147: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:01:04.19 :lRBHXjHEo
(通話)
葛城「…また君に借りができたな」
アスカ「いーですよ。どうせ、返すつもりもないんでしょ?それと…あいつらが情報公開法をタテに迫っていた資料、ダミーも混ぜてあしらっといたから」
アスカ「政府は裏で法的整備を進めてるけど…近日中に頓挫の予定よ。で、どうするの?例の計画もこっちで手を打つ?」
葛城「いや、君の資料を見る限り、問題はない」
アスカ「そう。…なら、シナリオ通りに」
(通話)
葛城「…また君に借りができたな」
アスカ「いーですよ。どうせ、返すつもりもないんでしょ?それと…あいつらが情報公開法をタテに迫っていた資料、ダミーも混ぜてあしらっといたから」
アスカ「政府は裏で法的整備を進めてるけど…近日中に頓挫の予定よ。で、どうするの?例の計画もこっちで手を打つ?」
葛城「いや、君の資料を見る限り、問題はない」
アスカ「そう。…なら、シナリオ通りに」
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148: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:02:02.00 :lRBHXjHEo
ミサト「…おはよう、ございます…」
シンジ「おはよう。よく眠れた?」ジュワッ
ミサト「ふわぁ…はい…」
シンジ「あはは…はい、半熟」
ミサト「ありがとうございます……あ」
シンジ「うん?」
ミサト「す…すいませ…今日の食事当番…!」
シンジ「ああ。いやいや、いいよ。僕も勘違いして起きてきちゃったんだ」
ミサト「………シンジさんって、どうして独身なんですか…?」
シンジ「ぶっ、…どうしたの、急に…」
ミサト「いえ、だって。とってもいい人なのに」
シンジ「そんな…買いかぶりすぎだよ」
ミサト「そんなことないです!ご飯だって美味しいし!」
シンジ「あはは…お粗末さま」
ミサト「…おはよう、ございます…」
シンジ「おはよう。よく眠れた?」ジュワッ
ミサト「ふわぁ…はい…」
シンジ「あはは…はい、半熟」
ミサト「ありがとうございます……あ」
シンジ「うん?」
ミサト「す…すいませ…今日の食事当番…!」
シンジ「ああ。いやいや、いいよ。僕も勘違いして起きてきちゃったんだ」
ミサト「………シンジさんって、どうして独身なんですか…?」
シンジ「ぶっ、…どうしたの、急に…」
ミサト「いえ、だって。とってもいい人なのに」
シンジ「そんな…買いかぶりすぎだよ」
ミサト「そんなことないです!ご飯だって美味しいし!」
シンジ「あはは…お粗末さま」
149: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:03:01.26 :lRBHXjHEo
ミサト「今日…ほんとに学校くるんですか?」
ミサト「うん、進路相談だからね…あ…やっぱり嫌かな?でも綾波は今日…」
ミサト「ち、違います!…仕事で、忙しいのに…」
シンジ「なんだ。そんなことか。気にしなくてもいいよ、これも仕事のうちだから」
ミサト「仕事…ですか…?」
「ピンポーン」
シンジ「はい?…ああ、わざわざありがとう。うん、少し待っててね」
シンジ「ミサトちゃん」
ミサト「わ、わかってます…!」
シンジ「ふふ。気をつけてね?」
ミサト「いってきます!」
ミサト「今日…ほんとに学校くるんですか?」
ミサト「うん、進路相談だからね…あ…やっぱり嫌かな?でも綾波は今日…」
ミサト「ち、違います!…仕事で、忙しいのに…」
シンジ「なんだ。そんなことか。気にしなくてもいいよ、これも仕事のうちだから」
ミサト「仕事…ですか…?」
「ピンポーン」
シンジ「はい?…ああ、わざわざありがとう。うん、少し待っててね」
シンジ「ミサトちゃん」
ミサト「わ、わかってます…!」
シンジ「ふふ。気をつけてね?」
ミサト「いってきます!」
150: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:04:01.77 :lRBHXjHEo
日向・青葉「あっ…おはよ~葛城さん!」
ミサト「…!(ちょっと!声、大きいから!)」シーッ
青葉「…ん?静かにしろってさ」
日向「しまったな…姿が見えたから、つい…」
日向「あ」
シンジ「ミサトちゃんをよろしくね~」フリフリ
青葉「は~い!」
ミサト「はっ、早く行きましょ!」
シンジ「…やっぱりモテるんだろうな…ミサトちゃん…可愛いし。変な奴に付きまとわれなきゃいいけど……。まぁ、あの二人とは仲いいみたいだし…安全かな?」
電話「はい、もしもし」
シンジ「今家を出たので、後のガードお願いします」
日向・青葉「あっ…おはよ~葛城さん!」
ミサト「…!(ちょっと!声、大きいから!)」シーッ
青葉「…ん?静かにしろってさ」
日向「しまったな…姿が見えたから、つい…」
日向「あ」
シンジ「ミサトちゃんをよろしくね~」フリフリ
青葉「は~い!」
ミサト「はっ、早く行きましょ!」
シンジ「…やっぱりモテるんだろうな…ミサトちゃん…可愛いし。変な奴に付きまとわれなきゃいいけど……。まぁ、あの二人とは仲いいみたいだし…安全かな?」
電話「はい、もしもし」
シンジ「今家を出たので、後のガードお願いします」
151: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:05:01.40 :lRBHXjHEo
青葉「お、シンジさんだ」
女子「誰あれ!大学生?」
女子「え!?葛城さんの保護者!?」
女子「どこどこ!?」
女子「なんか、さわやか美青年、って感じ!」
女子「キャー!こっちに手を振ったわよ!」
青葉「…女子はああいうのがいいのか…」
日向「どうだろうな。年上の男が珍しいんだろ?」
青葉「お前…やめとけよ」
日向「何が」
青葉「男の嫉妬は見苦しいぞ?」
日向「…嫉妬なんてしてない」
青葉「お、シンジさんだ」
女子「誰あれ!大学生?」
女子「え!?葛城さんの保護者!?」
女子「どこどこ!?」
女子「なんか、さわやか美青年、って感じ!」
女子「キャー!こっちに手を振ったわよ!」
青葉「…女子はああいうのがいいのか…」
日向「どうだろうな。年上の男が珍しいんだろ?」
青葉「お前…やめとけよ」
日向「何が」
青葉「男の嫉妬は見苦しいぞ?」
日向「…嫉妬なんてしてない」
152: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:06:01.66 :lRBHXjHEo
日向「…でもまぁ」
青葉「うん?」
日向「あの歳でネルフの作戦部長ってのは…確かに凄いよな」
青葉「だな」
ミサト「そうなの…?」
青葉「んん?あぁ…まぁ…」
青葉「…マコト、やっぱりシンジさんは敵じゃないんじゃないのか…?」ボソッ
日向「そう断じるのはまだ早いさ…」
ミサト「…? (なにコソコソ喋ってるんだろう…)」
日向「…でもまぁ」
青葉「うん?」
日向「あの歳でネルフの作戦部長ってのは…確かに凄いよな」
青葉「だな」
ミサト「そうなの…?」
青葉「んん?あぁ…まぁ…」
青葉「…マコト、やっぱりシンジさんは敵じゃないんじゃないのか…?」ボソッ
日向「そう断じるのはまだ早いさ…」
ミサト「…? (なにコソコソ喋ってるんだろう…)」
153: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:07:02.49 :lRBHXjHEo
女子「え!?料理に、掃除洗濯まで得意なの!?」
女子「なにそれ~!完璧じゃん!」
女子「なんで独身なんだろ~。普通ほっとかないよね~?」
ミサト「…うん。わたしもそう思う」
日向・青葉「!!!」
日向「ほらな…」
女子「え!?料理に、掃除洗濯まで得意なの!?」
女子「なにそれ~!完璧じゃん!」
女子「なんで独身なんだろ~。普通ほっとかないよね~?」
ミサト「…うん。わたしもそう思う」
日向・青葉「!!!」
日向「ほらな…」
154: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:08:01.88 :lRBHXjHEo
ヒカリ「初号機、冷却値をクリア、作業はセカンドステージに移行してください」
ミサト(また乗ってる……でも、最初よりは慣れたかな…)
ミサト(…エバー。ネルフの秘密兵器、世界再建の要。……エバーって何なのかしら。なぜ動いてるのか…乗っていても分からない…血の匂いがするエントリープラグ。なのに、どうして落ち着くんだろう)
ミサト(考えても無駄か……科学の結晶だもんね…)
レイ「零号機の胸部生体部品はどう?」
ヒカリ「大破だったから、新作するけど…追加予算の枠、ギリギリね」
レイ「…ドイツから弐号機が届いて、少しは楽になるといいけど」
トウジ「逆かも分からんなァ。なんせ地上でやっとる使徒の処理も、タダや無いんやし」
シンジ「…本当、どうにかしてほしいよ…。人類の命運がかかってるのに…」
レイ「…仕方ないわ。人はエヴァのみで生きているわけではない。…生き残った人たちが生きていくにはお金がかかるのよ」
シンジ「予算、か。じゃあ司令はまた会議?」
レイ「ええ、今は機上の人よ」
ヒカリ「司令が留守だと、ここも静かね…」
ヒカリ「初号機、冷却値をクリア、作業はセカンドステージに移行してください」
ミサト(また乗ってる……でも、最初よりは慣れたかな…)
ミサト(…エバー。ネルフの秘密兵器、世界再建の要。……エバーって何なのかしら。なぜ動いてるのか…乗っていても分からない…血の匂いがするエントリープラグ。なのに、どうして落ち着くんだろう)
ミサト(考えても無駄か……科学の結晶だもんね…)
レイ「零号機の胸部生体部品はどう?」
ヒカリ「大破だったから、新作するけど…追加予算の枠、ギリギリね」
レイ「…ドイツから弐号機が届いて、少しは楽になるといいけど」
トウジ「逆かも分からんなァ。なんせ地上でやっとる使徒の処理も、タダや無いんやし」
シンジ「…本当、どうにかしてほしいよ…。人類の命運がかかってるのに…」
レイ「…仕方ないわ。人はエヴァのみで生きているわけではない。…生き残った人たちが生きていくにはお金がかかるのよ」
シンジ「予算、か。じゃあ司令はまた会議?」
レイ「ええ、今は機上の人よ」
ヒカリ「司令が留守だと、ここも静かね…」
155: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:09:46.06 :lRBHXjHEo
男「失礼。便乗ついでに、ここ、よろしいですか?」
男「サンプル回収の修正予算、あっさり通りましたね」
葛城「委員会も自分が生き残ることを最優先に考えている。そのための金は惜しまないだろう…」
男「使徒はもう現れない、と言うのが彼らの論拠でしたからね」
男「ああ、もう一つ朗報です。米国を除く全ての理事国がエヴァ六号機の予算を承認しました」
男「まあ、米国も時間の問題でしょう。失業者アレルギーですしね、あの国」
葛城「君の国は?」
男「八号機から建造に参加します。第二次整備計画は、まだ生きてますから」
男「ただ、パイロットがまだ見つかっていないという問題はありますが」
葛城「…使徒は再び現れた。われわれの道は彼らを倒すしかないだろう」
男「私も、セカンドインパクトの二の舞は、ごめんですからね」
男「失礼。便乗ついでに、ここ、よろしいですか?」
男「サンプル回収の修正予算、あっさり通りましたね」
葛城「委員会も自分が生き残ることを最優先に考えている。そのための金は惜しまないだろう…」
男「使徒はもう現れない、と言うのが彼らの論拠でしたからね」
男「ああ、もう一つ朗報です。米国を除く全ての理事国がエヴァ六号機の予算を承認しました」
男「まあ、米国も時間の問題でしょう。失業者アレルギーですしね、あの国」
葛城「君の国は?」
男「八号機から建造に参加します。第二次整備計画は、まだ生きてますから」
男「ただ、パイロットがまだ見つかっていないという問題はありますが」
葛城「…使徒は再び現れた。われわれの道は彼らを倒すしかないだろう」
男「私も、セカンドインパクトの二の舞は、ごめんですからね」
156: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:10:21.32 :lRBHXjHEo
ミサト「…じゃあ、南極大陸が蒸発した、セカンドインパクトって…」
レイ「そう。歴史の教科書では大質量隕石の落下による大惨事となっているけど……事実は往々にして隠蔽されるものなのよ」
レイ「15年前、人類は最初の「使徒」と呼称する人型の物体を南極で発見した」
レイ「でもその調査中に原因不明の大爆発を起こした…それがセカンドインパクトの正体」
ミサト「じゃあ、私たちのやっていることは…」
レイ「予想されうるサードインパクトを未然に防ぐ、そのためのネルフと、エヴァンゲリオンなのよ」
レイ「ところで例の件……明日、予定通りやるそうよ」
シンジ「…分かった」
ミサト「…じゃあ、南極大陸が蒸発した、セカンドインパクトって…」
レイ「そう。歴史の教科書では大質量隕石の落下による大惨事となっているけど……事実は往々にして隠蔽されるものなのよ」
レイ「15年前、人類は最初の「使徒」と呼称する人型の物体を南極で発見した」
レイ「でもその調査中に原因不明の大爆発を起こした…それがセカンドインパクトの正体」
ミサト「じゃあ、私たちのやっていることは…」
レイ「予想されうるサードインパクトを未然に防ぐ、そのためのネルフと、エヴァンゲリオンなのよ」
レイ「ところで例の件……明日、予定通りやるそうよ」
シンジ「…分かった」
157: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:11:01.45 :lRBHXjHEo
ペンペン「クワァッ!」
シンジ「おはよう」
ミサト「お、おはようございます」
シンジ「…今日はちょっと仕事で遅くなるから、先に食べちゃってていいからね」
ミサト「あっ、はい…」
シンジ「じゃあ、戸締りよろしくね」
シンジ「ここがかつての大都会か…なんだか寂しいところだね…」
レイ「着いたわ」
シンジ「何もこんな所でやらなくってもいいのに。…それで、その計画、戦自は?」
レイ「今回は介入してこないそうよ」
シンジ「…道理で自由がきくんだ…」
ペンペン「クワァッ!」
シンジ「おはよう」
ミサト「お、おはようございます」
シンジ「…今日はちょっと仕事で遅くなるから、先に食べちゃってていいからね」
ミサト「あっ、はい…」
シンジ「じゃあ、戸締りよろしくね」
シンジ「ここがかつての大都会か…なんだか寂しいところだね…」
レイ「着いたわ」
シンジ「何もこんな所でやらなくってもいいのに。…それで、その計画、戦自は?」
レイ「今回は介入してこないそうよ」
シンジ「…道理で自由がきくんだ…」
158: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:12:00.85 :lRBHXjHEo
時田「本日はご多忙のところ、わが日本重化学工業共同体の実演会にお越しいただき、まことにありがとうございます」
時田「皆様には後程、管制室の方にて、試運転をご覧いただきますが、ご質問のある方はこの場にてどうぞ」
レイ「…はい」
時田「これは、ご高名な綾波レイ博士、お越しいただき、光栄のいたりです」
レイ「…質問をよろしいでしょうか?」
時田「ええ、ご遠慮なくどうぞ」
レイ「先ほどのご説明ですと、内燃機関を内蔵とありますが」
時田「ええ、本機の大きな特長です。連続150日間の作戦行動が保証されております」
レイ「しかし、格闘戦を前提とした陸戦兵器に、リアクターを内蔵することは、安全性の点から見てもリスクが大きすぎると思われます」
時田「5分も動かない決戦兵器よりは、役に立つと思いますよ」
レイ「……遠隔操縦では緊急時の対処に問題を残します」
時田「パイロットに負担をかけ、精神汚染を起こすよりは、より人道的と考えます」
シンジ「やめてよ…張り合わなくてもいいよ、綾波…」
時田「本日はご多忙のところ、わが日本重化学工業共同体の実演会にお越しいただき、まことにありがとうございます」
時田「皆様には後程、管制室の方にて、試運転をご覧いただきますが、ご質問のある方はこの場にてどうぞ」
レイ「…はい」
時田「これは、ご高名な綾波レイ博士、お越しいただき、光栄のいたりです」
レイ「…質問をよろしいでしょうか?」
時田「ええ、ご遠慮なくどうぞ」
レイ「先ほどのご説明ですと、内燃機関を内蔵とありますが」
時田「ええ、本機の大きな特長です。連続150日間の作戦行動が保証されております」
レイ「しかし、格闘戦を前提とした陸戦兵器に、リアクターを内蔵することは、安全性の点から見てもリスクが大きすぎると思われます」
時田「5分も動かない決戦兵器よりは、役に立つと思いますよ」
レイ「……遠隔操縦では緊急時の対処に問題を残します」
時田「パイロットに負担をかけ、精神汚染を起こすよりは、より人道的と考えます」
シンジ「やめてよ…張り合わなくてもいいよ、綾波…」
159: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:13:01.94 :lRBHXjHEo
レイ「…人為的制御の問題もあります」
時田「制御不能に陥り、暴走を許す危険極まりない兵器よりは、安全だと思いますがねぇ」
時田「制御できない兵器など、まったくのナンセンスです。ヒステリーを起こした女性と同じですよ、手におえません」
客「ハッハッハッハッハッ」
レイ「そのためのパイロットとテクノロジーです」
時田「まさか。科学と人の心があの化け物を押さえるとでも?本気ですか?」
レイ「もちろんです」
時田「人の心などと言う曖昧なものに頼っているから、ネルフは先のような暴走を許すんですよ」
時田「その結果、国連は莫大な追加予算を迫られ、某国では2万人を超える餓死者を出そうとしているんです」
時田「その上、あれほど重要な事件に関わらず、未だにその原因が不明とは。せめて、責任者としての責務は全うしてほしいもんですな」
時田「良かったですねえ。ネルフが超法規的に保護されていて。あなたがたはその責任を取らずに済みますから」
レイ「…なんとおっしゃられようと、ネルフの主力兵器以外、あの敵性体は倒せません」
時田「A.T.フィールドですか?それも今では時間の問題に過ぎません。いつまでもネルフの時代ではありませんよ」
客「ハッハッハッハッハッ」
レイ「…人為的制御の問題もあります」
時田「制御不能に陥り、暴走を許す危険極まりない兵器よりは、安全だと思いますがねぇ」
時田「制御できない兵器など、まったくのナンセンスです。ヒステリーを起こした女性と同じですよ、手におえません」
客「ハッハッハッハッハッ」
レイ「そのためのパイロットとテクノロジーです」
時田「まさか。科学と人の心があの化け物を押さえるとでも?本気ですか?」
レイ「もちろんです」
時田「人の心などと言う曖昧なものに頼っているから、ネルフは先のような暴走を許すんですよ」
時田「その結果、国連は莫大な追加予算を迫られ、某国では2万人を超える餓死者を出そうとしているんです」
時田「その上、あれほど重要な事件に関わらず、未だにその原因が不明とは。せめて、責任者としての責務は全うしてほしいもんですな」
時田「良かったですねえ。ネルフが超法規的に保護されていて。あなたがたはその責任を取らずに済みますから」
レイ「…なんとおっしゃられようと、ネルフの主力兵器以外、あの敵性体は倒せません」
時田「A.T.フィールドですか?それも今では時間の問題に過ぎません。いつまでもネルフの時代ではありませんよ」
客「ハッハッハッハッハッ」
160: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:14:02.11 :lRBHXjHEo
シンジ「…大丈夫?綾波…。…あの人も、あそこまで言わなくてもいいのにね」
レイ「…大丈夫よ、問題ない」
レイ「自分を自慢し、誉めてもらいたがっている…健全な子どもよ」
シンジ「…でも、なんであの人たちがA.T.フィールドのことまで…」
レイ「極秘情報がだだ漏れね」
シンジ「諜報部に呼びかけておかないとね…」
シンジ「…大丈夫?綾波…。…あの人も、あそこまで言わなくてもいいのにね」
レイ「…大丈夫よ、問題ない」
レイ「自分を自慢し、誉めてもらいたがっている…健全な子どもよ」
シンジ「…でも、なんであの人たちがA.T.フィールドのことまで…」
レイ「極秘情報がだだ漏れね」
シンジ「諜報部に呼びかけておかないとね…」
161: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:15:02.23 :lRBHXjHEo
時田「これより、JAの起動テストを始めます。何ら危険は伴いません。そちらの窓から安心してご覧ください」
オペレータ「起動準備よし」
時田「テスト開始!」
オペレータ「全動力、開放!」
オペレータ「圧力、正常」
オペレータ「冷却器の循環、異常無し」
オペレータ「制御棒、全開へ」
オペレータ「動力、臨界点を突破」
オペレータ「出力、問題なし」
時田「これより、JAの起動テストを始めます。何ら危険は伴いません。そちらの窓から安心してご覧ください」
オペレータ「起動準備よし」
時田「テスト開始!」
オペレータ「全動力、開放!」
オペレータ「圧力、正常」
オペレータ「冷却器の循環、異常無し」
オペレータ「制御棒、全開へ」
オペレータ「動力、臨界点を突破」
オペレータ「出力、問題なし」
162: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:16:02.29 :lRBHXjHEo
時田「歩行開始!」
オペレータ「歩行、前進微速、右足、前へ!」
オペレータ「了解、歩行、前進微速、右足、前へ!」
客「おお!」
オペレータ「バランス正常」
オペレータ「動力、異常無し」
オペレータ「了解、引き続き、左足、前へ!」
オペレータ「よーそろ!」
シンジ「すごいね。ちゃんと歩いてるよ。確かに自慢するだけのことは…」
レイ「……」
時田「歩行開始!」
オペレータ「歩行、前進微速、右足、前へ!」
オペレータ「了解、歩行、前進微速、右足、前へ!」
客「おお!」
オペレータ「バランス正常」
オペレータ「動力、異常無し」
オペレータ「了解、引き続き、左足、前へ!」
オペレータ「よーそろ!」
シンジ「すごいね。ちゃんと歩いてるよ。確かに自慢するだけのことは…」
レイ「……」
163: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:17:02.07 :lRBHXjHEo
時田「どうした?」
オペレータ「変です、リアクターの内圧が上昇していきます!」
オペレータ「一次冷却水の温度も上昇中!」
時田「バルブ開放、減速材を注入!」
オペレータ「だめです、ポンプの出力が上がりません!」
時田「いかん、動力閉鎖、緊急停止!」
オペレータ「停止信号、発進を確認!」
オペレータ「受信されず!」
オペレータ「無線回路も、不通です!」
オペレータ「制御不能!」
時田「そんなバカな!」
客「うわぁぁぁぁ!」
時田「どうした?」
オペレータ「変です、リアクターの内圧が上昇していきます!」
オペレータ「一次冷却水の温度も上昇中!」
時田「バルブ開放、減速材を注入!」
オペレータ「だめです、ポンプの出力が上がりません!」
時田「いかん、動力閉鎖、緊急停止!」
オペレータ「停止信号、発進を確認!」
オペレータ「受信されず!」
オペレータ「無線回路も、不通です!」
オペレータ「制御不能!」
時田「そんなバカな!」
客「うわぁぁぁぁ!」
164: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:18:03.18 :lRBHXjHEo
シンジ「ごほっ、ごほっ、ごほっ、ごほっ、…まずい、あっちには…!」
オペレータ「加圧器に異常発生!」
オペレータ「制御棒、作動しません!」
オペレータ「このままでは、炉心融解の危険もあります!」
時田「信じられん…JAにはあらゆるミスを想定し、全てに対処すべくプログラムが組まれているのに…このような事態はありえないはずだ…」
シンジ「…時田さん、落ち着いてください。炉心融解の危機が迫っているんです…!」
時田「こうなっては、自然に停止するのを待つしか方法は…」
シンジ「…自動停止の確率は?」
オペレータ「0.00002%。まさに奇跡です」
シンジ「…そんなものを待つわけにはいきません。教えてください…停止手段を!」
時田「方法は全て試した!」
シンジ「……まだすべてを白紙に戻す、最後の手段が残っているはずです。そのパスワードを教えてください」
時田「全プログラムのデリートは最高機密。私の管轄外だ!口外の権限はない!」
シンジ「だったら命令を貰ってください!」
シンジ「人の命がかかってるんです!早く!!!」
シンジ「ごほっ、ごほっ、ごほっ、ごほっ、…まずい、あっちには…!」
オペレータ「加圧器に異常発生!」
オペレータ「制御棒、作動しません!」
オペレータ「このままでは、炉心融解の危険もあります!」
時田「信じられん…JAにはあらゆるミスを想定し、全てに対処すべくプログラムが組まれているのに…このような事態はありえないはずだ…」
シンジ「…時田さん、落ち着いてください。炉心融解の危機が迫っているんです…!」
時田「こうなっては、自然に停止するのを待つしか方法は…」
シンジ「…自動停止の確率は?」
オペレータ「0.00002%。まさに奇跡です」
シンジ「…そんなものを待つわけにはいきません。教えてください…停止手段を!」
時田「方法は全て試した!」
シンジ「……まだすべてを白紙に戻す、最後の手段が残っているはずです。そのパスワードを教えてください」
時田「全プログラムのデリートは最高機密。私の管轄外だ!口外の権限はない!」
シンジ「だったら命令を貰ってください!」
シンジ「人の命がかかってるんです!早く!!!」
165: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:19:01.71 :lRBHXjHEo
時田「あ、私だ。第2東京の万田さんを頼む。そう、内務省長官だ」
万田「ああ、その件は矢杉君に任せてある。彼に聞いてくれ」
矢杉「そういう重要な決定事項は口頭ではねぇ。正式に書簡で廻してもらえる?」
時田「では、吉沢さんの許可を取ればよろしいんですね?ええ、ウィッツ氏の承諾は得ておりますから!はい、では!」
シンジ「くそ…たらい回しか…」
時田「今から命令書が届く。作業は正式なものだ」
シンジ「そんな、間に合いませんよ!爆発してからじゃ、何もかも遅い!」
オペレータ「ジェットアーロンは厚木方面に向かい、進行中」
シンジ「時間が無いんです。…これより先は、僕の独断で行動します」
時田「あ、私だ。第2東京の万田さんを頼む。そう、内務省長官だ」
万田「ああ、その件は矢杉君に任せてある。彼に聞いてくれ」
矢杉「そういう重要な決定事項は口頭ではねぇ。正式に書簡で廻してもらえる?」
時田「では、吉沢さんの許可を取ればよろしいんですね?ええ、ウィッツ氏の承諾は得ておりますから!はい、では!」
シンジ「くそ…たらい回しか…」
時田「今から命令書が届く。作業は正式なものだ」
シンジ「そんな、間に合いませんよ!爆発してからじゃ、何もかも遅い!」
オペレータ「ジェットアーロンは厚木方面に向かい、進行中」
シンジ「時間が無いんです。…これより先は、僕の独断で行動します」
166: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:20:03.76 :lRBHXjHEo
シンジ「もしもしトウジ?」
シンジ「厚木にナシつけといたから…うん、ミサトちゃんと初号機をF装備でこっちに。うん。緊急事態なんだ」
レイ「無駄よ…碇一尉。どうやって止めるつもりなの?」
シンジ「人間の手で、直接」
時田「本気ですか?」
シンジ「はい」
時田「しかし内部はすでに汚染物質が充満している!危険過ぎる!」
シンジ「うまく行けば、みんな助かります」
オペレータ「ここの指揮信号が切れると、ハッチが手動で開きますから、」
オペレータ「バックパックから進入できます」
時田「…………」
時田「希望…プログラム消去の、パスワードだ」
シンジ「……ありがとうございます」
シンジ「もしもしトウジ?」
シンジ「厚木にナシつけといたから…うん、ミサトちゃんと初号機をF装備でこっちに。うん。緊急事態なんだ」
レイ「無駄よ…碇一尉。どうやって止めるつもりなの?」
シンジ「人間の手で、直接」
時田「本気ですか?」
シンジ「はい」
時田「しかし内部はすでに汚染物質が充満している!危険過ぎる!」
シンジ「うまく行けば、みんな助かります」
オペレータ「ここの指揮信号が切れると、ハッチが手動で開きますから、」
オペレータ「バックパックから進入できます」
時田「…………」
時田「希望…プログラム消去の、パスワードだ」
シンジ「……ありがとうございます」
167: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:21:02.09 :lRBHXjHEo
シンジ「目標はJA、5分以内に炉心融解の危険があります。ですから、目標をこれ以上人口密集地に近づけるわけにはいきません」
シンジ「トウジ」
トウジ「なんや」
シンジ「エヴァを切り離した後は速やかに離脱、安全高度まで上昇して」
トウジ「…了解」
シンジ「目標はJA、5分以内に炉心融解の危険があります。ですから、目標をこれ以上人口密集地に近づけるわけにはいきません」
シンジ「トウジ」
トウジ「なんや」
シンジ「エヴァを切り離した後は速やかに離脱、安全高度まで上昇して」
トウジ「…了解」
168: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:22:01.53 :lRBHXjHEo
シンジ「ミサトちゃん」
ミサト「はい」
シンジ「目標と並走し、僕を背後部に取り付けて。以後は可能な限り目標の移動を塞き止めてね」
ミサト「えっ…乗るんですか?シンジさんが?」
シンジ「そうだよ」
ミサト「そんな…無茶です!」
シンジ「分かってる…だけど他に方法がないんだ」
ミサト「…でも!危なすぎます!」
シンジ「大丈夫、エヴァなら万が一の直撃にも耐えられるよ」
ミサト「違います!私じゃなくて、シンジさんが!!!」
シンジ「……やれることはやっておきたいんだ。後悔は、したくないから」
トウジ「目標を肉眼で確認!」
シンジ「…さぁ、行こう」
シンジ「ミサトちゃん」
ミサト「はい」
シンジ「目標と並走し、僕を背後部に取り付けて。以後は可能な限り目標の移動を塞き止めてね」
ミサト「えっ…乗るんですか?シンジさんが?」
シンジ「そうだよ」
ミサト「そんな…無茶です!」
シンジ「分かってる…だけど他に方法がないんだ」
ミサト「…でも!危なすぎます!」
シンジ「大丈夫、エヴァなら万が一の直撃にも耐えられるよ」
ミサト「違います!私じゃなくて、シンジさんが!!!」
シンジ「……やれることはやっておきたいんだ。後悔は、したくないから」
トウジ「目標を肉眼で確認!」
シンジ「…さぁ、行こう」
169: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:23:01.79 :lRBHXjHEo
トウジ「エヴァ、投下位置!」
シンジ「ドッキングアウト!」
ミサト「了解!」
ミサト「追いついた!」
シンジ「後4分も無い…このまま乗り付けて!」
シンジ「ミサトちゃん!乗りつけるんだ!」
シンジ「うっ、……っ!」
ミサト「シンジさん!」
ミサト「気をつけて!」
シンジ「凄い熱だ…長くはもたない…!」
ミサト「止まれ!こンのぉーッ!」
JAを押さえつける初号機
ミサト「…シンジさん、急いで!」
シンジ「ここか……」
トウジ「エヴァ、投下位置!」
シンジ「ドッキングアウト!」
ミサト「了解!」
ミサト「追いついた!」
シンジ「後4分も無い…このまま乗り付けて!」
シンジ「ミサトちゃん!乗りつけるんだ!」
シンジ「うっ、……っ!」
ミサト「シンジさん!」
ミサト「気をつけて!」
シンジ「凄い熱だ…長くはもたない…!」
ミサト「止まれ!こンのぉーッ!」
JAを押さえつける初号機
ミサト「…シンジさん、急いで!」
シンジ「ここか……」
170: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:24:01.53 :lRBHXjHEo
シンジ「…エラー?何だこれ…」
シンジ「間違いない……プログラムが変えてあるんだ…」
オペレータ「動力炉、臨界点まで後0.2!」
オペレータ「制御棒、作動しません!」
シンジ「…後には戻れない…やるしかない」
シンジ「ぐぅぅぅぅ!」
ミサト「シンジさん!逃げてっ!」
シンジ「…エラー?何だこれ…」
シンジ「間違いない……プログラムが変えてあるんだ…」
オペレータ「動力炉、臨界点まで後0.2!」
オペレータ「制御棒、作動しません!」
シンジ「…後には戻れない…やるしかない」
シンジ「ぐぅぅぅぅ!」
ミサト「シンジさん!逃げてっ!」
171: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:25:06.84 :lRBHXjHEo
シンジ「…うぅ、動けーっ!このぉーっ!」
ミサト「シンジさん…!」
シンジ「ぐぅっ!」
オペレータ「臨界まで、後0.1!」
オペレータ「だめです、爆発します!」
時田「駄目か…」
ミサト「シンジさん!」
シンジ「ぐぅ、ぅう……っ!」
シンジ「…うぅ、動けーっ!このぉーっ!」
ミサト「シンジさん…!」
シンジ「ぐぅっ!」
オペレータ「臨界まで、後0.1!」
オペレータ「だめです、爆発します!」
時田「駄目か…」
ミサト「シンジさん!」
シンジ「ぐぅ、ぅう……っ!」
172: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:26:02.43 :lRBHXjHEo
オペレータ「やった!」
オペレータ「内圧ダウン!」
オペレータ「すべて正常値!」
オペレータ「助かったぞ!」
オペレータ「やった!やった!やった!」
レイ「……無茶して…」
ミサト「シンジさん、大丈夫ですか、シンジさん!」
シンジ「…はは、うん。なんとか…」
ミサト「良かった、無事なんですね!良かった、本当に良かった…!すごいです、シンジさん。本当に奇跡を起こすなんて…!」
シンジ「うん……ありがとう、皆のおかげだよ」
シンジ(違う…奇跡は用意されていたんだ。誰かの手によって……)
レイ「……初号機の回収は無事終了しました。汚染の心配はありません。…碇一尉の行動以外は、全てシナリオどおりです」
葛城「……そうか」
オペレータ「やった!」
オペレータ「内圧ダウン!」
オペレータ「すべて正常値!」
オペレータ「助かったぞ!」
オペレータ「やった!やった!やった!」
レイ「……無茶して…」
ミサト「シンジさん、大丈夫ですか、シンジさん!」
シンジ「…はは、うん。なんとか…」
ミサト「良かった、無事なんですね!良かった、本当に良かった…!すごいです、シンジさん。本当に奇跡を起こすなんて…!」
シンジ「うん……ありがとう、皆のおかげだよ」
シンジ(違う…奇跡は用意されていたんだ。誰かの手によって……)
レイ「……初号機の回収は無事終了しました。汚染の心配はありません。…碇一尉の行動以外は、全てシナリオどおりです」
葛城「……そうか」
173: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:27:05.53 :lRBHXjHEo
シンジ「そろそろ来るころだね」
ミサト「んぐ、もぐ、んぐ、んぐ、ごほっ」
シンジ「はは…落ち着いて食べなよ」
日向・青葉「か~つら~ぎさ~ん!」
シンジ「あ…ごめんね。ミサトちゃん、今日寝坊しちゃって…ちょっと待っててくれるかな?」
青葉「はは。ゆっくりでいいって伝えてください」
日向「始業までまだ時間がありますから」
シンジ「うん…ありがとう」
ミサト「いってきます…!」
シンジ「いってらっしゃい」
シンジ「そろそろ来るころだね」
ミサト「んぐ、もぐ、んぐ、んぐ、ごほっ」
シンジ「はは…落ち着いて食べなよ」
日向・青葉「か~つら~ぎさ~ん!」
シンジ「あ…ごめんね。ミサトちゃん、今日寝坊しちゃって…ちょっと待っててくれるかな?」
青葉「はは。ゆっくりでいいって伝えてください」
日向「始業までまだ時間がありますから」
シンジ「うん…ありがとう」
ミサト「いってきます…!」
シンジ「いってらっしゃい」
174: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:28:03.26 :lRBHXjHEo
日向「…いいよなぁ、シンジさんは」
ミサト「? どうして?」
青葉「葛城と暮らせてってことだろ?」
日向「そうじゃない!」
ミサト「で…でも、迷惑掛けてばっかりよ?私、シンジさんに」
日向「………」
ミサト「ず…ズボラだし、がさつだし…昨日だって食事当番忘れて……」
青葉「そういうとこだろ」
ミサト「えっ?」
青葉「迷惑掛けて、頼って、甘えて…本当の姿を見せられる」
ミサト「…!」
青葉「家族じゃないか?そういうのが」
七話分終わり
日向「…いいよなぁ、シンジさんは」
ミサト「? どうして?」
青葉「葛城と暮らせてってことだろ?」
日向「そうじゃない!」
ミサト「で…でも、迷惑掛けてばっかりよ?私、シンジさんに」
日向「………」
ミサト「ず…ズボラだし、がさつだし…昨日だって食事当番忘れて……」
青葉「そういうとこだろ」
ミサト「えっ?」
青葉「迷惑掛けて、頼って、甘えて…本当の姿を見せられる」
ミサト「…!」
青葉「家族じゃないか?そういうのが」
七話分終わり
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