2025年02月11日 18:00 荒木比奈「笑う雪」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/01/22(月) 00:01:18.68 :qhTDaKoO0 大空に青、大地に命、君に無限の初投稿です。 作中の二人はそういう関係なのだと思って読んでください。 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/01/22(月) 00:01:52.55 :qhTDaKoO0 冬なんて、今まで何度も経験してきた。 でも、今年の冬は、今までで一番暖かい。 読む →
2023年09月27日 19:30 高森藍子「プロデューサー様御乱心」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/02/16(木) 20:21:10.44 :48RQy3CZ0 元ネタは偉大なるあとがきゆかいまんがから 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/02/16(木) 20:21:55.01 :48RQy3CZ0 第一章 P様「ハイハイハイまーそういう訳で、プロデューサーなんですけどねーほんとー」 藍子「…」 P様「がんばってまいりましょう、さー行きましょー」 美波「…」 P様「まープロデューサーとしてはこれからバリバリにがんばっつって」 P様「担当みんなトップアイドルにしたろかなーとか思ってるワケなんですけど」 藍子美波「「……」」 読む →
2020年09月05日 07:00 池袋晶葉「I see the light!」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/08/23(日) 00:32:30.48 :XlcereQM0 『行ってきます』のキスからどれだけ時間が経っただろうか。夕飯用のカレーは既に作り終えていて、ちょっと寝かせてる状態。友人から頼まれた家電の修理は終わっている。 手慰みにコツコツしてきた自走型AIペットも、あとは最終調整だけだ。充電制御に不安が出たから、泉にプログラミングの調整を頼むのと、バッテリーパックを新しく買いに行く必要がある。が、泉はまだアイドルで多忙で、予定があまり合わない。来週にオフと聞いているから、そのときプログラミングもパーツの購入も一気に終わらせようと思っている だから今やることがない――だから次は何をしようか、と模索中である。そろそろあの猫型ロボットが取り出す秘密な道具の再現に本腰を入れるか? しかし、数が多すぎてどれに手を出すか悩む。選択肢が多いというのは嬉しくもあるが、葛藤も生むものだな、ワハハ 「……っと」 玄関から物音がした。時計を観る、いつもより早い。そんなに奥さんに会いたかったのか? そうだと嬉しいぞ。 コツコツ、と革靴の足音。私は底へ向かって歩く。ほのかに汗の臭いがする。外回り営業をしてきたのだろう。お疲れ様だ、私がいっぱい癒やしてあげようじゃないか 「おかえり、助手よ」 「ただいま、晶葉」 汗がYシャツに滲んでいる。先にシャワーを浴びてくると良いだろう、その間にカレーを温め直しておくから ああ、そうだ 「んっ」 「ん♡」 行ってきます、があるんだから。おかえりなさいでもするようにしないか? というのが私達夫婦のルール。というか私がしたいと言ってルールにしたもの。これをして、ようやく彼が帰ってきたという実感が生まれる。 もう一度、おかえりなさいと言った。いつもと同じ行為を繰り返しているだけに過ぎないが、とても心が満たされるではないか 読む →
2020年07月16日 09:00 荒木比奈「Are what you love?」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/07/16(木) 04:42:48.17 :G2WEz5Mu0 雨が降ると、膝が痛む。昔手術した場所は、数年経っても時々痛みを持ってくる。忘れたいのに、この痛みは消えてくれなかった。二、三度膝を曲げ伸ばしする。 「痛てて……」 やっぱり痛い。けど、この痛みが、僕の寝ぼけた目をちゃんと開いてくれた。スマホを観る。アラームが鳴る数分前。少しもったいない気がする。ま、いいや。二度寝してそのままぐっすりになっちゃうよりはマシだ 冷蔵庫から牛乳を、棚の上からコーンフレークを手に取る。チョコ味がそろそろ無くなりそうだから、プレーンのヤツと混ぜてかさまし。我ながら貧乏くさいなぁ 「いただきます」 と、スプーンを口に運ぼうとした瞬間にスマホが鳴った。ビクってなった。切り忘れたアラームだ。タイミング悪すぎる 切って、机の上に置いて。もう一回『いただきます』と言って、コーンフレークを食べようとす、うわ、またスマホが鳴った。仕事のメールかも、とスプーンを置く 『プロデューサーさん、お疲れ様です。荒木比奈です』 なんだ、比奈からのラインか。どうしたんだろう……あっ、写真も一緒だ。一切比奈の身体が映ってない写真だ。彼女、自撮りとかあんまりしないんだよなぁ。アイドルなのに。せっかく可愛いのに。もったいない。 写真内の情報を拾っていく。その途中に、また文字が飛んできた 『朝一で並んで買っちゃいましたよ~!』 それは、あるアイドルのCD。三人ユニットの女の子達が歌った曲を刻んだ円盤。『オタク is LOVE!』――彼女はそれの購入報告をしてきたのだ。あの早朝開店のショップのビニール袋も写真の端に映っている。こんな時間からなんて、バイタリティがすごいなぁ。サンプルは数日前に渡したのに、やっぱ自分でも買っちゃうんだね 『お疲れ様。僕も出社前に買うよ』 まあ、僕もそうだけど。プロデューサーとして前もって担当アイドルのCDはもらうけど、それはそれとして自分でも買っておきたい。販売数に貢献とか、そういうのもあるけど。それ以外の感情の方が大きい。言語化出来ない、衝動めいたなにかに突き動かされる。 きっとこれが、好きってことなんだろう 返信するとすぐに既読が付く。程なくまた彼女からメッセージが来た 『おお! じゃあ事務所で聴き比べましょ!』 同じCDなのに比べるも何もないでしょ、とおかしくなった。提案する比奈も、それに二つ返事で了承する僕も、かなり舞い上がっているね やりとりを一度終え、ふやけたコーンフレークをスプーンで掬う。ほとんど噛めなくて、そのまま飲み込んだ。 読む →
2020年06月17日 19:30 佐藤心「ハートはまだ脈を打つ」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/06/13(土) 02:43:57.48 :0LXafZoS0 Pドル。佐藤心さんとプロデューサーがずっとセックスをします 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/06/13(土) 02:44:37.06 :0LXafZoS0 起きたら左腕が痺れてた。腕に彼女の頭が乗っていた。彼女はまだ眠っていた。寝顔が可愛かったので眺めていた 左手を握ろうとした。痺れて痛くて、上手にできなかった。でも動かさないと、もっと痺れてしまうと思って、無理矢理に指を動かした すると、指の動きに連動して、前腕の筋肉も盛り上がる 「う」 彼女が寝息を少し乱した。可愛いと、何度目か分からない感想を抱いた 痺れてない右手を持ってくる。彼女の金髪を撫でる。指で梳くと、キューティクルがサラサラで、俺とは違うコンディショナーの匂いがした。毛先まで指が行くと、またつむじまで戻って、もう一度髪を梳く。 繰り返し、繰り返し。彼女を指先で感じていく。いつもは結ってあることが多くて、こうやってヘアゴムもシュシュも付いてない髪は、普段とのギャップもあって俺は好きだ 頭から生えている、寝ぐせのような“毛のハネ”を指で弾いた。さっきまで立っていたのに、ぺたんと枕に落ちた。奇跡的なバランスで直立していたのだろうと思う。 腕のしびれが流石に我慢の限界になってきた。髪を撫でる前に腕を引き抜いていたら良かったのに、そうできなかったな、と自嘲した ゆっくりと、頭の下敷きになっている腕を抜いていく。髪の毛はが腕との間で『モアッ』って波打った。さっきまで撫でていた部分と比べて、ボサっとしている感じがする 痺れる腕をズラして、右手で頭を支えながら、起こさないように、静かに 「……あぁ?」 「あ」 起きた。起こしてしまった。彼女は寝ぼけた瞳をこっちに向けている。トロンとして、半開きのまぶただった 「……おはようございます、心」 「……んぅ~~~!」 心はそのまま抱きついてきた。左腕は自由になったけど、代わりに上半身が捕まった。柔らかいものが鳩尾に触れる。彼女の『ボン』な胸があたる。あの後、ブラを着けずに寝ちゃったんだろう 「ちょ、心、離れて下さい。もう9時半ですよ」 「や~~……二度寝させて……」 胸骨の辺り、湿った空気が当たる。吐息が肌を湿らせる。 「……」 こうなったら心は起きない。昨日は寝るの遅かったし、仕方が無いことだけど。抱きついた心が再び寝息を立てるまで、じっとしていた。彼女の柔らかさに触れ、股間が朝勃ち以上に硬くなっていた。鎮まるまでまってから、しびれの取れた腕で抱き締め返した 背中と二の腕が柔らかくて、沈むように俺の肌と触れ合った。何度も経験している感触なのに、何度も同じように興奮してしまう。落ち着いたペニスがまた硬くなった。さっきよりいっそう時間をかけて鎮めて、僕も心にならい二度寝した 読む →
2020年06月02日 15:00 黛冬優子「熱に触れて命を知る」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/05/05(火) 01:47:58.08 :yHrb96FW0 勃起したオチンチンに触れる。口の中でぐちゅぐちゅって唾液を溜めて、上下に扱いてるオチンチンの上に垂らしてあげた。唾液は手とオチンチンの隙間に入り込んで、ぬちゃぬちゃと粘ついていやらしい音を上げる。イスに拘束された男は、表情を歪ませた これ好きなんでしょ? 前にやってあげたとき、すっごい気持ちよさそうにしてた。 言葉をかけると、男は恥ずかしそうに目をそらした。その弱々しい姿に微笑みながら、オチンチンを口に咥える。亀頭を唇で挟んで、くぽ、くぽって、わざとAVみたいな音を出してあげる。目をそらしても聞こえるように、アンタのオチンチンは今ふゆに舐められてるんだって思い知らせる。 竿の部分を手で扱きながら、亀頭や裏筋を舐め、唇で甘く挟む。舌先で尿道をチロチロとほじる。しばらくそうしてあげてると、オチンチンがいっそう固くなって、ピクピクし始めた。ああ、もうイくんだ。手を外して、喉の奥までオチンチンを咥え込む。じゅる、ずぞ、とカウパーと唾液の混ざった汁をすすり上げ、舌と口蓋で圧迫する 太ももをがっちり押さえて逃げないようにして、射精させた。舌の付け根、頬の内側、歯の裏側まで精液で汚される。一滴もそれを溢さないよう、唇をすぼませながらオチンチンから口を引き抜く。口に溜まった精液はなんとも言えない味で、鼻から通り抜ける匂いは正直に言うとひどい。 けど、コイツが出したものだと思うと、とたんにこの味も匂いも嫌いじゃなくなる。はぁはぁと息を上げている男へ口に溜まった精液を見せつけた。『れぇ』なんて、行儀の悪い声を出して。 唾液で薄めて、あえて喉を鳴らし精液を飲み下す。こくっ、こくっと……。美味しくないけど、美味し王に飲んであげた。唇から顎に、溢れた分が垂れて線を描く。指ですくい、舌で舐めとった。 なに? また固くなってるじゃない。そう耳元で囁いて煽った 精液を飲むところを見せつけられて興奮するなんて、変態じゃない? まあ、精液を飲んで興奮する女が言えた義理じゃないけれど。 いつの間にかふゆは裸になっていた。よだれでベトベトになったオチンチンをあそこにあてがって、そのまま 読む →
2020年05月24日 15:00 プロデューサーが死んでしまった西城樹里 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/05/24(日) 01:00:10.40 :OM5qGz2c0 「お悔やみ申し上げます」 社長から『作法』として教えてもらった通りの言葉を吐き、あの人が高校までを過ごしたという家の玄関をくぐった。出迎えてくれたおばさんは、目元がプロデューサーによく似ていた 「今日は来てくれてありがとうね、その……うっ」 ハンカチで拭われる目元も、よく似ていて。胸の奥がズキリと痛んだ 階段を踏んで、プロデューサーが眠っている部屋を目指す。 訃報を受けてから黒くした髪の毛が窓ガラスに映った。アンタには見せられなかったな、と心残りが生まれた。 部屋に入る。勉強机、ベッド、本棚と普通の家具の中に一つ、大きな違和感を覚えるものが鎮座していた。部屋の空気は重くて、線香の匂いがきつかった。 一度息を吸って、吐いて、訳も無くうるさくなっている心臓を静かにさせようとした。ダメだった。 諦めてそのまま、歩く。白い棺の中、透明な板(アクリルかガラスかどっちだろう)を挟んで、もう動かなくなったプロデューサーと顔を合わせる。 寝ているようだった。普段事務所で仮眠を取っているときと同じ目の閉じ方。違う顔色ではあった 一人で来て良かった、と心の底から思った。こんなにボロ泣きしているのをみられたくなかったから。ああ、死んでしまったんだと、ちょっと出張に行っているみたいだった感覚が全部、『死』の実感に変わった 果穂はふさぎ込んで家から出ず、ちょこは事務所に入り浸って痕跡を探っているようで。夏葉はずっと寝込んでいるらしい。 凛世は……そもそも連絡が取れない。大丈夫だろうか心配だ 読む →
2020年05月03日 21:00 大崎甘奈「キャッチャー・イン・ザ・バスルーム」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/04/15(水) 02:19:33.88 :ywegwfSc0 この時期に暖房をつけるとは思わなかった。電気代の心配をしないで良いのがせめてもの救いだった 「はい、はい、明日には……いえ、大事な娘さんですので。ご心配をおかけさせてしまい本当に……」 豪雨。側溝が溢れ、下水が湧く道路。上から眺めたそれらが、今日はもう帰ることが出来ないことを俺たちに突きつけていた。 窓に当たる雨粒は大きく、洗車中の車の中を思わせる。バタボタ、という不規則な音が電話の向こうからも聞こえた。きっと、あっちでも大変な雨なのだろう 「はい、どうもすいません。甜花さんは……よかった、無事に……はい、あっ、家から今日は出てない……そうですか……」 俺は相手に言わなければならないことは伏せ、そのまま通話を切った。まだ雨は強い 手が冷えていることに気がついた。足先も同じように、熱が奪われて行っている。スラックスの裾の部分は、ホテルに入るまで、車からエントランスまでにビチョビチョになった。ピタリと張り付く感触が気持ち悪い ベッドに腰掛けようとして、やめた。代わりに窓際の椅子に座る。テレビをつける。左側と下側が災害情報の速報を流していた。ハエのように手を擦り温め、明日無事に帰るためのプランを練っていく と、同時に、ずっと流れていた音が止んだ。バスルームが静かになった。外の雨とは違って細くて、テレビのキャスターが慌てて読み上げるよりは規則的なシャワーの音が止んだ。次に、ドライヤーのモーターが動き出した 読む →
2020年04月30日 12:00 荒木比奈・大西由里子「オタクとオタクの会話~ラブコメの追加キャラ~」 関連SS 荒木比奈・大西由里子「オタクとオタクの会話 ~前作主人公の扱い~」 荒木比奈・大西由里子「オタクとオタクの会話~ラブコメの追加キャラ~」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/04/30(木) 01:21:21.59 :mfIkshse0 P「クゥ~~ンいゃおやおやおやオア~~~……」 比奈「どうしたんスか? 哲学書読むような表情で恋愛漫画を読んで」 P「恋愛ってのは哲学だが?」 由里子「比喩に比喩で殴り返しやがったじぇ」 読む →
2020年04月17日 09:00 荒木比奈・大西由里子「オタクとオタクの会話 ~前作主人公の扱い~」 関連SS 荒木比奈・大西由里子「オタクとオタクの会話 ~前作主人公の扱い~」 荒木比奈・大西由里子「オタクとオタクの会話~ラブコメの追加キャラ~」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/04/17(金) 01:49:32.83 :K/e6nw6G0 モバマスで壁サーの花イベント(未確定)が告知されたため、お祝いに書きました 二人とプロデューサーが駄弁るだけのお話です 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/04/17(金) 01:51:25.31 :K/e6nw6G0 同い年で、オタクで……アイドルになって、ここまで波長が合うような人がいるとは思わなかった。二人のアイドルは、片方を共にそう評す。 片方は創作型のオタクで、もう片方は腐り型のオタク。荒木比奈と、大西由里子 その二人は、今、レッスン終わりに事務所で 比奈「次回作に前作の主人公が出ると『難しいぞ~』って思っちゃうようになったんスよね」 由里子「強さや成長度合い、次作主人公との扱いがそこらへんをそう思うキッカケだと推理するじぇ」 P「これ仕事部屋でわざわざやる話題?」 ぐだをまいていた 読む →
2020年04月10日 00:45 荒木比奈とファッション雑誌 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/04/09(木) 23:00:21.61 :hRNMvv4S0 いつもジャージな荒木比奈さんが、ファッションを学ぶSSです 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/04/09(木) 23:01:16.12 :hRNMvv4S0 のどかで気分が良い昼下がりだ。中庭の桜を眺めながらコーヒーを啜る。一人花見の気分になった。 「失礼しま……あ~、プロデューサーさんサボってるっス~」 「サボってないよ、休憩中」 扉が開き、担当アイドルの荒木比奈が部屋に入ってきた。レッスン終わりの報告だろう。コーヒーをもう一杯淹れなきゃな、と窓から離れインスタントコーヒーの入った棚へ向かう。 「砂糖は2つでいい?」 「あ~…今日は3つでお願いしまス」 「はぁ~い」 コポコポとお湯をマグカップに入れていく。この時の香りが俺は好きだった。ソファに座った彼女へ、いつもより一個分だけ砂糖の多いコーヒーを差し出した 自分もデスクに戻って、スリープモードのパソコンを起こす。伸びをしてから、キーボードを叩き始めた 「プロデューサーさんおじゃましま~す。あぁ、比奈さんお待たせ。雑誌持ってきたよ」 と、2分ほどすると奈緒さんもやってきた。今日はダンスレッスンで、比奈とはスケジュールが少しズレてたんだっけ。奈緒さんは女性向けのファッション雑誌を比奈に見せている 「おぉ、それがウワサの……」 「ウワサのって。普通の雑誌だよ。」 「いやぁそういうのって買った事ないんスよねぇ……だから、ちょっと初邂逅で……」 「まぁいつもジャージだもんね……」 ああ、比奈が頼んだのかな? アイドルとしてファッションを気にかけてくれるのは嬉しいことだ。いつもジャージだし。変装しなくてもバレない、同じジャージ5着持ってるって言ってたけど、ちょっと新しい試みをしようと思ってるのかな 「まず、アタシはこういうのが比奈さんに合うと思うんだけど……」 「えぇ~、ちょっと可愛すぎません?」 「似合うって! 比奈さんなにげスタイルも良いんだし!」 盛り上がっている。二人の談義の邪魔をしないよう、タイピングの音を小さくするよう心がけた。 そのとき 読む →
2020年03月27日 18:00 八宮めぐる「一緒にここから」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/03/21(土) 01:58:22.33 :AoPUJLA90 隣の少女は無言だった。昨日までは寒かったのに、今日はすっかり春らしい気候で、冬服だと首下に汗が滲む。しかし夜になれば話は変わり、昼間のツケが帰ってくるかのように今の服に感謝をした 電灯が等間隔に灯っている。星空の下と、電球の下を繰り返しながら歩いた 「……寒いな。何か買っていくか? コーヒーでも、ココアでも」 少し先に自動販売機が見えた。ホットコーヒーなりココアなり、かじかみかけの手を温めようと少女に提案する 「……うぅん、大丈夫。早くプロデューサーの家に行きたいし」 少女はそう言いながら断った。 プロデューサー、と呼ばれた瞬間に胸が締め付けられた。俺はアイドルのプロデューサーで、この少女の担当をしていて、まだ未成年の彼女を家に連れ込もうとしている。砂糖が溶けきってない、ドロドロのコーヒーみたいな思考が脳内を埋める 自分の事をどうしようもないクズだと自称し、自宅までの道を彼女と歩いた 「……めぐる」 彼女の名を呼んだ。前を向いたままだったので、彼女の金色の髪は視界の端っこにしか入らない 「何、プロデューサー?」 彼女の手は温かかった。冷えた指先が、柔らかい熱に包み込まれる。ほら、変装していると言っても、前に事務所に来た阿久井徳次郎さんみたいな記者にすっぱ抜かれたら、と言いかけて止めた 「……いや、めぐるの手が、暖かいって思って」 代わりの言葉を吐いた。少女はふふっと吐息を溢した。そのまま、身体の側面と側面がくっついた。歩くときに出す足が同じになった 夜になればまだ寒い、とはいえ彼女がいるならば冬服でなくてもよかったのではと思った 読む →
2020年03月17日 12:00 白雪千夜「名前をつけるなら」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/03/16(月) 01:30:53.78 :faqEAmx60 「今度、結婚することになってさ」 そいつの口から放たれた言葉を、私は――白雪千夜は、咀嚼するのに時間がかかった お嬢様と別々になる仕事も最近は増え、こいつに頼ることも多くなってきた。信頼はともかく、芸能プロデューサーとしてのこいつは信用していた 実際、自分がアイドル以前の自分と変わってきたのを実感する。自分の思考回路に新しい選択肢が増えたというか。自分の考え方に幅が出来た。美術作品に感銘を受け価値観が変わるように、私はこいつの手腕によってこれまでとは違う人間になれたのだ 「で、彼女のご両親に挨拶しに行くことになったんだけど……どんな格好が良いかな、カジュアルなのかフォーマルなのか」 そんな、私を変えたこいつは、勝手に他の女のものになろうとしている。胸の奥から吐瀉物がこみ上げるような不快感が、息苦しくなるようにぎゅっと掴まれる感触と共にやってくる それらはこいつへの怒りへと変わっていった 「……別に、彼女と相談すれば良いのでは? 高校生に尋ねるよりも、お前には彼女がいるのだから。その彼女が、妄想じゃなければだが」 「妄想じゃないって……ほら、待ち受けにしてるけど」 舌に乗る言葉が重い。目に入った女の写真に憎しみを覚える。惚気るようなセリフは、遠くで響いて耳に入りにくい。 徹夜した時のように胸が静かに高鳴る。体中を黒い血液が回るようだ。鼻で息を吸い、二秒ほど肺で溜めてから、吐き出した ノロケ続ける男を睨む。殺意に近い感情と、泣きたくなるほどの寂しさが同時に私へ訪れた 読む →
2020年02月03日 00:30 荒木比奈「虹を描く人」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2020/01/31(金) 00:39:42.56 :F/ujmVj70 僕が魔法使いであり、かつ異常者である事に気がついたのは5歳の時だった 味噌汁用の出汁の香りと、具材の着られる音が響く中、僕は雨上がりの外を観ていた。夕暮れのオレンジがよく映えていた。 僕は空に向かって人差し指を伸ばし、弧を描くように空気を撫でた。すると、ガラス越しに、大きな虹が出来た。 「おかーさん、にじ、にじ」 僕はキッチンの方へ目を向け、母の背中へ目を向ける。つけっぱなしにしていたテレビからは、当時流行りだったアイドルのCMソングが流れていた 「にじ、にじだよ! にじがでたんだ!」 「んー、そうねぇ」 にんじんの切れる音が返ってきた。 僕はどうしても母に虹を見て欲しくて、もっともっと指を動かした すると虹が一つ、もう一つと出てきて、また出て、重なって、輪になって、輝いた この時に、虹を出したのが自分であると言うことに気が付いた。僕は魔法を使えるんだ、僕は虹をどれだけでも出すことが出来るんだ、と嬉しくなって飛び上がった 母は僕が何度も声をかけ続けることで折れ、包丁を置き僕の隣に立った 「……何これ、すご……カメラ、カメラ!」 母もまた、目の前の光景に心を奪われていたようだった。自分のしたことで喜んでいる他人の姿が、僕には誇らしく思えた 虹を眺める母親を観る。 やっぱり、真っ黒だった。 自分が虹の7色以外の色を認識出来ない事に気がついたのは、小学校に上がってからだった。 読む →
2019年12月17日 22:30 馬場このみ「よい夜に、初めての」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/12/17(火) 02:33:11.45 :YE8hyfTS0 馬場このみさんが童貞のプロデューサーとセックスします 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/12/17(火) 02:33:46.76 :YE8hyfTS0 諦めならとうの昔に終えていた。女の扱いも上手くて、誰からも慕われて。私よりも年下なのに、私よりもしっかりしてて。そんな彼へ好意を抱いたことも『すでに恋人がいる』と諦めたことも、全て過去のことだった。 けれど 「まぁだ俺は女性と付き合ったことないですしね、どーせ」 話題が弾む中、今期のドラマの話になっていて。話題が進む中、酒に酔った彼は気がついたらそう言っていた。始めは酩酊した故の世迷い言かと思っていた。 「へ……へぇ、でも、女性との接し方とか上手じゃない。劇場のみんなとか、テレビ局の人とも」 「姉と妹がいましたからねぇ、ええ、大学も実家から通ってましたし20年以上そこで揉まれ続けた結果ですよ」 「じゃあその指輪は……」 「ああ、これですか。ま、着けといた方が保護者も安心されると思って。大事な娘さんを預けるわけですからね。バレちゃマズいですしちゃんとしたブランドのを」 右手薬指の指輪を外しながら、彼はそう続ける。今が半個室で、私以外の誰もいないから気が緩んでいるのだろうか。本当はここにもう数人いる予定だったけど、みんな予定が合わずに来なかった。 幸運だ。私以外にも好意を寄せているアイドルはいるし、指輪をみて諦めた人だって多い。私だけは、そうじゃ無くて はやる気持ちを抑えながら、ウーロンハイを口に含み、飲み下して、息を吐く 「……じゃあ、童貞?」 「ぶほっ!」 プロデューサーはぼんじりを吹き出しそうになった。口元に手を当て、唇を拭うようにして、口の中のモノを飲み下してから 「……あんまり、アイドルがそういうこと言わない方が良いと思います」 と、そうとだけ言った。否定はしなかった。 私は横目で彼を見ながら、空になりかけのグラスを扇ぐ。彼が露骨に話題を変えたけど、どこか他人事のようにしか聞けなくて 注文をしながら、あまり食べ過ぎないように、飲み過ぎないように注意しながら そろそろ時間も、となるときには、胸の中に張り詰めたような決意が生まれていた 読む →
2019年12月06日 07:00 ソシャキチ!映子さん「アイドルマスターシンデレラガールズ」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/12/05(木) 23:42:31.43 :i7uitGeD0 邦キチ「ふんふふふ~~ん♪ ふ~んふんふ~ん……♪」 部長「ほ……邦キチが……! す、スマートフォンでソシャゲをしている!?」 邦キチ「おはようございます部長!」 部長「邦キチ! 大丈夫か!? 誰に何を人質に取られたんだ!?」 邦キチ「どうされたのでありますか部長?」 部長「邦画キt邦画好きのオマエがなんでソシャゲをしているんだ!?」 邦キチ「し、失礼すぎませぬか!? 私だってソシャゲくらいやりますよ!」 読む →
2019年11月17日 23:30 神谷奈緒「虹が出来る理由」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/11/11(月) 23:00:18.71 :7woyvuSr0 デレステで虹色ドリーマーのイベントが来たらこんな感じのイベントでした。 見てきました。僕はこの目ではっきりと、ええ、アタポンイベで虹色ドリーマーのイベントが、ええ、変なきのこを食べてからとても世界が良い気分で 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/11/11(月) 23:10:18.87 :7woyvuSr0 オープニング『虹の始まったところ』 【レッスン場】 奈緒「お疲れ様ー!」 比奈「お、おつかれさま、っス……ハァっ、ハァっ……」 菜々「あひゅう……」 P「お疲れサマンサ!」 菜々「な、なんですかプロデューサーさん、それ……」 P「前に奈緒に教えてもらった漫画にあったやつ」 奈緒「お〜!プロデューサーさん、読んでくれたの!?どうだった!!」 P「最高だったよ!」 奈緒「くぅ〜! 嬉しいなぁ~……! なんか、自分が好きな作品を人に知ってもらえるこの感覚、たまんないよなぁ〜!」 比奈「分かるっス!元から好きな人と語り合うのもいいんスけど、知らなかった人に作品をブチ込む時って本当に楽しいんスよねぇ〜」 菜々「私もおふたりにいろんな作品を布教されたクチですが……布教されたものが全部面白くて、普段の自分じゃ手につけないような作品を知れるのも、新しい発見があって……」 比奈「前に持ってきた円盤どうでした?」 菜々「良かった……その、本当に……良かった……」 比奈「語彙力なくしてる」 菜々「終盤に『死にたくない』『生きたい』って叫ぶ友人と、それを救う主人公……王道で、とっても熱くって……熱くてナナは泣いちゃいました……」 奈緒「アタシもそれ観たよ! OPのフルバージョンをあそこで流されると滾っちゃうって!」 比奈「後にCDが出たんスけど、OPを提供したバンドはその際にレコーディングしなおしてるんスよね。だからあのフルバージョンはあそこだけしか聴けないんス」 奈緒、菜々「えぇ!?」 奈緒「そ、そうだったんだ……」 菜々「もう一回……見直そうかな……」 P「……あの……話をしていい?」 3人「あっ」 P「俺のことを思いっきり忘れて、3人の世界で楽しんでたね……」 読む →
2019年10月19日 07:00 荒木比奈「迷子と迷子」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/10/19(土) 00:05:00.91 :gLo4/CLf0 学園祭。 非リア(この呼称も古いか?)で日陰者だった自分にとってあまり良い思い出はない。そもそも、高校生活において、キラキラしたような経験という者があまりに少なく、漫画のような恋や青春なんてそれこそ『漫画の中だけ』だった そんな自分が、アイドルになって、20歳の今再びセーラー服に袖を通すなんて、昔の自分は思いもしなかっただろう 読む →
2019年10月10日 18:00 桑山千雪「毒と言うには、とても甘美で」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/09/29(日) 21:37:15.16 :EzahVj300 学生が多く占める283プロでは、7月~8月こそが稼ぎ時で、9月に入ってようやく芸能的な休暇が渡される。「遅い夏休み」というやつだ だから、夏休みが明けて学校生活に戻る学生組と、そうじゃなく本当に少し暇になる久美とで別れる その中の二人、俺と千雪は、その休暇を満喫していた 読む →
2019年07月07日 00:30 彼女の痛みになれたなら【デレマス】 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/07/06(土) 00:57:38.49 :SvLwJX/L0 俺はいまメイド服を着ている。次はビキニに着替える予定だ。さっきまではスク水だった。 3: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/07/06(土) 00:59:05.69 :SvLwJX/L0 プロデューサーとして、俺はこれまで神谷奈緒という担当アイドルと活動をしてきた。するとやはりというか、俺の中で納得出来ないものがわき出てきた 彼女はまだ未成年だぞ。 アイドルという職業である以上、特殊な服装に也、顧客に性的なそれをお見せすることは避けては通れない。しかし、それでも、俺は彼女の事を想うと胸が痛くなった 高校時代というかけがえのない青い時間を、アイドルに費やしている。人生にとって最上かも知れない時間を、アイドルとして浪費させているのだ 彼女が、神谷奈緒という少女がそれに対してどう思っているかはわからない。しかし、どうか良い方向に思っていてはくれないだろうか、と自分の事を棚に上げながら思った 同時に、彼女が何を考えているのか知りたくなった。もちろん、他人の考えなんか分かるはずもない。でも、分かろうとしたかった だから俺は、彼女がこれまでに来た衣装を着ることにした。これまでに彼女が使った衣装に似たものを数着買い紙袋に詰めた 「ということで、ちひろさん、更衣室を借ります」 「ヒィッ……」 ちひろさんは俺の方を見て顔を青ざめさせていた。ゴキブリでもいたのだろうか 読む →
2019年05月26日 08:00 黛冬優子「アナタは優しくて」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/05/16(木) 01:07:08.99 :TMWIjwcV0 ふゆがアイドルとして忙しくなればなるほど、もちろんプライベートな時間も比例するようになくなって、アニメの録画が増えていく一方だった ネタバレをされないようにするのも一苦労。ツイスタで他人が発進してる感想や考察を見ないように気をつけてええあのキャラ死んだの? ウソ!? 推しが!! 死んだ!? 軽くへこんだ。この衝撃はニュートラルな状態で受けたかった 「……最っ悪」 マスクの中で声が籠もる。周りの誰にも聴かれてませんように、と少し遅れてお願いした。むき出しの言葉は、冬優子って呼んでいいアイツだけが聞いて良いんだから ……まだディレクターさんと話し込んでるのかな。待ち時間が嫌に長く感じる。しょうがないからソシャゲを起動する。まだ今日のログインボーナスを受け取ってない 「ごめん、待たせた」 デイリーミッションをクリアして、他のソシャゲも同じようにやっていく。その途中で、アイツがやって来た 「遅い」 「……悪い」 また口が悪くなってしまった。待ってないよ、とか言えれば良かったのに。スマホをバッグに入れ、横に並んで歩いて行く。駐車場までの道のりが、来た時よりも短く感じた 読む →
2019年04月22日 12:00 荒木比奈「周遊」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/04/17(水) 00:09:35.42 :AOYGFTwe0 Pと結婚した旧姓荒木比奈さんのエロSSです 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/04/17(水) 00:10:33.63 :AOYGFTwe0 「あっ……♡」 彼女から、一際甘い声が発せられた。それが合図のようになって、我慢出来なくなり、僕は比奈の中で果てた。膣内でペニスはビクビクを収縮と膨張を繰り返して、奥の方まで液体で満たそうとしている 結び合わせた手の平は、互いに力を入れ合ってしまってぬめるように熱い。爪を食い込ませたかも知れないし、人差し指のペンだこの所だけ感触が違ったりする ペニスを引き抜くと、自分のものを彼女の者が混じった液体が膣口から垂れる。それをティッシュでぬぐい取ると、首の後ろに手を回された。引き寄せられるようにベッドに倒れ込んで、彼女の顔を見る 見慣れた顔の、見慣れた表情。薄暗さの中じゃないと現れない表情 意図的でないにしても蠱惑的で、色が変わった頬へ唇をつける。軽く触れた後、また唇へ。啄むようなふれあいから、軽い水音が生まれた 「その……もう一回、いいっスか?」 照れるような、恥ずかしむような声だった。僕はまた唇を塞いだ 読む →
2019年03月14日 22:30 【デレマス】コミホとプロデューサーくん 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/01/01(火) 02:30:57.54 :7imqMhW20 よぉ、俺はプロデューサーくんだ。プロデューサーじゃねぇ、『プロデューサーくん』だ。ぬいぐるみだよ喋ってるんだ。 なんで喋ってるのかって?しらねぇよ、俺が一番俺が喋ったことに驚いてるわ。 ……そもそも俺の事を知ってるかいあんた。しょうがねぇ、自己紹介だ。 俺はプロデューサーくん、アイドル小日向美穂が持っている熊のぬいぐるみだ 読む →
2019年02月26日 12:00 【デレマス】白菊ほたるの復讐代行 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/02/26(火) 03:24:18.77 :hQC3TSV30 シリアスギャグです 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2019/02/26(火) 03:25:50.63 :hQC3TSV30 これから話すことは、俺の失敗談だ 一切を包み隠さず話す。よく聞いてほしい 読む →
2018年12月10日 07:00 荒木比奈「インソート100」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/12/10(月) 00:44:56.28 :/688KgEE0 漫画で伝えることが出来ないのは、匂いと、音と、感触、それから温度なんスよ。 読む →
2018年10月19日 07:00 荒木比奈のジュブナイル 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/10/19(金) 00:03:30.43 :TYKVB7XU0 二次創作ものの同人誌を書くとき、アタシって、大体決まった形になっちゃうんスよね 元が不幸なお話なら幸せに。幸せなお話ならもっと幸せに。 だって、描いてる方も読む方も、幸せな人たちを見る方がいいじゃないっスか。 少なくとも、あたしはそう思ってまス 読む →
2018年09月07日 19:30 塩見周子「大人」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/08/16(木) 01:08:31.66 :TF1khxEw0 これは夢だ、とすぐに気がついた。あたしがまだアイドルになる前だ、というのもすぐに分かった。明晰夢、というやつなのだろうか。けれど、あたしの心はどこかふわふわしている感じがして、体は思うように動かない。 ああ、これは、あたしがプロデューサーさんに声をかけられた日の夢だ。家出して、持てるだけのお金を持って、東京に来た日の夢だ。 あたしがアイドルになるきっかけの夢だ。 日はもう沈みかけていて、オレンジと紫を混ぜた色が空に広がっている。そのときのあたしは、この景色を綺麗だとは思えなかったことも、強く覚えている。 いつもの駅前で座り込んでいると、空は紫から黒色へ、街灯ののせいで星が見えない真っ黒へ移り変わっていく。ただそれを、ぼーっと眺める。 ただ時間を浪費していると、あたしは、知らないおじさんに声をかけられた。どろりと、目の奥に薄汚いものを秘めているおじさんだった。 絶対にそんなコトしたくないのに、言われるがまま、そのおじさんの後をついていく。嫌だって思っても、体が勝手に動く。いろんな人とすれ違うのが嫌になってきて、顔をうつむかせようとした。 そのときだった 「―――!」 男の人とすれ違った。あの人だ。この日、あたしに声をかけてくれたあの人だ。 彼は、あたしの方なんて一切見ずに、駅のホームに消えていく。今すぐ逃げ出して、彼の所に行きたい。あの日みたいに、彼と話したい。 けれど、あたしの体は、そんなあたしの心を無視して、うつむいたまま歩きつづける。あたしがどれだけ内側で叫ぼうとも、歩みを止めてくれず、おじさんの後を、ただ従順に付いていく。 そこから先の、泣きたくなるような行為の最中で、あたしは汗だくで目を覚ました 読む →
2018年08月11日 20:05 荒木比奈「愛を抱いて」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/08/03(金) 00:54:40.48 :4ACpJHJh0 (未来の話で作中の比奈の年齢は)26くらいじゃないっすか? 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/08/03(金) 00:55:23.77 :4ACpJHJh0 窓の外から、日光が降り注いでいる。ディスプレイの端、小さく映った数字列を見ると、正午が近いことと、私が何時間もぶっ続けで起きていることが分かった。 でも、あとちょっと。あとちょっとで終わる。ここのトーンを張り終われば。ここのセリフを入れれば。終わりが見えてきて、私の手は軽くなった。それに任せて、どんどん原稿を完成まで近づけていく。 ……よし。後はこれを入稿するだけ。最後の最後、この送信ボタンを押すだけ。 カチリ、とマウスのクリック音が、エアコンの音に交じる。 「ふはぁあはぁあはぁ~~~~~~……」 目の前のモニタに映った『送信完了』の文字が、私の心を一気に癒やした。ああ終わった。ようやく終わった。もうダメかと思った。いつものことだけど。アイドルをやめて、時間なら以前よりもあるはずなのに、なんでこう毎回毎回ギリギリなんだ。いや、むしろアイドルじゃなくなってから更にギリギリになってるぞ。どういうことなんだ。 でも、まぁ。今回も無事に終わったことだし、あんまり考えないようにしよう。 「あっ」 送信したデータを見返していたら、誤字とベタ忘れに気がついた。なんで送信した後に気がつくかなぁ。全然無事に終わっていない 読む →
2018年07月01日 08:00 【モバマス】長い years アフター 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/07/01(日) 02:40:21.94 :xINgz6jc0 未来予想図です 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/07/01(日) 02:40:59.22 :xINgz6jc0 3月、都内某所の焼肉店に三人の男が集まった 「こんばんは」 一人は19歳、大学生、名前はアラキ(仮) 「よっす」 一人は21歳、就活生、名前はアベ(仮) 「お疲れ様です」 一人は18歳、春から大学生、名前はカミヤ(仮) アベ「じゃ、行こうか」 ある共通点を持った三人による、カミヤの大学入学おめでとう会はスタートした 読む →
2018年06月19日 08:00 安部菜々「足跡」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/06/03(日) 00:25:45.59 :M53HAJkU0 ガラスの靴を履いても、それが変わることはなかった 3: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/06/03(日) 00:26:15.54 :M53HAJkU0 私は今、ウサミン星にいます。……いえ、地球外じゃないですよ? どこにでもある千葉県のアパートですよ。 テーブルの上には、ガスコンロと、その上の鍋料理と、お酒類の空き缶が所狭しとおかれています。 今日は、私とプロデューサーさんの、二人っきりのパーティの日なんです。「豪華なものもいいですけど、プロデューサーさんと慎ましいお祝いがしたいです」と、誘ったのは私でした。 「いやぁおめでとうございます! 本ッ当におめでとうございます!」 プロデューサーさんから、もう何回目かも分からない「おめでとう」を受け取りました。私は「ありがとうございます」と返して、嬉しさをビールと一緒に飲み込みました。ああ、美味しい。数ヶ月のお酒の味に、やみつきになってしまいそうです。 ……本当は、人がいる前では飲まないようにしているんですけどね。でも、今私の目の前にいるのはプロデューサーさんだけですし、もう私のことなんか十分知られていますし、今さら私達の間で気にすることなんかないでしょう 読む →
2018年05月20日 23:30 荒木比奈「世界の真ん中」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/05/09(水) 18:30:22.08 :6+uFeMGE0 とある場所、とある駅前。強くなりかけている日差しを避け、俺は木陰で人を待ち続けていた。腕時計を見ると、約束の時間まであと3分程だと言うことが分かった。 「お、お待たせしました!」 それから10分ほどしてから、荒木比奈はやって来た。緑のワンピースの裾を揺らし、汗を額に滲ませながらやってきた。 「待ってねえよ」 「え、でも約束の時間はもう…」 「俺も遅刻したから」 嘘を吐いた。比奈は疑っているような表情で俺を見ながら、汗をタオルで拭っている。いつもより何割か増してボサボサな髪で、比奈が寝坊をしたことが分かった。 「で、どこに行くんだ?」 比奈に何かこれ以上問い質されるのも面倒なので、話を切り上げ別の話題を出した。すると比奈は、眉をひそめながら鞄から手帳を取り出し、付箋の貼ってあるページを開いた。それから、近くにあったバス停を指さす。 「そうっスね、あそこでバスに乗ってから…」 比奈に言われるまま、バスに乗り込む。俺が通路側、比奈が窓側に座った。肘と肘が触れ合うくらいの距離で、発進するまで落ち着かなかった。 読む →
2018年04月14日 21:00 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/04/09(月) 00:02:19.98 :BEFLqt5g0 「じゃあ、お話ししまスね」 これは、「物語はいつも、出会いから始まる」って、私がより強く思うようになったお話だ。 読む →
2018年03月25日 07:00 相葉夕美「宿花」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/03/07(水) 23:11:49.71 :KUguIUDb0 柔らかな暖かさの中、私は目を覚ました。 服はベッドの縁に脱ぎ捨てられたままで、下着だけを着けている状態。肌に直接触れる毛布がちくちくする。 左手が繋がれていることに気がついて、その方へ目をやると、指を絡ませ握られた私の手と私のプロデューサーさんの寝顔が目に入った。彼はまだ目を覚ましていない。 彼を起こさないように毛布を持ち上げ中をのぞき込むと、白いシーツにぽつんと赤黒い染みがある。この染みと、さっきからしている下腹部の痛み、そして隣で寝ているプロデューサーさん。これらの要素が、昨晩のアレは夢や幻ではなく、事実であることを私に突きつける。 ああ、私、プロデューサーさんとセックスしたんだ。 今さらになって自覚した事実が、私の心にのしかかる。呼吸をする度に体に入り込む空気は、少しじめっとしていた。 読む →
2018年02月18日 12:00 和久井留美「不退」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2018/01/29(月) 00:16:48.00 :4C87SkqA0 三連休の2日目だった。 下半身に違和感を覚えて、僕は目を覚ました。頭は覚醒しきっておらず、少し痛む。薄く開いたまぶたの間からは、見慣れた、自分の部屋の白い天井が見えた。重ったるいような、肌に纏わり付くような空気を感じながら、違和感の元へ視線をやる。 「じゅるっ…んっ…ぢゅる…」 そこには、僕の朝勃ちで硬くなっていたであろうペニスを咥え、わざとらしく水音を立てながらフェラをしている和久井留美の姿があった。一糸まとわぬ姿で、よく見ると、フェラをしながら自分の股を指でいじっている。 僕が目覚めたことに気がついて、彼女は僕に視線を移す。 「おはようございます、和久…」 とまで僕が言いかけると、彼女は切れ長の目をより一層鋭くして、半ば不機嫌になったように睨みつけた。口はペニスから離したが、左手で手コキを続けられた。 僕はまどろみがかった頭を回して、訂正の言葉を探す。 「…留美さん」 「…」 間違えた。まだだ。 「……留美」 「…ん」 不満が解消して、少し上機嫌になったのか、再開されたフェラは中断前よりも激しくなっていた。 読む →
2017年12月30日 23:30 【モバマス】バッドエンカウント 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/12/30(土) 20:13:28.62 :wJn9rRNG0 美優「CoPさん………」 偶然が重なった場合、それは必然となる――俺がいつしか、どこかで聞いた言葉だ。 今のこの地獄のような状況も、偶然が重なったこと。これは果たして、必然、つまりあらかじめ決定されていたことなのだろうか。 休憩室には、今にも泣き出しそうな、恥ずかしそうな顔をした美優さんと、そして俺だけ。 美優さんが、手に持っている箱状のものと俺へ交互に目線を映しながら問うてきた。 美優「これは…?」 CoP「あの…げ、ゲームです!パソコンでやる…その…」 美優「ゲーム…なんですか…?これが…」 CoP「広義で言えば…はい…その、ゲームっちゅうか…ADVちゅっうか…」 美優「でもこれって…あの…そういう…タイトルも…ぎ、ぎ、ぎ…」 CoP「ぎ、…ぎ、『ぎり☆妹(いも)~血のつながりはガン無視ですか!?~』って…エロゲです……ついでに言うと貧乳マウスパッド付きの初回限定生産版、バージンエディション……」 美優「うぅ…」 これが運命で、必然というのなら、俺は運命を恨む。 読む →
2017年12月21日 15:00 小日向美穂「指輪」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/12/17(日) 00:28:25.76 :O7RPYUsp0 「誕生日おめでとう、美穂」 今日は忙しい一日でした。 女子寮でみなさんに誕生日を祝ってもらって、夕方にはプロデューサーさんに呼び出されて、私にはもったいないくらいに夜景の綺麗なレストランに連れて行ってもらって、美味しい料理を食べて、そしてプロデューサーさんに今こうしてプレゼントを渡されて… 「開けて良いですか?」 「もちろん」 私は暗い車内で、小さな箱を丁寧に開けていきます。そして、その中で輝くものをみて、息を呑みました。 「これって…」 「うん」 指輪だよ、とプロデューサーさんは言ってくれました。暗がりの中で輝く、銀色の指輪は、とても綺麗で。また、思い上がりかもしれませんが、指輪と言うことはつまり、とこのプレゼントの意味も考えてしまいます。 しかしその答えも、プロデューサーさんはすぐにくれました。 「今はまだ…だけれど、いつかは美穂とそうなりたいって、まあ、僕の勝手な宣言みたいなものだけれど」 プロデューサーさんは、照れくさそうに頬をかきながら言ってくれました。 読む →
2017年12月01日 02:40 荒木比奈「昨日今日あした未来」 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/12/01(金) 00:04:44.52 :ySMWZzZh0 何か予感めいたことが自分の中にあった。きっと今日は、死ぬまで忘れられない日になると言うこと。 空からは、フワフワとした綿雪がひらひらと舞っている。風は冷たく体を撫でる。けれど、寒くなかった。 12月10日、聖夜まで、まだ2週間早い。 読む →
2017年11月09日 18:00 速水奏「ピカレスクロマン」 関連SS 速水奏「不意に会心の一撃」 速水奏「ピカレスクロマン」 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/11/04(土) 22:49:51.96 :W1ZQLmn/0 初投稿です 速水奏「不意に会心の一撃」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509287732/ こちらの続きになります、性的描写あり あらすじ:Pが奏に告白した 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/11/04(土) 22:51:12.98 :W1ZQLmn/0 どれだけ夜が深くなっても、私は眠れなかった。いくらベッドに潜り込み、いくら強くまぶたを閉じようと、あのときの彼の顔が浮かび上がる。 『奏、俺は』 耳を塞いでも、あの言葉が私から消えることは無く、ずっと残り続けている。 『俺は、奏の事が』 外は雪が降っていたと思う。この部屋も、暖房を入れていないし、それなりに寒いはずだ。でも、私の身体はそれと無関係に火照っていて、じんわりと汗をかいている。 心臓がうるさい。血液の流れがうるさい。自分の荒い呼吸がうるさい。 『ずっと…初めて会ったときからずっと』 「…」 私は、何も言えなかった。彼のあの言葉から、あの一言から、逃げ出した。 読む →
2017年11月02日 02:35 速水奏「不意に会心の一撃」 関連SS 速水奏「不意に会心の一撃」 速水奏「ピカレスクロマン」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/10/29(日) 23:36:00.11 :19LdPABY0 『ねえPさん、知ってる?自然の雪って、一つも同じ形の結晶にならないらしいわ』 俺は窓の外を見ながら、いつか彼女に言われたことを思い返していた。外はちらちらと雪が降っていて、予報の通りであれば明日には何センチか積もるらしい。街灯に照らされて、ひらひらと夜空から舞い降りる雪をぼんやりと眺める。 俺は少し休憩にと、見続けていたデスクトップの画面を切り替えて、そして物思いにふけることにした。 読む →
2017年10月20日 01:35 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 3: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/10/19(木) 23:51:00.48 :S4DrTrVN0 レッスンルームの扉を閉め、更衣室へ向かう。汗はそれほどかいていないけれど、やっぱあり慣れたジャージに着替えたい。 壁に掛けられた時計を見る…ボイスレッスンをしていたらすっかり遅くなってしまった。もうこんな時間だ。なるべく早めに帰らないと明日に響くかも。 あ、そうだ、明日と言えば。必要な資料があったんだ。ちゃんと持ってきたっけ? 少し気になってカバンを探る…けど、あるのは着替えた服と、来る前に買った漫画だけで必要な資料はどこを探してもなかった。 忘れちゃったみたいだ。 「取りに行かないとなぁ…」 この時間だと、もう事務所には誰もいないかも。誰もいない学校と同じようなもので、誰もいない事務所も中々怖いからあまり気が進まない。ホラー漫画は平気だけど、平気だからと言ってこういうことまで大丈夫だというわけでもない。 でも、取りに行かないといけないのは確かなことで…。 「…ふぅ」 一度落とした肩を持ち上げて、私は事務所へと向かった。 読む →
2017年10月02日 23:05 荒木比奈「STOPした意識」 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 1: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/10/02(月) 22:01:40.43 :yI4YFTGG0 Didn't wanna know 夢見るごとに Didn't wanna know 傷が増えてくのは 初投稿です 前作→ 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504015070 続きのような何かですが読まなくても大丈夫です 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/10/02(月) 22:02:46.63 :yI4YFTGG0 …ここはどこだろう。 見覚えがあるけど、どこか分からない。私の部屋みたいだけれど、私の部屋じゃない。ベッドの感触は良くなじんでいるものだけれど、家具の配置や色は私の部屋のものでは無い。 「…あ」 ベッドから体を起こすと、普段はない場所にあるテレビの電源が付いていて、その前に座っている人が一人。服はスーツじゃなくて私服っぽい?、ラフな格好だけど、いつもパソコンのモニタに向かっているのと同じ背中だ。 「プロデューサー?」 どうしてプロデューサーが私の部屋にいるんだろう?いや、ここが私に部屋と確定したわけじゃないけれど。でもこのシチュエーションは、やっぱりおかしい。 プロデューサーは、手にコントローラーを持って、テレビゲームに興じている。私も知っている、世界一有名な配管工の男が出てくるゲームだ…けれど、滅茶苦茶だ。 キノコが上から降ってきて、それをラスボスのデカい亀で打ち落としているし、よく見ると足場が全部コインで出来ている。どうして落ちないんだろう?いや、そもそも本当に自分が知っているゲームなのだろうか? ますます分からない。一体何がどうなっているのだろう。 読む →
2017年09月29日 07:10 一ノ瀬志希「全て私が好きにする」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/09/25(月) 00:59:08.22 :KWEhQLlx0 「プロデューサー!はぁい、いつもの志希ちゃん謹製コーヒーだよ~♪」 彼女が研究用に使っている部屋で、彼女のソファに座り、彼女の差し出したコーヒーカップを受け取る。カップの中は黒色の液体に満たされていて、それからほのかに立つ湯気に混じった香りが少しだけ心を落ち着かせた。 「ああ、ありがとう」 礼を言いながら、俺はその液体を口に含み転がす。明らかにカフェインとは違った苦みを感じたが、この場違いな苦みにはもう慣れきっている。特段気にすること無く、残りも飲み干した。 志希は自らが差し出した「もの」を、俺が飲む様を満足そうに、鼻息混じりに頬杖ついて眺めている。飲み干したカップをテーブルに置くと、俺に抱きついて頭を撫でてきた。 「んふふ~♪毎度の事ながらいい飲みっぷりだね~♪」 頭を撫でながら俺の首筋の体臭を嗅ぐ志希。流石に気恥ずかしいが、無理にどかすこともないし、この暖かく柔らかい感触を自分で拒否する程愚かでも無い。 志希の体の後ろまで腕を回して、抱き締めた。こうすると、志希は「ん~♪」と言い、身をよじらせて喜ぶ。その反応が可愛らしくて、更に強く抱き締めてしま移送になるが、力を込めすぎると嫌がられるので、このままの力加減を保つ。 しばらく志希に臭いを嗅がせ(彼女曰くハスハス)ていると、段々と頭が重くなって、体が倦怠感に支配される。抱き締めたいという思いとは裏腹に、腕はだらんとして志希の体から離れてしまう。 しかし、志希は抱き付いていた腕を離した俺に不満を示すどころか、むしろ満足そうに笑みを浮かべ俺に向き合う。 「効いてきた?」 「……あ、あぁ……」 「にゃふふ♪そう♪」 志希の投げかけた疑問に、全くもってちゃんとしていない返答をする。志希はその返答になっていない返答を聞くと、口角を上げ、一度ぎゅーっと強く体に抱きつき、 「じゃ、行こっか♪」 とだけ俺に告げる。志希はソファーから立ち上がり、俺の体を支えながら、奥の薄暗い寝室にあるベッドまで、慣れた手つきで運んだ。 読む →
2017年09月21日 22:30 高森藍子「お昼はお休み」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/09/18(月) 01:46:43.60 :lBwzHOuD0 土曜日。 事務所の、Paの部署の部屋で一人、僕はコーヒーを啜る。最近コーヒーメーカーが新調されてからというもの、この味にはお世話になりっぱなしだ。ちひろさんが言うには「安物」だそうだが、僕にとっては値千金の機械にも思える。余裕があれば、これと同機種のものを買いに行きたい。 舌鼓を打ちながら飲み干したカップを机に置き、テレビをつけた。映し出されたニュース番組では、女子アナがこれからの天気のことを感情たっぷりに読んでいる。どうやらお昼頃から雨が降るらしい。洗濯物が心配だ。 「あー…」 画面右上の、現在の時刻が映し出されている部分へ視線を持っていく。ポップな『7:52』という数字は、自分の頭を抱えさせた。 新しくコーヒーを注ぎに行こうかとしてカップに手を伸ばす。すると、夕美の担当Pが出社してきた。僕の存在に気づいた彼は、「おはようございます」と言い切ることなく、少しの間僕のことを不思議そうな目で見て、 「今日、お前休みじゃなかったっけ?」 と告げた。その言葉に、僕はただ力なく首を縦に振るしかなかった。 読む →
2017年09月12日 23:25 【モバマス】お金を稼ごう 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/09/12(火) 22:43:53.27 :23qsetqO0 芸能事務所のプロデューサーといっても、所詮はサラリーマン。俺は、常に金に困っている。今月もまた、金欠になっていた。 「どうする…このままじゃまた餓死寸前まで行くぞ…!」 莉嘉が仕掛けたカブトムシトラップを、バレないように泣きながらしゃぶるような、あんな日々には戻りたくはない。 金を稼がねば。そのための方法を探るのだ。 読む →
2017年09月08日 19:00 佐久間まゆ「私の大好きなプレゼント」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/09/08(金) 01:12:48.53 :0dkWu/Xb0 目を覚ますと、見覚えのない天井が目に飛び込む。「ここはどこだ?」と少し考えると、事務所の仮眠室であることが分かった。自分はあまりこの部屋を利用しないため、状況を把握するまで時間がかかってしまった。 そうか、今自分は仮眠室のベッドの上にいるのか…どうして? さらに状況を把握するために、体を起こそうとする。しかし、両手両足がベッドの柱にロープ状の何かでくくりつけられていて身動きが取れないことも分かった。それは力を込めて腕を動かしても、まったく外れそうな気配などない。 ますますワケが分からない。どうして自分はこんな状況になっているんだ。 体を動かすことを後回しにし、頭の中でこの状況を理解するために思考を走らせる。今日のことを回顧していくことで、状況把握を謀った。 覚えている一番最後の記憶は、事務所でやった我が担当アイドル、佐久間まゆのバースデーパーティ。 だが、それがあったということは覚えているが、その子細を一切覚えていない。ただまゆに、プレゼントとして彼女に似合いそうな真っ赤なリボンを渡したことだけは、はっきりと覚えている。あんなに嬉しそうな笑顔なんて、忘れたくても忘れられない。 「Pさぁん…♡」 あれやこれやと考えていたら、聞き覚えのある声が仮眠室のドアの方向から聞こえてきた。そちらの方向へ顔を向ける。 「まゆ…」 今日のパーティの主役、佐久間まゆの姿がそこにあった。 読む →
2017年09月01日 01:00 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/08/29(火) 22:58:28.47 :YMq7gyQj0 墓場まで持っていくと、心に決めている秘密が私にはある。 その一、ペンネーム。 その二、原稿。 その三、…は、まだない。というか、出来ることならこれ以上は増えないでほしい。 読む →
2017年08月17日 22:05 【モバマス】嫌われ日記 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/08/14(月) 22:16:55.26 :tqMrYpHf0 プロデューサーである自分に、何人かのアイドルが好意を向けてると気づいたのはいつのことだっただろうか。 彼女らのアプローチが嫌なわけではない、むしろ天にも昇るほど嬉しい。が、これは正しくないことだ。 アイドルである彼女らと、プロデューサーである俺。この関係は絶対に許されるものでは無い。 『アイドルに嫌われよう、そうやって彼女らから身を引いてもらうんだ』 俺はいつからかそう思うようになり、そして明日から実践に移すことに決めた。そうだ、明日から日記をつけていこう。 日記を、俺がアイドル達に嫌われるまでの記録にするんだ。 読む →
2017年08月11日 06:35 鷹富士茄子「幸せを運んで」 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/08/07(月) 02:08:00.17 :PE1V0sJg0 私は、他の人に比べて少し…いえ、かなり幸運です。 しかし、『幸運』は『幸せ』ということではありません。幸運と幸せは少し違います。少なくとも、私の中では、ですけれど。 読む →
2017年07月14日 03:10 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 関連SS 荒木比奈「バイクと花火と握った手」 荒木比奈「なぜ私がプロデューサーを避けるのか」 荒木比奈「STOPした意識」 荒木比奈「今日までの記憶が全て」 荒木比奈「昨日今日あした未来」 荒木比奈「ジャスト・リブ・モア」 荒木比奈のジュブナイル 元スレ 全てのレス 2: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/07/11(火) 01:10:16.46 :ey8B3vvV0 この面倒な本音を、いつあなたに伝えることが出来るのだろう。 ここから先に進みたいとは思ってはいるけれど、私は先への進み方を知らない。自分が創作でやる以上に難しくて、初めてで、何をどうしたらよいのか分からない。私は私の漫画のキャラよりも恋愛では負けている。 …悲しい。 読む →
2017年07月01日 00:45 【モバマス】n年後の関係 元スレ 全てのレス 4: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/07/01(土) 00:04:01.64 :47jOOTyu0 5年後、渋谷凛と凛P。 凛「…五年でいろいろあったけど、なんかあっという間だった気がする」 P「そうか?」 凛「うん、仕事の内容も変わって、お酒も飲めるようになったけど、まだ五年前から変わった気がしないな」 P「…十分変わったよ、その…なんて言うか…お、大人になった?っていうか…」 凛「何それ」フフッ P「いやほんとごめん、上手く言葉に出来ないわ…」 凛「…でも、変わってないって自信を持って言えることもあるよ」 P「へぇ、何なんだ?」 凛「…言えないよ、まだね」 P「何だよそれ…気になるなぁ…」 凛「…」 5: ◆U.8lOt6xMsuG:2017/07/01(土) 00:04:39.68 :47jOOTyu0 凛「プロデューサー」 P「うん?」 凛「これからもずっと…変わらないでプロデュースしてくれる?」 P「当たり前だろ、ずっと面倒見てやるわ」 凛「…うん、約束だよ」 ~二十歳の凛編、終わり~ 読む →