1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 02:28:33.554 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
友「なんだよ」
男「お前ボクシングとか見る?」
友「いやぁ、格闘技は全然見ないな、だいたい放送してる?」
男「してるしてる、ボクシングならたまに―― 他の格闘技はめっきり放送しなくなったけど」
友「――で、なんだよ。お前ボクシング好きなの?」
男「男なら拳の戦いとかに燃えるだろ?」
友「いやぁ、別に」
男「――お前、男じゃないな」
友「痛くて見てられんな」
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
友「なんだよ」
男「お前ボクシングとか見る?」
友「いやぁ、格闘技は全然見ないな、だいたい放送してる?」
男「してるしてる、ボクシングならたまに―― 他の格闘技はめっきり放送しなくなったけど」
友「――で、なんだよ。お前ボクシング好きなの?」
男「男なら拳の戦いとかに燃えるだろ?」
友「いやぁ、別に」
男「――お前、男じゃないな」
友「痛くて見てられんな」

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2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 02:34:25.962 :2DXOJpjZ0.net
幼馴染「二人とも何話してるの?」
友「こいつがボクシング好きなんだってよ」
幼馴染「――ほんとに!?」
友「こいつは男だったみたいだぜ?」
幼馴染「私は女よ―― 男くんはボクシング好きなの!?」
男「おう―― 幼馴染は好きなの?」
幼馴染「もちろん――! 男くんはもちろん今度の世紀の戦い見るでしょ!?」
男「すげー見たいけどwowowでしか放送しないんだよなー、俺wowow入れてないからさ」
幼馴染「そうかー、私入れてるからもちろん録画もするよ!」
男「――マジ!? それじゃ今度録画見せてくんない?」
幼馴染「もちろん――! BDに焼いておくから――」
幼馴染「二人とも何話してるの?」
友「こいつがボクシング好きなんだってよ」
幼馴染「――ほんとに!?」
友「こいつは男だったみたいだぜ?」
幼馴染「私は女よ―― 男くんはボクシング好きなの!?」
男「おう―― 幼馴染は好きなの?」
幼馴染「もちろん――! 男くんはもちろん今度の世紀の戦い見るでしょ!?」
男「すげー見たいけどwowowでしか放送しないんだよなー、俺wowow入れてないからさ」
幼馴染「そうかー、私入れてるからもちろん録画もするよ!」
男「――マジ!? それじゃ今度録画見せてくんない?」
幼馴染「もちろん――! BDに焼いておくから――」
3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 02:45:12.813 :2DXOJpjZ0.net
友「でさ―― 何で二人ともボクシング好きなわけ?」
男「だから、男なら拳と拳の戦いに憧れるだろ?」
幼馴染「そうだよ! 正々堂々拳と拳のぶつかり合い! 燃えるよね!」
友「正々堂々かぁ――」
男「――その疑問そうな表情はどうした」
友「いやー、確かにそこは面白いと思うんだけど、団体多すぎだし、なんか空いてるところ狙いに行ってる感があんだよな」
幼馴染「う―― 確かにWBA、WBO、WBC、IBF、OPBFとかめっちゃあるよね」
男「マイナー団体を含めれば結構な数だよな」
友「もう誰が本当に世界一なのかわからねぇだろ」
幼馴染「ま、まぁ―― でも、選手によっては複数団体制覇してる人もいるし、そういう人が強いってことで」
友「なるほどな―― だけど正直お前ら見てて退屈に感じる時ない? 正直な話で」
男「どこが退屈なんだ? スリルがあって面白いだろ?」
友「――塩試合」
友「でさ―― 何で二人ともボクシング好きなわけ?」
男「だから、男なら拳と拳の戦いに憧れるだろ?」
幼馴染「そうだよ! 正々堂々拳と拳のぶつかり合い! 燃えるよね!」
友「正々堂々かぁ――」
男「――その疑問そうな表情はどうした」
友「いやー、確かにそこは面白いと思うんだけど、団体多すぎだし、なんか空いてるところ狙いに行ってる感があんだよな」
幼馴染「う―― 確かにWBA、WBO、WBC、IBF、OPBFとかめっちゃあるよね」
男「マイナー団体を含めれば結構な数だよな」
友「もう誰が本当に世界一なのかわからねぇだろ」
幼馴染「ま、まぁ―― でも、選手によっては複数団体制覇してる人もいるし、そういう人が強いってことで」
友「なるほどな―― だけど正直お前ら見てて退屈に感じる時ない? 正直な話で」
男「どこが退屈なんだ? スリルがあって面白いだろ?」
友「――塩試合」
4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 02:55:58.280 :2DXOJpjZ0.net
幼馴染「友くん、それは言っちゃだめ」
友「まぁ面白い試合はあるよ、重量級とかダウン率も高いし」
男「軽量級は?」
友「いや、軽量級でも面白い試合はあるし、面白い選手はいるけどさ、ほら――」
男「――ほら?」
友「重量軽量問わず、明らかに強い選手とは試合しないような選手いるじゃん? チャンピオンで」
幼馴染「それは――」
友「選手自体に罪はないけども、明らかにあれ避けてるよな」
男「お前、実は俺たちよりボクシング見てるんじゃないか?」
友「それで選手事態は弱いってわけじゃないんだけど、ポイント狙いで結果山もなく判定で塩試合になるっていう――」
幼馴染「――まあそれは一部だけだし」
友「後は日本人同士の世界戦を避けてるような傾向も窺えるし」
男「気のせいだとは思いたいけどな――」
友「俺はもっと盛り上げるために実現して欲しいんだよ! もっと団体同士が緊密に連携して面白いマッチメイクを組んで欲しいんだよ! それこそ今度の試合みたいにな! だいたい団体多すぎ!」
幼馴染「友くん、それは言っちゃだめ」
友「まぁ面白い試合はあるよ、重量級とかダウン率も高いし」
男「軽量級は?」
友「いや、軽量級でも面白い試合はあるし、面白い選手はいるけどさ、ほら――」
男「――ほら?」
友「重量軽量問わず、明らかに強い選手とは試合しないような選手いるじゃん? チャンピオンで」
幼馴染「それは――」
友「選手自体に罪はないけども、明らかにあれ避けてるよな」
男「お前、実は俺たちよりボクシング見てるんじゃないか?」
友「それで選手事態は弱いってわけじゃないんだけど、ポイント狙いで結果山もなく判定で塩試合になるっていう――」
幼馴染「――まあそれは一部だけだし」
友「後は日本人同士の世界戦を避けてるような傾向も窺えるし」
男「気のせいだとは思いたいけどな――」
友「俺はもっと盛り上げるために実現して欲しいんだよ! もっと団体同士が緊密に連携して面白いマッチメイクを組んで欲しいんだよ! それこそ今度の試合みたいにな! だいたい団体多すぎ!」
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 03:07:26.210 :2DXOJpjZ0.net
幼馴染「友―― くん?」
友「運営側ちゃんとしろや! 今度のメイウェザーVSパッキャオみたいな伝説の試合を見たいんや! もっと盛り上がるカードを組んでくれや!
日本は内輪だけでやってないでどんどん進出してくれ! 日本人がラスベガスで試合するところをもっと見たいんだよ俺は! あそこで勝った奴が真の世界一や!」
男「友―― お前好きな選手は?」
友「ナジームハメド、ロイジョーンズJr、セルヒオマルチネス、山中慎介、内山高志、エトセトラ!」
幼馴染「友くん―― あんたがチャンピオンや!」
男「チャンピオン! チャンピオン!」
幼馴染「ウィーアーザチャンピオン!」
男「マイフレエエエエエンド!」
友「今度聖地後楽園ホールに試合見に行くぞお前ら!」
男・幼馴染「ウスッッ!」
友「関東大学ボクシングリーグ戦も始まるぞ! お前ら付いて来い――!」
幼馴染「友―― くん?」
友「運営側ちゃんとしろや! 今度のメイウェザーVSパッキャオみたいな伝説の試合を見たいんや! もっと盛り上がるカードを組んでくれや!
日本は内輪だけでやってないでどんどん進出してくれ! 日本人がラスベガスで試合するところをもっと見たいんだよ俺は! あそこで勝った奴が真の世界一や!」
男「友―― お前好きな選手は?」
友「ナジームハメド、ロイジョーンズJr、セルヒオマルチネス、山中慎介、内山高志、エトセトラ!」
幼馴染「友くん―― あんたがチャンピオンや!」
男「チャンピオン! チャンピオン!」
幼馴染「ウィーアーザチャンピオン!」
男「マイフレエエエエエンド!」
友「今度聖地後楽園ホールに試合見に行くぞお前ら!」
男・幼馴染「ウスッッ!」
友「関東大学ボクシングリーグ戦も始まるぞ! お前ら付いて来い――!」
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 03:18:58.339 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
友「――なんだよ」
男「最近暑くなってきたじゃん?」
友「いきなりなんだよ、お前はいいとものタモリかよ」
男「もういいともは終わったぞ?」
友「それはいいよ、悪かったよツッコミが面白くなくて―― で、なんだよ」
男「――ぶっちゃけお前はストッキング派と生足派どっち?」
友「暑いって話と関係なくね?」
男「馬鹿野郎、季節の変わり目でストッキングから生足に変わってきてるだろ? このクラスでも」
友「さすがにストッキングはほとんどいなくなってるけどな」
オタク「もちろん拙者はストッキングですぞwwww」
男・友「お前誰だよ」
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
友「――なんだよ」
男「最近暑くなってきたじゃん?」
友「いきなりなんだよ、お前はいいとものタモリかよ」
男「もういいともは終わったぞ?」
友「それはいいよ、悪かったよツッコミが面白くなくて―― で、なんだよ」
男「――ぶっちゃけお前はストッキング派と生足派どっち?」
友「暑いって話と関係なくね?」
男「馬鹿野郎、季節の変わり目でストッキングから生足に変わってきてるだろ? このクラスでも」
友「さすがにストッキングはほとんどいなくなってるけどな」
オタク「もちろん拙者はストッキングですぞwwww」
男・友「お前誰だよ」
7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 03:25:28.652 :2DXOJpjZ0.net
オタク「これは失敬www 二人が面白い話をしていたものでついwww」
男「――俺もストッキングだ」
オタク「おうふwww 同志ですなwww」
友「俺は生足だな」
男「正気かよ、ストッキングは最高だぞ? 特に黒スト」
オタク「そうでござるwww ストッキングには様々な可能性がありますぞ」
友「可能性? 生足でこそ脚線美ってもんが顕著に現れるんだろーが」
男「甘いな―― ストッキングは無限の可能性を持ってる」
オタク「黒スト、白スト、そしてニーハイ、絶対領域!」
男「そうだ―― ストッキングは無敵だ」
友「お前らキモいな―― 生足の芸術性には敵わん、あれを見ろ――」
オタク「これは失敬www 二人が面白い話をしていたものでついwww」
男「――俺もストッキングだ」
オタク「おうふwww 同志ですなwww」
友「俺は生足だな」
男「正気かよ、ストッキングは最高だぞ? 特に黒スト」
オタク「そうでござるwww ストッキングには様々な可能性がありますぞ」
友「可能性? 生足でこそ脚線美ってもんが顕著に現れるんだろーが」
男「甘いな―― ストッキングは無限の可能性を持ってる」
オタク「黒スト、白スト、そしてニーハイ、絶対領域!」
男「そうだ―― ストッキングは無敵だ」
友「お前らキモいな―― 生足の芸術性には敵わん、あれを見ろ――」
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 03:36:48.398 :2DXOJpjZ0.net
男・オタク(あれは―― ショート髪熱血美少女の熱子さん!?)
友「あのスラリと伸びる足、絶妙な肌の白さ、同じく絶妙なスカート丈」
男「確かに―― あれは最高だ」
友「肌の色が見えるのも生足の素晴らしさだ――」
オタク「おうふwwww これは心躍りますなwwww」
ムッツリ「待て―― あれを見ろ」
男・友・オタク「お前誰だよ」
ムッツリ「――冷子さんだ」
男・友・オタク(あれは―― その冷たさで男を寄せ付けないことから高嶺を越えて天国の花と呼ばれる冷子さん!?)
ムッツリ「冷子さんの黒スト―― そしてちょっと頑張って短くしました! みたいな丈のスカート、絶対領域。冷酷な彼女の隠れた楽園」
男・オタク(あれは―― ショート髪熱血美少女の熱子さん!?)
友「あのスラリと伸びる足、絶妙な肌の白さ、同じく絶妙なスカート丈」
男「確かに―― あれは最高だ」
友「肌の色が見えるのも生足の素晴らしさだ――」
オタク「おうふwwww これは心躍りますなwwww」
ムッツリ「待て―― あれを見ろ」
男・友・オタク「お前誰だよ」
ムッツリ「――冷子さんだ」
男・友・オタク(あれは―― その冷たさで男を寄せ付けないことから高嶺を越えて天国の花と呼ばれる冷子さん!?)
ムッツリ「冷子さんの黒スト―― そしてちょっと頑張って短くしました! みたいな丈のスカート、絶対領域。冷酷な彼女の隠れた楽園」
9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 03:45:30.703 :2DXOJpjZ0.net
友「確かに―― 決して届かぬ理想郷という儚さがグッとくるな」
男「あの黒ストの先には何があるのか――」
オタク「黒スト効果でシュッと引き締まった脚には惚れ惚れしますぞwww」
ムッツリ「やはりストッキングが最高だ――」
友「いや待て―― お前らあれを見ろ」
幼馴染「あちぃー! 靴下脱いじゃお」
男一同(す、素足だと――!)
男「もはやソックスさえパージして素足を晒した生足の中の生足――」
オタク「こころなしか匂いのオーラまで感じるでござるよwww」
友「これは―― 第三勢力だ」
ムッツリ「結論は出たな――」
男一同「みんな違って、みんないい――」
風紀委員「変態よ! 逮捕ぉおおおおおおおおおおおおおおお!」
友「確かに―― 決して届かぬ理想郷という儚さがグッとくるな」
男「あの黒ストの先には何があるのか――」
オタク「黒スト効果でシュッと引き締まった脚には惚れ惚れしますぞwww」
ムッツリ「やはりストッキングが最高だ――」
友「いや待て―― お前らあれを見ろ」
幼馴染「あちぃー! 靴下脱いじゃお」
男一同(す、素足だと――!)
男「もはやソックスさえパージして素足を晒した生足の中の生足――」
オタク「こころなしか匂いのオーラまで感じるでござるよwww」
友「これは―― 第三勢力だ」
ムッツリ「結論は出たな――」
男一同「みんな違って、みんないい――」
風紀委員「変態よ! 逮捕ぉおおおおおおおおおおおおおおお!」
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 03:58:19.201 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
幼馴染「――なに?」
男「意味は分からないけどカッコいい単語ってあるよな」
幼馴染「うーん、例えば?」
男「エロンゲーテッドスタート―― とか」
幼馴染「それカッコいいのかな……」
冷子「陸上競技、短距離走のスタートの一つね」
幼馴染「冷子ちゃん!?」
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
幼馴染「――なに?」
男「意味は分からないけどカッコいい単語ってあるよな」
幼馴染「うーん、例えば?」
男「エロンゲーテッドスタート―― とか」
幼馴染「それカッコいいのかな……」
冷子「陸上競技、短距離走のスタートの一つね」
幼馴染「冷子ちゃん!?」
11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 04:09:33.303 :2DXOJpjZ0.net
男「あとは―― デフレスパイラル」
幼馴染「それは意味知ってる人結構いそうだけど」
冷子「物価下落と利益減少が繰り返される深刻な状況のことね」
男「――ロイヤルアルバトロス」
冷子「アホウドリのことね」
男「それじゃ―― エネマグラ」
男「あとは―― デフレスパイラル」
幼馴染「それは意味知ってる人結構いそうだけど」
冷子「物価下落と利益減少が繰り返される深刻な状況のことね」
男「――ロイヤルアルバトロス」
冷子「アホウドリのことね」
男「それじゃ―― エネマグラ」
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 04:16:52.085 :2DXOJpjZ0.net
幼馴染「何だろう、暗号を送る機械のことだっけ? 冷子ちゃん」
冷子「――ッ!」
幼馴染「どうしたの? 冷子ちゃん」
男「エネマグラ……」ニヤリ
冷子「――知らない」
男「エネマグラ」ニヤリ
冷子「知らないわ――」
幼馴染「ありゃ、行っちゃった―― どんな意味なのかな」
男「男の前立腺をマッサージする大人のオモチャ―― いや、器具の名前だ」
幼馴染「何だか分からないけど―― 男って最低」
幼馴染「何だろう、暗号を送る機械のことだっけ? 冷子ちゃん」
冷子「――ッ!」
幼馴染「どうしたの? 冷子ちゃん」
男「エネマグラ……」ニヤリ
冷子「――知らない」
男「エネマグラ」ニヤリ
冷子「知らないわ――」
幼馴染「ありゃ、行っちゃった―― どんな意味なのかな」
男「男の前立腺をマッサージする大人のオモチャ―― いや、器具の名前だ」
幼馴染「何だか分からないけど―― 男って最低」
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 04:26:26.757 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
幼馴染「ねえ――」
男「――なんだ?」
幼馴染「無人島へ流されることになったとして、何か一つ持っていけるとしたらどうする?」
男「うーん、食料とか?」
幼馴染「でもいずれは尽きるよ?」
男「それじゃ釣竿とかどうだ?」
幼馴染「釣れても調理はどうするの? 火とか起こさないと」
男「それならライターだな」
幼馴染「オイルが切れたら?」
――今日の3組、休み時間。
幼馴染「ねえ――」
男「――なんだ?」
幼馴染「無人島へ流されることになったとして、何か一つ持っていけるとしたらどうする?」
男「うーん、食料とか?」
幼馴染「でもいずれは尽きるよ?」
男「それじゃ釣竿とかどうだ?」
幼馴染「釣れても調理はどうするの? 火とか起こさないと」
男「それならライターだな」
幼馴染「オイルが切れたら?」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 04:35:33.697 :2DXOJpjZ0.net
男「その前に脱出すれば―― ってか条件が曖昧すぎてだな、それは一生そこで暮らすってことか?」
幼馴染「うーん、そんな感じ?」
男「だったら―― お前」
幼馴染「――へ?」
男「幼馴染は料理できるし、明るい性格だし、頭いいし、何でもできるから―― 幼馴染を連れて行けば乗り越えられそうだし」
幼馴染「それって――」
男「俺だったらお前を連れて行くな」
幼馴染「男くん――」
男「幼馴染――」
友「――お前ら爆発しろ」
男「その前に脱出すれば―― ってか条件が曖昧すぎてだな、それは一生そこで暮らすってことか?」
幼馴染「うーん、そんな感じ?」
男「だったら―― お前」
幼馴染「――へ?」
男「幼馴染は料理できるし、明るい性格だし、頭いいし、何でもできるから―― 幼馴染を連れて行けば乗り越えられそうだし」
幼馴染「それって――」
男「俺だったらお前を連れて行くな」
幼馴染「男くん――」
男「幼馴染――」
友「――お前ら爆発しろ」
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 04:45:41.916 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
友「――なんだよ」
男「送る言葉ってあんじゃん? 卒業式に」
友「送辞のことか?」
男「そうとも言うな―― あれ、小学生の時の思い出したんだ」
友「へえー、どんな感じだったんだ?」
男「楽しかった――!」
友「――え?」
男「楽しかったぁ~」
友「――し、修学旅行!
――今日の3組、休み時間。
男「なあ――」
友「――なんだよ」
男「送る言葉ってあんじゃん? 卒業式に」
友「送辞のことか?」
男「そうとも言うな―― あれ、小学生の時の思い出したんだ」
友「へえー、どんな感じだったんだ?」
男「楽しかった――!」
友「――え?」
男「楽しかったぁ~」
友「――し、修学旅行!
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 04:55:39.318 :2DXOJpjZ0.net
男「実は自分だけチョコが貰えてなかった~」
友「――バレンタイン」
男「影で頑張ったのに打ち上げに呼ばれなかった~」
友「文化祭……」
男「一位になったのにまるで見向きもされなかった~」
友「マラソン大会……」
男「自分だけ卒アルの余白が真っ白だった~」
友「――卒業式」
男「プレゼント交換で――」
友「もういいやめろ!」
男「実は自分だけチョコが貰えてなかった~」
友「――バレンタイン」
男「影で頑張ったのに打ち上げに呼ばれなかった~」
友「文化祭……」
男「一位になったのにまるで見向きもされなかった~」
友「マラソン大会……」
男「自分だけ卒アルの余白が真っ白だった~」
友「――卒業式」
男「プレゼント交換で――」
友「もういいやめろ!」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 05:09:55.377 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
幼馴染「ねえ――」
熱子「――どうした?」
幼馴染「暗示って恐いよね」
冷子「急にどうしたの?」
幼馴染「例えばさ―― このペットボトル溢しちゃ駄目だ! いや、溢しちゃう! あ、駄目駄目っ――
って感じで思った瞬間からそれに支配されるよね」
冷子「それって暗示って言うのかしら」
――今日の3組、休み時間。
幼馴染「ねえ――」
熱子「――どうした?」
幼馴染「暗示って恐いよね」
冷子「急にどうしたの?」
幼馴染「例えばさ―― このペットボトル溢しちゃ駄目だ! いや、溢しちゃう! あ、駄目駄目っ――
って感じで思った瞬間からそれに支配されるよね」
冷子「それって暗示って言うのかしら」
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 05:18:24.053 :2DXOJpjZ0.net
熱子「あれだろ? 今から冷子は暑くてワイシャツを第二ボタンまで開けまーす――! ってこういうの」
冷子「それって暗示なの?」
幼馴染「冷子ちゃん―― 暑いから開けちゃうねこれは」
熱子「開ける開ける! ほら、第二ボタンまで開けちゃうぞ~」
冷子「なによこれ……」
幼馴染「開けちゃう! ほら、開けちゃう!」
冷子「――ッ!」プチ
男一同「うおおおおおおおお!! 見えるぞ――!」
冷子「――!!」
熱子「ほらな―― これが暗示だ!」
冷子「違うわよ! 引っ掛けたわね!」
幼馴染「恐いなー恐いなー」
熱子「あれだろ? 今から冷子は暑くてワイシャツを第二ボタンまで開けまーす――! ってこういうの」
冷子「それって暗示なの?」
幼馴染「冷子ちゃん―― 暑いから開けちゃうねこれは」
熱子「開ける開ける! ほら、第二ボタンまで開けちゃうぞ~」
冷子「なによこれ……」
幼馴染「開けちゃう! ほら、開けちゃう!」
冷子「――ッ!」プチ
男一同「うおおおおおおおお!! 見えるぞ――!」
冷子「――!!」
熱子「ほらな―― これが暗示だ!」
冷子「違うわよ! 引っ掛けたわね!」
幼馴染「恐いなー恐いなー」
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 05:31:52.426 :2DXOJpjZ0.net
冷子「今から熱子は暑いので靴下を脱いで後ろの席へ投げます」
熱子「――ッ!!」
幼馴染「あーこれは投げちゃうね、ヤバイヤバイ!」
冷子「あーこれはたいへんねー、なげちゃうわー」
熱子「……」
幼馴染「駄目っ! 投げちゃう! 駄目よ熱子!」
熱子「どっせええええええええい!!」ブン
オタク「ありがとうございます!! ありがとうございます!!」
幼馴染「――これが暗示の力」
熱子「違うわ!! 引っ掛けたな!」
冷子「本当に恐いわね、暗示」
冷子「今から熱子は暑いので靴下を脱いで後ろの席へ投げます」
熱子「――ッ!!」
幼馴染「あーこれは投げちゃうね、ヤバイヤバイ!」
冷子「あーこれはたいへんねー、なげちゃうわー」
熱子「……」
幼馴染「駄目っ! 投げちゃう! 駄目よ熱子!」
熱子「どっせええええええええい!!」ブン
オタク「ありがとうございます!! ありがとうございます!!」
幼馴染「――これが暗示の力」
熱子「違うわ!! 引っ掛けたな!」
冷子「本当に恐いわね、暗示」
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 05:40:42.785 :2DXOJpjZ0.net
熱子「これから幼馴染が男に告白します――」
幼馴染「――!!」
冷子「これは大変ね、愛の告白をしてしまうわ!」
熱子「あー、駄目だ幼馴染! 告白しちゃうなんて!」
幼馴染「……」
冷子「男くんがあそこに―― あ、駄目よ幼馴染!」
幼馴染「男くん―― いつもありがと! 大好きです!」
男「――おう、俺もだ!!」
熱子「あんたら爆発すれば!?」
冷子「暗示って恐いわね」
友「――なにこの茶番」
熱子「これから幼馴染が男に告白します――」
幼馴染「――!!」
冷子「これは大変ね、愛の告白をしてしまうわ!」
熱子「あー、駄目だ幼馴染! 告白しちゃうなんて!」
幼馴染「……」
冷子「男くんがあそこに―― あ、駄目よ幼馴染!」
幼馴染「男くん―― いつもありがと! 大好きです!」
男「――おう、俺もだ!!」
熱子「あんたら爆発すれば!?」
冷子「暗示って恐いわね」
友「――なにこの茶番」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 05:52:17.269 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
ムッツリ「なあ――」
友「――なんだよ」
ムッツリ「お前らはバーゲンとか閉店セールとか行くタイプか?」
オタク「拙者は流行りに流されないでござるよwww」
男「お前が言うな」
友「俺も特に行かないかなー、ごちゃごちゃしそうだし」
男「――で、どうした?」
ムッツリ「この前あそこの商店街の店で閉店セールやってたんだよな」
オタク「あ、あそこの店でござるか? 拙者も見たでござる」
友「それで――?」
ムッツリ「そこはアクセサリーとか売ってる店なんだが、閉店で安くなってたみたいだし買っちまったんだよ」
男「――おう」
ムッツリ「ちょうど一昨日で閉店だったみたいなんだ」
友「マジか―― 俺もいっぺん見とけばよかった」
ムッツリ「だけどな―― 昨日もまだ店開いてたんだ」
――今日の3組、休み時間。
ムッツリ「なあ――」
友「――なんだよ」
ムッツリ「お前らはバーゲンとか閉店セールとか行くタイプか?」
オタク「拙者は流行りに流されないでござるよwww」
男「お前が言うな」
友「俺も特に行かないかなー、ごちゃごちゃしそうだし」
男「――で、どうした?」
ムッツリ「この前あそこの商店街の店で閉店セールやってたんだよな」
オタク「あ、あそこの店でござるか? 拙者も見たでござる」
友「それで――?」
ムッツリ「そこはアクセサリーとか売ってる店なんだが、閉店で安くなってたみたいだし買っちまったんだよ」
男「――おう」
ムッツリ「ちょうど一昨日で閉店だったみたいなんだ」
友「マジか―― 俺もいっぺん見とけばよかった」
ムッツリ「だけどな―― 昨日もまだ店開いてたんだ」
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 06:03:26.776 :2DXOJpjZ0.net
男「――え?」
ムッツリ「しかも俺が買ったヤツと同じものが更に安くなって売ってた」
オタク「コポォwwww これはwwww」
友「いつ閉店とか貼紙なかったのか?」
ムッツリ「閉店セール! としかなかった」
男「お前――」
オタク「きっとその店はこれからも閉店セールを続けるでござるぞwwwww」
ムッツリ「そんなはずは―― 今日の放課後確かめに行くぞ!!」
――放課後。
店員「閉めちゃうので破格の値段で売っちゃいまああああああす!!」
ムッツリ「……」
男「まあ、なんだ―― そういうこともあるさ」
男「――え?」
ムッツリ「しかも俺が買ったヤツと同じものが更に安くなって売ってた」
オタク「コポォwwww これはwwww」
友「いつ閉店とか貼紙なかったのか?」
ムッツリ「閉店セール! としかなかった」
男「お前――」
オタク「きっとその店はこれからも閉店セールを続けるでござるぞwwwww」
ムッツリ「そんなはずは―― 今日の放課後確かめに行くぞ!!」
――放課後。
店員「閉めちゃうので破格の値段で売っちゃいまああああああす!!」
ムッツリ「……」
男「まあ、なんだ―― そういうこともあるさ」
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 06:12:17.502 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
オタク「そういえば――」
男「――何だよ」
オタク「昨日名言集っていう本を立ち読みしていたのでござるが――」
友「ああ、よく売ってるよなそーゆーの」
ムッツリ「――それで?」
オタク「拙者、名言は何を言ったかより誰が言ったかの方が重要だと思うのでござる」
男「お前にしてはやけに真面目だな」
オタク「例えば拙者が―― 偶像崇拝ほど愚かなものはない。それは何も生み出さないのだから―― と言ったとする」
友「アニメのキャラとかフィギュア崇拝してるもんな、お前」
オタク「まったく説得力もないでござろう?」
ムッツリ「――スケベはオープンにいけば問題ない」
男「名言でもなんでもないな、それ」
友「そうだな、確かにお前ムッツリスケベだし説得力もなんもないわ」
男「――幼馴染などただの幻想だ」
オタク「他の者が聞いたら殺されるでござるよ? それ」
友「もう名言とは遠くかけ離れてるな」
――今日の3組、休み時間。
オタク「そういえば――」
男「――何だよ」
オタク「昨日名言集っていう本を立ち読みしていたのでござるが――」
友「ああ、よく売ってるよなそーゆーの」
ムッツリ「――それで?」
オタク「拙者、名言は何を言ったかより誰が言ったかの方が重要だと思うのでござる」
男「お前にしてはやけに真面目だな」
オタク「例えば拙者が―― 偶像崇拝ほど愚かなものはない。それは何も生み出さないのだから―― と言ったとする」
友「アニメのキャラとかフィギュア崇拝してるもんな、お前」
オタク「まったく説得力もないでござろう?」
ムッツリ「――スケベはオープンにいけば問題ない」
男「名言でもなんでもないな、それ」
友「そうだな、確かにお前ムッツリスケベだし説得力もなんもないわ」
男「――幼馴染などただの幻想だ」
オタク「他の者が聞いたら殺されるでござるよ? それ」
友「もう名言とは遠くかけ離れてるな」
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 06:29:27.906 :2DXOJpjZ0.net
ムッツリ「熱子さんが―― こっちに来ないで蛆虫、と言ったら?」
男一同「――ッ!!」
熱子「ん――? 何だ何だ?」
男「ギャップ―― ギャップ名言だ!」
ムッツリ「――言ったら?」ニヤリ
熱子「こっちにこないで蛆虫」
男一同「うおおおおおおおおお!!」パチパチ
熱子「――何だ?」
友「冷子さんが―― もう、この朴念仁! あんたのことが好きだって言ってるの――! って言ったら?」
男一同(……ゴクリ)
冷子「……」
ムッツリ「――言ったら?」ニヤリ
冷子「黙りなさい蛆虫ども」
男一同「失敗したけどこれはこれでありがとうございまあああああああああす!!」
ムッツリ「熱子さんが―― こっちに来ないで蛆虫、と言ったら?」
男一同「――ッ!!」
熱子「ん――? 何だ何だ?」
男「ギャップ―― ギャップ名言だ!」
ムッツリ「――言ったら?」ニヤリ
熱子「こっちにこないで蛆虫」
男一同「うおおおおおおおおお!!」パチパチ
熱子「――何だ?」
友「冷子さんが―― もう、この朴念仁! あんたのことが好きだって言ってるの――! って言ったら?」
男一同(……ゴクリ)
冷子「……」
ムッツリ「――言ったら?」ニヤリ
冷子「黙りなさい蛆虫ども」
男一同「失敗したけどこれはこれでありがとうございまあああああああああす!!」
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 06:44:09.321 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
友「なあ――」
男「――どうした?」
友「俺の兄貴が大学生なんだが――」
男「へぇー、キャンパスライフとか憧れるな」
友「ところが―― そうでもないらしい」
男「――どういうことだ?」
友「なんか入学当初は新入生歓迎会みたいな交流イベントがあるらしいんだ」
男「へぇー」
友「それで兄貴は同じ学部や学科のやつと誰彼構わずメルアド交換して友達になったんだってよ」
男「ほう―― リア充じゃねぇか」
――今日の3組、休み時間。
友「なあ――」
男「――どうした?」
友「俺の兄貴が大学生なんだが――」
男「へぇー、キャンパスライフとか憧れるな」
友「ところが―― そうでもないらしい」
男「――どういうことだ?」
友「なんか入学当初は新入生歓迎会みたいな交流イベントがあるらしいんだ」
男「へぇー」
友「それで兄貴は同じ学部や学科のやつと誰彼構わずメルアド交換して友達になったんだってよ」
男「ほう―― リア充じゃねぇか」
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 06:50:30.929 :2DXOJpjZ0.net
友「ところがよ、大学って広いだろ?」
男「お、おう」
友「だからその中にはそれ以来会わない友達もいるらしくてな」
男「あー、同じクラスというか、同じくくりじゃないと滅多に会わないヤツが出てくるのか」
友「それで一応友達になったのはいいがすれ違うだけの人も出てきたってわけだ」
男「――ほう」
友「それで―― とりあえずすれ違ったら挨拶するけど、親密な関係じゃないから向こうも戸惑いがちになってぎこちなくなっていって――」
男「なんか想像できた」
友「――で、結局気まずくなってできるだけ遭遇しないよう避けることになったらしい」
男「別に喧嘩もなにもしてないのにな―― 分かる分かる」
友「人間関係って難しいな」
男「お前のせいで大学生活に夢を持てなくなった」
友「ところがよ、大学って広いだろ?」
男「お、おう」
友「だからその中にはそれ以来会わない友達もいるらしくてな」
男「あー、同じクラスというか、同じくくりじゃないと滅多に会わないヤツが出てくるのか」
友「それで一応友達になったのはいいがすれ違うだけの人も出てきたってわけだ」
男「――ほう」
友「それで―― とりあえずすれ違ったら挨拶するけど、親密な関係じゃないから向こうも戸惑いがちになってぎこちなくなっていって――」
男「なんか想像できた」
友「――で、結局気まずくなってできるだけ遭遇しないよう避けることになったらしい」
男「別に喧嘩もなにもしてないのにな―― 分かる分かる」
友「人間関係って難しいな」
男「お前のせいで大学生活に夢を持てなくなった」
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 06:59:55.499 :2DXOJpjZ0.net
――今日の3組、休み時間。
幼馴染「ねえ――」
男「――なんだ?」
幼馴染「この前お姉ちゃんの漫画借りて読んでたんだけどさ」
男「ああ、姉さんね」
幼馴染「そこで幼馴染のキャラが出てきたの」
男「へえー」
幼馴染「そのキャラは主人公が好きなんだけど、結局正ヒロインに奪われちゃったみたい」
男「なるほど、ありがちだな」
幼馴染「幼馴染ポジションってこういう展開多いよね」
男「報われないってことか?」
幼馴染「――うん」
男「うーん、でもちゃんと幼馴染と結ばれる展開も結構あると思うけど」
幼馴染「まあ、そういう気がするだけ―― そういえば幼馴染キャラってどんなイメージがある?」
男「朝起こしに来たり、家が隣同士だったり、弁当作ってくれたり、ずっと片想いだったり、でも実は両想いだったり――」
幼馴染「――それってさ」
男「ん――?」
――今日の3組、休み時間。
幼馴染「ねえ――」
男「――なんだ?」
幼馴染「この前お姉ちゃんの漫画借りて読んでたんだけどさ」
男「ああ、姉さんね」
幼馴染「そこで幼馴染のキャラが出てきたの」
男「へえー」
幼馴染「そのキャラは主人公が好きなんだけど、結局正ヒロインに奪われちゃったみたい」
男「なるほど、ありがちだな」
幼馴染「幼馴染ポジションってこういう展開多いよね」
男「報われないってことか?」
幼馴染「――うん」
男「うーん、でもちゃんと幼馴染と結ばれる展開も結構あると思うけど」
幼馴染「まあ、そういう気がするだけ―― そういえば幼馴染キャラってどんなイメージがある?」
男「朝起こしに来たり、家が隣同士だったり、弁当作ってくれたり、ずっと片想いだったり、でも実は両想いだったり――」
幼馴染「――それってさ」
男「ん――?」
32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/03(日) 07:05:47.103 :BXLPlelf0.net
幼馴染「私と同じだよね」
男「そう―― なのか?」
幼馴染「そうじゃん」
男「そうか――」
幼馴染「そうだよ―― はい、今日のお弁当!」
男「いつもありがとな」
幼馴染「――うん!」
男「あー、でも俺姉さんも好きだからなあー」
幼馴染「もう――! そんなこと言っても本当の気持ちはお見通しだからね?」
男「こりゃ参った、やっぱ幼馴染には勝てないな――」
幼馴染「今日は一緒に帰ろ?」
友「あまあああああああああああああああああああああああい!!!!」
おわり。
幼馴染「私と同じだよね」
男「そう―― なのか?」
幼馴染「そうじゃん」
男「そうか――」
幼馴染「そうだよ―― はい、今日のお弁当!」
男「いつもありがとな」
幼馴染「――うん!」
男「あー、でも俺姉さんも好きだからなあー」
幼馴染「もう――! そんなこと言っても本当の気持ちはお見通しだからね?」
男「こりゃ参った、やっぱ幼馴染には勝てないな――」
幼馴染「今日は一緒に帰ろ?」
友「あまあああああああああああああああああああああああい!!!!」
おわり。
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森きのこ
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