1: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:40:44.81 :jLXoir2i0
如月千早(以下、千早) 「この曲……リズムの取り方が聞いていて気持ち良いわね」
千早 「それに、歌詞の区切り方にもこだわりを感じる……ふふ」ニコニコ
千早 「~~♪」ルンルン
ガチャリ
望月杏奈(以下、杏奈) 「千早さん……おつかれ、さま……です」フラフラ
千早 「望月さん、お疲れ様」
如月千早(以下、千早) 「この曲……リズムの取り方が聞いていて気持ち良いわね」
千早 「それに、歌詞の区切り方にもこだわりを感じる……ふふ」ニコニコ
千早 「~~♪」ルンルン
ガチャリ
望月杏奈(以下、杏奈) 「千早さん……おつかれ、さま……です」フラフラ
千早 「望月さん、お疲れ様」
2: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:41:22.09 :jLXoir2i0
千早 「……ふらついてるけれど、具合でも悪いの?」
杏奈 「違い、ます……」
杏奈 「レッスン……いつもより、厳しくて」
千早 「あら……それは、大変だったわね」
千早 「ほら、こっちに座ったらどう?」ポンポン
杏奈 「…………」ポスッ
千早 「……ふらついてるけれど、具合でも悪いの?」
杏奈 「違い、ます……」
杏奈 「レッスン……いつもより、厳しくて」
千早 「あら……それは、大変だったわね」
千早 「ほら、こっちに座ったらどう?」ポンポン
杏奈 「…………」ポスッ
3: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:41:52.39 :jLXoir2i0
杏奈 「杏奈……なんだか、眠くなってきちゃった」
千早 「望月さん、次の仕事は大丈夫なの?」
杏奈 「うん……今日はもう、おやすみ……」
千早 「そう……」
杏奈 「…………」コテン
千早 「望月さん?」
杏奈 「ん……」ウトウト
千早 「いつもなら、帰ってゲームしてるのに……」
千早 「今日はよっぽど疲れたのね……」ナデナデ
杏奈 「杏奈……なんだか、眠くなってきちゃった」
千早 「望月さん、次の仕事は大丈夫なの?」
杏奈 「うん……今日はもう、おやすみ……」
千早 「そう……」
杏奈 「…………」コテン
千早 「望月さん?」
杏奈 「ん……」ウトウト
千早 「いつもなら、帰ってゲームしてるのに……」
千早 「今日はよっぽど疲れたのね……」ナデナデ
4: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:43:41.52 :jLXoir2i0
千早 「……そうだわ、子守歌でも歌おうかしら」
千早 「……ぼうや~よい子だねんねしな~♪」
杏奈 「あの、千早さん……」
千早 「ごめんなさい、起こしちゃった?」
杏奈 「それは大丈夫、だけど……」
杏奈 「杏奈、そんなに子供じゃない、です……」カァア
千早 「ご、ごめんなさい!」
千早 「……そうだわ、子守歌でも歌おうかしら」
千早 「……ぼうや~よい子だねんねしな~♪」
杏奈 「あの、千早さん……」
千早 「ごめんなさい、起こしちゃった?」
杏奈 「それは大丈夫、だけど……」
杏奈 「杏奈、そんなに子供じゃない、です……」カァア
千早 「ご、ごめんなさい!」
5: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:44:53.50 :jLXoir2i0
―――――
星井美希(以下、美希) 「もう、誕生日なのにレッスン多過ぎなの……」
美希 「ちょっとお昼寝を……」チラッ
美希 「……あれ、千早さん?」
美希 (千早さん、久しぶりに会えたの……!)
―――――
星井美希(以下、美希) 「もう、誕生日なのにレッスン多過ぎなの……」
美希 「ちょっとお昼寝を……」チラッ
美希 「……あれ、千早さん?」
美希 (千早さん、久しぶりに会えたの……!)
6: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:46:48.48 :jLXoir2i0
美希 「そーだ!折角だし久々にいーっぱいお喋りをするの!」
美希 「ねぇねぇ、千早さ――」ピタリ
千早 「…………」ナデナデ
杏奈 「ん…………」スヤスヤ
美希 「あれ、杏奈?」
美希 (千早さん、膝枕してあげてるの……)
美希 「……せっかく千早さんがやってるのに、ジャマしたらダメだよね!」
美希 「むぅ……」モヤモヤ
美希 「そーだ!折角だし久々にいーっぱいお喋りをするの!」
美希 「ねぇねぇ、千早さ――」ピタリ
千早 「…………」ナデナデ
杏奈 「ん…………」スヤスヤ
美希 「あれ、杏奈?」
美希 (千早さん、膝枕してあげてるの……)
美希 「……せっかく千早さんがやってるのに、ジャマしたらダメだよね!」
美希 「むぅ……」モヤモヤ
7: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:48:11.80 :jLXoir2i0
―――――
美希 「むぅ……」モヤモヤ
伊吹翼(以下、翼) 「ねぇねぇ美希先輩、顔怖いですよー?」
翼 「どうかしたんですか?」
美希 「……なんでもないの、それより次のレッスンっていつから?」
翼 「んー……後一時間くらいです!」
―――――
美希 「むぅ……」モヤモヤ
伊吹翼(以下、翼) 「ねぇねぇ美希先輩、顔怖いですよー?」
翼 「どうかしたんですか?」
美希 「……なんでもないの、それより次のレッスンっていつから?」
翼 「んー……後一時間くらいです!」
8: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:49:32.67 :jLXoir2i0
美希 「それは好都合なの……ミキ、お昼寝するから離れて――」
翼 「えーっ!一緒に寝ましょうよー!」
美希 「ミキ、翼と寝ると疲れるからヤなの……」
翼 「良いじゃないですか、スキンシップって奴ですよ!スキンシップ!」
美希 「……はぁ、仕方ないの」
美希 「それは好都合なの……ミキ、お昼寝するから離れて――」
翼 「えーっ!一緒に寝ましょうよー!」
美希 「ミキ、翼と寝ると疲れるからヤなの……」
翼 「良いじゃないですか、スキンシップって奴ですよ!スキンシップ!」
美希 「……はぁ、仕方ないの」
9: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:50:22.14 :jLXoir2i0
美希 「翼、暴れたりしないでね……」
翼 「りょーかいでーっす!」ダキッ
美希 「……もう最初から不安しかないの」
翼 「そんな事ないですよ!」
翼 「おやすみなさい、みきせんぱーい!」スリスリ
美希 「……おやすみなさいなの」
美希 「翼、暴れたりしないでね……」
翼 「りょーかいでーっす!」ダキッ
美希 「……もう最初から不安しかないの」
翼 「そんな事ないですよ!」
翼 「おやすみなさい、みきせんぱーい!」スリスリ
美希 「……おやすみなさいなの」
10: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:51:04.07 :jLXoir2i0
―――――
翼 「せんぱーい……いっしょにかいものしましょーよー……」ムニャムニャ
美希 「……落ち着いて眠れないの」
美希 「時間は……」チラッ
美希 「……もうすぐ時間なの、もう少しお昼寝したかったのにな」
―――――
翼 「せんぱーい……いっしょにかいものしましょーよー……」ムニャムニャ
美希 「……落ち着いて眠れないの」
美希 「時間は……」チラッ
美希 「……もうすぐ時間なの、もう少しお昼寝したかったのにな」
11: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:51:32.72 :jLXoir2i0
翼 「みきせんぱい……」ポケポケ
美希 「ほーら翼、早く起きるの」
翼 「いやですー……みきせんぱいとねるんだもーん……」グリグリ
美希 「ワガママ言わないの!」
美希 「もう、そんなんだと律子、さんに怒られるよ?」
翼 「…………」スヤスヤ
美希 「……寝たの」ガックリ
翼 「みきせんぱい……」ポケポケ
美希 「ほーら翼、早く起きるの」
翼 「いやですー……みきせんぱいとねるんだもーん……」グリグリ
美希 「ワガママ言わないの!」
美希 「もう、そんなんだと律子、さんに怒られるよ?」
翼 「…………」スヤスヤ
美希 「……寝たの」ガックリ
12: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:52:39.78 :jLXoir2i0
美希 「むぅ、これで遅れたらミキが怒られるのに……」
美希 「……仕方ないの、翼ゴメンね?」グイッ
翼 「んむぅ……」
美希 「もう、今日はミキの誕生日なのに……」ブツブツ
美希 「むぅ、これで遅れたらミキが怒られるのに……」
美希 「……仕方ないの、翼ゴメンね?」グイッ
翼 「んむぅ……」
美希 「もう、今日はミキの誕生日なのに……」ブツブツ
13: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:53:35.05 :jLXoir2i0
―――――
千早 (今日の美希へのプレゼント、どんなものにしようかしら……)
千早 (アクセサリー……は、美希が選んだ方が良い物だろうし)
千早 「難しいわね……?」チラッ
美希 「……翼、いい加減起きて欲しいの」
翼 「…………」ムニャムニャ
美希 「レッスン前なのに、疲れてきたの……」
千早 「美希……伊吹さんをおんぶしてる」
千早 (……昔はあんなに子供っぽかったのに)
千早 「……美希も、お姉さんになったのね」
千早 「……さて、それなら何をあげようかしら」
―――――
千早 (今日の美希へのプレゼント、どんなものにしようかしら……)
千早 (アクセサリー……は、美希が選んだ方が良い物だろうし)
千早 「難しいわね……?」チラッ
美希 「……翼、いい加減起きて欲しいの」
翼 「…………」ムニャムニャ
美希 「レッスン前なのに、疲れてきたの……」
千早 「美希……伊吹さんをおんぶしてる」
千早 (……昔はあんなに子供っぽかったのに)
千早 「……美希も、お姉さんになったのね」
千早 「……さて、それなら何をあげようかしら」
14: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:54:25.19 :jLXoir2i0
―――――
翼 「きょ、今日のレッスン……しんどかった、ですねー……?」ゼェハァ
美希 「翼をおんぶしてきた方がよっぽど疲れたの……」
翼 「美希先輩の背中、とっても居心地よかったですよ!」
美希 「別に嬉しくな……あれ?って事は翼、最初から起きてたんじゃ」
翼 「…………さぁ?」プイッ
美希 「……翼?」ムゥ
―――――
翼 「きょ、今日のレッスン……しんどかった、ですねー……?」ゼェハァ
美希 「翼をおんぶしてきた方がよっぽど疲れたの……」
翼 「美希先輩の背中、とっても居心地よかったですよ!」
美希 「別に嬉しくな……あれ?って事は翼、最初から起きてたんじゃ」
翼 「…………さぁ?」プイッ
美希 「……翼?」ムゥ
15: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:55:06.51 :jLXoir2i0
翼 「そ、そんな事よりですね!美希先輩、ぜーんぜん疲れてないんですね!」
翼 「美希先輩、身体動かすのあんまり得意じゃないって言ってませんでしたっけ?」
美希 「ふふん……そんな欠点はとっくにコクフクしたの」ドヤッ
翼 「流石です、美希先輩!私も体力付けなきゃな~」
美希 「それこそ、普段からレッスン頑張れば良いのに……」
翼 「そ、そんな事よりですね!美希先輩、ぜーんぜん疲れてないんですね!」
翼 「美希先輩、身体動かすのあんまり得意じゃないって言ってませんでしたっけ?」
美希 「ふふん……そんな欠点はとっくにコクフクしたの」ドヤッ
翼 「流石です、美希先輩!私も体力付けなきゃな~」
美希 「それこそ、普段からレッスン頑張れば良いのに……」
16: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:55:46.51 :jLXoir2i0
美希 「それじゃ、ミキ帰るね……バイバイ、翼」フリフリ
翼 「えー!?それじゃ、お誕生日会はどうするんですかー!?」
美希 「行くけど……その前に、ちょっとだけお昼寝するの」
翼 「そうですかー……」
翼 「……それじゃ、私は春香さんのお手伝いに行ってきますね?」
美希 「ミキをうんと唸らせるようなのを期待してるの!」
翼 「まっかせてください!美希先輩の度肝を抜いちゃいますからね~!」ダッ
美希 「……なんだかミキ、スッゴク不安になってきたの」
美希 「それじゃ、ミキ帰るね……バイバイ、翼」フリフリ
翼 「えー!?それじゃ、お誕生日会はどうするんですかー!?」
美希 「行くけど……その前に、ちょっとだけお昼寝するの」
翼 「そうですかー……」
翼 「……それじゃ、私は春香さんのお手伝いに行ってきますね?」
美希 「ミキをうんと唸らせるようなのを期待してるの!」
翼 「まっかせてください!美希先輩の度肝を抜いちゃいますからね~!」ダッ
美希 「……なんだかミキ、スッゴク不安になってきたの」
17: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:56:23.38 :jLXoir2i0
―――――
美希 「……結局、戻ってきちゃったの」
美希 「千早さん、まだ杏奈のお世話してるかなー……」ガチャリ
千早 「あら美希、奇遇ね」
美希 「千早さん……おはようなの」
千早 「おはよう……それとも、おめでとうの方が良いかしら?」
美希 「どっちもなの!ありがと、千早さん!」
―――――
美希 「……結局、戻ってきちゃったの」
美希 「千早さん、まだ杏奈のお世話してるかなー……」ガチャリ
千早 「あら美希、奇遇ね」
美希 「千早さん……おはようなの」
千早 「おはよう……それとも、おめでとうの方が良いかしら?」
美希 「どっちもなの!ありがと、千早さん!」
18: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:56:55.62 :jLXoir2i0
美希 「……あれ、杏奈は?さっきまでここで寝てたよね?」
千早 「お祝いの為に手伝いに行ったわよ、豪華に飾り付けるんですって」
美希 「そうなんだ……」
千早 「?あまり楽しそうじゃないのね?」
美希 「うん……ミキね、春香が変な事しないか心配で仕方ないの」
美希 「……あれ、杏奈は?さっきまでここで寝てたよね?」
千早 「お祝いの為に手伝いに行ったわよ、豪華に飾り付けるんですって」
美希 「そうなんだ……」
千早 「?あまり楽しそうじゃないのね?」
美希 「うん……ミキね、春香が変な事しないか心配で仕方ないの」
19: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:57:21.75 :jLXoir2i0
千早 「そう?春香、張り切ってたから大丈夫だと思うけど……」
美希 「ダメなの千早さん、春香はああ見えて全然普通じゃないの!」
美希 「きっと、今年もとんでもない事をやるの……」
千早 「ふふ……春香の事、信頼してるのね」
美希 「こんな事で信頼なんて言葉を使いたくなかったの……」ガックリ
千早 「そう?春香、張り切ってたから大丈夫だと思うけど……」
美希 「ダメなの千早さん、春香はああ見えて全然普通じゃないの!」
美希 「きっと、今年もとんでもない事をやるの……」
千早 「ふふ……春香の事、信頼してるのね」
美希 「こんな事で信頼なんて言葉を使いたくなかったの……」ガックリ
20: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:57:48.42 :jLXoir2i0
千早 「……それで、美希は何をしに来たの?」
千早 「お祝いはもう少し、準備がかかりそうだけれど……」
美希 「分かってるの!ミキ、ちょっとお昼寝しようと思って」
千早 「そう……レッスンの後だものね」
千早 「さっきも翼を背負って頑張ってたし」クスクス
美希 「あーっ!千早さん見てたんだ!見てたなら手伝って欲しかったの!」
千早 「ふふっ、ごめんなさい」
千早 「……それで、美希は何をしに来たの?」
千早 「お祝いはもう少し、準備がかかりそうだけれど……」
美希 「分かってるの!ミキ、ちょっとお昼寝しようと思って」
千早 「そう……レッスンの後だものね」
千早 「さっきも翼を背負って頑張ってたし」クスクス
美希 「あーっ!千早さん見てたんだ!見てたなら手伝って欲しかったの!」
千早 「ふふっ、ごめんなさい」
21: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:58:15.15 :jLXoir2i0
千早 「それじゃ、このスペースは空けた方が良いかしら?」
千早 「昼寝の邪魔をしてごめんなさい」
美希 「…………」
千早 「……美希、どうかしたの?」
美希 「千早さん、お願いがあるの」
千早 「なにかしら?」
千早 「それじゃ、このスペースは空けた方が良いかしら?」
千早 「昼寝の邪魔をしてごめんなさい」
美希 「…………」
千早 「……美希、どうかしたの?」
美希 「千早さん、お願いがあるの」
千早 「なにかしら?」
22: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:58:49.36 :jLXoir2i0
美希 「あのね……ミキ、千早さんの膝枕で寝てみたいな!」
千早 「えっ……私の?」
美希 「うん!」
千早 「……でも私の膝枕、気持ち良くないわよ?」
美希 「そんな事ないの!ミキ、絶対気持ちいいって思うな!」
美希 「ね、良いよね!?」
千早 「美希が良いなら、構わないけれど……」
美希 「あのね……ミキ、千早さんの膝枕で寝てみたいな!」
千早 「えっ……私の?」
美希 「うん!」
千早 「……でも私の膝枕、気持ち良くないわよ?」
美希 「そんな事ないの!ミキ、絶対気持ちいいって思うな!」
美希 「ね、良いよね!?」
千早 「美希が良いなら、構わないけれど……」
23: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:59:23.18 :jLXoir2i0
千早 「……もう、お姉さんになったのに相変わらずなのね?」
美希 「ミキは何も変わってないの、周りが変わっただけなの」
美希 「それに……」
千早 「それに?」
美希 「ミキだって、たまにはお姉ちゃんに甘えてみたいの」
千早 「…………」
美希 「千早さん……ダメ?」
千早 「……良いわよ」
美希 「ホント!?やったやったやったー!」
千早 「……もう、お姉さんになったのに相変わらずなのね?」
美希 「ミキは何も変わってないの、周りが変わっただけなの」
美希 「それに……」
千早 「それに?」
美希 「ミキだって、たまにはお姉ちゃんに甘えてみたいの」
千早 「…………」
美希 「千早さん……ダメ?」
千早 「……良いわよ」
美希 「ホント!?やったやったやったー!」
24: ◆SESAXlhwuI:2018/11/22(木) 23:59:53.09 :jLXoir2i0
美希 「それじゃ、早速―……」ゴロン
美希 「うーん……気持ちいいの、やっぱりミキの目に狂いはなかったって思うな」
千早 「満足してくれるなら、良かったわ」
千早 「……久しぶりね、こうするのも」
美希 「えっ?ミキ、膝枕は初めてだよ?」キョトン
千早 「そうじゃなくて……こうやって、二人でゆっくりするのが」
美希 「……うん、そうだね」
美希 「それじゃ、早速―……」ゴロン
美希 「うーん……気持ちいいの、やっぱりミキの目に狂いはなかったって思うな」
千早 「満足してくれるなら、良かったわ」
千早 「……久しぶりね、こうするのも」
美希 「えっ?ミキ、膝枕は初めてだよ?」キョトン
千早 「そうじゃなくて……こうやって、二人でゆっくりするのが」
美希 「……うん、そうだね」
25: ◆SESAXlhwuI:2018/11/23(金) 00:00:21.57 :7E7QivM/0
千早 「みんな有名になって、どんどん一緒にいる時間が少なくなってしまって……」
美希 「千早さん……」
千早 「ごめんなさいね、少ししんみりしてしまったかしら」
美希 「ううん、平気なの!」
美希 「……千早さん!」
千早 「なぁに?」
美希 「確かに、みんな集まりにくくなっちゃったけど……」
美希 「でも、今日くらいはきっとこうしてても怒られないの!」
千早 「……そうね」ナデナデ
千早 「みんな有名になって、どんどん一緒にいる時間が少なくなってしまって……」
美希 「千早さん……」
千早 「ごめんなさいね、少ししんみりしてしまったかしら」
美希 「ううん、平気なの!」
美希 「……千早さん!」
千早 「なぁに?」
美希 「確かに、みんな集まりにくくなっちゃったけど……」
美希 「でも、今日くらいはきっとこうしてても怒られないの!」
千早 「……そうね」ナデナデ
26: ◆SESAXlhwuI:2018/11/23(金) 00:01:36.09 :7E7QivM/0
美希 「えっへへ、こうやって撫でてもらうの気持ち良いのー……」
美希 「……千早さん、もう一つお願いいーい?」
千早 「?」
美希 「……千早さんの子守歌、聞きたいな」ポツリ
千早 「子守歌?でも、さっき望月さんには嫌がられてしまって……」
美希 「ミキは千早さんの子守歌でお昼寝したいの!」
美希 「だから……ね?」
美希 「えっへへ、こうやって撫でてもらうの気持ち良いのー……」
美希 「……千早さん、もう一つお願いいーい?」
千早 「?」
美希 「……千早さんの子守歌、聞きたいな」ポツリ
千早 「子守歌?でも、さっき望月さんには嫌がられてしまって……」
美希 「ミキは千早さんの子守歌でお昼寝したいの!」
美希 「だから……ね?」
27: ◆SESAXlhwuI:2018/11/23(金) 00:02:04.65 :7E7QivM/0
千早 「……もう、仕方ないわね」
千早 「……ぼうや~よい子だねんねしな~♪」
美希 (うん……やっぱり、千早さんの歌は綺麗なの)ウトウト
千早 「……美希?」
美希 「…………」スヤスヤ
千早 「もう、よっぽど疲れてたのね……」ナデナデ
千早 「……もう、仕方ないわね」
千早 「……ぼうや~よい子だねんねしな~♪」
美希 (うん……やっぱり、千早さんの歌は綺麗なの)ウトウト
千早 「……美希?」
美希 「…………」スヤスヤ
千早 「もう、よっぽど疲れてたのね……」ナデナデ
28: ◆SESAXlhwuI:2018/11/23(金) 00:03:08.72 :7E7QivM/0
バタン
天海春香(以下、春香) 「美希ー!おにぎりケーキできたよー!」
春香 「いやー、今日のも自信作だからしっかり味わって……」
千早 「しーっ……起きちゃうでしょ」
春香 「千早ちゃん……ご、ごめんね?」
春香 「……美希がこうやって寝てるの、久しぶりに見たかも」
千早 「ふふっ、子守歌を聞かせたら寝てしまったのよ?」
千早 「やっぱり、まだまだ子供なのね……」ナデナデ
春香 「……千早ちゃんは優しいなぁ」
バタン
天海春香(以下、春香) 「美希ー!おにぎりケーキできたよー!」
春香 「いやー、今日のも自信作だからしっかり味わって……」
千早 「しーっ……起きちゃうでしょ」
春香 「千早ちゃん……ご、ごめんね?」
春香 「……美希がこうやって寝てるの、久しぶりに見たかも」
千早 「ふふっ、子守歌を聞かせたら寝てしまったのよ?」
千早 「やっぱり、まだまだ子供なのね……」ナデナデ
春香 「……千早ちゃんは優しいなぁ」
29: ◆SESAXlhwuI:2018/11/23(金) 00:05:21.93 :7E7QivM/0
春香 「私もお昼寝しちゃおっかなー?千早ちゃんの子守歌で!」ニコニコ
千早 「ごめんなさい、今は出来ないわ」ナデナデ
美希 「…………♪」スヤスヤ
千早 「……大切な妹のお願いだもの」ボソリ
おしまい
春香 「私もお昼寝しちゃおっかなー?千早ちゃんの子守歌で!」ニコニコ
千早 「ごめんなさい、今は出来ないわ」ナデナデ
美希 「…………♪」スヤスヤ
千早 「……大切な妹のお願いだもの」ボソリ
おしまい
30: ◆SESAXlhwuI:2018/11/23(金) 00:08:59.31 :7E7QivM/0
という事で美希の誕生日ssになります、姉妹みたいな関係性のみきちはが好き
美希、誕生日おめでとう
美希、誕生日おめでとう
コメント
つか※1は何がしたいのがキモすぎるな