2024年03月20日 19:30 塩見周子「抱きしめてほしくなる」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2024/03/20(水) 13:23:05.53 :2zoH+TIh0 (その夜はひどいどしゃ降りで) (テレビ局の楽屋でも雨音が聞こえてくるほどだった) ザーー… 塩見周子「……すっごいなー」 周子「傘あったっけ。役に立たんか」カチャカチャ 周子「んー、ま、片付けこんなもんかな」 周子「よし」パタン ガチャ 周子「おまたせー」バタン デレP(以下P)「うん、お疲れさま」 周子「いやほんと、何時まで働かせるんって感じ」 P「すまん、いける時間ギリギリまで入れたから」 周子「ま、もちろんお仕事ですからねー。きちんとやるけど」 読む →
2023年03月29日 07:00 速水奏「私がなりたい、アイドル」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2023/03/28(火) 23:39:55.09 :onpjVHzA0 ――事務所 速水奏「何秒息を止められるか、って?」 モバP(以下P)「ああ」 奏「なぁにそれ、どういう意図かしら? もしかして、キスをしている間息を止めるとか、そんな話?」 P「それはまぁ、自由にしてくれ。次の仕事の確認だよ」 奏「あら、そう。……まぁ、ボイトレで多少は長めにもつと思うけど」 P「息を吐かずに、何秒いける」 奏「息を吸ってキープしたまま? ……そうね、1分位は問題なく」 P「動きながらだと」 奏「ん……どれだけ動くかにもよるけど、結構短くなるわよね。30秒は持たせても、45秒の自信は無いかも」 P「OK。じゃあ、本題だ」 P「水中で息を止めて、プールの底でポーズを決める」 奏「……!」 読む →
2022年07月02日 07:00 速水奏「眠り姫には口づけを」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2022/07/01(金) 23:00:20.95 :1aTlkDcE0 速水奏「ねぇ、Pさん」 奏「私、待ってるから」 奏(そう言ったのはほんの5時間くらい前のことで) --- ――事務所 千川ちひろ「じゃあ、本当に、帰ってしまって大丈夫ですか?」 奏「はい、大丈夫です。こちらこそ、我がまま言ってしまってごめんなさい」 ちひろ「それはいいですけど……帰りはちゃんと送ってもらうか、タクシーでも大丈夫ですので」 奏「ええ。ひとりでは帰らないようにしますから」 ちひろ「というかプロデューサーさん、ちゃんと帰ってくるか聞いています?」 奏「一応、連絡はしているので…… ちゃんとお祝いしてもらわないといけないもの」 ちひろ「それはまあ、そうかもですが……」 読む →
2021年12月19日 15:00 速水奏は癒したい 【SS冬祭Pドル21】 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2021/12/19(日) 11:07:59.64 :GH3vjw220 ――事務所 朝 速水奏「おはようございます」 モバP(以下P)「……」 P「……ああ、奏か。おはよう」 奏「朝から忙しそうね」 P「うん…… 思ったより企画書がはかどってな」 奏「朝早くにきて仕事を始めたの?」 P「んー…… え?」 奏「……?」 P「ああ、いや、昨日から続けてまとめてる」 奏「……それは、徹夜ってこと?」 読む →
2021年07月01日 07:00 速水奏「練習はキスシーンの後で」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2021/07/01(木) 00:00:15.63 :h2aLUo9m0 ――事務所 北条加蓮(それは、奏が勢いよくその台本を閉じたところから始まった) パタンッ 加蓮「ん?」 速水奏「……」 加蓮「……?」 奏 「……」ペラ… 加蓮「……」 奏 「……はーっ」 加蓮「な、なに? どうしたの頭抱えて」 奏 「目を疑ってしまって……一度台本を閉じたのだけど、やっぱり見間違いじゃなかったわ」 加蓮「どういうこと? 変な展開でもあった?」 奏 「悲劇……いいえ、悲劇を通り越して喜劇とすらいえるかもしれない……」 加蓮「その本筋をわからなくするところ、奏らしいけど良くない癖だよー。何がどうしたの?」 読む →
2021年03月14日 07:00 速水奏「ずるいひと」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2021/03/14(日) 00:25:35.31 :TTeKoZ+G0 ――ミステリアスアイズ控室 ガチャ 高垣楓「おはようございます。あら?」 速水奏「……ああ、楓さん。おはようございます」 楓「だいぶ早くについたと思ったんですが、奏ちゃんも早かったんですね」 奏「ええ。用事が詰まっているわけじゃなかったから」 楓「そうなんですね。今日ここ以外にお仕事は?」 奏「昼過ぎににラジオがあって、その前はレッスンがあったくらいよ」 楓「ふぅん……」 奏「……なにか?」 楓「奏ちゃん、どうかしましたか?」 奏「え? ……楓さんの目にはどう見えるかしら」 楓「そうですね、なんていうか」 楓「お腹が空いて怒っているような?」 奏「その心は?」 楓「はんぐりーであんぐりー」 奏「……不機嫌と思われる人を目の前にそれを言えるの、正直尊敬できるかもしれないわ。目標にはできないけど」 楓「わぁ、褒められてしまいましたね」 奏「どう受け取ってもいいけど、ね」 読む →
2020年12月06日 17:30 樋口円香「橋と水切りとステージと」 元スレ 全てのレス 19: ◆WO7BVrJPw2:2020/12/06(日) 13:56:59.11 :6vmrczOW0 ――橋のそば 浅倉透「届くかな」 樋口円香「さすがに遠い」 透 「やってみないとわかんないって」 円香「川幅見ればわかるでしょ」 透 「ん~……」 ガチャガチャ ゴトゴト 市川雛菜「やは~。透先輩、何探してるの~?」 透 「石」 福丸小糸「石? えっと、ここいっぱいあるよ……?」 透 「向こう側まで届きそうな、石」 雛菜「届きそ~?」 透 「えーと。あ」 ヒョイ 透 「こんな感じの石を、こう、ね」 円香「……」 透 「えい」 ヒュッ パシャッ パシャ シャ ポチャン 読む →
2020年07月01日 07:00 速水奏「月の丘の裏側まで」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2020/06/30(火) 23:40:22.96 :usvCEay50 ――6月30日 23時40分 ――事務所 ガチャッ バタン モバP(以下P)「ふぅー……」 速水奏「おかえりなさい」 P「あっ……ああ、ただいま。誰も残ってないか?」 奏「そうね。ちひろさんが最後まで残っていたけれど……私がこんな時間までいるとは思っていなかったみたい」 P「そりゃまぁ、そうだろうな。……悪い、待たせた」 奏「大丈夫。まだ日付変わってないわ」 P「そうだけど、準備とかいろいろしてたらいつのまにか、なんてことも」 奏「そうかもね。でも、もう大丈夫」 P「うん?」 奏「こうやって、一番最初に祝ってくれる人が来たんだから」 P「あ、ああ……そうか」 奏「ふふ」 読む →
2020年05月27日 23:50 プロデューサーとアインフェリアと壁ドンと 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2020/05/27(水) 23:03:43.16 :2W1HMdpE0 ※BAD END ――事務所 相葉夕美「う~ん……」 モバP(以下P)「どうした夕美。悩み事か?」 夕美「あ、Pさん、おはよ。これね、この前貰ったドラマの台本なの」 P「ああ、準ヒロインだから出番も多いだろ」 夕美「うん、だからしっかりやりたいんだけど……ちょっと分からないところがあって」 P「なんだ、台本の解釈的な?」 夕美「ちょっと違う、かな……主人公の友人のプレイボーイに迫られるシーンがあるんだよね」 P「ああ」 夕美「それを、軟派な人になんか興味ないって断るの。それ自体は分かるんだけど……」 P「けど?」 夕美「私そんな経験ないから、実際に迫られたときの気持ちって、よく分からないなって」 P「ナンパされたことってないのか」 夕美「あー、無いこともないんだけど……台本みたいな強引なやり方じゃないんだよね。しつこくすると嫌がられるってわかってるんだと思う」 P「へぇ」 読む →
2020年05月08日 22:00 速水奏「恋愛映画は苦手」 関連SS 速水奏「とびきりの、キスをあげる」 速水奏「恋愛映画は苦手」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2020/05/08(金) 21:06:05.53 :w2jjYEbH0 速水奏(その日は朝から妙に落ち着かなくて) 奏(その時間が近づくだけで、心がそわそわとして) 奏(こんなにも期待しているのかと、自分で自分に驚いたりもした) 奏(だから、校門で待つあなたを見かけた時、思わず駆け寄ってしまったのは、仕方がないことよね) 奏「おまたせ、Pさ……」 モバP(以下P)「ああ、お疲れ」 奏「ぷふっ」 P「なんだよ」 奏「ふ、ふふっ、どうしたの? そのサングラス」 P「……変か?」 奏「変、っていうか、なんて言うのかな。一昔前のトレンディドラマみたいな」 P「分かりやすく言ってくれ」 奏「似合ってないわ」 P「どうも……自分なりに気を使ったんだよ。アイドルを車に乗せて出るところなんて、見られると困るだろ」 奏「余計目立ってダメだってば」 P「……そう」カチャ 奏「うん、その方がいいわ」 読む →
2020年04月03日 20:30 藤原肇「まだ眠そうですね」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2020/04/03(金) 19:17:53.27 :b/59r0tJ0 ――夕暮れ モバP(以下P)「ごめんな、肇」 藤原肇「Pさんが謝ることじゃないですよ」 P「いや。俺がしっかりしていれば、こんなことにはならなかった」 肇「そんな……それを言ったら、私があんな提案をしなければ……」 P「無理を言ったのは俺だ。あの時引き返していれば、こんなことには……」 肇「自分を責めないでください、それなら私だって同罪です」 P「……ほんの少し……一人にしてしまうな」 肇「……大丈夫です。Pさんの、アイドルですから……」 P「……そうだな。あぁ、そうだ」 チャリ… P「これを渡しておく……」 肇「……わかりました。お預かりします」 P「わかっていると思うが」 肇「ええ、使用はこのボタンのみ。なにがあってもこちらの鍵は使いません」 P「いい子だ。それと……やっぱり持ってけって」ガサッ 肇「受け取れないって言ったじゃないですか」 P「……相変わらず、頑固だな」 肇「お互いさまですよ……Pさんが目覚めた時に、お願いします」 P「……わかったよ。そうだな、起きたら……飯を食べよう。たくさん、すきなだけ……」 肇「Pさん……?」 P「すまん……もう、目が開かないんだ」 肇「……」 肇「分かりました。待ってます、だから」 肇「起きたら、一緒にご飯を食べましょう……」 P「じゃ、すまんがちょっと寝るな」 肇「ちゃんと温かくしてくださいね」 P「ジャケットくらいはかけるよ。毛布でも車に積んでくればよかったなぁ」 肇「では私は、ちょっと出てきます」 P「おー、車の鍵だけ頼むな」 読む →
2020年03月01日 16:30 関裕美「アクセサリーを作りたい?」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2020/03/01(日) 15:13:20.47 :JJMHhEen0 ――事務所 向井拓海「おい、ちょっといいか」 関裕美「え」 拓海「……」 裕美「……私?」 拓海「そうだよ、他にいないだろ」 裕美「ええと……」 裕美(向井、拓海さん、だったよね。話すの初めてどころか、ほとんど顔を合わせたこともないのに……) 裕美(失礼の無いように、しっかり目を見て話さないと) 裕美「あの」キッ 拓海「お? へぇ、アタシにメンチ切るとはいい度胸してンじゃねぇか」ギンッ 裕美(えぇ、困ったな……そういえば、ヤンキー?だっけ。よく分からないけど、乱暴そうなイメージちょっとあるよね……) 裕美(え、もしかして私、目付けられた……?)ギラッ 拓海「はっ、いいモンもってんなぁ」バチバチ 裕美「なんでしょうか……」ギリギリ 拓海「あ、いけねぇいけねぇ。つい昔のクセでやり返しちまった」 裕美「へ?」 読む →
2020年02月13日 23:00 速水奏「今年のチョコが、渡せない」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2020/02/13(木) 21:56:52.07 :CtU3Od4o0 ――事務所 「それでね…… ……たんだけど、プロデューサーさんが……ってくれて……はいっ、がんばりました!」 「ふーん……いや、私は……渡せたけど……そ、そんなんじゃないってば。 ……は、どうだった?」 「もちろん私も……けどさ、こっちからの……よねぇ。だから、いつもの調子で抱きついて……」 速水奏「……」 奏(事務所の空気が甘い……) 奏(そうよね、バレンタインだもの) 奏(もちろん、気持ちは分からなくないのだけど) 奏「ふぅ。……どうしようかな」 コンコンコン 奏「……」 奏(反応なし。まだ外回りね) ガチャ パタン 奏(少し待たせてもらいましょう) 奏(待つといっても、その間に決めなくちゃいけないんだけども……) 奏「……あら」 奏(机の上、何個か可愛い包みがある。担当の子たちね) 奏(さて……) 奏(……私は、どうすればいいのかな) 読む →
2019年11月08日 21:30 卯月「プロデューサーさんの」凛「膝の」未央「うえ」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/11/08(金) 19:51:19.45 :YHG8tFY30 ――事務所 こずえ「ぷろでゅーさー。ここー、こずえすわるー」 モバP(以下P)「んー、いいぞ」 島村卯月「……」 ――別の日 雪美「……ここ、座らせて」 P「んー、いいぞ」 渋谷凛「……」 ――また別の日 薫「せんせー! ここ座りまー!」 P「んー、いいぞ」 本田未央「……」 --- 凛「ねえ」 卯月「はい」 未央「うん」 2: ◆WO7BVrJPw2:2019/11/08(金) 19:52:16.77 :YHG8tFY30 ※コメディ・下品 読む →
2019年10月05日 19:30 城ヶ崎美嘉「いつまでも」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/10/03(木) 21:05:29.72 :JpWGvtY50 ――楽屋 ライブ後 城ヶ崎美嘉「お疲れさまでーす!」 スタッフ「お疲れさま!」 アイドル「おつかれー!」 美嘉「ん、あれ、プロデューサー!」 モバP(以下P)「おう、お疲れさま」 美嘉「お疲れさま。楽屋来てたんだ」 P「どうだった、初のステージライブ」 美嘉「緊張したよ。でも、めっちゃ楽しかった」 P「いい返事だ。初めての店舗ライブでガチガチだったときより、だいぶ慣れたな」 美嘉「い、いつの時の話してんのさ。アタシだってちゃんと成長してるんだから」 美嘉「……って言ったけど、ちょっと嘘。お客さんが目の前に、あんなにたくさんいるなんて初めてだった」 美嘉「ステージに立っているとね、照明が自分に当たるから、顔とかほとんど見えないじゃん?」 美嘉「でも、見えた。サイリウムが波のように揺れているのが、あのひとつひとつがいま私を見てくれている光なんだって、はっきりわかった」 美嘉「イントロくるまでちょっと意識飛んじゃってたよ」 P「おいおい」 美嘉「ジョーダンジョーダン★ やり切ったの見ててくれたでしょ」 P「まあな」 読む →
2019年07月01日 02:00 速水奏「特別な、プレゼント」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/07/01(月) 00:06:16.77 :XJiA5g9W0 ――事務室 コンコンコン モバP(以下P)「ん。どうぞ」 ガチャ 速水奏「プロデューサーさん、いる?」 P「ああ、奏か。パーティーはどうだった」 奏「楽しかったわ。ほら、見てこれ」ガサッ P「おわ、すごいことになったな」 奏「こんなにたくさんの花を持ったの、初めてだわ」 P「企画したのは相葉さんだったっけ」 奏「そうなの? てっきりPさんかと思った」 P「さすがにロマンチックが過ぎるよ」 奏「そう? 皆から渡される花で作る花束なんて、素敵じゃない」 P「それを俺が企画したって?」 奏「んー……そうね、タイプじゃないかも」 P「だろ」 奏「でも、私のためにタイプじゃないことを考えてくれたなら、嬉しいかもって」 P「なら、今後の参考にさせてもらうとしよう」 読む →
2019年06月01日 19:00 塩見周子「どっちがいーい?」 元スレ 全てのレス 2: ◆WO7BVrJPw2:2019/06/01(土) 16:10:19.01 :UO3XrULl0 ――事務室 モバP(以下P)「ん?」 周子「や」 P「ああ、周子か。お疲れ」 周子「お疲れさま、Pさん。それで、どっちにする?」ガサッ P「ビニール袋? なんだ?」 周子「お差し入れ。コーヒー選んで」 P「おー、ありがたい。何があるんだ」 周子「えーとね」 周子「無糖とMAXコーヒー」 P「0か100かー」 読む →
2019年04月17日 22:00 速水奏「とびきりの、キスをあげる」 関連SS 速水奏「とびきりの、キスをあげる」 速水奏「恋愛映画は苦手」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/04/16(火) 22:14:07.95 :pcs6abfO0 ――レッスンルーム タン タン タンッ 速水奏「……ふぅ」 ルキトレ「わぁ……」 モバP(以下P)「おー……」 奏「歌、ダンス、ビジュアルの演技、一通り見てもらったけど……どうだった? ご感想は?」 P「どれも筋がいい」 奏「あら、ありがとう。全部見よう見まねでやっただけだけど、私、割と器用な方なのかしら」 ルキトレ「ですね、簡単な振り付けならすぐ覚えてしまいそうです」 奏「ありがとう。教え方がいいからじゃない?」 ルキトレ「そう言ってもらえると、えへへ……」 P「こうなると、いろいろ試したくなってくるな」 ルキトレ「ですね。奏さん、こんなのはできますか?」 キュッ ルキトレ「えいっ」 クルッ 奏「バレエのターンかしら」 ルキトレ「はい、アイドルのダンスに多用されるわけじゃないですが、ダンスの一つの基礎なので」 奏「ええと……」 キュッ グルッ 奏「……ちょっと軸がぶれるわ」 ルキトレ「首を残してターンするのがコツなんですが……」 読む →
2019年03月10日 16:10 一ノ瀬志希「失踪しちゃおうか」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/03/10(日) 10:35:43.41 :aVFgvfGp0 一ノ瀬志希「わー海だー」 モバP(以下P)「……海だな」 志希「海が見えた時ってもっと盛り上がるもんじゃないの?」 P「どんなバラエティ見たんだ」 志希「いやー、太平洋だねー。あれ、これって日本海?」 P「太平洋でいい」 志希「ふんふん。この向こうがアメリカかー。まあどこの国でもいいんだけど」 P「大雑把だな……」 志希「結構ビーチ広いね。どっかから降りられるの?」 P「駐車場でもあればそこに車止めるけど。こんな季節に海辺でも歩きたいのか」 志希「それいいかも。こっちに戻ってから海なんて、わざわざ行かなかったし」 P「絶対寒いぞ」 志希「だよねー」 P「っていうかお前、コートどうした」 志希「ん? あれ? 事務所に置いてきちゃったかな」 P「かなって、それで外に出るのかよ」 志希「マズい?」 P「マズいっていうか……いや、でも女子高生って真冬でもミニスカート履けるんだもんな……」 志希「にゃはは、視線がおじさんだ」 P「職業病ってことにしておいてくれよ」 読む →
2019年01月19日 00:50 渋谷凛「連れていってほしい」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/01/18(金) 23:45:04.66 :pSLCOGdy0 ――夏の終わりのある日・事務所 モバP(以下P)「なんだって?」 渋谷凛「もう一回言うよ。連れていってほしい場所があるんだ」 P「なんだ藪から棒に」 凛「訳は話すけど、ちょっと長くなる」 P「連れてけって、なんか遠い場所なのか」 凛「遠い……うん、そうだね、多分ちょっと遠い」 P「要領を得ないな」 凛「都内でも大丈夫だと思うんだけど」 P「それなら自分でいけるだろう」 凛「うーん、ちょっと難しいかな。あと、保護者も欲しい」 P「普通親御さんに頼まないか、そういうの」 凛「いや、いろいろ吟味した結果、プロデューサーが適役なんだ」 P「……よくわからん」クル 凛「あ、ちょっとこっち向いてよ」 P「こう見えても忙しいんだぞ。お前だってレッスンあるだろ」 凛「……」 読む →
2019年01月06日 17:30 速水奏「はー……」モバP「はー……」 元スレ 全てのレス 1: ◆WO7BVrJPw2:2019/01/06(日) 14:11:06.14 :C/BBEQ9m0 速水奏「遅いわね」 モバP(以下P)「遅いな」 奏「何か手はある? Pさん」 P「……最寄りの新幹線の駅を調べてくれないか」 奏「嫌よ。私だけ返すつもりでしょう」 P「なら次のPAに入って自分で調べる」 奏「その前に下道に降りちゃった方が早いんじゃない?」 P「降りられればいいんだけどな」 奏「次のインターまで35kmね」 P「時速15kmくらいで動いてるし、渋滞を抜ければ」 奏「あら。渋滞なくても最寄りの新幹線の駅まで1時間半ですって」 P「は? えっ、いま何時だ」 奏「午後9時過ぎたわ」 P「……」 奏「東京への新幹線は10時が最終みたい」 P「……随分と調べる手際がいいじゃないか」 奏「ふふ、ありがとう」 P「含みを持たせたんだけど気づかなかったか。間に合わなくなる時間まで黙ってたろ」 奏「気づいたわ。でもそうじゃなくて、新幹線の手段をとって欲しくなくて黙っていただけ」 P「ははは、言いやがったなこの小娘」 奏「ふふふ」 P「ははは……どうすんだこれ」 読む →