2023年09月23日 19:30 佐天「ゲッター線を操る能力かぁ...」 元スレ 1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 00:11:41 :ZoJv5M9s 初春「佐天さん!能力が開花したってホントですか!?」佐天「そうなんだよ~、私もついに能力者!」初春「で、レベルはいくつですか?」佐天「レベル1だよ~」初春「そうなんですかぁ~、努力しがいがありますね!」 読む →
2023年09月14日 18:00 さやか「おい、転校生デュエルしろよ」ほむら「デュエル?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/08(日) 17:11:52.01 :N2KlR4UZ0 さやか「そう!デュエル!ライバル同士決着をつけよう!」 ほむら(えー…ライバル同士って…ライバルじゃないわよ…) さやか「あたしとデュエルできないの?」 さやか「まあ、転校生が怖気付いたなら仕方ないかなぁ」 さやか「あたしの勝ちってことでw」 ほむら(さすがに腹が立つわ) ほむら「闘りましょう」 さやか「ふぅん、なら…」 ほむら「デュエル!」 さやか「言うの早いって!」 ほむら「先行は、譲るわね」 さやか「あたしに先行を譲ったこと後悔させてやる!」 さやかとほむらちゃんが、デュエルするだけのSSです。 最近、映画を見て感化されたので昔使ってたデッキを使って1人デュエルして あっ、おもろいやんけ。となりちょいちょいカード集めて適当に昔のデッキを改良したもので、2人にデュエルしてもらうSSです デュエル構成考えれるほどじゃないので1人デュエルしてそれを元にするSSです。 遊星さんとかは出てきません。 読む →
2023年09月11日 21:00 花陽「ゲームは仲良く」にこ「プレイしましょう」 元スレ 全てのレス 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/22(火) 01:14:57.51 :R5nSPiHi0 ~部室~ にこ「…」カチカチ 花陽「おぉ…!」 にこ「なによ」カチカチ 花陽「にこちゃんが…ゲームやってるなんて、意外だなって…」 にこ「私だってゲームくらいするわよ。なかでも星のカービィは大のお気に入りだし」 花陽「カービィ!? わ、わたしも、カービィは大好きです!」 にこ「ほう…」ニヤリ 花陽「まさか、にこちゃんがいまやってるのって…」 にこ「ウルトラスーパーデラックスよ」 花陽「おお…アレは神リメイクだったよねっ! 私は『はるかぜにのって』が大好きなの!」 にこ「分かるわ。『はるかぜ』はカービィらしい雰囲気だし、サクサク進めるから初心者にもピッタリね」 読む →
2023年09月06日 22:30 女神「金の斧と銀の斧による……二斧流ッ!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/21(木) 00:12:45 :19Su9GsA ~ 森の泉 ~ある日、一人の木こりが深い森の中にある泉にやってきた。木こり(かつて、聞いた話によると──)木こり(まずは、泉に斧を落とすんだったな)ポイッチャポン……木こり愛用の鉄製の斧が、泉の中に沈んでいく。 読む →
2023年08月23日 07:00 佐天「一文字だけ印を結ぶ能力かぁ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/28(土) 00:50:46.32 :W4htccQBo 佐天「なんかレベル2になっちゃった」 初春「一文字だけって言うのが気になりますがとにかくおめでとうございます」 佐天「ありがと、でもまだ全然よくわかってないんだよねー」 初春「まあとにかく良かったですね」 読む →
2023年08月12日 07:00 まどか「ババ抜き!」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/03/08(日) 13:53:31.05 :IrzRxZXEO ─まどほーむ─ ほむら「あぁ、私のピカチュウが……」 さやか「私のファルコに勝てるもんか!」 まどか「プリンの強さは空中戦にあるんだよ!」 ほむら「……ふたりとも強いわね」 ガチャッ 詢子「あれ? お友達が来てたのか。ちょうどよかったな。おーい、まどかー」 まどか「何ー?」 詢子「ケーキ買ってきたからさ、3人で食べな」 まどか「わー、ありがとうママー」 さやか「ありがとおばさん!」 ほむら「ありがとうございます」 読む →
2023年06月30日 23:10 特警ウインスペクターvs機動刑事ジバン 元スレ 全てのレス 1:1:2015/03/23(月) 19:09:17.56 :1bBokE7H0 特警ウインスペクター×機動刑事ジバンのクロスssです。 このssの舞台は特救指令ソルブレインの23話~33話の間に起きた物語になります。 かなり人を選ぶssですけど興味があるなら読んであげてください。 2:1:2015/03/23(月) 19:10:07.52 :1bBokE7H0 特警ウインスペクターとは、 平和を愛し、友情を信じ、人の命を守る為犯罪に立ち向かう、 『警視庁特別救急警察隊』のことである! (ナレーション:政宗一成) 読む →
2023年06月17日 21:00 男「こ、この男が超能力麻雀士、伝説のキモオタ……!」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/11/12(木) 20:56:58.855 :fM4LO92q0.net 半荘一回戦 起家キモオタ キモオタ「コポォ……この手牌、ぽっくんにはもう和了りが見えたでござる……」 南家DQN「何言ってんのお前、そう言うことはダブリーかけてから言えよ馬鹿」 西家根暗「ぁ、その南ポンで」カチャ 北家男「……(他の二家はまだこの男の正体に気づいてない……!ダメだ、このままじゃこの半荘キモオタの無双で全員トぶぞ……!!!)」 読む →
2023年04月03日 18:00 勇者「魔王倒すまじ倒す」魔法使い「ゆ・・・勇者くん立派です」戦士「ついてってやろう」盗賊「面白そうだね!」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/07/27(水) 23:03:42.725 :pdolR97p0.net 勇者「と、いうわけで。魔王城手前の町です」 魔法使い「私も強くなりました・・・きっと、魔王にも勝てます」 戦士「いい鎧を買えたしな。俺は自信があるぞ」 盗賊「あたしも情報集めてきたよー」 魔王「あれが私の手下を次々と葬った勇者一行ね」 魔王「潜入して、隙あらば全滅させてやるわ」 読む →
2023年02月26日 19:30 りゅうおう「もう一度元の世界に戻れるチケットだとぉお!!!」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/02/18(土) 20:02:44.708 :hKteSf/A0.net ゾーマ「なんだとぉお!!それはまことかぁあ!!」 ミルドラ「こ、これが!」 ムーア「フォッフォ、もう一度あの頃に戻れるとはのう」 デミーラ「オホホホ!でもいったいどこにあったのかしら?」 ラプソーン「>>3だったそうだ」 2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/02/18(土) 20:03:11.338 :nXPx0RZO0.net 便器の中 読む →
2023年02月22日 22:30 コロ助「ワガハイはここまでナリ……」女騎士「くっ、コロ助!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/27(土) 13:24:55 :OgnjxItw <山>コロ助「この山に、オークとかいう悪い魔物がいるナリね」コロ助「さぁ、行くナリよ! 女騎士!」女騎士「そ、そうだな……」女騎士(ううむ、小さい。まるで子供ではないか)女騎士(なぜ私はこのような者と、オーク退治に向かわねばならんのだ……) 読む →
2023年02月13日 12:00 千夜「バレてしまったのね…私が悪の組織の一員だと・・・」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/31(木) 03:15:10.39 :FUpHhj0g0 千夜「仕方ないわね…チノちゃんには悪いけど・・・ここで消えてもらうわ!」ファサッ 魔法少女チノ「そんなこと…絶対にさせません!!」バッ 魔法少女チノ「悪い人は…たとえ千夜さんでも許しません!」 魔法少女チノ「カフェラテ☆カフェモカ☆・・・」クルクル 千夜「『黒き宝石の奔流』」ザァァァァーッ ドロドロドロッ 魔法少女チノ「!!!」 魔法少女チノ(そんな…私の魔法があの小豆に一瞬で・・・) 千夜「隙だらけよ♪」 千夜「『封じられた白き月』」ババババッ 魔法少女チノ(今度は白玉!) 魔法少女チノ「っ!」ベチャベチャ 魔法少女チノ(身動きが取れません…)ヌチャヌチャ 読む →
2023年01月11日 19:30 輿水幸子「モバマス・カート・グランプリ」 元スレ 全てのレス 1: ◆Pu7HnS2deE:2015/10/16(金) 21:20:48.15 :9BhpUd9i0 諸注意 ・昔放送されていた、某バラエティー番組のパロディの……つもりです。 ・マリオカートではないです。 ・ちなみに作者にカートの経験はないです。 では、お楽しみ下さい。 2: ◆Pu7HnS2deE:2015/10/16(金) 21:22:01.56 :9BhpUd9i0 九月某日。国内外のモータースポーツも、いよいよ終盤戦に突入する。 そんな中、世界耐久選手権を間近に控えた富士スピードウェイに、アイドル達がやって来た。 川島瑞樹「皆さん、こんにちは。本日の司会進行を務めます、川島瑞樹です。私達は、富士スピードウェイにやってまいりました」 瑞樹「今回の企画はですね……カワイイボクと142sが、カートに挑戦するというものです」 瑞樹「それでは、主役の皆さんをお呼びしましょう……カワイイボクと142s。輿水幸子ちゃん、白坂小梅ちゃん、星輝子ちゃんです!!」 輿水幸子「違いますよ!!」 瑞樹「え? どういう事なの?」 幸子「今日はカート挑戦という事で、輿水幸子を改め“サチコチャン・ベッテル”です!!」 星輝子「フヒ……“ショウコチャン・ブルデー”です」 白坂小梅「……あの……えっと……“コウメチャン・ブエミ”と言います」 瑞樹「……レッドブルね。わかるわ」 注)2009年のF1では、レッドブルF1チームと、その兄弟であるトロロッソF1チームに、セバスチャン・ベッテル、セバスチャン・ブルデー、セバスチャン・ブエミと、同名のレーサーが3人所属していた。 読む →
2023年01月01日 12:00 勇者「リアルなゲーム?」遊び人「社会問題だよ!」 元スレ 全てのレス 1: ◆7M0syXftfg:2017/03/05(日) 10:00:21.27 :9OKLHHsB0 勇者「うるさい...」 2: ◆7M0syXftfg:2017/03/05(日) 10:07:20.70 :9OKLHHsB0 勇者「大体なんだそれは」 遊び人「余りにリアル過ぎてヤバいゲーム」 勇者「あぁ、異世界の書物に書いてあるような?」 遊び人「うん」 勇者「VRモーションキャプチャーアクションRPG!」 勇者「って感じの?」 遊び人「うんうん、正にその通り」 読む →
2022年10月30日 12:00 【SPY×コナン】アーニャ「しんじつは・・・いまひとつ!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/10/26(水) 21:14:16.99 :Tvh4/Q6W0 ~帝丹小学校~ 小林先生「皆さん、今日は転校生を紹介します!」 アーニャ「いーでんこうからきました、あーにゃ・ふぉーじゃー、よろしくおねがいするます」 元太(可愛い…うな重食いてえ) 光彦(可愛いですね…でも僕には歩美ちゃんと灰原さんが…) コナン(イーデン校…) 灰原(あの国の名門校ね) アーニャ(アーニャ、モテモテ?) 小林「アーニャちゃんは一週間ほどこの学校にいるので、皆さん仲良くしてあげてくださいね」 読む →
2022年10月21日 19:30 にこ「あなたの目には」絵里「私たちの姿が」ラブライブ SS 元スレ 全てのレス 1: ◆kQ.8valsWk:2022/10/21(金) 16:14:03.58 :tn+L4YxO0 バキィッ・・・!! 絵里「いっ・・・!たいわねぇ!!」 ドガァッ!! にこ「ぐっ・・・!!そんなもんなの?!ほらかかってきなさいよォ!!」 ガシャーンバリーン 希「おーおー、今日も今日とてやってるねぇ」 希「・・・でも何で喫茶店で暴れてるん?」 絵里「希には関係無いわ、これはにこと私の問題だからァ!!」ブンッ! にこ「あっぶっ!!ほらスキありィ!!」ガツン!! 絵里「いったぁ~~ッ!!もう詫び入れたって許さないわよッ!?」 ドカッバキッ 店長「ちょ、ちょっとそこの!紫髪のアンタ!!」 希「ん?ウチ?」 店長「そうそう!!見た感じ、アンタあいつらの友達なんだろ?頼むから止めてくれないか!?」 希「まあ確かに、これ以上はお店の迷惑やんね」 カツカツ 希「ね、お店の迷惑になるよ、オモテでやればええやん?」 絵里「うっさぁい!!」ドカァン!! にこ「アンタは黙ってろってのぉ!!」ガッシャーン!! 希「で、でもわざわざここでやる意味も無いやn」 絵里「知るか!!この焼肉好き!!」 にこ「体重『ピー』キロ!!」 プッツ-ン・・・ 希「そっちがその気ならやったろうやないけェ!!オラァ!!」バキィッ!! 店長「何でそうなるんだよォ!?」 読む →
2022年08月28日 18:00 【咲-saki-】京太郎「力が欲しいっ…‥!」 元スレ 全てのレス 1: ◆GGi0oSrGxK.8:2017/08/13(日) 17:02:13.23 :oP7bi4JqO 和「ごめんなさい」ペッコリン インターハイが終わってもまだ長野の夏は暑い。 和「須賀君のことは嫌いじゃありませんけど」 和と二人きりになれた部室掃除のタイミングで、俺は勇気を出して告白した。 和「そういう対象として見られるかと言われれば、ちょっと」 和は申し訳なさそうに俺から目をそらして、頭を下げた。 京太郎「あ、俺こそ突然こんなこと言っちまって、わりぃな」 心のなかでいろいろな思いが錯綜する。入部動機は半分以上和だった。でも今は違う。一生懸命頑張る彼女たちを支えることが楽しくてーーでも、知れば知る程和の魅力に惹かれていってーー 和「すみません、失礼します」 やっぱり駄目かぁ。なんとなくわかっていた。でも言葉にして突きつけられると心臓を鷲掴みにされるように苦しい。 京太郎「和!最後に教えてくれ。俺の、何が駄目なんだ」 口に出して激しく後悔した。こんな女々しい事を聞いちまったこと。何を言われても多分傷つく結果にしかならない、ということ。 和「えっと」 和はかるくため息を付いて、覚悟を決めたのか俺の目を真っ直ぐ見た。せめてまっすぐに気持ちを伝えた俺に、誠意を持って応えるように。 和「自分より弱い男の人は、なしですね」 読む →
2022年08月25日 12:00 ゴルゴ13「・・・バタコ?」 関連SS ゴルゴ13「・・・ばいきんまん?」 ゴルゴ13「・・・バタコ?」 元スレ 全てのレス 1: ◆AeB9sjffNs:2022/08/25(木) 00:40:00.57 :2n4FxEo/0 バタコさんとゴルゴ13 私は数年前にゴルゴ13「・・・ばいきんまん?」(ばいきんまんとゴルゴ13/『パ ン 職 人 の 願 い』)を書き込んだ者です。 人生で2回目のSSを書いてみました。前回の後日談です。 何かルール違反があったらご指摘ください。 2: ◆AeB9sjffNs:2022/08/25(木) 00:41:59.44 :2n4FxEo/0 ――新バイキン城 Gによって崩壊したバイキン城を建て直し、バイキンメカをいくつか造り直し、バイキン島は日常を取り戻しつつあった・・・ ばいきんまん「ああ、やっと城を再建できたのだ。まったく酷い目に遭った」 ばいきんまん「あれから俺様もゴルゴのことを調べたんだが、あんな化け物とは思わなかった。ヒヤリが震え上がるのも無理はないな」 ホラーマン「全くです、ホラ」 「かび」(あんな目に遭うとは思いもしませんでした) 「やみ」(生きているのが不思議なくらいです) 「べろ」(お城が瓦礫の山になるなんて) ばいきんまん「やっとアンパンマンに勝てると思ったのになぁ。俺様とっても悔しい」 「一度でいいから勝ちたいな。何か良い方法はないのかな」 「ん、待てよ・・・・・ いいこと思いついちゃったもんね〜 俺様ってなんて頭がいいんでしょ♪」 ドキンちゃん「いいことって何よ?」 ばいきんまん「ゴルゴにアンパンマンをやっつけてもらうんだ! 連絡方法も調べたもんね」 「・・・お馬鹿! なに考えてんのよ、今度こそ○されるわ!」 「大丈夫大丈夫、"敵対しない""騙そうとしない"”他人に言わない”この3つをキチンと守ってお金を払えばだいたい言うこと聞いてくれるんだ」 「さっそくお手紙を書こう、『マーカス・モンゴメリさん、お体の具合はどうですか・・・』 と・・・ 絵葉書も書かなきゃな・・・」 「どうなっても知らないから!」 読む →
2022年08月20日 07:00 飛羽真「物語の結末は!」茜、奏、みく「私たちが決める!!!」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/08/19(金) 12:10:33.18 :Ln5EIoK5O 仮面ライダーセイバー × デレマスです。世界を救ったセイバーの主人公神山飛羽真が、何故かアイドルのプロデューサーになるお話です。 3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/08/19(金) 12:45:24.95 :VPfLnukS0 事務所 神山飛羽真「こんにちは、元小説家の神山飛羽真です!今日からここのプロデューサーとして、頑張るので、宜しくお願いします!」 日野茜「おおっ!!貴方が新しいプロデューサーさんですね!!是非是非、よろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!!!!」メラメラ 飛羽真「うおおっ!!声デカっ!よ、よろしくね!」ビクッ 速水奏「初めましてね、神山さん。貴方が私たちのプロデューサー。まあ、悪くはないわ」 前川みく「奏チャン、それ違う子のやつにゃ!前のプロデューサーがいなくなっちゃった分、今日からよろしく頼むにゃんね、新人チャン!!」 飛羽真「うん!必ずみんなの役に立ってみせるよ、約束するね!!」グッ ちひろ「ふふ、皆さんの反応もいい感じですね。じゃあ、神山さん。早速業務内容の方の説明に」 読む →
2022年07月02日 12:00 マイティ・ソー「神と呼ばれた男」 元スレ 全てのレス 1: ◆t8EBwAYVrY:2022/07/01(金) 21:55:39.28 :VK39oSdq0 ソー・オーディンサン「ようし、もう一度乾杯だ!グラスを掲げよ!」スッ 勇敢なるヴォルスタッグ「我らが全能の父オーディンに!」 颯爽たるファンドラル「その息子ソーに!」 容赦無きホーガン「そして我らがアスガルドと……」 レディ・シフ「この地、ミッドガルドに!そしてなにより……」 ロキ・ラウフェイサン「……我らの友情に」 「「「かんぱぁ~~~~~い!」」」 \ガシャ~~~ン!/ 「「「ワーーーッハッハッハ!」」」グビグビ 「「「もう一杯!」」」ガシャーーーン! 店員「お客さん!何度も言ってんじゃないスか!飲み干す度に床にジョッキ叩きつけるのやめてくださいヨォ!」 ソー「細かいこと言うな人間よ。これがアスガルドの流儀だ」ワッハッハ 2: ◆t8EBwAYVrY:2022/07/01(金) 22:01:29.88 :VK39oSdq0 このSSは「マイティ・ソー」と、とある日本の漫画のクロスオーバー作品ですが、「マイティ・ソー」のキャラクターを大雑把に知ってさえいれば問題なく読めるようになっております 楽しんでいただければ幸いです 読む →
2022年06月16日 12:00 【モバマスSS】匠の技をお見せします!【藤原肇】 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/01(土) 23:35:51.05 :0j7cZ+Gd0 肇「ここは…どこなのでしょう?」 ある朝目を覚ますと、そこはファンタジーな世界でした。 昨日まで一緒にアイドルをしていたはずの仲間たちは剣や杖を手に取り、冒険へと出かけて行くようです。 肇「…ああ、夢ですね、きっと」 せっかくなので私も魔法が使えないでしょうか。 木の棒を手に取り蘭子ちゃんをイメージして呪文を唱えてみましたが、呪文はむなしくこだましました。 読む →
2022年06月10日 22:30 マスオ「気を付けてくださいお義父さん、奴は他人の能力を盗むみたいです」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/08/28(月) 23:28:41.84 :jU88LyJJ0 まる子「……」シュン! マスオ「…」シュン! 波平「はぁ!」シュッ!シュッ! マスオ「ふん!」バシッ 波平「はぁ!」ドン! まる子「うっ…」 マスオ「てりゃぁ!」 まる子「…」ナイフ取り出す マスオ「!?」 まる子「……」サクッ まる子「ふぅ二体一は流石にキツいねぇ」 キートン「まる子よ、今ごろ気がついたか」 マスオ「僕の肌に傷をつけるとはいいナイフだねぇ…デザインから見てみまつ屋で売っている物…あの形状毒か…」 波平「平気か?マスオ君」 マスオ「問題ないですよ、お義父さん」 読む →
2022年06月06日 12:00 ( ^ω^)ブーンがスーパーサブとして流れを変えるようです 第2話 「ロンド」 関連SS ( ^ω^)ブーンがスーパーサブとして流れを変えるようです ( ^ω^)ブーンがスーパーサブとして流れを変えるようです 第2話 「ロンド」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/06/05(日) 20:50:15 :JMWYVT700.net 第2話「ロンド」 https://note.com/haine_youtube/n/n31ac71e05c87 2:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/06/05(日) 20:50:43 :JMWYVT700.net (’A`)「昨日はぐっすり寝れたか?俺は緊張で寝られなかったが」 ( ^ω^)「バッチリぐっすり寝れたお 8時から布団に入ってたおかげで10時には寝れたお」 (’A`)「早起きガチ勢かよw まあ今日はそんくらい大事な日だもんな」 ( ^ω^)「遂に見せ場がやってきたって感じだお」 (’A`)「今まで一回も練習試合すらしてないもんな」 二人は試合に出たくてうずうずしている これが武者震いというやつだろう これから始まる戦いの事を考えながら二人は門の前まで来た 読む →
2022年05月16日 18:00 日野茜「爆ボンバー茜?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/08/22(月) 00:34:04.71 :SqgBeL090 ~ここはとある地下工場~ 茜「はぁ…」 茜「毎日毎日爆弾作り…」 茜「手作業ばかりで体が動かせません!」 茜「こうなったら脱出して野山を駆け回ってやります!」ダッ こうして、彼女の脱出劇が始まった… 読む →
2022年05月15日 18:00 凛「大きな夢は置いといて」まゆ「小さな夢から叶えましょう♪」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:59:21.59 :QI8cZpwm0 凛「叶えられそうな夢は...」 加蓮「叶えてしまおー!」 響子「いえーい!」 留美「デッカい夢は...」 ありす「置いといて」 まゆ「小さな夢から叶えちゃいましょう♪」 智絵里「い、いぇーい...」 奈緒(うわあ...) 読む →
2022年05月13日 21:00 スライム「オレ弱すぎません?」魔王「そうか??」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/02/02(火) 04:46:17.993 :++q3mLe/00202.net 魔王「なんだ?強くなりたいか?」 スライム「はい!!!なりたいです!」 魔王「うむ こっちへ来てくれ」 スライム「………はい?」ポヨン!ポヨン! グシャアアアアアア!!!! スライム「グホぉ!……な、なにするん…ですか………苦しい」 魔王「……レベルを100にしておいた」 スライム「く、苦しい!…ゲホっゲホ!」 魔王「そうだな スキルも与えよう」 ボォォォオオオ! スライム「あついいいいいい!!!焼けるうううううう!!!!」 魔王「フハハハハ!!!100レベルのスライムか!!面白い!」ゲラゲラ ゴゴゴゴゴゴ! 魔王「………なんだ!?」 スライム「………オレは……もっと…強くなりたい」 ズズズ 魔王「なんだとぉ!?」 スライム「うおおおおおおおお!!!」 読む →
2022年05月10日 20:00 あやめ「お仕えしたく存じます!」にんはま「ニニンガニン!」 関連SS モバマス ぷちかれ ぷちみお ぷちなかの シリーズ 元スレ 797:◆6RLd267PvQ:22/05/08(日) 21:42:00 :8f8E ※それは、畑からぷちかれが見つかり、何やかんやあって多少のトラブルにも慣れてきた頃の話……。~夜道~P「ふう……今日も1日仕事とドリンク漬けだったな…」奏「お疲れ様、プロデューサーさん。それにしても、相変わらず今にも死にそうな顔してるわよね、貴方」クスッP「放っといてくれ、顔のことは…これでも響子の弁当で栄養面はバッチリなんだぞ…多分。…と言うか、死神のお前が言うと洒落になってない」奏「ええ、分かった上でからかったのよ、気にさわったなら謝るわ、ごめんなさい」P「まぁ、簡単に死ぬ訳にもいかないからな…色んなもん背負ってるつもりだし」奏「つもり、じゃなく実際に一人の女の子の命を背負っているのだけどね………あら?」ピタッP「ん、どうした、急に立ち止まって」奏「………この気配……殺気……?」P「おーい、一体……」奏「伏せて!」バッP「うおおっ!?」ドサッシュトトトッ! 読む →
2022年05月05日 19:30 【シャニマス】摩美々「事務所対抗サッカー大会?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/05/05(木) 11:37:39.61 :+TIzlW0iO 事務所対抗サッカー大会。少し前までは運動会だったらしいけれど、どこぞの事務所が他の事務所に勝ちを譲れと八百長を持ちかけていたことが発覚し、サッカー大会に変更されたらしい。 「まー、どうでもいいですけどー」 「そんなこと言って!さっきも大活躍だったじゃねぇか!」 そうやってMFの摩美々の肩を叩くのはFWの樹里。今大会のアシスト女王と得点女王だ。 読む →
2022年04月23日 07:00 魔女「ちょっとこれ届けてきて」魔法使い「んな無茶な」 元スレ 全てのレス 1: ◆6Fmh5pZ1wTrf:2022/04/22(金) 22:30:00.06 :r5bynuny0 魔女「何か言った?」 魔法使い「い、いえ、何でもありません」 魔女「んじゃよろしくー」 魔法使い「お師匠さまも毎度毎度よくこんな気持ち悪いの作りますねえ(はい、分かりました!)」 魔女「うん、逆だね」 魔法使い「え? はっ! 行ってきまーす!」ダッ 魔女「あ、杖忘れてるわ、あの子。虎とかに襲われたらどうすんだろ。ま、大丈夫か。あたしもそんなやわな子に育てた覚えはないしね」 読む →
2022年04月07日 22:30 まるこ「あたしゃガキのお守りなんかしたくないよ!!」とも蔵「これこれまるこや…」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/04/07(木) 21:04:04.096 :yiNBufIz0.net れんげ「にゃんぱすー!」 まるこ「なんだいこのガキは?」 すみれ「ああ、れんげちゃんよ。言い忘れてたけど春休みの間うちで預かることになったの。」 まるこ「ふーん」 すみれ「じゃああとよろしくね。」 まるこ「ええ!?」 すみれ「ええってなによ」 まるこ「あたしゃガキのお守りなんかしたくないよ!!」 読む →
2022年04月02日 18:00 ルパン三世 木組みの街珍作戦 元スレ 全てのレス 1: ◆BzR9q1.0ZQ:2016/04/19(火) 12:57:39.84 :810YFVYU0 ごちうさ×ルパンのクロス作品です 長文になると思うのでゆっくりご堪能ください 2: ◆BzR9q1.0ZQ:2016/04/19(火) 13:00:21.66 :810YFVYU0 ココア「チノちゃん!これ見て」 チノ「なんですか…ってこれは怪盗ラパンの限定ビデオじゃないですか!」 ココア「そうだよ!今日皆で見ようよー」 チノ「そうですね そのままお泊まり会とかもいいですね明日学校はお休みですし お父さんに確認してみます」 読む →
2022年03月31日 21:00 やよい「うっうー!樹海に潜って一攫千金ですー!」【ミリマス】 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/03/31(木) 16:51:22.28 :tCqf3dxT0 ここはハイ・ラガード公国。 この国の中心に古よりそびえ立つ世界樹には、未だかつて誰も踏破したことのない迷宮がある。 世界樹の迷宮___ その広大な迷宮に挑む少女達の冒険が、今始まる___ 読む →
2022年03月30日 15:00 オタク「こんな世界……なくなってしまえ!」死神女「その願い、叶えてやろうか?」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/01(火) 04:00:08.841 :z05DQi1F0.net オタク「だ、だだ誰ですかあなたは!?」 死神「私か? 私は死神だ」 オタク「そ、そんなこと信じられないですよ……」 死神「それじゃこれでどうだ?」 オタク(こ、これはァ!? 掴まれていないのに……首が絞められる感覚ッ!!) オタク「ング……!!」 死神「これで信じたか?」 オタク「ゲホッ……!! 解放された!?」 死神「さて――さっきの願い、叶えてやってもいいぞ?」 読む →
2022年03月01日 07:00 三村かな子「星のかな子?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/08(金) 23:20:17.34 :08r9Ig7q0 ここは宇宙のどこかにあるアイマススター この星にある国の1つシンデレランド・・・ この平和で笑顔の絶えない国に・・・ とんでもない事件が発生しました! 読む →
2022年02月22日 07:00 渋谷凛「ふーん、剣士か」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/04/01(火) 23:09:46.16 :jWL5xzCl0 渋谷凛「ん……すぅ……」スヤスヤ ??「……てください……様……!」 凛「んー……」ムニャ ??「……起きてください、剣士様!」ユサユサ 凛「えー……どうしたの、お母さん……学校、今日は休みだよ……」ムニャムニャ 凛「……え?」パチッ ??「おはようございます、凛ちゃ……じゃなくて、剣士様!」 凛「え、ちひろさん?って、ここはどこ……ん、剣士様……?」 千川ちひろ「はいっ!いよいよ今日、魔王を倒しに行かれるのですね!」 ちひろ「ああ、やっと魔物たちに襲われる心配をしなくて済むのですね……」シミジミ 凛「……?」 読む →
2022年02月19日 21:00 かに「ねえ、かえるくん」 元スレ 全てのレス 1: ◆ERH4IkRlmI:2015/11/12(木) 23:02:49.33 :cbU3Dagb0 かえる「なんだよ?」 かに「僕さ、ちょっと塀の向こう側に冒険してみようと思うんだよね?」 かえる「はあ?なんだそりゃ、まじで?」 かに「うん、まじまじ大まじめ」 かえる「死ぬぞ、おまえ。この庭にいりゃあ、鳥どもに狙われることもねーし、安泰だろうが」 かに「ここの人間、庭の池の手入れはすごく丁寧だし、鳥よけグッズもたくさんあるよね」 かえる「老い先短い金持ちジジイの、唯一の道楽なんだろ。快適じゃねーか」 かに「快適ではあるんだけどさ。やっぱ、自由でいたいっていうか」 読む →
2022年01月29日 19:00 【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 CHAPTER 02 後編 関連SS 【シャニマス×ダンガンロンパ】シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 2: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 15:24:46.29 :cnX2/6Pb0 【2章段階での主人公の情報】 ‣習得スキル…特になし ‣現在のモノクマメダル枚数…69枚 ‣現在の希望のカケラ…24個 ‣現在の所持品 【ココナッツジュース】 【ジャバの天然塩】 【ひまわりの種】 【エプロンドレス】 【新品のサラシ】 【オスシリンダー】 【メスシリンダー】 【トイカメラ】 【ドライビングニトロ】 【蒔絵竹刀】 【絶対音叉】 【七支刀】 【バール】 3: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 15:27:35.67 :cnX2/6Pb0 ‣通信簿および親愛度 【超高校級の占い師】風野灯織…0【DEAD】 【超社会人級の料理人】 月岡恋鐘…1.5 【超大学生級の写真部】 三峰結華…0 【超高校級の服飾委員】 田中摩美々…0 【超小学生級の道徳の時間】 小宮果穂…1.0 【超高校級のインフルエンサー】 園田智代子…0.5 【超大学生級の令嬢】 有栖川夏葉…0 【超社会人級の手芸部】 桑山千雪…10.5【DEAD】 【超中学生級の総合の時間】 芹沢あさひ…2.0 【超専門学校生級の広報委員】 黛冬優子…0.5 【超高校級のギャル】 和泉愛依…0 【超高校級の???】 浅倉透…0 【超高校級の帰宅部】 市川雛菜…0 【超高校級の幸運】 七草にちか…0【DEAD】 【超社会人級のダンサー】 緋田美琴…0 4: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 15:28:51.09 :cnX2/6Pb0 ‣コロシアイ南国生活のしおり 【ルール その1 この島では過度の暴力は禁止です。みんなで平和にほのぼのと暮らしてくださいね】 【ルール その2 お互いを思いやって仲良く生活し、“希望のカケラ”を集めていきましょう】 【ルール その3 ポイ捨てや自然破壊はいけませんよ。この島の豊かな自然と共存共栄しましょう】 【ルール その4 引率の先生が生徒達に直接干渉する事はありません。ただし規則違反があった場合は別です】 【ルール その5 生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます】 【ルール その6 学級裁判で正しいクロを指摘した場合はクロだけが処刑されます】 【ルール その7 学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、校則違反とみなして残りの生徒は全員処刑されます】 【ルール その8 生き残ったクロは歌姫計画の成功者として罪が免除され、島から脱出してメジャーデビューが確約されます】 【ルール その9 3人以上の人間が死体を最初に発見した際に、それを知らせる“死体発見アナウンス”が流れます】 【ルール その10 監視カメラやモニターをはじめ、島に設置されたものを許可なく破壊することを禁じます】 【ルール その11 この島について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません】 【ルール その12 “コロシアイ南国生活”で同一のクロが殺せるのは2人までとします】 【注意 なお、修学旅行のルールは、学園長の都合により順次増えていく場合があります】 5: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 15:30:19.51 :cnX2/6Pb0 【2章学級裁判のコトダマ】 ‣【モノクマファイル2】 〔被害者は桑山千雪。死亡推定時刻は午後9時前後。死体は下腹部を矢で貫かれており、内臓の損傷も激しく、出血量も多量であるため、死因は失血死であると断定する〕 ‣【図書館の入退館管理カメラ】 〔図書館の入り口に設置されていたセンサー式のカメラ。利用者の入退館を感知して自動で写真を撮影する。千雪が入館する写真、冬優子が入館する写真、冬優子が退館する写真の三枚が撮影されていた〕 ‣【図書館利用規則】 〔①図書館の本はみんなの共有財産です。大切に使いましょう。 ②館内での飲食は禁止です。飲食物を持ち込む際はカバンに入れるようにしてください。 ③館内ではお静かに。他の利用者の迷惑にならないようにしてください。 ④本を借りる際は受付でバーコードを読み取り、その旨を記帳してください。 ⑤一部の本は貸出禁止となっていますので借りる前に確かめるようにしてください。〕 ‣【あさひの証言】 〔あさひは愛依と冬優子が花火大会を離れる際にその場に居合わせていた。愛依はあさひと冬優子に体調不良のためシャワールームのトイレに行くと告げて離脱。冬優子はあさひと結華に薬を取りにドラッグストアに行くと告げて離脱した〕 6: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 15:31:12.39 :cnX2/6Pb0 ‣【ボウガン】 〔図書館の二階に落ちていたボウガン。型番は『BT-38』で、同じ型番の矢でないと撃つことはできない〕 ‣【現場の血痕】 〔千雪から漏れ出た血の痕。腹から出た血液はその場に血だまりを作っており、ほかには散らされた様子もない。あくまで図書館内で千雪は殺害されたものと思われる〕 ‣【凶器の矢】 〔死体のそばに転がっていた銀色の矢。型番はBT-49で、先端の矢じりには千雪の血がべったりと付着している〕 ‣【血まみれの本】 〔千雪の死体の下敷きになっていた本。血液にまみれた本は中を読むこともできそうにない〕 ‣【モノミの証言】 〔花火大会の最中、透と雛菜の説得に向かったところ逆に部屋で二人立ち合いの下監禁状態となってしまったので、透と雛菜は事件に関与することができない〕 ‣【下剤の残りかす】 〔シャワールームのごみ箱に捨てられていた袋。中には粉末の下剤が入っていたものと思われる〕 ‣【かまいたちの真夜中】 〔モノクマが今回の事件の動機として用意したゲーム。ノンフィクションのゲームであると銘打ってあり、ゲーム中では283プロの人間によるコロシアイが収録されていた。ルカと美琴のプレイではノーマルエンドにしかたどり着けなかった〕 8: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 21:01:26.82 :cnX2/6Pb0 【学級裁判 開廷!】 9: ◆vqFdMa6h2.:2022/01/23(日) 21:02:28.79 :cnX2/6Pb0 モノクマ「まずは学級裁判のルールの確認から始めます」 モノクマ「学級裁判ではオマエラの中に潜む殺人犯のクロを探して議論していただきます」 モノクマ「議論の結果導き出した犯人がクロだった場合はクロだけがおしおき、シロだった場合はクロの生徒以外の全員がおしおきされ、クロのみが歌姫計画の成功者としてこの島を脱出できまーす!」 モノミ「うぅ……二回目なんて、聞きたくなかったでちゅ……」 モノミ「指をくわえることもできない自分が情けないでちゅ……歯がゆくて歯がゆくて……」 モノミ「あれ、あちしに歯ってあるのかな?」 摩美々「まさか私たちもここにまた来ることになるとは思いもしなかったケドー……」 夏葉「……この場に立つと、どうしても足が竦んでしまうわね」 果穂「夏葉さん……」 夏葉「大丈夫よ果穂、たとえ恐怖心がこみあげてきても私は逃げない」 夏葉「どんな真実であろうとも、正面から向き合う覚悟はできているわ」 ルカ「ウダウダ言ってても仕方ねえ、出来るところから始めるぞ」 (何としてもこの事件だけは……自分の手で、クロを導き出さなくちゃいけねえ) (それがあいつにできる、せめてもの罪滅ぼしだ……) (……千雪!) 読む →
2022年01月29日 18:00 【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 CHAPTER 02 前編 関連SS 【シャニマス×ダンガンロンパ】シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 591: ◆zbOQ645F4s:2022/01/09(日) 17:37:43.10 :VIg00xsT0 ------------------------------------------------- GAMEOVER カザノさんがクロにきまりました。 おしおきをかいしします。 ------------------------------------------------- 592: ◆zbOQ645F4s:2022/01/09(日) 17:38:30.08 :VIg00xsT0 かつてこの国を席巻した大予言、ご存知の方も多いでしょう。 来る世紀末、空から恐怖の大魔王がやってくる。 地上は等しく滅ぼされ、人類も滅亡し、新しい世界がそこから始まるとかなんとかかんとか。 よくもまあこんな突拍子もない話をメディアやマスコミで持て囃し、終わりの時がやってくるなんて喚いていたんだからお笑いですよね! 子供世代はそんな話があったこともつい知らず、すくすくと育っとりますがな! ……でも、その予言は本当は外れてなんかいなかったんです。 滅亡の時は、今この時。 神殿の祭壇、その上で空を仰ぐ風野さん。 その眼前には今にも地上に降り注ごうとしている流星群の数々が……! 593: ◆zbOQ645F4s:2022/01/09(日) 17:39:02.83 :VIg00xsT0 ----------------------------------------------- 落下予測地点 超高校級の占い師 風野灯織処刑執行 ----------------------------------------------- 594: ◆zbOQ645F4s:2022/01/09(日) 17:40:09.40 :VIg00xsT0 神仏の怒りを鎮めるにはお供物と昔から相場が決まってますよね! 恐怖の大魔王だって、きっと捧げものをすれば鎮まってくれますよ! 風野さんも粛々とそのための儀式を執り行います。 トライアングルを象った魔法陣を描き、その四隅にはパリパリに焼いた餃子を並べていきます。 そして捧げるのは彼女の歌声。 イルミネーションスターズのアイドルとして活躍する彼女の歌声は聞く者すべてを魅了しますね。 清流のように澄んだハミングが空に響き、魔法陣もそれに共鳴するように輝き始めます! トライアングルの三頂点から発せられたピンクと黄色と蒼の光は空で交わり一つの閃光に。 さあ、届けよう! 私たちの希望、そして私たちの祈りを! 天に打ちあがる輝きを、恐怖の大魔王は受け入れてくれるのか________! 595: ◆zbOQ645F4s:2022/01/09(日) 17:41:33.32 :VIg00xsT0 *☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆* さあ、今日の運勢一位は獅子座かそれとも魚座かどっちなんでしょう〜? ごめんなさーい、今日一番悪い運勢なのは魚座のあなた! 神様にお願いしても、聞いてもらえないかも! どれだけ頑張っても無理なものは無理だと諦めるのも一つ選択肢ですよ! ラッキーアイテムは傘、空から降り注ぐ隕石もこれで防げちゃうかも? それでは今日も1日張り切っていきましょう! いってらっしゃ〜い! *☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆* ……あ、いってらっしゃいも何ももう、風野さんは隕石が祭壇に直撃して瓦礫の下でペシャンコでしたね。 せっかく綺麗に焼いた餃子もこれじゃ台無しだよ! ラッキーアイテムをちゃんと持ち歩かないからこういうことになるんですよ? 皆さんはちゃんと朝の占いを聞いてから出かけるようにしましょうね♪ 599:更新前に現在の状況を整理します ◆zbOQ645F4s:2022/01/12(水) 21:00:35.72 :Gmun8+E70 現在の主人公の情報 【超社会人級のシンガー】斑鳩ルカ ‣習得スキル…特になし ‣現在のモノクマメダル枚数…70枚 ‣現在の希望のカケラ…18個 ‣現在の所持品 【キルリアンカメラ】 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 600: ◆zbOQ645F4s:2022/01/12(水) 21:01:23.31 :Gmun8+E70 ‣親愛度 【超高校級の占い師】風野灯織…0【DEAD】 【超社会人級の料理人】 月岡恋鐘…0 【超大学生級の写真部】 三峰結華…0 【超高校級の服飾委員】 田中摩美々…0 【超小学生級の道徳の時間】 小宮果穂…0 【超高校級のインフルエンサー】 園田智代子…0 【超大学生級の令嬢】 有栖川夏葉…0 【超社会人級の手芸部】 桑山千雪…0 【超中学生級の総合の時間】 芹沢あさひ…0 【超専門学校生級の広報委員】 黛冬優子…0 【超高校級のギャル】 和泉愛依…0 【超高校級の???】 浅倉透…0 【超高校級の帰宅部】 市川雛菜…0 【超高校級の幸運】 七草にちか…0【DEAD】 【超社会人級のダンサー】 緋田美琴…0 601:それでは2章スタートです ◆zbOQ645F4s:2022/01/12(水) 21:02:40.82 :Gmun8+E70 _____みんながどう思うのか気になるんすよ! 602: ◆zbOQ645F4s:2022/01/12(水) 21:03:59.34 :Gmun8+E70 だって、こんなコロシアイだなんて外の世界じゃまずありえないじゃないっすか? 明日自分が生きているかもわからない、そんな状況映画でしか見たことがないっす! わたしもすごい毎日ドキドキして、夜になると体が意味もなく震えたりするんっす。 多分これって「怖い」って事だと思うんっすけど、それって本当にみんな同じなんすかね? だって、今から人を殺すって人が「怖い」って思ってたら殺すこともできないじゃないっすか。 だからきっと、わたしたちと違った気持ちの人がいると思うっす。 今はいなくても、やがて「怖い」じゃなくて別の気持ちになる人が出てくると思うんすよね。 そういう人が何を考えて、何を感じて、何を思って人を殺すのか。 そして、人を殺した後、学級裁判に挑んでる時はどんな気持ちになるのか。 わたしはそれがすっごく気になるっす。 ……だって、わたしはそんなこと今まで考えたこともなかったっすから! 603: ◆zbOQ645F4s:2022/01/12(水) 21:05:07.75 :Gmun8+E70 ------------------------------------------------- CHAPTER 02 厄災薄命前夜 (非)日常編 ------------------------------------------------- 読む →
2022年01月12日 22:30 大男「オイオイ、一回戦の相手はこんなチビかよ!」少年剣士「絶対負けられない!」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/01/12(水) 20:00:07.118 :MWcaeHV10.net ワァァァァ……! 大男(賞金に釣られて、闘技大会に出場したはいいが……) 大男「オイオイ、一回戦の相手はこんなチビかよ!」 少年剣士「絶対……絶対負けられない!」 大男「無理すんなよ。足震えてるじゃねえか」 少年剣士「そんなことない! 絶対勝つ!」 大男「ったく、しょうがねえな……」 審判「始めっ!!!」 読む →
2022年01月12日 18:00 千早「GOKIBURI」【観覧注意】 元スレ 全てのレス 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/14(水) 20:49:17.00 :im/axrM+0 このSSは>>1の黒い生物との戦いを千早主演で再現してもらったものです。 登場人物 如月 千早 一人暮らし。蛾とGが嫌い。 そのため、1m以内には近づけない。 黒光り先輩 三億年前から変わらない姿で過ごす虫。 最近、千早の家に引越してきた。 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/14(水) 20:51:20.84 :im/axrM+0 千早「ただいま~。って誰もいるわけないのだけどつい癖で言っちゃうのよね」 午後10時 千早、仕事から帰宅 カサカサ…… 千早「さあ、今日のベイスターズはと?」ピッ TV「横浜2-7中日です」 千早「あ……」ピッ 千早「ま、まあ、中継ぎも休ませれたようだし明日に来たいね」 大きく伸びをする千早。 カサカサ…… 千早「お風呂に入って早めに寝ましょうか」 読む →
2021年12月29日 22:30 処刑人♀「首斬るの初めてでして……失敗したらごめんなさい!」死刑囚「え!?」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/12/29(水) 19:05:13.317 :sm/My3Z90NIKU.net 処刑人「最後に言い残す言葉はありますか?」 死刑囚「……クソッたれこの世、だ」 処刑人「ありがとうございます。メモしとかないと」 死刑囚(なんだこいつ) 処刑人「じゃ、今から首を斬るんですけど、首斬るの初めてでして……失敗したらごめんなさい!」 死刑囚「え!?」 処刑人「それじゃ斬りますね」 死刑囚「ちょっと待って! 失敗ってどういうこと?」 処刑人「刃が三割ぐらいのところで止まっちゃうとか……」 死刑囚「冗談じゃねえ!」 読む →
2021年12月16日 12:00 修道女「神よ、斧を振るうことをお許し下さい。――ふんっ!!!」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/12/15(水) 21:00:07.376 :xF66gnf60.net ― 教会 ― 僧侶「ど、泥棒だ!」 盗賊「ちくしょう、見つかっちまったか。だが、俺は捕まるわけにゃいかねえんだ。 痛い目見てもらうぜ!」チャキッ 剣を抜く盗賊。 修道女「僧侶君、下がっていて」 僧侶「は、はい!」 盗賊「やる気か、姉ちゃん」 修道女「神よ、斧を振るうことをお許し下さい」サッ 盗賊「え……斧!?」 読む →
2021年12月11日 21:00 妻「いい生命保険があるんだけど入ってみない?」夫「いいよ」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/12/11(土) 18:11:58.103 :9Am18+q+0.net 夫「ただいまー」 ピンッ 夫(ワイヤー?) ピカッ!!! 夫(閃光弾!) 妻(これで夫の目はくらんだ! あとはこのアイスピックを延髄に突き立てるだけッ!) 妻「保険金ゲェェェェット!!!」 シュバァッ! 読む →
2021年12月11日 19:35 みく「オニャア!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/05/06(水) 15:57:23.25 :O/JuBoYDO ~事務所~ ガチャ みく「おはようございますにゃー」 みく「ありゃ?誰もいないにゃ」 みく「衣装のセッティングまで40分あるから、カフェにいこっか」 ドォォォォォン みく「なんの音にゃ!?なんか嫌な予感がするよ!」 読む →
2021年12月05日 21:00 【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 CHAPTER 01 関連SS 【シャニマス×ダンガンロンパ】シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 121: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:44:59.53 :Ojbp8S+g0 ------------------------------------------------- CHAPTER 01 MIDNIGHTのせいにして (非)日常編 ------------------------------------------------- 122: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:46:02.09 :Ojbp8S+g0 煌々と輝く満月の月光の元、沈黙だけが流れた。 伏目がちに猜疑の視線を送る人、仲間をかばうようにして背を向ける人、狼狽えた様子で口をパカパカさせる人…… その反応はまちまちだが、恐怖と不安というマイナス感情の鎖には全員が全員縛り上げられている。 気づけば全員顔を見合わせていた。 このコロシアイという言葉を前にして考えなかったわけではない。 殺し『あう』ということは、この場にいる全員が狙うだけでなく、狙われる側にもなるということ。 今私がこうしている間にも、誰かが私の命を狙っているかもしれない。 「……死にたくない」 誰かがそう言葉を零すまでにそう時間はかからなかったし、誰もそれを咎めようとはしなかった。 ここにいる全員が同じことを思い、その感情を発露しかけていたから。 重く、苦しい空気。 薄靄がかったような空気感の中で、手足を動かすのが辛い。 ずっと胸のあたりが痛くて、息も浅くて。 「……」 居心地の悪い沈黙だけが、続いていた。 ___その膠着を破ったのは、ナイフのように鋭い言葉だった。 123: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:46:55.53 :Ojbp8S+g0 ルカ「言っておくけど……私は殺れるからな」 124: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:48:52.97 :Ojbp8S+g0 押し黙る私たちを前に、伸びでもするように何気ない様子で宣言するルカさん。その口元には笑みすら滲んでいた。 これを好機とでも捉えているかのように。 にちか「……!?」 美琴「ルカ……?」 ルカ「私はほかの連中と違って283プロの仲良しのグループでもない。ここから出ていくために他の誰かを手にかけるなんてハードルが一番低いのは私だ」 ルカさんが言っていることは真理だ。 もし万が一にでも私たちが他の誰かを殺して出ていこうと決意したとしても、私たちには同じ事務所の仲間、長い時間を共に過ごした仲間という温情があって、それが最期の防波堤の役割を果たすことだろう。ルカさんには、【それ】がない。 むしろ彼女には美琴さんとの間の諍いという動機すら存在している。 ルカさんの言葉は、異様な質量をもっていた。 125: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:49:37.36 :Ojbp8S+g0 美琴「……ルカにはできないよ」 ルカ「ハッ! 美琴に私の何が分かるんだよ!」 美琴「……」 ルカ「むしろ美琴は自分自身の心配をした方がいいんじゃねえのか? 私からは勿論、事務所での新参なんて殺す上でほかの連中からしても格好の的だろ」 夏葉「そ、そんなわけないじゃない……! 誰かを殺して脱出なんて方法、私たちが選ぶはずがないわ!」 ルカ「……何を知った気になってるのか知らねえけどよ、モノクマも言ってたように他人の気持ちなんか完全に推し量ることは無理だろ」 ルカさんは含みを持たせた言葉を放ちながら、美琴さんの方を見やった。それに美琴さんは視線をそらして答える。 ルカ「さっきの『死にたくない』って言葉……それって要は誰かはコロシアイに参加してしまうかもしれないっていう疑いだろ? よくもそんなにお互い信頼してますって面出来るもんだな」 ルカ「もういいな? 私はこんなところで立ち止まってる時間なんかないんだよ、じゃあな283プロ」 ルカさんは捨て台詞のような言葉を吐いて、一人公園から出て行ってしまった。 ルカさんの発言を否定することは誰もできず。 だってそれは本当のことだから。 ……美琴さんが誰かを殺すなんてことは天地がひっくり返ってもあり得ないと思う。 ただそれをほかのユニットの全員にも言えるかというと、私には自信がない。 私だって____死にたくはない。 126: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:51:05.97 :Ojbp8S+g0 そして、公園に残された私たちは。 灯織「……そうはさせません」 千雪「灯織ちゃん……?」 にちか「うそ……風野さん……?」 あの、気弱な女の子のはずの風野さん…… その右手は、爪が食い込むまでに固く強く握りこまれていた。 まるで何かの怒りに打ち震えるかのように、彼女からはこれまでに感じたことのないような熱を感じる。 灯織「斑鳩さんのご指摘は間違いではないと思います。今この状況で、お互いを完全に信用することは難しい……それを否定することは欺瞞だと思います」 愛依「ぎ、ギマン……?」 冬優子「……本当の気持ちで向き合ってないって意味なんじゃないかな」 灯織「でも、だからといって信じることをやめてしまってはいけない……疑いながらも信じる、信じながらも疑う……私たちに今求められているのは、そういう付き合い方なんじゃないかと……そう思う次第です」 摩美々「信頼と疑念は両立できる……疑念にいつまでも囚われているようじゃダメ……そういうコトー?」 結華「ひおりん……すごいね、そんなこと思ってても、なかなか言えない……言う勇気なんか持てないよ」 灯織「以前、私も……誰も信用できないような【疑心暗鬼の状態】に陥ったことがありました。その時、私は大切なものをいくつも失って……そんな悲しみを、ここでも背負う訳にはいかないんです」 雛菜「ん~? それってなんのこと~?」 灯織「……それは、言えませんが……」 灯織「それでも、今こうして疑念だけをぶつけあってにらみ合っている状況のままではいけないのは確かだと思うんです」 風野さんは、市川さんの質問には口を噤んだ。 でも、風野さんの発した言葉は深く深くに突き刺さり、完全に凍り付いていた私たちの心臓を再びよみがえらせるには十分たるものだった。 127: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:52:48.84 :Ojbp8S+g0 千雪「私……灯織ちゃんの言うとおりだと思うな。私だって、もしかしたらって気持ちを持ってしまう……この状況だからこそ、みんなをもっと信じてみようと思う」 あさひ「よくわかんないっすけど……このままじっとしてても何も変わらないっすよね?」 恋鐘「そうばい! こげん顔していつまでも睨めっこしとったら疲れてしまうたい!」 透「考えるな、感じろ。……ってやつ?」 愛依「さっすが透ちゃん! うちもそれにサンセー!」 冬優子「あはは……透ちゃんの言葉があってるかはちょっとわからないけど、ふゆも皆を今一度信じなおすってことには賛成です」 灯織「皆さん……」 再び全身に血が通う。 膠着した疑心暗鬼の中で活動を停止していた心臓は痛いくらいに鼓動を速めていき、視界も徐々に元の明るさを取り戻してきた。 夏葉「何もモノクマの言うことに従うしか道がないわけではないわ、モノケモノは脅威だけれど、あのロボットを相手どらないで済む方法もあるかもしれない」 智代子「うん! この島の外の人たちだって動いてくれるかもしれないよね!」 果穂「はい! 困ったときには、ヒーローがたすけにきてくれます!」 128: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:53:45.72 :Ojbp8S+g0 結華「というか普通に考えて……こんなに一気に事務所のアイドルが消えたら、大騒ぎだよね?」 摩美々「プロデューサーなら今頃各所に通報してそうなもんだよねー」 結華「あはは、Pたん今頃血相変えて電話しまくってるんじゃない?」 灯織「並大抵の事件ではないはずです。きっと……助けはきますよ」 にちか「じゃあ今はとにかく生き残らなくちゃって感じです?」 愛依「かなー、まあさっきルカちゃんがかなり危なげなことは言ってたけど……」 美琴「……ルカのことは、私がどうにかしてみる」 にちか「美琴さん!」 美琴「大丈夫、今日明日にすぐ動きはしない……はずだから」 (ほ、ほんとかな……?) あさひ「じゃ、とりあえずここを出るっすよ!」 千雪「もともとモノミちゃんが用意していたように、この島には生活が行えるだけの設備はあるから……いったんはコテージに戻って体制を整えるのがいいかな」 冬優子「一人ひとりに専用の個室がありましたよね……ふゆもそれがいいと思います」 結華「まあそうしましょうかー、今の状況が悪い夢っていう可能性もないわけじゃないわけじゃないだろうし!」 摩美々「ふぁぁぁ……まあ、普通に結構遅い時間で眠たい感じだしぃ……」 恋鐘「うちもなんだかクタクタばい! 一気にいろんなことが起きすぎたとね~……」 にちか「私もです……キャパオーバーって感じで!」 ひとまず私たちは公園を後にして、それぞれのコテージへと戻った。 何も今の状況を受け入れたわけじゃない、今は自分たちの身を安全に保つことが大切。モノクマに逆らうことも、事を荒立てることも得策じゃない。 それよりも、これから先起こるかもしれない何かのために体力と精神力とを取り戻す必要がある。 129: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:55:36.68 :Ojbp8S+g0 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 キーン、コーン…カーンコーン… 『えーと、希望ヶ峰学園歌姫計画実行委員会がお知らせします…』 『ただいま、午後十時になりました』 『波の音を聞きながら、ゆったりと穏やかにおやすみくださいね』 『ではでは、いい夢を。グッナイ…』 「うーわ……なにこれ、ヤバ! ……めっっちゃくちゃ豪華なんだけど?!」 待ち構えていたのは高級ホテルも裸足で逃げ出すような最新設備に広々空間を兼ね備えた、『快適』の二文字そのもの。 クイーンサイズのベッドは手が沈むようにふかふかで、風呂とトイレはしっかり別々。手足を伸ばせるだけのバスタブまである。 「……ちょっとだけ、帰りたくないかも」 隙間風吹き込むごく狭コンクリアパート。 寝っ転がっているだけで小言を言われる我が家に比べると数倍、数十倍は居心地がいいだろう。 ……ただ一つのものを除いてだけど。 130: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:56:46.56 :Ojbp8S+g0 「なーんでここにもあるかなぁ……カメラ」 普通ホテルの部屋ってもっとプライバシーとか厳しいものでしょ? 部屋には堂々と我が物顔した監視カメラ。寝ようにもこいつが寝顔を撮ろうとしているからなかなか気が休まらない。 ……やっぱりここは、異常だ。 「……うん、やっぱり出なくちゃだよ。こんなところにいていいわけない……絶対、脱出しないと!」 俄かに心を持っていかれかけた快適にいったんは蓋をして、ベッドの上に倒れこんだ。 音もたてずに体はマットの中に沈んでいき、肌触りのやけにいいシーツは太陽の優しい香りを鼻孔に届けた。 ただ、今の私の状況にそんな優しさなんて一抹も残っちゃいない。 私の眼前にあるのは底知れない恐怖。黒々としてぶくぶくと太った醜悪な何かが聳え立って、どいてくれない。 感情をせき止めるようなそれが、やりようのないモヤモヤとした不安ばかりを募らせる。 これから先、どうなってしまうんだろう。もし今目を閉じてしまったら、次に目を開けた時が私の最後になってしまうんだろうか。 考えていたらきりがない、だけど思考はめぐる。 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。 思考は二転三転四転…………無限那由他。 無限にも思える一瞬の時間に、思考はメビウスの輪を描いて転がっていき…… 私は意識を手放した。 131: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:58:16.55 :Ojbp8S+g0 ------------------------------------------------- 【ビーチ】 「……来たかよ」 「……本気じゃないでしょ? 殺せる、なんて」 「ハッ! 言ったろ、人の気持ちなんか他人にわかるわけない」 「……わかるよ」 「……はぁ?」 「……ルカの気持ちなら、わかる」 「……」 「……同じユニットだったから。ルカと過ごした時間ならだれにも負けない、ルカの親にだって負けない。だから、ルカが今……すごく怯えていることだって」 「…………くくっ」 「……ルカ?」 「何勘違いしてるんだよ……美琴! お前が私の気持ちをわかってる? そんなわけないだろ……お前は誰よりも私に近くて、誰よりも私と一緒の時間を長く過ごして……」 132: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:59:02.85 :Ojbp8S+g0 「それでも私のことを知ろうともしなかったクソッタレだよ」 133: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 20:59:49.88 :Ojbp8S+g0 「……!」 「……ほかの連中に何を言われたのかは知らねえ。けど、私が美琴のことを信用して動くと思うなよ」 「……やっぱり、そうなんだ」 「お互い様だろ、美琴だって私のことを信用なんかしていない。丸わかりなんだよ、そういうの」 「……時間の無駄だったみたい」 「だな、さっさと消えろ」 「……それじゃ、行くから」 ザッザッ 「……」 「……くそっ!」 「違うだろ……違うだろ……! 私は……私は……美琴を信用しないんじゃなくて……」 「美琴に……美琴に……ただ……ただ……!」 134: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:01:15.84 :Ojbp8S+g0 ____ _______ __________ ========= ≪island life:day 2≫ ========= 【にちかのコテージ】 キーン、コーン…カーンコーン… 『えーと、希望ヶ峰学園歌姫計画実行委員会がお知らせします…』 『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』 『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう~!』 ……夢では、なかった。 目を開けると部屋中に差し込むまばゆいばかりの陽光。部屋に取り付けられた両腕を開いても足らないほどの大きな窓、その廂の隙間かららしい。 それにしても無駄にセンスがいい、都会にいれば三歩歩けばデザイナーズ物件なんかにかち当たるものだけど、そういうところにあっても見劣りしない立派な窓。 これがこんな状況下じゃなければ最高の目覚めだったんだけど。 「……さいっっあく」 135: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:02:22.53 :Ojbp8S+g0 頭をもたげながら起き上がった。 濁声のアナウンスで目を覚ました今朝の目覚めは最悪。 瞼が漬物石のように重たく、なんだか手足もけだるさを感じるけどこれはきっと気のせい。というか精神由来。 あんなことがあった後でぐーすかできるはずなんかない。 数時間おきに悪夢で目を覚ました長い長い夜の果て、出来上がったのがこのボロボロボディ。 「……はぁ」 したくもないのにインド象が吐くみたいなバカでかい溜息を吐いた。 『憂鬱』なんて漢字書けやしないけど、頭の中はその二文字でいっぱい。 動くのもけだるさを感じるけど、そうこうしてもいられない。 昨日の今日で美琴さんがルカさんを説得に行ったはず、その成果を確認しなきゃだし、今の状況は部屋に閉じこもったとてどうにかなるものでもない。 イヤイヤ体を引き起こして顔を洗い、歯を磨いて。 そこでようやく部屋を出た。 136: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:03:43.87 :Ojbp8S+g0 ------------------------------------------------- 【ホテル レストラン】 ひとまずは朝ご飯を口に入れたい。 寝ている間の数時間のうちに胃袋の中はすっかり空っぽになっており、気が付けば私の足はレストランに踏み入っていた。 そしてそれは私以外の人たちも一緒だったらしく、そこにはルカさん以外の全員が待ち構えているではないか。 特に芹沢さんなんかはすでに食器の上に食パンを何枚も載せていて、脇にはフルーツも山積み。 それを愛依さんが宥めてペースを調整しながら餌付けしている、といった様子。 にちか「これって……?」 あさひ「朝起きたらもうあったんっすよ! にちかちゃんも食べるっす! 美味しいっすよ!」 愛依「アハハ、あさひちゃん落ち着いて食べないとのどに詰まるよ~?」 冬優子「それもそうだけど……みんなで一緒にいただきますしてからにしよっか?」 あさひ「え~? もうお腹ペコペコっすよ」 灯織「一番最初に来たのは私なんですが……その時にはすでにこちらの朝食は人数分用意されていました。ホテルに他の人間はいないはずなんですが……」 千雪「昨日も確認したもんね……どういうことなのかな」 にちか「えぇ……そんなもの食べて大丈夫です?」 摩美々「まぁ……毒見は済んでるしいいんじゃないー?」 あさひ「美味しいっす!」 冬優子「……はぁ」 137: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:04:50.84 :Ojbp8S+g0 ガツガツという擬音を恣にする芹沢さんを他所に私は美琴さんの隣に腰かけた。 美琴さんはここにきても必要最低限以上のものは取るつもりはないみたい。栄養価の高いバナナだけで済ませる様子。 にちか「美琴さん……その、どうでした……?」 美琴「……ルカのこと?」 にちか「は、はい……公園では、結構なこと言ってましたけど……」 美琴「……説得はしようとしたんだけどね」 にちか「……そ、そうですか」 美琴さんは気を落とすというよりは、前にルカさんのことを訪ねた時よりも苛立った様子だった。 昨夜二人の間に何があったのかは想像するに足る。 ……これ以上触れないほうがよさそう。 138: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:06:38.47 :Ojbp8S+g0 結華「はいはい! とりあえずはせっかくみんな集まってるんだし、今後のことを話し合いませんか?!」 摩美々「約一名足りてないケドねー」 美琴「……ごめんね」 恋鐘「しょうがなかよ、気落とさんといて! こんな状況やけん、ルカだって混乱してしもうとるだけばい!」 千雪「朝ご飯はちゃんと食べてるのかなぁ……」 雛菜「で、今後のことってなんなんですか~?」 冬優子「ふゆたちがコロシアイをせずにこの島からどうやって脱出するか……だよね、結華ちゃん」 夏葉「空港の航空機が使えればよかったのだけれど……あいにくあれはハリボテよ」 智代子「イカダで脱出ってわけにもいかないよね……にちかちゃんも前モノミに叱られちゃってたし」 摩美々「というかそんな目立つ方法じゃモノケモノが飛んでくるでしょー」 美琴「自分から能動的には出られそうにないみたい」 結華「そうなのですよ! ……となると外の助けを待つしかないわけで」 果穂「けいさつの人は、来てくれないんですか?」 夏葉「来るかもしれないけど、ここは海の上。いつに助けが来るのかは正直見当もつかないわね……」 結華「そう、ここからは何日かかるかわからない耐久戦!」 結華「……なので、どうでしょう! 毎朝レストランで揃って朝ご飯を食べるのを習慣にしてみては!」 139: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:07:32.41 :Ojbp8S+g0 透「あー、いいんじゃない。それ」 千雪「毎朝の習慣にしておけば生活リズムを作ることにもつながるし、私も賛成に一票!」 果穂「はい! みなさんでそろって朝ご飯を食べたほうがきっとおいしいですし、あたしも賛成です!」 結華「それもあるし、情報共有の場にもなりそうじゃない? ほら、脱出のためには協力が大事だよね!」 灯織「なるほど、定例報告会を兼ねているんですね」 愛依「ちゃ、ちゃんと起きれるかな~……うち」 冬優子「愛依ちゃんはふゆが起こしに行くから大丈夫だよ♡」 雛菜「あは~、それって自由参加ですか~?」 結華「まあ強制はしないけど、できる限りはひななんにも参加してほしいかも!」 雛菜「はい~、それじゃほどほどに参加します~」 結華さんからの提案で毎朝朝ご飯を全員で食べることが決定。 正直なところ、まだ事務所には完全に馴染めてるわけじゃないし、ちょっとだけ気後れするところもあるんだけど……この状況下じゃ言ってても仕方ないか。 私も毎朝ちゃんと集まるようにはしよう。 美琴「……どうしたの?」 にちか「い、いえ……!」 それに、毎朝美琴さんと朝ご飯が食べられるなんてちょっとラッキーじゃない……?! 140: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:12:24.77 :Ojbp8S+g0 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 朝ご飯を食べ終えた私は一旦自分の部屋に戻ってきた。 (……ふぅ、やけにおいしかったからついつい食べすぎちゃったかも) (これ、消化しとかなきゃだなー……) 時計に目をやった。 まだ日も登ったばかりで一日も始まったばかり。 脱出を待つにしても時間は有り余って仕方ない。 「ここにいても仕方ないって感じだよね……よし!」 ここにいる限りはレッスンもお仕事もできないし、今やるべきことはヒントを探すこと! じっとしてるだけじゃ退屈だしぶくぶく太っちゃうって! とりあえずは行動あるのみ、それに尽きる! 【自由行動開始】 □■□■□■□■□■□■□■□■ ☆自由行動について お久しぶりです、イントロダクションの時間でございます。 さて、いよいよ(非)日常編の花形・自由行動でございますね。 自由行動とはコロシアイだとか物騒なことは俄かに忘れ、つかの間の平和的な交友を堪能することができる、いわばオアシス! 存分に親交を深めてくださいませ。 今回もアイドルの皆さまとの間には【親愛度レベル】が存在しております。 こちらはアイドルの方とお会いするたびに+1、プレゼントをお渡しすれば+0.5、プレゼントをお渡しして喜んでいただけたらさらに+0.5される仲良しのパラメータでございます。 親愛度レベルを上げて見事MAXである12に到達させると、その仲の深さを象徴するアイテムとともにスキルを獲得することができるのです。 ちなみにプレゼントはコンマの数値に応じてアイテムを排出するモノモノヤシーン、そしてほしいものを選んで購入できる自動販売機の二つで獲得可能です。 自動販売機には他にも便利な商品がいくつかございますので、ぜひご確認ください。 更に今回は親愛度レベルの一定の数値ごとに【希望のカケラ】を獲得することができます。 こちらは一定個数に応じて別種のスキルと交換できるアイテムになります。 自動販売機で交換できるほか、????開始前にも交換可能です。 え? この伏字、でございますか……? はて……? □■□■□■□■□■□■□■□■ 【現在のモノクマメダル枚数…23枚】 【現在の希望のカケラ…15個】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 141:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:29:11.42 :gsRmRnpl0 2 143: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:38:27.24 :Ojbp8S+g0 2 選択 【第1の島:ビーチ】 手持ち無沙汰になってしまった空き時間をつぶすために、島を散歩していた。 何かに誘われるように、と言ったら大げさだけど……私の足は自然とこの島にやってきたときに初めに立っていたあのビーチに引き寄せられていた。 ザザーン…… 「はぁ……なんか癒されるなぁ……」 生まれも育ちも町中で、波音なんかまともに聞いて育ってきちゃいないけど、これは本能的なものなんだろう。 波風と波音に身をゆだねて、ぼぅ……っとあたりを見渡すと。 「うげっ……なにこれ……趣味悪ッ……!」 ビーチに立つヤシの木の一つ、その幹には妙にゴテゴテした機械。 これは……どうやらガチャガチャみたい。 □■□■□■□■□■□■□■□■ ☆モノモノヤシーンについて 交友でほかのアイドルの皆様にお渡しするアイテムにお困りのそこのあなた! 是非ともモノモノヤシーンに挑戦ください! こちらの中身は本家『スーパーダンガンロンパ2』のプレゼントと中身を共有しております。 プレゼント番号(01~100)のアイテムがコンマの値に応じて排出される仕組みとなっております。 ※プレゼント番号は101以降も本家では存在しておりますが、省略しております。予めご了承ください。 □■□■□■□■□■□■□■□■ ふーん、ここで手に入ったやつは自由に使っていい感じなんだ…… もしかして、脱出に何か使えたりするのかな? 「……やるだけ、やってみる……?」 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…23枚】 【現在の希望のカケラ…15個】 1.モノモノヤシーンを回してみる【枚数指定安価】 2.やっぱりやめる ↓1 144:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:46:53.53 :lk6lUyP+0 1で13枚 145: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 21:49:38.65 :Ojbp8S+g0 1 選択 ま、物は試しってことで。 それにいいアイテムが出て、脱出の役に立ったら美琴さんに褒めてもらっちゃったりして……!? 「よーし、いっちょ回しちゃうぞ~!」 【コンマ判定を行います】 【このレスより直下13回連続でコンマ判定を行い数値に応じたアイテムを獲得します】 ↓1~13 146:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:50:05.94 :gsRmRnpl0 あ 147:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:51:50.61 :gykdOuzQ0 い 148:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:53:38.28 :gsRmRnpl0 う 149:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:54:46.01 :k033wRB1O え 150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:56:12.44 :gsRmRnpl0 お 151:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:58:59.33 :lk6lUyP+0 か 152:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 21:59:28.54 :k033wRB1O き 153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:05:47.83 :lk6lUyP+0 く 154:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:09:57.59 :k033wRB1O け 155:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:10:20.19 :lk6lUyP+0 こ 156:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:11:08.37 :ysgKiWmV0 さ 157:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:12:58.54 :lk6lUyP+0 し 158:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:17:44.58 :gsRmRnpl0 す 159: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 22:23:31.23 :Ojbp8S+g0 【ミネラルウォーター】 【ヤシの実】 【半分安全靴】 【希望ヶ峰の指輪】 【ジャバイアンジュエリー】 【キルリアンカメラ】×2 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 を手に入れました! 「うわっ……なんか色々出てきた……けど」 「……どれも使えなさそーだな……」 ひとまず、捨てるわけにもいかないし持ち帰ろうか…… 誰かありがたがってくれる人とかいたり……いないか…… 「まあ、まだ時間はあるし……これの使い道でも探そうか……」 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…10枚】 【現在の希望のカケラ…15個】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 160:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:24:49.71 :ysgKiWmV0 1 美琴 161: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 22:30:28.73 :Ojbp8S+g0 1 美琴選択 【第1の島:空港】 脱出への糸口を探すための時間。とはいえもうほとんど調べは尽くしたわけで。 結局のところこの時間は誰と過ごすか、の大切な時間になっている。 ……それなら。 にちか「美琴さーーーん!」 美琴「……にちかちゃん?」 にちか「あ、あの……! い、一緒に調査、しちゃってもいいですか……?」 美琴「……いいけど、どうしたの? やけに疲れてるみたいだけど」 にちか「そ、そりゃもう美琴さんをさが___ (い、いやいや! 言えない言えない……美琴さんを探して島を三週半したなんて……重すぎでしょ!) 美琴「……? まあ、とりあえず……一緒に島を見て回ろうか」 にちか「は、はい!」 美琴さんと一緒に島を探索した…… ------------------------------------------------- ‣現在の所持品 【ミネラルウォーター】 【ヤシの実】 【半分安全靴】 【希望ヶ峰の指輪】 【ジャバイアンジュエリー】 【キルリアンカメラ】×2 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 プレゼントを渡しますか? 1.渡す【所持品指定安価】 2.渡さない ↓1 162:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:31:32.96 :gsRmRnpl0 1 ミネラルウォーター 163: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 22:39:52.18 :Ojbp8S+g0 【ミネラルウォーター】を渡した…… にちか「み、美琴さん……これ、どうぞ!」 美琴「水……? どうして?」 にちか「美琴さん、つい自分の体をおろそかにしてしまいがちなので……えっと、水分補給とか、忘れないようにしてくださいね!」 美琴「気が利くね、ありがとう」 キュッ ゴク……ゴク…… にちか「もしかして……今もずっと飲むの忘れてた感じですか?」 美琴「朝ご飯以来だから……3時間くらいかな」 にちか「あんまり飲まなさすぎだとラクダになっちゃいますよ……」 美琴「ふふ……面白いね、にちかちゃん」 (やった……! 美琴さんに喜んでもらえたーーーーーーー!!) 【PERFECT COMMUNICATION】 【親愛度レベルがいつもより多めに上昇します】 ------------------------------------------------- ……しかし、こんな状況になっても美琴さんは冷静だな。 いつも通りクールで端正で整った横顔……思わず見惚れてしまいそう…… 美琴「……どうかした?」 にちか「あ、いえ! なんでもです! えっと、その……美琴さん、この島に来てから何か困ってることとかないです?」 美琴「困ってること……? そうだね……」 美琴「でも、この島は衣食住はどれも揃っていて……暮らす上で不便は感じないかも」 にちか「で、ですよねー! 私も、元々の暮らしなんかよりよっぽどランクが高い感じで……いっそここに永住しちゃおうかなみたいな!」 美琴「永住は……流石に困るかな。私は早く戻って、レッスンの後れも取り返したいし」 にちか「そ、そうですよねー! ここじゃトレーナーさんもいませんし、新しい振り付けも教えてもらえませんもんね!」 美琴「うん……練習も、できなくはないけどね」 にちか「そっか……そうですよね……」 (やっぱり美琴さんは違うな……) (私みたいに生活がどうこうじゃなくて、アイドルとしての活動とかを懸念してるんだもん) (……何か私が美琴さんのためにしてあげられることはないかな?) 1.き、基礎の練習ならお付き合いできますよ! 2.う、歌の練習とかどうですかね……! 3.自由安価 ↓1 164:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 22:55:24.95 :gsRmRnpl0 2 165: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:02:24.90 :Ojbp8S+g0 2 選択 にちか「う、歌の練習とかどうですかね……! それなら、私もお付き合いできますよ……!」 美琴「……? うん、今度にちかちゃんとも一緒に合わせようか」 にちか「は、はい……こ、今度っていうのは……?」 美琴「ううん、ごめん……昨日もみんなと別れてから自分のコテージで自主練はしてたから」 にちか「え」 美琴「コテージは窓を閉めれば防音性も高そうだったし、特に夜はやることもなかったから」 (う、噓でしょ……? 昨日のあの後に自主練……?) (さ、流石すぎる……) にちか「み、美琴さん……プロ意識の高さ、流石です……!」 美琴「別にそんなことじゃ……一日でも練習を欠くと、失ってしまうから」 (う……私、そんなこと考えもしなかった……) 美琴「私はいつでも大丈夫だから、歌のあわせも都合がいいタイミングを教えてくれるかな」 にちか「い、今からでも大丈夫です! わ、私……!」 (や、休んでなんかいられないよ……!) 【親愛度レベルが上昇しました!】 【緋田美琴の親愛度レベル…2.0】 【希望のカケラを入手しました!】 【現在の希望のカケラ…16個】 166: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:04:42.35 :Ojbp8S+g0 【にちかのコテージ】 美琴さんと歌の練習をご一緒させていただいた…… うう……精神的な問題なのかな、私は思った通りに歌えなかった。 「美琴さんの足引っ張っちゃったかな……」 こんなんじゃだめだ……! 喉を枯らしてでも歌の練習をしないと……! 「今日の晩からでも自主練やった方がいいやつだこれ……」 【自由行動開始】 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…10枚】 【現在の希望のカケラ…16個】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 167:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 23:10:40.29 :gsRmRnpl0 1 透 168: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:14:59.59 :Ojbp8S+g0 1 透選択 【第1の島:ロケットパンチマーケット】 にちか「あの……なにやってるんです……?」 透「え……なんだろ」 にちか「そもそも、なにもってるんです……?」 透「え……わからん」 にちか「……」 この人に答えを求めちゃいけない、それはこの短い付き合いでも嫌というほど理解してるんだけど…… 流石に、スーパーマーケットの真ん中でナンを焼く鍋を眺めてるのは謎が過ぎる…… 透「これ、タンドールって言うんだって」 にちか「は、はぁ……」 浅倉さんと見慣れない調理器具をいじって過ごした…… ------------------------------------------------- ‣現在の所持品 【ヤシの実】 【半分安全靴】 【希望ヶ峰の指輪】 【ジャバイアンジュエリー】 【キルリアンカメラ】×2 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 プレゼントを渡しますか? 1.渡す【所持品指定安価】 2.渡さない ↓1 169:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 23:26:53.95 :gsRmRnpl0 1 ヤシの実 170: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:36:21.85 :Ojbp8S+g0 【ヤシの実】を渡した…… 透「お、本物」 にちか「はい……! 私もこんなの初めて見ました……!」 透「おっしゃ、作るかー」 にちか「え、ちょ、浅倉さん……? な、何を……?」 透「ココナッツミルク、飲みたくない?」 にちか「え、そうやって作るんですか? 包丁? そ、それ、ちゃんと切れます……?」 透「わからん」 にちか「ちょ、浅倉さんストップ! ストーーーーーップ!」 (うっ……別のものを渡せばよかったかな) ------------------------------------------------- 浅倉さんは美琴さんとはまた別の意味で冷静というか…… この人が取り乱すとかあるんだろうか…… 透「……」 にちか「あ、浅倉さん……すごいですね、全然、普段と変わんなくて……」 透「そうかな。……あー、雛菜いるし」 にちか「そっか……そうですよねー、この状況で幼馴染がいるのってすごく心強そうです」 透「……」 にちか「ん……?」 透「あー、うん。そう。樋口と小糸ちゃんはいないけどさ」 (い、今の間は……?) 透「友情パワー、イエーイ」 (うーん、なんだか気が抜けるなぁ……) にちか「あ、じゃあせっかくだし浅倉さんたちについて聞いてみたいことあるんですけど、いいです?」 透「え? うん」 (幼馴染でアイドルユニットなんて特殊な状況、色々聞き甲斐はありそうなんだよな……) (せっかくだし、今ここにいない人について聞いてみようかな) 1.樋口さんについて教えてください 2.福丸さんについて教えてください 3.自由安価 ↓1 171:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/21(日) 23:46:16.31 :gsRmRnpl0 2 172: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:52:49.92 :Ojbp8S+g0 2 選択 にちか「あ、それじゃあ福丸さんについて教えてもらってもいいですか?」 透「小糸ちゃん? あー、えーっと」 透「中学。別だったんだよね」 にちか「え……そ、そうなんですか?」 透「うん、小学は一緒だったけど、小糸ちゃんは別のガッコ受けて。でも、高校でまた一緒」 (そ、それって……進路をほかの三人に合わせた、とか……?) にちか「それって福丸さんが、自分で選んだんですよね?」 透「うん、たまたま一緒になった」 (絶対たまたまとかじゃないって……) 透「小糸ちゃん、めっちゃ頭いいからさ。うちからでも、多分いいとこ行くよ」 にちか「……そ、そうなんですね……今度勉強教えてもらっちゃおっかなー……なーんて」 (福丸さん……中学でどんな学生生活送ってたんだろ……) (な、なんだか心配になってきたな……) 【親愛度レベルが上昇しました!】 【浅倉透の親愛度レベル…1.5】 173: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:54:34.35 :Ojbp8S+g0 浅倉さんと別れてからもぼんやりとノクチルの四人の関係性のことを考えながら、自分のコテージへと戻った。 幼馴染という関係性にはちょびっとだけ憧れもするけど、単純な仲良しに終始する話でもなさそうだよね。 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 ……今日も一日島をウロチョロしたけど新しい発見は特になし。 開放的な風景なのに、閉塞的な状況が広がっていることを再認して肩をがっくりと落とす。 それなのに今日がまた終わろうとしている。 「……なんかもったいないなー」 別に何をするでもない、ただぼーっと時間を浪費するのは流石に落ち着かない。 その居心地の悪さに突き動かされて、私は部屋を出てふらつくことにした。 174: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:56:20.88 :Ojbp8S+g0 ------------------------------------------------- 【第1の島:ビーチ】 海に沈んでいく太陽を追うように島の外周を歩いていくと、開けた場所に出た。 私たちがこの島に来た時に最初に足を踏み入れた場所、そしてこのコロシアイ南国生活が始まった場所。 そんなやたらと縁の深い場所にたどり着くのはもはや当然のことだったのかもしれない。 いや、きっと多分そういう……最悪の縁じゃなくて、ここに私を引き合わせたのは別。最悪じゃなくて、むしろ【最高】の縁だった。 美琴「……はぁっ……はぁっ」 (……美琴さん?!) そこにいることを知っていたわけじゃない。 私は本当に何気ない気持ちで、何の考えなしにやってきたというのに。 そこには私のたった一人で最高のパートナーである美琴さんの姿があった。 これが運命でないならなんというのだろう。 175: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:57:46.95 :Ojbp8S+g0 美琴さんはステップを練習している様子だった。 私との練習の中でも何度か見たことのある少し応用を聞かせた難しいステップ。 前に見た時、美琴さんのステップはもっと上手だったと思う。 それもそのはず、今美琴さんがステップを刻もうとしているのは砂浜の上。 どんどんと足を取られ、もつれていく劣悪な環境で、あえての練習をしているのだから。 (……す、すごい気迫……!) それでも美琴さんは表情を変えない。思うようにいかなくても、転んでしまっても。 ただ立ち上がってまた初めから。全身には汗の痕が浮かび上がり、キレのある動きをするたびにその飛沫が飛ぶ。 私には、その光景が水彩画のように見えた。 (こ、こんなの……ブロマイドものでしょ!) まるでイルカが海面から飛び上がったような、そんな刹那的な美しさを夕日をバックにした美琴さんの姿に見た。 にちか「うわ……すごい……」 美琴「……! にちかちゃん、いたんだ……」 176: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:58:22.85 :Ojbp8S+g0 にちか「あ、はい……すみません、お邪魔しちゃって」 美琴「大丈夫、ちょうど一セットのところだから」 にちか「……自主練、続けてるんですね」 美琴「……うん、そうだけど……どうして?」 にちか「い、いや……えっと……わ、私も練習、やっちゃおうかなー! な、なーんて」 美琴「うん、いいと思う。……砂浜だと、いつもと環境が違って刺激になるから」 (本当にどこまでいってもストイック……美琴さんって、すごい……!) 明日もわからないこの状況下でも美琴さんは元の生活に戻ってアイドルとして活動することを見据えている。 それなら、その隣に立つために私がすることは一つだった。 ____なんて、別に元々そんなつもりはなかったけど、覗いていたことを悟られないようにの照れ隠しで練習を一緒にすることに。 美琴「にちかちゃん、ちょっと遅れてる」 にちか「は、はい……!」 事務所のレッスン場でいつもやっているのと変わりないメニュー。 いやむしろそれよりもハードさすらあるメニュー。 失われた日常をせがむように、焦燥の色をにじませながら美琴さんはただひたすらにその汗を散らした。 177: ◆zbOQ645F4s:2021/11/21(日) 23:59:31.09 :Ojbp8S+g0 ____ ______ ________ そうしてしばらくの時間が過ぎて。 美琴「ちょっと休憩入れようか」 にちか「は、はい……」 それは美琴さんよりも私の疲労を理由にしたものだった。 手足は痺れて震えだし、肩は呼吸に合わせて荒馬のように上下している。体力の限界だ。 にちか「つ、疲れたー……!」 どさっと腰から砂浜に腰かけた。 いつものフローチングのかたい床とは異なり、砂浜は乳酸の溜まったその体を優しく抱き留め、潮風がその熱を冷まそうと吹き付けてくれる。 まるで直属のレッスントレーナーのピットインのような待遇が、どことなくくすぐったい。 美琴「……」 美琴さんはそんな私を他所に、海の向こうを見つめてじっと動かなかった。 きっと美琴さんは、今この瞬間だってあのステージのことを思っている。 あのライトの下でパフォーマンスを披露する、その瞬間を今か今かと待ちわびている。 日も沈み、登ってきたその月はステージライトの輝きには遠く及ばない。 ザッ その時だった。ふと背後で草木が揺れるような音がした。 178: ◆zbOQ645F4s:2021/11/22(月) 00:00:46.86 :tZlr+b7d0 美琴「……誰?」 にちか「え、えっ?! 誰かいるんですか?!」 しばらくの沈黙。 一時はそのまま身を隠してことを終えようとしたのだろうか、だがすぐに観念した様子で物音の主はその姿を現す。 ルカ「……なにやってんだよ、お前ら」 美琴「……練習再開しようか、にちかちゃん」 にちか「み、美琴さん……その、すみません、体がまだ」 これは本当のことだ。さっきの今で疲労困憊のこの体がもとには戻らない。 立ち上がってあのステップをまた刻むためには少しだけ時間が必要だった。 179: ◆zbOQ645F4s:2021/11/22(月) 00:02:29.72 :tZlr+b7d0 ルカ「……相変わらず無茶してんだな、美琴」 美琴「別に無茶なんかしてない、私はこれが必要なだけ」 ルカ「お前だけじゃねーよ、その緑髪だってお前につき合わされて無茶させられてんじゃねーか」 にちか「わ、私だって無茶なんかしてないですよ!」 ルカ「よく言うもんだな、そんな風に座り込んでおいて」 にちか「こ、これは……!」 ルカ「美琴は自分のことも、他人のことも顧みなさすぎなんだよ。……コンビ解消したのに、また同じことをやってるようじゃ救えないな」 美琴「ルカに何が分かるの?」 ルカ「ハッ! そこまでしてアイドルに縋りたいのかよ!」 美琴「……当然でしょ、私はそのためだけにここにいる。そのためだけに生きてきた。今更それ以外の生き方なんて、ないから」 ルカ「……くだらない拘りだな、ほとほと愛想がつきたよ」 美琴「……言いに来たのはそれだけ?」 ルカ「ああ、満足した。それじゃあな」 180: ◆zbOQ645F4s:2021/11/22(月) 00:03:16.79 :tZlr+b7d0 途中から私はルカさんに向ける視線を迷っていた。 彼女はまず間違いなく私たちに敵意を持っている。それは変わらない。 ただその敵意の中にある揺らぎもまた、私の目に焼き付いている。 練習をやめる素振りのない美琴さんのその反発を目にした時のルカさんの口元のゆがみ。 ただ恨んでいるだけで、あんな表情ができるんだろうか。 でもそんな疑念を帯びた視線を悟ったのか、ルカさんは最後に私に向かって。 ルカ「見てんじゃねーよ」 その言葉を吐き捨てて去っていった。 美琴「……ごめんね、邪魔が入っちゃった」 にちか「い、いえ……お構いなく」 美琴「立てる?……そろそろ練習再開したいな」 にちか「だ、大丈夫です! もういけます!」 そこからまたしばらく練習を再開した。 相変わらず手足は疲れ切っていたけど必死に我慢して、一生懸命美琴さんの背中を追うためだけにその体を動かした。 ≪ルカ「美琴は自分のことも、他人のことも顧みなさすぎなんだよ。……コンビ解消したのに、また同じことをやってるようじゃ救えないな」≫ 練習中、ルカさんの言葉がずっと脳裏にちらついていた。 181: ◆zbOQ645F4s:2021/11/22(月) 00:04:27.17 :tZlr+b7d0 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 キーン、コーン…カーンコーン… 『えーと、希望ヶ峰学園歌姫計画実行委員会がお知らせします…』 『ただいま、午後十時になりました』 『波の音を聞きながら、ゆったりと穏やかにおやすみくださいね』 『ではでは、いい夢を。グッナイ…』 シャワーを浴びた私は真正面からベッドに倒れこんだ。 もう無理、手も足も動かない。 美琴さん、私が来る前から練習をやってたけど……本当に大丈夫かな。 ルカさんじゃないけど、流石に少しだけ心配。 時間が少しでもあれば練習に生かそうとするストイックさは見習うべきものだけど、限界を超えて肉体と精神をすり減らしてまで挑み続けることが本当のストイックさなのかな。 ……いや、美琴さんがやってるのはそんな無謀なことじゃない。 美琴さんの一挙手一投足だって、無駄にならない。 だって美琴さんなんだもん、私じゃない。 ≪ルカ「美琴は自分のことも、他人のことも顧みなさすぎなんだよ。……コンビ解消したのに、また同じことをやってるようじゃ救えないな」≫ それなのに、ルカさんの言葉がやけに胸に突き刺さって、寝る前は少しだけ苦しかった。 185:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 21:04:07.45 :NE14fKE10 ========= ≪island life:day 3≫ ========= 【にちかのコテージ】 キーン、コーン…カーンコーン… 『えーと、希望ヶ峰学園歌姫計画実行委員会がお知らせします…』 『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』 『さぁて、今日も前回気分で張り切っていきましょう~!』 ……熟睡。 こんな状況下なら悪夢の一つでも見そうなものだけど、幸か不幸か肉体は疲労に浸されて夢を見る余裕すらなかったらしい。 むしろ体のあちらこちらでずきっと刺すような筋肉痛を生み出すことで手いっぱいといった様子だ。 「いたた……」 おばあさんみたいな弱弱しい声を挙げながらその体を起こし、立ち上がる。 昨日から毎日レストランでの朝食会が義務付けられてるし、行かなくちゃ。 うぅ……こんなんじゃ賛成するんじゃなかったな…… 186: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:05:23.39 :NE14fKE10 ------------------------------------------------- 【レストラン】 果穂「おはようございますーーーー!!」 にちか「お、おはよう……げ、元気だね……」 寝ぼけ眼を擦りながら入れば脳をがんがんと揺らすような大声。 身を乗り出してまで朝の挨拶をしてくれて、ありがた迷惑って感じ…… いや、本人には絶対言わないけど。 夏葉「今朝は果穂も一緒にランニングをしたの、朝から汗をかくと気持ちいいのよ!」 果穂「はい! 島の周りを3周です!」 にちか「あ、あはは……いいですねー、そういうの」 (こっちは美琴さんとの夜の練習で十分足りてるんですけどねー……) 夏葉「美琴も今頃シャワーを浴びて、すぐに戻ってくると思うわ」 にちか「えっ!? み、美琴さんも一緒にやってたんですか?!」 智代子「うん……ほら、夏葉ちゃんと美琴さんはよく練習も一緒にやってるから! この島でもストイックさに拍車がかかっちゃってるみたいなんだよね……」 にちか「み、美琴さん……本当に大丈夫かな……」 智代子「付き合うわたしは大丈夫ではございません……」 にちか「あ、あはは……」 187: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:06:41.74 :NE14fKE10 夏葉さんの言葉通り、じきに美琴さんもその姿を現し…… 美琴「間に合った?」 にちか「あ、美琴さん! おはようございます! ここ、座ってください!」 美琴「うん、ありがとう」 他のメンバーもちらほらとその姿を現し、 摩美々「ふぁぁ……まだ眠いですよー」 恋鐘「摩美々、目ぇ覚ますばい! 朝ご飯はしっかり食べないといかんよ!」 結華「ほらほら、まみみん! みんな集まってるしさ……ごめんね、みんな。うちのやんちゃ娘がなかなか起きなくてさー」 摩美々「えぇー……これぐらいセーフでしょー」 それぞれの朝の風景を描き出しながら、 冬優子「おはようございます♡ 今日も一日頑張ろうね!」 あさひ「あ、冬優子ちゃん! 今日の朝ごはん、冬優子ちゃんの分も取っておいたっすよ!」 冬優子「わぁ……あさひちゃん、ありがとう! でも、みんなの分が少なくなっちゃうと悪いから、みんなでいただきますをしてからにしようか!」 あさひ「でも、これぐらい冬優子ちゃんなら食べられるっすよね」 冬優子「戻そっか♡」 お寝坊組も徐々にやってきて、 透「……ねむ」 雛菜「あは~、みんな早起きですね~」 灯織「お、お二人とも……朝食会、お忘れだったんですか……?」 透「おー……ナイス、灯織ちゃん」 灯織「できれば私が起こさずに行かずとも集まっていただきたいのですが……」 レストランにはルカさん以外の全員が集まった。 188: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:08:13.80 :NE14fKE10 結華「今日も出席率は良好! いや~、お集まりいただき感謝感謝ですよ!」 千雪「こういう状況だから、毎朝みんなの顔が見れるだけでも嬉しいなあ」 灯織「はい……なんだか安心できますから」 愛依「うちも昨日の夜とかなんだか心細くてさ~、ついあさひちゃんと冬優子ちゃんのとこ行っちゃった!」 智代子「わかるよ! 一人でいると、なんだかよくないことばっかり考えちゃう気がして……」 夏葉「ええ、何も孤独におびえる気持ちを恥じる必要はないわ。むしろそれに慣れてしまう方が恐ろしい……疑心暗鬼の種となりうるもの」 モノミ「うるうる……あちしもミナサンの元気な顔が見られて嬉しいなあ……」 愛依「アハハ、泣くほど~?」 愛依「……あれ?」 モノミ「どうかちましたか? 和泉さん」 にちか「え、え、ええええええええ??!?!?! ど、どうかしたどころじゃないですよーーーー?!」 (ど、どうなってるの?!) (モノミっておとといの晩に……モノケモノにガトリングで跡形もなく消し飛ばされたはずじゃ……?) 突然現れた【モノミ】。 その姿は数日前に見たあの寸胴体系のぬいぐるみ素材の姿そのものだった。 呆気にとられる私たちを逆にキョトンとした様子で見つめるその姿が、混乱を唐突にもたらした。 189: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:09:48.31 :NE14fKE10 美琴「びっくりした……モノミ、無事だったんだね」 結華「いやいや! あれで無事とかあり得るの?! これ以上はないってぐらいのハチの巣だったよね?!」 モノミ「ぷすーくすくす! 確かにあちしはあの時モノクマによってハチの巣でボロ雑巾以下のけちゃむくれにされてしまいまちたけど……あんなのヘッチャラなんでちゅ! あちしは死にまちぇん!」 千雪「……もしかして、スペアだったりするのかな?」 モノミ「はえ?!」 千雪「モノミちゃんはいくつも替えがあって、一時的に破壊されたとしても別のモノミちゃんを起動すればいい……そういうことなんじゃないかな?」 摩美々「ま、操作する人が無事なら乗り換えればいいだけだもんねー」 モノミ「こら~~~~~! あちしに中の人なんていまちぇ~~~~~~ん!」 モノミ「まあでもミナサンが言う通りで間違いないでちゅ、あちしの肉体は替えとなるスペアが一個や二個どころじゃなく存在しているんでちゅ。あちしのマジカルパワーで輪廻転ちぇいしたんでちゅ」 モノミ「お待たせしまちたね! あちしがいない寂しさともこれでサヨナラ! どうぞ好きなだけあちしの体をモフモフしてくだちゃい!」 あさひ「モノミはいくらでも替えがいるんすよね?」 モノミ「せ、芹沢さん……一応聞きまちゅけどそのプラスドライバーは……」 あさひ「スペアがあるなら、最悪壊しちゃってもいいってコトっすよね! どんな構造してるのか、見せてほしいっす!」 モノミ「いや~~~~~! 中綿はやめて~~~~~!」 ビューン まるで嵐のような一幕で、モノミは芹沢さんに追われるままに姿を消した。 取り残された私たちはまだ事態をそのまま飲み込むことはできず、ポカンとした様子で彼女たちを見送った。 190: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:10:57.96 :NE14fKE10 結華「め、めいめい……一応あさたんのこと追いかけて止めてあげて……モノミはよくわかんないけど、なんとなく止めたほうがいいかな……かわいそうだし」 愛依「りょ、りょーかい! 待って~! あさひちゃ~~~ん!」 冬優子「ま、待って、愛依ちゃん……」 タッタッタッタッ 透「元気だね。ヤングフル」 結華「とおるんもまだまだ若いでしょ?!」 雛菜「ストレイライトの人たちはいつも賑やかですね~」 千雪「ふふっ……本当に、羨ましいぐらい」 摩美々「もう三人抜けちゃったし、朝食会はこんなもんでいいー? 情報共有しとくような発見もどうせ特にないんでしょー?」 智代子「あはは……そ、それはそうかも……」 夏葉「だからといって諦めてはいけないわ。人事を尽くして天命を待つ、私たちは私たちのやれるだけのことをやりましょう」 果穂「はい! ぜったいにみんなで協力して脱出する方法があるはずです!」 透「っしゃ、やるかー」 にちか「お、おー……!」 191: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:12:23.76 :NE14fKE10 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 朝食会を終えた私たちはそれぞれの部屋へといったん戻っていった。 諦めちゃいけない。それはまあ間違いないんだけど…… ……いやいや、こんなこと言っちゃダメだよね。 せっかくみんなが前向いて動いてるんだし、後ろ向きな発言なんかしたらパンチ。 今は私にできることをやるだけ。そうだよね! 【自由行動開始!】 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…10枚】 【現在の希望のカケラ…16個】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 192:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 21:44:08.45 :jUiNkCSr0 1 灯織 193: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 21:53:02.51 :NE14fKE10 1 灯織選択 【中央の島:ジャバウォック公園】 にちか「あ……風野さん……どうしたんですか、こんなところで」 灯織「い、いえ……少し気になることがありまして……」 にちか「気になること?」 灯織「朝のモノミですよ……この前確かにモノケモノに射撃されて散り散りになっていたはずなのに……あんな完全体で復活するなんて」 灯織「ほら……見てください、この弾痕……あの時のものです」 にちか「スペアを使ったって言ってましたけど?」 灯織「ということはこの島には量産体制を可能にする設備があるということです……今はまだ私たちの踏み込むことのできないところにも、もしかしたら」 風野さん、深く集中して考え込んでる…… 慎重な人だとは思ってたけど、こんな探偵みたいな人だったっけ……? 風野さんと一緒にこの島のことを考えて過ごした…… ------------------------------------------------- ‣現在の所持品 【半分安全靴】 【希望ヶ峰の指輪】 【ジャバイアンジュエリー】 【キルリアンカメラ】×2 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 プレゼントを渡しますか? 1.渡す【所持品指定安価】 2.渡さない ↓1 196:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 22:23:20.77 :2U5tEOMe0 指輪 198: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 22:26:36.54 :NE14fKE10 【希望ヶ峰の指輪を渡した……】 にちか「風野さん、これ……どうぞです!」 灯織「え……そ、そんな申し訳ないです……! こんな意匠品……い、いいんですか……?」 にちか「風野さんにはずっと助けられてますし、ほら……友情の印、みたいなことです!」 灯織「……!」 にちか「なーんて、クサすぎますかね?!」 灯織「……友情の、印……」 (なんか、妙に気に入ったみたいだ……) 【PERFECT COMMUNICATION】 【親愛度レベルがいつもより多めに上昇します】 ------------------------------------------------- にちか「風野さん、すごいです!」 灯織「えっ……?! と、突然どうしたんですか……?!」 にちか「いやだって、今私たちがこうやって協力してるのだって、風野さんのおかげじゃないです?! なんかすっごく意外でした!」 にちか「事務所にいた時ってもっとこう……奥手なイメージだったというか」 灯織「そ、そうですね……確かに、以前までなら私もこんな風に皆さんの前に立って言葉を投げかけるなんてことしなかったかもしれません」 灯織「……でも、想いは口にしないと伝わりませんから」 にちか「……!」 (う、うわぁ……すっご、今日日ドラマでもそんなセリフ聞かないよ……!) (ダメダメ、多分本気なんだから! 風野さんってそういうとこある人だから! 茶化さず相手してあげないと!) にちか「で、ですよねー! 私もお姉ちゃんと喧嘩するときとか大体そんな感じです!」 灯織「喧嘩……ですか?」 にちか「私の言いたいこと、お姉ちゃん一個もわかってないから! すぐに喧嘩しちゃうんですよねー!」 灯織「ふふ……はづきさんが怒ってるところなんか想像できないな」 にちか「えー? そうですかー? めちゃくちゃキレますよ、あの人! 不動明王かってぐらいで!」 灯織「それは……すさまじいですね」 にちか「そうそうこの前も……」 1.夕食の時に…… 2.洗濯の時に…… 3.自由安価 ↓1 199:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 22:37:51.63 :oKE09R4k0 1 200: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 22:45:34.53 :NE14fKE10 1 選択 にちか「この前の晩御飯の時なんかひどかったんですよ! せっかく私がお姉ちゃんをねぎらって夕食当番代わってあげたのに」 にちか「それを伝えたら『パートで忙しいから先食べててー』ってチェインで一言! こっちがどんな気持ちで用意したのかわかってるのって感じですよ!」 灯織「それは……ちょっと、寂しいですね……」 にちか「ですよね?! 別にこっちもお姉ちゃんめちゃくちゃ嫌いってわけじゃないので……たまには一緒に食べたい日ぐらいありますよ」 灯織「……ふふ、七草さんははづきさんのこと大切に思ってるんですね」 にちか「別にー? そんな風に達観ぶったこと言うのおじさんく____ 灯織「七草さん?」 にちか「……いや、なんでもないです。なんか……なんでだが、風野さんの発言で思い出しちゃう人がいて」 灯織「は、はぁ……」 にちか「でも、実際風野さんの言う通りですね……こんなことになるんだったらもっとお姉ちゃんと色々話しとけばよかったなぁ……」 灯織「そう、ですね……」 灯織「離れ離れになってからでは、遅いですから……」 にちか「……風野さん?」 灯織「い、いえ……七草さん、これからも一緒に頑張りましょうね!」 にちか「は、はぁ……」 【親愛度レベルが上昇しました!】 【風野灯織の親愛度レベル…2.0】 【希望のカケラを入手しました!】 【現在の希望のカケラ…17個】 201: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 22:48:04.59 :NE14fKE10 【にちかのコテージ】 お姉ちゃんのことも思い出すし…… プロデューサーさんのこともなんとなく思い出しちゃったし…… はぁ、なんだかんだ言ってやっぱり寂しいよ…… それにしても、風野さんやっぱりなんだか変わったよね。 事務所にいた時に比べると、どこか達観してるっていうか、大人になったっていうか…… うわうわ、これなんかめちゃくちゃおじさんっぽい!? 【自由行動開始】 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…10枚】 【現在の希望のカケラ…17個】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 202:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 22:54:08.98 :oKE09R4k0 1 ふゆこ 203: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 22:59:46.38 :NE14fKE10 1 冬優子選択 【第1の島:ビーチ】 ……あれ? 誰もいないと思ったら、黛さん? こんなところで一人だなんて珍しいな、ちょっと声かけてみようかな…… にちか「こんにちは、なにやってるんです?」 冬優子「ひゃわぁ?! に、にちかちゃん……? ど、どうしたのかな? ふゆに何か用かな?」 にちか「用ってほどでもないですけど……ていうか、お邪魔でした? いま、なんかめっっちゃ飛び上がりませんでした?」 冬優子「え、えー……? 何のことだか……」 冬優子「ねえ、にちかちゃん、ふゆに話しかける前に何か聞こえた?」 にちか「え? なんのことです?」 冬優子「何も聞いてない?」 にちか「は、はい……見かけてすぐ声かけたので」 冬優子「そ、そっか! それなら大丈夫♡」 なんだかよそよそしい黛さんと一緒に過ごした…… ------------------------------------------------- ‣現在の所持品 【半分安全靴】 【ジャバイアンジュエリー】 【キルリアンカメラ】×2 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 プレゼントを渡しますか? 1.渡す【所持品指定安価】 2.渡さない ↓1 204:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 23:02:08.24 :oKE09R4k0 1 ジュエリー 205: ◆zbOQ645F4s:2021/11/23(火) 23:14:07.80 :NE14fKE10 【ジャバイアンジュエリー】を渡した…… にちか「これ、どうぞです!」 冬優子「わぁ……ペンダントだね、ありがとう……! ヤシの木をモチーフにしたアクセサリーなんだね!」 にちか「私じゃちょっと合わせるの難しそうなので……黛さんみたく、おしゃれに着こなせる人が持っておくのがいいかな、なんて!」 冬優子「……」 にちか「どうかしました?」 冬優子「う、ううん! なんでもないの! ありがとうね、にちかちゃん!」 (うーん……? 喜んでくれたんだよね……?) 【NOMAL COMMUNICATION】 ------------------------------------------------- 黛さん、すごいなぁ…… こんな状況でも毎日キュートな振る舞いが途絶えないし、ずっとかわいいイメージのまんま! これが素からにじみ出る可愛さってやつ……生まれたってのアイドル性ってやつなのかな……うぅ、ちょっと嫉妬。 冬優子「にちかちゃん、不安に感じてることとかない?」 にちか「え……? そりゃまあ、ありますけど……」 冬優子「だよね、こんな状況だもん……ふゆだって、怖くて怖くて……毎日寝るのがちょっぴり不安なんだ」 にちか「事務所の仲間はそばにいるとはいえ、こんな状況下だとどうしてもそうですよね。……寝れないとかですか?」 冬優子「ううん、眠れてないわけじゃないから心配しなくて大丈夫!」 冬優子「あさひちゃんと愛依ちゃんがいなかったらって思うと……心細くて仕方ないなぁ」 にちか「ですよねー、ストレイライトってすごく仲がいいですもんね!」 冬優子「うん♡ 二人とはユニット結成して以来のお友達だから!」 にちか「黛さんは面倒見がいいのもありますし、よくなつかれてる感じがします!」 冬優子「面倒見がよくて、なつかれてる……う、うん……そうだね!」 (……今、表情がちょっと引きつった?) (き、気のせいだよね……よーし!) 1.なんだか家族みたいな空気感ですよね 2.二人のどんなところが好きですか? 3.自由安価 ↓1 206:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/23(火) 23:25:16.84 :oKE09R4k0 1 209:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/24(水) 21:34:10.60 :5s5mVYwB0 1 選択 にちか「黛さんがお母さんで、愛依さんがお姉さん、芹沢さんが末っ子さんって感じで……家族みたいな空気感に感じます!」 冬優子「か、家族……? そっか、そんな風に見えるんだね……」 (なーんか反応が微妙に悪いんだよな……) にちか「ストレイライトっていつも仲が良く見えるから、喧嘩とかもしなさそーですもんね!」 冬優子「そうだね、愛依ちゃんはいい子だから喧嘩することもないかな!」 にちか「ん? 愛依さんは……?」 冬優子「え? あ、ちがうよ? あさひちゃんはホラ……年下で可愛らしいから、喧嘩なんてそんな」 にちか「そうですよね! 年だって5つも違うんだし、そんな喧嘩なんかしないですよね!」 冬優子「う、うん……」 にちか「普通はそうですよね!? それなのにうちのお姉ちゃんときたら……」 冬優子「……にちかちゃん?」 にちか「あれ……? お姉ちゃんってそういえば今、いくつだっけ……」 冬優子「もう、にちかちゃん……お姉さんの誕生日はちゃんと覚えておかないと! はづきさんは今……」 冬優子「……あれ?」 にちか「……なんか、この話はやめときましょうか」 冬優子「そ、そうだね……!」 【親愛度レベルが上昇しました!】 【黛冬優子の親愛度レベル…1.5】 210: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:36:27.34 :5s5mVYwB0 この世の深淵に触れてしまったようで、妙に冷えてしまった背筋を感じながら自分のコテージへと戻った…… それにしても、黛さんのあのユニットのトークの時のぎこちなさはなんなんだろう……? ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 さて、そろそろ夕方だけど…… 今日も美琴さんは練習するのかな……? それならぜひともご一緒しないと……! この前の疲れはまだ抜けきってはいないけど、今は自分の体よりも優先すべきことがある。 扉を乱暴に開けると急ぎ足で昨日の練習場所である海岸へと向かった。 211: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:37:27.33 :5s5mVYwB0 ------------------------------------------------- 【第1の島 外周】 ただ、海岸までには島の外周を通るわけで、当然誰かに鉢合わせるリスクがある。 そしてその『誰か』は……私には選べない。 ルカ「……ちっ」 ……最悪だ。なんでよりにもよって、この人と鉢合わせちゃうんだろう。 ルカさんも美琴さんとはまた別のばつの悪さを感じている様子で私から視線を逸らす、どうやら何事もなかった様子で通すらしい。 ルカ「……なんだよ、なんか文句でもあるのか」 にちか「あ、ありますよ、文句! めっちゃくちゃ!」 ルカ「……だろうな」 (でもそれを聞く気は無しってところかな……?) このまま、私も黙っていたって良かった。 実際この人と私はほとんど無関係だ。つないでいるのは美琴さんだけで、しかも美琴さんはすでに私との方がつながりが濃い。 美琴さんの取り合いってだけなら私にとっくに軍配が上がっている。 _____でも、そんな単純な話じゃない。 212: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:38:30.14 :5s5mVYwB0 にちか「ルカさんは……美琴さんと今のままでいいんですか?」 ルカ「……はぁ?」 にちか「ルカさんって美琴さんのこと悪く言うし、ぜんっっぜん褒めない分からず屋ですけど……」 ルカ「喧嘩売ってんのか?」 にちか「でも、それって言葉の上だけで……本当に美琴さんのことを恨んでたり、怒ってたりするわけじゃないんですよね?」 ルカ「……どういう意味だよ」 にちか「……っ!」 (……目の色が変わった) (諦観的な投げやりな敵意じゃない……これは、よく研がれた包丁のように、鋭くとがった……深く突き刺さる敵意) ルカ「何をわかった気になってるのか知らねえけど、お前に推し量れるようなものじゃねえんだよ。私と美琴の解散はな」 (……怖い) (今にも私ののどを掻っ切って来そうなまでの気迫と息遣い。完全に私が彼女の逆鱗に触れてしまっているのは明らかだ) (それでも……それでも!) 213: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:40:18.46 :5s5mVYwB0 にちか「本当に美琴さんのことが嫌いなら、どうして練習をやめるように言ったんですか?! ほっといて、体が壊れるのを待てばよかったじゃないですか!」 ≪ルカ「美琴は自分のことも、他人のことも顧みなさすぎなんだよ。……コンビ解消したのに、また同じことをやってるようじゃ救えないな」≫ にちか「いや、私がそうはさせませんけど!」 ルカ「……言っただろ、嫌いな相手でも一度は組んだ過去がある。そんなやつが怪我でもしたら夢見が悪いってだけ」 にちか「ちがう……嘘ばっか、嘘ばっっか! 自分にまで嘘ついて楽しいですか?!」 ルカ「は、はぁっ?! ガキの喧嘩じゃあるまいし……何言いだしてんだよお前……」 にちか「ガキ?! ガキってどっちがですか?! 本音を言う勇気も持てないで、仲直りすらできずにいる意気地なしとどっちがガキなんです?!」 ルカ「てめェ……黙って言わせてれば好き勝手いいやがって……!」 にちか「じゃあ言い返してみてくださいよ! 違うんですよね!? 美琴さんのこと、だいっっ嫌いなんですよね?!」 ルカ「お前なぁ……!!」 ルカ「……ちっ、付き合いきれねえ。どけ、お前と話してる時間なんかない」 にちか「わぁっ?!」 強く押されて尻もちをついた。走るまではいかない速足でその背中はどんどんと小さくなっていき、やがてルカさんは私の目の前から姿を消した。 結局、ルカさんには何も伝えられなかった……ただ私の感情をぶつけただけ。 でも、それでもきっと、何かルカさんとしても思うことがあった、そう信じたい。 ≪ルカ「お前なぁ……!!」≫ 最後に何かぶつけようとしたあの声は、震えていた。 私に対する怒りとはまた少しだけ違った色合いの震え。 私の見ているルカさんが、どこまで嘘なのかはわからないけど……きっとあの震えこそが、真実なんだと思う。 214: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:40:54.49 :5s5mVYwB0 ------------------------------------------------- 【ビーチ】 それからすぐに美琴さんと合流して練習に取り組んだ。 美琴「……次、ターン」 にちか「は、はい!」 直前でルカさんに会ったことは隠しておいた。 この件に関しては美琴さんには踏み入らないでほしいと言われているのに、私はその約束を破ったからだ。 美琴「ちょっと遅れてるよ。もう少し早くできるかな」 にちか「や、やってみます!」 慣れない秘密を抱え込んだ私の体は、いつもよりきっと数ミリグラムぐらい重たくて。 なんだか練習の時もぎこちなかったと思う。 215: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:42:39.10 :5s5mVYwB0 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 キーン、コーン…カーンコーン… 『えーと、希望ヶ峰学園歌姫計画実行委員会がお知らせします…』 『ただいま、午後十時になりました』 『波の音を聞きながら、ゆったりと穏やかにおやすみくださいね』 『ではでは、いい夢を。グッナイ…』 私が踏み込むべきじゃないし、美琴さんにも止められている。 それでも、我慢ができなかった。 ごめんなさい、美琴さん。でも、しょうがないんです。 今、誰よりも近くにいる私だからこそ……今、このコロシアイ南国生活にいるからこそ……黙って指をくわえてみているなんて出来ないんです。 ≪ルカ「言っておくけど……私は殺れるからな」≫ ルカさんのあの言葉だけは、真実にしちゃいけない。 あの言葉を生むきっかけになった軋轢を、少しでも解消しないと。 それは私たちのためでもあり、なによりルカさんのために大切なことなんだ。 「……よし!」 どこまで私たちに時間の余裕があるのかはわからない。 でも、その時間がある限りは、絶対に……やめてやらないんだから。 美琴さんが嫌がっても……やめられない。 216: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:44:13.53 :5s5mVYwB0 ____ _______ __________ ========= ≪island life:day 4≫ ========= 【にちかのコテージ】 もうここで目を覚ますのも三回目。 慣れというのは恐ろしいもので、目を開いたときにこんなリゾート感ある内装が待ち受けていることにもはや違和感をほとんど抱かなくなってしまっていた。 それよりも、起きた瞬間に胸に湧き上がるのはルカさんと美琴さんのこと。 頭の中がなんだかそのことでいっぱいでやたら目が冴えて、いつものアナウンスよりも先に起きてしまった。 まだ集まるには早いけど……このままじゃ寝付けそうにもない。 なんとなく気が立ってしまった自分を抑えるために、これまたなんとなく部屋を出て、散歩をすることにした。 217: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:45:37.58 :5s5mVYwB0 ____ ______ ________ 【レストラン】 なんだかすっかり汗をかいてしまった。 朝の爽やかな散歩で済ませるつもりだったのに、息も上がり気味で傍目に不自然じゃないかな……? 平静を装って涼しい顔して席につく。 美琴「にちかちゃん……どうしたの? 朝、ジョギングでもしてきたの?」 にちか「あ、あはは……そんなところです」 透「おー、健康的」 にちか「そ、そうなんですよ! 昨日は夏葉さん達が美琴さんも交えてやったって聞いたので、私もやりたいなーと思って!」 夏葉「あら、そうだったの……水臭いわ、言ってくれれば今日もやったのに。にちかを交えたジョギングの回もやらなくてはならないわね」 果穂「はい! にちかさんもいっしょに走りましょう!」 美琴さんには少し気づかれたようだけど、それ以上は追及はしてこなかった。 むしろ取り繕うための言葉を並べているうちに、なぜだかジョギングの回が開かれることになっちゃったけど……まあ、いいか。 218: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:47:56.60 :5s5mVYwB0 摩美々「何か新しい発見はー?」 「……」 智代子「なかなかないみたいだね……」 美琴「もうこの島に来て4日目になるけど……なにも進展はないね」 冬優子「救助隊の船を見かけたりもしてないですよね……」 千雪「大丈夫かなぁ……助けは本当に来るんだよね……?」 透「おーい、助けろー。国―」 雛菜「もしかして雛菜たちのこと、みんな忘れちゃったのかな~?」 恋鐘「そんなわけなか! 少なくともプロデューサーは絶対にうちらのことは忘れんたい!」 結華「やっぱりなんだか妙なことに巻き込まれちゃってるよねー、これ」 朝食会の情報共有でも目立った進展は無し。 新しい情報を持ち出す者は誰もおらず、結局そのままただ食事だけをつついた。 そして、そのまま全員で朝食を終えると、またいつものように自分たちの部屋に戻る。 ……この繰り返しに終わりは来るんだよね? 219: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 21:49:24.27 :5s5mVYwB0 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 部屋に戻ってシャワーを浴びて、服も着替えた。 一度汗をかいてしまったら乾いても気分が良くない。 サッパリ丸々入れ替わちゃわないと、汚いままの私が継続されたままだから。 さて、心機一転じゃないけど、ここからまた頑張んなきゃだ。 私にできることをやって、脱出の方法を探さないと! 【自由行動開始!】 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…10枚】 【現在の希望のカケラ…17個】 【事件発生前最終日の自由行動です】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 222:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/24(水) 22:20:56.91 :892YAtJu0 1 みつみね 223: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 22:25:43.60 :5s5mVYwB0 1 三峰選択 【第1の島:結華の部屋】 ピンポーン 結華「はいはーい……あれ、にっちゃん? どうしたの、何か用事?」 にちか「いや、用事って言うほどでもないんですけど……せっかくならちょっと一緒に過ごせたらなーって」 結華「……ふふ、流石はみんなの妹、年上の心をわしづかみにするための手練手管は心得てるってワケだ」 にちか「え、ちょ、そんな下心なんかないですよー!」 結華「あはは、ごめんごめん。にっちゃんは弄りがいがあるからつい……」 結華「でもちょうどよかった、この前スーパーで見つけたお菓子があるんだよね。上がって!」 にちか「あ、はい……お邪魔します!」 結華さんの部屋でお菓子を食べて過ごした…… ------------------------------------------------- ‣現在の所持品 【半分安全靴】 【キルリアンカメラ】×2 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 プレゼントを渡しますか? 1.渡す【所持品指定安価】 2.渡さない ↓1 224:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/24(水) 22:29:43.97 :892YAtJu0 1 キルリアンカメラ 225: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 22:40:23.47 :5s5mVYwB0 【キルリアンカメラ】を渡した…… 結華「あれ、なんか変わったタイプ……あんまり見たことないかも」 にちか「キルリアン写真って知ってます?」 結華「キルリアン……? なんかで聞いた気が……あ、あれか! オーラを写真に収めるってやつ!」 にちか「そう、そうなんですよ! 結華さん、【超大学生級の写真部】でしたよね。もしかしたら興味ないかなーって」 結華「オーラとかは流石に俄かに信じがたいけど……純粋に興味はある! でかした、七草にちか隊員!」 (やった! 喜んでもらえた!) 【PERFECT COMMUNICATION】 【親愛度レベルがいつもより多めに上昇します】 ------------------------------------------------- 結華「にっちゃんってさ、元々アルバイトやってたんだよね?」 にちか「え、はい……どうしたんですか?」 結華「いやただの世間話! あんまりこうやってにっちゃんと二人で話すこともなかったから」 (何かと場を引っ張ってくれるし、やっぱりこうやって接してても年上のお姉さんって感じでリードしてくれるし、やっぱ気楽に話せていいな……) にちか「別に面白いこともないですけど、CDショップで働いてました。そこにプロデューサーさんが来て……まあなんやかんやって感じです」 結華「へぇ~、CDショップの店員さん! いいじゃんいいじゃん、おしゃれな感じでてるよ!」 結華「でも、どうしてまたCDショップで? ……あ、嫌だったら答えなくても全然大丈夫」 にちか「大丈夫です! えっと、元々レコードとかそういうのが好きで、音楽に近いところで働きたいってのがあったんですよね」 結華「にっちゃんなかなか渋いんだ、やるね」 にちか「えへへ、家に昔のレコードとかが残ってて、よく聞いてたんですよね。だから同級生とかにもついうっかり自分の趣味のレコードの話をしすぎちゃってポカンとされるとかも結構あって」 結華「あはは、わかるわかる。三峰も好きなものの話になるとつい調子に乗って話過ぎちゃったりするからさ」 にちか「そうなんですか? 結華さんが好きなものって……」 結華「まあアイド……げふんげふん、いや、何……風景写真とか撮るの好きなんだよね。写真部、なんて称号いただいちゃってますけど拘りは結構本気であって……被写体によってカメラ使い分けたりしちゃってますから!」 にちか「え、すごいじゃないですかー! カメラも色々ありますもんね、デジカメとか一眼レフとか、全然違うんですよね」 結華「まあね、一眼レフだと暗くても撮影がしやすかったりとかいろいろあって……最近のスマホも結構高性能ではあるけど、まだ追いつかないところも多いんだよ」 にちか「すごー! カメラ博士じゃないですかー!」 結華「よせやいよせやい! おだてても何も出やしないぞー!」 1.じゃあ今度は代わりに私が結華さんにレコードおすすめしますよ! 2.実際に撮ってるとこ見てもよかったりします? 3.自由安価 ↓1 226:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/24(水) 22:59:20.51 :892YAtJu0 2 227: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 23:06:56.51 :5s5mVYwB0 2 選択 にちか「じゃあ今度実際に撮ってるとこみてもよかったりします?」 にちか「ほら、結華さんのこだわりをせっかくなら生で見てみたいって!」 結華「え、いいの……? むしろこっちからお願いしたいぐらい!」 結華「せっかくなら二人で写真撮りに行こうよ、前に一度ふゆゆともカメラを持って出かけたことがあったんだけど……すごくいいフォトスポット知ってるから!」 にちか「うわうわ……それめっちゃいいじゃないですか!」 にちか「……あ、でも待ってください。その……うち、あんまりお金に余裕がある家庭じゃなくて、その……」 結華「大丈夫、三峰のお古でよければ用意いたしますから!」 にちか「結華さん……!」 結華「なにせ可愛い可愛い三峰の妹分なんだからねー、それぐらいは面倒見てやりますよ!」 にちか「ありがとうございますー! まともなカメラなんか触るの、初めてですよ!」 にちか「うわ、島から出るのめっっちゃ楽しみになりました! 結華さん、絶対一緒に生きて脱出しましょう!」 結華「に、にっちゃん……それ死亡フラグ……」 にちか「え? なんです?」 結華「……ううん、なんでもない」 【親愛度レベルが上昇しました!】 【三峰結華の親愛度レベル…2.0】 【希望のカケラを入手しました!】 【現在の希望のカケラ…18個】 228: ◆zbOQ645F4s:2021/11/24(水) 23:08:54.18 :5s5mVYwB0 ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 結華さんのカメラへのこだわり、気持ちはわかるなぁ…… 愛ってホント突き詰めても突き詰めてもキリがないし、お金もまるで足りない。 そういえばこっちにいる間のバイト代って…… ……うぅ、脱出したらシフト増やしてもらおう…… 【自由行動開始!】 ------------------------------------------------- 【現在のモノクマメダル枚数…10枚】 【現在の希望のカケラ…18個】 【事件発生前最終日の自由行動です】 1.交流する【人物指定安価】※ルカを除く 2.モノモノヤシーンに挑戦する 3.自動販売機を使う 4.休む(自由時間スキップ) ↓1 229:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/24(水) 23:49:48.82 :892YAtJu0 1 まみみ 232:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/25(木) 20:45:21.17 :R8XLdqbj0 1 摩美々選択 【第1の島:牧場】 摩美々「……」 にちか「あれ、田中さん……どうしたんですか? こんなところにいるの、珍しいですよね?」 摩美々「え? あー……仕込みってとこかなー」 にちか「仕込み? 牛の肉で何か料理でも作るんです?」 摩美々「何そのバイオレンス発想ー……牛、めちゃくちゃ生きてるんだケド……」 摩美々「せっかくイタズラの仕込みで牛のそれを使うっていうボケ仕掛けてたのに、にちかのとんでも発言で滅茶苦茶だよー」 にちか「知らないですよー……なんかすみません」 なぜか機嫌を悪くした摩美々さんを宥めながら過ごした…… ------------------------------------------------- ‣現在の所持品 【半分安全靴】 【キルリアンカメラ】 【家庭用ゲーム機】 【携帯ゲーム機】 【トイカメラ】 【表裏ウクレレ】 【バール】 プレゼントを渡しますか? 1.渡す【所持品指定安価】 2.渡さない ↓1 233:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/25(木) 21:35:25.07 :yfpu9+XA0 1 安全靴 234: ◆zbOQ645F4s:2021/11/25(木) 21:40:11.08 :R8XLdqbj0 【半分安全靴】を渡した…… にちか「これ、どうです?」 摩美々「や、どうですって言われてもー……つま先に鉄板が入った靴なんて履きようがなくないー?」 にちか「でも、外でロケとかする時に使えるかもしれませんよ!」 摩美々「芋ほりとかの農業ならまだしも、工業ロケなんか聞いたことないしー……」 摩美々「これは流石に、貰ってもどうしようもないかなー……」 (うっ……しまった、別のものを渡せばよかったな……) ------------------------------------------------- にちか「田中さんってよくプロデューサーさんにちょっかいだしてますよね!」 摩美々「……ちょっかいっていうか、からかってるっていうかぁ」 にちか「いや、別にいいんです! それがダメ!とかいう気もないですし、むしろもっとやってくれって感じなんです!」 摩美々「……はぁ?」 にちか「プロデューサーさんがイタズラやられた時の間抜け顔、めちゃくちゃ面白いんですよねー! いい大人が女子高生に振り回されるのって超ダサいしー!」 摩美々「ダサいかどうかはまあ別として……にちかも結構いいシュミしてますねー」 にちか「あはは、田中さんほどじゃないですってー! あー、この前車のカギを隠した時の慌てっぷりはケッサクだったなー!」 摩美々「……え」 にちか「それとかスマホのパスワードめちゃくちゃに入力しまくって制限かけた時、体震えてましたよー!」 摩美々「ちょ、ちょっとやりすぎじゃ……」 にちか「え? そうです? じゃあ普段……田中さんはどんなことしてるんですか?」 摩美々「え、落書きとか……突然写真撮ったりとか……」 にちか「……ぬるくないです?」 摩美々「こんなもんで十分でしょー……」 1.もっといいイタズラを考えましょう! 2.案外かわいいんですね 3.自由安価 ↓1 235:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/25(木) 22:18:07.99 :yfpu9+XA0 2 236: ◆zbOQ645F4s:2021/11/25(木) 22:31:03.42 :R8XLdqbj0 2 選択 にちか「案外田中さん、可愛らしいんですね」 摩美々「はぁー? な、なに急に……」 にちか「イタズラの内容も控えめですし、プロデューサーさんへのからかい方もじゃれてるみたいで……」 摩美々「……タバスコ」 にちか「へ?」 摩美々「これから毎日にちかの食事にいずれかのタイミングでタバスコを仕掛けることが今決定しましたー」 にちか「は、はあああああああ!?」 摩美々「年上に生意気な口を利く後輩にはきょーいく的指導が必要なのですー、ふははー」 にちか「り、理不尽過ぎません!?」 摩美々「それに……イタズラなら負けるつもりはないのでー、にちか、しばらく勝負だよー」 にちか「……! そういうことですか……! それなら私だって負けません!」 にちか「田中さんを驚かせて頭からひっくり返しちゃいますよ!」 摩美々「ふふー、やれるもんならやってみなよー」 【親愛度レベルが上昇しました!】 【田中摩美々の親愛度レベル…1.5】 ------------------------------------------------- 【今章におけるすべての自由行動パートが終了しました】 237: ◆zbOQ645F4s:2021/11/25(木) 22:33:21.39 :R8XLdqbj0 田中さんに正面から果たし状を叩きつけられてしまった。 イタズラならプロデューサーさん相手に磨き上げてきた……私だって負けていられないよ! コテージに帰ったら作戦準備! まずは泥水と墨汁を混ぜるところから始めようかな…… ------------------------------------------------- 【にちかのコテージ】 島の探索をあらかたし終えて、一日の疲れとともにコテージの扉を開けた。 シャワーの一つでも浴びて、早いところ寝てしまおうか。 そんなのんきなことを考えながら、ゆっくりと支度を始めたその直後。 キーンコンカーンコーン… にちか「え……? こ、こんな時間に……?」 夜時間の始まりと終わりを告げるチャイムとはまた別。 これまで過ごしてきた中で一度も聞いてこなかった時間でのチャイムに心臓が飛び上がる。 そしてその視線をモニターに向けると、砂嵐はうねり、モノクマがまたその姿を現した。 『島内放送、島内放送~! オマエラの楽しい楽しい南国生活の幕開けを祝して、楽しい催しをご用意しました~!』 『丹精込めて用意しましたので、ぜひジャバウォック公園の銅像前にお集まりくださ~い!』 うーわ、楽しい催しって絶対ろくなことじゃない。 『ろくなことじゃない』くらいで済めばむしろいいけど、最悪の場合何か命に係わる話の可能性だってある。 だって、あのモノクマなんだもの。 南国の陽気に中てられた間の抜けたムードから、急速にピりついた空気の張り詰めたムードが漂い始める。 生唾一つ飲み込んだ。 にちか「……とりあえず、行ってみよう」 読む →
2021年12月05日 19:30 離島の最強は、勇者と共に 元スレ 全てのレス 2: ◆rBZosM0CJQ:2021/12/05(日) 14:00:30.97 :7MChFvx70 ・ ・ ・ ~南の大陸南西・港の街・酒場~ 女「はぁぁ...」グビ 店主「なんだい嬢ちゃん。真っ昼間っからそんなデケェため息なんかついて」 女「聞いてくれる~?店主さん」 店主「おう。俺ぁ仕事柄いろんな奴の話聞いてんだ、何でも話せ」 女「...あたしさぁ~こう見えてぇ...あの勇者の娘なんだよねぇ~」グビ 店主「へぇ、そうなのか。そいつはすげぇじゃねぇの(場酔いか?ジュース飲んでるよな?)」 女「勇者の娘ーってだけでさ、みーーんなからチヤホヤされるわけ」 店主「そりゃあ、あの勇者の娘なんだったら周りが放っておくはずないだろ」 女「最初は良いよ?チヤホヤされるのだって悪い気はしないよ?でもね、何してても誰かに必ず見られてる。これが何十年も続くのってどう思う?」 店主「んーまぁ、ちょっと嫌かもな」 女「でしょ?第二の勇者だの持て囃されてもさ、私は両親とは違う」 店主「よくある重圧に耐えきれずってやつか?」 女「それもあるけど、私はそれが嫌で逃げ出したんじゃないの」 読む →
2021年12月03日 21:00 【ウマ娘】頭文字U Second Corner 関連SS 【ウマ娘】頭文字U 【ウマ娘】頭文字U Second Corner 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/12/03(金) 19:18:23.13 :DHW+01aoo <ネイチャのお店> 『おい見たか、今のっ!』 『なんだあの走りはァ!?』 ワーワー… イクノ「……」じっ タンホイザ「あーっ、イクノってばまたその動画見てる」 イクノ「ええ。何度見ても驚きです……まさかウララさんがブライアンさんに勝つ日が来るとは」 タンホイザ「“榛名のウララ” 、ねぇ……ウララちゃん、いつの間にそんなに強くなったんだろうね?」 イクノ「断片的に投稿された動画で判断するしかありませんが、この走りは一朝一夕で身につくものではないでしょう。よほど榛名の峠を走り込んでいると見て間違いありません。もしかすると、彼女の走ることに対する情熱は、学園にいた頃より今の方が高いのかも……」 「ふっふっふ……でもこれって、チャンスだよね!!」 タンホイザ「おわっ、ターボ起きてたの?」 ターボ「寝てないよ! ずっと考えごとしてたんだもん!」 イクノ「チャンスとはどういうことですか? ターボさん」 ターボ「だってだって、ウララがナリタブライアンを倒したって言うんだったら……そのウララをターボが倒しちゃえば、ターボがブライアンに勝ったってことにもなるし、一気にさいきょーの走り屋ウマ娘になれるでしょ!?」 タンホイザ「……まあ、勝てばそういうことになるかもねぇ」 イクノ「ええ。勝てば、ですけどね」 ターボ「勝つもん! ターボ絶対勝つもん!」 「ほいよー、モツ煮込みお待ちー」ことん タンホイザ「お〜、ありがとーネイチャ」 ネイチャ「なになにー、さっきからちょいちょい聞いてれば……ターボ、ウララに挑戦するの?」 ターボ「あったりまえじゃん! ターボの強さをみんなに知らしめる絶好の機会だもん!」 ネイチャ「あはははっ、まったくいつまでたっても子どもみたいなんだから。まあ無茶できるうちに心ゆくまで走ってた方がいいのかもしれないけどさ」 タンホイザ「ってことはターボ、榛名山に乗り込む気?」はふはふ イクノ「こちらから試合を申し込むとなると、レースは榛名で行う可能性が高いでしょうね」 ネイチャ「あちゃ〜、ってことはかなりアウェーな状況下で走ることになりそうだねぇ……」 タンホイザ「?」 ネイチャ「いや、最近お客さん同士の会話でもウララの話題が出ることが多いんだけどさ、今榛名は本当にウララフィーバーが凄いらしいよ? そんなところに正面切って挑んでいく勇気、申し訳ないけど私にはないかな〜……」 ターボ「そんなこと全然かんけーないもんっ。ターボが勝てばみーんなターボのファンになるでしょ? 」 タンホイザ「そうだといいけどねぇ」 ターボ「それにターボはウララに勝つ秘策をもう思いついちゃったんだから!」 ネイチャ「秘策〜……?」 ターボ「イクノはわかるよね? ターボが考えてること!」 イクノ「……ええ、確かに今のターボさんなら、作戦次第でウララさんに勝つことは充分可能だと思います」 タンホイザ「え、ほんと!?」 ターボ「ふふんっ。この勝負、完全にもらった……!」くっくっく ―――――― ―――― ―― ― 読む →
2021年11月20日 18:00 【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 プロローグ 関連SS 【シャニマス×ダンガンロンパ】シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 1: ◆zbOQ645F4s:2021/11/18(木) 20:34:56.46 :uUkbKYqQ0 ------------------------------------------------- ※注意 ・本作は「ダンガンロンパ」シリーズのコロシアイをシャニマスのアイドルで行うSSです。 その特性上アイドルがアイドルを殺害する描写などが登場します。苦手な方はブラウザバックを推奨します。 ・キャラ崩壊・自己解釈要素が含まれます。 ・ダンガンロンパシリーズのネタバレを一部含みます。 ・舞台はスーパーダンガンロンパ2のジャバウォック島となっております。マップ・校則も原則共有しております。 ・越境会話の呼称などにミスが含まれる場合は指摘いただけると助かります。修正いたします。 ※前作シリーズ 【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1613563407/#footer 【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「その矛盾、撃ち抜きます!」【安価進行】 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1616846296/ 【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「私はこの絆を諦めません」【安価進行】 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1622871300/ 【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「これが私たちの答えです」【安価進行】 https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1633427478/ 以上のほどよろしくお願いいたします。 ----------------------------------------------- 2: ◆zbOQ645F4s:2021/11/18(木) 20:35:55.37 :uUkbKYqQ0 「……ねえ、大丈夫?」 3: ◆zbOQ645F4s:2021/11/18(木) 20:36:53.90 :uUkbKYqQ0 「……大変だよね、こんなに一気に訳のわからないことが起きて」 (……ここは?) 仰臥する私の耳には、どこか遠くで波が打ち寄せるような音が響く。そして視界には、照りつける太陽。肌もその熱でひりついている。 (……なんで、こんなところにいるんだっけ) 熱で茹で上がっているのか、思考がまるでまとまらない。 昨日の晩御飯は何食べたっけ、今日のレッスンいつからだったっけ。 そんな取り留めもないことばかりが浮き上がってきて、この“現実”を説明してくれる言葉が見当たらない。 「……ゆっくりでいいから、落ち着いて」 でも、それは私が悪いわけじゃない。なんてったって、今の状況が状況。 私の思考が、理性が、本能が理解しようとすることを拒むんだ。 4: ◆zbOQ645F4s:2021/11/18(木) 20:37:43.51 :uUkbKYqQ0 _____だって、突然南国にいることの説明なんて、つけようがないじゃん。 5: ◆zbOQ645F4s:2021/11/18(木) 20:39:17.58 :uUkbKYqQ0 Code:reproduce…………set. Acceration………………complete. 0102030405060809000218493157849 1541057312031948756468721094712 0414932587257849236432789532065 8372951610563021487320573280568 3209856320914321095673102568702 1515380901553021857325873205732 8416137856419247632189431249671 シャイニーダンガンロンパ2 ゼツボウノアイドルトキボウノシマ…………start 6: ◆zbOQ645F4s:2021/11/18(木) 20:41:05.42 :uUkbKYqQ0 ____________________________ SHINY DANGAN RONPA 2 絶望のアイドルと希望の島 __________________________ 読む →
2021年10月20日 22:45 奴隷主人「明日もう一度来て下さい。本物の奴隷少女をお見せしますよ」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/20(水) 20:23:14.068 :rt1kA1oY0.net 男「さあさあ、可愛い女の子奴隷のショーが始まるよー!」 美少女「踊りまーす!」 クルクルッ 美少女「それっ!」 客A「可愛い~!」 客B「最高だ!」 客C「うひょ~!」 主人「バカバカしい。どこが奴隷だよ」 男「な、なんだと!?」 読む →
2021年10月19日 21:00 大谷「あっ…筒香さんと身体が入れ替わった…!」 元スレ 全てのレス 1:名無しさん@おーぷん:21/07/21(水)13:07:57 :XQgl ※こちらはおんj版の再放送ですロサンゼルス・スーパー大谷「ふう、こんなもんでいいかな。」ドンッ筒香「…!」大谷「イテテ…ん?」筒香「あれ?俺が…2人?なんで!?」大谷「…な、なんだこれ?俺が大谷になってる??」筒香「筒香さん!なんで…!?」ザワザワ「なんだ?」「あれ、大谷選手じゃない?」大谷(筒香)「…!まずいな。とにかく出よう」筒香(大谷)「くっ…!」 読む →