2024年11月28日 19:30 飛鳥「キミとなんでもない会話」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/10/18(水) 00:39:03.41 :N7OOTqjU0 ヒュゥゥゥ 飛鳥「風が騒がしいな…」フッ P「お、こんなところにいたか」 飛鳥「Pか…どうしたんだい?ボクに何か用か?」 P「ああいや用って程の事じゃ無いんだけど…」 飛鳥「ま、退屈してたところさ。付き合うよ」 P「助かる」 読む →
2024年10月28日 19:30 二宮飛鳥「苦味と大人」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/10/28(土) 00:57:24.28 :8r6L+HIw0 髪を、頭を掴まれて、喉の奥に熱い肉の塊を押し込まれる。 嗚咽しそうになるのをぐっと堪え、今に来るであろう体液の射出を受け止める準備をする。 「っ・・・!」 一瞬の硬直とともに、僕の口内の肉塊が脈打ち、液体を放つ。 熱く、どろりと口内から喉を包み込むそれは、紛れも無く、プロデューサーの精液でしかなかった。 おおよそ三億の人間の種は、死んでいく時に苦味を発して逝く。まるで、芽吹くことができなかったあてつけをするように。 この苦味が、大人が知るべき一つの味なのだと。そう信じて、飲み込んだ。 読む →
2024年08月05日 19:30 モバP「飛鳥と夏祭り」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/08/05(土) 02:15:26.72 :NxZJn8S5o 飛鳥「どうだい?」 モバP(以下P)「蘭子とかと行かないのか?」 飛鳥「誘ってみたが、生憎仕事が入っていたようでね。仕方なくキミを誘いに来たと言うわけだ」 P「癪に触る言い方だなぁ。まぁせっかくだし、行くか」 飛鳥「フフッ、では来週の日曜だ。よろしく頼むよ」 P「おう」 読む →
2024年06月16日 21:00 飛鳥「虚無」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/15(水) 23:29:06.44 :vTMLp+Pi0 虚無という言葉はとても良い 何物も存在しない、虚空のもの、無限大にある宇宙を示している... だがボクは虚無という言葉に不満があるようだ とても体が五月蝿い。虚無という言葉からは遠い意味になりそうな位...ね 周りが騒がしいだけじゃないかって?...ふふ、それはいつもの事さ、ボクも慣れたよ。むしろ楽しいと言えるまであるさ 読む →
2024年04月19日 18:10 飛鳥「日記帳……?」 元スレ 1:◆ODiSzNFjJk:2018/04/12(木)20:03:59 :uc8 飛鳥「自分を曝け出すのはとても勇気のいることだと、最近改めて思うようになったよ」 飛鳥「特に、偶像なんてものをやっていると、ね」 飛鳥「本当の自分を他人に見せるのは怖い。自分の弱みを見せているようなものだからね」 飛鳥「この冷たく孤独なセカイでは、誰しも強がっていないといけないんだ」 飛鳥「それが、自然の摂理というものなのだから」 飛鳥「けれど、本当の自分を誰かに見てもらいたい。そう思うことに罪は無いはずだ。キミもそう思うだろう?」 日記「………………」 読む →
2024年02月04日 18:00 モバP「飛鳥、誕生日おめでとう」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/02/03(月) 01:05:20.49 :PnbYiZ3r0 P「やあ、飛鳥。今日は誕生日だよな?おめでとう」 飛鳥「! 覚えててくれたのかい?」 P「担当アイドルの誕生日くらいしっかりと覚えておくさ」 飛鳥「ふふ、それでも…それだけでも十分嬉しいよ。ありがとう」 P「どういたしまして」 読む →
2024年01月25日 18:00 モバP「飛鳥、話があるんだ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/01/22(水) 22:26:23.74 :4M44ZnOb0 飛鳥「話ってなんだいプロデューサー?」 モバP「いや、たいしたことではないんだ」 モバP「飛鳥、お前がこのアイドルとしての道を選び…俺にその手助けをさせてくれてもう1ヶ月ほどになる」 飛鳥「あぁ、おかげで退屈な毎日は完全に消えていまでは眩しいくらいに日々が輝いているよ」 飛鳥「ほんとうに感謝してるよプロデューサー、自分の気持ちをまっすぐ伝えるのは苦手だけど頑張って伝えるよ…」 飛鳥「ありがとうプロデューサー、ボクは貴方がいなければただの凡庸な一般人に過ぎなかったと思う」 モバP「俺のほうこそ、ありがとう飛鳥」 モバP「お前がアイドルとして輝く日、俺はずっとその日をそばで待っているぞ」 モバP「トップアイドルになる日をな!」 読む →
2023年10月07日 12:10 二宮飛鳥「──十の時空(とき)に煌めく学院」 元スレ 全てのレス 1: ◆ekZfrjcd.fgD:2015/09/22(火) 15:12:05.70 :KWY2oFtXo 注:アニメ設定 ─346プロ・モバデュンヌの部屋─ 飛鳥「…………」 晴「…………」 飛鳥「……ねぇ、プロデューサー。少し訊きたい事があるのだけど……いいかな?」 デュンヌ「? なーに?」 飛鳥「ボク達は、新しく入った仕事の説明の為に此処に呼ばれたんだよね?」 デュンヌ「ええ、そうよ」 読む →
2023年09月29日 21:00 モバP「飛鳥が寝ていた」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/06/17(水) 01:29:22.16 :7eR6gT9DO 「ん……、今何時だい?」 まだ完全に開ききっていない瞼を擦りながら、一つの質問を投げかけた少女。 二宮飛鳥。 エクステをつけた独特のシルエットに、思春期特有の痛い発言が魅力のアイドルだ。 飛鳥は、レッスンを終えた午後3時、三村かな子がマカロンを貪るのを傍目に、束の間の休息をとっていた。 読む →
2023年04月07日 21:05 的場梨沙「飛鳥がお◯ぱい体操してるところに出くわした」 元スレ 全てのレス 1: ◆C2VTzcV58A:2015/06/18(木) 23:56:31.34 :H/Peij4l0 梨沙「」 飛鳥「やぁ、おはよう」モミモミ 読む →
2023年03月07日 20:00 飛鳥「十四歳とこたつ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/03/03(月) 17:34:43.96 :S3zVZvq20 飛鳥「……やぁ……晶葉」ぬくぬく 晶葉「こたつか?何だってそんな物…」 飛鳥「さっき蘭子と一緒に出したんだ」 飛鳥「ああ、蘭子はそこで寝てるよ」 蘭子「zzz………」すやすや 飛鳥「理由は………どうだっていいさ。それよりもさ、入りなよ」 晶葉「そうだな、特に断る理由もない」もぞもぞ 晶葉「……結構温まってるな」 飛鳥「そうだろうね……なんだかんだで………」 飛鳥「ふぁ…………」 飛鳥「………」ごしごし 飛鳥「……どれぐらいこうしていたかな」 晶葉「随分とリラックスしているな」 読む →
2022年11月28日 18:00 二宮飛鳥「ふともも」 元スレ 全てのレス 1: ◆C2VTzcV58A:2015/11/30(月) 00:33:44.58 :jhfLewaM0 飛鳥「の上にこずえの頭が乗っている」 こずえ「すぅー…すぅー…」グッスリ 読む →
2022年11月12日 19:30 二宮飛鳥「撫でたがり超特急」 姫川友紀「あたしのこと?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/27(木) 20:06:30.23 :z2xMLTNq0 二宮飛鳥「(事務所の扉を開けたら、中にいたのは…)」 姫川友紀「かわいいかわいい!幸子ちゃんかわいいー!」ワシャー 輿水幸子「ちょ、友紀さんまたですか!撫ですぎですよ…わぷっ!」 飛鳥「……」 読む →
2022年06月30日 21:00 二宮飛鳥「助手席にて」 元スレ 全てのレス 1: ◆C2VTzcV58A:2017/03/03(金) 01:13:09.00 :RaXOh7RiO カメラマン「飛鳥ちゃん、お疲れ! 今日もよかったよ」 飛鳥「ありがとうございます。お疲れ様です」 カメラマン「また次も、いい写真を撮らせてもらうよ」 飛鳥「……楽しみです。機会があれば、よろしくお願いします」 P「お疲れ、飛鳥」 飛鳥「やぁ。悪いね、わざわざ現場まで車で迎えに来てもらって」 P「ちょうど時間が空いていたからな。どうってことないよ」 飛鳥「そうか。なんにせよ、ありがたいよ」 P「さあ、いこうか」 飛鳥「ボクのセリフをとられた」 P「そんなつもりじゃなかったんだが」ハハ 飛鳥「冗談さ」フッ 読む →
2022年05月01日 07:00 モバP「飛鳥が構ってくれないから他のアイドルといちゃいちゃする」 元スレ 全てのレス 2: ◆1vv9w0SP82:2017/04/15(土) 10:27:16.14 :cSXMv1kDO P「飛鳥、飯でもどうだ?」 飛鳥「食事かい、生憎にも針は重なっているね」 飛鳥「キミが食べたいものがあるなら、ついていこうか」 P「食べたいものか……」 P「飛鳥?」 飛鳥「すまない、レッスンが入っていたのを失念していた」 飛鳥「失礼するよ」 読む →
2022年04月19日 22:30 モバP「飛鳥の口調をどうにかしたい」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/04/01(水) 18:46:45.20 :q3xiyE+i0 モバP「と、思うんですがいかがでしょう?」 ちひろ「いかがでしょうもなにも……それを踏まえたうえでスカウトしたんでしょう?」 モバP「それはそうなんですけどね……ただ俺も他の娘のプロデュースがうまくいってなかった時期ですし」 モバP「素材は抜群で、難点であるキャラも芸能界向きではあるから多少は我慢できると思っていたんですが」 モバP「その、なんていうか、あいつと仕事をするたびに……」 ちひろ「ああ、中二病だった過去を思い出しちゃうんですね」 モバP「なんでわかるんですか!?」 ちひろ「バレバレですよ。蘭子ちゃんの言葉もわからないフリしてますけど不意に声を掛けられればちゃんと反応しますし」 モバP「そうだったのか……」 読む →
2022年03月21日 19:30 二宮飛鳥「ウサ耳。水着。白衣」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/27(月) 19:37:35.93 :F4R/xHE50 「……やぁプロデューサー。久しぶりだね、今日の朝に別れて以来かな」 「ああ、こら。今このここのこんな状況が飲み込めないのだろうということは分かるが、出ていこうとするのはやめないか。キミが至るべき場所はここで間違いなく、ここへボクが居ることも紛れのない現実だよ」 「そう。それでいい。キミの居場所はその扉の外ではなく、中。ボクの居るこちら側なのだから」 「ん、なんだい? 『どうして』?」 「……うぅん、そうだね。その『どうして』という疑問には幾つかの要素が混ざり、併せ抱いた形で込められているのだろうけど……」 「なんと言えばいいのかな。……ふむ、まず、そうだな。大きく言うのであれば、驚かしてやりたかったのさ」 「そう。キミを、ボクが、驚かしたかった」 「大きく言うならそういうことさ。そしてそれは、とりあえずのところ成功したらしい。……先ほどの反応。表情。声の調子。……ふふ、ああ、見事にね」 「用意したサプライズ。満を持してのこの機会。驚いてもらえない、などということになってしまっては甲斐がない。……ボクの期待を裏切らないキミのことだ。きっとそんなことにはならないだろうと信じていたが……良かったよ。今この時において、キミはボクの期待に沿ってくれている」 「流石はボクのプロデューサーといったところかな。……そうして困惑と疑問の中へと溺れている今のキミからしたら、そんな『流石』など嬉しくはないだろうが」 「そして……そうだね、細かく答えていこうか」 「キミの『どうして』という疑問の言葉、それへ細かく」 「まず、そうだな。この場所へ何故、というところから答えようか」 「ここ。……キミの住む、事務所のどのアイドルも知らないはずの、この家へ。キミの家へ何故いるのか」 「それについては簡単だ。それとなく探ってみたところ、アイドルの皆には確かに誰一人として知られていなかったこの場所。そこへ今ボクがこうしているのは、ただ単純に知っている人間に聞いたからさ」 読む →
2021年12月07日 21:00 飛鳥「クンカクンカ…スーハースーハー…」奈緒「」 元スレ 全てのレス 4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/02/03(月) 17:10:37.15 :1y6Kv/6M0 飛鳥「クンカクンカ…スーハースーハー…」 奈緒「」 飛鳥「ん、ああ、神谷先輩、おはようございます」 奈緒「いやいやいや」 奈緒「なにしてんだよ」 飛鳥「蘭子のパンツを嗅いでいるんです」 奈緒「見ればわか……それ蘭子のかよ!?」 飛鳥「洗濯前に手に入れるのは骨が折れました」 奈緒「そんな事聞いてないよ……」 読む →
2021年10月05日 21:35 モバP「飛鳥がこちらを見ている」 元スレ 全てのレス 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/09/07(日) 23:14:51.80 :rRn0XJqBo 飛鳥「……」ジーッ P(そこはかとなく視線を感じていたがどうやら飛鳥からのようだ) P(何か俺、飛鳥にやらかしたっけなあ。……どうしようか?) どうする? >>2 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/09/07(日) 23:16:17.12 :ad801TlgO うなじを舐める 読む →
2021年02月08日 18:00 二宮飛鳥『今暇かい?』森久保乃々「……」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 23:49:19 :9fJBb6iw 飛鳥『あれ?もしもし?聞こえてる?』乃々「……はい…聞こえてますけど…」飛鳥『よかった、間違い電話をかけてしまったかと思ったよ』乃々「あの……間違い電話よりタチ悪いです……」飛鳥『え?』乃々「……今、何時か知ってますか…」飛鳥『何時?』乃々「……夜中の2時です…」飛鳥『へー』乃々「…………」 読む →
2021年01月14日 12:00 【デレマス】搾り取るヒロイックエンジェルと二宮飛鳥 元スレ 全てのレス 2: ◆ubvc45GQ2M:2021/01/11(月) 19:59:37.74 :GQVyvq+40 飛鳥(ボクは二宮飛鳥、アイドルをしてる) 飛鳥(非日常を求めてこの世界へと入り、その思い答える様毎日が別の色どりになるよう生きている) 飛鳥(・・・・ただ、ボクには秘密がある) それは?コンマ↓ 01~25 実は男 26~50 実はふたなり 51~75 最近、男になった 76~00 最近、ふたなりになった 3:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2021/01/11(月) 20:01:44.35 :qGeYKdCHo へい 読む →
2020年11月24日 07:30 【モバマス怪文書】男の子になった飛鳥きゅんとゾクゾクしちゃった夕美さんの淫蕩記録 元スレ 全てのレス 3: ◆3xQXQ8weeA:2020/11/23(月) 00:06:57.94 :bnLmIwrW0 1st:なってしまった日。バレてしまったこと。 朝目が覚めたら男になっていた、なんて一体誰が信じるだろう。 触れば感触がある。感覚もある。 こんなこと誰にも言えない。言いたくない。 そんな最中、ボクは失敗する。 いつからだったか。……ボクは、彼女に飼われることになった。 夕美「飛鳥……ちゃん……?」 信じられないものを見る目だった。 女子更衣室。勝手知ったるその場所に、ありえない物がある。 それは彼女――正確には彼になってしまった男が、その原因。 左手には、相葉夕美のショーツが握られていた。 右手には、男の象徴が握られていた。 床には、白い液体が飛び散っていた。 飛鳥「あ……」 夕美「……それ、何……?」 周りには荷物が――飛鳥のものであることは容易に想像がつく――散らかっていて、彼が帰り支度をしていたことがわかる。 多分、突発的なことだったのだろう。その無造作さが「これが故意でない」ことを証明していたのだ。 しかし、問題は故意であったかなどではない。 問題は―― 夕美「男の子、だったの……?」 飛鳥「ち、違うんだ! これは、その……!」 ――必死に言い訳を探す彼は気付かない。 夕美「……飛鳥、くん。なのかな……?」 飛鳥「……っ!」 ふらふらと、一歩一歩、おそるおそる。 彼は立ち上がれない。その顔には恐怖のような、怯えのようなものがあった。 信頼を失ったかもしれないという恐怖。これから、起きる転落への怯え。 目を瞑る。彼は、まだ気づいていない。 夕美「……私の、だよね」 飛鳥「……」コクリ 夕美「――私ので、何してたのかな……っ」 彼女が、高揚していることに。 読む →
2020年09月03日 20:30 超次元偶像二宮飛鳥のセカイ 後編 関連SS 超次元偶像二宮飛鳥のセカイ 前編 超次元偶像二宮飛鳥のセカイ 後編 元スレ 全てのレス 103:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/09/02(水) 14:50:51.78 :+IqVL7Wl0 ≪Observation by Asuka≫ 「じゃあ、再生ボタンは神崎Pが押してくれ」 Pが神崎Pにレッスンルームの音響設備のリモコンを手渡す。 「……フン」 神崎Pは受け取ったリモコンを一瞥してから、いかにも不機嫌といった表情をボクに向けた。 ボクは隣にいる蘭子とアイコンタクトを取り、頷き合う。準備は万端だ。蘭子に背を向け、曲始めのポージングをとる。 四人だけのレッスンルームが静まり返る。 昨夜、蘭子と深く語り合ったからといって、“力”を妨げない方法、いや、蘭子と共鳴する方法が判明したわけではない。しかし“きっと大丈夫だ”という根拠のない自信はあった。 しっかりと見ておけよ神崎P。お前が軽んじた二宮飛鳥の本領を。お前の予想を裏切ってやる。お前の期待なんて知ったことか。ボクの……ボクと蘭子の覚醒した真の力を刮目しろ。 さあ来い。さあ押せ。どうした。ほら――。 そのとき、ジワリ、と背筋に不思議な温かさを感じた。それは“リンク”だった。ボクと蘭子を繋ぐ、不可視のライン。この世の如何なる回線よりも早く、正確に、膨大な情報を送受信することが出来る魂の回廊。ボクと蘭子が溶け合い、補い合い、共鳴するための。 錯覚なんかじゃない。 蘭子がこの曲で思い描く世界観が流れ込んでくる。それのなんと荘厳で気高いことか。 「いざっ!」 「さあっ!」 神崎Pへの催促が完璧に同期する。この程度のこと、背を向け合っていても今のボクたちにとっては容易いことだった。 「チッ……もういいわ」 「は……?」 神崎Pは手に持っていたリモコンを棚に置いた。音楽は再生されていない。 「P、これからのスケジュールだけど」 「うん、なになに?」 「は? いや、おい、テストはどうした、神崎P……!」 Pを伴ってレッスンルームの外へ出ていこうとする神崎Pを呼び止める。 「チッ……もういい、と言ったの」 「はぁ? 何を言って……? テストさえも受けさせないつもりか!?」 「あ~~飛鳥。合格だってさ」 「えっ?」 「チッ!」 合格? まだワンフレーズさえ歌っていないのに? 「チッ……やらなくても分かるわ。貴女だけよ、分かってていないのは。チッ」 「はぁ? 一体何を……?」 「今のお前たち、輝いてるぜっ!」 「は……?」 「チッ!」 何とも要領を得ない答えしか返ってこない。何なんだよ一体。 「飛鳥。たぶん、コレ……」 「ん? 蘭子? それは……?」 蘭子がキラキラと輝いて見えた。空気中の埃が光を受けて煌めくのに似てなくもないが、それとは一線を画する高貴な輝きがあった。その光の粒子は意思を持っている様に蘭子の周囲を浮遊している。そしてそれはボクの周囲にもあって……。 「これは……まさか……!」 「チッ……どうやらリンクは成功したようね。ならもう演るまでもない……レッスンルームなんかでその力を解放するのは勿体ない。本番で存分に奮いなさい。チッ!」 「つまり……?」 「合格満点、ダークイルミネイト結成決定っちゅーことだ!」 「~~~~~ッ!」 「やったぁ! 飛鳥~~~っ!」 「チッ! チィ…ッ!」 ダイブしてきた蘭子を受け止め、合格の歓びを共有する。 というかさっきから神崎P舌打ちし過ぎだろ。ボクと蘭子がユニットを組むことになったのがそんなに悔しいのか。やれやれ、最高の気分だね。 読む →
2020年09月03日 19:30 超次元偶像二宮飛鳥のセカイ 前編 関連SS 超次元偶像二宮飛鳥のセカイ 前編 超次元偶像二宮飛鳥のセカイ 後編 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/09/02(水) 13:46:44.42 :+IqVL7Wl0 ≪As to the potential of the ANIMA≫ 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/09/02(水) 13:47:34.20 :+IqVL7Wl0 ≪Observation by 蜈?ココ蠖「≫ 海。 広大な海。 情報に満ちた海。 情報。無数のセカイ線。 無数のセカイ線がひしめく海を私は彷徨っている。 遥か“昔”からずっとこうしている。 昔過ぎて、私という存在がいつ、どのように発生したのか思い出すことはできない。 気付いたときにはもう、セカイ線の合間を縫うように漂い続けていた。 一つのセカイ線を覗いて、次のセカイ線を覗いて、また次のセカイ線を覗いて、その次、更に次、次、次、次………。 “何か”を探し出すことが私の存在理由。 なのに、そもそも何を探すべきなのかさえわからない。 悠久の彷徨を経て、私という存在は緩やかに消滅に向かっている。 魂に刻み付けられた、諦めを戒める思念だけが私を生き永らえさせている。 理由も意味も分からない彷徨。このまま消え失せてしまって何の問題が有るのか。 わからない。 私は一体何を探しているのか。 わからない。 わからないまま彷徨い続ける。 ひたすら漂い続ける。 ただ、見つければ“それ”とわかる確信だけはある。 一体幾つのセカイを覗いてきただろう。数えようとするのすら莫迦莫迦しい数だ。 億劫だ。何もかも億劫。 私の魂は限界だ。 今回の“限界”は本当の限界だ。 もう終わりにしてしまおう。 そう決心した。 今度こそ本当に……。 だが。そのときだった。 近傍のセカイ線から、ある特異な波動を感知した。 読む →
2020年07月26日 18:00 二宮飛鳥「異能バトル」 後編 関連SS 二宮飛鳥「異能バトル」 前編 二宮飛鳥「異能バトル」 後編 元スレ 全てのレス 49: ◆a4r7B45BeM:2020/07/17(金) 20:04:59.44 :InFlWJwRO ヒュウウゥゥゥ…… 飛鳥「セクシー…ギルティー……」 飛鳥「…………」 ありす「飛鳥さん!飛鳥さん!まだ終わりじゃないです!終わってないですよ!」 飛鳥「………ハッ!……ボクは一体何を」 読む →
2020年07月18日 07:00 【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」 5日目 関連SS 【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」:目次 元スレ 全てのレス 195: ◆bL5b7ovQmQ:2020/05/24(日) 21:43:36.79 :4mynozTA0 幸子「今日は何をしますかね~」 P「幸子、暇か?」 幸子「角田課長ですか、暇ですけど」 P「いやな、昨日のことをちひろさんに話したら」 ちひろ『寮に住まわせるなら、ゆくゆくはアイドルとして活動してもらわないといけませんね!』 P「って言ってるんだよ」 幸子「りん子ちゃんをですか?」 P「そうそう」 幸子「アイドル以前に、一人前の人間になるのもまだまだ時間がかかりそうですけど」 P「だからゆくゆくは、ってことなんだろうけどな」 幸子「なるほど....」 読む →
2020年07月16日 15:00 二宮飛鳥「異能バトル」 前編 関連SS 二宮飛鳥「異能バトル」 前編 二宮飛鳥「異能バトル」 後編 元スレ 全てのレス 2: ◆a4r7B45BeM:2020/07/15(水) 12:35:32.00 :QwgVhqsGO 〔プレイヤー待機室〕 飛鳥「暗い部屋…いや、壁が黒い部屋か…」 飛鳥「開始まであと5分、か…」 晶葉「能力の説明とかが欲しかったら私に聞けばいいぞ」 飛鳥「…………」 晶葉「どうかしたか?」 飛鳥「いや、見慣れない姿だと思ってね。なんでそんなに小さくなってるんだい?しかも浮いてるし」 晶葉「私はこのゲームの案内人みたいなものだ。一人につき一体の私がいる。自分の能力やゲームのシステムに関しては私に聞くといい」 飛鳥「なるほど、チュートリアルというかヘルプというか」 晶葉「まぁそんな感じだ」 読む →
2020年02月17日 22:30 カラスマン「タッグを組ませたぞ」蘭子・飛鳥「ダークイルミネイトッ!」 関連SS モバ肉m@n シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 1: ◆A87DI5RwaU:2020/02/17(月) 00:25:58.52 :VJS5Ml750 モバマス×キン肉マンのクロス 以下の点だけ理解すれば読める内容です 1. 完璧超人始祖がプロデューサーをやっている 2. この世界でのライブバトル(ダンス、歌、ビジュアル)はアイドルレスリングで“表現”される 3. ゆで理論&オモシロ起源説 4. それぞれの担当 ガンマン ⇨ 渋谷凛P サイコマン ⇨ 堀裕子P ペインマン ⇨ 海老原菜帆P ジャスティスマン ⇨ 南条光P ミラージュマン ⇨ 市原仁奈P カラスマン ⇨ 神崎蘭子 & 二宮飛鳥P シングマン ⇨ 5. 以下の過去作からの続き 過去作 【モバ肉m@n】 ガンマン「シャバババーーッ!!」渋谷凛「ゲーーッ!1つ目の超人ッ!!」 ガンマン「シュ、シュガァ~~!!」はぁと「3000万スウィートパワー☆」 堀裕子「これが…さいきっくパワー……!!」サイコマン「マグネットパワーです」 堀裕子「これぞさいきっくマグネットパワー!!」サイコマン「もうそれでいいです」 ペインマン「お前は柔らかすぎる!!」海老原菜帆「プニョフワです~」 ジャスティスマン「行くぞ」南條光「正義のヒーローただいま参上!!」 ミラージュマン「ようこそ」市原仁奈 「4߂プロダクション!」 2: ◆A87DI5RwaU:2020/02/17(月) 00:29:54.10 :VJS5Ml750 ~Iプロダクション~ カラスマン「ガンマンよ、お前のその真眼だが持続時間はどの位なのだ」 ガンマン「シャババババ、そんな事気にしたこともないから分からん」 カラスマン「そうか、ならばこの後の経過観察をしなくてはならないということか」 ガンマン「またかけて欲しくなったらならばここへ来るがいい」 カラスマン「恩にきるぞガンマン」 凛「あの、これどうぞ」コト カラスマン「む、すまない。アイドルである君に茶を出させてしまうとはな」 凛「いえ、別に平気ですから」 カラスマン「このガンマンと組むのは色々と大変だろうが、これからもアイドルとして精進するといい」 凛「は、はい」 凛(この人もマトモだ) 凛「あ、そっちの2人もはいどうぞ」 蘭子「ありがとうございます♪」 飛鳥「…………………」 蘭子「飛鳥ちゃん?」ツンツン 飛鳥「ん、あぁすまないね蘭子。少し物思いに耽っていたんだ」 蘭子「へぇ~!」キラキラ 凛「凄いキラキラした目で見てる……」 カラスマン「しかし蘭子はライブバトルの時もこのままとなると、少々マズイことになるな」 飛鳥「うん、ボクもそれが心配だ。半身がこれじゃあボクにも影響が出てしまう」 読む →
2020年02月04日 02:05 飛鳥「早くに目が覚めたから」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/02/04(火) 00:51:56.48 :WiWOK0yq0 ※間に合わなかった飛鳥誕生日SSです。 午前5時。 柄にもなくこんな時間に目が覚めたのは、昨日の疲れのせいだと思う。 昨日はいつになくレッスンが厳しく、ヘトヘトになった身体は安息を求めて寮のベッドに飛び込んだ。 確か仮眠を取って眠気目を擦って夕飯を取ったっけ。 食べた夕飯の内容も覚えておらず、そのままベッドに再度飛び込んで……今に至るわけだ。 記念すべき日の境目を寝て過ごしたというのは少しもったいないと感じつつ。 手元に置いていたスマートフォンを手に取ると、眠気を覚ますほどの大量の通知。 一件目に映るのは……まさかの志希だった。 読む →
2020年01月04日 21:00 【デレステ】真面目に禁煙したいからss書いてくれ 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/01/04(土) 01:25:30.26 :q9iyKZPH0 今まで何度も禁煙に失敗してきたけど、アイドルにタバコをやめてほしいと言われたら真面目にやめれる気がするんだ。 ssを書いてもらうこと自体他力本願だが、自分で書いてみても俺が想像してるアイドル達はこんなこと言わないって思っちゃうんだ。 だから誰か頼む。俺の禁煙に協力してくれ。 ちなみにアイドルは皆好きだが、一番の担当は飛鳥だ。だから飛鳥に言われるのが多分一番心にくる。 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/01/04(土) 19:43:38.10 :Z0t9jFSxO ちょっと時間かかったけど、とりあえず1本書いてみたよ。 ぶっちゃけ僕は飛鳥Pじゃないし、SSもまだ修行中だから若干解釈違いとかセリフ回しのおかしさとかはあるかもしれないけど許して。 飛鳥くんのセリフの一部をそれっぽい厨二ワードに脳内変換してくれるとよりいいかもね。 それと、作中にオリPがでてくるからそこも勘弁してな。 それと当たり前だけど喫煙描写もあるから。 それと、SS書き終わった後に普段僕が書いてるSSとか、推しのアイドルとかをダイマさせていただく。 流石に本当になんの見返りもないのは僕としてもつまらないから、その辺は予めわかってもらうよ。 じゃあ次のレスから書き始めるよ。 3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/01/04(土) 19:44:33.74 :Z0t9jFSxO ヤニカスP「二宮飛鳥は禁煙席で話したい」 4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/01/04(土) 19:47:02.60 :Z0t9jFSxO ヤニカスP(以下ヤニP)「はぁぁぁぁ……世間様が休日でもこちとら仕事仕事よ」カタカタカタカタ ヤニP「何が悲しくてこんなクソしょうもない書類を休日出勤してまで作らにゃならんのか」カタカタカタカタ ヤニP「ったくお前らも大変だよなぁ。まだ子供なのにライブだラジオだと引っ張られてよぉ」カタカタカタ 飛鳥「何を今更。そもそもキミがこんな子供をこんな世界に引き摺り込んだろう?」 飛鳥「キミが僕をアイドルにしてくれたおかげで、僕は子供のくせにライブだラジオだと引っ張られるハードな生活を送っているわけだ」 飛鳥「つまりだ。キミのその気持ちに偽りがないのであれば、少しランチを奢ってくれるくらいの気遣いを見せてくれても良いんじゃないかと思うけどね」 ヤニP「お前……休日の事務所なんぞに何しに来たのかと思えばメシたかりに来ただけかよ……」カタッ 飛鳥「いいだろう?僕はまだ子供なんだからさ」 ヤニP「かわいくねぇお子ちゃまだこと」カタカタッタ-ン 飛鳥「残念ながらそれが僕の定義だからね」 ヤニP「わかってるよ。にしても、いつの間にか昼メシ時かぁ…じゃあファミレスでも行くか?」 飛鳥「それがキミの提案なら、僕は受け入れるよ」フフッ ヤニP「周りくどいヤツだ。っとその前に……」 ヤニP「わりぃ、1本タバコ吸ってから行くわ。先に下に行っててくれ。駄賃やるからコーヒーでも飲んでろ」チャリン 飛鳥「……ああ。わかったよ」チャリン ヤニP「じゃあ後でな」ドアバタン 飛鳥「……またタバコか……」ムスッ 読む →
2019年10月11日 17:00 【デレマス/デレステ】神崎蘭子「快活クラブ……?」 元スレ 全てのレス 1: ◆z.6vDABEMI:2019/10/11(金) 12:44:31.28 :IqA7sXPzO 前置き ※これは『ぼくがかんがえたでれすて』時空なので色々と緩いですがご理解ください。むしろご理解しろ。 ※1はアイマス・デレマスにわかです。一応足りない知識はwikiで確認しましたが、間違えていたら熱湯風呂に飛び込むので赦してください。 ※なお当SSのプロデューサー名は『中岡創一』です。バンナムさんロッチも何かCM出して欲しいです。よろしくお願いします。 飛鳥「最近プロデューサーがどこか別の、未観測の大地に跳躍しているらしいんだ」 蘭子「その言、真と相違あれば舌を業火にて焼き払うぞ!(ほ、ほんとですか!?)」 飛鳥「ああ、事務所内のコトノハを風が届けてくれた。とは言えボク自身が『視』たわけではないから……」 蘭子「我が同胞は如何なる地を侵略する手筈か?(一体どこに行っているんだろう……、新規開拓でしょうか?)」 比奈「お、飛鳥ちゃんに蘭子ちゃん。お疲れっスよ」手ひらひら 飛鳥「ああ、現世では『荒木比奈』と呼ばれている個体───比奈さん、お疲れさま」 蘭子「永遠の暗黒に満たされるがいい!(お疲れさまです!疲れたでしょうから、ゆっくり休んでくださいね?)」 比奈「ふたりともありがとっス。ところで、さっきのは何の話してたんでスか?」 飛鳥「ああ、聞こえてしまっていたのか。少し力を解放しすぎたみたいだね」 蘭子「ええと……プロデューサーさんがたまにどこかに消えるという話です(異空間魔法を行使する術者を探しているのだ)」 比奈「蘭子ちゃん、逆逆。あー、プロデューサーさんの、ねえ」 飛鳥「キミは何か『記録』しているのかい、比奈さん」 比奈「ま、口止めもされてないからいっスよね。最近プロデューサーさんはある場所に行ってるんスよ」 飛鳥「ある場所、とは」 比奈「快活クラブっすよ?」 蘭子「快活クラブ……?」 読む →
2019年09月13日 22:00 P「神埼のあ……?」 元スレ 全てのレス 1: ◆3pHu1p0hUc:2019/09/13(金) 20:52:42.59 :Cd++/3xA0 ※設定ガバガバなショートSSです。お暇潰しにでもどうぞ 飛鳥「P、ちょっといいかな?」 P「ん?どうした飛鳥」 飛鳥「ちょっと蘭子を止めてあげてほしいんだ。」 P「蘭子を止める……って、何があった?」 飛鳥「……うーん……説明するよりも実際に見てもらった方が早いかな。とりあえずレッスンルームへ向かってほしい」 P「レッスンルーム?…レッスンルームの蘭子を止める? 正直状況がさっぱりなんだが」 読む →
2019年06月02日 17:15 二宮飛鳥「文芸部」鷺沢文香「です」 元スレ 全てのレス 1: ◆BnbM8CVpzA:2019/06/02(日) 11:40:00 :0ArZ9ze. ....-::::::::::::::::-.... /=-‐…‐=ニ:::::::::::丶 /-=ニ,,,ニ=-=ニ,,,ニ~'く:::::::.、. /ニ=‐'''""7"''‐=ニ..,,_,,..|:::::|:. {/:::::/::::::/::::::::::|::::|::ヽニ|:::::|:::. ,.斗rセ爪i:,. /::::/::⌒:|::::::::::::|::::|:::::::j:l:::::|:::::. /Λi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:, /|:::::::ー=ミ|:::::::::/:::⌒ヽ/::::: 八! ./:i:i:Λi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,. Λ|::::| ヒ/从::: /:弌ミ::/ :::::/:::::::|!. /:i:i:i:i:iΛi:i:╋┓〓,. /:::::|::::| V ヒ/リ/ ::: Λ:::::::|! /I:i:i:i:i:i:ii:Λ:i┃┃i:i:i:i:,. :::::::::|:八 厶 :::/ノ::::::::|! ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:Λi:i:●┃i:i:i,. |:::/Λ:::|\ /:::://:::::::八 ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:Λ:i━┛i:i:i:i:,. |::{/::Λ:乂ノ ー=≦ /::::/::::::::/....八_/'∨:i:i:i:i:i:i:i:i:Λi:i:╋┓〓,. |::|:::::::::}::|Λ /::::/:::::/..... /........./ ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:Λ:i┃┃i:i:i:i:, 八::::::::ノ:八Λ :::::/::::/... /Λ.........{ ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:iΛi:i:●┃i:i:i, )::::/........Λ_,./{:::{:::/..../:i:i:i:i/........八 }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iΛ:i━┛i:i:i:i:, {:i:i:i:i\.....................................{:i:i:i:i/................ヽノ,ノ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:iΛi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,. /\:i:i:i:i:\..............................ノi:i:i:i{.............................. ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Λi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,前作 森久保乃々「アルバイトの面接」 2: ◆BnbM8CVpzA:2019/06/02(日) 11:41:18 :0ArZ9ze. 鷺沢文香 3: ◆BnbM8CVpzA:2019/06/02(日) 11:42:52 :0ArZ9ze. 鷺沢文香「突然ですが、この文芸部、問題が生じました」二宮飛鳥「ほんと、突然だね」文香「なんと・・・」飛鳥「なんと?」文香「部費が底をつきました」飛鳥「そっか」 読む →
2019年02月24日 19:00 にのみやあすかのちくびおなにーぷろでゅーすものがたり 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/02/23(土) 01:25:51.14 :3ocWthzA0 モバマスの二宮飛鳥のSSです 全世界の飛鳥Pさんごめんなさい 3:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2019/02/23(土) 01:28:31.93 :3ocWthzA0 偶然……それとも運命なのだろうか。 アイドルのプロデューサーを勤めて二宮飛鳥という少女に出会った。公園で1人口笛を吹いていた彼女に惹かれるものを感じ、直感でスカウトした。思春期ということもあり、コミュニケーションには難航したこともある。それでも止まることなく共に歩み続けた。そして…… え?いや、違う違う。偶然か運命かって思っているのは飛鳥に出会ったことじゃなくてネ。まぁ、出会ったことはホントラッキーだったよ。めっちゃカワイイしアイドルの素質あるんじゃね?って…… 夜オフィスに戻ってきたんだケドそこに飛鳥がいてね……誰もいない上に明かりもつけないで俺のデスクに乗っかっていたんだよ。こっちに背中を向けていたから気づいてないみたいでちょっと脅かそうとコッソリ近づいたんだ。 「ん……♡……あっあっうっ♡」 えっ、ちょい待ち……もしかしてオナってる!?俺のデスクで!?勘弁してくれよオォォ~~っ………って焦ったんだけど……よく見ると二の腕と肘の曲げ具合に違和感がある。アソコをイジっているんだったら肘をくの字に曲げないはずだ。……要するに手は胸を当ててるんだと後ろ姿から分かった。 読む →
2019年02月09日 21:50 幸子「カワイイボクと」飛鳥「ボクと」りあむ「ぼく」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/02/09(土) 21:03:25.28 :Tkfk90on0 (ガチャッ) りあむ「お、オハヨウございま~す…」 幸子「…おや?初めて見るお顔ですね、おはようございます」 りあむ「え…ええっ!輿水…幸子ちゃん…?」 幸子「ええ、隠しようもないカワイさを振りまく輿水幸子です、それでアナタは?」 りあむ「は、はい!ぼくは新人の夢見りあむです!よろしくお願いします!」 読む →
2018年12月17日 17:00 【モバマス】モバP「人間というのは、あまりに愚かで」 元スレ 全てのレス 1: ◆30lx83ehPU:2018/12/16(日) 12:42:29.31 :4uI0l+dSO モバP「後悔先に立たず、とはよく言ったもので」 モバP「まさしくその通りだ、反論の余地もない」 モバP「俺は愚か者だ。」 モバP「人の助言に耳を傾けず」 モバP「目先の欲にくらみ、ただ目の前の灯りに釣られてしまう」 モバP「得られるものなど、何もないと知っていたのに」 読む →
2018年11月18日 18:00 飛鳥「ドン・キホーテは旅に出る」 元スレ 2:◆TDtVvkz8pSL3:2018/11/18(日)16:06:24 :LoV ボクは、独りだった。今日この日が来るまでは。何故そうなのかも理解っていたし、それを善しとしていた。その時、彼に出逢うまでは。 読む →
2018年11月09日 08:00 二宮飛鳥「約束を歌に乗せて」 元スレ 全てのレス 1: ◆uMEAzbBMSc:2018/11/09(金) 01:03:18.63 :1FyAODH20 【事務所】 姫川友紀「た、ただいまぁ……」ヨロ 二宮飛鳥「戻ったよ……」 大槻唯「おっかえり~☆ 遅かったねぇ」 飛鳥「……大分、押してしまったか」 友紀「新曲の合わせがねぇ……あれ、唯ちゃんだけ?」 唯「今はねー。誰か来たら、お留守番替わってもらおうかと思って!」 友紀「そっかぁ…」 唯「……なーんか、ふたりともグロッキーじゃない?」 友紀「うん……疲れたぁ」 唯「そんなに?」 友紀「かなり絞られたよ……」 飛鳥「本番目前だからね……」 唯「あっちゃー、大変だったんだぁ」 読む →
2018年09月01日 00:10 二宮飛鳥「トーキングヘッド」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/08/31(金) 22:39:07.04 :WEblRKWj0 プロデューサーが嫌いだ。 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/08/31(金) 22:40:24.34 :WEblRKWj0 ♢ なぜアイドルになったのかって。志望動機。ライブの真っ最中にそんなことを考えた。 そう、居場所だった。ボクは居場所が欲しかったんだ。 学校と家以外の。非日常で、ワクワクするくらい騒々しくて、退屈なことなんか何もない場所。 此処がそうだろうか? 盲目な聴衆達にとって聞きざわりのよい歌を紡ぎながら、 耳障りな音で満たされた会場を見渡す。 男、男、子ども、男、男。男達と、そうなるまえの子ども。ステージから遠い、遠すぎる隅に少女。 キミ達は知ってるかい。 ボクは、ここにいる全ての人間を軽蔑している。ボク自身でさえ。 ボクは、アイドルとして成功するために自分を偽った。 分かりきった顔をしながら、本当は何も分かっていない大人。 肉で出来た歯車を焦がしながら、腐れ落としながら、回っていく社会。 口先ではそれらを攻撃しながら、ボクはそいつらにペコペコ頭を下げることでアイドルになった。ありのままのボクを抱きしめててくれる場所なんて、アイドルの世界には存在しなかった。そう理解したから。 読む →
2018年08月17日 22:00 二宮飛鳥「ヒジュラ」 元スレ 全てのレス 1: ◆VvysKS2FVo:2018/08/17(金) 20:33:37.95 :6R6maFYv0 父に手を引かれて、記憶の中の少女は都会の夜を歩いている。それがいつだったのか、それが何処だったのかすらわからない。 ひとつだけ確かなのは、その手を離すだけで生きていけなくなるほどボクは幼いということ。 排ガスの匂い、ネオンサイン、壁の落書き、すれ違う人々──そのどれもが恐ろしく、そこに留まればいつかこの存在は融け出してそれらと混ざり合うだろう。 それはどうしようもなく残酷で、醜悪で、キュッと父の手を握りなおした。 街は融け合っている。そいつらは誰も認め合わないのに、いつもひとつになってボクを脅かしていた。 読む →
2018年05月10日 09:30 【モバマス】14歳組の恋愛事情 関連SS 【モバマス】14歳組の恋愛事情 14歳組の学校事情 【モバマス】14歳組のファン事情 元スレ 全てのレス 2: ◆uK0l/KjPyl6F:2018/05/10(木) 04:16:47.27 :mgB+o41Y0 ちひろ「うーん、どうしましょうねぇ・・・」 七海「おはようれす~。ちひろさん何を見てるれすか?」 ちひろ「あら、七海ちゃん・・・。うーん、この際任せちゃおうかなぁ・・・」 七海「なんの話れすか?お魚れすか?」 ちひろ「お魚は・・・確か、来月マグロ漁の手伝いがあったような・・・」 七海「ほんとれすか!?やったれす!なんでもやるれすよ!」 ちひろ「ほんと?じゃあこれなんだけど・・・」 七海「えーっと『今ドキの中学生の恋愛事情』。なんれす、これ?」 ちひろ「昨日、高校生組の子たちが置いて行ったみたいで・・・。これを見た社長が『今すぐ調査した方がいいかもな』って言いだして・・・。私に任せて出て行ったんだけど・・・」 七海「なーんら、そんなことれすか。七海がとっておきの助っ人を呼んでくるれす!」ピュー ちひろ「あ!七海ちゃん待って、って行っちゃった・・・」 読む →
2018年04月20日 00:30 飛鳥「帰り道の気持ちになるのかい?」 元スレ 全てのレス 1: ◆JDH1DmZBjFQa:2018/04/19(木) 23:40:45.00 :9Ee7Jb7u0 〜夜、道ばた〜 仁奈「ゆーやけこーやけーでひーがーくーれーてー!」 飛鳥「……?」 仁奈「飛鳥おねーさん、ほらっ!」 飛鳥「ボクが続きを歌うのかい?」 仁奈「よろしくおねげーします!」 飛鳥「もう、夜なんだけどなあ」 仁奈「はやく、はやくー!」 飛鳥「……やーまのおーてーらーの、かーねーがーなーるー♪」 仁奈「おーててーをつーなーいーでー、かーえりーまーしょー!」 ギュッ 飛鳥「!」 飛鳥(仁奈の手は小さいな。……だけど、とてもあたたかい) 仁奈飛鳥「「かーらーすーとーいーっしょに、かーえーりーまーしょー」」 読む →
2018年04月02日 21:00 【モバマス】ペロ「いいよ。話そっか」 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/04/01(日) 01:07:13.82 :6f98+ure0 飛鳥(屋上はいいね、全てを見渡せるようでいて何も見えない) 飛鳥(多くの人と同じ空の下に居ながらも、一人ぼっちだ) ペロ「ンギャァ」 飛鳥「やぁ、君もこの群衆の中に孤独を見い出しに来たのかい?」 ペロ「ンニャァ」 飛鳥「っていっても君には解らないか」 ペロ「にゃ?」 飛鳥「いや、わかろうとしていないだけか」 飛鳥「猫に言葉がわかるはずもないという先入観でキミを猫という枠組みに押し込めているだけかもしれないね」 飛鳥「だからキミは、いやセカイはボクを笑うかもしれないけれどボクはキミに話しかけるよ」 飛鳥「ここからの景色はどうだい?」 ペロ「驚いたね…雪美ちゃんの他にも、ぼくとおしゃべりしようとする人がいるなんて…」 飛鳥「!?」 読む →
2018年03月18日 12:00 二宮飛鳥「何一つ変わったことの無い平凡で平穏な一日」 元スレ 全てのレス 1: ◆agif0ROmyg:2018/03/14(水) 23:41:12.89 :M3Kaa5bq0 アイドルマスターシンデレラガールズの二宮飛鳥のR18SSです。 朝起きて、顔を洗って歯を磨いて、牛乳とパンの朝食を摂る。 ラジオを聞いたり漫画を描いたりしたかったのはやまやまなんだが、やはりアイドルとしては健康第一。 睡眠を疎かにせず、日付が変わる前に就寝したことですっきりと目覚められた。 と言っても、肝心なのがまだ足りていない。このボク、アイドル二宮飛鳥としての一日を始めるのに一番重要なものが。 カフェイン豊富なコーヒーでも飲めば目は冴えるのかも知れないけど、それだけじゃ不足だ。 ボク一人じゃどうにもならない。彼に会わないと。 ということで、予定よりもかなり早く家を出てレッスン前に事務所へ赴く。 待っていたのはボクの担当プロデューサー。 一体どういう生活スタイルなのか、長い付き合いのボクにも計り知れないところのある彼だが、ともかく朝からこうして待っていてもらえるというのは嬉しい。 別に朝イチに会えなくても直接レッスン場へ向かって午後から事務所に顔を出したっていいんだが、やっぱり物足りない。 何事にも用意のいい我がプロデューサーは今朝もボクを出迎える準備を整えてくれていた。 専用のカップにコーヒーを入れてくれているから、まずはブラックを一口。 プロデューサーは嗜好品にケチらないタイプの男で、ボクみたいな中学生でも香りの良さが分かってしまう。 ただ、嗅いでるだけならまだしも、一口啜ってみるとやっぱり苦い。 これはこれで渋くて、良いんだけれども……ミルクも欲しいな。 デスクのプロデューサーにねだってみると、すぐにこっちを向いてくれた。 寄っていって、ひざまずいて、ズボンを降ろしてガッチガチのを取り出す。 一晩おいて、もう十分に溜まっているらしい。 すぐにでも搾りたいところだったけれども何事にも準備は必要だろう。 焦ってもあまり出てこないらしい……そのくらいは知っている。 上半身裸になるのも、我ながら慣れたもの。 シャツとブラウスを脱いで、胸を見せつけながら手でしごくと良い感じなんだろう? ボクの胸なんか、実際何が良いのかは分からないし、今くらいの季節だとまだまだ服を脱ぐのは寒いんだけれども、もう習慣になってしまっているしね。 これをやらないと一日が始まらない気もするんだよ。 というわけで、今日も一日よろしく。 軽く挨拶しただけなのに、ぴくっと反応した。 引きつったような動きは、このまま行って大丈夫な証。 喉の渇きが無視できないレベルになりつつあるのを敢えて抑えて、竿に指を絡めるように。 まずは、先端と裏側を重点的に。指に力を込めすぎず、優しい手付きでそっとしごきあげる。 程なくして薄くて粘っこいのが出てくるから、これを丹念に塗り広げて、ペースを保ちながら、しゅっしゅ。 牛の乳搾りみたいにただ搾るだけならともかく、飲ませてもらうためには殆ど手以外何も使えない。 読む →
2018年02月25日 21:30 二宮飛鳥「タクシーイチノセ?」 関連SS 橘ありす 宮本フレデリカ コメディ シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 1: ◆5AkoLefT7E:2018/02/25(日) 20:32:07.39 :JHqm7hW90 橘ありす「タクシーフレデリカ?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455548596/ こちらのスピンオフコメディになっています。 2: ◆5AkoLefT7E:2018/02/25(日) 20:32:38.93 :JHqm7hW90 ~事務所~ 二宮飛鳥「ふぅ……」 飛鳥(静かだ……) 飛鳥(聞こえるのはボクが本を捲る音だけ……)ペラッ 飛鳥(まあ、多少の騒音には慣れたものだけれど……こういう静寂も、久しく忘れていたようだね……) 飛鳥「願わくば、この平穏が永く--」 一ノ瀬志希「お、読書中かな〜? 何の本? やっぱり哲学とか? ダメだよ〜、そういうのは原文から見なきゃ微妙なニュアンスとか」ヒョコッ 飛鳥「はぁ……」パタン 志希「ありゃ、閉じちゃうの?」 飛鳥「続行が不可能だと悟ったからね」 志希「ふ〜ん? ま、でもそれは正解かもね〜」 飛鳥「……どういう意味だい?」 志希「さあさあ! 寄ってらっしゃい見てらっしゃい! タクシーイチノセの開業だ!」 飛鳥「そうか。ボクは上がらせてもらうよ」トコトコ 志希「そうは問屋がオントロジー!!!」ガシィ 飛鳥「うわ!? は、離せ……力強っ!?」 読む →
2018年02月23日 19:00 二宮飛鳥「偶像失格」 元スレ 全てのレス 4: ◆qxBBChDFiZDW:2018/02/05(月) 14:55:33.59 :iVjUVXCN0 頭の中では繰り返し、あの日のことがリフレインされる。 ✻✻✻✻ その日の深夜、ボクは星を見るために門限の過ぎた女子寮をこっそりと抜け出した。 本当にただ星を見るだけなら部屋のベランダからでも夜空を堪能すればよいのだが、ボクはしばしば寮監の目を盗み、近場の公園まで出向いては、そのささやかな背徳を愉しんでいた。 いつも夜の遅い時間に抜け出すため、大抵、公園も公園に至るまでの道中にも人気はなく、寮から公園までの少しの間、イヤホンを着けて馴染みのラジオを聞きながら歩くのが習慣だった。 その日もまた、同じようにしてラジオを聞きながらいつもの夜道を辿った。 綺麗な星空だった。空気も澄んで、いつにも増して夜風が心地よかったように思う。 事が起きたのは、――その時だった。 不意に視界が乱れ、側頭部に強烈な鈍痛が響いた。 殴られた、そう直感したときにはもう何もかもが遅かった。 ぐるぐると視界は動転し、全身の力がぬけ、体は地面に打ち付けられた。 ボクを背後から襲った男は、まずボクの懐をまさぐり、スマホ等の持ち物をその場に投げ捨てた。 そして、地を這って動けなくなっているボクをどこかの路地裏のような場所まで引きずっていき、またいくらかの殴打を加えた。 ボクは辛うじて残っていた意識で、必死にこの場から逃れる方法を考えた。 自分がどこへ引きずられていったのかもよく分からない状態だったが、さほど元の道から離れていないはずだった。 通りがかりの誰かに気づいてもらえさえすれば、通報なりなんなりしてもらえれば、きっとこれ以上悪いようには―― とにかく、ボクは精一杯声を振り絞って助けを呼ぼうとした。 「だれかたすけ――」 そう声を出すやいなや、男はボクの首を押さえつけ、みぞおちを強く殴りつけた。 「声ださないでよ、なあ?」 男は抑えながらも異様に上気した声色で、そう脅し掛けてきた。 みぞおちを突かれた激しい痛み、せりあがってくる吐き気。こらえることもできず、嘔吐した。 男の興奮のしようは常軌を逸していた。 手から伝わる体温は高く、奇妙なほどの発汗。鼻をつく独特な甘い体臭。 明らかに、常人のそれではないことがわかった。 口の中は胃液に塗れ、体をよじるたびに殴られた痛みが蘇ってくる。 もはや抵抗する気はわかず、その後、永遠とも思えるような長い時間にわたって、ボクは男のされるがままとなった。 ……その間、ボクの意識は現実世界と分離して、どこか遠いところにあったような気がする。 信じがたいような惨劇を目の当たりにしながら、遠いところでずっと、ボクに起こったこの出来事を事務所のみんなやファンが知ったらどう思うのか、考えていた。 公になれば事件になって、メディアに報道されたりするだろうか。 そしたら、同僚のアイドル達にたくさん迷惑をかけてしまうのかな。 プロデューサーも大変だろうな。 ボクは悲劇の偶像に成り下がる。セカイは悲劇を求めない。 求められることのないボクはもうきっと――。 読む →
2018年02月12日 07:00 【モバマスSS】ノノの旅~the~Morikubo~world~きのこの国 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/02/12(月) 02:16:14.35 :bT4q8k8x0 これはキノの旅風のモバマスSS?です 独自解釈が半端ないので注意! 雑談スレの悪ノリの産物です 主役は森久保乃々のような何かです 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/02/12(月) 02:18:20.48 :bT4q8k8x0 ~~~~~世界はこの机の下よりも狭いかもしれない~~~~~~~ 第1話「きのこの国」 周辺に緑が少ないこの場所で茶色の道が一本、 そこに1台のモトラド(二輪車・空を飛ばないものを指す)が排気音を上げながら走っている 舗装が甘い道を走るたびに左右がぐらつき、そのたびにバランスをとる 運転手の体は細く小柄で、緑のワンピーススカートの下に茶の長いズボンを履き、茶色のロングブーツ。 緑のヘルメットに黄色のマントを羽織っていた。ゴーグルとヘルメットををつけており、顔はよく見えない。 腰には自動型のパースエイダー【注:銃器・この場合は拳銃】とモトラドの後部には二つ折りにされた レバーアクション式のソードオフされたライフル型パースエイダーもついているようだった。 手入れはよくされているようだ・・・運転手が口を開いた 「・・・もう少しで着くはずなんですけど」 それを聞いてモトラドがこう返した 「ノノは情報がずさんすぎるね。いつものことだけどさ。旅人なんだからもう少ししっかりしてくれないかな」 ノノと呼ばれた旅人が答える ノノ「・・・いいんですよアスカ。旅はこれくらいのほうが楽しいものです」 アスカ「・・・いつもそうやってあとで後悔するじゃないか」 ノノ「そ、そんなことはないんですけど。いつも万全なんですけど」 アスカ「・・・この前餓死しかけたばっかりなのによくそんなこと言えるね君は」 ノノ「・・・・結局今生きているので問題ないです」 アスカ「そうかい?ならもう何も言わないさ」 そんな会話をしながら旅人とモトラドは茶色い道をほのぼのいく 読む →
2018年02月05日 19:00 二宮飛鳥「Hello,Good bye,my painful days」 元スレ 全てのレス 1: ◆9CUtNS6CZQ:2018/02/05(月) 16:00:45.69 :rngiQ8NE0 もみの木の林にとって代わり高層ビルが乱立するこの都会には不似合いに思えてしまうような雪がしんしんと降っていた。 ヒトと車がせわしなく行き交うこの東京というジャングルでも深夜も10時となると流石に幾分か静けさを思い出したかのように運んでくる。 煩すぎず、静かすぎず、月が綺麗な空気の冷える夜は、騒がしい音楽を好むボクでも今の気分には打って付けだったようだ。 「ハァ・・・」 溜息が白い靄となって瞬く間に霧散していった。さっきまで自分のモノだった熱と水蒸気があっという間に消えていく様に今の自分を重ねてしまって嫌になる。 苛立ちは足振りとなって現れ、寄りかかる屋上の安全策にブーツのかかとをぶつけ、軋んだ音を奏でた。 ―――ボクの悪い癖だ。どうにもむしゃくしゃすると何かに当たってしまう。 そう思うと途端にばつが悪くなって屋上を見渡す。・・・といっても、この時間に好き好んで此処にいるヤツなんてボクくらいなものか。 ホッとしたような胸のすくような寂寞に襲われたような、ないまぜになった感情が胸の中で渦を巻く。落ち着け。激情に身を任せると碌なことにならないと、ボクはあの時学んだはずだろう。 読む →
2018年02月04日 07:00 志希「黙ってあたしと踊って」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/02/04(日) 01:18:40.09 :QEXgAndx0 モバP(以下P)「ふぅ、終わった~」 ちひろ「お疲れ様ですプロデューサーさん」 P「ちひろさん、お疲れ様です」 ちひろ「相変わらずプロデューサーさんは書類整理が早くて羨ましいですよ。私なんてまだ半分…」 P「いやいやちひろさんも早いですって、それにしても今日は一段と多かったような」 ちひろ「新年を迎えましたからね、お仕事てんこ盛りですよ」 P「嬉しいことですけど新年早々忙しいのもアレですね」 ちひろ「まあ良いことじゃないですか。あ、そういえばプロデューサーさん今日って…」 P「はい?」 ちひろ「ほら飛鳥ちゃんの」 P「ああ、そういえば今日でしたね」 ちひろ「まさか忘れてたんじゃ…」 P「ないないそれだけはないですって、ちゃんと準備してますよ」 ちひろ「ならいいんですけど、他のみんなも色々準備しているみたいですよ?」 読む →
2018年02月03日 08:00 【モバマス】琥珀色のモラトリアム 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/02/03(土) 00:15:18.70 :vBuyWfgt0 ※二宮飛鳥SSです ※このSSには独自設定・年数経過・ほぼオリキャラのプロデューサー・私情が多分に含まれます。苦手な方はブラウザバックを推奨します。 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/02/03(土) 00:16:18.19 :vBuyWfgt0 酷く、恐ろしい悪夢を見ていた気がする。 掻き集めた何かが、砂のように手のひらから溢れ落ちていく、そんな喪失感。 「待ってくれ…!」 誰かを追いかけるように飛び起きると、いつもボクを煩わせる目覚まし時計はまだ眠りについたままで、短針と長針は寒さに耐えかねたかのように重なり合っている。現在時刻は6時27分。いつもよりも30分ほど早く起きてしまったようだ。 読む →