2024年03月11日 18:00 ソーニャ「リトルバスターズだと?」やすな「うん!」 元スレ 全てのレス 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/05(月) 00:14:35.25 :nDShIvY80 あさ やすな(ボンジョルノー!私織部やすな、多分恐らくメイビー女子高生!そして前にいるのが…) やすな「おはよーソーニャちゃん」ポン 沙耶「誰よアンタ!まさか刺客!?」チャキッ やすな「ヒィィー!?ひ、人違いでした…」 キルミーとリトバスのクロスss 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/05(月) 00:15:22.97 :XY4gT3hyo わさわさしてきた 読む →
2023年06月14日 12:00 理樹「二股かけちゃった……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 10:10:54.24 :4UiLS8og0 理樹「>>3と>>4を二股かけちゃった……」 理樹「バレないようにそのまま付き合っていたいなぁ」 理樹「よし、>>6をしよう!」 (リトルバスターズのキャラクターでお願いします) 4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 10:12:43.22 :2avAo4tN0 西園 5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 10:15:04.87 :snAr+0ETO クド 7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/15(日) 10:21:00.75 :QfO5Ki7go 来ヶ谷 読む →
2021年03月09日 21:05 理樹「絶対おかしいよ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/04(水) 23:03:42.04 :FtlqZpv40 裏庭 理樹「はぁ……はぁ…!!」 来ヶ谷「む…誰かと思えば理樹君か。血相を変えてどうした?今は確か数学の授業中だろ?」 理樹「そんな事どうでもいいよ…!それより賢い来ヶ谷さんだからこそ相談したいことがあるんだ!」 来ヶ谷「………クマが出来ている。寝ていないのか?」 理樹「それも今話すような事じゃないよ。僕が今から言うような事は価値観を全てひっくり返すような____というかもう僕の方はひっくり返ってるんだけど____とにかく全てにおいて最優先事項となるようなことなんだ」 来ヶ谷「君がそこまで慌てふためいて言うなら私も真剣に聴かざるをえないな。よろしい、そこの椅子に腰掛けたまえ」 理樹「ありがとう」 来ヶ谷「……じゃあ話をしてもらおうか。話によるが出来る限りのアドバイスをさせてもらおう」 理樹「うん。じゃあ早速だけどさ……ここって幻じゃないのかな?」 来ヶ谷「…………ほう。興味深いな」 読む →
2020年12月06日 20:30 【リトバス】理樹「沙耶から護身用の銃を貰ったけど、どうしよう」 元スレ 全てのレス 1: ◆aZTPlc09tVfk:2020/12/06(日) 12:40:55.76 :m4FdIwC90 ■理樹の部屋 理樹「持ち歩くわけには行かないよね……」 理樹「もう少ししたら部屋にクドが遊びに来る予定だし……どこかに隠しておかないと」 理樹「とりあえず、『枕の中』にでも……」 理樹「っと。よし、これでひとまず安心かな」 理樹「……なんだか安心したらトイレに行きたくなってきた。クドが来る前に行っておこうっと」 読む →
2020年10月23日 19:00 理樹「謙吾にラブレター書くことになった…」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/08/23(日) 14:23:30.84 :EHCUCfR90 廊下 女子生徒「あ、あの…君直枝君だよね…」 理樹「えっ?そうですけど」 理樹(残暑が過ぎ、そろそろ脳裏に秋という言葉が浮かび上がる季節になってきた。そんなある日、廊下を歩いていると1人の見慣れない女子生徒から声をかけられた) 女子生徒「こ、これ宮沢君に渡してくれない?絶対他の人には秘密でね!」 理樹(そう周囲を警戒しながら僕に渡したのは一通の白い手紙だった。ハートのシールで留められたそれは誰がどう見てもラブレターにしか見えない。実際恥ずかしそうにそそくさと去っていく彼女の姿を見ると間違いではないようだ) 理樹「ち、ちょっと一方的な!」 理樹(僕の抗議の声も聞かず彼女は一瞬でその場から姿を消した) 理樹「困ったな……僕こういうのは苦手なのに」 理樹(親友へのラブレターほど受け取って気まずい物はない。実際どんな顔して渡せばいいのか……ともかく渡さないという選択肢もないのでひとまず預かることにした。放課後、謙吾が1人の所に隙を見てさっさと渡してしまおう。おそらく名前は書いてあるだろうし後は当人達で解決させるはずだ) 読む →
2020年06月18日 07:00 【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/06/06(土) 01:34:01.19 :3998YRn80 理樹(ある日、クドが枕の新調がしたいので買い物に付きあってほしいというのでその週の日曜日を待ってから一緒に街の方に出かける事となった) 日曜日 駅前 クド「わふー!今日はいい天気になってとても助かりました!絶好の買い物日和です!」 理樹「うん。ただ夕方からは雨が降るみたいだから早めに帰らないとね」 クド「そ、そうなんですか!?じゃあ早速回っていきましょう!レッツショッピング、なのですー!」 理樹「はははっ」 理樹(ちょうど中間試験も終わったのでクドのテンションはいつにも増して凄く高い) バタッ 理樹「ん?」 理樹(後ろで大きな物音がした。振り返るとそこには白いワンピース姿の格好の女性が階段につまずいたのか寝そべるように倒れていた) ???「ッ・・・」 理樹(だが、その姿には何か違和感があった) クド「わふっ!た、大変です理樹!あの人きっと怪我を・・・!」 理樹「えっ・・・あ、ああっ」 理樹(しかしその違和感の正体を掴むことより先に手助けするのが優先だった。僕はクドにはその場にいてもらい、その人に駆け寄った) 理樹「あ、あの・・・大丈夫ですか!?」 ???「・・・・・・」 理樹(見た所、こけた拍子に擦りむいたのか膝から痛々しい血が流れていた。そして先ほど感じていた違和感はそれを見て何故か更に大きくなった) 理樹「た、大変だっ。これ使ってください!」 ???「ありがとう・・・」 理樹「!!」 理樹(その人は声と共に顔を上げた。そして僕はその声を聴いた瞬間に先ほどまでの違和感の正体に気付いた。長い髪の毛、その恰好でそうは思わなかったけどこの声と体格は・・・!) ワンピースの男「ございます・・・」 理樹(この人は・・・男だ!) 読む →
2020年04月01日 08:00 佳奈多(今更直枝に甘えたいとか言い出せない・・・) 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/06/16(日) 22:31:43.25 :oY3tpC+g0 夜 葉留佳・佳奈多部屋 佳奈多「うぅーーっ!」 ポフッ! 葉留佳「うぎゃあっ!なんでいきなり枕投げだしたのお姉ちゃん!?更年期!?」 佳奈多「殴るわよ?・・・そうじゃなくて、ごめんなさい。ちょっと最近ちょっと悩み事があって・・・」 葉留佳「悩み事?家のことでまた何かひと悶着あったの?」 佳奈多「いえ、もう裁判の手続きで私がやれることはないわ」 葉留佳「じゃあ風紀委員のことととか?」 佳奈多「引き継ぎ業務は終わったからそれも大丈夫」 葉留佳「えっ、じゃあなんで悩んでるの?」 佳奈多「まるで私を構成してる物がその二つしかないみたいな言い方やめてくれない?私にだって他に悩むことくらいあるわよ・・・直枝のこととか・・・」 葉留佳「えっ、なになに!?なんて!?全然聞こえなかった!」 佳奈多「ウソ!今絶対ちゃんと聞こえてたでしょう!!」 葉留佳「やはは!まあまあ、冗談は置いておいて聞こうじゃああーりませんかっ」 佳奈多「悪いわね。あんまりこういうのって誰に相談していいか分からないから・・・」 葉留佳「まあ正直はるちんも良く分からないけど、人様の恋愛事情ほど聴いてて楽しいこともないからね」 佳奈多「なんか引っかかるけどまあいいわ・・・実は最近、直枝と過ごしてて少し物足りなさを感じるのよ・・・」 葉留佳「物足りなさっていうと・・・全然会う時間がないとか?」 佳奈多「いえ・・・その・・・」 葉留佳「なんだなんだー!相談するって決めたんなら大人しく吐かんかー!」 佳奈多「・・・実は私、もっと直枝に甘えたりしたいの・・・」 葉留佳「な、ナニーっ!?」 読む →
2019年07月01日 20:00 【リトバス 】恭介「理樹の赤ちゃんか……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/07/01(月) 14:01:33.12 :rA2Hmhrt0 恭介「正直見てみたいよな」 真人「は?」 恭介「いや、だから母性に目覚める理樹の姿をだな」 来ヶ谷「病院にでも行ったらどうだ?」 西園「………」 恭介「とにかく、俺は絶対に理樹に子供を産ませてやる。明日を楽しみにしておけよ」 読む →
2019年06月05日 18:00 【リトバス安価】女装が趣味になっちゃった理樹くん 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/06/02(日) 19:40:33.07 :oSNG8diG0 理樹「また……こんな格好しちゃった……」 頭には髪留めを付けて、口には薄いリップ。上はカーディガンに下はスカート、今の自分はどこからどう見ても女の子、と言った見た目だろう 理樹(こうやって街に出て……ナンパしてくる男の人に声をかけられてるうちに気付いちゃったんだ、僕がどれだけ女の子っぽく見えてるか) 気がつけば、休みの度にこの格好で街に出て、チャラい男に声をかけられながら過ごすのが習慣になっていた。 来週はどんな格好をしようか。どんな風に過ごそうか、と 理樹の次の行動>>2 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/06/02(日) 19:45:24.26 :1UUVuCKuo メイド喫茶でバイト 読む →
2019年05月17日 23:30 理樹「来ヶ谷さんを恥ずかしがらせたいなぁ」恭介「それだ!!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/14(日) 12:23:06.30 :9bLeJLFD0 昼 喫茶店 来ヶ谷「・・・ふぅ」 理樹「・・・・・・」 理樹(日曜日。僕らは静かな喫茶店でお茶をしていた。来ヶ谷さんはコーヒーを飲んでいて、僕はその姿をなんとなくぽけーっと眺めている。なんとも静かな昼間だった) 来ヶ谷「ん?」 理樹(そんな時、来ヶ谷さんが僕の目線に気付き、ニコリと上品な笑顔を添えて視線を返してくれた) 来ヶ谷「今日の少年は大人しいな。もう我々の関係には慣れたかね」 理樹「はは、まあ・・・」 理樹(僕らはこの秋、恋人になった。他の人はいまだに信じてないが、来ヶ谷さんの方から告白してきたんだ) 理樹(付き合ってからの僕は、初めての経験だから色々と気を回そうとして二人でいる間ずっと場をつなごうと世間話を必死で語りかけていた。でも、しばらく付き合っていくにつれて来ヶ谷さんはどうも静かな方がむしろ好きみたいで、余計な気を使わなくていいことが分かった。来ヶ谷さん曰くそんな慌てていた僕も面白かったらしいけど) 来ヶ谷「コーヒーのお代わりを頼むが君は?」 理樹「ううん、じゃあ僕も貰おうかな」 来ヶ谷「よし」 理樹(そんなこんなで最近はお互いのペースに合わせようとすることなく、のんびり過ごしているのだった) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・ 夜 理樹部屋 恭介「・・・えっ、終わり?」 理樹「うん」 理樹(夜、遊びに来た幼馴染達に僕らのカップル事情を説明した) 鈴「なんというか、地味だな」 恭介「なんだよー!もっと俺の心をきゅんきゅんさせてくれる何かを聞かせてくれるかと思ったのにさあ!」 理樹(恭介がものすごく残念そうな顔で叫んだ) 真人「まあまあ、しょせんカップルなんてこんなもんさ」 理樹(と、すました顔で言う真人) 恭介「お前にカップルのなにが分かるんじゃい!」 謙吾「ううむ、真人の肩を持つわけじゃないが本人が良いというのならそれでいいんじゃないか?俺達がどうこう言ってもなあ・・・」 理樹「・・・それでいいだって・・・?」 全員「「「えっ?」」」 理樹「こんなカップル事情で幸せだ・・・なんて言える訳ないじゃないか!!」 理樹(僕は切れた) 読む →
2019年03月25日 19:30 【リトバス安価】理樹「マッサージしてくれるの?」来ヶ谷「勿論」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/03/15(金) 10:04:34.85 :5PLAb3pWO 来ヶ谷「たまには尽くしてみるのも楽しそうだからな」 理樹「それなら頼むことにするよ」 来ヶ谷「望む所だ。さて、どこをマッサージしてほしい?」 理樹「じゃあ>>2でお願い」 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/03/15(金) 10:28:56.77 :o0M0Dacv0 腰 読む →
2019年03月14日 17:00 【リトバス 】理樹「や、やめてよ!お腹には赤ちゃんが居るのに!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/03/14(木) 10:26:29.14 :iKXMocAS0 恭介「チッ……」ガチャッ 理樹「あっ、お帰りなさい貴方……どう?お仕事は見つかった?」 恭介「うっせーな……パチンコ負けて機嫌悪りぃんだよ俺は」 理樹「またパチンコ行ってきたの!?最近職探しに熱心だと思ってたから私の稼ぎからお金を持って行ってるのを黙ってたのに……」 恭介「黙れ!俺がパチンコ行ったのはハロワ行ってからだよ!なんだ、それとも俺の息抜きに何か文句あんのか?」ギロッ 理樹「……ううん、そんな事ないよ」ニコッ 来ヶ谷「おい、あれは何をやっているんだ?」 西園「演劇です」 読む →
2019年01月30日 22:50 リトバスss短編集 元スレ 全てのレス 1:saga:2018/08/30(木) 22:46:17.21 :ml2SyGCB0 理樹、YouTuberになる クド、筋肉(マッスル)に恋をする 葉留佳、姉の引き出しから百合物の同人誌を見つける の三本です(∵) 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/08/30(木) 23:20:17.72 :ml2SyGCB0 朝 食堂 真人「おっ、もう全員いるな」 理樹「本当だ」 理樹(夏休みが終わり、すっかり学校にも活気が戻った。しかし、暑さという奴は全く引き際を知らないようで、まだまだ寝付けない夜は続きそうだ) 来ヶ谷「やあ久しぶりだね二人とも」 理樹「うん!久しぶり、来ヶ谷さん!」 真人「おう!」 理樹(いつもの席にはみんなが既に食事を取っていた) 小毬「あ~理樹君と真人君が来たよクーちゃん」 クド「あっ、本当です!お二人もキブユー!なのですっ」 理樹(クドは会うや否や僕らにピンポン球くらいの大きさの紙の包みを渡した。触ってみた感じかなり柔らかい) 真人「なんだこれ?」 クド「夏休み中、テヴアに行って来てましてそのお土産の大福です!お爺さんがとても気に入っているらしくて日本からわざわざ取り寄せていたらしいですよっ」 理樹(えっへんと胸を張るクド。それはお土産と定義していいのだろうか?) 真人「ありがとよ!それにしてもみんな変わってねえな~」 理樹(親戚の叔父さんのような事を言う真人) 葉留佳「こんな2ヶ月程度で変わってたら逆にビックリでしょーが!」 真人「おっ、でも西園はちょっと焼けてね?」 美魚「はい。私も少し家族で沖縄へ旅行に行っていました」 理樹「みんないいなぁ。旅行に行って」 謙吾「ふっ、だが理樹だって恭介達の実家に行っていたんだろう?」 理樹「はは、まあね」 理樹(そう、僕は夏休みの間はずっと棗家にお世話になっていたのだ。というのも……) 小毬「そういえば恭介さんは元気だった?」 理樹「うん、ちょっと元気過ぎるほどだったよ」 鈴「あいつ仕事から帰ってきたらすぐ理樹と遊ぼうとするんだ」 葉留佳「やはは……なんか光景が容易に想像出来ますナ…」 理樹(卒業後、仕事に就いた恭介は学生寮に住む僕らになかなか会えず、せめて夏休み中はと思ったのか実家に招くなり仕事の時間以外のほとんどの時間を一緒に過ごして来たのである) 読む →
2018年12月21日 20:30 【リトバス安価】理樹「来ヶ谷さんにプロレス技かけられたい」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/12/11(火) 23:30:28.99 :40OSgiah0 恭介「と、理樹が言ってたんだ」 来ヶ谷「少年はドMになったのか?」 恭介「いや、いつだったかお前が回し蹴りでドアを破壊した事があったろう?」 来ヶ谷「そういえばそんなこともあったな」 恭介「あの時に目覚めたらしい」 来ヶ谷「はぁ……」 読む →
2018年11月13日 08:00 恭介「お前ら!蘇民祭に行くぞ!!!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/11/11(日) 11:25:19.07 :WmSYHx4S0 ※注意 蘇民祭とは、岩手県黒石寺を始めとする伝統的な祭りです。この作品ではネタのようになりますが、決して祭り自体を馬鹿にするものではありません。もしもそれらが不快な場合はブラウザバック推奨です。それでは始めます 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/11/11(日) 11:31:50.79 :WmSYHx4S0 1月 恭介「と言うわけで、早速準備しよう」 理樹「いや待ってよ!急にそんなこと言われても……第一蘇民祭ってなに?」 謙吾「な、なに!?蘇民祭だと?それならば早速準備をしなければな」イソイソ 真人「遂にこの時が来たか……この俺の集大成とも呼べる日がな!!」 理樹「だから蘇民祭って何!?」 恭介「それはだな……深夜に漢の中の漢が集い、その中で蘇民袋と呼ばれる袋を奪い合う伝統的な祭りだ」 西園「それは興味深い祭りですね」 謙吾「どこから沸いてきたんだお前は……」 読む →
2018年08月26日 03:00 恭介「どうすりゃいいんだ……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/05/20(日) 22:54:47.43 :pO6ycRTJ0 朝 食堂 ガヤガヤ…… 来ヶ谷「そういえば美魚君。昨日撮っていた写真だが……」 美魚「ええ、整理がつき次第皆さんに配布しようかと」 鈴「謙吾、おかずなくなった」 謙吾「またか?よく考えずに食うからだ……ほれ、一切れだけだぞ」 真人「あ、俺も……」 謙吾「貴様は米だけでも食えるだろーが!」 理樹(いつものようにリトルバスターズのメンバーでささやかな朝食を済ませている最中、それは何の前触れもなく発表された) 恭介「あっ、そうだ。この間、商店街で草野球をしてる知り合いのおっさんと話が弾んでさ、2週間後にそこのチームと試合する事になったぞ! 理樹「………!?」 理樹(朝食の味噌汁がもう少しで口から溢れる所だった) ガタッ クド「わ、わふー!?」 葉留佳「し、試合ですカ!?」 来ヶ谷「はっはっはっ。相変わらず気が早いな恭介氏は」 小毬「ほぇ~練習頑張らなきゃ」 謙吾「ちょっと待てっ!最近あまり練習してなかったくないか!?」 理樹「く、草野球チームって事はずっとやってる人達って事でしょ!?勝てる訳がない!」 真人「つーか恭介就活の方はいいのかよ?」 美魚「骨は拾います」 鈴「また勝手に決めてきたなバカ兄貴は」 恭介「ははっ!実戦こそ一番の練習さ。それにみんな運動神経いいんだから大丈夫だろ。多分いけるって」 理樹(僕を含めたリトバスメンバーから総ツッコミを受ける恭介だったが、それをサラリと交わした) キーンコーン 恭介「おっと、もうこんな時間か。じゃあさっそく放課後練習だからよろしく」 理樹(そう言うだけ言うと恭介は颯爽とその場を去った) 全員「「「……………………」」」 読む →
2018年05月17日 07:00 理樹「女子メンバーとのお泊まり会中なのにお腹の調子がすこぶる悪い」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/05/11(金) 23:26:13.29 :7Nfrf2E20 夜 理樹部屋 恭介「さあー残った残った!」 謙吾「うおおおおお!!!」 真人「あああああああ!!!」 理樹「頑張れ二人とも~」 理樹(それは真人と謙吾の髪はどちらが剛毛なのか恭介の提案した"髪相撲"なるもので勝負していた時のことだった) コンコン 理樹「ん、こんな時間に誰だろう……はーい」 理樹(ドアを開けると、クドと小毬さんがニコニコして立っていた) クド「リキ、井ノ原さん、こんばんわ~なのです!」 小毬「こんばんわ~!」 理樹「やあ、こんばんわ。ごめんね…今ちょっと真人たちは取り込んでて……」 理樹(後ろからはまだ必死に頭を突き合わせる二人の声が聞こえた) 真人「くぉ!?け、謙吾!さては髪を捻れさせてやがったな卑怯だぞ!!」 謙吾「ふん、お互い様だ!貴様こそジェルでパリッパリにさせていただろうがっ!」 クド「わふ~なんだかまた熱い勝負を繰り広げてるんですね~!?」 理樹「まあね。ところで何の用?」 小毬「うん。実はゆいちゃんに、理樹君をゆいちゃんの部屋に呼んで来て~って言われたのです」 理樹「えっ、こんな時間に!?」 クド「今からみんなが退院してから初めてのお泊まり会を開くんです。そこでリキを呼ぼうと思って!」 理樹(クド達は冗談で言っている素振りも見せず、さも当然の約束だといった風に言ってきた) 理樹「いやいやいやいや!!お泊りでしょ!?なんで僕がそこに呼ばれるのさっ!」 小毬「え~理樹君もいた方が楽しいよ~」 理樹「だったら恭介達も呼べばいいじゃない!なにも僕だけ……」 クド「き、恭介さん達が夜に女子寮にいたら犯罪っぽいです……」 理樹(少し照れた風に言うクド) 読む →
2018年04月29日 06:00 理樹「病院からの脱出」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/02/21(水) 22:32:31.58 :pphjyO2g0 理樹(真っ暗で静かな病院だった。4人で一つの大部屋に患者が寝ている中、僕もそれに漏れず固いベッドに寝かしつけられていた。両腕は柵に手錠をかけられていて動かせないようになっている) 理樹「どう…?」 理樹(静かな声で聞くと、すぐ横に立っていた謙吾は手錠を触りながら小さく唸って答えた) 謙吾「ううむ…これは流石に破壊出来ないな……万一出来たとしても音が大き過ぎる」 理樹(謙吾がそう言うと今度は向かいに立っている真人が口を開いた) 真人「いや、方法なら一つある。ただ、こいつはちょっと理樹には難しいかもしれねえが……」 理樹「どういう意味さ?今の僕ならなんだって…」 恭介「シッ!見回りだっ」 理樹(確かに遠くから小さな足音が聞こえた。そこで僕は慌てて口を開け、寝たふりをした) 読む →
2017年11月13日 07:10 あーちゃん先輩「冗談で直枝君と付き合ってるって噂を流したらどうなるのかしら?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 07:49:28.64 :D3RUiVmx0 茶道部部室 クド「それで昨日もリキはヒットを14回も連続で当てたんです!」 佳奈多「へぇ」 あーちゃん先輩「………」 あーちゃん先輩(それにしても能美さんや棗くん兄妹の話にはよく直枝君が出てくるわね~。そう言えば最近はかなちゃんからも聞くかしら?確かに直枝くんは可愛い顔してるし隅に置けないわよねぇ……) あーちゃん先輩「………あっ、そうだ」 クド「わふ?」 佳奈多「どうかしましたかあーちゃん先輩?」 あーちゃん先輩「あっ、いや!別になんでもないの!ごめんごめん」 クド「そ、そうですか?」 あーちゃん先輩(直枝くんと私が付き合ってるって噂が流れたらみんなどんな反応するのかしら?) 読む →
2017年09月09日 22:40 理樹「安価で行動しよう」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/09/03(日) 23:31:09.73 :a7a07d110 理樹「まずは>>2」 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/09/03(日) 23:32:09.42 :yly4Kl2P0 李儒に改名する 読む →
2017年09月01日 07:10 恭介「来ヶ谷を見つけたぞ」理樹「……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/08/22(火) 23:02:49.31 :KAp8fU8U0 理樹(その電話がかかってきたのは洗濯物を取り込んでいた時のことだった。もう高校を卒業したとはいえ、未だに彼からのコールが来ると胸が高鳴る。彼はこういう時はいつも唐突に何か”面白いもの”をぶら下げてやってくるからだ) 恭介「よう。元気か理樹」 理樹「……うん。恭介の方は?」 恭介「俺は出張で今は東京にいるよ。理樹こそ一人暮らしはもう慣れたか?」 理樹「もう2年になるんだよ?……ところで今日はどんな用?」 恭介「ああ、そうなんだ聞いてくれ。来ヶ谷を見つけたぞ」 理樹「……」 理樹(今回は少し違ったものを持ってきたようだ) 恭介「あれ、反応が薄いな」 理樹「……やめてよ恭介」 恭介「まあそう邪険にするな。お前だって気になるだろ?」 理樹(気にならないと言えば嘘になる。来ヶ谷さんは『ある時点』から僕はおろかリトルバスターズの誰とも連絡を取らないようになり、鵺のようにどこかへ消えてしまったからだ。しかし、その原因は多分僕にある) 恭介「実は今、来ヶ谷も東京にいるんだ」 理樹「なんで恭介はそれを知ったの?」 恭介「フッ、それが驚くなよ?電車の広告で見たのさ。三日後にピアノコンサートをするらしい」 理樹「本当!?」 理樹(来ヶ谷さんは学校を卒業したあと、実家に……つまり海外に行ってずっとピアノを続けていた。元からあれは素人のものではないと思っていたけど、とうとうそこまでいったとは) 恭介「逆に言えばそこまでいかないと俺たちの目に入らないっていうのも考えさせられるが、とにかくやっと見つけたんだ。一緒に行ってみないか理樹?」 理樹「やっぱりそういう話になるんだね……」 恭介「おいおい!まさか嫌だって言うんじゃないだろうな?俺はこれをお前の運命と受け取ったぜ。どうせ大学は今夏休みだろ?」 理樹「そういう事じゃないよ。ただ、僕が今更行っても……」 恭介「なあ、ずっとこのままでいるつもりか?自然消滅したまま燻ってるようじゃこの先どうやって前に進むつもりだ」 理樹(なんだかその言葉を聞いて少しムッとした。多分、それは恭介のせいじゃなく、その不甲斐ない僕自身にイラついているからなんだろうけど、ついついその場でその怒りをこぼしてしまった) 理樹「恭介に何が分かるのさ……」 理樹(言ってからハッとなったが、恭介は意外にも怒った様子ではなさそうだった) 恭介「分かるさ……今お前が電話してる顔だって目に見えるようだ。嘘だと思うか?」 理樹「ふふっ……いや、そうかもしれないね」 恭介「どちらにせよまずはこっちに来てみろ。東京観光がてら旧交を温めようじゃないか」 理樹(結局恭介のペースに乗せられてしまった。こういう所は本当に変わっていない) 読む →
2017年08月17日 08:25 理樹「見ただけでパニックを起こすメール?」佳奈多「ええ……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/08/15(火) 22:18:42.38 :C4GoZR9t0 校内の茶室 あーちゃん先輩「能美さーんお茶もう一杯ちょーだーい」 クド「分かりました。リキはどうですか?」 理樹「あ、じゃあよろしく……」 理樹(今、何故僕がクドと女子寮長との3人で茶室にいるかというと、全ては真人と恭介と謙吾から逃げるためだった。例の「お家の者達」の全員が実刑判決を受けるまでの数ヶ月、二木さんと葉留佳さんと僕の3人は念のため学校を休学していたのだが、その間あの3人は退屈が募っていたのか昨日僕らが学校へ舞い戻ってくると、そこから先ず僕はずっと彼らに振り回されていた) 理樹(1日3食付きっきりなのは当たり前、放課後から寝るまでずっと野球盤や人生ゲームをし、挙げ句の果てにはシャワーまで一緒に浴びることになった。寮に帰ってきたばかりで疲れが溜まっていたんだけど、この調子じゃあと一週間はなかなか離してくれそうになかった。そんな時クドがタイミング良く「女子寮長と一緒にお茶でもどうですか?」と茶室に呼んでくれたのだ。流石に今はハードな冒険よりものどかなお茶会を取りたい。そうして招待を口実にここへ避難した訳だった) あーちゃん先輩「にゅふふ~そりゃ災難だったわね~。まあ直枝君とあんまり喋った事なかったけどこんなに可愛いかったら構いたくなる気持ちも分かるわ」 理樹「や、やめてくださいよ1つしか年変わらないじゃないですか…」 理樹(というかこの人とは結構それなり喋ってた気がするけど、あっちはそうでもないのかな?確かに言われてみればあんまり会ったことないような気もするけど…) 読む →
2017年07月29日 02:25 理樹「西園さんと深夜の散歩」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/21(金) 22:52:20.97 :slb/xPNU0 理樹(僕はこの数週間、なんとなく今の生活に違和感を覚えていた。具体的な原因を挙げろと言われれば困るが、なにかおかしいという事だけが漠然と頭の隅にあった。ただ、この前と後で大きく変化した事といえば西園さんと急速に関係が縮まったことだが、それとはまた違う、なんだか大きな『ズレ』が起き始めているような気がした) 理樹(昼休みが終わる直前、そんなことを机に座ってもんもんと考えていると僕の制服のポケットからメールが届いた音がした) 理樹(送り主を確認すると、珍しいことに西園さんから届いていた。彼女は電子機器に疎く、電話をかけるにも一苦労なはずだけど一体どういう風の吹き回しなんだろうか?いや、仮に携帯の操作をマスターしていたとしてこの時間帯なら直接言えばいいはずなんだけど) 理樹(そう思って西園さんの席に目を走らせると丁度あちらも僕を見ていたようで目線がバッチリあった。まだ授業まで5分ほどの猶予があったから直接話そうと席を立ち上がると西園さんは急に顔を変えて緊迫そうな表情で頭を横に振った。動くなということだろう) 理樹(もしかすると直接話すとマズい内容のメールかもしれない。そう思ってやっとメールを開いた。中身はこの一文のみだった) 『今日の22時頃、誰からも見つからずに海まで来てください』 理樹(海、とはおそらく以前”一悶着”あったあの海で間違いないだろう。確かに誰にも見られずという条件ならこれから西園さんと喋っている姿を見られるのは得策ではないかもしれない。しかし、まさか夜に抜け出すなんて誰も考えやしないだろうに何故西園さんは僕と直接話すことさえ渋るのだろう?恭介達がすぐ近くにいるならともかく生徒全員が僕らの行動を監視しているんじゃないんだから) 読む →
2017年07月27日 23:35 理樹「えっ、もう10年経ったの!?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/27(木) 23:06:10.22 :YMyHmEoM0 深夜 直枝家 ガチャッ 理樹「ただいまー……」 鈴「おー、おかえり」 理樹「なんかご飯とかある?」 鈴「んーと、今から鯖焼く。あたしもまだ食べてないからお腹減ったんだ」 理樹「えっ、遅くなるから先食べてて良いってメールしたよね!?」 鈴「余計なお世話だ」 理樹「ふふっ…鈴も成長したね。昔は日直なのに黒板を消さず外で猫と遊ぶほど思いやりがなかったのに」 鈴「昔か……あっ」 理樹「……どうしたの?」 鈴「そういえばリトルバスターズ発売から今日はちょうど10年だ」 理樹「………えっ」 理樹「ええーーーー!!!」 読む →
2017年07月13日 00:10 恭介「闇たこ焼きパーティーするか」理樹「な、なに?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/06/23(金) 00:06:33.81 :zcRbmpZ50 朝 食堂 理樹(早朝、いつものようにみんなで食事を楽しんでいると隣の恭介がぽつりと呟いた) 理樹「……今なんか言わなかった?」 恭介「ああ」 理樹(そう返事すると恭介はわざわざ箸を置いて立ち上がり、皆にはっきり聞こえるように宣言した) 恭介「聞いてくれ!今日の夜は闇鍋ならぬ闇たこ焼きパーティーを開催する!!」 理樹(その声に全員箸を止めざるをえなかった) 謙吾「おっ、なんだその心が踊るフレーズは!?」 恭介「ふっ、闇鍋ってあるだろ?電気を消してみんなで鍋に持参した食材を打ち込むアレだ」 クド「わふー!私、ちょうどテブアのお爺さんから聞かされててずっと一度やってみたかったのです!」 恭介「おおっと焦るな能美。今回は鍋ではなくたこ焼きだ」 美魚「たこ焼き……なるほど。たこの代わりになる食材を全員で持ち込む訳ですね?」 恭介「その通りだ」 鈴「また変なことを思いついたな」 来ヶ谷「どうでもいいが闇たこ焼きパーティーって物凄く語呂悪くないか?」 葉留佳「うぉー!なんだかよく分からないけど楽しそー!!はるちんは賛成ですヨ!」 真人「ふっ、俺は食うイベントならなんでも参加するぜ」 小毬「えへへ~この間のホットケーキパーティーみたいだね~私も参加しまーすっ!」 理樹(結局、運がいいのか恭介が狙ったのか全員予定がなかったのでやることになった。食材は各々他のメンバーに中身がバレないように放課後調達することになった) 読む →
2017年06月18日 06:30 神北小毬観察日記 来ヶ谷唯湖 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/13(木) 22:39:11.65 :5jDCoZ/c0 2月28日 晴れ これから神北小毬女史の生態観察日記をつける理由は、私に何かが起きたという訳ではなく、むしろ、何も起きないこの退屈した日常を少しでも紛らわすためである。 現在は消灯時間のため、明日から本格的な行動に出るが、その前に現在判明している小毬君の概要についてを下記に示す。 神北小毬 誕生日 4月5日 身長 159cm 体重 45kg 3サイズ B83 / W57 / H84 趣味・・・お菓子作り、ボランティア 好きな物・・・アプリコットジャム、童話、棗鈴。 性格・・・かわいい 読む →
2017年04月10日 10:00 理樹「恭介が留年!?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/07(金) 21:06:18.66 :72T5F1BM0 理樹部屋 理樹(その話の発端は、謙吾の『これはあくまで人から聞いた話だが……』の一言だった) 謙吾「恭介が、その……留年した。という事だ」 理樹(それを聞いた瞬間、テーブルを囲んでダラダラしていた3人の目が一斉に謙吾の方へ向いた) 理樹「き、恭介が留年!?」 真人「ハハハッ!まさかそんな事ねえだろ!恭介の野郎、いつもテストの時期になったら俺らに何故かバンバン当たるテスト範囲教えてくれたじゃねえか」 鈴「確かに賢いかは知らないが馬鹿ではないな」 理樹(真人と鈴は面白くもない冗談だとばかりにすぐさま平静な顔に戻った。しかし、謙吾だけは依然と顔に冷や汗をかいていた) 謙吾「う、うむ……俺も風のウワサを聞いた程度なんだが……火のないところに煙は立たんとも言うしな」 理樹(謙吾は並大抵のことで顔を崩さない。その彼がこのふざけた話にここまで真剣になるということはその噂の出所に信憑性があるのだろう。その動揺が僕にも伝染したのか、若干ドキドキしてきた) 理樹「と、とにかくそろそろ恭介が来る頃じゃない?その時に確かめてみようよ!」 ガチャ 理樹(そういうと同時にドアが開いた) 恭介「…………………よぅ」 理樹・真人・謙吾・鈴「「「!!」」」 理樹(生気のない声で入ってくる恭介。彼の顔は死んでいた) 読む →
2017年04月02日 10:00 理樹「………終点?」佳奈多「グゥ………」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/26(日) 01:42:52.32 :lJLqLUIz0 「終点、日根野、日根野です。右側のドアが開きます。ご注意ください……」 理樹(僕の心地よい眠りは機械的なアナウンスで妨げられた) 理樹「………終点?」 理樹(その言葉の意味を理解するのに数秒とかからなかった。そして理解した瞬間、全身の血液が冷たくなるのを感じた。胃の底からすっと力が抜け、周囲の環境音が妙に大きくなったような気がした) 理樹「終点だって!」 理樹(もう一度その言葉を繰り返し、思わずシートから立ち上がった。乗った時はあれだけ混雑していた車内が今はすっかり静かだった) 「グゥ………」 理樹(そんな中、すぐ隣から間の抜けたイビキが聞こえた。そうだ、そういえば今日は2人で来ていた。だからこそ油断してしまったんだ) 佳奈多「……んん……」 理樹「…………どうすればいいんだ」 読む →
2017年02月20日 13:30 理樹「夢」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/02/05(日) 07:29:27.30 :Z7+gaAIn0 朝 理樹部屋 真人「おーい理樹……」 理樹「むにゃ…心配いらないよ……」 真人「そろそろ飯行かねえと学校始まっちまうぜ?」 理樹「うん……そういう振りだから……」 真人「なーに寝ぼけてんだ理樹!さっさと起きろ!」 理樹「………ハッ!」 理樹(僕は真人の大声でやっと覚醒した。時計は7時50分を指している。本来なら既に食堂に向かう時間だった) 理樹「う、うわっ!ヤバ!」 真人「俺が言うのもなんだが俺に起こされるなんて相当だぜ?」 理樹(そう言いながら真人は僕の方へ着替え一式をぽいぽいと放って行った) ……………………… 食堂 ガヤガヤ 恭介「へえ、珍しいな。理樹が真人に起こされるなんて」 理樹(僕らが着いた時には既にいつものメンバーが食堂に全員揃っていた) クド「リキ、夜更かしはダメですよー」 理樹「いやそこまで遅くに起きてた訳じゃないんだけどな……」 理樹(実際、昨日は別に特別な事もなかったし本当に心当たりがない。なにか変な夢は見ていたような気もするけどここに来るまでで完全に忘れてしまった。まあ夢なんてそんなものなんだけど) 葉留佳「いやー理樹君はラッキーすなぁー!私なんか寝坊しちゃったら起こしてくれる人もいないからそのまま遅刻確定ですヨ!」 理樹「はは…今回は真人に助けられたよ、ほんと」 真人「へへ、よせやい!」 恭介「さて今日の放課後の練習だが……」 理樹(恭介が含みを持たせてそう言うと、テーブルから立ち上がり小毬さんの方へ目配せをした。すると小毬さんの方も立ち上がった) 小毬「えー、コホン……今日はたこ焼きパーティーをしたいと思います!」 真人「えっ、マジで!?」 恭介「ああ。実は昨日、小毬の親がたこ焼き機を仕送りで送ってきたらしい。それでたまの息抜きにな」 西園「たこ焼きですか……久しぶりに食べます」 謙吾「よっしゃーーーっっ!!」 鈴「うるさいわ!」 理樹「…………あれっ?」 読む →
2017年01月16日 21:00 理樹「小毬さんと付き合ってる実感がない」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/10(土) 22:34:54.81 :e0mgKKZT0 夜 理樹部屋 理樹(日曜日の夜。僕はみんなに数週間近く悩んでいる事をとうとう打ち明けた) 恭介「なに、実感がないだって?」 理樹「うん……」 理樹(事故の後、記憶をおぼろげながらにも思い出した僕は、恭介達と行った二度目の修学旅行の後、小毬さんに想いを伝えた。小毬さんにも『あの時』の記憶があったかは知るところではないが、僕の告白を聴いて3日目に返事をもらい、めでたく付き合ったのだけど……) 真人「ま、まさかもう小毬と何か喧嘩でもあったのか!?」 理樹「い、いやそういう訳じゃないんだけど……」 謙吾「倦怠期という訳だな?ううむ、流石の俺もそういう問題は少し荷が重いな……」 理樹「だから違うってば!」 鈴「じゃあなんなんだ?」 理樹「ただ……小毬さんと付き合ったのは良いけど、付き合う前から何も変わってない気がするんだ」 読む →
2016年11月30日 02:25 理樹「多分ルート間違えた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/11/12(土) 22:34:14.84 :nrRDQfZN0 インタビューより一部抜粋 ____「Refrain」の終盤に、病室で理樹と鈴が2人だけで終わるエンディングが挿入されていますよね?もしかしたら、あそこでストーリーが終わる予定だったとか? 麻枝:世間では、俺があの寂しいエンドで終わらそうとしたのを、都乃河君が止めたってことになってるんです(笑) 都乃河:違いますよね。以前のインタビューで「麻枝さんの初期案ではもっとひどい結末だった」みたいな話をしたら、ユーザーさんが病室エンドと結びつけちゃったみたいで。そもそも本当の初期案はあんな生易しいものじゃなかった(笑) 麻枝:時期でいえば青春とかテーマを考える以前の、もっともっと初期の案だよね。しかもメインルートというよらサブルートの話で。誰か1人がみんなを皆殺しにして回るとか(笑)そういうひどいネタもあったというだけの話です。 誰か1人がみんなを皆殺しにして回るとか(笑) 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/11/12(土) 23:00:42.27 :nrRDQfZN0 夕方 理樹部屋 理樹(今日、僕はまた例の病の発作で倒れてしまった。たまたま近くに来ヶ谷さんが居てくれたのは良かったんだけど……) 恭介「理樹………理樹?」 理樹「……はっ!え、えっと……なに?」 真人「次、理樹の番だぜ」 理樹「え?あっ……」 理樹(真人が中心に置かれたトランプの山を指差した。そうだ、今は大富豪の真っ最中だったのだ) 謙吾「どうした理樹?来ヶ谷に看病してもらってきてからずっとぼうっとしてるじゃないか」 理樹「あっ、えっと……」 理樹(謙吾の言う通り僕は来ヶ谷さんと別れてからずっと放心状態になっていた。それは多分来ヶ谷さんの看病が原因だったのだろう。誰だって目覚めに美人が薄いシャツ姿でこちらを見ていたらドキッとするはずだ。それがスタイルもバツグンだというんだ。頭がパンクしてもおかしくない) 恭介「フッ…とうとう理樹もそういう時期になっちまったか」 理樹「そ、そういう時期って?」 恭介「恋さ。理樹、お前は来ヶ谷に恋をしているんだ」 理樹「えっ?」 読む →
2016年11月06日 10:30 理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/10/23(日) 21:04:00.89 :91/sq7P+0 早朝 理樹・真人部屋 真人「ええと……これは……ふむふむなるほど」 理樹「………………」 真人「ほうほう…そういう事か……」 理樹「………………」 真人「ん~…ふんふん……」 理樹「………ねえ真人」 真人「おっ、なんだ理樹?」 理樹「いかにもって感じで合点いってる所悪いんだけど僕のノート盗み見するのやめてよ」 理樹(月曜日。僕らは日曜日に騒ぎすぎた宿題という借金を早朝にこなすことで返していた) 真人「うっ……べ、別にいいじゃねえかっ減るもんじゃないだろ!」 理樹「減りはしないけど意味もないよ。真人が自分で解かなくちゃね」 真人「り、理樹様ぁぁ~!!」 理樹「だめだめ」 真人「はぁ………ちくしょう、早く爺さんになりてえなあ…」 理樹「えっ?」 真人「いや、早く爺さんになって隠居生活がしてえなってさ。そしたら勉強も働く必要もないから時間の全てを筋肉に充てられるだろ?」 理樹(か、考えがダメ人間のそれだ……) 理樹「それは結構だけど真人がお爺さんになったら既にその筋肉もしわくちゃになってるんじゃないかな」 真人「なにぃーーっっ!?や、やっぱ今の無しだ!」 理樹「ふふっ、それじゃそろそろ朝ごはんに行こう。続きは教室でやろうか」 読む →
2016年10月13日 08:30 佐々美「な、棗鈴と仲良くしたいですって!?」取り巻き達「「「はい!」」」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/10/07(金) 22:41:10.88 :+qI2Qhf10 夜 佐々美部屋 佐々美「急に話があるからと聞いてみれば、いったい何を言ってらっしゃるの?棗鈴はこの私、笹瀬川佐々美のライバルにして宿敵!まさか貴方達、寝返ろうとでも思って!?」 渡辺「そ、そんなこと微塵も思っていませんわ!あくまでこの身はすべて佐々美様のために……!!」 川越「でも、私達はそういうのではなくただ友達としても接したいと思いましたの」 中村「……だから、いつもの様に闘うのではなく、たまには彼女と話し合い、理解を深めたいなと……3人で話し合いました」 佐々美「そ、そんなこと言ったって……!」 渡辺「お願いします佐々美様!どうか、一度だけ停戦協定の申し入れだけでも!もしかしたら棗鈴もそろそろ闘いに疲れているかもしれませんわ!」 佐々美「で、でも、そんな彼女を倒してこそのライバル……」 川越・中村「「佐々美様!!」」 佐々美「く、くぅ…………」 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/10/07(金) 22:42:49.16 :+qI2Qhf10 左から渡辺、川越、中村 読む →
2016年10月06日 08:00 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から祝われた」 関連SS 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から祝われた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/09/24(土) 20:05:05.66 :Caf71Stf0 教室 キーンコーン 生徒「起立、礼!」 真人「んがーーっ……」 理樹「もう起きなよ真人!学校終わったよ!」 真人「むにゃむにゃ………」 謙吾「そっとしておけ。昨日あんなにはしゃいだんだ、並大抵のことで起きるはずがない」 理樹「いや、まあ確かに………」 理樹(昨日、リトルバスターズのメンバーで行った2度目の修学旅行は最後まで騒ぎ倒した。特に真人はエネルギーが有り余っていたからか、帰り道の終盤には走りで僕らの乗る車と競争していたくらいだ) 鈴「いつまで寝とるんじゃボケーーッ!!」 ドゴォッ! 真人「ぐはぁ!?」 理樹(そこで鈴のハイキックがかまされた。並大抵の事ではない) 理樹「ほら行こう真人」 真人「ふあぁ……ああ。やっと疲れが取れたぜ……」 下駄箱 理樹(これからまた騒がしい日常が始まる。そんなことを考えながら靴箱を開けると、何かがそこから落ちた) 理樹「んん?なんだこの紙……」 真人「おっ、どうした?」 理樹(紙にはこう書かれていた) 『放課後、誰もいなくなった教室で待っています。杉並睦実』 読む →
2016年09月22日 01:30 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」 関連SS 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から祝われた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/09/18(日) 20:45:24.58 :V79FuTf40 放課後 教室 理樹「…………………」 理樹(下駄箱には『放課後、教室に来てほしい』と、杉並さんからの手紙が入っていた。僕だってそこまで鈍感じゃない。もしも勘違いなら恥ずかしいだけで終わるけど、もし想像通りなら……) ガラッ 理樹「!」 杉並「あっ……」 理樹「す、杉並さん……」 杉並「えと……その……」 理樹「ご、ごほん!……や、約束通り……」 杉並「あっ、うん………」 理樹「……………」 杉並「……………」 理樹(お互いに何も喋らない。そのため外のソフトボール部の声がよく聞こえた。とても気まずい) 理樹「杉並さん……あの手紙はどういう意味かな…?」 理樹(言った!) 杉並「……えっ?」 理樹(しかし、その勇気とは裏腹に本人の反応は妙だった) 理樹「えっ?」 読む →
2016年09月11日 17:05 理樹「もう席替えの時期か」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/09/08(木) 13:29:17.20 :uGKjRuHR0 朝 教室 キーンコーン ガラッ 理樹「ふぅ、ギリギリセーフ!」 真人「…………………」 謙吾「…………………」 来ヶ谷「…………………」 クド「…………………」 生徒「「「…………………」」」 理樹「……なにこれ?」 理樹(教室はとても静かだった。普通ならガヤガヤとうるさいみんなが、休んでいる人がいる訳でもないのに、今日は誰1人喋っていない。例えるならテストの最中に携帯のメロディが鳴った瞬間がずっと続いているような、そんな雰囲気だった) 理樹「ねえ真人。みんないったい…」 真人「シッ……今はダメだ…俺たちは集中してるんだ」 理樹「えぇ……」 理樹(確かにみんなピリピリしている。あのクドや来ヶ谷さんまでいつもと様子が違う。前の鈴はそもそもこの緊迫した状態に気付いていなさそうだし、西園さんは興味なさそうだった。僕と同じくこの非常に静かな圧迫感に戸惑っているのは小毬さんだけだった) ガラッ 理樹(そして間もなく前の扉から先生が入ってきた。教卓に出席簿を置くと、なにやらティッシュ箱程の金属で出来た缶を掲げた。そしてやっと僕もみんなの様子の正体を理解出来た) 理樹「!」 ザワザワ…… 先生「どうやらこの雰囲気だと、既にどこかしらから情報が漏れていたようだな……」 理樹(不敵に笑う先生の持つ”ソレ”は雪山の絵をバックに白い恋人という文字がプリントされていた。それも最初はホワイトチョコレートのお菓子が詰まった魅力的な箱だったんだろう。だが、恐らく今はその代わりに数字を書いた数十枚の紙が入っているに過ぎないはずだ) 理樹(しかし、その紙がこのHRの間だけ、とても重要な意味を持つのだ) 理樹「ああ、もう席替えの季節か」 読む →
2016年08月23日 08:05 恭介「直枝理樹女の子説」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/08/21(日) 00:22:11.64 :efMH7a0+0 ある日 夜 理樹部屋 恭介(俺はこの日、とうとう意を決して密かに疑っているこの事を3人に話した。だが、反応はあまり好ましくなかった) 恭介「………どうだ?」 鈴「こいつはなにを言っている」 真人「俺にもよく分からねえ」 謙吾「…………同意見だ」 恭介「いいか?この話が出来るのは理樹が風呂に入ってる間だけなんだ。真面目に聞いてくれっ」 恭介(テーブルを軽く叩いて弁を振るったが、鈴と真人はそれ以上に食いかかってきた) 真人「そもそも内容がふざけまくってるじゃねえか!」 鈴「見ろ。真人までツッコむくらいなんだぞ!」 恭介「ええい、やはり反対意見は出たか。なら仕方がない。順を追ってお前らに説得してやる。何故俺が、理樹を女の子と思ったかを!」 読む →
2016年08月17日 01:30 恭介「理樹のベッドの下が鈴の写真だらけだった……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/08/15(月) 22:01:39.80 :39dE9Dev0 朝 理樹部屋 恭介(部屋に入ると、理樹は制服に着替えている最中だった) 理樹「あれ。どうしたの恭介?」 恭介「真人にハンドグリップを持ってくるよう頼まれたのさ。せめて腕だけでも鍛えたいらしい」 理樹「えっ、今から行くの?」 恭介「ああ。今日は休みなんだ」 恭介(本当は嘘だった。今日はただサボりたかっただけで、これから真人のお見舞いがてら映画を観に行くつもりだ。この計画を話すには理樹は少し真面目過ぎる) 理樹「そっか、それじゃあ真人によろしく言っておいてよ」 恭介(理樹は、鏡に映った男の身だしなみをチェックしながら言った) 恭介「分かった」 理樹「それじゃあ僕はもう出るよ。土曜日、また一緒に行こうね」 バタン… 恭介(そう言うと理樹は食堂に向かって行った。もしも昨日、男子寮の階段全段飛びなんて挑戦しなければそこに真人も付いていったんだろうが、お陰様で奴は病院の飯を食うハメになっていた。今頃、カツ丼を恋しがっているに違いない) 恭介「さて……」 恭介(今、部屋には俺の他に誰もいない。当分帰ってくることもないだろう。という事は少しくらい部屋を漁ってもバレたりはしないという訳だ) 恭介「ふっ、少し拝見させてもらうぜ☆」 恭介(あいつらの兄貴分である以上、色々と知っておくべき事がある。趣味趣向なんかがそうだ) 恭介「さあて、まずは理樹のベッドでも確かめさせてもらうかな!」 恭介(理樹はああ見えてませているからな。案外とんでもないモノが見つかるかもしれない。あまり知られてはいないが、この学校から支給されたベッドには、マットレスの下に物入れが付いている。隠しものをするにはおあつらえ向きだ) 恭介「……っしょと」 恭介(マットレスを引っぺがし、蓋を開けた) 恭介「さあ理樹は何フェチ…………だ?」 恭介(そこには写真があった。あらゆる角度から”ソレ”が写っていた。どれも鮮明で、一目見ただけで何が目的なのか分かる程だった。これもフェチの一種なのだろうか?もしそうだとするならば、もし、それに名前をつけるならば、理樹はまさしく”鈴フェチ”だった) 読む →
2016年08月14日 08:05 真人「筋肉ルーレット……って知ってるか?」理樹「知らないなあ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/08/11(木) 20:27:12.65 :TsxD0suO0 理樹部屋 理樹(ちょうど野球盤に飽き飽きしていた頃、真人がふと思い出したかのように言った) 恭介「なんだそいつは?」 真人「ちょうどここに5人いるだろ?まず一人一人に紙とペンを用意してもらう」 真人「そして5人は配られた紙に『いつ』『どこで』『誰が』『何を』『どうした』というお題に合った言葉を自由に書き込む。1人で全部書くんじゃなく、あくまで5つのうち割り当てられた物だけだ」 謙吾「つまり、例えば俺は『いつ』だけ書き込み、真人は『どこで』だけを書くということだな」 鈴「面白そうだ」 理樹(真人にしては珍しく、鈴も乗るようなまともな提案だった) 真人「で、完成したのを誰が実行する」 理樹(やっぱりまともじゃなかった!) 理樹「いやいやいや!!それ結構リスキーだよ!?誰かが変なこと書いたらどんな恐ろしいことが……!」 恭介「安心しろ。この面子ならそんな無茶なことは書かねえよ」 理樹「そ、そうかな……でもそれのどこに筋肉要素があるの?」 真人「誰かが実行している間、他の全員はそれを見守りながら筋トレする」 理樹「肝心の筋肉の部分雑過ぎない?」 読む →
2016年08月09日 17:05 理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/08/02(火) 22:39:09.27 :TWUEfI3CO アパート 居間 理樹(事件が起きたのは、いつものように3人で朝食を取っている時だった。その日はフォークと陶器がぶつかる音くらいしか聴こえないほど静かだったのを覚えている) 葉留佳「ねーねー、あとどのくらいで学校戻れるのかな」 佳奈多「さあね。最低でもあと一ヶ月はかかるかしら」 葉留佳「はあ、最初は学校サボれるなんてラッキー!とか思ってたけどこうも続くと寂しくなりますナァ……」 理樹「僕も、そろそろ食堂のご飯が恋しくなってきたよ」 理樹(僕らは休学届けを出してからこのアパートで暮らすようになってから既に一ヶ月が経っていた。その間に二木さん達の両親や”彼ら”の内部にいた味方の人達によって一族の人間は順当に法的措置が講じられていった。しかしまだ裁判で粘って外にいる人達がいる。どんな手段を取っても勝てないのはあちらも承知のはずだが、それでも時間稼ぎをしているのは、きっと僕らを探すためだろう。つまり、その人達が然るべき場所に移るまでは僕らもまだ安心して学校には戻れないというわけだ) 佳奈多「……なに、私の料理にはもう飽きたって?」 理樹「あっ、いや、決してそういう意味ではなくて……」 佳奈多「葉留佳もちゃんと勉強してる?もしも学校に早く戻れたら中間テストには間に合うだろうし、その時になって『うわー!テスト勉強やってなーい!』なんて言っても言い訳にはならないわよ」 葉留佳「…………や、やっぱりしばらく戻りたくないなー……なんちて」 理樹(とはいえ、ここの暮らしも苦ではない。急いで決めた割には良い街だった。静かでのんびりとした僕向けの田舎で、学校やあの家からはかなり遠い場所にあるので見つかることはまずないだろう。一つ不満があるとすれば映画館が遠いということくらいだ) 読む →
2016年08月03日 00:30 恭介「夏と言えば?」理樹「海!」恭介「そう、ホラーだ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/24(日) 23:12:22.91 :TQvr5+dc0 夜 理樹部屋 理樹(今日は恭介の号令のもと、珍しくバスターズのメンバー全員が僕の部屋に集合していた) 理樹「な、なに言ってるの恭介…?」 恭介「ホラーだよ。やっぱ夏の定番と言えばこれだな」 クド「わ、わふー!?ま、また”アレ”をやるんですか!?」 理樹(クドが青ざめながら叫んだ) 恭介「いや、アレはしない。第一、準備が面倒だからな」 葉留佳「ノリノリで『第1回』とか付けちゃったのに!?」 理樹(恭介達の言うアレとは『第1回ホラー・NO・RYO大会』という平たく言えば学校を使った肝試しだ) 真人「じゃあどうやってホラーするんだよ恭介?」 恭介「肝試し以外にも肝を冷やす手段はある。そう、例えば怪談話とかな」 謙吾「なるほど。だから全員ここに集めたのか」 理樹(どうやら恭介はここでその怪談を繰り広げるつもりのようだ) 鈴「あたしお腹いなくなってきた」 恭介「おっと鈴!1人で帰っていいのか?こんな夜中に1人で外を出歩いていると”出る”かもしれないぜ……?」 鈴「ヒクッ……!」 理樹(恭介が大人気なく先回りして釘を打った) 美魚「明かりを消しましょうか?」 恭介「そうだな。ここは携帯のライトだけでいいだろう」 理樹(西園さんが珍しくノリノリだ) 小毬「り、鈴ちゃん…一緒に帰……っ」 来ヶ谷「念のため私が扉の前に立っておこう」 理樹(来ヶ谷さんがここで初めて口を開いた。どうやら恭介の催しに賛成らしい) 小毬「ふ、ふぇぇ……」 読む →
2016年07月10日 15:05 理樹「学校をサボりたくなる瞬間」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/03(日) 01:18:24.76 :bVYZzUg40 理樹(今日は雨の音で目が覚めた) 真人「スゥ……ハァ…」 理樹「……………………」 理樹(まだ朝の6時、朝練の生徒もいないので静かな朝だった) 理樹「ううん……」 理樹(どんよりとした雲が空を憂鬱な色に染めげている。涼しくなっているのだけはありがたいけど) 理樹(薄暗い部屋だったが、真人が珍しくまだ起きてないので電気を点けるのはやめておいた) 理樹「……………………」 理樹(ポリポリと頭をかいた。最近授業はテスト勉強の自習だけで面白くない。雨なので野球の練習もないだろう) 理樹(…………金はある。よし) 理樹「今日はサボるか」 読む →
2016年06月28日 21:05 鈴「恭介!助けてくれ!理樹が泣きながら追ってくる!」恭介「どういうことだ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/25(土) 00:58:57.72 :o52bN3mO0 裏庭 恭介(鈴が凄い形相で読書中の俺の元に駆け寄ってきた。全力で走ってきたんだろう。既に肩で息をしている) 鈴「どーもこーもない!今日、中庭で猫の世話してたらなんかあたしを見つけるなり近づいてきたんだ!」 恭介(今の説明だけだとまったく問題がないように感じる) 恭介「おいおい、そりゃ理樹はお前の彼氏なんだし近寄るくらい当たり前だろ。むしろなんで逃げてくるんだよ」 恭介(もしや、もう倦怠期という奴なのか。最近の若者はませてるなあ) 鈴「だって……あっ、来た」 「……ぅ……ぐす……」 恭介「ん?………うおっ!?」 恭介(鈴が走ってきた道からノロノロと己の体を引きずるような歩きでこちらに近づいてくる生徒がいた。よく見ると、それは俺もよく知っている男だった) 理樹「鈴…鈴……なんで僕の元から離れるのさ…僕はこんなにも鈴のことを愛してるのに……!」 恭介(何故か理樹がボロ泣きで鈴に愛を囁いている。その言葉は呪いの呪文のようで、全身から悲しみのオーラが湧き出ている。いったいどうしたらこんな事になるんだ) 鈴「……恭介はあんな状態の理樹が追ってきても逃げないのか?」 恭介「いや…えっと……」 恭介(確かに俺だったら一旦部屋に籠って、震えながら真人達に助けを要請するだろうな) 読む →
2016年05月16日 01:15 恭介「信じて女子寮に送り出した理樹からビデオレターが送られてきた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/14(土) 22:37:58.01 :xJzPn5wN0 夜 理樹部屋 理樹「……ダウト!1億円!」 真人「な、なんでバレたんだぁーーっ!?」 謙吾「おい、うるさいぞ」 真人「だ、だって理樹が俺の時だけ百発百中で当てやがるから……」 理樹「真人は顔に出やすいからすぐ嘘が分かるんだよ」 恭介「どうせ外もうるさいんだ。少しくらい許してやれ」 恭介(そう、外は真人の絶望をかき消すほどうるさい雨だった。この季節はどうもジメジメするので好きになれない) 理樹「うーん。それにしてもなんか飽きちゃったな。人生ゲームしない?」 謙吾「よし、分かった…」 コンコンッ 恭介(と、謙吾がボードを手にした直後、ノックの音がした) 理樹「誰だろう?」 恭介(理樹が扉を開けると、2人の人物がニコニコと立っていた) 小毬「理樹君!大変なのです!」 クド「なのです!」 読む →
2016年05月13日 00:00 理樹「右肩に全力を注げ」 元スレ 全てのレス 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2016/05/08(日) 21:07:48.34 :MraECVv50 電車内 ガタンガタン…… 理樹「………………」 佐々美「………………」 ピトッ 佐々美「っ……」 カクッ 理樹「くっ……」 理樹(今、僕は右肩に全神経を集中させている。その理由は見れば分かるだろう。多分、男なら誰だってそうする) 読む →
2016年05月08日 15:05 佳奈多「体操服が盗まれたの!」理樹「そそそそうなんだ……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/05(木) 23:39:35.63 :4P8JKqfq0 理樹(時は流れようやくお家のゴタゴタも片付いた。二木さん達を付け狙う人達はようやく収まるべき所へ収まり、僕らは再び学校へ帰ってこれたのだ) あーちゃん先輩「ねえねえ!それで3人生活ってぶっちゃけどうだったの!?おばさんにも聴かせてくれないかしら!」 理樹「だから語るような事じゃないですよ。慣れたら家族みたいなものですから…」 あーちゃん先輩「えっ!まさか!かなちゃんともうそんな関係に……!いやいやいや、それとも三枝さんと!?」 理樹「そんなんじゃないですって!」 理樹(そして放課後、僕は相変わらずほぼ毎日この部屋に来ている。とっくに縁が切れても良いはずなのに未だに仕事を手伝っているのは、もはや習慣みたいなものだからかもしれない。もしくはこれから来るもう1人の……) コンコン あーちゃん先輩「あっ、噂をすれば……」 ガチャ 佳奈多「………あら、今日はあーちゃん先輩もいたんですね。手伝ってくれるんですか?」 理樹(……もう1人の仕事仲間がいるからだろうか) 読む →
2016年05月04日 02:30 理樹「欲望という名の電車の座席」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/05/02(月) 20:53:16.57 :i9lAYUf80 理樹(僕らリトルバスターズの5人は電車の中で疲れ果てていた。久々に初期メンバーだけで街へ行ったのでつい子供の時の無邪気さを思い出してしまったのだ) 理樹(それはそれで楽しかったが身体の方は昔とは違う。無限に溢れ出るガソリンのような元気はもう残っていなかった) 真人「はぁぁ……もう走れねえ…眠い…」 謙吾「とはいえ学校はまだここから30分はあるぞ…座る席があればそのまま少し仮眠を取れただろうが…」 理樹(謙吾は歯切れが悪そうに言葉を中断した。それもそのはず、今この車両の中で座れそうなスペースは絶妙にも僕らの目の前にある一人分しか残されていなかったからだ) 恭介「………………」 鈴「ふああぁ……」 理樹(おそらく全員の疲労は限界まで達しているだろう。誰もがこの30分の間ただ突っ立っているままだなんて考えられないはず。しかしこの状況から抜け出せるチケットは1枚だけ。他の4人は必ず譲らなければならない) 理樹(今、10年来の友情が試されようとしている) 読む →
2016年04月18日 15:05 理樹「真人がいなくなってから僕の部屋がおかしい」謙吾「ほう」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/12(火) 22:58:59.13 :ZDvxXEQ30 理樹部屋 理樹(真人が怪我で入院した。なんでも原因は階段からすっ転んでしまったという真人らしい理由だ) 謙吾「階段から落ちたにしては結構な怪我だったな…」 理樹「うん。命に別状はないらしいけどね…」 謙吾「それで?今日はどんな用で俺を呼んだんだ。まさか1人が寂しいという訳でもあるまい」 理樹「ごめん。割と当たってる」 謙吾「なに?」 理樹「実はさ、真人がいなくなってから部屋の様子がおかしいんだ」 謙吾「………ほう」 読む →
2016年04月11日 02:45 佳奈多「今日こんなことがあったのよ」理樹「ふーん」 元スレ 全てのレス 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2016/04/10(日) 21:27:55.75 :ttclOvCn0 夜 どこかの駅 佳奈多(ホームから出たところで後ろから誰かに声をかけられた) 「…あれっ……二木さん…だよね?」 佳奈多(ナンパかと思って振り向いてみればそうでもなさそうだ) 佳奈多「…………直枝?」 居酒屋 佳奈多(仕事のストレスを発散したい気持ちもあり、再会を祝して直枝の提案で近くの居酒屋に入ることにした) 佳奈多(しかしそこはいかにも店主の趣味で始めたって感じで清潔さもあまりなくこじんまりとした店だった。他の客も常連らしいお爺さんお婆さんばかりで駅の近くというのが唯一の取り柄だ) 理樹「いやぁ、こんな偶然もあるんだねえ」 佳奈多「まったくよ。卒業してからもう2度と見ないかと思ったわ」 佳奈多(それにしても久しぶりに出会った直枝は少し顔つきが大人っぽくなっていた。身長も……伸びたのかしら?) 理樹「ははは、酷いな…一時期は一緒に暮らしてた事もあったのに」 佳奈多「ほんの一時期よ。今思うとなんで直枝と一緒に暮らす必要性なんか無かったのに」 理樹「いや、まあ…」 「生ビールお待たせしましたー」 佳奈多(今日はとことん飲もう。今日の上司に対するやり場のない怒りをちょうど目の前にいる男にぶつけるんだ) 佳奈多「ところで今日、別にわざわざ話すようなことでもないし私はあんまり気にしていないんだけど会社でこんなことがあったのよ」 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2016/04/10(日) 21:28:49.63 :ttclOvCn0 学校を卒業して数年後の話 読む →
2016年04月07日 18:05 理樹「朝起きたら腕に『誰も信用するな』と書かれてあった」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/22(火) 01:01:13.47 :Ym04EY5I0 理樹(今日は10時に起きた。休日だから助かったものの、いつもなら学校のこともあるし7時には起きるはずなんだけどいったい何で生活バランスが崩れたんだろう。昨日は鈴と初デートに行ったからその緊張が何かに関係したのかもしれない) 理樹「どっこいしょ……っと?」 理樹(ベッドから起き上がると全身に違和感が走った。動くたびビリリと痺れるような感覚だ。……筋肉痛になっている) 理樹「……………」 理樹(昨日の行動を振り返ってもそこまで激しい運動はしていなかったはずだ。電車に乗って街の定番スポットをぐるりと回っただけだし…まあ、そんな気にすることでもないけど) 理樹「……とにかく顔を洗おう」 洗面所 理樹「………っ!!」 理樹(今日はやけに変なことが多い。しかし、中でもこれは今までよりとびきり異常性が高く、また恐怖心も煽られた) ”誰も信用するな” 理樹(歯を磨いている途中で袖に水がかかってしまった時のことだった。ふと肩まで濡れた袖を捲ろうとすると自分の肘から手首の間にこんな文字が書かれてあったんだ) 理樹「な、な、な……」 理樹(いつの間に書かれていたんだろう。おそらくボールペンが使われていると思う。その荒々しい文字から緊迫した状況、または精神状態で綴ったに違いない) 理樹(ただひとつ分かることは、自分で書いた記憶は一切ないということだ) 3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/03/22(火) 01:04:23.56 :U3wTcWQdO メメントかな? 読む →