1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:40:54.275 :cFCn3Q0va.net
※※※注意※※※
変態の描写あり
誤った知識、語弊あり
偏った政治思考等の描写なし
それらを了承した上でお読みいただけたら幸いです
不快に思われた方はブラウザバック推奨です
※※※※※※※※※
変態の描写あり
誤った知識、語弊あり
偏った政治思考等の描写なし
それらを了承した上でお読みいただけたら幸いです
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2:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:41:07.846 :cFCn3Q0va.net
「はぁはぁ」
私は走ってる
「やばい追いつかれそう!」
今私は全身裸の変質者に追いつかれそうなのだ
「ケケケ……そんなに腰振っちゃってぇ……誘ってんのかぁ??」
そんなわけあるか!逃げとるんじゃ!
「はやく交番に…!」
「遅いんだよ!!」
がしっと腕を捕まれた!
「はぁはぁ」
私は走ってる
「やばい追いつかれそう!」
今私は全身裸の変質者に追いつかれそうなのだ
「ケケケ……そんなに腰振っちゃってぇ……誘ってんのかぁ??」
そんなわけあるか!逃げとるんじゃ!
「はやく交番に…!」
「遅いんだよ!!」
がしっと腕を捕まれた!
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3:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:41:42.351 :cFCn3Q0va.net
「ケケケ……もう逃げらんねぇぞぉ……」
くっ!一瞬で羽交い締めにされた!
もうだめかもしんない!やばい!
「だれか……たすけ……」
「ケケケ……こんな夕刻にオフシーズンの千葉ロッテ球場へ助けに来るやつがいるかよ……」
もうだめ……!
そう確信して目を瞑った
ボキッ!バキッ!
「ケケキュぇ!!!??!ぐはっ!!!!!!」
……?なんの音?
なんか体が自由になったような……
私は目を開け後ろを振り向いた
「ケケケ……もう逃げらんねぇぞぉ……」
くっ!一瞬で羽交い締めにされた!
もうだめかもしんない!やばい!
「だれか……たすけ……」
「ケケケ……こんな夕刻にオフシーズンの千葉ロッテ球場へ助けに来るやつがいるかよ……」
もうだめ……!
そう確信して目を瞑った
ボキッ!バキッ!
「ケケキュぇ!!!??!ぐはっ!!!!!!」
……?なんの音?
なんか体が自由になったような……
私は目を開け後ろを振り向いた
4:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:42:03.018 :cFCn3Q0va.net
そこには
「あ、あのの、だ、だ、だいじょ、デュフ、大丈夫で、デュ、デュフ、大じょ、デュ夫か?」
全身チェックに包まれた新たな変質者がいた
そこには
「あ、あのの、だ、だ、だいじょ、デュフ、大丈夫で、デュ、デュフ、大じょ、デュ夫か?」
全身チェックに包まれた新たな変質者がいた
5:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:42:30.231 :cFCn3Q0va.net
「きゃーー!!!!!!へんたーーい!!!」
しかも棒状の凶器まで持ってるーー!!!
「ななな、な、失敬な、デュフ、ぼぼ、ぼくが、あなたを助けたんでデュ、デュフよデュフ、ほら、そこに、」
そう言って新変質者が指をさす
「え……?」
恐る恐る彼が示す方向へ目を向けると
「ケケケ……ぶくぶくぶく」
さっきの変質者が泡を吹いて倒れていた!
え!?じゃあこの新変質者が私を助けたってこと!?
「きゃーー!!!!!!へんたーーい!!!」
しかも棒状の凶器まで持ってるーー!!!
「ななな、な、失敬な、デュフ、ぼぼ、ぼくが、あなたを助けたんでデュ、デュフよデュフ、ほら、そこに、」
そう言って新変質者が指をさす
「え……?」
恐る恐る彼が示す方向へ目を向けると
「ケケケ……ぶくぶくぶく」
さっきの変質者が泡を吹いて倒れていた!
え!?じゃあこの新変質者が私を助けたってこと!?
7:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:43:52.633 :cFCn3Q0va.net
「わ、わかってもらえたでデュフか?」
えーマジかー
えーこーゆー時って普通、助けに来るのイケメンじゃない?
なんでこんなザ・オタクみたいなのが来るわけ!?
「そ、そうみたいですね……あ、ありがとうございます……」
とりあえず礼は言っておこう
「デュ、デュフ!どういたしましてデュフコポォ!」
うぅ……笑い方きもいよぉ……
「じゃ、じゃあ私はこれから用事あるので!」
「あっ!ちょ!まつでデュフ!」
なんか言ってるけどごめんなさい!
私には急ぐ理由があるんです!
「わ、わかってもらえたでデュフか?」
えーマジかー
えーこーゆー時って普通、助けに来るのイケメンじゃない?
なんでこんなザ・オタクみたいなのが来るわけ!?
「そ、そうみたいですね……あ、ありがとうございます……」
とりあえず礼は言っておこう
「デュ、デュフ!どういたしましてデュフコポォ!」
うぅ……笑い方きもいよぉ……
「じゃ、じゃあ私はこれから用事あるので!」
「あっ!ちょ!まつでデュフ!」
なんか言ってるけどごめんなさい!
私には急ぐ理由があるんです!
8:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:44:15.421 :cFCn3Q0va.net
「はぁ……はぁ……」
なんとか間に合った……
もー開演ギリギリじゃん!
「チケット照会とご本人確認おねがいしまーす」
スタッフがそう告げる
「はいここに……あれ!?」
「どうしました?」
ない……ない……ない!!
どうして!?ちゃんとバックに入れた筈では……?
「ど、どうしよう……」
「無くしたんですか?当日券ならあっちで売ってますよ?」
くぅ……きっとさっき走ったときに落としたんだ……
「す、すみませんデュ」
「はぁ……はぁ……」
なんとか間に合った……
もー開演ギリギリじゃん!
「チケット照会とご本人確認おねがいしまーす」
スタッフがそう告げる
「はいここに……あれ!?」
「どうしました?」
ない……ない……ない!!
どうして!?ちゃんとバックに入れた筈では……?
「ど、どうしよう……」
「無くしたんですか?当日券ならあっちで売ってますよ?」
くぅ……きっとさっき走ったときに落としたんだ……
「す、すみませんデュ」
9:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:44:39.307 :cFCn3Q0va.net
ん?私呼ばれてる?
「はい、なんですか?」
後ろを振り向くと
「デュフ、デュフフ、コポォ」
さっきの新変質者がいた
ん?私呼ばれてる?
「はい、なんですか?」
後ろを振り向くと
「デュフ、デュフフ、コポォ」
さっきの新変質者がいた
11:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:45:03.777 :cFCn3Q0va.net
「きゃーーー!!!」
「ちょwwwまつでデュフ!!興奮し過ぎ!!落ち着くデュフ!!」
「はい。そうですね。」
「急に落ち着きすぎデュフ!!!」
なんなんだこの人……落ち着けって言ったり落ち着きすぎとか言ったり……
支離滅裂すぎる……
「まあいい、キミに落としものを届けにきたデュフ!」
落としもの……?
は!もしかして!
「これ、キミのデュフね?」
そういって彼が取り出したのは……
「きゃーーー!!!」
「ちょwwwまつでデュフ!!興奮し過ぎ!!落ち着くデュフ!!」
「はい。そうですね。」
「急に落ち着きすぎデュフ!!!」
なんなんだこの人……落ち着けって言ったり落ち着きすぎとか言ったり……
支離滅裂すぎる……
「まあいい、キミに落としものを届けにきたデュフ!」
落としもの……?
は!もしかして!
「これ、キミのデュフね?」
そういって彼が取り出したのは……
12:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:45:23.844 :cFCn3Q0va.net
白いハンカチ
「ってチケットちゃうんかーい!!!!」
白いハンカチ
「ってチケットちゃうんかーい!!!!」
13:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:45:45.252 :cFCn3Q0va.net
漫画だったら絶対ズコーってしてるよ!
つーかそのハンカチ私のじゃねーし!!
「よく見るデュフ」
そして彼は折られたハンカチを捲った
「あ!チケット!」
「デュフフ、他人の物だからハンカチで包んでおいたんでデュフ」
「わー!ありがとう!!」
何故他人の物だとハンカチで包むのかは謎だけど、あってよかった!!
「これでライブ行けます!」
「助けになれて良かったデュフ。それでは」
そう言って彼は夕暮れに消えていった……
のかはしらない!
だってもうライブ始まっちゃうんだもん!
私はダッシュで入場した
漫画だったら絶対ズコーってしてるよ!
つーかそのハンカチ私のじゃねーし!!
「よく見るデュフ」
そして彼は折られたハンカチを捲った
「あ!チケット!」
「デュフフ、他人の物だからハンカチで包んでおいたんでデュフ」
「わー!ありがとう!!」
何故他人の物だとハンカチで包むのかは謎だけど、あってよかった!!
「これでライブ行けます!」
「助けになれて良かったデュフ。それでは」
そう言って彼は夕暮れに消えていった……
のかはしらない!
だってもうライブ始まっちゃうんだもん!
私はダッシュで入場した
14:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:46:16.161 :cFCn3Q0va.net
ーーーーー
「後ろまでちゃんと見えてるからねー!」
「「「イエーーーーー!!!!!!」」」
「よし!間に合った!!」
「じゃあ一曲目いくよー!」
ここに来るまで苦難は色々あったけど
「ーー♪」
このライブを見てたら
諦めないで良かったって思えるんだ
ーーーーー
ーーーーー
「後ろまでちゃんと見えてるからねー!」
「「「イエーーーーー!!!!!!」」」
「よし!間に合った!!」
「じゃあ一曲目いくよー!」
ここに来るまで苦難は色々あったけど
「ーー♪」
このライブを見てたら
諦めないで良かったって思えるんだ
ーーーーー
15:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:46:34.724 :cFCn3Q0va.net
「来て、良かったぁ……」
物販で購入したグッズを抱え京葉線に乗り込んだ私はライブの余韻に浸っていた。
時間をずらした甲斐あってか幸いにも電車内はわりと空いていて、座るのに苦労はしなかった。
「はぁ……」
でも、明日からはまた学校。
もう特別な日は終わり、日常が戻ってくる
そう思うと急に倦怠感が巻き起こってきた。
「来て、良かったぁ……」
物販で購入したグッズを抱え京葉線に乗り込んだ私はライブの余韻に浸っていた。
時間をずらした甲斐あってか幸いにも電車内はわりと空いていて、座るのに苦労はしなかった。
「はぁ……」
でも、明日からはまた学校。
もう特別な日は終わり、日常が戻ってくる
そう思うと急に倦怠感が巻き起こってきた。
16:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:46:56.319 :cFCn3Q0va.net
「……別のこと、考えよ」
ふと、視線が建ち並ぶビルへと向かった。
今、窓の外には普段見る事のない特別な景色が広がっている。
東京の夜景だ。
流れる街の光をぼうっと眺めていると、なんだか異世界に迷い込んだかのような錯覚に陥る。
ライブの高揚感とはまた別の、特別な感覚。
しかし、この風景を作り出しているのは特別でも何でもないただの日常。
私にとっては特別でも、この景色を作りだした人達には何の変哲もない普通のことに過ぎないのだ。
そして、私もその一人になってしまう。
「……別のこと、考えよ」
ふと、視線が建ち並ぶビルへと向かった。
今、窓の外には普段見る事のない特別な景色が広がっている。
東京の夜景だ。
流れる街の光をぼうっと眺めていると、なんだか異世界に迷い込んだかのような錯覚に陥る。
ライブの高揚感とはまた別の、特別な感覚。
しかし、この風景を作り出しているのは特別でも何でもないただの日常。
私にとっては特別でも、この景色を作りだした人達には何の変哲もない普通のことに過ぎないのだ。
そして、私もその一人になってしまう。
17:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:47:21.806 :cFCn3Q0va.net
結局、日常に引き戻される様な事を考えてしまった。
「……帰りたくないな」
酔ったOLか。
少し感傷に浸り過ぎたかも知れない。
しばらくしてアナウンスが流れた。
もう間もなく東京駅に着く
忘れ物が無いか重ね重ね確認し電車を降りる。
手早く乗換えを済ませ、明日のことに考えを巡らせる。
思考はもうすっかり特別感を失っていた。
結局、日常に引き戻される様な事を考えてしまった。
「……帰りたくないな」
酔ったOLか。
少し感傷に浸り過ぎたかも知れない。
しばらくしてアナウンスが流れた。
もう間もなく東京駅に着く
忘れ物が無いか重ね重ね確認し電車を降りる。
手早く乗換えを済ませ、明日のことに考えを巡らせる。
思考はもうすっかり特別感を失っていた。
18:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:47:35.615 :cFCn3Q0va.net
「ケケケ……そう簡単に帰れると思うなよ……」
「ケケケ……そう簡単に帰れると思うなよ……」
19:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:47:52.065 :cFCn3Q0va.net
「きゃーーーーー!!!!!」
突然、羽交い締めにされた!
「こ、この締め具合……まさか!」
「ケケケ……」
「やっぱり!!!」
「夕方の借り……しっかりと返して貰うからなぁ?」
「くっ……!」
「身体で!!」
なんで……こんな……
あと少しで自宅に付くのに……
「きゃーーーーー!!!!!」
突然、羽交い締めにされた!
「こ、この締め具合……まさか!」
「ケケケ……」
「やっぱり!!!」
「夕方の借り……しっかりと返して貰うからなぁ?」
「くっ……!」
「身体で!!」
なんで……こんな……
あと少しで自宅に付くのに……
20:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:48:09.868 :cFCn3Q0va.net
「ケケケ!まずはうなじからだぁ!」
「きゃあ!」
「ケケケ……キレイな僧帽筋してやがるぜ……」
私のうなじが変質者に見つめられてる……!
「や、やめて!」
「ケケケ!次はつむじだぁ!」
「ひゃ!」
「ケケケ!こりゃキレイな右巻きだぜ!」
「もう……いやぁ!!」
「ケケケ!まずはうなじからだぁ!」
「きゃあ!」
「ケケケ……キレイな僧帽筋してやがるぜ……」
私のうなじが変質者に見つめられてる……!
「や、やめて!」
「ケケケ!次はつむじだぁ!」
「ひゃ!」
「ケケケ!こりゃキレイな右巻きだぜ!」
「もう……いやぁ!!」
21:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:48:29.355 :cFCn3Q0va.net
「お次は鎖骨かなぁ?」
「うぅ……」
もう駄目……!
私は目を瞑ってしまった
「ケケケ!もう抵抗はしないのか!」
ふと、彼の顔が脳裏をよぎった
「ケケケ!それじゃさっそくはっ!!!」
そして鈍い音がして、拘束が解かれた
私は目を開け後ろを振り向いた
そこには……
「お次は鎖骨かなぁ?」
「うぅ……」
もう駄目……!
私は目を瞑ってしまった
「ケケケ!もう抵抗はしないのか!」
ふと、彼の顔が脳裏をよぎった
「ケケケ!それじゃさっそくはっ!!!」
そして鈍い音がして、拘束が解かれた
私は目を開け後ろを振り向いた
そこには……
22:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:52:39.714 :cFCn3Q0va.net
「大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」
警官服を着た壮年の警察官がいた
「って普通に警察かーい!!!」
「大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」
警官服を着た壮年の警察官がいた
「って普通に警察かーい!!!」
23:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:53:03.074 :cFCn3Q0va.net
「?」
「はっ!すみません私ったら!」
つい突っ込みグセが出てしまった……反省。
「とにかく離れていなさい。まだ不審者は息の根がある」
「は、はい!」
警官がトランシーバーを口元に寄せた
「発砲許可をお願いします」
発砲!?撃ち殺すの!?いくら変質者だからってそれは……
「了解。発砲許可感謝します!」
許可おりんのかい!!!
「?」
「はっ!すみません私ったら!」
つい突っ込みグセが出てしまった……反省。
「とにかく離れていなさい。まだ不審者は息の根がある」
「は、はい!」
警官がトランシーバーを口元に寄せた
「発砲許可をお願いします」
発砲!?撃ち殺すの!?いくら変質者だからってそれは……
「了解。発砲許可感謝します!」
許可おりんのかい!!!
24:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:53:18.575 :cFCn3Q0va.net
パンパンパンパンパンパン
しかもオートマ!?
パンパンパンパンパンパン
しかもオートマ!?
25:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:53:34.138 :cFCn3Q0va.net
「流石にこれだけ撃てば死んだか……」
「た、倒したんですか……?」
「ああ、もう大じょ……」
瞬間、警察官がはじけ飛んだ
「え……」
「ケケケ……哀れなやつ……」
「う、嘘……生きてる……」
あんだけ撃たれたのに……
仮にも警察官を一瞬、いや、“刹那”ではじけ殺した。
「こんなの……人類に負える相手じゃない……」
私は死を覚悟した
「流石にこれだけ撃てば死んだか……」
「た、倒したんですか……?」
「ああ、もう大じょ……」
瞬間、警察官がはじけ飛んだ
「え……」
「ケケケ……哀れなやつ……」
「う、嘘……生きてる……」
あんだけ撃たれたのに……
仮にも警察官を一瞬、いや、“刹那”ではじけ殺した。
「こんなの……人類に負える相手じゃない……」
私は死を覚悟した
26:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:53:53.234 :cFCn3Q0va.net
刹那
「ケケェーー!!!」
変質者がコンクリ壁に飛んでいった。
いや違う。
“飛ばされていった”
「デュフフ、遅れてしまったでデュフ、申し訳ない…w」
「貴方は!夕方の!」
「デュフフ、ヒーローは遅れてやってくるとはよく言ったものデュフ」
全身をチェックで包み、手には光る棒状の凶器……よくみるとケミカルライト……所謂サイリウムのようなものをもったザ・オタクが目の前に立っていた
「ケケケ……またお前か……」
「デュフフ、懲りないやつデュフ」
刹那
「ケケェーー!!!」
変質者がコンクリ壁に飛んでいった。
いや違う。
“飛ばされていった”
「デュフフ、遅れてしまったでデュフ、申し訳ない…w」
「貴方は!夕方の!」
「デュフフ、ヒーローは遅れてやってくるとはよく言ったものデュフ」
全身をチェックで包み、手には光る棒状の凶器……よくみるとケミカルライト……所謂サイリウムのようなものをもったザ・オタクが目の前に立っていた
「ケケケ……またお前か……」
「デュフフ、懲りないやつデュフ」
27:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:54:07.503 :cFCn3Q0va.net
刹那
二人の姿が消えた
いや違う。
私の目では追うことが出来ないのだ
“彼らの速度(スピード)に”
刹那
二人の姿が消えた
いや違う。
私の目では追うことが出来ないのだ
“彼らの速度(スピード)に”
28:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:54:29.224 :cFCn3Q0va.net
「デュフフフフフフフフ!!!!!!」ズダダダダダダダダ
「ケケケケケケケケケ!!!!!!」ドダダダダダダダ
「デュフ!腕を上げたな貴様!」
「ケケケ!貴様もな!」
「「だが次の一撃で!」」
「「決める!!」」
ズダッ
「ぐはっ!」
「デュフフフフフフフフ!!!!!!」ズダダダダダダダダ
「ケケケケケケケケケ!!!!!!」ドダダダダダダダ
「デュフ!腕を上げたな貴様!」
「ケケケ!貴様もな!」
「「だが次の一撃で!」」
「「決める!!」」
ズダッ
「ぐはっ!」
29:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:54:44.520 :cFCn3Q0va.net
「どうやら……」
「……」
「俺の負けみたいだな……ケケケ……」バタッ
「敵ながら、戦いにおいては天晴であったデュフ」
「ケケケ……よせやい、俺は敵だぞ……ぐふっ」
「南無三でデュフ」
「どうやら……」
「……」
「俺の負けみたいだな……ケケケ……」バタッ
「敵ながら、戦いにおいては天晴であったデュフ」
「ケケケ……よせやい、俺は敵だぞ……ぐふっ」
「南無三でデュフ」
30:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:55:01.632 :cFCn3Q0va.net
「待たせたデュフ」
「!!だ、大丈夫ですか!?」
「なんてことないデュフ。それより怪我はないデュフか?」
「ええ大丈夫。でも……」
拳銃に目を向ける
「なるほどデュフ。心中お察ししたデュフ」
彼が拳銃に向かう
「!何を!?」
「こうするんだデュフ」
彼は拳銃をハンカチで包みだした
「待たせたデュフ」
「!!だ、大丈夫ですか!?」
「なんてことないデュフ。それより怪我はないデュフか?」
「ええ大丈夫。でも……」
拳銃に目を向ける
「なるほどデュフ。心中お察ししたデュフ」
彼が拳銃に向かう
「!何を!?」
「こうするんだデュフ」
彼は拳銃をハンカチで包みだした
31:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:55:24.569 :cFCn3Q0va.net
「これでよしデュフ」
拳銃がハンカチに包まれた
「それは一体なんの意味が?」
「意味なんてないデュフ」
ないんかい!
「ただ……」
「この拳銃は……彼が勇敢に戦った証デュフ」
「それを傷つけないよう大切にしたいという気持ちがぼくを動かしたんデュフ」
「正直ただの気休めでしかないんでデュフけどね」
「これでよしデュフ」
拳銃がハンカチに包まれた
「それは一体なんの意味が?」
「意味なんてないデュフ」
ないんかい!
「ただ……」
「この拳銃は……彼が勇敢に戦った証デュフ」
「それを傷つけないよう大切にしたいという気持ちがぼくを動かしたんデュフ」
「正直ただの気休めでしかないんでデュフけどね」
32:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:55:47.187 :cFCn3Q0va.net
あ、だからあの時……チケットを包んでくれたんだ……
私の大切なものだと思ったから
傷つけちゃいけないと思ったから……
この人は……なんて……
「馬鹿なの」
「デュフ!?」
「あ、間違えた。優しいの」
「一人で何を言ってるデュフ!?」
あ、だからあの時……チケットを包んでくれたんだ……
私の大切なものだと思ったから
傷つけちゃいけないと思ったから……
この人は……なんて……
「馬鹿なの」
「デュフ!?」
「あ、間違えた。優しいの」
「一人で何を言ってるデュフ!?」
33:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:56:05.306 :cFCn3Q0va.net
「なにはともあれ助けになれて良かったデュフ」
「この銃はぼくから警察の方に渡しておくデュフ」
「ありがとう……何から何まで……」
「良いんだデュフ!ぼくは……」
「キミの笑顔が見れたから、それで満足デュフ!」
「ではさらばデュフ!」
そうして彼は朝日に向かって消えていった
「なにはともあれ助けになれて良かったデュフ」
「この銃はぼくから警察の方に渡しておくデュフ」
「ありがとう……何から何まで……」
「良いんだデュフ!ぼくは……」
「キミの笑顔が見れたから、それで満足デュフ!」
「ではさらばデュフ!」
そうして彼は朝日に向かって消えていった
34:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2017/12/12(火) 03:56:21.967 :cFCn3Q0va.net
って朝日!?
もう朝!?
そっこーで帰って支度しないと!!
あーもうなんかほっとしたらどっと疲れてきた
寝れないのにー!!!!
こうして
私の最低で最高な一日は終わり
とっくに次の日になっていたのであった
おしまい
って朝日!?
もう朝!?
そっこーで帰って支度しないと!!
あーもうなんかほっとしたらどっと疲れてきた
寝れないのにー!!!!
こうして
私の最低で最高な一日は終わり
とっくに次の日になっていたのであった
おしまい
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