1:◆6RLd267PvQ:22/06/10(金) 19:58:41 :ycsM
きっと何万回と描かれたようなお話。
2:◆6RLd267PvQ:22/06/10(金) 19:59:02 :ycsM
~レッスン場~
加蓮「……ふうっ、お疲れ様~」バイバーイ
「「お疲れ様でした~」」スタスタ
加蓮「………」
P「ほれ」ピトッ
加蓮「ひゃいっ!」ビクッ
P「わはは、いいリアクションするなぁ」
加蓮「やめてよも~、心臓止まったよ」
P「止めるな動かせ」
~レッスン場~
加蓮「……ふうっ、お疲れ様~」バイバーイ
「「お疲れ様でした~」」スタスタ
加蓮「………」
P「ほれ」ピトッ
加蓮「ひゃいっ!」ビクッ
P「わはは、いいリアクションするなぁ」
加蓮「やめてよも~、心臓止まったよ」
P「止めるな動かせ」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
3:◆6RLd267PvQ:22/06/10(金) 19:59:16 :ycsM
P「喉乾いてるだろと思ってせっかく買ってきたのになー、ミネラルウォーター」
加蓮「それは貰うけど、もうちょっと考えてほしいって言うか…」
P「過保護にしたらそれはそれで怒るだろお前は」
加蓮「それとはまた話が別でしょ、人をオモチャにしないでよ」
P「それも普段お前がやってる事だろ」
P「喉乾いてるだろと思ってせっかく買ってきたのになー、ミネラルウォーター」
加蓮「それは貰うけど、もうちょっと考えてほしいって言うか…」
P「過保護にしたらそれはそれで怒るだろお前は」
加蓮「それとはまた話が別でしょ、人をオモチャにしないでよ」
P「それも普段お前がやってる事だろ」
4:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 08:50:55 :I0lV
加蓮「うぐ……返す言葉が見つからない……」
P「ま、因果応報ってヤツだ、わはは」
加蓮「……因果応報、ねぇ」ゴクゴク
P「ん、何か引っかかるトコがあったか」
加蓮「いや、ちょっとね……私の人生って、一体何なんだろって」
P「話がデカくなったなぁ」
加蓮「真面目に言ってるの」
加蓮「うぐ……返す言葉が見つからない……」
P「ま、因果応報ってヤツだ、わはは」
加蓮「……因果応報、ねぇ」ゴクゴク
P「ん、何か引っかかるトコがあったか」
加蓮「いや、ちょっとね……私の人生って、一体何なんだろって」
P「話がデカくなったなぁ」
加蓮「真面目に言ってるの」
5:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 08:51:11 :I0lV
加蓮「もともと体が弱くて?ずーっと入院してて?学校にもマトモに行けなくて……ある日突然治りましたで放り出されてさ」
P「おう」
加蓮「もうその時には私の居場所なんかなかったし。生きてる意味も、よくわかんなくて」
P「そうだったな…出逢った頃のお前は、何もかも全部、諦めてたっけ」
加蓮「もともと体が弱くて?ずーっと入院してて?学校にもマトモに行けなくて……ある日突然治りましたで放り出されてさ」
P「おう」
加蓮「もうその時には私の居場所なんかなかったし。生きてる意味も、よくわかんなくて」
P「そうだったな…出逢った頃のお前は、何もかも全部、諦めてたっけ」
6:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 08:51:28 :I0lV
加蓮「因果応報って言うならさ、私の……アタシの因果って何だと思う?」
P「さぁ…何だろうな、俺にはわかんないよ」
加蓮「神様ってのもワガママだよね、こんな運命押し付けるだけ押し付けてさ、なんて…プロデューサーさんに言っても、私の時間は戻らないんだけど」
P「そうだな、過ぎた時間を戻す事はできないし、きっとそうやって悩む時間、振り返る時間も大事なモンなんだろう」
加蓮「ゴメンね、答えなんかあるはずないのに、つい吐き出しちゃった。こんなだから生き辛いんだよね~、わかってるけど」
加蓮「因果応報って言うならさ、私の……アタシの因果って何だと思う?」
P「さぁ…何だろうな、俺にはわかんないよ」
加蓮「神様ってのもワガママだよね、こんな運命押し付けるだけ押し付けてさ、なんて…プロデューサーさんに言っても、私の時間は戻らないんだけど」
P「そうだな、過ぎた時間を戻す事はできないし、きっとそうやって悩む時間、振り返る時間も大事なモンなんだろう」
加蓮「ゴメンね、答えなんかあるはずないのに、つい吐き出しちゃった。こんなだから生き辛いんだよね~、わかってるけど」
7:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 16:28:07 :I0lV
P「加蓮、過去は変えられないけどさ…これからは違うだろ」
加蓮「うん、それも…わかってる。今なら言えるよ、自分の未来を創っていけるのは、私自身。でも……」
P「でも?」
加蓮「私が創る未来の中に、ちゃんとプロデューサーも、あなたも側にいてほしいなって、思うよ」
加蓮「私を変えて、ここまで連れてきてくれたのは、あなただから」
P「そうか…」
P「加蓮、過去は変えられないけどさ…これからは違うだろ」
加蓮「うん、それも…わかってる。今なら言えるよ、自分の未来を創っていけるのは、私自身。でも……」
P「でも?」
加蓮「私が創る未来の中に、ちゃんとプロデューサーも、あなたも側にいてほしいなって、思うよ」
加蓮「私を変えて、ここまで連れてきてくれたのは、あなただから」
P「そうか…」
8:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 16:28:38 :I0lV
加蓮「…なんて、レッスンスタジオでなんか言う言葉じゃないよね、ムードも何もあったもんじゃないし、あはは」
P「いや、これくらい泥臭い方がかえって俺達らしいんじゃないか」
加蓮「そうかな…そうかもね、今更取り繕って付き合う仲じゃ、ないか、私達」
P「そういうこった、気にすんな」
加蓮「…でも、それはそれとしてプロデューサーさんには綺麗な私だってちゃんと見てほしいし、…私に見惚れてほしいなって思うんだけど?」
P「いつも綺麗だと思ってるし毎日見惚れてるけど不満かそれじゃ」
加蓮「…そゆとこズルいよねプロデューサーさんって」ムス
P「ズルいのはお互い様だ」
加蓮「…なんて、レッスンスタジオでなんか言う言葉じゃないよね、ムードも何もあったもんじゃないし、あはは」
P「いや、これくらい泥臭い方がかえって俺達らしいんじゃないか」
加蓮「そうかな…そうかもね、今更取り繕って付き合う仲じゃ、ないか、私達」
P「そういうこった、気にすんな」
加蓮「…でも、それはそれとしてプロデューサーさんには綺麗な私だってちゃんと見てほしいし、…私に見惚れてほしいなって思うんだけど?」
P「いつも綺麗だと思ってるし毎日見惚れてるけど不満かそれじゃ」
加蓮「…そゆとこズルいよねプロデューサーさんって」ムス
P「ズルいのはお互い様だ」
9:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 16:28:59 :I0lV
加蓮「ね、この後時間ある?ちょっとお腹すいちゃったんだけど」
P「…仕方ないな、手がかかる誰かさんのプロデュースで忙しいくらいで、予定はないよ」
加蓮「一体誰の事言ってるのかな~、あははっ、手がかかるのは自覚あるけど!」
P「そうか、そりゃ結構な事だ」ハハハ
加蓮「……ね、プロデューサーさん」
P「ん?」
加蓮「ね、この後時間ある?ちょっとお腹すいちゃったんだけど」
P「…仕方ないな、手がかかる誰かさんのプロデュースで忙しいくらいで、予定はないよ」
加蓮「一体誰の事言ってるのかな~、あははっ、手がかかるのは自覚あるけど!」
P「そうか、そりゃ結構な事だ」ハハハ
加蓮「……ね、プロデューサーさん」
P「ん?」
10:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 22:23:01 :I0lV
加蓮「…ありがとう」
P「おう、どういたしまして、だ」
加蓮(私だけを見てて、なんて)
加蓮(割とホンネだけど……わかってるよね、きっと)ジーッ
P「ん、行かないのか」
加蓮「んーん、ほら行こ、早く早く」グイーッ
P「おいおい、そう引っ掴むな、ったくホントにお前ときたら…」
加蓮「いいの、これが私なんだから♪」
加蓮「…ありがとう」
P「おう、どういたしまして、だ」
加蓮(私だけを見てて、なんて)
加蓮(割とホンネだけど……わかってるよね、きっと)ジーッ
P「ん、行かないのか」
加蓮「んーん、ほら行こ、早く早く」グイーッ
P「おいおい、そう引っ掴むな、ったくホントにお前ときたら…」
加蓮「いいの、これが私なんだから♪」
11:◆6RLd267PvQ:22/06/11(土) 22:23:26 :I0lV
P「…はは、全く……楽しそうだな、お前って奴は」
加蓮「うん、凄く楽しい!」
P「俺もだ、さぁ…何を食おうかねぇ」
加蓮「あ、それならこないだ見つけたお店が気になってるんだけど…」
P「何だ、またポテトだとか言い出すんじゃないだろうな」
加蓮「流石に私でもそんな事言わないってば、お洒落なカフェなんだけど一人だとちょっと入りづらくてさ~……」
P「俺となら入りやすいのか?ったくホントにお前は……」
レッスン場の扉「パタン……」
おわれ。
P「…はは、全く……楽しそうだな、お前って奴は」
加蓮「うん、凄く楽しい!」
P「俺もだ、さぁ…何を食おうかねぇ」
加蓮「あ、それならこないだ見つけたお店が気になってるんだけど…」
P「何だ、またポテトだとか言い出すんじゃないだろうな」
加蓮「流石に私でもそんな事言わないってば、お洒落なカフェなんだけど一人だとちょっと入りづらくてさ~……」
P「俺となら入りやすいのか?ったくホントにお前は……」
レッスン場の扉「パタン……」
おわれ。
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