1: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 14:58:37.10 :k0KF8h6w0
恵美「あ、琴葉。お疲れ~」
可憐「琴葉さん、お疲れ様です」
琴葉「お疲れ様、二人とも」
P「お疲れ、琴葉」
琴葉「お疲れ様です、P。控え室でお仕事なんて珍しいですね」
P「あー、まあ気分転換に? たまにはいいかな~って」
恵美「ホントに~? サボってるだけじゃないの~?」
P「ま、まさかそんなわけ……。見回りだって仕事の内だぞ?」
恵美「にゃはは、ジョーダンだって♪」
可憐「ふふっ」
恵美「あっ、それより聞いてよ、琴葉! このネイル 海美が塗ってくれたんだよ」
琴葉「海美ちゃんが?」
恵美「そうなの! いつものお返しにって塗ってくれたんだけど、1本塗り忘れててさぁ♪」
琴葉「ふふっ、海美ちゃんらしいね」
恵美「あ、琴葉。お疲れ~」
可憐「琴葉さん、お疲れ様です」
琴葉「お疲れ様、二人とも」
P「お疲れ、琴葉」
琴葉「お疲れ様です、P。控え室でお仕事なんて珍しいですね」
P「あー、まあ気分転換に? たまにはいいかな~って」
恵美「ホントに~? サボってるだけじゃないの~?」
P「ま、まさかそんなわけ……。見回りだって仕事の内だぞ?」
恵美「にゃはは、ジョーダンだって♪」
可憐「ふふっ」
恵美「あっ、それより聞いてよ、琴葉! このネイル 海美が塗ってくれたんだよ」
琴葉「海美ちゃんが?」
恵美「そうなの! いつものお返しにって塗ってくれたんだけど、1本塗り忘れててさぁ♪」
琴葉「ふふっ、海美ちゃんらしいね」
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2: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 14:59:55.31 :k0KF8h6w0
可憐「恵美ちゃん、ずっと嬉しそうにしてて……」
恵美「そりゃあ、アタシのために海美が頑張ってくれたからね♪」
琴葉「……」
恵美「琴葉も今度、海美にネイル塗ってもらいなよ」
琴葉「えっ? でも私、ネイルとかあんまり慣れてないから……」
恵美「大丈夫だって、琴葉なら絶対似合うからさ♪ ねっ、可憐もそう思うっしょ?」
可憐「うん、琴葉さんならきっと似合うと思います……♪」
琴葉「そ、そう? じゃあネイルの勉強してみようかな?」
恵美「ホント真面目だな~、琴葉は。もっと気軽に楽しんじゃいなよ」
恵美「この前詩花と遊んだ時、初めて行くとこばっかだったけど、楽しかったし♪」
琴葉「詩花ちゃんと?」
恵美「あ、可憐も詩花とどっか行ってたよね?」
可憐「わ、私は詩花さんとアロマを見に……」
琴葉「二人とも、もうそんなに詩花ちゃんと仲良いんだ……」
可憐「恵美ちゃん、ずっと嬉しそうにしてて……」
恵美「そりゃあ、アタシのために海美が頑張ってくれたからね♪」
琴葉「……」
恵美「琴葉も今度、海美にネイル塗ってもらいなよ」
琴葉「えっ? でも私、ネイルとかあんまり慣れてないから……」
恵美「大丈夫だって、琴葉なら絶対似合うからさ♪ ねっ、可憐もそう思うっしょ?」
可憐「うん、琴葉さんならきっと似合うと思います……♪」
琴葉「そ、そう? じゃあネイルの勉強してみようかな?」
恵美「ホント真面目だな~、琴葉は。もっと気軽に楽しんじゃいなよ」
恵美「この前詩花と遊んだ時、初めて行くとこばっかだったけど、楽しかったし♪」
琴葉「詩花ちゃんと?」
恵美「あ、可憐も詩花とどっか行ってたよね?」
可憐「わ、私は詩花さんとアロマを見に……」
琴葉「二人とも、もうそんなに詩花ちゃんと仲良いんだ……」
3: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:00:49.08 :k0KF8h6w0
恵美「アイドルのみんなと仲良くなって遊ぶの、楽しいからさ♪」
可憐「恵美ちゃん、いろんな人と遊びに行ってるよね?」
恵美「うん、可奈とカラオケ行ったり、静香とテニスしたり……」
恵美「あ、あと可憐と一緒に寝たっけ?」
琴葉「え?」
P「……ん?」
可憐「め、恵美ちゃん!? あ、あれはただ部屋が一緒だっただけで……!」
恵美「にゃはは♪ 可憐てば慌てすぎだよ、アタシ間違った事言ってないじゃん♪」
可憐「誤解されちゃうよ! それにあの時のことじゃなくても、福袋を見に行った時の話でも良かったんじゃ……」
恵美「あー、あれねー♪ 可憐の鼻がスゴかったヤツだよね?」
可憐「そんな覚え方……」
琴葉「…………」
恵美「アイドルのみんなと仲良くなって遊ぶの、楽しいからさ♪」
可憐「恵美ちゃん、いろんな人と遊びに行ってるよね?」
恵美「うん、可奈とカラオケ行ったり、静香とテニスしたり……」
恵美「あ、あと可憐と一緒に寝たっけ?」
琴葉「え?」
P「……ん?」
可憐「め、恵美ちゃん!? あ、あれはただ部屋が一緒だっただけで……!」
恵美「にゃはは♪ 可憐てば慌てすぎだよ、アタシ間違った事言ってないじゃん♪」
可憐「誤解されちゃうよ! それにあの時のことじゃなくても、福袋を見に行った時の話でも良かったんじゃ……」
恵美「あー、あれねー♪ 可憐の鼻がスゴかったヤツだよね?」
可憐「そんな覚え方……」
琴葉「…………」
4: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:01:42.01 :k0KF8h6w0
P「恵美、恵美が変なこと言ったせいで琴葉固まってるぞ」
恵美「へ?」
琴葉「…………」
可憐「あの、琴葉さん……?」
恵美「おーい、琴葉-?」
琴葉「へ? あ…うぅん、何でもない」
恵美「………そっか、ならいいけど」
可憐「……?」
P「おーい、恵美、可憐、そろそろレッスンの時間だぞ?」
恵美「げっ、もうそんな時間? ゴメン、アタシらもう行かなきゃ。じゃね、琴葉」
可憐「ま、また今度」
琴葉「うん、行ってらっしゃい」
琴葉「…………」
P「恵美、恵美が変なこと言ったせいで琴葉固まってるぞ」
恵美「へ?」
琴葉「…………」
可憐「あの、琴葉さん……?」
恵美「おーい、琴葉-?」
琴葉「へ? あ…うぅん、何でもない」
恵美「………そっか、ならいいけど」
可憐「……?」
P「おーい、恵美、可憐、そろそろレッスンの時間だぞ?」
恵美「げっ、もうそんな時間? ゴメン、アタシらもう行かなきゃ。じゃね、琴葉」
可憐「ま、また今度」
琴葉「うん、行ってらっしゃい」
琴葉「…………」
5: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:02:27.46 :k0KF8h6w0
琴葉(さっきの気持ち、何だったんだろう?)
琴葉(なんだか少しモヤモヤして、重くて、切ない感じ)
琴葉(恵美と可憐さんと話すのは楽しいはずなのに……)
エレナ「ヤッホー、P!」
P「お疲れ、エレナ。ってエレナはそろそろ……」
エレナ「あっ、コトハ-! ナニしてるノ?」
琴葉「………」
エレナ「コトハ?」
P「……?」
琴葉「あ、エレナ。ごめん、ちょっと考え事してたの」
エレナ「ダイジョーブ? 悩みがあるならワタシが聞くヨ?」
琴葉「ありがとうエレナ。大丈夫だから。心配かけちゃってごめんね」
エレナ「そんなの気にしなくてイイヨー。コトハはベストフレンドだからネ!」
琴葉「エレナ……。」
琴葉(さっきの気持ち、何だったんだろう?)
琴葉(なんだか少しモヤモヤして、重くて、切ない感じ)
琴葉(恵美と可憐さんと話すのは楽しいはずなのに……)
エレナ「ヤッホー、P!」
P「お疲れ、エレナ。ってエレナはそろそろ……」
エレナ「あっ、コトハ-! ナニしてるノ?」
琴葉「………」
エレナ「コトハ?」
P「……?」
琴葉「あ、エレナ。ごめん、ちょっと考え事してたの」
エレナ「ダイジョーブ? 悩みがあるならワタシが聞くヨ?」
琴葉「ありがとうエレナ。大丈夫だから。心配かけちゃってごめんね」
エレナ「そんなの気にしなくてイイヨー。コトハはベストフレンドだからネ!」
琴葉「エレナ……。」
6: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:03:13.05 :k0KF8h6w0
エレナ「だから元気出して、ネ?」
琴葉「……うん。エレナが親友で良かった。ふふっ」
エレナ「モー、大げさだヨー エヘヘ♪」
美也「エレナさ~ん? 行きますよ~?」
エレナ「ハーイ! じゃあワタシ、美也との打ち合わせに行ってくるネ。またネ、コトハ!」
琴葉「あ、うん。行ってらっしゃい」
P「あー、少し準備に時間がかかるから、会議室で待っててくれ」
エレナ「分かったヨー。お待たせ、ミヤ! じゃあ行こっか」
美也「はい~。今日の打ち合わせ、何について話すんでしょうか~? 楽しみですね~♪」
エレナ「ワタシも楽しみだヨー、エヘヘ♪」
琴葉「…………」
エレナ「だから元気出して、ネ?」
琴葉「……うん。エレナが親友で良かった。ふふっ」
エレナ「モー、大げさだヨー エヘヘ♪」
美也「エレナさ~ん? 行きますよ~?」
エレナ「ハーイ! じゃあワタシ、美也との打ち合わせに行ってくるネ。またネ、コトハ!」
琴葉「あ、うん。行ってらっしゃい」
P「あー、少し準備に時間がかかるから、会議室で待っててくれ」
エレナ「分かったヨー。お待たせ、ミヤ! じゃあ行こっか」
美也「はい~。今日の打ち合わせ、何について話すんでしょうか~? 楽しみですね~♪」
エレナ「ワタシも楽しみだヨー、エヘヘ♪」
琴葉「…………」
7: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:03:55.44 :k0KF8h6w0
琴葉(またこの気持ち……)
琴葉(寂しさ? 何で? エレナと話してて楽しかったのに)
琴葉(エレナは今から打ち合わせ。だから、しょうがない)
琴葉(……しょうがない? 何が? どうしてそうなるの?)
琴葉(考えれば考えるほど分からなくなって……どんどん辛い気持ちなる)
琴葉「………どうして?」
P「琴葉?」
琴葉「…………」
P「おーい、琴葉、琴葉!」
琴葉「…! あっ、P。ごめんなさい」
琴葉(またこの気持ち……)
琴葉(寂しさ? 何で? エレナと話してて楽しかったのに)
琴葉(エレナは今から打ち合わせ。だから、しょうがない)
琴葉(……しょうがない? 何が? どうしてそうなるの?)
琴葉(考えれば考えるほど分からなくなって……どんどん辛い気持ちなる)
琴葉「………どうして?」
P「琴葉?」
琴葉「…………」
P「おーい、琴葉、琴葉!」
琴葉「…! あっ、P。ごめんなさい」
8: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:04:34.94 :k0KF8h6w0
P「どうした? さっきから様子がおかしいぞ?」
琴葉「いえ、大丈夫です……」
P「大丈夫そうには見えないぞ? 俺に話せないなら誰か話しやすい人を連れてくるから…」
琴葉「あっ、そうじゃなくて……」
P「………話してくれるか?」
琴葉「…………」
琴葉「さっき恵美と可憐さんと話してた時、寂しいような、切ないような、よく分からない気持ちになったんです」
琴葉「恵美がアイドルのみんなと遊んでる話の時とか、可憐さんと楽しそうにしてる時とか……」
P「…………」
P「どうした? さっきから様子がおかしいぞ?」
琴葉「いえ、大丈夫です……」
P「大丈夫そうには見えないぞ? 俺に話せないなら誰か話しやすい人を連れてくるから…」
琴葉「あっ、そうじゃなくて……」
P「………話してくれるか?」
琴葉「…………」
琴葉「さっき恵美と可憐さんと話してた時、寂しいような、切ないような、よく分からない気持ちになったんです」
琴葉「恵美がアイドルのみんなと遊んでる話の時とか、可憐さんと楽しそうにしてる時とか……」
P「…………」
9: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:05:42.63 :k0KF8h6w0
琴葉「その後エレナが来て、エレナと話してた時はそのモヤモヤは全然無かったんです」
琴葉「でも、エレナと美也が話してるのを見てたら、また辛い気持ちになって……」
琴葉「P、この気持ちって、何なんですか?」
P「うーん……。琴葉は恵美とエレナにやきもちを妬いてるのかもな」
琴葉「やきもち……ですか?」
P「うん。だから二人が自分以外の人と仲良くしてるところを見ると、辛くなるんだろうな」
琴葉「………」
P「恵美もエレナも誰かに盗られたり、いなくなったりするわけじゃ…」
琴葉「それは…分かってます、けど………」
P「もっと仲間を信じてみたらどうだ?」
琴葉「P! 私は、私は仲間を信じてます……!」
P「あー、言い方が悪かった。そうだな……。もっと人に頼ったり、甘えたりして良いんだぞ?」
琴葉「あ……………そっか」
琴葉「その後エレナが来て、エレナと話してた時はそのモヤモヤは全然無かったんです」
琴葉「でも、エレナと美也が話してるのを見てたら、また辛い気持ちになって……」
琴葉「P、この気持ちって、何なんですか?」
P「うーん……。琴葉は恵美とエレナにやきもちを妬いてるのかもな」
琴葉「やきもち……ですか?」
P「うん。だから二人が自分以外の人と仲良くしてるところを見ると、辛くなるんだろうな」
琴葉「………」
P「恵美もエレナも誰かに盗られたり、いなくなったりするわけじゃ…」
琴葉「それは…分かってます、けど………」
P「もっと仲間を信じてみたらどうだ?」
琴葉「P! 私は、私は仲間を信じてます……!」
P「あー、言い方が悪かった。そうだな……。もっと人に頼ったり、甘えたりして良いんだぞ?」
琴葉「あ……………そっか」
10: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:06:39.58 :k0KF8h6w0
P「ん? 何か分かったか?」
琴葉「……P、ありがとうございます。私、ちょっと一人で考えてみます」
P「いや、だからな……」
琴葉「もう、大丈夫ですから」
P「…………分かった。じゃあ俺は会議室にいるからな」
琴葉「はい。ありがとうございました」
琴葉「………はぁ」
琴葉(私、やきもち妬いてたんだ……)
琴葉(ほかの人と仲良くしてるからって、友達じゃなくなるなんてありえない。そんな当たり前の事を………)
琴葉(信じてないから、いなくなるって思う。信じてないから、迷惑かけちゃいけないって思う。確かにそうかも、だけど……)
琴葉(私は仲間を、親友を信じてるはず。そうじゃないと………)
琴葉「私、なんてひどい………」
P「ん? 何か分かったか?」
琴葉「……P、ありがとうございます。私、ちょっと一人で考えてみます」
P「いや、だからな……」
琴葉「もう、大丈夫ですから」
P「…………分かった。じゃあ俺は会議室にいるからな」
琴葉「はい。ありがとうございました」
琴葉「………はぁ」
琴葉(私、やきもち妬いてたんだ……)
琴葉(ほかの人と仲良くしてるからって、友達じゃなくなるなんてありえない。そんな当たり前の事を………)
琴葉(信じてないから、いなくなるって思う。信じてないから、迷惑かけちゃいけないって思う。確かにそうかも、だけど……)
琴葉(私は仲間を、親友を信じてるはず。そうじゃないと………)
琴葉「私、なんてひどい………」
11: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:07:32.54 :k0KF8h6w0
琴葉(……二人は私のことどう思うかな? やきもちくらい妬いてくれるかな?)
琴葉(なんて、虫が良すぎるよね。自分は信じてないのに、嫉妬して、すがろうとしてる)
琴葉(もっとPに頼れば良かった。どうしたらいいんだろう………)
琴葉「会議室、行こうかな………」
海美「琴葉―、いる?」
琴葉「あ、海美ちゃん」
海美「あのね、琴葉……。私、琴葉にネイル塗ったげる」
琴葉「え?」
海美「大丈夫、めぐみーに道具貸してもらったから! あと、その……」
琴葉「?」
海美「うう~…。やっぱり隠し事なんて出来ないよ~……」
琴葉「う、海美ちゃん……?」
海美「琴葉、何かあったの? めぐみー心配してたよ?」
琴葉「恵美が?」
琴葉(……二人は私のことどう思うかな? やきもちくらい妬いてくれるかな?)
琴葉(なんて、虫が良すぎるよね。自分は信じてないのに、嫉妬して、すがろうとしてる)
琴葉(もっとPに頼れば良かった。どうしたらいいんだろう………)
琴葉「会議室、行こうかな………」
海美「琴葉―、いる?」
琴葉「あ、海美ちゃん」
海美「あのね、琴葉……。私、琴葉にネイル塗ったげる」
琴葉「え?」
海美「大丈夫、めぐみーに道具貸してもらったから! あと、その……」
琴葉「?」
海美「うう~…。やっぱり隠し事なんて出来ないよ~……」
琴葉「う、海美ちゃん……?」
海美「琴葉、何かあったの? めぐみー心配してたよ?」
琴葉「恵美が?」
12: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:08:21.88 :k0KF8h6w0
海美「話しててもあんまり楽しそうじゃなかった、って。私、琴葉に元気になってほしくて、それで……」
琴葉「海美ちゃん……」
琴葉(恵美も海美ちゃんもこうして心配してくれて……。そう、エレナも心配してくれてた)
琴葉(落ち込んでる場合じゃないよね。ちゃんと気持ちに応えないと……)
琴葉「……ありがとう、海美ちゃん。ネイル、お願いしようかな?」
海美「…! うん、任せて! 女子力MAXにしちゃうからね!」
琴葉「ふふっ♪」
海美「琴葉はどんな感じのネイルがいい?」
琴葉「うーん……。海美ちゃんに決めてもらってもいいかな?」
海美「いいよ! …琴葉にはこれが似合うかなぁ、でも女子力といえばピンクだし………」
海美「話しててもあんまり楽しそうじゃなかった、って。私、琴葉に元気になってほしくて、それで……」
琴葉「海美ちゃん……」
琴葉(恵美も海美ちゃんもこうして心配してくれて……。そう、エレナも心配してくれてた)
琴葉(落ち込んでる場合じゃないよね。ちゃんと気持ちに応えないと……)
琴葉「……ありがとう、海美ちゃん。ネイル、お願いしようかな?」
海美「…! うん、任せて! 女子力MAXにしちゃうからね!」
琴葉「ふふっ♪」
海美「琴葉はどんな感じのネイルがいい?」
琴葉「うーん……。海美ちゃんに決めてもらってもいいかな?」
海美「いいよ! …琴葉にはこれが似合うかなぁ、でも女子力といえばピンクだし………」
13: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:09:04.66 :k0KF8h6w0
琴葉「……………ねぇ、海美ちゃん」
海美「何?」
琴葉「少し、相談に乗ってもらえる?」
海美「えっ? 私でいいの?」
琴葉「うん。ダメ、かな?」
海美「そんなことないよ! なんでも相談して!」
琴葉「ありがとう。………私ね、恵美とエレナにやきもち妬いてたの」
海美「琴葉がやきもち妬いてたの? どうして?」
琴葉「二人がほかの子と仲良くしてるのを見てたら……悔しくなっちゃったのかな?」
海美「そうなんだ……。琴葉って意外と寂しんぼうなんだね」
琴葉「……………ねぇ、海美ちゃん」
海美「何?」
琴葉「少し、相談に乗ってもらえる?」
海美「えっ? 私でいいの?」
琴葉「うん。ダメ、かな?」
海美「そんなことないよ! なんでも相談して!」
琴葉「ありがとう。………私ね、恵美とエレナにやきもち妬いてたの」
海美「琴葉がやきもち妬いてたの? どうして?」
琴葉「二人がほかの子と仲良くしてるのを見てたら……悔しくなっちゃったのかな?」
海美「そうなんだ……。琴葉って意外と寂しんぼうなんだね」
14: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:10:13.66 :k0KF8h6w0
琴葉「寂しんぼう………。そっか、寂しんぼうだね、私」
海美「寂しくなったらいつでも言ってね? 会えない日でもメールとか電話とかしていいから」
琴葉「……うん。私、海美ちゃんがいてくれて本当に良かった」
海美「も~、大げさだなあ、琴葉は♪」
琴葉「あ、エレナと同じ事言ってる。ふふっ♪」
海美「………よーし、出来たー!! 琴葉、どう? 上手に出来てるかな?」
琴葉「私もネイルはあんまり詳しく無いけど……うん、上手だと思うよ」
海美「ホント? やったー!! 私、女子力アップしてるかも~!」
琴葉「寂しんぼう………。そっか、寂しんぼうだね、私」
海美「寂しくなったらいつでも言ってね? 会えない日でもメールとか電話とかしていいから」
琴葉「……うん。私、海美ちゃんがいてくれて本当に良かった」
海美「も~、大げさだなあ、琴葉は♪」
琴葉「あ、エレナと同じ事言ってる。ふふっ♪」
海美「………よーし、出来たー!! 琴葉、どう? 上手に出来てるかな?」
琴葉「私もネイルはあんまり詳しく無いけど……うん、上手だと思うよ」
海美「ホント? やったー!! 私、女子力アップしてるかも~!」
15: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:10:53.82 :k0KF8h6w0
P「おーい、琴葉-? って海美、お疲れ」
海美「あっ、P! お疲れ様! 私、ネイル上手になったんだよ! Pにも塗ったげるね☆」
P「えっ? ネイル? い、いや、俺はいいから……」
琴葉(……エレナと恵美に『やきもち妬いてた』って言ったら、茶化されちゃうかな?)
琴葉「ふふっ♪」
P「?」
琴葉「P、今日の相談のこと、二人には内緒にしててくださいね♪」
おわり
P「おーい、琴葉-? って海美、お疲れ」
海美「あっ、P! お疲れ様! 私、ネイル上手になったんだよ! Pにも塗ったげるね☆」
P「えっ? ネイル? い、いや、俺はいいから……」
琴葉(……エレナと恵美に『やきもち妬いてた』って言ったら、茶化されちゃうかな?)
琴葉「ふふっ♪」
P「?」
琴葉「P、今日の相談のこと、二人には内緒にしててくださいね♪」
おわり
16: ◆WLsfqmuY0dny:2018/08/25(土) 15:13:16.94 :k0KF8h6w0
琴葉にやきもちを妬かせたいと書き始め、自分が友人にやきもちを妬いたときの気持ちを基に書いたら、こうなりました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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