2025年08月31日 21:00 阿良々木「忍、『ただの人間には興味ありません』って言ってみてくれないか?」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/15(日) 17:50:08.144 :h7RBL8Ni0.net 忍「な、なんじゃ急に、藪から棒に。今度は一体どういう風の吹き回しなんじゃ?」 阿良々木「いや、なんてことのないただの質問なのだけれど。この間僕が部屋の掃除をしていた時に懐かしいものを見つけちゃってな」 忍「それは・・・」 阿良々木「そう化物語のドラマCDだ」 忍「ほ、ほぉー・・・わ、儂はてっきりあああ新しいドドドドーナツかとでもおおおおおお思ったわ」 阿良々木「ちょっと、忍さん!?」 読む →
2024年08月03日 18:00 【化物語】なでこクロノス 元スレ 全てのレス 1: ◆WpEgOxXb5Y:2017/08/03(木) 15:08:22.10 :EjL7S2SM0 これは蛇神事件のその後に起きた出来事である。 2: ◆WpEgOxXb5Y:2017/08/03(木) 15:09:51.68 :EjL7S2SM0 1. 引きこもり生活を続けながら漫画を書いていた この私、千石撫子がなんでこんな真っ昼間の外にいるのでしょう。 しかもパジャマ姿で、裸足のまま、 何か気でも変わったのかな? いや、そうではないんです、何か気が変わったとすれば、 今の状態、じゃなくて撫子の中に問題があると思います。 でも問題があると言っても病気を患っている訳でもなく、 ましてや精神的に問題があるわけでもありません。 問題とは、私の中に神が宿ってしまったこと。 そう、撫子はまた神様になってしまったのです。 読む →
2024年02月02日 07:00 阿良々木「ジャスティン・ビーバーがビーバーの怪異に憑かれている!?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2014/01/29(水) 15:59:15.65 :RSe95jHUo 阿良々木「どういうことですか、臥煙さん?」 臥煙「そのままの意味だよこよみん。世界的に有名な彼は怪異に取り憑かれている」 阿良々木「……なぜそんな事を知っているんですか、なんて質問は愚問でしたね」 臥煙「ああそうだね。だがせっかくこよみんが私のキメ台詞の振りをしてくれたんだから言わせてくれよ」 臥煙「私は何でも知っている。もちろん彼の身に何が起きたのか、全てね」 読む →
2024年01月29日 20:00 茂木健一郎「ドーパミン!!!」千石撫子「?!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/27(月) 19:30:58.29 :iTSAedae0 茂木「ずいぶん山奥まで来ました」ザッザッ 茂木「すっかり迷ってしまいましたねぇ」ザッザッ 茂木「…」ザッザッ 茂木「おや、こんなところに神社が」 茂木「立派な神社ですねぇ」 茂木「せっかくですし道中の安全祈願をしましょう」オカネポイッ 撫子「撫子だYO~~~~!!!!!」 茂木「ドーパミン!!!!!」 撫子「?!」 読む →
2023年10月14日 22:30 火憐「兄ちゃんは絶対に妹なんかに興奮したりしねえ!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/23(土) 20:16:18.09 :el/3GMPa0 火憐「絶対にだ!」 読む →
2023年07月14日 07:00 八九寺「ロンドンハーツみたいなことをしてみたかったんです」 元スレ 全てのレス 1:怒り新党:2015/08/29(土) 03:32:18.65 :KZShYnu00 全宇宙100億人のロリかっけぇ皆様おはようございます。わたしは八九寺真宵です。わたしは八九寺真宵と言います。新進気鋭の小学五年生です。以後、よロリしくお願いいたします。 え? ここは副音声次元じゃないからロリを推していく必要はない? そうなんですか。いえいえ、わたし、つい最近まで録音ブースにて上からロリを推していけと言われていたものですから。てっきりここもそうだと思っていたのです。 え? そもそもお前は今どこにいるのかですって? 見れば分かるじゃないですか。阿良々木さんの自室前です。時刻は午前5時です。ええはい、早朝です。わたしはこれから阿良々木さんに寝起きドッキリを仕掛けます。往年の寝起きバズーカというやつですね。これを阿良々木さんの耳元でドカンと一発やってやるのです。日頃のセクハラの恨み嫉みをここで晴らすのです。 読む →
2022年12月20日 21:00 阿良々木「なあ、ドラえもん」 ドラえもん「どうしたんだい阿良々木くん」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/28(月) 20:23:52.487 :S/eLwmg80.net ドラえもん「わかったぞ、まーたガハランにいじめられたな」 阿良々木「いや、そういうことじゃないんだ、ドラえもん。そうじゃない」 ドラえもん「なんだ、違うってことはまーたテストで赤点を取ったのかい?――まったく君ってやつは昔っから本当に・・・」 阿良々木「――ドラえもん、ちょっと待ってくれ。一旦落ち着いて、僕の話を聞いてくれ」 ドラえもん「どうしたんだい阿良々木くん、急に改まって」 阿良々木「改まってとかそういうことじゃないんだドラえもん。・・・話を聞いてくれと言っておいて申し訳ないが、僕自身状況がまったく理解できずに困っているのだけれど、敢えて誤解を恐れずに言わせてもらうなら――」 阿良々木「――なんでお前が僕の影に住んでるんだよ!!」 読む →
2022年10月17日 19:30 火憐「私と兄ちゃんは血がつながってないらしい」月火「私、結婚できるじゃん!」 元スレ 全てのレス 4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/31(土) 20:41:26.80 :9NdMnV1uO 火憐「おい、月火ちゃん、兄ちゃんは私のだ」 月火「頭おかしいんじゃない。第一、お兄ちゃんは私のだからね」 暦「なんでおまえら、血がつながってないってわかったのにそんな反応なんだよ。まあ、僕は、別に義妹なんて萌えるだけなんだが」 火憐「さすが兄ちゃんだ。とりあえず、私とえっちしようぜ!」 読む →
2022年09月12日 18:00 そだちサイン 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/30(木) 22:28:47.91 :KmZSZcM60 化物語のSSです。 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/30(木) 22:29:42.89 :KmZSZcM60 私はこれまで人になにかを与えることはできたのだろうか? 今まではそんな状況になくって、いっぱいいっぱいだから仕方なかったと言える 不幸ならたくさんあげられるのだけれど いらないし 果たして、私に人を幸せにする力はあるだろうかと思う この家嫌いだなあ、阿良々木の家を前に思う 読む →
2022年04月14日 12:00 阿良々木暦「ぶんぶんぶぶぶん!」レベッカ・忍「おーなみばんばばんばーん、じゃ!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/04/13(水) 23:33:02.31 :/7Mv21f8O 「というわけで、儂が今日から先生じゃ」 「どういうわけだよ」 昔、ぱにぽにだっしゅというアニメがあって偶然にも物語シリーズと同じ制作会社だったこともあり、ここに『レベッカ・忍』先生が爆誕したということらしい。 「出席を取るぞー」 「僕以外に他に誰が居るってんだよ」 「四の五の言わずに席につけー」 渋々私室の勉強机の椅子に僕が腰掛けると。 「さて、ルーズに恋するお前様よ」 「誰がルーズに恋してるって?」 ルーズソックスなんて今時誰も履いてない。 「儂は子供先生になったわけじゃが」 「見た目だけはな」 見た目は子供、中身は600歳の生き字引だ。 「幼いからと言って馬鹿にしてはならんぞ」 「コーラを一気飲みでもしてみせるのか?」 「コーラどころか儂はお前様の生き血を一気飲みしたことを忘れたのか?」 「仮にも教師が生徒の生き血を飲むな」 僕の生き血を飲んでゲップをされても困る。 「ところで忍先生」 「なんじゃ?」 「MITって略さずに言ってみろよ」 「まちゃちゅーせっちゅこーかだいがく」 「オメガかわいい!!」 定番の噛みギャグは定番だからこそ至高であり、八九寺もびっくりの神っぷりであった。 読む →
2022年02月04日 07:00 臥煙伊豆子「おいで。君の意思で、私の隣に」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2022/02/03(木) 23:29:11.22 :GA97p571O 「え……?」 大昔のRPGやシューティングゲームに横スクロールや縦スクロールという形式があって、日常生活においてそのような景色の見え方をする機会はそう多くはないのだが、時として似たような感覚に陥ることがある。たとえば停車している電車に乗車している際に隣の電車が発車した時だとか、今まさにこうして、エスカレーターで上層階に上がる時などだ。 「臥煙、さん……だよな?」 仕事帰りに気まぐれに立ち寄った大型ショッピングモールのエスカレーターで、臥煙さんらしき人物とすれ違った。なんとなく、臥煙さんというか専門家連中は世俗を離れている意識があったので、よもやその元締めたる臥煙伊豆子さんがここに存在しているとは思わず、他人のそら似かと目を逸らす間際、まるでその瞬間に僕とすれ違うことを知っていたかのように目が合った。そのまま僕は進む。 「まさか上がってきたりしないよな……?」 「やあ、こよみん」 神出鬼没な専門家の元締めの動向など僕には予想などつく筈もないのだが、想定外ならぬ想定通りに片手をあげたくらいにして臥煙さんはエスカレーターに運ばれてやってきた。 「臥煙さん、何をしてるんですか……?」 「君を迎えに来た」 僕のところまで歩み寄ると、さも当然のように偶然ではないと言われて、僕は面食らう。 読む →
2021年11月19日 07:00 忍野忍「それでもいい……それでもいいのじゃ」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/11/18(木) 23:21:04.53 :gFdjDzhvO 『忍ちゃん。君は会うべきだ』 あの日、神原駿河が忍野忍を論破したことが強烈に印象に残っている者は僕だけではないと思うが、当の本人たちはどうだろうか。 『400年がかりで蘇ったかつてのパートナーと会わずに済まそうなんて、それは良くないことだ。とても良くないことだ。それは、正しくない』 600年生きた吸血鬼に正しさを説くなど、年端のいかぬ少女には荷が重いというか、ぶっちゃけ無謀なことだけど、年端のいかぬ少女だからこそ言える言葉だったことは確かであり、だからこそ忍は論破されたのだと思う。 『話にならない。誰かと誰かが出会わなければ話にならない。物語にならないだろう!』 当時の心境を神原に訊ねると、伝説の吸血鬼を論破した伝説の後輩は電話越しにあっさりとこう答えた。 『あの時は仕方なかったんだ』 「仕方なかったって何がだ?」 『あの時、私以外に忍ちゃんを説得出来る立場の者が居なかった。だから仕方なかった』 久しぶりに聴いた後輩の声は、あの時よりも少しだけ大人びていて、言っている内容もまた大人びていた。客観的に神原は語った。 読む →
2021年07月16日 22:00 貝木泥舟「竈門炭治郎? 誰だそいつは。知らん」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/07/16(金) 20:52:53.31 :HHo7aQtFO 唐突ではあるが、出任せを語らせて貰おう。 日頃の行いのせいか、四六時中、嘘ばかりついていると思われがちな可哀想な俺であるがごく稀に、本当のことを口にする時がある。 俺が真実を口にする状況は限られており、周りが絶対に信じないような場合のみ、嘘みたいな本当の話をまるで嘘のように語るのだ。 たとえば今この時、俺が置かれている状況などは、まさにうってつけであると言えよう。 時は大正。場所は吉原遊廓。男と女の見栄と愛憎渦巻く夜の街。そんな嘘みたいな空間に俺は存在していて、ひとり酒を呷っていた。 遊廓という界隈がどのような場所で、どんなことをするところなのか気になったならば、両親に訊いてみるといい。近いうちに兄弟が増えるかも知れない。無論、真っ赤な嘘だ。 俺を呼び出したのは忌々しい臥煙伊豆子だ。 先程顔を見せたが奴は遊廓にも関わらず遊女の格好をしておらず、そのことに憤慨して思わず酒をかけて追い出そうとした俺に向かって、臥煙伊豆子は上司気取りでこう命じた。 「富岡義勇を一晩足止めして彼の命を救え。あとは余計なことをするな。わかったね?」 はて、余計なこととは、何のことだろうか。 賃金代わりのつもりか何人か部屋によこした遊女に「五月蝿い。黙れ。話しかけるな」と吐き捨てて追い出したのは余計だったのか。 しかし、安く見られては今後に支障を来す。 こう見えても俺は専門家であり、仕事をさせようものならば報酬はそれなりに高くつく。 遊廓から出る際、窓辺に佇む臥煙の視線を背中に感じながら、俺は仕事場へと向かった。 読む →
2021年07月14日 07:00 阿良々木月火「もうお兄ちゃんうるさい!!」阿良々木火憐「ぶっ飛ばすぞ!!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2021/07/13(火) 22:46:59.83 :BpNphpLIO 僕に2人の妹が居ることは今更説明する必要はないことだけど、それぞれ強烈な個性を持つ妹たちがどのように人格を形成していったのかについて詳細を知る者は少ないだろう。 多くの人たちにとって出会った当初から火憐ちゃんは火憐ちゃんで、そして月火ちゃんは月火ちゃんかも知れないが、あいつらだって産まれた瞬間にフルマラソンを走れたわけではなく、誰にも教わらずに着物の着付けを完璧に習得していたわけでもないのだ。 残念ながら妹たちが産まれた瞬間の記憶は長い年月によって忘却してしまったが、僕より遅く産まれたという事実だけはどれほどの歳月が経っても変わることはない。 妹たちの記憶について1番古い記憶を探ると、どちらも至って普通の女の子であり、今みたいに奇人変人、あるいは超人の類いではなかったと記憶している。 妹たちと交わした会話について1番記憶に残っているのもまた、ありふれたものだった。 『お兄ちゃんはどっちの方が好き?』 『どっちと結婚したい?』 ロリというかペドの域を出ない幼女たちに詰問されて僕は兄として真剣に悩んだものだ。 読む →
2020年10月01日 23:30 神原駿河「なあ君、いい身体してるね」 元スレ 全てのレス 1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/08/12(水) 19:57:05.684 :fy2IWKkvM.net 俺「え?いや、そんな…」 神原「うちでバイトしないか?」 俺「時給は…」 神原「うーん、1500だ」 俺「や、やります!」 読む →
2020年09月09日 18:00 羽川翼「それが……我が主人のお望みとあらば」阿良々木暦「決まりだな」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/09/08(火) 22:36:31.22 :lUuaoiGOO 月の裏を見たことがあるか。 多くの人たちにとって、その質問自体が意味不明だと思うけれど、ある程度の趣旨はわかる。 月は自転と公転周期が同期しているーー要するに常に同じ面を地球に向けているので、地球上では肉眼で月の裏側を観測することが出来ないことから質問として成り立っている。 無論、科学や工業が進歩を遂げた現代ならば、探査機やら有人ロケットを打ち上げて月の裏側を観測することか容易なのは言うまでもない。 それらの手段を用いて撮影された画像は現代人ならばインターネットなどですぐに見つけられるのだけど、それを実際に肉眼で見た者は宇宙飛行士に限られ、極々少数であると言えよう。 興味がある者はそれを見てみたいという理由だけで宇宙飛行士を目指しても良いくらいロマン溢れる話ではあるけど、興味のない者にとってはネットで画像検索するだけで済む話である。 この物語はそんな理屈で私、羽川翼が観測したーーいや、希望的観測を基に綴ったーー阿良々木暦の裏側にまつわる物語なので、やはり興味のある者だけが読むべきものだと、そう思う。 「どうか、私の血を吸ってください」 あの日。高校2年の最悪で最低で最高の春休み。 吸血鬼となった阿良々木くんに自らの首筋を差し出したその瞬間から、物語は幕を開ける。 阿良々木暦の裏側。裏の顔。夜の王の、素顔。 私はそんな物語を望んで、彼の眷属となった。 読む →
2020年05月21日 18:30 阿良々木暦「僕がひたぎさんを嫌う未来なんてない」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/05/16(土) 23:09:40.13 :Gzf81c1XO 「今日は阿良々木くんのお尻を開発します」 「唐突だな」 両親も妹も不在だった、ある日のこと。 自宅に遊びに来ていた交際相手の戦場ヶ原ひたぎが突如僕の尻穴の開発に乗り出した。 これまで僕は自分の尻の穴の可能性というものついてそれほど深く考えたことはなく、単なる排泄器官としてこれからも末長く使っていくのだろうと漠然と思っていた。 とはいえ、知識としてならば他の使い道があるらしいということは知ってはいたのだが、怠慢な僕はそれを実際に試したことはなく、ましてや試そうと考えたことすらなかった。 「というわけで、まずは浣腸をしましょう」 浣腸。 要するに、尻から直接下剤をぶち込む行為。 字面的には恐ろしいことこの上ない蛮行ではあるものの、便秘に苦しむ人々にとってはまさになくてはならない特効薬である。 「阿良々木くんは浣腸したことがある?」 「小さい頃にあるかな。覚えてないけど」 「その時に処置した看護師が羨ましいわ」 どういう意味だろう。複雑な気持ちになる。 読む →
2020年01月21日 21:00 斧乃木余接「実はいま、僕はパンツを穿いてない」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/01/21(火) 00:36:15.09 :igAIR0zkO 「なあ、斧乃木ちゃん」 「なんだい、鬼のお兄ちゃん」 とある日の晩。 暇を持て余した僕は前々から気になっていたことを童女の居候兼、100年使われた付喪神である式神の斧乃木余接に尋ねてみることにした。 「特に深い意味はないんだけど、影縫さんと臥煙さんってどっちの方が胸が大きいんだ?」 「特に深くはないけど不快な質問だね」 斧乃木余接は無表情で適切なツッコミをした。 「教えてくれよ。頼む! こんなこと、君にしか聞けないんだ。僕を助けると思ってさ」 「鬼のお兄ちゃんは救いようがないと思うよ」 救いを求める僕に斧乃木ちゃんは辛辣だった。 「じゃあこうしよう、斧乃木ちゃん。教えてくれる代わりに僕に出来る範囲で何かする」 「何かって? 近所の交番に駆け込んで、お巡りさん僕です! って、自首するとか?」 そんな斬新な自首の仕方は御免被りたい。 「今はまだ、臭い飯は食べたくない」 「将来的には食べてもいいんだね」 「その時は、その時さ」 たとえ豚箱にぶち込まれて臭い飯を食う羽目になろうとも僕は2人の胸のサイズが知りたい。 読む →
2019年12月15日 19:30 名探偵コナン 不死身の火炎姉妹(ファイヤーシスターズ) 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/12/08(日) 21:32:57.58 :gS2+XsK+0 火憐「火憐だぜ!」 月火「月火だよ~」 火憐「2人合わせて!」 月火「ファイヤーシスターズ!」 火憐「ある日2人で遊園地に遊びに行ったら…」 月火「ジェットコースターで何か事件が起きたみたい…」 ※怪異のいない?世界です キャラ設定若干変更注意 読む →
2019年10月26日 23:00 忍野扇「だから忘れないでください。この愚か者」阿良々木暦「ああ……わかった」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/10/26(土) 22:18:35.36 :hAYTqdlSO 『えへへ、来ちゃった』 『おお、よく来たな、千石。まあ、上がれよ』 あれはまだ、僕と千石との関係が破綻する前。 自宅に訪れた千石を、僕は自室に連れ込んだ。 僕が知る千石撫子は長く伸ばした前髪で目を隠していて目立たず大人しい女の子だったのだが、その日の彼女は珍しくヘアバンドをつけて前髪を上げていた。可愛らしい顔立ちだった。 「ふむふむ、なるほど。気合い充分ですね」 「あれは千石なりの気合いだったのか?」 「それはもちろん。落とす気満々ですよ」 今更そう言われても、もうどうにもならない。 僕はどうやら俗に言う鈍感系主人公らしいので、前髪を上げキャミソール1枚でミニスカートを穿く千石の気合いとやらに気づけなかった。 「いえいえ、ちゃんと気づいていましたよ」 「いやいや、全然気づかなかったよ」 「またまた、謙遜は要りませんって」 「君は僕の何を知っているんだ、扇ちゃん」 「私が知っているのは、愚か者には罪が憑き物だということだけです。なのであなたの罪は、愚かなあなた自身がよくおわかりでしょう? 」 愚か者の罪物語。 愚か者には罪が憑き物。 この物語に名前を付けるならばまさに。 そのタイトルが相応しいと、愚かにも思った。 読む →
2019年08月03日 23:30 そだちドエル 元スレ 全てのレス 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/03(土) 22:42:01.14 :syA0W5F40 起こす声が聞こえなくて起きる 天井が見慣れなくて驚く 驚いている自分に驚いている そうだった時のほうがずっと長かったのだけれど 寝すぎだ。それでも このまま寝ていても誰も困らない 私が困るだろう後々 じゃあ洗濯しようと 洗濯機を音を聞いている 天気が悪そうだけれど 部屋の中で干せばいい 水の音と機械の音が嫌いではないけど いまは時間の流れを表しているような気がしている 一人暮らしは何度かしているけど 金がかかって仕方がない なにをしても金がかかるんだ 電話もそうだ もういらないかな いや 電話が鳴ってる いらないのだけど 電話が鳴って阿良々木が来るって ・・・くるのか 読む →
2019年07月06日 22:30 八九寺真宵「はにかみましょうか?」阿良々木暦「是非お願いします!」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/07/06(土) 21:00:13.35 :p06yTTmjO 梅雨時に連想する草花を尋ねられた際に、まず初めに紫陽花を思いつく人が大多数を占めるであろうことは、想像に難くない。 かくいう僕もそのひとりではあるものの、紫陽花に対してそこまで思い入れがあるわけではないので、むしろ紫陽花のイラストとセットで描かれることの多い蝸牛にこそ、目を惹かれる。 「ふむふむ。ちなみに阿良々木さんは、実際に紫陽花の葉っぱの上に蝸牛が這っている姿を、その目で見たことがあるのですか?」 「そう言えば、実際に見たことはないな」 「でしょうね。紫陽花の葉には毒がありますので」 食べられもしない毒の葉の上をわざわざ這いずり廻るほど蝸牛は暇ではありませんよと、蝸牛の怪異となり、そして今は神となった、八九寺真宵が得意げに薀蓄を聞かせてきた。 とはいえ、後から調べたところ必ずしも全固体に毒が含まれているわけではないらしいので、あくまでも一般論として、僕は受け止めた。 「じゃあ、お前も紫陽花が嫌いなのか?」 「私は葉っぱなんて食べないので、特別に好きでも嫌いでもありませんが、その紫陽花のお花を見て阿良々木さんが私の元に足を運ぶきっかけとなった今ならば、大好きになれそうです」 なんだか紫陽花に手柄を全て取られた気分だ。 別にきっかけなんかなくたって気が向いたらいつでもこの北白蛇神社に足を運ぶ敬虔なる信者であるこの僕を、今と同じように目一杯の愛を込めて大好きだと言って貰いたいものである。 「あらあら、不満そうですね、あらあらさん」 「あらあらなんて普段言わないような台詞をわざわざ前に付けてまで名前を間違えるのはやめろ。僕の名前は阿良々木だ」 「失礼、かみました」 「違う、わざとだ」 「はにかみましょうか?」 「是非お願いします!」 「にぱっ!」 にぱっと八九寺真宵の可憐な笑顔が咲き誇る。 嬉しそうにはにかむ幼い少女が神様だと言うことも忘れて、僕はお持ち帰りしそうになった。 読む →
2019年07月06日 00:10 阿良々木暦「神原、何か飲むか?」神原駿河「私は阿良々木先輩の汗でいい」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/07/05(金) 22:56:09.18 :vXBrfRKkO 春と夏の間にある、梅雨の時期。 この季節が訪れる度に、僕は身構えてしまう。 振り返ると、そこに黄色い雨合羽を着た少女が立っているのではないかと、不安になる。 「他ならぬ阿良々木先輩の望みとあらば、私としては当然、全裸に雨合羽を着て登場し直すのもやぶさかではない。むしろ、大歓迎だ!」 「シリアスなモノローグを台無しにするな!」 とはいえ、不安は不安でしかなく、心配は杞憂となるのが物語の常であり、僕が再び雨合羽を着た少女に襲われることはなかった。 「本当にお前は全裸が好きだよな」 「阿良々木先輩は全裸が好きではないのか?」 「ああ、好きだよ! 僕だって全裸が好きだ! 大好きだとも! 当たり前だろうが!」 全裸好きな後輩に呆れ果てた僕に対して、神原駿河は分かり切った質問を返してきたので、半ばやけになりながら正直にそう答えると。 「ならば何も問題はなかろう」 「問題が発生する前振りにしか聞こえないぞ」 「しかし、私としては、前振りよりも前触れの方が語感が良いと思う。主に性的な意味で!」 「ああ、僕もお前と全く同感だよ!」 前振りよりも、前触れの方が語感が良い。 何故そう感じたのか。その理由は簡単だ。 目の前で思わせぶりに尻を振られるのと直に前を触られるのとでは、誰だって後者が嬉しい。 とはいえ、そこまでのスキンシップは後輩とするものではないこともまた、明白であり。 「ふむ。それでは遠慮なく」 「お前はもっと遠慮と躊躇いを身につけろ!」 「あっ! こら、阿良々木先輩! 暴れるな! イチモツを目の前で思わせぶりに振り乱すな!」 「振り乱してなんかねぇよ!」 雨合羽を着ていない神原駿河とじゃれ合いながら、ふと見上げた空の雲行きは怪しく、まさに嵐の前振りならぬ、前触れになりそうだと、この時、僕はそんな予感を漠然と抱いた。 やれやれ、これも日頃の行いのせいだろうか。 せっかくの後輩とのデートなのに、雨なんて。 じゃのめの傘など、持ち合わせていないのに。 読む →
2019年01月10日 23:00 阿良々木暦「吸血鬼の尻穴って、何の為にあるんだ?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/01/10(木) 21:34:25.51 :LRcZnrqO0 「おい、忍」 「なんじゃ、我が主様よ」 今や国民的幼女と成り上がった、忍野忍こと、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの成れの果てが、常時ノーパンであることなど、既に全世界に知れ渡る共通認識なのは、わざわざ言うまでもなく明白なことなのだが。 「見えてるぞ」 「見せているのじゃ」 こうも堂々と見せつけられては、目のやり場に困る……と、思いつつも、ガン見してるけれど。 「流石にガン見するのは感心せんな」 「別に、減るものじゃないだろ?」 「それはそうじゃが、対価は貰うぞ」 「対価?」 「見合った価値ある物を献上して貰おうかの」 絶世の美幼女の局部に見合う価値ある物。 そんなものがこの世に存在するのだろうか。 いや、誤解や語弊がないように補足すると、この美幼女の局部には、絆創膏が貼られている。 ノーパンに絆創膏が忍野忍流のお洒落なのだ。 「うーむ。絆創膏と同価値となると……」 「ミスタードーナツで決まりじゃな」 どうやら結論ありきの既定路線だったらしい。 読む →
2018年04月05日 17:00 阿良々木「忍野が怪談を解決して行く?」 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/03/30(金) 05:17:36.51 :kXRWmwK70 ※ちょっぴりホラーです 忍野「あぁ、と言うか解決するのは二の次で、本当の所は蒐集がメインなんだけれどね」 阿良々木「うーん、そう言われてもな。知っての通り、僕は交友関係が広い方じゃないから、そういう都市伝説みたいな話を耳にする事自体少ないんだよな」 忍野「まぁまぁ、そう難しく考えなくても、阿良々木君が昔体験した不思議話でも良いんだ。語るのは得意だろう?何か試しに語ってみてくれよ」 阿良々木「……まぁ、そう言うなら。まだ上の妹が小学生の頃の話なんだけれど」 阿良々木「当時はまだ、妹の道場通いに親がついて行ってたんだ。ただ、その日は仕事か何かで行けないから、代わりに僕が送迎係だった____」 読む →
2017年06月16日 00:15 八九寺「阿良々木さんが私との和姦モノの同人誌を隠し持ってました……」 元スレ 全てのレス 1:怒り新党:2017/06/15(木) 21:25:30.26 :z3RyheTw0 八九寺「さよなら」 暦「ストップだ八九寺、違う違う。そうじゃない。『阿良々木さんがぁ、阿良々木さんが怖いですぅ!!』だろ!?!?」 八九寺「いやいや、おかしいでしょう。そういうのは漫画やアニメのキャラクターがやるやつでしょう? 現実の人間同士の同人誌を持ってるなんて、普通にドン引きですよ」 暦「それも違うぞ八九寺。そこは『阿良々木さんに犯されるぅ!』だ」 八九寺「なんでこんなものがあなたの部屋から見つけられて冷静でいられるんですか。なにを元ネタの忠実な再現に躍起になってるんですか」 暦「だってお前と僕の会話ってテンプレートが確立されてるじゃん? そろそろ新しいテンプレートを追加していく頃合いじゃないかって、そう思ったんだ」 (元ネタ:http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308664914/) 読む →
2017年03月17日 03:00 【アマガミ×物語シリーズ】森島はるか「はるかドッグ」 元スレ 全てのレス 3: ◆Gh4KnxEqTvCH:2017/03/17(金) 00:01:42.23 :9SPDl3p50 「あ、羽川、僕だよ、いやあ特に何があったってわけじゃないんだけれど、お前の声が聞きたくt」 切られた 「すみませんでした。いや、本当は用事がありましてそちらの方を聞いていただけると大変ありがたいのですが」 「はい、はい、では話させていただきます。羽川様のお耳に入れたいお話というのはですね。あ、そうですか?え、ついでに煩悩に塗れた頭も治したほうが良い?」 いつからそんなこと言う子になったんだ。よもや羽川の口から毒舌を聞くことになるなんて少し前の僕に言っても絶対に信じないだろうな…確実に悪影響を受けている気がする。主に僕の彼女から 「そっか、ならいつも通りの口調に戻して話すとしよう。」 「東西、東西」 読む →
2016年12月11日 18:05 探偵「化物語」【推理】 元スレ 全てのレス 1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/02(金) 18:19:16.72 :0zOIDpDMo 『補足』 ・元ネタはスレタイ通り ・作中には時折【】で囲まれた言葉が登場する。その言葉は、理由も説明も必要なく絶対的な真実。間違いはない ・逆に言えば、それ以外の言葉には全て疑う余地がある 2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/02(金) 18:21:47.42 :0zOIDpDMo 【注意・重要】 ・時系列は、つばさキャットが終わった後 ・話は『化物語』限定。ひたぎクラブ、まよいマイマイ、するがモンキー、なでこスネイク、つばさキャットの五つの話のみ。『傷物語』は含まれない ・出てくる登場人物(容疑者)は以下の9人。これ以上は増えない 【阿良々木暦、羽川翼、戦場ヶ原ひたぎ、忍野忍、忍野メメ、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、ブラック羽川】 3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/02(金) 18:23:47.41 :0zOIDpDMo ・なお、以下の十点は順守する 1、「未知の登場人物が犯人(怪異)である事を禁ず」 2、「秘密の抜け穴や隠し部屋の存在を禁ず」 3、「常識から逸脱した偶然を禁ず」 4、「未知の薬物、及び、難解な科学装置の使用を禁ず」 5、「超能力・祟り・呪いなど、オカルトによる犯行を禁ず」 6、「登場人物全員が共謀者である事を禁ず」 7、「登場人物の中に多重人格者がいる事を禁ず」 8、「そっくりな双子の存在を禁ず」 9、「全てが偶然により発生した出来事である事を禁ず」 10、「観測者は自分の判断・解釈を主張することが許される」 12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/02(金) 19:33:06.18 :0zOIDpDMo ああ、大事な事を書き忘れてる 【この話の中に『怪異』は存在しない】 >>3と>>4の間にこの一文をお願いします 4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/02(金) 18:27:11.04 :0zOIDpDMo 助手「それでは、阿良々木暦さん、そして戦場ヶ原ひたぎさん。あなた達に起こったという不思議な体験を聞かせて下さい」 助手「初めから終わりまで全部、詳しくお願いします」 助手「途中、私が質問を挟む時もあると思いますが、それも宜しくお願いします」 暦「……わかりました」 ひたぎ「ええ」 5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/02(金) 18:31:16.94 :0zOIDpDMo 第一の謎 『戦場ヶ原ひたぎの体重』 読む →
2016年08月04日 06:05 八幡「本物語」 元スレ 全てのレス 1: ◆xGxUpvkF.6:2016/08/03(水) 21:56:58.06 :F+th3Isd0 ◆年明け、1月後半くらいからのif。 ◆ちょっとだけエロあり 八幡「はぁ? 一色が登校拒否?」 平塚「うむ。もう一週間ほど経つ。これ以上休めば生徒会業務に支障が出る」 八幡(葉山に振られたからか? ……いや、それだったら年明けからずっと休んでるはず) 八幡(……あぁ、そういや元からイジメられてたんだっけか) 八幡(葉山の庇護下にあると思って手出しできなかった連中が行動に出る可能性はあるな) 八幡「……教師も大変ですね。頑張って下さい」 平塚「おいおい、こんな時こそ奉仕部の出番じゃないか」ガシッ 八幡「イヤダ ハチマン イエ カエル。プリキュアノ ロクガ ミル」 平塚「なんだその気持ち悪いミスターポポは」 読む →
2016年04月24日 18:05 月火「お兄ちゃん、私と、もう一度キスしてよ」 元スレ 全てのレス 1:8 ◆H3qqj7wCjc:2016/04/24(日) 13:36:15.78 :P7OSXOlE0 夏休みのある日 月火「お兄ちゃ~ん…起きてる…わけないか」 暦「いや起きてるぞ」 月火「何で起きてるの!?」 妹の阿良々木月火が僕の部屋を訪ねて来たのは深夜1時過ぎだった。 確かに普通は寝てると思われる時間だが、僕は吸血鬼体質のせいで夜は寝付くのに時間がかかる。 そして朝は弱いという何ともし難い体質だ。 暦「どうしたんだ?月火。怖い夢でも見たのか」 月火「…えっと…まぁそんなところかな?」 暦「でもお前ってそんなたまか?」 月火「今日はたまたまそんな日だったんだよ」 暦「はぁん…で、何しに来たんだ」 月火「私もうぶるっちゃって、お兄ちゃんに添い寝してもらわないと収まらないなぁって」 暦「…つまり?」 月火「今晩は一緒に寝てください!いや寝ろ!」 読む →
2016年01月26日 17:40 阿良々木「忍、血を吸ってくれ」忍「お前様…本気なのか?」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/23(土) 21:11:35.535 :jGhxPBjg0.net 阿良々木「ああ。僕は本気だ」 忍「じゃがお前様…吸血行為を行えば、どうなるかわかっているじゃろう?」 阿良々木「……まず間違いなく影縫さんに殺されるだろうな。いや、斧乃木ちゃん殺されるほうが先か…」 忍「それがわかっていながら、儂に血を吸えなどと…気でも狂ったか?我が主様よ」 読む →
2015年09月17日 12:05 千早「怪異……?」 元スレ 全てのレス 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/16(水) 22:16:26.623 :GBrwgVSC0.net 765プロ事務所 P「なぁ春香。千早はどうした?」 春香「あ、なんだか今日は調子が悪いようなので休むそ うですよ」 P「そうなのか?」 春香「はい。朝方メールが来てましたし……ほら」 携帯「本日は体調が優れないのでお休みさせて頂きます 。なお、見舞いなどは必要ありませんので」 P「……本当だ」 春香「プロデューサーさんには連絡入ってないんですか ?」 P「千早はいつも電話連絡だからメールの確認はしてな かったな……」ゴソゴソ P「……メール来てたわ。春香よりも先に」 読む →
2015年07月13日 23:05 【化物語】月火「お兄ちゃん髪洗ってよー」暦「またかよ月火ちゃん」 元スレ 全てのレス 2: ◆BAKEWEHPok:2015/07/13(月) 22:17:33.27 :tzEPHgMWo 「こうやって弄られるのはどうだ月火ちゃん?」 「うん……気持ちいいよお兄ちゃん……」 僕の膝の上に座っている裸の月火からじっとりうっとりとした返事。 何をしているかと言えばなんてことない僕の手が月火の柔らかい所を触っている状況なだけだ。 肩越しに顔を寄せると月火のほうから目を瞑り唇を寄せてくる。 甘ったらしくて、ねっとりとしていて、いやらしく淫らな恋人同士みたいな僕ら。 始まりはお風呂場にて僕の不用意な言動と行動が生み出したものだった。 「狭いからもう少し向こうに寄れよ」 「何言ってんのよ、もうぎゅーぎゅーなんだから。お兄ちゃんこそいつも道を歩いてるみたいに端っこ行ってよ」 「僕はそんな日陰者みたいな人生を生きていない!」 そんな風に僕らが言い合っていたのは浴室のこと。 風呂場の浴槽の中でいつものようにいつものごとく、ひしめきあっているだけだった。 湯船で向かい合う様に座っていると足を組み替えたりする度にごっつんごっつん当たっちゃうのだ。 ちなみに僕こと阿良々木暦と、妹である阿良々木月火がいつものごとくと言うくらい 一緒に入浴し続けているのが何故かと言うと、妹たってのお願いがあったからだ。 「はぁ~? 都合のいい事考えないでくれるお兄ちゃん? お兄ちゃんが妹の身体をどうしても洗いたいって頼むからでしょ。頼みまくってるからでしょ」 「頼んでねえよ! お前が髪が長すぎて洗うの面倒くさいなんて言うからだろうが! あと心の中の地の文を勝手に読むんじゃない!」 妹に突っ込んでも生意気な口は変わらない。 黙らせようにも油が潤沢に湧き出てくる減らず口は滑りがよすぎて止まらないのだ。 「へー私はただ面倒って言っただけなんだけどー、お兄ちゃんがだったら僕が洗うって 言うから洗わせてあげてるだけなんだから。だから」 「お前が怒って泣いてわめいて凶器持って脅さなきゃ言わないよ! お前はお姫様なのか!?」 「私はもう姫カットじゃないからねーお姫様だったのは昔の話だよ」 「お前って髪型で地位が変わるような奴なの? 初耳なんだけど」 「まあ今はお兄ちゃんという使用人しかいない没落大名だけどね。ほらそろそろ髪洗ってよ。のぼせちゃうよ」 「……どうやらお前とは、今後の僕らの関係を話し合う必要があるようだな」 「お兄ちゃんにそう言われる関係になるのは遠慮したいっていうか……気持ち悪いっていうか……その……ごめん」 「お前の数少ない謝罪の言葉はお前が本当に悪い時にだけ使うんだ。申し訳無さそうな顔をするんじゃない!」 僕はそう怒鳴りながらも仕方なしに湯船から立ち上がり、一応タオルで下を隠す。 月火も申し訳なさそうな顔がしゅっと変わってから、身体を特に隠さないまま続いた。 恥じらいも何もない妹だ。 纏めていた髪を下ろして椅子へと座ると、柳の下の女幽霊のごとき大量の髪が広がる。 もう髪というより布とか絨毯のよう。 いつもやっているとは言え、これを洗わないといけないというのはなんとも面倒なもんだ。 しかし不思議な事に、僕は月火の髪を洗ってやるのが嫌いではないようだった。 「シャワーでしっかり濡らし、馴染ませるために軽く揉んで、たっぷりのシャンプーを手にとってから、トドメにあわあわー」 「あわあわー。段々こなれてきたねお兄ちゃん。妹の髪を洗う事に関してはもうプロ級だよー」 「そんなわけのわからないプロフェッショナルは御免被るけれど、褒め言葉は受け取っておこう」 読む →
2015年02月05日 23:45 阿良々木暦「僕の三日間」 元スレ 全てのレス 1:1:2015/01/04(日) 04:01:06.21 :UNJIhsan0 ──────────────── ──壹日目・午後參時── ひたぎ「阿良々木くん、先に色々決めておきたいのよ」 暦「え、何をだよ」 ひたぎ「ここがどういう時系列なのか、私たちは原作でいうところの、 どの部分にいるのかとか」 暦「もっと楽しくやろうぜ!」 ひたぎ「楽しくお話するのにも、最低限のルールってものがあるのよ阿良々木くん。 後々面倒なのよ、細かく野暮なツッコミをする輩がいるのだから、 しょうがないじゃないの」 暦「いや、戦場ヶ原。すでに色々突っ込まれそうな気がしてならないんだけど……」 2:1:2015/01/04(日) 04:02:16.45 :UNJIhsan0 ひたぎ「まあいいわ。いくらこうして弁明しようとしたって、彼らには関係ないものね。 原作信者とかにとってこうした細かい設定、文章ってのはとても重要で、 作品に対する敷居がどうしても高くなってしまっているものね」 ひたぎ「原作をいくら真似ているつもりでも、彼らにはこうしてネットで書かれたお話なんて、 やっぱり偽物にしか見えないのよ」 ひたぎ「もしかしたら本物が、 こうしてカタカタ暇つぶしに打ち込んでいるのかもしれないのにね」カタカタ 暦「そんなわけがあるか」 暦「しょうがないんじゃねえか? それだけ原作者の文章が魅力的なわけだし、 実際僕たちのお話だって、憧れに近い感情から生まれたものなんだろうし」 ひたぎ「だからこそよ。そうして原作者を半ば崇拝するかのような態度を信者が止めない限り、 作品自体の敷居が高いままになってしまうのよ」 ひたぎ「初見が入り辛いじゃないの」 3:1:2015/01/04(日) 04:02:43.23 :UNJIhsan0 ひたぎ「いったい何様なんでしょうね。自分が書いた作品でもないくせに」 暦「お、おい……」 ひたぎ「とにかく、『原作っぽくない』とかわざわざケチをつけているから、 原作信者はいつまでも嫌われるのよ」 暦「戦場ヶ原にも一理あるかもしれないけれど、それにしても言いすぎだぞ」 ひたぎ「あら、いいじゃない。これで少しでも夢から覚めてくれれば……そう思っているわ」 ひたぎ「まあこれを書いている当人は、こう偉そうに息巻いている割には、 まだ『傾物語』までしか原作を読んでいないのだけれど」 暦「アウトーッ!」 4:1:2015/01/04(日) 04:03:50.26 :UNJIhsan0 ──── ── 暦「ったく、いきなり何を話し出すかと思えば……まあいいや。 気を取り直して何か話そうぜ、戦場ヶ原」 ひたぎ「いえ、もうそれなりに話したし、勉強に戻りたいと思っていたのだけれど」 暦「勉強はさっき死ぬほどしただろ……」 ひたぎ「死ぬほど? 大げさね、阿良々木くんはもう本当に死ぬほどの経験をしているというのに。 え、もしかしてそれほどのものだったのかしら」 暦「こ、言葉の綾って言うか……って、大げさに捉えるなっ」 ひたぎ「確かに阿良々木くんのあってないような脳みそには、少し大変すぎたのかもね。 殴ると頭の中で脳みそがコロコロ鳴っているし、ちっちゃ」 暦「馬鹿は僕の妹専門だから、戦場ヶ原」 読む →
2015年01月16日 23:05 阿良々木暦「ありすリコリス」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 3: ◆8HmEy52dzA:2015/01/16(金) 20:14:38.91 :6UJ3zAla0 001 仕事には、言わずもがなやり甲斐というものが必要不可欠だ。 人生の大半を占める仕事が誇りも矜恃も持てないものであれば、モチベーションの維持はもちろん、毎日が苦痛と化してしまう。 とは言え働くことを美徳とする日本だ。 仕事は仕事、と割り切ることも可能だが、それではあまりにも自動的で人間味に欠ける。 人間は社会の歯車に違いはないが、意志を持たない無機質な道具ではないのだ。 必要不可欠なものではないとは言え、日々を過ごす上で自らの仕事にやり甲斐を持つことは人生を彩るという意味でも非常に重要ではないかと思うのだ。 「次の仕事はこのメンバーで決定した。何か質問はあるか?」 小さめの机を四方から四人で囲みながらのミーティングだ。 メンバーは櫻井、結城、橘、そして僕を含めた四人である。 「別にメンバーに文句はねえけどよ……なんか、頭良くねえオレでも嫌な予感がするぞ……」 上着のポケットに手を突っ込みながら椅子を傾け足を組み、フーセンガムを膨らませるという不遜とも取れる態度を取る彼女は結城晴、十二歳。 男勝りの態度に反して外見には素質が見え隠れし、数年後が非常に楽しみなアイドルである。加え、僕の生涯において初の俺っ子である。 猫も一応、羽川の身体を借りているとは言え俺っ子だが、猫はオスなので本質的な所で異なるのだ。 ここは非常に大事だよ。 「人選にプロデューサーの良からぬ意図を感じますわ……」 紅茶のカップで両手を温めながら漏らす彼女は櫻井桃華、十二歳。 彼女も僕の人生において接する機会のなかった、お嬢様である。 フィクションにおけるお嬢様のテンプレートのように高飛車で上から目線、ということもなく、自らの実力でのし上がって行こうとしているとてもいい子だ。 出来ることならば彼女の執事となって一生を彼女に尽くしたいと思う程である。 美少女の執事。 まさに男の夢だ。 彼女の為ならば高所からの紅茶の淹れ方もマスターしよう。 「プロデューサー、まさかとは思いますが個人的な趣味ではありませんよね?」 猜疑の視線と共にこちらを上目遣いで睨んでくるマフラーを身に着けた彼女は橘ありす、十二歳。 年齢にそぐわないそのストイックさと冷静さは、彼女がいかにしっかり者であるかを物語っている。 早く大人になりたい、という想いを持つ子供は多数いるが、橘はその傾向がかなり強い。 その上、何の考えもなく大人への憧憬を抱く子供とは違い、彼女は彼女なりに自分の大人像を持っている。 それらを考慮した上で、橘は早く大人になりたい、と言う権利があると言えよう。 ……個人的には橘だけと言わず全員、安部さんのように永遠の十二歳でいて欲しいところだが、そこは時間を操る術を持つ訳でもない僕には叶わぬ願いだろう。 三人の紹介も終え話は冒頭に戻るが、仕事にはやはりやり甲斐が必要なのだ。 ロリ組に囲まれてのミーティング。 アイドルのプロデューサーをやって一番良かったと思える瞬間だ。 読む →
2014年12月12日 00:30 阿良々木暦「ひなウルフ」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 2: ◆8HmEy52dzA:2014/12/11(木) 22:36:35.36 :ey41gLLW0 001 覚束ない足取りで、見慣れた街を歩く。 まだ早朝でしかも日曜日ということもあって通勤する人の姿も少なく、通学する子供たちの姿も見えない。 ジョギングをするおじいちゃんと、朝が早い休日出勤のサラリーマンのおじさんがちらほら見えるくらいだ。 今日もお勤めご苦労様っス。 車も滅多に通らないこともあって、朝方に近所であるここを散歩するのが好きだ。 デッドラインを越えた後の朝は、原稿を仕上げるために無理やり上げたテンションの余韻と、ようやく〆切の恐怖から抜け出せる開放感から、何とも言えない気分になる。 臨界点に近い疲労に、朦朧としてはいるものの嫌にすっきりと際立つ意識。一度でも横になったら二日は眠り続けられるであろうと確信できる程に磨耗した身体が軽く感じるのは、全身の何処にも力が入らないからだろう。 「あ゛あ゛ー…………うぅ」 二十歳の、ましてや女の子が出すとは思えないゾンビの如き重低音の唸りが、喉の奥から呼吸と共に排出される。 そういえばここ三日ほど、誰かとまともに会話もしていない。 余談だけれど人は会話をしないと会話の仕方を忘れる事がある。 前、無茶なスケジュールを組んで二週間くらい部屋にこもりきりの時があったけれど、その後、声の出し方を忘れてまともに喋れなかったことがあるのだ。 修羅場あるあるその1っス。 人間、何事も程々にこなさないといけないといういい教訓だったっス。 欠伸を噛み殺して空を仰ぐ。 爽やかな朝の光は、開き切った瞳孔を眼鏡越しに暴力的に刺激する。 太陽の光に灼かれるような感覚は、まるで吸血鬼になったようだ。 きっと今のアタシはかなりひどい顔をしているのだろう。 ゾンビのような顔を見られるのに抵抗がある訳ではないが、他人様の気分を害する可能性がある限りは人が増える前に、そろそろ退散しよう。 入稿も終えたことだし、向こう三日はオフだ。 とりあえず丸二日は惰眠を貪ろう。 今なら隕石が落ちてきても眠っていられる気がする。 読む →
2014年11月22日 02:05 阿良々木暦「こよみヒストリー」 元スレ 全てのレス 1: ◆8HmEy52dzA:2014/11/21(金) 21:39:14.41 :kVCj7/h70 物語シリーズ、オリジナル展開です。 2: ◆8HmEy52dzA:2014/11/21(金) 21:40:07.24 :kVCj7/h70 001 「戦争を、しましょう」 無数の文房具を構え、彼女は言った。 それが彼女との出会いだった。 針鼠のように周囲の全てを拒絶し、敵と見做す。 それが、蟹に行き遭った彼女の対処方針だったのだ。 その強烈すぎる初対面の印象は、今でも覚えている。 『なんて女だ』。 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/21(金) 21:42:41.44 :jDkxRzrDO 765プロやデレマスと物語のクロス 書いてた人? 4: ◆8HmEy52dzA:2014/11/21(金) 21:46:10.95 :kVCj7/h70 >3 そうですー。 読む →
2014年09月16日 21:30 阿良々木暦「ななルナ」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 3: ◆8HmEy52dzA:2014/09/16(火) 19:43:41.62 :sCBd7Qvo0 001 僕と安部菜々とを巡る物語を語る前に、唐突ではあるが神について少々言及することにしよう。 まず、僕は無神教であることを前提に置いて欲しい。 この国では大半の人間が無神教だとは思うが、これは現代においても世界視点で俯瞰するとかなり珍しい方だ。 神なんてものは地域ごとの文化、歴史、風土的特徴など様々な要素を組み合わせた上で長い時間をかけ醸成されるものだから一概には言えないのだが、日本はその中でも異色を放っている。 日本では無神教と言うよりは八百万の神という記述が古事記に見られるように、あらゆる全てに神が宿る、という考えが根付いている為、どちらかと言えば超多神教に近い。 神は崇めるものではなく、身近にあるものということだ。 それが現代になるにつれ、機械やテクノロジーの導入により人工物が氾濫したことで身近な神への意識が薄れて行った結果、無神教に繋がったのだろう。 絶対神がいないため、いつの間にか濃度が薄れて霧散してしまったのだ。 クリスマスやバレンタインなんかが最たる例だ。 騒げれば何でもいい、なんて国民性が良く出ている。 敬虔なクリスチャンからしたら怒られても致し方あるまい。 そも神とは、敬い畏れられる絶対的存在でありながら人によって作られた、人がいなければ存在すら許されない、ある意味矛盾を孕んだ存在だ。 彼らは全知全能とまでは行かずとも、明らかに人よりも優れたキャパシティを持ちながらも人に依存している。 とはいえ、人も神に依存することは少なくとも有象無象の願いや祈りを一方的に託したりしているから、その辺りはお互い様ということで済ませてしまおう。 先程僕は無神教と言ったが、無神教と神を信じないことは別だ。 なんせ僕には知人に神が、過去形も含めれば三人もいる。 実在するものを信じないも何もない。 あの口達者な小学生・八九寺でさえ今や一廉の神様だ。 知人から神が輩出したことについては鼻が高い……というわけではないのだが、知人が三人も神様だという人間は世界広しと言えども僕くらいではないだろうか。 読む →
2014年07月09日 20:30 阿良々木暦「かなこエレファント」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/09(水) 18:23:27.97 :HorbTFBDO 001 「今日はイチゴのタルト、ですか」 アーニャが苺の乗ったタルトを一口含み、顔を綻ばせる。 年齢の割に大人びたイメージの強いアーニャにしては珍しい光景だ。 ロシアには日本で言う生クリーム主体のケーキが文化として少ないと聞く。 ひょっとしたら、故郷を思い出しているのかも知れなかった。 タルト。パートシュクレと呼ばれるタルト生地の上にたっぷりのクリームと旬の果物を乗せたものを指す。 バターをたっぷりと使用した濃厚な生地の味わいとクリームの相性は抜群だが、上記の通りカロリーは群を抜いて高いので女の子にとってはジレンマを呼び起こす類のスイーツだろう。 「アーニャさん、ロシアのお菓子ってあんまり聞かないですけど、どんなのなんですか?」 椎名がシナモンミルクティーを飲み干しながらアーニャに問う。 椎名は忍と同じで大のドーナツ好きだが、やはり年頃の女の子の常識を問うにあたり、甘いものを嫌うという選択肢は初めから存在しないのだろう。 実に幸せそうな笑顔でタルトを頬張っていた。 甘いものが嫌いな女の子なんてのは、そうはいないだろう。 あの唐辛子とデスソースで身体が錬成されている、と言われても違和感がないひたぎですらケーキを食べている時は笑顔で機嫌も良く、実に女子力が増す。 スイーツの力は偉大なのだ。 ちなみに僕もあまり進んで食べはしないが甘いものは好きだ。 甘いお菓子が女の子の独壇場であることは百も承知な上に同意することにも遺憾を示さないが、男がスイーツを好んではいけない理由にはなり得ない。 今度、ひたぎを誘って昔みたいにケーキバイキングにでも行こうかな……。 読む →
2014年06月20日 21:05 阿良々木暦「きらりホッパー」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/20(金) 18:29:39.84 :aUpPVcxlO 001 冒頭から突然かつ唐突な展開なのだが、僕は絶望に打ちひしがれていた。 森久保との一件でノノウイルスが感染したのか、最近、自然と物事を後ろ向きに考えることが多くなったのだ。 絶望、というその言葉自体を明らかにするのは簡単だ。 表記通り、望みの絶たれた状態。 絶望に冒された者は世の中に存在意義を失くし、自殺すら考えるという。 僕は流石に自殺を考えることはないが、それでも酷い鬱と倦怠感に襲われ、眠れない夜もあったことは確かだ。 「ク……クククククク……ハハハハハハハハハハ!!」 身に余る負の感情に身体が拒絶反応を起こし、自らを嘲るかのように笑いが堰を切って溢れ出す。 傍から見たら、自棄になって気が触れてしまった人間に見えることだろう。 僕の絶望の根源は、あまりにも理不尽な事実からだ。 何故、こんな理不尽な事がこの世に起こり得るのだろうか。 神がいるとしたら、あまりにも非情じゃあないか。 僕は、何のために今まで人として生を受け生きてきたというんだ。 読む →
2014年06月05日 21:45 阿良々木暦「になショウ」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 18:40:41.23 :DNBJrAglO 1です。 なお、一年ほど前に自分で書いたニナチャンSSを元ネタにしてますのでご了承下さい。 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 18:42:42.75 :DNBJrAglO 001 市原仁奈はアイドルだ。 彼女は弱冠齢八歳にしてアイドルを営んでいるが、彼女の特徴として絶対に着ぐるみを着るという縛りを設けている。 縛りというよりは彼女の趣味が高じて、という側面の方が強いのだが、着ぐるみアイドルという奇抜で新しいジャンルを開拓したことは幼いながらも偉大な功績とも言える。 とは言え、着ぐるみを着て可愛いと言えるのは恐らくは十代が限界だと思われるので、アイドルのジャンルという幅としては狭いが、それでも僕は有りだと思う。 ああいう類のものは十代後半あたりを境目にコスプレというジャンルにすげ変わってしまう気がするのだ。 いや、それはそれで別の魅力があるからいいのだけれど。 話を戻すが、とにかく市原は可愛い。 年齢が一回り以上離れているということもあるが、年齢の割に達しているその小生意気な性格と突っ込みの鋭さはどこか八九寺を連想させる。 先ほどは市原が着ぐるみアイドル、と表現した為に彼女がアイドル活動においてのみ着ぐるみを着る、という誤解を招くような表現をしてしまったが、それは間違いだ。 訂正すると共に素直に謝罪をしよう。 彼女は、私服ですら着ぐるみなのだ。 読む →
2014年05月29日 20:46 阿良々木暦「ふみかワーム」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/29(木) 19:28:01.45 :jPxrNCQ30 001 贔屓でも世辞でも誇張でもなく、綺麗だ、と素直に思った。 待ち合わせ場所はとあるカフェだったのだが、店外から見える彼女の姿は、まるでそこだけが切り取られて一枚の絵として作品になっている、とさえ思えた。 店内の隅の席、コーヒーカップひとつを机に乗せ、ブックカバーを着けた恐らくは小説を読む少女がいる。 今日この日に出来たその静謐な空間は、彼女のために存在すると言っても過言ではない気さえして来た。 透き通る午前の空気の中、時間さえも静止してしまったかのような錯覚を覚える。 思わず、見蕩れてしまった。 静の美。そんな単語が頭に浮かぶ。 いつまでも見蕩れている訳にも行かず、未練を残しつつも入店すると、目線を寄越した鷺沢が本を閉じて微笑みと共に迎えてくれた。 「おはようございます、プロデューサーさん」 「おはよう鷺沢」 鷺沢文香はアイドルだ。 だが、彼女は一見してそうには見えない。 かつての千石のように人の目線が気になるのか眼が隠れるほどに伸ばされた前髪に、穏和と慈愛に満ちた特徴的な垂れ目、とどめの一撃と言わんばかりに大人しく引っ込み思案なその性格は、とてもじゃないがアイドルなんて活発的なイメージとは結び付かないのだ。 実際にも彼女のアイドルとしての売り方は癒されるアイドルだが、図書館で司書をしている、とでも言われた方が余程しっくり来るのが事実だ。 それも彼女は元々文学が大好きで、叔父の古書店でアルバイトを兼ね本と触れ合うことを好むような学生だったのだからそれも当然とも言えよう。 読む →
2014年05月25日 20:05 阿良々木暦「あんずアント」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/25(日) 12:59:17.90 :dxcDzJ6y0 001 世の中には、ニートという言葉がある。 ニートとは、Not in Education, Employment or Trainingの略であり、簡略すれば定職に就かず、教育も受けず、職業訓練もせずに日々を過ごす人間のことを指す。 意義としては日本特有の言葉である風太郎や乞食などが近いだろうか。間違いなく現代日本において、ここ十年程で一気にその知名度を上げた言葉の一つであろう。 何も僕は働かないことが悪いとは思わない。 人類の歴史を紐解けば、人間はいつの時代だって進化を求めて邁進して来た。 そしてその進化の目的は、行き着く場所は楽に生きることに他ならないからだ。 人類の最古にして最後の願い。 それは何もせずに日々を一定以上の水準で生き、寿命で死ぬことだと仮定するのならば、ニートを嗜んでいる人々は時代を先取りし過ぎた人間なのかも知れない。 風刺はここまでにしておいて、先程も言ったように僕は働かなくて良いのなら働かなくてもいいと思うのだ。 僕だって出来れば働かずに毎日遊んで暮らしたいものだし、働かずに済む環境に身を置いているのならば無理に働く必要はない筈だ。 僕が今働いているのは生きる為だ。 アイドルをトップアイドルに育てるという目標はあるものの、それはあくまで仕事という名の義務に付随した付加価値に違いはない。 そもそも、日本人は過去に働き過ぎた。 その風潮が今でも其処彼処に残っており、その結果、働かない者は人間として失格、というある意味間違った価値観が国を超えてまで頒布してしまっている。 結局何が言いたいのかというと、ニートという言葉自体が社会不適合者の謗りを受けていることが、僕には納得が行かないのだ。 読む →
2014年05月22日 07:30 阿良々木暦「ののウィーズル」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/21(水) 22:33:14.18 :Le++7Cc10 001 「森久保ー、どこだー?」 ひとり隠れんぼ。 森久保乃々とのやり取りを、僕はそう呼んでいた。 森久保乃々はアイドルである。 だが華やかでピンキー、キュートなアイドルとはまた一線を画す、超ネガティブアイドルである。 絶対に眼が合わない。 どもらない会話はない。 嫌がらない仕事はない。 自分から進んで活動に触れようとはしない。 何のためにアイドルをやっているのかわからない程だ。 本人の言によれば親戚の勧めにより半ば無理やりアイドルとしてデビューしたらしく、事あるたびにプロデューサーである僕から逃走を試みている。 何しろ、彼女との初対面で聞いた言葉は『アイドル辞めたいんですけど……』だった程だ。 初対面でそんなことを言われた僕の身にもなって欲しい。 だがファンから見たら彼女はあまりにも後ろ向きすぎて、嗜虐心をそそられると言うか、逆に応援してあげたくなるのである。 それに、消極的ではあるものの仕事はきっちりこなすあたり、才能はあるしアイドル自体が嫌いな訳では無さそうなのだが……。 そして今日も仕事の時間だと言うのに姿の見えない森久保を探すのである。 靴箱に森久保の靴があったので事務所内にはいる筈だ。 本当に嫌ならば事務所に来なければいいと思うのだが、恐らく彼女にそこまでの勇気はないのだろう。 「机の下……おっ」 先客がいた。 そこにはキノコ栽培セットを抱えて体育座りをする星がいる。 しかも暑いのか、多分に汗をかきながら。 「……おはよう、星。大丈夫か」 「お、お、おはようプロデューサー……私は、大丈夫……」 これくらい湿気が彼等(キノコ)には丁度いい、と怪しげな笑みを浮かべる星。 と言うか森久保もそうだが僕の机の下を領地にしないでくれ。 読む →
2014年05月21日 23:40 阿良々木暦「ちひろスパロウ」 関連SS 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/21(水) 21:55:14.02 :Le++7Cc10 ・化物語×アイドルマスターシンデレラガールズのクロスです ・化物語の設定は終物語(下)まで ・ネタバレ含まれます。気になる方はご注意を ・終物語(下)より約五年後、という設定です 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/21(水) 21:57:36.15 :4Qz7/NGF0 期待 まさか>>1は150以上の怪異を出すのか…… 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/21(水) 21:58:58.36 :Le++7Cc10 >>3 いえ、まったり不定期に書いて行こうかと さすがに無理でございます 6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/21(水) 22:00:14.18 :Le++7Cc10 001 人の欲は無限だ。 キリストが示した人間の七つの大罪にも含まれるように、欲望というものは果てがない。 例えば百万円稼いだとする。 その時は嬉しいだろうが、次は二百万でなければ満足できないのが人というものだ。 僕はそこまで自分が強欲だとは思わないが、それでもこの資本主義経済システムにおいて日本銀行券はいくらあったところで困らないし、ひたぎという恋人がいながら何人もの美人に囲まれて迫られたら完全に拒絶できる自信はない。 それは僕の未熟ゆえ、という部分もあるのだが、言いたいことは欲というものはそれ程に魅力的であり、人の行動原理であり、甘露であるという事実だ。 アイドルのファンになるのだって、欲だ。 ファンになっておいて仲良くなりたくない、結婚したくない、なんて考える人間はまずいまい。 トップアイドルを目指すのだって、僕がアイドルを育てたいと思うのだって、最終的に行き着く場所は欲望、だ。 だから、それ自体を否定はしない。 出来るわけもない。 欲を失った人間など、歩く死人に変わりがないのだから。 話の舵を九十度ほど転換しよう。 僕の所属するアイドル事務所、シンデレラプロダクションにはとてつもない数のアイドルが所属している。 それでいて質より量、ということもなく各々が違った魅力を持っているから凄絶の一言に尽きる。 そんな状況下で事務仕事と僕のサポートをその一身に受ける人がいた。 千川ちひろ、年齢不詳。 まだ若い身空でありながらパワフルな行動力と的確なアドバイスでアイドル達と僕のようなプロデューサーを導いてくれる存在でもある。 正直、彼女がいなかったらシンデレラプロダクションは回転しないんじゃないかと疑ってしまうほどだ。 だが人間というものは上手くバランスが取れている。 そんな、悪魔将軍よりも完璧に形容出来そうな彼女にも、確かに瑕と呼ぶべき悪癖があるのだ。 それは彼女の名誉を傷付けてしまう恐れがあるため、とてもではないが僕自身の口からは言えないが――。 ともかく、彼女はその悪癖が故に怪異と行き逢う結果となってしまったのである。 彼女は、雀に庇われた。 読む →
2014年05月14日 21:40 阿良々木暦「はるかデモン」 関連SS アイマス x 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/14(水) 19:30:29.71 :nm2l17/f0 001 「人とは、滑稽であるな」 と、彼女は言った。 まるでその格好が彼女の象徴であるかのように、腕を組み、首を傾け、不遜な笑みを浮かべ、頸骨をぽきりと鳴らし、こちらを見下ろして。 いつかのキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを想起させる、傲慢と美しさを同居させた様は、立ち向かうべき敵ながら驚嘆の一言に尽きる。 思想や教義をいくらでも流布出来る情報氾濫時代において、外面からのカリスマ性は現代においては最も重要な要素ではないか。 「そうだな……僕も、そう思う」 人の上に立つ存在――権力者や統率者のことを、僕たちは王と呼ぶ。 規模の違いはあれど、王と呼ばれるべき存在は一線を画している。 画していなければならない。 不特定多数の人間の上に立つ以上は、凡夫であってはならないからだ。 王と呼ばれる彼らは、端的に言ってしまえば『代表』である。 「下賤な人の子よ、聞いてやろう」 単純に力が強い者、人心掌握に長けた者、戦略性に優れた者、容姿が美しい者、運の強い者、王は必ずどこかの部分で、統べられる輩より優れていなければならない。 血統だけで王を継いで行く国がいずれ必ず亡びの憂き目に遭う結果を迎えるのは当然とも言える。 解り易い例えで言えば、三国時代の中国などは典型的だ。 一代で国を築き上げた劉備・曹操・孫権の三人は、例外なく子孫の代で衰退し、50年も続かなかった。 肉親がどれだけ偉大であれ、王が凡夫では王として成り立たないのだ。 血統で国を統べるのであれば、我らが日の本の国のように象徴としての王でなければならない。 読む →
2014年05月12日 22:30 阿良々木暦「ことりハザード」 関連SS アイマス x 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/12(月) 20:33:16.71 :WmSvF+Wh0 001 この物語を語る前に、僕の恋愛観について少し語ろうと思う。 恋愛。 響きだけでくすぐったく甘い感触を感じるのは僕だけだろうか。 遠い昔では恋愛すらままならなかったと聞くのだから、自由に恋愛を許される時代に産まれたことをまずは感謝すべきだろう。 陳腐な言葉で表現することになるのを先に謝罪しておくが、誰かを好きになれるということはとても素晴らしいことだと僕は思う。 他人への思いやり、肉親の絆、それとはまた違う人間の感情。 僕もまた、高校三年生にして最初で最後の恋人が出来た。 あれは夜道で暴漢に襲われるが如くの突然の告白だったが、今となってはいい思い出だ。 あの日があったからこそ今日の僕とひたぎがあるのであって、無かったら今頃どうなっているかなんて想像すら出来ない。 それ程に、人が誰かを好きになるという感情は強い。 それは時に人ひとりの人生を丸ごと変えるほどに。 情なしに人は存在出来ない。 一切の感情を持たない人間などこの世には存在しない。断言しよう。 誰だって相手が誰であろうと、好ましいと思うことくらいは一度はある筈だ。 だが、人間の感情は複雑だ。 複雑が故に、時折間違いも犯すだろう。 いや、間違いというのは誤りだ。訂正しよう。 神原のような同性愛者のことを形容しようとしたのだが、彼等は間違っている訳ではない。 よく同性愛を非難する人の定型句に、『生物学的に間違っている』というものを聞くが、この人口氾濫の時代において人口を少しでも減らそうと恋愛の舵を違う方向に向ける者がいてもそれは生物的におかしくないのでは、と思うのだ。 誤解しないで欲しいのは、僕は同性愛を否定している訳でも、槍玉に上げて批判しようという訳でもない。 感情の形なんて十人十色だ。 かと言って理解出来る、と言える程に人生経験を積んだ自信もない以上は偉そうなことを宣う権利などないかも知れないが、それでも言わせて欲しいことがある。 変わった嗜好や趣味、人生観や恋愛観を持つのは一向に構わない。 述懐した通り、そんなものは個人の自由だ。個人の内で完結するのであれば、どんなドン引きするような性癖だろうが勝手にすればいい。 だが――人を巻き込まないでくれ、というのが僕の素直な思いだ。 つまり、感情は個人のものであり、人に押し付けるものではないのだ。 押し付けた瞬間に、それは恋愛とは呼べなくなる。 只の傲慢だ。 読む →
2014年05月09日 21:30 阿良々木暦「ゆきほエンジェル」 関連SS アイマス x 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/09(金) 19:55:14.63 :OHJpcaUT0 001 シャッターを切る音が耳朶を心地良く打つ。 被写体となるのは我が765プロが誇る癒し系アイドル、萩原雪歩だ。 彼女は今現在、僕の眼の前でワンピースの水着姿で撮影をしている最中だった。やはり萩原には白が似合うと思う。 人間には、その人に似合う色が必ずある。 ここは僕の独断と偏見で申し訳ないが、敢えて765プロのアイドルに喩えるとしよう。 天海は桃色、如月は青、菊地は水色、水瀬は赤、高槻は橙、あずささんは群青、双海姉妹は黄、星井は金、我那覇は黄緑、四条は紫。 そして先述した通り、白の萩原。 僕は黒だ。 どす黒く、澱んで濁っている。 だからだろうか。純白、純潔、清純――そんな言葉が最も似合いそうな萩原は、僕にとってとても眩しく憧れる存在なのだ。 他の誰が何と言おうと、僕は歪んでいる。 忍野にも、 ひたぎにも、羽川にも言われたことだ。 僕は、相手が誰であろうとも困っている人がいたら助けてしまう、極度の『お人好し』だ。 死にかけの誇り高き吸血鬼を見て自分の命を差し出してしまう程の大馬鹿野郎だ。 そのこと自体は否定もしないし、今後やめるつもりもない。 やらない口先だけの善よりも行う偽善の方がまだましだ。 その歪みっぷりから扇ちゃんという影まで産み出してしまった位だが、僕が僕である以上は変わるつもりはない。 だが、僕という人間を外から観察したら、やはりきっと気持ち悪く歪んでいるのだろう。 それはもう見る人によっては、吐き気を催す程に。 自虐は行き過ぎると唯の嫌味だし、裏方の僕のことを知りたい人などそうはいまい。 話を戻そう。 読む →
2014年05月07日 22:05 阿良々木暦「ひびきマーメイ」 関連SS アイマス x 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/05/07(水) 19:41:15.18 :EqIdRmm40 001 アイドルをひとつの職業としてカテゴライズするとして、業務内容を端的に表すとすれば、歌って踊る、というのが僕の個人的なイメージだった。 だった、と過去形なのは実際にアイドルの仕事に関わって認識を改めたからだけれども、一般的な認識もそんなに遠くはないのではないだろうか。 とにかくアイドルはその可憐な容姿とキュートな立ち振る舞いで男性を癒し、美麗な外見と華麗なダンスで少女に夢を与えるのだ。 そしてまた今日も僕はそんなプリティなアイドルたちをサポートするために全力を尽くすのである。 それはあくまでも仕事だからであり、彼女たちは僕が育てた、とドヤ顔で妹たちや友人に自慢する日を迎える為では決してない。 彼女たちのためにも今日という日 を頑張ろう。 今日は専属契約を結んでいるトレーニングスタジオへと様子を見に来ていた。 今日は我那覇、星井、四条の三人がいるはずだ。 あの三人は以前同じユニットを組んでいたためか、わりかし一緒にいるのをよく見る。 「おはようございまーす」 「おっ、プロデューサー! はいさーい!」 「おはようございます、あなた様」 「おはよう、我那覇、四条」 芸能界は例え深夜でも挨拶はおはようございます、だ。 ……って、予定より一人足りない。 「……星井は?」 「更衣室で寝てるぞ」 「いや、お前らも止めようぜ……」 「美希は一回寝ると中々起きないからなー」 読む →
2014年04月30日 22:05 阿良々木暦「りつこドラゴン」 関連SS アイマス x 阿良々木P シリーズ:目次 元スレ 全てのレス 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/30(水) 19:45:04.42 :Jt/5r6cB0 001 かたん、ことん。 かたん、ことん。 規則性のある音と、心地の良い揺れで私の目は覚めた。 どうやら新幹線の中でうたた寝をしてしまったらしい。 少し焦って時計を見ると、時刻は記憶から五分程度。 よかった、寝過ごしたりはしなかったみたいだ。 とはいえ、例え眠ってしまっても隣に目的地が同じ人間がいる以上は、その可能性も低いだろう。 「……うぅん……」 「…………」 隣人も船を漕いでいた。 例え二人いようとも二人揃って寝過ごしてしまったら話は別だ。 しっかりしているんだか、いないんだか良くわからない人だなあ。 小さな溜息と共に自分の表情が綻ぶのを感じる。 でもこの陽気の中、呆れ返るほどのいい天気で眠気を倍増させる列車内――うたた寝のひとつもしたくなる、か。 これも旅の醍醐味と言えるのかも。 読む →