1:ケイキ:2017/08/22(火) 00:33:18.815 :QD4/ShZW0.net
津田「と、思うんですが、どうでしょう畑さん」
畑(ついに壊れたか)
畑「いやぁぁ、津田副会長とは思われない発言で。…そもそも、どうしてこの期に及んでそんなことを?」
津田「それは…」
──────────
或日、休み時間での廊下
ネネ「…ペチャクチャ」
ムツミ「…?」
津田(ん?二人で何か話してるぞ…?)
津田(何の話だろう…)
津田(大体察しはつくけど)
津田(話しかけてみるか…?)
ムツミ「ねぇ、そういえば…」
ムツミ「前教えてくれた奴、効果が無かったんだけど…」
ネネ「…?えっ…と、何か教えたっけ私?」
津田(…!?もしや…っ!?)
ムツミ「男子をオカズにしたら、満たされるってやつ!」クワッ
津田 ネネ「!?」
ザワ…ザワ…
ムツミ「あれ?なんだがざわついてるよ?」
津田「…これは…」
────────
津田「なんてことがありまして…」
畑「あらあらそれは…。記事に出来そうですねぇ」
津田「全力で阻止させてもらおう」
畑「…で、結局、件の教育はどの様にするおつもりで?」
津田「それなんですよね…最初は会長達女子に頼もうとも思ったんですが…」
畑「ですが…?」
津田「…間違った方向に行きそうだったので…」
畑「あぁ…なるほど。」
畑(私もさほど変わらないのでは…?)
津田「と、思うんですが、どうでしょう畑さん」
畑(ついに壊れたか)
畑「いやぁぁ、津田副会長とは思われない発言で。…そもそも、どうしてこの期に及んでそんなことを?」
津田「それは…」
──────────
或日、休み時間での廊下
ネネ「…ペチャクチャ」
ムツミ「…?」
津田(ん?二人で何か話してるぞ…?)
津田(何の話だろう…)
津田(大体察しはつくけど)
津田(話しかけてみるか…?)
ムツミ「ねぇ、そういえば…」
ムツミ「前教えてくれた奴、効果が無かったんだけど…」
ネネ「…?えっ…と、何か教えたっけ私?」
津田(…!?もしや…っ!?)
ムツミ「男子をオカズにしたら、満たされるってやつ!」クワッ
津田 ネネ「!?」
ザワ…ザワ…
ムツミ「あれ?なんだがざわついてるよ?」
津田「…これは…」
────────
津田「なんてことがありまして…」
畑「あらあらそれは…。記事に出来そうですねぇ」
津田「全力で阻止させてもらおう」
畑「…で、結局、件の教育はどの様にするおつもりで?」
津田「それなんですよね…最初は会長達女子に頼もうとも思ったんですが…」
畑「ですが…?」
津田「…間違った方向に行きそうだったので…」
畑「あぁ…なるほど。」
畑(私もさほど変わらないのでは…?)
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2:ケイキ:2017/08/22(火) 00:34:48.049 :QD4/ShZW0.net
畑「しかし、私が教える訳にはいきませんよ?」
津田(!?)
津田「え…何でですか…?」
畑(記事になるからに決まってるだろ鈍感)
畑「いえ、ねぇ、私は…その、あまり信用されていませんので」
津田「まぁ、確かに」
畑「それに比べれば、津田副会長はとても信頼されている様ですし」
津田「僕が…ですか?」
畑(…ハァ)
畑「はい。確かにです。やはり副会長は人が良いので、信頼されるのも当然かと」
津田(そうかなぁ…)
津田「でっ、でも、俺が教えて、何か間違いがあったら…」
畑『じゃかしぃわい』
津田「ひぇっ!?」
畑「いいですか?三葉さんのの様にピュアな人は、この学校には他にいないでしょう」
畑「そんな三葉さんがもしも、性的な部分に疎い事を利用されたら…?」
津田「それは…」
津田(1番恐れている事だ…)
畑「あなたが教えるんです。三葉さんのために。三葉さんを助けることに、躊躇していてどうするんです!」
畑(これ以上はキャラ崩壊ですね)
津田「…分かりました。ありがとうございます。やってみます」
畑「あら、やってみるだなんてそん…」
畑(行ってしまった…か)
畑(…なんだか撮る気にならないなぁ)
畑「しかし、私が教える訳にはいきませんよ?」
津田(!?)
津田「え…何でですか…?」
畑(記事になるからに決まってるだろ鈍感)
畑「いえ、ねぇ、私は…その、あまり信用されていませんので」
津田「まぁ、確かに」
畑「それに比べれば、津田副会長はとても信頼されている様ですし」
津田「僕が…ですか?」
畑(…ハァ)
畑「はい。確かにです。やはり副会長は人が良いので、信頼されるのも当然かと」
津田(そうかなぁ…)
津田「でっ、でも、俺が教えて、何か間違いがあったら…」
畑『じゃかしぃわい』
津田「ひぇっ!?」
畑「いいですか?三葉さんのの様にピュアな人は、この学校には他にいないでしょう」
畑「そんな三葉さんがもしも、性的な部分に疎い事を利用されたら…?」
津田「それは…」
津田(1番恐れている事だ…)
畑「あなたが教えるんです。三葉さんのために。三葉さんを助けることに、躊躇していてどうするんです!」
畑(これ以上はキャラ崩壊ですね)
津田「…分かりました。ありがとうございます。やってみます」
畑「あら、やってみるだなんてそん…」
畑(行ってしまった…か)
畑(…なんだか撮る気にならないなぁ)
5:ケイキ:2017/08/22(火) 00:59:20.470 :QD4/ShZW0.net
───
津田(自分で言ったものの…)
津田(どういう風に切り出せばいいんだ…?)
津田(考えろ俺!もし、選択肢を間違えたら、学校生活が終了してしまう!…)
津田(…一応、会長達にも意見を聞くか…)
──放課後
ガララッ
スズ「あ、津田じゃない。早いわね」
アリア「そうだねぇ~」フフ
津田(七条先輩が考えてる意味合いが絶対違うのは措いておこう…)
津田「会長はまだなんですね」
スズ「今日は先生に資料届けてから来るらしいわよ」
津田(そうか…まぁ、スズは真面目に聞いてくれるかな…)
津田「あの…一つ話があるんですが…」
スズ「…どうしたの?」
アリア「遂にア〇ルに目覚めたのかな!?」
津田「突発にその単語を言う先輩には恐れ入るぜ!」
津田「…実は…」
津田『…三葉に性教育をしたいんです』
スズ「…」
アリア「…」
スズ(津田が…!?)
アリア(…。ついに目覚めたのね…!)
津田(やべえよ絶対誤解されてるよ…)
───
津田(自分で言ったものの…)
津田(どういう風に切り出せばいいんだ…?)
津田(考えろ俺!もし、選択肢を間違えたら、学校生活が終了してしまう!…)
津田(…一応、会長達にも意見を聞くか…)
──放課後
ガララッ
スズ「あ、津田じゃない。早いわね」
アリア「そうだねぇ~」フフ
津田(七条先輩が考えてる意味合いが絶対違うのは措いておこう…)
津田「会長はまだなんですね」
スズ「今日は先生に資料届けてから来るらしいわよ」
津田(そうか…まぁ、スズは真面目に聞いてくれるかな…)
津田「あの…一つ話があるんですが…」
スズ「…どうしたの?」
アリア「遂にア〇ルに目覚めたのかな!?」
津田「突発にその単語を言う先輩には恐れ入るぜ!」
津田「…実は…」
津田『…三葉に性教育をしたいんです』
スズ「…」
アリア「…」
スズ(津田が…!?)
アリア(…。ついに目覚めたのね…!)
津田(やべえよ絶対誤解されてるよ…)
6:ケイキ:2017/08/22(火) 01:00:53.378 :QD4/ShZW0.net
1カメ
バタンッ
2カメ
バタンッ
3カメ
バタンッ
シノ「津田ぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
津田「か、会長!?」
シノ「…聞いていたぞ…お前はそんな奴じゃないと信じていたのに…!!!!」
津田「ち、違うんです!話を聞いてください!」
シノ「ええい!うるさい!そんな話など!エ口サイトの冒頭に連なる、明らかな詐欺広告と同じ位聞く価値がない!」
津田「何言ってんだ」
───────
──
≒かくかくしかじか≒
スズ「…そういう事だったの…」
シノ「……そうか。確かに、それは問題だな」
アリア「性知識の欠如は危ないよねぇ~。私も子供の頃はア〇ルで…」
津田「その話はもう聞きました」
アリア「あら、そう?…でもそれなら、津田君が教えなくてもいい方法があるよ?」
津田「本当ですか!?」
アリア「うん。…そうだ!ちょっと呼んでくるからまっててねぇ~」
津田(誰だろう…)
1カメ
バタンッ
2カメ
バタンッ
3カメ
バタンッ
シノ「津田ぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
津田「か、会長!?」
シノ「…聞いていたぞ…お前はそんな奴じゃないと信じていたのに…!!!!」
津田「ち、違うんです!話を聞いてください!」
シノ「ええい!うるさい!そんな話など!エ口サイトの冒頭に連なる、明らかな詐欺広告と同じ位聞く価値がない!」
津田「何言ってんだ」
───────
──
≒かくかくしかじか≒
スズ「…そういう事だったの…」
シノ「……そうか。確かに、それは問題だな」
アリア「性知識の欠如は危ないよねぇ~。私も子供の頃はア〇ルで…」
津田「その話はもう聞きました」
アリア「あら、そう?…でもそれなら、津田君が教えなくてもいい方法があるよ?」
津田「本当ですか!?」
アリア「うん。…そうだ!ちょっと呼んでくるからまっててねぇ~」
津田(誰だろう…)
7:ケイキ:2017/08/22(火) 01:28:06.234 :QD4/ShZW0.net
?「…ちょっと!何ですか!?」カベゴシ
津田(この声は…)
バタン
津田(五十嵐先輩!?)
アリア「はぁ~い!問題解決に1番役立つ人を連れてきたよ~」
カエデ「え?ちょっと本当に何なんですか?問題解決ってなんですかぁぁ!?」
津田(何の説明も無しに連れてきたのかよ…)
スズ「…五十嵐先輩…ですか…?」
シノ「なるほど…流石だなアリア!」
カエデ「え?え?どういう事ですか?」
≒かくかくしかじか≒
カエデ「あひゅぅ…」バタンッ
津田「あ、気絶した」
スズ「アンタの言葉で…よ?」
シノ「凄い言葉責めだったんだな!」
アリア「津田君興奮しちゃうね~」
津田「しねぇよ」
シノ「津田!さあ!人工呼吸を!」
津田「呼吸はしてらっしゃいますよ?」
カエデ「…んっ。」ムクッ
シノ「おぉ、目が覚めたか」
アリア「立ったね~」
津田「人の動作にその表現使いますか…」
カエデ「…っ」
カエデ「…津田副会長…」
津田「…はっ、はい…」
シノ(これはまずいな…)
スズ(流石に其儘伝えるのはまずかったんじゃ…)
アリア(どうなるかな~)
?「…ちょっと!何ですか!?」カベゴシ
津田(この声は…)
バタン
津田(五十嵐先輩!?)
アリア「はぁ~い!問題解決に1番役立つ人を連れてきたよ~」
カエデ「え?ちょっと本当に何なんですか?問題解決ってなんですかぁぁ!?」
津田(何の説明も無しに連れてきたのかよ…)
スズ「…五十嵐先輩…ですか…?」
シノ「なるほど…流石だなアリア!」
カエデ「え?え?どういう事ですか?」
≒かくかくしかじか≒
カエデ「あひゅぅ…」バタンッ
津田「あ、気絶した」
スズ「アンタの言葉で…よ?」
シノ「凄い言葉責めだったんだな!」
アリア「津田君興奮しちゃうね~」
津田「しねぇよ」
シノ「津田!さあ!人工呼吸を!」
津田「呼吸はしてらっしゃいますよ?」
カエデ「…んっ。」ムクッ
シノ「おぉ、目が覚めたか」
アリア「立ったね~」
津田「人の動作にその表現使いますか…」
カエデ「…っ」
カエデ「…津田副会長…」
津田「…はっ、はい…」
シノ(これはまずいな…)
スズ(流石に其儘伝えるのはまずかったんじゃ…)
アリア(どうなるかな~)
11:ケイキ:2017/08/22(火) 07:48:06.453 :QD4/ShZW0.net
カエデ「…言いたいことは分かりました。そういう意味だったんですね…」
カエデ「…で、なぜ私を…?」
シノ「そりゃあまあ、」
アリア「性知識の豊富な人を選ぶよね~」
カエデ「んな!?」
津田(五十嵐先輩が…?)
スズ(性知識が豊富…!?)
カエデ「ど、どういう事ですか!納得いきません!」
シノ「これな~んだ!」
カエデ「…こ、れ、は…!?」
津田(うわぁ…卵形のオ〇ホだ…)
カエデ「ぼっ、没収です!こんな不健全な…」
アリア「何で不健全なのかな~?」
カエデ「…え?」
シノ「そうだな。私には卵のおもちゃにしか見えないが…どこが不健全なんだ?」
カエデ「えっ…と、そのぉ…」
アリア「理由がわからないとね~」
スズ(鬼だ…)
津田(確かに…そういうものを理解している仕草は今までもあったけど…)
カエデ「…」
シノ「…まぁ、こういう訳だ。」
カエデ「…分かりました。認めます…」
カエデ(死にたい…)
アリア「…でも、五十嵐さんは悪くないよ?知識があること自体は変態でも何でもないよ~」
カエデ「…ぇ?」
シノ「そうだな。変態なんて言われるのは、知識を公に晒す者だ。私みたいな」
アリア「私みたいな!」
アリア「……」
アリア「…津田君?」
津田「のらねぇよ?」
カエデ「…言いたいことは分かりました。そういう意味だったんですね…」
カエデ「…で、なぜ私を…?」
シノ「そりゃあまあ、」
アリア「性知識の豊富な人を選ぶよね~」
カエデ「んな!?」
津田(五十嵐先輩が…?)
スズ(性知識が豊富…!?)
カエデ「ど、どういう事ですか!納得いきません!」
シノ「これな~んだ!」
カエデ「…こ、れ、は…!?」
津田(うわぁ…卵形のオ〇ホだ…)
カエデ「ぼっ、没収です!こんな不健全な…」
アリア「何で不健全なのかな~?」
カエデ「…え?」
シノ「そうだな。私には卵のおもちゃにしか見えないが…どこが不健全なんだ?」
カエデ「えっ…と、そのぉ…」
アリア「理由がわからないとね~」
スズ(鬼だ…)
津田(確かに…そういうものを理解している仕草は今までもあったけど…)
カエデ「…」
シノ「…まぁ、こういう訳だ。」
カエデ「…分かりました。認めます…」
カエデ(死にたい…)
アリア「…でも、五十嵐さんは悪くないよ?知識があること自体は変態でも何でもないよ~」
カエデ「…ぇ?」
シノ「そうだな。変態なんて言われるのは、知識を公に晒す者だ。私みたいな」
アリア「私みたいな!」
アリア「……」
アリア「…津田君?」
津田「のらねぇよ?」
13:ケイキ:2017/08/22(火) 10:32:54.468 :QD4/ShZW0.net
≒
カエデ「…私はどうすれば…」
シノ「五十嵐、私達は性教育を健全な意味で言ってるんだ」
アリア「無知から来る様々な危険を無くしてあげる意味でも、こっちの世界も教えてあげなくちゃ」
津田(こっちって…)
スズ(五十嵐先輩…可哀想…)
カエデ「…」
──
津田「まさか…五十嵐先輩が…」
≒≒
カエデ「…」
カエデ「…分かりました。意図は至って健全なものですし…筋が通ってます…」
アリア「私はスジ、綺麗にしてるよ~」
シノ「は!やっぱり確りと洗った方がいいのだろうか…!?」
津田「五十嵐先輩の覚悟を打ち消すなよ」
スズ「…」
カエデ「…」
アリア「あら?なんだか反応がおかし…」
シノ「だ、大丈夫か?流石に過ぎたか?」
カエデ「私が男性恐怖症なのはご存知ですよね…」
津田「あぁ、はい」
カエデ「理由も以前お教えしましたよね?」
津田「は、はい。ノートの件ですよね?」
カエデ「…私はそれに伴って、男性から遠ざかり、詰まりは異性から遠ざかりました。性的なものから遠ざかりました…」
津田「…」
カエデ「だから…異性同士の触れ合い等にだって、女子の方に自分を重ねて物事を考えていました…」
カエデ「だから、注意だって厳しくしてきたんです…相手を思って…」
津田「…それは…」
≒
カエデ「…私はどうすれば…」
シノ「五十嵐、私達は性教育を健全な意味で言ってるんだ」
アリア「無知から来る様々な危険を無くしてあげる意味でも、こっちの世界も教えてあげなくちゃ」
津田(こっちって…)
スズ(五十嵐先輩…可哀想…)
カエデ「…」
──
津田「まさか…五十嵐先輩が…」
≒≒
カエデ「…」
カエデ「…分かりました。意図は至って健全なものですし…筋が通ってます…」
アリア「私はスジ、綺麗にしてるよ~」
シノ「は!やっぱり確りと洗った方がいいのだろうか…!?」
津田「五十嵐先輩の覚悟を打ち消すなよ」
スズ「…」
カエデ「…」
アリア「あら?なんだか反応がおかし…」
シノ「だ、大丈夫か?流石に過ぎたか?」
カエデ「私が男性恐怖症なのはご存知ですよね…」
津田「あぁ、はい」
カエデ「理由も以前お教えしましたよね?」
津田「は、はい。ノートの件ですよね?」
カエデ「…私はそれに伴って、男性から遠ざかり、詰まりは異性から遠ざかりました。性的なものから遠ざかりました…」
津田「…」
カエデ「だから…異性同士の触れ合い等にだって、女子の方に自分を重ねて物事を考えていました…」
カエデ「だから、注意だって厳しくしてきたんです…相手を思って…」
津田「…それは…」
14:ケイキ:2017/08/22(火) 10:48:47.740 :QD4/ShZW0.net
カエデ「…でもっ!私だって高校生です。決して興味が無いわけでもありません…ですが、そこに、男性恐怖症が立ちはだかるんです。だから、とても…空しかったんです。二つの自分が矛盾していたんです…」
カエデ「だから…今の様なことになってしまっている…」
津田「…」
カエデ「…今回の件で…少し、その、性的な面での恐怖を和らげればいいと思って…」
津田スズシノアリア「…」
津田「無理しないで…くださいね」
─
津田「先輩…大丈夫だろうか…」
畑「これはこれは…」
津田「は、畑さんっ!?」
畑「私が言ったことから繋がって、なぜなにどうして五十嵐さんが…」
畑(面白そうじゃないの…)
畑「いいスクープになりそうね」
津田「…でも、特に何も起きないと思いますよ。教えて、終わりかと」
畑『おめえはよお、考えが甘いんだよ!』
津田「…え?」
畑(ハァ)
畑「五十嵐さんは男性恐怖症です」
津田「はい」
畑「そして放課後呼び出して、性知識を付与する」
津田「…はい」
畑「百合確定でしょ」
津田「…はい?」
畑「普通そうでしょう?ム〇ックスというやつですよ…」
津田(うわぁ、つっこむ気が失せた)
津田「…い、五十嵐先輩はそんなこと…」
畑「する筈がないと?…果たして本当にそうでしょうか…」
畑「五十嵐さんの本性がどれ程なのか、まだ分かりませんよ…」
津田「…たしかに」
津田(…五十嵐先輩と話そう。万が一にも間違えないように。無理そうなら俺が代わりに…)
カエデ「…でもっ!私だって高校生です。決して興味が無いわけでもありません…ですが、そこに、男性恐怖症が立ちはだかるんです。だから、とても…空しかったんです。二つの自分が矛盾していたんです…」
カエデ「だから…今の様なことになってしまっている…」
津田「…」
カエデ「…今回の件で…少し、その、性的な面での恐怖を和らげればいいと思って…」
津田スズシノアリア「…」
津田「無理しないで…くださいね」
─
津田「先輩…大丈夫だろうか…」
畑「これはこれは…」
津田「は、畑さんっ!?」
畑「私が言ったことから繋がって、なぜなにどうして五十嵐さんが…」
畑(面白そうじゃないの…)
畑「いいスクープになりそうね」
津田「…でも、特に何も起きないと思いますよ。教えて、終わりかと」
畑『おめえはよお、考えが甘いんだよ!』
津田「…え?」
畑(ハァ)
畑「五十嵐さんは男性恐怖症です」
津田「はい」
畑「そして放課後呼び出して、性知識を付与する」
津田「…はい」
畑「百合確定でしょ」
津田「…はい?」
畑「普通そうでしょう?ム〇ックスというやつですよ…」
津田(うわぁ、つっこむ気が失せた)
津田「…い、五十嵐先輩はそんなこと…」
畑「する筈がないと?…果たして本当にそうでしょうか…」
畑「五十嵐さんの本性がどれ程なのか、まだ分かりませんよ…」
津田「…たしかに」
津田(…五十嵐先輩と話そう。万が一にも間違えないように。無理そうなら俺が代わりに…)
17:ケイキ:2017/08/22(火) 15:46:25.239 :QD4/ShZW0.net
カエデ「…」
津田「五十嵐先輩…」
カエデ「ひっ!?」
津田「あ、すいません急に…」
カエデ「…いえ大丈夫です。…ご用件は?」
津田(…)
津田「こんなことを言うのは失礼ですが…」
津田「やっぱり、無理…してますよね?」
カエデ「…」
津田「性的なものが苦手なら、別に克服なんて…」
カエデ「私、会長達の言うとおり。知識は人並み…もしかしたら以上はあるの…」
津田「…」
カエデ「だけど私は、一切それを発散できずに居た…」
津田「…それは」
カエデ「だから。自分がどんな人間なのかが、わからなくなってきてる。どっちも本当の自分」
カエデ(…)
カエデ「…報告も兼ねて、あさっての朝一人で風紀委員会室にきてくれる?」
カエデ「伝えたいこと。決めておくから…」
津田「…?」
畑(これはいいものを見た)
カエデ「…」
津田「五十嵐先輩…」
カエデ「ひっ!?」
津田「あ、すいません急に…」
カエデ「…いえ大丈夫です。…ご用件は?」
津田(…)
津田「こんなことを言うのは失礼ですが…」
津田「やっぱり、無理…してますよね?」
カエデ「…」
津田「性的なものが苦手なら、別に克服なんて…」
カエデ「私、会長達の言うとおり。知識は人並み…もしかしたら以上はあるの…」
津田「…」
カエデ「だけど私は、一切それを発散できずに居た…」
津田「…それは」
カエデ「だから。自分がどんな人間なのかが、わからなくなってきてる。どっちも本当の自分」
カエデ(…)
カエデ「…報告も兼ねて、あさっての朝一人で風紀委員会室にきてくれる?」
カエデ「伝えたいこと。決めておくから…」
津田「…?」
畑(これはいいものを見た)
18:ケイキ:2017/08/22(火) 16:07:51.506 :QD4/ShZW0.net
ついにスレタイ回収 │
──────────┘
=放課後「実行」=
ネネ「ねぇ、今日家これる?新しいおもちゃが…」
ムツミ「ごめん…なんか、風紀委員に呼び出されてて?」
ネネ「え?なんでだろ…」
ムツミ「わからないよ…」
────────
=風紀委員会室=
ガララッ
ムツミ「失礼しまぁす」
カエデ「ごめんね急に呼び出しちゃって…」
ムツミ「いえ、大丈夫です」
カエデ「…あなたに重要な話があるの…」
─津田家
コトミ「津田兄ぃ、どうしたの?賢者に転職した?」
津田「ツッコミ放棄していい?」
津田(心配だ…)
─
カエデ「…んっ。性的なものに関するんだけど…」
ムツミ「…え?」
カエデ「三葉さん…あなたは自分で、性的な知識が異常に無い事を理解してる?」
ムツミ「た…たまに、言葉の意味がわからないときはありますが…」
ムツミ「えっと…エッチな知識…ですよね?」
カエデ「うん…」
カエデ「あなたはなさすぎる。だから、襲われたりしてしまうかも…」
ムツミ「…?」
カエデ(しまった…あんな表現じゃ伝わらないのか…)
カエデ「えっと…エッチなことをされちゃうって意味だったんだけど…」
ムツミ「お…、胸を触られたりだとかですか…?」
カエデ(…チャンス!)
ついにスレタイ回収 │
──────────┘
=放課後「実行」=
ネネ「ねぇ、今日家これる?新しいおもちゃが…」
ムツミ「ごめん…なんか、風紀委員に呼び出されてて?」
ネネ「え?なんでだろ…」
ムツミ「わからないよ…」
────────
=風紀委員会室=
ガララッ
ムツミ「失礼しまぁす」
カエデ「ごめんね急に呼び出しちゃって…」
ムツミ「いえ、大丈夫です」
カエデ「…あなたに重要な話があるの…」
─津田家
コトミ「津田兄ぃ、どうしたの?賢者に転職した?」
津田「ツッコミ放棄していい?」
津田(心配だ…)
─
カエデ「…んっ。性的なものに関するんだけど…」
ムツミ「…え?」
カエデ「三葉さん…あなたは自分で、性的な知識が異常に無い事を理解してる?」
ムツミ「た…たまに、言葉の意味がわからないときはありますが…」
ムツミ「えっと…エッチな知識…ですよね?」
カエデ「うん…」
カエデ「あなたはなさすぎる。だから、襲われたりしてしまうかも…」
ムツミ「…?」
カエデ(しまった…あんな表現じゃ伝わらないのか…)
カエデ「えっと…エッチなことをされちゃうって意味だったんだけど…」
ムツミ「お…、胸を触られたりだとかですか…?」
カエデ(…チャンス!)
23:ケイキ:2017/08/23(水) 00:10:29.307 :CKIYnsLO0.net
ムツミ「…?」
カエデ(これをしたら…でも…、いや、じゃあ…)
ムツミ「あの…先輩?」
ガタッ
ムツミ「せん…ぱい?」
──
シノ「ほほぉー!これはいいなぁ!」
アリア「興奮してきたね~」
畑「満足頂けて何よりです」
シノ「流石だな畑。カメラとマイクを予めセットしておくとは!」
アリア「飽迄、五十嵐さんを見守ってるんだよ~」
シノ「しかし…この展開は百合なのでは…」
アリア「女の悦びを教えるんだね!」
!ツッコミ不在!
畑「…」
畑「売れるわね…」
──
ムツミ「えっ…と…」
カエデ(御両親の教育理念がこの無知さを招いたのかもしれない…だけど、これは三葉さんの為…!)
カエデ「…これ、何だと思う?」
─シノ「…!?ローターじゃないか!」
─アリア「…没収されてたやつだよね…」
─シノ「もしかして…あれを使って悦びを…」
─アリア「いやいや、流石にそこまでは…」
ムツミ「えぇ…と…前見た気が…なんだっけ」
ムツミ「…、すみません。わかりません…」
─アリア「ああ!遂に純白が穢されるのね!」
カエデ「…これはローターって言うの…或事に使う道具よ…」
ムツミ「道具…?」
ムツミ「…?」
カエデ(これをしたら…でも…、いや、じゃあ…)
ムツミ「あの…先輩?」
ガタッ
ムツミ「せん…ぱい?」
──
シノ「ほほぉー!これはいいなぁ!」
アリア「興奮してきたね~」
畑「満足頂けて何よりです」
シノ「流石だな畑。カメラとマイクを予めセットしておくとは!」
アリア「飽迄、五十嵐さんを見守ってるんだよ~」
シノ「しかし…この展開は百合なのでは…」
アリア「女の悦びを教えるんだね!」
!ツッコミ不在!
畑「…」
畑「売れるわね…」
──
ムツミ「えっ…と…」
カエデ(御両親の教育理念がこの無知さを招いたのかもしれない…だけど、これは三葉さんの為…!)
カエデ「…これ、何だと思う?」
─シノ「…!?ローターじゃないか!」
─アリア「…没収されてたやつだよね…」
─シノ「もしかして…あれを使って悦びを…」
─アリア「いやいや、流石にそこまでは…」
ムツミ「えぇ…と…前見た気が…なんだっけ」
ムツミ「…、すみません。わかりません…」
─アリア「ああ!遂に純白が穢されるのね!」
カエデ「…これはローターって言うの…或事に使う道具よ…」
ムツミ「道具…?」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/08/23(水) 00:21:26.229 :CKIYnsLO0.net
─畑「はいここまでぇ~」
─シノ「な!なんでだ!?」
─畑「ここからは、私の編集を加えてから後日お送り致します…」
─畑(五十嵐さんに悪いわ…)
─アリア「ん~、仕方ないね」
─シノ「トイレ行ってくる」
─アリア「あっ!私もいく!」
─シノ「どっちだ?」
ムツミ「道具…?何に使うんですか?この話となにか関係が?」
カエデ「…」
カエデ(覚悟を決めろ…!)
カエデ「…これは、性玩具よ」
ムツミ「せいがんぐ?」
カエデ「性別の性に、おもちゃの玩具で性玩具…」
ムツミ「…で、何に使うんですか…?」
カエデ「…」
カエデ「一番普通の使い方はね…」
────────────────
──────────
は!
まずい。
これ以上は三葉さんを穢すことになる…
それはしてはいけない
こういう事は
意味を理解して、行うべ…
…
『私の中で』
『何かが壊れた』
───
─────────────
カエデ「…フフッ」
─畑「はいここまでぇ~」
─シノ「な!なんでだ!?」
─畑「ここからは、私の編集を加えてから後日お送り致します…」
─畑(五十嵐さんに悪いわ…)
─アリア「ん~、仕方ないね」
─シノ「トイレ行ってくる」
─アリア「あっ!私もいく!」
─シノ「どっちだ?」
ムツミ「道具…?何に使うんですか?この話となにか関係が?」
カエデ「…」
カエデ(覚悟を決めろ…!)
カエデ「…これは、性玩具よ」
ムツミ「せいがんぐ?」
カエデ「性別の性に、おもちゃの玩具で性玩具…」
ムツミ「…で、何に使うんですか…?」
カエデ「…」
カエデ「一番普通の使い方はね…」
────────────────
──────────
は!
まずい。
これ以上は三葉さんを穢すことになる…
それはしてはいけない
こういう事は
意味を理解して、行うべ…
…
『私の中で』
『何かが壊れた』
───
─────────────
カエデ「…フフッ」
25:ケイキ:2017/08/23(水) 00:32:15.598 :CKIYnsLO0.net
ムツミ「五十嵐先輩…?」
カエデ(いい。これよ。私が欲しかったのはこういう事…!)
カエデ(…欲望の儘に。躊躇いなく。全てを)
ムツミ「先輩…だいじょっ…ンッ!」
それはムツミの目から見ても明らかな、接吻であった。
しかし、ムツミの知っているそれでは無かった。
ムツミの知る限り、聞いたことがない。舌を入れるなど。
ムツミの目は、多くの判断によって成り立っている者のそれでは無かった。
本能に、生殖本能に。
身を任せていた。
ムツミ(なぁ、にこれ…舌?…蒟蒻みたい…)
プハッ
ムツミ「せ、先輩!!落ち着いて話を…」
カエデ「大丈夫。さっきの話は続いてる」
ムツミ「…え?」
カエデ「教えてあげる…」
カエデ「気持ちいい事…!」
ムツミ(先輩おかしい…こんなんじゃない…間違ってる…!)
ムツミ「お、おかしいです…考え直してください!先輩!」
カエデ「…考えた結果よ。これが」
ムツミ「せんぱ…」
カエデ「これから何されるか…分からないでしょ?」
ムツミ「…わかりません」
カエデ「これは知っておくべき事なの…こうするしかないの。私には、皆には…」
ムツミ「なにを…」
カエデ「…」
カエデ「…ごめんね、優しくするから」
ムツミ「五十嵐先輩…?」
カエデ(いい。これよ。私が欲しかったのはこういう事…!)
カエデ(…欲望の儘に。躊躇いなく。全てを)
ムツミ「先輩…だいじょっ…ンッ!」
それはムツミの目から見ても明らかな、接吻であった。
しかし、ムツミの知っているそれでは無かった。
ムツミの知る限り、聞いたことがない。舌を入れるなど。
ムツミの目は、多くの判断によって成り立っている者のそれでは無かった。
本能に、生殖本能に。
身を任せていた。
ムツミ(なぁ、にこれ…舌?…蒟蒻みたい…)
プハッ
ムツミ「せ、先輩!!落ち着いて話を…」
カエデ「大丈夫。さっきの話は続いてる」
ムツミ「…え?」
カエデ「教えてあげる…」
カエデ「気持ちいい事…!」
ムツミ(先輩おかしい…こんなんじゃない…間違ってる…!)
ムツミ「お、おかしいです…考え直してください!先輩!」
カエデ「…考えた結果よ。これが」
ムツミ「せんぱ…」
カエデ「これから何されるか…分からないでしょ?」
ムツミ「…わかりません」
カエデ「これは知っておくべき事なの…こうするしかないの。私には、皆には…」
ムツミ「なにを…」
カエデ「…」
カエデ「…ごめんね、優しくするから」
26:ケイキ:2017/08/23(水) 00:52:59.371 :CKIYnsLO0.net
ガララッ
カエデ「!?」
ムツミ「……た、」
ムツミ「…タカトシ君…」
津田「…それ以上はダメです。五十嵐先輩」
カエデ「…なんで」
津田「会長達から連絡があったんですよ、展開が凄いことになってるって。心配になってきてみたら…」
カエデ「これはっ…!」
津田「先輩。それは間違ってます」
カエデ「……」
カエデ(………)
カエデ「なんで…?私は私なりに覚悟を持って…」
津田「欲望に飲まれたって言いたいんですか?口だけの説明じゃダメでしたか?本当に?」
津田「抑々俺が持ち込んだ話で、それを先輩に任してしまったのは俺の責任です…でも」
津田「それ以上されたら、俺、先輩の事嫌いになっちゃいます」
カエデ「…」
カエデ「……」
カエデ「ごめ、…ごめんな…さい」
カエデ「私…自分が怖くて…」ウルウル
津田「大丈夫ですよ…誰だって一度はそういう事を考えたりするんです…」
カエデ「ごめんなさ…い。三葉さんも…」
五十嵐は走った。教室から、校舎から、この世から、消えて居なくなってしまいたかった。
だが、扉の前に立ちはだかった。壁。津田だ。
その時不思議な事が起こった。カエデは自然と、立ち塞がる津田に体重をかけた。男性恐怖症がありながら、涙を流しながらも津田の制服に顔を擦っていたのだ。
津田「…」
津田「五十嵐先輩…」
津田「大丈夫ですよ」
ガララッ
カエデ「!?」
ムツミ「……た、」
ムツミ「…タカトシ君…」
津田「…それ以上はダメです。五十嵐先輩」
カエデ「…なんで」
津田「会長達から連絡があったんですよ、展開が凄いことになってるって。心配になってきてみたら…」
カエデ「これはっ…!」
津田「先輩。それは間違ってます」
カエデ「……」
カエデ(………)
カエデ「なんで…?私は私なりに覚悟を持って…」
津田「欲望に飲まれたって言いたいんですか?口だけの説明じゃダメでしたか?本当に?」
津田「抑々俺が持ち込んだ話で、それを先輩に任してしまったのは俺の責任です…でも」
津田「それ以上されたら、俺、先輩の事嫌いになっちゃいます」
カエデ「…」
カエデ「……」
カエデ「ごめ、…ごめんな…さい」
カエデ「私…自分が怖くて…」ウルウル
津田「大丈夫ですよ…誰だって一度はそういう事を考えたりするんです…」
カエデ「ごめんなさ…い。三葉さんも…」
五十嵐は走った。教室から、校舎から、この世から、消えて居なくなってしまいたかった。
だが、扉の前に立ちはだかった。壁。津田だ。
その時不思議な事が起こった。カエデは自然と、立ち塞がる津田に体重をかけた。男性恐怖症がありながら、涙を流しながらも津田の制服に顔を擦っていたのだ。
津田「…」
津田「五十嵐先輩…」
津田「大丈夫ですよ」
34:ケイキ:2017/08/23(水) 09:36:01.303 :CKIYnsLO0.net
───
津田「…五十嵐先輩…」
津田(俺が…無理させてたんだ…、今迄かけていたリミッターを…無理矢理外したんだ…)
津田(俺の所為…)
津田(…)
─
カエデ「ごめんなさい…本当に…」
ムツミ「ああ、もういいですよ。タカトシ君が止めてくれたし、先輩だって、少しその、おかしくなっていたでしょう?」
カエデ「うん…ほんとにごめん…」
ムツミ「いつか、ちゃんと、教えてください!あの話」
カエデ「…うん」
─
コトミ「津田兄ぃ、今日も様子が変だよ?どうしたの?」
津田「いや…五十嵐先輩が心配で…」
コトミ「…昨日は?」
津田「同じく…」
コトミ「それって…」
コトミ(…)
津田「…?」
津田(あぁ、そういえば、明日の朝呼ばれてたな…)
津田(五十嵐先輩…来るかな…)
─
次の日 朝 風紀委員会室
カエデ「はぁ…」
カエデ(昨日はあんなこと…もう津田君に会う勇気が無い…呼び出したけど…あんな事した私には、…来る筈も無い…)
ガララッ
津田「失礼します」
カエデ(津田…君…?)
カエデ「なんで…来てくれたの…!?」
津田「呼ばれたからですよ。昨日の事は五十嵐先輩に押し付けた俺の責任です。先輩が今迄抑えて居たものを壞してしまった…」
───
津田「…五十嵐先輩…」
津田(俺が…無理させてたんだ…、今迄かけていたリミッターを…無理矢理外したんだ…)
津田(俺の所為…)
津田(…)
─
カエデ「ごめんなさい…本当に…」
ムツミ「ああ、もういいですよ。タカトシ君が止めてくれたし、先輩だって、少しその、おかしくなっていたでしょう?」
カエデ「うん…ほんとにごめん…」
ムツミ「いつか、ちゃんと、教えてください!あの話」
カエデ「…うん」
─
コトミ「津田兄ぃ、今日も様子が変だよ?どうしたの?」
津田「いや…五十嵐先輩が心配で…」
コトミ「…昨日は?」
津田「同じく…」
コトミ「それって…」
コトミ(…)
津田「…?」
津田(あぁ、そういえば、明日の朝呼ばれてたな…)
津田(五十嵐先輩…来るかな…)
─
次の日 朝 風紀委員会室
カエデ「はぁ…」
カエデ(昨日はあんなこと…もう津田君に会う勇気が無い…呼び出したけど…あんな事した私には、…来る筈も無い…)
ガララッ
津田「失礼します」
カエデ(津田…君…?)
カエデ「なんで…来てくれたの…!?」
津田「呼ばれたからですよ。昨日の事は五十嵐先輩に押し付けた俺の責任です。先輩が今迄抑えて居たものを壞してしまった…」
35:ケイキ:2017/08/23(水) 09:36:41.330 :CKIYnsLO0.net
津田「だから、来るのは当たり前です」
カエデ「…」
津田「な、泣かないでください。落ち着いて…」
カエデ「……うん。ありがとう」
津田「それで…話したい事って…」
カエデ「うん。さっき迄は言える気がしなかったけど…」
カエデ「今なら言える気がする…!」
津田「…はい」
カエデ「私は…その…」
カエデ「…」
カエデ「…津田君に助けられた。津田君に止めてもらった。津田君には感謝してる。でも、」
津田「…」
カエデ「それよりも前から…好きだったのよ。津田君の事…」
津田「…!?」
カエデ「お願い。答え…聞かせて?」
津田(…)
突然の告白
津田(急に…)
津田(俺はこれに、どう答えればいいんだ…?)
想ってくれている
津田(想ってくれている)
津田(俺の気持ちは…)
津田「…先輩…俺も…」
───
津田「だから、来るのは当たり前です」
カエデ「…」
津田「な、泣かないでください。落ち着いて…」
カエデ「……うん。ありがとう」
津田「それで…話したい事って…」
カエデ「うん。さっき迄は言える気がしなかったけど…」
カエデ「今なら言える気がする…!」
津田「…はい」
カエデ「私は…その…」
カエデ「…」
カエデ「…津田君に助けられた。津田君に止めてもらった。津田君には感謝してる。でも、」
津田「…」
カエデ「それよりも前から…好きだったのよ。津田君の事…」
津田「…!?」
カエデ「お願い。答え…聞かせて?」
津田(…)
突然の告白
津田(急に…)
津田(俺はこれに、どう答えればいいんだ…?)
想ってくれている
津田(想ってくれている)
津田(俺の気持ちは…)
津田「…先輩…俺も…」
───
37:ケイキ:2017/08/23(水) 15:35:44.817 :CKIYnsLO0.net
───
畑「あら津田副会長、風紀委員会室前で一体ナニを…?」
津田「別に…」
畑「つっこんでくださいよ…」
シノ「な…なっ…!?」
畑「あら天草会長」
シノ「つ、つっこんでくれとはどういう事だぁぁ!?」
津田「はぁ…」
津田(日常は変わらないな…)
─
津田(五十嵐先輩とは学校外で交際してる。だけど、本番は封印している。何が起きてしまうか分からないから。)
カエデ「…こら、津田副会長!ポケットに手をいれない!」
津田「あぁ…すいません…」
カエデ「…今日の放課後空いてるかな…?」
津田「…はい」ニコッ
カエデ「それじゃぁ、家で…」
津田(周りには伝えてないし、伝えるつもりもない…だけど、どうやら何人かにはバレてるようだ)
畑「…グッ」
津田「…はぁ」
今日も明日も変わらない、変わった日々が流れる。
───
畑「あら津田副会長、風紀委員会室前で一体ナニを…?」
津田「別に…」
畑「つっこんでくださいよ…」
シノ「な…なっ…!?」
畑「あら天草会長」
シノ「つ、つっこんでくれとはどういう事だぁぁ!?」
津田「はぁ…」
津田(日常は変わらないな…)
─
津田(五十嵐先輩とは学校外で交際してる。だけど、本番は封印している。何が起きてしまうか分からないから。)
カエデ「…こら、津田副会長!ポケットに手をいれない!」
津田「あぁ…すいません…」
カエデ「…今日の放課後空いてるかな…?」
津田「…はい」ニコッ
カエデ「それじゃぁ、家で…」
津田(周りには伝えてないし、伝えるつもりもない…だけど、どうやら何人かにはバレてるようだ)
畑「…グッ」
津田「…はぁ」
今日も明日も変わらない、変わった日々が流れる。
38:ケイキ:2017/08/23(水) 15:37:32.706 :CKIYnsLO0.net
これで一旦おしまいです。
低品質SSに付き合ってくださりありがとうございました。
次回は安価でもやって、vip民に罵倒でもされようかと思います。
ほんとに、中1男子の低級SS、読んでくださった方々、ありがとうございました。
低品質SSに付き合ってくださりありがとうございました。
次回は安価でもやって、vip民に罵倒でもされようかと思います。
ほんとに、中1男子の低級SS、読んでくださった方々、ありがとうございました。
41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/08/23(水) 20:34:06.887 :dkL2IH+P0.net
乙
まさかカエデルートだとは思わなかった
まさかカエデルートだとは思わなかった
42:ケイキ:2017/08/23(水) 23:31:47.470 :CKIYnsLO0.net
三葉ファンを強制的にカエデファンにする罠
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