2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:25:05.75 :m8a2dIuC0
――弦巻邸 放送スタジオ――
丸山彩「テレビ――じゃない、パソコンやスマートフォン前の皆さんこんにちは! まん丸お山に彩りを、パステルパレットふわふわピンク担当の丸山彩です!」
彩「ガールズバンドに焦点を当てるパステルパレット公式のインターネットチャンネル、『ガールズバンドチャンネル!』」
彩「第一回放送は、世界を笑顔にっ!『ハロー、ハッピーワールド!』から奥沢美咲ちゃんと松原花音ちゃんをゲストにお迎えしての放送です!」
彩「お二人ともよろしくお願いしまーす!」
奥沢美咲「はい、よろしくお願いします」
松原花音「よ、よろしくお願いします」
彩「記念すべき一回放送が知ってる人とで良かった~。最初だから至らないところもあると思うけど、しっかり頑張りたいと思います!」
美咲「なんでトップバッターがあたしと花音さんなんだろ……」
彩「スポンサーの弦巻財閥様たってのハロハピご指名でしたので、バンドを代表してお二人に来て頂きましたっ」
美咲「あー……確かに三バカがゲストじゃ番組にならない気がする……」
花音「一緒に頑張ろうね、美咲ちゃんっ」
彩「この番組は弦巻財閥の提供でお送りしますっ」
――弦巻邸 放送スタジオ――
丸山彩「テレビ――じゃない、パソコンやスマートフォン前の皆さんこんにちは! まん丸お山に彩りを、パステルパレットふわふわピンク担当の丸山彩です!」
彩「ガールズバンドに焦点を当てるパステルパレット公式のインターネットチャンネル、『ガールズバンドチャンネル!』」
彩「第一回放送は、世界を笑顔にっ!『ハロー、ハッピーワールド!』から奥沢美咲ちゃんと松原花音ちゃんをゲストにお迎えしての放送です!」
彩「お二人ともよろしくお願いしまーす!」
奥沢美咲「はい、よろしくお願いします」
松原花音「よ、よろしくお願いします」
彩「記念すべき一回放送が知ってる人とで良かった~。最初だから至らないところもあると思うけど、しっかり頑張りたいと思います!」
美咲「なんでトップバッターがあたしと花音さんなんだろ……」
彩「スポンサーの弦巻財閥様たってのハロハピご指名でしたので、バンドを代表してお二人に来て頂きましたっ」
美咲「あー……確かに三バカがゲストじゃ番組にならない気がする……」
花音「一緒に頑張ろうね、美咲ちゃんっ」
彩「この番組は弦巻財閥の提供でお送りしますっ」

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3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:26:03.53 :m8a2dIuC0
――――――――――
彩「それではまず、このガールズバンドチャンネル、略してガルチャの内容を説明します」
彩「番組冒頭でも話した通り、ガールズバンドに焦点を当てて、わたくし丸山彩が色々なことをバンドメンバーに質問していく番組ですっ」
彩「質問することは様々で、曲の作り方やメンバー間で最近流行っていること、好きな人の話からテンションがた落ちの嫌な話までなんでもお伺いします」
彩「今回は一回目の放送なのでないのですが、感想やお便りを頂いたらそれに関することも聞いていきたいと思いますっ」
彩「あと、今日はパステルパレットのみんなと事務所のスタッフさんが『彩ちゃんがテンパらないように』と質問内容を書いた紙が入ってる箱を用意してくれました! みんな心配してくれてありがとっ!」
彩「せっかくなので、この箱から引いた紙に書いてあることをお二人に質問したいと思います!」
美咲「はい、分かりました」
花音「頑張りますっ」
――――――――――
彩「それではまず、このガールズバンドチャンネル、略してガルチャの内容を説明します」
彩「番組冒頭でも話した通り、ガールズバンドに焦点を当てて、わたくし丸山彩が色々なことをバンドメンバーに質問していく番組ですっ」
彩「質問することは様々で、曲の作り方やメンバー間で最近流行っていること、好きな人の話からテンションがた落ちの嫌な話までなんでもお伺いします」
彩「今回は一回目の放送なのでないのですが、感想やお便りを頂いたらそれに関することも聞いていきたいと思いますっ」
彩「あと、今日はパステルパレットのみんなと事務所のスタッフさんが『彩ちゃんがテンパらないように』と質問内容を書いた紙が入ってる箱を用意してくれました! みんな心配してくれてありがとっ!」
彩「せっかくなので、この箱から引いた紙に書いてあることをお二人に質問したいと思います!」
美咲「はい、分かりました」
花音「頑張りますっ」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:26:48.52 :m8a2dIuC0
彩「花音ちゃん、そんなに身構えなくても大丈夫だよっ! それでは早速一つ目の質問……(ガサゴソ)……これ!」
彩「えーっと、『ハローハッピーワールドの結成秘話を教えてください 大和麻弥』という内容です! 麻弥ちゃんありがとー!」
彩「という訳で、ハロハピの結成に関するマル秘話をお願いしますっ」
美咲「結成のマル秘話……そんなのあるかなぁ……」
花音「特に変わったこともなかったよね」
美咲「確か、ドラムを売りに行く花音さんがこころと出会って、」
花音「一緒に駅前でパフォーマンスをすることになって、次の日に別の学校の薫さんをスカウトして、」
美咲「商店街でミッシェルが黒服の人たちに買収されて、その場ではぐみもメンバーになって、」
花音「最後にこころちゃんのお家で私と美咲ちゃんが運命的に出会っただけ……だよね?」
彩「うーん、それは世間一般ではすごく変わったことに分類される話だねっ」
彩(あと花音ちゃん、最後のセリフなんか少し変じゃなかったかな? 気のせい?)
彩「花音ちゃん、そんなに身構えなくても大丈夫だよっ! それでは早速一つ目の質問……(ガサゴソ)……これ!」
彩「えーっと、『ハローハッピーワールドの結成秘話を教えてください 大和麻弥』という内容です! 麻弥ちゃんありがとー!」
彩「という訳で、ハロハピの結成に関するマル秘話をお願いしますっ」
美咲「結成のマル秘話……そんなのあるかなぁ……」
花音「特に変わったこともなかったよね」
美咲「確か、ドラムを売りに行く花音さんがこころと出会って、」
花音「一緒に駅前でパフォーマンスをすることになって、次の日に別の学校の薫さんをスカウトして、」
美咲「商店街でミッシェルが黒服の人たちに買収されて、その場ではぐみもメンバーになって、」
花音「最後にこころちゃんのお家で私と美咲ちゃんが運命的に出会っただけ……だよね?」
彩「うーん、それは世間一般ではすごく変わったことに分類される話だねっ」
彩(あと花音ちゃん、最後のセリフなんか少し変じゃなかったかな? 気のせい?)
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:27:25.38 :m8a2dIuC0
美咲「あー……でも確かにあたしも最初のころはずっとそういう風に考えてたかも」
美咲「今はそんなことないけど、こころは関わったらまずい変人だって印象あったし……」
美咲「でもまぁ、同じバンドでやってるといつの間にかそんな気持ちもなくなって、逆に良く知りもしないでこころをそんな風に評価するなって気持ちの方が大きくなったかなぁ」
美咲「……毎回突拍子もないことに巻き込まれるのはちょっと大変で、それに付き合うのも疲れるけど楽しいって思うようになったかな」
花音「美咲ちゃん、こころちゃんのためにすごく頑張ってたもんね。クラスの子にちょっとこころちゃんのことを悪く言われただけなのに、その子たちの印象を変えようって、急なライブで会場を抑えるのも大変なのに、こころちゃんのためにこころちゃんのためにって、ずっと色んなところを駆け回って」
花音「そういうの、やっぱりいいなぁって思います。美咲ちゃんってすごいなぁって」
彩「流石、世界を笑顔に! がテーマのハロハピですねっ。仲間同士の思いやりも大きいんですね!」
彩(なんだか花音ちゃんの目のハイライトが怪しい感じになってるんだけどねっ、気にしたら負けだよねっ)
美咲「あー……でも確かにあたしも最初のころはずっとそういう風に考えてたかも」
美咲「今はそんなことないけど、こころは関わったらまずい変人だって印象あったし……」
美咲「でもまぁ、同じバンドでやってるといつの間にかそんな気持ちもなくなって、逆に良く知りもしないでこころをそんな風に評価するなって気持ちの方が大きくなったかなぁ」
美咲「……毎回突拍子もないことに巻き込まれるのはちょっと大変で、それに付き合うのも疲れるけど楽しいって思うようになったかな」
花音「美咲ちゃん、こころちゃんのためにすごく頑張ってたもんね。クラスの子にちょっとこころちゃんのことを悪く言われただけなのに、その子たちの印象を変えようって、急なライブで会場を抑えるのも大変なのに、こころちゃんのためにこころちゃんのためにって、ずっと色んなところを駆け回って」
花音「そういうの、やっぱりいいなぁって思います。美咲ちゃんってすごいなぁって」
彩「流石、世界を笑顔に! がテーマのハロハピですねっ。仲間同士の思いやりも大きいんですね!」
彩(なんだか花音ちゃんの目のハイライトが怪しい感じになってるんだけどねっ、気にしたら負けだよねっ)
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:28:49.93 :m8a2dIuC0
彩「結成の話ももっと聞いてみたいんですが、掘り下げるとすごく長くなりそうなので次の質問にしましょうか」
彩「じゃあ次は……美咲ちゃんに引いてもらおうかなっ」
美咲「あたしですか? 分かりました、じゃあ……これで」
彩「はい、ありがとっ。えーと、質問は……『ハロハピには楽しい気持ちになる素敵な曲が多いですが、どういう風に作曲しているんですか? 大和麻弥』 麻弥ちゃん二連続だね、良い質問ありがとー!」
彩「確かハロハピの作曲は美咲ちゃんと花音ちゃんでやってるんだよね?」
美咲「いや、あたしたちが作るっていうか、作曲って意味だとこころが主体ですね」
彩「こころちゃんが作ってるの?」
美咲「うーん、作るといえば作るだけど……基本的にこころが思いついたメロディーを鼻歌にしたり絵に描いたりするんですよ。それで、それを見て、なんとなーくこころが考えてそうなワードやメロディを考え出して繋げるっていう感じで……」
彩「へー、すごいねっ。こころちゃんの考えてることがすぐに分かるんだ」
美咲「いやいや、ただの慣れですよ、慣れ。毎日欠かさずこころのことを見て、話をしていれば不思議と考えてることも分かりますよ」
美咲「作詞作曲はそれの延長線上ですからね。こころの伝えたいこと、話したいことを汲み取ればすぐそこに曲は出来てますから。あたしからはあんなに明るくて良い曲なんて、間違っても生まれませんよ」
彩「結成の話ももっと聞いてみたいんですが、掘り下げるとすごく長くなりそうなので次の質問にしましょうか」
彩「じゃあ次は……美咲ちゃんに引いてもらおうかなっ」
美咲「あたしですか? 分かりました、じゃあ……これで」
彩「はい、ありがとっ。えーと、質問は……『ハロハピには楽しい気持ちになる素敵な曲が多いですが、どういう風に作曲しているんですか? 大和麻弥』 麻弥ちゃん二連続だね、良い質問ありがとー!」
彩「確かハロハピの作曲は美咲ちゃんと花音ちゃんでやってるんだよね?」
美咲「いや、あたしたちが作るっていうか、作曲って意味だとこころが主体ですね」
彩「こころちゃんが作ってるの?」
美咲「うーん、作るといえば作るだけど……基本的にこころが思いついたメロディーを鼻歌にしたり絵に描いたりするんですよ。それで、それを見て、なんとなーくこころが考えてそうなワードやメロディを考え出して繋げるっていう感じで……」
彩「へー、すごいねっ。こころちゃんの考えてることがすぐに分かるんだ」
美咲「いやいや、ただの慣れですよ、慣れ。毎日欠かさずこころのことを見て、話をしていれば不思議と考えてることも分かりますよ」
美咲「作詞作曲はそれの延長線上ですからね。こころの伝えたいこと、話したいことを汲み取ればすぐそこに曲は出来てますから。あたしからはあんなに明るくて良い曲なんて、間違っても生まれませんよ」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:29:34.46 :m8a2dIuC0
花音「……そうだね。新曲作る時っていっつも美咲ちゃん、こころちゃんにべったりだもんね。朝から晩まで、下手するとこころちゃんのお家に泊まってまでして曲を作るもんね」
花音「私はそれのお手伝いをしてるだけ、っていうのかな。悔しいけど」
花音「でもね、それは曲を作るためだけのことだから。曲の大まかな部分が決まれば私と美咲ちゃんの共同作業だから、誰にも邪魔されないところで、二人っきりでゆっくりじっくり新曲の仕上げをしてます」
彩「へーっ、じゃあ作曲もみんなでって感じなんだねっ。やっぱり仲が良いなーハロハピって」
彩(『仲が良い』で片付けていいか一抹の不安を感じるんだけどねっ。特に花音ちゃん、さっきから言葉の節々に不穏なもの感じるよ!)
彩(私、質問内容がおかしなものにならないかちょっと怖くなってきたな!)
花音「……そうだね。新曲作る時っていっつも美咲ちゃん、こころちゃんにべったりだもんね。朝から晩まで、下手するとこころちゃんのお家に泊まってまでして曲を作るもんね」
花音「私はそれのお手伝いをしてるだけ、っていうのかな。悔しいけど」
花音「でもね、それは曲を作るためだけのことだから。曲の大まかな部分が決まれば私と美咲ちゃんの共同作業だから、誰にも邪魔されないところで、二人っきりでゆっくりじっくり新曲の仕上げをしてます」
彩「へーっ、じゃあ作曲もみんなでって感じなんだねっ。やっぱり仲が良いなーハロハピって」
彩(『仲が良い』で片付けていいか一抹の不安を感じるんだけどねっ。特に花音ちゃん、さっきから言葉の節々に不穏なもの感じるよ!)
彩(私、質問内容がおかしなものにならないかちょっと怖くなってきたな!)
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:30:19.31 :m8a2dIuC0
彩「それじゃあ次の質問だねっ。じゃあ今度は花音ちゃんに質問を引いてもらおうかな!」
花音「は、はいっ。えと、それじゃあ……これでっ」
彩「ありがとっ。内容はっ、と……『ハロハピメンバーで遊びに行くことはありますか? あるとしたらどこへ行った時が一番楽しかったですか? 若宮イヴ』 イヴちゃん、無難な質問ありがとーっ、本当にありがとー!」
彩「という訳で、みなさんでどこかに遊びに行ったりしますか?」
美咲「あー、行きますね……」
花音「うん、毎回すごいところに行くよね……」
彩「すごいところ?」
美咲「いきなり豪華客船に乗ったりとか、星を見に行きたいとかで自家用ジェットで北の方の山奥に行ったりとか……」
彩「そういえばウチの日菜ちゃんもこころちゃんと星を見に行ったって話してたなー」
花音「この前は普通に水族館だったんだけど……こころちゃんが今まで電車に乗ったことがなかったみたいで……」
美咲「大はしゃぎしてたね、こころ……まぁ手もかかるけど、そういうところって結構可愛いと思うんですけどね。世間知らずのスケールが大きすぎて、ほっとけないっていうか」
花音「…………」スゥ...
彩(花音ちゃんのハイライトが……消えた……!?)
彩「それじゃあ次の質問だねっ。じゃあ今度は花音ちゃんに質問を引いてもらおうかな!」
花音「は、はいっ。えと、それじゃあ……これでっ」
彩「ありがとっ。内容はっ、と……『ハロハピメンバーで遊びに行くことはありますか? あるとしたらどこへ行った時が一番楽しかったですか? 若宮イヴ』 イヴちゃん、無難な質問ありがとーっ、本当にありがとー!」
彩「という訳で、みなさんでどこかに遊びに行ったりしますか?」
美咲「あー、行きますね……」
花音「うん、毎回すごいところに行くよね……」
彩「すごいところ?」
美咲「いきなり豪華客船に乗ったりとか、星を見に行きたいとかで自家用ジェットで北の方の山奥に行ったりとか……」
彩「そういえばウチの日菜ちゃんもこころちゃんと星を見に行ったって話してたなー」
花音「この前は普通に水族館だったんだけど……こころちゃんが今まで電車に乗ったことがなかったみたいで……」
美咲「大はしゃぎしてたね、こころ……まぁ手もかかるけど、そういうところって結構可愛いと思うんですけどね。世間知らずのスケールが大きすぎて、ほっとけないっていうか」
花音「…………」スゥ...
彩(花音ちゃんのハイライトが……消えた……!?)
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:31:18.04 :m8a2dIuC0
彩「え、えーと、色んなところに行ってるみたいですね! じゃあお二人は、今までに行った場所の中でどこが楽しかったですかっ?」
花音「私は豪華客船が楽しかったです」
彩「え、えーと、色んなところに行ってるみたいですね! じゃあお二人は、今までに行った場所の中でどこが楽しかったですかっ?」
花音「私は豪華客船が楽しかったです」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:31:44.77 :m8a2dIuC0
花音「途中、怪盗ハロハッピーに私は攫われてしまったんですけど」
花音「美咲ちゃんを筆頭に、みんなが私を取り戻そうとして、怪盗さんと戦ってくれたんです」
花音「こころちゃんもはぐみちゃんも負けちゃったんですけど、美咲ちゃんは一生懸命私を助けようとしてくれました。戦ってくれました」
花音「私のために」
花音「それで、怪盗さんが美咲ちゃんに出した勝負の内容が『囚われた私に告白の演技をすること』でした」
花音「美咲ちゃんの『麗しいお姫様、一目あったその日からあなたに心を奪われ、あなたを常に想っています。とにかく大好きです、愛しています』という告白は私の胸にすごく響きました」
花音「私のために、恥ずかしさから顔を真っ赤にして、それでも一生懸命頑張ってくれている姿」
花音「とても良かったです」
花音「すごくドキドキしました」
花音「最後のクイズ勝負の時も美咲ちゃんだけは私の身を案じてくれていました」
花音「私のことを想ってくれていました」
花音「お姫様になれて私はとても楽しかったです」
彩「あ、ありがとっ、花音ちゃん!」
彩(でも出来ればちゃんと言葉に抑揚をつけて表情豊かに喋ってほしかったかなっ、怖いから!)
花音「途中、怪盗ハロハッピーに私は攫われてしまったんですけど」
花音「美咲ちゃんを筆頭に、みんなが私を取り戻そうとして、怪盗さんと戦ってくれたんです」
花音「こころちゃんもはぐみちゃんも負けちゃったんですけど、美咲ちゃんは一生懸命私を助けようとしてくれました。戦ってくれました」
花音「私のために」
花音「それで、怪盗さんが美咲ちゃんに出した勝負の内容が『囚われた私に告白の演技をすること』でした」
花音「美咲ちゃんの『麗しいお姫様、一目あったその日からあなたに心を奪われ、あなたを常に想っています。とにかく大好きです、愛しています』という告白は私の胸にすごく響きました」
花音「私のために、恥ずかしさから顔を真っ赤にして、それでも一生懸命頑張ってくれている姿」
花音「とても良かったです」
花音「すごくドキドキしました」
花音「最後のクイズ勝負の時も美咲ちゃんだけは私の身を案じてくれていました」
花音「私のことを想ってくれていました」
花音「お姫様になれて私はとても楽しかったです」
彩「あ、ありがとっ、花音ちゃん!」
彩(でも出来ればちゃんと言葉に抑揚をつけて表情豊かに喋ってほしかったかなっ、怖いから!)
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:32:34.15 :m8a2dIuC0
美咲「花音さん……あの告白は出来れば忘れてほしいんですけど……」
花音「美咲ちゃんとの大事な思い出だもん、ずっと忘れないよ」
美咲「うー、それはちょっと勘弁してほしいかな……」
彩(そんな花音ちゃんの隣にいるのに美咲ちゃんがなんで普通でいられるのかすっごい不思議だよっ。鈍感系朴念仁主人公みたいだねっ!)
彩「美咲ちゃんはなにかありますか?」
美咲「あたしは……えーっと、そうだなぁ……みんなとならどこでも楽しいけど、強いてあげるなら、この前の水族館かな」
美咲「色んなすごいところはよく行ったけど、ああいう普通のところってあんまり行った記憶がなかったから……かもしれないけど」
美咲「あたしがよく見る景色もこころには新鮮みたいで、なんだかそれが嬉しかったというかなんというか、まぁ……喜んでくれたみたいで良かったなって」
美咲「こういうのもたまにはいいかな……なんてちょっと思ったりもしましたよ」
花音「…………」
彩(いけない、花音ちゃんの表情がどんどん死んでいってる……お願い美咲ちゃん、花音ちゃんにフォローを入れてあげてっ! このままだと放送事故待ったなしだよっ!)
美咲「花音さん……あの告白は出来れば忘れてほしいんですけど……」
花音「美咲ちゃんとの大事な思い出だもん、ずっと忘れないよ」
美咲「うー、それはちょっと勘弁してほしいかな……」
彩(そんな花音ちゃんの隣にいるのに美咲ちゃんがなんで普通でいられるのかすっごい不思議だよっ。鈍感系朴念仁主人公みたいだねっ!)
彩「美咲ちゃんはなにかありますか?」
美咲「あたしは……えーっと、そうだなぁ……みんなとならどこでも楽しいけど、強いてあげるなら、この前の水族館かな」
美咲「色んなすごいところはよく行ったけど、ああいう普通のところってあんまり行った記憶がなかったから……かもしれないけど」
美咲「あたしがよく見る景色もこころには新鮮みたいで、なんだかそれが嬉しかったというかなんというか、まぁ……喜んでくれたみたいで良かったなって」
美咲「こういうのもたまにはいいかな……なんてちょっと思ったりもしましたよ」
花音「…………」
彩(いけない、花音ちゃんの表情がどんどん死んでいってる……お願い美咲ちゃん、花音ちゃんにフォローを入れてあげてっ! このままだと放送事故待ったなしだよっ!)
12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:33:17.67 :m8a2dIuC0
美咲「でもこの前の水族館って言ったら、やっぱり花音さんですね」
花音「えっ?」
美咲「すぐに迷子になったかと思ったら、まさかペンギンの子供を見つけるなんて思いませんでしたよ」
美咲「人に懐かない子だって飼育員さんには言われたのに、そんな子に懐かれるなんてすごいですよね。常々思ってますけど、やっぱり花音さんからは癒しのオーラが出てるんですね」
美咲「本当、ハロハピに花音さんがいてくれて良かった。いなかったらあたしは倒れてましたよ……」
美咲「それに花音さんに抱っこされるペンギン、可愛かったなぁ」
花音「そんな……可愛いし癒されるだなんて……」
彩(よーく聞いてみようね、花音ちゃん。美咲ちゃんはペンギンが可愛かったって言ってるだけだよっ。でも指摘すると帰ってきたハイライトさんがまたどこかに行っちゃうから何も言わないよっ!)
彩「どこへ行っても楽しそうですね、ハロハピ! それじゃあそろそろ次の質問に――あ、その前に曲ですか?」
美咲「ミッシェルがカンペ出してる……」
花音「あれは美咲ちゃんと私のモノなのに……一体誰が……?」
彩「それじゃあここで一曲、『ハロー、ハッピーワールド!』で『ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!』ですっ!」
美咲「でもこの前の水族館って言ったら、やっぱり花音さんですね」
花音「えっ?」
美咲「すぐに迷子になったかと思ったら、まさかペンギンの子供を見つけるなんて思いませんでしたよ」
美咲「人に懐かない子だって飼育員さんには言われたのに、そんな子に懐かれるなんてすごいですよね。常々思ってますけど、やっぱり花音さんからは癒しのオーラが出てるんですね」
美咲「本当、ハロハピに花音さんがいてくれて良かった。いなかったらあたしは倒れてましたよ……」
美咲「それに花音さんに抱っこされるペンギン、可愛かったなぁ」
花音「そんな……可愛いし癒されるだなんて……」
彩(よーく聞いてみようね、花音ちゃん。美咲ちゃんはペンギンが可愛かったって言ってるだけだよっ。でも指摘すると帰ってきたハイライトさんがまたどこかに行っちゃうから何も言わないよっ!)
彩「どこへ行っても楽しそうですね、ハロハピ! それじゃあそろそろ次の質問に――あ、その前に曲ですか?」
美咲「ミッシェルがカンペ出してる……」
花音「あれは美咲ちゃんと私のモノなのに……一体誰が……?」
彩「それじゃあここで一曲、『ハロー、ハッピーワールド!』で『ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!』ですっ!」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:33:58.83 :m8a2dIuC0
―――――――――――
……シュビードゥバ♪
彩「これはさっきの花音ちゃんの豪華客船の話をモチーフにした歌なのかな?」
美咲「多分そうだと思います。こころの考えてることなのでなんとも言えませんけど……」
花音「美咲ちゃんから私への愛の告白の歌……だね」
美咲「花音さん、お願いですからそれは忘れましょう……」
彩「そんな『ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!』は二月十四日、バレンタインデーの発売です! よろしくお願いしまーす!」
―――――――――――
……シュビードゥバ♪
彩「これはさっきの花音ちゃんの豪華客船の話をモチーフにした歌なのかな?」
美咲「多分そうだと思います。こころの考えてることなのでなんとも言えませんけど……」
花音「美咲ちゃんから私への愛の告白の歌……だね」
美咲「花音さん、お願いですからそれは忘れましょう……」
彩「そんな『ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!』は二月十四日、バレンタインデーの発売です! よろしくお願いしまーす!」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:34:58.14 :m8a2dIuC0
――――――――――
彩「それでは気を取り直して質問に戻りましょうか。美咲ちゃん、花音ちゃん、引き続きよろしくお願いしますっ!」
美咲「はい、よろしくお願いします」
花音「よろしくお願いしますね」
彩(良かった、曲を挟んで花音ちゃんも元通り……。変な質問が来ませんようにっ)
彩「それでは次は私が引きますね。えーと……これ!」
紙『ハロハピの中で松原花音ちゃんがダントツ可愛いですが、みなさんもそう思いますよね C.S』
彩「えい☆」ビリビリ
花音「ど、どうしたの、彩ちゃん」
彩「ごめんね、ちょっと関係ないゴミが混ざってたみたい! ちょっとこれ捨ててくるねっ! カメラさんちょっと止めておいて下さい!」
彩(これ絶対千聖ちゃんだよね、ちょっと困るから本当にやめてね!)
――――――――――
彩「それでは気を取り直して質問に戻りましょうか。美咲ちゃん、花音ちゃん、引き続きよろしくお願いしますっ!」
美咲「はい、よろしくお願いします」
花音「よろしくお願いしますね」
彩(良かった、曲を挟んで花音ちゃんも元通り……。変な質問が来ませんようにっ)
彩「それでは次は私が引きますね。えーと……これ!」
紙『ハロハピの中で松原花音ちゃんがダントツ可愛いですが、みなさんもそう思いますよね C.S』
彩「えい☆」ビリビリ
花音「ど、どうしたの、彩ちゃん」
彩「ごめんね、ちょっと関係ないゴミが混ざってたみたい! ちょっとこれ捨ててくるねっ! カメラさんちょっと止めておいて下さい!」
彩(これ絶対千聖ちゃんだよね、ちょっと困るから本当にやめてね!)
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:35:44.31 :m8a2dIuC0
花音「行っちゃった……」
美咲「どうしましょう、花音さん」
花音「うーん、とりあえず質問ボックスから引いておいた方がいいのかな……?」
美咲「そうですね、すぐ戻ってくるでしょうけど」
花音「じゃあ私が引いてみるね。えと……これっ」
紙『ハロハピの中で誰と誰が一番るんっ♪てくる関係なの?? ちなみに私はお姉ちゃんと! お姉ちゃんとは週一回は必ずデートする仲だよっ! お姉ちゃんは『あたしたちラブラブだよねっ!』って言うとそっけない対応するけどあれは照れ隠しだね、あたしにはわかるよっ!! 氷川日菜』
美咲「るんっ♪てくる関係って……」
花音「……どんな関係なんだろうね」
花音「行っちゃった……」
美咲「どうしましょう、花音さん」
花音「うーん、とりあえず質問ボックスから引いておいた方がいいのかな……?」
美咲「そうですね、すぐ戻ってくるでしょうけど」
花音「じゃあ私が引いてみるね。えと……これっ」
紙『ハロハピの中で誰と誰が一番るんっ♪てくる関係なの?? ちなみに私はお姉ちゃんと! お姉ちゃんとは週一回は必ずデートする仲だよっ! お姉ちゃんは『あたしたちラブラブだよねっ!』って言うとそっけない対応するけどあれは照れ隠しだね、あたしにはわかるよっ!! 氷川日菜』
美咲「るんっ♪てくる関係って……」
花音「……どんな関係なんだろうね」
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:36:11.35 :m8a2dIuC0
美咲「うーん、擬音がすごいこころっぽいけど……」
花音「でも読んでみた感じだとデートする関係にも見えるよね」
美咲「確かに……いやいや、でもお姉ちゃんとって書いてあるし、姉妹の話なのかな。あと照れ隠しとかもあるし……」
花音「うーん、つまり……」
美咲「要約すると……」
美咲&花音「世間では認められない禁断の恋仲?」
花音「それでいて照れ隠しでそっけなかったりして」
美咲「そんな相手のことを分かってる関係……」
美咲&花音(あっ、これあたし(私)たちのことだ)
美咲「うーん、擬音がすごいこころっぽいけど……」
花音「でも読んでみた感じだとデートする関係にも見えるよね」
美咲「確かに……いやいや、でもお姉ちゃんとって書いてあるし、姉妹の話なのかな。あと照れ隠しとかもあるし……」
花音「うーん、つまり……」
美咲「要約すると……」
美咲&花音「世間では認められない禁断の恋仲?」
花音「それでいて照れ隠しでそっけなかったりして」
美咲「そんな相手のことを分かってる関係……」
美咲&花音(あっ、これあたし(私)たちのことだ)
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:36:56.85 :m8a2dIuC0
花音「……美咲ちゃん」
美咲「花音さん……」
花音「いま、私たちのことって『るんっ♪てくる関係』って言うんだね」
美咲「そうなのかな……これ本当にそう言うのかな……」
花音「……私たちのこと、放送……する?」
美咲「お願い花音さん、それは恥ずかしいから勘弁して……」
花音「でも美咲ちゃん、こころちゃんのことばっかり褒めるんだもん……」
美咲「いやいやいや、スポンサーの宣伝をするのは当たり前じゃないですか」
花音「それでも少し妬いちゃうな……」
美咲「うー、分かりました、分かりましたから……今日は沢山ワガママ聞きますから……」
花音「……じゃあ今日は私の家にお泊りしてね……?」
美咲「了解です……」
花音「ちゃんと一緒のお布団で寝てね、王子様?」
美咲「……分かりました、お姫様に従います……」
花音「えへへ、ありがと、美咲ちゃん」
花音「……美咲ちゃん」
美咲「花音さん……」
花音「いま、私たちのことって『るんっ♪てくる関係』って言うんだね」
美咲「そうなのかな……これ本当にそう言うのかな……」
花音「……私たちのこと、放送……する?」
美咲「お願い花音さん、それは恥ずかしいから勘弁して……」
花音「でも美咲ちゃん、こころちゃんのことばっかり褒めるんだもん……」
美咲「いやいやいや、スポンサーの宣伝をするのは当たり前じゃないですか」
花音「それでも少し妬いちゃうな……」
美咲「うー、分かりました、分かりましたから……今日は沢山ワガママ聞きますから……」
花音「……じゃあ今日は私の家にお泊りしてね……?」
美咲「了解です……」
花音「ちゃんと一緒のお布団で寝てね、王子様?」
美咲「……分かりました、お姫様に従います……」
花音「えへへ、ありがと、美咲ちゃん」
18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:37:26.59 :m8a2dIuC0
彩「ごめんねーお待たせ! ゴミ箱なかなか見つからなくって」
彩「あれ、なんだか二人とも距離が近くない?」
花音「ううん、なんでもないよ、彩ちゃん。ね、美咲ちゃん」
美咲「ええ、ちょっとハロハピ会議をしていたので」
彩「そうなの? それじゃあ気を取り直して、次の質問に行ってみよっか!」
彩(お願いだからまともな質問が来ますようにっ。何を書いててもおかしくない日菜ちゃんの質問が間違っても来ませんように――!)
――――――――――
―――――――
――――
……
彩「ごめんねーお待たせ! ゴミ箱なかなか見つからなくって」
彩「あれ、なんだか二人とも距離が近くない?」
花音「ううん、なんでもないよ、彩ちゃん。ね、美咲ちゃん」
美咲「ええ、ちょっとハロハピ会議をしていたので」
彩「そうなの? それじゃあ気を取り直して、次の質問に行ってみよっか!」
彩(お願いだからまともな質問が来ますようにっ。何を書いててもおかしくない日菜ちゃんの質問が間違っても来ませんように――!)
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19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:37:57.52 :m8a2dIuC0
彩「はい、それではそろそろ第一回ガールズバンドチャンネルも終わりの時間がやってきました!」
美咲「結構話しましたねぇ……」
花音「緊張しておかしなこととか喋ってないかな……」
彩「大丈夫だよ、花音ちゃん! 私も初めての放送になるからちょっと不安だったけど無事に終わりそうで安心したよっ」
彩(序盤はちょっと危なかったけどね……なにより花音ちゃんのハイライトさんが迷子にならないで良かった……日菜ちゃんの質問も出てこなくて本当に良かった……)
彩「それじゃあ最後に告知だね!」
彩「はい、それではそろそろ第一回ガールズバンドチャンネルも終わりの時間がやってきました!」
美咲「結構話しましたねぇ……」
花音「緊張しておかしなこととか喋ってないかな……」
彩「大丈夫だよ、花音ちゃん! 私も初めての放送になるからちょっと不安だったけど無事に終わりそうで安心したよっ」
彩(序盤はちょっと危なかったけどね……なにより花音ちゃんのハイライトさんが迷子にならないで良かった……日菜ちゃんの質問も出てこなくて本当に良かった……)
彩「それじゃあ最後に告知だね!」
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:39:50.12 :m8a2dIuC0
彩「私たち、Pastel*Palettesのニューシングル、『ゆら・ゆら Ring-Dong-Dance』が一月十七日に発売されます! わたくし丸山彩とベースの白鷺千聖ちゃんのツインボーカル曲になってますので、是非一度手に取ってみてくださいっ!」
彩「また、今回の放送で流しました、ハロー、ハッピーワールド!の『ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!』も二月十四日に発売されます! こちらもどうぞよろしくお願いしますっ!」
彩「私たち、Pastel*Palettesのニューシングル、『ゆら・ゆら Ring-Dong-Dance』が一月十七日に発売されます! わたくし丸山彩とベースの白鷺千聖ちゃんのツインボーカル曲になってますので、是非一度手に取ってみてくださいっ!」
彩「また、今回の放送で流しました、ハロー、ハッピーワールド!の『ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!』も二月十四日に発売されます! こちらもどうぞよろしくお願いしますっ!」
21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:40:33.26 :m8a2dIuC0
彩「いやーそれにしても、一回目の放送でどうなるかと思いましたけど、無事に終わることが出来そうで良かったですっ」
花音「うん、そうだね。こうして生で喋ってるのを見ると、彩ちゃんって本当にアイドルだったんだなって思いました」
彩「ちょっ、花音ちゃんそれどういう意味!?」
花音「あ、ううん、褒めてるんだよ? テレビではしっかりしてるところを見かけるけど、普通に話してると彩ちゃんはやっぱり彩ちゃんなんだなって思うことがよくあるから……」
彩「褒められてる……のかな、それ……?」
美咲「ま、まぁまぁ、花音さんは生で、しっかりした丸山さんを見れて良かったって言いたいんだと思いますよ」
彩「う、うーん、それならいいのかな……?」
花音「う、うん、褒めてるつもりだったけど……分かりづらくてごめんね、彩ちゃん」
彩「いやーそれにしても、一回目の放送でどうなるかと思いましたけど、無事に終わることが出来そうで良かったですっ」
花音「うん、そうだね。こうして生で喋ってるのを見ると、彩ちゃんって本当にアイドルだったんだなって思いました」
彩「ちょっ、花音ちゃんそれどういう意味!?」
花音「あ、ううん、褒めてるんだよ? テレビではしっかりしてるところを見かけるけど、普通に話してると彩ちゃんはやっぱり彩ちゃんなんだなって思うことがよくあるから……」
彩「褒められてる……のかな、それ……?」
美咲「ま、まぁまぁ、花音さんは生で、しっかりした丸山さんを見れて良かったって言いたいんだと思いますよ」
彩「う、うーん、それならいいのかな……?」
花音「う、うん、褒めてるつもりだったけど……分かりづらくてごめんね、彩ちゃん」
22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:41:24.35 :m8a2dIuC0
彩「ああ、謝らないで花音ちゃん! それ絶対私が悪者に映る映像になっちゃうから!」
彩「ツ〇ッターで『素人に頭を下げさせるアイドル・丸山彩』とか呟かれちゃうから、日菜ちゃんにっ!」
美咲「丸山さん……苦労してるんですね……」
彩「だめ、美咲ちゃん、その哀れみの表情もあんまりよくないっ」
<マルヤマサーン
彩「え? あ、カンペ……時間? あっはいごめんなさい」
彩「え、えーと、それではガールズバンドチャンネル! お相手はパステルパレットの丸山彩とっ」
美咲「ハロー、ハッピーワールド! 奥沢美咲と」
花音「ま、松原花音でした」
彩「それじゃあ皆さま、またお会いしましょうね!」
彩「バイバーイ!」
花音「ば、ばいばい」
美咲「ばいばーい」
彩「この放送は、弦巻財閥の提供でお送りしましたっ!」
――――――――――
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……
彩「ああ、謝らないで花音ちゃん! それ絶対私が悪者に映る映像になっちゃうから!」
彩「ツ〇ッターで『素人に頭を下げさせるアイドル・丸山彩』とか呟かれちゃうから、日菜ちゃんにっ!」
美咲「丸山さん……苦労してるんですね……」
彩「だめ、美咲ちゃん、その哀れみの表情もあんまりよくないっ」
<マルヤマサーン
彩「え? あ、カンペ……時間? あっはいごめんなさい」
彩「え、えーと、それではガールズバンドチャンネル! お相手はパステルパレットの丸山彩とっ」
美咲「ハロー、ハッピーワールド! 奥沢美咲と」
花音「ま、松原花音でした」
彩「それじゃあ皆さま、またお会いしましょうね!」
彩「バイバーイ!」
花音「ば、ばいばい」
美咲「ばいばーい」
彩「この放送は、弦巻財閥の提供でお送りしましたっ!」
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23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:42:07.58 :m8a2dIuC0
――芸能事務所――
パソコン<……デオオクリシマシタッ!
彩「どうかな……これが第一回のを編集した映像なんだけど……」
白鷺千聖「……彩ちゃん」
彩「な、なに、千聖ちゃん」
千聖「彩ちゃんがゴミ捨てに行きますって言って一回映像切れたところなんだけど」
彩「う、うん」
千聖「あれ、破いたのは私が書いた質問の紙よね?」
彩「え、えー、そそ、そんなわけないよー違うよー……?」
千聖「あの紙、誰が書いたか分かるように、裏面にマークが入れてあるのよ」
彩「えっ」
――芸能事務所――
パソコン<……デオオクリシマシタッ!
彩「どうかな……これが第一回のを編集した映像なんだけど……」
白鷺千聖「……彩ちゃん」
彩「な、なに、千聖ちゃん」
千聖「彩ちゃんがゴミ捨てに行きますって言って一回映像切れたところなんだけど」
彩「う、うん」
千聖「あれ、破いたのは私が書いた質問の紙よね?」
彩「え、えー、そそ、そんなわけないよー違うよー……?」
千聖「あの紙、誰が書いたか分かるように、裏面にマークが入れてあるのよ」
彩「えっ」
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:42:33.95 :m8a2dIuC0
千聖「……そう。私が書いた質問は破き捨てられるゴミだったと」
彩「ええっ……!?」
千聖「花音はゴミ屑同然の吐いて捨てるほどある人間であると……あなたはそう言いたいのね?」
彩「ち、違うよ千聖ちゃん! そんなこと考えてないし、流石にあの空気じゃあの質問は言えないよっ! 花音ちゃんの目、見てたでしょ、あの光の消えた目を!」
千聖「花音ってたまにああなるじゃない」
彩「えええ!? 私、あんな花音ちゃん見たことないよっ!?」
千聖「親友の私にしか見せない顔じゃないかしらね? とにかく花音の出番が少なすぎよ。その件に関してレッスンルームでお説教ね」
彩「ちょ、ちょっと待って、助けてみんな!!」
千聖「……そう。私が書いた質問は破き捨てられるゴミだったと」
彩「ええっ……!?」
千聖「花音はゴミ屑同然の吐いて捨てるほどある人間であると……あなたはそう言いたいのね?」
彩「ち、違うよ千聖ちゃん! そんなこと考えてないし、流石にあの空気じゃあの質問は言えないよっ! 花音ちゃんの目、見てたでしょ、あの光の消えた目を!」
千聖「花音ってたまにああなるじゃない」
彩「えええ!? 私、あんな花音ちゃん見たことないよっ!?」
千聖「親友の私にしか見せない顔じゃないかしらね? とにかく花音の出番が少なすぎよ。その件に関してレッスンルームでお説教ね」
彩「ちょ、ちょっと待って、助けてみんな!!」
25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/12/29(金) 11:43:19.92 :m8a2dIuC0
氷川日菜「あー残念。私の質問読まれなかったかー。でもテンパる彩ちゃんが見れたしちょっと満足かな!」
大和麻弥「いやー、ハロハピってああいう風に曲を作ってたんですね。だからあんなに楽しそうな歌ばかり作れるんですねぇ」
若宮イヴ「お話を聞くと、ハロハピのみなさんとても楽しそうですね! 私たちもみんなでどこかへ遊びに行きたいです!」
日菜「あ、いいねっ。そしたらこころちゃんに話してみるよ! こころちゃんとは一緒に天体観測に行った仲だし、きっとるんってくるとこに連れてってくれるよ!」
麻弥「でしたら、ハロハピとの合同合宿、みたいなものをしてみたいですね。いい刺激になると思いますし、ジブン、ああいう音楽と直に触れ合ってみたいです!」
イヴ「楽しみですね! 都合を合わせられるか事務所のスタッフさんともお話してみましょう!」
彩「私そっちのけでお話してるっ!?」
千聖「さぁ彩ちゃん、準備はいいかしら? 今日は寝れると思わないことね」
彩「な、なんでこうなるのぉ―――!!」
おわり
氷川日菜「あー残念。私の質問読まれなかったかー。でもテンパる彩ちゃんが見れたしちょっと満足かな!」
大和麻弥「いやー、ハロハピってああいう風に曲を作ってたんですね。だからあんなに楽しそうな歌ばかり作れるんですねぇ」
若宮イヴ「お話を聞くと、ハロハピのみなさんとても楽しそうですね! 私たちもみんなでどこかへ遊びに行きたいです!」
日菜「あ、いいねっ。そしたらこころちゃんに話してみるよ! こころちゃんとは一緒に天体観測に行った仲だし、きっとるんってくるとこに連れてってくれるよ!」
麻弥「でしたら、ハロハピとの合同合宿、みたいなものをしてみたいですね。いい刺激になると思いますし、ジブン、ああいう音楽と直に触れ合ってみたいです!」
イヴ「楽しみですね! 都合を合わせられるか事務所のスタッフさんともお話してみましょう!」
彩「私そっちのけでお話してるっ!?」
千聖「さぁ彩ちゃん、準備はいいかしら? 今日は寝れると思わないことね」
彩「な、なんでこうなるのぉ―――!!」
おわり
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