。結婚してから気づきましたから」
P「バレちゃったかー…」
肇「ふふ、でも、そんなところも好きですよ?」
20:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:08:34 :nwV
P「…ならいいや」
肇「Pさんは、何かありますか?結婚して私にがっかりしたこととか」
P「いやいや、それどころかずっと側にいればいるほどもっと好きになっていってるよ…肇」
肇「はい? …え? どうしたんですか、このネックレス?」
P「今日は記念日だからな」
肇「え? 結婚記念日はまだ…」
P「肇が俺に想いを伝えてくれた記念日」
肇「あ…」
P「あの時からずっと、俺は肇に恋してるから」
肇「Pさん…。あ…」
P「…」
肇「…」
P「…ならいいや」
肇「Pさんは、何かありますか?結婚して私にがっかりしたこととか」
P「いやいや、それどころかずっと側にいればいるほどもっと好きになっていってるよ…肇」
肇「はい? …え? どうしたんですか、このネックレス?」
P「今日は記念日だからな」
肇「え? 結婚記念日はまだ…」
P「肇が俺に想いを伝えてくれた記念日」
肇「あ…」
P「あの時からずっと、俺は肇に恋してるから」
肇「Pさん…。あ…」
P「…」
肇「…」
21:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:08:55 :nwV
P「…ちょっとクサかったかな?」
肇「…いえ。ロマンチックな告白だと思います。私も、ずっと好きですよ。あなたに、恋してます……Pさん」
P「肇…」
肇「ふふ……あー!」
P「え?」
肇「火、止めないと!」
P「うわ、グツグツ煮えたぎってる!」
P「…ちょっとクサかったかな?」
肇「…いえ。ロマンチックな告白だと思います。私も、ずっと好きですよ。あなたに、恋してます……Pさん」
P「肇…」
肇「ふふ……あー!」
P「え?」
肇「火、止めないと!」
P「うわ、グツグツ煮えたぎってる!」
22:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:09:20 :nwV
ーーーーーーーーーーーー
「肇」
肇「え?」
「ーって呼ぶよね。お父さん、お母さんのこと」
肇「ええ、そうね」
「お母さんもお父さんのこと、「Pさん」って名前で呼ぶよね」
肇「うん、それが?」
「学校で友だちと話したらさ、みんな「お父さん」とか「あなた」って呼んでるって言うから。なんでだろうなって思ったの」
ーーーーーーーーーーーー
「肇」
肇「え?」
「ーって呼ぶよね。お父さん、お母さんのこと」
肇「ええ、そうね」
「お母さんもお父さんのこと、「Pさん」って名前で呼ぶよね」
肇「うん、それが?」
「学校で友だちと話したらさ、みんな「お父さん」とか「あなた」って呼んでるって言うから。なんでだろうなって思ったの」
23:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:09:40 :nwV
肇「ふふ、なるほどね。それはね?」
ガチャ
肇「ー大好きな人の大切な名前を、ずっと呼んでいたいからよ♪ ……お帰りなさい、Pさん」
P「ただいま、肇」
肇「ふふ、なるほどね。それはね?」
ガチャ
肇「ー大好きな人の大切な名前を、ずっと呼んでいたいからよ♪ ……お帰りなさい、Pさん」
P「ただいま、肇」
24:名無しさん@おーぷん:2018/04/13(金)19:10:21 :nwV
途中でPCから書き込めなくなったのでスマホから投稿しました。
肇ちゃん総選挙頑張れー!
肇ちゃん総選挙頑張れー!
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