2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 19:54:40.709 :lBiA8Kn+0.net
???
ラフィ「うわぁ!」ドスン
ヴィーネ「大丈夫!?」
ラフィ「痛いです……」
ヴィーネ「ラフィ、手を貸すわ。掴まって」
ヴィーネ「痛い!」ゴツン
ラフィ「痛い!」ゴツン
???
ラフィ「うわぁ!」ドスン
ヴィーネ「大丈夫!?」
ラフィ「痛いです……」
ヴィーネ「ラフィ、手を貸すわ。掴まって」
ヴィーネ「痛い!」ゴツン
ラフィ「痛い!」ゴツン
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7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 19:59:38.702 :lBiA8Kn+0.net
ガヴ「何だ今の? 夢か? もう一度寝よう」
ガヴ「何だ今の? 夢か? もう一度寝よう」
9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:03:40.245 :lBiA8Kn+0.net
ガヴの夢
ヴィーネ「サターニャァァ……」ポロポロ
ラフィ「サターニャさんん……」ポロポロ
ガヴ「ヴィーネ、ラフィエル、どうして泣いてるんだ?」
ヴィーネ「だってサターニャが……」ポロポロ
ラフィ「サターニャさんが……」ポロポロ
ガヴ「サターニャがどうしたんだよ」
ヴィーネ「サターニャが死」
ガヴの夢
ヴィーネ「サターニャァァ……」ポロポロ
ラフィ「サターニャさんん……」ポロポロ
ガヴ「ヴィーネ、ラフィエル、どうして泣いてるんだ?」
ヴィーネ「だってサターニャが……」ポロポロ
ラフィ「サターニャさんが……」ポロポロ
ガヴ「サターニャがどうしたんだよ」
ヴィーネ「サターニャが死」
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:06:41.768 :lBiA8Kn+0.net
ガヴ「今のも夢かな……。でもどんな夢だったか思い出せないな。んー…………?」
ガヴ「ま、いいや。寝よ」
ガヴ「今のも夢かな……。でもどんな夢だったか思い出せないな。んー…………?」
ガヴ「ま、いいや。寝よ」
11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:07:16.576 :lBiA8Kn+0.net
学校
ヴィーネ「ゴールデンウイークの間、天界に帰ってみてどうだった?」
ガヴ「姉さんから逃げるのに大変だったんだぞ」
ラフィ「天界にいる間ずっと逃げ回ってましたわね」
ガヴ「ああ。だから無駄に体力がついた。そういえばサターニャは?」
ラフィ「サターニャさんなら、トイレにいますよ。どうやらお腹が痛いらしいです」
ガヴ「拾い食いでもしたのか? 馬鹿な奴だな」
ラフィ「何日も前から痛がってるんですけど、なかなか治らないらしいんですよ。病院にも行ったんですけど、原因が分からないんです」
サターニャ「うぅ……。まだ痛い」
ラフィ「サターニャさん!」
ヴィーネ「サターニャ、大丈夫なの?」
サターニャ「大丈夫よ。お腹が痛いに以外は何もないわ」
学校
ヴィーネ「ゴールデンウイークの間、天界に帰ってみてどうだった?」
ガヴ「姉さんから逃げるのに大変だったんだぞ」
ラフィ「天界にいる間ずっと逃げ回ってましたわね」
ガヴ「ああ。だから無駄に体力がついた。そういえばサターニャは?」
ラフィ「サターニャさんなら、トイレにいますよ。どうやらお腹が痛いらしいです」
ガヴ「拾い食いでもしたのか? 馬鹿な奴だな」
ラフィ「何日も前から痛がってるんですけど、なかなか治らないらしいんですよ。病院にも行ったんですけど、原因が分からないんです」
サターニャ「うぅ……。まだ痛い」
ラフィ「サターニャさん!」
ヴィーネ「サターニャ、大丈夫なの?」
サターニャ「大丈夫よ。お腹が痛いに以外は何もないわ」
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:08:36.526 :lBiA8Kn+0.net
ガヴ「……?」
ヴィーネ「どうしたの、ガヴ?」
ガヴ「ラフィ、足元」
ラフィ「足元? うわぁ!」ドスン
ヴィーネ「大丈夫!?」
ラフィ「痛いです……。どうしてこんな所にバナナの皮が落ちてるんですか?」
サターニャ「私がお昼に食べてたのよ。何かの拍子に机から落ちたみたいね」
ガヴ「私がさっき机にぶつかった時に落ちたのかもな」
ヴィーネ「もー。二人とも気を付けてね。ラフィ、手を貸すわ。掴まって」
ガヴ「ヴィーネ、ラフィエル、頭」
ヴィーネ「?」
ラフィ「?」
ヴィーネ「痛い!」ゴツン
ラフィ「痛い!」ゴツン
ヴィーネ「痛……。ごめんね、頭ぶつけちゃった」
ラフィ「痛いです。いいえ、こちらこそ不注意ですいません」
サターニャ「ガヴリールどうしたの? これから起こる事言い当てたわね」
ガヴ「いや……。なんかこの状況に既視感があったから」
ヴィーネ「もしかして天界での修行のおかげかしら?」
ラフィ「ゼルエルさんから逃げている間に予知能力を身に着けたのではないでしょうか」
ガヴ「姉さんめ……。体力だけじゃなくてこんな能力まで身に着けさせたのか」
ガヴ「……?」
ヴィーネ「どうしたの、ガヴ?」
ガヴ「ラフィ、足元」
ラフィ「足元? うわぁ!」ドスン
ヴィーネ「大丈夫!?」
ラフィ「痛いです……。どうしてこんな所にバナナの皮が落ちてるんですか?」
サターニャ「私がお昼に食べてたのよ。何かの拍子に机から落ちたみたいね」
ガヴ「私がさっき机にぶつかった時に落ちたのかもな」
ヴィーネ「もー。二人とも気を付けてね。ラフィ、手を貸すわ。掴まって」
ガヴ「ヴィーネ、ラフィエル、頭」
ヴィーネ「?」
ラフィ「?」
ヴィーネ「痛い!」ゴツン
ラフィ「痛い!」ゴツン
ヴィーネ「痛……。ごめんね、頭ぶつけちゃった」
ラフィ「痛いです。いいえ、こちらこそ不注意ですいません」
サターニャ「ガヴリールどうしたの? これから起こる事言い当てたわね」
ガヴ「いや……。なんかこの状況に既視感があったから」
ヴィーネ「もしかして天界での修行のおかげかしら?」
ラフィ「ゼルエルさんから逃げている間に予知能力を身に着けたのではないでしょうか」
ガヴ「姉さんめ……。体力だけじゃなくてこんな能力まで身に着けさせたのか」
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:10:30.012 :lBiA8Kn+0.net
ガヴの夢
ヴィーネ「サターニャ……。ううぅ……」ポロポロ
ラフィ「サターニャさんどうして……。ひっぐ……」ポロポロ
ガヴ「これは夢か? ヴィーネ、ラフィエル、どうして泣いてるんだ?」
ヴィーネ「サターニャが死んだのよっ!」
ガヴ「サターニャが死んだ?」
ラフィ「見て下さい」
ガヴ「本当に死んでるのか? サターニャ、起きろ」ペチペチ
ラフィ「ガヴちゃん、認めたくないのは分かりますが、現実を受け止めてください」
ヴィーネ「そうよ、私達はね、サターニャの分まで生きなければならないの」
ガヴ「……。そんなの認めない! 起きる」
ガヴの夢
ヴィーネ「サターニャ……。ううぅ……」ポロポロ
ラフィ「サターニャさんどうして……。ひっぐ……」ポロポロ
ガヴ「これは夢か? ヴィーネ、ラフィエル、どうして泣いてるんだ?」
ヴィーネ「サターニャが死んだのよっ!」
ガヴ「サターニャが死んだ?」
ラフィ「見て下さい」
ガヴ「本当に死んでるのか? サターニャ、起きろ」ペチペチ
ラフィ「ガヴちゃん、認めたくないのは分かりますが、現実を受け止めてください」
ヴィーネ「そうよ、私達はね、サターニャの分まで生きなければならないの」
ガヴ「……。そんなの認めない! 起きる」
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:12:28.109 :lBiA8Kn+0.net
深夜 ガヴの家
ガヴ「夢か。……嫌な夢だったな」
ガヴ「予知夢……じゃないよな」
ガヴ「………………」
深夜 ガヴの家
ガヴ「夢か。……嫌な夢だったな」
ガヴ「予知夢……じゃないよな」
ガヴ「………………」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:14:24.133 :lBiA8Kn+0.net
サターニャの家
ガチャ
ガヴ「前、家に行った時に合鍵パクっといて良かった」
サターニャ「zzz」
ガヴ「起こすの悪いからな。勝手に隣で寝かせてもらうぞ」
サターニャ「zzz」
ガヴ「サターニャ……」ペト
サターニャの家
ガチャ
ガヴ「前、家に行った時に合鍵パクっといて良かった」
サターニャ「zzz」
ガヴ「起こすの悪いからな。勝手に隣で寝かせてもらうぞ」
サターニャ「zzz」
ガヴ「サターニャ……」ペト
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:18:38.636 :lBiA8Kn+0.net
朝
サターニャ「うわぁ! どうしてガヴリールが私の隣で寝てるのよ!?」
ガヴ「そんなに驚くなよ。またお腹痛くなるぞ」
サターニャ「そんな事言われても……」
ガヴ「今日は学校休んで病院に行くぞ。別な所に行ったら何か見つかるかもしれないだろ」
サターニャ「ええ……」
ガヴ「あと、また隣で寝てることあるかもしれないから。もう驚くんじゃないぞ」
サターニャ「そんな無茶言わないでよ」
朝
サターニャ「うわぁ! どうしてガヴリールが私の隣で寝てるのよ!?」
ガヴ「そんなに驚くなよ。またお腹痛くなるぞ」
サターニャ「そんな事言われても……」
ガヴ「今日は学校休んで病院に行くぞ。別な所に行ったら何か見つかるかもしれないだろ」
サターニャ「ええ……」
ガヴ「あと、また隣で寝てることあるかもしれないから。もう驚くんじゃないぞ」
サターニャ「そんな無茶言わないでよ」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:20:25.164 :lBiA8Kn+0.net
夕方
ガヴ「何も見つからなかったな」
サターニャ「もういいわよ。そのうち治るでしょ」
ガヴ「もう何十日も痛みが続いてるんだ。治るわけないだろ。」
サターニャ「ガヴリールに迷惑かけるし、いいわよ。」
ガヴ「いいや、私は迷惑なんて思ってない。明日も別の病院回るぞ。」
サターニャ「ガヴリール……」
夕方
ガヴ「何も見つからなかったな」
サターニャ「もういいわよ。そのうち治るでしょ」
ガヴ「もう何十日も痛みが続いてるんだ。治るわけないだろ。」
サターニャ「ガヴリールに迷惑かけるし、いいわよ。」
ガヴ「いいや、私は迷惑なんて思ってない。明日も別の病院回るぞ。」
サターニャ「ガヴリール……」
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:22:40.378 :lBiA8Kn+0.net
ガヴの夢
サターニャ「今日も何も見つからなかったわね」
ガヴ「大きな病院は大方回ったな」
サターニャ「ガヴリール、実はもうお腹這は痛くないのよ! だから心配しないでっ!」
ガヴの夢
サターニャ「今日も何も見つからなかったわね」
ガヴ「大きな病院は大方回ったな」
サターニャ「ガヴリール、実はもうお腹這は痛くないのよ! だから心配しないでっ!」
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:24:27.832 :lBiA8Kn+0.net
深夜 サターニャの家
ガヴ「今のも予知夢か?」
サターニャ「zzz」
ガヴ「いい病院は見つからなくても、私がいる。安心してくれサターニャ」ナデナデ
深夜 サターニャの家
ガヴ「今のも予知夢か?」
サターニャ「zzz」
ガヴ「いい病院は見つからなくても、私がいる。安心してくれサターニャ」ナデナデ
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:26:59.057 :lBiA8Kn+0.net
翌日
サターニャ「今日も何も見つからなかったわね」
ガヴ「大きな病院は大方回ったな」
サターニャ「ガヴリール、実はもうお腹這は痛くないのよ! だから心配しないでっ!」
ガヴ「(夢の通りだ。どうやら私の予知能力は本物みたいだな)下手な嘘はやめろ。今日もずっと痛がってただろ」
サターニャ「……ねぇ、どうしてそんなに私の心配してくれるの?」
ガヴ「そんなのどうでもいいだろ。サターニャは自分の体の心配だけしてろ」
サターニャ「身に着けた予知能力と関係あるの? もしかして私悪い病気なんじゃないの!? ねぇ、教えなさいよ!!」
ガヴ「私の服の上に吐かれた予知夢を見たんだ。だから未来を変えてやろうと思ってな」
サターニャ「本当?」
ガヴ「本当だ。だから心配するな」
サターニャ「さっきは自分の体の心配しろって言ったのに」
ガヴ「変更だ、心配するな。むしろサターニャが野山を駆け回る夢を見たぞ」
サターニャ「私野山なんか駆け回らないわよ」
ガヴ「駆け回った夢を見たんだ。私が付いてる、安心しろ」
サターニャ「安心していいのよね?」
ガヴ「当然だろ、サターニャが死ぬと思うか?」
サターニャ「それもそうね」
翌日
サターニャ「今日も何も見つからなかったわね」
ガヴ「大きな病院は大方回ったな」
サターニャ「ガヴリール、実はもうお腹這は痛くないのよ! だから心配しないでっ!」
ガヴ「(夢の通りだ。どうやら私の予知能力は本物みたいだな)下手な嘘はやめろ。今日もずっと痛がってただろ」
サターニャ「……ねぇ、どうしてそんなに私の心配してくれるの?」
ガヴ「そんなのどうでもいいだろ。サターニャは自分の体の心配だけしてろ」
サターニャ「身に着けた予知能力と関係あるの? もしかして私悪い病気なんじゃないの!? ねぇ、教えなさいよ!!」
ガヴ「私の服の上に吐かれた予知夢を見たんだ。だから未来を変えてやろうと思ってな」
サターニャ「本当?」
ガヴ「本当だ。だから心配するな」
サターニャ「さっきは自分の体の心配しろって言ったのに」
ガヴ「変更だ、心配するな。むしろサターニャが野山を駆け回る夢を見たぞ」
サターニャ「私野山なんか駆け回らないわよ」
ガヴ「駆け回った夢を見たんだ。私が付いてる、安心しろ」
サターニャ「安心していいのよね?」
ガヴ「当然だろ、サターニャが死ぬと思うか?」
サターニャ「それもそうね」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:28:25.436 :lBiA8Kn+0.net
ガヴの夢
サターニャ「うぅ……」バタン
ヴィーネ「サターニャ!? 急に倒れてどうしたの!!?」
ラフィ「サターニャさん!! 早く救急車を!!」
ガヴ「私がもう呼んだ!! サターニャ! サターニャ!!」
ヴィーネ「心臓が止まってるわ!!」
ラフィ「早く人工呼吸と心肺蘇生を!」
ガヴ「私がやる!! 生き返れサターニャッ!!」
ガヴの夢
サターニャ「うぅ……」バタン
ヴィーネ「サターニャ!? 急に倒れてどうしたの!!?」
ラフィ「サターニャさん!! 早く救急車を!!」
ガヴ「私がもう呼んだ!! サターニャ! サターニャ!!」
ヴィーネ「心臓が止まってるわ!!」
ラフィ「早く人工呼吸と心肺蘇生を!」
ガヴ「私がやる!! 生き返れサターニャッ!!」
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:31:09.925 :lBiA8Kn+0.net
サターニャの家
ガヴ「やっぱり夢か。でも夢で良かった」
サターニャ「んにゃにゃ……zzz」
ガヴ「一応心臓の音聞いてみるか」
サターニャ「zzz」ドクンドクン
ガヴ「ちゃんと聞こえるな」
サターニャ「むにゃむにゃ……zzz」
ガヴ「何度も同じ夢を見たんだ。間違いない、サターニャはこのままにしておいたら死ぬ。天界にあれを取りに行くか」
サターニャの家
ガヴ「やっぱり夢か。でも夢で良かった」
サターニャ「んにゃにゃ……zzz」
ガヴ「一応心臓の音聞いてみるか」
サターニャ「zzz」ドクンドクン
ガヴ「ちゃんと聞こえるな」
サターニャ「むにゃむにゃ……zzz」
ガヴ「何度も同じ夢を見たんだ。間違いない、サターニャはこのままにしておいたら死ぬ。天界にあれを取りに行くか」
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:35:44.633 :lBiA8Kn+0.net
朝
ガヴ「サターニャ、これを飲め」
サターニャ「なにこれ?」
ガヴ「これは天界で取れる癒しの水だ、これで腹痛も治るだろ。今朝取ってきたんだ」
サターニャ「ありがとう。ガヴリールもたまにはいい事するのね」
ガヴ「それはどうも。あと、この水飲んだことは誰にも言うなよ。特に天使には」
サターニャ「どうして?」
ガヴ「これ、取るのってあんまりいい事じゃないんだよな。ラフィエルとかにばれたら面倒な事になる」
サターニャ「そこまでして……。早速いただくわね!」ゴクゴク
ガヴ「ああ、飲め。新鮮な程よく効くんだ」
サターニャ「ぷはぁー! なんだか少し良くなったみたいっ!」
ガヴ「それは良かった、これで私に吐かれる事もなくなるな。明日もまた取って来てやるからな」
朝
ガヴ「サターニャ、これを飲め」
サターニャ「なにこれ?」
ガヴ「これは天界で取れる癒しの水だ、これで腹痛も治るだろ。今朝取ってきたんだ」
サターニャ「ありがとう。ガヴリールもたまにはいい事するのね」
ガヴ「それはどうも。あと、この水飲んだことは誰にも言うなよ。特に天使には」
サターニャ「どうして?」
ガヴ「これ、取るのってあんまりいい事じゃないんだよな。ラフィエルとかにばれたら面倒な事になる」
サターニャ「そこまでして……。早速いただくわね!」ゴクゴク
ガヴ「ああ、飲め。新鮮な程よく効くんだ」
サターニャ「ぷはぁー! なんだか少し良くなったみたいっ!」
ガヴ「それは良かった、これで私に吐かれる事もなくなるな。明日もまた取って来てやるからな」
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 20:40:08.176 :lBiA8Kn+0.net
学校
ヴィーネ「サターニャ、今日は顔色がいいんじゃない?」
サターニャ「そうかしら? でも元気は出てきたわね。お腹痛いのも良くなってきたし」
ラフィ「一体原因は何だったんでしょうね?」
ガヴ「良くなったんだからいいじゃないか。な、サターニャ」
サターニャ「そうよ!! 細かい事は気にしないの!!」
学校
ヴィーネ「サターニャ、今日は顔色がいいんじゃない?」
サターニャ「そうかしら? でも元気は出てきたわね。お腹痛いのも良くなってきたし」
ラフィ「一体原因は何だったんでしょうね?」
ガヴ「良くなったんだからいいじゃないか。な、サターニャ」
サターニャ「そうよ!! 細かい事は気にしないの!!」
38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:05:51.683 :lBiA8Kn+0.net
一週間後
ガヴ「サターニャ、今日も取って来てやったぞ。早く飲め」
サターニャ「いただくわ」ゴクゴク
ガヴ「どうだ、治りそうか」
サターニャ「ん~~? 良くはなったけど、治るかと言われると難しいわね」
ガヴ「まだお腹痛いのか?」
サターニャ「痛みは減ったんだけど、少し違和感があるわね」
ガヴ「治るようにまた明日も取って来てやるからな」
一週間後
ガヴ「サターニャ、今日も取って来てやったぞ。早く飲め」
サターニャ「いただくわ」ゴクゴク
ガヴ「どうだ、治りそうか」
サターニャ「ん~~? 良くはなったけど、治るかと言われると難しいわね」
ガヴ「まだお腹痛いのか?」
サターニャ「痛みは減ったんだけど、少し違和感があるわね」
ガヴ「治るようにまた明日も取って来てやるからな」
41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:11:24.192 :lBiA8Kn+0.net
ガヴの夢
サターニャ「ガヴリール、私もう駄目みたい。今までありがとね」
ガヴ「サターニャ! 行かないでくれ!! サターニャがいなくなったら私達は……」
サターニャ「大丈夫よ、ガヴリールは優しいもの。立派な天使になれるわ。頑張って」
ガヴ「そんな……。サターニャ……」
サターニャ「……」パタ
ガヴ「サターニャ…………。サターニャアアアアアァァァァァァ!!!!」
ガヴの夢
サターニャ「ガヴリール、私もう駄目みたい。今までありがとね」
ガヴ「サターニャ! 行かないでくれ!! サターニャがいなくなったら私達は……」
サターニャ「大丈夫よ、ガヴリールは優しいもの。立派な天使になれるわ。頑張って」
ガヴ「そんな……。サターニャ……」
サターニャ「……」パタ
ガヴ「サターニャ…………。サターニャアアアアアァァァァァァ!!!!」
45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:16:34.663 :lBiA8Kn+0.net
夜 サターニャの家
ガヴ「このままじゃ駄目だ。サターニャを天界に連れて行って癒しの水を直接飲ませよう。サターニャ!」
サターニャ「zzz……? 何?」
ガヴ「天界に行くぞ」
サターニャ「何でよ? そもそも悪魔は天界に行けないのよ」
ガヴ「それは私がどうにかする。天界に行って癒しの水を直接飲むんだ」
サターニャ「ガヴリール……。そこまでして……」
ガヴ「準備とかしなくていいから、早く起きろ」
夜 サターニャの家
ガヴ「このままじゃ駄目だ。サターニャを天界に連れて行って癒しの水を直接飲ませよう。サターニャ!」
サターニャ「zzz……? 何?」
ガヴ「天界に行くぞ」
サターニャ「何でよ? そもそも悪魔は天界に行けないのよ」
ガヴ「それは私がどうにかする。天界に行って癒しの水を直接飲むんだ」
サターニャ「ガヴリール……。そこまでして……」
ガヴ「準備とかしなくていいから、早く起きろ」
47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:21:07.509 :lBiA8Kn+0.net
天界
サターニャ「本当に天界に来れたわね。前入ろうとした時には失敗したのに」
ガヴ「私は一応すごいんだ。これから天界の泉に行くぞ、静かにしろよ」
天界
サターニャ「本当に天界に来れたわね。前入ろうとした時には失敗したのに」
ガヴ「私は一応すごいんだ。これから天界の泉に行くぞ、静かにしろよ」
48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:22:24.973 :lBiA8Kn+0.net
天界の泉
サターニャ「これが天界の泉ね」
ガヴ「早く飲め。誰かに見つかったらマズい」
サターニャ「いただくわ」ゴクゴクゴク
ガヴ「どうだ?」
サターニャ「なんだか元気が湧いてきたわ! これで治るような気がする!!」
ガヴ「それは良かった、また明日も来ような」
サターニャ「ガヴリールに吐くこともなくなるわね」
ガヴ「そうだな。これで私も安心して眠られそうだ」
天界の泉
サターニャ「これが天界の泉ね」
ガヴ「早く飲め。誰かに見つかったらマズい」
サターニャ「いただくわ」ゴクゴクゴク
ガヴ「どうだ?」
サターニャ「なんだか元気が湧いてきたわ! これで治るような気がする!!」
ガヴ「それは良かった、また明日も来ような」
サターニャ「ガヴリールに吐くこともなくなるわね」
ガヴ「そうだな。これで私も安心して眠られそうだ」
49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:24:15.691 :lBiA8Kn+0.net
数日後 学校
ラフィ「ガヴちゃん、最近、癒しの水が盗まれる事件があったの知ってますか?」
ガヴ「ラフィエル、その事は悪魔の前では言わない方がいいんじゃないか」
ラフィ「でも、サターニャさんとヴィーネさんとの仲ですよ」
ガヴ「駄目だ、聞かれない所で話そう」
サターニャ「二人ともっ! 何の話してるの?」
ガヴ「悪魔には話せない事だ。あっち行け」
サターニャ「ちぇ……ケチ」
数日後 学校
ラフィ「ガヴちゃん、最近、癒しの水が盗まれる事件があったの知ってますか?」
ガヴ「ラフィエル、その事は悪魔の前では言わない方がいいんじゃないか」
ラフィ「でも、サターニャさんとヴィーネさんとの仲ですよ」
ガヴ「駄目だ、聞かれない所で話そう」
サターニャ「二人ともっ! 何の話してるの?」
ガヴ「悪魔には話せない事だ。あっち行け」
サターニャ「ちぇ……ケチ」
53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:26:30.157 :lBiA8Kn+0.net
屋上
ガヴ「で、癒しの水がどうしたって?」
ラフィ「癒しの水が盗まれる事件があったんですよ。しかも盗まれただけではなくて、直接飲まれた形跡まであったんです」
ガヴ「あそこ、厳重に警備されてるはずだろ。誰がそんなこと出来るんだ」
ラフィ「相当優秀な天使と考えられますね。」
ガヴ「しかし、何に使ったんだろうな。まぁ、あんな水病気直す以外に使い道ないんだけどさ。大方、子供とか親とかが治らない病気にかかって仕方がなくやったって事だろうけどさ」
ラフィ「ガヴちゃん、犯人に心当たりがあるんですか?」
ガヴ「あるわけないだろ。あったら、とっくに警察に知らせておこずかいアップさせてるよ」
ラフィ「…………。最近、サターニャさんの腹痛が治りましたよね。あれ、どうしてでしょうね」
ガヴ「だから、知らないって。本人ですら良く分かってないんだから私達が分かるわけないだろ」
ラフィ「……………………」
屋上
ガヴ「で、癒しの水がどうしたって?」
ラフィ「癒しの水が盗まれる事件があったんですよ。しかも盗まれただけではなくて、直接飲まれた形跡まであったんです」
ガヴ「あそこ、厳重に警備されてるはずだろ。誰がそんなこと出来るんだ」
ラフィ「相当優秀な天使と考えられますね。」
ガヴ「しかし、何に使ったんだろうな。まぁ、あんな水病気直す以外に使い道ないんだけどさ。大方、子供とか親とかが治らない病気にかかって仕方がなくやったって事だろうけどさ」
ラフィ「ガヴちゃん、犯人に心当たりがあるんですか?」
ガヴ「あるわけないだろ。あったら、とっくに警察に知らせておこずかいアップさせてるよ」
ラフィ「…………。最近、サターニャさんの腹痛が治りましたよね。あれ、どうしてでしょうね」
ガヴ「だから、知らないって。本人ですら良く分かってないんだから私達が分かるわけないだろ」
ラフィ「……………………」
54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:30:12.898 :lBiA8Kn+0.net
三日後
ガヴの夢
ガヴ「ここはどこだ? 牢屋……か?」
ガヴ「手がしわしわになってる」
看守「面会人だ。出ろ」
ガヴ「あのさ、鏡って持ってる?」
看守「これを使え」
ガヴ「あら~。これは70歳くらいかな? 結構年いったな」
看守「早く来い、面会人が待ってる」
三日後
ガヴの夢
ガヴ「ここはどこだ? 牢屋……か?」
ガヴ「手がしわしわになってる」
看守「面会人だ。出ろ」
ガヴ「あのさ、鏡って持ってる?」
看守「これを使え」
ガヴ「あら~。これは70歳くらいかな? 結構年いったな」
看守「早く来い、面会人が待ってる」
56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:35:55.352 :lBiA8Kn+0.net
ガヴ「このおばあさん、ラフィエル……か?」
ラフィ「今日もサターニャさんからビデオメッセージを預かっているんです」
サターニャ『ガヴリール聞いて! 私また孫が生まれたのよ。出所したら、抱っこさせてあげるからね。三ヵ月待ってるからっ!!』
ガヴ「(サターニャ……助かったのか。良かったぁ)サターニャは元気にしてるか?」
ラフィ「三人の孫に囲まれながら毎日楽しく暮らしてますよ。安心してください」
ガヴ「孫か……。サターニャの孫可愛いんだろうな、早く抱っこしたいなぁ」
ラフィ「ガヴちゃん、孫の抱っこ以外に出てきたらしたい事はありますか? 出来る限り準備します」
ガヴ「そうだな。またサターニャやヴィーネに会いたい。話がしたい」
ラフィ「そうですか。では出てきたら地上で歓迎会を開きましょう」
ガヴ「そうしてくれ」
ガヴ「このおばあさん、ラフィエル……か?」
ラフィ「今日もサターニャさんからビデオメッセージを預かっているんです」
サターニャ『ガヴリール聞いて! 私また孫が生まれたのよ。出所したら、抱っこさせてあげるからね。三ヵ月待ってるからっ!!』
ガヴ「(サターニャ……助かったのか。良かったぁ)サターニャは元気にしてるか?」
ラフィ「三人の孫に囲まれながら毎日楽しく暮らしてますよ。安心してください」
ガヴ「孫か……。サターニャの孫可愛いんだろうな、早く抱っこしたいなぁ」
ラフィ「ガヴちゃん、孫の抱っこ以外に出てきたらしたい事はありますか? 出来る限り準備します」
ガヴ「そうだな。またサターニャやヴィーネに会いたい。話がしたい」
ラフィ「そうですか。では出てきたら地上で歓迎会を開きましょう」
ガヴ「そうしてくれ」
58:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:38:52.847 :lBiA8Kn+0.net
夜 サターニャの家
ガヴ「私がやった事といえば癒しの水の採取、悪魔の天界への不法侵入ほう助か。癒しの水盗むだけでも重い罪なのに不法侵入まで手伝ったからな。ざっと考えて懲役50年か」
サターニャ「zzz」
ガヴ「サターニャ、助かって良かった。……サターニャ、起きろ! 今日も天界に行くぞっ!!」
サターニャ「ふぇ? 準備するわ」
ガヴ「準備なんていらないだろ。早く行くぞ」
サターニャ「ええ」
夜 サターニャの家
ガヴ「私がやった事といえば癒しの水の採取、悪魔の天界への不法侵入ほう助か。癒しの水盗むだけでも重い罪なのに不法侵入まで手伝ったからな。ざっと考えて懲役50年か」
サターニャ「zzz」
ガヴ「サターニャ、助かって良かった。……サターニャ、起きろ! 今日も天界に行くぞっ!!」
サターニャ「ふぇ? 準備するわ」
ガヴ「準備なんていらないだろ。早く行くぞ」
サターニャ「ええ」
60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:41:57.954 :lBiA8Kn+0.net
学校
サターニャ「お腹いの治った!! 違和感もないっ!」
ヴィーネ「サターニャ、お腹痛いの治って良かったわね」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴ「(絶対に言うなよっ!)」
サターニャ「(分かってるわよ!)」
ラフィ「でも、原因は何だったんでしょうね」
ガヴ「治ったんだからいいじゃないか」
サターニャ「そうよ! 細かい事は気にしないの!!」
ガヴ「なぁ、今度四人で遊ばないか」
ヴィーネ「ガヴから誘うなんて珍しいわね」
ラフィ「何かあったんですか?」
サターニャ「私が治ったからに決まってるでしょ!! 思いっきり遊ぶわよっ!」
学校
サターニャ「お腹いの治った!! 違和感もないっ!」
ヴィーネ「サターニャ、お腹痛いの治って良かったわね」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴ「(絶対に言うなよっ!)」
サターニャ「(分かってるわよ!)」
ラフィ「でも、原因は何だったんでしょうね」
ガヴ「治ったんだからいいじゃないか」
サターニャ「そうよ! 細かい事は気にしないの!!」
ガヴ「なぁ、今度四人で遊ばないか」
ヴィーネ「ガヴから誘うなんて珍しいわね」
ラフィ「何かあったんですか?」
サターニャ「私が治ったからに決まってるでしょ!! 思いっきり遊ぶわよっ!」
62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:45:38.956 :lBiA8Kn+0.net
数日後
サターニャ「この面難しいわね」ピコピコ
ヴィーネ「そこを飛んで!」
サターニャ「ああ~。全機なくなった」
ラフィ「また最初からですね」
ピンポーン
サターニャ「誰かしら?」
ヴィーネ「ガヴにお客さんなんて珍しいわね」
ガヴ「どうせネット通販で頼んだのが届いたんだろ。今行くよ」
数日後
サターニャ「この面難しいわね」ピコピコ
ヴィーネ「そこを飛んで!」
サターニャ「ああ~。全機なくなった」
ラフィ「また最初からですね」
ピンポーン
サターニャ「誰かしら?」
ヴィーネ「ガヴにお客さんなんて珍しいわね」
ガヴ「どうせネット通販で頼んだのが届いたんだろ。今行くよ」
66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:51:22.166 :lBiA8Kn+0.net
ガチャ
天界の警察「私達がどうして来たのか分かるね」
ガヴ「はい」
天界の警察「天真・ガヴリール・ホワイト、君を癒しの水の窃盗、悪魔を天界に手引きした罪で逮捕する」
ラフィ「やっぱり癒しの水を盗んだのはガヴちゃんだったんですね」
ガヴ「知ってたのか」
ラフィ「ええ、もちろんです。そして止められなかった私は悪い天使です」
サターニャ「え? どういうことなの? どうして天界の警察が来てるの?」
ラフィ「癒しの水は直接飲めばどんな病気でも治る特別な水なんです。それをガヴちゃんは盗んだんです」
ガヴ「サターニャ安心してくれ、死刑とか終身刑になる事はないから必ずまた会える。それまで待っててくれ」
サターニャ「そんなの嫌よ!! ガヴリールを連れて行かないで!!」
ヴィーネ「やめて、サターニャ!」ガシッ
ラフィ「サターニャさん!」ガシッ
サターニャ「離してよ! ヴィネット! ラフィエル!」
ヴィーネ「駄目よ、サターニャ!」
ラフィ「サターニャさん! 落ち着いてください!」
ガチャ
天界の警察「私達がどうして来たのか分かるね」
ガヴ「はい」
天界の警察「天真・ガヴリール・ホワイト、君を癒しの水の窃盗、悪魔を天界に手引きした罪で逮捕する」
ラフィ「やっぱり癒しの水を盗んだのはガヴちゃんだったんですね」
ガヴ「知ってたのか」
ラフィ「ええ、もちろんです。そして止められなかった私は悪い天使です」
サターニャ「え? どういうことなの? どうして天界の警察が来てるの?」
ラフィ「癒しの水は直接飲めばどんな病気でも治る特別な水なんです。それをガヴちゃんは盗んだんです」
ガヴ「サターニャ安心してくれ、死刑とか終身刑になる事はないから必ずまた会える。それまで待っててくれ」
サターニャ「そんなの嫌よ!! ガヴリールを連れて行かないで!!」
ヴィーネ「やめて、サターニャ!」ガシッ
ラフィ「サターニャさん!」ガシッ
サターニャ「離してよ! ヴィネット! ラフィエル!」
ヴィーネ「駄目よ、サターニャ!」
ラフィ「サターニャさん! 落ち着いてください!」
67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 21:56:46.348 :lBiA8Kn+0.net
ガヴ「サターニャ、これからも元気でいろよ」
サターニャ「ガヴリールっ!! どうしてガヴリールが捕まるのよ!? 何も悪い事なんてしてないじゃない!!」
ラフィ「サターニャさん、癒しの水を盗むという事は重い罪なんです!」
サターニャ「どうしてっ!?」
ラフィ「飲めばどんな病気でも治る水なんて存在していいはずがないじゃないですか、医療業界が崩壊してしまいますっ!! だから天界で厳重に管理しているんです!! だけどガヴちゃんは」
ガヴ「いいんだよ、サターニャ。私は捕まる覚悟でサターニャに水を飲ませたんだ。捕まっても仕方がないんだ
サターニャ「なら私も捕まえなさいよ! 盗んだ水は私が飲んだのよっ! 天界にも行ったし、捕まえられるでしょ!!」
ヴィーネ「天使は天界の法律、悪魔は魔界の法律でしか裁けないわ。魔界の法律ではサターニャは何も捕まるようなことはしてないのよ」
サターニャ「そんな……」
ガヴ「サターニャ、しばらく会えなくなるけど、いいんだ。サターニャが助かってくれたからいいんだ」
サターニャ「そんな……。そうよ! 私大悪魔になるから、大悪魔になってガヴリールを刑務所から出してあげるから!!」
ガヴ「サターニャ、無理をするな。心優しいお前には大悪魔は無理だ。そんな事より私はサターニャに幸せになって欲しい。それが私のお願いだ」
天界の警察「別れは済んだか。行くぞ」
ガヴ「はい」
サターニャ「そんな……」
ラフィ「サターニャさん、もうそろそろ離れましょう」
サターニャ「嫌よ! ガヴリールが! ガヴリールがあぁ!」
ヴィーネ「もうガヴに迷惑かけないで!! サターニャ、離れましょう」
サターニャ「そんな……ガヴリール!! 天界!! 絶対に許さないから!! 滅ぼしてやる……大悪魔になって滅ぼしてやるっ!!」
ガヴ「サターニャ、これからも元気でいろよ」
サターニャ「ガヴリールっ!! どうしてガヴリールが捕まるのよ!? 何も悪い事なんてしてないじゃない!!」
ラフィ「サターニャさん、癒しの水を盗むという事は重い罪なんです!」
サターニャ「どうしてっ!?」
ラフィ「飲めばどんな病気でも治る水なんて存在していいはずがないじゃないですか、医療業界が崩壊してしまいますっ!! だから天界で厳重に管理しているんです!! だけどガヴちゃんは」
ガヴ「いいんだよ、サターニャ。私は捕まる覚悟でサターニャに水を飲ませたんだ。捕まっても仕方がないんだ
サターニャ「なら私も捕まえなさいよ! 盗んだ水は私が飲んだのよっ! 天界にも行ったし、捕まえられるでしょ!!」
ヴィーネ「天使は天界の法律、悪魔は魔界の法律でしか裁けないわ。魔界の法律ではサターニャは何も捕まるようなことはしてないのよ」
サターニャ「そんな……」
ガヴ「サターニャ、しばらく会えなくなるけど、いいんだ。サターニャが助かってくれたからいいんだ」
サターニャ「そんな……。そうよ! 私大悪魔になるから、大悪魔になってガヴリールを刑務所から出してあげるから!!」
ガヴ「サターニャ、無理をするな。心優しいお前には大悪魔は無理だ。そんな事より私はサターニャに幸せになって欲しい。それが私のお願いだ」
天界の警察「別れは済んだか。行くぞ」
ガヴ「はい」
サターニャ「そんな……」
ラフィ「サターニャさん、もうそろそろ離れましょう」
サターニャ「嫌よ! ガヴリールが! ガヴリールがあぁ!」
ヴィーネ「もうガヴに迷惑かけないで!! サターニャ、離れましょう」
サターニャ「そんな……ガヴリール!! 天界!! 絶対に許さないから!! 滅ぼしてやる……大悪魔になって滅ぼしてやるっ!!」
68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 22:03:51.528 :lBiA8Kn+0.net
翌日
ヴィーネ「サターニャ、もうお腹は大丈夫なの?」
サターニャ「平気よ。ガヴリールのおかげでね」
ラフィ「サターニャさん……。元気出して下さい、そんなんじゃガヴちゃんが悲しみますよ」
サターニャ「私は元気よ。元気になってガヴリールの言った通り幸せにならなきゃいけないんだから」
ヴィーネ「そう言って全然元気ないじゃない……」
翌日
ヴィーネ「サターニャ、もうお腹は大丈夫なの?」
サターニャ「平気よ。ガヴリールのおかげでね」
ラフィ「サターニャさん……。元気出して下さい、そんなんじゃガヴちゃんが悲しみますよ」
サターニャ「私は元気よ。元気になってガヴリールの言った通り幸せにならなきゃいけないんだから」
ヴィーネ「そう言って全然元気ないじゃない……」
69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 22:08:15.649 :lBiA8Kn+0.net
下校時
サターニャ「ガヴリールを連れて行った天界、絶対に許さないんだから」
サターニャ「協会? こんな所にあったかしら?」
サターニャ「あんたなんかの所になんか行きたくないわっ!!」
サターニャ「…………」
サターニャ「今日だけよっ!」
サターニャ「ねぇ、天界の神様、あんた願う者は誰でも救ってくれるんでしょ。だったら願うから私の事も助けてよ」
サターニャ「何でもするわ。良い事もする、人も救ってあげる、もう天使に酷い事もしない。だから……ガヴリールの事助けてよ」
サターニャ「それとも悪魔は救ってくれないの。天界の神様はケチなのね。魔界の神様はお節介で、願わなくても誰でも救ってくれるのよ」
サターニャ「……ねぇ! 助けてよ!! ガヴリールの事助けなさいよ!!」
サターニャ「助けてよぉ…………」ポロポロ
下校時
サターニャ「ガヴリールを連れて行った天界、絶対に許さないんだから」
サターニャ「協会? こんな所にあったかしら?」
サターニャ「あんたなんかの所になんか行きたくないわっ!!」
サターニャ「…………」
サターニャ「今日だけよっ!」
サターニャ「ねぇ、天界の神様、あんた願う者は誰でも救ってくれるんでしょ。だったら願うから私の事も助けてよ」
サターニャ「何でもするわ。良い事もする、人も救ってあげる、もう天使に酷い事もしない。だから……ガヴリールの事助けてよ」
サターニャ「それとも悪魔は救ってくれないの。天界の神様はケチなのね。魔界の神様はお節介で、願わなくても誰でも救ってくれるのよ」
サターニャ「……ねぇ! 助けてよ!! ガヴリールの事助けなさいよ!!」
サターニャ「助けてよぉ…………」ポロポロ
71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 22:15:23.343 :lBiA8Kn+0.net
一週間後 ガヴリールの家
サターニャ「ガヴリールの部屋綺麗にしておかないとね。ガヴリールが出てこられるまで何年かかるか分からないけど、帰ってきたら安心してまた暮らせるように」
ガチャ
サターニャ「……!!」
ガヴ「サターニャ……」
サターニャ「本物なの? 本物のガヴリールなの?」
ガヴ「もちろんだろ!」
サターニャ「でもどうして……」
ガヴ「サターニャが天界の神に頼んでくれたんだろ。それで天界の神は『ガヴリールがやったことは友人を助けるために仕方がのない事だった』って懲役5日に減刑してくれたんだよ!!」
サターニャ「天界もいいとこあるじゃない!! 見直したわ、滅ぼすのはやめてあげる」
ガヴ「サターニャ! 良かった良かった」
サターニャ「良かったのはガヴリールよっ!」
ガヴ「サターニャの病気が治ったから、良かったのはサターニャだっ!」
サターニャ「ガヴリールが刑務所から出てきたんだから、良かったのはガヴリールよっ!」
ガヴ「サターニャだ!」
サターニャ「ガヴリールよ!」
ガヴ「サターニャだぁ!」
サターニャ「ガヴリールよぉ!」
ガヴ「サターニャなんだ!」
サターニャ「ガヴリールなのよ!」
ガヴ「ふふっ……」
サターニャ「あははっ……」
ガヴ「ふははははっ!」
サターニャ「あははははっ!」
ガヴ「私達、ずっと友達でいような!」
サターニャ「もちろんよ!」
完
一週間後 ガヴリールの家
サターニャ「ガヴリールの部屋綺麗にしておかないとね。ガヴリールが出てこられるまで何年かかるか分からないけど、帰ってきたら安心してまた暮らせるように」
ガチャ
サターニャ「……!!」
ガヴ「サターニャ……」
サターニャ「本物なの? 本物のガヴリールなの?」
ガヴ「もちろんだろ!」
サターニャ「でもどうして……」
ガヴ「サターニャが天界の神に頼んでくれたんだろ。それで天界の神は『ガヴリールがやったことは友人を助けるために仕方がのない事だった』って懲役5日に減刑してくれたんだよ!!」
サターニャ「天界もいいとこあるじゃない!! 見直したわ、滅ぼすのはやめてあげる」
ガヴ「サターニャ! 良かった良かった」
サターニャ「良かったのはガヴリールよっ!」
ガヴ「サターニャの病気が治ったから、良かったのはサターニャだっ!」
サターニャ「ガヴリールが刑務所から出てきたんだから、良かったのはガヴリールよっ!」
ガヴ「サターニャだ!」
サターニャ「ガヴリールよ!」
ガヴ「サターニャだぁ!」
サターニャ「ガヴリールよぉ!」
ガヴ「サターニャなんだ!」
サターニャ「ガヴリールなのよ!」
ガヴ「ふふっ……」
サターニャ「あははっ……」
ガヴ「ふははははっ!」
サターニャ「あははははっ!」
ガヴ「私達、ずっと友達でいような!」
サターニャ「もちろんよ!」
完
72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/14(水) 22:21:32.228 :qQvYbqmh0.net
乙
感動した
感動した
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