24: ◆ZKbJze6bBryN:2019/03/06(水) 21:50:56.48 :51Icb4wm0
一花「お父さん元気?仕事は忙しい?」
四葉「……」
仕事終わりに四葉を近くのカフェに誘った。
四葉と会うのは久しぶりだ。
フータロー君のことでいろいろあったせいで、今や私とまともに顔を合わせてくれるのは彼女だけだ。
他の妹達ではこうはいかない。門前払いですめばいいほうで、下手したら刺されかねない。
四葉だけだ。四葉だけが、まだあの時のまま。
いい年して大きなリボンをして、自信がなさそうに注文されたオレンジ・ジュースを見つめていた。
四葉「一花こそ……上杉さんとはうまくいってるの?」
一花「まあね。彼の籍が綺麗になったら、結婚する予定だよ」
四葉「……ッ!上杉さんは、それで納得してるの!?」
一花「四葉には祝福してほしいな」ニッコリ
四葉「祝福は……」
四葉は言葉を詰まらせた。今にも泣きそうな顔でぎゅっと拳を握っていた。
一花「四葉こそ、いい相手いないの?」
四葉「いないよ……」
まだこの子の心の中には彼がいた。
一花「ねぇ、四葉って処女でしょ」
四葉「しょ……///」
四葉はわかりやすく、顔を真赤にして俯いてしまった。
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一花「お父さん元気?仕事は忙しい?」
四葉「……」
仕事終わりに四葉を近くのカフェに誘った。
四葉と会うのは久しぶりだ。
フータロー君のことでいろいろあったせいで、今や私とまともに顔を合わせてくれるのは彼女だけだ。
他の妹達ではこうはいかない。門前払いですめばいいほうで、下手したら刺されかねない。
四葉だけだ。四葉だけが、まだあの時のまま。
いい年して大きなリボンをして、自信がなさそうに注文されたオレンジ・ジュースを見つめていた。
四葉「一花こそ……上杉さんとはうまくいってるの?」
一花「まあね。彼の籍が綺麗になったら、結婚する予定だよ」
四葉「……ッ!上杉さんは、それで納得してるの!?」
一花「四葉には祝福してほしいな」ニッコリ
四葉「祝福は……」
四葉は言葉を詰まらせた。今にも泣きそうな顔でぎゅっと拳を握っていた。
一花「四葉こそ、いい相手いないの?」
四葉「いないよ……」
まだこの子の心の中には彼がいた。
一花「ねぇ、四葉って処女でしょ」
四葉「しょ……///」
四葉はわかりやすく、顔を真赤にして俯いてしまった。