1:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 17:27:55 :OJ71hF3o
磯野「はい、そしてそのドラゴンで一気に勝負を決めるのが得意だと。ドラゴンの数によってはワンターンキルもあるとか。」
瀬戸「ふん、くだらん。ドローして来るカードは運命が決めるものだ。能力に頼るなど強者がすることではない。運命を信じられない者に興味などないわ!」
磯野「それが任意ではなく強制的になるようで。」
瀬戸「なるほど…しかしそれがわかっていてドラゴンデッキを使うとはな。面白いデュエリストかもしれん。してなんという名なんだ?」
磯野「は、クロという名前らしいです。」
瀬戸「聞いたことないな…」
磯野「はい、そしてそのドラゴンで一気に勝負を決めるのが得意だと。ドラゴンの数によってはワンターンキルもあるとか。」
瀬戸「ふん、くだらん。ドローして来るカードは運命が決めるものだ。能力に頼るなど強者がすることではない。運命を信じられない者に興味などないわ!」
磯野「それが任意ではなく強制的になるようで。」
瀬戸「なるほど…しかしそれがわかっていてドラゴンデッキを使うとはな。面白いデュエリストかもしれん。してなんという名なんだ?」
磯野「は、クロという名前らしいです。」
瀬戸「聞いたことないな…」
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2:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 17:34:08 :YBesZJn.
磯野「はい、私も気になって調べたのですかクロというドラゴン使いが活躍した記録は公式戦ではありません。」
瀬戸「公式戦に記録がないのに噂になるのか。余程印象的らしい。ふふふ、ははは、はーっはっはは!磯野ー!そのクロとやらを必ず見つけ出せ!」
磯野「はい、してどうなさるのですか?」
瀬戸「決まっている。真のドラゴン使い、それはブルーアイズを使うこの俺だということを理解させてやるのだ!」
磯野「はい、私も気になって調べたのですかクロというドラゴン使いが活躍した記録は公式戦ではありません。」
瀬戸「公式戦に記録がないのに噂になるのか。余程印象的らしい。ふふふ、ははは、はーっはっはは!磯野ー!そのクロとやらを必ず見つけ出せ!」
磯野「はい、してどうなさるのですか?」
瀬戸「決まっている。真のドラゴン使い、それはブルーアイズを使うこの俺だということを理解させてやるのだ!」
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 17:42:20 :YBesZJn.
磯野「瀬戸様!そのクロという人物が見つかりました。」
瀬戸「ほう…してアメリカ人か?それともイギリスか?」
磯野「いや、それが松実玄という日本人らしいです。しかも全国的に有名だとか。」
瀬戸「なんだと!?そんな男、聞いたこともないが…まあいい、その男は日本のどこにいる?」
磯野「はっ、奈良の阿知賀女学院という高校にいるとのこと。」
瀬戸「磯野ー!ヘリを用意しろ。すぐに向かうぞ!」
磯野「はっ!」
磯野「瀬戸様!そのクロという人物が見つかりました。」
瀬戸「ほう…してアメリカ人か?それともイギリスか?」
磯野「いや、それが松実玄という日本人らしいです。しかも全国的に有名だとか。」
瀬戸「なんだと!?そんな男、聞いたこともないが…まあいい、その男は日本のどこにいる?」
磯野「はっ、奈良の阿知賀女学院という高校にいるとのこと。」
瀬戸「磯野ー!ヘリを用意しろ。すぐに向かうぞ!」
磯野「はっ!」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 17:49:57 :YBesZJn.
瀬戸「はははははは!なかなか清々しいところではないか!」
磯野「そうですね。ヘリを降ろせる場所もすぐに見つかりましたし。あちらが阿知賀女学院です。」
瀬戸「どのような教師か楽しみだな。」
瀬戸「はははははは!なかなか清々しいところではないか!」
磯野「そうですね。ヘリを降ろせる場所もすぐに見つかりましたし。あちらが阿知賀女学院です。」
瀬戸「どのような教師か楽しみだな。」
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 17:53:34 :YBesZJn.
晴絵「松実玄という教師を探している?」
校長「そうなんだよ。しかもあの海馬コーポレーションの海馬瀬戸が。」
晴絵「多分、うちの玄のことだと思いますけど…」
校長「そうだよねぇ、この件は君に任せていいかな?」
晴絵「わかりました。玄のことなら他人事ではないですし。」
校長「すまないね、頼むよ。」
晴絵「松実玄という教師を探している?」
校長「そうなんだよ。しかもあの海馬コーポレーションの海馬瀬戸が。」
晴絵「多分、うちの玄のことだと思いますけど…」
校長「そうだよねぇ、この件は君に任せていいかな?」
晴絵「わかりました。玄のことなら他人事ではないですし。」
校長「すまないね、頼むよ。」
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 18:08:13 :YBesZJn.
晴絵「はじめまして。松実玄の所属する部活動の顧問の赤土晴絵です。」
瀬戸「なんだと!松実玄はここの生徒だというのか?」
磯野「女子高生だったんですね。」
瀬戸「それで、ドラゴン使いとして有名だとか?」
晴絵「そうですね。全国大会の解説でプロが阿知賀のドラゴンロードと渾名をつけてました。」
磯野「公式戦に出た記録はないと聞いたのですが?」
晴絵「ああ、今年のインターハイ夏の全国大会でしたから。団体戦で決勝までいきました。」
磯野「団体戦ですか。ということはその松実選手以外にも凄い選手がいるんですね?」
晴絵「はい、あいつらは皆凄いですよ。」
瀬戸「やはり面白いようだな。是非とも会いたいものだ。」
晴絵「はい、では部室まで案内します。」
晴絵「はじめまして。松実玄の所属する部活動の顧問の赤土晴絵です。」
瀬戸「なんだと!松実玄はここの生徒だというのか?」
磯野「女子高生だったんですね。」
瀬戸「それで、ドラゴン使いとして有名だとか?」
晴絵「そうですね。全国大会の解説でプロが阿知賀のドラゴンロードと渾名をつけてました。」
磯野「公式戦に出た記録はないと聞いたのですが?」
晴絵「ああ、今年のインターハイ夏の全国大会でしたから。団体戦で決勝までいきました。」
磯野「団体戦ですか。ということはその松実選手以外にも凄い選手がいるんですね?」
晴絵「はい、あいつらは皆凄いですよ。」
瀬戸「やはり面白いようだな。是非とも会いたいものだ。」
晴絵「はい、では部室まで案内します。」
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/18(木) 23:46:33 :YBesZJn.
玄「凄い音だったね。」
灼「うん…ヘリコプターなんて初めて見た。」
宥「風が吹いて暖かくなさそうだったよ。でもなんでヘリコプターが?」
憧「あれは海馬コーポレーションのマークだね。デュエルモンスターズで有名な会社で社長の海馬瀬戸はあらゆるゲームが強くてデュエリストとしても一流みたい。」
穏乃「へえ?麻雀も強いのかな?」
玄「凄い音だったね。」
灼「うん…ヘリコプターなんて初めて見た。」
宥「風が吹いて暖かくなさそうだったよ。でもなんでヘリコプターが?」
憧「あれは海馬コーポレーションのマークだね。デュエルモンスターズで有名な会社で社長の海馬瀬戸はあらゆるゲームが強くてデュエリストとしても一流みたい。」
穏乃「へえ?麻雀も強いのかな?」
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 17:34:26 :1kqZCmgA
灼「まあ社長がこんなとこに来るわけな…」
憧「だよねー。超多忙だろうし。」
穏乃「なんだ、残念だな。カイバーマンとか来ないかな。」
憧「いや、高等部には来ないでしょ。」
宥「それにしても赤土先生は遅いね~」
玄「何かあったのかな?」
晴絵「玄ー!お客さんだぞ。」
灼「まあ社長がこんなとこに来るわけな…」
憧「だよねー。超多忙だろうし。」
穏乃「なんだ、残念だな。カイバーマンとか来ないかな。」
憧「いや、高等部には来ないでしょ。」
宥「それにしても赤土先生は遅いね~」
玄「何かあったのかな?」
晴絵「玄ー!お客さんだぞ。」
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 17:42:46 :1kqZCmgA
瀬戸「貴様が松実玄か?」
磯野「本当に女子高生なんですね。」
玄「?私に用事ですのだ?」
灼「玄、あんた何やらかしたの…」
憧「玄、あんたってやつは…」
玄「ええ!?私が悪いことした前提なの?」
宥「玄ちゃん、お姉ちゃんが一緒に謝ってあげるから大丈夫だよ。玄ちゃんが自分から悪いことするわけないもんね。故意じゃないから謝ったらきっと許してくれるよ。」
玄「お姉ちゃんまで…」
穏乃「玄さん!玄さんを信じてますよ!さあ謝りましょう!」
瀬戸「貴様が松実玄か?」
磯野「本当に女子高生なんですね。」
玄「?私に用事ですのだ?」
灼「玄、あんた何やらかしたの…」
憧「玄、あんたってやつは…」
玄「ええ!?私が悪いことした前提なの?」
宥「玄ちゃん、お姉ちゃんが一緒に謝ってあげるから大丈夫だよ。玄ちゃんが自分から悪いことするわけないもんね。故意じゃないから謝ったらきっと許してくれるよ。」
玄「お姉ちゃんまで…」
穏乃「玄さん!玄さんを信じてますよ!さあ謝りましょう!」
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 17:47:55 :1kqZCmgA
玄「穏乃ちゃんまで…」
灼「だって…海馬社長が玄に会いに来るなんて普通ありえな…」
穏乃「玄さん、一人にはしませんよ!」
憧「しゃーない、一緒に謝ってやるか。」
灼「それは部長の役目、私も謝る…」
宥「皆暖か~い。」
玄「皆…ありがとう!大丈夫、私一人で謝るよ。海馬社長ごめんなさい。」
玄「穏乃ちゃんまで…」
灼「だって…海馬社長が玄に会いに来るなんて普通ありえな…」
穏乃「玄さん、一人にはしませんよ!」
憧「しゃーない、一緒に謝ってやるか。」
灼「それは部長の役目、私も謝る…」
宥「皆暖か~い。」
玄「皆…ありがとう!大丈夫、私一人で謝るよ。海馬社長ごめんなさい。」
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 17:57:16 :1kqZCmgA
晴絵「あんたら何やってんの…」
瀬戸「別に咎めに来たわけではない。噂を聞きつけ貴様に会いにきただけだ。」
磯野「急に来たからびっくりさせちゃいましたね。」
憧「わ、私は初めっから玄のこと信じてたわよ!」
灼「ごめん玄…」
宥「暖かくない…」ブルブル
穏乃「玄さんすいません!」
玄「………」
晴絵「いつまでやってるのさ、灼、お客様へ対応して。」
磯野「あ、おかまいなく。」
晴絵「あんたら何やってんの…」
瀬戸「別に咎めに来たわけではない。噂を聞きつけ貴様に会いにきただけだ。」
磯野「急に来たからびっくりさせちゃいましたね。」
憧「わ、私は初めっから玄のこと信じてたわよ!」
灼「ごめん玄…」
宥「暖かくない…」ブルブル
穏乃「玄さんすいません!」
玄「………」
晴絵「いつまでやってるのさ、灼、お客様へ対応して。」
磯野「あ、おかまいなく。」
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 20:26:23 :1kqZCmgA
瀬戸「ふっ、もてなしなどよいわ!松実玄、デッキを見せてもらおう!」
玄「デッキ?私の机をですか?」
憧「机はデスクでしょ?」
宥「(玄ちゃん、デッキは色んな意味があるけど玄ちゃんだと松実館の本館と別館を結ぶ通路になるんじゃないかな?)」ヒソヒソ
玄「なるほど~なるほど~海馬社長!ではご案内致しますのだ!」
瀬戸「なんだと!常に持ち歩いているのではないのか?」
玄「あんなもの持ち歩けませんのだ!」
磯野「(瀬戸様、もしかして曰く付きのカードがあるのでは?能力とやらもそれに関係して…)」ヒソヒソ
瀬戸「なるほどな…では松実館とやらへ案内してもらおうか。」
玄「おまかせあれ!」
宥「あっ、玄ちゃん。私も行くよ。赤土さん、皆また明日ね。」
瀬戸「ふっ、もてなしなどよいわ!松実玄、デッキを見せてもらおう!」
玄「デッキ?私の机をですか?」
憧「机はデスクでしょ?」
宥「(玄ちゃん、デッキは色んな意味があるけど玄ちゃんだと松実館の本館と別館を結ぶ通路になるんじゃないかな?)」ヒソヒソ
玄「なるほど~なるほど~海馬社長!ではご案内致しますのだ!」
瀬戸「なんだと!常に持ち歩いているのではないのか?」
玄「あんなもの持ち歩けませんのだ!」
磯野「(瀬戸様、もしかして曰く付きのカードがあるのでは?能力とやらもそれに関係して…)」ヒソヒソ
瀬戸「なるほどな…では松実館とやらへ案内してもらおうか。」
玄「おまかせあれ!」
宥「あっ、玄ちゃん。私も行くよ。赤土さん、皆また明日ね。」
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 20:40:12 :1kqZCmgA
灼「ねえ…憧ちゃん。」
憧「どうしました?灼さん。」
灼「玄はちゃんと海馬社長のいうデッキの意味わかっているかな?」
憧「さあねえ、デッキとデスク間違えるくらいだし。」
穏乃「デッキってデュエルモンスターズのデッキだよね?私も持ってるよ!玄さんもデュエリストだったんだね!」
灼「やっぱり海馬社長が言うデッキってそれだと思…」
憧「ねえ晴絵?海馬社長は最初なんて言って玄に会いに来たの?」
灼「ねえ…憧ちゃん。」
憧「どうしました?灼さん。」
灼「玄はちゃんと海馬社長のいうデッキの意味わかっているかな?」
憧「さあねえ、デッキとデスク間違えるくらいだし。」
穏乃「デッキってデュエルモンスターズのデッキだよね?私も持ってるよ!玄さんもデュエリストだったんだね!」
灼「やっぱり海馬社長が言うデッキってそれだと思…」
憧「ねえ晴絵?海馬社長は最初なんて言って玄に会いに来たの?」
14:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/19(金) 20:49:25 :1kqZCmgA
晴絵「うーん、ドラゴン使いとかなんとか言ってたな。ドラの由来ってドラゴンから来たって説もあるしな。三尋木プロが玄を阿知賀のドラゴンロードって言ってたからそのことかと思って。そういえば玄のことを教師だと思ってたみたいだが…」
憧「詳しいことはわからないけど、玄をデュエリストだと思っているのかな?」
灼「私もそう思…ねえハルちゃん、デュエルモンスターズってしってる?」
晴絵「名前ぐらいはしってるが…やったことはないな。」
穏乃「えー、赤土先生もやりましょうよー。」
晴絵「うーん、ドラゴン使いとかなんとか言ってたな。ドラの由来ってドラゴンから来たって説もあるしな。三尋木プロが玄を阿知賀のドラゴンロードって言ってたからそのことかと思って。そういえば玄のことを教師だと思ってたみたいだが…」
憧「詳しいことはわからないけど、玄をデュエリストだと思っているのかな?」
灼「私もそう思…ねえハルちゃん、デュエルモンスターズってしってる?」
晴絵「名前ぐらいはしってるが…やったことはないな。」
穏乃「えー、赤土先生もやりましょうよー。」
15:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/20(土) 11:02:44 :Gb1DPwwk
晴絵「ま、今度な。じゃあ宥と玄がいなくなったから私が入ろうか。」
灼「ハルちゃん、私たちも松実館に行こう?」
憧「私も灼さんに賛成。」
穏乃「そうですよ!海馬社長なんて凄いですよ!」
灼「そうじゃな…多分、玄も海馬社長も何か勘違いしてると思…だから私たちもいたほうがいい。」
憧「宥姉がいるけど玄には甘いし、海馬社長にははっきりと言えないだろうからね。」
晴絵「うーん、よくわかんないけど二人がいうならそうなのかな。」
穏乃「よーし!じゃあ松実館に行くぞー!」
晴絵「ま、今度な。じゃあ宥と玄がいなくなったから私が入ろうか。」
灼「ハルちゃん、私たちも松実館に行こう?」
憧「私も灼さんに賛成。」
穏乃「そうですよ!海馬社長なんて凄いですよ!」
灼「そうじゃな…多分、玄も海馬社長も何か勘違いしてると思…だから私たちもいたほうがいい。」
憧「宥姉がいるけど玄には甘いし、海馬社長にははっきりと言えないだろうからね。」
晴絵「うーん、よくわかんないけど二人がいうならそうなのかな。」
穏乃「よーし!じゃあ松実館に行くぞー!」
16:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/20(土) 11:09:51 :Gb1DPwwk
玄「こちらが松実館自慢のデッキですのだ!」マツミカンワタリロウカ
海馬「なんだこれは?」
磯野「確かにデッキですが…」
宥「違うみたいだね?じゃああれのことかな?」
海馬「もったいぶらせおって…」
宥「こちらのお部屋です。お庭にあります。」
磯野「和風な旅館には珍しくウッドデッキになってますね。」
宥「はい、改装した時に数部屋そういう仕様にしました。」
玄「こちらが松実館自慢のデッキですのだ!」マツミカンワタリロウカ
海馬「なんだこれは?」
磯野「確かにデッキですが…」
宥「違うみたいだね?じゃああれのことかな?」
海馬「もったいぶらせおって…」
宥「こちらのお部屋です。お庭にあります。」
磯野「和風な旅館には珍しくウッドデッキになってますね。」
宥「はい、改装した時に数部屋そういう仕様にしました。」
17:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/20(土) 16:25:30 :Gb1DPwwk
瀬戸「磯野…こいつが松実玄で間違いないんだな?」
磯野「はい、そのはずですが…もしかしたら曰く付きのカードを見せないようにしてるのかも。」
瀬戸「なるほど…ではゆさぶってみるか。」
磯野「どうなさいますか?」
瀬戸「決まっている。松実玄!貴様のデッキ、100万で買い取ろう!どうだ!」
玄、宥「ええ!」
瀬戸「磯野…こいつが松実玄で間違いないんだな?」
磯野「はい、そのはずですが…もしかしたら曰く付きのカードを見せないようにしてるのかも。」
瀬戸「なるほど…ではゆさぶってみるか。」
磯野「どうなさいますか?」
瀬戸「決まっている。松実玄!貴様のデッキ、100万で買い取ろう!どうだ!」
玄、宥「ええ!」
18:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/20(土) 16:29:57 :Gb1DPwwk
玄「デッキなんか買い取ってどうしますのだ?」
瀬戸「なんだ不満か…では1000万ならどうだ?」
玄、宥「えええー!」
玄「あの…1000万でも売れません。」
瀬戸「ならば貴様の言い値で買い取ろう。さあいくらでもいうがいい!一億か、二億か?」
宥「く、玄ちゃん…」
玄「デッキなんか買い取ってどうしますのだ?」
瀬戸「なんだ不満か…では1000万ならどうだ?」
玄、宥「えええー!」
玄「あの…1000万でも売れません。」
瀬戸「ならば貴様の言い値で買い取ろう。さあいくらでもいうがいい!一億か、二億か?」
宥「く、玄ちゃん…」
19:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/20(土) 21:38:36 :Gb1DPwwk
玄「いくらでも売れません!例え100億でも。お母さんとの思い出が詰まってるから…」
宥「玄ちゃん…」
瀬戸「………そうだな、持ち主の魂だからな。」
磯野「瀬戸様、松実玄は本物のデュエリストではないでしょうか?」
瀬戸「ふっ、気に入ったぞ!デュエルだ!」
玄「デュエル?」
宥「ゲームコーナーにあるやつじゃないかな?」
玄「なるほど~なるほど~、じゃあゲームコーナーに行きますのだ!」
玄「いくらでも売れません!例え100億でも。お母さんとの思い出が詰まってるから…」
宥「玄ちゃん…」
瀬戸「………そうだな、持ち主の魂だからな。」
磯野「瀬戸様、松実玄は本物のデュエリストではないでしょうか?」
瀬戸「ふっ、気に入ったぞ!デュエルだ!」
玄「デュエル?」
宥「ゲームコーナーにあるやつじゃないかな?」
玄「なるほど~なるほど~、じゃあゲームコーナーに行きますのだ!」
20:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/21(日) 22:33:09 :K3ckZo1k
宥「こちらですね~週末は子どもたちが遊びにきたりしてますよ~」
瀬戸「ふむ、随分古い型だな。磯野、最新の機体を手配しろ。」
磯野「はい、かしこまりました。」
玄「あっ、でもお金を払えませんのだ。これも他の所からいただいた物ですし。」
瀬戸「構わん、これくらいくれてやる。」
宥「じゃあこれは灼ちゃん所にあげようか?」
瀬戸「なんだと!こんな物を置かせるわけにはいかん!磯野、もう一体手配だ!」
磯野「は、はい!」
玄「灼ちゃん喜ぶよ。」
宥「暖か~い。」
宥「こちらですね~週末は子どもたちが遊びにきたりしてますよ~」
瀬戸「ふむ、随分古い型だな。磯野、最新の機体を手配しろ。」
磯野「はい、かしこまりました。」
玄「あっ、でもお金を払えませんのだ。これも他の所からいただいた物ですし。」
瀬戸「構わん、これくらいくれてやる。」
宥「じゃあこれは灼ちゃん所にあげようか?」
瀬戸「なんだと!こんな物を置かせるわけにはいかん!磯野、もう一体手配だ!」
磯野「は、はい!」
玄「灼ちゃん喜ぶよ。」
宥「暖か~い。」
21:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/21(日) 22:37:09 :K3ckZo1k
瀬戸「さあ、松実玄!デュエルだ!」
玄「でも私はデッキをもっていませんのだ。」
瀬戸「なんだと?!」
宥「あっ、玄ちゃん大丈夫だよ。スターターデッキかストラクチャーデッキというのが内臓されてるからそれで遊べるよ。」
玄「なるほど~なるほど~どれどれ…」
瀬戸「さあ、松実玄!デュエルだ!」
玄「でも私はデッキをもっていませんのだ。」
瀬戸「なんだと?!」
宥「あっ、玄ちゃん大丈夫だよ。スターターデッキかストラクチャーデッキというのが内臓されてるからそれで遊べるよ。」
玄「なるほど~なるほど~どれどれ…」
22:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/21(日) 22:41:02 :K3ckZo1k
瀬戸「松実玄、貴様デュエリストではないのか?」
玄「はい?」
宥「玄ちゃん、多分自分のデッキをもってる人のことだと思うよ。海馬社長、私たちはデッキを持っていないのでこの内臓デッキになりますね。
瀬戸「磯野、どういうことだ?」
磯野「私にもさっぱりなんですが。」
瀬戸「松実玄、貴様デュエリストではないのか?」
玄「はい?」
宥「玄ちゃん、多分自分のデッキをもってる人のことだと思うよ。海馬社長、私たちはデッキを持っていないのでこの内臓デッキになりますね。
瀬戸「磯野、どういうことだ?」
磯野「私にもさっぱりなんですが。」
23:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/22(月) 17:44:26 :VbY5iqEY
瀬戸「松実玄、もう一度聞く。貴様はデュエリストではないのだな?」
玄「そうですねデッキは持っておりませんので。違うデッキなら松実館にありますけど。」
瀬戸、磯野「………」
宥「玄ちゃんはどのデッキで遊ぶ?」
玄「そうですね、この白龍降臨というやつを使ってみますのだ!海馬社長は?」
瀬戸「あ、いやすまん。ちょっと気分が…」
宥「大丈夫ですか?空いてるお部屋をお貸ししますので休まれてください。」
瀬戸「すまん…」
瀬戸「松実玄、もう一度聞く。貴様はデュエリストではないのだな?」
玄「そうですねデッキは持っておりませんので。違うデッキなら松実館にありますけど。」
瀬戸、磯野「………」
宥「玄ちゃんはどのデッキで遊ぶ?」
玄「そうですね、この白龍降臨というやつを使ってみますのだ!海馬社長は?」
瀬戸「あ、いやすまん。ちょっと気分が…」
宥「大丈夫ですか?空いてるお部屋をお貸ししますので休まれてください。」
瀬戸「すまん…」
24:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 06:23:11 :85y7pnyk
玄「ふむふむ、このかーどをりりーすする、てふだからぶるーあいずほわいとどらごんをとくしゅしょうかんする?お姉ちゃん、りりーすってなんですのだ?」
宥「玄ちゃん、カードを読んだら相手に知られちゃうよ?」
玄「そうですのだ?」
憧「玄ー!」
宥「あっ、憧ちゃん。」
玄「皆も!」
晴絵「さっきぶりだな。」
灼「海馬社長は?」
宥「なんか気分がすぐれないようだから空いたお部屋で休んでもらってるよ。」
穏乃「二人は何をしてるんですか?」
玄「ふむふむ、このかーどをりりーすする、てふだからぶるーあいずほわいとどらごんをとくしゅしょうかんする?お姉ちゃん、りりーすってなんですのだ?」
宥「玄ちゃん、カードを読んだら相手に知られちゃうよ?」
玄「そうですのだ?」
憧「玄ー!」
宥「あっ、憧ちゃん。」
玄「皆も!」
晴絵「さっきぶりだな。」
灼「海馬社長は?」
宥「なんか気分がすぐれないようだから空いたお部屋で休んでもらってるよ。」
穏乃「二人は何をしてるんですか?」
25:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 06:38:18 :85y7pnyk
宥「このデュエルができる機械で遊んでたの。カードを持ってなくてもストラクチャーデッキのデータが内臓されてるから遊べるんだよ。本当は玄ちゃんと海馬社長がやるはずだったんだけどね。」
玄「だからお姉ちゃんとやってますのだ!」
晴絵「どうやら灼や憧のいう通りみたいだな…」
憧「あーあ…」
灼「ま、仕方な…」
磯野「あ、皆さまお集まりですね。」
晴絵「確か、磯野さん。」
宥「このデュエルができる機械で遊んでたの。カードを持ってなくてもストラクチャーデッキのデータが内臓されてるから遊べるんだよ。本当は玄ちゃんと海馬社長がやるはずだったんだけどね。」
玄「だからお姉ちゃんとやってますのだ!」
晴絵「どうやら灼や憧のいう通りみたいだな…」
憧「あーあ…」
灼「ま、仕方な…」
磯野「あ、皆さまお集まりですね。」
晴絵「確か、磯野さん。」
26:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 07:46:25 :85y7pnyk
磯野「松実さん、先ほどは海馬が失礼しました。」
玄「大丈夫ですか?」
磯野「少し疲れただけのようですね。」
宥「良かった~」
晴絵「すいません、私がすぐに気づけばこんなことには。デュエルモンスターズにあまり詳しくないもので。」
磯野「あ、いえ。私の勘違いからここまでに至ったので。こちらこそいきなり訪問したりして。」
憧「でも磯野さんは大丈夫なの、クビになったりしない?」
灼「海馬社長、厳しそ…」
穏乃「えー!そんなことあるの?」
磯野「松実さん、先ほどは海馬が失礼しました。」
玄「大丈夫ですか?」
磯野「少し疲れただけのようですね。」
宥「良かった~」
晴絵「すいません、私がすぐに気づけばこんなことには。デュエルモンスターズにあまり詳しくないもので。」
磯野「あ、いえ。私の勘違いからここまでに至ったので。こちらこそいきなり訪問したりして。」
憧「でも磯野さんは大丈夫なの、クビになったりしない?」
灼「海馬社長、厳しそ…」
穏乃「えー!そんなことあるの?」
27:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 07:52:09 :85y7pnyk
磯野「さすがにそこまではないと思いますが…」
晴絵「ははは…」
玄「大丈夫ですよ!松実館と鷺森レーンにこの機械の最新のやつをくれる太っ腹な社長ですので。」
灼「ええ…?」
磯野「あ、そうでした。後日、こちらと鷺森レーンに贈らせていただきます。」
灼「あ、ありがとうございます。」
宥「あったか~い。」
穏乃「いいなー、きたら私もやりに行きますね!」
磯野「さすがにそこまではないと思いますが…」
晴絵「ははは…」
玄「大丈夫ですよ!松実館と鷺森レーンにこの機械の最新のやつをくれる太っ腹な社長ですので。」
灼「ええ…?」
磯野「あ、そうでした。後日、こちらと鷺森レーンに贈らせていただきます。」
灼「あ、ありがとうございます。」
宥「あったか~い。」
穏乃「いいなー、きたら私もやりに行きますね!」
28:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 07:55:00 :85y7pnyk
磯野「それでいくつか確認させていただきたいのですが?」
晴絵「それはこの鷺森と新子がします。私よりも詳しくみたいなので。」
憧「ま、晴絵よりましってぐらいなんだけどね。」
灼「私は部長だしね…」
玄、宥「?」
磯野「それでいくつか確認させていただきたいのですが?」
晴絵「それはこの鷺森と新子がします。私よりも詳しくみたいなので。」
憧「ま、晴絵よりましってぐらいなんだけどね。」
灼「私は部長だしね…」
玄、宥「?」
29:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 08:02:22 :85y7pnyk
磯野「まず、松実玄さんがドラゴン使いという噂を聞きまして。手札にドラゴンを集めるとか。」
憧「それは手牌にドラが集まるの間違いですね。」
灼「確かにドラゴンロードとは呼ばれましたけど。」
磯野「それでそのドラゴンたちでワンターンキルが得意だとか。ワンターンキルというのは1ターンで勝利することですね。」
灼「それは東1局でドラが集まった玄に振り込んだのかな…?」
憧「ま、私たちはそんなヘマしないけど初対面で情報無しで玄と対局したらそうなるかもね。いきなり飛ばされたり。」
磯野「まず、松実玄さんがドラゴン使いという噂を聞きまして。手札にドラゴンを集めるとか。」
憧「それは手牌にドラが集まるの間違いですね。」
灼「確かにドラゴンロードとは呼ばれましたけど。」
磯野「それでそのドラゴンたちでワンターンキルが得意だとか。ワンターンキルというのは1ターンで勝利することですね。」
灼「それは東1局でドラが集まった玄に振り込んだのかな…?」
憧「ま、私たちはそんなヘマしないけど初対面で情報無しで玄と対局したらそうなるかもね。いきなり飛ばされたり。」
30:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 08:15:35 :85y7pnyk
磯野「なるほど…だいたいわかりました。」
憧「壮大な勘違いでしたね。」
磯野「はい。それに社長はデュエルのことに熱心なので。有望なデュエリストに会いに行くことも少なくありません。」
灼「それで…あの機械いただいてもいいんですか?」
磯野「あっはい。今回のお詫びもかねて受け取ってください。」
灼「ありがとうございます…」
磯野「なるほど…だいたいわかりました。」
憧「壮大な勘違いでしたね。」
磯野「はい。それに社長はデュエルのことに熱心なので。有望なデュエリストに会いに行くことも少なくありません。」
灼「それで…あの機械いただいてもいいんですか?」
磯野「あっはい。今回のお詫びもかねて受け取ってください。」
灼「ありがとうございます…」
31:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 08:18:35 :85y7pnyk
磯野「まさか麻雀とデュエルモンスターズで間違えるとはおもいませんでした。今回は大変失礼しました。」
晴絵「あ、こちらこそ。ま、もういいじゃないですか。」
磯野「今後の阿知賀に期待しております。」
灼「ありがとうございます。」
磯野「まさか麻雀とデュエルモンスターズで間違えるとはおもいませんでした。今回は大変失礼しました。」
晴絵「あ、こちらこそ。ま、もういいじゃないですか。」
磯野「今後の阿知賀に期待しております。」
灼「ありがとうございます。」
32:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 08:21:29 :85y7pnyk
瀬戸「磯野!ここにはもう用はない。さっさと帰るぞ!」
磯野「あ、はい。」
瀬戸「松実玄よ…」
玄「なんですのだ?」
瀬戸「来年はこそは優勝してみろ!」
玄「はい!」
磯野「では皆さん、失礼します。」
瀬戸「磯野!ここにはもう用はない。さっさと帰るぞ!」
磯野「あ、はい。」
瀬戸「松実玄よ…」
玄「なんですのだ?」
瀬戸「来年はこそは優勝してみろ!」
玄「はい!」
磯野「では皆さん、失礼します。」
33:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 10:16:03 :85y7pnyk
後日…
灼「うちだけじゃなく、部室にまで贈られてきた。雀卓まで。」
晴絵「お礼の手紙書かなくちゃな。」
玄「いい人でしたのだ。」
宥「あったか~い。」
憧「来年は部員増えるだろうしちょうど良かったね。」
後日…
灼「うちだけじゃなく、部室にまで贈られてきた。雀卓まで。」
晴絵「お礼の手紙書かなくちゃな。」
玄「いい人でしたのだ。」
宥「あったか~い。」
憧「来年は部員増えるだろうしちょうど良かったね。」
34:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 10:36:51 :85y7pnyk
瀬戸「炎族と炎属性のモンスターを手札に集める能力だと!?」
磯野「はい、ユーという名のデュエリストで攻守に隙がないとか。」
瀬戸「磯野ー!すぐに調べるんだ!」
磯野「はっ!ただいま。」
宥「なんかあったかくない気配が…」
瀬戸「炎族と炎属性のモンスターを手札に集める能力だと!?」
磯野「はい、ユーという名のデュエリストで攻守に隙がないとか。」
瀬戸「磯野ー!すぐに調べるんだ!」
磯野「はっ!ただいま。」
宥「なんかあったかくない気配が…」
35:以下、名無しが深夜にお送りします:2020/06/23(火) 10:37:54 :85y7pnyk
終わりです。玄ちゃんの能力はデュエルにも応用できそう。そして隙だらけになりそう。
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森きのこ
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