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タグ:睡眠不足◆Uq2i1ARauU

五条「貴方が殺せと言うなら神だって殺しますよ」 1 2 3 4 5
五条「願わくば、もう一度貴女をこの手に抱きたい」 1

3睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU :2010/12/30(木) 19:55:27.43:DRAChgRy0

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出会いと別れは平等と誰かが言っていた。


数多の出会いがあれば、それと同じ数の別れがある。


それは……きっと人間の力じゃ抗えない、運命とか、因果とか……そういう外側からの力なんだと思う。


別れにも出会いと同じ価値がある?



ちがう。


出会いは色んなものをくれるけど、別れはいつだって奪い去るのよ。


私から、あなたと、心を持ち去ったのよ。

 
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85睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU :2010/12/15(水) 02:34:19.53:B0lsZUFo0

ルイズ「これがゴジョーの本当の能力なの……? 」


音のない教会でルイズの高い声は停止すること無く、発動者である自分に届く。
それこそが彼女と自分との見えぬ繋がりの証明。
引き付けあう磁石のように、自分たちを離さない。


五条「能力……確かにそうですが、少し語弊がある……! 正しく言えば脳の力……! 『脳力』の解放……!」

人差し指でカツカツとこめかみを叩く。

ルイズ「脳力? 頭の中の力ってこと……?」

五条「そうです……ヴァリエールさん、走馬灯というのをご存知で……?」

ルイズ「死ぬ直前に自分の人生を振り返るってやつ?」

五条「ええ、だが走馬灯は別に人生を振り返り後悔するためにするのではないんです……!」

剥がれた床板がスパイクに当たる。

 
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342睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU :2010/12/11(土) 01:50:08.31:bCM4uk+60

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私が次に意識を取り戻したとき、そこはラ・ロシェールの宿屋のベッドの上ではなく、見たこともない硬いベッドの上だった。

天井の板の目が自分を見つめている。
酷く頭が痛い。等間隔で鈍痛が頭の中を通りぬけ、思わず顔をしかめる。


ベッドの傍の窓を覗くと、そこは高い高い雲の上……恐らくフネの中だろう。
轟轟と風を切る音を出しながらフネは雲の上を泳ぎ、目的地に向かって突き進む。


何故私はここに……? 


そう考えながら、ベッドから立ち上がったとき、はっと記憶を取り戻す。

ルイズ「ゴジョーは……!?」

 
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1睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU :2010/12/06(月) 02:03:27.93:RYGlJ25v0

走ることと生きることは少し似ている。

自分の両足は目的を定めなければ何処までもこの野道を走り続けるだろうし、
生きることもまた、この続く道の果てまで止まること無く走ることだろう。

言うなれば、生きることとは目的を見つけることだ。
自分はそれをもう見つけている。二つも。

一つは、ボールを蹴ること。
五角形の白と黒が描かれた、この球をゴールに向かって突き刺す。
迫ってくる敵からボールを奪い去る。
そして、見ている者を歓喜の渦に飲み込むこと。

そのためには、こちらの世界にももっと『サッカー』を広めなくてはならない。
まだその目的は……学院内でしか達成出来ていない。
学院の外からでも見える広場では多くの生徒達が、作らせたボールを転がしている。
しかしまだ、トリステインに住む者の多くはサッカーの存在すら知らないだろう。

いずれはトリステインの国技、ハルケギニアの最もメジャーなスポーツにしてみせる。

 
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445睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU :2010/11/29(月) 01:57:09.79:8OnnW2SC0

時は、少しだけ後になる。

優勝を掻っ攫った品評会はルイズからしても大変満足だったようだ。
アンリエッタ女王からも大変ありがたき賞辞

……まあ自分からすれば特別なことをしたつもりはないのだが……

を頂き、教師たちからも史上最高の演目だったと絶賛されルイズの鼻はガリア王国にも届きそうなほどだ。

教室で無い胸をふんぞり返らせ教室のクラスメイトに鼻高々、授与された銀のメダルを見せびらかせている。

機嫌はすこぶる良好だ。

ルイズ「フッフーーーン!! だから言ったでしょ! 優勝するのは私の使い魔だってねっ!! ま、所詮アンタたちの使い魔なんてそんなもんよ!」

あたかも鬼の首を取ったような口ぶりに、キュルケは頬杖を付きながら返す。

キュルケ「あんたねえ……そりゃ今回の演目は素晴らしかったと思うわ、それは認めましょう」

 
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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:47:48.47:ofiL7tlJi

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ボールを蹴る。蹴る。蹴る。

見渡す限りの青い芝とそれを囲む大勢の観客たち。
今このスタジアムでは帝国学園と雷門中学のフットボールフロンティア決勝戦が行われている。
雷門のFWが二人、三人と駆け上がってくる。


それを止めようとする男の中に一際異彩を放つ男がいた。


五条勝。


四十年間フロンティア優勝の座を譲らない帝国学園のスタメンにして、中学屈指のディフェンダー。
「最硬」と呼び声の高いDF陣を取り仕切るリーダーでもあり、
今まで潰してきたシュートチャンスはジャイアント馬場の生涯試合の数をも超えるという。
その輝く眼鏡とアルカイックスマイルからは感情の機微を伺うことが出来ない。
試合は依然互角。前半も残り少ない時間しか残されておらず、ここで得点を上げれば一気に雷門が優位に立つだろう。


風丸「ハアッハアッ! 染岡! 上がれ上がれ上がれ!」

染岡「わかってる!」

五条「ククク……抜かせはしませんよ」

 
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