175: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:31:01.66 :lRBHXjHEo
葛城「そうだ。その問題はすでに委員会に話は付けてある。荷物は昨日佐世保を出港し、今は太平洋上だ」
青葉「わっはっ…!こいつは凄いな…!」
日向「よせよ、子どもみたいに」
青葉「いやいや、子どもだろ。お前こそもっとはしゃげよ」
日向「なんだか…すみません。関係ない俺たちまで連れてきてもらって」
シンジ「あはは。賑やかなほうがいいかなと思って」
葛城「そうだ。その問題はすでに委員会に話は付けてある。荷物は昨日佐世保を出港し、今は太平洋上だ」
青葉「わっはっ…!こいつは凄いな…!」
日向「よせよ、子どもみたいに」
青葉「いやいや、子どもだろ。お前こそもっとはしゃげよ」
日向「なんだか…すみません。関係ない俺たちまで連れてきてもらって」
シンジ「あはは。賑やかなほうがいいかなと思って」

【愕然】中1の娘と小5の娘がいるシングルマザー(28)と結婚して4年経過した結果wwwwwwwwww

『ウマ娘』廃課金勢の課金額がヤバすぎるwww

【悲報】牧場物語新作、「猫は飼ってりゃ勝手に繁殖する」というセリフがありが動物好きブチギレ

モバP「智絵里と出かける予定だったが....」

【画像】女子中学生、3年でとんでもない美少女に大変身してしまう…
176: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:32:01.38 :lRBHXjHEo
ミサト「どうして私たちを?」
シンジ「毎日同じ景色だと、息が詰まるだろうから。ここなら…気分転換できるかと思って。…船、苦手だった…?」
ミサト「い、いえっ!誘ってもらえて…その、嬉しいです…」
シンジ「よかった」
日向「……」
シンジ「ミサトちゃん、そんな帽子持ってたんだ」
ミサト「あ…はい…へ、変ですか…?」
シンジ「そんなこと。すごく似合ってるよ」
ミサト「あ…ありがとうございます…!」カァ
日向「………」
青葉「お前、顔怖いぞ」
ミサト「どうして私たちを?」
シンジ「毎日同じ景色だと、息が詰まるだろうから。ここなら…気分転換できるかと思って。…船、苦手だった…?」
ミサト「い、いえっ!誘ってもらえて…その、嬉しいです…」
シンジ「よかった」
日向「……」
シンジ「ミサトちゃん、そんな帽子持ってたんだ」
ミサト「あ…はい…へ、変ですか…?」
シンジ「そんなこと。すごく似合ってるよ」
ミサト「あ…ありがとうございます…!」カァ
日向「………」
青葉「お前、顔怖いぞ」
177: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:33:01.77 :lRBHXjHEo
ミサト「で…どこ行くんですか…」
シンジ「あはは…流石にただのクルージング、ってわけにはいかないかな…」
青葉「おお…あれ空母か?でかいなー」
日向「できるのか…?気分転換…」
青葉「葛城様様だな…普通こんなとこ来れないぞ」
ミサト「でっか…」
シンジ「…こんな古いのによく動いてるなぁ…」
青葉「すげー…壮大だ…今なら良い詩が書けそうな気がする…」
OTR艦長「ハッ…、いい気なもんだ。オモチャのソケットを運んできよったぞ。ガキの遣いが!」
ミサト「で…どこ行くんですか…」
シンジ「あはは…流石にただのクルージング、ってわけにはいかないかな…」
青葉「おお…あれ空母か?でかいなー」
日向「できるのか…?気分転換…」
青葉「葛城様様だな…普通こんなとこ来れないぞ」
ミサト「でっか…」
シンジ「…こんな古いのによく動いてるなぁ…」
青葉「すげー…壮大だ…今なら良い詩が書けそうな気がする…」
OTR艦長「ハッ…、いい気なもんだ。オモチャのソケットを運んできよったぞ。ガキの遣いが!」
178: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:34:02.41 :lRBHXjHEo
青葉「見渡す限り戦艦だな…あれいくらするんだろ」
日向「関係ないさ、俺たちには」
青葉「一生遊んで暮らせるんだろうなぁ…」
日向「……」
ミサト「あっ…帽子がっ」
加持「……ん?」
加持「これ、君のかい?」
ミサト「あ…どうも」
青葉「見渡す限り戦艦だな…あれいくらするんだろ」
日向「関係ないさ、俺たちには」
青葉「一生遊んで暮らせるんだろうなぁ…」
日向「……」
ミサト「あっ…帽子がっ」
加持「……ん?」
加持「これ、君のかい?」
ミサト「あ…どうも」
179: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:35:01.50 :lRBHXjHEo
シンジ「あっ…加持くん!」
加持「やあ、シンジさん。しばらく」
シンジ「ホントに…久し振りだね。…また背、伸びたんじゃない?抜かれるのも時間の問題かな…」
加持「まぁね。こちとら成長期さ」
シンジ「ああ…紹介するね。彼はエヴァンゲリオン弐号機専属パイロット、セカンドチルドレンの…」
加持「加持、リョウジだ……よろしく。サードのお嬢さん」チュッ
ミサト「!!!」
日向「なっ、何して…!」
加持「…あいさつさ。こっちじゃやらないのか?」
日向「……!」
青葉「…こりゃ強敵だ…」
シンジ「あっ…加持くん!」
加持「やあ、シンジさん。しばらく」
シンジ「ホントに…久し振りだね。…また背、伸びたんじゃない?抜かれるのも時間の問題かな…」
加持「まぁね。こちとら成長期さ」
シンジ「ああ…紹介するね。彼はエヴァンゲリオン弐号機専属パイロット、セカンドチルドレンの…」
加持「加持、リョウジだ……よろしく。サードのお嬢さん」チュッ
ミサト「!!!」
日向「なっ、何して…!」
加持「…あいさつさ。こっちじゃやらないのか?」
日向「……!」
青葉「…こりゃ強敵だ…」
180: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:36:02.75 :lRBHXjHEo
加持「…いやはや。女の子だとは聞いていたが、まさかこんなに可愛いとは。…で、そっちの彼らは?ファンクラブの子たちかい?」
日向「な……」ワナワナ
青葉「よせって…半分本当だろ…」
シンジ「もう。違うよ。ミサトちゃんの友達だよ」
加持「…なるほど、「友達」ね。そりゃ羨ましい」
日向「……」ピキピキ
加持「…いやはや。女の子だとは聞いていたが、まさかこんなに可愛いとは。…で、そっちの彼らは?ファンクラブの子たちかい?」
日向「な……」ワナワナ
青葉「よせって…半分本当だろ…」
シンジ「もう。違うよ。ミサトちゃんの友達だよ」
加持「…なるほど、「友達」ね。そりゃ羨ましい」
日向「……」ピキピキ
181: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:37:02.24 :lRBHXjHEo
艦長「おやおや、ボーイスカウトの引率かと思っていたが、それはどうやらこちらの勘違いだったようだな。」
シンジ「……ご理解いただけて幸いです、艦長」
艦長「いやいや、私の方こそ、久しぶりに子供たちのお守りができて、幸せだよ」
シンジ「このたびはエヴァ弐号機の輸送援助、ありがとうございます」
シンジ「こちらが非常用電源ソケットの仕様書です」
艦長「ハッ、大体この海の上であの人形を動かす要請なんぞ、聞いちゃおらん」
シンジ「…万一の事態に対する備え、と…理解していただけないでしょうか…」
艦長「その万一の事態に備えて、われわれ太平洋艦隊が護衛しておる。いつから国連軍は宅配屋に転職したのかな?」
OTR副長「某組織が結成された後だと、記憶しておりますが」
艦長「おやおや、ボーイスカウトの引率かと思っていたが、それはどうやらこちらの勘違いだったようだな。」
シンジ「……ご理解いただけて幸いです、艦長」
艦長「いやいや、私の方こそ、久しぶりに子供たちのお守りができて、幸せだよ」
シンジ「このたびはエヴァ弐号機の輸送援助、ありがとうございます」
シンジ「こちらが非常用電源ソケットの仕様書です」
艦長「ハッ、大体この海の上であの人形を動かす要請なんぞ、聞いちゃおらん」
シンジ「…万一の事態に対する備え、と…理解していただけないでしょうか…」
艦長「その万一の事態に備えて、われわれ太平洋艦隊が護衛しておる。いつから国連軍は宅配屋に転職したのかな?」
OTR副長「某組織が結成された後だと、記憶しておりますが」
182: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:38:02.98 :lRBHXjHEo
艦長「オモチャ一つ運ぶのにたいそうな護衛だよ。太平洋艦隊勢揃いだからな」
シンジ「ですが…その…エヴァの重要度を考えると、足りないくらいで…」
シンジ「…あの、この書類にサインを…」
艦長「まだだ!エヴァ弐号機および同操縦者は、ドイツの第3支部より本艦隊が預かっている。君らの勝手は許さん!」
シンジ「…では、いつ引き渡しを…?」
副長「新横須賀に陸揚げしてからになります」
艦長「海の上は、われわれの管轄だ。黙って従ってもらおう」
シンジ「う…分かりました。ですが…有事の際は、われわれネルフの指揮権が…その、最優先であることを…」
青葉「うーんなんだか…」
ミサト「カッコ悪い…」
艦長「オモチャ一つ運ぶのにたいそうな護衛だよ。太平洋艦隊勢揃いだからな」
シンジ「ですが…その…エヴァの重要度を考えると、足りないくらいで…」
シンジ「…あの、この書類にサインを…」
艦長「まだだ!エヴァ弐号機および同操縦者は、ドイツの第3支部より本艦隊が預かっている。君らの勝手は許さん!」
シンジ「…では、いつ引き渡しを…?」
副長「新横須賀に陸揚げしてからになります」
艦長「海の上は、われわれの管轄だ。黙って従ってもらおう」
シンジ「う…分かりました。ですが…有事の際は、われわれネルフの指揮権が…その、最優先であることを…」
青葉「うーんなんだか…」
ミサト「カッコ悪い…」
183: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:39:04.45 :lRBHXjHEo
アスカ「相変わらず、鈍っ臭いわね」
加持「あ、アスカ先輩」
シンジ「……!!!」
艦長「惣流君!君をブリッジに招待した覚えはないぞ!」
アスカ「入ったらどうだって言うのよ?子どもと年寄りがいるだけじゃない」
艦長「なんだとっ!!!」
シンジ「でっでは!!!これにて失礼します。新横須賀まで輸送、よろしくお願いします…っ!」
日向「…これが気分転換…?」
青葉(すごい美人だ…)
アスカ「相変わらず、鈍っ臭いわね」
加持「あ、アスカ先輩」
シンジ「……!!!」
艦長「惣流君!君をブリッジに招待した覚えはないぞ!」
アスカ「入ったらどうだって言うのよ?子どもと年寄りがいるだけじゃない」
艦長「なんだとっ!!!」
シンジ「でっでは!!!これにて失礼します。新横須賀まで輸送、よろしくお願いします…っ!」
日向「…これが気分転換…?」
青葉(すごい美人だ…)
184: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:40:01.13 :lRBHXjHEo
艦長「チッ、子供が世界を救うというのか?」
副長「時代が変わったのでしょう。議会もあのロボットに期待していると聞いてます」
艦長「あんなオモチャにか!?バカどもめ!そんな金があるなら、こっちに廻せばいいんだ!」
シンジ「……なんでアスカがここにいるんだよ…!」
アスカ「あら、悪い?加持の随伴よ、ドイツから出張」
シンジ「…それにしたって、なんでアスカが…」
アスカ「あーもうゴチャゴチャうっさい!」
シンジ「うわっ!…やめてよ、狭いんだから…!」
艦長「チッ、子供が世界を救うというのか?」
副長「時代が変わったのでしょう。議会もあのロボットに期待していると聞いてます」
艦長「あんなオモチャにか!?バカどもめ!そんな金があるなら、こっちに廻せばいいんだ!」
シンジ「……なんでアスカがここにいるんだよ…!」
アスカ「あら、悪い?加持の随伴よ、ドイツから出張」
シンジ「…それにしたって、なんでアスカが…」
アスカ「あーもうゴチャゴチャうっさい!」
シンジ「うわっ!…やめてよ、狭いんだから…!」
185: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:41:03.58 :lRBHXjHEo
アナウンス「第3小隊は予定どおり発艦、到着の第7小隊は、第2デッキに上がってください」
アスカ「ちょっと。バカシンジ」
シンジ「その呼び方やめてよ…」
アスカ「今、付き合ってる奴、いるの?」
シンジ「な…っ、そんなの、アスカには関係ないだろ…!」
アスカ「ふーん?偉くなったもんねぇ…どうせいないくせに」
シンジ「あ…アスカだって…その性格直さないと、次は無理だと思うよ?」
アスカ「ハア?言ったわね…私が奪ってやらなきゃ、ファーストキスもまだだったくせにっ!!!」
ミサト・日向・青葉「…えぇ~っ!!!」
シンジ「なっ、なっ、なっ、何言ってるんだよ!」
アスカ「…ふん!慌てちゃって馬鹿みたい。何よ、キスくらいで」
シンジ「やっ、やめてよ、もう…!子どもたちの前で…!」
アナウンス「第3小隊は予定どおり発艦、到着の第7小隊は、第2デッキに上がってください」
アスカ「ちょっと。バカシンジ」
シンジ「その呼び方やめてよ…」
アスカ「今、付き合ってる奴、いるの?」
シンジ「な…っ、そんなの、アスカには関係ないだろ…!」
アスカ「ふーん?偉くなったもんねぇ…どうせいないくせに」
シンジ「あ…アスカだって…その性格直さないと、次は無理だと思うよ?」
アスカ「ハア?言ったわね…私が奪ってやらなきゃ、ファーストキスもまだだったくせにっ!!!」
ミサト・日向・青葉「…えぇ~っ!!!」
シンジ「なっ、なっ、なっ、何言ってるんだよ!」
アスカ「…ふん!慌てちゃって馬鹿みたい。何よ、キスくらいで」
シンジ「やっ、やめてよ、もう…!子どもたちの前で…!」
186: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:42:02.72 :lRBHXjHEo
アスカ「子ども…ああ、あんたね?葛城ミサトって」
ミサト「えっ、ええ…あの、どうして私の名前を?」
アスカ「そりゃあ知ってるわよ。この世界じゃ、アンタは有名だもの。何の訓練もなしに、エヴァを実戦で動かしたサードチルドレン」
ミサト「いや、そんな…偶然です…」
アスカ「偶然なんてない。アンタの才能よ。…そんなことくらい自覚させときなさいよね、バカシンジ!」
アスカ「じゃ、また後で」
ミサト「はい…」
シンジ「はぁぁあ……こんなことなら…綾波に…」
アスカ「葛城ミサト、か……あんたはどう見る?」
加持「……良い子だね。口説き甲斐がある」
アスカ「ばーか。余裕ぶっこいてんじゃないの。いきなりの実戦でシンクロ率40パー出してんのよ?」
加持「へぇ…そりゃ凄いな」
アスカ「子ども…ああ、あんたね?葛城ミサトって」
ミサト「えっ、ええ…あの、どうして私の名前を?」
アスカ「そりゃあ知ってるわよ。この世界じゃ、アンタは有名だもの。何の訓練もなしに、エヴァを実戦で動かしたサードチルドレン」
ミサト「いや、そんな…偶然です…」
アスカ「偶然なんてない。アンタの才能よ。…そんなことくらい自覚させときなさいよね、バカシンジ!」
アスカ「じゃ、また後で」
ミサト「はい…」
シンジ「はぁぁあ……こんなことなら…綾波に…」
アスカ「葛城ミサト、か……あんたはどう見る?」
加持「……良い子だね。口説き甲斐がある」
アスカ「ばーか。余裕ぶっこいてんじゃないの。いきなりの実戦でシンクロ率40パー出してんのよ?」
加持「へぇ…そりゃ凄いな」
187: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:43:01.72 :lRBHXjHEo
青葉「しかし高圧的な艦長でしたね」
シンジ「…きっと、プライドが高い人なんだよ。皮肉くらいで済むなら…まぁ良しとするよ」
ミサト「何ていうか…はっきり物を言う人ですね、アスカさんって」
シンジ「…はっきり言いすぎだよ、まったく、昔っから…」
青葉「せっかく綺麗なのにな」
日向「あんなに口が悪くっちゃな…」
加持「葛城!」
ミサト「えっ」
加持「…ちょっといいかな?」
青葉「しかし高圧的な艦長でしたね」
シンジ「…きっと、プライドが高い人なんだよ。皮肉くらいで済むなら…まぁ良しとするよ」
ミサト「何ていうか…はっきり物を言う人ですね、アスカさんって」
シンジ「…はっきり言いすぎだよ、まったく、昔っから…」
青葉「せっかく綺麗なのにな」
日向「あんなに口が悪くっちゃな…」
加持「葛城!」
ミサト「えっ」
加持「…ちょっといいかな?」
188: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:44:02.19 :lRBHXjHEo
ミサト「…赤いんだ、弐号機って。知らなかった…」
加持「…珍しいかい?俺には馴染みの色さ…」
加持「…初めての実戦で、シンクロ率40%を叩きだしたんだって?しかも訓練なしで」
ミサト「や…それは、…あの時は、必死だったから…」
加持「誰にでも出来ることじゃない…誇っていいことさ」
加持「…俺も誇りに思ってる…。初めて作られた実戦用のエヴァンゲリオン、そのパイロットである自分…」
ミサト「…あの…なんでここに?」
加持「君に見せたかったのさ。俺と、その相棒をね」
ミサト「…赤いんだ、弐号機って。知らなかった…」
加持「…珍しいかい?俺には馴染みの色さ…」
加持「…初めての実戦で、シンクロ率40%を叩きだしたんだって?しかも訓練なしで」
ミサト「や…それは、…あの時は、必死だったから…」
加持「誰にでも出来ることじゃない…誇っていいことさ」
加持「…俺も誇りに思ってる…。初めて作られた実戦用のエヴァンゲリオン、そのパイロットである自分…」
ミサト「…あの…なんでここに?」
加持「君に見せたかったのさ。俺と、その相棒をね」
189: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:45:01.97 :lRBHXjHEo
爆音
ミサト「なっ、なに!?」
加持「水中衝撃波…!」
加持「近いな…」
ミサト「あれ…!」
ミサト「まさか…使徒!?」
加持「…あれが…!」
ミサト「どっ、どうしよう、シンジさんのところに戻らなくっちゃ…!」
加持「…ついてるぞ…!」
爆音
ミサト「なっ、なに!?」
加持「水中衝撃波…!」
加持「近いな…」
ミサト「あれ…!」
ミサト「まさか…使徒!?」
加持「…あれが…!」
ミサト「どっ、どうしよう、シンジさんのところに戻らなくっちゃ…!」
加持「…ついてるぞ…!」
190: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:46:01.94 :lRBHXjHEo
アナウンス「各艦、艦隊距離に注意の上、回避運動!」
副長「状況報告はどうした!」
無線「シンベリン沈黙、タイタス・アンドロニカス、目標、確認できません!」
艦長「くそぉ、何が起こっているんだ」
シンジ「…!おそらく、使徒です。エヴァの出動許可を!」
艦長「戦闘中だ!見学者の立ち入りは許可しておらんぞ!」
シンジ「…そんな!他に敵なんて…!」
艦長「全艦任意に迎撃!」
シンジ「無理です、使徒相手じゃ…!」
加持「この程度じゃ、A.T.フィールドは破れない、か」
シンジ「でも…なぜ使徒がここに…まさか、弐号機?」
アナウンス「各艦、艦隊距離に注意の上、回避運動!」
副長「状況報告はどうした!」
無線「シンベリン沈黙、タイタス・アンドロニカス、目標、確認できません!」
艦長「くそぉ、何が起こっているんだ」
シンジ「…!おそらく、使徒です。エヴァの出動許可を!」
艦長「戦闘中だ!見学者の立ち入りは許可しておらんぞ!」
シンジ「…そんな!他に敵なんて…!」
艦長「全艦任意に迎撃!」
シンジ「無理です、使徒相手じゃ…!」
加持「この程度じゃ、A.T.フィールドは破れない、か」
シンジ「でも…なぜ使徒がここに…まさか、弐号機?」
191: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:47:01.38 :lRBHXjHEo
ミサト「ねぇ、どこ行くの!?」
加持「エヴァの所にね。…ここにいてくれ。すぐ戻る」
ミサト「えっ、ちょっと…」
ミサト「…ねぇ?何して…」
加持「おっと。今ちょっと障りがあるんだ。失礼」
ミサト「ごっ、ごごごごめん!」
加持「かまわないさ。…男性用で悪いが、君もこれを」バサッ
ミサト「えっ…」
加持「俺は向こうに行ってる…終わったら来てくれ」
加持「…行ってくるよ…みんな」
ミサト「ねぇ、どこ行くの!?」
加持「エヴァの所にね。…ここにいてくれ。すぐ戻る」
ミサト「えっ、ちょっと…」
ミサト「…ねぇ?何して…」
加持「おっと。今ちょっと障りがあるんだ。失礼」
ミサト「ごっ、ごごごごめん!」
加持「かまわないさ。…男性用で悪いが、君もこれを」バサッ
ミサト「えっ…」
加持「俺は向こうに行ってる…終わったら来てくれ」
加持「…行ってくるよ…みんな」
192: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:48:03.69 :lRBHXjHEo
艦長「なぜ沈まん!」
青葉「やっぱエヴァじゃないと、太刀打ちできないな」
艦長・副長「ぐっ!」
ミサト「ねぇ、エバーに乗るの?」
加持「そうさ。…弐号機で敵を倒すんだ」
ミサト「でも…シンジさんの許可もなしに?」
加持「そんなものは、勝ってから貰えば良い」
加持「…なぁに。どの道エヴァには出撃命令が下る。使徒はエヴァでなければ倒せないからな。それなら早いほうがいい。軍のためにも…俺のためにもね」
ミサト「あなたのため?」
加持「見せ場が増えるだろ?」
艦長「なぜ沈まん!」
青葉「やっぱエヴァじゃないと、太刀打ちできないな」
艦長・副長「ぐっ!」
ミサト「ねぇ、エバーに乗るの?」
加持「そうさ。…弐号機で敵を倒すんだ」
ミサト「でも…シンジさんの許可もなしに?」
加持「そんなものは、勝ってから貰えば良い」
加持「…なぁに。どの道エヴァには出撃命令が下る。使徒はエヴァでなければ倒せないからな。それなら早いほうがいい。軍のためにも…俺のためにもね」
ミサト「あなたのため?」
加持「見せ場が増えるだろ?」
193: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:49:02.16 :lRBHXjHEo
シンジ「変だな…まるで何かを探しているみたいだ…」
(通話)
アスカ「…こんな所で使徒襲来なんて、話が違うわよ?」
葛城「そのための弐号機だ……最悪の場合、君だけでも脱出しろ」
アスカ「…了解」
加持「L.C.L. Füllung, Anfang der Bewegung Anfang des Nerven anschlusses.Ausulösung von Rinkskleidung.Synchro-Start.」
ミサト「えっ…? 英語……?」
加持「あ…すまない。ついいつもの癖で…ごほん。思考言語切り替え、日本語をベーシックに!」
加持「…動け、と念じてくれるかな。…一緒に使徒を倒そう」
ミサト「……」コクン
加持「…エヴァンゲリオン弐号機、起動!」
シンジ「変だな…まるで何かを探しているみたいだ…」
(通話)
アスカ「…こんな所で使徒襲来なんて、話が違うわよ?」
葛城「そのための弐号機だ……最悪の場合、君だけでも脱出しろ」
アスカ「…了解」
加持「L.C.L. Füllung, Anfang der Bewegung Anfang des Nerven anschlusses.Ausulösung von Rinkskleidung.Synchro-Start.」
ミサト「えっ…? 英語……?」
加持「あ…すまない。ついいつもの癖で…ごほん。思考言語切り替え、日本語をベーシックに!」
加持「…動け、と念じてくれるかな。…一緒に使徒を倒そう」
ミサト「……」コクン
加持「…エヴァンゲリオン弐号機、起動!」
194: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:50:08.02 :lRBHXjHEo
無線「オセロウより入電、エヴァ弐号機起動中!」
艦長「なんだと!?」
シンジ「よしっ!」
艦長「いかん、起動中止だ、元に戻せ!」
シンジ「なっ…何言ってるんですか!相手は使徒ですよ!?」
艦長「黙れ!エヴァおよびパイロットは、われわれの管轄下だ!勝手は許さん!」
シンジ「…っ、かまわない、加持くん!発進だ!」
艦長「おい!」
副長「しかし、本気ですか?弐号機はB装備のままです」
艦長・シンジ「えっ!?」
無線「オセロウより入電、エヴァ弐号機起動中!」
艦長「なんだと!?」
シンジ「よしっ!」
艦長「いかん、起動中止だ、元に戻せ!」
シンジ「なっ…何言ってるんですか!相手は使徒ですよ!?」
艦長「黙れ!エヴァおよびパイロットは、われわれの管轄下だ!勝手は許さん!」
シンジ「…っ、かまわない、加持くん!発進だ!」
艦長「おい!」
副長「しかし、本気ですか?弐号機はB装備のままです」
艦長・シンジ「えっ!?」
195: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:51:02.23 :lRBHXjHEo
ミサト「…海に落ちたらまずいんじゃない?」
加持「落ちないようにやるさ」
シンジ「え…ミサトちゃんも乗ってるの!?」
ミサト「す…すいません!必ず勝ちます…!」
艦長「子供が2人…!」
シンジ「これは…いや…でも…」
シンジ「二人とも、出して!」
ミサト「…海に落ちたらまずいんじゃない?」
加持「落ちないようにやるさ」
シンジ「え…ミサトちゃんも乗ってるの!?」
ミサト「す…すいません!必ず勝ちます…!」
艦長「子供が2人…!」
シンジ「これは…いや…でも…」
シンジ「二人とも、出して!」
196: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:52:02.37 :lRBHXjHEo
ミサト「……来たっ!」
加持「行きます!」
加持「どこ行った?」
ミサト「あっち!」
ミサト「後58秒しかない!」
加持「オーケー、十分だ。…シンジさん!甲板に非常用外部電源の用意を!頼む!」
シンジ「分かった!」
艦長「何をするつもりだ!」
加持「さぁ…跳ぶぞっ」
ミサト「跳ぶ?」
ミサト「……来たっ!」
加持「行きます!」
加持「どこ行った?」
ミサト「あっち!」
ミサト「後58秒しかない!」
加持「オーケー、十分だ。…シンジさん!甲板に非常用外部電源の用意を!頼む!」
シンジ「分かった!」
艦長「何をするつもりだ!」
加持「さぁ…跳ぶぞっ」
ミサト「跳ぶ?」
197: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:53:10.01 :lRBHXjHEo
甲板作業員「予備電源出ました!」
甲板作業員「リアクターと直結完了!」
甲板作業員「飛行甲板待避!」
甲板作業員「エヴァ着艦準備よし!」
副長「総員、耐ショック姿勢!」
艦長「でたらめだ!」
加持「エヴァ弐号機、着艦します!」
青葉「うわぁ、もったいない…」
アナウンス「目標、本艦に急速接近中!」
ミサト「来るわ…!左舷9時方向!」
加持「外部電源に切り替え!」
甲板作業員「予備電源出ました!」
甲板作業員「リアクターと直結完了!」
甲板作業員「飛行甲板待避!」
甲板作業員「エヴァ着艦準備よし!」
副長「総員、耐ショック姿勢!」
艦長「でたらめだ!」
加持「エヴァ弐号機、着艦します!」
青葉「うわぁ、もったいない…」
アナウンス「目標、本艦に急速接近中!」
ミサト「来るわ…!左舷9時方向!」
加持「外部電源に切り替え!」
198: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:54:02.05 :lRBHXjHEo
加持「…切り替え終了!」
ミサト「でも、武装が…!」
加持「プログナイフがある」
加持「はは、近づくとデカいな」
ミサト「どうするの!?」
加持「受け止める…!」
艦長「どうするつもりだ!?」
シンジ「…使徒を倒すには、近接戦闘がベストです」
シンジ「…止めたっ!」
艦長「冗談じゃない、飛行甲板がめちゃめちゃじゃないか!」
加持「…切り替え終了!」
ミサト「でも、武装が…!」
加持「プログナイフがある」
加持「はは、近づくとデカいな」
ミサト「どうするの!?」
加持「受け止める…!」
艦長「どうするつもりだ!?」
シンジ「…使徒を倒すには、近接戦闘がベストです」
シンジ「…止めたっ!」
艦長「冗談じゃない、飛行甲板がめちゃめちゃじゃないか!」
199: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:55:03.25 :lRBHXjHEo
艦長「……落ちたじゃないか!」
シンジ「…加持くん!B型装備じゃ水中戦闘は無理だ!」
加持「…やってみるさ。フォローよろしく!」
青葉「はぁぁぁぁ、もったいなぁい…」
シンジ「ケーブルの長さは!?」
副長「残り、千二百!」
艦長「どうするんだね!?」
シンジ「何とかします…!」
艦長「……落ちたじゃないか!」
シンジ「…加持くん!B型装備じゃ水中戦闘は無理だ!」
加持「…やってみるさ。フォローよろしく!」
青葉「はぁぁぁぁ、もったいなぁい…」
シンジ「ケーブルの長さは!?」
副長「残り、千二百!」
艦長「どうするんだね!?」
シンジ「何とかします…!」
200: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:56:02.10 :lRBHXjHEo
ミサト「何とかしなくちゃ…」
シンジ「二人とも!ケーブルがなくなるから衝撃に備えて!」
加持「! まずいっ」
アナウンス「エヴァ、目標を喪失!」
青葉「まさかまた機会が巡ってくるとはなぁ…」
アスカ「おーいバカシンジぃー!」
シンジ「あっアスカ!?」
アスカ「私、先に抜けるから。後はちゃんとやりなさいよ~!」
シンジ「なっ…なんだよそれ…!」
アスカ「急ぎの届け物があんのよ!…さっ、出してちょうだい」
日向「…逃げた…」
アナウンス「目標、再びエヴァに接近中!」
ミサト「何とかしなくちゃ…」
シンジ「二人とも!ケーブルがなくなるから衝撃に備えて!」
加持「! まずいっ」
アナウンス「エヴァ、目標を喪失!」
青葉「まさかまた機会が巡ってくるとはなぁ…」
アスカ「おーいバカシンジぃー!」
シンジ「あっアスカ!?」
アスカ「私、先に抜けるから。後はちゃんとやりなさいよ~!」
シンジ「なっ…なんだよそれ…!」
アスカ「急ぎの届け物があんのよ!…さっ、出してちょうだい」
日向「…逃げた…」
アナウンス「目標、再びエヴァに接近中!」
201: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:57:01.05 :lRBHXjHEo
ミサト「来た!」
加持「さぁ来い…今度こそ…!」
停止する弐号機
加持「? おっと…やっぱりマズかったか…」
ミサト「ど!どうしよう…!」
加持「来るに任せる…しかないだろ?」
ミサト「そんな…!何か考えがあるんじゃ…!」
加持「生憎と、ね。…大丈夫、エヴァの装甲はそんなにヤワじゃない…」
ミサト「……」
加持「はずだ…」
ミサト「…来たっ!」
加持「口っ!?」
加持・ミサト「うわぁあああっ!」
ミサト「来た!」
加持「さぁ来い…今度こそ…!」
停止する弐号機
加持「? おっと…やっぱりマズかったか…」
ミサト「ど!どうしよう…!」
加持「来るに任せる…しかないだろ?」
ミサト「そんな…!何か考えがあるんじゃ…!」
加持「生憎と、ね。…大丈夫、エヴァの装甲はそんなにヤワじゃない…」
ミサト「……」
加持「はずだ…」
ミサト「…来たっ!」
加持「口っ!?」
加持・ミサト「うわぁあああっ!」
202: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:58:01.41 :lRBHXjHEo
アナウンス「エヴァ弐号機、目標体内に侵入!」
青葉「それって、食われたってことじゃないのか!?」
日向「なっ、だ、大丈夫なんですか!?」
シンジ「ミサトちゃん!加持くん!!」
ミサト「やば…使徒に食べられちゃったわよ!?私たち」
加持「そのようだ…さてどうするか…」
ミサト「…何とか、離れないと…!」
加持「まずいな。面子的にも」
加持「このままじゃ餌になるために来たようなもんだ」
ミサト「餌……」
アナウンス「エヴァ弐号機、目標体内に侵入!」
青葉「それって、食われたってことじゃないのか!?」
日向「なっ、だ、大丈夫なんですか!?」
シンジ「ミサトちゃん!加持くん!!」
ミサト「やば…使徒に食べられちゃったわよ!?私たち」
加持「そのようだ…さてどうするか…」
ミサト「…何とか、離れないと…!」
加持「まずいな。面子的にも」
加持「このままじゃ餌になるために来たようなもんだ」
ミサト「餌……」
203: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 20:59:01.87 :lRBHXjHEo
シンジ「加持くん!ミサトちゃん!聞こえる!?」
ミサト「!シンジさん!聞こえます、私たち…!」
シンジ「分かってる。今は落ち着いて、こちらから何か作戦を…」
ミサト「あの!使徒を…釣り上げることって出来ませんか!?」
シンジ・加持「使徒を」
青葉・日向「釣り上げる???」
シンジ「加持くん!ミサトちゃん!聞こえる!?」
ミサト「!シンジさん!聞こえます、私たち…!」
シンジ「分かってる。今は落ち着いて、こちらから何か作戦を…」
ミサト「あの!使徒を…釣り上げることって出来ませんか!?」
シンジ・加持「使徒を」
青葉・日向「釣り上げる???」
204: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:00:02.18 :lRBHXjHEo
シンジ「なるほど…釣りか…」
青葉「よく思いついたもんだな、敵の腹の中で」
ミサト「加持くんが…餌って言ったのを聞いて…」
シンジ「…確かに、それならエヴァが動けなくても…」
日向「それで、使徒を引き上げた後は!?」
シンジ「それはこちらでなんとかする。…ミサトちゃん、加持くん!」
シンジ「ミサトちゃんの案を使う。こちらの状況を整えるから、それまで…なんとか持ちこたえて!」
ミサト・加持「はい!」
シンジ「艦長」
艦長「なんだ」
シンジ「ご協力をお願いします」
シンジ「なるほど…釣りか…」
青葉「よく思いついたもんだな、敵の腹の中で」
ミサト「加持くんが…餌って言ったのを聞いて…」
シンジ「…確かに、それならエヴァが動けなくても…」
日向「それで、使徒を引き上げた後は!?」
シンジ「それはこちらでなんとかする。…ミサトちゃん、加持くん!」
シンジ「ミサトちゃんの案を使う。こちらの状況を整えるから、それまで…なんとか持ちこたえて!」
ミサト・加持「はい!」
シンジ「艦長」
艦長「なんだ」
シンジ「ご協力をお願いします」
205: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:01:03.53 :lRBHXjHEo
艦長「生き残った戦艦2隻による、ゼロ距離射撃!?」
シンジ「そうです。アンビリカルケーブルの軸線上に無人の戦艦2隻を自沈させ、罠をはります」
シンジ「その間に、エヴァ弐号機が目標の口を開口、そこへ全艦突入し、艦首主砲塔の直接砲撃の後、さらに自爆、目標を撃破します」
艦長「そんな無茶な!」
シンジ「無茶かもしれませんが…無理ではないと思います」
艦長「……分かった」
アナウンス「総員退艦、繰り返す、総員退艦!各フリゲートは、漂流者の救助を急げ!」
艦長「しかし、エヴァはどうする?」
シンジ「心配ありません。あの2人なら…」
艦長「生き残った戦艦2隻による、ゼロ距離射撃!?」
シンジ「そうです。アンビリカルケーブルの軸線上に無人の戦艦2隻を自沈させ、罠をはります」
シンジ「その間に、エヴァ弐号機が目標の口を開口、そこへ全艦突入し、艦首主砲塔の直接砲撃の後、さらに自爆、目標を撃破します」
艦長「そんな無茶な!」
シンジ「無茶かもしれませんが…無理ではないと思います」
艦長「……分かった」
アナウンス「総員退艦、繰り返す、総員退艦!各フリゲートは、漂流者の救助を急げ!」
艦長「しかし、エヴァはどうする?」
シンジ「心配ありません。あの2人なら…」
206: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:02:01.34 :lRBHXjHEo
加持「驚いたな。一応俺の弐号機なんだが…」
シンジ「2人とも、用意はいい?合図を送るから、それまでに使徒の口をこじ開けて」
加持「…できなきゃ、一緒にドカンってわけか…」
シンジ「決して無理はしないで。開口が不十分な場合、砲撃は出来ない。でも…その中にいることも危険なんだ。なるべくなら…一発で仕留めたい」
ミサト「やってみます…!」
シンジ「ありがとう…!頼んだよ」
加持「驚いたな。一応俺の弐号機なんだが…」
シンジ「2人とも、用意はいい?合図を送るから、それまでに使徒の口をこじ開けて」
加持「…できなきゃ、一緒にドカンってわけか…」
シンジ「決して無理はしないで。開口が不十分な場合、砲撃は出来ない。でも…その中にいることも危険なんだ。なるべくなら…一発で仕留めたい」
ミサト「やってみます…!」
シンジ「ありがとう…!頼んだよ」
207: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:03:01.53 :lRBHXjHEo
アナウンス「全艦、キングス弁を抜きました。Z地点に対し沈降開始」
シンジ「了解、ケーブル、リバース!」
アナウンス「エヴァ、浮上開始!接触まで後70!」
加持「…これは、ヤバいことになってきたな…!」
ミサト「…早く口をこじ開けないと、私たち…!」
アナウンス「接触まで後60!」
シンジ「使徒の口は!?」
艦長「まだ開かん!」
アナウンス「戦艦2隻、目標に対し沈降中!」
アナウンス「エヴァ、浮上中!接触まで後50!」
ミサト「…開かない!」
加持「くっ…」
アナウンス「全艦、キングス弁を抜きました。Z地点に対し沈降開始」
シンジ「了解、ケーブル、リバース!」
アナウンス「エヴァ、浮上開始!接触まで後70!」
加持「…これは、ヤバいことになってきたな…!」
ミサト「…早く口をこじ開けないと、私たち…!」
アナウンス「接触まで後60!」
シンジ「使徒の口は!?」
艦長「まだ開かん!」
アナウンス「戦艦2隻、目標に対し沈降中!」
アナウンス「エヴァ、浮上中!接触まで後50!」
ミサト「…開かない!」
加持「くっ…」
208: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:04:02.13 :lRBHXjHEo
アナウンス「目標はテンペストの艦底を通過!」
シンジ「限界か……!」
加持「美少女と心中も悪くないが…まだ命は惜しいな」
ミサト「な…変なこと考えないでよ!」
加持「とにかく、意識を集中するんだ。この口を開くことだけに!」
ミサト「分かってるわよ…!」
アナウンス「接触まで後20!」
アナウンス「接触まで後15!」
ミサト・加持「開け、開け、開け、開け…っ!」
シンジ「撃てッ!!」
アナウンス「目標はテンペストの艦底を通過!」
シンジ「限界か……!」
加持「美少女と心中も悪くないが…まだ命は惜しいな」
ミサト「な…変なこと考えないでよ!」
加持「とにかく、意識を集中するんだ。この口を開くことだけに!」
ミサト「分かってるわよ…!」
アナウンス「接触まで後20!」
アナウンス「接触まで後15!」
ミサト・加持「開け、開け、開け、開け…っ!」
シンジ「撃てッ!!」
209: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:05:01.77 :lRBHXjHEo
レイ「…よく無事だったわね…」
シンジ「ごめん…」
レイ「責めてるんじゃないわ…はい、これ」ペラッ
シンジ「…?」
レイ「その時の数値よ」
シンジ「! これって…」
レイ「ええ」
青葉「おおぉ…ペアルック…」
日向「……」
レイ「シンクロ値の記録更新ね」
シンジ「…でもたった7秒間か…火事場のバカ力ってやつかな」
加持「あれ、アスカ先輩は…?」
シンジ「…先に帰ったよ…!ほんとに…信じられないよ…!」
レイ「…よく無事だったわね…」
シンジ「ごめん…」
レイ「責めてるんじゃないわ…はい、これ」ペラッ
シンジ「…?」
レイ「その時の数値よ」
シンジ「! これって…」
レイ「ええ」
青葉「おおぉ…ペアルック…」
日向「……」
レイ「シンクロ値の記録更新ね」
シンジ「…でもたった7秒間か…火事場のバカ力ってやつかな」
加持「あれ、アスカ先輩は…?」
シンジ「…先に帰ったよ…!ほんとに…信じられないよ…!」
210: ◆gcWj88zLkc:2020/11/24(火) 21:06:02.08 :lRBHXjHEo
アスカ「まったく…こんなに疲れる船旅は初めてよ…。原因はこれでしょ?」
アスカ「…ここまでの復元には成功したわ…。硬化ベークライトで固めてるけど、間違いなく生きてる」
アスカ「…人類補完計画の要ね」
葛城「そうだ。最初の人間…アダムだよ」
日向「…ほんと、キザったらしくて、嫌な奴だったよ」
青葉「ま、そうカッカするなよ。もう会うこともないんだし…」
日向「俺たちは、だろ!…それがまた不愉快なんだよ…!奴はネルフで…」
日向「! なっ…!?」
加持「どもっ」
加持「ドイツから日本に越してきました、加持リョウジです。よろしくっ」
八話分終わり
アスカ「まったく…こんなに疲れる船旅は初めてよ…。原因はこれでしょ?」
アスカ「…ここまでの復元には成功したわ…。硬化ベークライトで固めてるけど、間違いなく生きてる」
アスカ「…人類補完計画の要ね」
葛城「そうだ。最初の人間…アダムだよ」
日向「…ほんと、キザったらしくて、嫌な奴だったよ」
青葉「ま、そうカッカするなよ。もう会うこともないんだし…」
日向「俺たちは、だろ!…それがまた不愉快なんだよ…!奴はネルフで…」
日向「! なっ…!?」
加持「どもっ」
加持「ドイツから日本に越してきました、加持リョウジです。よろしくっ」
八話分終わり
コメント 0