84: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:46:31.08 :XlWhQm4m0
朝七時、その時間に鳴るはずのアラームがよりも早く私はベッドを抜け出した
念のため予定より早い時間にセットしたはずなのに、遅刻するのがが不安だったのかしら?
それとも...
我慢できないくらいに、楽しみだったからかな?
朝七時、その時間に鳴るはずのアラームがよりも早く私はベッドを抜け出した
念のため予定より早い時間にセットしたはずなのに、遅刻するのがが不安だったのかしら?
それとも...
我慢できないくらいに、楽しみだったからかな?
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85: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:48:07.81 :XlWhQm4m0
事務所に向かうと、そこでは既に周子とプロデューサーさんが待っていた
周子「奏ちゃんも早起きしちゃったん?」
奏「ええ、よっぽど今日が待ち遠しかったみたい」
周子「あたしもそんな感じかな。軽く事件だよ、あたしが早起きって」
P「時間に余裕を持つのはいいことさ、遅刻するよりはな」
プロデューサーさんの車に乗り込み、会場へと向かう
今日、この世界にまた新しいアイドルが生まれた
私と周子、そして私達二人のユニット
その名も...
事務所に向かうと、そこでは既に周子とプロデューサーさんが待っていた
周子「奏ちゃんも早起きしちゃったん?」
奏「ええ、よっぽど今日が待ち遠しかったみたい」
周子「あたしもそんな感じかな。軽く事件だよ、あたしが早起きって」
P「時間に余裕を持つのはいいことさ、遅刻するよりはな」
プロデューサーさんの車に乗り込み、会場へと向かう
今日、この世界にまた新しいアイドルが生まれた
私と周子、そして私達二人のユニット
その名も...
86: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:48:35.29 :XlWhQm4m0
P「行くぞ、811プロ初のアイドルユニット」
「『デュアルフルムーン』の初陣だ!」
P「行くぞ、811プロ初のアイドルユニット」
「『デュアルフルムーン』の初陣だ!」
87: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:49:16.28 :XlWhQm4m0
Chapter3 「Big Eater」
Chapter3 「Big Eater」
88: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:51:03.48 :XlWhQm4m0
ユニットの名前が決まったのは、昨日の城ケ崎美嘉のライブが終わった後の事
事務所に戻って明日のスケジュールについて確認していた時の事だった
P「今日は解散の前に一つ、決めておかなければならないことがある」
周子「なに?」
P「お前らは明日、二人一組のアイドルユニットとしてオーディションに参加することになる」
「つまり、ユニット名が必要なんだ」
周子「あぁ、ユニット名かー」
「適当に『かなしゅー』とかじゃダメなん?」
奏「流石にそんなに適当じゃあ...ねぇ?」
ユニットの名前が決まったのは、昨日の城ケ崎美嘉のライブが終わった後の事
事務所に戻って明日のスケジュールについて確認していた時の事だった
P「今日は解散の前に一つ、決めておかなければならないことがある」
周子「なに?」
P「お前らは明日、二人一組のアイドルユニットとしてオーディションに参加することになる」
「つまり、ユニット名が必要なんだ」
周子「あぁ、ユニット名かー」
「適当に『かなしゅー』とかじゃダメなん?」
奏「流石にそんなに適当じゃあ...ねぇ?」
89: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:52:23.79 :XlWhQm4m0
P「もちろんダメだぞ」
周子「なんで?結構語呂もいいと思うんだけど」
「ユニット名ってそんな重要なん?」
P「ユニット名ってのは審査員の目に一番最初に入るものだ。それがいかにも適当な名前だったらその時点で印象悪くなる」
「ジャージ着た人とスーツ着た人、どっちがパッと見で信用できそうかっていったら断然後者だろ?そういうことだよ」
周子「なるほどねぇ、じゃあちゃんと考えないとだめかぁ」
奏「Pさんは何か案ある?」
P「...『かな&しゅーこ』?」
奏「却下よ」
周子「てか、それほとんどあたしのパクリやん!?」
P「もちろんダメだぞ」
周子「なんで?結構語呂もいいと思うんだけど」
「ユニット名ってそんな重要なん?」
P「ユニット名ってのは審査員の目に一番最初に入るものだ。それがいかにも適当な名前だったらその時点で印象悪くなる」
「ジャージ着た人とスーツ着た人、どっちがパッと見で信用できそうかっていったら断然後者だろ?そういうことだよ」
周子「なるほどねぇ、じゃあちゃんと考えないとだめかぁ」
奏「Pさんは何か案ある?」
P「...『かな&しゅーこ』?」
奏「却下よ」
周子「てか、それほとんどあたしのパクリやん!?」
90: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:55:05.25 :XlWhQm4m0
P「だっていいのが全然思いつかねぇんだもん!俺昔からこういうの苦手だし!」」
周子「プロデューサーなんだからそこは頑張ってよ!」
P「いやーそういわれても...そうだ!奏はなんかあるか?」
奏「そうねぇ....」
確かに、急に言われてパッと思い付くようなものではない
でもこの二人に任せたらとんでもない名前になりそうだし...
P「だっていいのが全然思いつかねぇんだもん!俺昔からこういうの苦手だし!」」
周子「プロデューサーなんだからそこは頑張ってよ!」
P「いやーそういわれても...そうだ!奏はなんかあるか?」
奏「そうねぇ....」
確かに、急に言われてパッと思い付くようなものではない
でもこの二人に任せたらとんでもない名前になりそうだし...
91: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:56:29.06 :XlWhQm4m0
奏「そういえばさっきのライブを見て思ったのだけど、アイドルってまるで満月みたいよね」
周子「どういうこと?」
奏「さっきのライブハウス、暗かったし、人もいっぱいいたでしょ?でも、そんな状況でも、彼女はその場にいる人々全ての心を狂ったように燃え上がらせた」
「きっとアイドルって、そういう存在なんだと思う。地球のどんな場所、どんな暗い夜の中でも人々の目を、思考を奪って支配する、満月のような存在」
「そして、私もそういうアイドルに、満月のようなアイドルになりたいって、そう思った。」
「だから...そうね、私と周子、二つの満月...」
奏「そういえばさっきのライブを見て思ったのだけど、アイドルってまるで満月みたいよね」
周子「どういうこと?」
奏「さっきのライブハウス、暗かったし、人もいっぱいいたでしょ?でも、そんな状況でも、彼女はその場にいる人々全ての心を狂ったように燃え上がらせた」
「きっとアイドルって、そういう存在なんだと思う。地球のどんな場所、どんな暗い夜の中でも人々の目を、思考を奪って支配する、満月のような存在」
「そして、私もそういうアイドルに、満月のようなアイドルになりたいって、そう思った。」
「だから...そうね、私と周子、二つの満月...」
92: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:57:05.05 :XlWhQm4m0
『デュアルフルムーン』、なんてどうかしら?
『デュアルフルムーン』、なんてどうかしら?
93: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 16:58:32.63 :XlWhQm4m0
周子「いやー無事に決まって良かったねーほんと」
P「ああ、これなら審査員に悪い印象を与えることもないだろう」
奏「ええ、『かなしゅー』よりはいいと思うわ」
P「そうだな、ホントに何考えてたんだろうな周子」
周子「いや、Pさんは人のこと言えないでしょ!」
P「あー聞こえませーん!...まぁ結局、どんなにいいユニット名でも中身が伴ってなきゃ合格はできない」
「お前ら、準備は大丈夫か?」
奏「準備か...そうね、心の準備は...やっぱりまだ緊張はある、かな?」
初めてのオーディションだもの、嫌でも緊張はして、心臓はバクバクと高鳴る...
周子「いやー無事に決まって良かったねーほんと」
P「ああ、これなら審査員に悪い印象を与えることもないだろう」
奏「ええ、『かなしゅー』よりはいいと思うわ」
P「そうだな、ホントに何考えてたんだろうな周子」
周子「いや、Pさんは人のこと言えないでしょ!」
P「あー聞こえませーん!...まぁ結局、どんなにいいユニット名でも中身が伴ってなきゃ合格はできない」
「お前ら、準備は大丈夫か?」
奏「準備か...そうね、心の準備は...やっぱりまだ緊張はある、かな?」
初めてのオーディションだもの、嫌でも緊張はして、心臓はバクバクと高鳴る...
94: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:00:38.64 :XlWhQm4m0
でも、恐怖はない
周子「大丈夫だよ奏ちゃん」
「だって、あたしには奏ちゃんがいるし、奏ちゃんにはあたしがついてるし!」
「それに、Pさんもちゃんと見ててくれるでしょ?」
そう、私達は一人じゃない
一人でレッスンを続けたわけでも、一人で戦いに挑むわけでもない
スカウトされる前、あの頃の、『普通の女の子』の速水奏には無かったもの
でも、今の『アイドル』の速水奏には、それがある
同じ道を、一緒に歩いてくれる仲間が
そして、私達を導いてくれる人が
でも、恐怖はない
周子「大丈夫だよ奏ちゃん」
「だって、あたしには奏ちゃんがいるし、奏ちゃんにはあたしがついてるし!」
「それに、Pさんもちゃんと見ててくれるでしょ?」
そう、私達は一人じゃない
一人でレッスンを続けたわけでも、一人で戦いに挑むわけでもない
スカウトされる前、あの頃の、『普通の女の子』の速水奏には無かったもの
でも、今の『アイドル』の速水奏には、それがある
同じ道を、一緒に歩いてくれる仲間が
そして、私達を導いてくれる人が
95: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:01:48.18 :XlWhQm4m0
奏「一緒にレッスンをした周子と、素人の私たちに技術を叩き込んでくれたトレーナーさん
「そして、この道へ導いてくれたプロデューサーさん」
「一人じゃないって分かってる、だから、怖いものなんてないわ」
「覚悟は、とうに出来てる」
P「...そうか」
「それなら、期待してる。」
周子「じゃあ、期待に答えられたらご褒美ってことで、今日のご飯奢ってよ。お寿司食とかべたい気分なんだ」
P「いいぞ、合格出来たらそれくらい奢ってやる」
周子「回らないやつね」
P「回転寿司です」
周子「ケチー!」
奏「一緒にレッスンをした周子と、素人の私たちに技術を叩き込んでくれたトレーナーさん
「そして、この道へ導いてくれたプロデューサーさん」
「一人じゃないって分かってる、だから、怖いものなんてないわ」
「覚悟は、とうに出来てる」
P「...そうか」
「それなら、期待してる。」
周子「じゃあ、期待に答えられたらご褒美ってことで、今日のご飯奢ってよ。お寿司食とかべたい気分なんだ」
P「いいぞ、合格出来たらそれくらい奢ってやる」
周子「回らないやつね」
P「回転寿司です」
周子「ケチー!」
96: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:03:30.54 :XlWhQm4m0
=========================オーディション会場===================================
周子「ここが会場...」
奏「思ったより普通の場所ね」
向かった先は、城ケ崎美嘉の所属している事務所、061プロダクションのあるビルの一室
奏「一応ライブするなら、何かしらステージでもあるのかと思ったけど」
P「流石にオーディションでそこまで予算かかる用意はしないだろ。061プロもそんなに大きい事務所ではないからな」
奏「あら、意外ね。あんな凄いアイドルがいるんだから大きな事務所かと思ってたのだけど」
P「逆に言えばあの子ぐらいしかパッとしたのが居ないっていうか...」
=========================オーディション会場===================================
周子「ここが会場...」
奏「思ったより普通の場所ね」
向かった先は、城ケ崎美嘉の所属している事務所、061プロダクションのあるビルの一室
奏「一応ライブするなら、何かしらステージでもあるのかと思ったけど」
P「流石にオーディションでそこまで予算かかる用意はしないだろ。061プロもそんなに大きい事務所ではないからな」
奏「あら、意外ね。あんな凄いアイドルがいるんだから大きな事務所かと思ってたのだけど」
P「逆に言えばあの子ぐらいしかパッとしたのが居ないっていうか...」
97: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:05:33.88 :XlWhQm4m0
周子「控室、思ったより人少ないね。てか、少なすぎない?」
確かに、私達含めても控室のアイドルは5人...あまりにも少ない
っていうかあの3人ずっと固まってるから多分ユニットよね?
ということは...
奏「ねぇ...もしかして私達含めて2ユニットしかいなくない?」
周子「いやまさか...だって、合格したらあの城ケ崎美嘉と踊れるんだよ!?」
「あたし達だいぶ早く着いたし、皆まだ来てないだけとかじゃ?」
P「いや...それがそのまさからしい...」
奏 周子「ええっ!?」
な、何故?
あれだけの人気アイドルなんだから、もっと、それこそ数十人以上応募者がきてもおかしくないはず...
周子「控室、思ったより人少ないね。てか、少なすぎない?」
確かに、私達含めても控室のアイドルは5人...あまりにも少ない
っていうかあの3人ずっと固まってるから多分ユニットよね?
ということは...
奏「ねぇ...もしかして私達含めて2ユニットしかいなくない?」
周子「いやまさか...だって、合格したらあの城ケ崎美嘉と踊れるんだよ!?」
「あたし達だいぶ早く着いたし、皆まだ来てないだけとかじゃ?」
P「いや...それがそのまさからしい...」
奏 周子「ええっ!?」
な、何故?
あれだけの人気アイドルなんだから、もっと、それこそ数十人以上応募者がきてもおかしくないはず...
98: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:08:45.60 :XlWhQm4m0
P「『なんか少ないけどもしかして会場間違えてます?』ってさっき運営の人に聞いてみたんだけどさ」
運営(『間違えてませんよ、ただ...キャンセルが続出しまして』)
P「だってさ」
奏「キャンセルですって?」
周子「そりゃまたなんで?」
P「一週間くらい前まではやっぱ応募多かったんだけど、あのユニット...」
「『ゴーイング娘』が応募した途端、皆キャンセルしちまったんだと」
奏「ゴーイング娘?」
周子「どっかで聞いたことがあるような...」
P「ゴーイング娘はEランクの中でもここ最近特に人気なユニット」
「...おそらく、今一番Dランクに近いEランクユニットだ」
奏「そんな...」
つまり、私達より一つ上のランクの中でもトップクラスって事?
そんな相手とこれから戦うの...?
P「『なんか少ないけどもしかして会場間違えてます?』ってさっき運営の人に聞いてみたんだけどさ」
運営(『間違えてませんよ、ただ...キャンセルが続出しまして』)
P「だってさ」
奏「キャンセルですって?」
周子「そりゃまたなんで?」
P「一週間くらい前まではやっぱ応募多かったんだけど、あのユニット...」
「『ゴーイング娘』が応募した途端、皆キャンセルしちまったんだと」
奏「ゴーイング娘?」
周子「どっかで聞いたことがあるような...」
P「ゴーイング娘はEランクの中でもここ最近特に人気なユニット」
「...おそらく、今一番Dランクに近いEランクユニットだ」
奏「そんな...」
つまり、私達より一つ上のランクの中でもトップクラスって事?
そんな相手とこれから戦うの...?
99: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:10:16.83 :XlWhQm4m0
P「勝てるのかって?」
奏「え?」
P「いや、今の聞いてビビったかなって」
奏「...いいえ」
「負けるかもしれない、確かに、少しそう思った。」
「でも...それ以上に、"勝ちたい"」
周子「そやねぇ...確かに手ごわい相手だけど、それでも勝ちたいって気持ちに変わりはないかな」
「どんな相手でも、奏ちゃんと一緒に、ちゃんとアイドルになりたいもん。だから、負けるつもりはないかな」
P「...なんだ、お前ら、しっかり仕上がってたみたいだな。安心したよ」
「じゃあ本番に備えて、お前らに今回の作戦とちょっとしたおまじないを教えとく」
奏「おまじない?」
P「なんだかんだ初めてのオーディションで緊張は嫌でもしてるだろ?それを解すおまじないだ」
P「勝てるのかって?」
奏「え?」
P「いや、今の聞いてビビったかなって」
奏「...いいえ」
「負けるかもしれない、確かに、少しそう思った。」
「でも...それ以上に、"勝ちたい"」
周子「そやねぇ...確かに手ごわい相手だけど、それでも勝ちたいって気持ちに変わりはないかな」
「どんな相手でも、奏ちゃんと一緒に、ちゃんとアイドルになりたいもん。だから、負けるつもりはないかな」
P「...なんだ、お前ら、しっかり仕上がってたみたいだな。安心したよ」
「じゃあ本番に備えて、お前らに今回の作戦とちょっとしたおまじないを教えとく」
奏「おまじない?」
P「なんだかんだ初めてのオーディションで緊張は嫌でもしてるだろ?それを解すおまじないだ」
100: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:11:40.79 :XlWhQm4m0
P「なあに簡単な話さ、我が社の社訓を思い出したまえ」
奏 周子「!」
P「人間、心に余裕がないときは何事もうまくいかないもんだ」
「だから、こういう逆境の時こそ楽しむ心を忘れるな」
「それさえ忘れなければ、きっとどんな時だって、最高の自分になれるはずさ...」
P「なあに簡単な話さ、我が社の社訓を思い出したまえ」
奏 周子「!」
P「人間、心に余裕がないときは何事もうまくいかないもんだ」
「だから、こういう逆境の時こそ楽しむ心を忘れるな」
「それさえ忘れなければ、きっとどんな時だって、最高の自分になれるはずさ...」
101: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 17:13:35.22 :XlWhQm4m0
周子「奏ちゃん」
奏「なぁに?」
周子「今日は、最高に楽しい日になるね。きっと」
奏「ふふっ...そうね」
ううん、"きっと"なんて曖昧じゃない。
今日は最高の一日だって、そう確信してる
周子「じゃあ、行こうか、奏ちゃん」
奏「えぇ、行きましょ、周子」
いつもテキトーに流れてぬくぬく生きるのがしゅーこちゃんの信条だけど
今日は、ちょっと真剣になるとしましょか!
周子「奏ちゃん」
奏「なぁに?」
周子「今日は、最高に楽しい日になるね。きっと」
奏「ふふっ...そうね」
ううん、"きっと"なんて曖昧じゃない。
今日は最高の一日だって、そう確信してる
周子「じゃあ、行こうか、奏ちゃん」
奏「えぇ、行きましょ、周子」
いつもテキトーに流れてぬくぬく生きるのがしゅーこちゃんの信条だけど
今日は、ちょっと真剣になるとしましょか!
105: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 22:52:03.05 :XlWhQm4m0
Dに最も近いEランクアイドル
なんて世間では言われてるみたいだが、実はゴーイング娘の人気は何も全部実力ってわけじゃあねぇ
いろんなとこに金ばら撒いてゴリ押した"ハリボテ"ではある。
だがそれで十分だ、世間様からの評判を得るにはな
バカな民衆はマスコミや周りの評価に合わせて物事を評価する。
だからちょっとTV局やら出版社に金回して、いかにも人気アイドルっぽい宣伝をしてもらえば実力が伴わなくたって評価してくれる
ライバルになりそうな他の事務所のEランク共も、事務所のお偉いさんとちょっと「お話」すれば向こうが勝手にキャンセルしてくれる
Fランクのザコ共に至っては、ゴーイング娘の「看板」にビビってハナから逃げ出す
まあそりゃそうだ、負けるとわかってるオーディションを受けに来る奴はいない
そのはずだったんだが...まったく頭のおかしなな奴等もいたもんだ
Dに最も近いEランクアイドル
なんて世間では言われてるみたいだが、実はゴーイング娘の人気は何も全部実力ってわけじゃあねぇ
いろんなとこに金ばら撒いてゴリ押した"ハリボテ"ではある。
だがそれで十分だ、世間様からの評判を得るにはな
バカな民衆はマスコミや周りの評価に合わせて物事を評価する。
だからちょっとTV局やら出版社に金回して、いかにも人気アイドルっぽい宣伝をしてもらえば実力が伴わなくたって評価してくれる
ライバルになりそうな他の事務所のEランク共も、事務所のお偉いさんとちょっと「お話」すれば向こうが勝手にキャンセルしてくれる
Fランクのザコ共に至っては、ゴーイング娘の「看板」にビビってハナから逃げ出す
まあそりゃそうだ、負けるとわかってるオーディションを受けに来る奴はいない
そのはずだったんだが...まったく頭のおかしなな奴等もいたもんだ
106: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 22:53:01.88 :XlWhQm4m0
ド新人のFランクの癖して、我が社に歯向かおうなんて。
しかも聞けばまだ出来て3か月そこらの底辺事務所だっていうじゃねえか
そんな底辺が、資金力もコネも圧倒的に上のウチと相手になると本気で思ってんのかねぇ
...あれが向こうのプロデューサーか
どんな頭のイカれた奴か、ちょっと確かめてみるとするかねぇ
ゴーイング娘P(以下ゴP)「よぉ、あんたが811プロのプロデューサーか?」
P「そうですが...そういう貴方はゴーイング娘のプロデューサーですか?」
ゴP「そうだよ、これからお前らが敗北する相手さ」
P「まだ始まってすらいませんが?」
ド新人のFランクの癖して、我が社に歯向かおうなんて。
しかも聞けばまだ出来て3か月そこらの底辺事務所だっていうじゃねえか
そんな底辺が、資金力もコネも圧倒的に上のウチと相手になると本気で思ってんのかねぇ
...あれが向こうのプロデューサーか
どんな頭のイカれた奴か、ちょっと確かめてみるとするかねぇ
ゴーイング娘P(以下ゴP)「よぉ、あんたが811プロのプロデューサーか?」
P「そうですが...そういう貴方はゴーイング娘のプロデューサーですか?」
ゴP「そうだよ、これからお前らが敗北する相手さ」
P「まだ始まってすらいませんが?」
107: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 22:54:52.19 :XlWhQm4m0
ゴP「いーやもう終わってんの、ポッと出の事務所のポッと出アイドルが、俺たちに勝てるわけないだろうが」
「それにしてもあのデュアルフルムーンとかいうユニットも可哀想だねぇ」
「あんたみたいな頭のおかしいプロデューサーのせいで初めてのオーディションで無様に負けるんだから」
P「それは、あの子達の実力を甘く見過ぎですよ」
ゴP「実力ゥ?そんなもん意味ねぇよ」
「所詮芸能界なんて金とコネ、それさえあればどんな女でもトップに押し上げられるのさ」
「逆に、それがないお前らはこの先どうやったって売れない。分かるか?」
P「...なるほど、だからか」
ゴP「あぁ?」
ゴP「いーやもう終わってんの、ポッと出の事務所のポッと出アイドルが、俺たちに勝てるわけないだろうが」
「それにしてもあのデュアルフルムーンとかいうユニットも可哀想だねぇ」
「あんたみたいな頭のおかしいプロデューサーのせいで初めてのオーディションで無様に負けるんだから」
P「それは、あの子達の実力を甘く見過ぎですよ」
ゴP「実力ゥ?そんなもん意味ねぇよ」
「所詮芸能界なんて金とコネ、それさえあればどんな女でもトップに押し上げられるのさ」
「逆に、それがないお前らはこの先どうやったって売れない。分かるか?」
P「...なるほど、だからか」
ゴP「あぁ?」
108: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 22:58:11.10 :XlWhQm4m0
P「だからあんたのとこのアイドル、全然楽しそうじゃなかったんだなって」
「さっき控室で見てた時、あの子達別に緊張してるようには見えなかったのに、なーんか表情暗いって思ってたんだよ」
「そうやって事務所のゴリ押しと不正で売り出されてるのが分かってるから、折角アイドルとして活躍出来てるのに楽しめてないんだ」
ゴP「ハッ!何を言うかと思えば」
「楽しみなんて必要ねえんだよ!アイドルは商品、ただ会社の為に売れることがプロダクションにとってのアイドルの存在価値なんだからな」
P「ハアァーーーー.......」
「あんた、全然わかってねえな」
ゴP「なんだ、負け惜しみか?」
P「だからあんたのとこのアイドル、全然楽しそうじゃなかったんだなって」
「さっき控室で見てた時、あの子達別に緊張してるようには見えなかったのに、なーんか表情暗いって思ってたんだよ」
「そうやって事務所のゴリ押しと不正で売り出されてるのが分かってるから、折角アイドルとして活躍出来てるのに楽しめてないんだ」
ゴP「ハッ!何を言うかと思えば」
「楽しみなんて必要ねえんだよ!アイドルは商品、ただ会社の為に売れることがプロダクションにとってのアイドルの存在価値なんだからな」
P「ハアァーーーー.......」
「あんた、全然わかってねえな」
ゴP「なんだ、負け惜しみか?」
109: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:00:07.86 :XlWhQm4m0
P「今日食われるのはあんた達って事だよ」
P「今日食われるのはあんた達って事だよ」
110: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:02:29.59 :XlWhQm4m0
ゴP「なんだと?」
P「あんたは分かってねえんだ、本当の『アイドル』ってもんが」
「まあ審査を見てみろよ、そしたらわかるさ」
...こいつはとんだ馬鹿野郎だな
まぁいい、せいぜいイキっとけ底辺プロデューサー
ゴP「なんだと?」
P「あんたは分かってねえんだ、本当の『アイドル』ってもんが」
「まあ審査を見てみろよ、そしたらわかるさ」
...こいつはとんだ馬鹿野郎だな
まぁいい、せいぜいイキっとけ底辺プロデューサー
111: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:07:03.47 :XlWhQm4m0
ライブバトルの審査は3回に分けて行われる
そして1回の審査が終わるごとに、その審査での得点を表す星が3科目5個づつ、計15の割り振りわけられ、その結果が公表される
この結果を踏まえて、審査終了ごとに作戦を考えて次の審査に臨むのがライブバトルの定石だ
そしてちょうど第一審査の結果が発表された
まぁこの結果を見ればあの底辺も力の差ってのを思い知るだろう
...そのはずだった
ライブバトルの審査は3回に分けて行われる
そして1回の審査が終わるごとに、その審査での得点を表す星が3科目5個づつ、計15の割り振りわけられ、その結果が公表される
この結果を踏まえて、審査終了ごとに作戦を考えて次の審査に臨むのがライブバトルの定石だ
そしてちょうど第一審査の結果が発表された
まぁこの結果を見ればあの底辺も力の差ってのを思い知るだろう
...そのはずだった
112: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:07:51.05 :XlWhQm4m0
ゴP「ど、どういうことだ!」
相手は底辺プロの底辺アイドルユニット一組
その上こっちより人数も少ないというどう考えても舐めてるとしか思えないやつらだ
なのに!
ゴーイング娘 デュアルフルムーン
Da ☆×2 ☆×3
Vi ☆×1 ☆×4
Vo ☆×2 ☆×3
現在合計 ☆×5 ☆×10
ゴP「何故だ!?なぜ負けてる!?」
ゴP「ど、どういうことだ!」
相手は底辺プロの底辺アイドルユニット一組
その上こっちより人数も少ないというどう考えても舐めてるとしか思えないやつらだ
なのに!
ゴーイング娘 デュアルフルムーン
Da ☆×2 ☆×3
Vi ☆×1 ☆×4
Vo ☆×2 ☆×3
現在合計 ☆×5 ☆×10
ゴP「何故だ!?なぜ負けてる!?」
113: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:09:23.02 :XlWhQm4m0
P「おー、やるじゃんあいつら」
ゴP「クソッ、何やってんだあいつらは」
P「折角インターバルなんだしちゃんと指示出しに行ったらどうだ?」
「第2、第3審査の結果次第では、まだ覆せるかもしれないぞ?」
ゴP「...チッ!」
言われるまでもなく、審査会場のゴーイング娘の元へ向かう
ゴP「おいてめぇら!何ヘマやらかしてんだ!」
ゴーイング娘1「ひっ!ぷ、プロデューサー...」
ゴーイング娘2「ごめんなさい...油断してました...」
ゴP「油断!?相手はFランクのド新人だぞ!?油断したって勝てる相手だろうが!」
ゴーイング娘3「で、でも...」
ゴP「...まぁいい、なら次の審査は本気でやれ」
「あんな底辺共に負けたら...分かってるな?」
ゴ3「わ、分かりました」
これだけ釘を刺しとけば次は勝つだろう
ちょっとはやるみたいだが、奴らはどうせド新人
いくらゴリ押しで売り出されてるこいつらでも、素人に負けるほど安い実力じゃない
P「おー、やるじゃんあいつら」
ゴP「クソッ、何やってんだあいつらは」
P「折角インターバルなんだしちゃんと指示出しに行ったらどうだ?」
「第2、第3審査の結果次第では、まだ覆せるかもしれないぞ?」
ゴP「...チッ!」
言われるまでもなく、審査会場のゴーイング娘の元へ向かう
ゴP「おいてめぇら!何ヘマやらかしてんだ!」
ゴーイング娘1「ひっ!ぷ、プロデューサー...」
ゴーイング娘2「ごめんなさい...油断してました...」
ゴP「油断!?相手はFランクのド新人だぞ!?油断したって勝てる相手だろうが!」
ゴーイング娘3「で、でも...」
ゴP「...まぁいい、なら次の審査は本気でやれ」
「あんな底辺共に負けたら...分かってるな?」
ゴ3「わ、分かりました」
これだけ釘を刺しとけば次は勝つだろう
ちょっとはやるみたいだが、奴らはどうせド新人
いくらゴリ押しで売り出されてるこいつらでも、素人に負けるほど安い実力じゃない
115: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:13:45.60 :XlWhQm4m0
P「なんか穏やかじゃない指示だったな」
ゴP「うるせぇ、そういうお前は行かなくていいのか?」
P「もう話してきたよ、く○寿司とかっ○寿司どっちがいいか」
ゴP「何の指示だ!?」
しかもどっちみち回転寿司じゃねぇか!?
P「今日勝ったら奢る約束してんだよ」
ゴP「...今のうちにいい気になってやがれ」
「もう勝ったつもりみてぇだが、次の審査はこうはいかねぇぞ」
P「びっくらポンやりたいからく○寿司のほうがいいって」
ゴP「聞いてねぇよ!ていうか聞けよ!?」
P「なんか穏やかじゃない指示だったな」
ゴP「うるせぇ、そういうお前は行かなくていいのか?」
P「もう話してきたよ、く○寿司とかっ○寿司どっちがいいか」
ゴP「何の指示だ!?」
しかもどっちみち回転寿司じゃねぇか!?
P「今日勝ったら奢る約束してんだよ」
ゴP「...今のうちにいい気になってやがれ」
「もう勝ったつもりみてぇだが、次の審査はこうはいかねぇぞ」
P「びっくらポンやりたいからく○寿司のほうがいいって」
ゴP「聞いてねぇよ!ていうか聞けよ!?」
116: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:15:43.10 :XlWhQm4m0
第2審査結果
ゴーイング娘 デュアルフルムーン
Da ☆×0 ☆×5
Vi ☆×2 ☆×3
Vo ☆×1 ☆×4
現在合計 ☆×8 ☆×22
ゴP「はああああああああああああああ!?」
第2審査結果
ゴーイング娘 デュアルフルムーン
Da ☆×0 ☆×5
Vi ☆×2 ☆×3
Vo ☆×1 ☆×4
現在合計 ☆×8 ☆×22
ゴP「はああああああああああああああ!?」
117: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:16:30.54 :XlWhQm4m0
どういうことだ!?
なんで、なんで!?
ゴP「Daの星が、全部取られてるッ!?」
「何故だ!?てめぇ...一体どんな手を使いやがった!?」
P「あぁ?そんなの言わなくても分かるだろ?」
ゴP「ッ!」
そうだ、こいつの言う通り原因は分かってる
審査の途中、ゴ2がステップを踏み外しやがったのだ
それを皮切りにダンスはめちゃくちゃ、他のアピールも乱れた
その結果がこれだ。
どういうことだ!?
なんで、なんで!?
ゴP「Daの星が、全部取られてるッ!?」
「何故だ!?てめぇ...一体どんな手を使いやがった!?」
P「あぁ?そんなの言わなくても分かるだろ?」
ゴP「ッ!」
そうだ、こいつの言う通り原因は分かってる
審査の途中、ゴ2がステップを踏み外しやがったのだ
それを皮切りにダンスはめちゃくちゃ、他のアピールも乱れた
その結果がこれだ。
118: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:19:01.35 :XlWhQm4m0
P「...いや、なんかちゃんとわかってなさそうだから教えてやる」
「原因はあんただよ、あんた」
ゴP「あぁ?どういう意味だ?」
P「人は心が追い詰められてるときは何やったって失敗する」
「格下に負けて焦ってる状況であんな怒鳴りつけたら、そりゃあうまくいかなくなるさ」
ゴP「舐めた口ききやがって...!!」
P「俺にキレるよりさっさとフォローに行ってやれよ、じゃないと次はDaの星どころじゃすまさねぇぞ?」
ゴP「...チッ!」
ふざけんな!俺のせいだと!
どう考えてもあいつらがあんなザコ共相手に腑抜けてるのが悪いんだろ!
再び釘を刺しに行くため、あいつらのところへ向かう
P「...いや、なんかちゃんとわかってなさそうだから教えてやる」
「原因はあんただよ、あんた」
ゴP「あぁ?どういう意味だ?」
P「人は心が追い詰められてるときは何やったって失敗する」
「格下に負けて焦ってる状況であんな怒鳴りつけたら、そりゃあうまくいかなくなるさ」
ゴP「舐めた口ききやがって...!!」
P「俺にキレるよりさっさとフォローに行ってやれよ、じゃないと次はDaの星どころじゃすまさねぇぞ?」
ゴP「...チッ!」
ふざけんな!俺のせいだと!
どう考えてもあいつらがあんなザコ共相手に腑抜けてるのが悪いんだろ!
再び釘を刺しに行くため、あいつらのところへ向かう
119: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:19:35.50 :XlWhQm4m0
ゴP「てめぇらぁ...なんだあのアピールは」
ゴ2「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!」
ゴ3「許して下さい...お願いします」
ゴP「うるせぇ!ごめんで済むわけねぇだろ!」
ゴ1「やめてよ!二人をいじめないで!」
ゴP「あぁ!生意気いうんじゃねぇ小娘!」
商品風情が舐めやがって...
このクソガキ、一遍痛い目見ねぇと分かんねえのか!?
ゴP「てめぇらぁ...なんだあのアピールは」
ゴ2「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!」
ゴ3「許して下さい...お願いします」
ゴP「うるせぇ!ごめんで済むわけねぇだろ!」
ゴ1「やめてよ!二人をいじめないで!」
ゴP「あぁ!生意気いうんじゃねぇ小娘!」
商品風情が舐めやがって...
このクソガキ、一遍痛い目見ねぇと分かんねえのか!?
120: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:20:40.71 :XlWhQm4m0
???「やめなよ」
ゴP「あぁ?」
周子「あんたがそうやって追い詰めるから、さっきからそっちの子達、全然上手くいってないじゃん」
奏「貴方、最低ね、自分の無能を棚上げして、女の子に手を上げようとするなんて」
ゴP「てめぇら...811プロの...」
周子「あたし達折角の初オーディションなんだから、楽しくやりたいんだよ」
「だから、あんたはさっさと消えてくんない?邪魔なんだよね、あたしたちにとっても、ゴーイング娘にとっても」
ゴP「クソ、このガキッ!」
???「やめなよ」
ゴP「あぁ?」
周子「あんたがそうやって追い詰めるから、さっきからそっちの子達、全然上手くいってないじゃん」
奏「貴方、最低ね、自分の無能を棚上げして、女の子に手を上げようとするなんて」
ゴP「てめぇら...811プロの...」
周子「あたし達折角の初オーディションなんだから、楽しくやりたいんだよ」
「だから、あんたはさっさと消えてくんない?邪魔なんだよね、あたしたちにとっても、ゴーイング娘にとっても」
ゴP「クソ、このガキッ!」
121: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:22:13.21 :XlWhQm4m0
P「おっとストップだ。相手のアイドルに手出したら反則負けだぞ?」
ゴP「てめぇ、放せ!」
P「あんたがおとなしく外野に引っ込んだらな」
「ほら、あんまりしつこいから審査員もめちゃくちゃ睨んでるぞ?」
ゴP「...クソッ!」
流石に暴れて反則負けにしたとなっちゃ首が危ういか...
P「ほら、さっさと戻るぞ。お前らは第3審査も頑張れよ」
奏「えぇ、任せて」
周子「じゃあねープロデューサーさん」
P「おっとストップだ。相手のアイドルに手出したら反則負けだぞ?」
ゴP「てめぇ、放せ!」
P「あんたがおとなしく外野に引っ込んだらな」
「ほら、あんまりしつこいから審査員もめちゃくちゃ睨んでるぞ?」
ゴP「...クソッ!」
流石に暴れて反則負けにしたとなっちゃ首が危ういか...
P「ほら、さっさと戻るぞ。お前らは第3審査も頑張れよ」
奏「えぇ、任せて」
周子「じゃあねープロデューサーさん」
122: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:24:33.17 :XlWhQm4m0
やっといなくなったわあの男
プロデューサーって、ああいうのもいるのね...
ゴ1「あ、あの...」
ゴ2「ありがとうございます...」
周子「いーよ気にしなくて、あたし達もムカついてたからさ」
ゴ3「でも...助けてもらいましたし...」
奏「うーん...じゃあこうしましょ」
「次の審査、あんな男の事は一端忘れて、このオーディションを精一杯楽しんでみてくれない?」
やっといなくなったわあの男
プロデューサーって、ああいうのもいるのね...
ゴ1「あ、あの...」
ゴ2「ありがとうございます...」
周子「いーよ気にしなくて、あたし達もムカついてたからさ」
ゴ3「でも...助けてもらいましたし...」
奏「うーん...じゃあこうしましょ」
「次の審査、あんな男の事は一端忘れて、このオーディションを精一杯楽しんでみてくれない?」
123: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:26:19.34 :XlWhQm4m0
ゴ1「楽しむ...?」
奏「そうよ、楽しんでちょうだい」
「だって相手も楽しんでくれないと、私達も楽しくないもの」
「それに、今を駆ける先輩アイドルの本気のパフォーマンスを、私達も見てみたいわ」
周子「心に余裕がないときはなんでも失敗するんだって」
「だから、一端気持ちリセットして、このオーディションを思いっきり楽しんでみようよ!」
ゴ2「オーディションを...」
ゴ3「楽しむ...」
ゴ1「...わかりました!」
ゴ1「楽しむ...?」
奏「そうよ、楽しんでちょうだい」
「だって相手も楽しんでくれないと、私達も楽しくないもの」
「それに、今を駆ける先輩アイドルの本気のパフォーマンスを、私達も見てみたいわ」
周子「心に余裕がないときはなんでも失敗するんだって」
「だから、一端気持ちリセットして、このオーディションを思いっきり楽しんでみようよ!」
ゴ2「オーディションを...」
ゴ3「楽しむ...」
ゴ1「...わかりました!」
124: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:28:09.77 :XlWhQm4m0
周子「よし!じゃあ次の審査、期待してるからね、先輩!」
ゴ1「はい!私達の本気、見せます!」
「そして次の星全部貰って、逆転しますから!」
あら...これは敵に塩を送り過ぎちゃったかしら?
でも...
奏 周子(こっちのほうが楽しい(わね!)(よねぇ!))
周子「よし!じゃあ次の審査、期待してるからね、先輩!」
ゴ1「はい!私達の本気、見せます!」
「そして次の星全部貰って、逆転しますから!」
あら...これは敵に塩を送り過ぎちゃったかしら?
でも...
奏 周子(こっちのほうが楽しい(わね!)(よねぇ!))
125: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:29:32.31 :XlWhQm4m0
流石、Eランクトップクラスのユニットね
ダンスもヴィジュアルも歌も、さっきまでとは比べ物にならないくらい力強い!
努力と経験に裏打ちされた、大迫力のアピールだわ!
審査員の目も、ゴーイング娘のパフォーマンスにどんどん惹かれていってる
このままだと、ホントに逆転されてしまうかも...
流石、Eランクトップクラスのユニットね
ダンスもヴィジュアルも歌も、さっきまでとは比べ物にならないくらい力強い!
努力と経験に裏打ちされた、大迫力のアピールだわ!
審査員の目も、ゴーイング娘のパフォーマンスにどんどん惹かれていってる
このままだと、ホントに逆転されてしまうかも...
126: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:31:09.15 :XlWhQm4m0
だけど!
奏 (だからって、負ける気はない)
周子(こんな所じゃ、まだ終われない)
奏&周子(私(あたし)達は今日、アイドルになるんだから!!)
だけど!
奏 (だからって、負ける気はない)
周子(こんな所じゃ、まだ終われない)
奏&周子(私(あたし)達は今日、アイドルになるんだから!!)
127: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:33:47.92 :XlWhQm4m0
奏(思い出せ、昨日のライブを)
周子(思い出せ、あの感動を)
このアピールに乗せて爆発させろ、私達の覚悟を!
アイドルになるって決めた、その覚悟を!
奏&周子(これが、私達の全力!!!)
奏(思い出せ、昨日のライブを)
周子(思い出せ、あの感動を)
このアピールに乗せて爆発させろ、私達の覚悟を!
アイドルになるって決めた、その覚悟を!
奏&周子(これが、私達の全力!!!)
128: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:35:46.64 :XlWhQm4m0
最終結果
ゴーイング娘 デュアルフルムーン
Da ☆×3 ☆×2
Vi ☆×2 ☆×3
Vo ☆×2 ☆×3
現在合計 ☆×15 ☆×30
最終結果
ゴーイング娘 デュアルフルムーン
Da ☆×3 ☆×2
Vi ☆×2 ☆×3
Vo ☆×2 ☆×3
現在合計 ☆×15 ☆×30
129: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:36:51.81 :XlWhQm4m0
=============く○寿司===============
P「では、初オーディション合格を祝って!」
奏 周子「乾杯!」
周子「なんか湯のみで乾杯するって違和感あるわぁ」
P「しょうがねぇだろ、回転寿司なんだから」
=============く○寿司===============
P「では、初オーディション合格を祝って!」
奏 周子「乾杯!」
周子「なんか湯のみで乾杯するって違和感あるわぁ」
P「しょうがねぇだろ、回転寿司なんだから」
130: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:39:48.03 :XlWhQm4m0
オーディションに合格した私達は、約束通りプロデューサーさんの奢りで回転寿司に来ていた
奏「それにしても、第3審査のゴーイング娘は素晴らしかったわ。最初からあの勢いでこられたら危なかったかも」
周子「終わった後もすごかったよ!あのアホデューサーに『私達、プロダクション辞めます!』って」
P「あのプロデューサー、会社に絞られるだろうなぁ」
「人気上昇中のユニット逃がしちまったんだから、最悪首切られるかも」
奏「自業自得よ」
周子「ゴーイング娘、また会えるといいね」
P「アイドル続けてれば、きっとまたぶつかることもあるだろうさ」
オーディションに合格した私達は、約束通りプロデューサーさんの奢りで回転寿司に来ていた
奏「それにしても、第3審査のゴーイング娘は素晴らしかったわ。最初からあの勢いでこられたら危なかったかも」
周子「終わった後もすごかったよ!あのアホデューサーに『私達、プロダクション辞めます!』って」
P「あのプロデューサー、会社に絞られるだろうなぁ」
「人気上昇中のユニット逃がしちまったんだから、最悪首切られるかも」
奏「自業自得よ」
周子「ゴーイング娘、また会えるといいね」
P「アイドル続けてれば、きっとまたぶつかることもあるだろうさ」
131: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:41:45.11 :XlWhQm4m0
P「それにしても...マジで美味いな、久々にこんなうまいもの食った気がする」
奏「いや確かに美味しいことは美味しいけど、回転寿司でそこまで?普段何食べてるのよ」
周子「そういえばあたし、こうやって奢ってもらう時以外のPさんがカ○リーメイトと10秒チャージ以外食べてるとこ見たことないんだけど」
P「まあ普段そればっか食ってるからな、食事の時間もったいないし」
奏「いや、もっとちゃんと栄養取りなさいよ。いつか倒れるわよ?」
P「今度からそうするよ...それにしてもホント美味いな....」
P「それにしても...マジで美味いな、久々にこんなうまいもの食った気がする」
奏「いや確かに美味しいことは美味しいけど、回転寿司でそこまで?普段何食べてるのよ」
周子「そういえばあたし、こうやって奢ってもらう時以外のPさんがカ○リーメイトと10秒チャージ以外食べてるとこ見たことないんだけど」
P「まあ普段そればっか食ってるからな、食事の時間もったいないし」
奏「いや、もっとちゃんと栄養取りなさいよ。いつか倒れるわよ?」
P「今度からそうするよ...それにしてもホント美味いな....」
132: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:44:07.36 :XlWhQm4m0
そうやって今日の事を振り返っていると、急に誰かに声をかけられた
???「貴方たちが『デュアルフルムーン』?」
奏「誰....って!」
周子「えっ!嘘!なんでこんなとこに!?」
私達に話しかけてきた人の名は...
美嘉「オーディション合格おめでとう★」
私達が来週バックダンサーとして出演するライブのメイン、『城ケ崎美嘉』!
そうやって今日の事を振り返っていると、急に誰かに声をかけられた
???「貴方たちが『デュアルフルムーン』?」
奏「誰....って!」
周子「えっ!嘘!なんでこんなとこに!?」
私達に話しかけてきた人の名は...
美嘉「オーディション合格おめでとう★」
私達が来週バックダンサーとして出演するライブのメイン、『城ケ崎美嘉』!
133: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:48:54.66 :XlWhQm4m0
奏「貴方...城ケ崎さん?」
美嘉「美嘉でいいよ、あたしも奏って呼ぶねっ★」
「さっき事務所でバックダンサーのオーディションが凄い白熱してたって聞いてね、その時近くのく○寿司に行くらしいって聞いたの」
「だから、会いに来ちゃった!」
P「それでわざわざ会いにに来てくれたんですね。いやぁ光栄です城ケ崎さん!」
美嘉「だから美嘉でいいし、敬語じゃなくてもいいよ。堅苦しいの苦手だし」
「それにしても...確かに二人とも凄い才能を感じる。あたしもうかうかしてると抜かれちゃいそうだな」
P「そんな、まだまだですよ。奏も周子も、熱くなりすぎて最後ステップ間違えてたし」
奏&周子「「えっ、ばれてたの!?」」
P「あったり前だろ。まぁ楽しんでるのは伝わってきたけどな」
奏「貴方...城ケ崎さん?」
美嘉「美嘉でいいよ、あたしも奏って呼ぶねっ★」
「さっき事務所でバックダンサーのオーディションが凄い白熱してたって聞いてね、その時近くのく○寿司に行くらしいって聞いたの」
「だから、会いに来ちゃった!」
P「それでわざわざ会いにに来てくれたんですね。いやぁ光栄です城ケ崎さん!」
美嘉「だから美嘉でいいし、敬語じゃなくてもいいよ。堅苦しいの苦手だし」
「それにしても...確かに二人とも凄い才能を感じる。あたしもうかうかしてると抜かれちゃいそうだな」
P「そんな、まだまだですよ。奏も周子も、熱くなりすぎて最後ステップ間違えてたし」
奏&周子「「えっ、ばれてたの!?」」
P「あったり前だろ。まぁ楽しんでるのは伝わってきたけどな」
134: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:53:13.82 :XlWhQm4m0
美嘉「でも見てみたかったな、二人のオーディション」
奏「ちゃんと来週、あなたのライブで見せてあげるわよ。ねっ?周子」
周子「もちろん!美嘉ちゃんも楽しみにしときやー」
美嘉「...うん、楽しみにしてるね★」
「来週のあたしのライブも楽しんでくれると嬉しいな、それじゃ今度はライブ会場でね!」
周子「お寿司食べていったら?Pさんの奢りだよ?」
P「おい」
美嘉「いやーあたし明日早いから早く帰って休まないと、それじゃまたねー★」
周子「ばいばーい!」
奏「また来週逢いましょう」
...そうか、私達、あの美嘉と一緒に踊れるんだ...!
来週のライブが待ち遠しいわね!
美嘉「でも見てみたかったな、二人のオーディション」
奏「ちゃんと来週、あなたのライブで見せてあげるわよ。ねっ?周子」
周子「もちろん!美嘉ちゃんも楽しみにしときやー」
美嘉「...うん、楽しみにしてるね★」
「来週のあたしのライブも楽しんでくれると嬉しいな、それじゃ今度はライブ会場でね!」
周子「お寿司食べていったら?Pさんの奢りだよ?」
P「おい」
美嘉「いやーあたし明日早いから早く帰って休まないと、それじゃまたねー★」
周子「ばいばーい!」
奏「また来週逢いましょう」
...そうか、私達、あの美嘉と一緒に踊れるんだ...!
来週のライブが待ち遠しいわね!
135: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:57:08.31 :XlWhQm4m0
周子「か、奏ちゃん、まだやるの?」
奏「ええ、当たるまでやるわよ」
P「か、奏、俺もうそろそろきついんだけど...」
奏「もう少し頑張ってね、私も周子ももう食べられないから」
P「はやく...早く当たってくれびっ○らポン....」
だが、現実は非常だった
皿のカウンターが100を数えた頃、ついにプロデューサーがダウン
最後の望みをかけた一投は、"はずれ"の文字を虚しく踊らせるだけだった...
P(びっ○らポンって天井ねぇのか...?)
周子「か、奏ちゃん、まだやるの?」
奏「ええ、当たるまでやるわよ」
P「か、奏、俺もうそろそろきついんだけど...」
奏「もう少し頑張ってね、私も周子ももう食べられないから」
P「はやく...早く当たってくれびっ○らポン....」
だが、現実は非常だった
皿のカウンターが100を数えた頃、ついにプロデューサーがダウン
最後の望みをかけた一投は、"はずれ"の文字を虚しく踊らせるだけだった...
P(びっ○らポンって天井ねぇのか...?)
136: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/24(日) 23:58:21.30 :XlWhQm4m0
美嘉「楽しむ...か」
「最後にお仕事が楽しいって思ったの、いつだっけ...?」
でも.....
美嘉「あたしがやらなきゃいけないんだから、頑張るしかないよね....」
美嘉「楽しむ...か」
「最後にお仕事が楽しいって思ったの、いつだっけ...?」
でも.....
美嘉「あたしがやらなきゃいけないんだから、頑張るしかないよね....」
137: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/25(月) 00:00:29.41 :GtmaGAy20
『811プロから謎の超新星あらわる!?その名も『デュアルフルムーン』!』
『城ケ崎美嘉のライブに出演した811プロの新人アイドルユニット』
『彼女達は全くの新人でありながら、Eランク最大手ユニットゴーイング娘を下しバックダンサーの座を勝ち取り...』
『またこのライブで注目を集めたことから、デビューからわずか3日でEランクに昇格し...』
『811プロから謎の超新星あらわる!?その名も『デュアルフルムーン』!』
『城ケ崎美嘉のライブに出演した811プロの新人アイドルユニット』
『彼女達は全くの新人でありながら、Eランク最大手ユニットゴーイング娘を下しバックダンサーの座を勝ち取り...』
『またこのライブで注目を集めたことから、デビューからわずか3日でEランクに昇格し...』
138: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/25(月) 00:01:12.40 :GtmaGAy20
ビルのモニターはさっきからずっとこのニュースばかり
アイドル...811プロか...
アメリカに飽きて、日本に帰ってきてからも中々退屈な日常ばかりだったけど
???「アイドルか...どんな香りがするんだろ」
これは、ちょっと追及してみないとね❤
to be continued....
ビルのモニターはさっきからずっとこのニュースばかり
アイドル...811プロか...
アメリカに飽きて、日本に帰ってきてからも中々退屈な日常ばかりだったけど
???「アイドルか...どんな香りがするんだろ」
これは、ちょっと追及してみないとね❤
to be continued....
139: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/25(月) 00:03:25.12 :GtmaGAy20
Chapter3終了したところで今日はここまで―
続きはまた明日の夜で!
アメリカ帰りの謎の少女...一体何ノ瀬志希なんだ....
続きはまた明日の夜で!
アメリカ帰りの謎の少女...一体何ノ瀬志希なんだ....
140: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/25(月) 00:59:42.84 :GtmaGAy20
プロローグ~Chapter3までの補足及びあらすじ(長いですが読まなくても特に問題はないです)
・プロローグ「Budding Fate」
P、奏をスカウト。ていうかデレステのメモリアルコミュ1そのまんま
なので特に語ることはなし。サブタイの意味は「芽生え始めた運命」
『速水 奏』
何かがあったらしく海で黄昏ていたが、この時悩んでた理由について公式の情報が少なすぎるので何があったのかはわからない
でも特にストーリーにその理由が絡むことはないので多分このssでは語られない
『P』
奏達のプロデューサー
と同時に811プロを設立し自ら社長の座についている
グラサンと深くかぶった帽子がトレードマークらしい
・Chapter1「Welcome to Happy Production!」
周子初登場、このssにおいてはアイドルだけじゃなく事務員も兼ねている
そして奏は筋肉痛。サブタイの意味はそのまんま「ようこそ811プロへ!」
『塩見周子』
奏より先に事務所に所属していたアイドル...兼事務員
正直事務員周子ってのがやりたかったというだけで811プロダクションが設立したばっかの事務所という設定になった
今は事務所近くのアパートに住んでいるが、部屋はPの隣らしい
『811プロダクション』
Pが設立した出来たてほやほやの芸能事務所
811の読みは「ハッピー」
外観は765プロを一回り大きくしてたるき亭の部分も事務所になっている感じ、レッスンルームもちゃんとある
しかし人数に対して建物が大きすぎて、使って無い部屋が多い
Chapter2「First Step」
このssにおいてのアイドルランクの解釈とか、オーディションのルールの説明回
ついでにベテトレさん登場、準レギュラーです
そしてベテトレさんの厳しいレッスンを乗り越えた奏と周子は、美嘉のライブを見て一層アイドルになるという決意を固めるのであった
やっぱ美嘉はすげぇよ...
サブタイの意味は「最初の一歩」、文字通りこのオーディションは811プロにとって最初の一歩なのだ
『ベテラントレーナー(青木さん)』
本名は公式設定より「青木 聖」
専属トレーナーではないのでレッスンの時はいつもいる訳ではないらしい
だがほぼ素人同然だった周子と奏を二週間で成長させる辺り、トレーナーとしての実力はとても高い
『城ケ崎 美嘉』
811プロではなく061プロ所属の先輩アイドル
設定を考えていた当初から、美嘉は先輩のカリスマアイドルと設定が決まっていた
今の奏と周子目標であり、憧れの存在でもある
書いてる側としては★を使うタイミングがよくわからないがどうすればいいんだろうか
Chapter3「Big Eater」
遂に迎えた初オーディション
協会推薦の説得力を上げるために相手は他の新人たちが逃げ出すレベルの格上に設定されたが、相手のPが無能だったおかげで結構あっさり勝ててしまった
あと奏さん、びっ○らポン20連敗(1回5皿なので100皿で20回)天井があるのかは知りません
サブタイの意味は「大物喰らい」、Fランクの新人が初オーディションでEランクの上位を倒すのはこの世界でも異例の出来事
その甲斐あってか奏と周子は無事協会推薦枠でEランクにランクアップした模様
『ゴP』
最初の敵ということでクッソ典型的な小悪党
担当が事務所の力で人気を出したのを良いことに天狗になっていたが、プロデューサーとしての実力は無い
オーディション終了後めでたく解雇、もう出ない
『ゴーイング娘』
こんなかませ役に原作アイドル当てたら担当Pに殺されかねないので急遽用意されたオリキャラ
その人気には事務所のゴリ押しによる面もあったが、彼女達のアイドルへかけた夢は本物だろう、ただプロデューサーが悪かった
最後に周子が再登場フラグを立てていたが、悲しい事にもう二度と出番はない
『???』
一体誰の事か全くわからない...ッ!
・プロローグ「Budding Fate」
P、奏をスカウト。ていうかデレステのメモリアルコミュ1そのまんま
なので特に語ることはなし。サブタイの意味は「芽生え始めた運命」
『速水 奏』
何かがあったらしく海で黄昏ていたが、この時悩んでた理由について公式の情報が少なすぎるので何があったのかはわからない
でも特にストーリーにその理由が絡むことはないので多分このssでは語られない
『P』
奏達のプロデューサー
と同時に811プロを設立し自ら社長の座についている
グラサンと深くかぶった帽子がトレードマークらしい
・Chapter1「Welcome to Happy Production!」
周子初登場、このssにおいてはアイドルだけじゃなく事務員も兼ねている
そして奏は筋肉痛。サブタイの意味はそのまんま「ようこそ811プロへ!」
『塩見周子』
奏より先に事務所に所属していたアイドル...兼事務員
正直事務員周子ってのがやりたかったというだけで811プロダクションが設立したばっかの事務所という設定になった
今は事務所近くのアパートに住んでいるが、部屋はPの隣らしい
『811プロダクション』
Pが設立した出来たてほやほやの芸能事務所
811の読みは「ハッピー」
外観は765プロを一回り大きくしてたるき亭の部分も事務所になっている感じ、レッスンルームもちゃんとある
しかし人数に対して建物が大きすぎて、使って無い部屋が多い
Chapter2「First Step」
このssにおいてのアイドルランクの解釈とか、オーディションのルールの説明回
ついでにベテトレさん登場、準レギュラーです
そしてベテトレさんの厳しいレッスンを乗り越えた奏と周子は、美嘉のライブを見て一層アイドルになるという決意を固めるのであった
やっぱ美嘉はすげぇよ...
サブタイの意味は「最初の一歩」、文字通りこのオーディションは811プロにとって最初の一歩なのだ
『ベテラントレーナー(青木さん)』
本名は公式設定より「青木 聖」
専属トレーナーではないのでレッスンの時はいつもいる訳ではないらしい
だがほぼ素人同然だった周子と奏を二週間で成長させる辺り、トレーナーとしての実力はとても高い
『城ケ崎 美嘉』
811プロではなく061プロ所属の先輩アイドル
設定を考えていた当初から、美嘉は先輩のカリスマアイドルと設定が決まっていた
今の奏と周子目標であり、憧れの存在でもある
書いてる側としては★を使うタイミングがよくわからないがどうすればいいんだろうか
Chapter3「Big Eater」
遂に迎えた初オーディション
協会推薦の説得力を上げるために相手は他の新人たちが逃げ出すレベルの格上に設定されたが、相手のPが無能だったおかげで結構あっさり勝ててしまった
あと奏さん、びっ○らポン20連敗(1回5皿なので100皿で20回)天井があるのかは知りません
サブタイの意味は「大物喰らい」、Fランクの新人が初オーディションでEランクの上位を倒すのはこの世界でも異例の出来事
その甲斐あってか奏と周子は無事協会推薦枠でEランクにランクアップした模様
『ゴP』
最初の敵ということでクッソ典型的な小悪党
担当が事務所の力で人気を出したのを良いことに天狗になっていたが、プロデューサーとしての実力は無い
オーディション終了後めでたく解雇、もう出ない
『ゴーイング娘』
こんなかませ役に原作アイドル当てたら担当Pに殺されかねないので急遽用意されたオリキャラ
その人気には事務所のゴリ押しによる面もあったが、彼女達のアイドルへかけた夢は本物だろう、ただプロデューサーが悪かった
最後に周子が再登場フラグを立てていたが、悲しい事にもう二度と出番はない
『???』
一体誰の事か全くわからない...ッ!
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