1:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:47:57 :qsNK
― リフレッシュルーム ―
岡崎泰葉「う~ん……」(台本ヨミヨミ)
松尾千鶴(あれ?泰葉ちゃんがいつにも増して真剣に台本を読んでる……)
千鶴(いつもなら役作りのために演技をしながら読んでるのに、今日に限って眉を顰めて……ああいう表情の泰葉ちゃん珍しいからカワイイな……ハッ!」
泰葉「千鶴ちゃん丁度いい所に。カワイイカワイイ泰葉ちゃんの悩みを聞いてほしいな」
千鶴「いやいやいや。自分で言ってどうするの?私がいつも精一杯それこそ筑後川で鯉を掴み取りするくらいの覚悟で何とか『今日のコーデかわいいでしょー☆』って言ってるのに」
泰葉「例え話の地域性が強い」
― リフレッシュルーム ―
岡崎泰葉「う~ん……」(台本ヨミヨミ)
松尾千鶴(あれ?泰葉ちゃんがいつにも増して真剣に台本を読んでる……)
千鶴(いつもなら役作りのために演技をしながら読んでるのに、今日に限って眉を顰めて……ああいう表情の泰葉ちゃん珍しいからカワイイな……ハッ!」
泰葉「千鶴ちゃん丁度いい所に。カワイイカワイイ泰葉ちゃんの悩みを聞いてほしいな」
千鶴「いやいやいや。自分で言ってどうするの?私がいつも精一杯それこそ筑後川で鯉を掴み取りするくらいの覚悟で何とか『今日のコーデかわいいでしょー☆』って言ってるのに」
泰葉「例え話の地域性が強い」

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2:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:48:31 :qsNK
千鶴「そ、それで……泰葉ちゃんが私に相談?習字の書き方くらいしか教えられるようなことはないのに……」
泰葉「千鶴ちゃんのわたわたした可愛らしさの秘訣も教えてほしいけど、今日はこのシーンについて、ね?」
千鶴「私が?泰葉ちゃんに演技の意見を??」
泰葉「私が千鶴ちゃんに聞きたいの」
千鶴「そ、それでは僭越ながら……えーと、このシーンは……こ、恋人に甘えて耳かきをしてもらう???なんて破廉恥な!風紀が乱れてる!!」
千鶴「そ、それで……泰葉ちゃんが私に相談?習字の書き方くらいしか教えられるようなことはないのに……」
泰葉「千鶴ちゃんのわたわたした可愛らしさの秘訣も教えてほしいけど、今日はこのシーンについて、ね?」
千鶴「私が?泰葉ちゃんに演技の意見を??」
泰葉「私が千鶴ちゃんに聞きたいの」
千鶴「そ、それでは僭越ながら……えーと、このシーンは……こ、恋人に甘えて耳かきをしてもらう???なんて破廉恥な!風紀が乱れてる!!」
3:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:48:52 :qsNK
泰葉「清美さんでも耳かきで風紀の乱れは指摘しないよ?……たぶん」
冴島清美「そもそも不純異性交遊が風紀の乱れです!」(ニュッ)
千鶴「出た!!」
泰葉「これは演技だから大丈夫です」(ドヤァッ)
清美「た、確かに……。ではお二方、お邪魔しました……」(スゴスゴ)
千鶴(清美さんも大変だなぁ……)
泰葉「清美さんでも耳かきで風紀の乱れは指摘しないよ?……たぶん」
冴島清美「そもそも不純異性交遊が風紀の乱れです!」(ニュッ)
千鶴「出た!!」
泰葉「これは演技だから大丈夫です」(ドヤァッ)
清美「た、確かに……。ではお二方、お邪魔しました……」(スゴスゴ)
千鶴(清美さんも大変だなぁ……)
4:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:49:06 :qsNK
泰葉「というわけなの」(フンスッ)
千鶴「どういうわけなの?」
泰葉「今から、千鶴ちゃんはカワイイ私の耳かきをします」
千鶴「えーーー!!!???」
泰葉「というわけなの」(フンスッ)
千鶴「どういうわけなの?」
泰葉「今から、千鶴ちゃんはカワイイ私の耳かきをします」
千鶴「えーーー!!!???」
5:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:49:25 :qsNK
― 仮眠室(使用者:岡崎泰葉) ―
泰葉「こんな事もあろうかと耳かき棒も持参済みだよ」
千鶴「どんな事を想定していたの……?」
泰葉「今までは耳かきしてもらいながらの演技はなかったから、いつでも練習ができるようにだよ」
千鶴「意外にまともな理由だった」
泰葉「それにどうせ耳かきしてもらうなら千鶴ちゃんがいいなってね♪」
千鶴「なんで!?」
― 仮眠室(使用者:岡崎泰葉) ―
泰葉「こんな事もあろうかと耳かき棒も持参済みだよ」
千鶴「どんな事を想定していたの……?」
泰葉「今までは耳かきしてもらいながらの演技はなかったから、いつでも練習ができるようにだよ」
千鶴「意外にまともな理由だった」
泰葉「それにどうせ耳かきしてもらうなら千鶴ちゃんがいいなってね♪」
千鶴「なんで!?」
6:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:49:36 :qsNK
泰葉「ここ、恋人役の性格について私がメモしたところを読んで?」
千鶴「えぇっと……『真面目・不器用・奥手・勉強ができる・一つ上の彼女に遠慮がち』……?」
泰葉「ほら。イメージぴったり」
千鶴「なんてこった」
泰葉「ほら、お願い彼氏さん♪」(ソファーポンポン)
千鶴「ぐぬぬ……。今回だけだよっ」(チャクセキー)
泰葉「ここ、恋人役の性格について私がメモしたところを読んで?」
千鶴「えぇっと……『真面目・不器用・奥手・勉強ができる・一つ上の彼女に遠慮がち』……?」
泰葉「ほら。イメージぴったり」
千鶴「なんてこった」
泰葉「ほら、お願い彼氏さん♪」(ソファーポンポン)
千鶴「ぐぬぬ……。今回だけだよっ」(チャクセキー)
7:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:49:50 :qsNK
― 仮眠室扉前 ―
関裕美(ジーッ……)
白菊ほたる(ジーッ……)
裕美(大変なところに出くわしちゃったね……)
ほたる(千鶴ちゃんと泰葉ちゃんがいつの間にそんな関係に……)
裕美(どうしようか……邪魔しちゃ悪いし)
ほたる(そ、そっと見守っては……どうかなって……)
裕美(うん。誰かに見つからないように見張ってなきゃね……)
― 仮眠室扉前 ―
関裕美(ジーッ……)
白菊ほたる(ジーッ……)
裕美(大変なところに出くわしちゃったね……)
ほたる(千鶴ちゃんと泰葉ちゃんがいつの間にそんな関係に……)
裕美(どうしようか……邪魔しちゃ悪いし)
ほたる(そ、そっと見守っては……どうかなって……)
裕美(うん。誰かに見つからないように見張ってなきゃね……)
8:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:50:12 :qsNK
― 仮眠室 ―
千鶴「それで、これからどうするの?」
泰葉「耳かきなので膝枕してもらいます!」
千鶴「ひひひひ膝枕!?」
泰葉「そんなわけで、お邪魔しまーす」(ポフン)
千鶴「ひゃぁぁぁぁぁ!!!」
泰葉「……柔らかい……温かい……」
千鶴「あわわわわわわわっ!!!!」
― 仮眠室 ―
千鶴「それで、これからどうするの?」
泰葉「耳かきなので膝枕してもらいます!」
千鶴「ひひひひ膝枕!?」
泰葉「そんなわけで、お邪魔しまーす」(ポフン)
千鶴「ひゃぁぁぁぁぁ!!!」
泰葉「……柔らかい……温かい……」
千鶴「あわわわわわわわっ!!!!」
9:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:50:24 :qsNK
泰葉「それじゃ、台本のこのページからなんだけど……」
千鶴「丸い小さいかわいい丸いちいさいかわいい丸い丸い……!」
泰葉「千鶴ちゃん?」
千鶴「これが泰葉ちゃんの頭だと思うからダメなんだ……これはヘルメット……これはヘルメット……」
泰葉「千鶴ちゃん。全部聞こえてるよ」(ハイライトオフ)
千鶴「んなぁぁぁああああ!!」
泰葉「それじゃ、台本のこのページからなんだけど……」
千鶴「丸い小さいかわいい丸いちいさいかわいい丸い丸い……!」
泰葉「千鶴ちゃん?」
千鶴「これが泰葉ちゃんの頭だと思うからダメなんだ……これはヘルメット……これはヘルメット……」
泰葉「千鶴ちゃん。全部聞こえてるよ」(ハイライトオフ)
千鶴「んなぁぁぁああああ!!」
10:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:50:38 :qsNK
― 仮眠室扉前 ―
ほたる(ひ、膝枕……膝枕だよ裕美ちゃん)
裕美(そんな……膝枕なんてもうお付き合いしてるようなものだよ!)
ほたる(これから何が始まってしまうんでしょう……?)
裕美(わかんない……事務所の仮眠室でこんな大胆なことしてるなんて……)
ほたる(……やっぱりふたりはちょっぴり大人なんだね……)
裕美(高校生だもんね……)
― 仮眠室扉前 ―
ほたる(ひ、膝枕……膝枕だよ裕美ちゃん)
裕美(そんな……膝枕なんてもうお付き合いしてるようなものだよ!)
ほたる(これから何が始まってしまうんでしょう……?)
裕美(わかんない……事務所の仮眠室でこんな大胆なことしてるなんて……)
ほたる(……やっぱりふたりはちょっぴり大人なんだね……)
裕美(高校生だもんね……)
11:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:50:53 :qsNK
― 仮眠室 ―
泰葉「……若干の行き違いはあったけど、台本確認してね?」
千鶴「……はい」
泰葉「実際に耳に入れちゃうと危ないから、添える感じで……」
千鶴「では……術式を開始します」
泰葉「落ちついて千鶴ちゃん。開頭しないで」
― 仮眠室 ―
泰葉「……若干の行き違いはあったけど、台本確認してね?」
千鶴「……はい」
泰葉「実際に耳に入れちゃうと危ないから、添える感じで……」
千鶴「では……術式を開始します」
泰葉「落ちついて千鶴ちゃん。開頭しないで」
12:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:51:05 :qsNK
千鶴「うわぁ……かわいい耳……形がキレイ……」
泰葉「落ちついて千鶴ちゃん。棒を当てて?」
千鶴「それでは失礼して……エイッ!」(サワサワ)
泰葉「アハハ♪くすぐったいよ」
千鶴「あわわ……人の耳に棒を当てたことなんて無かったから……」
千鶴「うわぁ……かわいい耳……形がキレイ……」
泰葉「落ちついて千鶴ちゃん。棒を当てて?」
千鶴「それでは失礼して……エイッ!」(サワサワ)
泰葉「アハハ♪くすぐったいよ」
千鶴「あわわ……人の耳に棒を当てたことなんて無かったから……」
13:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:51:14 :qsNK
(ざわ…ざわ…)
泰葉「?千鶴ちゃん、何か聞こえない?」
千鶴「ああああ……耳が……穴が開いてる……頭も丸い……」
泰葉「……ちょっと中断しようね」
千鶴「あっ……はい!」(ヒョイッ)
(ざわ…ざわ…)
泰葉「?千鶴ちゃん、何か聞こえない?」
千鶴「ああああ……耳が……穴が開いてる……頭も丸い……」
泰葉「……ちょっと中断しようね」
千鶴「あっ……はい!」(ヒョイッ)
14:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:51:31 :qsNK
― 仮眠室扉前 ―
裕美「あれは……もしかして……」
ほたる「知ってるの裕美ちゃん?」
裕美「あれは膝枕耳かきだよ!もう結婚してるといっても過言ではないよ!」
ほたる「そんな……お付き合いだけじゃなくてもう結婚してるんだ……」
裕美・ほたる「……大人だ……」(ウンウン)
ガチャ
泰葉「……何してるのかな~♪」
ほたる「ぴぃっ!」
裕美「わぁっ!出た!」
― 仮眠室扉前 ―
裕美「あれは……もしかして……」
ほたる「知ってるの裕美ちゃん?」
裕美「あれは膝枕耳かきだよ!もう結婚してるといっても過言ではないよ!」
ほたる「そんな……お付き合いだけじゃなくてもう結婚してるんだ……」
裕美・ほたる「……大人だ……」(ウンウン)
ガチャ
泰葉「……何してるのかな~♪」
ほたる「ぴぃっ!」
裕美「わぁっ!出た!」
15:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:51:44 :qsNK
泰葉「こんなところでコソコソしてどうしたの?」
ほたる「……いえ、ふたりの邪魔をしてはいけないと……」
泰葉「邪魔なんてことはないんだけどなぁ」
裕美「ふたりの仲をそっと見守りたいんだ……」
泰葉「ちょっと何言ってるかわからない」
泰葉「こんなところでコソコソしてどうしたの?」
ほたる「……いえ、ふたりの邪魔をしてはいけないと……」
泰葉「邪魔なんてことはないんだけどなぁ」
裕美「ふたりの仲をそっと見守りたいんだ……」
泰葉「ちょっと何言ってるかわからない」
16:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:52:00 :qsNK
千鶴「あっ!ほたるちゃん!裕美ちゃん!」
ほたる「お邪魔してます……」
裕美「本当、邪魔をするつもりはないんです……」
千鶴「どうしたの裕美ちゃん。口調が変だよ」
千鶴「あっ!ほたるちゃん!裕美ちゃん!」
ほたる「お邪魔してます……」
裕美「本当、邪魔をするつもりはないんです……」
千鶴「どうしたの裕美ちゃん。口調が変だよ」
17:◆xMUmPABXRw:22/12/04(日) 21:52:26 :qsNK
泰葉「そうだ!せっかくだからふたりにも見てもらおうかな?」
ほたる「ええええええ!!!??」
千鶴「そうだね。ふたりに見てもらってたらもっとリラックスしてできるかもしれないし……」
裕美「ええええええ!!!??」
(おしまい。この後、なんやかんや誤解は解けました。せきほたの間違った認識への再教育も行われました)
泰葉「そうだ!せっかくだからふたりにも見てもらおうかな?」
ほたる「ええええええ!!!??」
千鶴「そうだね。ふたりに見てもらってたらもっとリラックスしてできるかもしれないし……」
裕美「ええええええ!!!??」
(おしまい。この後、なんやかんや誤解は解けました。せきほたの間違った認識への再教育も行われました)
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