246: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:17:42.10 :r2vXNL6c0
志希とフレデリカの番組放送から一か月
アイドルランクがDに上がった私と周子は今までより更に大きな仕事やオーディションを受けることができるようになった
雑誌では私の写真が見開き1ページ使って乗るようになったり、ローカルではなく全国区の番組に出たりと、Eランクの時より数段レベルの高い仕事も多くなってきた
プロデューサーさん曰く、Dランクはデビュー後のアイドルの一番最初の山場であるらしい。
仕事のレベルが格段に上がるここからどうプロデュースしていくかがそのアイドルの今後に強く関わるとか
それに、あれから志希とフレデリカもものすごい勢いで成長を遂げてきている
だからこそ、これからの仕事は更に気を引決めていかないと
ファンにも、事務所の皆、私を支えてくれている人達の為にもカッコ悪い姿は見せられない
それに、美嘉にも。
志希とフレデリカの番組放送から一か月
アイドルランクがDに上がった私と周子は今までより更に大きな仕事やオーディションを受けることができるようになった
雑誌では私の写真が見開き1ページ使って乗るようになったり、ローカルではなく全国区の番組に出たりと、Eランクの時より数段レベルの高い仕事も多くなってきた
プロデューサーさん曰く、Dランクはデビュー後のアイドルの一番最初の山場であるらしい。
仕事のレベルが格段に上がるここからどうプロデュースしていくかがそのアイドルの今後に強く関わるとか
それに、あれから志希とフレデリカもものすごい勢いで成長を遂げてきている
だからこそ、これからの仕事は更に気を引決めていかないと
ファンにも、事務所の皆、私を支えてくれている人達の為にもカッコ悪い姿は見せられない
それに、美嘉にも。

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247: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:20:46.12 :r2vXNL6c0
1週間ほど前、美嘉のアイドルランクがCに上がった事が発表された
やっと追いつけたと思ったら、すぐに先に行かれて、私の心にはいろんな感情が生まれた
おいて行かれて悔しいとか寂しいとか、そう言うのももちろんあったけど、それ以上に「嬉しい」と思った
超えるべき目標であって、私がアイドルを志した「原点」である彼女がどんどんアイドルの階段を駆け上がっていくこと
そのことに私は、まるで自分の事のように嬉しくなった。
そしてその気持ちをみんなに話したら....
志希「奏ちゃんは美嘉ちゃんの大ファンなんだねー。あたしも、奏ちゃんと周子ちゃんがDランクに上がったときそんな感じだったもん!」
と志希に指摘された
1週間ほど前、美嘉のアイドルランクがCに上がった事が発表された
やっと追いつけたと思ったら、すぐに先に行かれて、私の心にはいろんな感情が生まれた
おいて行かれて悔しいとか寂しいとか、そう言うのももちろんあったけど、それ以上に「嬉しい」と思った
超えるべき目標であって、私がアイドルを志した「原点」である彼女がどんどんアイドルの階段を駆け上がっていくこと
そのことに私は、まるで自分の事のように嬉しくなった。
そしてその気持ちをみんなに話したら....
志希「奏ちゃんは美嘉ちゃんの大ファンなんだねー。あたしも、奏ちゃんと周子ちゃんがDランクに上がったときそんな感じだったもん!」
と志希に指摘された
248: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:22:20.95 :r2vXNL6c0
大ファン...そうね!自分の事じゃないのにこんなに嬉しくなれるんだもの!
きっとそれがアイドルを応援するファンというものなのね
私のファンも、私が昇格したときは志希と同じような気持ちを抱いてくれたのかしら?
なら私も、ファンを今の私のようにもっと喜ばせられるようにこの道を突き進まないとね
周子も同じ気持ちらしく、あの時の言葉通り再び追いつくために、普段ののんびりとした雰囲気からは想像できないほど真剣に、かつ楽しんで仕事をしてるみたい
私も、美嘉にまた追いつくために走り抜けなきゃ!
その思いを胸に、私は今日も『アイドル・速水奏』として仕事へと向かった
...ちなみに、件の志希はレッスンの休み時間中に失踪したらしく、プロデューサーさんが血眼になって捜索中らしい
大ファン...そうね!自分の事じゃないのにこんなに嬉しくなれるんだもの!
きっとそれがアイドルを応援するファンというものなのね
私のファンも、私が昇格したときは志希と同じような気持ちを抱いてくれたのかしら?
なら私も、ファンを今の私のようにもっと喜ばせられるようにこの道を突き進まないとね
周子も同じ気持ちらしく、あの時の言葉通り再び追いつくために、普段ののんびりとした雰囲気からは想像できないほど真剣に、かつ楽しんで仕事をしてるみたい
私も、美嘉にまた追いつくために走り抜けなきゃ!
その思いを胸に、私は今日も『アイドル・速水奏』として仕事へと向かった
...ちなみに、件の志希はレッスンの休み時間中に失踪したらしく、プロデューサーさんが血眼になって捜索中らしい
249: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:24:28.52 :r2vXNL6c0
レッスン中の失踪は志希の習性みたいなもの
本人曰く、大抵の物事への興味が3分しか持続しないかららしい。
でもその興味が続いてる間は、事務所の中でも随一のセンスを見せつけてくる。いわゆる「天才型」というやつなのでしょうね。
失踪しても誰かが迎えに行けばおとなしく諦めるあたり、特別レッスンが嫌なわけじゃないと思う
だからこそトレーナーさんも普段は志希が失踪しても怒りはするけど、捜索はプロデューサーさんに任せてそのまま他の子のレッスンを続けていた
けど今日はトレーナーさんの機嫌がとても悪かったらしく
P「ヤバイ...このままじゃ青木さんが地球割るぞ....!!」
ってプロデューサーさんが焦っていたり、事務仕事をしてた周子が何かから逃げるように目の前の書類に向かっていたり...
私はそんなプロデューサーと周子の焦り具合を見て、戻ってきた時志希は無事で済むのか少し不安になった....
レッスン中の失踪は志希の習性みたいなもの
本人曰く、大抵の物事への興味が3分しか持続しないかららしい。
でもその興味が続いてる間は、事務所の中でも随一のセンスを見せつけてくる。いわゆる「天才型」というやつなのでしょうね。
失踪しても誰かが迎えに行けばおとなしく諦めるあたり、特別レッスンが嫌なわけじゃないと思う
だからこそトレーナーさんも普段は志希が失踪しても怒りはするけど、捜索はプロデューサーさんに任せてそのまま他の子のレッスンを続けていた
けど今日はトレーナーさんの機嫌がとても悪かったらしく
P「ヤバイ...このままじゃ青木さんが地球割るぞ....!!」
ってプロデューサーさんが焦っていたり、事務仕事をしてた周子が何かから逃げるように目の前の書類に向かっていたり...
私はそんなプロデューサーと周子の焦り具合を見て、戻ってきた時志希は無事で済むのか少し不安になった....
250: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:25:49.87 :r2vXNL6c0
今日の仕事は、いつも以上に気合を入れなくてはならない
何故なら...
奏「美嘉!久しぶりね」
美嘉「あっ奏、今日はよろしくね★」
久々の美嘉との共演、それに美嘉がCランクに上がってから初めて生の城ケ崎美嘉を間近で見られる日だから。
奏「まずはCランク昇格おめでとう!私も自分の事みたいに嬉しいわ」
美嘉「ありがとー★奏のほうも順調みたいじゃん」
奏「ええ、すぐにまた追いついて見せるわ、その為にも今日の仕事、お互い頑張りましょうね」
美嘉「.....うん!」
今日の仕事は、いつも以上に気合を入れなくてはならない
何故なら...
奏「美嘉!久しぶりね」
美嘉「あっ奏、今日はよろしくね★」
久々の美嘉との共演、それに美嘉がCランクに上がってから初めて生の城ケ崎美嘉を間近で見られる日だから。
奏「まずはCランク昇格おめでとう!私も自分の事みたいに嬉しいわ」
美嘉「ありがとー★奏のほうも順調みたいじゃん」
奏「ええ、すぐにまた追いついて見せるわ、その為にも今日の仕事、お互い頑張りましょうね」
美嘉「.....うん!」
251: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:27:09.65 :r2vXNL6c0
レッスンから失踪して、とりあえず気ままに歩くこと数十分
街中であたしは面白そうな女の子を見つけた
ターゲットローック!と、なにやら地図とにらめっこしているその女の子にあたしは声をかける
志希「ねぇねぇキミ、イイ香りするねー!どうしたの?」
金髪の女の子「あっ、そこのお姉さん!この『ユニVSスタジオ』って場所分かりますか!?」
志希「ん~どれどれ~?」
このスタジオどっかで聞いたような...
あっ、この事務所今日の奏ちゃんの仕事先だ!
確かプロデューサーが昨日奏ちゃんに行き方を教えてたなー
えっと...確かあの交差点を曲がって...
よし、覚えてるね。
レッスンから失踪して、とりあえず気ままに歩くこと数十分
街中であたしは面白そうな女の子を見つけた
ターゲットローック!と、なにやら地図とにらめっこしているその女の子にあたしは声をかける
志希「ねぇねぇキミ、イイ香りするねー!どうしたの?」
金髪の女の子「あっ、そこのお姉さん!この『ユニVSスタジオ』って場所分かりますか!?」
志希「ん~どれどれ~?」
このスタジオどっかで聞いたような...
あっ、この事務所今日の奏ちゃんの仕事先だ!
確かプロデューサーが昨日奏ちゃんに行き方を教えてたなー
えっと...確かあの交差点を曲がって...
よし、覚えてるね。
252: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:28:41.43 :r2vXNL6c0
志希「うん、ここなら分かるよ」
女の子「ほんと!?お願い!案内して!あたしお姉ちゃんが家に忘れていったお弁当を届けなきゃいけないの!」
なるほどねー
まああたしも次いでに奏ちゃんのお仕事見てみたくなったし、助けてあげようかな♪
志希「いいよー♪」
女の子「ほんと!?ありがとう!..ってお姉さんよく見たらどこかで見たような...というか志希ちゃんって...えっ!?
「もしかしてお姉さんって、一ノ瀬志希!?」
志希「うん、ここなら分かるよ」
女の子「ほんと!?お願い!案内して!あたしお姉ちゃんが家に忘れていったお弁当を届けなきゃいけないの!」
なるほどねー
まああたしも次いでに奏ちゃんのお仕事見てみたくなったし、助けてあげようかな♪
志希「いいよー♪」
女の子「ほんと!?ありがとう!..ってお姉さんよく見たらどこかで見たような...というか志希ちゃんって...えっ!?
「もしかしてお姉さんって、一ノ瀬志希!?」
253: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:29:50.90 :r2vXNL6c0
志希「おや、アタシのこと知ってるの?」
女の子「前にテレビのスイーツ特集でフレちゃんと一緒に出演してたの見たの!あれからあたしフレちゃんと志希ちゃんのファンなんだー!」
志希「へー、キミあたしのファンだったんだ!こんな所でファンと会うなんて、あたしもアイドルとして成長してきたって事かにゃー?」
「っておっとっと、つい話し込んじゃったね。キミのお姉ちゃんがお腹を空かせないように、急いでお弁当届けに行こうか」
女の子「うん!案内よろしく!」
志希「はーい!志希ちゃんに着いておいでー...えーっと」
「キミの名前聞いてなかったね。なんて呼べばいい?」
莉嘉「城ケ崎莉嘉だよ!莉嘉って呼んでね!」
えっ、城ケ崎?
それって...
志希「もしかしてお姉ちゃんの名前って、美嘉?」
莉嘉「うん!自慢のお姉ちゃんで、あたしの一番のアイドルなんだから!」
...これは、面白そうな香りがするね~♪
志希「おや、アタシのこと知ってるの?」
女の子「前にテレビのスイーツ特集でフレちゃんと一緒に出演してたの見たの!あれからあたしフレちゃんと志希ちゃんのファンなんだー!」
志希「へー、キミあたしのファンだったんだ!こんな所でファンと会うなんて、あたしもアイドルとして成長してきたって事かにゃー?」
「っておっとっと、つい話し込んじゃったね。キミのお姉ちゃんがお腹を空かせないように、急いでお弁当届けに行こうか」
女の子「うん!案内よろしく!」
志希「はーい!志希ちゃんに着いておいでー...えーっと」
「キミの名前聞いてなかったね。なんて呼べばいい?」
莉嘉「城ケ崎莉嘉だよ!莉嘉って呼んでね!」
えっ、城ケ崎?
それって...
志希「もしかしてお姉ちゃんの名前って、美嘉?」
莉嘉「うん!自慢のお姉ちゃんで、あたしの一番のアイドルなんだから!」
...これは、面白そうな香りがするね~♪
254: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:31:03.71 :r2vXNL6c0
P「あいつ...マジでどこ行きやがった...このままじゃ事務所が青木さんにぶっ壊されちまうぞ...」
「あっ、すいませーん!この写真の子見かけませんでした?」
「....あっちに小さい女の子と歩いていくのを見た?ホントですか!?ありがとうございます!」
「さて、あっちは...もしかしてあいつ、奏の仕事見に行ったのか...?」
P「あいつ...マジでどこ行きやがった...このままじゃ事務所が青木さんにぶっ壊されちまうぞ...」
「あっ、すいませーん!この写真の子見かけませんでした?」
「....あっちに小さい女の子と歩いていくのを見た?ホントですか!?ありがとうございます!」
「さて、あっちは...もしかしてあいつ、奏の仕事見に行ったのか...?」
255: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:31:56.95 :r2vXNL6c0
私の分の撮影は無事終了し、いよいよメインの美嘉の撮影が始まった
今回の特集は「ギャル系ファッション特集」
美嘉の人気の影響で今女子高生の間でこういったコーデが流行っているらしく、その流行に乗っ取って練られた企画らしい
既に自分の分の撮影が終わった私達は帰っていいと言われたけど、私は美嘉から技術を学ぶため撮影を見学させてもらっている
それにしても、やっぱり美嘉は凄いわね
流石今をときめくカリスマギャル、カメラマンさんの要求すぐさま答え、今回のギャルコーデともマッチして普段以上に輝いてる
....けど、何故?
さっきから何かが引っかかる
スタッフさん達は気づいていないみたいだけど、私はずっと美嘉に小さな、だけど無視できない違和感を感じていた
私の分の撮影は無事終了し、いよいよメインの美嘉の撮影が始まった
今回の特集は「ギャル系ファッション特集」
美嘉の人気の影響で今女子高生の間でこういったコーデが流行っているらしく、その流行に乗っ取って練られた企画らしい
既に自分の分の撮影が終わった私達は帰っていいと言われたけど、私は美嘉から技術を学ぶため撮影を見学させてもらっている
それにしても、やっぱり美嘉は凄いわね
流石今をときめくカリスマギャル、カメラマンさんの要求すぐさま答え、今回のギャルコーデともマッチして普段以上に輝いてる
....けど、何故?
さっきから何かが引っかかる
スタッフさん達は気づいていないみたいだけど、私はずっと美嘉に小さな、だけど無視できない違和感を感じていた
256: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:34:15.57 :r2vXNL6c0
結局、その違和感の正体に気づかないうちに美嘉の撮影が終わった
奏「美嘉、お疲れさま」
美嘉「奏ちゃんもお疲れー、今日のあたしはどうだった?」
奏「流石美嘉ね、コーデも似合ってたしいつも以上に輝いて見えたわ」
「でも...」
美嘉「?」
奏「美嘉、もしかして何かあった?」
美嘉「えっ、なんで?」
奏「いえ、なんかちょっとだけ違和感を感じたっていうか...」
美嘉「そうだった?でもあたしは元気だし大丈夫だよ★」
そう言って笑う美嘉からは、さっきの様な違和感は感じられない
杞憂、だったのかしら...?
結局、その違和感の正体に気づかないうちに美嘉の撮影が終わった
奏「美嘉、お疲れさま」
美嘉「奏ちゃんもお疲れー、今日のあたしはどうだった?」
奏「流石美嘉ね、コーデも似合ってたしいつも以上に輝いて見えたわ」
「でも...」
美嘉「?」
奏「美嘉、もしかして何かあった?」
美嘉「えっ、なんで?」
奏「いえ、なんかちょっとだけ違和感を感じたっていうか...」
美嘉「そうだった?でもあたしは元気だし大丈夫だよ★」
そう言って笑う美嘉からは、さっきの様な違和感は感じられない
杞憂、だったのかしら...?
257: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:35:02.61 :r2vXNL6c0
そんな時だった
莉嘉「あっ!お姉ちゃんいた!」
志希「やっほー奏ちゃん、失踪次いでに奏ちゃんに会いに来たよー」
美嘉「えっ!?莉嘉!?」
奏「あら志希じゃない、プロデューサーが貴方を探してるみたいよ」
志希が美嘉の妹を連れてやってきたのと
P「はぁはぁ...志希!やっと見つけたぞ...」
その志希を追ってプロデューサーさんがやってきたのは....
そんな時だった
莉嘉「あっ!お姉ちゃんいた!」
志希「やっほー奏ちゃん、失踪次いでに奏ちゃんに会いに来たよー」
美嘉「えっ!?莉嘉!?」
奏「あら志希じゃない、プロデューサーが貴方を探してるみたいよ」
志希が美嘉の妹を連れてやってきたのと
P「はぁはぁ...志希!やっと見つけたぞ...」
その志希を追ってプロデューサーさんがやってきたのは....
258: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:36:35.00 :r2vXNL6c0
莉嘉「お姉ちゃん、お弁当忘れてたよ。はい!」
美嘉「マジで?ありがとう莉嘉!お姉ちゃん危うくお昼抜きになるところだったよー」
奏「美嘉、こんなに可愛い妹がいたのね。お弁当を届けに来てくれるなんて、とってもいい子じゃない」
志希「莉嘉ちゃんっていうんだ♪あたしのファンなんだって!」
P「へぇ、良かったじゃないか!プライベートでもファンに会えるなんて」
美嘉「はは...まあでも、結構いたずらっ子なのが困りものなんだけどね...」
そう言いつつも莉嘉をみつめる美嘉の目は優しい
でも、その逆に莉嘉はとても不安そうな顔をしていた
莉嘉「お姉ちゃん、お弁当忘れてたよ。はい!」
美嘉「マジで?ありがとう莉嘉!お姉ちゃん危うくお昼抜きになるところだったよー」
奏「美嘉、こんなに可愛い妹がいたのね。お弁当を届けに来てくれるなんて、とってもいい子じゃない」
志希「莉嘉ちゃんっていうんだ♪あたしのファンなんだって!」
P「へぇ、良かったじゃないか!プライベートでもファンに会えるなんて」
美嘉「はは...まあでも、結構いたずらっ子なのが困りものなんだけどね...」
そう言いつつも莉嘉をみつめる美嘉の目は優しい
でも、その逆に莉嘉はとても不安そうな顔をしていた
259: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:38:15.47 :r2vXNL6c0
莉嘉「それで...今日はいつ帰るの?」
美嘉「今日は遅いし、多分終電逃しちゃうから今日は事務所に泊まっていくかも。明日も早いしね」
莉嘉「...お姉ちゃん、やっぱり最近働きすぎだよ」
美嘉「大丈夫だって、心配しないで」
莉嘉「でも!お姉ちゃんここ一か月くらいほとんど休んでないじゃん!」
「流石にあたしだってわかるよ!こんなの絶対普通じゃない!」
奏「えっ?」
P「なんだと...?」
確かに美嘉はここ最近テレビや雑誌で見ない日はないほどの活躍をしてるけど、そんなに?
いくらなんでもそれじゃ体調を崩すと思うのだけど
もしかしてさっき感じた違和感は...
莉嘉「それで...今日はいつ帰るの?」
美嘉「今日は遅いし、多分終電逃しちゃうから今日は事務所に泊まっていくかも。明日も早いしね」
莉嘉「...お姉ちゃん、やっぱり最近働きすぎだよ」
美嘉「大丈夫だって、心配しないで」
莉嘉「でも!お姉ちゃんここ一か月くらいほとんど休んでないじゃん!」
「流石にあたしだってわかるよ!こんなの絶対普通じゃない!」
奏「えっ?」
P「なんだと...?」
確かに美嘉はここ最近テレビや雑誌で見ない日はないほどの活躍をしてるけど、そんなに?
いくらなんでもそれじゃ体調を崩すと思うのだけど
もしかしてさっき感じた違和感は...
260: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:39:24.05 :r2vXNL6c0
志希「ハスハス...なるほどー」
「過労死寸前の人がよくさせてる匂いがするよ、それに大分ストレスも溜まってるみたいだねー」
美嘉「匂いって...気のせいだよ。あたしは大丈夫だから、本当に心配しないで...」
奏「美嘉...でも!」
美嘉「ごめん!次の仕事行かなきゃだから先行くね!」
莉嘉「あっお姉ちゃん!」
そう言って、美嘉はスタジオから足早に立ち去った
残された莉嘉ちゃんは、更に表情を曇らせ、目に涙を浮かべている
志希「ハスハス...なるほどー」
「過労死寸前の人がよくさせてる匂いがするよ、それに大分ストレスも溜まってるみたいだねー」
美嘉「匂いって...気のせいだよ。あたしは大丈夫だから、本当に心配しないで...」
奏「美嘉...でも!」
美嘉「ごめん!次の仕事行かなきゃだから先行くね!」
莉嘉「あっお姉ちゃん!」
そう言って、美嘉はスタジオから足早に立ち去った
残された莉嘉ちゃんは、更に表情を曇らせ、目に涙を浮かべている
261: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:40:40.80 :r2vXNL6c0
奏「莉嘉ちゃん...」
莉嘉「...ねぇ、奏ちゃん、志希ちゃん、それに二人のプロデューサーさん」
「お姉ちゃんね、最近いつもアイドルなのに辛そうにしてて、でも...」
「奏ちゃんや周子ちゃんとのお仕事の話だけは楽しそうに話してたの」
「この前の志希ちゃんやフレちゃんの番組見た時も思った、きっと811プロのアイドルは、どんなに苦しんでる人でも笑顔にできるんだって!」
「だから、お願い、お願い!」
「お姉ちゃんを、助けてください!」
奏「莉嘉ちゃん...」
莉嘉「...ねぇ、奏ちゃん、志希ちゃん、それに二人のプロデューサーさん」
「お姉ちゃんね、最近いつもアイドルなのに辛そうにしてて、でも...」
「奏ちゃんや周子ちゃんとのお仕事の話だけは楽しそうに話してたの」
「この前の志希ちゃんやフレちゃんの番組見た時も思った、きっと811プロのアイドルは、どんなに苦しんでる人でも笑顔にできるんだって!」
「だから、お願い、お願い!」
「お姉ちゃんを、助けてください!」
262: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:41:17.95 :r2vXNL6c0
Chapter6 「Please help my sister!!」
Chapter6 「Please help my sister!!」
263: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:44:15.77 :r2vXNL6c0
P「わかった!」
プロデューサーさんは、誰よりも早くそう答えた
莉嘉「ホント!?」
P「ああ!美嘉は今ままでウチのアイドルたちにとても良くしてくれていたし、そんな美嘉が苦しんでるって話を聞いたら流石に見過ごせない」
奏「ええ、美嘉のファンとしても見過ごせないわ」
志希「あたしはあんまり美嘉ちゃんとは関わり無かったけど、あたしのファンであるキミの頼みなら断れないにゃ~」
P「そうだ。美嘉のファンの為にも、そしてその美嘉のファンの中の一人としても、絶対に彼女を助けて見せる」
プロデューサーさんの言葉に心の中で激しく同意する
私達の為にも、美嘉と、美嘉を支える人達の為にも放っておくわけにはいかない
何より...莉嘉ちゃんの泣き顔をこれ以上見たくはないしね
莉嘉「みんな...ありがとう!」
その時、やっと私は莉嘉の笑顔を見ることができた
うん、やっぱりファンには笑顔でいてほしいものね
P「わかった!」
プロデューサーさんは、誰よりも早くそう答えた
莉嘉「ホント!?」
P「ああ!美嘉は今ままでウチのアイドルたちにとても良くしてくれていたし、そんな美嘉が苦しんでるって話を聞いたら流石に見過ごせない」
奏「ええ、美嘉のファンとしても見過ごせないわ」
志希「あたしはあんまり美嘉ちゃんとは関わり無かったけど、あたしのファンであるキミの頼みなら断れないにゃ~」
P「そうだ。美嘉のファンの為にも、そしてその美嘉のファンの中の一人としても、絶対に彼女を助けて見せる」
プロデューサーさんの言葉に心の中で激しく同意する
私達の為にも、美嘉と、美嘉を支える人達の為にも放っておくわけにはいかない
何より...莉嘉ちゃんの泣き顔をこれ以上見たくはないしね
莉嘉「みんな...ありがとう!」
その時、やっと私は莉嘉の笑顔を見ることができた
うん、やっぱりファンには笑顔でいてほしいものね
264: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:45:55.87 :r2vXNL6c0
P「というわけで、美嘉を助けるために彼女の情報が欲しい」
莉嘉「情報?例えば?」
P「何も美嘉も理由なしであんな無理な働き方をしたりはしないだろう、必ず何か理由があるはず」
「何か心当たりがないか教えてくれないか?」
莉嘉「理由か...それはなんとなく分かるよ」
奏「その理由って?」
莉嘉「半年くらい前にパパが事故にあって動けなくなっちゃって、それを理由に会社をクビになっちゃったの」
「その時からだよ、お姉ちゃんがあんな風になったのは」
「多分、自分がパパの代わりに働いてあたし達家族を助けようとしてるんだと思う」
「パパがクビになったときは、このままじゃ生活費も学費も出せなくなりそうってママもパパもずっと悩んでたし...」
P 「成程、家族の為か...」
P「というわけで、美嘉を助けるために彼女の情報が欲しい」
莉嘉「情報?例えば?」
P「何も美嘉も理由なしであんな無理な働き方をしたりはしないだろう、必ず何か理由があるはず」
「何か心当たりがないか教えてくれないか?」
莉嘉「理由か...それはなんとなく分かるよ」
奏「その理由って?」
莉嘉「半年くらい前にパパが事故にあって動けなくなっちゃって、それを理由に会社をクビになっちゃったの」
「その時からだよ、お姉ちゃんがあんな風になったのは」
「多分、自分がパパの代わりに働いてあたし達家族を助けようとしてるんだと思う」
「パパがクビになったときは、このままじゃ生活費も学費も出せなくなりそうってママもパパもずっと悩んでたし...」
P 「成程、家族の為か...」
265: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:47:06.40 :r2vXNL6c0
奏 「でも、それだと少しおかしくない?」
「美嘉程のアイドルなら、あれ程根を詰めなくても不自由ない生活ができるくらい稼げると思うけど...」
志希「そうだねー、まだEランクのあたしやフレちゃんでも、普通に休みをもらえる上で日本の新卒の平均くらいのお給料もらえてるしね」
P「お前らは今話題性もあるから同じランクの平均よりちょっと高めだとは思うが...それにしたって不自然だな」
「それに、いくらそういう目的があったってそんな無茶なスケジュール、絶対担当プロデューサーとか事務所が止めるはず」
莉嘉「じゃあ、お姉ちゃんのプロダクションはお姉ちゃんが無理してるの分かってて無視してるの!?」
事務所が無視している...どうかしら
美嘉はあの事務所の筆頭アイドル、だからこそ健康には一番気を使われるはず...
むしろ...
奏 「でも、それだと少しおかしくない?」
「美嘉程のアイドルなら、あれ程根を詰めなくても不自由ない生活ができるくらい稼げると思うけど...」
志希「そうだねー、まだEランクのあたしやフレちゃんでも、普通に休みをもらえる上で日本の新卒の平均くらいのお給料もらえてるしね」
P「お前らは今話題性もあるから同じランクの平均よりちょっと高めだとは思うが...それにしたって不自然だな」
「それに、いくらそういう目的があったってそんな無茶なスケジュール、絶対担当プロデューサーとか事務所が止めるはず」
莉嘉「じゃあ、お姉ちゃんのプロダクションはお姉ちゃんが無理してるの分かってて無視してるの!?」
事務所が無視している...どうかしら
美嘉はあの事務所の筆頭アイドル、だからこそ健康には一番気を使われるはず...
むしろ...
266: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:49:33.14 :r2vXNL6c0
奏「むしろ事務所に無理やり...って事もあるかもしれないわね」
莉嘉「そんな!?ヒドいよ!」
P「いや、その可能性も十分に考えられるが...それならそれでまだ疑問が残るな」
奏「どういうこと?」
志希「なんで別の事務所に移らないのかって事だよね?」
P「その通りだ志希」
「今の事務所にそこまで苛め抜かれてるんならまず真っ先に移籍する手が重い浮かぶはずだ。実際、事務所と方針が合わずに移籍するアイドルの話はそこら中にある」
「美嘉程のアイドルが手に入るってなら色んなプロダクションが今よりもいい条件で手を差し伸べるだろう、むしろウチで雇いたいくらいだ」
「移籍したって今の過酷な状況を訴えれば、世間に無責任だって責められることもないだろうしな」
奏「むしろ事務所に無理やり...って事もあるかもしれないわね」
莉嘉「そんな!?ヒドいよ!」
P「いや、その可能性も十分に考えられるが...それならそれでまだ疑問が残るな」
奏「どういうこと?」
志希「なんで別の事務所に移らないのかって事だよね?」
P「その通りだ志希」
「今の事務所にそこまで苛め抜かれてるんならまず真っ先に移籍する手が重い浮かぶはずだ。実際、事務所と方針が合わずに移籍するアイドルの話はそこら中にある」
「美嘉程のアイドルが手に入るってなら色んなプロダクションが今よりもいい条件で手を差し伸べるだろう、むしろウチで雇いたいくらいだ」
「移籍したって今の過酷な状況を訴えれば、世間に無責任だって責められることもないだろうしな」
267: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:50:57.79 :r2vXNL6c0
奏「つまり、どうしても今の事務所を離れられない理由があるってこと?」
P「恐らく、な。莉嘉ちゃん、何か心当たりはあるか?」
莉嘉「うーん...ごめんなさい、お姉ちゃんの事務所の事はあんまり分からないや...」
P「そうか...大丈夫、気にしなくていいよ」
志希「じゃあ、調べてみるしかないねー」
莉嘉「調べる?何を?」
志希「美嘉ちゃんの事務所も~、美嘉ちゃん自身も」
「どっちに原因があるのか分からないし、もしかしたら両方に理由があるのかもしれないからね。今の時点じゃとりあえず両方に探りを入れてみるしかないと思うよ」
P「そうだな、その辺調べ上げて助けるための作戦を考えよう」
奏「つまり、どうしても今の事務所を離れられない理由があるってこと?」
P「恐らく、な。莉嘉ちゃん、何か心当たりはあるか?」
莉嘉「うーん...ごめんなさい、お姉ちゃんの事務所の事はあんまり分からないや...」
P「そうか...大丈夫、気にしなくていいよ」
志希「じゃあ、調べてみるしかないねー」
莉嘉「調べる?何を?」
志希「美嘉ちゃんの事務所も~、美嘉ちゃん自身も」
「どっちに原因があるのか分からないし、もしかしたら両方に理由があるのかもしれないからね。今の時点じゃとりあえず両方に探りを入れてみるしかないと思うよ」
P「そうだな、その辺調べ上げて助けるための作戦を考えよう」
268: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:54:26.27 :r2vXNL6c0
奏「調べると言ってもどうやって?」
P「そうだな...まあ兎に角美嘉の担当プロデューサーに接触するのが第一だな」
「スケジュール管理をする立場なんだからまず間違いなく何か手がかりを握ってるはず」
「そして美嘉自身にも探りを入れる、その為には...」
奏 「その為には美嘉にも、美嘉のプロダクションにももっと近づく必要がある」
「...プロデューサーさん、頼みがあるんだけど」
P「なんだ?」
奏「私たちに、なるべく多く美嘉と共演できる仕事を取ってきてくれないかしら」
「そうすれば私達が美嘉から何か聞き出せるかもしれないし、もしかしたら彼女のプロデューサーが仕事を見に来ることもあるかもしれない」
志希「確かに、美嘉ちゃん自身に近づくには一番手っ取り早いね」
P「分かった、お前たちのプロデューサーとして全力を尽くそう」
「幸い...と言っていいのかは分からないけど、今なら美嘉と共演できる仕事は多そうだしな」
「他の皆にも協力してもらおう。奏の仕事も終わったし、一旦事務所へ帰ろうか」
奏「調べると言ってもどうやって?」
P「そうだな...まあ兎に角美嘉の担当プロデューサーに接触するのが第一だな」
「スケジュール管理をする立場なんだからまず間違いなく何か手がかりを握ってるはず」
「そして美嘉自身にも探りを入れる、その為には...」
奏 「その為には美嘉にも、美嘉のプロダクションにももっと近づく必要がある」
「...プロデューサーさん、頼みがあるんだけど」
P「なんだ?」
奏「私たちに、なるべく多く美嘉と共演できる仕事を取ってきてくれないかしら」
「そうすれば私達が美嘉から何か聞き出せるかもしれないし、もしかしたら彼女のプロデューサーが仕事を見に来ることもあるかもしれない」
志希「確かに、美嘉ちゃん自身に近づくには一番手っ取り早いね」
P「分かった、お前たちのプロデューサーとして全力を尽くそう」
「幸い...と言っていいのかは分からないけど、今なら美嘉と共演できる仕事は多そうだしな」
「他の皆にも協力してもらおう。奏の仕事も終わったし、一旦事務所へ帰ろうか」
269: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:56:02.03 :r2vXNL6c0
莉嘉「811プロの事務所!?あたしも行ってみたい!あたしも連れてってよ!」
P「ああ、いいy....!!!!!ゴメン!今日はやっぱダメ!」
莉嘉「えー!」
奏「あら、別にいいんじゃない?」
志希「そうだよ、折角ならファンサービスしてあげようよ?」
P「俺がここに来たそもそもの目的を思い出したんだよ...」
「今日はとにかくダメだ、連絡先教えとくから何かあったら連絡してくれ」
志希「?」
奏「....あー、そういうことね」
莉嘉「なんかよくわかんないけど...わかったよ」
志希「じゃあまたねー莉嘉ちゃん」
奏「またいつか会いましょう」
莉嘉「うん!またねー!」
莉嘉「811プロの事務所!?あたしも行ってみたい!あたしも連れてってよ!」
P「ああ、いいy....!!!!!ゴメン!今日はやっぱダメ!」
莉嘉「えー!」
奏「あら、別にいいんじゃない?」
志希「そうだよ、折角ならファンサービスしてあげようよ?」
P「俺がここに来たそもそもの目的を思い出したんだよ...」
「今日はとにかくダメだ、連絡先教えとくから何かあったら連絡してくれ」
志希「?」
奏「....あー、そういうことね」
莉嘉「なんかよくわかんないけど...わかったよ」
志希「じゃあまたねー莉嘉ちゃん」
奏「またいつか会いましょう」
莉嘉「うん!またねー!」
270: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:56:47.85 :r2vXNL6c0
そして、事務所に帰ってきてようやく私達はプロデューサーさんの言葉の意味を知ることになる
ベテトレ「遅かったじゃないかぁ一ノ瀬...」
そして、事務所に帰ってきてようやく私達はプロデューサーさんの言葉の意味を知ることになる
ベテトレ「遅かったじゃないかぁ一ノ瀬...」
271: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 17:57:37.94 :r2vXNL6c0
P「手遅れだったか...」
志希「あの、トレーナーさんなんかすごい顔、ってか女の子がしちゃいけない顔してるよ...?」
ベテトレ「ああ...でも今はそんな些細なことどうでもいいじゃないか...なあ?」
P志希「「ヒィッ!!!」」
ベテトレ「どうやらお前には今日のレッスンは退屈みたいだったらしいからな...特別メニューを用意しておいた」
志希「あ、あのーあたし今日はもう帰「らせると思っているのか?」すいません受けますごめんなさい!」
奏「これが、本気でキレたトレーナーさん...」
周子(ガクガクブルブルガクガクブルブルガクガクブルブルブル.......)
フレデリカ「ワーオ、周子ちゃんマナーモードだねー」
P「手遅れだったか...」
志希「あの、トレーナーさんなんかすごい顔、ってか女の子がしちゃいけない顔してるよ...?」
ベテトレ「ああ...でも今はそんな些細なことどうでもいいじゃないか...なあ?」
P志希「「ヒィッ!!!」」
ベテトレ「どうやらお前には今日のレッスンは退屈みたいだったらしいからな...特別メニューを用意しておいた」
志希「あ、あのーあたし今日はもう帰「らせると思っているのか?」すいません受けますごめんなさい!」
奏「これが、本気でキレたトレーナーさん...」
周子(ガクガクブルブルガクガクブルブルガクガクブルブルブル.......)
フレデリカ「ワーオ、周子ちゃんマナーモードだねー」
272: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:00:13.09 :r2vXNL6c0
P「ま、まあまあ青木さん、今日のところは許してやってくれませんか?本人も反省して「何を言ってるんだ?」え?」
ベテトレ「お前にもお仕置きがあるに決まってるだろう?監督不行き届けってやつだよ」
P「そ、そんな!いくら昨日合コン失敗したからって横暴過ぎ...やべっ」
ベテトレ「ほう...P、どうやら本当に死にたいらしいな?」
P「あ、あの、マジですいませんでした、あの、命だけはその、ご勘弁をですね...?」
ベテトレ「ダメだ」
P「...なあ、お前ら、助けて」
フレデリカ「ごめーん今日見たいテレビがあるから帰るねー!バイバーイ♪」
奏「私も、借りてたDVD返しに行かなきゃいけないから...」
周子「Pさん、志希ちゃん...骨は拾ってあげるから」
P&志希「」
その後、3人で事務所を出たとたん後ろから二人の断末魔が上がった
周子「あたし、骨は拾うって言っちゃったけどさ...骨、残るかなぁ?」
明日また、会えるといいわね....
P「ま、まあまあ青木さん、今日のところは許してやってくれませんか?本人も反省して「何を言ってるんだ?」え?」
ベテトレ「お前にもお仕置きがあるに決まってるだろう?監督不行き届けってやつだよ」
P「そ、そんな!いくら昨日合コン失敗したからって横暴過ぎ...やべっ」
ベテトレ「ほう...P、どうやら本当に死にたいらしいな?」
P「あ、あの、マジですいませんでした、あの、命だけはその、ご勘弁をですね...?」
ベテトレ「ダメだ」
P「...なあ、お前ら、助けて」
フレデリカ「ごめーん今日見たいテレビがあるから帰るねー!バイバーイ♪」
奏「私も、借りてたDVD返しに行かなきゃいけないから...」
周子「Pさん、志希ちゃん...骨は拾ってあげるから」
P&志希「」
その後、3人で事務所を出たとたん後ろから二人の断末魔が上がった
周子「あたし、骨は拾うって言っちゃったけどさ...骨、残るかなぁ?」
明日また、会えるといいわね....
273: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:01:31.48 :r2vXNL6c0
ベテトレさんのウワサ
・一向に春が来ないらしい
ベテトレさんのウワサ
・一向に春が来ないらしい
274: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:02:41.69 :r2vXNL6c0
奏「そう言えば二人とも、この後時間ある?二人に話しておきたいことがあるの」
周子「えっ?まああるけど」
フレデリカ「アタシも大丈夫だよー♪」
周子「フレちゃん見たいテレビあるんじゃないの?」
フレデリカ「よく考えたらそうでもなかったから大丈夫だよー。それに、今は奏ちゃんとお話ししたいな♪」
奏「ありがとう二人とも、じゃあとりあえず場所を移しましょうか。この話、あまり人通りの多いところで話したいことではないし...」
こんな街中で話して道行く人に聞かれたら大変だし、何処かいい場所はあるかしら...
奏「そう言えば二人とも、この後時間ある?二人に話しておきたいことがあるの」
周子「えっ?まああるけど」
フレデリカ「アタシも大丈夫だよー♪」
周子「フレちゃん見たいテレビあるんじゃないの?」
フレデリカ「よく考えたらそうでもなかったから大丈夫だよー。それに、今は奏ちゃんとお話ししたいな♪」
奏「ありがとう二人とも、じゃあとりあえず場所を移しましょうか。この話、あまり人通りの多いところで話したいことではないし...」
こんな街中で話して道行く人に聞かれたら大変だし、何処かいい場所はあるかしら...
275: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:03:34.58 :r2vXNL6c0
周子「じゃあ、ウチ来る?ここから近いし誰かに聞かれるって事もないでしょ」
フレデリカ「周子ちゃんのお家かー!行きたい!」
奏「あら、じゃあお言葉に甘えて部屋、貸してもらおうかな」
周子「じゃあ次いでにご飯食べていきなよ。鍋でもやろう!夏だけど」
フレデリカ「さんせー!」
周子「じゃあ次いでに買い出し寄ってから行こうか」
奏「分かったわ、それじゃ行きましょ」
周子「じゃあ、ウチ来る?ここから近いし誰かに聞かれるって事もないでしょ」
フレデリカ「周子ちゃんのお家かー!行きたい!」
奏「あら、じゃあお言葉に甘えて部屋、貸してもらおうかな」
周子「じゃあ次いでにご飯食べていきなよ。鍋でもやろう!夏だけど」
フレデリカ「さんせー!」
周子「じゃあ次いでに買い出し寄ってから行こうか」
奏「分かったわ、それじゃ行きましょ」
276: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:04:36.85 :r2vXNL6c0
周子の住むアパートの近くのスーパーで材料を買ってから、私達は周子の部屋へと向かった
周子「いらっしゃーい、しゅーこちゃんハウスへようこそ♪」
フレデリカ「わーい!しゅーこちゃんの匂いがするー!」
奏「意外と普通のアパートなのね」
周子「まあねー、でも一人で住むにはこれで十分だよ」
「それより、お腹もすいたし早速お鍋の準備しましょか」
フレデリカ「じゃあアタシお野菜切ってくるねー!」
奏「私も手伝うわ」
周子「分かったー、じゃああたしはお鍋セッティングしてるね」
「えーと砂糖とみりんとお醤油....しまった、お醤油切らしてたか」
奏「あら、じゃあ買ってきましょうか?」
周子「いや大丈夫、ちょっと待ってて」
奏「?」
そう言うと周子は鍵を持って外へ出ていった
周子の住むアパートの近くのスーパーで材料を買ってから、私達は周子の部屋へと向かった
周子「いらっしゃーい、しゅーこちゃんハウスへようこそ♪」
フレデリカ「わーい!しゅーこちゃんの匂いがするー!」
奏「意外と普通のアパートなのね」
周子「まあねー、でも一人で住むにはこれで十分だよ」
「それより、お腹もすいたし早速お鍋の準備しましょか」
フレデリカ「じゃあアタシお野菜切ってくるねー!」
奏「私も手伝うわ」
周子「分かったー、じゃああたしはお鍋セッティングしてるね」
「えーと砂糖とみりんとお醤油....しまった、お醤油切らしてたか」
奏「あら、じゃあ買ってきましょうか?」
周子「いや大丈夫、ちょっと待ってて」
奏「?」
そう言うと周子は鍵を持って外へ出ていった
277: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:05:58.21 :r2vXNL6c0
と思ったら1分ぐらいですぐ帰ってきた
周子「お醤油持ってきたよー」
奏「早くない!?」
フレデリカ「すごーい!周子ちゃんってもしかして錬金術師?」
周子「いや?隣のPさんの部屋から持ってきただけ」
「実はこっそり大家さんに、『P君一人身だからもし体調崩したりしたら面倒見てあげて』って合鍵貰ってるんだよね」
奏「ああ、そう言えばPさんの部屋隣なんだっけ」
フレデリカ「でも、勝手に持ってきちゃってよかったの?」
周子「だいじょーぶだいじょーぶ、前にPさんも調味料とか無くなったら言えば分けてやるって言ってたし」
「それにPさん、相変わらず料理あんましてないみたいだし。腐らせるより使っちゃったほうがいいでしょ」
奏「でもこれ普通に考えたら泥棒じゃ...まあいいか」
プロデューサーさん...ごめんね?
と思ったら1分ぐらいですぐ帰ってきた
周子「お醤油持ってきたよー」
奏「早くない!?」
フレデリカ「すごーい!周子ちゃんってもしかして錬金術師?」
周子「いや?隣のPさんの部屋から持ってきただけ」
「実はこっそり大家さんに、『P君一人身だからもし体調崩したりしたら面倒見てあげて』って合鍵貰ってるんだよね」
奏「ああ、そう言えばPさんの部屋隣なんだっけ」
フレデリカ「でも、勝手に持ってきちゃってよかったの?」
周子「だいじょーぶだいじょーぶ、前にPさんも調味料とか無くなったら言えば分けてやるって言ってたし」
「それにPさん、相変わらず料理あんましてないみたいだし。腐らせるより使っちゃったほうがいいでしょ」
奏「でもこれ普通に考えたら泥棒じゃ...まあいいか」
プロデューサーさん...ごめんね?
278: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:06:43.18 :r2vXNL6c0
周子「それで、話って何なの?」
煮えてきた鍋の中身をつつきながら、あたしは奏ちゃんに向き合う
多分、あんまり面白い話ではないはず
フレデリカ「お仕事で何か嫌なことあったの?帰ってきてからの奏ちゃん、ちょっと顔色悪いよー?」
フレちゃんの言う通り、事務所に戻ってきてからの奏ちゃんは、どことなくイライラしてる感じがする
お仕事に行ってる間に一体何があったんだろう?
奏「ええ、実はね...」
周子「それで、話って何なの?」
煮えてきた鍋の中身をつつきながら、あたしは奏ちゃんに向き合う
多分、あんまり面白い話ではないはず
フレデリカ「お仕事で何か嫌なことあったの?帰ってきてからの奏ちゃん、ちょっと顔色悪いよー?」
フレちゃんの言う通り、事務所に戻ってきてからの奏ちゃんは、どことなくイライラしてる感じがする
お仕事に行ってる間に一体何があったんだろう?
奏「ええ、実はね...」
279: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:08:57.78 :r2vXNL6c0
周子「なにそれ!」
あの美嘉ちゃんが、そんなひどい目に合ってるっていうの!?
奏「ええ、でも美嘉を助けようにも何が原因で苦しんでるのが分からないと...」
周子「そんなの、美嘉ちゃんの事務所が悪いに決まってんじゃん!」
「無理やりだろうと美嘉自身の意思だろうと、美嘉が苦しんでるのに何も対処しないなんてありえないでしょ!」
奏「私もそう思う、でもそれなら今の事務所を離れてさっさと別の事務所へ行くと思わないない?」
周子「それは...確かにそうか...」
あたしも美嘉ちゃんと同じ状況だったら多分移籍を考えるか、アイドルそのものをやめるか
とりあえずそこから離れることを考えるはず...
フレデリカ「なるほど―、つまり!探偵事務所811プロの出番って事だね!」
そんなことを考えていたらいつの間にかあたし達は探偵に転職してしまったらしい
周子「なにそれ!」
あの美嘉ちゃんが、そんなひどい目に合ってるっていうの!?
奏「ええ、でも美嘉を助けようにも何が原因で苦しんでるのが分からないと...」
周子「そんなの、美嘉ちゃんの事務所が悪いに決まってんじゃん!」
「無理やりだろうと美嘉自身の意思だろうと、美嘉が苦しんでるのに何も対処しないなんてありえないでしょ!」
奏「私もそう思う、でもそれなら今の事務所を離れてさっさと別の事務所へ行くと思わないない?」
周子「それは...確かにそうか...」
あたしも美嘉ちゃんと同じ状況だったら多分移籍を考えるか、アイドルそのものをやめるか
とりあえずそこから離れることを考えるはず...
フレデリカ「なるほど―、つまり!探偵事務所811プロの出番って事だね!」
そんなことを考えていたらいつの間にかあたし達は探偵に転職してしまったらしい
280: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:10:35.35 :r2vXNL6c0
周子「まあでも、探偵みたいなことをやらなきゃってことだよね」
奏「そうよ、二人にも美嘉の事情を調べるのに協力してもらいたいの」
周子「分かった、あたしも仕事先とかで自分なりに調べてみるよ」
フレデリカ「名探偵フレちゃんにおまかせあれー♪」
奏「ありがとう、一応プロデューサーさんも情報を集めやすいよう美嘉と共演できる仕事を探してくれるみたいだし、その時は二人とも頼むわね」
フレデリカ「もしかして、あたしも美嘉ちゃんと一緒にお仕事できるのかな!?」
周子「まあそこはPさんのがんばり次第じゃない?今大人気の美嘉と一緒のお仕事なんて、数が多くても取るの大変だろうし」
フレデリカ「そっかー、じゃあプロデューサーがお仕事持ってこれるように応援しないと!」
「アタシ、ずっと美嘉ちゃんとお仕事できたらいいなーって思ってたから!」
奏「あら、そうなの?」
フレデリカ「うん!だって奏ちゃんと周子ちゃんって美嘉ちゃんの大ファンなんでしょ?」
「二人がファンになる様な人なんだから、きっとすっごく素敵なアイドルだよ!だからいつか一緒に仕事したいなって思ってたんだ♪」
周子「まあでも、探偵みたいなことをやらなきゃってことだよね」
奏「そうよ、二人にも美嘉の事情を調べるのに協力してもらいたいの」
周子「分かった、あたしも仕事先とかで自分なりに調べてみるよ」
フレデリカ「名探偵フレちゃんにおまかせあれー♪」
奏「ありがとう、一応プロデューサーさんも情報を集めやすいよう美嘉と共演できる仕事を探してくれるみたいだし、その時は二人とも頼むわね」
フレデリカ「もしかして、あたしも美嘉ちゃんと一緒にお仕事できるのかな!?」
周子「まあそこはPさんのがんばり次第じゃない?今大人気の美嘉と一緒のお仕事なんて、数が多くても取るの大変だろうし」
フレデリカ「そっかー、じゃあプロデューサーがお仕事持ってこれるように応援しないと!」
「アタシ、ずっと美嘉ちゃんとお仕事できたらいいなーって思ってたから!」
奏「あら、そうなの?」
フレデリカ「うん!だって奏ちゃんと周子ちゃんって美嘉ちゃんの大ファンなんでしょ?」
「二人がファンになる様な人なんだから、きっとすっごく素敵なアイドルだよ!だからいつか一緒に仕事したいなって思ってたんだ♪」
281: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 18:12:59.62 :r2vXNL6c0
周子「...美嘉ちゃんはホントに凄いアイドルだよ」
「何せ美嘉ちゃんはあたしと奏ちゃん、デュアルフルムーンのルーツだからね、あんなアイドルになりたい!ってずっと目標にしてきたんだ」
あの日のあのライブ、あれは正にあたしの人生をがらっと帰るほどの運命の出会いだった
あの時の美嘉の姿が、てきとー家出娘だったあたしに微かに、だけど確かに目指すべき目標を目標を作りだした
だからこそ...
周子「美嘉ちゃんの事、絶対助けようね」
奏「ええ、もちろんよ」
フレデリカ「それじゃ次の811プロの目標は」
「『美嘉ちゃん救出大作戦』で決定だね♪」
周子「...美嘉ちゃんはホントに凄いアイドルだよ」
「何せ美嘉ちゃんはあたしと奏ちゃん、デュアルフルムーンのルーツだからね、あんなアイドルになりたい!ってずっと目標にしてきたんだ」
あの日のあのライブ、あれは正にあたしの人生をがらっと帰るほどの運命の出会いだった
あの時の美嘉の姿が、てきとー家出娘だったあたしに微かに、だけど確かに目指すべき目標を目標を作りだした
だからこそ...
周子「美嘉ちゃんの事、絶対助けようね」
奏「ええ、もちろんよ」
フレデリカ「それじゃ次の811プロの目標は」
「『美嘉ちゃん救出大作戦』で決定だね♪」
285: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:13:24.41 :r2vXNL6c0
宮本フレデリカのウワサ
・108の必殺技があるらしい
宮本フレデリカのウワサ
・108の必殺技があるらしい
286: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:14:09.04 :r2vXNL6c0
周子の家で決起集会を行った翌日
志希「レッスン、タイセツ...オシゴト、タイセツ...」
P「青木さんは素敵な人ですあおきさんはすてきなひとですアオキサンハステキナヒトデス......」
奏「えぇ.......」
事務所では二つの死体が転がっていた.......
周子の家で決起集会を行った翌日
志希「レッスン、タイセツ...オシゴト、タイセツ...」
P「青木さんは素敵な人ですあおきさんはすてきなひとですアオキサンハステキナヒトデス......」
奏「えぇ.......」
事務所では二つの死体が転がっていた.......
287: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:15:18.45 :r2vXNL6c0
P「あ、奏おはよう...」
志希「オハヨウゴザイマス」
周子「この二人今朝からずっとこんな調子なんだよ、なんか青木さんのお説教終わった後も徹夜だったらしいし」
奏「死んだ魚の目みたいなになってるわね...というか周子、今日はオフじゃなかった?」
周子「そうだったんだけど、なんか昨日のこと考えるとじっとしてられなくてさー。どうせ一人でオフでもやることないし、とりあえず事務所にきちゃった」
P「まあ実際、ちょうど人手が欲しかったところでな。今日の俺の仕事を手伝ってもらうことにした」
P「あ、奏おはよう...」
志希「オハヨウゴザイマス」
周子「この二人今朝からずっとこんな調子なんだよ、なんか青木さんのお説教終わった後も徹夜だったらしいし」
奏「死んだ魚の目みたいなになってるわね...というか周子、今日はオフじゃなかった?」
周子「そうだったんだけど、なんか昨日のこと考えるとじっとしてられなくてさー。どうせ一人でオフでもやることないし、とりあえず事務所にきちゃった」
P「まあ実際、ちょうど人手が欲しかったところでな。今日の俺の仕事を手伝ってもらうことにした」
288: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:17:26.98 :r2vXNL6c0
奏「それで?美嘉との共演、取れそう?」
P「もちろん、早速今日の午後から取れたぞ」
奏「えっ、もう?」
P「今日の夕方美嘉のミニライブが行われるんだが、そのライブのバックダンサーが急病で欠けてしまったらしくてな」
「そこで、前にもバックダンサーをやった経験がある奏か周子どっちかをゲストとして貸してくれないか、と美嘉の事務所から依頼があったから受けておいた」
「急な話で事後承諾になっちまったが大丈夫か?」
奏「大丈夫よ。あれからももう一度美嘉と踊るためにってトレーニングは欠かしてないし」
奏「それで?美嘉との共演、取れそう?」
P「もちろん、早速今日の午後から取れたぞ」
奏「えっ、もう?」
P「今日の夕方美嘉のミニライブが行われるんだが、そのライブのバックダンサーが急病で欠けてしまったらしくてな」
「そこで、前にもバックダンサーをやった経験がある奏か周子どっちかをゲストとして貸してくれないか、と美嘉の事務所から依頼があったから受けておいた」
「急な話で事後承諾になっちまったが大丈夫か?」
奏「大丈夫よ。あれからももう一度美嘉と踊るためにってトレーニングは欠かしてないし」
289: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:18:10.80 :r2vXNL6c0
志希「あたしは今日はフレちゃんと雑誌の取材だよね?」
P「ああ、頼むから失踪するなよ?」
志希「それはどうかにゃ~...って言いたいところだけど、昨日の今日だし自重します...」
P「それならいい。フレデリカは別の仕事から直で現場に行くよう言ってあるからそろそろ志希も出発しな」
志希「はーい、身体バキバキだからタクシー使っていい?」
P「さっき呼んだ、てかもう来てるから早くいってこい」
志希「気が利くね~♪」
P「まあ、あんなの見てたら翌日絶対死ぬのだろうってのは分かってたからな...見てるだけでもキツかった...」
志希「昨日...レッスン...うっ頭が」
奏「ホントに何があったのよ...」
周子「できることなら知らないほうがいいよ、ホント...」
志希「あたしは今日はフレちゃんと雑誌の取材だよね?」
P「ああ、頼むから失踪するなよ?」
志希「それはどうかにゃ~...って言いたいところだけど、昨日の今日だし自重します...」
P「それならいい。フレデリカは別の仕事から直で現場に行くよう言ってあるからそろそろ志希も出発しな」
志希「はーい、身体バキバキだからタクシー使っていい?」
P「さっき呼んだ、てかもう来てるから早くいってこい」
志希「気が利くね~♪」
P「まあ、あんなの見てたら翌日絶対死ぬのだろうってのは分かってたからな...見てるだけでもキツかった...」
志希「昨日...レッスン...うっ頭が」
奏「ホントに何があったのよ...」
周子「できることなら知らないほうがいいよ、ホント...」
290: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:19:32.92 :r2vXNL6c0
周子「それで、あたしはどうすればいいの?Pさんの仕事手伝うんだよね?」
P「これからある所へ営業に向かうんだが、そのときちょいちょいと協力してほしいことがある。詳しくはその都度指示するから、とりあえず着いてきてくれ」
周子「はーい。何か準備とかいる?」
P「そうだな...とりあえず『塩見周子』だってばれない様に変装してほしい。衣装保管庫にいくつか使えそうなものがあるはずだ」
周子「そんな間に合わせで大丈夫なん?溢れるしゅーこちゃんオーラでばれちゃわない?」
P「髪適当なとこで結んで帽子深くかぶって眼鏡かけるだけでもだいぶ分からないもんだぞ。スーツとか学生服とか色々あったはずだからその辺着ればかなり雰囲気違って見えるはずだ」
「それに、今勢いあるとはいえまだDランク、オーラがどうとか言うのはまだ早いな」
周子「厳しーねーPさん」
P「厳しい世界だからな、引き締めるところは引き締めないと」
周子「それで、あたしはどうすればいいの?Pさんの仕事手伝うんだよね?」
P「これからある所へ営業に向かうんだが、そのときちょいちょいと協力してほしいことがある。詳しくはその都度指示するから、とりあえず着いてきてくれ」
周子「はーい。何か準備とかいる?」
P「そうだな...とりあえず『塩見周子』だってばれない様に変装してほしい。衣装保管庫にいくつか使えそうなものがあるはずだ」
周子「そんな間に合わせで大丈夫なん?溢れるしゅーこちゃんオーラでばれちゃわない?」
P「髪適当なとこで結んで帽子深くかぶって眼鏡かけるだけでもだいぶ分からないもんだぞ。スーツとか学生服とか色々あったはずだからその辺着ればかなり雰囲気違って見えるはずだ」
「それに、今勢いあるとはいえまだDランク、オーラがどうとか言うのはまだ早いな」
周子「厳しーねーPさん」
P「厳しい世界だからな、引き締めるところは引き締めないと」
291: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:20:26.56 :r2vXNL6c0
奏「じゃあ私も今夜のライブに向けて軽く『TOKIMEKIエスカレート』の練習をしておくわ」
P「ああ、13時にはライブハウスに向かってくれ。そこで向こうのプロデューサーから指示があるはずだ」
奏「あら、向こうのプロデューサーも来るの?」
P「そう聞いてる。だから奏」
奏「分かってるわ、探りを入れろって事ね」
P「ああ、だが無理はするなよ」
奏「ええ、そっちの仕事も頑張ってね」
奏「じゃあ私も今夜のライブに向けて軽く『TOKIMEKIエスカレート』の練習をしておくわ」
P「ああ、13時にはライブハウスに向かってくれ。そこで向こうのプロデューサーから指示があるはずだ」
奏「あら、向こうのプロデューサーも来るの?」
P「そう聞いてる。だから奏」
奏「分かってるわ、探りを入れろって事ね」
P「ああ、だが無理はするなよ」
奏「ええ、そっちの仕事も頑張ってね」
292: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:21:58.42 :r2vXNL6c0
~~~昼下がり、どこかの高級料亭~~~
061社長(以下 社長)「成程...そのライブにウチの城ケ崎君を出演させてほしいと」
P「はい、是非ともお願いしたいのですが...」
全く、社長である私がこんな話に付き合わねばならないとは
まあ仕方ないといえば仕方ない、急な欠員のせいで061P君は今日のミニライブから手が離せないし、城ケ崎君以外のアイドルを担当している下っ端には判断が難しい案件だろう
これも我が社の名誉と金の為だと思って適当に聞き流すとするか
~~~昼下がり、どこかの高級料亭~~~
061社長(以下 社長)「成程...そのライブにウチの城ケ崎君を出演させてほしいと」
P「はい、是非ともお願いしたいのですが...」
全く、社長である私がこんな話に付き合わねばならないとは
まあ仕方ないといえば仕方ない、急な欠員のせいで061P君は今日のミニライブから手が離せないし、城ケ崎君以外のアイドルを担当している下っ端には判断が難しい案件だろう
これも我が社の名誉と金の為だと思って適当に聞き流すとするか
293: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:22:50.17 :r2vXNL6c0
P「我々はまだ設立したばかりで知名度も低くアイドルも経験の浅い新人ばかり、後ろ盾の少ない状況で大きなライブをするのは不安があります」
「そこで、今大ブレイク中の城ケ崎さんをゲストに呼ぶことで少しでも注目を集めたいのです」
社長「うーむ、811プロには前にもお世話になったし協力してあげたいのは山々なんだがね...何分城ケ崎君も今忙しいからね」
嘘は言ってない、城ケ崎君は今我が社の為に全力で尽くしてもらっているからな
別に受けてもいいのだが、どうせ最近やっと最高ランクがDランクになった弱小プロじゃ大した報酬も払えないだろう
それっだったらもっと上のランクの仕事をやってもらった方がはるかに効率がいい
P「我々はまだ設立したばかりで知名度も低くアイドルも経験の浅い新人ばかり、後ろ盾の少ない状況で大きなライブをするのは不安があります」
「そこで、今大ブレイク中の城ケ崎さんをゲストに呼ぶことで少しでも注目を集めたいのです」
社長「うーむ、811プロには前にもお世話になったし協力してあげたいのは山々なんだがね...何分城ケ崎君も今忙しいからね」
嘘は言ってない、城ケ崎君は今我が社の為に全力で尽くしてもらっているからな
別に受けてもいいのだが、どうせ最近やっと最高ランクがDランクになった弱小プロじゃ大した報酬も払えないだろう
それっだったらもっと上のランクの仕事をやってもらった方がはるかに効率がいい
294: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:23:41.39 :r2vXNL6c0
P「勿論、無理を言っているのは承知しています」
「ですので、ギャラはかなり上乗せしまして...これくらいでどうでしょう?」
社長「どれどれ...!?」
た、高い!
DランクどころかCランクでもほとんどないレベルの金額だぞ!?
社長「キミ、もしかして桁を間違えてないかい?」
P「いいえ、間違ってませんよ?このライブが成功すれば、奏はきっとさらに上のステージへたどり着けますからね。このくらいの先行投資は必要経費です」
P「勿論、無理を言っているのは承知しています」
「ですので、ギャラはかなり上乗せしまして...これくらいでどうでしょう?」
社長「どれどれ...!?」
た、高い!
DランクどころかCランクでもほとんどないレベルの金額だぞ!?
社長「キミ、もしかして桁を間違えてないかい?」
P「いいえ、間違ってませんよ?このライブが成功すれば、奏はきっとさらに上のステージへたどり着けますからね。このくらいの先行投資は必要経費です」
295: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:26:03.61 :r2vXNL6c0
社長「成程...まあここまで熱意を持ってくれているならしょうがない。城ケ崎さんも速水君には仲良くさせてもらってるみたいだし、この仕事引き受けようじゃないか」
P「本当ですか!?ありがとうございます!では早速日程等の打ち合わせを...」トゥルルルルルル...
「すいません、別の営業先から電話が...少し席を外させてもらいますね」
社長「ああ、構わないよ。職業柄仕方ないからね」
P「申し訳ありません、それでは...」
そう言って電話を片手に811プロのプロデューサーは席を立ち去った
最初は適当に断るつもりだったが、中々お得な話だったじゃないか
気分もいいし良い酒でも注文しようかと思った、その時だった
社長「成程...まあここまで熱意を持ってくれているならしょうがない。城ケ崎さんも速水君には仲良くさせてもらってるみたいだし、この仕事引き受けようじゃないか」
P「本当ですか!?ありがとうございます!では早速日程等の打ち合わせを...」トゥルルルルルル...
「すいません、別の営業先から電話が...少し席を外させてもらいますね」
社長「ああ、構わないよ。職業柄仕方ないからね」
P「申し訳ありません、それでは...」
そう言って電話を片手に811プロのプロデューサーは席を立ち去った
最初は適当に断るつもりだったが、中々お得な話だったじゃないか
気分もいいし良い酒でも注文しようかと思った、その時だった
296: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:26:53.01 :r2vXNL6c0
???「あのー、さっきの話ちょっと聞いちゃったんですけど...もしかしておじさん、061プロの方ですか?」
一人の女が私の席に向かってきて話しかけてきた
社長「...?いかにも、私は061プロの社長だが?」
???「えっ!社長!?すごい!あたし超ラッキー!」
なんだこいつ、随分とテンションが高いな
制服姿だし、今時の女子高生というやつだろうか
???「あのー、さっきの話ちょっと聞いちゃったんですけど...もしかしておじさん、061プロの方ですか?」
一人の女が私の席に向かってきて話しかけてきた
社長「...?いかにも、私は061プロの社長だが?」
???「えっ!社長!?すごい!あたし超ラッキー!」
なんだこいつ、随分とテンションが高いな
制服姿だし、今時の女子高生というやつだろうか
297: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:28:34.75 :r2vXNL6c0
???「あっ、すいません一人ではしゃいじゃって」
佐東「あたし、佐東 円(さとう まどか)っていいます、アイドル志望の女の子だよ」
社長「そ、そうか。それで?君は何か私に用事が?」
佐東「実はあたし、061プロの美嘉ちゃんに憧れてて、いつか同じ事務所で仕事できたらいいなって思ってて」
「というわけで、あたしを061プロに入れてください!」
社長「いや、というわけでと言われても...」
...でも確かにこの女、良く見るといいスタイルをしているな
肌も白く、顔もいい
...もしかして、すこぶる逸材なんじゃないか?
お?おお!?
今日はツイてるじゃないか!
???「あっ、すいません一人ではしゃいじゃって」
佐東「あたし、佐東 円(さとう まどか)っていいます、アイドル志望の女の子だよ」
社長「そ、そうか。それで?君は何か私に用事が?」
佐東「実はあたし、061プロの美嘉ちゃんに憧れてて、いつか同じ事務所で仕事できたらいいなって思ってて」
「というわけで、あたしを061プロに入れてください!」
社長「いや、というわけでと言われても...」
...でも確かにこの女、良く見るといいスタイルをしているな
肌も白く、顔もいい
...もしかして、すこぶる逸材なんじゃないか?
お?おお!?
今日はツイてるじゃないか!
298: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:30:50.18 :r2vXNL6c0
社長「いや...よく見たらなかなか見どころがありそうだね君」
「そうだな...今日はまだ商談があるからダメだが、後日アポを取って事務所に来てくれ。その時は前向きに検討しよう」
佐東「ホント!?ありがとう社長さん!」
返事を聞いた途端、彼女は私に抱き着いてきた
あっ、いい匂いする...
...ってイカンイカン!811プロのプロデューサー君が戻ってきてしまう
社長「こらこら、離れなさい」
佐東「あっ、ごめんなさい...」
社長「いや、気にしなくていい。でもアイドルになったらこういった行動は控えるんだよ。スキャンダルにつながるからね」
佐東「はーい、じゃあまた今度会いに行くから、その時はよろしくお願いしまーす!」
そう言って彼女は去っていった
いやーしかしいい拾いものだったな
あの子なら城ケ崎君と一緒に我が社に莫大な利益をもたらしてくれるだろう...
社長「いや...よく見たらなかなか見どころがありそうだね君」
「そうだな...今日はまだ商談があるからダメだが、後日アポを取って事務所に来てくれ。その時は前向きに検討しよう」
佐東「ホント!?ありがとう社長さん!」
返事を聞いた途端、彼女は私に抱き着いてきた
あっ、いい匂いする...
...ってイカンイカン!811プロのプロデューサー君が戻ってきてしまう
社長「こらこら、離れなさい」
佐東「あっ、ごめんなさい...」
社長「いや、気にしなくていい。でもアイドルになったらこういった行動は控えるんだよ。スキャンダルにつながるからね」
佐東「はーい、じゃあまた今度会いに行くから、その時はよろしくお願いしまーす!」
そう言って彼女は去っていった
いやーしかしいい拾いものだったな
あの子なら城ケ崎君と一緒に我が社に莫大な利益をもたらしてくれるだろう...
299: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:31:30.24 :r2vXNL6c0
P「お待たせしました...なんか機嫌よさそうですね?」
社長「そう見えるかい?まあ、君がいい仕事を持ってきてくれたから機嫌はいいほうだね」
P「ありがとうございます。あっ、折角ですし何か飲まれます?お代は私が出しますので」
社長「おっ、いいねえ。じゃあ遠慮なく....」
割の良い仕事に貴重な人材、それにタダ酒とは今日は本当に運がいい日だ!
笑いが止まらないな!
P「お待たせしました...なんか機嫌よさそうですね?」
社長「そう見えるかい?まあ、君がいい仕事を持ってきてくれたから機嫌はいいほうだね」
P「ありがとうございます。あっ、折角ですし何か飲まれます?お代は私が出しますので」
社長「おっ、いいねえ。じゃあ遠慮なく....」
割の良い仕事に貴重な人材、それにタダ酒とは今日は本当に運がいい日だ!
笑いが止まらないな!
300: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:32:18.27 :r2vXNL6c0
一ノ瀬志希のウワサ
・トレーナーさんが天敵らしい
一ノ瀬志希のウワサ
・トレーナーさんが天敵らしい
301: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:33:14.53 :r2vXNL6c0
約束の時間、私は指定されたライブハウスへと向かった
奏「こんにちは、811プロの速水奏です」
061P「おお速水さん、急な話だったのによく来てくれました」
「私は城ケ崎美嘉の担当プロデューサー、061Pと申します」
奏「貴方が美嘉の?ふーん...」
この人が美嘉のプロデューサー...
美嘉にあそこまでの激務をさせているからもっとゴーイング娘のプロデューサーの様なタイプかと思っていたけど、意外と丁寧な人ね
奏「それで、私はこれからどうすれば?」
061P「とりあえず,今からバックダンサーと一度『TOKIMEKIエスカレート』を流してもらいます」
奏「分かりました、それじゃ早速行きましょう」
約束の時間、私は指定されたライブハウスへと向かった
奏「こんにちは、811プロの速水奏です」
061P「おお速水さん、急な話だったのによく来てくれました」
「私は城ケ崎美嘉の担当プロデューサー、061Pと申します」
奏「貴方が美嘉の?ふーん...」
この人が美嘉のプロデューサー...
美嘉にあそこまでの激務をさせているからもっとゴーイング娘のプロデューサーの様なタイプかと思っていたけど、意外と丁寧な人ね
奏「それで、私はこれからどうすれば?」
061P「とりあえず,今からバックダンサーと一度『TOKIMEKIエスカレート』を流してもらいます」
奏「分かりました、それじゃ早速行きましょう」
302: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:34:19.66 :r2vXNL6c0
とりあえず同じバックダンサーの子達と一通りダンスを流してみた...のだけど
なんなのこの子達?まるでやる気を感じられない!
何故?この子達は美嘉と同じ事務所のアイドル達だったはず
それなら仲間として美嘉の足を引っ張る出来のものは見せられないはずでしょう!?
...考えても仕方ない、別の事務所の子なのに失礼かもしれないけど言わせてもらおう
とりあえず同じバックダンサーの子達と一通りダンスを流してみた...のだけど
なんなのこの子達?まるでやる気を感じられない!
何故?この子達は美嘉と同じ事務所のアイドル達だったはず
それなら仲間として美嘉の足を引っ張る出来のものは見せられないはずでしょう!?
...考えても仕方ない、別の事務所の子なのに失礼かもしれないけど言わせてもらおう
303: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:35:52.57 :r2vXNL6c0
奏「貴方たち...ちょっといい?」
BD1「ん?なぁにゲストさん?」
奏「こういうこと言うのは失礼だと思うけど...貴方たち、やる気あるの?」
BD1「あ?なに?」
BD2「私達の出来が悪いって言うの?」
奏「出来は悪いわ、でも別にそれを責めたいわけじゃないの」
「全力でやってそれなら別にいいわ。でも、貴方たちからライブに対するやる気を全く感じないのよ。そんな状態で本番に望んだら、間違いなく美嘉の足枷になるわよ」
BD1「はぁ?あんた随分生意気じゃない。今勢い乗ってるっつってもまだド新人でしょ?」
奏「新人の目で見てもダメだって分かるほどなのよ、これじゃ美嘉を見に来たファンにもばれるわよ」
BD1「あんた調子乗ってんじゃっ!」
BD3「ちょっと、流石にゲストに手を出しちゃまずいって!」
BD1「チッ...」
奏「貴方たち...ちょっといい?」
BD1「ん?なぁにゲストさん?」
奏「こういうこと言うのは失礼だと思うけど...貴方たち、やる気あるの?」
BD1「あ?なに?」
BD2「私達の出来が悪いって言うの?」
奏「出来は悪いわ、でも別にそれを責めたいわけじゃないの」
「全力でやってそれなら別にいいわ。でも、貴方たちからライブに対するやる気を全く感じないのよ。そんな状態で本番に望んだら、間違いなく美嘉の足枷になるわよ」
BD1「はぁ?あんた随分生意気じゃない。今勢い乗ってるっつってもまだド新人でしょ?」
奏「新人の目で見てもダメだって分かるほどなのよ、これじゃ美嘉を見に来たファンにもばれるわよ」
BD1「あんた調子乗ってんじゃっ!」
BD3「ちょっと、流石にゲストに手を出しちゃまずいって!」
BD1「チッ...」
304: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:37:21.08 :r2vXNL6c0
BD2「...まあでも、やる気はないよねー」
奏「...それは何故かしら?」
BD2「だって、ただのラッキーで人気になってる奴の為に踊るのにやる気なんてあるわけないじゃん」
奏「ラッキー...?」
BD2「だってそうでしょ?あいつは偶々事務所の偉い人に気にいられたから事務所のゴリ押ししてもらってここまで人気盛ってもらえてるんだから」
BD3「まあ確かに、事務所もあいつを売るためにかなーり汚い手を使ったらしいじゃん。つまりあいつの人気は実力でもなんでもないってワケか」
奏「は?」
BD2「...まあでも、やる気はないよねー」
奏「...それは何故かしら?」
BD2「だって、ただのラッキーで人気になってる奴の為に踊るのにやる気なんてあるわけないじゃん」
奏「ラッキー...?」
BD2「だってそうでしょ?あいつは偶々事務所の偉い人に気にいられたから事務所のゴリ押ししてもらってここまで人気盛ってもらえてるんだから」
BD3「まあ確かに、事務所もあいつを売るためにかなーり汚い手を使ったらしいじゃん。つまりあいつの人気は実力でもなんでもないってワケか」
奏「は?」
305: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:37:59.68 :r2vXNL6c0
美嘉の実力が、ただのラッキー...?
何を、何を言ってるのこの人達は...
美嘉が、ここまで来るのにどれだけの努力をしてきたかも知らないで
大切なものを守る為に、どんな気持ちでアイドルを続けているかも知らないで
どれだけの苦悩を重ねても、家族の為にに、ファンの為にステージに立つ
そんな城ケ崎美嘉という『アイドル』が、どれだけ輝かしいものかも知らないでっ!
美嘉の実力が、ただのラッキー...?
何を、何を言ってるのこの人達は...
美嘉が、ここまで来るのにどれだけの努力をしてきたかも知らないで
大切なものを守る為に、どんな気持ちでアイドルを続けているかも知らないで
どれだけの苦悩を重ねても、家族の為にに、ファンの為にステージに立つ
そんな城ケ崎美嘉という『アイドル』が、どれだけ輝かしいものかも知らないでっ!
306: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:38:37.78 :r2vXNL6c0
奏「哀れね...」
美嘉のライブの前に騒ぎを起こしてはまずい
沸騰している頭の中を、かろうじて理性で抑え込みそう呟いた
奏「哀れね...」
美嘉のライブの前に騒ぎを起こしてはまずい
沸騰している頭の中を、かろうじて理性で抑え込みそう呟いた
307: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:40:20.68 :r2vXNL6c0
BD2「なんですって?」
奏「自分たちが売れない理由を全部美嘉に押しつけて、自分に何が足りていないのかを考えようともしない。そんな貴方たちが、哀れだと言ったのよ」
BD1「あんた、言わせておけばぁ!」
BD3「ちょっ!気持ちは分かるけどやめなって!」
BD2「そうよ、あんたのせいで私達までクビになったらどうしてくれんの!」
BD3「そうだよ!あたし達お仕事もらうためにあそこまでしたのに、こんなしょーもない事で終わったら...」
BD1「何よ!そもそも....」
そうして、3人は私そっちのけで喧嘩をし始めた
でも、私の頭の中は既に他の事で一杯になっている
BD2「なんですって?」
奏「自分たちが売れない理由を全部美嘉に押しつけて、自分に何が足りていないのかを考えようともしない。そんな貴方たちが、哀れだと言ったのよ」
BD1「あんた、言わせておけばぁ!」
BD3「ちょっ!気持ちは分かるけどやめなって!」
BD2「そうよ、あんたのせいで私達までクビになったらどうしてくれんの!」
BD3「そうだよ!あたし達お仕事もらうためにあそこまでしたのに、こんなしょーもない事で終わったら...」
BD1「何よ!そもそも....」
そうして、3人は私そっちのけで喧嘩をし始めた
でも、私の頭の中は既に他の事で一杯になっている
308: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:41:47.44 :r2vXNL6c0
BD1「ちょっとあんた1どこ行く気!?」
奏「美嘉に会いに行ってくるわ、貴方たちはそこで勝手に喧嘩しててちょうだい」
BD2「ちょっと!最終調整はどうすんのよ」
奏「私はもう準備できているわ、むしろ自分たちの心配をしなさい」
「このままだと、大勢の前で無様をさらすことになるわよ」
BD2「ちょっとあんた!」
BD3「いいわ、ほっときましょ。確かにあいつのいうことも一理ある」
「今日のライブでもし失敗したら今後お仕事もらえなくなるかもしれない。最低限だけでもやっておこう」
BD2「...チッ」
舌打ちを背に、私は部屋を出た
最低限...ねぇ?
奏「だから貴方たちは、『アイドル』になれないのよ...」
やはりここは、美嘉のいるべき所ではない
美嘉に話をしに行かなくちゃ...
BD1「ちょっとあんた1どこ行く気!?」
奏「美嘉に会いに行ってくるわ、貴方たちはそこで勝手に喧嘩しててちょうだい」
BD2「ちょっと!最終調整はどうすんのよ」
奏「私はもう準備できているわ、むしろ自分たちの心配をしなさい」
「このままだと、大勢の前で無様をさらすことになるわよ」
BD2「ちょっとあんた!」
BD3「いいわ、ほっときましょ。確かにあいつのいうことも一理ある」
「今日のライブでもし失敗したら今後お仕事もらえなくなるかもしれない。最低限だけでもやっておこう」
BD2「...チッ」
舌打ちを背に、私は部屋を出た
最低限...ねぇ?
奏「だから貴方たちは、『アイドル』になれないのよ...」
やはりここは、美嘉のいるべき所ではない
美嘉に話をしに行かなくちゃ...
309: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:42:52.33 :r2vXNL6c0
奏「でも、美嘉はどこに...『いやっ!何するの!』!?」
今の声...!
あっちは確か控室のある方向...いや、そんなことはどうでもいい!
奏「美嘉!」
今はただ、声の方向へ、美嘉を助けるために走らなければ!
奏「でも、美嘉はどこに...『いやっ!何するの!』!?」
今の声...!
あっちは確か控室のある方向...いや、そんなことはどうでもいい!
奏「美嘉!」
今はただ、声の方向へ、美嘉を助けるために走らなければ!
310: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:45:13.90 :r2vXNL6c0
控室の扉にたどり着いた私は勢いよく扉を開け放つ
ゴォンと大きい音と一緒に私の目は美嘉と、美嘉に迫る061のプロデューサーを捉えていた
奏「美嘉!...貴方美嘉に何してるの!?」
061P「何って...ただのスキンシップですよ。ねぇ?」
奏「そんな訳!「いいの、奏」」
美嘉「大丈夫、ちょっとびっくりしちゃっただけだから、大丈夫だから...」
奏「美嘉...」
大丈夫だと笑って見せる美嘉の顔は、どう見ても大丈夫には見えない
控室の扉にたどり着いた私は勢いよく扉を開け放つ
ゴォンと大きい音と一緒に私の目は美嘉と、美嘉に迫る061のプロデューサーを捉えていた
奏「美嘉!...貴方美嘉に何してるの!?」
061P「何って...ただのスキンシップですよ。ねぇ?」
奏「そんな訳!「いいの、奏」」
美嘉「大丈夫、ちょっとびっくりしちゃっただけだから、大丈夫だから...」
奏「美嘉...」
大丈夫だと笑って見せる美嘉の顔は、どう見ても大丈夫には見えない
311: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:46:44.17 :r2vXNL6c0
美嘉「それより、もうちょっとで本番始まるし準備しとこ?ファンの皆をがっかりさせたくないし」
061P「そうです、城ケ崎さんのライブが潰れるようなことになればお互い困るでしょう?」
奏「...分かったわ。でも」
そうして美嘉の耳に唇を近づけ、彼女にしか聞こえないように小声で話す
奏「...ライブが終わったら、外で話を聞くから」
美嘉「......」
コクリ、と美嘉は頷く
こんなの、絶対放ってはおけない
同じアイドルとして、そして、美嘉のファンとして!
美嘉「それより、もうちょっとで本番始まるし準備しとこ?ファンの皆をがっかりさせたくないし」
061P「そうです、城ケ崎さんのライブが潰れるようなことになればお互い困るでしょう?」
奏「...分かったわ。でも」
そうして美嘉の耳に唇を近づけ、彼女にしか聞こえないように小声で話す
奏「...ライブが終わったら、外で話を聞くから」
美嘉「......」
コクリ、と美嘉は頷く
こんなの、絶対放ってはおけない
同じアイドルとして、そして、美嘉のファンとして!
312: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:47:27.14 :r2vXNL6c0
061P「...チッ」
061P「...チッ」
313: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:48:10.59 :r2vXNL6c0
その後一応、ライブは滞りなく終了した
お客さんも満足していたし、ほとんどの人から見れば成功であったといえるだろう
....でも、美嘉にとってはそうじゃない
そして、私にとっても
その後一応、ライブは滞りなく終了した
お客さんも満足していたし、ほとんどの人から見れば成功であったといえるだろう
....でも、美嘉にとってはそうじゃない
そして、私にとっても
314: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:49:15.40 :r2vXNL6c0
だって、美嘉自身がライブを楽しめていなかったから
流石にプロだから、美嘉もファンの前ではいつも通りの元気な姿を見せていた
でも、同じステージ立った私は気づいてしまった
笑顔で踊る美嘉の心が、苦痛に身悶え叫んでいることに
主役であるはずの美嘉が、全く楽しめていない事に
どれだけの人を魅了して、来た人を満足させて帰らせたとしても
会場にそれだけの熱をもたらした本人がライブを楽しめてないなら、絶対に成功だなんて言えない!
だって、美嘉自身がライブを楽しめていなかったから
流石にプロだから、美嘉もファンの前ではいつも通りの元気な姿を見せていた
でも、同じステージ立った私は気づいてしまった
笑顔で踊る美嘉の心が、苦痛に身悶え叫んでいることに
主役であるはずの美嘉が、全く楽しめていない事に
どれだけの人を魅了して、来た人を満足させて帰らせたとしても
会場にそれだけの熱をもたらした本人がライブを楽しめてないなら、絶対に成功だなんて言えない!
315: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:52:22.88 :r2vXNL6c0
~~~ライブハウス裏~~~
美嘉「奏...」
奏「おいで、美嘉。まずはお疲れさま」
「そして...聞かせて、本当はあの時何があったの?」
美嘉「...疲れてたから、控室で仮眠を取ってたの。そしたらなんか違和感を感じて、目を覚ましたらプロデューサーが胸、触ってて」
奏「なっ、それってセクハラじゃない!ならどうしてあの時」
美嘉「言えないよ!だって、そしたら奏を巻きこんじゃう...」
奏「私は巻き込まれたってかまわないわよ!...ねぇ、どうしてこの事務所から離れないの?こんな所でひどい仕打ちを受けるくらいならいっそ811プロに来れば」
美嘉「ダメ!...そんなことしたら、事務所が絶対に811プロに報復する!」
奏「報復...ですって?」
美嘉「ウチの事務所、実は裏で仕事を取るためにかなり汚い事をやってるみたいで、邪魔な事務所やアイドルには嫌がらせして仕事が来ないように根回ししたり、引退に追い込まれたアイドルもいて...」
「061プロは手段を選ばない、あたしが移籍したらきっとその事務所が被害を受ける!」
「...ホントはこれを知ったとき、アイドルやめようとも思ったんだけど、その時パパの事故があって...」
奏「やめるにやめられない状況になってしまったって事ね...」
~~~ライブハウス裏~~~
美嘉「奏...」
奏「おいで、美嘉。まずはお疲れさま」
「そして...聞かせて、本当はあの時何があったの?」
美嘉「...疲れてたから、控室で仮眠を取ってたの。そしたらなんか違和感を感じて、目を覚ましたらプロデューサーが胸、触ってて」
奏「なっ、それってセクハラじゃない!ならどうしてあの時」
美嘉「言えないよ!だって、そしたら奏を巻きこんじゃう...」
奏「私は巻き込まれたってかまわないわよ!...ねぇ、どうしてこの事務所から離れないの?こんな所でひどい仕打ちを受けるくらいならいっそ811プロに来れば」
美嘉「ダメ!...そんなことしたら、事務所が絶対に811プロに報復する!」
奏「報復...ですって?」
美嘉「ウチの事務所、実は裏で仕事を取るためにかなり汚い事をやってるみたいで、邪魔な事務所やアイドルには嫌がらせして仕事が来ないように根回ししたり、引退に追い込まれたアイドルもいて...」
「061プロは手段を選ばない、あたしが移籍したらきっとその事務所が被害を受ける!」
「...ホントはこれを知ったとき、アイドルやめようとも思ったんだけど、その時パパの事故があって...」
奏「やめるにやめられない状況になってしまったって事ね...」
316: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:53:24.98 :r2vXNL6c0
美嘉「それに、あたしのことを応援してくれてるファンの事も、裏切りたくない...でも、でも、それが辛いの!」
「最初は、アイドルやるの、すっごく楽しかったのに!お仕事も、ライブも、ちゃんと楽しめてたのに!」
「少なかったファンもだんだん増えてきて、私を応援する声に、すっごく励まされてたのに!」
「今は、その全部が苦しい!あんなに、あんなに楽しかったアイドルが、今は、すごく苦しいっ!!」
美嘉「それに、あたしのことを応援してくれてるファンの事も、裏切りたくない...でも、でも、それが辛いの!」
「最初は、アイドルやるの、すっごく楽しかったのに!お仕事も、ライブも、ちゃんと楽しめてたのに!」
「少なかったファンもだんだん増えてきて、私を応援する声に、すっごく励まされてたのに!」
「今は、その全部が苦しい!あんなに、あんなに楽しかったアイドルが、今は、すごく苦しいっ!!」
317: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:54:35.38 :r2vXNL6c0
奏「美嘉...」
美嘉「かな、で...」
泣き崩れる美嘉を、私は抱きしめる
奏「つらかったわね...苦しかったのね...それでも、頑張ってきたのよね...」
「でも、大丈夫。私は、『私達』は、あなたの味方よ」
「嫌がらせなんて苦じゃないわ。きっと、皆で乗り越えられるわ。だから...」
「困りますねぇ、美嘉に余計なことを吹きまれては」
奏「美嘉...」
美嘉「かな、で...」
泣き崩れる美嘉を、私は抱きしめる
奏「つらかったわね...苦しかったのね...それでも、頑張ってきたのよね...」
「でも、大丈夫。私は、『私達』は、あなたの味方よ」
「嫌がらせなんて苦じゃないわ。きっと、皆で乗り越えられるわ。だから...」
「困りますねぇ、美嘉に余計なことを吹きまれては」
318: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:56:56.47 :r2vXNL6c0
奏「ッ貴方は!」
061P「やめてくださいよ、もし美嘉がそんな甘い言葉に絆されて血迷った真似をしたらどうしてくれるんです」
奏「貴方が、貴方たちが美嘉を!」
061P「フン...おい美嘉」
美嘉「!」
061P「分かるよな?友達に手を出されたくなかったら今どうするべきか。まだ仕事は残ってる、こんな所で油を売ってる場合じゃないんだ」
美嘉「...はい」
奏「美嘉!?ダメよ!」
美嘉「いいの、奏ちゃん。やっぱり迷惑はかけたくない」
「でも、ありがとう。奏ちゃんの優しさで、ちょっと元気になれたから」
061P「いい子だ、行くぞ美嘉。速水さんも今日はお疲れさまでした。せいぜいこれからも頑張ってください」
奏「私は...貴方を絶対に許さない、許さないから!!」
061P「...吠えてろ、ヒステリー女」
美嘉「っ...じゃあ、またね。奏....」
そうして、美嘉は行ってしまった
...もう少し待ってて美嘉、私達が絶対そこから助け出すから
莉嘉...貴方との約束、絶対に果たす!
奏「ッ貴方は!」
061P「やめてくださいよ、もし美嘉がそんな甘い言葉に絆されて血迷った真似をしたらどうしてくれるんです」
奏「貴方が、貴方たちが美嘉を!」
061P「フン...おい美嘉」
美嘉「!」
061P「分かるよな?友達に手を出されたくなかったら今どうするべきか。まだ仕事は残ってる、こんな所で油を売ってる場合じゃないんだ」
美嘉「...はい」
奏「美嘉!?ダメよ!」
美嘉「いいの、奏ちゃん。やっぱり迷惑はかけたくない」
「でも、ありがとう。奏ちゃんの優しさで、ちょっと元気になれたから」
061P「いい子だ、行くぞ美嘉。速水さんも今日はお疲れさまでした。せいぜいこれからも頑張ってください」
奏「私は...貴方を絶対に許さない、許さないから!!」
061P「...吠えてろ、ヒステリー女」
美嘉「っ...じゃあ、またね。奏....」
そうして、美嘉は行ってしまった
...もう少し待ってて美嘉、私達が絶対そこから助け出すから
莉嘉...貴方との約束、絶対に果たす!
319: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:58:12.71 :r2vXNL6c0
=========事務所=========
奏「ただいま」
P「おう、お帰り」
フレデリカ「ライブどうだったー?」
奏「残念ながら失敗ね、主役が楽しめてなかったもの。」
志希「そっかー、そりゃ失敗だね...慰め会する?」
奏「大丈夫よ、それより話しておきたいことがあるわ」
P「奇遇だな」
周子「あたし達の方も色々収穫あったからさ、とりあえず情報交換しよう」
=========事務所=========
奏「ただいま」
P「おう、お帰り」
フレデリカ「ライブどうだったー?」
奏「残念ながら失敗ね、主役が楽しめてなかったもの。」
志希「そっかー、そりゃ失敗だね...慰め会する?」
奏「大丈夫よ、それより話しておきたいことがあるわ」
P「奇遇だな」
周子「あたし達の方も色々収穫あったからさ、とりあえず情報交換しよう」
320: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 22:59:01.04 :r2vXNL6c0
フレデリカ「じゃあ今日の取材の帰りに買ってきたお菓子開けようよ!甘いもの食べながらのほうがお話しも盛り上がるよきっと♪」
奏「いや、あんまり盛り上げたい話では...」
志希「でもー、奏ちゃん今すっごくイライラしてるでしょ?一旦糖分補給してリラックスしよー?」
奏「それは...そうね、頂こうかしら」
周子「ムグムグ...もう食べてまーす」
奏「いつの間に!?」
P「まあ食べながらでいいから聞いてくれ、まずは...」
フレデリカ「じゃあ今日の取材の帰りに買ってきたお菓子開けようよ!甘いもの食べながらのほうがお話しも盛り上がるよきっと♪」
奏「いや、あんまり盛り上げたい話では...」
志希「でもー、奏ちゃん今すっごくイライラしてるでしょ?一旦糖分補給してリラックスしよー?」
奏「それは...そうね、頂こうかしら」
周子「ムグムグ...もう食べてまーす」
奏「いつの間に!?」
P「まあ食べながらでいいから聞いてくれ、まずは...」
321: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:00:12.72 :r2vXNL6c0
奏「私がCDデビュー!?」
P「ああ!それに伴って2週間後、新曲お披露目ライブをやることになった」
「喜べ!初めてのお前がメインのライブだぞ!」
周子「しかも811プロアイドル初めてのCDデビューだよ」
フレデリカ「すっごーい!流石ウチのエースだね♪」
奏「エースって...でも、ふふっ、ついに私もCDデビューか...胸が高鳴るわね」
奏「私がCDデビュー!?」
P「ああ!それに伴って2週間後、新曲お披露目ライブをやることになった」
「喜べ!初めてのお前がメインのライブだぞ!」
周子「しかも811プロアイドル初めてのCDデビューだよ」
フレデリカ「すっごーい!流石ウチのエースだね♪」
奏「エースって...でも、ふふっ、ついに私もCDデビューか...胸が高鳴るわね」
322: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:01:25.82 :r2vXNL6c0
P「それでこのライブな...美嘉をゲストに呼ぼうと思うんだ」
奏「美嘉を?」
P「ああ、今回のライブはお前が抱いたアイドルの夢、その原点である美嘉...彼女と一緒に作り上げたいんだ」
「奏もそうだろう?自分の晴れ姿、美嘉に見てもらいたくないか?」
奏「もちろんそうだけど...でも、今の美嘉をステージに立たせるのは...」
P「...何があったか聞かせてくれ」
P「それでこのライブな...美嘉をゲストに呼ぼうと思うんだ」
奏「美嘉を?」
P「ああ、今回のライブはお前が抱いたアイドルの夢、その原点である美嘉...彼女と一緒に作り上げたいんだ」
「奏もそうだろう?自分の晴れ姿、美嘉に見てもらいたくないか?」
奏「もちろんそうだけど...でも、今の美嘉をステージに立たせるのは...」
P「...何があったか聞かせてくれ」
323: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:02:51.93 :r2vXNL6c0
P「アイドルが苦しい...か」
奏「ええ...だから今の美嘉をステージに立たせたら、更に追い詰めることになってしまうと思う」
志希「今まで好きだったものがそうじゃなくなる...辛いよね」
もちろん、欲を言えば美嘉と一緒にライブをしたい
でも、その願いが彼女を傷つけてしまうなら...それはできない
P「...なら、美嘉のほうを先に解決しよう」
周子「そうだね、じゃあ早速明日実行する?早いほうがいいでしょ?」
奏「解決って...そんな簡単に?」
P「いつも言ってるだろ?俺は無茶振りはしても無理は言わないぞ」
周子「それに言ったでしょ?あたし達も収穫があったんだよ。とびきり大きな収穫が♪」
P「アイドルが苦しい...か」
奏「ええ...だから今の美嘉をステージに立たせたら、更に追い詰めることになってしまうと思う」
志希「今まで好きだったものがそうじゃなくなる...辛いよね」
もちろん、欲を言えば美嘉と一緒にライブをしたい
でも、その願いが彼女を傷つけてしまうなら...それはできない
P「...なら、美嘉のほうを先に解決しよう」
周子「そうだね、じゃあ早速明日実行する?早いほうがいいでしょ?」
奏「解決って...そんな簡単に?」
P「いつも言ってるだろ?俺は無茶振りはしても無理は言わないぞ」
周子「それに言ったでしょ?あたし達も収穫があったんだよ。とびきり大きな収穫が♪」
324: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:04:20.73 :r2vXNL6c0
061P「...というわけでして、これ以上余計なことをされる前に消しておいた方が無難かと」
社長「そうだね...よし、ならちょうどいい方法がある」
061P「というと?」
社長「実は今日、811プロの速水君のCDデビュー記念ライブに城ケ崎君をゲストにとの依頼があってね」
061P「なるほど...そのライブで」
社長「ああ、軽く『事故』を起こしてやればいい。不幸な事故を、あの時のように、ね」
061P「成程!そうしてライブを妨害して信用を失墜させつつ、ギャラはしっかりと頂く...と」
社長「ああ、無理してあれだけの報酬を払って結果は得られず...811プロもこれで終わりだ」
061P「流石です社長!」
061P「...というわけでして、これ以上余計なことをされる前に消しておいた方が無難かと」
社長「そうだね...よし、ならちょうどいい方法がある」
061P「というと?」
社長「実は今日、811プロの速水君のCDデビュー記念ライブに城ケ崎君をゲストにとの依頼があってね」
061P「なるほど...そのライブで」
社長「ああ、軽く『事故』を起こしてやればいい。不幸な事故を、あの時のように、ね」
061P「成程!そうしてライブを妨害して信用を失墜させつつ、ギャラはしっかりと頂く...と」
社長「ああ、無理してあれだけの報酬を払って結果は得られず...811プロもこれで終わりだ」
061P「流石です社長!」
325: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:05:01.20 :r2vXNL6c0
061P「...ところで、さっきからすっごい酒の匂いがしますけど...」
社長「いやなに、実は811プロの奢りで高い酒を飲んでね、気分がいいものだからかなり飲んでしまって」
「向こうのプロデューサーも気が利いてね、酔い覚ましまでもってたものだからいつも以上に酒が進んだよ」
061P「そうなんですか?...残念です、もし欠員が出ていなければ私が商談に向かえたのに」
社長「なぁに、今回の件が片付いたら私が同じ店で奢ってやるさ」
061P「本当ですか!?ならきっちり『仕事』しないといけませんね」
社長「ああ、期待してるよ...」
社長「フフフフフ...アッハハハハハッハ!!!!」
061P「...ところで、さっきからすっごい酒の匂いがしますけど...」
社長「いやなに、実は811プロの奢りで高い酒を飲んでね、気分がいいものだからかなり飲んでしまって」
「向こうのプロデューサーも気が利いてね、酔い覚ましまでもってたものだからいつも以上に酒が進んだよ」
061P「そうなんですか?...残念です、もし欠員が出ていなければ私が商談に向かえたのに」
社長「なぁに、今回の件が片付いたら私が同じ店で奢ってやるさ」
061P「本当ですか!?ならきっちり『仕事』しないといけませんね」
社長「ああ、期待してるよ...」
社長「フフフフフ...アッハハハハハッハ!!!!」
326: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:08:01.92 :r2vXNL6c0
美嘉「そんな...今の話...!」
奏ちゃんのライブで、事故を起こす?
美嘉「どうしよう...このままじゃ奏が...
「811プロが危ない!!」
to be continued...
美嘉「そんな...今の話...!」
奏ちゃんのライブで、事故を起こす?
美嘉「どうしよう...このままじゃ奏が...
「811プロが危ない!!」
to be continued...
327: ◆FuHrdA/9sY:2019/03/27(水) 23:16:34.01 :r2vXNL6c0
次回予告!
かつてプロ音ゲーマーであった塩見周子だったが、ライバルに仕込まれた毒入り八つ橋により腱鞘炎になり音ゲの道から去っていった
しかし挫折から10年、謎の科学者Dr志希により腕をサイコガンに改造され、全国の強者が集まる音ゲの祭典、『シンデレラの音ゲ会』へと導かれる
一度諦めた夢をもう一度燃え上がらせ、彼女は再び戦場へと降り立った!
周子「じゃ、いっくよー!気分は太鼓の達人で!」
次回!
Chapter7「Reach for the moon」
周子「次回もお楽しみに...ってああ!フルコン逃した!」
なお、本編の内容は一部予告と異なる場合がございます
かつてプロ音ゲーマーであった塩見周子だったが、ライバルに仕込まれた毒入り八つ橋により腱鞘炎になり音ゲの道から去っていった
しかし挫折から10年、謎の科学者Dr志希により腕をサイコガンに改造され、全国の強者が集まる音ゲの祭典、『シンデレラの音ゲ会』へと導かれる
一度諦めた夢をもう一度燃え上がらせ、彼女は再び戦場へと降り立った!
周子「じゃ、いっくよー!気分は太鼓の達人で!」
次回!
Chapter7「Reach for the moon」
周子「次回もお楽しみに...ってああ!フルコン逃した!」
なお、本編の内容は一部予告と異なる場合がございます









































コメント 1
コメント一覧 (1)
次回予告とか何調子乗ってんの?
森きのこ
が
しました