2011年02月06日 01:00 少女「海と、瓶に詰まった手紙」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/03(木) 22:59:03.97:A/ecxZgpO 僕「はぁ……」 僕「予備校、行くのメンドクサイ」 僕「……」 僕「一日くらい」 僕「まあ、いいよね」 読む →
2010年12月25日 22:01 少女「水溜まりの校庭でつかまえて」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 11:48:15.28:fJ2jl6pYO 小学校のチャイムが鳴る。 放課後の掃除と帰りの会が終わり、あとは家に向かうだけ。 僕(雨が降りそう……) 窓の向こうには、灰色の雲。 早く帰ろうと、ランドセルを背負って教室を出ようとしたその時……背中から声をかけられた。 女「ねえ僕ちゃん」 僕「ひ……っ!」 女「そんなにビックリしないでよ。声が裏返っちゃって、あははっ」 僕「い、いきなり声をかけるから……」 読む →
2010年11月25日 22:00 女「いつか前、手に結んだ赤い糸を」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 03:34:52.01:XsAI2+coO 僕(こんなバイト先、辞めてやる……) 目の前でニヤニヤと笑いながら僕をお説教する店長を見ずに、僕は心の中でそんな事を考えていた。 僕(荷物が届いたのなんて、深夜番の自分が知るわけないだろうが……) 僕(夕方の勤務の奴に言えよ……) この店長はいつもそうだ。 何でもかんでも深夜のバイトに責任を押し付ける……素晴らしい店長だった。 読む →
2010年11月03日 01:00 女「メールをするから、つかまえて?」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 02:35:09.02:KZJbAXk5O 知らないアドレスからメールが来た。 『アドレス変えました』 これだけの本文。 名前も書かれていない電子の文章。 僕「これは……誰からだろう?」 携帯片手に、首を傾げた夜だった。 読む →
2010年10月25日 12:00 女「余ったお金でガチャガチャやっていい?」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 01:51:19.26:pIQ5SsSUO 男「ダメ」 女「え~、なんで?」 男「ガチャガチャじゃなくてガチャポンだから」 女「どっちだって同じじゃん。今日は百円の奴だからいいでしょ?」 男「仕方ないな……ほら」スッ 女「わあい、ありがとう大好き」 読む →
2010年10月03日 00:49 女「メールをするから、つかまえて?」 解説 303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 01:33:03.66:y2HOD2K/0 表題のセリフ出てないよ? どの伏線もオチ付いてないよ? 話自体が完結してないよ? ネコはなんだったの? 解説なんか要らんから話の中で完結させて? 316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 01:47:28.53:VAQCNbDYO 解説(笑)とか言ってみただけです、すいません。 適当に答えて行きます。ネタバレ。 >>303 >表題のセリフ出てないよ? 「女」は「僕」に何も話してくれない。 でも「内緒」の部分では表題みたいな事を考えてたり。 まあ、相手から動くように仕掛けるような、したたかでしなやかな子という設定。 > どの伏線もオチ付いてないよ? 全体で関係がある話を多目にしました。 伏線というよりは土台かも。伝わりきらなかったら、ごめんねレベルで。 > 話自体が完結してないよ? > ネコはなんだったの? 僕「白猫、黒猫どっちが好き?」 女「三毛猫っ!」 最後に現れた三毛猫は、女(ポジションの)猫。 最初の方の猫は、本当に土台。 304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 01:33:40.10:9WxqC4Ns0 おつ お菓子好きっていう設定はマストなのか? 324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 01:59:12.87:VAQCNbDYO ネタバレ >>304 お菓子好きな子は、与える雰囲気=可愛らしい子 というイメージ。 細かく言うと「小学校で」に出てきた女が「星の海で……」にも出てきましたが。 「小学校で」→駄菓子好き→本当に子供 「星の海で」→お菓子好き→普通の子 で一応わけて書きました。 306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 01:35:44.73:HJ6ym6FbO 解説見るまでワカランのは俺だけか? 女の名前が後輩の口から出たのはなんで? 324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 01:59:12.87:VAQCNbDYO >>306 大学で男、女、後輩は一緒で知り合い。 男の好物をよく知っているくらいの後輩だから、恋愛話は特に知っている、くらいで。 三人を直接絡ませるとこ書かなかったんで、わかりにくかったかも。 327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 02:13:06.18:VAQCNbDYO ネタバレ ・男 大学時代、女の事がすごい好きだけど、男からは気まぐれに見える女の行動が嫌。 忘れたい→脳が引き出し隠す。防衛的なアレ。 他の子に言い寄られても、やっぱり女が好き。 ・女 彼女だけは何も知らない。 ただ猫みたいに男に甘えては離れてた、だけ。 でも、男の気持ちをわかりすぎているためか、たまに意地悪にメールをする。 最初の名無しメールだって「どうせ返事くれるんでしょ」くらいに思ってる部分があったり。 330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 02:25:18.83:VAQCNbDYO ネタバレ 後輩 大学時代から男が好き。 別に追いかけて同じ会社に入ったわけでは、ない。 告白した時、女の名前を出さなければ何も変わらなかった。 先輩 男と全く同じ恋愛感覚を持っていて、考えてる事もほとんど同じ。 だから、先輩の言葉を聞いて引き出しが開かれっぱなしに。 ご飯を奢ったりしてあげたのも、同じ。 考えが全く同じなので、男が女と付き合った後も……メールなんかが送られてきたら、彼女はきっと喜んでしまう。 多分、あまりよくない方向な。 333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 02:38:56.96:VAQCNbDYO ネタバレ 店員娘 彼女は別に、男の事が好きってわけではないです。 ただ、幸せそうにご飯を食べる二人(主に後輩)を見るのが好きだっただけ。 優しいお姉さん。 最初の女の夢→猫になりたいなあ 猫の夢→気まぐれな女の事 もやもや、分かりにくすぎるってよく言われるので今回は最後に解説だけ。 335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 02:41:46.12:DI2SLKgFO このあと男と女はつきあうって事で良い? 347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 03:07:06.57:VAQCNbDYO >>335 はい 最後の猫が、それです。 336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 02:44:11.12:VAQCNbDYO その子とメールをするだけで、あるいは話すだけで元気が出るような。 彼女はそんな人。 これで、終わりです。 357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 03:31:46.59:NLSrGXk0O >>1乙 俺は凄く良かったと思う いつも小説とかSS読んでるとはっきりイメージできるんだが これは何か曖昧でふわふわ(良い意味で)してて中々楽しめたよ 読む →
2010年10月02日 01:50 僕「小学校で」女「つかまえて」 後編 僕「小学校で」女「つかまえて」 前編 僕「小学校で」女「つかまえて」 後編 371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/03(火) 23:17:10.76:l1nUAkN1O 僕「おは……」 「ね、今日の放課後さ……」 「だから女ちゃんも……」 女「んー、どうしよう。……あ、僕ちゃんおはよう」 机の周りには女子が数名、彼女を取り囲むように立ち塞がっている。 僕(全く、モテちゃって困るよ本当に) こんな冗談言っても、周りにはポカーンとされ彼女だけがツッコミを入れてくれるんだろう。 そういう冗談が一年生に通じるとは思えなかった。 僕(退いてくれないと座れないんですけど……) 女子の壁が、朝から僕の邪魔をする。 読む →
2010年10月02日 01:43 僕「小学校で」女「つかまえて」 前編 僕「小学校で」女「つかまえて」 前編 僕「小学校で」女「つかまえて」 後編 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/01(日) 10:56:40.97:NIF1gQZhO 僕は大学生だった。 地元を離れて一人暮らしをしながら学校に通う、普通の人間。 少なくとも、はっきりと残っている昨日の記憶の中ではそうだった。 でも、今日の僕は昨日までの自分じゃ無くなっていた。 読む →
2010年10月01日 01:00 女「星の海で……つかまえて」 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/29(水) 00:45:38.97:NKRHgRbbO 僕「僕は……君の事が好きなんだ」 女「……」 少しだけ肌寒い風が吹いている八月の夜。 夜が始まったばかりの空には、キラキラと瞬く無数の星が、僕たちを見つめている。 空っぽの気持ちで空を見つめていた僕は……この告白が成功するとは正直思っていなかった。 ネガティブな考えでこう言っているのではない。 彼女は……。 誰から告白をされても、絶対に付き合ったりはしない。 僕はそれを知っていたから。 女「……」 彼女はただ、地面の方を向いて黙っているだけ。 読む →