男「こいつで自分に催眠をかければ受験勉強も捗るって寸法よ」ｷｨｨﾝ…

数年後

男「ハッ、ここは…？志望校の校舎じゃねえか！？まさか！今何年だ！？」

どうやら俺は受験が終わるまで催眠にかかっていたらしい…確かに勉強した知識は身に付いているが、その間の記憶は全くない…

男「す、すげえ効力だ…自分に使うのは結構危ないかも…」

男「……よし、なら次は>>11を…」ゴクリ

男「ゴールが遠い目標に使うと危険だ…一晩だけの勉強なら…」ｷｨｨﾝ

数時間後

男「…お、催眠が解けたみたいだ。時間は…よし！数時間しか経ってない！やっぱり目標を絞れば上手く使えるな！少し危険だけど気をつけて使えばかなり有用だぞこれは！」

こうして俺は催眠のおかげで志望校であった新学校での勉強もトップの成績を収める事ができた！とはいえ一つだけ困った点があって…

優等生ちゃん「くっ、また負けた！次のテストでは負けないから！！覚えときなさいよっ…」ｷﾞﾘﾘ

男「(クラスで一番可愛くて成績も俺の次に良い優等生ちゃんに嫌われちゃってるのだけ何とかならないかな〜)」

男「(…これも催眠を使っちゃえばいいんじゃ…よ、よし…>>18してやる)」

優等生ちゃん「え、な…なに？急に怖い顔しちゃって…」ｿﾞﾜｯ

男「そんなにテストで勝ちたいなら家庭教師してあげようか？」

優等生ちゃん「えっ/// ま、まあ貴方が普段どんな勉強してるのかとか探るチャンスだし、べ、別に受けてあげても良くなくもないけど…///」

男「じゃあ今日放課後家に遊びに行くな！」

優等生ちゃん「うん…///」

数週間後

優等生ちゃん「なるほど…貴方教え方も上手いのね。流石に負けを認めざるを得ないわ…」

男「(よし、催眠で教え方の勉強もしておいてよかった…しかし、よく考えたら女の子の部屋に入るなんて初めてだな。改めて意識するとドキドキしてきた…)」

優等生ちゃん「ん〜っ…キリの良い所まで進んだしちょっと休憩にしましょうか！お茶でも淹れてくるわね！」

男「(そ、そうだ。俺には催眠アプリがある…これを使えば、あの娘にどんなことをしても…)」ゴクリ…

男「…>>23」

優等生ちゃん「お茶淹れてきたわ！後これお茶菓子のケーキ…え、何？急にスマホなんかこっちに向けて…」

男「ごめん…全裸になってもらえるかな？」ｷｨｨﾝ…

優等生ちゃん「…え、あ…全裸…に、わかり…ました…」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

男「はぁはぁ…ご、ごめん。我慢できなくて…ヤバイめちゃくちゃ興奮する！背徳感すごい！」

優等生ちゃん「次は…何をすれ…ば…」

男「そ、そうだ！今なら何でも命令できるんだ！どうせ催眠をかけるなら行くとこまで行っても…」

男「>>30！」

男「靴下だけ履いて」

優等生ちゃん「はい…」

男「うぉぉ…裸ソックスとか、性癖ドストライクすぎる！やばい興奮してきた。同級生のこんな格好見れるとか普通絶対できないよ…」

男「もう我慢できない！>>39していいよね？というか催眠で無理やりやらせてもらうよ！」ｷｨｨﾝ

優等生ちゃん「ああ…は、はい…」

男「うおおおおお…！！！！」ｷﾞﾝｷﾞﾝ

男「このまま外に連れ出したり…ね、ねぇちょっと外散歩してきなよ」ｷｨｨﾝ

優等生ちゃん「あ…わ、わかり…まし…た」

家の外

男「ヤバイヤバイヤバイ！本当にあの格好で家の外歩き回ってる！えぐいよ何やらせてんだよ俺！」ハァハァ

同級生「え…！？う、嘘でしょ？優等生ちゃん？な、何でそんな格好！え、変態じゃん…クラスであんな優等生ぶっておいて露出狂だったの？犯罪だよ…」

男「！(やばいあれクラスメイトの同級生だ！どうする！？催眠を使って穏便に済ませるか！)」

男「>>48」

男「自○しろ！！！！」ｷｨｨﾝ

同級生「あっ…わ、分かった。今からあそこのビルから飛び降りてくる…」

男「…や、ヤバイ。人が集まってくる前に家に帰るよ！」ｸﾞｲｯ

優等生ちゃん「はい…」

優等生ちゃんの部屋

ざわざわざわ…

男「周りが騒がしくなってきてる…ど、どうしよ。本当に飛び降りたのかな…」

優等生ちゃん「うぅん…あれ、私は何を…きゃあ///！？何この格好！やだ、え？男くん！まさか貴方が…？」

男「！　しまった催眠が解けてる…先に服を着せておけばよかった…」

男「くそ！64だ！」ｷｨｨﾝ

優等生ちゃん「そんな…！？信じてた、のに…男、くん…」

男「俺の靴下を貸してあげる」

優等生ちゃん「はい…靴下だけ履き替えます…」

男「い、今の内に何か手を…そ、そうだ。催眠で記憶を消せばいいんだ！さっきの同級生もそうしておけば…い、今から行って間に合うかな！？」

優等生ちゃん「履き終わりました…」

男「今日俺が家に来てから今までの事全部忘れて！それじゃ！」バタンッ

優等生ちゃん「…ハッ、私一体何を…え？何で私裸なの！？それに何この靴下！だ、誰の！？こ、怖っ！ええ何これぇ…！？？！」

ビルの屋上

男「はあはあ…間に合った、騒ぎになってたのは屋上で躊躇してたからか。催眠とはいえ命の危険がある行為は流石にすんなり実行には移せないんだ…」

同級生「あっ…すみませ…ん、すぐに飛び降りを実行します…」

男「待って！75！」

同級生「あっ…」ｷｨｨﾝ

男「えっと、確か君の名前は…」

同級生「…」

男「名前が分からないと催眠できない！さっきまで覚えてたのに焦って出てこなくなった！ヤバイヤバイどうしよこのままじゃ」

同級生「他に命令がないのなら先ほどの命令を実行します…」

男「あっ、や…やめ…やめろぉーーーっ！！」

催眠は間に合ったか、間に合わなかったか…

＞＞80

ﾄﾝｯ…ﾋｭｰｯ…グチャドス

「きゃあーーーー！！！！」「上から人が落ちてきた！」「下の人も巻き込まれて…ダメだ、こりゃ助からない…」

男「…あ、ぁぁ…なん、て…事っ、俺は…自分の欲に…かまけて、勉強だけに、使ってれば…こんな事…うあぁぁぁ…」

「あぁぁぁああぁぁああぁぁ！！！！！！」

数週間後

優等生ちゃん「男くん、いい加減学校来なさいよ…ライバルがいないとテストも張り合いがないわ…」

「…」

優等生ちゃん「はぁ…それじゃあ今日の授業のノート、扉の前に置いておくからね。勉強は続けておく事、鈍った相手を負かしても面白くないんだから」

「…」

男「行ったか、催眠かけてあんな酷い真似させた相手に今さらどんな顔して会えば…」

男「…こんな辛い思いも自分に催眠をかければ忘れられるのかな。それかいっそ、同級生と同じように俺も…」

男「…>＞87」

男「こうきて現実逃避していても始まらない…とりあえず登校…するか」

学校

優等生ちゃん「よかった…ようやく登校する気になったんだ。べ、別にあんたに会いたいとかじゃなくて、競い合う相手がいないとつまらないってだけだから…」

優等生ちゃん「同級生の件と何か関係あるのか知らないけど…だから元気出しなさいよ。いい？」

男「(あんな酷い真似したのに、それさえ忘れて俺にこんな優しい言葉をかけてくれる…なんて自分勝手だったんだろう。俺は…)」

男「優等生…俺、覚悟を決めたよ。こうなったらもう99！！」

優等生ちゃん「男…くん…？」

男「電波をジャックしてっと…全国セックス大会の始まりだああああああああああ！！！！！！！！」

優等生ちゃん「男く…ん？一体何…を…」

キィィィィィィンッ！！！！！

こうして俺は手当たり次第催眠をかけまくり、人海戦術で放送局に割り込み電波放送でも催眠を拡散する事に成功した。今やテレビ番組は全て俺のセックス大会チャンネルだ

男「うおおおお！屋外セックス配信最高〜！今回も俺たちのペアが優勝だ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ！

優等生ちゃん「うんっ♡ きて男くん！大好きだよっ♡」だいしゅきﾎｰﾙﾄﾞッ

男「おおぉぉ…催眠最高すぎるっ！世の中全部俺の思うがまま…中に出すぞ優等生ーーっ」ﾄﾞﾋﾟパァンッ！ｭｯ

男「」ﾄﾞｻｯ…

優等生ちゃん「…あれ、私は一体何を…？え！？また裸っ///！しかも何これ！？男くん！？きゃああああーーーーーッ///！！！！」

男のスマホ「…ｻﾞｻﾞｯ…ﾋﾟｰ…アプリのアンインストール中…完全にデータを消去しました…」

「犯人の無力化に成功しました！突入します！」

ダダダダダダ…

その事件は未曾有の電波テロとして世間を騒がせた…それが人の手に及ばぬ未知の技術によって引き起こされたと知る者は一握りである…
結局催眠アプリとは何だったのか…
元は勉学に励む善良な一青年の人格をここまで歪めてしまう、それ自体がそのアプリの最大の催眠だったのかもしれない…


BAD END…